探偵チームKZ事件ノート 17

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251:空彩◆.wk7eHUFzeW8.:2018/04/02(月) 04:21 ID:Ddw

前、>>191

アーヤside

「取り敢えず、あいつらの話し合いが終わるまで休憩ターイム!」
そう言ったのは翼。陽気な声で皆を明るくさせようとした……らしい。
まあ、ある意味 元リーダーだからね。

皆は思い思いに別れて暇な時間を過ごした。
数学の参考書を読んだり。【後で笑えるから】と動画を撮ったり。

私はと言うと……家の全貌を見る事にした。
この別荘は三階建ての様で、ハシゴをだすと屋根裏部屋があって蜘蛛の巣があり、そしてホコリっぽかった。屋根裏部屋……四階建てかな?
階段は家の中心にあり、どことなく今風な造り。
手すり は角が丸い四角い形。きゅうりとか切る時に使う猫の手にした時にぴったりフィットする辺りに窪みがあった。一階ごと上がる時、つまりは階段が曲がる時に球体があって光が当たるごとにキラキラと光を反射した。

二階も三階もとても広く、部屋も多かった。
中を覗いて見ると、家具はアンティーク。最低限の生活必需品は揃っているようだ。

「アーヤー?自部屋決めだよー。」
小塚君だ……若武納得したんだろうね。

「ねね、若武持って帰る事にしたの?」
「そそ。管理の為に時々小塚に写真見せるんだって。」
自由行動なのに、ずっと動画を撮っていた翼。
だから翼に物事のあらすじを教えて貰おうと思っていたんだけど、皆がソソクサと歩いていってしまうから付いて行った。

三階にしたのは、と言うか義務的になったのは若武だけ。
若武の自分の部屋があるのが三階だから……らしい。

「じゃさ、ちょっと探検に行こうよ。」
小塚君が期待いっぱいの目で私達を見てくる。
断れると思う?もう涙目になってる。

「行こうか。俺も嗅ぎ慣れない匂いがあるんだ。正体突き止めたい。」
「俺も行くぜ!ちょっと寄り道として庭行かね?」

今考えれば……翼のあの一言が無ければ……












……………………死人が出ていたかもしれない__


怜◆to:2018/04/02(月) 15:17 ID:m3k [返信]

終わり方が素晴らしいです。ほんと

>>252
どーぞー
呼びタメOKですか?


光流◆gA:2018/04/06(金) 23:24 ID:UEk [返信]

落ち込まなくていいと思うよ〜
あたしだったら空彩みたいに言えないし、しっかり自分の意見?をもってるのはすごいもん!
だから、自信もって!ね?

え、空彩のなかのあたしってどんな人間よ!
ありがとう言わないひとだとでも?笑
墓場どころか来世まで持ってくから!←

>>250
あたしは尊敬されるひとじゃないからほんとに。アゲハと比べられないくらいひどいから!

はやみね先生も好きなんだ!あたしもだよ〜

>>251
ぞくぞくするわ〜
続きを早く読みたくなるような終わりかた!

>>252
はじめまして〜光流といいます〜
タメOKなので、よろしくね!

>>257
お久しぶりな気もするけど分からないので、取り敢えずはじめまして!光流です。
こちらは文月sのことはよーく知ってます…というとなんかストーカーみたいですが違うからね☆
既にタメで申し訳ない、タメOKなので気軽に話しかけてください〜

>>258-262
うわあああ!上杉くんだ…上杉くんだ…うわあああ!
ごめん、語彙力なさすぎてうわあ以外に言える言葉がないけど、素晴らしい!上杉くんんんん!!…あ、ごめん笑

>>263
技量不足なんて、そんな全然です!!
文月sの小説、素晴らしすぎて涙が出てきます…

>>269
……え、まってまって、玲夢?え、玲夢?!うそうそ!まって、え?!あ、あたし、元音羽、愛音の光流だよ!久しぶりいいい!!!


あ、はじめましての方、はじめまして〜
新高1の光流と言います!タメOKなので、仲良くしてくれると嬉しいです〜〜


天彩◆.wk7eHUFzeW8. crew ワッフル王国民 ようやく来たか……夏休みよ!←:2018/07/26(木) 00:14 ID:3Cg [返信]

えっと、訂正と更新です。

>>251の、一番下【……………………死人が出ていたかもしれない__】を、
【死人が…………………………いや、殺人が__て_まっ__だろう__】
間のせんに、何かが入るお←
文字数ぴったりになってるから当ててみてね。
さあクイズだよ!強制参加だ!穴埋め問題Lv4!(低いな)

前、 ┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
アーヤside

「おい若武、お前何したんだよ。」
こんな短時間で人が殺せる訳がない。だから、皆 疑問だらけ。

「知らねーよ。俺が知りたいぐらいだ。」
手とさっき居た辺りを交互に、焦りながら見る若武。

一方で、そそくさと動き出す人達。

翼が若武の手を取り臭いを嗅いでる。
小塚君は、怪我している小動物が居ないかと焦っている。
忍は、通りかかった動物達に事情聴取。
黒木君は地面に手を付き、その後翼を呼んだ。

「それは、何らかの動物の血だ」
翼と相談して居た黒木君が、顔を上げて言う。

「ここに古い血がある。昨日雨でも降ってて濡れて、そこに手を着いたらから、手に血が付いちゃったんでしょ」
翼が立ち上がりながらそう言った。

「ちなみに、泉の壁にも同じ臭いが着いてるよ。動物かなんかが落ちたのかもしれないね」
さっき臭いを嗅いだ時と、同じ臭いがするから。と、付け足す翼。

「気になるから調べるために持ち帰るね」
と、真剣な表情言った小塚君に
「熱水泉の水かもしれないから気をつけろよ」
と言う上杉君。

止めない当たりが、信頼している証拠だろう。

「分かった」と、口答えする事もなく素直に言える小塚君を羨ましく思う。

素直に言える__
私は、素直にじゃない。

可愛らしく答える事が出来ない。

皆の優しさに、甘えるのが嫌なんだ。

甘えてしまったら


仲間として見てもらえない気がするから__

でも、素直に言えるようにはなりたい。
「練習でもするか……」そう小声で呟いている事に、誰も気づいていない……よね?



この時持ち帰った血が何の血なのか

そんなの、今は誰もわかりやしない。

ただ皆で'素直に'笑って
「さあ、帰ろっか」
って言っていれば良いと思っていたから。

若武が手を洗わせろよ! と言った事で少し足止めを喰らったけど

ゆっくりのんびり、別荘に帰って行った。






この時は、事情聴取で忍が得た情報が後々凄く役に立つだなんて、誰も思いはしなかっただろう。



皆が帰って行ったあとに、一人安堵の息を漏らし、背を裏返した青年が居る事にも___



┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
さて、謎めいて来ましたよ!
やばい自分でも何書きたいのか分からない(自分が一番謎めいている)

黄金の雨のアーヤが女の子扱いされたくない。と言うのを強調出来るようにした小説です。
うちが覚えていれば、ここに繋がる……?のが後々出てくるので、頭の片隅に置いておいてください。

悔いずやってみてね←


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