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「 此れは何処に置いたら良いですか? 」
「 ......あっち 」
控えめな声と指さし。
正直分かってんのか分からんけど、うん。イケメンなんだから分かるっしょ。
まあそんなこんなで荷物の整理が終わった。
はやい? んなこと知らん。夢小説あるあるだろうが。( メタい )
ふぅ、と一息吐いたイケメンに、何か言おうかと考える。まあ、何にせよ言えるわけないんだけど!??
せめてお礼の一言でも! 言えたら楽なんだよこんちくしょー。
「 まあ! 京治君ありがとね、助かったわ 」
「 大丈夫ですよ 」
「 そうそう、京治君、ケーキ出すけど食べる? 」
「 頂きます 」
「 (名前)は? 」
「 ......いらん 」
ケーキは好きじゃない。ケーキじゃなくても、甘いものは全般的に。胃靠れする。そんな事を言うと、じじいか、なんて言われるけど。
だけどそれだけじゃなくて、なんか、無性に食べたくない。
ちらっと此方を見てくるイケメン。振り向きざまにイケメンフェイスを振り撒いていくな。
「 そう。ちょっと待っててね 」
......ん? んん? んんん??
え、ケーキって此処で食べんの!?? は??
リビングとかダイニングとかに行けよ! 部屋が汚くなるだろおおおお!!!! ()
「 相原さん 」
「 ...... 」
「 相原さんって 」
「 ...... 」
「 意外と馬鹿だったんですね 」
は????? ( 震え )
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多分また修正すると思うけど一応完成形