見えない花と輝く花。作者:すぴか

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14:すぴか☆ミキサラギ◆y2:2019/02/02(土) 18:48

【第4章】

「うーんと、確か11時からだったよね…」

今日は中学のころの友達とお花見に行く予定だ。
場所は地元で一番大きい鈴森公園。
そして今の時間は10:45。少しギリギリになりそうだ。急がないと。

「レジャーシートは買ったし、あとは向かうだけ」

「あれっ?もしかして同じクラスの子?」

(…知り合い?)

声のする方を辿ると、公園の前の歩道橋に金髪の美少女が佇んでいた。

「えっと、どちら様でしょうか…」

「同じクラスの楠木 アリーシャだよ。確か最初の方の子だよね?」

「うん、わたし彩崎 奈月」

「そーだ、奈月ちゃんだ!偶然だね、この辺住んでるの?」

「そうなの。もしかして楠木さんも?」

「んーん、なんか歩いてたらここに着いてたの」

「…ん?」

なんだか、理解しがたい台詞が聞こえた気がしたのだけれど。

「っふふ」

しまった、つい笑ってしまったけど、これってけっこう失礼なのかな…?
怒ってるかもしれない、顔を見ると楠木さんは少し驚いた表情をしていた。
…目が、青くて綺麗だ。

「…可愛いなぁ」

「え?」

誉められた?怒っているかと思ったのに。

「あ、口に出してた?彩崎さん笑顔すごく可愛いなって」

「そうかなーありがとう」

なんか、不思議な人。天然っていうのかな。
フレンドリーな人っぽいし、仲良くなれるかもしれない。もっと。

「よかったらさ、学校でも仲良くしてもいいかな?」

「もっもちろん!」

その後、私に二人目の友達ができた代償でお花見に盛大に15分遅刻し、友達からほんの少し強めのつねりを受けたのだった。


すぴか☆ミキサラギ◆y2:2019/02/05(火) 22:20 [返信]

楠木って何…?((((;゚Д゚)))))))gkbr


楠木⇨中園でお願いします🤲


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