【ななみの小説】*もう会えないの?*

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2:♪ななみ☆雪歌♪◆BQ 明日チャレンジテストおおおおお:2019/01/09(水) 22:29

『茉依、危ね…』
 その声と共に、私の体に固い物体があたり、歩道へと突き飛ばされた。
『海斗!海斗___!』
 私は一生懸命叫んだ。でも、そんな声が届くはずもなく……
 気が付くと、病院のベッドに横たわっていたんだ。


♪ななみ☆冬乃♪◆BQ かまってほしいなぁ……:2019/01/23(水) 00:54 [返信]

>>2の続き

「茉依?」

私が目を覚ますと、そこには心配そうな顔をした女性が立っていた。
私が入っている児童保護支援所の園長さんだ。
その横には私担当の佐賀見 美澪[さがみ みれい]さんも立っている。

私は体を起こすと、疑問を口にした。

「私、は……?なんでこんなところに?」

そういえば、夢を見ていたような気がする。
確か、車に退かれそうになってそのあと……
ダメだ、思い出せない。

その時、隣で寝ている男の子に目が行った。体中に包帯を巻き、呼吸器をつけている。
初めて見るのに、まるで今までずっと側にいたような感覚だ。

「彼は?」

美澪さんに聞くと、彼女はすごくびっくりした顔をした。そして、こう言った。

「茉依、彼は海斗くんよ?櫻井海斗くん。あちこち包帯巻いているから分からなかった?」

「海、斗……?誰、それ…」

海斗という人物は、私の人生を大きく変えた人だった。


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