私がヒロインだけど、彼氏だけを愛します!

1: はんかち:2018/07/29(日) 15:16


「面白い女だ。俺の妾になる気はあるか?」

美しい、しかしどこか冷たい声が
広い部屋に響く。





私の両親が事故にあった時、
彼は一緒に病院まで走ってくれた。

友達ができなくて悩んでいた私を、
皆の輪の中に引き入れてくれた。

苦手な数学を教えてくれた。

上手じゃないお弁当も完食して
『美味しかった!」って、笑顔で言ってくれた。

あの時も、この時も、いつもいつも
私を支えて守って勇気づけて......


何も出来ない、頼ってるだけだった私を
あなたは選んでくれた。


.......だから。


目の前で不敵に微笑む『王子』に向かって
私は笑顔で言った。

「ごめんなさい。
私には、最愛の人がいるんです。」



芹沢千尋、高校一年生。
乙女ゲームのヒロインですが、元いた世界の
彼氏だけを愛します。

6: はんかち:2018/07/29(日) 15:30

https://ncode.syosetu.com/n8673er/
こことの同時投稿です〜。

7: はんかち:2018/07/29(日) 15:56

こつ、こつ、こつ、こつ。


衝撃の事実を知らされ、半ば呆然としている
私の耳に響く足音。

「アヤト、遅いから様子見に来たんだが
身元は分かっ.....」

つい先程まで聞いていた、カイラ様の声だった。


「いやァ、こりゃ思ったより面倒な事になりそうですよ」
「どうかしたのか?」

はあァ....とわざとらしい溜息をついて、アヤトが
カイラ様に向き直る。
そして、さっき私に語ったこととほぼ同じ内容を
語り聞かせた。



私の容姿はアリス=ファディアの物と
全く同じにしか見えないということ。

しかしアリスは同時刻、街で炊き出しのボランティア活動をしており、住民や付き人などの目撃証言が数多く寄せられていること。

参加者リストには直筆の署名もあり、アリス=ファディアが王城に侵入した可能性は極めて低い.....
というか、ほぼあり得ないこと。


一通り聞き終えたカイラ様は、訝しげな顔で
私を見つめ、ふむ。と声を漏らした。

「つまりこの女はファディア家の令嬢と
瓜二つなだけの部外者で、面倒な不法侵入者....という事になるのか?」
「それがそうもいかないんスよねぇ....」

困ったようにアヤトが続ける。

「この女が身につけてる宝石類やドレスなんかも
全て、それなりの価値がある物なんです。
肌も爪も髪も手入れされてるから、ある程度の
地位がある御令嬢なんじゃないかと」


淡々と語られる、客観的に見た私のこと。

「あ、あの....」

それにおそるおそる口を挟む。
立場的に危険な行動だが、これだけは言っておかなくてはならない。

「1つだけ、お伝えしたいことがあるんです」
「...発言を許可しよう」


冷たく響くカイラ様の声。
それに同調するように、射抜くような視線を
私に向けてくるアヤト。
怖いけど、これだけは.....


「馬鹿みたいな話です。気が狂ったと思われても仕方がありません...でも、聞いて下さい」




身体がアリス=ファディアと生き写しだろうと
関係ない。

私は芹澤千尋だから。

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転校生のヒロインがヤバい件

1: 夢の国の鼠 モザイク:2017/12/14(木) 20:51

*最低限の決まりだよ、ハハッ*
・荒らし、迷惑コメントはやめてね
ヒロインがヒドインなので注意するんだよ〜

4: 白犬:2018/01/01(月) 15:12

あの。まゆこっていう人痩せすぎてません!?

5: アーヤ◆TQ :2018/02/11(日) 03:28

名前がアレだね……
もうちょっと珍しい名前だと思ったよ!

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あなたのヒロイン

1: 美丘◆zI:2016/03/26(土) 21:14 ID:kII

なんであたしの恋は筋書き通りにいかないの?



あたし、真城優には幼馴染がいる。名前は小暮碧斗。幼稚園から高校二年生に至る現在までずっと一緒。

あたしはずっと碧斗のことが好きで、碧斗も絶対あたしのことを好きだと思ってた。だって、普通そうじゃない? 誰もが二人は結ばれると思うじゃない?

だから、ずっと待ってた。碧斗があたしに好きって言ってくれるのを。いつも一緒なんだよ? 10年以上ずっと。

いつだってあたしは碧斗の特別で、碧斗はあたしの特別だった。

女の子の中で碧斗の家に行けるのはあたしだけだったし、碧斗が下の名前で呼ぶ女の子もあたしだけだった。

勘違いしても、しょうがないよね……?

2: 美丘◆zI:2016/03/26(土) 21:15 ID:kII

勘違いしてる系ちょいウザヒロインと正統派イケメン幼馴染の話です
亀更新になると思いますが、感想等頂けると嬉しいです!

3: 美丘◆zI:2016/03/27(日) 14:56 ID:kII

学期末のテストが近づいてきたので、成績のいい碧斗に勉強を教えてもらいに碧斗の部屋に来ていたあたし。これは中学の頃から続く恒例行事だ。

碧斗の指導でようやく問題が解けるようになって、いい時間になったから帰ろうとした矢先。碧斗の口から爆弾発言が飛び出した。

「あのさ、優。俺、彼女できたから」

「へー……って、えぇ!? 今なんて!? 彼女!?」

「うん、彼女」

ちょっと待って、どういうこと!? あたしは碧斗の部屋から出ようとしていた足を引き返す。冗談だよね!? それとも悪い夢!?

「なんで!? 初耳なんだけど! いつから付き合ってるの!? ていうか彼女って誰!?」

物凄い勢いであたしは碧斗に迫った。

「うん、付き合い始めたのは昨日。告白されたんだ。隣のクラスの高梨さんってわかる?」

「えっ……、高梨さんってあのめちゃくちゃ美少女の!? 学年中のアイドルじゃん!」

「な、俺も正直驚いてるんだ。あんな子が俺なんかにって」

高梨日和。この学校なら誰もが知ってる美少女。肩にかかるくらいの黒髪に白い肌、大きな目に桜色の頬。芸能人レベルのルックスで、ファンは数えきれないくらいいる。

でも、碧斗だって負けないくらい人気者だ。『俺なんか』なんて自分を卑下してるけど、バレンタインには両手に抱えきれないくらいのチョコをもらってたし。いつも隣にいて、下の名前で呼ば
れてるあたしは女子から恨まれたことなんて数えきれない。でも、そんなポジションを誇らしく思っていたりして。

「俺なんかって……。ていうか、彼女できたのに部屋で二人きりで勉強会なんてしていいものなの?」

「優とはもともと約束してただろ。それにお前、俺がいないとテスト壊滅的じゃん。今更何かあるような間柄でもないしな」

「そうなんだ……。あはは! 良かったじゃん! 碧斗モテるのに女っ気ないしさー、あたしずっと心配してたんだよ? おめでとう! 今日はありがとね! じゃあまたね」

無理に笑って、碧斗の部屋を後にした。笑ってないと、涙がこぼれそうだった。

考えてみれば、あたしって大バカ者だ。根拠もなく碧斗もあたしを好きだと勘違いして、碧斗が言ってくれるのをずっと待ってた。自分から行動なんて何一つしなかった。

そんなあたしを、碧斗が好きになってくれるはずない。

碧斗は優しい。さっきだって、『優とはもともと約束してたから』なんて。できたばっかりの可愛い彼女がいたら、あたしとの約束なんて断ってデートをしてもいいはずだ。

だけど碧斗は絶対にそれをしない。

あたしはずっと甘えてたんだ。碧斗がモテるのもわかってた。なのに自分から行動なんてしなかった。碧斗が誰かのものになるなんて、今まで考えもしなかった。

涙があとからあとから溢れ出た。

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ヒロインは美少女と決まっているが、どうやら私はそうでもなかったらしい。

1: ミルフィーユ:2016/01/04(月) 18:25 ID:SlM


「私に誇れることって、何でしょう」

ふと頭の中に浮かんだ何気ない疑問を、ぽつりと口に出してみた。

人は、思春期になると自分の存在意義だか生きる意味やらを求めてむしゃくしゃしたり悩んだりするらしい。
いや、『ブスつらい』とか言ってキメ顔自撮り画像をつえったーにアップする痛いJKじゃあるまいし、私にそんなことはないだろう、と、少女…藤篠 カナリは思っていた。

そう。つい先ほどまでは。

「いやあ……こういうことって考え出すとなかなか答えが見つからないものだね」
「なに?『ブス辛い』とか言ってキメ顔自撮り画像をつえったーにアップする痛いJKに感化でもされた?」
「……」

思わず頬張っていた揚げ団子を喉にかからせるところだった。危なかった。本当に危なかった。
やっとの思いで吐き出した団子を再びゆっくりと咀嚼し、飲み込む。
そして、咳き込みと共に言葉を繋いだ。

「沙々、君エスパーだったりする?」
「その発言はつまり、アンタが『ブスJK』の影響を受けたということを認めるということね?」
「認めるやらなんやらって……まあそうなんだけど。ていうかブスって言いきらないであげてよ。可哀想でしょ。」

二人の女子高生の何気ない会話。
まるでいつでもそこにあるような、ごく日常的な一場面である。

「長いので省略しただけですー」
「……‥」

いけしゃあしゃあと言ってのける彼女に、カナリは小さく溜息をついた。

(絶っっっ対に悪意あるわコイツ。ありありだわ。)

ガンッ!!

刹那、カナリの頭に強い衝撃が走った。
カナリの目は、きちんと膝の上にあった筈の沙々の右手の残像だけを捉えていた。

(……なんで口に出してないのに悪口って分かったんだろう。)

やっぱエスパーかな、と思いかけて、おっといけない、これも聞かれてたら私の頭に雪だるまができてまう、と思い直した。

カナリの脳天に、煙をあげる拳大の夏みかん。見ている者もおもわず「うっ」と顔を顰めたくなるような一級品(?)である。
そこを痛い痛いと摩りながら、ふと、動きを止めたカナリは暫く廊下の方を眺めていた。

が、それも束の間。すぐに視線を元に戻すと、カナリは最後の揚げ団子を口に放り込んだ。

「……うん、やっぱ世の中不公平だよ」

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悪役 と ヒロイン

1: 煮物 ◆KOSA:2013/12/22(日) 11:47 ID:.O6

ども、おはこんばんにちわー
駄作者の煮物です。
まぁこれからぼちぼち更新していきたいと思います。

主人公1
葉月 徹 (Hazuki tour)
公立中学に通う中2男子
性格は積極的で明るい、しかし冷静になれるときは
冷静になり客観的に物事を見つめられる。
まぁ中2ですしそーゆー卑猥なことも興味あるタイプ
不幸体質とギャルゲー体質を患っている。カワイソス←

容姿は濃い青の髪の毛にまるい大きめな目で世に言う
甘い顔のイケメンさん(中の上か上の下)
主人公2のことを無意識に目で追っていることに
気づいて!ねぇ気づいて!!


主人公2
小林 陽子 (Kobayasi youko)
公立中学に通う中2女子
性格は勝ち気で高飛車。常にムスッとしてらっしゃる。
徹底的なまでのリアリスト。
ただ情で動かされることも多々あり。
ヒーローとしての活動をしているがどうみても悪役です。本当にあり((ry

容姿は赤い髪の毛のツインテに猫目。
目の下のクマを無くしたら(多分)可愛い方
主人公1は恩人兼囮役位にしかまだ思っていない。


世界観
20××年日本は異常発生する怪物に手を焼いていた。
対策を案じていたところ「魔力」といわれる
怪物に対抗できる新エネルギーを発見。
そうして発足されたのがヒーロー会という。
「魔力」は一般人にも宿っており、命のある種の形である。
怪物はそれを糧にして生きていく……らしい。

ヒーローとは魔力の高いor戦闘力が高い奴等のことを指す。
まぁ魔力はトンデモエネルギーなため上手く使えば
怪物を倒すことなんて造作ない……はず。
魔力には個人差があり前世や運が絡んでくる。

ちなみに主人公2は魔力は平均以下。
努力して頑張ってます。
主人公1はうん……本編でも書きますが
完璧才能型です。

3: 煮物 ◆KOSA:2013/12/24(火) 23:14 ID:.O6

>>みゆ♪様 コメントありがとうございます!
      ぼちぼち更新していきますね。

4: 煮物 ◆KOSA:2013/12/24(火) 23:36 ID:.O6

【主人公1視点】
キーンコーンカーンコーン……となるチャイムを俺は
聞き流しつつ、下校の準備を始めた。
四時間授業の今日は給食もなく、このまま下校だ。
そういや、昼ご飯……と別のところに意識を飛ばしていた
俺は友人の二度目の声かけで気づいた。

「おい、葉月。一緒に帰ろうぜ?」
こいつはクラスでも(多分)仲のいい方の友人。
遠山光太(Touyama Kouta)だ。まぁ適当に話す程度の
仲でしかないけども。
というより俺はこのクラスに置いて
結構いいポジションにいる気がする。別に恨みとかもこないし。
結構色んなやつと広く、浅く関わっているって感じなのだろう。

つまり何が言いたいって?

別にこの日常に不満は抱いていない。
それだけだった。



(でも、彼奴みたいになれたらな、って思った。そう、それが始まり)



『あぁ、帰るか。そういやお前今日の午後遊べーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドゴォオオォォオオン、と音がツンザク悲鳴と共に聞こえた。
(…………は?)
頭が回って、理解した時には。

どうやら目の前に怪物が、いまして。

その怪物はかなりグロデスクだった。目や鼻、口が
バラバラに無数についていてうわ言のように
「あ¨ぁあ¨だずげ」「ごろ“しで……」聞きたくない声が

情けなく、いや多分普通だろうが俺ら二人は咄嗟に
「……うわあぁああぁあぁぁ!?」と叫んで

ああもう駄目だ母さんさよなら父さんの背中憧れてたよ姉さんは喧嘩ばっか
だけども大切に思ってたあああああああああああ

とか走馬灯の様に考えちゃう位には俺は死ぬことを悟っていた

腰が抜けて動けない二人を品定めするように眺めーーーー
あええ俺から先に食べるんすかあああ死にたくなあい
怪物は無数の口の一つをパックリあけてきt ……

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