どこだ…?ここ?
俺___アキタカ・マサハルは、目を覚ました。
今俺がいる部屋は、赤色と青色、蛍光色の緑色がカタツムリのように渦巻いて、目がチカチカすることこの上ない。
あ!そうだ、店長は!?
そうだ!台風で、店長に電柱が倒れて来て、庇って…死んだ?
そこでようやく、俺は、目の前にいる人物に意識を向けた。
メガネ、茶髪、ポニーテール、メガネ…店長だ!?
「そんなに私のメガネは似合っているかしら?」
あ、このポジティブ、店長だわ。
というか、何でこんなところにいんの?
こんにちは!みぃと申します。この作品で、私の小説は4作目です。これが完結すれば、祝5作になれます!なので応援して下さい!
さて、前置きはこれぐらいにして今回は[本人も自覚しているブス]が主人公です。でも、主人公はいつかは美人になりたいと思ってて、将来モデルを志している…。そんな主人公が、同じクラスの美少女に美容テクを教わっていく…というストーリーです。しばらくの間よろしくお願いします!
【ルール】
・なりすまし、荒し、中傷NG
↑の奴ら、アク禁されても知らんぞ
・コメント・アトバイス大歓迎
では、スタート!
次の日。私は早速睫毛の長さを計る。
睫毛の長さ…0.4cm!うわ、短すぎる…。でも、これから睫毛の美容液を使って睫毛を伸ばすんだ!
そうして私は、洗顔をして睫毛の美容液を塗った。睫毛、伸びますように♪
目標は、日本人の睫毛の平均の長さの0.7cmまでは伸ばしたい☆平均までいったら、今度は1cmを目指すぞ!…0.7cmまで行ったら、ご褒美に二重テープを買おう。二重になるのが待ち遠しい!
もっと睫毛の長くする方法を知りたい!学校で、縁に色々聞いてみよう♪
早く睫毛を伸ばして、二重テープを買うのが待ち遠しい…*
「―――次の方、お願いします」
……来た!
私の、番。
「みさき はるな! 11歳です!夢は、みんなを元気にできるアイドルになることです!」
これから始まるんだ。アイドルへの、道が―――
アイドルガールズ 〜トップアイドルを目指して〜
「美咲さん、高木さん、準備をお願いします」
「はい!」
スタッフの人に声をかけられて、私達は裏口に入る。
これからあの屋上でライブ。やっぱり緊張するけど……楽しみたい!
「上手くいったね!」
「ねー」
ワクワクしていると、私達の前の出番の人達が横を通り過ぎた。出番が終わったみたい。
……次は私達、か。
「……」
「……」
私となつきちゃんは、何も言わずに目を合わせる。
お互い、目指すものはただ一つ。年齢なんて、関係ない!
「……優勝、しよ」
「うんっ!」
なつきちゃんの言葉に、私は今までで一番大きな声で答えた。
スタッフの人はそんな私達を笑顔で見ていたけど、それからすぐに表情を険しくした。
……ああ、もうすぐなんだな。
その雰囲気に、言われなくても分かってしまう。
「じゃあ、カウントが終わったらステージへの階段を上がってください10、9、8、7――――――」
スタッフの人はカウントを始める。
緊張で身体が震えた。心臓の音がもっと大きくなった。
でも……そんなのには、負けない!
「―――――0!」
その合図で、私となつきちゃんは手を繋いで階段を駆け上がった。
……これから、私達のステージの始まりだ!
「周りがお嬢様お嬢様言うても、春菜はうちに、普通に接してくれた。跡取りとして完璧になるための歌声も、
笑顔で褒めてくれた」
―――だって……さっきの歌、すっごく声がきれいで、先生もびっくりするくらいだもん。
そんな人に習いたいなぁって
褒めすぎた。って、あのときは思った。
でも、まやさんにとっては、すごく嬉しかったんだ……
「自分のしてきたことに、もっと別の使い方があるんやないかって思い始めたんよ」
「……別の使いみち?言うてみ」
まやさんのお父さんは、真剣な顔でまやさんを見ている。
「お嬢様としてじゃなく、一人の女の子として、自分の歌で人を笑顔にしたい!……アイドル目指したいんや!」
「まやさん……!?」
アイドルを目指したい……まやさんの口から、すごいことが言い放たれた。
「悪いやつは、追い払ったよ」
これは...夢...?
「無事でよかった...」
そっか...あのときの...
「この鍵は、君が持っているんだ...いいね?」
待って、まだあなたの名前を――――
目が覚めた私は、列車の座席に手を伸ばしていた。
「あのときの夢、なんで今見るんだろう...」
私は、不思議そうな顔で首元の鍵を見る。
「この鍵...街に着いたらなにかわかるのかな?」
いろいろ考えてると、アナウンスが入ってきた。
「次は、終点。マジックタウン...」
「あ、次だ。準備しないと」
列車を降りた先に、あんなことが待っているなんて
このときの私には想像もつかなかった。
我が名は
一色 範風也。
一色氏三代目当主也。
当主のあっしが、
旅に出る理由が、ちと複雑でしてな。
説明にも時間がかかる。
だから、事情はそこの
剣豪日丸とやらに聞いてくれ。