人間と堕天使

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14:レン☆:2011/06/20(月) 00:40

〜ムーンリットエルドの森にて〜

暗い暗い森の片隅で果実を拾った。
「綺麗な赤い果実ね・・・。」

これはキット神様からのステキな贈り物!

持って帰ったら…あの人は喜ぶかしら?嬉しすぎて泣いちゃうかもね!

と、私は微笑んで駆け出した。
「こんなに暗い夜には恐い熊さんが出るから、はやくお家へ帰らなきゃ!」
ようやくステキな果実を見つけたの。せっかく見つけたの。
「誰にも渡さないから!」


花咲く森の道、私は駆け抜ける。


だけど逃げても逃げてもあの熊は(女)がついてくる。

来ないで!私から幸せを奪わないで!

熊の姿は月に照らされ、黒い影が私に迫る。


熊は泣いて、私も泣いてた。二つの果実(双子)も泣いていた…

バタンっ!

「はぁ、はぁ。」
やっとたどり着いた愛しの我が家。

彼は奥から出てきて私を見て微笑んだけど、私の抱えた果実を見て、とても悲しい顔をした。



「いいかい?僕たちの子供はすでにこの世にはいないんだよ。このこたちは本当のお母さんのもとへ返してあげなさい。


今ならやり直せるから。」

あぁ、神様…私は許されぬ罪をおかしてしまいました…


彼はやり直せるからと言ったけど、、、
「無理よ!だってもう…」


家の外に横たわるは女の亡骸とミルクのみちたガラスの小瓶…。


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