紳士と宿命

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125:麗愛:2013/02/23(土) 19:09 ID:RNw

「好き」

重い言葉。
俺にはもったいないよ。

返事なんて出来ない。

「サン、好きなの。聞いてる?」

「聞いてる」

「じゃあ、返事してよ」

「できない」

「何で?」

俺は答えれない。
俺もローズが好き。

<好き>っていう一言が言えない。
たった、二文字なのに。

「わかった、アリアが好きなんでしょ?」

「違うよ」

「嘘つかないで、ならなんでダメなの?」

「無理だ。言えない」

本当にすまない。
俺だって出来ることなら応えたいよ。

俺が想いを伝えたらどうなる?死ぬ?

バレなければいいのかな?

いや、バレる。



俺の腕についてるスペードのマークが俺を監視している。
安易な行動を許されない。

「…………分かった。私が姫だから、振れないんだ。振ったら自分の立場が揺らぐんだ。自分の地位のためって、最後まで最低」

「違う」

「何が違うのよ!?」

ローズの目はいつもとは違って。
赤くて、黄色くて。

餌を狩る獣のような目だった

126:麗愛:2013/02/23(土) 19:16 ID:RNw

「だから、違う」

「何が違うの!?私のこと好きじゃないのに、振らないじゃん!自分のためでしょ!?」

「ごめん、ローズ」

俺は死を覚悟でローズに抱きつく。
このまま死ねたらどんなに幸せだろう?

「ひゃっ、サン!?」

「すまない」

気づいたら涙が溢れていた。
ローズのドレスはぐちゃぐちゃになりそう。

「告えないんだ!紳士は愛を伝えられない」

「それって、私のこと好きってこと?」

「だから、言えない」

127:麗愛:2013/02/23(土) 19:41 ID:RNw

「ねぇ、言ったらどうなるの?」

「さぁ。死ぬんじゃないかな?」

「なら、いい。私はサンが大切なの」

「俺もローズが大切だよ」

「死ぬよ?」

「大丈夫。これは紳士として守りたい、だから」

「まぎらわしいね」

「じゃあ、紳士として好きって言って?」

「死んでもいいの?」

「ダメ」

俺たちの恋は5年前に始まった。
笑って、泣いて。怒って。

ピンチだってあった。

でも、全てがこの時のためなら過去なんてただの過去。

両想いなのに、交わらないって悲しいよ。
でも、俺はそれでもいい。

だって、そばにいれるから。


俺は、ローズが結婚してもローズを好きでいる。自信があるから。

一生、伝えられない想いだけどこんな恋もありじゃないかな?



「ローズ。俺がローズを一生守るから」

「ありがとうね、サン。もし、私が死ぬときは一緒に死んでくれるかな?」

「ええ、ローズの為なら」

俺の5年の恋物語。
想いは伝えたくても伝わる。

大好きだから、我慢する。

これって、すごく愛があるんじゃない?



俺にとって、これが最高の結果なんじゃないかな。


俺たちの5年。



報われたと思う。




*END*

128:麗愛:2013/02/23(土) 19:48 ID:RNw

作者としては、えー。

なんか終わり方おかしいなーって(笑)

駄作、駄作、駄作っと…………。
次回も駄作w

期待しないで下さい?(汗


★祝、完結★


一人祝い。
寂しく完結出来たことに感謝w

129:冬みかん:2013/02/23(土) 19:52 ID:V3M

麗愛さ〜ん来ましたっ‼
読んでみますっ‼

130:麗愛:2013/02/23(土) 19:53 ID:RNw

わわっ、最初と最後を比べるとあらビックリw実は恋愛小説だったのです(汗

ってなるかもw

131:冬みかん:2013/02/23(土) 20:43 ID:V3M

確かに今なりましたっ!!

スゴッ!!

132:ひろ:2013/02/24(日) 12:14 ID:9xQ

☆祝完結☆
おめでとう麗!!
実は読んでましたw
駄作なんかじゃないよ〜!

133:ヒヨドリ:2013/02/24(日) 22:04 ID:QdU

すごい!×1000000000!
なんかすごく感動した!この感動はPCでは表せない!
さすが麗!なんでこんな物語が書けるの?すごい・・・・・ほんっと感動したよ!
次回作(書くの?)も頑張ってね!もう1つの方も応援してます!!

134:麗愛:2013/02/24(日) 22:08 ID:RNw

次回作ってのはgdgdのやつw


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