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159:紅蓮のkido:2013/11/24(日) 21:13 ID:tcg

外に出ると、___まだ5時だからなのか、外は微妙に寒かった。

幸い、ミサイルは大分遠い。
「…」
しかし、あんな遠くでは止めようがない。どうすれば良いのだろう…

と、その時

「楓さんに死なれたら困るっすよ」

ふと誰かの声が聞こえた。驚いて振り向くと、そこには讓篦の姿があった。
「讓篦…?」
「だから、俺も手伝うっす」

…聞き間違いだろうか。
手伝うって…?どうやって手伝うのだろうか…
「楓さん、俺を投げるっす!」
「え!?」
投げる…!?
投げるって…一体何処に…
「あのミサイルめがけて俺を投げるんすよ!話聞いてるっすか?」
「あっ!うん!大丈夫!聞いてる!で?投げる?」
「うっす。あのミサイルめがけて投げるんすよ。何回言わせるんすか」
もう何度も言われている筈が、すぐに忘れてしまう。どうしてだろうか…

「…うん」
しかし、自分で言った事だ。断る訳にはいかない。

…讓篦が死んでしまったらどうしよう……

「んん…じゃあ持つよ」

僕が讓篦を持ち上げる。軽いので簡単に持ち上げられた。

「じゃあ、投げるよ」
「うっす。お願いするっす!!」

…本当にもしもの話だけれど、讓篦が死んでしまったら、もう伝える事は出来ない。



言うなら今だ_________…



「ねぇ、讓篦」
「何すか?早く投げるっすよ」

早く…ウジウジなんてしてられない……

「…あのさ……」

「ん?」

「…もしもの話だけど……」

「うん」








「…この戦争が終わったら、付き合ってくれないかな」


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