けものフレンズについて

※この文章は「けものフレンズ」の11話までのネタバレを含みます。

最近、「けものフレンズ」というアニメ作品が人気になっているそうです。
インターネットの「ニコニコ動画」というサイトでは、特に人気が高く、
多くの人がその番組を視聴しようとしたため、結果として番組を観れなくなるということもあったようです。

さて、この番組の主題歌には、「けものはいても のけものはいない」という歌詞が入っており、
一見すると、平和主義や多文化共生を訴える素晴らしいアニメのように見えました。
しかしその実態は、子供たちや若者に軍国主義的な思想を植え付ける非常に危険なものでした。

この作品は上のような歌詞を謳っている一方で、「セルリアン」と呼ばれる明確な悪役が存在し、登場人物は彼等を常に敵視しています。
このことは「大東亜共栄圏」の設立を掲げる一方で、中国や朝鮮、東南アジアの人々を蔑視し、
米英との戦闘で多くの被害を生み出した戦前の悪しき日本の様子を想起させます。

また、同じ曲の中には、
「東へ吠えろ 西へ吠えろ 世界中に 響けサファリメロディ」
という歌詞もあります。
吠える、という行為は通常、威嚇のために行われます。
つまりこの歌詞は、軍事力による威嚇で日本の名を世界中に轟かせよう、
という危険思想の上で作られたことは誰の目にも明らかです。

更にこのアニメは知能が下がるという評判もあります。
知能が下がるということは、政府などの言うことに疑問を持たない従順な人間を作り出すことにつながります。
このような都合のいい人間が増えれば、戦争がより起こしやすくなり、再びあのような惨事が起きることは明白です。

このアニメの原案の吉崎観音氏が、侵略者をメインの登場人物に据えた作品を作っていたり、
この作品が支持されているニコニコ動画では、多くのネット右翼によって作られた中国、朝鮮人に対する差別的な動画があることからも、
「けものフレンズ」が日本を戦争に巻き込む為に作られたことは明らかです。

この作品は世界唯一の平和憲法を持つ日本にとっての恥であり、戦争をもう1度繰り返すことにつながります。
私にはテレビから聞こえる主人公たちの「すっごーい！」という声が軍靴の足音に聞こえてなりません。
果たしてこのような作品を放置しておいて良いのでしょうか？

※この文章はジョークです。詳しくは「エクストリーム・軍靴の足音」で検索検索ゥ！

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