犬丸芝居小屋が好きな方と語りたい

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1:瑚恋:2017/06/22(木) 00:12

犬丸芝居小屋…とてもいいですよね…

曲はもちろん、配役漫画投稿されるまでの間配役考えるのも楽しいし、キャストの過去話が明かされるのもドキドキするし…

犬小屋でなくてもくるりんごさんの話題でも梅山田さんの話題でもOKです

2:瑚恋:2017/06/22(木) 00:18

犬小屋で特に好きな曲は
氷の世界
マジックワードはKDCL
椿、一閃
いいとこどりファクトリー
神が愛した天使魚
星を詠む人
アリエス少女はペリドット
「鬼」ごっこ

好きなキャラはクルーゾフです

3:瑚恋:2023/06/22(木) 18:59

いや、昔のスレが残ってて草
スレとか落ちないんだったら思い出話を書き込む場にしちゃおっかな

4:瑚恋:2023/06/22(木) 21:04

まず私がくるりんごという作家に出会ったのは二次創作の手描きMADからであった
動画の内容と曲がピッタリだったので必然的に気に入った
その時は既にくるりんごという曲の作者は引退されていたが動画自体は公開されており、興味があったのでMADとかでよく聞く曲だけを探して聞いていた

それからしばらくしてTwitterのTLに犬丸芝居小屋という作者のかごまないでという曲のURLがRTで拡散されて回ってきた
見るからに「くるりんご」その人の画風のイラストで描かれた動画、「くるりんご」その人の音の構成を連想させるような曲風
違うところといえば投稿アカウントが「犬丸芝居小屋」で、作った作者が「丸井幸清」という人と、キャラクターデザインの原案が「犬丸梅吉」という人で、動画のアスペクト比が当時の今風の16:9であることぐらいだった

『いや、これくるりんごさんの出戻りじゃん』と思った私は投稿一覧から全ての動画を見ようとした
そこに投稿されていたのは「かごまないで」と「氷の世界」という2つの動画だけだった
「氷の世界」は絵が「くるりんご」とは違う人の画風のものになっていたので気が付かれなかったのだろう
私は「氷の世界」の動画を再生した

ここから私とくるりんごと梅山田と犬丸芝居小屋の思い出は始まった

5:瑚恋:2023/06/22(木) 21:14

「氷の世界」という曲は私にとってとても衝撃的であった
繰り返すサビが多いから耳に残るだけだろ!って意見は置いといて
私はこの曲にそれまでにはない何かを感じ取ったのだ
この曲は作詞作曲が丸井幸清さん、イラストが犬丸梅吉さんのものであった
『犬丸梅吉さん、あなたいい絵描くじゃない〜』と梅吉さんの絵も速攻で気に入った
作詞作曲の丸井さん…まあ、かごまないでの方ではイラストも担当してた丸井さん、くるりんご疑惑のある方である
「氷の世界」という曲を聴いて思ったのだ

『私、くるりんごのこと何も知らねぇ』

そしてくるりんごさんの投稿動画のマイリストを巡回することにしたのである

6:瑚恋:2023/06/22(木) 21:45

多分ミックスとかせずに休日に1曲名から順に巡回したとかだったと思う
それで気に入ったのは「世界からの隔離」と「クローカ」と「焦点、定マラズ」と「ちょちょいのちょい」と「その汽車には乗らなかった」と「君が昼食を摂ってる間の20分間」と…
ぶっちゃけ今となっては全部好きだ

そっから気に入ってくるりんごさんの曲を度々聞くようになった

それからしばらく経って犬丸芝居小屋のTwitterアカウントが出来たのでフォローした
最初は梅吉さん1人で運営されていたとかだった記憶がある
「かえらず」とかその辺の頃はもうTwitter見ていて告知のURLから動画を見ていた気がする

だいたいそれぐらいの前後の時期にもう動かないと思っていた「くるりんご」のPixivアカウントに変化があった
「そういえば」という漫画が投稿されたのである
ガジェットチートの曲に出てくる宇宙人のチー子ちゃんの知り合いの男の子っぽいメガネの学ラン宇宙人とその知り合いのマスクしてるセーラー服っぽいキュロット履いた女の子の漫画であった

チー子は初対面だったマスクの女の子の名前を聞こうとするが、知り合いのメガネに遮られてしまい、2人は予定があるのでそのまま去ってしまう

その「予定」と合わせるかのように投稿されたのが犬丸芝居小屋のPixivアカウントの漫画であった
その漫画はくるりんごの「そういえば」のキャプションに続きとしてリンクが貼られていた
ここでほぼ「くるりんご=丸井幸清」はほぼ確定となった

そこで私は完全に理解した
『犬丸芝居小屋ってこれくるりんごによるプロジェクト系創作なんじゃね?』

当時はカゲプロ全盛期からちょい過ぎたぐらいでミカグラとか終焉ノ栞とかが流行ってた時期だった
当時の高校の友達はハニワの告白予行練習シリーズにハマっていた
一連の作品を作りたいって思うのはあるのかもしれないなぁと思った

私は「犬丸芝居小屋」を身構えた

7:瑚恋:2023/06/22(木) 23:03

話をかえらずに戻すが
それまで犬丸芝居小屋では丸井幸清さんの曲が投稿されていたが、「かえらず」という曲は犬丸芝居小屋で初めて投稿された犬丸梅吉さんの曲であった

短い単調な音を連続させがちサビでその周辺上下の音でシンプルにまとめがちな優等生なのが丸井さんの曲の特徴だとして、
サビのとこで高音で伸ばしがちで起伏が激しく曲調冒険しがちなのが梅吉さんの曲の特徴だと思う
後に投稿される「はかないあらし」やアルバム「四季檻々」に収録されている「花嫁泥棒」、梅山田名義のアルバム「滅びの呪文は三度まで」に収録されている「大丈夫だよ、ヴァイオレット」とか聴いてるとなお思う
なかなかワイルドな攻めた曲作りをする人だと思う

後にとある人が言っていた
「かえらずってラストのとこだけ変拍子になってる!」
音楽というのは4分の4拍子とか4分の3拍子など決められた拍子で進んでいくことが多いが、かえらずは基本4分の4拍子なのだが、ラストだけ5拍子らしいのだ
梅吉さんの作曲は音楽の概念に囚われない自由な音の楽しみ方してるなぁと思う

だから言ってしまえば「くるりんご」を追って「犬丸芝居小屋」を覗きに来たら戸惑う人も多かったのだと思う

8:瑚恋:2023/06/23(金) 00:16

まあよく丸井さん梅吉さんの作風の違いとしてよく語られるのは
丸井さんが内容的にハピエン主義で、梅吉さんがバトエンとかメリバとか心に来るエンドというかそっちの方の作風なとこだと思う
でもぶっちゃけ2人とも方向性は違えどオタとしての性癖は割と共通してると思うから仲良かったんだと思う

いつしか曲と並行してPixivに動画で使った絵と、それに伴った漫画が投稿されるようになった
それに伴い最初は梅吉さんだけで運営していたTwitterも丸井さんが登場する回数も多くなっていった

「そういえば」から続いていた「犬丸芝居小屋!」という漫画は犬丸芝居小屋に登場する簡単なキャラ紹介の漫画となっていた
チー子ちゃんの知り合いの男の子っぽいメガネの学ラン宇宙人は「トリ」、トリの知り合いのマスクしてるセーラー服っぽいキュロット履いた女の子は「神様」、この2人は会合に呼ばれていたようであった
そこで会合のまとめ役のコアラの姿した「コアラ」から言い渡されたのは『君たちには芝居をしてもらう』

彼らキャラクターが芝居をしているから「犬丸芝居小屋」なのだ
「かごまないで」や「氷の世界」や「かえらず」は彼らキャラクターの演技なのだ
サークル名である『犬丸芝居小屋』というのは一連の創作群の作品名のタイトルでもあるのだ

この話の主人公は第三者の立場で芝居小屋の参加者であった「やよい」と「すすむ」だと思ってた
でも丸井さんが閉鎖の時に仰るに丸井さんが主人公として書いていたのはトリだった
主人公勘違いしててごめんねトリくん

9:瑚恋:2023/06/23(金) 00:42

そんな中投稿されたのが「だるまさんがころんだ」という曲である

言ってしまえばあれは私の中で「犬丸芝居小屋」のOP曲なんじゃないかと思っている
お前ら好きだろチルドレンレコード
当時どれだけの中高生が白いイヤホンを耳に当てる真似をしただろうか
カゲプロでいうチルドレンレコードが犬丸芝居小屋でいうだるまさんがころんだだと私の中では結びついてしまっている
だからだるまさんがころんだはテンションが上がる曲調になっているんだと思っている

そして1番好きなのは「さあ、思考を巡らすのだっだっだだっだ(略)」の所で切り替わる絵の部分である
曲の内容とはガラッと変わって芝居小屋のキャストのキャラ紹介になっているのである
OPであるという根拠の90%ぐらいはここである
当時の私は必死になってここのコマ送りをやっていた

私はそこで見かけた黒髪ツインテ女の子と白髪ふわふわ女の子が仲良くやってる絵を見て「キュン」となったが、
西洋貴族風の男が長髪浴衣の人の目を塞いでる構図を見て死んだオタクも多いとか

10:瑚恋:2023/06/23(金) 02:57

黒髪ツインテは「クルーゾフ」、白髪ふわふわは「セルリリア」
2人は氷の世界の漫画で出てきた
氷の世界に登場する女の子はセルリリアが演じている

クルーゾフはイタズラ好きで元気なお調子者(そしてセルリリアを激愛しており、嫉妬深いためセルリリアが他のメンバーと一緒に仲良くしているととんでもない顔になる)、セルリリアはクルーゾフと一緒に行動しクルーゾフのイタズラを見て笑っている物静かな子である

クルセルちゃん…いいね…👍

かえらずの漫画ではゾフ(とシルキー)はウィル兄から女扱いされてないことが発覚する

この頃から犬小屋で好きなキャラはゾフだな〜ってなっていた

11:瑚恋:2023/06/23(金) 03:17

「はかないあらし」
この曲は作詞作曲も絵も梅吉さんのものとなっている
ハロウィンをテーマにした曲であるのだが…
「儚い嵐」かと思いきや「墓内荒らし」である
そしてくるりんごや犬丸芝居小屋だけ聴いてたら初の鏡音レン使用
サビのメーデー以外の部分を縦読みすると「私の遺骨を返して」になる、しかもラスサビの前ではそう女の子が口パクしているのである(紙芝居の雰囲気が強かった丸井さんと対して明確なアニメーションである)
やっぱりこの曲もサビ前に転調する(「ほ〜ら〜 ねえ いたずらしちゃうよ」のとこの転調中のメロディ好き)
この曲に衝撃を受けた

そして私は思った
『梅吉さんの別名義の曲全然知らねぇ』

そしてネットで梅吉さんの今までの作品を漁る旅に出た

12:瑚恋:2023/06/23(金) 03:37

犬丸芝居小屋結束当時こんな噂を耳にした
「くるりんごさんが引退した後も梅山田さんというくるりんごさんの妹のアカウントがあった、その方はくるりんごファンの方ともよく交流されていた」
「梅山田さんも曲を投稿していたが、今年になってTwitterを消された(ニコ動の曲は残っており、投稿も続いている)」
「その後犬丸芝居小屋のニコ動アカウントとTwitterアカウントが出来た」
「氷の世界のイラストを見る限り梅山田さんの絵と似ている」(そういえば「梅山田」という文字列を認識したのは氷の世界のコメントで「梅山田さんの絵だ」みたいなコメントがあったからな気がする)
「もしかすると梅山田=犬丸梅吉なのでは?」
という噂

ニコ動は残ってるのか…と思った私、
でもURL知らんしなぁ…とも思った私、
「『空白の163800秒』という遊戯王ZEXALのWをモチーフにした曲があって、くるりんごさんとの共作なので普通にニコ動のくるりんごタグから見れますよ!」

マ!?
見るしかないかぁ…!
と投稿一覧のマイリスを巡回

これが私の梅山田作品との出会いである

13:瑚恋:2023/06/25(日) 18:17

「空白の163800秒」のクレジット自体は「JK妹子」になっていた
あっ、くるりんごさんの「幸福な少年」の最初の調声したのってあなた様でしたかぁと繋がった
後に調べたら結構くるりんご作品の調声で参加されていた、JK妹子の後に「ダク」って名前も挟んでらした
昔からくるりんご作品に手伝いとして参加されている方であった

梅山田作品自体の曲調としては「3日前の留守番電話」や「3日前後の賞味期限」などアコギやピアノ中心にわりとシンプルな音で構成されてあっさり目な曲が多く、
梅山田→犬丸梅吉で聴いたらびっくりするだろうなとぐらい結構楽器が違うなという印象を受けた
まあ「アンノウン・ラジオ」は思いっきりエフェクトギターの音源使ってるので梅吉さんかな?と繋がりやすいかもしれないが

運命や執念などの部分が強い曲が多いといった印象で、よく「前世カルマ」なんかは今でも鼻歌歌っちゃったりする

ぶっちゃけ私が趣味で多少なり音いじりするようになったきっかけは最終的に梅山田作品であった
「音ってわからないなりに好きに遊んでいいんだ」「絵や作詞や作曲が素人でもこんなに共感できるものが作れるのか」と背中を押してもらったきっかけであった

14:瑚恋:2023/06/29(木) 06:04

話を犬丸芝居小屋に戻して
12月頃にクリスマスの時期に「クノエル」が投稿された
この曲は梅吉さん作詞作曲で絵が丸井さんのタイプである
ニコ動運営(NicoBox)のクリスマス曲特集に入っていたので聴いたことがある人がいるかもしれない

クリスマスに何のプレゼントが欲しいか聞かれた女の子が答えたのは「しごとをしないパパ」、その話を聞いて社畜生活で精神に限界が来ていたパパが自殺未遂をするというとんでもない展開の曲だ
父娘2人の「苦しいですサンタマリア」のフレーズが印象的である
最後は月日が経ち、パパが成長した娘に対してもうそのプレゼントは要らないのか?と聞いたところで終わる
苦悩得るといった話である

我々はクリスマスといえば鈴の音!鐘の音!のイメージを持っているけれど、そういえば鐘の音は警告音にも使われるよなぁ、ホラーも金属音使ったりするよなぁということを思い出させてくれる緊迫感である

当初は救いのないエンドになる予定だったが、ハピエン厨の丸井さんの提案により救いのあるこのエンドに変更された
思えばかえらずもはかないあらしも救いがなかった

15:瑚恋:2023/06/29(木) 06:25

だいたいその頃は、だるまさんがころんだなど動画の再生数が伸びて、『犬丸芝居小屋=くるりんご』だと思ってる犬丸芝居小屋が複数人でやってることを理解してないニコ動キッズ達の「くるりんご時代の方がよかった」コメがだんだん目立つようになった頃でもあった

そのため梅吉さんが「私はくるりんごではありません、犬丸芝居小屋は複数人でやってます」と声明を出し
後に丸井さんが「私は元くるりんごですが今は犬丸芝居小屋の丸井で活動してるので犬丸芝居小屋のコンテンツをお楽しみください」という声明を出した頃でもあった

当時の私は正直そんなことよりコアラくんが着ぐるみで中にショタが入ってることが配役漫画で発覚した方が衝撃的だった

16:瑚恋:2023/07/05(水) 11:41

Twitterが大変なことになってるな…
やはりちまちまここに書き残すか

17:うどん、:2024/02/27(火) 04:05

名曲ばかりだな...今でもよく聴く


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