ア ト ピ ー 位 階 序 列
痒きもの(俺)
掻痒神(GOD OF ATOPY. HE(OR SHE) IS FU*KING ATOPY.は■■■■■■■州在住の2■歳の男性です。身長は169cm前後で変質、筋肉質な体で黄褐色の肌です。彼は一ヶ月に平均78回のペースで警察官、大道芸人、ホームレス、ボディーガード、兵士、レスラーなど多数の■■■■■■■街の路上の通行人に対して精神干渉を行なっています。彼の視界に入っている間の5~10秒程度で精神干渉は完了すると判明しています(■■■博士が19■■年■■月■■日に行った実験の論証Aβ■より))
最終解脱者(アトピー尊師。シャワーを浴びないと痒みが我慢できない)
共生者(痒みと共生する者。羨ましがられたり、蔑まれたりする)
超克の意思と掻痒の破滅(アトピウス、皮膚病ポケモン。スタッツ60。自分の場に出ているフォロワーを全て破壊し、守護を持つ。【掻痒】(掻痒を持つフォロワーが出たターンから10ターンの間、リーダーは痒みにより行動不能))
GAIJI-痒みと惨めさに駆られて-(痒澤映画の代表作。1995年発表)
魂を蚊に刺された男(ヒマラヤ山脈で修行している中、“魂を蚊に刺される”経験をしたという男。痒かったそう)
アトピーの申し子(手味異(ダイイングメッセージ))
掻痒殿堂入り(ペニシリン横柄連邦ゲローメーに本部を置く国際掻痒機関FUKE(ヒューク)が4年に一度100名を選出し、1人になるまで痒みによる戦闘を行わせる大会「アウシュヴィッツデスサイン(訳:痒いのだーれだ)」における優勝者の肩書き。アトピー系池沼)
掻痒法王(痒みの法典「オルガツリー」を記した人物。満96歳にして一日中身体を掻き続ける現役掻痒者である)
掻痒皇帝(隣国の王。痒詩を嗜みながらも、自身の痒みで国境線と防空識別圏にアニムズフィア(痒障壁)を展開するなど文武両道である)
掻痒王(渡来人の王。絶望的な美貌と痒みで17世紀初頭に天皇を尻に敷いた圧政者)
掻痒太上天皇(爺天皇)
掻痒法皇(掻痒教に帰依した天皇)
掻痒天皇(跡火天皇家の直系子孫の地位。天から与えられた痒み(御痒)を以って、掻痒大将軍の任命など尋常ではない痒みを必要とする務めを執り行う)
掻痒大将軍(全士官の頂点。ずば抜けて痒い守護が到達し得る最高の職位)
掻痒守護(地方自治体のトップ。痒みのポテンシャルは守護代以下の士官とは次元が違う。痒みの逸話(Unchitale)を全ての守護が持ち、上級士官でさえ聴いただけで悶絶してしまう代物の為、国庫に納められている)
掻痒守護代(頭から任命される守護の補佐役。皮膚にアレルギーが無いとなれない)
掻痒頭(上級士官に毛が生えた程度の実力の者たちが多く、位を除く話が持ち上がっている)
掻痒上級士官(掻痒長がエスカレーターで就く位。職務内容の割に高給取り)
掻痒長(掻痒のリーダーを任じられる狭き門。全補佐60000人の憧れであり、平民の児童がなりたい職業ランキング2位でもある)
掻痒補佐(最初の昇進。候補生からの飛躍の第一歩。痒みに関するポテンシャルが職位に比してかなり高い特徴がある)
掻痒候補生(学生身分との別れの時。国家の一翼を担う掻痒人になるべく、士官学校を巣立って行く。国立掻痒院への進学も可)
掻痒訓練生(士官学校4回生。掻痒の基礎課程を修了し、希望選択制の応用課程を学びながら候補生になるための試験対策に励む)
掻痒見習い(平民を逸脱した掻痒を認識することに成功した者たち。平民を見下す者が目立つが、そのような者に限って士官学校での成績が芳しくない)
掻痒平民(人口最多の一般掻痒民。虫刺されによる痒みに毎年苦しみ、虫を憎悪するする者が少なくない)
掻痒奴隷(掻痒生物の最底辺。非掻痒生物との区別が曖昧なグレーゾーンでもあり、人生で1、2度痒みらしきものを感じるのみである)
非掻痒生物(生を受けてから現在まで痒みという概念を認知した経験を持たない)