文学の生産現場が、批評そのものをほとんど必要としなくなってしまった・・・
これは明らかなことだと思います。
たとえば、今の作家たちのなかには、少し厳しい批評に接すると、悪口をいわれたと思ってしまう者がいる。
批判と中傷の区別がつかない。文芸誌から匿名欄がなくなったのもそのせいです。
作家たちが、あの「蜂の一刺し」みたいな批判を受け入れなくなった。
少なくとも編集現場がそう判断したわけです。
しかし、その判断は、作家を悪く甘やかすことにしか通じません。
SNS的な自堕落な承認願望を、プロの作家たちまでが共有し始めているのです。
したがって批評家などというささくれだった存在自体が求められない。
僕も時々しか見ないけれど、文芸雑誌における批評の現場って、見るたびにげんなりしますよ。
たんなる「感想文」が平気でわらわら載ってますから。
稀にいい書き手も見かけますが、総じて甘すぎる。
____
__,,/ _, ----`ヽ :.
:. / _ ___ 、\
/ / i \ \\ :.
:. ,'./ i ヽ:. ヽ:.:.. ヽ.ヽ
,'/ / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
:. |i .i i .i / ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
|i .i l :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
:.|i∧ ', :{ ,ィjモト \ イjミトイイV :. や、やめてくださいメルトさん……
.| :メヽ.', `ozZ} izN。ハ::{
:.| :ヾ_! ゝ "゙゙ ' `゙ ハ.:', :. 誰か助けて……!
| :.:_イ .:.ヽ. (二フ , イ :.:.:!:.ヽ
:. / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:.
/ ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ \.:\
:. / . / ヽi .:.:.{ /(^` |.:.:.:./ }: . ヽ.:.
/ / } ヽ:.ハ ヤ{ !.:./ |:.:. i '
./ .,イ .:..} / l ! レ l:.:.: .ハ ',
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i′: : : :/ / - ― ′ ', l
l:;:;:l゙リ:;:;:;:;:;l : : : : : : ,,r'" ヽ }, l
. l:;:;l l゛'r、:;:l: : : : : : / `ー‐、_ ハ ,'
ヾヽニンl;;l : : : : : .;';';';';';';';';';';';';';';';';';.,. l. ,'
l:;:;|: : : : : : : : : ', ヾ〒〒〒〒〒ァ:;' /
"l:: : : : : : : : : ', ヽ±±±ン ;' ,/
. / `丶、:: : :\ ヽ 丶、_ ノ/ /
/ `丶、 \ ', /
/___ `ヽ \ ヽ、 ノ
" ̄  ̄`丶、 \\ `ー---ァ '´
`丶、 \ヽ、_ /
\ ノ
じつは、駆け出しの頃、中上健次に教わったんですよ。
「いいか、何を書いても一行残れば勝ち。俺はいつもそのつもりでやっているんだ」、と。
「人間は考える葦である」とか
「幸福な家族はどれも似通っているが、不幸な家族は不幸のあり方がそれぞれ異なっている」とかね。
文学作品のラストの一文を拾うだけでも、上手な人と、下手な人の差は歴然とあります。
6:渡部直己:2018/08/03(金) 16:32 ョョ!
らがぼがらがらがぼがらがらがぼがらがらがぼがらがエズオドットコリ〜モナ〜ぼがぼがぼがらが
数_.!レのョョ!らがぼがらがらがぼがらがらがぼがらがらがぼがらが;,.!レのョョ!
_.. ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、 / : :!
i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;' ;,.!
ぼがぼがぼがらが数らがぼがらが
ぼがぼがぼがらが数らがぼがらが
トモウシテオリマス
i., ..;;;ヽ ヾ ,,;_ , /
ヾ_:::,:' -,ノ
ヾ;. 、;,
;; -=・=- , ...-=・=;:
江戸時代からの「評判記」っていうジャンルがあります。
戯作や歌舞伎などについて、出版されたり上演されたりすると
即座に何か注文つける人間がわらわらいて。
その連中、当時は「あなさがし」と言われてたんです。
で、「批評家」と書いて「あなさがし」というルビが……。