アカネアゲハ。

織りなす模様は黒と赤。
明るく行こう、未来へと羽ばたける様に。

( よっこいしょい〜っ )

( ....ちらちら )

( ...成る程、さては気付いてないな？？？ )

(…うぐ)

( ....うっかりさん )

(…返す言葉もないよ…
　…あとごめん、今日は…
　…明日、…早起きしなくちゃいけなくて…)

( ....だいじょ〜ぶ！何も気にしないで、ちゃちゃっと寝る！ ...と言うかそれなら寝なきゃ俺が怒る！自分を大事に！！ )


( ...この土日で頑張って色々返したりもするから、ね？ ...月尾は月尾で頑張って？ )

( ....もぉ〜〜、そんなに気にしなくても良いのに！全然迷惑だなんて思ってないし、寧ろ可愛いなぁって俺は思ったよ〜〜？ )

( ……すぐお調子わんこめ )

( .....にひひ、事実しか言ってないもーん！ )

( さてっ、そろそろ頑張る時間かな ...！ )

( まぁ先ず飯なんだけど、ね？ ...にひ )

( ..... ......忙しいみたいだね！お疲れ！ .... これはまた何か楽しませれそうなのを考えておかないと ... )

____________……



　　『 …………………　(💧)』


　今、わたし… 瑠和は人生の危機？を迎えています

かれこれ１０分前からこの緊迫した辛い正座が続き

もういろいろな心が恐怖を感じて震えてるんですよう…


　　__背筋をつたう冷や汗が更に恐怖を掻き立てる
　　…きつねはクチをｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞに曲げつつ顔色を伺う


　　____先ほどから …ずっと座して沈黙する…　


　　　「 …………………… 」


　　　『 ………………(💦)』


　___"姉御"さまの、…眼を閉じた思案顔を。

「 ( ...あれどういう状況だぞ？ ) 」


「 ( ...さぁねぇ、あたいらにはさっぱり ) 」


「 ( ...あ、姉御はアレ困ってるんですかね？それともはたまた怒ってる？ ...う〜〜〜、分からないのがまた色々と ...！！！ ) 」




　　　　気配から近付いてきた三匹


　　　　....ぷらす




　　「 .....が、がんば、れ〜〜 .... 」


( 聞こえないほどの小声で応援するしか出来ない、音子 )

［ __事の始まりは 10分前に遡る ］〖♪.DBZ あらすじ〗


　今日も今日とて　仕事と厳しい鍛練に励む瑠和。

　日々　強くなる子供たちに対し　

　力の至らなさを感じるようになった瑠和の稽古は

　より一層　激しさを増していた。


　そんな瑠和のもとへ　意外な人物が訪れる

　その人はなんと　瑠和が苦手としていた皆の姉御

　"テホプ・プラルナ" であった。___



　［　越えよ限界　瑠和、人生最大の危機!?　］

(追憶:　…今朝の庭掃きと ステップ移動訓練の最中…
　　　　突然、物陰から姿を表した姉御が言うのだ
　　 「…瑠和、だっけか 今からちょっと面貸せるか?」

　　　__驚きに二つ返事をしてしまった …そして今だ　)



…姉御さんはかれこれ… 10分前からお喋りにならず

　かといってわたしから中々物も言えず…　____

　いったい 何故お呼びになり …沈黙し続けるのか

　なんにも分からない ヘンな空気が続いています…！



　　「 ……お前ぇを此処に呼んだのは他でもねぇ 」


　　___不意に話し始めた姉御にﾋﾞｸｯと背を震わせる


　　『ﾊｯ…はいっﾅｲﾝﾃﾞｺﾞｻﾞｲﾏｼｮｳｶｯ!』

　　　「 …気ィ抜きなよ 別に怒るって訳じゃない 」



　　「　お前ぇに結構な興味が沸いてきた …
　　　 かなり時間、取って貰う事になるが

　　　オレとちょっくら …付き合って欲しい　」



　　　『…(ふぇ　___………………????!!!)』

　　　　　　　当然、それを聞き流す筈も無く




　　　　　「 ...あ〜〜〜〜〜？ 」


　　( ...不思議そうに首を傾げ過ぎて、一周し
　　　バチバチと尻尾から燃え上がる赤猫 )



　　　　「 .........飲まなきゃ、かなぁ 」

( ...大人化薬を懐から出しては、好みのタイプが変わった？姉御に対して ... ...自信のないすばでーを見せて分からせる必要があるかと思う、口調を崩す程動揺する鬼 )



　　　「 ...？ ....あ、あ〜〜 ...なるほど 」

　　( ....理解が一番早い、緑子　
　　　　....恐らくそういう事だと思えば ...溜め息
　　　それと同時に ...何も手は出さない事にし )



　　　　____そして




　はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ！！！！！！！？





　　( マンドラゴラの様な大絶叫をかました、音子 )

_______一悶着　…





　　　・中庭　大広場




　『 …なるほど こーいう事でしたか… 』

( 語弊を招いた姉御の悶着が落ち着くと…
　 きつねに姉御は、充分に広い場所に移動し
　 面と向かい合って …安心そうに息を吐いた )


　__胸を撫で下ろすきつねに …少し頭を掻く姉御



　「 …悪ぃな、冗談言ってる気は無ぇんだけどねぇ
　　ま　伝わったんなら良いだろ！ 早いとこやろう 」


　姉御は …瑠和の"戦闘スタイル"に興味を持った

　自分というもの 性格を確立し 戦いへと組み込む

　まるで己とは違う戦いようだが、その在り方には
　今の姉御に 奇妙な予感を感じさせ __ときめかせた

　…自身が追い求める "スタイル"。

　その答えが、目の前に立つ狐にあるのかもしれない



　____つまり　"戦え"　と、誘ってきたのだ

_____一方




　　　　　バチバチに睨みを効かせ合う

　　　　　　　　猫　　VS 音子



　　　　...大広場にて、屋根の柱から見下ろしつつ
　　　　　最悪中断を行う為 ...準備をする緑子



　笑いながら酒を飲む鬼 ....何故か緑色の猫も観客に



　　　　　　

___向こうは向こうで何やってるといった視線


　「 …後で撫でてやるかね
　　さ、用意はいいかい？ 」

( …促され、ゆっくりと気を吐いた )


　『 はいっ …ですけど、本当に良いんですか？
　　…"うたかたの正夢"も 白尾も使ってしまって 』

　___姉御、…にやりと笑んで


　「 お前ぇの戦いが見たいってんだ
　　真骨頂も見せねぇでどうすんだい？
　　…それに心配すんな 怪我しそうなのは
　　何よりお前ぇの方だってんだ 」


　…此処で、狐は僅に眉をひそめる

　気にする程では無かったはずの __"強さ"。

　子供たちの成長 …及ばぬという危機感を覚え

　鍛え直しを掛けていただけに …今では少々

　…戦いの匂いに対し、敏感になっていたのだ



　　『 …ヘンな挑発は止してください
　　　それに　___後悔することになりますよ 』


　　　「 …ごちゃごちゃ言うのも止そうや
　　　　さぁ　やるよ…　見せてみなよォッ！ 」

　　　　　...さらっと禁酒を解禁している鬼



　　　「 ぷはぁ〜〜〜っ！ ...ちなみに、ねぇ
　　　　あんたはどっちがかつとおも〜ぉ？ 」


　　「 ...近寄るな、酒臭い ...とは言えまぁ
　　あの人が勝つんじゃ無いか？ ...頑丈だし傷付く感じがしな「 わかってないねぇ 」 ....[ｲﾗｯ] 」


「 そりゃあまぁあたいてきにも、てほぷにはかってほしい ...でもなにせ、ひさしぶりのたたかい、ぶらんくはあるし ....おまけに、うんだあと ...
...はっきりいって、まえみたいにからだはかたくないよ ...だからたぶん .... 」


___勝敗予想は五分五分 ....最も




　　　「 あんまり舐めてるんじゃあ無いぞっ！！ 」

「 お前こそうっさい！瑠和を舐めるなぁっ！！！ 」



　　　( ........一触即発しそうな二人 (尚軽酔い) )

_____早幾刻が過ぎ…



　…テホプは切り傷、殴打に少しの間息を切らす
　スタミナが目減りしていたとは言えど… 早い疲労

　__全身の異様な水濡れが動く以上に体力を奪う


　　「 (はぁ…っ　…はぁ)… 強ぇな　…
　　　思ってた以上だ …一発も入れられねぇ…っ 」

　　

　　横笛 …音が色へ　雲色が見し　__

　 荒きものの向うを遠く __掴むを否ひて

　 舞を うたかた　…散りぬる飛沫へ謳うに奥

　仙郷 __霞が調べの如く　…掴めじのあやかし

　　…　妖狐　奏でるは__　我が唄う…

　　　" 泡沫が…　舞　…妖艶なる舞　"


　( __まるで雲を掴むようだった

　近寄れば、…気付ない内に迫る泡に当たり
　滑り転ぶ僅な合間、逃げも攻めも 疾く済む

　ならばと拳を突き出せば 踊るような動きが躱し

　我武者羅に暴れど弄ばれ　不意を狙い…

　吐いた爆炎、…返しの水線　__悉くを無効に終る

　… 今も見据える距離は、かなり離れ__
　　拳届かぬ合間に置かれた …群れし泡沫
　 …まなこ閉じて、…横笛を奏でる狐に__

　　…傷も　ましてや疲弊など見ゆる筈もない )



　　____当然、…"降参"など望むべくもない


　
　「 …(段々、…掴んで来たぞ　__"スタイル"…！) 」

　　　____いっぽ〜〜、そのころ



　( 先程まで白熱した喧嘩(自慢合戦)をしていた二人
気付けば ...肩を組める位の距離感で、戦闘を見守り
...時々音子は耳や尻尾を悪戯に触り、猫に噛まれて )



　( 鬼と緑猫 ...軽く酒を飲み干して、緑猫は顔を真っ赤にして泥酔しながら ...鬼はまだまだ序の口と言わんばかりにツマミを取り出しては喰らいつつ ...
　何か攻略の糸口をじわじわと捉えたらしいテホプに、にぃいいと口角を上げる )


　　　( 緑子は ...浮かぶ泡を触って、弾けるのを見て楽しみ ...奏でられる笛色に心を躍らせ ...なんやかんやで、一番楽しんでいる )

　…この水濡れ、向こうの狐は慣れて扱ってる
　何なら 今この場で一番濡れてるのはあいつだろう

　…だが、それは"尻尾"に集約した　工夫だ。

　"重み"　"滑走"　"妨害"　"補助"

　一点に集めた水の力を上手いこと振り回す…

　本体は調節した強くしなやかな筋力を保ち
　回避、滑らかな動きに特化してバランスを取る

　___見れば見る程、解る程合理的。…
　　尻尾をメインに据え …踊る舞うが立ち回り。

　…その"スタイル"は性格を組み込み… 長く、
　尻尾から始まる扱いに慣れ続けて出来た物だ

　　…恐らく、…そこにオレが求める"答え"がある


　　________


　　「　…もうちょい　___付き合って貰うぞ…っ！　」


　　がァッ！__


　( 脚の水気が抜けるのを待ち、…一気に突っ込む
　　分かり切った攻勢に、一旦瑠和は逃げを選択し…

　__テホプの腹部や脚に弾ける泡沫 …機動を奪うも… )


　　「 へっ　…　こうすりゃどうよォッ！ 」

　　　　　『　！　』


　( 逆立ちのように着地。…__そのまま腕をバネに…！ )

　　__自慢の腕力　…それを機動に用いる。
　　　まるで"赤猫"の如き変則的な"獣"

　　___そして跳躍！…飛来する先は当然…！



　　　　「　貰ったぁっ！ 」


　　　　______ﾋｭｯ…

　　［スパｧン___ッ］!!

__…　ド派手に打たれ音を響かせ
　　　　地面に転がったのは …テホプ。

　「 …ッ　…___　(…見たぞ…っ) 」


　( 無理やりと予想外を組み合わせた強襲
　 …閉じたまなこを一瞬、…歪ませる狐だが

　　__ぐぐ、…と瞬時に上体をお辞儀 …めいて
　　　斜めに下に構え…　一気に駆けると並びに
　　　…跳躍！回転！ …逆ｻﾏｰｿﾙﾄを用いる事で
　　 重い尻尾の一撃をカウンターとして決めた。)


_____"答え"だ、…最大の…　ヒントを得た



　　( …体じゅうの痛み、構う事なく立ち上がる
　　　未だに一発も与えられず、…疲弊するのみ
　　　___しかし…　先程よりも確信を得て )


　…効率的な体の配分　__身体的特徴の活かし方。

　___"尻尾"への特殊機能集約

　___"五体"が立ち回りと筋力を受け持つ


　　…　正に、求めていたヒントがあった。


_______


　　「 …(…だったら　__…試して、…みるか) 」

　　　「 ...そ〜〜〜いえば 」


( ...赤猫は立ち上がり、にぃって笑い ....音子に勝ち誇った様な笑みを浮かべる .. )



　　　　___自分達はな、テホプを参考に
　　...そして想いを込めた技を、作ったんだ ...




　　　愛を本当に捧ぐのなら、お前も作ったらどうだ？

　　…テホプの一見 奇行に疑問符が浮かぶ


　　　　　　『　…？　』

　__恐らくは、…その場の全員が同じように。



( …立ち上がり 腰本より太く__剛く伸ばした…
"恐竜"と呼ばれる種の、…強靭な竜尾。___

　…テホプは、突然　"それ"に大きく噛み付いた )

　　　( .....全員、首を傾げて、困惑顔 )



　　　それもそう、こんな勝負の最中に弱点ではないとはいえ尻尾を傷つける様な真似 ....いや、そんな簡単に傷つかないかもしれないが ....それでも、不思議そうに




　　　( ....何かを理解したのか、猫は笑って



　　　　鬼は邪な想像からか ...顔を少し赤らめ )

_____ｷｨｨｨｨﾝ…



　「 (…あいつが尻尾に集約させてる機能は…
　　　五体で使うにゃどうしても無駄が生じる
　　　例えば… 泡を吐くなり重く打つなり…

__"より効率よく扱うなら尻尾"と
　　　　…思って発達、集約させた機能だ) 」


　____なら、…オレが求めて　…集める機能は



　"体内に宿した溶鉱炉、蓄えた鉱物"

　"態々腕に纏わせねぇと使えない斬属性"

　"鉱物を集めた圧倒的な重さ"


______竜尾に、…溶鉱が広がり 張り付く…！
　　　その上よりまた張り付き …延び、…固く

　「　…オイ、　…"瑠和"　」


　____僅に口を開き …狐ははっ、として凝視する
　　　 戦っているのは …自分だと思い出していた


　「 …体操な　…ヒント、ありがとよ。…
　　お陰様で　…出来る　…新たな高みが

　…そんで邪魔しなかった事 ___後悔しな 」


［ｶﾞｷｨｯ］__充分に育てた"下地"に再び牙を叩き付け



　　　　　　　〖♪.灼熱の刃〗



　　　［ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ___ｨｨ　　…ン!!!］


　__刻一刻と"鞘"を削り…　"大剣"が姿を現す!


　　　　ガキャアｧｧｧ___　…ン!!!



　　『　…!!!　』___危機感。…見据える狐

　　　　　「 斬竜、だぞ〜〜〜っ .... 」


　　( 赤猫はそれこそ、大喜び ...何せ三人が更に
　　　　　　　　　______力になれるから )



　　　　猫ならば更に熱を加えて、温度を上げて
　　　　更に何もかもを溶かす熱をあげれて

　　　　鬼ならば冷気を加えて、クールダウン
　　　　調節をする事を

　　　　緑子ならば ...火種を加えて範囲への攻撃
　　　　更に妨害や援護 ...はばひろく



　　　　　__だからこそ、まずはお手並み拝見
　　　_____一体どこまでやれるのか

　［ドゴォンッ！］

___残存した鉱物質が口内で爆発を起こすも
　…満足そうに"大剣"を、テホプは眺める…


　「 …まずまず、ってトコか
　　荒削りだが叩っ斬るなら問題ねぇ　…行くよ！」

　　___未だ赤熱する刃、…平行に構え…


　　［ぐるんっ］___ジャキｨｨ　　…ン!!


　__体、全体を横に回転！ …前方に広がる…

　泡沫、一纏めに尾刃の横凪ぎが弾け飛ばす…っ


　　『　！！　』　「 いい範囲と…熱だ！ 」

　__脚を邪魔する物もない　…一気に接近！

　［ガギッ］　___ｼﾞｭｩｧｯ!!


　( 更に回転、…尻尾を撫でるように地面に下ろし…
　　そのまま火花散らして上へと切り上げる…ッ！

　　泡沫が残した水分が地面から蒸発し
　　…火の粉を浴びた瑠和の着物が煙を上げる…！ )


　　　『…！』　［ギンッ］

　__だが此処で…　遂に妖狐が"開眼"する。

　　　　____れ


　　　　___んばれっ



　　　___がんばれっ！



_____がんばれ瑠和〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ！！！！！！





　　　( 音子、本気の応援 ...それは、自覚をせず
少し心を楽にして ...更に狐を ...パワーアップ
　　　...更に身軽に、より活発に_____ )



　　　　【人間賛歌《ブレイブ・コラール》】

　　ビュンッ！


__火の粉 …消しつつ六尾を振り回す瑠和
　 伴い放たれる泡沫　___その色…　"蒼"


　「 ん…!?(…青…　何だ…!?) 」


　__異質な泡に気が付き…　反射的に尾を盾にする



　　［(爆発)!!!!!!］



　( …爆発。__異様なる狐火の泡沫、…耀く焔は
　　火を噴き …斬尾の刃を赤く染めて後退させる…！)


　　『　［かぁぉォォォォ__…ン!!］　』

　　___妖狐　…勝負を付けんと接近！


　六尾　…蒼染を振りかぶり__　爆打を以て叩き伏せる!!


　　___対し　…テホプ



　［ギロ…っ］　…尽きぬ闘志、…そのままに


　　　　　　〖　斬　熱　刃　〗


　　__赤熱極まる尾の刃。…同じく振りかぶる



　　　　［　　　　激突　　　　］




　　___________

_____悲鳴一つもない　…爆発の反動に…、
　　…意識を失い　…距離を離して転がる二人


　………

( 片や、…尾刃全てが吹き飛び　満足な六体も
　煤が覆って打撲も切り傷も多い姉御に… )



　……ぅ　…


( 片や、…まともに強靭な姉御と激突した瑠和。
　六尾のうち 二尾が斬り飛ばされ、爆発の衝撃に…
　…衣服の前方が焼け落ち、色白ながら…
　健康的な肌を　…艶やかに晒す　___ )



　___両方、…気絶。…広場は焦げまみれ。

____(戦闘の余波にて、全員ぶっ飛び ...壁に頭を打ったりして、気絶する観客達 ...勝敗は不明のままで ...
....悲しいかな、決着の瞬間を見る事も出来ずに意識を落としてしまった！)

(…この後、巡回に来た黒騎士に
救助された事になってるよ！)

(…どうだったかな？
　ごめんね？眠いのにぃ…)

( だい、じょうぶ.... ....えへ、すてきな戦闘と強化イベントをありがとう、ね？ )


( むしろ、俺こそごめんね...？ ...ね〜、月尾 ...なんか指令して？して欲しい事 ... )

( ...ほ〜んと、適当と言うか疎と言うか ...う〜〜、ごめんよぉ... )

( 眠いとか、そんなん ...ぜんぜんへーきだから )

( んじゃ。…おやすみ、して？ )

( ....そ〜〜いうのじゃなくてぇ...うぅ、何々返してとか何々言ってとかでよいのに...... ...でも )

( ウチ、しってる。…眠いと　技量も集中も切れて…
　無駄に、焦っちゃうものだって。…だから、ね？
　今日を休んで、…明日にわたしとランデヴするの。 )

( ... .......分かったぁ...じゃあ、寝よ？...一緒に )

( …やれやれ、君という子は )

「 …まぁ　抱き枕も悪くはないかな 」

( ... ...可愛くてカッコよくて〜〜 ...うん、憧れなんかじゃ抑えない ... ...ふふふ )


　　　[ ぎゅうぅ〜〜〜 ... ]

　「 す〜〜き！す〜〜き！っ...は〜〜 ...大好き！ 」


　　　　___愛してるっ！おやすみぃっ....んへ

［ぎゅむ］

「 …抑えられないのかね？
　ふふ、…いい感情だ __おやすみ 」

　…愛しているよ

( んにゃ... )

( …わぁんこ )

(　…かなぁり遅れたよよよ…
　ごめんね？…の、後にちょっといちゃりたい　)

( ...ん！！！待ってました！！！ )

( …わんこ気質は変わらないね、…嬉しいけれど
　ついつい手を出してしまいそうになる )

( ....にひひ〜〜〜 ....あ、んと〜〜〜 ...そうですね ...月尾からの命令があれば、返信に集中も出来ますよ？
....いちゃこらでもなんでもよいですけど、ふふ ... )


　　わんっ！ ....なんて

( 明日からまた忙しくなるのだし …久方の間も
　空いた、…撫ぜくり回して、こんにちを終える
　…それも　悪くはないんじゃないかね？ )


［くいくい、…と 顎下を撫でるような手付きで招き］

( ....んまぁ、俺は月尾に付き合いますから〜 ...にひひ ...好きな様にしてください )


　大好きな貴女の為ならば ...なんでも視野に入れておきますから！


　[ ...臀部に尻尾が生えて、頭頂部に犬耳が生えたかの様にルンルンと明るく近寄り ... ]

「 …愛おしい事を言うね　…心の安寧を安く
　請け負ってくれるような、君へ贈るものは
　__やはり…　こういうものだろうか 」

( わんこの首を抱くようにして、…後ろを
　ごしごし荒く撫でて 軽く体を持ち上げつつ
　お腹や、…背中をさするようにわしゃわしゃ… )


「 それとも …これは私が欲しがっているのかな
　けれど、君が欲しがっているものでもある … 」

「 ん〜〜〜っ ...んへへ、どっちもじゃ無いですか？win-winなんですよ、これって ...俺はこうして人肌に触れたいし ...月尾は沢山撫でたい ....そう言う物です〜〜.... 」


( ...目を閉じて気持ちよさそうな声を軽く上げて、口元も緩み出し
耳朶はむはむ噛みながら ...程々の距離感 )


「 ....もう絶対寂しがらせませんから！！！ 」

( そう、寂しがらせない為にも！...何か時間を作ります！ )

(……もぉ、……泣くぞ？泣いちゃうぞ…
……頑張らないと…なぁ…　…よぉし今日は起きよう)

( .....にひひ、えぇ ....今日もお互い頑張りましょうね！
勿論自分の体調優先に... ... ...ね！ )

( ...う〜〜〜、今日は絶対何か、する！！！ )

(…明日は待機になっちゃったから…　ウチも！)

( ....因みに早ければ昼から、出来ると思う )

(き　ょ　う　は　お　し　ご　と！)

(…帰ってきたらなでなで？)

( ＿＿俺は今日も明日も、なんて ...ね？ ...うん、ゆっくり身体を休めつつ、何かしら考えつつ ...勉強もしつつ、返信、考えるね？ )

( …ぐるる )

( ...バッチリ )

____

〖 ｶｶｶｰｯ　また地獄巡りツアー
　参加希望者のお出ましだぜーっ 〗

　　　_____[ ぱち ]

( 謎の声が聞こえては目が覚めて ..気が付けば、また見知らぬ ...？ )

〖 今度はオレが貰うからなーっ
　満タンの電池がウズいて仕方ねぇ 〗


___死体が山と積まれたリングの傍ら
　 奇っ怪怪人の一団が山の上で嘲笑う
　　…真正面でいきり立つ、機械怪人

　　　

　____カカカカーッ こりゃ見物だ

　____今度のやつは何分もつかな

　____おいっ　とっととオレによこせーっ

　____"ﾊﾏｯﾄｷﾝｸﾞ"が相手とはいえ
　　　　俺たちﾃﾞﾋﾞﾙ怪人にゃ希望は薄いな

____上から嘲笑う声が雨霰と降り注ぐ
　 …腐臭に阻まれ、光も薄く 逃れる道は既にない


　〖 ケケケーッ　ようこそ"悪魔の巣窟"へ〜っ
　 命知らずのヒーロー君の名前を伺おうかーっ　〗


　　(マイクを片手に機械怪人が魔人へと詰め寄る…)

　　___掌を何度も握って開いてを繰り返し
　　　“自分”が其処に居る事を改めて理解する。

　___此処は一体何処だろう、と理解をする前に
　　　どうやら話は円滑(強引)に進んでいるらしく


　何かしらの戦闘に巻き込まれたのだと、察知する。



　
____魔人は、ただ静かに笑い ...そして大きく息を吸い込み、腐敗臭に顔を顰める事無く ... ...マイク、奪い去り。




　　　「 よぉ、雑魚共 ...あぁいや訂正だな


　よぉ、地の底に這い蹲る底辺ども。俺の天国を奪った罪は多いぞ？



　　魔人 ...ザレッド・イニール ...以上 」



　　グシャッと握り潰す音が静かに響く

　____…沈黙。


___________


___________


______チッ



　〖 なァァァ〜〜〜〜〜〜ンだ同族かよォー… 〗

( …機械怪人は呆れたように頭を抱えて溜め息めいて… )


____ゲェーっ　オイッもうヒーローは!?

____いねぇな！みんな殺しちまった

____チッ　…興醒めだ、期待させやがって…


　( がやがや、…各々が悪態を吐いて
　　蜘蛛の子散らすように方々へ散る… )


　〖 てめェー　"客" ならちゃんとブザーで
　　ピンポンのひとつでも鳴らせってんだ！
　　おかげさまでこの通りじゃねぇかーっ 〗

　　　___機械怪人は地団駄を踏む
　　　　…蔓延した殺気は微塵も消え失せ

「 .......( なんか、勝手に呼ばれて、勝手に失望されて ...は〜〜、つくづく悪魔ってのはどうしてこうも腹立たせるのが上手いのか ... ) 」


「 ...知らね〜よ、んなの ...気付いたら此処にいたんだもんよぉ ... ...は〜〜、ったく、あのバカ親のやった事でも無さそうだし ... 」

( ....軽く頭を掻きながら困り顔 ...何方かと言うと被害者側なはずなのに、どうしてこうも悪態をつかれなくてはならないのだろうかと本気で思う )



「 ...ま、良かったな雑魚ども 」


　　　__調子に乗るのは、変わらず

〖 ケッ　意味分からねぇこと言いやがって
　…待て、聞き捨てならねぇなーっ　てめぇっ 〗

( 無表情なフェイス！…感情は剥き出し
　機械的にはとても見えない動きで
　怪人は魔人へメンチ？を切った )


　〖 てめーっ　どうせド田舎のお子様怪人が！
　　よくもまぁオレさまの事を悪く言えたもんだ
　　だが、…今日は運が良いなぁ？ 見ろ！ 〗


　　___死体の山　…


　〖 今日はこんだけ殺れたんだからなーっ
　　お楽しみの方はもう満足してるからよ
　　…しょーじきに、"ﾊﾏｯﾄｷﾝｸﾞ様。ごめんなさい"
　　とでも言ったら許してやらんこともないぜーっ 〗


　　　____おいおい、やってるぜ

　　　____よしときゃいいのに… バカなヤローだ

　「 ...悪魔って人を揶揄うのが大好きな筈なのになんでこんな安い挑発に乗るのかねぇ .... ..は〜〜 」


　( ...自身の親と言い、そう言う血には逆らえないのだと考えれば考える程 ...呆れて、片手で頭を抱えては )



「 ...あ〜〜、はいはい ...えっと、なんだけ？フワットキング？ ...ｺﾞﾒﾝﾈ〜〜 」


( 心なんて一切込められておらず、棒読みに等しい言い方をして適当な謝罪 ... ..死体の山を見ても吐く様子や引く様子が無いのは、非日常を経験し過ぎたせいとも言える )


　　　__後は主に自分のお陰でグロ耐性は高い

［ｶﾁﾝｯ］〖てめーっ　もー許さねぇッ！〗

　___消えた筈の殺気が立ち込める
　　…逃がされない意思 …闘争の気配
　　　この場との繋がりが強まり…！


　〖 …"ﾃﾞﾋﾞﾙ怪人"をコケにしやがったんだ…
　　てめー、怖じ気付いたってもう遅ぇぞーっ

　　_____リングに上がりやがれーっ！ 〗



　　…　腐臭を吹き飛ばす怒声が薄暗い中で響き渡った！

　　　.....ふ〜〜〜〜〜 ....


( ...正直、上がるのも面倒だけれども ...こうして煽り散らかしたのは事実だ ...鬱憤、晴らす為にも仕方無く付き合ってやろう )


「 ...オーケー、乗った ...やってやろうじゃんか、そのくだらない戦いに ...


　　安心しろよ、俺は片腕しか使わないからさ？ 」


...背中に左手を回して、右手のみを使用可能に
　　リングに上がった直後に五指で手招き ...じんわり口角を上げて

_____ｶｶｶｰｯ

_____おい　右手で充分だってよ
　　　ちゃんと利き腕だろうなぁーっ

_____いわれてるぜーっ　ﾊﾏｯﾄｷﾝｸﾞーっ


　　___興醒めなど遥かな昔。…戻ってきた面々が
　　　 早く血を見せろと捲し立てた。…腐臭が強まる…！


　　［　ワナワナ…ワナ　］

　(…機械怪人の心はもう穏やかではない
　　握り締めた機械のアームを震わせ…っ)


　〖 舐めやがってド田舎ヤローーッ！

　　___ゴングだーッ！　覚悟しやがれーッ！ 〗


　［　カァーンッ！　］

______


　　［ダダダッ！］

　( 乱雑にロープを踏み上がり
　　魔人へと一直線！…殴り掛かる！ )

　〖　その右腕へし折ってやるぜーッ！　〗

______....田舎、田舎って ...はぁ ...


( ...先程からそう呼ばれる度に、自分以外も侮辱されてる様に感じては ... ...少々怒りを覚えて ... ...なればこそ
徹底的に分からせる必要があると考えて )


______________

( 勢いが良くとも、魔人は涼しい顔 ...赤城の月夜やﾃﾞｽﾄﾛｲﾔｰに比べれば ...生温い )


　　　　　「 ....ん 」


　　　殴り掛かってきたその拳を掴み返して ....
　　　　その勢いを確実に殺しながら ...じわじわ、万力の様に力を込める ...腕に血管が隆起し始める

〖ｷﾞ!　ｷﾞｷﾞｷﾞ…　ギャ［ﾒﾘﾒﾘ…!］　…　ギャアーッ！〗


____…合金の腕がミシミシとヒビが入る…！


　( 腕を振り回せど歯が立たない
　　離せず振りほどけず ヒビが広がる…！)


　〖 ギャァーッ！や　や　やめろーッ！
　　最近特殊加工したばっかりなんだーっ！
　　弁償させるぞド田舎ヤローッ！ 〗

　　　____コォッ


　( 機械怪人…　悲鳴なのかどうかわからない
　　叫びを上げつつも ________


　　　…　_____恐ろしい気配を口元に集中させる…！！ )



　　〖　くらえ10万ホーン…

　　［　スーパーサウンドブラスター　］❗❗　〗



　!　…!!　!!!　!!!！　❗❗❗　❗❗

　❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗


　___真正面　…砂塵へと還す音波がブっ飛ぶ!!!！！

　_____激しい衝撃、散る砂煙 ...塵芥へと化した衣服


　　　　直撃し、赤い血煙が上がれば、誰しもが ...
　　　　生きていない、と確信してしまうだろう


　　　...ｽﾞｯｯ 気配は、消えず


　　　　そんな程度では、魔王は名乗れない



　　　「 .....悪かったよ、少し侮ってた 」


( ...腕は肉が所々抉れて、血を噴き出しながらもまだ腕だと分かる原型を留めており ...そして
　魔人のお気に入りもとい、一丁等は ...残念ながら、ズタボロに ...と言うか前の方は殆ど消し飛んでる
　...微かに後退りした後、しかしそれでも )


　　　膝をつく事無く、立っている



　　　　だからさ ..弁償してやっからさ
　　　_______俺も一撃、返しても良いよな？

____ケケケーっ


〖 喰らった　喰らった…　喰らいやがったなーっ
　所詮は田舎の三流怪人！オレたちﾃﾞﾋﾞﾙに
　勝てる訳がねぇのさ！…　なにーっ 〗

( …まともに受けた魔人　…しかし立ち、メンチを切る
　その姿には多少衝撃が走っていた　__ざわめき。 )


___アイツ…　いい根性してんな

___だがボロボロじゃねぇか　ケケケ

___同族だーっ　殺しはするなーっ　ｶｶｶｰｯ


　　…ケッ


〖　いぃぜ？　受けてやるよっ　そんな体で
　どんなヘナチョコパンチが飛んでくるのか
　楽しみってもんだぜーっ　〗

　( 勝ち誇るように …機械怪人は )


　　____…脇腹に当たる部位に
　　　何やら部品を差し込んでから胸を張る…

　〖　きやがれーっ！　〗

　　　　　___それは、ある一時赤城で起きた事件


　　　巨大な機械が、赤城を攻め立てて来て ...魔人は敗北をした。


　　機械と戦う事は多く ...その度に、ボロボロになる事も多く ...ましてや、 ...守られてばかりだった



　　___だからこれは ...所謂　“メタ”


　　機械達にのみ通用する技を ...魔人は有り余る才能で身に付けた！



　( 小指と薬指を折り畳み、中指、人差し指、親指を
　爪を立てる様に尖らせて ...くるりと肘を回す )





　　　　　　　　機壊拳___冥凱


　　　( 再び高速で肘を回し ...踏み込み
　　　　突き出す、三本の穿つ指 )



　　　___それは、壊すと言う名前に相応しく


　　　　その三指に収まる部品を ..持ち去り



　　　更にそこから魔力を流し込む____ 拳技

____ﾍﾞｷｯ


〖 …ぁ　…　ｧガ…ガ〜…ｯ! 〗


　　［ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ…!!］


〖　こ　…りゃ、…な　な…んだ…　ｷﾞｷﾞ…!!

　な　…ながれ　ご　ん"　…　ｷﾞｷﾞｷﾞ　ｷﾞｷﾞｷﾞ!!!　〗


　　［　ﾊﾞﾘﾋﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ　…!!!　］

　　___魔力は機械の回路を侵食し ...
　流し込む量が多ければ多い程、スピードは速く
　　死では無いが、活動の停止に追い込む程 ...バッテリーを減らさせる。


　　( ....先程、彼が脇腹に嵌めた部品を魔人は抜き取り
　その三指にしっかりと握り ...再び、口角を上げる )


「 ど〜だよ、効いたか？ ...あぁ、つっても ...その様子だと結構効いてるっぽいな、安心したよ ...俺もこうして実践で使うのは初めてだったからさ ... ...フーーー 」



　　　　　俺の勝ち、で良いよな？観客席？

______ﾆｯ




　　…　ろ　く　お　ん　か　ん　り　ょ　う　…



_______

_____…まんまとダマされてくれたな


( …生存、続行　そこまでは予想出来るとしても
　響き渡る声が …忌々しく聞こえる筈の無い声
　…どうやってもそうは聞こえない声だということ
　… それに気付く、…だがそこにいるのは__ )


〖 おかげで命拾いしたぜ〜
　ったく、…ヒヤヒヤさせやがる 〗


( …"魔人の声"を帯びた、あの怪人であること… )


　〖 …あｧー　まぁいいだろ、てめえの勝ちで。
　　ド田舎ヤローにしちゃ中々やるじゃねぇか 〗

____…　やるな　ﾊﾏｯﾄｷﾝｸﾞにアレまでやらせるたぁな…

____ヒーローより歯ごたえありそうじゃねぇか！
　　ケケケーっ　オレがやりたかったぜﾁｸｼｮｰ!

____見直してやるか？　…やなこった　ｶｶｶｰｯ



　　(　…奇妙なタイミングで、勝負は幕を閉じる…　)

　　「 ....ド田舎じゃねぇっての ...は〜 ...
　　ま、そりゃ ...変な名前してる奴だしな ...
そう簡単には倒れちゃくれね〜か ...まぁでもよ？片腕でこんな有様 ....にひ、そりゃあまぁ ...無様、じゃね〜か？ 」


　( ...どうやって生存してるかの仕組みは不明
..それでも充分通用する事が分かっただけでも満足 )


　　「 ...俺がもう一人いるみたいで気持ち悪いな 」

( ...勝ち、を改めて獲得すれば、右腕を何度か振るう
　...気付けばじわじわと傷跡は回復しており ... ...何の支障も無くなっていく )


　　( ....衣服、は下は無事でも ...上は肌着一枚
　　...仕方無く、ボロ切れになった上着を持つ )

〖 マ。そのザマだってのはてめーも同じだぜーっ
　こんだけやってやりゃオレ様に対する過小評価に
　気付けただろ〜　…そんじゃ、用件でも聞こうじゃねぇか 〗

( …カチ、という音を鳴らすと
　あの忌々しい声が辺りへ響く… )

____周囲は…　死体の山を片付け始めていた


　〖 オレ様はﾊﾏｯﾄｷﾝｸﾞ！見ての通り
　　ベルギー出身の機械怪人、ﾃﾞﾋﾞﾙ怪人だ！
　　…んで、てめえはザレッド。…
　　"レッド"地方の魔人だったヤローだな？

　　…"死人"が生き返ってなにしに来やがった 〗

「 ...それもそ〜か ...はぁ、怪人だとか良く言ったもんだよ ...まんまと騙されちまったし ...
...そ〜言う小賢しい所は、見習うべきかもしんねぇな 吸収出来るんなら、って話だけどさ 」


　( ...ふよふよと浮かぶ手達も、死体の片付けを手伝い
　...片膝を立てて、手をつき ...座って、耳につんざく声と話す )


　　「 ...改めて、ザレッド・イニール ...
　二代目赤城主予定、...って言えば良いのか？ ...あ〜〜、まぁ親達については言う事もね〜な、うん ...



　　.....知らねーよ、気付いたら此処にいたんだよ 」

　　( ....動揺も見せずに、淡々と )

〖 …なんだぁーっ？生き返った拍子に
　記憶でもぶっ飛んじまったか！ケケケーっ 〗

［カチャカチャ］


〖 …てめェホントにあの"ザレッド・イニール"か？
　んなヘラヘラしてるてめぇなんざ生きてる間に
　見たことねぇぞ、…さてはパチモンか？ 〗

　(…死臭が薄くなり始める)

「 ...言ってんだろ、俺は気付いたら此処にいた
　つまりは、まだ魂は死んで無いって事なんだよ...
正真正銘、俺は本物 ...人間と、魔物のハーフ ...
　　　　　　　　　_________そんな、俺だよ 」


　( ...立ち上がれば、上を見て ...安心した様に笑みを浮かべる )


　　「 ...ヘラヘラ出来んのはさ、心に余裕が出来たからなんだよ ... ...想像以上に癒されてるって事だ 」


　( ...変な機械の怪人には、分からないかもしれない
それでも、事実でしか無い事を ...言い続けた )

( /さてさて ...返そっかな！ )

………

〖 …どォも、オレ様が見聞きした様子と違いやがる
　癒されただ 魂は生きてるだ…　面白ぇな!ｹｹｹｰｯ 〗

(___天井に釣り下がる頭蓋骨のランプ)


　〖 こうなりゃトコトン追及したくなるぜーっ
　　どうせ帰り道も分からないんだろ？ …
　　教えてほしけりゃ オレ様に付き合うんだなーっ 〗

　.........ﾁｯ

　「 しょうがねぇな、対価はしっかり支払えよ？
　　..あぁ、戻りたい、さっさと戻りたい ... 」

　( あからさまに嫌そうな顔をした後に、溜め息
　　...事情はどうあれ ...どうやら、此処では
　従っておいた方が賢明に見える、....みたい )


　__居心地的には何処か懐かしく、それでいて
　　胸の奥底が吐き出したいと言わんばかりに疼く


　　　...慣れ過ぎたのかもしれない、彼方に

〖 …(癒されオーラが半端じゃねぇ
　　極楽にでも逝ってやがったのか…?) 〗


( 魔人の様子、…それはどうも"世界で慣れないこと"
　とでも、言わんばかりの不思議を見る眼。… )


　〖　ま。いいさ、退屈しのぎにゃ持ってこいだ
　　__それじゃまず色々確認させて貰うぜーっ

　　…　"溶けて混ざる城と神"
　　…　"異なりに喰われし砂漠"
　　…　"谷に落ちた大女"。　聞き覚えはないかーっ？　〗

「 .....あ〜〜〜、いやだなぁ ...あの家族に合うとしたら
　　...絶対異物扱いされそうだよなぁ 」

( ...ブツブツと独り言を吐いて ...悪魔達からどう見えるかなんて、知らぬまま ...
...不安に思うのは、血筋_____ )


　　　　「 ...............？？？？？？ 」


　　( どれもこれも、分からないと言った顔 )

〖 …分からねぇのか

　じゃあ、…"暗黒の一族"

　"奈落へ落とされた赤の住み家"
　"終末を唄う天使"　"虹を奪う闇"

　…これが分からなけりゃ 少し考えねぇとな 〗

　「 ....あ〜〜〜〜、それなら、まだ ....
　　なんか、聞き覚えがある気がする... 」


( ...頭を摩り、少し自信なさげに答える )

( …腕を組み、機械怪人は考え込む )


〖 …カーッビミョーにわからん…！
　んじゃ、単刀直入に聞くぜ！ …

　てめえ自分や家族の殆どが

　"暗黒の一族"に ツブされた事を
　覚えてるか!?　…いや、…
　知ってるか、の方が良いか 〗

　「 ......あ？ 」

「　は？　え？　なん、で ...あ？ 」


　　___どう言う事、だよ？

　〖 …忘れる訳がねぇ事だ、知らなかったんだろ
　　てか　…今が、"20XX(元の時代の3年後)"。
　　ってことを知ってるか？　魔人サンよ 〗

　　( 動揺にｹｹと愉快そうな顔を浮かべ )

　　「 ............ ......オーケー、分かった 」

　　さっきまでの非礼は詫びる、だからさ


　「 教えてくれよ、全部 」

( ...目は引き締まり、緩んでいた空気は何処かへと消える )

　〖　やぁっと話す気になりやがったなーっ
　　まぁ〜 オレは当事者じゃねぇんだから
　　見聞きした話も完璧って訳にはならねぇ
　　そこは念頭に置いとくんだな！…　ｹｹｹ　〗

　( 目付きの変化にまたもや愉快そうに笑みを浮かべ
　　横腹へ奇妙なパーツを入れ込む、…話は続く )


　〖　えー　一大武装勢力にして傭兵派遣の専門家
　　 通称〖機械島〗の解体が終わり、新たな島として
　　 再スタートを切って間も無くだったっけか…　〗

「 ..... 」

( 神妙な顔付き ...魔人、おふざけ無しで真剣に耳を傾けて聞く ... ...それはやはり、ショックだったからと言うのもあるだろうけれど )


　____全員生存なんて夢を、また見られるかもしれないから

　〖　一大勢力を解体にまで追い込んだ驚異の集団、
　　"赤城"。…そいつらがオレ様達、ﾃﾞﾋﾞﾙを初め
　　戦闘関連業界から一目置かれるようになったのを
　　見計らったかのように まず第一の事件が起きる　〗

　(［ピッ］___腹部に当時の新聞が映る…

　　　　…　"死神部隊１番隊長、大破"
　　　　　 "ﾆｬﾙﾗﾄﾎﾃﾌﾟ 植物状態へ" )


〖"何者か"による、"河原襲撃"…何処かは分かるな〜？
　世間は突然の事件に騒然としていたが、オレ達は
　残された痕跡からこの事件の犯人を割り出した…

　　　"暗黒の一族"だよ！　…あの旧神ヤローの
　　 アタマにこびり付いてた黒いギザ…間違いねぇ
…だが、襲撃の理由はその時点じゃ掴めなかった

　　　___程なくして起きたのは第二の事件だ 〗

　　　___溜まる苛立ち、それでもまだ ...
　　　　...まだ、聞く必要がある


　聞きたくは無い、でもそれ以上に大切なのは情報収集 ...

　　だから、彼は気付かない


今ももう、拳を握り締める力が強く、爪が食い込み血が滲み出している事も

〖 …ぁー、襲撃の実行犯が"ｼｪｲﾃﾞｨｰﾝ・ゼロ"。
　暗黒の一族幹部だってことを突き止めた辺りで
　起きたのが、またもや"赤城"狙いの襲撃だ

　　…現れたのは2体。
　　覇王とも呼ばれる"S U N"
　　忌々しい姿の" セカンド "
　　こいつらもまた暗黒の一族、幹部だ 〗

　(…異様な光景を写した新聞が表示される
　___黒く塗り潰されたような"自分達が"
　　　"自分達"と戦っており…　更に
　　　城の上には妙な表情をした"子"
　　…遥か、彼方の山に浮かぶ"異形の天使")


〖　今回は戦力が多かったからか大怪我の報道はねぇが
　 その代わりに戦闘が泥沼化して長く続いている…
　__追い討ちを掛けるように第三の事件…


　　　"シュガー・デザート崩壊　占領"が起こった　〗

　　おどろおどろしく、魔力が濁り、混ざり、漏れ出る

聞きたくなかった？いいや、そんな事は無い、しかし




　　　それでも、吐き気を催す位
　はらわたが煮た繰り返すのは、事実だ

〖 シュガー・デザート。…当時、赤城の幹部クラス？
　ってのを旧神ヤローが娶った事が報道されてた
　よく分からん場所なんだが、赤城襲撃を受け
　その娶った幹部が一時期帰ってたらしい

　…偶然か、その時"最後の"暗黒の一族幹部…

　　"　ダーク・マスター　" が現れると
　　迎撃に出た… 何故か二人いた旧神ヤローに
　　手傷を追わせ、撃退。その後…　…何をしたか
　　知らねえが "異次元のバケモノ" と、そいつらが
　　通る為の転移門を多数設置。圧倒的な数と門による
　　不規則な襲撃、…更にでけぇ門から現れた異次元の王、

　　…"アナザート・プライム" がトドメとなって
　　何処かも分からなかった旧神ヤローの領域は壊滅。
　　門の向こうにあった異次元の環境を砂漠に引き出し
　　修復不可能なレベルで汚染、砂漠は壊滅したな

　　…旧神ヤローは知らねえな、結局どうなったか〗

　〖 赤城事件の終盤となる第四事件では
　　その"異次元"勢力が、突然赤城内部へと
　　ワープ襲撃を仕掛けてきた事から始まる。

　　自室に安置されていた旧神ヤロー…
　　__ﾆｬﾙﾗﾄﾎﾃﾌﾟ。その自室に突然、謎のワープと
　　　殴り込みが異次元の奴らによってなされ
　　　録に抵抗できなかった旧神ヤローは死亡。
　　　あまりにも突然の襲撃に対抗出来るやつは
　　　外の"暗黒の一族"のせいで居なかった

　　　異次元が主体となる奇襲進撃は止まらず
　　　かといって旧神ヤローの遺体を諦められず
　　　奴らが浸入してくる部屋を閉じられない間に

　　___最悪の襲撃、…"四魔卿"。
　　　…ダーク・マスター
　　　…ｼｪｲﾃﾞｨｰﾝ・ゼロ
　　　…S　U　N
　　　…セカンド

　　　そいつらが一気に襲い掛かってきた。〗

( 白黒の部屋が写される
　…荒紐で拵えた転移門をバケモノが利用していた )


　〖 先の大事件で統制が取れなかったんだろーな
　　…"四魔卿"襲撃を境に赤城住民は異次元とも
　　挟み撃ちになり、ひとり　またひとりと
　　死亡報告が届くようになった。…陥落後、
　　報告が無かったのは…

　　___"影の国"が寸前で連れ拐った幼竜
　　___命がけで逃されたガキ数名
　　___赤城の若君、破壊寸前の黒い機体
　　___黒い機体に抱えられた半壊の機体

　　　こんだけだな、…それでオレ様は

　　　…最近、てめえに会ったんだ 〗

......は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 .......あぁ、なんつ〜か、悪いな



( ....口端から血を垂らして、弱々しく声を出す )




　　　　血管が額や腕に浮かび
　　　瞳は赤く赤く　...ドス黒く、光を放つ

〖 あー、無理あるなら聞くなよ？話ができなきゃ
　つまらねぇ。… で、どうする

　___二日前に会ったてめぇの話
　___この"地"が何処なのかって話 〗

　　　「 ....最後まで一旦聞かせろ 」


( そこからで良い、俺が何をすべきか ...それで、その鬱憤と、最低な過去を ...グッドエンドへと持っていくには )





　　　　____気が付けば、魔人の腕は
　　　　　....黒く黒く、破壊の象徴となり得る

〖 …水でも呑むか？　___あぁ、てめぇの話か

　…二日前、"思い出の地"だった此処に
　てめえが現れた。…戦う意思は無かったな
　見たところ、見も心もボロな状態であと
　１日持つか。…ってところだ 〗

　(…凄惨な状態のあなたが映される)

〖 情けなんざ掛ける気もねぇ、見殺しを決めた瞬間
　てめえはオレに"質問"してきた …助けは求めずに。

　"黒い女の子"を見なかったか　…とだけ聞いてきた
　何の事か分からねぇから知らねぇ、と言ったら
　てめえはしけたツラしてどっか行っちまったよ。

　___何処行ったかは…分からねぇな
　　…此処が"チョコレイト・ジャングル"だって
　　事ぐれぇしかオレは知らなかったんだからよ 〗

「 .....あ〜〜〜〜〜、おっけ、それで、全部、だな？ 」

〖　…ま、こんなトコだな。
　 言っとくが詳細についちゃオレ様知らねぇぞ？
　 あくまで見たのは今のてめえで、聞いたのは
　 新聞とか話だしな。…で 話は聞いてくれたんだ

　　…出口の代わりに"てめえ"が向かったトコでも
　　教えてやろーか？ どーせ行く宛ねぇだろ　〗

「 ....わりぃな、ほんと ...今な〜んも分け与えられる奴ってのも、無くてよ 」


( ....澱んでいた空気が、いつの間にか戻り始める
　...魔人も冷静に、なり始めた、らしい )


「 あぁ、頼むよ ...教えてくれ 」

　〖　アッチ　だ、…無駄な事すんじゃねーぞ
　　てめえが生きてんのか知らねぇが、ｹｹｹｰｯ　〗


　　　____"切り株"のあった方角


______

　　「 ......さんきゅ 」


( ....立ち上がれば、何かに取り憑かれたかの様に、足取りは重く ...フラフラと、体は不安定に歩き出す )



_____________何が、どうなって、どうして？




　　　　　ﾝで、だよ ....ほんと

　　　いつかは、別れが来るかもしれない
そんな事は、分かっていたつもりだった、それでも



　　___こんな終わりは、最悪過ぎる
　自身の関与しないままに、全てが終わっている




　　　　　そんなの、そんなの





　　“ ふｯｯｯｯｯｯざけんじゃねぇよｯｯｯｯｯｯ❗️❗️ ”




　　( 意味も無く、ただ空へ ....赤黒く染まった腕を
　　放てば ...雲が割れて、大気が震えて ..それでも

　　　何にも残らない、虚無のみが止まらない )




　　　　....一体、なんだ、ってんだよ ....



　　( ...切り株のあったであろう場所を、反対の手で
　　　　　　　　ゆっくりと ...虚空を撫でる )

　　

________…


…森の様相は、さほどの変化はなかった

　迷路のように栄えた森の木々
　土を落ち葉が彩り …道を風が拓く

　…葉っぱの繁るトンネル　…木漏れ日

　__水の溜まった小さな池　…舞う小鳥



　　　　…　あの日も迷うように
　　　__誘われて…訪れた 秘められし郷


　…切り株は __未だに青々と… そこにあった
　__根本に　…


　　___無骨な造りで　…されど頑丈な

　　…　"あなた"が刻まれた石を携えて


_________



　　　…ザレッド？


_________

　　　( .....顔面に、傷跡が殘る程強く爪を立てて
　　　忌々しそうに、掻き痕をつける )



　　　　意味が、無かった？
　　俺は何を、していた？守れなかった？
　何も、知らない。皆んなの最期、結末、結果。
　　それがどんなに苦痛かなんて、心を締め付けられるばかりでしか無くて。



　　　何も、聞こえず ...ただ、自暴自棄に。




　森の勇気も、光も、命の闇も、何も見えなくて。


　　　　ただ、深い深い、不快な闇が彼を包み



　　　未だ起きた現実に納得が出来なくて ...





　　　“ ｯあァァあｧｧｧｧｧｧあ"ｯｯｯｯ❗️❗️❗️❗️ ”




　　　絶叫に似た、何かをあげる

　( ___悲鳴のような …声は虚空へと溶け消える
　　　　…怒り　絶望　__全てを込めた声が )


　　_____



　　　　　…ザレッド

　　　　　…　…きこえる？


　_______


　…溶けて　…消えると
　僅かに風の音に混じって
　__何処かから…聞こえる

　　「 ........黙れよ、黙ってくれよ
　　　なんだよ、恨み辛み言いに、来たか？
　　　....帰れよ、頼むから、よぉ ...！ 」


( ...声に覇気は無く、ただ悲痛に溢れていて ...
　....聞こえた声が、幻聴だと信じてやまずに、耳を塞ぐ )




　何も、見たくない、聞きたく無い、信じたく無い
　なのに、今こうなっているのは、あの悪魔の言う事を信じたからで ...矛盾が生じているのは、分かる




　　　　　　_____...."矛盾" ？

　　　__そう言えば、さっきから聞こえる、声は




　　　　だって、さっき、死んだ、って

_________


　… よかった　…


　…　___生きてるんだね


_________


( 静かに …肩を抱くように
　木漏れ日が照らすように
　…少しずつ …ゆっくりと
　___あの声を伝えて )


________


　… わたしはあまり…
　…本気で怒ったことないよ？

　…今もそう、…けど　ちょっぴり
　__見てくれないから …寂しいかな


　　…　ねぇ　…ザレッド。


______…


…　切り株の上に、静な声
　___黒く…薄れた姿

________


....頼むよ、なぁ、頼む、嘘は言わないでくれ
　見たく無いんだよ、本当 .... ....

　　...頼むから、やめて、くれよ


　　( ....顔を、両手で、隠して ...ゆっくりと、顔を上げて、その声の主を、確認する )



　　　生きてても、意味、なんか無いだろ ...


　　　この現実が、より深く夢じゃ無いと
　　　知らせるようで .....とても、心が、重苦しく

______


　…　現実だよ　__悲しくて …辛い現実

　… でも、キミは違う

　__生きてる世界から来た　…此処に。
　 壊れてしまった… そう"未来"に

　___…　変われる　…変わってしまう"過去"から

_______


… だから　…少しだけ、話を聞いてほしいな

　____わたしだって悲しいよ　…

　　… でも、…　寂しかったから



____　…風が吹けば　揺れてしまいそうな
　　　　薄く …虚ろな姿　___黒い　…姿。


　　　…　あの日の笑み
　　　　弄んで　遊んだあの日の笑み。

　　__黄昏時に現れた　…ひとりの 霊


________



　　　…　まだ、変われるんだよ　__ザレッド。



　　____"ナイ・ア=イニール"

__________.......あぁ、本当、情け無い


　　守れなかった事もそうだけれど



　　　惚れた女の前で、メソメソ泣いてる方が
　　___________もっと格好悪いだろ


　　( ....色々な感情が混ざる中で、腕で目を拭えば
　　...いつもどおりの、魔人の顔 )




　　「 うん、何でも聞かせてくれよ
　　願い事でも、恨み言でも、何でも良い


　　　頼むよ、_______ナイア 」




　　　まだ折れるには、早いみたいだから

_____にぃっ…

(　…目元の見えない幻影は　__静かに微笑んだ　)


________




『 …まず知ってほしいことだけど…__キミはこの時代の…
　この世界の存在じゃないんだ　…この世界のキミは
　___此処で、…眠ってる　…ずっと 』

( …ゆらりと揺れる足の下に
　___あなたが刻まれた石… )


　『 …この世界は、…きみの世界で言うところの
　__"バッド・フューチャー(最悪の未来)"。
　　… たぶん、きみがさっき聞いた話の通り
　　 多くを守れず、…僅かな希望を残して
　　　___殆どが滅んでしまった世界 』

「 ....そっかぁ、俺も死んじまってたのか 」

( ...不思議な感覚だ、確かに石の下にある ...地面からは、似た様な魔力がほんの僅かに感じ取れる ...
ズキリと痛む胸を抑えながら、話を聞く )


「 ...悪いな、違う並行世界と言えども ...
　ナイア達を、....救えなくてさ 」

___…少しだけ、寂しげな雰囲気


　『 …きみのせいじゃない　__だれのせいでもない
　　だから、わたしも諦めきれずに此処に残ってる

　　…__あの日、ニャルが目を閉じた瞬間から
　　…　だれも　__止まれなくなったんだ 』


____　…　黒が、…目を閉じる　____追憶…




　　…　河原のビルディングで
　　　死神と、伯爵が打ち合う


　［ｳｳﾞﾝｯ!］__［ﾁﾞｯ　ギィンッ！］


　〖 残念ながらこれ以上時間を取れんよ…
　　ワタシは倒せん、立ち去るのだ__ 〗

　　…　［ｶﾞｼｭｩﾝｯ!］


　　〖 …やれやれ 〗


____ザァンッ！！


　　(　___死神の体が上下に断たれる
　　　　…配線が火花を散らし、燃料が散る
　　　　…　だが____　)


　　　…　任務続行…　　〖　な、何…ッ！！　〗


　　　　___(執念の産物か。…伯爵の体を
　　　　　　上半身だけで掴み …道連れを狙う
　　　　___河原の一角へ…　急加速!!!)


　　　〖　!　この方角は…ッ　いかん！　よせ…ｯ!　〗


_________



　　( …闇の者、死神、__気配を見せぬ戦いを感じず
　　　ただ二人 ___買い物を楽しむメイドと、後輩 )

　　_____周囲含め　…接近に気付いたのは



　　　「 ………？ 」　　_____!!


　　　　_____直前。



　　［(炸裂音___!!)］







______



　　［ ﾋﾟｰﾎﾟｰ　ﾋﾟｰﾎﾟｰ　__… ］

　(　__吹き飛んだ者　…手や足を失う者

　　…死神の龍気と 黒い小星の炸裂は
　　悪意なき偶然により起こり …被害を拡大させた

　　____救急の者たちが現場を駆け回る　)




　　　　…　小さな彼女はメイドの下から
　　　　___気が付き、…這い出る


　　　…　我が身を庇って　_____


___龍気に焼かれ
　　　　…黒い星に頭を貫かれた

　___目を醒まさぬひと、…彼女を見下ろした

______それでも



　それでも、護れる物ならば守りたかったよ、俺は



　( 何かの偶然が重なって起きた事
　　だと、しても ...それでも )


　　　そんな簡単に、死んで良い訳が無いだろ

　　　ましてや、ニャルちゃんには...もっと、ダメだ



　　彼女は今まで苦労をして来た
　別れを経験し過ぎた


　　　　__させてはいけないんだ、絶対に

______


　『 …崩壊はあの時から始まったの
　　死にも等しいあの子の有り様は　…
　　だれの心にも、…平静を失わせてしまった 』


　　　___怒りと　…悲しみ

『 それが彼らの付け入る隙だったんだから 』

______


　　( …程なく現れた__　"覇王"の存在
　　　___心の闇。__…それは、具現化され

　　　…　"無心の影"が現れ　敵となった )

_______


「 .....二度は、死なせないから、絶対に 」


　　( 小さな決意を秘めて、固めて ...
　そうならない様に対策と、本気で迎え撃つ事
　　それを、祈るしか、今の魔人には出来ない )

　　『 …特に、後輩の子…　__あの子の闇は
　　　私たちの誰よりも強かった。…影が
　　　__3体も生まれる程に。…そして…

　　　…"セカンド"。___天使の…　喚び声 』


　　(　…迷い多き、子は狂わされ
　　　頭を抱えて城の中…震える
　　___虚無と　…滅亡の記憶。
　　　…叩き付けられた記憶。　)
_____


　『 …わたしもザレッドも、慰めたけど
　　___あの子が持ち直したのは…
　　　…全てが終わった後だった 』

_____

「 ......うん、続けて 」


( ...苦く、辛い、思い出 ...だから、それを防ぐ為にも頑張らないといけない )


　　___そして、どうすればそれを防げるのかを
　　　"魔王"として考える ....それにはやはり



　　　数多の者の、協力を_____

____…砂漠、…ハッちゃんが治める地も
　　いつの間にか滅んで　…赤の仮面は
　　 …戦えなくなるくらいに泣いてた

…どうやって滅んだのかはわからない


____そこから来た怪物達に　…脳死していた
　　ニャルは殺されて　…遂に後輩の子は叫んで
　　　…怪物達に向かっていった　___最後に

　　　　…　"四つの魔"。…それを相手に
　　　___わたしと、…蒼が殿を勤めたんだ


______各々の　…守り、逃がそうと踠いた追憶。

(追憶　…しばらく続くよ)

( .....りょう、かい )

____


　　…　火の向こう　__掛かる火の粉も無視して

　　__距離を詰めてくる　…異界の化物達。



　『 …　キミに頼るのも　これで最後かな 』


　…　頭に包帯を巻き、…その下から赤い液体が垂れる
　　黒い騎士と　…その 孫である白衣が並んで怪物を睨む

　___騎士は、…背後で三人の子を抱える…
　　　破壊の腕　…巨漢に声を掛けていた


　　___子どもたちは　…騎士に"眠ら"されていた
　　　…余裕のない母を想って、…残ると喚くから



　　 ___頼んだよ …




　(…去る、巨漢を見送り　__騎士は白衣に声を掛ける)


　『 …私の為に残ることはない 』

　「 　___生憎、…死にたがりでね…！ 」


　　　

　　『 … ふふっ　…結局はそういう血筋か…、

　　　(___いい夢を見られたな) 』


　　__シャラル　…リン　…ソウ　　…　テイル




　　　___怪物が襲い掛かった。

　　

　____とうに…　敵と、建物の区別もない


　　　［　ギィィィィ___…ﾝ!!　］

　　『{ｵ"ｵ"ｵ"ｵｵ"ｵｵｵ"ｵｵｵｵｵ❗}』


　___寄るもの、…子や 猫たちを追うもの
　　　全てに"斬竜"と化した …旧は
　　　赤の谷へ …全てを引き寄せ 切り飛ばす


　　____…傍らには　同じように化物を喚び
　　　此処まで耐え抜いた …尾の千切れた狐が

　　　…生気も帯びずに倒れ伏す


　　___残る竜も、目は潰され　…片腕は無い

　　　…暴れ、吠える　__少しでも逃がす為に

　　____［ギャじゃじゃッ！！］


　　…　巨大な化物が竜の首に食らい付き

　　__共に…　谷の底へと転がり落ちた

__________



　…　はは、…は　___


　［ｽﾞﾘ　…ｽﾞﾘ…］


　…やら、…れ　…ちゃった　…なぁ…

　あぁ…ぁ　…　…こん　…な、…

　…しに　__かた　…じゃ…　…

　…　…　…だめ　…なの、に…ね？　…

　___ばか、…ア…ロー　…　…


( …医霊の長刀を握り締めて
　__"逃げろ"、と…殺気以外何もない
　　　…そんな顔で …扉を睨み続ける矢機
　　___もう　…後ろに音は聞こえない )



　『 ……ね　…ぇ　__キミ、さ…

　　… う、…ち　と　…どんな　…
　　やく　…そ、く　…したっけ

　… ぁは　…は…　…
　　…いたず…ら　…とか

　…ず、…っと　…ず…と 』


　　___…［ｽﾞﾘ　…ｽﾞﾘ］


…一緒に　__…って


『　…一緒　…　……　だって…　』


___


…　…　…ｯ…ｯ


　『　…っ　　____言ったじゃん…が…っ…　…ねぇ…


　　　　_______ねぇ………っっ！！！　』




　　　　____月跳…





　(___白い　…白い　___スクラップ…)



____…　黒く　…爛れた機が
　　…なにかを抱えて飛び去る

____________


『 …残したいもの　___守りきれた少しのもの
　わたしも　…ミィリィをザレッドに任せて
　蒼と一緒に…　命を落としてしまった

　…キミは、…二日前に此処に来て
　倒れて　…ずっと眠っているんだ 』


　( __追憶が、…魔人の元へ流れてくる
　　…限りない無念と　…守りきったもの )

_____________


「 それでも、被害が、大き過ぎる、よなぁ 」


　( 気付けば ...頬を伝い続ける、雫 )


「 ...何死んでんだよ、テメェ等、馬鹿かよ ...もっと、生きろよ ...自分を、優先位、出来ね〜のかよぉ.... 」


( ... ...恐らく、魔人が知らないだけで ...本当に、本当に生き残ったのは数少ないんだろう
　だからこそ、無念が残り続けている ...悔しさが残り続けている )

『 …そう、無念と　…悲しさ　悔しさ
　そればかりが残り続けてる。…これが
　…"バッド・フューチャー"。最悪の未来… 』

( 静かに告げる　… )


『 ……　けどね？　___キミは、まだ違う

　ノーマル…　今。変わっていない現在で…
　この未来を知って、…戻ることができる

　____良い？　…聞いて　ザレッド 』

_____「 うん 」

( 確固たる、強い意志 )


　消えず、止まない、光を ...灯して

『 …今、現在のわたしたちでは
　闇の一族には勝てない。…けれど
　…"影の国"と、手を組めれば
　見込みはあるかもしれない 』

_____


　『 今、…過去へ行ったミィリィが
　　影の国の …トップを"河原"に
　　呼び寄せてくれているわ …

　　…多分、ヴォリンのことで少し
　　悶着が起きるかもしれない　…だけど

　　…___あの男と　…上手く、手を組めば
　　　この未来は避けられるの …___　』


　________


　　『 …後は、なるようになれ　…ね 』

　「 ...勿論、ソイツ等にばっか頼るつもりはねぇよ
　　...変なプライドかもしんないけど、さ 」


　　________決意を胸に、立ち上がる


　「 俺達の魔物化、真の力 ...それが見せられたのかは知らないけれど、それでも ...発揮出来れば、幾分かはマシになるだろうさ 」


　　_____それに、俺達も ...人手は、集めてみよう




　　　「 だからさ、安心して欲しい 」






　　　必ず次こそは、護るから

……　…　…　…　

『 …その笑顔 』

　「 .... ... .... ....何さ？ 」

_____…　その笑顔だ


『 ……　…　上手く行く、そんなときは
　　…キミはずっと　…そんな笑顔だった

　…　わたしは　…此処で待っているよ

　　頑張ってね　…ザレッド 　_____』




____________

「 .....絶対に、二度と、貴女を死なせない 」


　　　だから、見ていて欲しいんだ、辿る結末が
　　　　とても良い物だと、信じてもらえるように


　　____後は、今の俺達に、任せてよ


　　　仇は討つから、ね

(　や　)

( …にゃるる )

( 待ってたぁ！！！！！ )

( …居眠り義妹の日常、とか
その後から冠雪の続き検討やる？
　___お待ちどぉ！　…わんこくん！ )

( ...なんでも、大丈夫！月尾のしたい事、お願い何でも聞く！
....うん、大好き、あのね、いてくれて本当にありがとう、ね？...幸せだよ )

( …ぁー、ごめん　寂しかった？
　こっち結構ゴタゴタ起きてさぁ…！！

　あ。病みとかはないよ？
　"ぁあもう早めに言わんねそういうこと！！！"
　てな感じで右往左往のお手伝い。…ぢかれた )

( ...あ〜、んと、実は昨日ね？あっちの方で色々ぶちまけちゃってさ....まぁ、うん、寂しかったかも。


...ふふ、本当月尾って優しいよね〜〜.... ...お疲れ様！ )

( あ。…そうそう
　…きみの誕生日、改めて教えて？
　ちょっと…メモり忘れちゃって…さぁ )

(…あう、病み病みしい事かぁ
　じゃあこっちで浄化しなくちゃね！)

( ....ふふ、残念ながらまだまだ遠くてね〜〜....



1月20日！ ... .....大丈夫大丈夫！ とっても...可愛い！ )

( ...まぁ、うん、月尾が見る事はおススメしないかな？...流石に、ちょっと )


( だからたっぷり、癒やして、ね？ )

( おこーこーせい二年なのだよ )

( ピチピチに若くて青春真っ最中な高校生なのだよ(えっへん) )

・木陰日和のうとうと(ニャル)

・星辰 うたかたデイタイム (瑠和)

・lucky a oh luckyday　(J=音楽好きなあの子)

・溶けそ〜　な…おひる　(ｱｻﾞﾄ=叱り強めなあの子)


…　浄化内容を選びなさい！

( ....どれもみたいけれど、それじゃあ〜〜 ... )


　　音楽好きなあの子を、お願いしても大丈夫？

_______…


　…　♪　__♪　__♪　♪！

　{リズム［♪.サンシャインガール］}

( __…いつかのノリが良さげな子
　　　Looks very fun
　　Now you have fun too

　目尻を上げて両手で　clap！
　Today is a fun day
　That's a okay！

　lucky a oh luckyday aa…

　you very lucky a oh lucky day
　よぉ…　____ )


_____

　…(ちょっぴり、…癒され欲しそうなあなたの元へ
　　陽気でホープたっぷりのミュージックと足音！
　____…)



　　…　ﾝ　、誰かいるのｻ?

_______(ハンモックの上にて、寝転がる魔人)



　　　.....ぁ〜〜〜〜〜〜〜.....


　( 屍人の様な唸り声を上げて、暑さと疲労的頭痛に苦しみ中 ....顔面にカバー付きの開いた本を載せて光を遮りながらも ... ...聞こえる声にも誰だか判別出来ず )


　　( ただ力無く片手をあげては、ぷらぷらと振り )

( 待たせたね…　…そして諸々終えたのだ
健康管理のトレーニングに布団叩き、機器の手入れ
お茶の用意…　全てにおいててぬかりはない！
　…再開しようか！ ___イー兄ぃ？ )

( 待ってたぁああああッ！！！うん！しよ！沢山しよ！遊ぼっ！ ...にへ、んへへへ....は〜〜〜〜 .... )


( 大好き )

________


　《………ん　ぁ〜〜に腐った重点してﾝのサ》


( __ﾌﾗﾌﾗ頭痛と自堕落ホット、向き合う気力の
　　 僅かさ示したアイマスク代わりに掛けた本。

　　…真っ暗癒しは取られて中断、目隠しの本を
　　取られて中断。…ぱぁ、と明るさ降ってきて
　　しばらく慣れたら 目隠し没収 …本を手に取り
　　タイトル眺めて半袖の …いつかの親戚隣で《YO》)


　《〖マ〗…カキカキ重点食べ氷、此処にあったら
　　　　食べたい要求 軽く言えそーで都合E…よﾖﾖ 》


　　　____夏服姿で眠たそうな顔

___________

「 .....眩しいんだけど、返して ... 」

( ...片手で顔を覆い ...ゆっくり起き上がってだらけ切った反応 ... ...ちりちり光が眩しくて、溜め息吐いたものの仕方無く .. ......視線をチラリと向ける )


「 ......あ〜〜〜〜、なるほどね、君か
　....また金か？ 」


[ 本の題名【一撃の男 21 】 ]

( ...扱い手慣れた物で、不純な印象を持ちながら ...改めて起き上がる )



　　___サラシ一枚

［ぽすっ］___ハンモックに顎を載せる

〖 …重点はｷﾝｾﾝじゃ、ないのサ 耐熱が続くから
　うちの皆(みな)もﾂﾏﾝﾅｸて だから此処 きた 〗

( __ついでに傘でも 被る、みたいに
　　頭に乗っける【一撃男　ﾄｩｴﾝﾃｨｰﾜﾝ】。
　　サラシの下に 無垢な、興味で
　　柔らか胸部を 幾らかつんつん )


　〖 イー兄 は知ってるのｻ?… ﾆｬﾙﾗﾄは言ってたよﾖ
　　"暑いときはカキカキ氷"。ｹﾝｺｳ重点な食べ耐熱

　　…腐った重点してるくらいなら
　　ﾆｰﾌﾞとカキカキ、食べに　いくのサ 〗

　___ちろー…り、見上げる視線
　　 クチはハンモックの下に隠れて
　　 目だけが見上げる上目のおねだり

「 ......しょ〜〜〜がねぇなぁ！！ ...後胸は触るんじゃありません、俺だから良いけど他の奴等だと ... ...どうなるか知らんぞ 」


( ....拳を頭に乗せて ...仕方無くハンモックから飛び降りては、ズボンから財布を取り出し、中身の確認 ...
.....そこそこ豊潤、沢山食べれそう )


「 ...んじゃ、食べに行くか？ ...ま〜〜、こう言う時うってつけなのがいるにはいんだけど...子供には悪影響だしなぁ... ...ヴェルはやめとくか
....ほい、行くぞ〜？ 」



___魔人、どうにも強請りに弱く ....
　　...拒否る様子が全く無かった

〖…ﾁｮﾛ、過ぎ重点　逆に怖いのサ…　〗


( 本は置く。興味はない、ついていく、興味ある。
　裾があったらつねって歩く。だけど無いから
　とてとて歩く、魔人へとてとて付いていく… )

〖 ｼｮｸﾄﾞｳに あるってﾆｬﾙﾗﾄ　ﾎﾃﾌﾟが
　言って　たのサ… イー兄、いっつも
　上々(うえうえ)裸の へんたぃ なのサ？〗

____悪意はないけど結構クチ悪。

__________


　　〖4F おきつねの食堂〗


・家庭的な味が体と舌にやさしい 御狐飯。
___おひるもよるも、此処で済ませる人は多い


　現在:　…　厨房:　瑠和(ピュアスマイル)


・カウンター席:　ニャンダルマ(かつぶしウドン)

・テーブル席:　周辺警備兵数十名(しょうが焼き定食)

・カウンター席: 狐を口説く警備兵(炭酸ジュース)

____　入り口:　…魔人と軽子


　…　いらっしゃいませぇーっ

　(…馴染みやすい柔らかな声と
　 無理なくお腹を空かせる匂い。
　…家庭の雰囲気がお出迎え___)



　《〖ン〗…　わりかしひっろいのサ》

「 ....あっついからだよ、今服改良中だから ...
...他に着るもんがね〜の ....と言うか俺的には別に隠してたら何だって良いと思うんだけどなぁ、....てかそれなら魔王様の方がもっとアレだからな？殆ど裸だろあんなん 」


( ...言い訳の口数が早く多くなるのはやはり ...図星？
嘘は何も言ってない、言ってないけれど苦し紛れ感が強い ...一応、掌に収まるサイズ感。
でも何方かと言うなら固め ...しっかり着いて来てるの確認してから、改めてお食事処へ )


______________




　　　こらぁあああああああーーーーーッ！！！！


　　( ....狐を口説く警備兵に、大声で注意する音子
　　メガホン構えて ...でも周りには邪魔にならない様
　音の響かせる範囲を調整して ...その周りだけに )


　　「 ..ま〜〜〜、確かに此処って利用しやすいんだよな、安いし ... ...後まぁ優しいし、とは言え本当 ....休めてねぇよな〜 .... ...はぁ 」


　　( ....空いている席を何処かと探す ... ...一先ず今は


　___新しく城へと参入した奴等は忘れて良いだろう )

　［　たぅ わぁ ばっ ！］

_____《ﾋｭー》


　( __色男の壮絶な叫びを聞き 軽子は決意がみなぎった

　　…わけがない)
_______


　《 ｼﾞｮｰｼの槍玉上々(あげあげ)できるﾄｺってのはサ
　　従う下々(しもじも)、ﾅｶﾞﾚﾀﾞﾏ被るｺﾄって聞いたよﾖ 》

　　　____ぐさぐさ言葉で刺す


　(　色々グダグダやってて言ってて、…そうこう
　　する間に席空き見つけて、ﾗｯｷｰ！テーブル四人席。
　_お先と靴脱ぎ ザブトン敷いて、ワクワク手付きが
　 メニューを拝借　__どんぶり、定食、ラーメン、菓子。)



　《 …どれもおいしそうだね 》


　___…眼を輝かせて、ボソッと

________

「 ...あ、あはは ...なんつ〜か正論 ...かも....
　でもまぁ、別に良いんだけどさ？ ...いっつも世話になってるし .... 」


　　( ...苦そうな顔をしたけれど、直ぐにポジディブ
　　　恩はたっぷり、あるんだから )


「 ...ﾖｲｼｮ ...ふー、好きなの食って良いからな〜？実際不味いのなんか無いと思うし ....ん〜〜〜 」


( ...靴脱いで、しっかりと揃えてから、座布団の上にて正座をして ...メニューを見る
　...王道でゆくか邪道でゆくか ...はたまたすぺしゃるめにゅーで行くか ... ....意外と腹も空いて来た )


　　　「 ....寝てるよりはやっぱ、こうして
　　　何処か行った方がマシか ....ふーーー ... 」



　　___ど・れ・に・し・よ・う・か・な ....なんて

《 よくない事ならいい事を思い出して
　帳消しにしようとする。お兄さんは…
　多分、人が良いって言われるタイプだね

　__よく …お手伝いさんから心配されない？ 》

( じー、っとメニューを眺める
　眠たそうな顔は …興味一杯に
　眼を輝かせた 無表情… __子どもっぽい )

___________

おきつねのメニュー:　がっつりのページ


・しょうが焼き　　・白身魚の塩バタ焼き

・鳥煮　　・ソーセージ炒め　　・天ぷら盛り

・やきめし　　・ケチャップライス　　…etc

___________


　《 …これ食べたい　お兄さん、いい？ 》

　___"素揚げ鳥のしそ巻きランチ"を指差す
　　…身を乗り出して、魔人をそう呼べる位の
　　背の差が目立つと …より子どもっぽさが

「 .......あ〜〜〜〜、大正解だわ 」

( ...どうにもこうにも、人の心を当てるのが上手いのは ....音楽を聴いてるからだろうか？
...流石に医霊程では無いけれど、本当子供に対しては甘く ... )


_____________

...魔人、何かを思慮しては ....口角をゆっくり上げて


______________


　　「 ...ん？ ...お〜〜、良いぞ！好きに食べろ〜？
　　....んじゃ、俺はまぁ ....やっぱ“アレ”かな 」


　　　....がめつい以外は本当子供らしくて
　　　なんだか安心する

____　…不思議な水紋が 声となって頭へ響く___

　　［…ﾎﾟｺﾎﾟｺ］

　【__J=ﾆｰﾌﾞ・ラ(ジュブ=ﾆｸﾗｽ) 旧(ふるき)もの

　　現:義体状態　__性格の方向性 =不安定

　　現:性格の状態　=安定　__危険性 =低い方

　　性格の特徴
　　__義体となり、感情と人間性を喰らい知る永遠の途上

　　感情の起状は薄く、ダウナーのような状態が基本
　　とりわけ音楽を聴き 満感を得るとそうなりやすい

　　音楽以外で興味を持ち、満たす行動を経ていると
　　ダウナー気質は薄れ 義体の見た目通り つまりは
　　かなり正常かつ話しやすい性格に変貌を果たす

　　___正常な性格は親戚の興味津々な年下系
　　［お兄さん］と呼ぶ姿で見分けられる
　　　ダウナーの場合は［イー兄］と呼ぶ…】

______…感覚が離れる　_____



　　　…　さん


　　《 …お兄さん、寝てる？ 》


　( ベルに手を掛けメニューを立て掛け
　…見上げる眼は少しの心配 理解がしやすい無表情 )

　　　________...んぁっ！！？




　　( ....勢い良く頭を上げて ..意識は再び現実へ
　　　先程聞こえた何かに ...薄らと記憶の中を辿り
..それでいてとりわけ ...現在が興味津々だと言う事を
　　何故かしっかりと理解が出来て____ )


「 ....想像以上に疲れてんのかもな〜...悪い悪い、もう大丈夫だからさ .... 」


( ...わざとらしい軽い欠伸をしながら、心配されては余裕だと態度で返す
　...やはりこう、まともと言うか ....凄く健全、と言う感じがしてやまない )

《 …ニャﾙはたまにお兄さんのことを
　酒酔い言で"%&$#%$(義兄さんのばか)"
　…って誰かに聞かせてる

__ﾅｲﾄのおじさんもﾅｲｱから伝え聴いてるって 》


［ﾁｰﾝ］____　はぁーい。…ご注文は〜？

( ベルをならす。__厨房から、出てきて…
　瑠和にそっくりな１尾の狐子 メモを片手にやってきた。
　__厨房で、…働く瑠和の尻尾は5尾に減ってる…？ )


　《 …お兄さんはもう少し魔の王らしくならないと。
　　箔がなくちゃバカにされるよ？…と、ボクは思う

　　___素焼き鳥のしそ巻き、ランチでお願いします 》

「 ...俺が俺らしくあって何が悪いんだよぉ〜 ... 」


( ...軽く頬を膨らませた後、改めて出て来た狐機の ....尾の数に何処か違和感を持ちながら ...
　...人差し指を立てて何処か自慢げに )


「 どう見たって魔王らしいだろ〜が！ ....あ、俺の方はアレで ...んんっ！ 」


　　　___ストロベリーカスタードハイパーシュガーメガマックスエキストラホイップクリームプラスブラウニーアンドチョコレートスプレーアンドメープルシロップキャラメルソースアンドバニラシェイク付きレインボーフルーツパフェ一つで！

《…うぇ》〖［ぐるんぐるん］…ふぁ　…ふぁい〗

___１尾の"分身"、…脳内の処理が限界に達して
　 目はぐるぐる 考えはぐわんぐわん。…軽子も…
　 聞いただけでも舌が甘たるくて …__ジト目


　　(よろよろ、…と力なく厨房へ向かう
　　１尾を見送ると __改めてｼﾞﾄｼﾞﾄ目…)


　《 …口も心も味覚も甘々なんだね
　　よく、そんなでﾀﾞｰｸｷﾝｸﾞ…とか
　 …ボクちょっと呆れちゃうな 》

( …暇潰しに、机に指をﾄﾝﾄﾝと鳴らして )

「 .... .....糖分が足りないとやってかないだろ〜？俺だって一応そう言う女の子な部分は持ってるし ....食べたくなるんだよ〜 ....にひひっ 」


( ...上機嫌、とことこ机を指が這いながら ...待ち遠しくなれば、腹もそこそこ空いて )



　　　「 後困らせたかったて言うのもあるけど 」


( いたずらごころは絶え間なく、消える事無いまま ...全てが甘〜い、それが魔人 )



　　　「 .........( ボクっ娘、って初めて見たなぁ ) 」

　　　___邪な考えも、多少持ち

　《 …胸の膨らみがなかったら引いてた。
　　今もちょっぴり …引いてるけど 》

　( 頬杖ついて 指の腹、…机の上に
　　這う這うの …魔人の指に、押し付けて
　　__軽々遊びで時間を潰す …プチ幸せ )


　《 …やっぱりお兄さん 魔王らしくないね
　　 よくて、四天王の中程か一番下みたい。
　
　__そういう浮気癖も含めて、…ボクは思うよ 》


　　(じろ〜り　___ｼﾞﾄｼﾞﾄ目、言葉責め)


______


　…厨房から濃い甘い香りが流れてくる…
　__…働く"2尾"のおきつね。…

・四匹いる１尾のうち、…１ぴきはお皿の片付け

・１ぴきは床とか机のお掃除

・１ぴきは他のお手伝い


残る…甘え癖のある１尾のおきつね
音子にすり寄り、いぬ。っぽく甘えて…

〖 ふにゃぅ　___くるるっ　…［ﾆｬｰ］ 〗

　　　「 なんとでも言えっ ..俺は俺なりに
　　　生きたい様に生きるのが俺なんだよ〜 ...
　　... ...ただこう、結構視線が痛いなぁ ... 」

( ...つんつんと軽く押しながら、待ち時間さえも雑談をして有効に使えば ...案外退屈なんかは感じなくて )


　　「 そ〜んなの俺が1番分かってるっての！
　　....年長のルージュかどっかの集落でリーダーしてたレギオンがしても良いのにさぁ〜 ...
　　直々に頼まれたらさ、やるしかないだろ？

　___安心しろよ、俺は平等に皆んな愛すだけ 」



　　　( ...言い訳になって無いかもしれないけれど
　　　　それはそれ、これはこれ )

______________________


　　音子は基本的に呼び掛けだったり
　　挨拶だったり ...注意だったり、後は基本補助をする



　　...それとまぁ、癒しも。


　「 :うんうん大変大変 ...大丈夫、瑠和さんはいっつも頑張ってる ....それは良く知ってる ....
...よしよし、お疲れ様 ...ふふふ : 」


　　( 声質を安らぎを持つ落ち着いた物に変えて
　　頭を撫でて、甘やかしながら ...背から尾に掛けて、ゆっくりと手を掛ける ... ... )

　《 わたあめみたいに柔らかくて…甘いﾏｵｳ様だね
　…"魔を背負う者"って大体ﾋﾟﾘﾋﾟﾘしてるのにさ

　 累計千百数えたってこんなのなかなか居ないよ 》


　( 寧ろ感心した物言いで、…そればっかりは
　　天を仰げばたまたま見えたｶﾐｻﾏが微笑んだ
　　…みたいに横目の物言いは神々しくて )

________


　『(…駄犬の威を借り、甘える１尾は半目を開ける)』

　( ___ずうっと甘えっぱなしの…分身、１尾。
　　　 主人と認めてしまった音子への …服従、
　　　 無意識下に固く敷かれた隷属という感情

　　…それが、分身となる１尾に強く現れていた )

　「 お、それって褒め言葉って事だよな〜...にひ
　まぁ、確かにうちの所の王様も、基本表舞台には出ないし、表情も分りづらいし、関わろうとはしない ...だからま〜、喋りづらいだろ？


　　なら、ほら...王になるからこそ、甘い方がさ？
　　誰からも ...舐められはするかもだけど、同時に接しやすいだろ？ 」


　( ...笑う姿は陽に近く、それでいて誇りに思っていて
... ...嬉しそうに笑いつつ、同時に綺麗さっぱりって感じの雰囲気を身に纏う )


　　「 ( ....自分に甘く、他人にはもっと甘く ) 」


　　　　___なんて、"緩い"考えを言った
　　　___魔王様を、思い出して ...また、笑い


________________

　　「:大丈夫、頑張りは私が1番知ってるからね〜 ...
　　　安心して甘えてくれて、良いからね〜 ...

　　ね、瑠和さん ....今日もお疲れ、頑張ろうね: 」


　　( 悪い気はしないから ...優しく頭を撫で続け
　時折耳や尻尾に手を添えて、...癒し力の強い

　　弱く、でも強く頭に響いて、残り続けて、また綺麗に煩悩ごと忘れさせる様な、声 )


　　邪魔にならない様に、でも確実にヒーリングを続けて

(/ ...今日は流石に頑張らないと、いけなさそうかな )

(/寝てた…)

(/めぇっちゃ…寝てた！…寝ちゃってた)

(/おはよ！ ...元気？ ...ゆっくり休めたのならばよし！ )

(/んにゃ。…此処で色々やりながら
　あっちも進めるよ。…いい加減に
　そろそろキミもやりたいだろうし！

　…飽きさせないよ？ …ぅ、暑すぎて
　なんか変なこと言い始めちゃった…)

( / ...飽きてなんかな〜いもん！！！！！怒るよ！！！！ ...あ〜、いや、怒られるべきは俺なんだろうけど )

(/もぉ〜〜〜、俺も色んな子出すからね！！！ ......大好きだよ？ ..本当、月尾がいないと本当、...悲しいから )

(/…お互い、暑さにちょっぴりやられたみたいだ
　こりゃ …ひんやり田舎っぺでも、軽子物語に
　呼んであげなくっちゃ！…喜びなよ？お兄さん。
　妹みたいな子が三人に増えるよ！)

(/神ってますね？？？？？？？？？？ )


(/ .....俺の方も、出さないと ...お気に召すかは置いておいて )

( /因みに本当、この季節はヴェルが大活躍しますからね！！！ )

(/…姉御が離しそうにないなぁ…
義とか根性があるにしたって
抱き冷や枕とか我が儘言いそうだし)

(/確かにそれはそうなんですよね〜 ...後はまぁ ...アルスター達の物語に登場する組織の人 ...達？
あ、この人達に関してはマジで生死問いませんよ？ ...生かすも倒すも自由です )

(/ ...あ、なんか質問とかあれば答えますよ！な〜んでも！ )

(/…あぁ、ちょっとしたゲームネタで
　アルスターの物語に波乱を呼ばせるつもり。
　月の姉が見つけたモノが、…なんなのか？
　わりかしマイナーなネタだから
　出てきても分かんないかもね…)

(/ん、期待してます、ね？ ...うぐぐ、何か分かれば俺からも広げやすいだろうに、知識不足ですみません..！ )

(/ ...う〜〜〜、どうしよ、やっぱり言ったほうが良いのかな？月尾、怒らない...かな？.... ....うぐぐぐ )

(/にゃ？)

(/...あっちで言った事が全部 )

(/…健康第一だからね？)

(/気を付けて)

(/大丈夫 ...大丈夫！俺の思い過ごしというか、過剰に勘違いしてるかもしれないし！ )

(/ ...心配されるのは嬉しいけれど、され過ぎても困るし、ね？ )

(/…それで、キミが倒れでもしたら
　ウチ …泣くで済まんよ？済まさんけんね
　療養、…できる手伝いなんでもするから
　しんぱいさせないとか以前に…体は大事にして)

(/……お大事にせないかんよ？ ウチ、…
　心配しとるけど…信じもずっとしとるから)

(/ ...あはは、倒れたらそうだねぇ...馬鹿って言って良いし、殴っても許す、かな？
...大丈夫、不健康な日常生活送ってるけれど、案外健康に生きれてるから )


___ケ・セラ・セラ、だよ、安心してよ

(/...と言うか月尾も人の事言えないからね？)

(/…怒るよ？　…全く、私に意見をするが前に
　労るべき体があるだろう …君が言い出し、
　相談したのは何故だと思う？　不安だからだ

　心で負けた体の異常は後に響く、…
　労るも治すも早めに行うんだ　いいね？ )

(/ ...はは、そう言われたら、なんも言えませんね ...分かりました、気を付けます )

(/ ... ...そうですね、うだうだ心配も掛けられませんし、早く治します )

(/…やれやれ、…私もこうならなければ
　中々理知も理性も発揮出来なくなったな
　…だが、早くに認めてくれたことは嬉しい
　元気に私と …付き合い続けて貰えそうだ

　…頑張りたまえよ　君が受けた期待も
　心配も…　過保護認識で終わらせるには
　少々ウエイトが濃いんだ　…何より
　…私が君に期待しているのだからね)

(/頭の溶けた感じの月尾も嫌いじゃ無いよ？
...やっぱり、こ〜言うのは後回しにし過ぎると、痛い目を見ちゃうだろうからね〜...だから、まぁ、しないといけないと思ったし ...うん、気を付けるね？ ...まだまだしたい事、沢山あるんだから！ )


...うん、勿論！ ...こうして色々された分、何かお返しも考えておくから、ね？ ...それじゃあ、...ちょっと早いけど寝させて貰うね？ ...大丈夫！直ぐに治すから！...おやすみなさい！ )

(/………千錯万綜。…
　溶けたら彼に手玉に取られるし
　理性は私の枷にしかならん

　…むぅ。何がいいやら
　とりあえずおやすみ。

　…好まれる私を探していこう)

( __俺はどんな月尾も大好き、なんですけどね？ ...なんて )

　《 言い訳ばっかり。… "こ・ん・な・の"って
　　ボクは言ったんだよ、勘違いし過ぎないでよね？

　　(…ふわふわに溜め息をひとつして)
　　__ヴェールを重ねるばかりのお飾りなら
　　 …大して抱く興味が無いのは分かるけど
それにしたって …腕ぷしだけの防衛力が
　　 いつまでも通用する… ワケ無いんだし

　　 …厳かな箔に必要性が無いなんて
　　 思わない方が良いよ？…お兄さん 》

　(…何時かの誰かさんみたいに、ﾂﾝﾂﾝした
　 言葉ナイフの投擲。…頬杖突いた姿も
　 よくあなたに抱かれて眠る、彼女に似ている)


　《 …ちょっぴり、…来るのが遅い気がするよ

　　___お兄さんの所為だったりするのかな 》



　　…　ぁ！　__じゅっちゃじゃなかとべ…っ？


　　　《 …　(！)》


　_____気の抜けた雰囲気が流れてきた

「 ...後まぁ何と言うか、俺にそう言うの似合わないし ...？ ....本当、的確に核心を突いて来るのが困るね
俺だって ....うぎゅう___ 」

　　( 積み重ねられる正論のナイフに、言い訳も通用しなくなり始めれば机に突っ伏す ...
　...痛い所ばかり言われ続けて、苦笑しか漏らせず...早く甘味を食べて忘れ去りたいものの ...残念ながら彼方は彼方でお楽しみ中なのを知らず )


　　　「 ......女らしい格好を望まないってのも
　　　　　　　　　　　ありはするんだけど、さ 」


　( ...蘇る赤城での悪ふざけに、唸り ...結果としていまの魔人が出来た事を、自覚する ....まぁでも
　...たしかに、もう少しだけでも、した方が____ )



　　　「 ...お？ ....お〜〜〜！お久しぶり〜！
　　　　ん、空いてるから来て良いぞ〜〜！ 」

　　　大きく手を振り、此方へと誘う
　　　慣れた者であるからこそ、気楽に誘えて

(…/うぐ、流石に月〜土連勤はしんどい…)

(/…明日がんばるでいい？)

(/ ...無理せずゆっくり休もう、ね？うん、平気、幾らでも待ってるから、ね！ )

(/…ぢがれた。…お風呂、上がったら早速…やる？)

(/お疲れ様っ！！ ....うん、何でも付き合おうじゃないか！ ....月尾のしたい事、してほしい事、なんでも )


( 自分の体調優先に、ね？ )

(/...待ってる！...返信も、考えとくね )

(/…最早、多連勤の日は終わった。
　これからはノーマルに戻って
　…やっと、やぁっと君に心配掛けず…
　………ぎゅっ。っとやれそうだよ


　____…遅れてごめんよぉ…！　赤…手ぇ…)

(/...お勤め、ご苦労様です ...暑い中、良く頑張りました、偉いです！ ...大丈夫ですよ、気にしてないので )

(/…………………)

(…ごめんよ、ごめんよぉ…)

(……うぅん、…ごめんね？
ずっと待たせきりで　…期待ばかりさせちゃって)

(/ ....はいはい病まない病まない、お疲れ様 ....よぉ〜〜しよし、良い子良い子 ... ...お仕事、頑張りましたねぇ、連続でお仕事！しかもこの暑い時期に！大変でしたねぇ... ...ぎゅ〜します？なでなでされます？褒め殺されます？ )


( なんでも、してあげましょう ...設定語りとかも、下も良いですし )

( ..気にしないで？本当に大丈夫なの、だから ...平気、安心して？そんな気に病まなくても良いんだから )

( …泣くぞ )

(泣いちゃうぞぉ…？　……うぅぅ…)

( 泣いて良いんだよ )

( 疲れたね、大変だったね ...よく、頑張りました ...大丈夫、何時でも俺はいるから )


( 鬱憤、ストレス、何もかも晴らそ？ ...なんでも、受け止めてあげるから )

( …染み渡るからものすごい眼にくる
　…こう、……ほんと　…ありがと…ぉ )

( ……励ましだけで十分効いてるって言ったら
　どうする、どうしようかな…？ )

( ...だって俺は ...んと、まぁ ...月尾の、彼氏、ですから！！！ )

( ...出来る限り0に減らしましょうよ、また頑張れるように )

( ....って、言いながら、悪いですけど、ご飯、です！！ ...直ぐに戻りますから )

( ……うぎゅぅ… )

( ...待たせて、ごめんっ )

( …んにゃ🖤 )

(　なんてね。…少しにゃんにゃんした後…
　軽子のつづき　…やる？　)

( ...ふふふ、言ってるじゃあないですか )

( なんだって、好きなだけ、望む限り！！ )

［ぎゅむ］

「 …君の限りない隷属、…犬階級序列の中間に値する
　 深い懐きと忠誠… 常に、私に対して君は… そう
　"懐きいぬ" のごとく… 抱擁の深さで受け入れる

　…いつも、癒されるよ　君の無邪気とすら見える
　私へ向けてくれる…［愛］は　…たがらこそ

　___少しばかり　…いじらしく思えてしまうよ 」


　( 腰元から　…背中に腕を回して
　 軽く、…ぎゅっ　と抱き締め )

「 言ってるじゃ無いですか...俺は、大好きなんですよ？ ...とっても、とっても、と〜〜〜〜っても！
　....本当、俺は幸せ者で ...大好きで ... ...こうして、愛されてるって感じる度に それ以上の 倍以上の愛を返さないと気が済まないんですよ 」

　( ...抱き締められても、優しく受け入れて ...頭を撫でながら、 ....嬉しそうに、笑いっぱなし )



　「 存分に癒されて下さいな、光へと戻してくれたのは何時も貴女のお陰なんですから ...好きです、好きです、大好きなんです ... ... こう見えて、尽くしたいし尽くされたいんですよ？ 」

「 …君は、白狐の従僕によく　…犬ころと呼んでは
　 意見を変えないと聞いていたが …ペットは、まず
　 主人に似ていくモノという意見も納得が行く。 」

( 頭を …撫でる手を眺める
抱いて 寄せたまま…ずぅっ、と )


　「 …引くも、押すも私達は互いにやりあっていたね
　　ただ …やはり… この生暖かさをよく感じるこの時間
　　これだけは忘れられずに …キミを抱き締め続けてる

　　…結局、私も強欲なだけかもしれんよ___？ 」


　(悪戯笑みで　…朱きに映る眼を 静かに眺める)

　「 ....俺は犬って性分より、猫って方が似合ってるんですよ〜〜！ ...気まぐれで、悪戯好きで ...媚びを売るのが大得意！ ...ふふふ、まぁでも
　__こうして首輪付けておかないと、直ぐに何処か行っちゃいますし、ね？ 」


　　( ...悪どい笑みを浮かべながら、少し距離を詰めて
　　...挑発する様な科白を口に )


　「 ...ふふふ、強欲で良いんですよ〜〜？ ...何も気にしません、月尾が嘘をついていても ...俺に咎める権利はありません ...でも、それでも ... 」


____俺はこうして、ただ遠くとも身近な幸せを感じられる事が、一番の幸福で、癒されで ...好き、を実感出来ます


　( ...じっと、見詰め続ける ...濃くて、でも宝石みたいに綺麗で、光に満ちた ...瞳を、じぃっくり )

［にぃ］___　…


( …手中の小鹿が、生意気に威嚇したような
　 か弱く か細い魔人の態度は実に __嗜虐をそそる
　 …薄ら笑みに、接吻も容易い距離
　　最早、犬歯をじわりと見せつけ …距離を詰める )


　［ とん ］　…

… かはぁ…　___


( 腰元を …がし、と力強く　する、と柔かく
抱えて__ 蛇の巻くように逃さない …
片指 …つつ、と鳩尾から上へと撫で上げ

　…とん、…と顎を指で軽く上げさせ
　上下を …所有と被食の関係を誇示するように )

　___ぞくぞくぞくっ


　( ...絶対に逃がさない、と言う強い意志
　冷や汗が垂れるも ...それ以上に興奮を煽られて
　心拍数は上がり、緊張が走り ...決して覆せないであろう関係に、嬉々とする )


____大好きです、よ ...本当


　　( それでも、引かずに ...ぺろりと舌を垂らしては悪戯小僧の笑み ... ...状況下においては、自身を不利にするしか無い一手 ...それでもするのが、魔人らしさ )


　　それ以上の好きを、伝えては...離さない

　…［(…)］

( …多少、鋭さをを増して __今にも…魔人の肌を裂いて
　生き血を啜りはじめてしまいそうなアブない視線 …攻め。

　____舌が見えない程度に 小さく唇を…寄せる )


　［言葉は出さず …無言の緊張と、軽い恐怖を与える］

( “吸血鬼”の様に鋭く それでいて捕食者 ...らしい視線と、軽い口付け )


　　　無言の恐怖 ...緊張感に 少しばかり ...困惑と不安を覚えては ...弱々しく 見上げる視線


　　「 ........ ....っ、ひぁ....ぅ 」

　( ....だからこそ ...感覚は過敏に働いて 声も ...ほんの少しと言えど出てしまえば ...もうすっかり、ペースは掴まれた様なもの )

( …腰元より、じわりじわりと上げていき…
肩を抱くまでになると …急に止めては
後ろへ向けて引き　__鳩尾へ片手を押し

　羽毛を弄ぶように　…軽い手つきで押し倒そうと
　…抵抗も可能な程度に、少しずつ …重みを加えて )


　……

［(不安がらせる無言は続けど、…無い胸に魔人を寄せ
　…逃げ場は与えつつも__　される …事への欲を煽る
　___安と不安と…欲、…混じり気の心 混沌を覚えさせ)］

「 ......ぅ、あ ....っ 」

( ...上げられていく欲に、我慢と言う物はどうにも難しく ...静かに、攻められ続ける事 それはどうにも魔人にとっては 居心地が悪く ... )


_________い、じわる ...しない でぇっ



( つい、本音を出しながら 自分から距離を詰めて ...ゆっくり体から力を抜いて 瞳は潤い続けて ...見上げては、頬を小さく膨らませ )

　…［にぃ］…意地の悪い、と言ってもね


　___押し倒した先、…ベッドの上で
　　 魔人を抱き締め耳元にそっと囁く

　［(ゆったりと頬を撫で、…胸に抱き寄せ)］


　「 …私が今欲しいのは、…抱き枕だと言ったら？
　___愛を囁き、…そして眼を閉じる　…私が求める
　　 行為というのが、君との眠りだと言えば…？

　…君は、何を期待して…　今にどんな不満を言うのかな 」


　　____悪戯らしい笑み　…

　　______...かぁあああああっ


　　「 じ、じゃあ分かりましたよ！一緒に寝ましょう！？ ...そ、それで貴女が癒されるのならば、俺は何も文句は言いません！えぇ 言いませんとも！ ...ほ、本当意地悪なんだから もぉおおお.... 」


　( 顔を火照らせ赤くさせては ...抱き寄せられた胸の中で 文句を早口 .... ...自身の求めた欲が発散出来ないのは、我慢をすれば良いだけの事だから 余裕だと ....そう思う事にして )


　　　__ちょっぴり硬めの枕で ....顔を塞ぐ、羞恥

____［すぴ…すぴ］


( ___宣言に、少なくとも嘘はなかった
　　…魔女になりかけた魔人を抱いて抱え
　　 布団の中に、…枕みたいに 眠る。
　　 扱いは 言った通りピローとして
　　 …緊張も、欲もない ___ )


　『 えー ( 期待に心濡らす、魔人は暫し―― ) 』


　　___布団の上でアテレコの、…黒機

_______...............


ﾋｭﾝｯ ﾋｭﾝｯｯ ....デコピンの素振りをする度に風を切る音が響く


　　「 ....それ以上言ったら ....ブチ当てるから 」


　　( ...小声でありながら圧は掛けて ...溜息を吐きながら、布団の中に潜り込む
　　...少し暑いけれど、それとこれとは別に ....触れ合う事で感じられる暖かさに、笑みを零し ... )

『 (…これ以上は水差しか、__月跳さーがそ。) 』

____ふよふよ …緩やかに飛んでいく

________



________


… うむ…ぅ


(…溢れる笑みを、拾う手は眠りに何処かへと。
腕の中、…布団の中に 蠢く１人へくすぐったそうに
僅かな声を漏らして __じわりじわり、…眠りへと)

......大好きだよ、月尾 ....ゆっくり、ゆっく〜〜〜り、休もうね？

________


(/…ふふっ　…ホンとは襲おうかと、考えたけどね？
　__ちょっぴり、君を困らせたくって…ゴメン！)


(____食堂の、…続きにいこうか？)

(/ ...いじわる！！！ ....ん、まぁでも、それで月尾が癒されて、満足出来たのなら ...構わない、よ？ )


( ...ん！！！ )

_________


( __群れ、群れ　…兵たちの群れが中を頑張り抜け
　 こっちに顔を見せた時には嬉しそうな__ ｱｻﾞﾄ!! )


　…　けど。


　『 おひはしぶりにありや


　―――― はにゃぁっ！　！


　…んばっ…　ばば…　ば ザレッド…はん?!?
　んな …な なんばそげんなカッコさしとると!
　…やっ そ、…そげん胸… め、…めっこさんやったと!?』

　___顔を真っ赤にして、…両目以外を手で覆い隠す
　 …古典的な動きに軽子は少し呆れて、溜め息をあなたに


　《 米国でもさらっと見れるものじゃないよね
　　…ずっと、見られてるよ__？［じぃ］…お姉さん。》


( 上半下着に近い状態にズボンだけ。…注目はずっと
　客の面々から浴びせられ続けているのだった …

　___興味、驚愕 …あるいは ___欲にまみれた視線 )

______.....？


「 .....そんなに俺の胸なんか見て楽しいかよ？ ....それにこうする方が楽なんだしさぁ、別に良いだろ〜？ ... ......せくし〜だってんなら、まぁ、悪い気はしないけど 」

　( ....王には魅力も必要、と考えれば満更でも無さげ
　　.....頬、ちょっぴりと染めながら ...片手を頭の後ろに置いて ...反対の腕でゆっくりと胸部を持ち上げ )



　　「 それに、手ぇ出して来ないだけ全然マシだろ
　　....ほら、そんなリアクションしてないでこっち
　　　__________き〜な〜よっと！ 」


　　　( 半ば無理矢理、近付かせては ...覆い隠した手も外して )



　　　　こうした性への認識は ...何故か男寄り



　___..後、頬や臍上にある紋様が、らしさを醸し出している

《 … 》

__そういう部分、…見ていて少し良くない気分。
…紋様を酷い目に遭わせるモノに変えてやろうか と
　心の中でちょっぴり毒を作ってみるけど …？


　『 うにゃぁぁっ?!?!　___ひょ… ひょんげ…ぇだ
　　はうっ は 離して …っ 離してけろ…っ！うちば
　　警察さんだ世話になりたかないですたいっー！ 』

　___必死に顔を背ける無垢に否が応でも毒が散る


　( …ついでに周囲の視線は一層の集中を集める
　　魔人の…否、魔女が持ち上げる体の一部や…

　__ある意味では …蜂蜜ﾄﾗｯﾌﾟめいた行為に
　　…よくない視線を混じらせるモノも多い )


　『 ひゃめてれーっ　ザレッドはぁん…っ 』

　 《 …お姉さん、お姉さん …め。…めっ 》

　　「 ....っあはははは！ ...警察にお世話になるとしたら俺の方だっての ....ごめんよ、アザトさん 」


　( ...流石にこうも注がれ続ければ、気付きはする物で
...暫し悩んだ後に、にぃいいと悪い笑みを浮かべれば
　　ギャラリー達に向かい舌を垂らしながら ... )


　　「 残念ながら薬使って無い状態の俺だからな〜
　　.....しぃっかり、まだまだ魔人なままなんで！
　　　そこんところよろしく ....にひひ！ 」


( .... ...改めて、席に戻る ... .. ....子供に止められたからには、流石にそろそろ引き際を見極めないと恥ずかしい )

［ｸﾞｻｯ!］_____　………

( 魔人にのみ見得る、…まるで時の氷れし瞬間
　 悉くが止まり __魔人も例外ではない …

　___その空間を… 白黒、現れ隣に歩みより
　　 …"3 days"とある …その、薬液注射を
　　ぶっきらぼうに魔人の肩へ射し入れ____

__時の、…氷れしは白黒の離れと共に消ゆ… )


__________



　『 …っ べぇぇ… こいばなんでんかんで
　　 されちゅうんば、…ナイちゃはどないして
　　 こない気持ち収めとるんやろ…っ __［ぽぽ］』

　　　《 …(…？) 》


　( 頬を染めて、…ほおにてをあてる。恥ずかしさ大、
　 …心なしか __魔女へ向けた視線が強くなるのを感じ
　　___しかし上調子な、魔女に痛い目遭わせ決意して…


　　　___臍上の紋様に…淫を混ぜ混む
　　　　…"魔人"なら、軽く済むと考えて
　　　　…"魔女"用の、…紋様を____ )


　　《 …(まだ来ないなぁ…) 》


______


『 ええっっと　ええっと　ええっと 』

____厨房では分身した三びきが
　…魔女の注文にあたふたしていた

　　　___.......ぁ？


( 気が付けば、白黒の気配と共に ..... .... ....離り終われば、肉体に残る微かな違和感 ... ...
...簡単に言えば、体が重く、それでいて熱く .... ...手足の細さは、更に目立ち ...スラッとした脚や腰つき...されど肉付きの良い太腿 ...背は若干縮んだような、気も )


　　「 .....まさ、か .... 」( ...自身の頬を触る )


　　　　__普段より、柔らかく、良く伸びる


　　「 .....く、来るのにまだ、時間かかりそう、なら
　　ど、何処か適当な場所で ....じ 時間潰したりとか 」


　　___歯切れは悪く、それでいて ....何処か抑える様な

《 そうする。…あーぴぃ、黒ちゃのとこ行こう
　____あ、…来たら受け取っておいて？ お姉さん 》

『 ふぇっ… あぅ。…ち ちょっと
　…ちょっとさよならしますだ… 』

____それとなく、…軽子は頬染めを治したそうな
　　ｱｻﾞﾄを連れ 一時その場を離れる事にすると
　　…とんとん 軽い音響かせ、歩き出す…


　　_______二人が離れるに連れて…


　( …視線は高まると、じぃぃっと
　___多欲に充てられ…注がれる
　　…魔女となった、…魔人に向けて )

　　___ッハ .....ハ〜〜〜 ......ァ ....は....


　　( ...離れてしまえば、気配にはより敏感 ...
....荒々しい吐息と、共に ... ...魔力は高いものの ...肉弾戦が不得意 と言わざるを得ないステータスへ )


　　　「 ......見んなてめ〜〜ら、 ...締めるぞ 」


　　( 脅し でしか無い ....有言実行も難しく )



　　　　____やっっっっべ、これ ...良く考えたら
　　　　非常にまずい .....て、か死んじゃいそう ....

___勘違いの下、刻まれた臍上の紋様 …
　 魔女の生々しい欲求を焚き付け
　 ひり ひりと…心を支配しようとする__欲

　…それに身を、任せようと少しでも思えば
　心に __侵食する…欲が、体を火照らせて
　…じわり じわりと抵抗する力を詰んでいく__


________


( …客足や、群れは多く __狐は忙しく、内一匹は甘え
　___人だかりに遮られ 見付ける事など叶わない

　…兵の一部、特殊な能力を持ち合わせるもの あり
　…転移、拘束 __生唾を飲み込む集団が、…いよいよ
　魔女の様子に視線を集中させれば __ちょっと距離を詰め )

　　　　魔人の大きな弱点


　　　【状態異常・変化】の耐性が低い。


_______まず、い ...まずいまずいまずいまずい...！！！



　　何もしていないのに 体は火照り
　　生唾を飲む度 体の奥底が疼き ... ....荒々しく吐く吐息は全て 声にもならずに消えて行き ...脳内で抵抗を続けるも 高まる欲の侵色は早い ....無論 この状態でも戦えない事は無い それでも


　　限度を掛けられず ...フル放出、の可能性が高い



_______あれ、これ ....おれ、滅茶苦茶ぴんち...？

____転移、…するものが魔人の肩を持つ。


_______　:ミリカブ:　______



………呪文、転移の感覚。…拘束、の一団と共に
　　…移動したのは __旧 白黒の拷問部屋。


　…新築した際、部下の１人に与えられた部屋の器具は__

　殺傷力は無くも、__拘束は強くあるモノばかり
　一秒、寸分の間に艶を増している魔女の…魅了に

　__眼を眩ませた一団が、…じろりと視線を集中させた


(…城から、かなり遠く __眼も耳も特には及ばず
加減の術は必要ないなど、…知るよしもない
…いきの良い獲物を前にした　__血を啜るかつての器具

　___静かに歓喜の…うねりと…輝きを放つがように
　　…不気味で　焚き付け　___全てが淫に堕ちる)

　　　ぁだぁッ！！？ ....〜〜〜ッ ...！
　　した、っぱの癖して転移だなんて当たり能力、持つんじゃ .....ね ...！！ ....ぁ？ここ、 ...うわ、なっつ



　　( なんて、余韻に浸る暇は無さそうで ...今の白黒とは全く縁の無い部屋に 久方振りに連れて来させられた事への感想 ...抱くとすれば___最悪 )


　「 .....今なら、なんも無かったことにしといてやる
　　手ぇだしたら ....おめ〜ら、終わりだぞ 」

( ....サラシ、かなり限界まで引き伸ばされて ...ズボンの裾は長くなるも、腰元が細くなったからか ...少し、落ちかけ ....
...態度は強く、折れる気配は無い____雑魚と侮り、余裕だと感じているからって言うのもあるけれど )

___さしもの劣情も、その一言に踏み留まらせる
　 しかし___　…刻まれた紋様は、この状況を…
　　__火、とするなら… 油を注いで悪化させる


　( __侵食され …抜けた、力が…変異を起こす
　　　誘いを募らせる…霧状に変化をしてしまえば
　　…気付かぬ内に、兵どもは吸い込む __焚き付ける )


　______眼 …"異常"を宿す光りに呑まれ
　　　…尋常を越えた気迫がその場に満たされ

　　___飲まれた魔女の力 …兵の力となりて…


　( …侵食、…最後の手段を扱わせる程度には
　　力の面では止まる　__も、…心を許せば
　　すぐにでも。__じわり じわりと劣を煽り
　　…体に籠る 熱を解放させようと ___

　　心で　体で　…音なく暴れだす )

　　　___どう、する？ ....どう、したら、良い？


　　　素直に、堕ちる？落ちる？オチル？
　　....やだ、だって、そんなのしたら ...確実に戻れなくなる ....！


　　でも、我慢が限界なのも事実 ...耐えるのなんて、限界なんかとっくに到来していて ...汗は直ぐに何度も垂れて .... ....刻まれた印は妖しく光りっぱなし ...


　　　苦渋の決断 ...もし、この状態で城に戻っても
　　　何も ...変わらない、かも、しれない



____...それに、結局の所の、原因は自身にあるんだから

　　　　“一回”程度 ......なら.......

　　___牢屋の扉が　…音を立てて閉まる


　　…魔女の首に __鉄の、黒い輪が掛かる


　　___________


( …首輪の紐を引かれ、腕を後ろに縛られ
　無造作に連れて来られたのは …木製の__ギロチン

　…刃のない、それは恐怖を与えるためだけのもの
　しかし 今 枷を開かれ、その上に乗せられようと… )


　___兵たちの吐息が …異常な熱を帯びて
　　 空気に漂い始める　…魔人の、汗と
　　 霧に混ざり　___"その気"を大いに煽る

　　　.....しょ〜〜〜〜が、ねぇ、な♡
　　....だれ、にも ....言うなよぉ？ ....にひ♡


　　______溜められていた被虐心
　　　　　解放するには打ってつけ ....


　　　.....乗って、しまった ... 悪魔の 誘惑に



鉄の黒い首輪はもう ...しっかりリードを握られて
　....ギロチン台の上に、乗せられる
　　腕、縛られれば ....本気で力を込めても、解けない程、力不足 ...

( ぞくぞくと、感じる気配に ... ....疼きと心は鳴り止まず ....熱に浮かされて ....色欲、に...？ )

［きゃり…きゃり　…きゃり］

(がちん …閉じられたギロチンの枷、…内側には
クッションが詰められ __痛みはない …しかし
拘束の感覚をより、…一層強くさせる…

　___腰元に…回すように付く 新たな __輪
　　…縛り、ハンドルを回すと …魔女の腰元を
　　少しずつ …丁度よい高さまで上げさせる)


　____揺れ、…垂れる双椀の下にバケツが置かれ
　　　…前に二人　__背後に１人　…兵が回る

_______

( ...しっかりと、拘束されて ... ....捕らえて ...そのままバケツが置かれた事で察してしまえば... ....くすくす、笑い )

　____.....ったく、好き物、だなぁ...っんと..♡


( 何時にも増して強力な薬だったからか ...女々しさは普段よりも濃く ...それでいて にぃと浮かべる笑みは ...悪戯と、淫を存分に含んだ様な物で )


　　腰元を上げれば、豊満な臀部も目立ち ... ...
　　　少し痛い程 ....体の疼きは、更に強く____

______________

______

(ずぶｯ　…__秘唇を乱暴に突き破り …奥の奥まで
　いきなり弾けるような熱と 快楽を爆発させ
　___平行して　…双椀への弄りは始まる)


［(双椀の先を二人掛かりで責める
　…片手を以て、柔らかに揺れ動く
　豊かな山の先を _軽く詰まんで左右へ動かし
　…残る手で、…椀を引き じわりと上げを繰り返す
　
　…１人、一椀　___二人掛かりに　…責め回す)］


___揺れる臀部へ　…鞭でも打たれるような、音を立て
　___腰が　…何度も　何度も　___叩き付けられる

_____ひぎ、ッ ...ぅ、ッ ...ひゃ、は ..〜〜〜〜〜ッ！！


　　( 久方振り、なのに ...未知とも等しい感覚
　　身震いを起こしながら ... 仰け反り、早速
　　波に浸り ... ...奥に叩き付けられる快楽に顔は蕩けて 甘〜〜〜い声を漏らす )


　[ 双椀も弄べば、いとも簡単に甘い蜜 ...染みて、垂らして .. 牝らしい声を、出し続ける ]


　　んっ、ぉっ ...おっひ ..はひゅ、ッ ...ぁ、んんっ ..ひぎ、は ...ら、らんぼうになんかしゅ、るなよ ...ぉっ...♡

［(双椀を…弄り回す二人__魔女の、艶に溢れる悲鳴に
　どんどん歯止めが効かなくなり__　…１人が
　__魔女の、双椀で　__棒を挟むと 両側から
　　双椀を押して…挟み、…秘唇の真似事のように
　　___引くと　押すを繰り返す)］

( __１人は、…背中に棒を乗せ
　　…汗にまみれてそれだけで
　　艶やかな背中を___撫でなぶる )


( …秘唇を責める１人、…臀部を鷲掴みに
　更にストロークを強めて腰を叩き付ける )

「 ...は、ひぁ、ッお ...んひ、ぅ ...ほ、ほんとおまあ ....ひゃんッ！？し、しゅきもの、すぎんだろぉッ ....♡
　ふぁ、やば ...こ、れ ....ん、ッう ....ほ、ぉおおお ..ッ♡ 」


( 驚愕と興奮は止まる事を知らず ...よりもっと、もっとと求めて ....瞳の中に恋するマーク ...浮かび上げさせられた紋は桃と黒が混ざった様な色に輝きを放ち ...だらしなく、舌を垂らして “快”に身を任せて ...何度も何度も ....身震いしたかと思えば 達して ... 双椀からバケツへ、絶えず垂らし続ける )

( ...背中ですれば、絹のように滑らかな髪の毛が絡みつき ...臀部鷲掴みにすれば、より ...厳しく締まり
....どこもかしこも、大満足そう、で )

____

［(…中に、暴れる根が更に膨らんでは
　___いよいよストロークも絶頂期に

　…___他の二人も打ち付けを強め__)］


( 魔女に　___熱く …ベタつく、…
　種の違う故に　__生の植え付けとしては
　__効果を持たない …どろりとした欲 が
　 …背に　双椀に　臀部に掛かる　___)



　______狐がスイーツを作り終える…
　　" 2 "時間後まで　__それは　…続いた

___気付けば、体は痙攣を起こして ...チカチカと星が見える ....それ程までに、飲み込まれては ...ただ、幸せを感じてしまい



　　　腕の拘束が解除された時 ....浮かべるは、両手のピースサイン。

_______《(…うげ)》


___(魔女の　…"虚空"を元いた席にて
　　…"眠る"魔女の肩に手を置いた軽子は
　　浮かべた夢泡沫へ映る景色を感じとり

　___知識はあるものの …少し、気圧された)

___________


『 …　どない…なっとるだか…？
　ザレッドはん、急に寝てもうて… 』

　( 不思議そうに …激しい寝息を立てる魔女の
　　隣でじぃと眺めるｱｻﾞﾄ　…近くには威嚇する狐)


_____強すぎる効能　…精神へ 肉体へ極度に作用
　　…肉体から精神が離れ、…ひとりでに夢をみて暴走

　　…戻ってくる2時間後まで"都合のいい発散"の
　　__夢を　…見続ける肉体。


_______



　…それは少しだけ前の事

_____一つだけ言えるのは ....確実に、幸せで ...損は多分、していない....事？



....んへ、えへ....んひひひひ.....


( 寝ながら見る夢、とても気持ち良く ....肌はテカテカ、艶々に.... )

____

「 …新薬の…　テスト、にございますか…？ 」

( 椅子に掛けた黒に対し 困惑を述べるは白黒
　手に、握られているのは__桃色の…新たな薬 )


『 そう。言うなれば人体実験というものですわぁ？
　____"ﾘﾌﾞﾚﾛの果実""夢見草""幻律下(花)"…

　これらを調合して作った "欲望を叶える夢薬"
　名前は "ﾌﾌﾕﾒﾐﾝ" とでも名付けましてよ 』

______



「 ……(…後で、要望を伺わないと) 」


( メモを取る白黒は、…夢見心地の顔に
　罪悪感　…抱き その場で顔に手を当てた )

______"目覚めた後のお食事に続く"


　　……… 黒はお望みの結果に１人笑み

　　… 白黒、ツボ押し 腰揉み 肩ほぐし
　　 求められ得る悉くを用意し　…備える


　___軽子とｱｻﾞﾄは付き添い続けて…

　　分身狐は甘えたり威嚇したり
　___何やら異様に積み上げて…


　…続くタネは、しっかりと残った。

(/...ぐっすり、寝てた！...帰って来たら、続きと、その他と ...んへへ、忙しいかも？ )



( ..後、まぁ、結構興奮、したよ？ ...ありがとうね )

(/んにゃらご)

(/...あんな早く寝るとは思わなかった、ごめんよ ..... ...今日は付き合うからね、絶対 )

(/ ほほう？ …つまり、安眠できたと言うことかね!?
　 なんと！…喜ばしい事か…！それは君が見た安寧よ。
　 …
　サマー・サンダース…ｵﾘﾝﾋﾟｯｸの金メダリストとして
　名を馳せる彼女はこう言った。

　"午前0時になる前に取る睡眠が増えれば増えるほど、
　アラームがいつ鳴ったとしても、
　よく休めたと感じることができる"

　…彼女は君を祝福するだろう、その眠りは
　予てより明日を思うが試みの証。__素晴らしい

何？恥じる事がひとつでもあると言うのかね…!?
　___今日が素晴らしくなる。…その答えで結構！
　　後に取った楽しみこそ結構ではないか！…ふふ )

( ....ズルいよ、もぉお〜〜〜〜 ...とり、あえず、今から待ってるね？ )

(/ふふふ、私は卑怯など働いていない。…と
　この口から この喉から聞こえた日には
　君はどうして言い返せるだろうか …ふふ！)

(/ .....顔面から湯気が出そうな位に照れまくるだけです！ ...もぉおお ... ...なんていうか、本当に体調を気にしてくれてるんですね ...？ ...ありがとう、ございます )


( ...因みに泌尿、検査は特に引っかかりませんでした )

(/…ふぅう　…　重かった気が溶けていくのを感じるよ
　あぁ本当に、肩の荷が降りる思いだ __さてさて…
　これらを踏まえて君にかけたい言葉は…

　…よかった、本当に… ___ふぅ…)

(/ ...心配してくれて、ありがとうございます ...そして、ごめんなさい ...
...大丈夫です！肉体的には不健康かもしれませんが、ちゃんと元気なので！！！ ....安心、して下さいね？ )

(/　妥協は許さん もっと私と居ろ　)

(/ ....〜〜〜〜〜っ ...ふふふ、えぇ、勿論！ )

(/　あ。そうそう、…食堂と冠雪はやるつもりだけどね？

　____君の陣営に降り注ぐ生地獄…
　 　…１人ずつパターンを、考えた　)

(/ 君からやってみたいんだ。…仕掛人は黒君、
　 彼女に呼ばれ、君は屋上へとやってきた… )

(/そこから始めようと、…思う
　断っておくが物語ではない
　…日常として展開する、生地獄だ
　___理解出来たかね？)

(/ …まぁ、やってみる方が早いか。
　 君の眠気や、体調が合ったなら
　 始めよう。…にゃむ )

(/ ....覚悟は出来ました、大丈夫です
　想定を覆してみせましょう、....貴女の思い描く、地獄を )

(/ ...いつでも大丈夫ですよ、合わせますからね？ )

(/　__始めよう)


_______________






　　…初夏の日差し __ぎらぎらに照りつける屋上に
　　水を撒くように涼しい風が吹いて 何処かへと流れ…

　　___日溜まりが雲に　…顔を半分隠す頃

　　　…あなたは其処に来て　___…私を見つける



　　『 あら、…来てくれまして？ だぁんな様。』





　… 貴方を見て、私は笑う　____微笑みと …怒り

__________________


　　...ジリジリと肌を焼く太陽に 腕で日光を遮り ...
　...そして、それ以上に嫌気のさすような ... 焦燥



　　結局の所 “解決”への道筋へは ...手は打ったものの
　根本的な問題へは ....まだ、何も出来ていない


　　　そんな中で黒に呼び出されてしまえば
　　　....どつにも、嫌な予感しかせずに



　　「 ..ん、暑いねぇ ....やっほぉ、ナイア 」


　　　___作り笑いを浮かべて ...手を振り
　　　　　　　　　平常を　見せ付けて保つ

________



"…お兄さん… …これぇぁ…ずる…ぃ"
(腕枕に …寝かしつけられ、屈する軽子)

"…かふー　__すー…　すー"
(冷えピタ …魔人によって夜の帳へいざなわれたｱｻﾞﾄ)

"んひひ…"

　　___寝顔に　…とても満足そうな魔人___


______________・REC



　　　　　　　これ　なぁに🖤



ｺﾞｼｬ ｶﾞｼｬ　__ﾒｷ"ｨｷｯ…

( __日溜まりの笑顔は眼を閉じ… 続けられて
　手のひらに画像を映したカメラは… 塵になる)



　
　　　　ざ　　　　れ　　　　っ　　　　ど　　　？

____________..........沈黙


　　　「 ...........待って、ちょっと待って
　　　俺、寝てる間にそんな ...え、てか、寝て ...？
　　....ちょっと待って一回整理させて、俺もそんな ...こ、こう、理解が追いつかないんだよ...ね 」


　( した覚えは無いのに ...写真が全てを物語っている
　　...困惑が広がる中で 誤解を解こうと悩みに悩む )


　　　「 .....待って マジで何も知らないんだけど 」


　( ....悩めば悩む程冷や汗が流れる そもそも何故食堂に ... 三人でいたままなのかという事も ...全部 )

　　『まぁ〜っ🖤　…まぁ〜 わたくしもこぉんなコト。
　　ひとつやふたつ、歯牙に掛けるだなんて野蛮には
　　走りませんわぁ？それに今日は… せ か い い ち！

　　___の。…プレゼントを差し上げるのですもの！』


　_____ふるすまいる、…後ろで組んだお手々
　　　 近づいてから前にして… __小さな箱。


　『 だぁんな様 お菓子がお好きでしたわぁ？
　___この中には　…わたくしの手に掛かる
　　 ステキなひとくちが。…イン、されて
　　 おりますの♪ ささ ごゅぅっ…くり
　
　　__開けてご覧になってみせませ 🖤 』



( …何の変哲もない、キューブサイズの
　　小さな木箱 ___笑顔が、…強要する )

　　....一体黒は何をしたいのかって困惑気味な表情がつい、表に出てしまう


　「 ...... ....... .......お菓子は好きだから、まぁ
　　　　　　　　　　　　____貰う、けれど 」


　　( 話の流れ的にどう考えてもおかしいし...
　　何より、嫌な予感しかしないけれど....笑顔と、黒だからと言う理由で ... .... ...木箱を受け取る )


　__何よりプレゼント、それも世界一と言われれば
　　　　...ちょっぴり期待をしちゃうのも、仕方無い



　　　__念の為耳元に近付けて、軽く振り音を確認してから ....一息吐いて、覚悟を決めて



　　　「 それじゃあ、ありがたく貰う事にするよ 」


　　　　( ゆっくりと 箱を開ければ 中には.....? )

_____チョコレート…ボール？がひと粒。



　『 ……［にこ〜っ］』

( 泣いても笑ってもふるすまいる
　…企み魔人と似た笑みなのに、…
　 わくわくが少しもないスマイル )



_____…そのお菓子…



____異様に、…固く　___歯が折れかねない程の…

____チョコだけなら魔人は泣いて喜んだだろう ...ただ



　　「 ...........えぇ 」

　( 摘み持ち上げれば分かる ... 重さは無いが、詰まり ...おまけに硬めなチョコという事 ... ...しかし、それだけ )



　　「 .....んっ、ありがと ...ナイアっ 」


　___いただきます


　　　感謝を告げてから ...口内へ放り込み ...奥歯で擦り潰そうとしながら 飴玉の様に転がし続ける


　....味はやっぱり、普通にチョコで 美味しい

____僅かなコーヒー味




　　［　ガ""　ギ""　！"""　］



　…嫌ぁな　嫌ぁな…音を響かせて


　　"コーヒー味のアメ"…が
　　___魔人の前歯の一部をカチ割る



　　…　その、…アメは____




　　『『悪い悪い、虫歯だったんでつい折っちまったよ
　　 俺の垢はたいそう旨かったらしいな』』



　　　…　あなたの目の前で浮かび上がっていた





　　『…［にんまぁり］』





　　　『『どうする？魔人　…

　　　　お前の目の前にいるのは
　　　　"世界一"　"強い"アメ玉だぞ！』』



____許すワケがなかった。

______口元、抑えて ...舌と指先で 改めて自身の歯に傷がついたことを確認すれば ...浮かべるのは引き笑い


　　「 ....困ったな、ちょっと勝てないかも ... 」


　　( ....舌をペロリと出して ....じわじわと立ってきた腹に 収集をつけるべく ....掌を突き出して )




　　　　　　　___お仕置き




　　　　　　　　ばちぃんっっ！！



　　　( ...黒の背後に近寄っていた手は
　　　　　___遠慮も無しに、臀部を引っ叩く )



　　　悪戯する事は好きだけど ...されるのは嫌い、らしい

　［ばちぃんっっ］
『　んやぁっ!?　』

__ふるすまいる、…思わず引っ込めて
　頬を染めて驚きながら、…臀部を押さえ



　… そして同時に最強の　__…アメ玉が襲い掛かる



　　　　　　『『 ほっ 』』



　__ﾄﾞｶﾊﾞｷﾎﾞｺﾞｯ!　ｷﾞｭｩﾝｯ! ﾄﾞｶｧｰﾝ…！
　 ﾋﾞｼｯ! ﾊﾞｼｯ!バキバキ！ ﾋｭﾝｯ ﾊﾞｼｭｩﾝ!

(悪戯応酬の果て、…__龍球のSEで…
　ﾎﾞｺﾎﾞｺにやられる魔人を以て、その日は始まった)



　　　　:　生地獄に等しい行動の日。


現結果

黒 = 臀部をはたかれる

魔人 = ベジットに半死される

( / .........






　　　　ギャグじゃん！！！！！！！！！！ )

_____その10分前。


ﾖｸﾞ「 …ドラゴンボールZ
　　　魔人ブウ編を貸して欲しい？　…なんで？ 」


　…眼をキラキラさせた黒が居たそうで。

(/ …ふふふっ！残酷とは誰が言ったのかな？ )

(/…さて！次は短めでﾖｸﾞと少年をやろうか！)

(/ ...地獄って言うからもぉおおお〜〜〜〜！！！！ )

(/ ...喜んでっ！ )

_________事の始まりは…


　『 生地獄みたいな悪戯の日を制定しますわぁ 』

　「 突然の私情と理不尽なC.D.E。」


『 パートナーに近しい御方に生地獄を
　味わって頂きますのよ、匙加減は自由ですわ！ 』

「 否定意見が出る前に終わった 」

____________

　…勢いに流された各人の、困惑混じりな…

悪戯の日が始まっ(てしまっ)た。…のだ

　_____今日も今日とて、図書室にて一人 ...少年は静かに読書中。


　　周りに積まれた本も ...これから読むであろう本も
　　　　....相も変わらず、本の虫



　　　.....ちょっぴり屋上の方が騒がしいけれど無視を決め込む、どうせまた何か魔人がやってるのだろう


___水無月 June 風待月 鳴神月 ...6月の、とある日

　_____蒼は、悩んだ

　_____少年を… 酷い目に

　_____ましてやこんなバカな事

　_____巻き込みたくなど無かった


( …が、抗えぬ超速度の勢いに流されたとはいえ
　反対意見の１つも言えぬままだった以上、…
　このバカげた行事に文句は言えない …なので )


　［ …かあぁ ］


____一緒に生地獄を味わう事にした


(/続くよ、…まってね)

『 …ちょっと、フロ 』

____数分後。


… …こんな… … (！)っ… そ…そんなﾄｺに…？



___見る眼も　…読む眼も　__とても、襲い。


( …蒼の椅子、大人用のそれに __少年と二人して座り
　それぞれ右手で 左手で… 机で開かれた本に腕を添える

　___顔を …酷く朱に染め心臓はばくんと脈打つ
　　…上がり続ける体温と __羞恥を共有して… )


　… ぇっ… …こ…こんな… 野蛮な…!?…　(！)…っ//…



　___いかがわしい本を…二人で読むという地獄。

_____どうして、こうなったのだろう

　( 少年が思い浮かべるは ...そんな一言 )


_____珍しい蒼の誘いがまさか ....こんな事だと想像出来ただろうか ....いや、できない


　( 現実から目を背け続ける事も限界で ....視線を空へと向けたいものの ....する事は出来ず )


　　　____だれか、たすけて！！！！？



　　( 悲痛な叫びを、心の中であげる )



　　視界に映る、紙面と言えど ... ...濃厚な絡みに ﾂｰと汗は垂れて ..お顔は真っ赤で爆発しそうな位 ...心拍数も上がる


　　　興味が無いと言えば嘘になる ..それでも
　　進むスピードは遅くて ....じっくりと内容を覚えてしまうのが、逆に辛い



　　　「 ...ﾔﾒﾃヨグ、い、ｲﾜﾅｲﾃﾞ...！ 」

　( ...声も上擦り気味 )

____

「…(耐えて…耐えるの、フロ)」

「(…これ、…以上に辛い事だなんて…
　あたしが…出来るワケないじゃない…っ)」


___毅然と決意した、…共に受けるという苦痛
　 それが絵面にしてみればなんとも締まらぬ…



現結果

蒼 = 身体 精神に高熱による苦痛

少年 = 同上

______(/…お次は、ニャル！お相手…分かるかなぁ？)

_____(/んにゃ！ ....んぇ？後輩、じゃなくて...？ )

(/そぉのとぉり！…やる？)

(/ ...やるに決まってるじゃん！！！！)

______


『 …貴方如き、地表を這うだけの虫けらなど
　 天(あま)に�Uくこの私　…夜鳩に敵う道理も
　 奇跡も　____あろうはずが無いでしょう

　 ヨルのとばりに堕ちなさい
　 …そして、後悔するのです 』


『 ___もぉっ… ぉねぇちゃんっ！わたしっ
　　　お魚食べたいって言ったのにーっ 』


『 …コレは、"リ:ｽﾞｪﾝ = ア ﾅﾙｶ"…いえ

　　"ビィン ｼｬﾄﾞｩﾙ_ラ グレー" ___

　　…"ヴィ・スターリックヘイロー"などでも… 』


『 …あははははは…っ！　…ぅ…く…
　お…お腹が… ふくっ…駄目… おかしくって…！ 』

__________


(『痛い年頃 …ヒトの挑戦を見下す写真』
…今では想像出来ないような、魔王風の服
　___骨の眼帯まで着けて…かっこつけてる)

(『幼い日 __次女の脚を引っ張る拗ねワガママっ子』
…鈴付きパンダワンピース、牙っぽい口の開け方してる)

(『使用人の嗜み　優れた技の名前を模索する…痛い姿』)

(『ガラにもなく…１人、クイズ番組で大笑い』
　…口、押さえてお腹に手を当て眼を閉じてる)


______(…あんまり見られたくない写真 ビデオ)



(/続くよ)

( …彼女は、悩んだ
　酷い目に遭わせる相手が、義兄ならこの悩みはない
　だが …自分のパートナーと言われてしまえば…

　___悩み悩み　…その果てで、…思い付く

　… 自分が受ければ、良いじゃないか　と )


____



　　「 ！…………………［(脳内沸騰)］」


　( 訳を話し、…彼女はアルバムとビデオを
　　パートナー 清掃員たるあの子に渡して
　　黒歴史という …生地獄を味わっていた )


［(…流石に顔は合わせず、余所見して腕組み)］

　　　どんなに尊敬する人でも 弱み・弱点という物は必ずあるという事を今日この日 改めて知った清掃員


　　( .....マジマジと眺める ...時々信じられないと言った眼や ...吹き出しそうになるのを堪えて ... ...決してこの件は、誰にも知らせない事も誓う )


　　「 ...お魚、好きなンでスか？ 」


　　( ...痛々しくも、格好良さと ...昔の冷徹さを兼ね備えている白黒も魅力的だけれど ...清掃員の目に一番良く残ったのは オフな白黒と幼少期の白黒 )


　　　___気付けば柄でも無く ...肘をついて
　　　　...ニヤニヤって、ちょっと悪い笑み

　〜〜…

「 …食べたくてしようがない。…程ではありません
　 幼き頃は気に紛れて好き放題を言っていた…
　 それだけの事です …何か言いたいのですか 」

( …ばつが悪そうに［〰️］形の口をして )

　___今でさえ、…冷たき思案を身に纏い
　　 凛と日々を往く 黒白の使用人… としての

　　…有り方さえも崩れかけ　__頭に手を当てる


　「 …まぁ、嫌いという　…訳ではありませんけれど 」

　「 いえ！ ....刺身料理とかに挑戦するのも悪く無いかもと思ッただけでスよ？ ...それと、なンだか安心しましたよ？ ...ニャル先輩もしッかり、幼少期は妹らしく可愛くて ... ...ふふふ 」

　　( ...目の前で両頬を持ち上げて笑顔を作り出して見せる )


　　__別に私は好きでスよ？こう言う一面も ...


　　　( ....白黒は知らないのだろうけれど
兵の中にはファンクラブもあるし .... ...なんだったら憧れを抱いている者も少なくは無い )


　　「 ...せンすはでも、本当に凄いと思ッてます 」

____(頭に手を当ててそっぽを向く)


　「 …叱れば、喜ばしく思えばよいか
　　 判断の付けようがございませんよ 」

______

〖中庭彷徨くみけネコ相手に …じゃらし遊びでつい笑顔〗

〖飼育エリアで記録途中 ヘッドドレスを鳥に取られ
「っ　…こらっ！　返しなさいっ__」…追いかけっこ〗

〖眠り深き清掃員 …寝言に"妹"を聞くと
黙って幼化薬を飲み干し …抱かれて眠る姿〗

〖深く思案中に後ろから声を掛けられ…「きゃあっ」〗

〖落ち葉の庭をかく昼下がり 下を見ていて
木の枝に気付かず…［ごちんっ］〗

〖…CMで流れた少女戦士のポーズを真似てみる
　…が、途中で恥ずかしくなって頬を染める〗

_____まだかなりある

_____....ぷふッ


　　　　( 我慢は唐突に限界を迎えて.... )




　　　ッは、あはッ！...ッ、ふ ....はははははッ！
　ご、ごめンなさ ...ひ、ひ...あ〜〜ッははははは！！




　　　( そんな白黒の一面も ...可愛らしく、何より
　もっと、好きになってしまうのが、理解出来る )




　　　( ...実は恥ずかしい事をされているのも
　　　　　気付いてしまえば .. .....じわじわと、顔も赤く )

　「　〰️〰️〰️っっ 💢 」

( 一瞬 …拳を上げかける程頭から煙が昇り
　頬一杯に空気を溜めて涙目 …精一杯の睨み )

____


___白黒の、…結構な生地獄


現結果

白黒 = 明日、一緒に寝るまでぷんすか

ﾐｪﾝ = ………

(/ …ニャル、感情いっぱい盛り。…どうかな )

(/ ....とっても、癒されたし ...ふふふ、やっぱりニャルちゃんは魅力的だね )

(/ ある意味、お叱りお咎めなしで個人ニャル見れる…
　 ﾐｪﾝ君は中々珍しい立ち位置じゃなかろうか？
　　君の場合照れ隠しにぼこぼこやられるのだし )

(/ ...俺だって ...うきゅうぅ〜 ...頼りになる義兄だもん ... ...そりゃ敵わないけど
　...俺の場合少し悪意混じりだし、あの子凄く綺麗と言うか純粋と言うか ... ...本当、白銀だもん )

(/ その分…君だけにしか見れない顔ではないかね？
　 拗ねながら必死でぼこぼこやる時の顔、…あれは
　 ﾐｪﾝ君には見れないものさ　…ようは考え方だよ
　 君は血赤の色だが、白や黒と混ぜて出来る色は
　 白銀と同じになることなどない …そうだろう？ )

(/ ...まぁ、確かに時々出る素直に ...甘えに関しては、特権かもね ... ...ふふふ ...可愛らしいんだよね、あの時って本当 ...
..... .. ...考え方 ...うん ありがとうございます )

(/［ピ］言質完了🤍)

(/…さて、そろそろ眠気がする
　明日は 黒騎士か幼竜をやろうか)

(/ ...その発言を確認する前に寝てしまいましたのですが )

(/ 寝る子はよいこ。…許す！

それで、お返事自体はどう？ )

(/...オフコース！何方でもお好きな方を！ )

(/ …かなり短くなるよ…

　____"幼竜"！　)

(/ ...あれ、そう言えば幼竜って誰なんだろ？ )

(/ 覚めぬ血筋、幼き赤竜 ヴォリンの…
　 ピッコロ役？としては …破壊者だろうね！ )

(/ ...何となく、察したかも？ )

( 一旦ご飯！...出来るだけはやく戻るから！ )




後今、あっちにアルがいるから ...話したかったら、行って来なよ？

(/…会わせる顔に自信がないなぁ)

(/ .......ただいま ...むぅ、俺に依存するのも良いけれど ...と言うか嬉しいけれどぉ〜〜... )

(/ …うぅん、依存…多分君以上に私がしているかな？
　 なんだか すっかり顔を見せられなくなったよ)

(/ ...よしよし、よぉ〜〜〜しよし、可愛いねぇ月尾は ...可愛いねぇ　....とっても可愛いねぇ ...ふふふ )


( ....大好きだよっ )

(/ …独占欲？なんにせよ、…ねこ扱いやめてよぉ〜っ )

(/ ...にひひ ...土日、いろいろ返信出来る様に頑張るね？ ... ....ご希望あればなんでも、してあげるし！ )

(/ …ありがとう。…まぁ、多分…
　 私が彼処の表で、出来る事はもう
　 終わったんじゃないかなぁ…そんな気がする
　
　…だからって、君に頼り過ぎるのも良くないけど!!
　 でも、…正直 君が居てくれて…心底、救われてるよ
　 だってもう …彼処で自信が持てないんだ
　 …君が居なかったら、多分　…潰れてたと思うよ)

( …だから…、ふふ がめつい風にしか言えないけど
　ありがとうね？　…赤手 …私に居場所を与えてくれて )

( ......たん、ま ...う〜〜〜〜、恥ずかしいっっっ...！！！！ )

(/ ....もっと自信持って欲しいんだけどなぁ ...とも思ってはいるけれど、月尾の好きにしてよ？ )




　　　　...頼って！もっと頼って！甘えて、良いんだからね！！！

(/… 良いこと、とは言いたいけど

　は　ん　そ　く。［ｳｲﾝｸ …舌もぺろり］

残念、攻めすぎは私が反則って認めてるんだ
わるくて、おちゃめな赤手君。…君のペナルティは…

　___私とのスレを1、2個返してくることー…

　しなくちゃ、君を食べちゃうぞー？
　［__満面、かつ得意な笑み］ )

( ....ふにゃ！！！？ ....う〜〜〜〜〜、わ、分かったからまってて...？ ....ズルいよぉ、むむむ )

(/　…ころころ、とんとん転がせちゃう
　　 利便抜きに …君のそんな所は
　　 可愛らしくて好きなんだ　)

( ___って　…言っても
　　…君は私の手癖の悪さが
　　好きだと言うから …
　　結局は同点なのかな …どう？ )

(/ ...大好き、ほ〜〜〜んとっ、大好き！ ...全部！貴女が大好きなの！ ...可愛くて、カッコよくて、オシャレで、天才で ...好き！ ...だから、感謝を言うなら俺なの！ ...ありがとうね？本当っ )


( ...だから、頑張ってみます！ )

ぽすっ____

:…手を軽く頭に置いて、…あきれを含んだ
　 嬉しそうな笑み ___撫でながら 目を閉じる

　　　　「 …ばか犬 」


　___…溜め息　…皮肉を込めたそれも嬉しさは隠せず

( ...ふふ、じゃ、食べられない為にも 色々してみる、ね？ )

(/ ふふ …いってらっしゃい？ )

( ...大好き、愛してるから！ )

(/…　にゃ　うー)

(/ ...おつかれ、さまぁ.... )

　…………

( …夏陽に盛る暑き日和も夜張の闇に溶けて消ゆ
　 どろりとした生暖かさ、…廊下の底に溜まるころ
　 鴉雀無声 …静かが貸し切る城が通路を
　 二重の足音　__ぶらりと進む )


　『: ………［ふぁー］ 』

　『: ………［くるり］:』


___ふたりは相反 …序曲と黄衣
　　気だるげな欠伸 優美なる踵


　… 暗闇の通路を静かに踏みしめ

　　　______ ...かつ、かつ ....ｶﾂﾝｯ



　　　　　( 増える足音、向こうから )

::　…………　:

( ぴくりと脚を止め　…目を凝らす )

　　　　　.....ｷﾞｨｨｲｲｯ


　　　( 古びた扉の開けられる音 )


　　　______ ....( 仮面の話す、声 )

　: …………

　: ……… :

( 抜き足、差し足、忍び足。…そっと
　そぉっと 扉の合間に顔を差し込み
　聞こえる声に耳を澄ませて )

___平然と…覗き見。

　　...薄暗く、でも確かに光るその部屋の中には___



　　　　___古びた衣装と ...ケースに入れられた大事そうな ...ﾗｲﾀﾞｰｽｰﾂと、仮面 ...？




　　　「 ....イリカちゃんや、ノールちゃん、ネーリアちゃんを守る為には ....やっぱり、解禁しないと駄目だよね ... 」


　　　　“ オリジン ”を ...！




　　　「 ... ...ﾌｰｰｰ ... 久しぶりに、試してみよ 」


　　　　　　Revolution・Energy・Demon

　　　　　　　　　ジ・オリジン　　__変身！


　　　　(何処からか流れ出す激しいラップ系音楽！)


　　　　dive！dive！die！die！
　掴み抉り 聞き晒しィ！ 香り見つけりゃこの口上！
　むっちゃｻｲｷｮｰ！即ｻﾝｼﾞｮｰ！お呼びとあらば読み取る愛情！
　　見！見！見る！見れ！見よ！八眼ぎろんちょ！
　　__I hope hero！


　　　　面皮　赤仮　【ORIGIN】！


　　( ....なんて、激しい口上と光に包まれ ...光が溶ければ .... )


　( 八つの目の部分を持つ頭部に ...濁り切った王冠！
　　両手にはゴツゴツとした籠手に！
　　首元には透明感のある灰色のマフラー！
　　足は獣の脚をイメージされながら！
　　腰元はつむじかぜ模様入りの帯！
　　それでいて基本は赤色！
　　踵部分には車輪や、背中にはバイクの排気パイプ！
　　___そして、薄いヴェールに ...金色と藍色の宝石を心臓部分に！ )


　___【強化イベント】

　_______［…ﾁﾁﾁﾁ］

『:(…6700、7500、9000…まだ上がる…):』

『:(どっからそんなもの…)』


　___両眼型、計測機… 序曲は図る
　　 それが値するレベルに達しているか…


____［ﾁﾁﾁﾁ…ﾁﾁﾁﾁ］


『:(15000…16500…　…):』

『:(…しかしまぁ、あやつの隠し球か…
　　正直…予想以上じゃ これ程とはのぉ　…だが)』


______数値18700…


『:(…これでどうにかなるか　否か
　　といった所じゃな …"ヤツ"の事もある

　　…やむを得ん時には… …多少、無理を掛けるぞ
　　そうならんことを願うがな　…セキカよ)』

( / ....ん！なんて ...感じで、赤仮の戦闘面強化 ...ちょっと、組み込んでみた )

(/ 期待しているよ！ ___ふふ　)

(/ ...因みに元ネタは棒仮面の ...ヒーロー、ね！ ...ライダー ...うん )


( ...さて、返そっか？ ...残り )

(/ …そうして、くれるっ？
　ちょっぴり…今日は自堕落気味でさ… )


ニャル:17000(MAX)

テホプ:52000(MAX)

ﾐｨﾘｨ:　9050(無装備)

ｻﾞﾗｧｰｸ:5500(MAX)

カロン:7000

ﾄﾞﾘﾌﾄ: 7100

邪楼 影:475000(規定内最大値)

(/ ...じゃあ、改めて言わせて？お疲れ様！ ...もし、アレならもう寝ても大丈夫だよ？ ...ち、ちょ〜〜っと、さ、寂しいけれど ... )

月尾: 5000(MAX)

ｱﾙｽﾀｰ:8000(道具なし)

ｳﾞｫﾘﾝ:6000(未解放)

ｻﾌﾞﾚｱｽ:20000(装備時)

ポン: 20000(装備時)

瑠和: 21000(MAX)

瑠和の片割れ(故):20000(MAX)

( ...意外なのが多いね、そして新規の情報も ....！ )

(/ふふ？…もうすぐお風呂入るし…待ってる！)

(/…私が一番弱かったり)

(/ ...俺もそう言うの考えたりもするね？ )

(/ ひひひっ )

(/大丈夫、飽きさせたりしないから！)

(/ …そんな君にオススメしたい音楽がある！
　君が好きなのとは別ジャンル…かもだけど
　聴きながら…意欲でも上げられたら！
　…なんて、考えてさ？ )

(/ん！聞いてみる！ ...俺も曲とは別だけど、マンガとかオススメ出来たら ...なん、てね？ )

(/ …ダークで美しい『失われた彩画』
　 壮大なる禍々しさ『幼星乱舞』
　 終焉の幕劇…　　『battle to ascertain』
　 辛い時に聴こう　『悲しくてやりきれない』
　 君に贈りたい　　『エコーズ オブ　ラヴ』 )

(/ ...ふふふ、面白そうなのがたくさん！...じゃあ、聞いてみるね？ )

(/…君のオススメも聴こうかな？
　あ。…どろどろしたのは…ダメ、ね？)

(/ ...マンガか曲か、どっちだったり...？ )

(/どっちも！…ウチ、欲張りやんね！)

(/ ...ふふふ！えぇ！ )

( 『夜桜さんちの大作戦』『破壊神マグちゃん』が ..漫画、かな？
　曲だと〜〜 ...『Unwavering Belief』『ぼかろころしあむ』『道化師の朝の歌』 ...とか！ )

( ふむふむ …影響が強いのだね )

(/ …因みに、邪神崇拝は私と漫画と
　　どっちが先だったりするのかね？ )

( ....ふふふ、貴女ですよ？なんやかんやで、貴女の影響も....！！ )

(/…にゃは)

(/ ....にひひ、だ〜〜い好きなのですよ！！！ )

　『 ………… 』［ぐい　ぐい　ぐい］

( …生地獄、医霊編は夜の薄暗い通路の中で
　有無を言わさず…色々と大きな美女を手引く
　極めて強引な矢機の姿から始まる… )

　　...あ〜〜〜 ....え、え〜と、ドリフト？
　　　一体何処へ .. つ、連れてくつもり、だい？

　( ...足早に手を引かれては 迷いが残る ...
　　強引に それでいて強く ...何処かやはり 迷いが残り
　　...それでいて嫌な予感が脳内に広がり続ける )

　『 ………… 』

( 矢機は答えず、医霊の首輪から伸ばした
カーボン製の紐を引くと …暗い 暗い廊下の
何処へも知れない奥への同行を強要する…

___否が応でも不気味を感じる…
　…と、思われるが此処に在るのは
　 半人半機に医者の霊。… )


『 …分かることはキミが抗えないこと 』


　　____見透かすように

　　　「 ......あ、あはは... ...どうなる事やら... 」

　　( ....首輪が引っ張られる度に 軽く締め付けられ
　　..先が全く見えず ...かと言って大して音も反響せず ...そして 帰り道は尚の事 )


　　　「 ...参ったね、本当 」

　( ...薄い隈付きな眼を擦りながら ...一定のペースで歩き続ける
　　...出来ればズルして飛んでいきたいのだけれども )

___暗黙の旅路はやがて、…"扉"へと辿り着く


( …矢機の思惑となり 悪しき扉は待ち構える
　"ANGEL"…皮肉な名前だ。ﾚﾘｰﾌに彩られ
　 素材大理石による視覚的偽装を施された
　 トラップ・ドア …芸術性によるｽﾃﾙｽは
　 "本来の用途"を見事に隠し通してある )


　___［ギィィ…］

　( …石が擦れ 恐怖のあおりを自覚させる間を与え…
　　重苦しい雰囲気を纏う扉は開く　…中の暗闇…
　　まるでﾊﾟﾝﾄﾞﾗ … ﾎﾞｯｸｽを覗き　垣間見るように
　　正体不明の内部をさらけ出し …貴方を手招く )


　　　『 …［ぐ…］　…［ぱんっ］ 』


　___貴女を…先に入るよう促して
　 …遅れるようなら脚の付け根の少し上
　 進まざるを得ない…屈辱的な部位を叩く

　「 ...ねぇ本当 ..ドリフト？ ..流石にこう ...どうなるかとかの説明をして貰えないと私も ...不安で ...んきゃうっ！？ ...〜〜い、っ...た ...う、も、もう ..仕方無いなぁ ...！ 」

　　( ...ひりひり、痛みながら ...ぷるぷる震えて
...物言いたげな表情を浮かべながら、ゆっくりと進む
　行きたく無いのは承知済み ...足取り重く ...
　暗く、それでいて中身が何かも理解出来ないのに ...足を、踏み入れる )


　　___鬼や蛇では済まされない様な ...何か不運が襲って来るような ...そんな、予感


　　( ...と言うかそもそも カモフラージュをする時点で良く無い事に使われてる気が ... )

…一歩を踏み入れた

__まだ何も見えない


　

　…二歩目

　__僅かに、…燃料の臭いがする

　… 部屋の中ほど

__入り口が …遠くに見える気がする

　____帰りたい


　　そう思わせるには充分過ぎる状況
　　今すぐUターンしたい、進む方向を逆にしたい、回れ右したい…！！！

　… 未知に苛まれ これ以上は　…

　…足を止めたいと 知性が 心が

　口を揃えて帰りたいと叫ぶ頃に



　　　［　ぱ　ち　ん　］


　____________________


… 真綿の縄、…酸欠寸前で千切れる造りの絞首台

刺を抜き …顔だけを外に出せるようにした鉄の処女

触れる所のみ 傷付かぬよう柔らかい焼け木馬

鞭打たれる醜態を 受け入れさせる張り付け十字

熱で …焼けはせぬよう慈悲なく炙る特殊素材の造り牛


　__無機質で、…逃げ場のない灰色の部屋に…

　…　虐げ　啼かせ　乞わせ　虐め …徹底的

　__一生の首輪を強いて　… 負わせる器具多数



『 …天使の時間は救われる時。… 多くが信じ
　　事実として楽は約束されている　___

　…とある国では　…こんな事に耐えきれずに

　泣き叫んだひとりひとりが 順番に

　…"天使の時間"を迎えたそうだよ 』



　キミはこういうコト。…大好きだったね


　　　　　　　［ がちゃん ］



__貴女は咄嗟に助かる手口を求めて後ろを振り向く

…"首輪"を通じて生命の波動を幽体へと送り込み

　…鍵は閉じられ　体は実体を得て透け身を失くす


ｺｱｸﾏ
天使　…　___いっぱいの　…さらさらの どろどろの


　笑顔と　…　空気と　___絶望的なトーンの声で…__

　___待って


　　「 ...こ、こういうのはザレッド君の役だろう！？
　　　ほ、本当に待って ...いや、待とう、ドリフト
　　さ、流石の私でもこれは ...こう！ヤバいと思うんだ！ ...ね？ 」


( ...乙女のように媚びながら ...今までに無い位冷や汗を流す 当然ではある...かも )



　　___矢機のサディスティックさを、少し舐めていたのかもしれない...確かに好きではあるがそれでもーー！




　　　( 降り掛かる絶望に、顔を青ざめさせて ...
　　　　頭に浮かぶは ...“逃走不可”の四文字 )


　　　　そして____“地獄”の二文字

　 ___ ぴしぃっ！


求めた筈の命乞い　…しかし
関係ないと ばかりに皮の鞭が飛び
…鳩尾をなぞるように布切れと柔肌を打ち据える

　___…布の切れ端が無惨にも散り
　　下着を裂いて …柔肌を晒させる


　… ねぇ　ルージュ…　____？


　( 笑んで　笑んで　…にっこり、笑んで

　___歩いて　… 寄って　__手を伸ばして )

(…やり方、みんな変えるよ　…ぜんぶ変える
…辛かったね？…追い詰めてしまったね…
　…ごめんよ、何も見えていなかった)

(/ ....帰って来たら、ゆっくり、話そっか )

(/ ...ひとつ、言わせてね？ 貴女は何も悪くないの
　やり方は変えた方が ...余計、病んじゃうかもしれないから、このままで平気 ...それに、ごめんね？ ...俺も、もっと、早く言えば良かった )

(/ おはようこんばんにちは！
　次いでに追加の返信でもいかがかな？ )

(/ さっきからネコ助がチラチラ見てくるよ
　 おやつはあげたのに！…欲張りで可愛らしい！ )

( / ...ネコ欲しい〜！！！！ )

( / ...にひひ、改めて、こんばんは！ )

(/ おっけい。…心配事は、もう大丈夫だね？ )

(/ …そう、… 分かるよね？ )

( / ...あはは、うん ...親からは「近所迷惑」「フライパンでど突き回してやろうか」「全部嫌って理由になってない」 ...なんて言われたりしたけれど ...うん )


( ..月尾、これからも付き合って貰えます、か？ )

(/ …………スランプ )

( / ...そして、昨日は本当ごめんね？ )

(/ ........うきゅ )

(/ ……んぇ…？ あ、…あぁ
　 今更聞くかなそれ… )

( 昔の話ならどうでもいいよ！
じゃ、やろう！… まぁ… ドタバタやってたり
生きてるのを止めたところで良い世界には
行けるわけない事とかはどうでも良いって事

　… 苦労したね …お疲れさま？
　あ。オウム返しは禁止ね！ )

(/ ....うん、頑張ろっか！ )

(/ ...ありがとうね！ ... ...うん、お礼、頑張らないとね )

(/ 昨日の話ぶり返すようで悪いけどさ！
　…やっぱりウチ、生きる拒否った所でね？

　救いも幸せもあるわけないじゃんと思うの!!!

生きててナンボって言葉知ってる？
そりゃキミが居なくなったりでもしちゃ
私なんて不幸のドン底！キミだって
何も出来るわけ無くなるんだからね！

　…そもそも辛いって"悪魔の誘惑"って聞かない？

　だってそれ思ったら嫌なことしちゃうじゃん！
　まぁまぁ！悪魔のイヤーな誘惑！…んなもんムシムシ。

　悪魔の言葉とウチの言葉、どっちが聞きたいかなんて
　決まってるでしょっ！　はいこの話終わりにしとく？ )

(/ お礼って言うけど実はそれ"束縛"の一種だったり！

　だってそれ約束じゃん？時間なり労力なり物なり
　何かしら消費することを決めちゃう行為じゃん！
　しかもその原動力が責任感なんだから
　フリーな思考で良いものが作れなくなっちゃう！

　…はいはい、楽〜に　…しんこきゅー

　___"趣味"を開始して共有しよう！
　　それが楽しくやれるイチバン！うんうん。 )

(/ ......あはは ...うん、そ〜だね ...貴女が悲しむ姿は、見たく無いしなぁ ...頑張るね ..未練は、なんやかんやでまだあるんだし )

(/ あとなんかゴメン最近ウチサド気味になっちゃって…！
　そりゃキミ可愛くてもちょっとやり過ぎたよね！ゴメン。
　…でもキミのあのあれ見たいからやめたくない…

___合意の上なら…　良いかな？ )

(/ …"貴女"って誰さ？　ウチ、月尾！

　……… さては照れ？　照れなの？

　…　可愛いにゃぁ〜？ )

(/…　…ごめ、…ちょ…たんまっ…
　　指流石に疲れ…ばたんきゅしてきた…っ)

(/ …はぁー落ち着こ落ち着こ… )

(/ ..........ふ〜〜〜〜 ...んふふ )

(/ …こらっ　ケイ君みたいになってるぞっ )

( /可愛くて、カッコよくて ...ちょっぴり変態で、サディスティック ... ...それでいてさ〜 ...なんか、俺の事 ...そんなに一生懸命って言うか、可愛がってくれるって言うか ...あはは )



( ほんと、ありがとうね？ ...大好きだよ、月尾 )

(/ ...命の恩人、だよ )

(/ …うむぅ、なんだかしんみりしてるなぁー…！


　___そんていうばってん、…キミかごて
　　 よぉやってくれとるごたる…そない子ば
　　 おらんわ、…　大好きだけんね？　赤手 )



(/ …てば何回言わすとねほんなごてぇ…！
　　そろそろ食うばい？呑むたい！…がるるーっ！ )

(/ ...ふふふ、じゃ ...よし！ ...炭酸飲んでスッキリしよっと！ )

(/………　にぃ〜　そんならいじめてよかつ〜っ？)

( / ....くふふ、好きにして、い〜〜よ？♡手網を握っても、首輪をしても ...ど〜ぞお好きに！ )


( ...あ、追加返信とかも...？ )

(/ …！　じゃ、やってくるね〜っ追加返信！ )

(/ ...ふふふ、ありがとっ！ ...もう、大丈夫だからね？ )

(/…　か　か　え　こ　む　な　ー　っ？)

( 前も聞いたんだぞー？
　似たようなこと、…言ってたんだぞ )

( ニャルに言い付けちゃうぞ！ )

( / ...あ、あれ？そうだっけ...？ ...う〜〜 ..そ、それは勘弁して欲しいなぁ ...あはは )

(/ ...ふ〜〜、うん、発散発散！切り替えてこ〜〜っ！！ )

( どうだ〜？
　お次は危険度！ )

(/ ...にひひ、ありがとね？ ..むむむ、しかし一体声の正体は.... ？ )

(/やったよ！)

(/ ...仕事が早いね！！ )

(/ …ミェン×ニャル(幼)
　 セキカ × 前戯のみ責め(黄:序:姫)
　　軽子 × おきつね(幼)

　____なにする？ )

(/ .....悩む、すっごく悩むけど ... ...ど〜しよ ..
...責められたい気持ちもあるし...うむむ )

(/ 悩めー　悩めー？
　ﾊｰﾚﾑ逆責め生地獄…
　義妹幼い甘々…
　おきつね… )

(/ ....い・い・か・た！！！
....う〜〜〜〜〜... )


( ...赤仮達、が良いかなぁ )

(/ にゃは …ちょっと短めだけど、…行くよ〜っ )

(/ ...ん！ありがとっ！ )

______

( __城、…そして　廊下。
　　人を探すならまだしも
　　待ち構えるには不向きな場

　　そんな所に、…壁に背を向ける二人 )


〖: …まだかのぉ？ 〗

〖: … 知ってるのに :〗


_____誰かを待っている

_________

　　　....ぁ〜〜〜 ....つかれたぁ....



　　( ...がちゃんと扉を開けて、赤仮は先日の変身部屋から出て来る ...少々の筋肉痛を土産に ゆっくりと ... )


　　___二人が近くにいるなんて、知らず知らず ...

　…

( …計、四つの光点 __静かにぎらりと光る視線
　姿を現す愛しきおぼこに狙いを定めて吟味する
__疲れた姿は何とも手玉に取れそうだ )


_____


　〖:……… 〗 〖:…… :〗


［(よろりと …ふらつく行き先を
　 突如ふたりの影が阻み 眼を向ける)］


___二人とも　…腕を組み、道の真ん中。

　　「 ....んぇ？ ...あ、ノールちゃんに、ネーリア、ちゃん？ ...え、ええっと ...なんで、ここに...？ 」


　　( ...丁度立ち塞がるように目の前に行かれては
　　　視線を上げて ... ...思わず小首を傾げる
　何で此処にいるのかって言う疑問も抱えては ...まして、砂姫がいない事から思い出す___とある、夜 )


　　「 ...あ、わ、忘れ物しちゃったな〜〜！！？ 」

　　( 焦って振り向き来た道をもどろ....うとして
　　　　　　　　　　　　　　　___こける )

［ くい ］　［きゅ］

( 転ける体を両側で支える …小脇に入って
抱き、引っ張り ___拘束しながら助ける )


　『: …心配を申すでない 申すような、顔もな 』

　『: 次は…はじめから …イリカも一緒だから :』


　　___疑問に答えさせる暇も余裕も与えずに


　　『:　【ラリホー】　』　『:【スリプル】:』


　　　…　睡魔を呼び出す　____！

「 ....あ、ありがと ...って ...や、やっぱそう言う事する気じゃんっ！！？ 」

　( もがく余裕さえ ...彼女達の掌の上で転がされ ...
　...しっかりと、拘束もされれば ...粒の汗を額に浮かべて ...砂姫も一緒と言う言葉に 自身の予想してた未来が訪れる事を察して___ )



　　　無常にも、夢の中へ ...体から力は抜ける

(/ 寝ちゃった…ぁ、ゴメン…夜に続けようか！ )

　　は　___…めは


　【　ザメハ　】


_________



　(気の入る頃　…無理を通して起こされる頃には既に
…何処とも知れぬベッドの上　… 座ら"された"気配 )


___:　…よぉやく　… お目覚めじゃなぁ__？


　: … ［ひっく］…［ひっく］… ひぇき…か… ［ひっく］:


　　　　(…　ちょっぴり___アルコール的なにおい
　　　　　下から両脇と太股を捕まえられた感覚…__)


〖: ｩひひひ…っ　 〗〖:［ひっく］… :〗


　___ふたりともとろんと火照る体に

　　… 悪酔いまわって緩んだ顔

　___そんな様子で上目遣い

　　

　　　_____....ん、ぁ....う ....


　　　[ ...ﾊﾟﾁ、ﾊﾟﾁ ] ...ゆっくり眼を開けば
　　　....力は微妙に入らなくて



　　「 .....こ ..こ、どこ？ ...んぅえ、お、お酒臭い ...へぁ？ ...あ、あの、えっちょ ...ふ、ふたりと、も？ 」


　　( ...上目遣いで見つめられてドキドキはするけれど
　..それ以上に変な酔い方をしていないかって言う心配が先に来る ... ...熱気がムンムンと篭る中
　...身動きもしづらくて、ただ困惑 ...と言うか )


　　___これ、この二人に ....また、されちゃう？



　　　　思い出されるは___ある夜の事

［(__…デジャヴを感じる光景がそこにある)］


… 太股、開かされては両腿にふたりが股を掛けて …挟み

　脇を持ち上げるように __肩を入れられ、…掴まれる

　動きを奪われ、率直に鼓動が沸くさなかに やんごとなく…

　　… 目の前に ___めの中、ぐるぐるな砂の姫


　【:めだぱに:　…:めだぱに:】

( …催眠状態、どころか意識が半ば
　おかしな砂姫は __じわりと…近寄る )


〖: あんひぃ…んひゅれ…ぇ？ ひぇき…かぁ
　わらわ…ら、…ふゅた…りは__AぇSぅMぅあーるぅ…
　__ぬし…らぁわきゃもにょぉの…ひゅきなことひゃる
　…たけ…じゃ…ぁ 〗

( …［ひっく］、…ふたりして　___
する、 __と…　セキカの胸元にてを伸ばし
…砂姫を前に　はだけさせ　__…手は出さない )

　　___あ、やっぱりこうなるのーー！！？


　( ...あられも無い格好を晒されながら ...しぃっかりと最後の抵抗するチャンスも奪われて ...とどめを刺さんとばかりに 何処か意識のおかしい砂姫の到来____ )


　　「 ね、ねぇちょっと二人とも！イリカちゃんに何したの！！？ ... ...んぇ？な、なんて？！わ ...分からない ...よ！！？ ....う う〜〜 ...この酔っぱらい〜..！
　...ひにゃ！！？ ...い ...イリカちゃん！ネーリアちゃん！ノールちゃん！め 目を覚ましてぇッ！！？ 」

　( 悲痛な叫びも、お酒と混乱の前には ...、敵わない様子で ...胸元をはだけさせられれば ...晒されるのは 健康的に豊満な部位 ... ...砂姫の前で晒した事で 顔は赤く染まりながら ...最早 早く終わる事を祈るしか出来ず )

____［くるりぐるぐる…］

… "きっかけ"は、混乱 引き出されたのは__"愛欲"

　実のところ　___乱れたものじゃない … "愛への欲"


( … さらけ出された事への濡れた欲は毛頭ない
　　砂姫 …まなこを合わせ __脇に腕を通して
　　背中で両手を締め　… ぎゅ、…と抱きつく

__下着だけの… 幼げな体に流れる体温が心地よく
　 柔らかい肌と …神経を通じて、安心を覚えつつ
　…頭を鳩尾、首の合間に寄せ ___小さく…繰り返す )


　　せき…か…ちゃん　__…せきか、…ちゃん…　


　___…［(ささやく …ゆぅっくり、…何度も)］


_______

　(…砂姫の様子を __蕩け笑顔で…片やしゃっくりで
　 慈しむような間を置き眺めると ___ささやく…)


　__: あいよく…　れつじょう… りつ…じょく…

　　　　…　へん　…たい…　💛


__: … せき …かの　__いけず… …え…っち…

　　　… あなた…　いゃぁ…ん　…　ふふ…ふ… :


［(…そそりたつような耳元のささやき)］

　　〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！！！？

　　( 想像以上に ...脳に響いて 耳元に残り続ける
　　　___三人の、高低差が激しい声に ..惑わされる )



　砂姫の純粋な愛も ...黄衣と序曲の悪戯みある愛も
　　受け入れれば受け入れるほど ...耐性が弱く
　　　器からはみ出そうな程 、愛に溺れて ...沈んで


　　　邪な考えを抱いていた自分に恥さえも感じ
　　...ﾉｰﾙとﾈｰﾘｱの囁きが、より強く ...残り ...


　( 同じように ...赤仮も蕩け始めて ...目も、ぐるぐる
　...身を押し出して、冷んやり心地良い体に ...
　ゆっく〜〜〜り ...赤い熱 ...恋の熱を押し付けて )

(/や。)

(/ ...絶好調！ ....になれたら良いなぁ )

(/ ...お疲れ様だね？ )

(/ …　続けよう、か！)

(/ ....お願い出来るならしよっかなぁ )

(/…　機械島、…前奏は済んでるんだし
　　そろそろ…　始め、…るね？　…ふひっ)

(/ ..... ....あ、そーそー ...な〜んでも！お願いあったら、聞くからね！！！ )

__率直で　誠実で　… 純粋素朴な恋の色

…効率のいい発散なんて　… 少しも知らない砂姫だから

どろどろに …らぶらぶに __加減ないまま溶けていく


( 体押し付けられては …恥ずかしさだとか…__
　興奮だとか、色々置いて一番先に"安心"しきって
　無理に抱き締める腕、…ゆっくり解いてから…__

…首の下に埋めた頭から…とろりと体重預けて
　腕、肩辺りへ添えるみたいに __にゃんにゃん姿勢
　… 寝息のような小さい呼気 …寧ろ、くすぐるように… )

______


　:…［はむ…っ］_____ひぇひ…ひゃ…　［ひっく］:


　:［すりすり…すり］___…ここ… よかろ…ぅ？…ひふ…っ


(: 懐いた猫のように艶かしく …肩にすり寄るように
　セキカの体で支えさせ __耳をはんで… 舌でちろり :)


(: … 右半身の拘束から離れて __太股の隣に寝転がる
　　__太股に手を這わせ … くすぐるように撫でて )

　　_____ぎ、ぶ ....ぎぶぅうう ...！！！


　　( ...想像以上に仮面には抜群 ...頭のてっぺんから湯気を出して サウナみたいに熱く ...それでいて汗も流す
　...耳の甘噛みも ...撫でも ...単体で見れば大した事は無いけれど ...何より砂姫からの甘えと合わせてしまえば、効果は抜群過ぎて辛く、幸せで...！ )




　　　　　う〜〜〜〜〜 ...もうっ！


　　　みんな大好きだからねぇ ....っ！！！


　　( ...一番近い砂姫に対しては、無理矢理顔を近付けて　...額に口付けを落として ...悪戯する二人に対しても__元気な笑顔を、見せ付けて )

____

:［ひっく］…　____かひゅ…:


:…　…ぉ…ぁ　…ぅ


　( …__寝息の砂姫　… 限界のセキカ、ふたりに連れて
　　…　次々と聞こえる小さな寝息　___実を言うなら…
　　　限界は、みんな同じだったらしく …____

　　流体猫じみてどろんと__序曲は…太股枕に倒れ
　　黄衣はぐでぇとそのまんま　…伸びて眠りに落ちる )

(/ ....あ〜〜〜〜 ..純愛.... )

(/ …ピュアーで、一歩踏み出せないふたりを
　 クセのある２人が茶々入れて進展させる
　…結構好きなの、___ふひひ )

(/ ...気持ち、分かるかも ...んひひ ...多分一番綺麗な恋愛なんだろうなぁ、この二人 ...あ、でも後輩と白黒や ...白機と黒機も、まだマシな方.....カモ？ )

(/ …オオカミはへたれ攻め
　　メイドは…意地っ張り。

　…なんだけど、どう？ )

(/ ...俺から言える事は皆んな可愛いって事、かな！
...にひひ ... ...は〜〜〜 ..癒されるぅ... )

(/ ……君と、黒ユリの細君はどうだろう？
　　 彼女は"純粋な独占欲"…だね )

(/ ....俺の場合はなんだろうなぁ ...ん〜〜〜 ...
　　“寂を埋めれる愛を求む” ...的な？ )

(/ …麗狐六壮尾、…るわは

　 "あなたが望むまで"　)

(/ 矢機、…エンジェル __ドリフトは

　　　"きみがいる限り" )

(/ ...驚音紫響ノ子 ...ほーらい

　　“幼心忘れず愛は一つの器に満杯に” )

(/ ...ルージュはそうだね ...

　　　“童子の心柱になりたい” ....かな )

____　…　さん

　きて　…　…起きてよ　


( ゆさゆさ …軽くお腹に響きそうな感覚
　…あとは貴方を喚び、"こちら"に連れ戻す
　、印象としては__ そんな風な声が聞こえる )




　　起きてっ…たら っ　お に い［ぺち］…さん！



(頬っぺたはじける __軽くて弾力たっぷりな音…)



はわ…わ　じゅっちゃ…そない したら…怒らする… たい


　　 __心配そうな小さい声…

　　　　______........ぱちくり


　　( ...魔人、目を覚ませば ...久方振りの現実？
　　...一体何処からが夢で何処からが ....と考えれば考える程ドツボにハマる様で .... )



　　　　　　[ むにぃ ]___ほっぺ、もちもち


　　「 .....おはよ ...はは、もぉお姉さんとは呼んでくれない感じ？ ... ...冗談、俺はそっちの方が接しやすいんだけどさ？ ...ふふふ 」

　　( ...目、覚ましてから早速 ...双子の頭を撫でる ...
　　...体に染み込まれた様に 撫でる事が ...とても幸せで ...それでいて癒されるから )


　　「 ...にひひっ 」

　　___なんにせよ居心地は抜群、...甘やかし度は半端無い

(___…其処は少しの昼過ぎ、兵士たちは出払って… )


　《 …冗談でも、ちょっぴり気に病まない？
　　お姉さ…お兄さんの勝手でも ボクなら気にするね

　　___なんて …ことはどうなってもいいけど
　　　…まだボクたちの分も来ないよ おにーさん？ 》

　
　(__、…甘い香りが数数える毎に大きくなるだけで
　　　 ふたりは首を長くするばっかり。…じと眼ーっ　)

『［はわわ…］じゅ…じゅっちゃ、あんましオトナんでん
　　　　　　失礼働くだ事さ言うでなかと…　___ 』


　　　____________



　(_____炊事場に揺るル巨構)

「 ...なぁに、俺は両性だからね ....どう捉えられようとも問題は無いのさ！ ... ...嘘 ...う〜〜ん、流石にこうも遅いと ...ちょっと、腹も減って来たなぁ 」

　　[ ...きゅるるる ]

　　( ...小さく腹を空かせて ...頬杖を突いて悩み
　　...とは言え此処で何かを食べてしまえば、極楽と呼ぶに相応しい味は楽しめない ... ... ...唸る )



　　　んぐぅ〜〜〜 ...腹減ったねぇ.....


　　____________________

　　　.....ねぇねぇ瑠和さん？


　　　___そろそろ頑張ろっか〜〜〜〜？

　　( ...少し圧強め )

　《 …カエル？　…　じゃあ、黒にやられる時は
　　どっちがいいか悪戯で聞きたくなっちゃうな 》

　『…こげん掛かると、なんば注文さしたんです？』

________



『 ぇえぇと___ストロベリーカスタードハイパーシュガーメガマックスエキストラホイップクリームプラスブラウニーアンドチョコレートスプレーアンドメープルシロップ…　____ 』


___別段　…頑張らなかった、訳でも

　材料が足りないとか 道具がないとか

　　　アクシデントな訳でもない

( …現、尻尾を分割する事で 能力を分けた分身…
『１尾瑠和』…が、本体である『2尾瑠和』に従い…
　合計、5匹のきつねが忙しなく ____際限なく


　…　…　積んで　積んで　飾って　支えて


　___それまた積んで積んで積んで積んで積んで )



…　生真面目に注文へと応えすぎていたのだ。
　__そして… それが間も無く終わろうとしている…


________


《?!?》　『ひょんぎゃぁ___！っ？で…　……で　…』


___(…炊事場より、わざわざ"狐輪"を通り姿を見せた
　　__"パフェ"にふたりは肝をつぶした)



　___全長8フィート(243.84cm…ｻｰﾌﾎﾞｰﾄﾞレベル(!!))の
　　ウェディングケーキと見違うような… 巨・大 スイーツ。


　　　　　『 でかぁーーー…！？ 』


____…


　　(…へにゃり、耳と尻尾が垂れたおきつねが
　　　席の隣まで…　ずしりと運んでくる…)

　『 おま　…たせ致しましたぁ！ 』


___声、顔はやりきったという元気に溢れ

「 ...にひひ、どっちでも好き！ ...その分俺悪戯し返すしね？ ....あ、それはねぇ〜〜〜 ... ふふふ 」


　　　　　______お゛♡♡♡♡♡

　　( そんなスイーツ ...あからさまに、病と呼べそうな糖の塊に ....魔人は_____ 大歓喜 )


　　　両手を頬に添えて ...瞳にハートマークを浮かべ
　　　舌を垂らして ...歓喜に喜ぶ声を上げる ....


　　　「 .....これ、食べて良いの ...本当幸せ過ぎるよぉ....にひひひ！ ....超巨大パフェだねぇ〜〜！！！ 」



　　　.....そして、お疲れ様だね？

　　( ....瑠和の頭、撫でて撫でて ...そして ...
　　　こっそり、狐の尾にとあるチケットを添える ... )



　　　[ ぐぅううう〜〜〜..... ]


　　　___大きく腹を鳴らして、にぃと満面の笑み



【赤城の魔物達、基本的にエネルギー消費が激しい為
　　　　　　　　___補充が多い 】

『 やっ…　ほんでんでかででか…っ！？』

《 …棒菓子でバランスを取ってる ｸﾘｰﾑの配分も… 》


　___あまりの…巨大さ。…あまりのスケール

　　　机の中心がスイーツ１つで制圧され…
　　　軽く 机が"ミシ"…と鳴る程に"重"い

　(…魔人の前には、スプーンに 皿。_____)

______


『 …ぁ、来てただ… 』《…ん》


( 一方も一方、ふたりの所望、暖かランチも机に参上した

…"ﾊﾟﾁﾊﾟﾁと油が小さく弾ける __揚げたてのしそ巻き鳥"

　"切れ込みから …滲み溢れる肉汁ととろりチーズ
　…濃厚トマトソースが彩るインチーズハンバーグ"…

　__それに、野菜のスープと盛った白飯や漬け物
　　…隠れて嬉しい　ドレッシングサラダが付いてる )


__…半ば、"でっっかパフェ"から逃れるように手を合わせ…


__________


［こやん］［こんっ］［ﾆｬｰ］

___…　ふゃう…


( …仕事を終えて、くたくたおきつね。__頭、撫でられ
　炊事場に戻ってきたら… 分けてたしっぽ。…分身きつね
　四ひきいた皆を元に戻して、やぁっと六尾__ノーマ瑠和)


『 … (はぅ…くったくた、ですぅ…)…はれ？ 』


　___しっぽ。…引っ掛けられてた紙を手に

「 .....ふぅ ...ふふふ、感謝しないとね ....それじゃあ
　　　　___いただきます 」


　　　( 静かに手を合わせたのち ...ゆっくりとスプーンで掬う 重さがキツイ位。
　...明らかにその器に収まる分を越えて、一口はとても大きく ....ほとんどが乗せられたクリーム .... ...口に含めば広がる甘味は、想像以上 )



　　それこそ、普通ならば一口食べただけで胃もたれが酷くなりそうな ...甘ったるさ
　　....それでいて滑らかだから、すんなりと胃の中へと ... ...頬に手を添えて ...舌舐めずり



　　　　何せまだまだ味は変わる、正に虹色 ...

　　　皿にも添えながら ....しかし手を休める事無く



　　　　食べ進める___途中で飲み物に手を伸ばす事さえ無く ...何かに取り憑かれた様に、甘味一筋


　　__________


　....紙の内容、至ってシンプル


　　　『出血大サービス！オールスターマッサージ券』


　　「 ...お疲れ様〜〜〜！瑠和、さんっ！ 」


　　( ...戻った六尾に飛び付く音響子 ...紙に気付いた様子は微塵も無く
　　....そのまま尻尾の中へ身体を潜める、お気に入り )

『［ﾌﾆｬｯ］っ…　はぁ〜いっ、瑠和！フリーにございますっ
　　　　…この後はどうしましょうか？瑠和は…うぅん　』


　　( ちょっとびっくり！…けれどもすぐにっこり！
　　…六尾でもふもふ くるりと気持ちよく動かして )

______


　『 … (おーる、…すたぁ) 』


　____つまり皆様にわたしを好き勝手…



　　『…［かあっ］(…ちっ違います違います…っ！)』


　　　( …音子に見えないのを確認してから
　　　　頬を押さえて染めて… )

(/ ...という訳で！あらゆる方法で癒すオールスター形式！ ...特別に解禁、だよ！ )

(/ …おきつねの、かな？ なんだか
　　蓬莱君が焼きもちしそうだけれど )

(/ ....まぁ受けるか受けないかは自由だよ〜？ ...簡単に言うなら〜〜 )


( 皆んなからの好感度を満遍なく上げるか、一人の好感度をすっっっごく上げるか！...のどっちか、って感じ！ )

(/… おきつね究極の二択…っ！)

(/ .....にひひひひっ！ ...あ〜〜、楽しみっ ....！ )

(/…ﾌﾆｬ)

[ ...ほかほか、ぽかぽか ]

( / ...お風呂上がり )

(/ …安眠、しちゃいました… けどっ！
　　明日は休みなので今夜こそ…っ！ )

(/ ...よぉ〜〜し、今日は頑張らないとね！ )

(/　こやぁ…ん！　)

( / ...丁度お風呂が終わったタイミングでいつもくるね、狙ってるの？
...冗談、お疲れ様！ )

(/ フニャッ!?… る、るわはそんな事…っ！？ )

( …はう、ただいま戻りましたっ！
　瑠和 今日も元気で入荷ですっ！ )

(/ ...冗談だって言ってるじゃん〜！破廉恥〜〜っ...！ ...にひひ )

( うんうん、元気なのは良い事だね！ ...さてさて、溜め込んだ物を頑張らないといけなさそうかな？ )

『 …ぁ あの、ぅ… 今日…　っ…ナンデスケドッ 』

( もじもじ、ツンﾆｬﾙみたいな後ろで手を結んで
　斜め下を向いてぼそぼそ… __と、急に面映ゆくなり
　両手のひら向けてから頬を染めて …一歩下がり
　___ぎこちなく …笑んで )


　　『 今日はっ　きょうは……　…　……えぇ…っと… 』


　(しどろもどろは率直に、__正直は包み隠して
　また斜め下を向いた後で　ちらりとめを合わせ)

　　　___ちゃ〜〜〜〜んと、言う！ ...にひひ


　　( ...何となく察しは付きながらも、頬杖を突き
　　.....軽く額を突いた後に、にか〜っと笑い )


「 ...今日は何がしたい ...ううん されたいのかな？ 」

(…きつねはうそつき、けれど六尾が知ってるうそはない
　__魔人好みな全開恥じ顔 …真っ赤っか、ギザギザ口)


　　　　_____…　コレ　…　っ…！！


(［黒歴史ノートでも差し出すような勢いで出したもの__］)


　　　　　　オールスターマッサージ…券

　

　___差し出す、…けれど

　　『っ"…っ〜〜〜〜…っ！！

　ん"に"ゃ"ぁ"〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️ッッッ！！』



(遂に限界 __崩壊寸前で券を投げ渡してしまったら…
___耐えきれない表情隠して泡纏い　… 直線滑走
　… 素早く逃げ去る、僅か2秒　…精一杯な勇気)

_______


［(…そんな自分を予期したのだろう
　券には［自室希望］と記してあった)］

　「 .....だろうと思った ....さぁてと ...にひひ 」

　　( 宙に放り捨てられた券を拾っては ...既に見えていないのを察して笑いながら ...軽〜〜い口付け ..静かに落として ..
　　その勇気を称えて ...それでいて、精密に希望をされては　勿論 ...全力で癒し尽くして ____骨抜きにせんと、言わんばかり )


　　　____本当に、魔人にとっては良い ...おもt


　　　　　　...仕え狐だと、感じた！


　　　( ...指骨鳴らして、準備の開始______ )

____5分前、…黒の薬釜［自室兼研究室］


『 ………… 』


___( …お支払…い、幾らでも…致しますっ )

___( ですから… …お譲りになってくださいっ！ )


　『［…３、４本の空きが出来た棚を眺め］
　　… 素直になりたい、なろう …と努力を決め
　　実行する気概はあっても頼る処が…_____

…黙ってわたくしの薬液な辺り、あの子から
　　産み出された存在といった所ですわね
　　…律儀も健気も、…ツンデレまでそっくりさん 』

__________


______おきつねの自室　(FREE KOYAN)


　( 鍵はまだ閉じてある　…中で震える… )



　　み"…っ


『 (皆さんにやられる皆さんにやられる…
　　み"なさんにやられる…やられる…やられる…っ…) 』

　___薬棚に向かって正座、…顔を真っ赤にして眼を見開く
　　…汗でびしょびしょ　___しっぽは全部ピンと張る…


　『 ……い"…っ急いで…飲まなく…っちゃ…っ！ 』

　　(/ そんなに気張らなくとも____ ...本当に癒すだけだよ？みんなのしたい様に、やりたい様に ....あ、勿論少し、♡な事はあるかもだけれど.... )

(/…　はうぅ…っ)

(/ ...可愛いんだからほんと )

(/ …もっと)

(/　…もっと、かわいくなったりしたら…？)

(/ .........にひひ♡そんなの、ねえ ... )

全力で可愛がるよ？

______瑠和の部屋　［鍵空き］


　…　妙に、部屋は静かになってる

_______ガチャンッ



　　( ゆっくりと、部屋の扉は開けられて ...
　　　静かな部屋に、癒しと騒がしさを持ち運んでくる )

　( …あなたたちは、面食らう事になる
　　面食いっ、て言葉もあるけど、今は
　　食らう羽目になるのだ ___

　…おきつね、きつね。美しい六尾の白きつね
　 いつも見ている きれいな長身は何処にもなくて )



　　　…　ふにゃ？



　　__薬棚前で　…ぺたんこと座る
　　 …ちいさなおきつねが居ましたとさ



___(…白いわんぴーす、お耳がはみ出す麦わら帽子
　　　無垢で不思議そうな __子供そのものの表情！)


　　『 …にゃー 』

___________.....えぇ〜〜〜〜〜 ...？？？？？


　　( ...魔人、困惑 ...一番乗りに来たからこそ
　　...悩みに悩み、一先ず一旦全員の退避をさせる ...ただまぁ___ ...こう言うのに敏感なのには止められず )


　　　「 ....何時も見ている顔が更に幼くなると
　　...ふふ、こう ..胸の中で踊る何かがあるね！ 」

　　　　___興奮を隠せない医霊 ルージュ

　　　『 .....受け付けるべきでは無い ..我思う
　　　...しかし罪無き ...そして悪意無し ...
　　　　　____....さて、どうする？ 」


　　　____....まさかの王様 ...上半身のみ地面から



　　　___後言葉も発せず戸惑い続ける、響音の子

　『 ……　［ぐぐーっ！］___［ごろん］』


　( …しばらく、不思議そうに皆を見てるけど
　　突然四つん這いになって伸び〜っ…と、
　　猫伸びして、…寝転がると 皆を見上げて… )


　『 … るわ、です　なにか　ごようでふか？ 』

「 ...これ、どうしよっかぁ ...俺等が癒す予定なのは ...こう、普段の瑠和なわけで、今しても ...泣き顔見れなさそうだし ... 」

( ....悩む魔人 性格ゲスく ... ...とは言っても 券が使われたからには癒さないと ... ...両手をわきわき )


「 ....これはこれで良いと思うんだ！私！ ...だから、うん ...ふふふ、抵抗しなくとも良いよ？ ...大丈夫 ... 」

( ...なんか変な注射器を持つ医霊 正直絵面的には一番やばいかも )


『 ....下がれ貴様ら ...此処は我と ...かのホウライとやらに任せるべき 』

　( ...まとも1、魔王様 ...癒す内容も泥パックとか
　　...後はまぁ、香水とか ...？ ...それで、一番のまともな音響の子は___ )



　　　「 私はね！...えっと、貴女の未来の結婚相手！
　　　　...ホーライ！ ...おぼ、えて、くれる？ ...瑠和さ ...ちゃん！ 」


　　　　___結構、ヤバいかも

　『 ………［くる］ 』


( いろんな事を言われても …わかんない
　 おきつねの耳をぱたんと閉じて、…
　 その場でくるりと尻尾を抱いちゃう

　　___ねこ、みたいな眠る姿勢 )


　『 るわ なんでも、いろいろできちゃいまふよ
　　けっこん？…はい おぼえまふ　…ところで

　　…　るわ なにをふればいいで…しゅか？ 』

　　　　　......暫しの静寂


　　　　　＿＿一先ずそのまま身預けてくれr

　　　　　___取り敢えず服脱いで貰えると嬉しi



　　　　婚姻届書きに行こ！ね！行k ...！！


　　　　『 ...やめんか貴様ら 』

　　( 呆れ顔の魔王様 ...激愛するのは良いけれど
　　...限度があるし、何だったら二人は犯罪気味
　　....魔人がまともに見えるって時点でヤバいよ？ )


　　　『 ....一先ず、今は何もしなくてよい
　　　そのまま寝転んでいてくれ ...ゆっくり、大丈夫
　　我等は何もしない ...今は何も、しないからな 」

　( ...地面、ぽよんぽよんって跳ねそうな位柔らかくて
　身を預ければ少し沈んじゃいそう ... )

『 …るわ、なにもひないのはいやでふ
　 おてひゅだい しゅることほしいでふ… 』


［ﾎﾟﾖﾝﾎﾟﾖﾝ］___コロコロ

( 弾んで転んでポヨポヨじめんに ころころ
　かるーく転がり回る ぽんぽんはずんで
　くるくる回る __素性の薄い楽しそうな…

__しっぽ。…小ぶり六尾から洗泡ふり出して
　…みんなの足元、ぽんぽんじめんを拭って拭いて　)


『 … どうでひゅか るわ、なんだってできちゃう…！ 』


　___泥とか、ホコリとかいっぱいにしっぽに付けて
　　 遊んだあとの子どもみたいにえっへん。…にゃー

　　　___悪い位に目を輝かせる魔人
　　　___興奮がモロに現れてる医霊
　　...___何故か指輪を既に用意してる響音子


　　　( ...一先ずこの三人に任せるのは絶対にダメだと判断をすれば .... ...かと言ってこんな子供を大事な“仕事”に付き合わさせる訳にも行かない ...
　　　現在のねこきつねを癒しながら
　　　　それでいて仕事もさせられる様な者 ...

　　　　.....あぁ、1人いた )



　　　『 ....という訳で頼むよ ___レギオン 』

　　( ...再び地面に潜り消えつつ ...同時に後ろの三人も飲み込んで、少しお話予定 )


　　　　....代わりにその場に、赤猫が現れれば
　　　　.....猫撫で声を出しながら、ごろり寝転がり

______


［ぴくっ］　…　『 …ねこ…！』


( …突然の登場、真っ赤で いかにも強そうな…猫！
　きつねをよく威嚇する生きもの、…猫だ それが
　今、目の前に現れてごろんと寝転がって… あれ？ )


　　［ …かるる ］　『…ねこ？』


　___ちょっぴり …怪しみながらじっと見てる

　　「 ....ん ... ...本当にチビになってるぞ 」

　___ま、そんなのど〜でも良いんだけどな〜 ...


　　( ...腹を見せる位、両手足を伸ばして ...ごろり
　　...小さくなった事に大して然程リアクションを抱かずに、尻尾をゆらゆら ... 灯火みたいに )


　　　「 .....ん、ほら、こっちに来るんだぞ〜っ 」

　　( ...招き猫みたいに手招きしながら ...骨つき鶏肉、ゆらゆら ... ...丁度良く焦げ目もついて、香りは上物 )

［むっ］
『 …るわ… まだ６っ 小さいのは当たりまへ…！
　ネコだって… ほら るわよりおっきくても…
　皆ひょりもっと小ひゃい…［くるる］ 』

( __敵対意識なんて、トゲトゲは見た目より小さい
　 …する する 少しずつ猫に寄って行って …じろー )


『 … かみつく？ひっかく？ … るわ、いたいのや。 』


　___まだ、少しだけ警戒して …一歩　一歩

　　　( ...近寄って来たきつね 赤猫は静かに尻尾を巻き付けて ...逃がさない )


　「 ....抱き枕になってくれれば、それだけで良いぞ 」

　( ...ぱちぱち、めらめら ...火の粉が舞い散り ..
　...あったか〜〜いにゃんにゃんボディで、抱きながら
　...口の中に、鶏肉突っ込み ...有無を言わせない )

　　「 ...6の割にはでっかいな〜 ...羨ましいぞ 」

『　ふにゃっ　…　［ぎゅむ］』


( さして抵抗もできずに抱き寄せられて
…ぱたぱた、力無く手足を動かすことも
　口の中に広がる鳥の味に 心が幸せの方へ
　揺れ動いてしまい 結局 …何も言えない )

____

(…二の腕から 脚や背中もやわらかさたっぷりで
　６本しっぽのもふもふも …お返しにネコ胴に
　ぎゅぅ、…締めて巻き付けて __枕よりふかふかの
　幼めさらさら肌触り …ネコ毛に絡み付く)

『 …るわ、もっとおーきくなるの 』

　「 ...そっかそっか〜、なら ..沢山食べるんだぞ〜？
　少なくとも自分みたいにはならない様に ...だぞ！ 」

　　( ...既に年齢的には大人だけども、身長147cmって
　　...小さめな猫 ...尻尾、巻き付けられてはマフラーみたいに狐尾を押し付ける )


　__猫らしく、のんびり、ぐうたらを好み ...
　　　...けものとしての、先輩面をする


　　( ... ...泡液、ふ〜って可燃性の吐息を吐く )

　『 … るわ、はネコじゃない…もん！
　　　きつねは…ずっと ずぅっ…と… 』

　( 暑い、…ときの汗が流れてる 気付いたら
　　呼吸も頻度が１、２ …より少し増えてて
　…ぽたぽた 泡液まじりの冷たい汗が ネコの…
　 さらさらネコ毛に、しっぽに滴り落ちて
　　…少しだけ、泡立つ ___汚れ落とし )

　… 『 …［ブルブルブルブルッ］ 』


　…　__いぬねこみたいに体を震って
　　　　汗とか水滴とかを吹き飛ばす…！


『 …るわ、もっと …おひごとひゅるんだもん 』

　　___だいじょ〜〜〜ぶ、その気持ちだけで救われる奴 意外と沢山居るんだぞ？

　　( ...浮かべる笑み ...たいようみたいで
　　....それでも どうしてもと言うのならばと言う気持ちで ...一旦、尻尾を離して )


　「 ...じゃあ、どんな事を手伝ってみたいんだ〜？ 」


　　( ...もこもこ泡に包まれながら ...その返答をするまで 逃がさないと言わんばかり )

(/....にゃ〜んか、したいこと、ある？ )

(/ ....今日は頑張るねぇ )

(/ 頑張りゅ… …因みに、るわは…
　 "まだ決まってない"って言おうとした )

(/ ....んにゃ！ ...う〜 ...ん、んへへ... ...後で、また、ね？ )

(/…にゃるん)

(/ ..お疲れ様！ .....だね？ )

(/*やぁ )

(/ ...ん、ん？ ...ん！ )

( *ついにきたんだね
　…このひをまっていたと

　おもっていたはずなのに
　扉をひらいたきみをみたと

き ぼくのこころは
かなしみさえおぼえていた　)

(*…けど、いまはそれもない

　このくうはくのココロには
　きみをほろぼすためのいかりと
　これからきえさるきみへのあわれみ

　そして こうなってしまったことの
　とめどないこうかいがうごめいている

　*… もし

　きみが このせかいで
　やりのこしたことがあるのなら

　だまってここからたちさってほしい)


　たちさる？

→［まだ、やり残しが…］
　［…］


_______


(/…唐突に、ラスボスっぽい台詞を思い付いた！ )

(/ ....ふふふ、中々 ....面白そう、な感じ...！ ..それでいて、やっぱり強そう )

(/シチュエーションは…

　『せかい』
　(…、"きみ"のまえにあらわれた ナゾのせかい
　　きょうりゅうがいて、ドラゴンがいて
　　ロボットが さまざまなものをくるしめる
　　"きみ"は、"ぼく"にみちびかれ
　　『せかい』をたすけるたびへとむかう)

　"きみ"
　(『せかい』にとつぜんやってきたきみは
　　ちがう『せかい』にかえりたがっている

　"ぼく"にみちびかれるきみは、つよいてき
　や きけんをのりこえ　"ぼく"をさいごに
　たすけてもらわないといけない …がんばれ)

(/ ....結構王道、だね？ ...うん、そりゃあ助けられるだけ助かるよ、そんなの！ )

"ぼく"

("きみ"をみちびくだれか "きみ"をはじめにみつけた。
　いくさきざきで"きみ"をたすける"ぼく"は、とおく
　まっくらなばしょにとじこめられている
　"きみ"にたすけてもらえたなら
　もとの『せかい』にかえるてつだいができるかも…)
















ほんとうの ぼく

〖 じんこうせいめいたい/ 101ごう 〗

　…ドラゴン、きょうりゅう、ロボットは
もともとは すべて"ひと"がつくったもの

『せかい』をくるしめる …かいぶつたち

　"レドルバ" "だいまおう" "ロボゴン"

…さいごに "ぼく" がつくられた


"ひと" は、『せかい』がほしかった
けれど "もの" が『せかい』をまもりつ
づけて、"ひと"はてがだせなかった

だから "かいぶつ" をつくることにした
じぶんたちで きずつけるのがこわかったから


…"ぼく"は、『せかい』をほろぼしかけた"ひと"を


ほろぼした


　…だけど、"ひと" のてをはなれた"ぼく"には
　ながいじかんをいきていることができなかった

　"もの"も、こんなきけんな"ぼく"をおそれて
　"かいぶつ"たちにおわれてにげてしまった

　… "ひと"にとじこめられた"ぼく"には

　たいようのひかりも、そとのけしきをみ
　てなみだをながすこともゆるされない

　…『せかい』をほろぼせるチカラも
　うまく、せいぎょすることさえできない

　"ぼく"は、…ほろぼすためのもの


　"もの"を　"せかい"を

　…こわすためだけにつくられた



　…"きみ"だけ、が

　　…"ぼく"をこわすことができる )

:"ひと"の記録

(/　〖人工生命体/ 指令用:WORLD 101〗

　ドラゴン、再生恐竜体、戦闘機械、の技術に
　それらを統括し 効率よく使役するための
　テレパシー能力等を付与した"固定式"生命体。

　この完成をもって"新世界"の制圧は完了し
　忌々しい"エイリアン"は滅ぼされ 人類の
　新しき明日が始まるのであろう

　___現、未完成　:完成間近　)

(/ …理解できるかな、唐突でごめんよ？ )

(/ ....大丈夫！ ...そこそこカロリーを消費したけど、大丈夫！ ... ...いやぁ、うん ...うん ..えぇえ... )

(/ 返信ありがとっ …ふふ、なんで唐突に
　 思い付いたのやら …ひらがなも楽しいな！ )

(/ ... ...ん ..にひひ、お疲れ様っ ...さて、どうしよっか？ ... ...また、癒してあげた方が良いかな？ )

(/ ...なんにせよ、センスがとっても働いてるのは良く分かったよ！ )

(/ …嬉しいこと言うねぇ？ )

(/ ...にへへへ、好きなんだもぉ〜〜〜ん！ ...後で残りも返すし、ね？ ...ふふふ ... )

(/ 因みに、…上のひらがなは

　〖MOTHER〗に触発、影響を
　受けて作ってみたんだよ

　___プレイはおすすめしない )

(/ ...前々から気になってるからしたいのに...むぅ

　　....少しだけ待ってて！すぐもどる！ )

(/んにゃ)

(/ただいま〜っ ... ... さてさて、ど〜しよっか？ )

(/ …なにしよっかなァ )

(/ ...にゃんでも、にゃふふふ ... )

(/ ....展開しても良いのなら .....ん〜、いや ...いいや() )

(/ んにゃら？ )

(/ ...わひゅれてぇ〜〜 ...！ )

(/ …ダークマター編？ )

(/ ....ちぎゃう ...うにゃ、違うのよぉ...うきゅ、したいのなら別だけど )

(/…なにしたぁいの？)

(/ ....選択肢、出すから、その中から〜 ...なん、て )

(/ ...選んで、くれる？ ...かな？ )

(/ …きみから貰える余興とは…！
　　珍しいね！やってみょうか、どれどれ )

・街に蔓延る賞金首狩り(戦闘軽くしたいなら！)

・とある魔と霊の怪しいお仕事...？(...そう言う表現有り)

・ぐうたらどり〜む。(子供達、癒されたいなら)


・参入して来た_____(新しい子が見たいなら！)

(/ ...この中から、かな？ )

/　…ニャルで参入者と相対しようか

/ ...そんなに気張らなくとも、大丈夫！ ...大丈夫だよ！？

(/ そう言われても…初対面ではまぁ、気張るのが
　　君の義妹というものさ __楽しみだ )

____赤城内、魔王の部屋


　　　.....うぅむ

　( 魔人から渡された資料 ..所謂履歴書と言う物を見る
　...勿論、基本的には雑用や傭兵と言う形で雇う形になっているが ...それ以上の実力を持つ者と言うのは扱いに困る ...其れでいて今回は__どうにも難が有りそうな気がしてならない )


　　.....とは言え中々 ...仕方が無いか、雇うしか



　　( そう言うわけで ...結果は一応OK、しかしされど ...そんな簡単に、と言うわけにはいかない様で )


　　　__今回は手が空いているらしい白黒に ...此方の目的(様子見)と言う事は知らせず、ただ新入りの出迎えを ...と言う形で



　　　[ 赤城近くの、渓谷へ_____ ]

　　___〖赤口渓谷〗


…主人より直接の指示を仰せつかりまして
　今、私めは"面倒事"のジンクスが知られる

　"赤口渓谷"に脚を運び歩いてございます

　__誠しやかな噂、とさし置くには…
　　我々の近辺など魑魅魍魎に不可思議

　…警戒を挟み挟み、…気を張って参りましょう
__________


　「 … 」

( __開けた場所へ訪れる。…確か、この辺り
　　…中心近くへ脚を進め 周囲近辺に眼を向ける )


　「 …… 公、土王様も資料のひとつ
　　　与えて下されば助かったのですが
　　　…困りました 場所の正否は… 」

____

　___ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ、『其処・此処』で合っている ...

　　( ...中性的な声、上から響く ...どうやら声の主は
　　既にこの渓谷にて待っていた様子 ... ..ただし )


　　　　　__ぴちょんっと垂れ落ちる雫


　　　　....赤黒く、それでいて獣臭い


　　　渓谷の先住民の一人を、片していた様子。


　　　「 ワは悪くない ...待っていたらｵｿｯﾃｷﾀ
　　　此れ　自然界の摂理 ..弱肉と強食に値する
　　そしてワは強い ...だから、こうして勝った ...



　　　ｼﾞｭｯﾌﾟﾝの待機 ...特に気にしてはいない 」

_________


　　　飛び出た岩場を降り継いで ...姿を現す。


　　　( 首周りに羽毛の着いた灰色のコートに
　腹部には大きく ...そして歪なハートを模した衣服
　　...裾余り気味のズボンに黒靴と此処までなら普通？



　　　ただし、片手にランタンを持ち ...
　　　両目の部分は包帯で巻かれている ...
　　髪は後ろで括られた濃い赤色 ...少し、歪 )

　……

( すぅ、…と小さく息を吸い、眼を閉じる
…僅かな時間だが 予習は十分に思い出した
　眼を開き 畏まって会釈する ___ )


　「 …お初にお目に掛かります
　　___使いの者に連絡がゆかず
　　　…私めが代役仰せつかるまで
　　少々、もたつきがございました

　…申し訳ございません、以後 粗相のないように 」


　　　顔を上げ、…顔を見据えた
　 落ち着き __それに値する"危険"を感じて


　「　___さて、…本題の方を
　　 …"入城"予定の方に有らせられますね？
　　　赤城:使用人監督責任者、ニャルちゃん

　　…と、申します　___以後 お見知りおきのほどを 」


　(「誠 失礼ながら… 貴方様のお名前を」…と続け
　　いつかの雰囲気 __森の城に在りし頃を思い出す)

　　　「 ...ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ 寧ろ丁寧な人で安心
　　　　...ワの名前は ...『ラルルゥプ』
　ﾌﾙﾈｰﾑだと『ラビィルビー・ルーンウッドプリン』
　　　...希望職は赤城:見廻隊隊長 ...ｿﾝﾅﾄｺﾛ 」


　( ...包帯で両目は覆われている筈なのに 目はしっかりと見えている様で ...白黒の方を向いては、丁寧なお辞儀 )


　　...ｱﾝｼﾝｼﾃﾖ、危害を加えたいのならば態々入城する必要 ...ﾘﾚｷｼｮ出すのは面倒だから__ｼﾅｲﾖ？


　( ...鼻から下のみが見えるが、右頬には雫のタトゥーシールが貼ってあり、唇も ...何処か、艶々 ...確かに不気味ではあるけれど、言葉に嘘は無さそう...？ )



　　_____以後、ｵﾐｼﾘｵｷｦ ...ニャル

「 『ラ ビ ィ ル ビ 』。…はい
　…見回り隊、隊長 __大きくお出でになりますね 」

___片手にメモ、ペン　…じっくりと記録する


(…見た目の怪(妖)しさ、云々は抜きに
　かなりズレつつも扱う事自体に問題点は
　少しあり、…しかしながら良好な点も多く
　___判断にこそ迷うが、人材としては　…70採点)


「 …"ご希望の役職"については __後日行う、実技試験
　__その内容次第、点数を参考に此方で取り決めさせて
　　頂きます …入城は確定しておりますゆえ、これより
　　貴方を連れ、まずは公、土王様に謁見しましょう

　　…荷物、等の用意はできておりますね？ 」

　「 ...ワ的にはｿﾚが、丁度良い役職 ...
　　....ｿﾚﾅﾘに実力もある、自身はある ... 」


　( ...片手のランタン、腰のフックに掛けて ...
　　...担ぐリュック、子供一人分の大きさ ... )


　「 ...ん、ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ ...実技試験もｾﾞｯﾀｲ合格出来る
　　...じゃあ、案内して欲しい ....やっと道に迷わなくて済むｶﾗ 」


　　( ....白黒と引けを取らない身長 ...並べば静かな雰囲気は似てる、かも？ )

「(…周域の警備度合いを調べるついでに歩きましょうか)…
　はい、…ですが一言 訂正が必要になりますね

　私めはニャル"ちゃん"です …名称ではなく、名前です 」

　( …言葉と、包帯　少し不安を覚えて
　　袖を引きながら城へと歩き始める… )


　「　………(中々、頼りに出来そうですね)
　　　___(独特は過ぎるようではありますが)」

　「 ....ニャルちゃん ちゃん、って事で良いよね つまり 」

　　( ...足取りはふらつかず、真っ直ぐ ...
　　...時々ランタンを翳して、道筋を照らして
　　　確認をする ... ...見た目以外は結構まとも？ )


　　「 ........ｿｳｲｴﾊﾞ、赤城って可愛い子が多いって噂を聞いたけれど、ﾎﾝﾄｳ？ 」

「 …ニャルで、結構にございます 」

______


「 …えぇ、可愛らしい方々が
　…しかしながら 何故にございますか？ 」

( ランタンの仕草に少し着目して
　…道を往く、まだまだ遠い )

　「 .....その方が呼び易いからね、ニャル 」

　　___________


「 ...働き易いｶﾝｷｮｳって事、だからｱﾝｼﾝしてる
　ま、負けない位ワも可愛いけれどね ...ふふ 」


　( ...右に、左に、妖しく揺らす ...ランタンの灯火は消える様子を微塵も感じさせず ...
　軽い足音が響く中で ...見上げながらふと質問 )


　　「 ...何かｼﾂﾓﾝ、有れば何でも 」

(/…ふ、ふはふひほへはひ…っっ)

(/…ご、…っご　…ごごごご…　ゴア…っ
　やっと　…やっと　…　やった…っ　…はぁっ…　は…！)

(/ ...ふふふ、やったねぇ .....こぉれはこれは、沢山楽しめそうな事が増えて来たねぇ！！ ...にひひ )

(/にゃるん)

(/にひひーっ！ ...にへ )

(/ …新しい子、既視感ある感じぃ )

(/ ....んにひ、そ〜〜？ ...ふふ )

(/ 続けよっか！ )

(/ ...既視感の答えを聞いておきたかった感もあるけど、もちろん！ )

(/ スフクター君、…あとは
　　今、流行ってるっていう…
　　呪術？…かな )

(/ ....あね〜〜〜！！ ....言われてみれば、ﾀｼｶﾆ... )

(/ ありゃ、間違い？ )

(/ ...意識して無かった！！ ..まぁ、えへ、お気になさらず... )

「 …………… ［むすっ］」

( ちょっぴり、…手玉に取られて体裁というか
　自尊心みたいなもので頬を軽く膨らませる

…義兄に見せるだけの表情なのだけれど
　視線が無いと信じるラビィに対しては
…意味は、なくたってしかめ面位はしたい )

_____


( …ただ、ふと 思っては裾をひきながら
　暗闇にぽわぽわ浮かぶ ヒトダマのような
　明かりを眺めて …気になる事を口にする )


「 … 皆様の容姿にお浮かれの様でございますが
　もしや、…まなこを用いなくとも視界めいたものが…？」

「 ....怒ってる姿も、ｶﾜｲｲ ..そんな気配がとても、と〜っても ..ｽﾙﾈ ...まぁ、こうして揶揄うのがお得意だって事 ワの種族的にも 」


( ...一挙一動見えているかの様な言動を放ちながら
　...ゆったりと口角は弧を描く )


______________

「 ﾝ、別に包帯で覆っているけれど怪我をしているとかじゃ無いしね ...ﾌﾂｳに見えてるね
...気配のｻｯﾁには少し自信があるって言うのもｱﾙけど 」

　( ランタンの中は ...暖かそうな炎が消える事無く灯り続けており、時々不思議そうに揺れたり ...生きているかの様に 小さくなったり大きくなったり ...繰り返し )


　　　___ﾅﾝﾅﾗ、見る？ ワの眼 ...

「 … 後程、書類を拝見させていただきましょう
　　して この事は早々にお忘れ頂きとうございます 」

( 脚を止めると、面と向かい合う
　 無表情 …少しの興味を引かれて )

_____


　「 …では、失礼します 」


( そっと頭に手を添え …顔を少し俯かせる

　 子供をたしなめるかのような仕草を終えて…

　 一歩、畏まって前に出ると 少しだけ背伸びし
　 後頭に伸びる包帯の結びへ手を伸ばす … )


　___突然、…行動に出たのは少し悔しさがあるから。
　　義兄の顔が、何処か思い浮かぶ …こういう悪戯っ子

　　　___包帯、落ちれば ...浮かぶ双眼__其々異色


　「 ...ﾊｽﾞｶｼｲからそんなに ...見ても面白くﾅｲし 」


　　( ...右眼は濁り気味の黄色の中にハートが入り
　　...左眼は薄桃色の ...ハート入り
　...瞳はでっかく、顔面に傷も特には無し .... )


　　「 ....もうﾐｴﾃﾙ、し ...隠してもﾍｲｷ？ 」


　( ...近寄れば分かるけど、結構肉体も ...医霊並みに
　...着痩せするタイプ、らしい )

__…(可愛くて、スタイル良くて、…独特な魅力)


( …思った以上に下地、飾りの良さを目の当たりに…
　多少、敗北感を感じてしまえば __僅かに眼の光が薄れ )


「 …はい 失礼を働き、申し訳ございません 」

　___ゆっくりと …巻き直して裾を引く



　「 …… (…負けました) 」

( 口数、少なくなっては… 普段は見れない
　面白いぐらいのマイナスオーラ …__ゆーうつ、…ニャル )


　「 … そうですね、貴方様の仰る様には
　　　 虚偽誇張の類いは見受けられません

…赤城には、貴方様を歓迎なさる方も
　さぞや多くありましょう …えぇ、そうですとも 」

　「 ....ﾌｩ、こうしてる方がｱﾝｼﾝする ... 」

( ...眼、不思議な位にキラキラしてて ...ラメ的な物も入っていて ...そんな、明る過ぎる眼が本人は嫌いらしい )


　「 ...ｱﾄ残念ながら、ワの美の概念とニャルの美の概念はまた別 ..もっと言うならば価値観は人それぞれ
　...ニャルの様なﾋﾞｼﾞﾝは好まれやすいと思案する 」

( ...現にファンクラブもある位だし、そんな誇張をする程捻くれて等いない ...
　　　　　　　　　...まぁ、それはそれとして )


　　「 ....この負のｵｰﾗ、ﾅｶﾅｶ美味 ...ｶﾓ 」

　　( ...包帯の裏でキラキラ更に輝く )

(/ 倒せた )

(/ …やっほ？ )

( ...早いよぉ )

(/ …んにひ、片手で行けたのだ )

(/ …太刀の円月使いづらいのだ )

(/...メルゼナくせんちゅー、と言うか明らかにパワーダウンしてる ...うにゃ、リハビリリハビリ... )


( / ...あれよくわかんにゃい )

(/ 太刀より、片手のほうがやりやすい気がするのだ
　
　…円月は、「カウンター強化デスマッチ」なのだ )

(/ ...う〜〜！やめ！今日はもうやめ！明日以降にまたする！！ )


( / ...あぁ、そう言う事 ...！)

(/ 円形フィールドの中では、カウンターが強化されて
　 見切りや居合に追加攻撃が入るのだ！ …その代わり
　 動き回る相手には使いづらいし
　 円から出ようとすると、内側に弾き返されたりして
　 兜割りを妨害されちゃう時すらあるのだ… )

(/ はっきりいって、慣れない限り
　 爵銀龍相手には自殺行為に等しいのだ )

(/ ...発売まで後半月、程々に時間見つけてリハビリでもしよっと ...ふぅうう〜〜〜〜.... )

(/ 愛用の桜花が戻って来てくれただけ嬉しいから文句は言わないもん )

(/ ....久しぶりに数狩しただけでこの疲労感、未知や無知はやはり難しい )

(/ …うちも、けっこうちかれた )

(/ ...どぉしよっか )

(/ ...今日はただ、ぐっすり、しちゃう？ )

(/ …んにひひぃ　…あした、…
　　新入りちゃんくん可愛がるぅ… )

(/...ふふ、じゃー、寝なよ ...にひひ、ゆっくり ゆっくぅ〜り ...やすみなよぉ...んへへへ )

(/ ぐにゃ )

(/ごろにゃーんっ ... )

　___マイナスが途切れる…


　「 … お気に障りましたか？…
　　謝罪します、以後は控えましょう 」

( さして立ち直りに優れる訳ではないが
　 主… 魔王、その方が座す居城を前にして
　 腐り続ける間など何処にもありはしない
　 故 …何思わず共 体がその場で居直るのだ )


「 … (…ミェンや赤仮様と似通りますね)」


___…考えに時間を割いても、それは変わらない　

　「 別にそのままﾏｲﾅｽを維持していても良いけど
　...その時はワのｴﾈﾙｷﾞｰ .. ...ちょっと、ｲﾀﾀﾞｷﾏｽ ... 」


( ....物珍しい一面を見たと感じれば、脅す様な発言？
　...近付けば近付く程、より濃厚な気配に ...少しばかり、畏怖をしてしまう
　...勿論、彼女も“人間”では無いから親近感も湧くけれど )


　「 ﾁﾅﾐﾆ、ワのｼｭｿﾞｸ ...何だと思う？ 」


　__突然のクイズ

「 …呼吸を乱さず、一歩を踏み締める毎に
　 己の姿を案じ …節操を心掛けますよう

　…前は向けていますか？ … さて 」

( …態度に変化はなくとも …厚に気付く
何しろ… 泥田坊の親玉めいた存在を筆頭に
　魔物化千手、不謹慎な医者の霊、JK百顔…
　__異形邪道を上げればキリがない )


　___袖を引き、…暫し考え振り向く


　「 …座敷わらし、もしくは…漠、貧乏神… 」

「 ...ｼﾞｮｳﾀﾞﾝも通じなくなって来たね、ｺｺﾏﾃﾞ来ると
　....ｻﾞｺじゃあ入り難いってﾑｺﾞﾝの圧がﾋｼﾋｼ ...

　だからこそ ... ｷﾀｲをしちゃうね ﾒがｷﾗｷﾗするよ 」


　( ...遠くに見えるは巨大な赤き城 ... ...深呼吸を続けた後に、袖を引かれながら ... ...足取り合わせては
　...“自身の望んだ夢”への一歩を踏み締めて行く )

　　　ｱｿｺならワも .....ｾﾞｯﾀｲ... ！



　　　　「 ....ワのイメージ、そんな感じ？ 」

「 (…)案外、貴方好みが広がっているやも
　　しれませんが …しかし気は抜かぬように。」

　( 門番を下がらせ、…正門を開く
　　赤き城はいつものように 我らを
　 ただ 静かに迎え入れる…　)

____場内 1F


　「 "周域警備状況、…野生生物に対し装備不足"
　　…あくまでも "初対面"。僅かな付き合いだけで
　　 断片的に判断せざるを得ないのです…
　　 実際の所、…何者なのでしょうか？ 」

　　(指を鳴らし、…現れた螺旋の階段を昇る)

(/...寝てたぁ.... ...きょー、出来たら、また後で！ )

(/ お風呂前…　よし、太刀でも行けたね！
　__あと、…とっておきのカエル技見つけた )

(/ ...お疲れ様ぁ..... )

(/ …にゃむ )

(/ ...帰って来て今の今まで寝ちゃってた、ごめんよぉ )

(/ いーよぉ…？
　ふぁふ …にひひ )

(/ …これから、返信速度上げてみようとがんばふ… )

(/ … …にひ、にふひひ…
　あ、だめ…君の喋りうつったかも )

( / ....赤色に染まってきてるにぇ〜〜 ...にひ )

(/ ...俺も積極的に色々してみよう、と思う！ )

(/ …とりあえず、砂漠とルルイエがんばふ )

(/ ......明日全部返す )

『…がんばれ、がんばれ🖤』

(/ …ふー、貸してた携帯が戻ってきた… )

(/ .....おかえり、おつかれさま )

(/ …さみしかった？ )