黒と薔薇と血と赤と。

暗く、儚く、赤黒く。
其れでも愛しく、君に幸あれ。

____黒「永遠の愛」「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛」

____赤「あなたを愛します」「愛情」「美」「情熱」「恋」「熱烈な恋」

____暑い

_____かきんっ　____ぎゅう…ーーっ


( …あなたの脇を、…脚を　腕の付け根を抱えるように

　_《黒い蟲腕》が傷を与えぬように吊り下げ　…
　…　___部屋の天井に霧状の《黒》を放つ空間へ
　　　　…ゆっくり　…ゆっくりと引き摺り込む___… )


　［《蟲義の黒衣》…《ブラック:黒域移動:ムーヴ》］

　　_______.....！！！？

　　( ...気が付けば ...四肢を、もがく事さえ許されず
　...拘束の餌食となってしまい ... ...そして、こんな芸当が出来るのは ....彼女しか居ないとなれば ...
　　...ジト目を、黒へと向ける )



　　　「 .....何さ、これ 」

　( ...何となく、理由も目的も分からなくは無いけど )

_____ど、派手に(獲物)を拉致した　…静かな部屋に__


　…すぅ　__かぅ　…ぐぅ……　ぅ

(…幼き赤は　…温度を遠くに感じつつも
　とても深く　…深く眠りに落ちる__)


［ｽｽｽ…］　…　残る、黒腕は竜に寄り


　　　　ふぁさ　____［すり］


( 龍柄布団をそぉっと掛けて
　__頬を撫でると　…微塵と消えた )


__________





　　　・黒の部屋・


　［　ぎゅぅーーっ　］

__つれないコト、仰ってはダンディに事欠きますわよぉ？
　 時刻も昼は遠く　くらぁやみに染まる冷たい夜。…

　　　べつに　…いいじゃないですこと？
　　　…　だぁんな　さ・ま　🖤


　( ベッドの上…　座らせた魔人に後ろから抱きつき )

　　「 ....いや、良いけど ... ...良いけど
　　何故にベッドの上なのさ ...？ ..後連れ去り方が完全にヴィランのそれじゃんか ... ...“ナイア” 」

　　( ...お熱いスキンシップ ...普段なら受け入れて
　　悪戯し返すのだけれど ... ..今の魔人の場合


　触れられた瞬間に上ってしまう程には ..敏になり
　...素気ない態度を取るしか、出来ずじまい )

　....とり、あえず ...一旦、離れてほし、かったり？

『 あらあら …わたくし、だんな様のご不満…
　…少し違いますわね　__"欲"の解消にでも
　お付き合いしようと思っていましてよ？

　__こぉんなに　…　［むに］…
　　濡らして ほっとくのも気が引けますもの！

　…あと、わたくしがノーマル的な連れ去り方して
　録な格好がつくと思いまして？　__ｳﾞｨｼﾞｭｱﾙは大事。ですわ』

　(__魔人みたいな笑みを浮かべて　…双椀を揉み上げ
　　　…ベッド脇の、"あの"薬液をちらつかせる…)



　『 …それに、わたしもキミのコト
　　　結構恋しくなっちゃったから 』

　(見た目相応の声色　…多分、素のほうに
　突然切り替えて　___高低差が襲い掛かる)

〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ ...！！！


　( 全部、ばれてて ... ...強く揉み上げられて、耳元響く素の ... ..身分とかが全く同じ ただ“ナイア”って感じの声 ..このコンボに ...今の魔人が耐えれる訳も無くて )

　　　「 ....良い、よ？ ...好きなだけ ...薬も使いなよ
　　....好きなだけ 付き合うから、さ .... 」


　　( 魔人からしても久し振りで ...幼竜により焦らしながらも着火された欲は ...余りにも一人で鎮めるには大き過ぎて )


　　　___恥ずかしげに、頷き ...
　　　　　...黒を、受け入れる
　...

『 …ふふ、…意地っ張り。___じゃぁ、遠慮少なく
　味わわせて頂きますわぁ？…　だぁんなさま… 』

［ごきゅ］____　…　少し背が伸び、髪が伸びる
　　　　　　　　　 "大人びた"薬の　…黒___


( するり、…姿勢はそのままに 背後から胸元を解いて
　甘い液の芳香漂う双椀を　…掴み 乱暴に揉みしだく

　…掴んで　上げ　__左右に引っ張り　…先をつねり )


『 先生から聴きましたわよぉ？
…わたくしに雄らしく責めたわりに

　___すぅっかり　…王妃の様相ですわぁ
　　それとも　… 牝犬、でして？［くすくす］』


　___耳元に… 蛇が這い回るようなストローク

　　…耳の奥へと __蕩けて流れ込む砂糖の液めいた

　____甘い声　…屈辱的なあざけり

「 ....良いよ、ナイア ... ...こうしたかったのなら ...付き合ってあげるのが 今の俺の役目 ...でしょ 」


　　　( なんて、そんな余裕も ...数秒で崩れ去る )


　　ひぎゅっ ...んに、ぎ ...っ！ ..な、いぁ？ ..も、っとやさし ...ぅぎっ、ひゅうぅううっ ..！！

( ...幼竜の時の様な子供らしい物とは段違い
　大人らしく ...強欲で ...強くて ...ズルい程に ..全身が悦ぶ )

　　甘い液は ...いとも簡単に、幼竜に飲ませた分と
...同等程の量と それ以上の甘ったるい匂い ..濃さ
　たっぷり ...染み出して、垂れて ...止まらない


　　「 うる、ひゃい ...ちが、うもぉんっ ..
　　　ひ ....っ ...んなの、う ..そだってのぉ...！ 」

( 誤魔化しも効かず ... ...したくは無いけど ...弱々しく中指を立てて ...蕩けた目と口で ..呂律も回らないまま
　...怒ってる、みたい .. ...ただ

　　屈辱を認めず ... 甘い声に脳まで、どろどろに

『 …あらぁ ___そぉんな仕草してしまう方を
　王妃とは呼べませんわよぉ　…仕置き、必要でして？ 』

( あざける笑みは　__艶を呼ぶ程に、…いたずらな
　甘どろを濃くして　…双椀の先を　…つねり
　椀を揉むように左右へ引き回り　…先を押し込み
　とろりと染み出す液に栓をするように __ )


　　___頭も　カラダも…メチャクチャにしてから


　　　［ちくっ］　____［きゅう］


　( 肩に　…刺し、__ゆぅっくひ　…容れて
　　…　抜く。___刺した跡に、…舌を這わせる

　 神経を直接舐められたような鋭い感覚が
　…メチャクチャにされた身体中を駆け巡る )

　「 ...うるっっしぇ ... ...んに、へ ...はひ ..
　まっ、て ...ちょ、あ ...まってナイアそれは本当やば .... ぃ、ぎぃっ！！！！？ 」

　　　( 感覚が更に過敏になってしまえば ...
　　　それこそ ...簡単で、弱い事でさえも ...簡単に
　　　頂を呼んでしまいそうな ...鋭さと 痺れに
　歯をガチガチと鳴らし ... 思わず 頭は空を見上げ
　　唾液塗れの舌を垂らして ...呼吸も、荒く )


　___余裕も ...普段の魔人らしさも ...どんどん消えて
　　双椀 ...医霊より二回り小さい程に張り
　　...たっぷり 溜まり ... ...震えて、跳ねて

［ぐいっ…］　____

『 …ミィリィとヴォリンの対応は星３つでしたわよぉ
　父親、としていい振る舞いだったのではなく…て！ 』

　　［ぺしぃんっ］___［ぼすっ］


( 双椀を離して　…上体を降ろさせる　__後半の虐め。
言葉で少しでも乱しながら …突然臀部をひっぱたき
　ベッドへ四つん這いにさせ… 股を、…魔女の臀部に当て

　___ゆっくり　…前後に、雄の真似事
　　…腰を掴んで ぱしぱし 叩きながら
　　乱暴に、…股を押し付け　___乗っかり )

　［　ぐっ　ぐっ　］

___それでも　…達させないように加減をして

　「 だ、って ..し、しょんなの言われても ..んぉ、ひっ ...お、りぇのよいと思った方に ...してるだけ ..ひぁっ、ゆ ..るひてぇっ 」


　　( ...顔面 ...蕩け、緩み ...涙目気味に ...
　　頭の中は碌に回らず ..ただ卑しく左右に腰を振り媚びて ... ...声を上げるのみ )

　　...臀部を叩かれた瞬間に嬉しそうに口が緩み
　...特段高く跳ねたのは気の所為 ...だろう


　　( ...黒は軽く 乗られても大して気にならず ...
それでも叩く質量、突く質量は紛らわす事が出来ない現実 ...つまり )

　　__毛布や枕に顔を埋めて ...真っ赤に茹で上がった魔女の姿を、見せる訳にはいかなかった

____限界近く　…そしていちばん　鋭い責め


　(…少し、体を離して　___魔女の下半身を覆う布を
　乱雑に降ろすと　…何時かの、雄の紛い物を股に付け
　___再び［ぺしぃっ］…はたいて　…間髪の休みも許さず
　　　…　無防備な秘所を、ずぶ　と深くまで貫く)


　［ ずっ　__ぬ　…ちゅぶ　__すずず…っ　］

　『 ふっ　…つま、り…っ　…っ　…あなたが思うほど…
　　…くっ…　ダメ、な　…ぁ…　…ちちおや、…じゃ

　　____［ぱんっ！］ないってこと…っ 』


　　( 大きく腰を打ち付け　__音を鳴り響かせ
　　 …出し、入れを強めて魔女を虐め回す )

　　［ ずっ　ぱんっ　…ずずっ　…ぺちんっ ］

___臀部へのはたきも並行し　…双椀も揺らさせ




　　『　っ　…わかる…っ！？　』

　［ばんっ…］___最後にひと押し…　強く　達させ

　　　ん、ぇ_____？

( 想像していなかった ..称賛に ...呆気に取られては
　　　肉体も緩み ....遂には ... 派手に、弾ける )


　　　安堵と、快感と ...其れよりも嬉々として ...


　　　盛大に甘蜜を出して ...全身を震わせて ...


　....思わず両手 ...二本指を立てて ..ピースサイン


　　　....黒への好きが ..更に高まり


　　　___牝としてのレベルが、また一つ上がる

_____数分、…放心ののち


　…　魔女の傍らに、…寝転がる黒

　　…抱き合い、目を閉じて__

　　_________......瞼は、徐々に重く


　　　....一撫で二撫でした所で ...限界に来れば


　　....ゆっくりと、目を閉じる


　　　___おやすみナイア ...そう言い残して

　____寸劇　…ミィリィ・イニール


__________


　…　部屋に帰ると、変わらぬ光景ばかりがあった


　( …適度に片付いた部屋と、薄い灯り　…
　　中途半端さが滲むような __特徴の薄い部屋

　…迷える己に、解した答はあるはずもなく
　 今も そうやって僅かな向上を求めた果てに
　 先を見据えぬ自問自答を繰り返す　… )


　「 …… 」


___夜灯りが窓から差し込み …未だに飾られるのみの
　　…ヒロイックな黄色いスカーフを 虚しく輝かせる

　　　…　見上げるまなこも　握る拳にさえも
　　　　あの日 __抱き続けた闘志は宿らずに


　「 …　わたしには　…まだ 似合わないよ 」




　___________



　…失意濡れる部屋の窓から　__一陣の木枯らし
　吹き込む風は …問いかけるように黄色を揺らめく


　　…　" その通り "

　　「…」


( 木枯らしに紛れた微かな声…
　即座、身を翻し __周囲を伺う

…見えぬまま、ただ感じる気配
　心を見透かすが如く …声は鳴る
あたかも 定めを思わせるトーン )


　 " 力も持たず、勇気も持たず
　　託されし者がかのような様に
　持ち腐れるでは勇黄が泣くわ "


　「 …　っ　誰…！　何処に…っ！？ 」

　(__その言葉には、襲来へ対する警戒のみならず
　　的を射る辛辣さへの苛立ちがそのまま現れている

　　… 見回し、声を探し　__だが 否定は出来ずに )

(/…　ごめんね、ほったらかしで)

(/ ...だい、じょうぶ！...と言うか！俺の方こそ、ほんと、ごめんね？ ...待たせちゃった ...！ ...色々、何もかも ... ...っ )

(/ 頑張ってきたね？…えらい、えらい！
　 すごぉく、頑張れるね。…いいもの
　　いっぱい作れてるよ )

(/ ....ごめん、ごめん、ねぇ ... ... ...う〜〜〜〜 ...ねぇ、月尾 )

(/ ...指定されたら、専用日、作るよ？ )

(/　… ウチ、…面白くできなくなっちゃったね…
　　向こうで、ずっと楽しいことできよる…ね

　…うぅん、拗ねちゃいかんね　… ……頑張って？
　あんまし　…それ、決めたら君の枷になるし…)

(/やめて)

(/お願いだからそんな事言わないで)

(/ほんと、違うから、...ごめんなさい )

(/…ごめん。…ごめん…　…何も出来なくなってから
　…拗ねるくらいしか出来なくなって…)

(/…ごめん　…　絶対、言わない…)

(/ ....決めて )

(/ 枷とか期限とか、そう言うの決められないと ...甘えて怠けてばっかりになっちゃうから ...お願い )

(/愚痴とか何でも言って、要望何でも言って、叶えるから )

(/…水曜日か、土曜日
　…ごめん　…自信ない
　何、すればいいんだろ…)

(/良いの、大丈夫 ...俺こそ、本当にごめん。辛いのに分かってあげられなくて。寂しいのに構えてあげられなくて。俺から何も出来ず、ただ提案も出来ず…いっつも月尾が頑張ってくれてるのに )

(/楽しむ事が一番なのに、こうして不快な気持ちにさせて本当にごめんね )

(/分かった、どっちも空いてるから時間はたっぷり取れるよ。何でもいーの。ただの雑談でも、ゲームでも。迷惑だなんて思わないで。...月尾 )

(/俺も月尾の立場だったら、多分 ..同じ事を言ってると思う。同じ気持ちになってると思う。今更気付いたよ。...気付くのが遅くなって、ごめんね )

(/……いつのまにか、ね？…何も、出来なくなって
　…楽しませられそうにもなくなったように思えて
　…自棄、とか…楽しそうな君をみて…
　もう、…大丈夫なんて思ったりして

　…ごめん　…ごめん　…不安だった…の
　また　…力不足で１人になるかもしれない、…って
　…怖いようで仕方ないようで　…ごめん　…ごめん…)

(/ ....トラウマを刺激した俺の方も悪かったから、大丈夫だよ。ありがとね、言ってくれて...そして、改めてごめんね？...俺の方もさ、力不足かなって思って ...返すのを悩みに悩んでたの ...何時も月尾の方が濃密な描写をするのに、俺の方は短くて ....だから、其れが果たして良いのかなって自責の念にかられてたかも )

(/ ...大丈夫、寄り添い続けるから。偶には二人で語り合おう？嫌な事も全部吐き出そう？今日みたいに。
そんなにごめんって言わないの、俺の方が悪かったんだからさ？…寂しがらせた事は本当に、ごめんよ？ )

(/...色々情けないね、不甲斐無いね、そんな俺で ...本当に、ごめんよ？ )

(/月尾はよぉく頑張ってるから ...甘えても、休んでも、許されるからね ...何時でも相談に乗るからね？
改めてさ、不安にさせてごめんね。楽しめる様に頑張るからね。…気が向いたらで良いよ、だからゆっくり、今は休んで )


(/ ...明日はそうだね、返せるだけ返そうかな？ ...様子見ばっかりで、返すのに積極的じゃなかったかもね。
繰り広げる物語がつい楽しくて、面白くて ...続きが気になって、つい傍観者気分で貴女に任せっぱなしだったんだ。...違うのにね！俺と貴女で、描く物語なのに！ ...それに、反応も無かったから嫌になっちゃうよね。
___返信、ありがとうね？いっつも、ありがとうね。見てるし知ってて、次はどんなのかなって...つい、期待が先走ってたや。...反省する！ ...だから、ゆっくりと、ね？ )

(/ ...ゆっくり寝て、休もっか！ ...おやすみなさい )

(/ …申し訳ないね、何度も情けない私を見せて…
　　…正直は吐いた、不安は残るが君に励まされた
　さて、ならば何時までも腐れる訳にはいかんな

　…顔も、洗ってきたよ　___つくづく自分が不甲斐ない
　 見下げ果てた自分だが、よもや君を信じ切れないとは
　 …私は怠惰の中で、我が儘を覚え過ぎてしまったようだ
　　今一度、過去の努力を　…君へ捧げるやる気そのものを
　　再燃させなければならない…！

　　…今宵は、砂漠をひとまず返さなくてはね！
　　ありがとう、…ここまで　慰めてくれて

　　責任、恩も関係なく…　…君には感謝しかない

　　　…ありがとう　赤手)　

( 感謝される立場には無いんです！ ...な〜の〜で！俺も少し...少しずつ！ ...頑張りますから！ )

(/…　頑張らなくては…！
　　うぅ、む　…展開展開…)

(/ ...ん、にへ ... ....ちょっと今日は、頑張ったよ？ ...月尾も砂漠、ありがとね！ ...因みに狩猟の方は中々苦戦しててね ...やっと3に上がった所 ... )

(/ …頑張りに涙が溢れそうだ
　　…これは、眠る前には幾つか
　　返しておかねばなるまい…！

　…無理は、し過ぎないこと。狩猟でも、此処でも
　それは何より大切にした方が良いのだよ
　無理に攻めるより、動きを眺めて
　後出しじゃんけんを心がけるのだ )

(/じゃあその分は更に明日...と言うか今日？返して ...って感じでどんどん全盛期に戻していこーっ! ..そうしたら、少なくとも暇とか退屈は感じなくて済むでしょ？

....大丈夫！！ ...頑張りはやめないけど、ね？ )

(/ …そういえば、そういう日だね
　__分かった。…ならば、気合い溜めだ
　　…　おやすみ！ )

(/ ...そういう日！ ...よし！じゃあゆっくり寝て休む事！
　おやすみなさいっ！ ...良い夢を )

好きなキャラクターは何ですか？(⌒∇⌒)

(/ こんばんは。…だね )

(/ ....待っていましたよ！！ )

(/…　がんばる！)

(/ ...が〜んばれっ！が〜んばれっ！ふれーっ ふれーっ　...です！ )

(/…うぎゅ、ひとつ返して少し休んでから…　パンチを続ける！)

(/ 焦らずのんびりゆっくりと！ ... ...が〜〜〜〜んばれっ♡にひひ ... )

(/…ひと休みにベッドで寝転がったままぁ…
　明日を迎えて寝坊たぁ私もいい度胸したもんだよ…!! )

(/　自分に対する…憤怒。…そうさ

　怒り…　怒り…！怒りいかりイカリぃぃぃぃ！！！！

　あ"ぁ"ぁ"あ"怒った怒った気合い入った…ぁぁ…！！
　やるよ、…やるぞ！　赤手！水曜まで休んでてね！？

　　…　やったるわぁぁぁーーーーっっ！！　)

(/ ....き、気持ちは嬉しいんだけどぉ ...多分水曜まで休むと、俺その後もだらけちゃうよ？ ....後なんやかんやで、最近は意外と ...気持ちもこっち方面、高いからさ〜〜〜〜 .... )


(/ ...一緒に頑張ろっ、ね？ .... ....気合いは俺も、ほっぺ叩いて入れちゃうから！ )

(/何より、無理は厳禁だし〜〜〜？....暑過ぎて体壊しちゃったら元も子も無いし....？ ...さ、ゆっくりやろ〜よ
俺は結構体力、回復してるからね？ ...にひひ )

(/どやっ！)

(/ えらいっ！良く頑張ったね！....ありがとねっ！ )

(/にひひーっ…　ありがとぉー)

(/ ...ふふふ、ん〜〜っ！この感じ！やっぱり楽しくて好き！ ...さて、ど〜しよっか？ )

(/ …君と狩りにでも赴くとしようかな )

　［　盟勇クエスト発生！　］

(/うぉへぇっ！！？お、俺まだまだ出来てないですし未熟ですし...！！？ひぁ... )

(/ 心配はいらない。君の地へとお邪魔し、…
　色々と見せて頂くとしよう！　…私自身
　少々格好を整えてみたのだ。…それを
　君に見ていただきたくてね… )

(/ ...ふ、ファッションとかもまだ出来てにゃいのに...うきゅうぅ...で、ですけど久方振り！ならば...えぇ、楽しむと、しましょう！！ )

(/オーケー。…では、君の世界へ赴くとしよう)

(/ ...んにゃ！ )

(/遅れたね！　…やぁ)

(/ぉっっふ ...実力差がついてるのを自覚してしまいます... )

(/ 何より洒落ッけに苦労してるよ…
　 どうかな？君を迎えた時の言葉は
　　正しかったんじゃないかな。…

　初見殺しと絶望と火力の暴力！ )

(/ .....あの猿にさえ結構苦労してます、実は )

(/今、私は背負ってるこれ…　ﾂｳﾞｧｲﾊﾝﾀﾞｰ型の
　太刀が大いに気に入ってね！性能二の次に
　使い込んでるよ。…さぁ、どこに行こうか？)

(/ ...なるほどぉ、まだまだ先は長いようで ...では！最初は軽く、にしましょうか！ )

(/ 剣豪。…って、感じでお気に入り )

(/ふっ)

(/ バッチリやり方は心得ているね。これなら問題ない )

(/ ...サラッと狙ってきたの許しませんからね！ )


( ...まぁ、お荷物がいた割には早いと思います、よ？ )

(/ …君の義妹から聞いたのだよ。…お戯れを、とね？

　　さて、あと一回はなにをやろうか )

(/ ....と〜〜〜〜っても難しいクエスト、大丈夫ですか？ )

(/構わん)

(/…そ。そっちか…)

(/ ...俺ほんっと全然やってなくて、あはは...噂には聞くけど...？てな感じ、です )

(/相変わらずの火力だ、全く…)

(/ポイッ！)

(/ｽｲﾏｾﾝﾃﾞｼﾀｯ！！！ )

(/ぜぇーんぜん？　楽しかったよ！)

(/ ...想像以上のバ火力...うぐぐ、悔しい... )

(/おや、通信エラー。…ま　お疲れ！)


(/…生意気なチャット登録しちゃってぇ？
　［ぺしぃん］…っ　このぉ！)

(/ん！ ...えへへ、久しぶりに楽しかったです！！ )


(/ んひゃ！！？し、知りませんよそんなのぉっ！！？ ....っ、ぅ...はう〜〜〜...！！ )

［ぎゅむ］___(人形抱っこにして、…頭に顎乗せ)


　「 …おや、妙な声を出したようだね？
　　　私は臀部に軽い衝撃を与えたに
　　　過ぎないが　…この大きいようで
　　 小さく感じる生き物は鳴いたらしい 」

[ ...かぁああ]

　　「 ...うるひゃいです、うるひゃいです...
　　貧弱で悪かったですね ...う〜〜〜 ....
　　　と言うか不意打ちだったからそう感じただけで普段なら...全然余裕でぇ... 」


　　( ...言い訳に回る舌は早いけど 通用はしない理由ばかり )

「 …力強く、しなやかな腕だ そう自負してはどうかな 」

( 抱いたまま手の指を絡めて、…両手でさわり回す )


「 ただ、…戦闘能力は私を遥かに上回っている
　…今も抵抗を受ければ、すぐに攻守が変わる程に。

　　___やってみてはいかがかな？
　　　…本当に貧相な体に対して。」

(__耳許を舐め上げるように …声を流し)

　「 ...な〜〜んも出来ない腕ですよぉ...？ ...
　　月尾の方が綺麗ではありますし...っ 」

　　( ...疲労と快感は比例してしまうのか
　...言葉に詰まり、体を震わせる ..静かに 小さく )


　　「 ...でき、ると ...思うんですか？ ...この、状況でぇ....っ！ 」

　　( 呼吸、次第に乱れて ...眉を下げながら
　　　...頬を軽く膨らませて 若干 ... ..反抗？ )

「 君はそう言うが、有用で偉大な腕だ …証明もある
　　この私を紡ぐ事の出来る __恩ある両腕なのだからね 」

( 双椀の合間を通して、…左腕を魔人の右肩に回し抱き
　右手で頬を押し　後ろを向かせながら唇を近付ける… )


　　___出来ないなら　…どうするね？


　　(__ちろりと、…触れる前に唇を指で撫で)

　「 ...別に、俺なんかよりも価値がある人が ...
　　大事だから 引き止めようとしているだけですよ
　　...握りしめた手 離したくないですし 」

　　( ...顔 無理矢理向かせられれば ...既に頬が染まり
　　それでいて何処か___期待する様な視線が ...見て取れる
　　...心の高鳴りも 徐々に増していき ... ... ...狼狽えながらも )



　　　....月尾の、好きに ...したら、良いんじゃないですかぁ.....？

　　( ... ...ぷにぷに、血色も良く ... ...艶々 ...
　　指に舌を当てて ....若干絡めながら ...口角を上げ )

　…　［___リップ］


( …焦らすように、ゆっくりと唇を合わせると
　少しずつ …魔人の体位を抱き合うようにして
　 __リードを取りながら　…唇を通じて

　…　舌を入れ　__頬の内側に当て　撫でる )


　　…ん　…［れろ__］…　

　......ん、む ...っ ... ...ふ、ぁあ っ...


　( ...溶けて 蕩けて ...だんだん夢中に ...
　背中に両腕を回して ... ...摩りながら、心を躍らせ
　...熱過ぎず良い舌の熱が ..時々触れ合いながら
　　...とろとろ頬内 撫でられる度にこそばゆいのか

　.....ぶるるって震えたり、ぴくんって跳ねたりしてて )


　　　　.....き　　　す、きぃっ

　　　背中に両腕　…回し抱いては
　 そっと舌を抜いて　__銀の糸を引く

「 …しかし 」


　__艶に溢れるは　…ただ、気質のみに留まらず
　　鮮やかな紅の瞳は、映るを深くに　呑むようで

　 細く　…小さく思える華奢な体に惹き込まれれば
　 抵抗するのが難しく感じる位　…魅力的に映り

　「　薬抜きでもすっかり　…私以上の牝　だな
　　　____［つぷんっ］…さて　容れると…　」


　　____ゆっくりと　…肩に刺して…いれて　

　　　____魔人 ... ...雌と化したまま ..就寝



　　　(/寝落ちごめんなさぁい...うぅ ... )

(/気にしない〜　…頑張れ！)

(/さんれんきゅ〜〜 ...きんにくつぅ〜〜... )

(/明日仕事ぉ〜　…ふつかれんきゅー)

(/ ....が〜〜〜んばれっ ...俺も、頑張ってみようと思う、から )

(/ …思う、じゃ心配だなぁ

　なんか悩み事とか…　相談とかある気がするぅ )

(/ ...にゃんで分かるのさ )

(/テンション。…ささ、言ってみなよ)

(/ ....色んな夢見て頭がバグりそうになってる )

(/ 夢、かぁ。…どんなの？ )

(/ 氷鬼が滅茶苦茶戦闘してる奴とか、月跳とシャラルがこう...うさぎとひつじの着せ物してるとことか
少年が大人になってたりとか....色々 )

(/やりたいこといっぱいなんだねぇ。…やる？)

(/ ....んぐ、...だぁめ、そうやってすぐ無理しよ〜とする ...気遣ってくれるのは嬉しいけれど、明日もお仕事、でしょ？....なら！


明日を乗り切って、頑張ろ？...ね？ )

(/…　じゃあわんこを抱いて寝よっかぁ♪

　　［ぎゅーっ］…ふふー　もふもふ…)

(/ ....あ、それとぉ〜〜〜 ....んぁ、まぁ、い〜や ...にへへ...

　[ ....にやにや] ...ほぉら、好きなだけ撫でて下さい、な！ )

(/…むぅ、気になる…　言わないと食べちゃうぞぉ〜
　［ぎゅぎゅむ］…わんこは否定しないんだね〜？)

(/ ...いやぁ〜〜 ...んぇ、へへへ...んへへ、わんこキャラ作ろっかな〜って悩んでたりも？...ひひひ )

(/瑠和と需要あらそいそー…🖤)

(/ ...はつじょーきむかえにゃいで！！？ )

(/ ... ....まぁ、そんなわんこの実装も考えつつ ...彼方にルージュ(改？)とかも投稿してるから ...良ければ、ね？ ...さて、じゃあ )


(/お仕事！頑張っていってらっしゃい！！ )

(/ よければ、何かな？…私も、投稿してみろと…？ )

(/ ...良ければその、見て ..か、感想とか貰えたら、って意味！ )

(/ 何とも、…私が衰える間に君のなんと冴え渡る事か

　キチンと細部に拘れている、国語力も問題なく扱い
　定められた欄を綺麗に彩れている　…素晴らしきかな！

　…しかしまぁ、何処でそんなに冴えを磨いたか… )

(/...日頃の勉強の成果です！国語力なら、学年でもトップレベル、なんですから！ ...えっへん！ )

(/ ...最近は色々そう言うお勉強も頑張ってますし ...それに )


　　ゴースト・アローは ...矢機を基に、してますからね？

(/ …うむ、私はどう鍛え直すかな )

(/ なるほど。…君がどれ程、優れているかが分かる
　エンジェル・ドリフトか　___…作ってみるかなあ )

(/ ...無理はなさらず！ ...俺はこうして作るのが楽しいからしてるだけ、後は楽しませられればと思ってやってますから...！ )

(/せ、…設定練ってて遅れた…ご、ごめん)

(/…また馬鹿をした…ホント、私って…)

( / .....今日は一日中付き合えるから、落ち込まないで )

(/ ...後流石に昨日は早寝し過ぎた、ごめんよ )

(/ 練った設定自体はどうかな…？経緯が経緯だから
　 優劣関係なく褒められた物じゃないけど…さ )

(/ ...ふふふ、とっても良くて、凝ってて ...それでいて小ネタも仕込んであるから、見ていて楽しいですよ！ ...其れにしても )

( ...赤きに寄り添う者って ...にへへ ...照れるじゃないですか )

(/あれ瑠和)

(/ ...ふむ！ ...んへへ、なるほど...なんか、こう ...良いなぁ ...にひひ )

(/ ...ねぇねぇ月尾？ )

(/…んにゃ？)

(/ありがとね、わざわざ ...頑張ってくれてさ？
　...ほんっっと！ありがとね！！！ ...そうやってその、尽くしてくれてるの ...とっても、嬉しいからさ？ )

(/ ....大丈夫だよ、ミスを気にしなくて )

(/…　ありがと！その言葉を…待ってた、求めてたから…
　頑張ろう。って思ったんだ　…とんでもないミスを犯して
　落ち込んでいたけれど　…思い出せて、よかった)

(/……ありがとう、は　私が言うべき言葉さ
　　ほんの。ひと切れの感謝や言葉で…
　　私はいくらでも嬉しさを感じられる

　　君が君であるからだ　…そうだね？赤手)

(/ ....にひ、俺にそう言われるだけに価値があったみたいで、良かったです！ .. ...いっつも月尾は頑張ってくれてる、ずっと楽しませてくれてる！だから！ )

(/ ..頑張って今日中に、色々返してみるね？ ...嬉しさ、もっともっと感じて貰って、笑顔でいて欲しいですから！
...そ・れ・に！俺ももう直ぐ夏休み！このままでも良いですけど〜 ..色々としたい事もしたいですし、ね？ )

(/…ませがき。)

(/そのまえに、…ね？　此処で、後輩君を呼んで
　欲しいんだ。…そりゃあ、君の返しも楽しみだけど
　…此処で、ライヒェルとかを描写する為に
　活を補充しておきたいんだよ　…ニャル、呼ぶし)

(/ ...その反応はちょっとおかしくないかい！！？ )


(/ んにゃ？ ...ん、全然大丈夫だよ！ ..あ〜、確かに ...俺も少し、とあるイベントを起こす為に ...したい事、あるかも？ ...まぁ、それはそれとして、呼ぶけれどもね！ )

__… 同棲状態のふたりが部屋は、少し珍しい状況下にあった
　　部屋の主にして 清掃員のパートナー …白黒が見当たらない

( …その日は早朝に、白黒が"私用"に赴くと伝えて
　合鍵を渡し __珍しき独りの休日が其処に顕現したのだ
　…　ふたりきりの場合、すっかり清掃員の扱いは将来を見据え
　__前提に付き合う、"そういう"　関係を隠そうともしない )


______


［ 部屋は殆ど片付いているが
　…タンスの扉に、エプロンドレスの
　裾が挟まっている　___ ］

____...独りで待機状態に居ても 好奇心が働いてしまうのは ...どうにも パートナーだからと言う名目で抑えられず
　　と言っても ...やはり白黒の部屋は埃一つすら見当たらず ...綺麗好きな二人にはお似合いで 安心する ...


...ふと、タンスからはみ出る裾に気が付けば
　　　...お茶目だと思いながら 足を運ぶ

　「 あの人もやッぱり そう言う所はあるンでスよね
　　...そう言う所が ふふ ...愛おしいンでスけど 」

　( とは言え これで服に皺がついたりしたら ...白黒の威厳と言う物が薄れてしまう ...なんてお節介な親切を考えて アイロン掛けでもしてあげようと思い ...タンスの扉を開けて )


　「 ...折角でスし、後でティータイムでも楽しめる様に甘い物でも作りましょうかね ...ふふふッ 」

____　:［ｻﾌﾞｽﾄｰﾘｰ］… 隠された扉

［ガチャリ］…

( 扉を開くと、タンスの中に掛けられた衣服は全て
　大小長袖 半袖の違いはあれど __同じようなドレス

　…思わず目を見張るかもしれない　そんな光景だが )


　　:　貴女は、…タンスの奥側。衣服に隠された
　　　向かいの壁に　__奇妙な物体が目に付く…


　　　…　目を凝らすと、それは小さな『鍵穴』。
　　　__黒が保有する　隠し扉の絵画を思わせる
　　　　

　_____ ...こう言う所で、ニャル先輩らしい
　　　　　　性格が出てるンでスね ...

　　( ...一先ず、裾が挟まっていたドレスは一度避難をさせて ....指紋やら何やらがつかないようにゴム手袋をし直してから ... ...案外広いタンスの中に、一つ違和感を覚える )


　　　「 ....鍵穴？ ...タンスに、鍵穴？ 」

　　( ...そう言うデザイン、とも捉える事が出来るけれど ...この城の住人にとってそれは基本的に無いと思われる ...秘密を一個二個隠しているだけじゃ済まないのだ )


　　　好奇心は、更に強く湧き上がり

　　　___鍵穴に触れて ...中を覗き込む

　( 普通なら何も見えなくてもおかしくはない ... 筈 )

　…


___覗くは、…視界へ応えん。さも 人が常としていた筈の
　 …"当然"に値せし"視覚"の結実は、"沈黙"を以て
　　眼を向けし者へと虚構を贈る　__…見えぬではなく

　　　___視界は沈黙し　…鍵穴へ向いた興味は

　　　　…火に油を注ぐように肥大化させ
　　　…一握りの恐怖を、警鐘めいて募らせる


______

…　みれば、鍵穴は何時の間にやら
　清掃員に見慣れた形に見えていた

　__合鍵、…この部屋へ至る為に
　　託された一本の　…固き、愛

　…　鍵穴は、誘うように沈黙を貫く

　_____ ぞわっ


　　　( 身を包む恐怖は ...若干の覚えがありながら
　　　しかし ..寧ろ 誘う様に 中の闇が ...此方をまた覗き込んでいるかの様で )

　　　　その好奇心に抗える事は ...無理難題

　　　_____ポケットから取り出した、合鍵を


　　　( 恐る恐る ...近付けて、鍵穴へと ...入れて

　　　　　回して ...解錠させる )


　　「 ...私は、何か ...禁じられた物を開けようとしてるのかもしれませン ..でも
　　　それを、隠していたニャル先輩にも ... ...いえ、これは言い訳でスね 」


　　____いざ、オープンでス ...隠された扉を

　　　［　　カ　　チ　　ャ　　　］

:一体　…私は何で其処にあったのか
此処が何処にあるのか　__考える

　… 前後の覚えは、確かではない
　気付けば 喪失したかのように。

　__覚えているだろうか？　…

　"白黒が…休日を後輩無しに過ごす事の違和感"
　"稀に着ていたボーイッシュな衣服がタンスに在らず"

　　___…　そもそも　…その事に白黒が言及した事すらも。


　　　　　［ｻﾌﾞｽﾄｰﾘｰ］___

　　　　　【　　白　襲　夢　　】




　　…　鍵穴に固く食い込んだ鍵を
　　　迷い振り切り　…貴女は回す

　__予兆に値する音も　時空の歪みもない

　…　回した鍵が、向こうから回されたように


　___背後に在った全ては忽然と消え失せ　…
　　虚無を思わせる　…唯白の無空に変わり果て

　　　眼を向けた先に　…鍵穴の開き
　　　…先が見えない暗闇が待ち構える

　　__　…　…突然に思えて、しかし　当然とも

　　　　それは夢だと　…何時の間にか、貴女も気付く

　　　「 ...ッ 」

　( 解錠の音に ...思わず後退り ...しかし、開けてしまったからには ___進むしか無い )

　　　( ...不意に足が止まる )


　　　　___あれ？ ....ニャル先輩の服ッて
　　　麦わら帽子や、ラフな格好もありましたよね？


　　　___あれ？私は ...何故、此処で



　　　　　「 此処、何処でスか？ 」

　　　　後戻りは　　出来ない。
　　　もう　　　　　　　戻れない

　　　　鍵を握っていたその手は ...掴んでいた感触のみが残り続けて


　　　　ただ　恐れて震える ...のみ


　( 後輩は、城内においては ...かなり常識も有り、まともであり ...非現実への耐性は 少なかった )

　　　ﾍﾞｼｬ　____ｽﾞﾙﾙｯ…　ﾍﾞｼｬ　__ｽﾞﾙﾙｯ

　　ｸﾞﾆｬ　…　ｸﾞｼｭ　ｳﾞｼﾞｭ…　ﾌﾞﾁｯｽﾞｽﾞｽﾞ…__ﾌﾞヂｯ


　:　__震える間を、惜しむ"悪夢"がやってくる
　　　… 見覚えるに　せめて　親近を思わせた
　　　白ノ　…虚無と　黒ノ　限無が過ぎ去るように


　　　:　在る　悉くが背後へと流れ去り

　　　上皮を剥がされたかのように　…　其処は

　　　 見るに堪えない"地獄"へと化していく



　　ずふ濡れた布でも踏み潰すような不快な音と感触
　…足元に広がりつつあるのは　___　ぶよぶよの肉塊

　　 欠け 肉のこびり付く骨が此処彼処に混じり
　　吐き気を無理やりに促す辺獄が…　壁や天井を埋め尽くす

　___肉塊に埋め込まれた 雑じり気のない巨大な瞳が
　　貴女を目掛け　__舐め尽くすような視線を送り付ける




　　　　…　背後から　気配を感じる
　　　　　振り向く事さえ __危険な

　　　悍ましい音を　__掻き分ける音を響かせて



　　　…此方へ　…こっちへ　…　…あなたへ
　　　向かって　…むかって　___　ク　…る



〖ォ^&+^#^#&^×^^$&×%+^#%÷^÷;#%#@%#^#%#%@:@%@
　!！！！！!！！！!！！！!！！！!！！！!！！！!！！❗〗


______　…っ　ぇん





　　　みぇんっ！　しっかりなさい…っ！

　( __全てを…　切り裂くような声が"耳"に届き
　…　夜に目覚め、貴女は何よりも求めた人物に
　　…　抱かれて確かに　"目"を醒ます )

　
　「 ミェン…　聴こえていますね…っ？
　　息を吸いなさい …吸って、ゆっくりと吐いて… 」

　ひッ　　い、や ... いや ....来ないで、くださッ

　　や、め ...ひ ...ッ ...気持ち、わる ...ッ

　　( 経験した事の無い グロテスクな世界
　　此方を見ている ...不快な視線に ...全身を舐め尽くす様に 見透かされて ___平穏を壊していく )



　　　　　あ　　　わたし　　し





　　　_____ひぃ、ッ！！！！？

　　( 白黒に抱かれて ...抱き返して ... ...荒ぶる心臓を、呼吸を ...整えようとするも その小さな悪夢は消えない
　全身は汗を掻き冷えて ...顔色も青ざめて悪く ...
　強く、白黒のドレスを掴んで ... ...怯えに怯えて
　　想像も ...思い出したくない程の度し難い恐怖 )


　　ッは ..はーー ..すー ...はーー ..すーーッ .... ...
　　ニャル、せンぱ ...せンぱい、でス、よね？


　　( .....少しずつ 少しずつ 安心感を抱く )

…　滑らかな肌触り　…凛とした息遣い
　想うが故 包まれる感触が じわりと
　"目覚め"の世界を __ゆっくり
　少しずつ、理解させる　……

( …有無を理解らさる前に 彼女を胸元へ抱き寄せる
　言葉で急かさず、背中を撫で __鼓動と …柔らかさ
中途半端に着た服ゆえの、素肌の感覚をしっかり伝える… )


　「 …赤城5年目、使用人総責任者。…貴女に未来を誓い
　　先程まで、肌を重ねたニャルちゃんは此処にあります 」

　___落ち着かせてから　…伝える言葉もついつい不器用


　( …暫くして、そぉっと隠された彼女と瞳を見つめ合う
　　頬を撫で　__唇を重ねると　…じぃっ、と顔を眺める )


　「 ……落ち着きましたか？ 」

　　「 ....はッ ....ッあ ...あ ...い ...ニャル、せンぱぃッ ... 」

　( ...安心感 ...信頼感 ...すっかりと体の力は抜ける
　　...泣かずに耐え 白黒と抱き合い ..... 唇を重ねられた事で ...やっと、心も体も ...現実に戻って来られた事を理解する )


　　　「 ....よか、ッた ...よかッた、でスッ！ 」


　　( ...肩に顎を乗せて ...小さく何度も頷いて
　　...涙目になっている事なんかには気付かず
　　包まれたやさしさに___笑顔が、綻ぶ )

「 えぇ　…　えぇ　…ゆっくりで、構いません
　何をとは問いませんから …噛み締めなさい 」

( __しかし　…顔の見えないのを良いことに
　　…表情は全っ然穏やかにはしていない
　　　彼女の様子には、…覚えがある )


　「 … 」［ｽｯ］__彼女の後頭部に　…気付かれる事なく


　( …深く、指を奥不覚へと進入させ　___"それ"を
　　…白黒の伴侶となるべきひとを、見付けたが故に
　　　殺害までもを欲張り　___"逃げ遅れた"。
　　　愚かな卑怯者へ手を伸ばし　___"捕らえた" )



　　　　____"ｼｭｩｯ"　…


( 直ぐ様彼女を振りほどき __背中を撫でて安心させると
　引っこ抜いた"それ"を床に叩き付け　…逃げ場を奪い
　____懐かしき憎悪と冷酷の視線を以て睨み下す )


　　　「 …欲張り、不貞を働いた果てが此れでは
　　　　___あなたもたかが底が知れましたね 」


( 抗う力も　逃れる術も録に持ち合わせぬ卑小な"それ"
　　　は、…せめて見苦しくもがき　__白黒を睨み返す )

　
　　　　　　　　"　ノーデンス　"




　　___白黒は静かに見下し　…小さく呟くと



　　　…　愚かな肉塊を、ぐしゃりと　__叩き潰す。


______________



　　［ぱっぱっ］

　「 …さて、見苦しいモノをお見せしてしまいましたね 」


( __反り血を顔半分に浴びながら …平然と手足を拭う
　　酷薄さすら感じさせる彼女は　頼もしくもやっぱり
　　恐ろしさの方が勝りかねない　__だが、"倒した" )

　「 改めて　…体に障るような所はございませんか？ 」


　　　___顔半分を　…ハンケチで拭いつつ

　　「 ....だ、大丈夫 ...でス ...はいッ 」

　　( ...威圧もやはり ...本物の白黒らしく
　　　...味方としての心強さだけならば ...随一だと言える ...それ以上に若干の恐怖も感じはしたが )

　　　___何は、ともあれ ...恐らく私は知るべきではない


　　　その因縁に ...閉ざされた扉を易々と開けたのが

　　　　間違いだッたの、だから____


　　「 ...夢と言う事に、しておきまス ..から 」

____［ひょい］…

( シリアスムード。…を、破壊するような行為が
　進行を継続させる　___彼女の膝に、…背中に
　腕を回して　…軽々と持ち上げると　…囁く )

　「 …夜中ではありますが、この汚れです
　　床に入る前に 汗を洗い落としませんか？ 」

　___床の汚れは　…手早く処理されていた

　[ ....こく ]

　「 ...お願い、しまス 」

　　( ...謎を知るのは 後で良い ...一先ず今は ....
　　　白黒に ... ...頼り抱かれて ... ..いたいから )

_____________

( まるで姉妹のように …彼女を脚で挟むようにして
　髪を解きながらシャワーで洗い流す __背の差も
　さながら　…心は更に近しい為に、余計 そう見える )

　［ｼｬｱｧｧ…］

「 …"あれ"は、私がこの姿を獲得するよりも以前から
　存在した因縁で 名称を"ノーデンス"。…肉受を
　経て、位をお落としになられる以前のアザ=トーｽ様に
　私めが仕えていた頃より …嫌がらせを続ける愚か者です 」


( …安心を与えるべく__［ふに…］胸をうなじに当て
　出来るだけ、距離を近くして。…頬も撫でる )

「 …力こそ、私に及びませんが 彼奴もそれを理解し
　 "夢魔"として安眠を妨害 …目覚めるを見るや、
　　そそくさと逃げ出すを繰り返して 私めを
　　嘲笑い続けていたのです …貴女を狙ったのも

　…夢の番人を自称し、役目を果たすなどただの虚偽。
　 他ならぬ私の番となる　…貴女を奪い去り、私へ
　 最大の苦難を与えんとするが為のもの…
　 ___要するに　…見下げるほど小さな、愚か者… 」


　　　____…声色が滅茶苦茶怖い

「 ...じゃあ ...つまり ...その、ニャル先輩の ...敵
　...ッて感じ、でスか？ 」

( 胸の感触が気にならない程 ...話を聞き入り ...理解をしようとする余り 言葉に詰まり ... ...自身が知らない内に 白黒へ ...また ふざけた手が伸びている事を知れば ...力不足と ... ...過剰な程の愛を注いで 誰の物か知らしめる必要があるのではと ...心、渦巻き )


　　　「 ....私も、ニャル先輩も ...災難でスね 」


　　( ...既に安心し切った後輩には ...一息吐いて
　...湯の温度に ...何処か目を閉じ 安らか極楽気分 )


　「 ...次はもう、襲われませンから 大丈夫でスよ 」

「 …活動体を消し飛ばしましたので、暫くは動くことも
　 儘ならないでしょう　…私めは兎も角、貴女が標的と
　 定められるのは御免被りますが。…姉様に相談を
　 してみましょうか　____それは、…良いとして 」

　(…シャワーを壁に掛け、洗い終えた　__後輩の体
　　薄く 水を肌に弾かせ 艶を多くに光らせる　…
　…絵に描けようもない程　…細く美しい体を背後から抱き
　　__頬を押し、振り向かせ　…唇を近付ける)

_______


　「 …"今"、此処で　…襲われた場合
　　ミェン　…貴女は、抵抗なさいますか？」

___誰か、とは言っていない　…腰元へ回す手

　　「 ...だ、大丈夫でスよ！そンなに気に留められなくとも！ ...私だッて対抗策は ....ッあ、へ？ ... ...ッ 」

　　( ...健康体。そう呼ぶに相応しい肉体美
　　　バランス良く ...しかし幼さは余り ...
　　.... ...綺麗好き、の一言が良く似合う体

　不意に背後から抱かれ ...しっかりと 掴まれた頬肉 )

　　　　これが白黒ならば良いものの
　　　もしも、夢の通りだったならば___？


　　　「 ....そう、でスね ...ニャル先輩以外なら
　　　　抵抗をしまス ....でも

　　　貴女の姿を偽る贋作でも ... ...抵抗はしまスよ
...本物ならば 受け入れちゃいまスけどね 」

　　____瞳 ...静かに ..光り続けて ...僅かに赤らんだ頬が ...言葉を更に丁寧に 比喩をする

［…にぃ］「 …毅然と防御は示す辺り、安心出来ますね 」

　( …心許すが為に、メイドも笑みを　…よく見せる
　　最も今回は微笑ではあるが　…義兄にはとても
　　進んでは見せない表情は彼女の特権でもある

　___その辺り …魔人よりも扱いが良いかもしれない )


　______交わる　…時間。


　…　［んむ］

　( __此方を向かせた唇を　…合わせる
　　　柔らかい感触を …滴りを求めるように
　　　舌で　彼女の唇の合間を　__撫で舐める )

　…体勢は、抱き合う姿勢。…お互いを、よく感じる体位

　　　　[ ...んむ ゅっ ]

　( ..悪夢の恐怖はすっかり消えて 白黒の安心は
　　...非常に大きく ゆっくり ...優しく 交わして
　潤い ...大人な音が響く中で 唇を合わせ続ける )

　　( ...強く抱いて 抱き締めて ...頬、緩んで ...
　にっこりと笑いながら ...つい 距離を更に近付けて )


　　「 ほンと ...ありがとうございまス ...
　　　大好き、でスよ...ニャル先輩 .....ふふふッ 」


　___パートナーだからこその ...扱いの良さに
　　　　....身も心も預けられる

____泡沫は　…過ぎ去る悪夢のように
　　彼女の体を洗い　溶け消える。…

( ほんの僅かな時間であれど　…怖い思いをした
　そんな彼女を癒そうと __優しく　…黙って愛撫する
　 __心の傷を、跡形もなく繕うために )


　　　…　悪夢は、既に遥か遠くにまで。




_________

(/…ありがと！ノーデンスちょっと出した)

(/ ...ラルルゥプちゃんが夢魔として ...同族意識を出しつつ、対抗出来そうって感想が真っ先に出たよ！！
...にへへ、癒された？癒せれた？ ..それなら俺は満足です！ )

(/満足！さ、…お風呂　入ってくるね？
　___ありがと…ね！)

(/ ..ん！じゃ ...俺も少しのんびりした後に ...頑張るね！ )

(/シュガー・デザート"ボス"タイム！
　描写をパワーアップさせてきたよ。)

( ...！あり、がとっ ...ゆっくりし過ぎたぁ ...うぐぐ ... )

(/ お風呂入ったら少しだけ調子良くなってね！

　 …が、頑張っ…て　ね？　…ふひ )

(/ ...んへへ、こりゃ〜 ...アレだねぇ ...たっぷり頑張らなきゃいけないね ...にひひ )

(/ ..... ....待たせた分も、ね！ ...ふふふ )

(/ い、…いや　ｲﾘｶ…は　そ …そんなに待っては
　 ない…ぞ だからっ …　楽に、…する…といい！
　　…え えっと、…からね？…　ふひっ )

(/ .... ........ ...... )


(/ そう言うのを言われると、益々燃えるのが私なんだよね！ ...それに ...そんなに、って事は待たせてしまったんでしょ？なら ...私に、任せてっ！ ...ね？み〜んな！ ....ってね、赤仮ならこう言うよ ...とっても優しいからね )

(/　…ふひっ　…う、うん　…セキカ、ちゃんらしいね
　　じゃ　…じゃ、あ　…がんばって。…ご、…ごめん
　　ち…　ちょっとキモい言い方しちゃった)

(/ そう言うのが大好きだって言ってるのにっ！！！ ...もうっ、もぉ〜〜っ！本当イリカちゃんは可愛いんだからぁっ！！ )

(/どうしてもアレなら裏話とかなんか色々質問答えるからね！ ...退屈はさせないよ！！ )

(/　ふ、…ふひ…　じゃ、…じゃあ

　…返すの　頑張るセキカちゃん
　　…かっこ、…いいから　…見たい　な？

　なん…　て　ふひ…　)

(/ ....もぉおっ、そんなの言われたら頑張るしかないじゃんかっ！ ....もっと欲張ってくれても良いのにぃ ...

　まぁ、それが一番の望みならば ...私も！全力！出しちゃうからっ！ ...ね？ )

　……　…［💦］


___(真っ赤に染まった顔に　…いっぱい汗が流れる
　　ギザギザ笑いが嬉しさと恥ずかしさを… もろバレ)

　…　［はらり］…ぇ　…っと、その…


　___砂衣だけじゃない　…お姫様風の衣服を少し 脱いで


　　　『 …ま、…　待ってるから　ね？ 』

　　(__セキカちゃん、の…　ぶかぶかシャツ
　　　…中に着てた __格好を見せたら　…もう

　　__恥ずかしくって　…顔を合わせられない)

(/___そう言えば皆の身長とか色々言ったっけ ...？ )

(/__私陣営は長いのか低いのばかりかなぁ…)

(/ ... ....取り敢えず河原の返信！ ...ま〜じゃあ )


(/ ...次いでに色んな子の身長公開しちゃおっと )

(/おつかれ　…)

(/勿論こっからも、返すからね？ ... ...安心して？ ...でもまぁ )

(/ ...月尾が起きてる間は、ちょっと話したいなぁって )

(/　ん。…寂しかった？
　いいよ、話そ？…赤手♥️ )

(/.... ...っは〜〜〜〜！昨日は供給出来なかった月尾成分...！ ...癒されるぅ〜〜〜 ...♥️
　にひひ... ...ありがとねぇ、我儘付き合ってくれて )

(/　お、…思いのほか反応しちゃうね〜？
　　ふふ __君らしいと言えば、らしい。

　　…我が儘言い合いっこも 良いものだ
　　それが、話すってだけなら昔の私は
　　薄笑いを浮かべてかもしれないなぁ　)

(/ ...だってだって嬉しいし 昨日は早く寝過ぎたし ...
　何より月尾と話せるだけで本当に幸せなんだもんっ！

　　...ま、まぁでも ...嫌なら、やめます、よ？ )

(/ 嫌？　君との、お話が。かぁ…　君は私のことを
　 0時以降のお話を嫌う心の狭ぁ＿いヒトだと
　…思ってたり、するかな？　___なんて！

　最近は私もあまり話せてないのだし
　こういう時間はあって害なし百利あり！
　…　という訳だ。創作疲れを癒したまえ )

(/ ...思ってないけどぉ ...んぅ、えへ ...じゃあ、お言葉に甘えちゃいます ... ...ありがとぉね ...

　...じゃあ、んと ...ゆったりとした所で ....
　　...何から話そっかなぁ ...んひひ ... )

(/ …思えば、君は大型創作を私と行っているが
　最終結果として、何を望むかを聞かなかったね
　…私は展開を練っているが、君はどうしたいのかな、　)

(/ ....んぁ？ ...俺もまぁ、展開練ったりしてはいますけどぉ...ただ一つ言える事は ...貴女が主人公でいて欲しい、ってことです！ ...答えになってないかも )

(/ …ふふ。ヒロイックなキャラが複数居て良かったよ
　　たまには、君にもヒーローを請け負ってもらうけど。

　　良いよ、伝わった。…嬉しいけど
　　ちょっぴりいじらしくもある。…
　　君らしい、を煮詰めた答えだ )

(/ ...にひひ ...勿論！偶には俺も ...男らしさってものを見せないといけません、し？ ...ふふふ！


...なら、良かったです！ ..兎に角楽しんで貰える事が一番ですから、ね！ )

(/…君のペットはあぁだが、…主人に似るとは
　こういう意味なのかな、それとも逆なのか )

(/うん。…楽しい！ )

(/ ...ん、ふふふ ..さぁ、なんのことやら...？ ...にひひ )


(/ ...楽しめる様色々とネタを探ったり考えたり作ったり ...！ ...ふふふ、嬉しいです )

(/ 見えない所で積んだ努力を　…他者へ
　　味わって貰う。…健全な快感だ、ふふ

　　事実、私は楽しめている
　__結構　妬いちゃう事もあるけど(くるくる) )

(/ ...もっと妬いてくれても良いんですよ〜？♡
　　にひひひ ....っ ... ...だぁって大好きな愛する人の喜び、楽しみこそ ...得られて一番嬉しいものじゃないですか！ )

(/ .... ...こうして褒められるのも、恥ずかしいですけどそれ以上に嬉しくて ...心臓ドキドキしちゃいますし )

(/ませがき。…めす、めすいぬっ
　___っと、…嬉しいコトを言うけど
　　　ちょっぴり、ちょ〜っぴり生意気。)

(/　…ウサギみたいになっちゃう〜？)

(/ ...ふふ、んへへ ...生意気でも結構ですよぉ、めす扱いも許しちゃいます！ ... ....にひひ ...本当、大好きなんですもの！貴女の事が！ )

(/ ...寂しさを感じるよりかはずっと幸せですから ... ...だから、改めてありがとうって言わせて貰いますね )

(/…トロけてきちゃった。ね…🖤
　　ふふ、ふ　…私も、…)

(/…きみが、すき。ずっと気に掛けてくれて
　ずっと一緒に居てくれて、ずっと頑張ってくれて

　…私と、共にあってくれる　…赤手。きみが　…すき！
　　___ありがとう、…ね　…　ね！！…ふふ)

(/ ...たいむやっぱり恥ずかしい暑い暑い暑いっ )

(/ ...やっちゃった　寝ちゃった ...はぁあ
　　....帰って来てから、返すね )

(/ふぁふ。…がぁん、ばれぇ…🖤)

(/　…んにゃは。…そろそろ、らいひぇるとかも
　　ここでやらなくちゃ、ねー　)

(/ ...ライヒェルが出たら〜〜 ....夏らしい、イベントでも ...起こそっか？ )

(/ 無理強い、は、しない　から…にぇ？
　 できること　やろぉ！…　もっちろん
　　__賑やかなこと…大好きだからやるぅ )

(/ ...にひひ、ただいまぁ！！ )

(/にゃがにゃが)

(/ ...さぁて、頑張らないとねぇ ...にゃはははっ！ )

(/んにひ　…"邪楼　影" のイメージ重ね着つくった🖤)

(/うぐぎゃ！！？まぁたそうやって気になる事ぉ〜〜...！！ )

(/…やる気、だひてくれりゅなりゃ…
　ちらっとみる？)

(/ ...や〜め〜と〜くっ ...多分、そっち欲が高まるだろうし )

(/ だから気合い、入れて頑張る！ )

(/おっけぇ　…どんどんつくっちゃお！)

　［ ｶｰ ｶｰ　___ｶｰ ］


: … "ｱｻｶﾞﾗｽ"の、午前6時を知らしめる声 ___

　愛しい 黒に抱かれて、眼を閉じた貴方は目覚め

　赤城の優しい朝を迎える。___…手元に、黒はいない

_________


　(… 微かに、残るぬくもりは黒が其処に居たこと
　　…抗いもせずに抱かれた夜を思わせるには充分。

　　___その、…黒が目覚めに居ない代わりに…

　　… 机から暖かくも 甘く、誘う香りが漂う )


　［ もろこしスゥプ - 耳なし小豆トースト
　　パン耳シュガーラスク - 甘めコーヒー ］

　:　…　椅子の上には、"魔人"らしさの漂う
　　　半袖半ズボン　…に、洒落た紅アクセが
　　　散りばめられた　___着替えの用意。



　【アサガラス:赤城地方】

(:赤城周辺に生息する 薄灰色のカラスに似た鳥
　朝方の眩しい時間帯にのみ活動する、群れで鳴く
　声は城に住む者たちの目覚ましにちょうど良い。

　__雑食で、主に昆虫や小動物を補食する)

(/にゃ)

(/太陽が出ている真っ昼間から7kgの物を背負って約14000歩も歩き回り帰ったのが今ですごめんね折角色々考えてくれてたのに返信遅れて ....... )

(/ ...結局昨日も何も出来ずじまい、だし .... ...さて、じゃあ ...新人編も、しよっか！ )

(/いーのだいーのだ。…しょうじ、き
　ウチ、疲れて…せんせんきょーきょしてた…)

(/ …そして、お風呂上がって回復なのだ！
　はーふ。…バーサーカー、どうかな？ )

(/ ...俺の方も、今日は流石に疲労困憊 ...でも何もせずじまいも、やだから ...頑張らな、いと )

(/ ...見て来る！ )

(/ ....すっごいなぁ .... ...凝ってるなぁ ....やっぱ、おっても才能 ....あるんだから、もっと誇ってくれても、良いんだから、ね？ ....なんて、認めないかもだけど ... ... )

(/ …しっぽ振ってるいぬ。…
　上目遣いがずるっちいなぁー？　)

(/ ....なぁんの事やら ...全部俺の本心、ですよぉ？ ...ふふふ )

(/…ふふーっ　じゃ、待ってるよぉ？
　___楽しんじゃえ！)

(/ .....うん、ただ、ごめん ..ね？その ...遅くなっちゃいそうで )

(/...ご飯、とか ...そう言う私用、済ませるからさ？ )

(/ 待ってるぅ　…よん！
　何だかさ？…きみが、下から見るから
　ちょっと　…嗜虐、ウズいちゃいそう )

(/ ...あは、は ....ごめん、ね？ ...うん、頑張る、頑張るから ... .... 頑張らなきゃ、いけないから )

(/　…疲れ過ぎて、病みが回ってしまったのかね？
　　無理を見せるレベルでは確実に危ない、休みたまえ　)

(/ ...大丈夫 ...待たせてるから、しないと ...月尾だけが頑張って、俺だけ頑張らないって不公平だもん ...やらないと ...頑張るから、ね？ ... ...大丈夫 )

(/…私が問題視しているのは、進行ではない　君だ)

(/ 病んだ様子は見るに堪えない、…心配してしまう
　 また、頑張るとは言うが　疲れた時のそれは
　 "無理、無茶"だ。… )

(/楽しみは辛くなってまでやるものではない
　そして私の楽しみに君の苦しみを使う気もない

　…何より、君が辛そうな時点で私には
　君の体を労る以外の選択肢はないのだよ)

(/ ...一旦、頭冷ます ... ...貴女を心配させて、しまったし )

(/ 熱も計りなさい　…念を入れるのだ
　 私は君への贈り物を用意しよう
　__今度は、逆に君を焦らせてしまったようだ )

(/ …なんと言うか、…似た者同士。だな )

(/ ...37.1… ...まぁ、セーフですね ... ...
....冷ましたから、大丈夫 ... )

(/ ...ごめん、心配かけて )

(/ いーやいや。…無事で何よりさ、はぁー…よかった )

(/ .... ....すーーー ...はーーー ....うん、もう ...大丈夫 )

(/ ....思いっきり泣いて来た、スッキリしたから )

(/ ...モヤモヤ感も全部、リセットして来た )

(/…また、辛いことがあったんだね)

(/ ... ...疲れもあるけれど、ね？ ...ちょっとだけ ...うん、あったかも )

(/ ...もう、大丈夫 ...安心して？ )

(/…　今日は、話そ？　真面目なこと、今は
　どーでもいいから。…今、はね　…君に寄り添いたい)

(/ ... ....月尾がしたいんなら ...うん、幾らでも、何にでも、付き合うからね？ )

(/ そぉ？　…じゃ、ぎゅってして？ )

(/ ...んぇ？ ...う、うん ...？ .....ん[ ぎゅーーっ ] ....ありがとね、月尾 )

(/［がぶがぶ］…ゃ−ん…　はっ。…　ふ、ふふ…
　　　　　… お役に立てたみたいでなによりにござっ
　　　　　…何よりだ、…何だか、私が求めたのではなく
　　　　　与えたみたいになってしまったね…)

(/ ... ... ...可愛い可愛い月尾のお陰だよ？ ...ありがとうね、気遣ってくれて ... ...ありがとうね、俺なんかの為に ...[ ..ぎゅう ] ... ...えへ、へ )

(/フニャッ…　…ぁ　ぁ　…うぅ［ふりふり］)

(/ ...本当、ありがとうね？ ...さっきまで、結構しんどかったから ... ...それを回復させてくれたのは、紛れもない貴女だから ...
...大事な大事なパートナー ...大好きだよ、月尾 )

『 …………［💦］』

( …とりあえず、"大きな胸"を押し付けるように抱いて
　やたらと体をくっつけようとしつつ …背中を撫でる

　___余裕がない様子で　…ヘンな焦り顔 )

「 ...幸せ者だね、本当 」

( ...少し目も腫れて ...鼻が赤くなってるけれど .. ...それ以上に ...嬉しそうにしながら ...背中を撫でられた安心感に ...笑みを浮かべて )


　　___瞳、赤く光らせながらジィと視線合わせて
　　　　　　覗き込み ....三日月の様な笑みを浮かべる

　　　

『 …［💦💦💦💦］』

(___ギザギザ口で横目　…ヘンなぐらい汗を流し
　　…若干、抱いた力が強まる　__豊満な胸元 )

　　　　　　_____で


　　　「 何してんのさ ...ねぇ？ 」

　　( ...視線は強く、ジト目になり ... ...圧が来る )

『 …は　…　…　はひ　…っ 』

　____ "黄土"の瞳が覗き
　　　…二又に別れた尾が揺れる
　　　 圧が掛かって …少しずつ

　　　__体が"小さく"なって…


っま　ま…ま　まてっ…

［ぽんっ］『敗けじゃっ…敗けじゃっ！敗け！見るなｧｯ!』

　　　_____達磨ネコが、腰を抜かす。

　　[ じーーーーーー ..... ]

「 ......何してんのって俺は聞いてるんだけどな〜 ... 」


　　____若干の違和感、気付けば ...視線は更に強く
　　　　　...そして簡単に逃さず


　　　[ ぎゅうっ ]___二又の尾を握り掴んで
　　　　　　　　　　　...引き寄せる

　　赤色の瞳はいつも以上に ...ギラギラと。


　　　「 ......言わないと、お仕置きね ...ガチ目に 」

［ｷﾞｬﾜｧｯ ｷﾞｨﾔｧｰｯ!］

___ぃ"だだだだだッ！！　や、やめ…っ
　 あぁ"あはなす…話すぅっ ち…　千切れるｩｰｯ!

(物凄いダミ声で身を捩り
…必死の形相で暴れ出す)

　わが　わがっ　…だｧｯ!　ま　…まず…
　は　…はなひ"てだもれぇぇ…っ！

　　[ ぱっ ] ....即座に離すも ....両腕、ぐるりと魔人の腕が何十にも連なった輪が拘束して

　　「 ....虐待反対と言われるかもしれないけど
　それはそれ、これはこれ ....さて、理由を聞かせて
　　　　　　　　___もらおうか？ 」

　　( ... ... ...嗜虐欲が刺激されたのは言うまでも無い )

［ｳﾞｷﾞｬｩ!］___ぁ…だだ…ｩ−っ

『 …と　歳上にｨ…え、遠慮のひとつｩ…せんか…っ
　おｫ…付け根が染"みる…　…あァー 怖い顔をするに
　するでない、ちャぁんと5分程前に頼まれたのじゃ 』

____しっぽの付け根を撫でつつ …少しうらめしそう


『 わかぎみ、お主が安心感を欲しがるゆぅとるに
　ツキの姉がわらわに頼もぉたのじゃ …実んとこ
　カラダを豊かにする薬なぞ作ろうても体質が
　受け付けぬと ゆぅんで、せめてわらわに
　安心感のあるカラダに化けて抱いとｩてくれ…とな 』

____だ、…だが…


　『 ほ、…ほんとーに！ほんっ　…とぉーっに！
　　ツキの姉に化けたは頼まれ事ゆえのお仕事ぞ！？
　　他意はない！他意はないのじゃ！ネコの手借りたは
　　ツキの姉じゃ、ゆ　…おゆるしをｫ〜…っ 』

　(腰を低くして命乞い。___)

「 ...[べーーっ] ...気持ちは嬉しいけれど ..変身されると色々俺も困るの ....恥ずかしいし ...
　....まぁ、そんなに明確な理由があるのならば良いけれどもね？ 」

　　( ...小さな溜息、何処か恥ずかしそうに頬を掻き ...
...右頬に存在する魔の紋を指で撫でて ... ...一応、思いやりあっての行動と言う事もあり、今回は咎める事はなしにしようと考える
...年上な癖にこうして命乞いをする辺りはどうなのかと色々疑問に思うけれど )


　　「 ま、そこまで言うならば勘弁してあげるけど ...
....マタタビ充満部屋で一日過ごしてもらおうと考えてたからね 因みに 」

　( ...猫にとっては本気でえぐいお仕置き )

『［ｼｬｰｯ］なにをう それこそわらわやオキツネの
　　　　アイデンティティー。…なのになのじｬｯ！
　　　　わかぎみ、お主のお手手と同じ、なっ！
　　　　禁止せよ ゆうてもそれだきｬ聞かぬわ！』

　　___ぴょんと、赤猫に化けて拘束を逃れ
　　すぐにカラダを戻し ふるふると体を震わせ

_______

『 な　っ…　なんちゅｩこと考えにとるんじゃお主はｧｯ!?
　んなこてしたら城ノ機材流通止めてくれるわッ！！
　… にｬ、…だ だからそいだきゃ堪忍をぉ… 』

　　( 威嚇。…でもすぐ腰が低くなる )

(/ お風呂に入るとせん！…
　 御主ｨ…昨夜はよくも
　 いたいけなネコをｫ…！ )

(/ ....いたいけ.....？？ )

(/ ぎ、疑問を投げおって…！しかも其処か!?
　えぇいッ！！わらわは少々此処を空ける！
　メイドでも連れ帰るゆえ、新人編でも返して
　待っておれｨ！…おぉ…尾が痛むｩ… )

(/…［ｼｬｰｯ］)

(/ ... ... ....ふーーー ...[ 指ポキポキッ ] ...が〜んばるぅ！
　..... ....にひひひっ )

　　______...[ ぱち ぱち ]

　( ...若干の眠気を引き摺りながら、魔人は起床する

　...残り香に安心感を覚えつつ 抱かれた熱が程々に残る中で ...ニィと魔人らしい笑みを浮かべて ...能力を発動させる )

　　____________手数の多さは魔人の特技


　( 布団を畳み、軽めのシャワーを浴びつつ ...摩擦熱で温めた手で寝癖を直して ...寝間着から用意された衣服... ...置かれた半袖半ズボンに ...日焼け止めを塗りつつ ... ...甘めコーヒーに更に角砂糖を入れながら ...シュガーラスクをすゥぷに浸けて食べつつ ...小豆トーストを頬張りながら、窓を開けて )

　　　「 ......ん〜 ...さて、今日も頑張るか〜！ 」

　　___この間 ...僅か15分 ...一度にやれる事柄の多さはとっても多い ... ...何時も通り気怠げではあるけれど


　　( ...今日は新入りの下見 ....と言うか初見
　　で、あれば ... ..ちょっとだけ気合を入れる )

____義妹から伝え聞いた"時刻"は、…其々昼と朝

　( しかし 表現が少々おかしく、…意味を纏めると

　　・明朝、北部森林に常闇を見た __"尸龍の調査"
　　・夕暮れ時のダイバー　__"人腕の調査"

　　___尸龍は、北部森林。…人腕は屋上とあり
　　　 先に逢うことになるのは　…尸龍。)

　　…… ［ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ…］


　　____窓の縁に …"伝書梟"が飛んできた
　　　　　嘴に、白黒模様の手紙を咥えて…


　　　　: …ホー　

　____どうにも本日は気張らなければいけない日、らきい。

　「 ....[ぺろり] ... ...ん、お ..さんきゅ .. 」

　( 指についた小豆を舐め ... ...既に腹八分目まで満たした所で到着した梟 ...折角なのでラスクを一つ分け与えながら、白黒の手紙を受け取る )

　　「 ...十中八九、そう言う事だろうなぁ 」


　( ...頬を軽く叩いて気合いを入れて .. ...扉を開け、部屋を出てから ...手紙を開けて 中身を見る ...
.....一先ず城から出て、尸龍に会う為に ...向かいながら )

　　___ ...何処か今日も城が騒がしい事を察しながら
　　　　少しの間ばかり ...空ける事にしよう

_____★6　勇躍せし森の王

　目的地の北部森林は猛暑によって生物が活発化しており
　今日は、その中でも特に危険な森のヌシである〖剛咥獣〗
　が徘徊しているようです。木々を蹴り、能動的に強襲す
　る肉食性の獣で、尸龍捜索の際に遭遇する場面も考えら
　れるでしょう。…義兄様であれば、問題ないとは思いま
　すが、揺れる木陰にはご注意を…


〖剛咥獣:　ギムドガルム〗牙獣種　:雑食(肉強)

　大熊の如き体躯と、狼の如き瞬発力を誇る大型獣。
　別名〖剛咥獣(ごうきじゅう)〗、紅城北部森林に
　生息する牙獣種で、地帯の代表的な上位捕食者と
　して君臨している。雑食だが、縄張り意識が強く
　森林に侵入した他生物を執拗に攻撃する習性を持つ

　戦闘や狩りに於ては、木々を蹴った勢いで獲物へ
　弾丸のような速度で突撃し　爪牙で薙ぎ払うとい
　った強襲型の攻撃を行う。また、興奮状態に陥る
　と、頭部から背中に掛けての毛を大きく逆立たせ
　二足歩行での力強い一撃を放つようになる。

__________


:　鬱蒼とした、…深き森林があなたの行く手を阻む

　 …北部森林に届く光は　殆どが木々に遮られ

　故に地表は常に暗い　…別名は、"常夜の魔境"。

　　___獣どもが　生々しき殺意の根城…


　　　　　〖制限時間はありません〗

　
　

　　___さて、なんやかんやで探索は大してしてない
　　　...謂わば未知にも近い秘境

　　魔人のセンス ...才能 全てを光らせて
　　　何処にいる尸龍を ...迎えん為に ...！

　　____________

　　「 さぁて、久しぶりに ...準備はして
　　　....忍ばせたのもあるし 雑魚なら良いとして
　　　...手紙の奴ならちょっと注意、かな 」


　魔人の戦闘スタイルは ...“拳を極めし者”を更に魔人風にアレンジした物 ...側から見たら素手と格好の獲物


　　　ただし漂う魔力 ...気迫は ...隠してはいても
　　　ツワモノを気付かせる

________ 奇襲 強襲 いつどう襲われても良い様にしながら ...

　　　生態系を崩さない程度に ...生物の捕獲を


　　　　「 ...しっかしやっぱ、暑いのな ...
　　　　...スタミナが減っちまいそうだ、昔なら 」

___"中域"

: 光が、いよいよ少なくなり始めた。…
　草食動物は目減りし、狼と虎の合わせ子めいた
　捕食者が現れ　…大型の一匹がそれを率いて
　古切り株から成る広場を巡回している　…

　__辺りには 彼らに貪られたであろう
　　竜骨混じりの体力の遺骨が散乱し…
　　僅かな腐臭が、魔人に嗅覚を諦めさせる


　( 周囲の虎狼が、…妙に騒ぎ立て始めた
　　一部は リーダーに率いられ、魔人へ
　　吠え掛かり、取り囲む。…獲物扱いだ )

_________

　「 ..しっかしまぁ、新人君は結構ハードな所で待ち合わせしてるもんだね... ...あっち 」

　( 光よりも湿気による熱が強く ... ...既にペットボトル一本が空になってしまう程 水分を摂取しなければならない暑さに嫌気がさして ...視野が狭くなってしまえば
　徐々に彼等の縄張りに踏み込んでいる事に ...気付く事も遅くなる )

　　....[ ぴく ] .... ....長だとか頭、って感じの奴か

　　( 鼻に残るきっつい匂い ...赤猫程嗅覚に敏感では無いがそれでも ...腐敗臭は改めて気を引き締める物で
　　...袖を捲り 掌を握って開いてを繰り返して )


　襲って来た虎狼　ノールックで ..投げナイフを上へ

　大岩に絡んだ蔦が切られて　__落ちる、虎狼達へ


　　「 ....これでもやんなら...全身剥ぎ取るけど？ 」

［ｸﾞｼｬｯ］ｷﾞｬﾜｧｯ　ｶﾞﾗｫｯ!　ｵｫｯ!

____ｼﾞｬｧｯ!　［ガチン！］


( 群れの一角が潰れた事で、…長は本格的に
　戦闘命令を群れへと叫んだ。浮き足だった
　数匹は既に包囲の陣へと戻り _____

　ハイエナの狩りめいて　…一斉に威嚇ｯ
　しつつ　背後から狡く噛み付きを脚へ仕掛け

　___長はその陣に入り込み 正面切って威嚇する )

　____立場を理解してないってのも、酷だね


　　「 ...ふ、ぅ〜っ！ 」

　( 息を吐いてから勢い良く ...倒立！逆立ち！ ...って、おふざけに見えるけれど ...其処から更に掌で地面を押し ... ...空へと 逃げては )

　　「 文明の利器めいたもの、使わせて貰うけれど
　　　別に卑怯とは言わない ...よなっ！！ 」


　( __戦闘スタイルは銃手へと変わり ...噛み付き仕掛けたモノヘ5、6発 ...全体へ数十発 ...
　　　長へは特大弾丸 __特別サービス 自慢の脚へ )

　　近・中・遠のオールラウンダー ... ...拳・刀・銃と幅広く扱える魔人に 死角は薄い

　・魔人の"空撃"が群れを半壊させ、…長の背鰭を砕く
　　__再び浮き足立つ蒸れ。…一部は逃走を始めた
　　　長も焦りながら　冷静に撤退指示を吠える


　___辺りには、死肉や遺骨に混じり虎狼が横たわる

［ｷﾞｬｳﾞｫｵｯ!！(危険、撤退)］［ｳﾞｷﾞｬｩ　ギャｫ〜(危険)］


　:…どうやら、生態系的な地位は魔人にとって
　　有意義なものであるようだ。…代表的捕食者の
　　撃退により　中型クラスの生物が恐れを成す

___虎狼たちが立ち去り、…広馬はがらんと静寂が走る
　　　…奥地へ至る道は拓けた。今のところは順調だ

　　....去った事を確認してから ...一息

　「[ ...ｺﾞｸ、ｺﾞｸ、ｺﾞｸ ... ] ...っぷはー ...ふぅ ...
　...消費と威力が見合ってないかもなぁ ... ...それよかやっぱり、群で攻める方が良さそう ...かな 」

　　( 医霊特製ドリンクを飲んで ...消費した魔力をほぼ完全に戻して ... ...自己反省会
　　手数を増やすのは良いけれど ...増やしてばかりで凌ぎ切れる死線はそう多くは無い ...慣れも必要と感じる )


　..... ....倒した虎狼は全身を扱えるかもしれない、と言う事で ...分離させた手を複数用意し 赤城へ宅配 ..

　　...骨、牙、皮、鱗 ...売っても良しだし、再利用でも良し ... ...食べるかどうかは、種によるけれど


　　　「 ...順調順調 ...このままの勢いで 」

　　( 歩みは止めず ...好調な今を 出来るだけ保つ事を目標に )

___"風向きが変わった"____


　… 腐臭が強く、奥地から漂ってくる…

　危険なエリアが近付いてきたようだ

　…用心した方が良いだろう　__『奥地へ』







　　　　［　ｳﾞﾙｯ ｳﾞｫﾙﾙｯ!　］

　: 先程、魔人から逃げ出した虎狼の一匹

　 死臭の漂う、危うい気配の真っ只中を
　 この個体は迂闊にも突っ切っていた。


　　…その疾走は長く続かない　___

　
　［ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ ］___　…木葉が揺らめき


　__世にも　…恐ろしい唸り声が頭上に響く




　　　ｳﾞ…　___　ｵ"ｵｵ"…ゴルルルルﾙﾙ…ッ

____虎狼は、…自分が所謂　死地　へと

　迷い込んだのではと気付いた頃には
　…もはや手遅れ。__引き換えそうと

　　背後を振り向き、駆け出そうとした瞬間に。




　 ﾄﾞｺﾞｫﾝｯ!　___［ｶﾞﾋｭｯ］…


　:　… 堕ちた砲丸が、獣の形を露にする

　　剛熊に似て　在らず。…狼に似て、在らず

　　___仕留めた　虎狼を放り捨てると…



　　黄土の瞳は　…殺気を帯びて此方を振り向いた






　〖　剛咥獣　:　ギムンガルム　〗



　　　

　　______ん ...よし

　( どうにも此処から先は余裕だとか ...腑抜けてはいられないらしい ...気を引き締めて ...集中して ...行く必要があるみたい ...でも 魔人に仕留める理由はない )

　　___何故なら尸龍を迎える為だけに来ているのだから


　　　撤退でも良い、捕獲でも良い、討伐は最終手段

　　　かくも油断はせずに ... ....しっかりと決意を固めて

　　　...拳を握り ...いざ、危険な奥地へと

　　　　　　　　　いざ、森のヌシの縄張りへと

　　　____よう、獣。


　　赤色の瞳を 臨戦体勢へと変えて ...
　　...強く濃く 光らせながら ...拳を合わせて ...


　　　「 さぁて 狩りの時間 か 」

　　___曝すは　赤き本能
　　___燃やす心は　赤き焔の様(ほむら)
　　___掌握せん　　我が手中に
　　___魔人の掌の上にて　猛きを鎮め
　　___魔王の器の 素手より申す
　　　　　_____怠慢に


　　「 ... ...容赦はしてられないな 」
　　

　　［ ｸﾞｧゴオォォｫｫｫｯ!！ ］

:威嚇を通り越し、…即座に開戦の咆哮は響くと
魔人と　…ヌシの獣による　__戦いの火蓋は斬られた


　(吠えた勢い __決して揺るがず、右腕を振りかざし
　魔人へ剛咥獣は突貫する。…脚を払うように下段で
　爪を横振りに、…　更にもう片方の爪を振るって
　二連続の引き裂きを仕掛ける。…岩盤を抉るような
　強靭な爪、…無造作な、一撃ですらも必殺と化す

　___周囲に居た生物は、ヌシの争いを察知し
　　　遠巻きに眺める事も出来ずに逃げ出し始め…

　　…　完全な決戦の場となり、森は闇へ染まる！__)

　　__直接受ければ傷口は ...治らずに暫く血を流し続けそうな攻撃が続く ...が

　　[ 放り投げるは__炎に纏われた石の球蟲 ］

　( ...直後に前転を繰り返して 避けて 避けて 避けて
　　抉り取る 刈り取る爪の一撃一撃を躱して
　　跳んで ...即座に一本の木に 魔人は飛び退き ..
　　翔る様に 空へと向かって飛んで ... ...高所からの急襲！ )

　　[ ___ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ ]

　　巨大なその体躯を転がる様に ...乗りながら
　　拳を打ち込み、時々鱗を剥がして ...

　　小さな傷を 弱いダメージを ...繰り返す

　( ...掠りさえ 今の所はしていない )

(/遅れた…　さ、やろうか)

(/ ...待ってる！ )

:　投擲する火石の塊は 腕を振るい無防備な獣の
　顔面を直撃した！ 魔人の期待通りに、剛咥獣は
　大きく後退する　__更に、残る火の粉を振り払い
　かなりの隙を晒して　…魔人の攻撃が直撃する！


　［ｶﾞ…ｶﾞｶﾞ…　ｶﾞｶﾞ…　…！］

( だが __毫毛に、鱗の折り重なる無骨な鎧が
　 欠片剥がされド 簡単には肉へと達させはしな
　 い。…この、巨大な獣を相手に火石が8秒でも
　 時間を稼げれば良い方　…　集中が復帰する…)


　［　ヴｫｩｶﾞｱｧｩｩ!!　__バォｯ…　ｯｯﾙﾙﾙﾙ…ｯ!　］


: 背後の異物感、…蚊が刺すような苛立つ感触を
　鬱陶しがるように ___木幹へ背中を叩き付け
　た!!　…　攻めは終わらず、魔人のおおよその
　位置を予測し　…後ろ蹴りをフェイント気味に
　突き出し　…　前方へ一気に駆け抜けた！


　　　［ ヴｫｯ　…　オォゴァッ！！ ］


　:　剛咥獣は充分な距離を取って急旋回し振り向く。
　　…だが、突撃のみが"この距離"の選択肢ではない

　　___地面を抉るように爪を振るい…
　　　 削り出した土岩の塊が回転付きで
　　　…　魔人の位置へとぶん投げられたｯ!！

　　「 ...流石に硬いね .... ...んん 中々やっぱり
　　　一筋縄ではいかない ...か ...ﾅｧｯ！！？ 」

　　( 走り出した獣に ...思わずしがみつき しかし
　　　振り払われてしまえば ...運良く木幹への直撃を躱して...空中に投げ出され___迫る後ろ蹴り 弱くとも ...直撃は避けなければいけない物だと判断して 即座に )

　　　[ ｺﾞﾄﾞｫｯ❗️] 両腕を交差して受け止めて ...
　　　　　　　　勢いを殺し 地面を後退り ...
　　　　　..魔人の衣服に傷をつけ 骨に響くダメージ


　　　「 ...ッて ...ん、ぎッ！？まず ...ぁ、っぶ！ 」

　( ヒリヒリ痛む腕を軽く振り ...紛らわしている間に
　　勢い良く飛来する 土岩 ... ...口では焦るも

　　___身体はすでに行動をしていて )


　　....[ ｸﾞｶﾞｼｨｯ ] ... ドッジボールの様に受け止めて
　　　....投げるは、“上”へ


　　　　「 ....まっ、たく ....もうっ 」

　　( ....続けて 牽制代わりに手銃を構えて ...
　　　先行く道を予測して ...撃つ 撃つ 撃つ❗️ )

［　ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｯ!ｶﾞｶﾞﾝｯ!　］

___　弾かれる…!?


: 魔人が銃撃姿勢を取る頃には、…追撃の用意が
　出来ていた。獣に比肩する巨大な岩、…掘り起
　こしたであろう 天然に出でし"大盾"を抱えて
　___銃弾は岩に弾かれ四散したのだ…！

　　…その上、重量は"鈍器"としても扱える


　　　［ ｳﾞｧ…　ヴォッ　…ォォｫｫｫｯ!！！ ］

( 四股を踏むようにがっぷりと脚に力を溜める…
　や、否やドッと駆け出し　…事もあろうに次の
　瞬間。__巨体と岩が、大きく跳躍した……！！

　　___ｼﾞｬﾝﾋﾟﾝｸﾞパイルドライバー。…と
　　　…言わざるを得ない扱い方で

　　魔人の脳天直上から巨大な岩と獣が迫る…！！ )


　　［　　ドゴォォォォォォォン！！！ 　］

　　　上からの攻撃　勢いは強く ...直撃すれば
　　　重症は免れない ... ...それ程に大きく　重く
　　　何より獣にしては賢い戦い方だ ...


　　__しかし逆に言えば


　　　　“逃げ場は限られる”という事




　　　　「 ....この技に賭ける ...か 」[ ....つぷんっ ]

　　___...初、戦闘中に ....牝へと変わる

　　　筋力・俊敏力・体力 ...全体的に下がるものの

　　　その分、魔力は更に倍増をし ...❗️


　　　　両手を開き 空へと掲げて ...落ちてくる岩と獣に向かい ...魔力を 溜めて っ

　　　　 ﾚｯﾄﾞ･ｴﾝﾌﾟﾚｽ･ﾄﾞﾐﾈｰﾄ
　　　【 R ・ E ・ D 】


　　　まるでレーザー ...波動砲
　　　赤き光が ....包み襲う ...もっと言えば

　　　魔女形態での ___最高火力

　:奇襲、奇策　騙し討ち上等、…"魔女"となった
　それであるが、故の"限られた一撃"は凄まじく
　かの、剛咥獣であれど　当たれば只では済まない

　　　___"当たれば"


　　［　ｳﾞｫﾙｧｯ!!　］

( "溜め"。の段階で、ｶﾞﾙﾑは眼下に待ち受け
　る驚異を認識していた。__其処は空中、…
　蹴るための地はないが、"岩"ならある。

　…攻めを捨て、"蹴った"！身を捩り後方へ
　と岩を蹴り 僅かな推進力を以て、"回避"
　したｯ!！！　…　が、勢い余り __大分
　回転を伴いつつ、地面へ着地する…

　___距離がある　…剛咥獣は逃れたが
　　追撃を行うには、魔女と位置が遠すぎた )


　　［ …ｳﾞｫﾙﾙ…　ルルﾙﾙ…ｯ! ］


　:光線の掠り、…焼けた背中の毛をちらりと見…
　一旦、仕切り直さんと　…獣は魔女より後退る

　　「 ...流石に そう簡単にはいかないか 」

　( ...威力としては “破”壊力は“龍”を滅する“砲”撃
　　と大差が無く ...岩は砂塵となり 雨の様に降る
　本体に直撃しなかった事を惜しんでは ...改めて
　　不利な状況に陥ってしまった事に ...暫し悩む )


___自主的に牝となっても ..解除迄は自主的に出来ず
　　貧弱となった肉体で耐え忍ぶしか出来ない ...
　　....それでも 掠っただけでも御の字


　「 ...仕留めるなら 出来る限り早めな方が良いかな 」

　( 魔力の消費量も多い中 悠長にしている暇は無い ...
　目視で捉えて ... ..ならば 細かな弾はどうだろう？ )


　　　( ....駆け寄り距離を詰めながらっ
　　　　指先に魔力を集中させて 獣へと向け ..！ )


　「 ....今の私バージョンの ...ハンドガン、ッ！ 」

　［ ｽﾞﾄﾞｫﾝｯ❗️ ]
　( 撃たれる弾は ...__ショットガンの様に広範囲
　　破裂する様に広がり　乱れて ...反動で )

　　　[ ｺﾞﾄｯ ]「 ....〜〜〜っ ...！ 」

　　( ...肩が外れる、今の魔女には ...これだけでも
　　かなりの痛みで ... ...目に涙が浮かぶ )

(/右足やっちゃったよォ…
　明日は動けないなぁ、こりゃ

　__まぁ仕方ない仕方ない！
　やろうか？気でも紛らわさないと
　ユーウツで吠えちゃいそうだ！［ガルル］ )

(/ ........... ............ .......無茶、しました？ )

(/ 自転車のバランス崩して標識に体当たり。 )

(/ ... ... ......明日はずっと付き合おっか？ )

(/［…ぎゅぅ］そんなしけた顔しないの。
　　　　　私にとっちゃ体の怪我くらい何のその！
　　　　　普段の健康と休日の療養合わせちゃえば
　　　　　月曜までに治せる程度さ！アイ、コピー？

　　　　　…でも、心配させてるんだから
　　　　　気持ちはありがたくテイク。
　　　　　　ありがとうね？赤手！)

(/ だって、心配なんだもん )

(/あ。ちょっとごめん右足抱えてストレッチしてたら脚つった)

(/ ...いっつも俺の小さな怪我は心配してくれてるじゃん ...なら、それ位、過剰な位 ... ...心配しても罪では無いでしょ？ ....ね？ )


(/ だから明日には更に楽しめる様に色々返したりもする ... ..頑張っちゃうよ？ )

(/ もうっ！！！ ....無茶はダメ無茶はダメ！！！！！！怒るよ！！！！ )

(/ ....本当に気を付けて？ね？ ...ね？ )

(/それ言われちゃ敵わないなぁ〜　ズルわんこめぇ
　…きひひっ、ま　されるのも醍醐味だし。やっぱ
　ありがたぁく色々受けちゃおっかな？

　___弱ってるから好き放題できちゃうぞ〜？…ひひ)

(/わ　ごめ、ごめんて　ねまふ　寝ながらします)

(/ ....噛んじゃうぞ、食べちゃうぞ ... ...良いね？ ...安静にしててよ、本当 )

(/　…いぬ)

(/ ....何時もの月尾の真似〜〜〜 ...にひ )

(/ 逆になってどうするのかね　…それとも
　何時もの私がやるように、牝か従僕の如く
　私をモノ扱いしてみるかな？…　わんこくん )

(/ ...な〜〜んも？ ...月尾みたいに情欲に溢れてる訳でも無いので！ ... ...大丈夫 ...安心して？幾らでも、付き合ってあげるから )

(/ …平静だったり、想いやる時の君はどうも
　　転がせそうにないなぁ　…やれやれ、残念

　　…わんこぶりに磨きが掛かってきたね。…
　　悪くないが、オオカミでも構わんのだよ？
　　君のイメージはやはり　…シベリアンハスキー
　　ああいう感じのわんこなのだし、…ぐいぐい
　　来て貰っても私は撫でて癒し合うだけ
　　…ガツガツしても、いいのだけれどねぇ )

(/ ...言い忘れてましたけど俺も今日は疲れましたしね ...目眩とか起こしちゃったし ... ...それに、まぁ )


(/ ...そうやって肉食らしくなるの、恥ずかしいじゃ無いですか )

(/…うちも、ねむいひ…明日ァ、やる？)

(/ ....添い寝、かな？ )

(/ …んにゃ )

(/ ...おはよう、かな？さて、今日は俺も完全なオフ ...狩猟もするし、返信もするし ...頑張るぞ〜っ！ )

(/うぅ〜　じゃ、君と狩猟でも…？)

(/ ...にゃんでも、よいよぉ..んへへへ )

(/ごめぇん…狩りはできなくなったから此処返すぅ)

(/…結局、…寝てて何も出来なかった)

(/…ごめん、幾らなんでもサボりすぎた
　お風呂入って目覚ましてくる、…やるよ)

　　［(ﾎﾞﾎﾞ…ﾎﾞｯ!!)　ｳﾞｧｫｯｯ…　ｳﾞｳﾞｯ!　］

(〖ギムンガルム［部位破壊］〗…攻めに転じ
　た決断は実を結んだ。__肉質の柔い頭部へ
　散弾のほぼ 全ての直撃を受けた獣は大きく
　後退し… 一部毛を削がれた頭部で睨みを掛
　ける。…結果は、決して小さくは無かったが )


　　［ … ｳﾞｧｳｯ!　___ｫｫｯ ］


:　剛咥獣は痛みによって"一旦"の撤退を選択
　したようだ、魔女へと背を向けると　____

　巨体ながらに跳躍し　…木々を蹴り上がり、
　別のエリアへ飛び駆けて行った　…


(　…仕留める迄の、決定打には至らないのだ
　殊更 頑丈な鎧に強靭さを兼ね備える獣には )


______________


…　_____ｳﾞｧｯ!　ｶﾞｩｯ!　ｶﾞｩｯ!　


(__強者の立ち去る気配を嗅ぎ付けたか、喧
　しく吠える群どもが　…この場へ詰め寄り
　おこぼれを狙い始めた。…此処は、"野生"
　勝って終わり、逃げて終わり等ではない )

(/ ...俺の方こそ、待たせてごめん ... ...大丈夫...？ )

(/［ぎゅむぅっ！］

　____っ　……待ぁっっ　…て、たぁ…🖤
　　　んぁん…もぉ、抱き締めちゃう…)

(/ んにゃああっ！！？

　ふぁ ..っあぇ？え、えっと ...？ ...ま、待たせて　ごめんっっ ..？ ...んぇ、えっと！ちょっと俺も ...し、狩猟ばっかしてたから ...うゆ ... )

(/ …ふふっ　事始みたいな反応してんじゃないわよ
　　それとも何？あたしに"バカ"とか言わせたい訳？

　　冗談よ、あんたには出来っこない。
　　…間違ったこと言ってないわね？　___"フロ"。)

(/ ...あ、う ...うん ...お、恐れ多いって言うか ..い、い ... 言われたら絶対に凹む自信が ... ...ある、し ....


....後僕は僕で ...最近ずっとヨグと .... ...話せて、無いし ... ...ほ、本があるから！大丈夫、だ ....けど ... )

『 あっそ。情けないコトね　ま、この際
　全部忘れといてあげる　…その代わりで
　ちょっと頼まれ事聞いときなさいよ 』


(ON.off切り替えめいてデレとツン
に加えてキレも交える　__けど…
少年の腰元に手を回して…引いて、
　強引に恋人距離にまで密着 )

　「 ...へ？う、うん ....僕なんかに ...で、出来る事
　　...な、なんかがあるんだったら ....うん ...
　　な、なんでも！す ...する、から！！ 」

　( ...赤城内図書館司書こと、少年 ... ...何度歳月を重ねても ....蒼のツンには ... ...おどおどしく
　....小動物みたいに怯えていれば 急に詰められ恋人距離になった事で ....簡単に顔を真っ赤に )

『 いちいちﾋﾞｸﾋﾞｸすんじゃないの、…
　あんた、ホントに男って感じしないわ
　
　…そんな事は置いといて
　入荷した書物に見慣れないタイトルが
　混じってたのよ、…あんた 見覚えある？ 』

( 机に置かれた　…古めかしい香りのする
　分厚い本を手に取り、タイトルを見せ…
　___頬が振れそうな位距離を詰める )


　　〖 レヴヘイムの息(ﾌﾞﾚｽ)【火】〗
　　　 ［夢を歩くｼﾘｰｽﾞ【竜の章】］

　「 ...あ、あはは ...よ、良く言われる ... 」

　( ...肉体:貧弱、華奢。顔付き:中性的 ...声色も若く
　　...耳に開けたピアス位が、彼を男だと思わせる )


　　「 .....んぇ？...[ ぎゅむ ] ...う〜ん ...見た事無いや ...
　　　.... ....竜 ...？ ...なんてそんなの、レッドの子供の ....？ ...いやでも ...ん〜〜 ...？ ...僕は、知らない ...かな .. 」

　　( 本の事となれば話は別 ...羞恥は消え 興味だけが彼の心を傾けて ...自分から顔を近付ければ
　　　頬が触れ合うものの ...気にする様子も無い )

　　___若干目も、キラキラして見える

『 筆者は、"アルスター"。見たことない名前ね…
　ｼﾘｰｽﾞって事で幾つか続きが在るわけだけど
　今、入荷してんのはコレだけ。幸い、ｼﾘｰｽﾞ
　の順番はこれが最初みたい 』

( ___本の質はまだ新しい )


『 これから知り合いに掛け合って続編とか、
　筆者の情報を調べてみるから、あんたに
　入荷した本の整理頼まれてくれない？ありがと 』

　___有無を言わせない

　「 ...そんなに古い本でも無い ...紙の質も
　...良いし、汚れの跡も無いし .... ... ...因みに、さ
　　ヨグはもう、中身 ...見たの？ 」

　( ...表紙を撫で ... ...改めて 不思議そうに眺める )


　　「 ...ねぇ僕に拒否権は！？拒否権はぁ！？
　　良いけれどね！！ ...どうせ課題なんかはとっくに終わってるし ... ...整理とかなら僕も好きだし ... ... ...ヨグの為にも ... 」

　( ... ...段々声は小さくなり ... ...最後に至っては照れ隠しのもの )

『 …るっさいわね　___［…］…
　読んだわよ、"あたし"が知らない
　世界ってモノが記されていたわ。

　__興味はあるけど、…"夢"じゃ
　　煩いのが口挟んできそうね… 』

_____"ディープ"な、口で黙らせて

　　考えながら　…すたすた、何処かへ


________

　　　.. ....！！！！ ...！ ...！っ、....っ！！？ ...


　　　...少年、余りの衝撃に


__顔を真っ赤にして ...机に伏せる　...本を、枕に

(/ …にひ、新人編、続ける？
　___癒されたよ！…ふふ )

(/ ...ちょっぴりまだ恥ずかしさが残ってるんだけどぉ！！？...うきゅ.... ...うぅ ...はぅうう... )

(/…__もっと、する？　じゃあ。…ふふふ！)

(/ へぁっ！！？...あ、ま、まぁ...それ、でも？ ...いい、けど... )

___(/ニャル。…かつて、君へ刺すよう促され
　　そして、実行されたとあるものを、少年に
　　与えることにしよう　___良いかね？)

___(...？ ...い、良いけど何その言い方...？なんだか不穏な .... )

___書物、書類の片付けは　…このご時世に於ける
　 活字読本という屋内の娯楽を司るだけあり　…
　 かなりの量がダンボール箱に詰め込まれ
　　…入り口近くに積み上げられていた


:　…そんな、少年を労うが如く
　 書庫へ設置された　…冷や冷や

　ウォーターサーバが目立って煌めく。
　…昨日は、無かった文明の利器だ

　____.... ..... ....ふぅ〜〜 ...

　( ...異能に頼りっぱなしとは言え 流石に大量に運べば一汗もかき ... ...疲労を重ねてしまえば ...休憩！
導入されたらしいウォーターサーバーという物を使ってみる事にする ..紙コップを置いて ...ボタンを押して ...と )

　「 ... ....あと何個あるんだろ ...う、うぅん、考えたら余計に辛いだけだし ... ... ...それに！

　　終わったら自由な読書時間！ ...だったらやっぱりさっさと終わらせるに限るよね ...ふふ！ 」

　　( ...ご機嫌高く、誰にも邪魔されない様な
　　　至福の娯楽を夢見て ... ... ... 先ずは水分補給 )

____…　ｺﾎﾟ　ｺﾎﾟ　ｺﾎﾟ…


　( 流れ出たのは　…やや、水色がかった
　　美味しそうな液体だ。…さらさら爽やか
　　少し甘味も漂い、潤いを求める喉を
　　多方面から誘惑する　…犯罪的な飲料 )

　　___混じりけ等も感じず　…
　　　水色の流るる水の波紋は
　　　いっそ　…美しさすらも。

　____....普通の水、とは言えないそれ
　　　...魔神好みそうな匂いに ... ...また
　此処が魔界と言うことも思えば ...そう言う事かと適応して ... ...眺めて こんなに綺麗な液体がただで飲める事に驚きつつ ... ...コップ、傾けて


　　　　ｺﾞｸｯｺﾞｸｯｺﾞｸｯ ... ...っはーっ！

　　( 豪快に一気に飲んで ...喉の潤いは良く
　　渇きは一気に消えて ... ...疲労も飛んでしまった )

　「 ...んん〜っ 美味しかった！　さて ...
　　続き、かな？ ...頑張ろ〜 ...っと！ 」

_______


　…　ちょっと、フロ


( __指を絡められ　…小さく、少し不安っぽく
　　…しっかりと手を握られる。それも　突然に… )

　　__振り向けば　…やはり其処に居たのは…

____聞き慣れた蒼の声に、何の疑いも無く振り向く



　　　( ...こんな堂々と手に触れてくるかって
　　　聞かれたら ...確かに少し悩むけれども )

　「 ....ん、ど どうしたのかな？ヨ、グ ...？ 」

　( ...でも、態度が若干 ...不安げなのも気になるから
....此処は自分が男らしくって ...出来るだけ、胸を張って )

____蒼　…だが


　『 …来て 』


( 目にも態度にも …高圧的な力が感じられ
　ず　__迷うようで、求めるよう。…つまり
　…少年に、頼り切ってしまいたいだとか、
　___とっても　…らしくない様子で )


___手を引いて　…出入口へと歩いていく

　　「 ...... .....ヨグ？ ...ヨ、グ？ 」

　( 不安を、覚える ... ...似てはいる、でも何処か ...違うって ...理解、出来てしまう
　　でも、手を握られてしまって ...__逃げられない )


　　　　少年 ...足取りは重く ... ...顔も、暗く


　　　　__本当に、ヨグなんだよね？

　　( 信じたいからこそ、無意識に出た一言に
　　　少年自身も驚き ... ... ...失言に口を塞ぐ )

　……　［じわ…っ］


( __振り向く、…色々な感情がぐちゃぐちゃに
　　なったような　…［泣き顔］。___ )


『…っ　分かってる…わよ…っ！　らしくないって！
　　こんなのっ　こんな……　あたしじゃないって…

　　　…　……でも…っ　…』

　( 叫んで　…怒るように。___段々と弱くなって

　　…　少年の前で　…泣き崩れる__
　　　縋るように、頭を少年の腹に
　　押し付けながら　…膝を床に付け )


　　『　…っ　……　…ふろ…ぉ…　…ぅ…ぅ…　』

　　　「 .....どうしたの、何があったの？ 」

　　( ...少しは驚いた。でも ...それだけ
　　　本当に困っているのならば ...狼狽えられない
　　弱い所を見せられない ...だから、少年は
　　...優しく頭を撫でて ...しゃがみながら、抱いて )


　　　「 ....なんでも言って、頼って ...これでも
　　　僕なりにやれる事を、やるからさ ....
　　　ね、ヨグ ... .... ...だから、泣いても良いから
　　....良いんだよ、頼ってくれて 」

　( ...涙もハンカチで拭いて ... ...背中を撫でて
　　....弱い　本当に弱い　蒼を　...彼なりにあやして )

____［蒼の自室］


　(…生活の殆どを書庫に過ごし、…専用で生活の
　　スペースを与えられているが為　この部屋に
　　残されたのはベッドに、…箪笥と簡素で殺風景

　　　…涙ながらに少年を連れて　…ベッドに
　　　一緒に座ると、…訳を　蒼は話し始めた)

_______



　　 … 結ぶ相手を用意された。と
　　　まず、蒼はそう言った　___

　　( ...殺風景でも気にしない ...少年も、殆どを図書館で過ごす為 ..自室に戻る事は限り無く少ない
　　だからこそ、親近感は湧く ... )


　　　　聞かされた瞬間、つい ...拳を握り
　　　　シーツに皺がつくほど ....強く、握る


_______............そっ、か

　( ...声の出し方を、忘れてしまいそうな位
　　心はズキズキと痛み ... ... .. ....モヤモヤと嫉妬が渦巻く )

　「 ...それは、ヨグが望んでって訳じゃ無いの？
　　相手の事は、好きって訳じゃ、無いの？ 」

　　　...念の為の、確認

　『 …実家に連絡を取ったのよ　…さっき、
　　 言った書籍の事を調べる為に… …
　　 そしたら …私宛にって、ママが
　　 贈ってきた手紙を読んだら…　…
　　　…『蒼に結わう者を選じ、決した
　　　 手紙を読み　しかと此の地へ参れ』』


　　( 机に、…確かに在る、奇怪な手紙
　　　涙枯れて　…沈むようで　怯えるような )


　　『 …知らないわよ、こんなこと…っ
　　　あたしの意見なんてちっとも入ってない…！
　　　…　…そんなの、いや。…あたしは
　　　…あたしは…フロ、…あんたが、いい… 』

　　　　(…つらつら、述べる姿は力なく)

　「 .... ... ... ..... ...親からの、半ば強制 ... 」

　( ...手紙に横目を向けて ... ...さて、どうするかと悩み ... ... ...一息吐いて ... ... ...少しばかり、決意する )


　　「 ...そのさ、する予定の人？とはまだ会ってないの？誰だとか、知らないの？ ...なんにせよ

　　　このまま黙って見逃すのは、僕だって正直
　腑が煮えくり返って仕方ないから ...抵抗させて貰うよ？ 」

　　( ... ...蒼の背中を撫でながら ...貴族の出だから仕方ないかもしれない ...でも　だからと言って

　　こんなのは道具扱いで ....少年にとっては許せない )

『 …会ってない　…見る気だってないわ
　…ママの頼みでもこんなのお断りよ…っ
　…あたしだって、本気でこれは断るわ

　…でも、…此処まで取り決められたら
　…断れるだけの理由がないと、…無理ね 』

( …ベッドに置いた手を、少年の手に重ねて )


　『 …ねぇ、フロ

　　　…あたしのこと、好き？ 』

　「 ..... ..... ねぇ、ヨグ ...
　　これは、今からの人生って言う物を決める行為だ ..だから、軽率には決めたらいけないって言うのは分かってる ...でももし ...もし

　　ヨグがそう言う意味合いで僕の事を言ってるんだったら .....責任は果たすよ ...僕だって男だし ... ...若干の独占欲、って言うものはあるし ...だから、改めて言わせて？ 」

　　　　　____好きだよ、ヨグ


　( ....緊張で心臓がバクバクしてるし　変な汗も出て来てるし ....顔も赤くて ... ...それでも

　　　この告白に後悔は無い ....好意と言うものは
　　　異性という名目に置いて、一番高いし ... ..
　　　　　　　　　　....可愛いから )

( …二つ返事に、重ねた手をぎゅっと、握り締めて
　___離さない　…離したくない意思を、無言で表す )

『 …あたしも、そう　…あんたには
　人の生　半分位あげても後悔はないわ
　…　だから、今此処で… 』

____両手と、両手を合わせて　…目を、見る


　:　人生半分　…棒に振ってくれない　…かな


　　(___"答える権利"を　…始めて、与える)

「 ....うん、勿論 ...例え、火の中水の中 ...一緒に人生 歩んでいけるよ ...ヨグと、なら 」


　( 聞かれる前から 答えは決まっていて ...
　...手を握り返し ...その意思を更に大きく表す )


　「 ...ヨグ ...んんっ！ ...君が、涙の海に身を投げても
　　握り締めた手は ...は、離さないからっ 」

　( ...ちょっぴりキザ？過ぎる台詞なんかも吐いて
　　... ...言い終えたら、目を少しだけ逸らしちゃう

　　顔は耳まで真っ赤で ... ...それでも何処か
　　___感情的には嬉が勝り )


(/ ...ね、寝落ち、ごめんっ ...！ )

(/ひひー　また、後で　ね？)

(/ ... ..ビックリしたぁ ...う、うん ...いちおー、夏休み、だから！ ...色々頑張る！！ )

(/にゃ！)

(/ ...ナルガ君、とーっても速いねぇ..！ )

(/ ...さて！新人編か、少年か ...他の返信か！ ...どれが良いかな？ )

(/…少年でいいかな？)

(/ ...ん！だいじょーぶっ！ ...なんでも、付き合うよ？えへへ )

(…ムリに、意気込んで　__かっこつけてる
　自分から促した事だとしても …笑みは零れ
　ずたずたにされかけた　…心も、持ち直る)

　　［…］

『…　っ、…かっこ付けなくても良いの。
　…そのままの、方があんたカッコいいんだから　』


　( …また、…ディープな口使いをして
　　自分に言い聞かせるように　…深呼吸
　　___少しずつ　…シャツを、たくし上げて

　　…緊張感、拭えずに斜め下を向きながら )

　
　…ひ　貧相だってことは…　わかってるわ
　…　…ほらっ　__…やる、なら　…触りなさいよ

　　

　　　　( ...照れ隠しの様に苦笑いを続けて )

　「 ....あ、あはは ...で、でも ...こう、しないと
　　... ...か、体が熱くなり過ぎて、 ...と言うか
　　頭の情報量の許容を超えちゃいそうで ....ね？ 」

　　( ... ...少年 体温も上がり ... ...それでいて
　　悩んでいた　苦しんでいた　蒼に気付かなかった事を ...彼自身も苦しく　痛んでは ... ... 半ば無茶してる蒼に対して )


　　　____[ ぎゅう ] ...無意識に抱き締める



　　 ...き、き ...気持ちは、嬉しいんだけれど
　　... ...そ そう言うの ... は、はじゅ ..かし ...
　　で、出来るじしん、ないから ....っ ...

　………　［ｶﾁｬｶﾁｬ］


( どこまでも 純真で、…責める手付きも抱くしかない
　少年に充たり …恥じ気は伝達して、喋られなくなる
___前戯なん、て　…一緒に見た　…あの本通りに
　　出来るわけもないから　…もう、"本番"にする )


　　____腰に手を回して　…ベルトを外させて
　　　　…抱かれながら、ゆっくりと　…下ろす


　　… ちょっと、あつい　…はなしなさい　…よ

　　　..... ....離れてたく、無いの ...と、と言うか
　　　　...い、今どんな顔でヨグと顔を合わせたら良いかとか ...わ、分かんないし .....！


　( ...気を抜いたら 倒れてしまいそうな位 ...羞恥の波は高まり続けていて ... ...でも必ず ...何処かで自分からリードはしないといけないって考えてて ...目がグルグル ... )


　( ...抱き締めながらも、片手でズボンを上げて ...
　　流石に ...少しばかりの抵抗はして ...熱っぽい吐息と ... ...くらくらふらふらと 頭はこんがらがって...
　　　最早何をどうすれば正解なのかも ...分からず )


　　　.... ...暑過ぎて ..こう、まともに
　　　頭も ...は、働かないや ...ぁう...

　…… じゃ、あ　…いい、から　…抱いてて

( __観念　…した、みたいに…少年の膝上に
　　…乗って、両足を腰元で交差して　…
　　背中に両手を回して　…固く、ホールド
　　…離さない姿勢　___互いの鼓動が伝わる )


　［ とくん　…　とくん　… ］

　　……………

( 鼓動が　…交換されるみたいに、小さく　小さく
　…体に響いて、確かなそれがとても、愛しくて
　__体勢が　…少し、恥ずかしくなったからか
　…すりすり、___両足の間を…少年の下腹に擦って… )

　　....ぃ いよ ...もち ....ろんっ ....

　( ...声量も何と言うか、消えかけの蝋燭
　　...抱き合っているだけでも ...落ち着かず...
　　恋心に響き染められ ... ...想いを交わらせる ..
　落ち着き、優しく、...夏の熱とは別の暖かさに ...
　　...好意は膨れ上がり続けていく )


　[ とっくんっ ...とくんっ ...とくっ ...とっくんっ ]

　....は〜 ...ふ〜 ....っは〜〜　....


　　( 呼吸を続けても ...中々心は鎮まらず ...
　　愛おしさに 不思議と ...口元は緩んで
　　...ただ、今現在はとっても感度が高いから
　　...それだけでも 抱く力が強まって ... ...離さない )

　…は　…は…　ふぅ…　…っ

( 籠る熱さが　…辛いものとも思えなくなる
　心にどろどろ __流れて …溶かされるよう
　固まる頃には、…少年の事が __考えの中心
　になって　__欲しくて 愛しくて　…熱が高まる )

［…どき　…どく　…どくっ　…どくっ…］

　…っ　…………ん　…ん…ぅ…っ


( 抱かれる高さを　…姿勢を少し、落として__
　局部 …童子みたいに濡れ染まった足の間を
　…陰部に__布越しに重ねて　…ゆっくり 擦る

　__生理的な反応に …愛しさ、少年の…
　心に染め上げられて　__みんな…桃色に染まって )

　　.....よ、ぐ だめ ....そ ... ...そういう、のは ....
　け、結婚とか ...した、後に ...する もの ...だよ...？



　　( 砂糖よりも甘く 溶けて ...どろどろの蜜となり
　　...何とか働く理性で ...呼び掛けるものの
　　　少年自身も限界は近付いてて ... ...
　　__本音を言うなら ... ... ...もっと独占したい )


　　___それでも

　　[ ...ぎゅう っ ...うぅぅぅ ]

　( ...強めに抱いて ... ...静止を リラックスを ...
　　　....蒼に染め上げられた心は ...歯止めが効かなくなる前に ....なんとか ... ...なん ..とか ..？ )

　
　あた、しは…　あんた以外　…する気なんて　…ないの
　…　ばか、…ロッソ　____もう　…してる、でしょ…


　上がり続ける …体温　__密着、…離すことも
　離されることも…望んでない姿勢で。…これで

　___誰のお嫁に行けばいいって…言うの？


　( 少しだけ　…体を離す。…乗ってるから
　　顔を上から見て　___頬を掴んで… )


…　あたしを　___ﾖｸﾞ=…ﾁｪｰﾛって

　　…　呼べるようにしなさいよ
　　__…　あたしの　…旦那様


　　　　(___唇が触れて)

　　　　_____ぁ .....っあぇ ...ぅ ...んっ ..
　　　　　...ひゃ、い ... ..ヨグ ...

　　( ___少年、諸々と惚気 ... ..限界点に到達し
　　　....頭から湯気が出っぱなしで ... ...唇触れれば )



　　　　[ ...ｶﾞｸﾝ ] ____抱き締めたまま ....気絶

_____…ふ　…ふふ…っ

_______…ろ…　…ふ　…ろっ


　　(………)


　…　おきな…



『 さいっての…っ　コラァッ！ 』

_____全然雰囲気が違う声。

　　　　んひ、ゃあぁっ！！？

　( ...目、覚めてしまえば ...とっても良いムードの中気絶してしまった事に気付き ...悔やみ
　　...怒号に .. ...頭を抑えながら起き上がり ...そして )


　　「 ごっ、ごめっ ... ごめんよヨグっ ..！
　　　だ、だってあんな ...あんなのもう ...た、耐えられにゃくてっ ...！ ...ひぁっ、ご、ごめんなひゃっ 」


　　( ...焦り過ぎて何時も以上に呂律回らず )

______


『 …何よ、またヘンな本でも読んでた訳？
　__ぜんっ…ぜん片付け終わってないじゃない 』


( 勢い キツさ …覇気、どれもこれも"何時も通り"で
　…机に"コップ"が置かれただけの　…　書庫に有って
　少年は机に突っ伏す形から目を覚ました　____ )

『［はーっ］…あんたにしては珍しいわね、居眠りなんて
　　　ほらっ　熱中症になる前にさっさと終わらせるっ！
　　____"挨拶"にも伺わなくちゃいけなくなったし…

　　　　…はぁ、なんでこういう用事があるときに…ぃ！ 』

　
(ぷりぷりと怒りながら　…書物を片付け始める
　___見れば、机の上には　今しがた蒼が持ってきた

　　…　あの、手紙が封を切られて置かれている)

　________....へ？ ...あ、れ？ ...えっ...と...


　( 夢にしてはリアリティが高く ...汗を掻いて肌に衣服が張り付く ..程度しか無く ...現に熱も無く ...
　しかしそれら全てが泡沫の物であったかの様で ...平常な蒼の安心感と ...不思議な物もあって )


　　「 ...挨拶 ... “挨拶”？ .....っ！！？まっ、さかっ 」


　( 慌てて起き上がれば ...手紙の中身を見る )

【連絡履歴:ママ】

:娘よ

・なぁに？ママ、あ　しばらく連絡できなくてごめんね
　最近引っ越して　…ちょっと忙しくなっちゃって

:おう、元気そうなのは何よりだが
彼氏が出来たんなら一回ぐらい母の所に連れてこんかい

・いや。だって、ママに会ったらアイツまともに
　話せなくなりそうだもん

:まぁまぁ親として彼氏君にはお茶とかお菓子でも
奢ってやる位はしてやりたいわ、お前の顔も
　見ときたいし、今度連れてこい

・えぇー　…分かったけど、あたし撫でたりしないでよ？

:スペアリブでも用意しといてやるわ
あ、彼氏君はお菓子の好みとかあるんか

・用意しときゃなんでも食べるんじゃない？
　じゃ、あたしこれから書物の整理あるから…またね

:よぉ働いとるな、感心感心。えらいなぁヨッちゃんは

・ヨッちゃんやめて

_______________手紙が液晶のような質感で…



　　『 …ちょっと？ 』

　(___後ろで　…じとー目)

　　_____.............暫しの静寂が間を包む



　　　「 .......ふ〜〜〜〜〜〜〜 ....ﾌﾝｯｯｯ!!! 」

　　( ...少年らしく無い行動といえばそうだ
　　だがあの夢は煩悩が見せた夢 ...そう考えて


　　　　[ ﾄﾞｺﾞｫｵｵｵﾝｯｯ❗️] ...強めに自分の頭を机に叩き付けて )

　___キャァァァｯ!!?


　(そして突然の奇行に蒼は悲鳴を上げる)

__________


『　ちょ　…な、なに…やってんのよ…っ！？
　 こらっ！暑さでおかしくなったんじゃ…
　無いでしょーねッ！？…フロ？ フロｯ!?　』

　( ____零れた"水"が、…床にぽとり )

　「 ....ヨグ ...一つ言えるのは ...ね 」

　　あのウォーターサーバー使わない方が良いよ ...



　( ...自分の夢の中だけに留めておけるから良いものの
　　これは所謂黒歴史と言うものになるのだろう...

　...少年の恋心は高まり続けて__とどめが手紙。
　　...ただただ、苦笑を浮かべるしか出来なくて )

『 ……？　…ど、…とりあえず…手紙、見たんでしょ？
　…多分ママに挨拶済ませたら、その場で簡易の結婚でも
　済ませちゃうと思うし、服とかしゃんとしときなさい 』

　___本を広い集めて　…さらり。と


【連絡履歴:ママ】

［ｽﾎﾟｯ］:凄い音聞こえたぞ、ヨッちゃん大丈夫か？
　　　あとマイク切っとけ　あ、彼氏君 待っとるからな！
　　　着るもん無いならお古のスーツでも貸したるわ

　「 ......ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ！！ 」


　　( ...悶絶する少年 ..両手で顔を隠して ...ゴロゴロ転げ回り ...一先ず何度も頷き通す ...
　　...着る服とかもちゃんとあるけれど、それ以上に暫く忘れられなさそうな ...この恥ずかしさは )


　___ある意味深く深く、蒼が刻まれただろう

(/…ごめん。寝坊…)

(/ ...らい、じょーぶ ..,だよぉ )

(/ …なんか飲んだ？
　　ウチは緑茶、あったかいやつ )

(/ 500円の飲み物 ... ..でももぉ眠気キメる ...かんじ
...んん、気晴りゅ？ )

(/ウチ、…明日働いたら木曜休みやけんな〜
　ホンマっ　後生やきん…！今日晩貸しって
　ことにしてもらへん？［手々合わせ］)

(/...んぇへへへ、らいひゃーば ....がんばりょお〜〜〜......無理禁物無理禁物....俺もなんばりゅ... )

(/…ばぶる…スライム)

(/ ...ばぶばぶ？赤ちゃんになりゅ？...んぇあへへへ )

(/おやひゅみ　…ふぁふ)

(/んふひゃあい.. )

(/今夜予告　増える三女、キャットオークション)

(/ ...何があった！！？ )

(/…これ、やったら新人やろぉ？
　まず　。オークションから行こか！)

(/ ...えっ、あっ ...う、うん ...！ )

(/ …よしよし、構想しゅーりょー…
　　やるよ！ネコの用意はよろしくて…？ )

(/お疲れ様っ！ ...ん、大丈夫！幾らでも付き合うよ！ ..えへへ、ありがとね？ )

　:　… 夏の夕暮れ、海鳥たちは陸へ還り
　　　朝焼けを乞いて、夜(よ)闇に備う…
　　　　皆よ　__月の昇りは近く在り！

　　　　…　ねこども、今宵を支配せり！


_____…ネコが支配する、赤城のとある一夜




　［ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…ﾊﾟﾁ ］　(…………)


: "城外交"、普段　城に流通しない物品の
　仕入れ、取り扱いに加え交易をも執り行う
　… ネコの達磨は現在、重要かつ都合の良い
　ポストにちゃっかりと収まっていた。…但し
　業務も重要視されている以上は手を抜けない

　___夜分遅くまで、算盤を弾く音が途切れぬ事さえ
　　…達磨ネコには珍しぃ事では無かった。…だが、今日は



　　___［ｺﾄｯ］…　フーーッ！


〖 かーっ　…えい困った困った。輸送隊がよもや
　"剛咥獣"の強襲をうけやうとはのぉ　…かげで
　算盤も早うに終わり申したではないか…つまらん 〗

( …城への輸送部隊、品物を運び入れるネコ直属の
　腕利き揃いだったのだが　__森の王を相手にしては
　纏めて医務室行きを免れ無かった。…品物もダメになり
　今日の商いは満足に出来ずじまい、…ご機嫌ナナメ )

________


〖(態々縄張り外へ迂回させたのじゃがなぁ…
　ヤツ自身も、住みか周域の離れる行為は
　嫌っておる筈じゃ、さて何かあったか…？

　___上位住民に相談でもせねばな
　　…さてさて　まぁ、…幸いなコトに)〗



　　［ゴトン…！］

(…仰々しい、大きめの木箱を机に上げる…)


〖 コレが無事なのはまぁまぁツキが残っておるわ！
　…大枚を叩いて買い付けた嗜好の一品！…どぉれ 〗


______"香りのよい、…◯◯県産/生鰹節"


　…　木箱の中にズラリと並んだネコ垂涎の食材。
　___ひとつを手に取り、…宝石のように眺める…

　〖 …お手製の工程を経て濃縮された旨味の塊！
　　___此れが届けばわらわも満足！にゃはるは…

　　　…　さてさて、私用は　…四つでよいか 〗

( …大事そうに、おニューの重箱へ
　かつぶし四つをしまい込み、…
　残る大木箱を眺め…　__ほくそ笑む )



　____せぇぇぇ…っかくの値打ちモノよ…
　　　今日は賑やかに稼がせて貰おうかの
　　　…___楽しみじゃぁ…　__にゃひひひ…！


___________

(/ ...ニャンだるま可愛い() ....で、ごめん！誰にしよっか....！？ )

(/ ネコならだれでも！それか、広場に
　移動しよっか？…［下心多め］オークション…さ！ )

(/ ....ならやっぱり___...あの子かな？ )


　　　　......何してんの ... ...ダルマ。


　　( 妙に香り良い ...猫ダルマに惹かれて
　　　現れるは風猫 ...窓からふほーしんにゅー )


　　__赤城:情報収集役員、ルムバヨン・コドー


　　「 ...ルコ、と言うか ...なんか
　　　種族的に抗えない ...感じの、こう ...
　マタタビとは別の ... ...好きな、感じな ...分かる？ 」


　　( ....無意識に、涎を垂らして ...ジィと達磨猫を見る )

　〖 ぅっを。…ぼーやぁ、ﾆｬﾝ↑だるま↓じゃからのぉ？
　　其処んとこは略すにせい"ニャま"とかにでも…

　　___て、待てい待たれや。…ま、後で
　　　見せて…次第によるによれば食ろうて
　　　構わぬによい　…が、今はなしじゃ。ナシ。〗

　( そそくさと重箱を〖錠前三十巻き金庫〗に入れ…
　　木箱は台車に載せ__　…夜の訪れを時計に問う )


　　〖 んぬ…　そーいうに申せば、ぼーや
　　　この城におわすネコは何びきおるのじゃ？
　　　…わらわは、２ひきしか見たことないが 〗

　　　____ぐいぐい、…台車の紐を縛りつつ

　　「 ... ...呼び方、気にしてたら年上っぽく見えないね ... ..... ..ま、ルコの猫の先輩はおてんと様だけ ..
　　　....ダルマで良いじゃんか、ほら 呼び方変えて欲しかったらその金庫の中身がなんなのか位教えて 」

　　( 強情 ...距離を詰めながら くるると喉を鳴らす
　　...赤城用の金銭、貯めていると言えども ...
　　出来る事ならば楽はしたい ... ...だから
　　　猫らしく、 ...赤猫を見習い )



　　「 ...ま、良いけど ...最悪盗んじゃうからね
　　ん ...ルコに、おてんと様に .... ...ルコみたいにおてんと様を慕う数匹、猫又何匹か ... ...後はんと
　　　ルコが遊びに行った時に ...猫の強い人が居たから ... ...分かんない 」

　　( ...ルコ、知能は低め )

　〖 断る。…さしもの商談まじりに私用の事で
　　　タダの鐚一文無しはポリシー違反じゃ。…
　　　が、…まー　聞き耳の駄賃は払わねばな

　　　長ｧ崎に旨きかつぶし在り！
　　　…その中でもわらわが気に入りモノ、
　　　"生鰹節"を仕入れたのだよ。…ﾆｬﾌﾌ 〗

　　(帳簿や算盤もしまい終え、…
　　台車引きながら__大広間目指し)


　〖 …さしものわらわもそれは許さぬからのぉ？
　　　訴えてやるわ。さてさて、ならばぼーや。
　　　"最悪"がイヤなら　わらわの用事に付きお
　　　うてはくれぬかえ？　なぁにこの先大広間！

　　　　__其処にネコたちを寄せてくれたら
　　　　　ﾄ・ｸ・ﾍﾞ・ﾂ　に。…一本、やろうぞ？

　　　　　悪いハナシでもなかろ？…ほれほれ 〗

　　　:　目の前でふりふり、…かつぶしの欠片

　「 ...日ノ本の国 ...おてんと様といっつもいる
　氷鬼や ...変な仮面の故郷 .... ...そんなに良い代物？
　　...ま、遠く離れた所でも 風に乗り
　　香りが良いって言うのは理解しているけど 」

　( ...既に猫達磨の衣服に香りが染み付いてる為
　　距離は近く ... ...鼻先を近付けて嗅いでおり )


　　「 ..訴えられた所で逃げるが勝ちだから
　　　ん ...仕方無いなぁ ...流石にちょっぴり面倒だよ
　　でも、その代わり ...それ...！丸ごとだからね ..！ ..うにゅぐ... ...呼び寄せて来てやるから待ってろ、ダルマ ...！ 」

　　( ...尻尾や耳が激しく揺れたのを隠す様に
　　　素早く大広間の位置に __様々な猫を呼び寄せていき )

(巫女に、商いの混じった__胡散は怪しくも
　着心地も洒落も効き 中々良い衣服。…)

　〖 …だるま、だるまと…ま。縁起はよいか！
　　さぁてさて　…一振当たり銭いくら… 〗

_________



　　:大広間に到着し、…壁側を陣取ると
　　早速布を敷いたり 旗を立てたりいそいそと…

　　______[ 数十分後 ]


　　大広間はネコの大群で埋まる ...三毛猫ブチ猫 ..の猫又や ...
...赤猫や風猫も客として座り .. ...待ち続ける
...ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔﾆｬｰﾆｬｰと ... 期待を馳せながら
　　..少し不気味な猫もいる、顔が布で隠された変な猫もいるけれど、一般猫には変わりない。

〖(…銭の持ち合わせも考えうるに…
　　ま、半分で___300が妥当かのう)〗

( 賽銭場に300円と張り紙付けて、…木箱を開く。
　半分に切られた生鰹節の　__そそる芳香が漂う
　…　よっこらせと木箱の後ろに座り、からんからり
　　心地よい響きが、広間のネコたちに響き渡る… )


〖 さぁ〜て。…　こちら、本番取り寄せの生かつぶし！
　300円の早い者勝ちじゃ！さぁさ　買ってご賞味あれぃ！〗


　___ねこ、相手には大した文句は言わずに笑顔で誘い！

　　___ﾆｬｵｫ~~~ﾝｯ！！


　( 暫し悩む猫 金額的に変えず悲しむ猫もいる中で
　　何匹かは即決で ...一つずつ買って行く ...お釣り無し )


　　　...魚の香りの何と良い事か ...
　　...さて、動かなかった三匹は謎の多い猫と、赤猫と ...おこぼれを既に貰っている風の猫 ...

　(まぁ__　…売れ行きの方は、やっぱり良くて
　プラマイゼロ。とは言えど 満足気なネコ達磨。

　　___ただし、…ふた振りの売れ残りに
　　　　少しばかり意外そうな顔…)


　〖 んーむ、…余るとは思わに思わんかったのう
　　…其処の大将や、余ってるし買ってかぬかぁ〜？ 〗

　( 旗を片付け始めながら　…賽銭箱もしまう前に )


　　____三びきを振り向いて

　　( ...その言葉を言われては ...赤猫や緑猫が立ち上がるよりも前に___不思議な布猫が立ち上がり )

　　[ 一振りを持ち ... ...万札を置いて ]


　“ 釣りは取っておきなよ、猫達磨ちゃん ”

　　( ...再び席に戻り ...机に足を乗せて
　　　鰹節を顔面に乗せて　香りを楽しみ続ける )



　　( ...風猫は赤猫に譲り 最後のそれを手にしたのは
　　　___ほくほく顔な燃える猫 )

____遠くの方で、…買えなかったシケ顔のネコに
　　　ささみをやってる姉御が見える…


_____びっくり。目を丸くして、…慌てて


〖 …待てい待てい、釣りおうとらぬ　とっておらぬぞ…？
　気持ち有り難くとも　…えぇい、やんごとないが…うむ〜 〗

　( 300の価値が、…突然万に変わり果て
　　浮かぶは悩みと困惑。__出されても
　　商魂的には困るのだと、説明しようにも
　　…向さんは満足して邪魔も出来ぬ　…うぅ)

〖 …せめて聞かせい、…と言うに前として
　　わらわの名まで知りおうとるおぬしは
　　何と呼べして贔屓すればよいっ！ 〗

　　

_____赤猫も ..買ったはいいけれど、お裾分け
　　　... ...風猫 ... ....ちょっとデレて　...食べつつ
　　...お礼？とばかりに ... ...レア度高めな鱗を


　“ いーのいーの！私らの国のモノだしてくれたから
　　こっちとしては寧ろ感謝しか無いの！
　それにほら、色々あってお釈迦になった物多いでしょ？ ...ま、それで補えないとは思うけど 少しでもプラスにしておきな〜っ？ ”

　　( 明るく 布が捲れ見えるは笑顔 ...でも感情は読み取れず ...尻尾は長く ... 色々と不思議
　　猫達磨の声に .... ...悩めば、一つ指を立て )

　　“ 私はネコガミ。 ...あ、苗字ね！
　　とある十二の獣達を率いてるんだけど ... ちょっと遊びに来たの！ ... 秘密ね？ ...ふふ ”


　　_____【交流完了】
　

____根負け、…軽くなったように思えて
　　実のところは重い…身勝手な台車を引き

　　…　あんまりおもしろく無さそうな顔



　〖 …ﾄﾎﾎ、まさか商魂切っとばされようとは…
　　 此処の者らよ、わらわを追い詰めて楽しい
　　 かと問うてやりたいところじゃ！…ふぅ 〗

　［ｺﾞﾛｺﾞﾛ　ｺﾞﾛｺﾞﾛ…］___疲れた。…

(/…よぉし、次は砂漠を…)

(/ ... ... ...ごめん、ね？ )

(/ おはよう。…にゃ )

(/ ... ... 寂しくさせた、ね？ )

(/ちょっと怖かったけど…
　向こうでやってる話の方が
　百倍怖いにゃ、…なにあれ)

(/ 『愛』の悪魔のお話？ ... ...ん〜〜〜

　　下手したらふっつ〜に世界滅ぼせる系ヤバイ奴？
　　... ...ｿﾝﾅｶﾝｼﾞ )

(/ …いや、平然とヒト自体を否定されるような…
　心という　…心が、腐り果てるでもなく…
　理不尽と邪悪を極めて、そのまま不気味で
　筆舌しがたいほど肥大化した"闇"そのもの
　…そんなものが、言葉となって飛び交ってる )

(/ ... ... ... ...どれの話、してる？ )

(/ …なんと、言うか…　私には無理だと思った
　上手さ云々を通り越して…　不幸を最大の
　嗜好としたあの空気が　…いたたまれない
　円滑なハッピーエンドを全肯定するわけでは
　ないけど。…私には、あの邪悪を眺め切れない

　　…鬱、って　…そういうモノなの…？ )

(/ …どれ、と言われても　…彼処のほぼ全てとしか
　　私に言いようがないかもしれない…　多分、それは
　　私が君以上に甘過ぎるのか　…理解力に乏しいか
　　…私って、凝り回して複雑化した鬱だとか…
　　そういうものがどうしても…邪悪に見える

　　…笑顔だったモノが、信じられない感覚

　　好きっていう感情が、意味の解せない呪いか
　　死を前提とした不幸の螺旋になる感覚

　　一秒後に、…友達がトモダチになるっていう恐怖

　…どれも、私には受け入れられない　…何でだろう )

(/ …うぅん、…結局のところ　好みなんだろうね
　　ごめん　怖くなってた、…面倒なこといった
　　…ごめん、忘れて )

(/ ... ... .... ...ごめん、ね？ )

(/ ......仕方が無いよ、大丈夫 ...気にしないで？ )

(/ 君が悪い訳じゃない　…誰も悪くはない
　 だから、…ごめん　…怖かった。…だから
　　…今、此処で君が付き合ってくれることが
　　たまらなくうれしい。…ありがとう )

(/ ... ... ... ...貴女も、悪くは無いんだから、ね？
　....それに、これは戒めでもあるから ... ...俺も、そう言う悪役出そうとしてたりしたから ... ...だから、ごめんね ... ...うん、何しよっか ...？ )

(/ ...月尾の為に、もっと時間、作らないとね )

(/ あの空気は重くて、怖い　…少しなら私も
　　良いんだよ。多様性で、面白いから。…
　　でも、…それが積み重なって　それが
　　"普通"になるともう私は生きられない
　　…例え、最後に救いがあるとは言えど
　　彼らが好む作風によくある"途中の非業"
　　を遂げるのが　…私だったから )

　( …君が、そうじゃないから私は生き長らえた
　　それ以前の私に在ったのは…死の恐怖にも等しい
　　…安寧が侵食され、ナニカと化して理解から遠く…
　　…やめよう、…もう忘れたい

　　…兎に角！私は君にありがとうと言いたい！
　　あんな所で、私は居場所を見出だすことは
　　まぁっったくもって不可能だった…！
　　…寂しくもあるが、…それが運命だ、仕方ない
　　だから、もう君と世界を始めよう

　　…私からも聞きたいよ、何をしよう？ )

(/ ... ... ...ありがとうなんか、俺の方が沢山言いたいですよ )


(/ ...... ....返して欲しければ返しますし、新人編の続きしたければしますし ... ...ただ見てるだけ、がお好みならばそれはそれで...？ )



(/ ...もう7月も終わっちゃうねぇ )

(/ ...作るのならばやっぱり、倒してスッキリする様な悪 ...かな )

(/　いや、…悪役は君の好みで構わないよ。
　　さぁ。…新人を始めようとは思わないかな？
　　三女が増えるお話はその後で、…だ　)

(/ ......ん！ふふ！うん！そー、しよっか！続き、だよね？で、良いよねっ？ )


(/ ... ...幾らでも、付き合おう！！！！ )

(/ ルルイエはご覧になったかな？
　　笑えるように一部を動かしてみたよ )

(/ ... ...ん！見たっ！ ...えへ、へっ ...ありがと ....
　..... ....返信、おそくて、ごめん、ね？ )

(/満足できたからよし！
　…あ、新人編は君の返しから…)

(/ ... ...ん！分かった ...！ )

　　「 .... 頑丈　の一言が似合う奴だな ...本当 」

　( 確かに手応えは小さかったが ... ...其れでも軽傷
　　その事実は魔女の自信を ...擦り減らし ...
　　魔力の残量を確認しては ... ...消耗激しく
　　補給していかねばならないと判断 ... )


　___ さて、追うか ...見逃すか ...なんて
　　　既にそんな選択は無いかな ....


　( 被害が拡大する一方であるならば
　　出会った事は無い尸龍へも ..襲ってしまうと考えたならば ...既にかの剛咬獣へは 狩猟の一択
　　...弱点も判明した 後は _____火力をどうするか ...やはり近距離の方が火力は出るが ...リスクも大きく ... ...悩ましい )


　　______....一先ずは


　　「 養分となってくれよ、...な？獣達！ 」


　( それは正に　“ 魔女 ” の笑み　
　弱肉強食の定めは　例え種族が違くとも適用され
　... 魔女となり高まった魔力は 重いボウガンの様に ...連続で 放たれる )

　____ｷﾞｬｳﾞｫｯ［ガゥンッ！］ｷﾞｬｫｯ…　ｶﾞｩｯ!


:命中。鮮血が飛び散り、集る虎狼らの三頭が脳天
に円錐の魔力鉛を受け …持ちこたえられることも
なく、魔女が前に死骸と化す。__だが、…それは

　__"群れ"の接近に伴う状況に於いて
　　決してやってはならない行為に…　他ならない


_____________


　［ｽﾞﾝｯ　…ｽﾞﾝｯ　…ｽﾞﾝｯ］


:"ベルオス"は 群れを為す一頭一匹でありなが
　ら、その体格は雄獅子の成獣に比肩する〖小型〗
　捕食生物だ　…彼らのリーダーともなれば、そ
　の体長は凡そ4ﾒｰﾄﾙ。…北極熊をも凌駕する__

"ドスベルオス"が、…剛咥獣に群れを脅かされ
　た上、更に群れへの被害を拡大させる"魔女"
　へ業を煮やし__ …森の広範囲に渡って


　［　バウｫオｫｫｫｫｫ_____________ﾝ　］


　　____響き渡る…　咆哮を吐き出した



:走る速度は狼に匹敵し __脚骨を破損させる
程の顎を持つ …ベルオスの群れは、実際の所
"狩猟"に於いて最優秀に等しい殺戮者の群れ
なのだ。____竜脚類をも食肉に収める… 彼
ら驚異の群れ… 其れが、__この一角に集結
を始めようとし、…"確死"の危機が迫る…！

(/ 帰って来たら______サプライズ！！！ )

(/ ...だから、悪いけれど、待っててね...？
　　用事、終わらせるから！！ )

(/にゃんごろ)

(/ ....疲れひゃったぁ、お疲れしゃま )

(/赤手もおちかれ…へとへとぉ)

(/ .... ...ん ...ん ...お疲れぇ )

(/ちょい　…お風呂たいむ。
　…さぷら、…たのひみ)

(/ ... ...うにゃぎ、と、取り敢えず新人編返してから ...サプラに取り掛かりゅ )

　　________ 所謂　悪手を踏んでしまった魔女
　　乱入者達への容赦はいらないと考えていた事が裏目に出てしまい ...寧ろ、虎狼達の闘志に火を注いでしまった事に .. 軽く頭を掻いては後悔 ..
　　　...それは、それとして


　　　[ ｽﾀｽﾀｽﾀ ... ] ...撃ち貫き 死骸と化した一匹へ
　　　　　　　　　襲われても構わないと言わんばかりに隙を晒して .... ...ふと しゃがみ


　　「 悪いけれど、弱肉強食って事でさ ...
　　　　　....蓄えになってくれ、俺の 」


　　　赤猫を見習うと言う程では無いが ...それでも
　　微量でも生物には魔力が秘められており ...
　　　___回復の為に、 ...彼等の血肉を剥いで
　　　...流石に少し嫌な顔はするけれど ...口の中へ


　「 ...まっず 」 __血生臭く食えたものじゃない
　　　　しかし、背に腹は変えられない ...それに


　　　“餌”は更に沢山来てくれる様だから
　　　結果としてプラスになれば、それで良い

　　...不気味な笑みが、魔女に浮かぶ ...！

(/んにゃらご)

(/ ...っ ...まってた ...待ってた待ってた待ってた待ってた ....待ってたぁっ！！！！！ )

(/わぁっ！？なにさなにさなにさ！？)

(/噛むよ！？噛んじゃうよ！？…落ち着け〜落ち着け…)

(/ ...がるるっ ..ふ〜〜 ...ふ〜〜〜っ ...！明日は返す，絶対に返すっ ....色々返すぅ...！ ...んひひひっ ...っ！！！ )

(/ …んにゃ、なぁに…？ )

(/…ふぇえ…めっちゃ興奮してるぅ)

(/ ... ...なんだろ、なんでかすっごく月尾と色んなことしたくて ...仕方無くて )

(/そういう赤手に医霊を求めてみていいかな？
　__やりたいなら色々。…ヤりたいはナシ
　　な、かんじの雰囲気だねぇ …違うなら
　　かじってみていい？…　［ｼｭｧ〜…］)

(/ ... .... ... ...齧られたら今日はヤバそうだから医霊のお通り、かな！！ ...うん、にへへへ )

_____その日は、ひどく日差しの照りつける
　　　　真夏の午前9時。…　机には餡パン
　　　　　…そして一通の手紙が置かれて

　　　　開けっ放しの窓から　…流れる風に
　　　　カーテンが激しく揺れて …彼女を

　　　　　"ルージュ"を …急かしていた

___________

［ 用事が出来たんだ ］…　

: 暑い日が続いているね、汗だくにしたきみは
　さぞ卑しく鳴き喚くのだろうけど "まだ" 置
　いておこう。…今日は、別の用事が出来てね…

　"赫魔地方外"の"ごろつき街"に行ってくる。
　1日中は居ないと思うよ、冷蔵庫にパンプキン
　スープと キッシュを置いてあるからおなかが
　空いたらレンジで暖めるんだ。…わたしはそこ
　に居ないんだから、体には気を付けてね　じゃ

　_____"クッキーが添えられた手紙"

　　　[ ﾎﾟﾘ ...ﾎﾟﾘ ] ... 一人虚しくクッキーを食べ

　　さて、今日も仕事 ...と考えるのは職業柄

　...特に最近は熱中症で運ばれる患者が多い為 ...残念ながら医霊に休む暇は無い ...


　　( ...矢機が居ない事に対する違和感を感じてしまう事に ...すっかり それに慣れた生活をしている事に気付く )

　　　「 ...ふぁ〜〜 ..っあ ...いけないね
　　　　こうして眠気を感じるのも ...久しぶりだが
　　私には寝ている暇も無いんだ .... ...ふふ 」

　　餡パン食べながら .... ...医者らしい白コートを羽織い、今日も赤城の医霊として働き始める

　　...風に靡く髪は色素は薄いが ...逆に色っぽさを増させる

　［ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…］


:部屋の天井に削る音が響いた。
木を削って、ちいちゃな音は
静かに　ずぅっ…となり続け

__________

( …そういえば、と貴女は思い出す
　白黒が言っていた。…ネズミが城に
　入り込んでるらしい　___と )

「 ....[ｲﾗｯ] ...害獣は 駆除しないと ...
　...怒られてしまうだろうね、流石に ... 」

　　[ ...ｽﾙｩ ] ___愛用の長刀を抜いては ...
　　　　　...削る音に耳を立てて 医霊の得意な聴覚を発達させて ... ... ...

　　　________ [ ｼﾞｬｷﾝｯ！]

　　　天井裏に突き刺す ...一つ溜め息を吐いて

　　　...また綺麗にしないといけない、と考えて

_______　ギャっ…

( …鼠じゃない声が聞こえた後で
　天井から響く音は、呻きに変わり
　___赤い液体がぽとぽと落ちる )


…　ｷﾞｷﾞ　ギ…　ｷﾞﾁﾁﾁ…


　:医霊を怨めしく思うが如き
　…醜い唸りが聞こえた。__響く

　　　__________......

　( ...ゆっくり、刀を引き抜いて ...付着した血を眺めては ...拭き取り .... ...鞘に仕舞い )


　　　...さぁて、診察の開始をしないと

　( 誤魔化すかのように ...離れて ...半ば、逃げようと
　　...身支度を整えて )

___うじゅる…　じゅ　…ゅる…

　　［ｶﾊﾟ…　___ずぞぞぞ…っ］


:天井の、…蓋を開いて"触手"が蠢き　部屋へと
次々に侵入を開始した。…止めどなく溢れては
眼をぎょろりと動かす 肉の紐を揺らし
　___次第に　…空間を占領し始めた…


( …何処ぞの旧い知人が属する生き物らしいが
　全容は明らかにはならず　…触手の群れが
　…医霊にも寄り始めた　___ )

　　　　...うっっっわぁ [ ドン引きの声 ]

　　　　医霊にも弱点と言う物は存在して ...

( 形容し難い気色の悪い触手　...人間の内臓とは違う ...グロテスクさとホラーさは ... ....医霊の顔面を青ざめさせて ... .. ..刀に手をかける )



「 ...それ以上、近寄る ...な、ら ....斬ってしまお、う
　出来れば...近寄らないで、欲しいね ... 」

　( ...いつもよりも発言も 弱々しく ...
　　...流石に苦手な ... ...彼等への対処をどうするかと ...悩み　悩む )

　ｺﾞ　…ｸﾞﾌﾟ　プﾌﾟﾌﾟ…　


　:…巨太に延びる　肉紐のひとつ　__一際巨大な
　　触手が　天井から伸び降り…、這うように動き
　　医霊の目の前で　…蠢き、静止する　…


　　　　［シュッ！］______

　"幽階の噴霧"が__…　生き霊めいて死霊に等しい
　医霊へと吹き掛けられる　…　霊を、求めて彷徨う
　この触手の噴き出すそれは __意識を絡めるように
　　…　医霊に染み込み　…瞳を重くさせていく…


　　____扉は覆われ　…窓は塞がれ
　　　…　噴霧を多いに撒き散らす

　　　…　"幽階の紐"の包囲が
　　　　　霊が持つ逃走を封殺し…

　　( ...目の前まで降りて来た肉紐の一つに
　　敵対意志は無いのかと思い ...思ってしまう事で__油断を、晒す )


　　　「 ッ！！？ ...ぐ ...い、ったい ..な ...に ... 」

　　[ からんっ ] ....ぁ？ ...ねむ、け ...が？

　( __普段から睡眠を必要としない医霊に対して
　　強制的に睡眠を促すその霧は ...効果抜群 ...
　思わず刀を落として ....肉体は 誰でも触れる程色濃く現世に留まり ... ...口元を抑えても 最初に吸い込んだ量が大き過ぎたのか ...瞬きも大きく )

　　　...ま、ず ....い　いし、きが ...


　　( ....医霊の脳裏に過るのは眠ってしまった後
　...あぁ 矢機にはあられも無い姿を晒してしまうかもしれないなと考えて ... ...心の中で思い、浮かべる )


　　　　____逃げる事さえ出来ず
　　___体から力は抜けて ...医霊　　夢の中

　…………………


［ ｳﾞｼﾞｭﾙ…　ｸﾞﾌﾟプ…　ｼﾞｭｩ ］

　____"ゴースト:ウィード"…


( …充満させた霧を"花"の形へ纏まり　__"夢"へ
　放る。…医霊の体をいたぶるのではない …もっと
　巧妙且つ、安全な方法を使うのだ　___無防備な
　医霊そのものには目もくれず　…意識が封じられた
　その　"夢"　を幽階へと引き込み　__触手は
　部屋から天井へと撤退していった　…… )


________"囚われた医霊の夢"



　:夢、…とあらば　自らの夢見るは楽しくも
　 願望を叶えども、それらは咎めることなく
　 ただひたすらの自由な混沌が許された世界

　　__縛られたそれは　…故に予想外の牢獄

　　　…　一面を、それどころか全てを
　　　あの、肉が覆い尽くした絶句もの


　　　____:気持ちの悪い声が響く…



　　"　_^+%^×^^×_%×%%×^^+_%×^&×_%×%%#…　"


　　　…　貴女は、自らの手足が肉紐に囚われ
　　　　自由が無いことに気付かされる　___

______夢幻の霊囚


　　( ...意識が戻る時 それは同時に 医霊にとって
　　これは“夢”と判断させるには簡単で ...屈辱で )


　「 ... ...っ ... ...君達みたいな生物は流石に私も対象外だよ ... ...あぁ、それでも離す気は無いんだろう？
　ならば ...あぁ、虐げれるのなら好きにすれば良いさ ... ...やれるものなら、ね 」

( 強気な態度は ...取れなさそう ...
　言葉に濁り 詰まり ...若干吐き気を催してしまいそうな ... 聞く事が苦痛な声に加えて ... ...背景全て )


　　脳内に響いてしまうそれ ...拘束の身動き

　　出来ない事は知っている ...だから 思う存分 ...
　　満足？するまで、やるしかないだろう

"]${5$…　__あぁ…分ｶらなｲんだ
　　　　　　…こﾚならﾜかﾙよね？"


:　…幼くも　__邪悪満点の酷薄な声へと変わり…
　太い肉紐が目の前に現れ　__バナナの皮が剥ける
　めいた蠢き、…そして、肉色肌に… 黄土の瞳を持つ
　…　中性的で幼げな、脚の無い"人型"が現れる


［ﾌﾟｼﾕｰ…ｸﾞｸﾞｸﾞ　__ｺﾞﾌﾟｯ…　ｳﾞｼﾞｭ…］

(__周囲の風景は…絶えず蠢き、ある筈のない
　　腐臭を…動きだけで、"ある"と思わせる
　　おぞましい精神削りが継続し　…その中で
　 出現した　__腰から下は肉紐の幼人型は言う)


" ぼｸ おﾅかすいﾃるんﾀﾞ　…ちｮっと
　ｹｶﾞさせﾀんﾀﾞし おねーｻん　…　こﾄﾞも
　うﾝでもﾗお　っｶな　___だｲじｮーぶ

　　ぜﾝぶ　ﾕめだｶら、こﾜがっﾃいｲｮ "


____…　ほっそりとした両手が医霊の
　　　　衣服　…襟を掴んで、揺らして…

　　___下に思いきりびりりと裂いた

　　　　…　前側を__全部晒させる

　　「 ....！！！？ ....ッ ...あの、ねぇ ...
　　私だって ...子供相手、なら ...何されたって許す訳じゃ無いし ...好み、だってあるんだよ ...
　　...き、もちわ ....ひ ...っぐ ...あ、ぁ ...君が誰かは分からないし ...私には検討もつかない ...が 」


　　覚悟、して ...おく、んだな ... ...！

　( ...最早 捨て台詞にも近く ... ...医霊の声も若干震えており ...歯を、ぎりりと ...軋り ...睨み付ける ...
　...聞こえてしまう音は ... 本当に夢であるかどうかを怪しませる物で ...尚且つ 口の中に唾液を大量に作らせる ... ...幻としても 悔しいが最上な物で ...徐々に精神的な強度は下がる )


　　( ...魔女よりも ...赤の魔物内ではトップクラスな
　　豊満な体に ...矛盾する様に血色悪い薄白い肌を無理矢理晒されれば ...怒りや　羞恥よりも ...先に )


　　　　意外かもしれないが、冷静になって
　　　　憐みをかける ....





　　「 ...ませた子供だ ...いや 鼠 ...いいや、もっと言うなら ...そうだな ... ふふ ..あぁ、うん ...そうだ 」


　___小さくて　弱くて　愚かに過ぎない ...卑怯者だ

　"　うﾙさｲなｱ　"


__:…"それ"、は耳まで裂けるような
　　大口を開き　…太く…長い舌を出し

　　…　医霊の口を抉じ開け
　　　喉奥にまで__無理やり責め入れた

　クチの中で　…太くて長い__何かが
　蠢く。…嫌でも、それは分かり…
　口には…味のない水飴めいた
　_どろどろの唾液が溢れかえる…


________

　__妖しく …黄土の瞳はじぃ、と医霊を眺めつつ
　　…不敵で生意気__　苛立つ表情で無言の嘲り


( 両腕が医霊のくびれに当たり　…肉壁と同じに
　肉、多数にひとつ蠢き__…ぐに、ぐにの感触で
　左右から挟み込み　…　舐め回しながら
　
__どんどん…　双椀、臀部　…股を肉が覆って
　当たり　…蠢き、__揉み解し…扱いやすく
　医霊より抵抗や…　力を奪い_無力化していく )　

______


　:同様に味のない水飴を　…かき混ぜる舌も
　蠢き　…医霊をは肉体的にも精神的にも
　　全く休む暇を与えられない　___

　　....あぁ　怒るという事は ...そう言う事、だろう？


　( ...確かに見た目は好み それは認めよう ...だが
　医霊の体を抱くには ...1000年早い、と言う奴だ
　これは、私の勝ちだと ..... ...そう、思い込む )


　　__んぶっっ ...ぐ、ぅ ...けほっ ..っ　っは ..
　　う ...っ ...っは ....えほっ、 んっ ...ぅぐ

　　( ...感触も 本当にリアルで嫌になる
　　“蛇本体”と殆ど変わらない舌に喉奥に迄侵入されては ...何度も咳き込み )


　　無理矢理　飲まされる ...泥の様な唾液 ...吐き出そうとしても 塞がれて出来ず ...なら、ば ....と

　　　[ ｶﾞﾌﾞｩｯ ] __歯を立て、弱々しく噛み付く ...
　　　...本当に、弱くだが ... ...更に苛立ちを煽り


　　　子供だからと言って ...デレデレにはならない
　　　　　　　　　　　....多少は甘いが


______っ ...う ...さわ るんじゃ ....ないっ ...


　　( ...舐める様な触り方 揉み方 ...それ以上に
　　表現のしようがない気持ち悪い感触に ...
　　　思わず ...体をくねらせて ... ...吐息を 呼吸する為にも ...徐々に荒々しくして ... ... ...また されるがままに 弱く弱く ...脆い医霊へ )

　___...残念ながら .....認めたく無いが ...
　　　夢、だからと ...許してしまっている部分がある

____　"んﾌﾟ…　"


:とぷ、とぷんと…医霊の胃に　唾液をたっぷり注いで
お腹に気持ち悪さを 植え付け、やっと舌を引き抜いた

　__肉紐が蠢き出し、…更なる屈辱と蝕みを試みる…


( カラダを覆う肉は 双椀のみになり、…それは
　なだらかな山ではなく __敏感な先端と、その
　周囲をぐちゅりと、…しかししっかりと覆って
　固定し…　肉の蠢く感触を…　先端に触れさせ
　___ねぶるよりも酷く　…回転し
　　　…暴力的に感じさせる )


:　肉紐は両手を、…後ろに縛ると___

　…股下から__蠢きの激しい、三角型の肉紐塊を
　せり上がらせ、…医霊の股を突き上げるがように
　三角の上へ座らせ　___逃れられぬよう
　脚を縛る肉紐が、…ぎゅうと下に脚を引き…
　股は食い込むように三角を受け入れるしかない

　　__っぶ ... ぷはっ ..はっ、ぁっ ...げほっ ...ぉえっ

　( ...最悪な満たされ方をしてしまった腹は ...吐き気に襲われてしまい ...顔を軽く青ざめさせて ...口から垂らし ... ...何処か 上擦り気味の目で 睨みを利かせ )


　　　んひっ、へ、ぁっ ...や、め ...こんな ...のぉっ
　ひゃっ ...はぅ っあ　はっ ...やっ ...ぁっっ


　　( 矢機の前でしか出さない様な乙女の声が
　　　何度も何度も出てしまい ...敏感に感じて
　　...体からの力も 意識を保つ力も 弱まり続けていく一方 ... ..対象的に攻めは激しくなるばかりで ..医霊にも限界の文字が見え始める )


　　　　_____っ、っ ....〜〜〜っ！！！？

　　( 最早　声にならない　... 座る様に受け入れて
　　...体を何度か震えさせ　跳ねさせた後 ... ... )


　　　　一際大きく跳ねて　仰け反り ...
　　　　受け入れた　結果が　身を襲う

___:三角の蠢きは、…チェーンソーの刃のように
　　動きを始め、__食い込んだ股へ絶え間のない
　　卑怯な刺激を送り続け__ …ガードをひたすら
　　緩めさせ　…__奥の、奥。…　受け入れるクチ
　　　…　それを無理やり___　認めさせ…


________


:出来上がる　…医霊の全身。__…舐め回された唾液に
衣服は中途半端にはだけて…鈍く光り、…さらには
　__足首と、腕に肉紐が行き　…最後の仕上げ

　　…　"人型" が、吊り下げられた医霊の
　　　膝裏に腕の間接を交差させ…　くびれを
　　　掴み　__無理やり脚の奥を開脚させ…

　　　__両腕を腹筋時の姿勢のように…
　　　　…頭の後ろへ、持っていかせる

　　　_ "人型" の下、…丁度肉紐より
　　　　長太く　…医霊に収まりよい肉紐塊が伸び

　　　…___谷間に　長い舌が入り込み
　　　　　嘲るように唾液まみれにさせ…


　　［ｽﾞ　____］ …救いひとつなく突き入れる

(/ ...っ ...ご　め　　....さすっ、がに ...ね　ねむけ、げんかぃ ... )

(/まぁた、…明日。…ね？おやひゅみ…なひゃい)

(/ ...ん、ひゅ ...おやひゅみ ... )

(/ …にゃご )

(/ ........ ....ご　めん .... )

(/ …え、…？　ど、う…したの？ )

(/ ... ... ..何も出来なくて )

(/ ...何もしてあげられなくて ..ただ時間を浪費させてしまって..... )

(/…………………

　　お　　ど　　ろ　　か　　せ　　ん　な　っ　❗)

(/ ...ごめん、ね ... ？ )

(/ .......ひっ... ... ... ...？ )

(/ っもぉ〜…　めちゃ、めちゃめちゃ驚いたよぉ…
　 そのくらい寛容な私は許してあげるんだから！
　 何かあったのかって驚いた…うぅ〜…

　 それはそうと。…私も21時にお風呂から出て
　　のぼせたまま爆睡していたのだ。…あつひ )

(/ まぁ！最近はあまりサボらないって誓い合ったから
　自堕落はカットってことは忘れちゃダメだけど！…
　でもね？　守れないからって落ち込まないでよね！
　きみを、"待つ" 時間なんて辛くもなんともない！
　きみは来てくれるって、分からせてくれたんだもの！ )

(/ それはそうと！…　寝違えてくび、イタイデス… )

(/ ... ... ...だい、じょうぶ？ ...いや、そのぉ ...
　　き、昨日も ...良い所で ... ...限界、来ちゃったし ... )


( ...なんか色々したかったのに何も出来なくて ... )

(/ .... .... ... ...無茶、駄目 ....だ，よ？ )

(/ なんの！続けて貰えれば問題は存在しない！
　…で、どうしよ〜〜〜か？

　なぁんの続きしよ〜〜か？ )

(/ いや、もう我流整骨術で直したし
　三時間睡眠により溢れる元気の方が
　何倍も勝ってて、ゾーン！ゾーンな
　感じなのだ。なのだ！　___ふふふ

　いつまでも暗いと…っ
　そうだなぁ、…誉めて溶かすぞ〜
　噛んでやるぞ〜？)

(/ ... ... ... ...なに、しよっか )

(/ ...そ、それは色々死んじゃうから駄目！
　...変態、ませてる、月尾 ... ...医霊とのそれも！ ...も、もうっ )

(/ ..........ありがと )

(/ …んにゃ。でも、すきでしょ？ )

(/…にへへ)

(/ まぁ！　…きみが決めてくれないと！
　たまには、わたしを牽引してよね〜？
　　…　ふひ )

(/ ... ...流石に昨日のは恥ずかしさが勝ったけど、にぇ )

(/ うぎゅうっ！！？ ...う、う〜〜〜 ...う〜〜〜 ...そ、率先 ...んんんんん....！！！ )

(/ …医霊の続きでも、狩りでもよいよ〜 )

(/ .....[ふしゅうぅ〜〜〜....] )

(/ ...うぎゅ、にゃんでも、良いから、迷っちゃう... )

(/あ待ってちょっとやばいかも)

(/ 何…！？　なにっ！？ )

(/ 大丈夫…？ )

(/ ... ... ...ぁ　うん ... ...だい、じょうぶ )

(/ ... ...なんか　今日は本当、ごめんね？ ... )

(/ いやいや、…大丈夫？
　大丈夫なんだね…？…ふーーーっ

　…よかったぁ　…それで
　やっぱりうちが決めよっか？ )

(/ ...我儘かも、だけど　... ...お願い、しても、平気？ )

(/　　医霊。…　かな？
　　ふふっ、きみ次第だけど！　 )

(/ ......へんたぃ。い、い〜〜〜....よ？だ、だいぶ恥ずかしいです、けど )

(/んにゃ。…じゃ、待ってるねぇ)

(/ ...... .....本当依存し過ぎちゃってるなぁ )

　ひっっぎ ...ぃっ、ひぎゅっ ....ぁぁぁぁっ！！！？


　( ...回り　蠢き ...続く刺激に ...悔しくも感じては
　　悲鳴に近い声を大きくあげて ...余韻だけでも震えっぱなしで ... ... ...緩み　開いて　受け入れて...
緩く スローリーに開閉を繰り返し続けてしまう ...体は、自然に ...しっかりと )


　___________

....ｯﾊ ...ﾊｰ ...ﾊｧｰ ...ﾋｯｯ！！？ ...ま、て ...それ、だけはぁっ ...！！


　( ...これが、現実だと思い込んでしまう疲労感
　吐く吐息は熱く 荒く ...気怠さを纏い ... ..双椀先端も ...主張を続けて ... ...いよいよ、報復はメインへ )


　　　...医霊が本気で恐怖する表情を見れるのは
　　　認めたくは無いが ...初、だろう ...


　　( ... ...姿勢も固定されて ...ただ目を閉じて
　　　視線を合わせない様にするしか出来ず ... )


　　　　....っ ...！♡

　　__突き入れられれば ... ...色気に満ちた声を軽く
　　...ぬめぬめ　てかてか ... ...それすらも
　　興奮の材料にしかならない ...

(/ …悪くないんじゃなぁい？ )

(/ ... ...大好き ...ありがとう、ね？ )

(/…ふひ。…続けよっか)

　" ﾔだ たﾍﾞる こｯﾁもﾓらうﾈ "

［ にゅ…ｸﾞﾌﾟ__　ﾁﾞｭる…　ﾁｭｯ…　ｷﾞｭｩ
　___ｺﾞｸ…　ｺﾞｸ　…___ぬプ… ］

: '夢だ'と逃れる術は簡単だ。…しかし"夢"と
　捕らえられ …信じるコトさえ暴力的に奪われ
　た医霊は ただなぶられ尽くすまで艶かしく
　身をくねらせるしか 抵抗の術はない　___

　…それすら、白昼の夢うつつに…
　股奥を侵される助けにしかならず


( 幾らか舐め回す舌は長細くなり__ …医霊の
　豊満で なだらかな双椀の根本をくるりと巻
　き …軽く圧し、家畜のように絞り搾る屈辱を
　___先端にクチで直接 …ねぶりながら
　　　…時折、歯を用いて圧しつつ )


: 股奥をつらぬく触手塊は …抵抗などささやか
　なスパイスに過ぎない程に __抜き、入れを
　激しく …良く反応する箇所を舐め回すように
　__枝分かれした…肉紐が、此処彼処を刺激する


　" ふﾌｯ ふ ﾌｯ… "

(/　おやすみ！　)

(/ .... .....まだ、見てないかもしんない
　でも、おねがい ...どうか　... ... ...その
　　..... .... .... ... ...たす、けて、欲しいんだ )

(/ ... ..お昼頃のは、忘れて、ね？
　気の迷い、だから )

(/ …どうしたのかな？
　何が、苦しんで私を呼んで
　…何をして欲しいのか言ってごらん )

(/ ... ...大丈夫　大丈夫 ...だから、気にしないで、ね？ )

(/ ...大丈夫っ ...うん 大丈夫 ... ...ほんと、大丈夫 ...！ )

( …私の言葉に答える、答えないは君が決める事ではあるが
　　まずは教えて欲しい　…君は、おそらくタオルもしくは…
　　それに等しいサイズの布を用意したのではないかな？ )

( .... ....それも、した )

( …君に、当面の問題があると仮定する
　それが 深刻なものであり… ずっと昔から
　きみのそばに存在し、取り除けないとも
　条件を付け加えよう …そして、それは
　君が日々を重ねる度に顔を出す頻度の
　衰えの生じさせている原因とも
　予想する　…違うだろうか )

( ......うん )

( …その過程で生じる問題は、どういうものだろうか
　君は元気を失くし　…首を布に任せかねない程に
　意識と精神を磨耗させてしまった。…君は、不幸で
　恵まれないと強く感じて何もかも投げ出して
　しまいそうになっている　…その中には、
　君と親交を育んだ誰かが何人もいて、…きみは
　彼らを捨てようとまでしてしまったことになる )

( なんか、もう、信じられなくなってきてるの
　誰を信じれば良いのか どれが本当なのか
　　見捨てられない為には、どうしたら良いのかって )

( …ただ、きみはそんな気になどなってはいない
　そうでなければ ただの"気の迷い"に揺られて
　私を早くに呼ぶなど、…ある筈がない

　…きみは確かに、私に助けて欲しいと言ったね
　私が頼りで、別れたくないから、助けて欲しいと
　けれど　迷惑や事の規模から躊躇してしまった
　…そんな優しくて、気遣いある君なのだから
　…見捨てることなど出来ないのだよ　… )

( ... ...包丁も用意して、自分に向けたけれど
　... ...なんか ...もう、なんも、出来なくて )

( …捨てられた、と思うしかない出来事か
　…けれど、これだけは安心して 信じて欲しい
　此処にひとり、きみを信じて、信じられる
　相互関係の　…君の親友が此処にいる )

( .....しん、ゆう )

( ……自分の目の前にある、鋭い刃物が見えただろう？
　　自分の首や、胸を突き刺す事への苦しみは
　　絶対に拒否しようとした筈だ　…嫌なのだろう？
　　苦しいから、嫌なのだろう？…

　　…死など、数ある苦しみの１種でしかない
　　生を手放す以上の不幸などある筈がない
　　…苦しみから逃れたいのなら
　　そんな無理など、はじめからするべきじゃない )

( …そうさ、私は君に助けられて今日を生きている
　私は、きみを助けようと願い　呼び掛けている
…生きて欲しいと願い合うなら、…そう呼べないかな )

( ... ...うん、親友呼びは全然、平気 ... ...もっと、信じさせて、欲しい )

( ……君が、棄てられたと思ったとして…
　それが死を思うほど辛いものなのだとして
　…ならば、君が一番やってはならないことは

　"知つ人友人、親友"…あらゆる親しきを捨てない事だね？
　…捨てられる辛さは、何より君が知っている筈だ )

( …君が、投げ出してしまったとして
　"棄てられる"者は、…一体誰なのか )

( でも、どうしたら良いの？ ...信用される為には、どうしたら、良いの？ )

( …そうだよ、君には残っている
　君に投げ出されれば 泣き出してくれる人が
　君をこいしく思い　追い掛けてくれる人が
　君を嘆いて、怒って、共にあろうと
　必死で声を掛けてくれる　…そんな人が
　君には残っている　…手元に、あるんだ )

( ... ... ...ごめん、ね？ )

( もう、それしか言えないんだけれどさ ...ごめん )

( それは難しい　…そもそも、"信用"って
　…軽く言っているそれは、一体なんなのかな )

( 信じてくれる、…と言うなら。信用を"目的"として
接する人を、きみは信じられるのかな　…果たしてそれは
　欲しいと思って手に入るものなのかな　… )

(　…"絶対に自分を信じてくれる"人が欲しいなら
　きみは絶対に人を投げ出してしまってはいけない
　…私を、裏切って１人何処かへ行くようなこと
　…そういうことを、決して誰かにしてはいけない　)

( …いいよ、謝って　…気が済むまでいくらでも
　…いくらでも許してあげる　…好きが甦るまで
　…謝って、…いいんだから　…私を頼って欲しい
　…君に寄り添う、って…誓った私だから、…ね？ )

( なんか、ほんと、ごめん、ね？ ...こうして、色々言ったりもして ...デリカシーとかも、無くて )

( ..... .....寄り添って、くれて　ありがとうね )

( …君だから、寄り添えるって言ったら
　信じてくれるかな？　…だって

　…色んなところ引っくるめて大好きだって
　昔っから変わらないのは　…赤手。君も
　そうだと、私は確信してるんだけど…　どう？ )

( ... ... ... ...うん ...それは、そう 月尾の事は ...
とっても、好きだし　信じてる )

( …うん　私だけの、赤手の信頼っていうのも…ね？
　悪ないから、…しばらく　そうしておこっか。…

　…イチから、でいい　…慣れていこうよ…　赤手
　信じれなくたって　…ずっと信じるから…　さ )

( ... ... ... ... ...大丈夫 ...月尾の事は安心してる ...信頼してる ... ... ... ...大好き、だから )


( ... ...うん、もう、平気 .... ...だ、よ？ )

( ...ごめんね そして、ありがとう )

［　ガリ　］

( …ゆるす )

( ....あのね、月尾 ...少し、我儘言っても平気？ )

( …いーよ？　なぁんでもぉ…［ガリガリ］ )

( ...もっと依存、して欲しい ...もっと、好きになって欲しい、の ... ...平気？ )

( …どぉろどろ、…一緒に居て、ほしぃんだよね？
　悩み打ち明けて欲しいんだよね…？
　…　じゃ、…　いい？ )

(　頼りすぎて　…いぃい…？　)

( ... ...その方が ...安心するから ...！ ...うん、頼って？ )

( …あ、もしかして　……ウチ、もぉっと
　我が儘言った方が良かったり…する？ )

( ... ... ... ...一緒に居て欲しいから ...それ、に )

( 好きな人の、 ...希望になりたい、から )

( …照れちゃうんですけﾄﾞ
　…ちょ、…困っちゃいますけど )

( ......俺、本気だ、よ？ )

( …いや、本気なのは分かってるよ！？
　…　けど、…けど　…………… )

( …ちょっと　…引かれちゃいそーな
　こと考えてるウチが、…おってぇな？ )

( ......良いよ？ ... ...言って？ )

( …ま、まだ　…埋まってないウチらの
　トコ。…あるね？…　アッチで、ﾐﾆおきつねと
　音子と関わらしとって…　こっちはもう
　新人に使いたいわ　…ええ？ )

( ...ぜ〜〜〜んぜんっ、大丈夫！ )

(…んにゃっ🖤…　じゃ、…おきつね　…いい？)

( ...というか、そんな事で ...俺、引かないよ？ ...にへ、大丈夫 ...！ ...ん、だんだん ...調子、戻って来た ...かな？ )

　( よしっ、ご飯食べたらちょっとがんばろっ！ )

(/ふにゃ　…　？)

( ...色々返信、がんばるっ！！ ...ありがと、戻って来た )

(/　… おかへり、なしゃいまふ　)

(/ ... ..... ...ほんと、ありがとうね？ ...うん 本当にもう ... ...いつもの、俺って感じ ...！ )

(/ ?〜？〜?　…　［頭の上にぽんと？が浮かぶ］ )

(/ ... ... ... ...お給料、ボーナスするから )

(/ …？ るわ、なんにもしてませんが…

　［ぴここ］おてて厚いたいぐーに
　　　　　かんしゃ、いたひまふ…［ぺこり］ )

(/　るわ、いた　トコはくろ…赤　染まる　…でふ　)

(/ …にゃふ？ )

(/ ...ご飯、食べてた... ...お待たせ、だね？ )

［ぺろ　ぺろ　…］__ちら

(/ おまち…ひておりまひた！
　…［毛繕いの跡を手でかくし］)

(/ ... ..まず撫でてあげようか？とも悩みつつ ...ほーらいとイチャ付いて来な？ )

[ ...軽く頭撫でた後に見送る姿勢 ]

『 にゃっ。［ぴっ］』

___ぴしっ、と敬礼

…とんとん とてとて、染まる赤へと向かって…

(/さ、ゆっくり ....ね ...ふふ )

　　［ ｳﾞｧｫオオオオ！！］


:手下達が一斉に魔女を包囲し、逃場を封じた
と見るや… 野太い叫びが魔女を直撃する…！

ドスベルオスは突撃し 先陣を切って群れを
率いた"狩り"の開始を自ら示した。…獣竜種
にも通ずる骨格から繰り出されるのは、横殴
りの鋭い噛み千切りに… __勢い併せ尻尾を
用いて殴打を仕掛ける二段構えの攻撃だ…！

______ ｸﾞﾙｧｯ! ｷﾞｬｫﾂ ｷﾞｬｫｯ！


:取り囲むベルオス達も長に続いて攻撃を開始
した。…捲し立てるに等しい鳴き声が集中を
僅かながらも削り… 長に気を取られる隙を突
かんと魔女の背後より数匹は足や臀部を目掛
け、牙爪を剥き出し 挟撃を試みていたｯ　…


____そうこうする間に魔女を囲む頭数は増えていく…
　… ３桁に突入しかねない彼らは最早大型の獲物をも
　　容易くディナーに出来るような上位捕食者と化す

　　…　まず。全頭の相手をするには命が足りない

「 っ ...流石にっ、ちょっと ...キツイんだけどっ！！
　やっぱ ...人海戦術は強い、ねぇっ ...俺は好きだし嫌いだよっ ....！！ 」


　　( ...魔女 ...多数からの責めに反応する為に
　　必死に五感を発達させつつ ...殆どを触覚という名の感で補いを見せて ...360度を囲まれて 前門後門共に虎狼の襲撃 ... ...自身が餌にするのも有りだけれど
　　___それ以上に魔力が足りない ...赤城内魔力量トップクラス ...更に、それを上回る魔女状態でも ...基本的に攻撃は魔力を消費して行う為 ...厳しい、の一言 )


　　　
　　　____だから、この選択は間違って無い事を祈る



　　魔女、身を屈めて ...片腕を自ら引き千切り
　　濃厚な魔力の詰まった ...血液を長に向けて振るい
　　千切られた腕を雑兵達へ投げて ... ...地面に、片手を向ける ... ...魔力、チャージ ...開始。

［ﾋﾟﾁｬｯ　ﾋﾟﾁｬ…］　___ ？

: 視界のほぼ前方が …血赤に染まる。…
　魔女の自傷を見ていたドスベルオスは
　困惑しつつも …パニックは起こさない
　____だが…　

( …そもそも、が。魔族上位に位置するｻﾞﾚｯﾄﾞの
　血液は 旧神、ニャルやナイアをも体調不良に
　陥らせる程の　…"毒液" に転ずる事さえある
　… それは、ベルオスの長が眼の体液に触れ…


　　___［ｼﾞｭｧｧｧｧ…!!］毒と化して眼を削った)

　　グギャオオオオオオオ！！！！！？？


:視界の破壊。__防ぎようのない眼への毒撃。
ベルオスの長は地獄の苦しみにのたうち　…
手下を数匹巻き込みながら暴れ始めた ___

混乱は周囲へ伝搬し、長の異常に気付いた
取り巻きののベルオスが荒ぶる長を止めよ
うとするも、体格で勝るドスベルオスの暴
走は止めようもない。…だが、群れの数は
あまりにも多く、…毒物を投げられた一部
長の混乱へ乱れる一部を除いた魔女の背後、
…40は優に越え、長の悲鳴に怒るベルオス
達が、不振な行動を見せる魔女へ隙を与え
ず　どっと押し寄せて来た…！

　　_____狙い通りッ！！

　( 適正がある者の方が極僅かな血は ...さぞかし
　　熱く　冷たく　痺れて 鋭く　痛く　蝕むだろう ...！ ...勿論、体内による再生で血液は ...“増やせない”のがネックだけれど、それでも構わない )


　　　隙が出来た ...だから、此処で ...！！




　　　「 逃げるが勝ちなんだよな〜〜ッ！！ 」


　　( 溜めた魔力をそのまま地面に放ち ...反動で小さなクレーターを作りながら ...空、高くへと跳び上がり ...！


　　　腕 ...再生させては伸ばして ...その勢いで
　　　　別の、エリアへと ...逃げるっ！！！
　　　それは翔り飛ぶ蟲を使ったかのような ...大移動！ )

　　　 ヒュゥッ ______


(__地表を覆う木陰を飛び出し …エリアの
　境界を飛び越えんとする ほんの刹那…

　　___魔女の隣を掠め　…　


　　　"研がれた狂翼"が木陰を薙ぎ倒し

　　　…　乱れた群れへと突貫していった)



　____［バキバキバキッ！］…


　　　　　ギュｧ…　　___ﾝ！！！


_________　【WARNING❗】 __________



　…　【討伐完了】ドスベルオス


_______________________




　　・北部森林 …"最奥"



:…いよいよ余裕を無くした魔女が落下したのは
　北部を繁りに覆い尽くす、"北樹"の生まれた
　…この森の、"聖域"と呼ぶが相応しい 最奥地

　　上層に溢れる暴動などとは

　　まるで、異界の如く切り離されたような…

　　せり上がる …大岩の上から流れ落ちた

　　湧き水の池が この地の全てへ恵みを与え

　　"北樹"が折り重なった 自然のアーチを

　　陽光が照らし …根元では、白い蝶が舞う


　…　白い蝶たちが舞う　__北樹たちの母

　…その根元に　何かの死骨が山と積まれている

(/お風呂ぉ…入ってくる)

(/ ...その間に、考えて、返すっ )

　　　__________っ！！？


　　( 圧倒的な破壊力 ...速度に気が付いた時には
　　先程まで敵対していた長や群れへと
　　　何かが降りて ...激突し
　　　貫いた姿 ...その気配はどう考えても )


　　　....ツワモノ、としか言いようが無かった


　　「 ....ほんと、参ったね ... 」

　_______________________


　 ...一体今日だけで何度余裕は崩されただろう

　その強さが ... ...通じなくなる
　それ即ち、修行不足 ...まだまだ熟練度が足りないと感じた ...


[ ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ ... ] ...足音は徐々に重さを増して

　　...いつもの魔人に戻っていく


　　その分の疲労と魔力の消費は ...かなり辛く
　　...幻想的な風景に目を奪われる暇も無く



　　　[ ｻﾞﾌﾞﾝｯ！ ...ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ ]

　　( ...一直線に 湧き水の池に向かって ...
　　頭のみを突っ込んで ... ...穢れの洗浄 )



　　　　___ぷはっ ...はーーー...


　　( ...濡れ髪を纏めつつ、拭いて乾かしながら ...
　　...改めて 不思議な光景だと感じる )


　　...白き蝶には、警戒心を高くして
　　　余り近付かず　近寄らせず

______エリア10　" 最奥地 "。


:穏やかな空間に居座る死骨 …その頭上に群れ
る白い蝶。…木漏れ日を浴びて、薄い七色を帯
びた姿は __景色も相まり 神々しさを思わせる


( 攻撃性の有無に結論は付かないものの、敵意
があるかと問われれば"NO"寄りに答えられる。
…どうやら、運良く___"安全"を得たようだ

　浴びた水は仄かに緑を帯び …魔人の疲弊を
　僅かなれど癒し、活力を呼び起こさせている
　…"聖水"。__薬効成分を秘めた水中の植物、
　同じく池に生息する "亀" が食事を行う際に
　染み出したそれが …水に薬効を与えていた )



　____…続く道は特になく、…だが
　　　魔人の脳裏には　…"此処"だと
　　　…何らかの存在が勘を擽る。…

______....そもそも、何故こんな所へ来たんだっけか


　　白黒からの依頼で ...あの剛咥獣を倒そうと ...




　　「 あ、そうだ ...新人だ、新人 ...尸龍 .... 」

　　( ...キョロキョロと辺りを見渡す ...
　　髪の毛纏めて ... ...白い蝶を指先に乗せて
　　何処か夢現つになりながら ... ....一先ず
　　敵意の侵入が無さそうな場所なので ... 気を緩ませながら、探索を続ける )



　　　...此処に居なければ、また探すのだけれど
　　　　正直中々面d...

:白い蝶 …"ヒィルジア"は、七色に光る
六枚羽を風に揺らし 魔人の指に飽きた
ように飛び立つと ___


　…　この地に似つかわしくない死骨
　…"凍てついた頭骨"の鼻先に止まる


_______［鳥の声が心を洗う…］


( 死骨の周囲には背の高い草が生え…
土の様子をみれば、長い時の流れを
読み取る事ができた …しかしこの骨は…)





　　　____［バキッ！］…


　　　ｳﾞｧ…ﾙﾙﾙ…　_____ｳﾞｫ…ﾙ

( / ...まだ、起きてるかな？ )

(/にゃ)

(/ ... ...ふぅ、良かったぁ... )

(/ …どしたの？ )

(/なにか、ごそうだん？)

(/ ...な〜んか ..こう ...話したく、なった？ ...って言うか ...まぁ ...ちょっと、ね？ ......寂しくて )

(/ ...心細くなっちゃってねぇ、つい... )

(/ふひ。…誰呼ぶ？)

(/ .......月尾と話したいな ... ...だぁめ？ ...んと、んと ...明日は、がんばりゅ、から... )

(/ 構わんよ、…君とならいくらでも構わん
　さて、…迷える子わんこよ このような
　夜更けに何のご用かな？…なんてね。 )

(/ ...好き )

(/無茶振り付き合ってくれてありがと、好き
　いっつも色々考えてくれてありがと、好き
　俺と色々 ...その、楽しんでくれて、ありがと、大好きだよ ...本当、何回好きも、感謝も言い切れないから ...

　...改めて、ね？お礼を言わせて？
　ありがとうね、月尾 ...大好きだよ、愛してるよ ...本当、大切にさせて？ ... .. ...これ、言いたかったから )

(/ …溶けてないシラフで言われると、困るな
　　彼方ほど、楽しくやれているのかな…だとか
　　邪な不安を抱いた …邪な私だと言うのに…
　　真面目な涙を流してしまいそうだよ …ふふ　)

(/ ..... ....な〜に言ってるの ... ... ...俺は、月尾の為なら_____ ... ...は、恥ずかしいからやっぱやめ )

(/ ...兎に角、ありがとうと...好きと ...中々言えてなかったから、言いたくてね？ ...ごめんね、眠い中 ...
　.....泣いても、良いよ？寝るまで付き合ってあげるよ？ ... ...抱いても、よいから安心して？ )


(/ いっつも、月尾が一番だから )

(/ …本当に君が居て良かった
　　こうでもならなきゃ…
　　私は此処に居なかった
　　…ねぇ、…好きだよ？本当に。
　
　　…君が危惧してる以上の…
　　依存を、私はしてたりする
　　…分かるかな？…君が居ないと
　　…たぶん、五日以内には此処から
　　私って言う存在は消えるんだろうね )

(/ .... ... .....そう、依存されてると ...そりゃあまぁ、恥ずかしいよ？ ...でもね？

それ以上に、嬉しさを感じちゃうんだ ...あぁ、相互依存なんだなぁって ... ...誰かの救いになれてるんだなぁって ... ...ちゃんと生まれた意味があったんだなぁって
ずっと思えるの、 ...生き甲斐なんだよ？月尾は、俺にとっての ...だから、何度も言わせて？ )


(/ ...ありがとうね、大好き ... ...絶対に貴女を、居なくさせたりなんか、しないから ... ...ね？ )

(/ ...まだまだ、これからもどうかよろしくね？
　...“ぼくのフレンド” ...って曲が、どうにも俺は好きだからさ )



(/ 別れる気は、さらさらないけれどね )

(/ …はっは。元ドSの魔王様が…なんてこと言うのか！
　面白い事だ。…だけど、嬉しいことでも大いにある

　…だって　…それでいいのだからね！ )

(/ ... ... ...さす、がにちょっと恥ずかしいけど ...うん、同時に ...色々やっぱり、嬉しいかな

本当、ありがとうね ...月尾 ... ... ...幸せだよ )

(/ …赤手、頑張るのだよ？
　君の病み欲求は満たせないが
　私も頑張るからね。…ふふふ )

(/ ...うにゅ！たくさん頑張る！ ...あ、それとまぁ .. その、一応 ...あっちでまぁ、十二支、あげてるから ...
...み、見たかったら見て、ね？ ... ... ...月尾、あのね


俺は貴女が居てくれるだけで、幸せなんだよ？... ...こ、これ、本当！ )

(/ 面白い。…練られ、凝った設定は正直…
　私では最早手の届かない領域にある　…
　羨む面も多いが、祝福の方がはるかに多い！ )

(/ ......[ 頬ぷっくぅ ]


いっつも設定練る時、月尾を参考にしてるんだからね？
....祝福されるのも嬉しいけれど ... ...でも！


もっと、自信持って！！！ ...持たないと噛んじゃうからね、食べちゃうからね、がおーー！！ )

(/ …どうも、私は練り長文が苦手らしくてね
　　ああいう設定に役不足気味なのだよ私は…
　　それに環境の変化にも非常に弱い。…
　　現に、闇深め環境に適応できずに
　逃げ出してしまったのだし…

　　…実力も昔の話だよ、恐竜みたいなものさ)

(/ ... ... ....分かった )



(/月尾が望む事、満足する事、願う事 ... ...そして、貴女の考えた俺すらも上回って ... ......... ......虜にしてあげますから )



ついてきてくださいね、にひひ .....えへ

(/ …おやおや、百年の恋は冷めぬと言うが
　　途方もないほど大きく出たものだね？…
　　…ケイ君程の実力もない私に、どれほど
　　文才に於ける満足を与えられるかな？
　　__意地悪になってしまうが　…
　　　妙に楽しみだ …君の頑張りは。…ふふ)

(/ ........... .....にひひ、と ...まぁ、こんな大口叩いておいてアレですけど、出来るかどうかなんてのは未定ですし ... ...ましてや俺なんかは本当、月尾がいないとダメですから ....


...でも、喜んでくれるのなら、 ...俺も頑張るから！！
だから ... ....ふへ、ゲームとかも、またしよーね？ ...後、しゃすがに、しょろしょろね、ねむ、け ..げか、ぃ )

(/ …何時から、差が開いたのだろうなぁ
　　…いや、元からかな？　…ふふ )

(/噛むよ！！！！！！ )

(/ ごめんごめん。…　お休み！ )

　__樹木が上げる悲鳴。…背後の殺気に振り向けば


　　　［ｽﾞﾝ…　ｽﾞﾝｯ___ ｽﾞﾝ！］

　　ｳﾞ__　ｵ"ｵ"ｵ"…　ゴルルルルﾙﾙ…！


:魔人を追跡し …遂に再び眼前へ姿を現した
"剛咥獣"は 怒りに牙を剥き出した凶悪な
面構えのまま ___唸り声を上げ接近する…！

　… 傷は浅く 既に薄皮が弾痕を覆い
　 怒りに体力を解放し …威圧とﾌｫｰｽは
　先程とは比べ物にならない程に強さを
　__大きく増している　…"本気"だ。


( 逃れる術はなく …また、逃がす気は
　剛咥獣にも存在し得ない。…殺意に満ち
　此処を血染めにするか されるかを___

　　…力を以て、決定するのだ )




___________




　［__ﾝ］…　　

　____...しっかしまぁ ...綺麗だなぁ ...

　( 癒やされるのも、また事実 ...
　此処に似合わない骨達への目は背けて ... ..
　立派な骨の先端を撫でて ... ... ...ふと、違和感を覚える )


　「 ...良く考えたら、こんな環境で凍てつくってのもおかし .....[ 木の折れる音 ] ....あ？ 」


　　___自然を破壊する音に ..若干苛立ちながら
　　　　視線を向ければ ... 望まない再会



　　「 ...おいおい、頑丈だな本当 ...つ〜〜か 」


　　　　__貴重な自然を、破壊すんなよッ！！

　( ...一方魔人、未だに回復はしていないが
　　　それでも ... ...腹立たしさはてっぺんに来てて
　　　...これ以上野放しにしていたならば
　　更に拡がる被害 ...想像するだけで ... ...気分は悪くなる )


　　　___確信した、此処に尸龍はいる。



　　「 ...狩猟してやるよ、絶対に ...！ 」


　　___接近してくる剛咥獣の勢いを相殺せん、と

　　　　魔人 ...拳を握り締めて__大きく振りかぶり

　　　ぶん殴りストレート ...魔力、コーティング。

　… ヴﾙ…　____ゴォルルルル！


_____ｶﾗ


:突如 剛咥獣の殺意満ちた前進は … 何故か
"魔人の拳"関係なく停止し ___"距離を取る"

…殺気滾らせる程の意識を向けていたはずの
高い驚異、…魔人に全く眼を向けず _"構え"。

　　…　唸り声を上げて　待ち構える。


__________



　…　ｶﾗ　ｶﾗ　

　ｶﾗ　カラ　ｶﾗ　ｶﾗ　カラカラ　__コッ　…コッ







　　【縄張り争い】ギムドガルム

　　【縄張り争い】屍龍　…　ﾗｲﾋｪﾙ・ドール


____"魔人の背後に"…想像を絶する何かの気配…！

　　　.....あ？ ... ...？

　　( 相変わらずの手応えの無さ ...なのにも関わらず
　　　...距離を取る行いに 魔人も着地し ...拳に息を吹き掛けながら、小首を傾げる ...まるでもう眼中にないかの様な態度に .... ...眼光を更に鋭くしながらも )


　　___ふと、背後から襲って来た気配に
　　　　....その場を飛び跳ね ...2頭の間から離れる


　　「 ( ....コイツと、匹敵する ...気って、なんだよ
　　　　....ッあ〜〜もう！ ...ほんっと今日は厄日だなっ ...！ ) 」



　　「 ....てか、おい ...そう言う渾名かと思ってたら



　　　　　マジで“そのまんま”かよ、お前 .... 」


　　　　___新人の、正体？に ...遂に気付く

　__…紫焔を帯び 死骨は不気味に宙へ浮く…

　幾百 幾千にも 連なる遺骨はやがて 型取り


　　　___冷たき頭骨をもたげた…
　　　…巨大 飛龍の"尸骨"へと姿を


　　　　　　［ ｳﾞ__…ン ］
　　　　　　【　変えた　】


__翼は水の皮膜を引き …紫焔は各部へ行き渡る

　　　…　流るる"炎"が頭骨へと届くと
　　不気味な音色を奏で …赤黒の"眼"が灯り

　［ｶｷﾝｯ］__身動ぎ …僅かな痙攣を終え

　　　…　"此の世への回帰を果たす"

___________



　　　ヴァﾙ"ﾙ…　ヴｩオ"オ"オオ"オオオ！！！！

　　［__"獣"が吠える。…超常を前に全霊を込めて］




　　　　　　　___…対し、__"尸龍"



　　…　赤黒に煌く眼に __"野獣"の無礼を捉えると


　　　　____［カラカラｶﾗカラカラｯ］

　　　　　首の乱れ骨 …幾重に鳴らし



　　　ギジャ"ァ"ァ"ァァ"ァァ"ァ___ﾝ…　!!


　　　____"冥土へ響く怒りを叫んだ"



発見:【尸龍/ﾗｲﾋｪﾙ・ドール】

(/ ごめんっ ...先にその ...夜食！ )

(/ﾌﾆｬ!…　どうかな？かっこいい？)

(/ にへへ ...うん！とっても想像しやすくて、かっこいいよ！！ )

(/ よかった。…ん、おねむ？ )

(/ ...ちょっと色々返したし ...若干、おねむ )

(/ おやすみぃ。…ふふ)

(/ ...また、明日がんばりゅ！ ...んぇ、へ )

(/にゃるる)

(/ はふぅ...んにゃ、遅れてごめん ...お疲れ様 )

(/ 只今参じました。…義兄様、今晩のご機嫌は
　　麗しくあられますか？… 左様ですか

　　…こんにちの業務滞りなく済んでおります
　　ご用なり、ご命令なり 何なりとご申し付けを)

(/ ... ... ...あはは、ん ...ちょっと今日はまぁ ...実を言うとさ〜〜 ... )


(/ ....嫌な夢見ちゃったからさ ...ちょっとまぁ ...お話し、付き合ってくれない？ )

(/ …承知致しました。…夢にまで見る甘いカフェ…ですか
　義兄様のそれは 重々確認しております、此処はやはり
　キムチや …ペッパー濃いめスープ等で心を燃やして
　中和なさるべきかと存じます …如何でしょうか？ )

(/ ... ... ...辛いの苦手だから勘弁して欲しいかなぁ
　甘党結構！ ...ドロドロに角砂糖7つ位入れちゃおうか？

...なんて、洒落たジョークは出来ないけれど )

(/ 奇遇ですね。…私めもジョークはﾉﾜｰﾙに殉ずる風味
　　のものしか扱えません、…義兄様には特に(ﾎﾞｿｯ

　…しかしながら、甘くあるゆえの悪夢にあらば
　多少スパイスが …効かずとも、入ったスープ
　等をお召し上がりになる事は有効な手段に
　ございます。…ｺﾝｿﾒを少し濃くした味…と
　現せば、ご理解頂けると存じますが。)

(/ ... ...ま、取り敢えず夢の内容だけ一言で言っちゃうね )




(/人身事故 )

(/

…ワイルドスピード

ゆめにっき

13日の金曜日

…の、何れに属する事故でしたか？ )

(/ ...どれだろうねぇ、わっかんない )

(/ 地下鉄で、そもそも線路の上を車やチャリが走ってて、そこに電車が突っ込んで、一人の死体が四肢曲がった状態でそこにあって


その死体に魅せられた人達が、ホームで押し合い。一人一人また下に落ちて.... ....って感じ )

(/…忘れましょう、えぇ　気に病むといけない夢です)

(/ .... .....はぁい )

(/ …最近、義兄様がお好きと仰っておられた
　　…何と申しておられましたか　…そう、矢印の
　　音楽ゲーム。…あれを拝見させた頂きました

　…Nyan Cat。が似合いそうな絵柄でした )

(/ ....oh ... ...まぁ、うん ... ... ...可愛い、でしょ！ )

(/ …左様にございました
　…　故、真似てみますか？

　___でなければ
　　　…私めが増える小話を
　　　向こうでやりましょうか )

(/ ... ...ううん、大丈夫
　...何でも、付き合うからね ...大丈夫

　...まだまだ頑張らないとね、色々待たせてるね ...
　... ...今日は寝れないだろうし、なんでも平気だよ )

(/ あ、病んだ )

(/ …肉体的に余裕があれど
　　精神は無理を呈している
　　ように見える …少し休むかね？ )

(/ ...病んで、ないもん )

(/ 俺、元気、だよ？ )

(/ …認めてさしあげよう
　　……………………ヤギ君がね )

(/ .... ...あぅ、なんだか申し訳ないなぁ ... )

(/ うぅーむ …その、窓下に首無し鳥があったり
　　部屋にハチが侵入したりした時の私のような
　　反応を見ては …なぁ、…さて　話さなければね
　　じっくり …私の胸でも貸してあげよう
　　…薄っぺらいが、抱き締めることならできる )

(/ ...... ......ちょっと心細かったのは、事実だけど )

(/……ならば何故私に甘えないのかね？
　…因みに私は迷惑ではないと宣言した)

(/ ........寝て忘れようとしてた )

(/ ……おいで)

(/ .......... .......大丈夫、今日は、寝る事にする ....
...また、明日に、頑張るから ....ね？ ...気遣い、ありがとね、月尾！ )

(/［ぎゅー］…じゃ、抱いてウチもねる)

(/ ...なんか、目ぇ覚めちゃったや )

(/ ...もっかい寝るけど...
　改めてさ、ありがとね？月尾 )

(/ …ふひ )

(/ ...月尾も寝る？ ...それとも、寝れないのだったら ...なんか、返信、しよっか？ ... ...えへ )


(/ ...ほんと、ありがと ...月尾がいるって分かったら ...安心感高いから ... )

(/…寝潰れちゃった…　…………

　　___君、…もっと夢中にさせてあげたいなぁ…)

(/…赤手ぇ〜　…かわい〜…)

(/ ....！！！？ ... ...へ？え？ な、なに？ )

(/ …わんこみたぁい　…で🖤 )

(/ ...え、なに、よ、酔ってる？ ... ...ぅ？ )

［ぎゅぅぅ…］

「 きひひひ　…ひひっ 」

「 ....つ、月、尾ぉ？ 」

[ ...嬉しいけれど ちょっぴり恥ずかしそう ]

(__ぎゅ、と…人形抱きにして寝転がり
　 髪に頭を埋めて、…わんこみたいな
　 扱いで匂いを確かめたり、…もふもふしたり)

「 もふもふ〜 っ…ひひっ　…ふふふ 」

( ... ... ...困惑気味 ...まぁ、とっても嬉しそうで
... ...口元緩んで ... ...もふもふに心地良さそうな表情 )


「 .... ...あ〜〜〜〜 ...とっても癒される ...にひ ... 」


　( ....次第に思考 ...溶け始めて )

___［ぎゅぅ…］

( 後ろから …密着して腰を挟むように脚を絡めて
　左手でお腹を抱きながら、…右手を柔らかな…
　雌の 象徴の間に遠し… いぬ、みたいに
　顎をさすってなでなで　…耳元で、息をすってはく )


…はぁ…ふー …はぁ …ふへへ　…ふー


　___軽く臀部も揺らさせて

( / ...ねてた、ごめん )


(/ ご飯食べたら、色々するね？ )

(/　はぁ…い　…ねぇ、赤手？)

(/ ん ...どうか、した？ )

(/ …ウチのこと、大好き？ )

(/ ...大好き！！ ... ...心配、させちゃった？ )

(/ …じゃ　…　めちゃくちゃ頼って！…ね？ )

(/ ...心配させちゃったねぇ ....うん、分かった！！！ )

(/ よし！…　……あと
　…前、言ったとおり…
　……まだまだ、甘えて　…いい？ )

(/...全然、大丈夫、だよ！ ...任せて！ )

(/　…ほっ　……じゃ　…待ってるね！
　　食べておいで！…　ふふーん)

(/ ....ありがとね、ふふ )

(/　…かるる……　くー　…かるる　)

(/ ...ただいま！ .... ....さて、頑張ろっかな！ )

(/にゃ)

(/ ...にへへ、本当ありがと！ ...だ〜〜い好き、だよっ！ )

(/ …［♪］…わーたしもっ！
　　…［ｷﾞﾁｯ …ｸﾞｸﾞｸﾞ］…ひひーっ )


［__真正面から抱き込んで］

(/ ... ...あぅ ...さ、流石にやっぱ恥ずかしいケド ... )

[ ...受け止めるも 照れた様に声は震えて ]

「 …それはそうさ、君が恥ずかしがるように
　　この姿勢と体勢を取ったのだからね … 」

　(背中を抱き込み …撫でつつ)

　「 最近の君は私に対して無意識に遠慮している
　　…なのだから、はっきりと私に甘えられるように
　　こうして …きみを愛でればコトは済みそうだ　 」

「 ... ... ...遠慮してるつもりは、無かったんだけど
　　....な〜んか ...まぁ そう、かもねぇ 」

　( ...自分から強く抱き締めて 縋って )

　「 ...離れないでいてくれるだけで
　　とっても幸せだって、俺気付いたからさ 」

(背中を撫でながら …赤手の頭を肩に寄せて)

「 …低燃費だね、だけど私は気に掛ける事をやめない。
　　それだけの幸せ ってだけで君が幸せになれても…
　　…私は少々、満足するには欲深くてね __だけど 」

　(耳元に囁き、腰を支えるように抱き締め)

「 …それだけの幸せ。…が、第一であり続ける事を
　改めて此処に誓おう、可愛いわんこくん …ふふ　」

「 ....も〜〜〜〜 ...涙脆いんだから ...凄く涙腺に来るんだよ？ ...ほんと 」

「 …なら、涙のない事でもするかね？
　　あぁ …鳴(な)きは、するだろうが 」

　「 ... .... [ にぃ ] ...シても い〜ですけど
　　お返しが滞りますよ〜 ...？ ...にひひ 」

(__唇に指をつつ …と入れ)


　「 …悪いコだ。良いさ、まだ…返すのにアイデアがない
　　所が幾つかある …精々、時間を稼がせて貰うとしよう 」

　　「 くぁぷ 」

　( ...ジト目 甘噛み ... ...時々口先咥えたり、舐めたり
　　...舌を這わせて 頬膨らまし )

　　「 ... ...まぁ、俺だって若干頭痛いですから良いですけど ... ...本当クールなんですから ... ...信じさせて下さいね 本当 」

［____］

( 人差しの横から中の指を …ｯ__と
　入れ __舌を挟んで …軽く巻いたり
　指の腹で撫でたり、軽く笑んで弄び )

「 貴者は無理難題を仰る、…私は 君の発言、行動の
　全てを信頼し …君との言動に回しているのだからね
　
　これ以上の信頼獲得は無謀を極める、そう…
　…君の、全てを掌握しでも しない限りは 」


　___臀部を軽く撫で …腰を支える

「 っ..んぉ、ぐ ...ぷきゅ ..んべ、う ...ぅ〜〜 ... 」

　( ...弄ばれては 口端から唾液を垂らし ...
　　舌の動きはより滑らかで ... ...指に押されて
　　沈み 動き ...そうしてまた 絡まって )


　「 し、しゅべてって ... なん でふか しょれ 」



　　　____[ ぴくっ ] ... ...大体 察しがつく

「 …さぁね？　__"小さくはない"…のは確かかな 」

　____唇から …抜いて、臀部を両手で支えて

　「 んぷぁっ ... .... ...小さく、は ..なぃ...？ 」

　( ... ...引いた糸を恥ずかしそうに拭いて
　　...冷や汗を一滴 二滴 ...流して 戸惑い )

「 …いろいろな意味を含めて、とは言っておこうか
　しかし …私が射った数も少なくはなかった だが… 」

(__豊かで …なだらかな臀部を揉み 撫でると
　 少し体を離し、顎を上げさせ …微笑む)

「 …君は、今や牝の方が濃いようだ 」

「 ...っ ... ..だ、誰のせいだと思ってるんですかぁ ... 」

　( ...距離 零にせんと言わんばかりに詰めて ...抱いて
　...視線 合わせて ...安心しきった笑みを 浮かべ )


　「 ... ...貴女だから、ですよ ...本当 」

(__抱き締められれば …笑んだ唇を
　　不意を突くように重ねて ___ )


「［銀の糸を引き …見下ろす］

　…私のせい、ならば責任を取らねばなるまい
　かと言いつつも ___君はそれで満足しているがね 」

( …背面から抱いた、人形抱き。___
　両椀を撫で …回れぬように腹を抱き締めて
　___机に　…薬がちらり )

(/ ...ぐっすり寝れた、ありがとね ...えへへ ...新人編、返す？ )

(/おねがぁい…)

「 ......おいおい マジか ...新人は マジもんの龍って事か ...しかもこれ ... ────でっか ... 」

　( ...魔人 巻き込まれない様に距離を取り ...
　　想像にもしていなかった ...正体と 威圧に ...戸惑いを隠せない .... )



　　　　_____参ったな ...アレ


　　　魔物化しても、ちょっと厳しいかもな ...



　　( こんな状況に対して ... ...不思議と冷静で居られるのは ...スケールの大きな縄張り争いの 傍観者で居られるからだろう )

　　...一つ問題を挙げるとすれば


　「 ...何方にせよ .....残った方と、って可能性があんだよなぁ .... 」


　( 困った様に ...頭を掻きながら ...取り敢えず 木の上へ )

【__骨身にありながら、戦車さながらの重厚な龍】

:二足で立ち上がり …翼腕を広げ、鎌首をもたげた
威圧的な姿勢 __紫焔の勢いも並みな"威嚇"だっ
たが、横幅 全高で【剛咥獣】を上回る巨大な龍
によるそれは …最早、相対するものへの___

　…"死刑宣告"にすら等しい程の恐怖感を放つ


_____だが　…



　　ヴァルﾙル…!!　ヴｩｩオ"ル"ルル…!!


:勇躍せし森の王は、有り余る体躯と蛮力を同じく
二足歩行を以て示し …"徹底交戦"の唸りを上げる！
重厚な巨体がセールスポイントであるならば …
剛咥獣もさして負けてはいない ____



______［ｺﾝｯ］【縄張り争い】



　　　　［ﾄﾞｩ…ﾝ__!!］… ジュﾙ"ﾙ"ｧ…！

　　　　　［___"ヴォゥゥン！！"］


:ひと瞬きに首を伸ばした攻撃姿勢へ転じた尸龍。…
アッパーでも用意するが如く、右翼を引き____

　…集う紫焔が__水色の翼膜を激しく覆い、染め上
げ、横なぎに大きく振るう___…　すると翼上に

__特大の"紫焔球"を生成し …振りかぶって投擲したｯ



　　ヴォヴッ！__［ﾄﾞｸﾞｧﾝ!］…　［ﾄﾞｩンｯ!］


:対して得意の高機動で跳躍回避する剛咥獣 __その
まま木々を蹴り …飛竜めいて強襲を仕掛けるもっ…


　　［ バドｩ____　…ﾝ ］___ｷﾞｷﾞｷﾞｨｯ…

:尸龍はなんとその巨体を瞬時に錐揉み回転し、飛行
___即座に回り込んで回避し、剛咥獣の爪は地面を
大きく抉り出し、停止した …同等の機動力__！


　___"更に、両者は向き合って睨み合うと"…

　　［ﾋﾞｷｯ!］____　…ﾋﾞｷ　ﾋﾞｷ"…　__ｷﾞｷﾞｯ


:…睨み合った剛咥獣の両肩が歪な音を上げ、膨張
し始める…！__同時に、背中回りの長毛が逆立ち
怒髪天のような様相を呈し、…パンプアップした
上半の筋肉の重量を物ともせずに獣は直立する…

　____"怒り状態"。…興奮し、殺意の赴くまま
　　　最大限の暴力を振るう …これ以上ない程の
　　　MAXパワー、一気に 勝負を決めるつもりだ。


　［ズｩｯ］ｳﾞヴｫｫオ"オ"オ"オオ"オオ"オオ！！！


:両腕を広げ、恐るべき瞬発力で筋力最大の獣が…
真正面から突撃を仕掛けてくる …！__対し、静
かに睨む尸龍は _____


　　［ザｧｯ…__］…………

　__闘牛が身構えるが如く、…がっぷりと四足で
　　地を踏みしめ 翼爪で地面を蹴りあげた …
　
　　　…　堂々、真正面。___"力"による迎撃。



___獣との距離が寸前まで迫り …此処で尸龍は仕掛けたｯ


　　［ドォッ！］　ジャァァ"ァァ"ァァ"！！！

　　　　　　［　ズド"ゴォ"ォッ！！　］


:___眼を疑う光景が、魔人の眼前にとくと広がる。
　…瞬間 一気に駆け出した尸龍は剛咥獣の胸ぐらに
　 飛び込むように体当たりを仕掛け __強靭な翼腕
　 の腕力に任せ …ゆうに重機並みの重さの獣を_……


　　　__ｳﾞｩﾙｧｯｳｯ…!!　　…　__宙に持ち上げ


　　ジィ"ｨ… ｼﾞｬア"ア"ｧｯ!___［ボゴォッ…　ガァァンッ！］


　　　　____森へと向けて投げ飛ばしていた。




:…勝負は決し、大痛手を受け　体勢を崩したギムドガルム
それを尸龍は威嚇か、勝ち誇りか __巨大な咆哮を放った



　　___ｽﾞｩｩｩ…！


　　　ｼﾞジｬ"ｧｧア"ア"アア"ア"アア"ｧｧ"ｯｯ___…　…！！


　　・縄張り争い、終了

　　______.....すっご



　( 圧巻、と言う言葉が正に似合う ...何方が優れているかを競う戦い ... ...より生物の種として上かの戦い
　何も剛咥獣が弱い訳じゃない、それは魔人が ...良く、分かっている

　だからこそ言えるのは この新人の力は規格外だと言う事 ...敵に回ったならば末恐ろしいと言う事 )


　　圧倒的な“力”...しかし其れを剛咥獣の様にただ振るうだけじゃなく、しっかりと“技”にもなっていて ...
　　　　重さも圧も ...ハッキリと言おう

　　　格別、だって言える ... ...とても、とても。


　　[ 気付かぬ内に ...冷や汗びっしょり ]



　　「 .....さて、と ....___あんまハイエナみたいな事をする気は無いんだけれど ッ！ 」


　　　___それでもこのチャンスを見逃す程
　　　　魔人は優しく無いし ...甘く無い


　　　この森で学んだ事でもある。


　『 此処は、"野生" 勝って終わり、逃げて終わり等ではない 』



　　　...木の枝から剛咥獣に向かい飛び降りて


　　溜めに溜めて__赤く光る拳による ...ラッシュ！



　　　[ ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯｯｯ！ ]


　　( 機関銃の様に拳を打ち出して ...腹部〜下顎を、数えるのすら馬鹿になる量の手の雨 ... ...流石に尸龍のダメージには匹敵しないかもしれないが それでも___ )

(/ ..... .....わぁお )

(/予想通りの面子ではあったが…
　まさかの、"ギルドクエスト"
　実質的な復活か …寒気がする)

(/あ、今夜から18日まで
　少々忙しくなるのでね…
　12時までには寝ることになる。
　…昼の、12時に返したり
　急いで返信させて貰う …
　寂しい思いをさせるが
　…お互い、頑張ろ？)

(/ ... ...あら、意外 ...結構面白そうだし 喜ぶと思ってたから ... )

(/ ...後まぁ、そう言う時も有る ...よね、うん、大丈夫！頑張る！ ...寂しがらせないから )

(/……イャンガルルガ、古龍、オウガ、鬼猿に少し…ね)


(/だから！…此処もすぐ、返すとしよう…
　これは　試練だ！私たちは心共にあると
　寂しがっても互いを思ってがんばる…試練だ！)


_____やるよっ　…いいね？赤手！

(/ ....にひひひ、あぁ ...了解！！ )

［(多連続着弾音)___(激しい悲鳴)］

___…無防備な獣の"弱点部位"を鋭い拳が
　　鈍く抉り、それらは多大な悲鳴を強い
　　て確実に命を削っていく …"奇襲"で
　　はない …存在を認識しながら、無視を
　　選択した剛咥獣の"代償"に他ならない


　　…　魔人の攻撃が、終る頃には…



:既に__満身創痍の傷を負いつつも、…獣は
未だ、立っていた。…だが、"継戦"の是非
が どのようなものであるかは誰の眼にも
…剛咥獣自身も分かることであり __それ
は取るべき行動も …自ずと理解する程で…

(__縄張りを掛けた本気の争いに、…敗北
　…捕り逃した獲物による大きな負傷__

　残る誇りも今、打ち砕かれようとしている)


__________


:…屈辱に包まれたまま、ギムドガルムは二体に
背を向け __木々を蹴り付け、その場を立ち去る

　…残酷なようだが、敗者に残されるのは命だけだ


【勇躍する森の王】___"撃退達成"…


_______"目的の１つ"は、達成した。

(/明日、休みだから夜更かしできるぅ…取りあえずお風呂！)

(/ ！ ...きひひ！ ...それならばたっぷり ...気合い入れて返さないと〜っ！！ )

　　　　......張り詰めていた空気がどんどんと
　　　　薄れていくのを感じる ....それに伴い


　　　「 ____はぁああ〜〜〜〜〜 .... 」

　　( 魔人 ...全身から力が抜ける ....思わず
　　その場にしゃがみ込んで ... ...魔力も半分以下
　　...困難が去った事への安心感は 非常に大きい
　　... ...まだまだ力不足感は 否めないけれど ...
　　　___ ...問題の解決 一つは出来たが ... )


　　　「 ....さて、と 」

　　_______本題、尸龍に対してだが ...正直
　　　　　　どう対応したら良いのか分からない

　　.... ...此処から襲われて 第二回戦 ...となっても
　　　　　　　　　　　　抗える気がしない...

(/___ただいま！)

(/ ....にへ ...にゃっ！！！ )

(/暇作り…かんりょ、！…なにしよっか！？
　返すんでも話すでも！)

(/ ...お〜はなし、しゅる？ ...ちっと相談したいし！ )

(/い〜よっ！　…どんとこーい！)

(/ ルルイエ！ ...魔人、終わったじゃん？
　もし ..次考えてないなら〜 ... ... )

(/んにゃ〜？　___私としては

　砂姫のあとに"トップのシリアス"
　やろうと思ってるにぇ！____

　でもでも！…赤手の聞きたァい！)

(/ ..... ....んぐ ...にゃはは、それでい〜よっ！ ...
　... ..ん〜、じゃあ他のどっか、空いてるとこでさ〜 ...



　　“夏っぽい事”しない？ ...どう？ )

(/海？___でも、ウチのほとんど


　　"海"でジャンルがおかしくなる
　　"種族"ばっかりなんだけど…ぉ？　　)

(/それでも　いーならっ！)

(/ ...海でお水着系とかでも良いし〜〜 ...お祭りでも平気だし〜〜 ...旅館！ ...とか、どう？ ...肝試し的なのも面白そうだけど )

(/…ねぇ赤手)

(/ ...へ？んにゃ...？ 何...？ )

　 ﾅｲｱﾙﾗﾄﾎﾃｯﾌﾟ
"主に海洋の恐怖"…だから

(/…強制的に肝試しになるかもね〜？

　…くひひっ、不埒な催しですこと。
　わたくしが行けば悲鳴爛々ですわぁ？

　___よろしいのかしらぁ…［魔人の笑み］)

(/ ....ひぃッ！？ ...ま、まぁ！？そんな、感じでね！？
　い、色々考えたりはしてるからっ ...す、好きなの、選んで、い〜〜よ？ ...いーよっ！！ )

(/ ふ ふ ふｯ！__でしたら、…ビーチスタイルで
　構いませんわぁ？ なぁんでもわたくし、悪戯に
　かまけて其処に潰えるだんな様のような…

　__"悪戯っ子"ではないのですわぁ
　…たまには素で羽をお伸ばしになっても
　悪うございませんことよ、…ね？ )

(/ ...まぁ、ビーチの場合はみ〜んなの水着お披露目とかでも良かったんだけどねぇ ...にひひ )

(/何処でやろっか？…んひにー)

(/ ...どぉ〜〜こでも！楽しめる様に頑張るつもりぃ〜...だ、よ？ ...んにゃ！ )

(/うぎゅ、…備蓄ないから…用意、できない？)

(/ ... .... ...たはは ...ん〜〜〜 ...確かに 何処も難しそうだねぇ .... )

(/交流板で、…とか？)

(/ ん〜〜 ...にゃむにゃむ ...まぁ、無しでも大丈夫だけど〜 ...どっか、適当に ...ぃ？ )

(/…んにゃらごぉ……　…でも、最近は
　きみばっか建てとったし　…よぉし
　次はウチがたてよっか？)

(/ ... ...んぇ？ ...い、い〜〜の、なら ..頼んじゃいたい )

(/…寝てたァ)

(/おはよ〜っ ...そして、お疲れ )

(/…返そうか！寝た、寝た寝た…元気！だぁっ！)

(/ ...俺も、ぐっすりだったぁ ...にへへ )

(/よぉし！…此処から返しますねっ
　ほーらいちゃんの為にもっ…です！

　…あっ　わわわか旦那さまの
　為でもございますっ！…はい！)

(/ ...色々気付かなかったっ！ ...俺も頑張ろうかな〜っ ...にひひ )

　　___風のような"逃走"を見送る魔人の背後


(…雰囲気は、正に嵐の前の静けさ　___［ﾋｭｳﾄﾞﾛﾛ］
　不気味な沈黙を背に。我慢を超えて振り返らば …)


　　　　　………………


:…唸る声も、__軋みひとつ耳へ届くことのない

　そう…まるで像か、置物めいて不動の__…尸龍
　…人でいう、土下座にも似た姿勢から、鎌首を
　上に大きくもたげ …魔人の方へ下ろし、結果
　見下ろすに同じ状況で …じっ、と眺めていた。


____目線は、合う。…沈黙が続き　魔人は"瞳"を見た



(【紅玉】。…かつて、眼球を携えたであろ
　う、深きくらやみが覆った左右の窪みに

　…奥底より、妖(あやかし)の紅光に包む
　黒混じりの赤き"眼"。…非常に美しく…
　しかし、正気を削るかの如き"妖気"を
　常に滾らせた __"怪物"の瞳だ)


___その目に …視線をたった数秒でも奪われたのなら


　　　…　7mを越す巨体のアギトが器用に魔人の
　　　　…服を牙に引っ掛け、___軽く振るい…



　　　魔人の気が確かと視界を取り戻したとき
　　　…　わが身は、"宙"に投げ出飛ばされ

　___　"快癒浄水"の池へと放り込まれた
　　　　…そう、先程顔を洗った緑の湖__

　　　　…　そしてその水底深くまで。



______"ゴボゴボゴボゴボ………"

(/ ....あっちは月跳のお呼び、かな？ ...にひひ )

　　　___...無言で瞳を合わせ続けて
　　　　　...瞬きもせずに逸らさずに見続けて


「 ( ...宝石みたいな眼、ってコイツみたいな事か
　　輝きも光り方も何から何まで ... ...綺麗だけど
　　　　
　　__それ以上に、やっぱ強いな ...やっぱ 戦闘とかになると面倒極まりなさそう ... ) 」



　　なんて ...そんな“惑い”の考えは簡単に玉砕される



　[ ｸｨｯ ] 「 ...は？ちょ、何だ ...よぉおっ！！？ 」


　　　気が付いた時には ...視界は反転

　宙高く ...余りにも急な出来事の為に ....対応も出来なければ_____そのまま




　　　　...ﾄﾞﾎﾟｫｫｵｵｵｵｵﾝｯ



　　...勢い良く 湖の ...中へと沈み込まれて ...



　　　　[ ...数分後 ]


　　　　.....ぷはぁッ！！！？こ、ろす気かっ！！？


　　( 魔人 ...再び全身濡れて 頭のみ出して酸素を取り込みながら ...尸龍に 普段の態度 )

___深く浸かった 薬水。がぶがぶと飲み込み
　　 魔人に染み渡るそれが、疲労に傷とを
　　　疾く癒す。… 肌に当たり、飲まれて
　　　それは繰り返し …酸素を吸うと

　　…身が、軽くなった感触が駆け巡った


______

( …潜ると、角が生えた亀が不思議そうに見てたり
　コンブにしか見えない水薬草が生い茂る様を…

　じっくりとは、見ずに浮上する魔人は見た。)


____　尸龍の巨体を …覆い尽くす程の"黒い霧"


:それに阻まれ、骨身を晒すあの龍は見えず
霧の中より …僅かながら、聞こえる…　…

　…骨がから、からりと響く音が微妙に
　　…微妙なんだけど、不安を煽る…

　　　…そう、ほんとう微妙に。
　　　緊張感が、何故かない音…


_________________




　( …霧が、どんどん小さく　小さくなっていく
　　あの巨大な骨身は 欠片も見えないまま …
　　次第に、魔人と同じくらいのサイズまで
　　小さく　…小さく　…小さく変わって )


__________________

　「 ...あ？ ...お、あ ...ふぅ〜〜〜〜 ... ...
　　...前言撤回、ありがと 」

　( ...風呂でも浸かってるかの様にリラックスしては
　　肩まで浸かり ...緊張感が抜ければ
　　ゆっくりと呼吸も繰り返す ... ... ...絶好調と言うか 身体が軽くて ... 肩の重さも 消えて無くなる
　　　普段よりも健康体と言ってもおかしくないかも ... )



　　__________...綺麗なんだよなぁ、本当

　　( 自分の浸かってる水も ...周りに生える木々も
　　　全てが秘境 ... ...周りの光景をうっとりして眺めていると ...ふと、霧に包まれている事に気付き
　　幻想から現実へと戻される )


　　「 ....？ ...てか、なんて呼べば良いんだあいつの事 .
..新人？ ...違う ...いや、てか ...なんだ、この音 」


　　　骨の転がる音 ...小首を傾げている内に
　　　影も形も無かったかの様に消えた尸龍...？


　　...一つの影は ...もしかして、と言う可能性を魔人に思わせる


　　　「 ......同一、人物 ...って考えで良いのか？ 」

___

:グロテスク、かつ緊張感はない

　［ｶ,ｶｶﾗｺｶﾗｺｺ… ____ﾆﾁﾞ　…ﾋﾞﾁﾞ…］

　　　　　　　ポンッ！



_____煙が晴れ、現れたのは…


( 色彩はシンプル。…黒紫な長裾エプロンドレスに
　銀色、波紋柄の銀骨アクセがちりばめられて…
　___両足が透けた水色 …幽霊みたいな姿のコ

　… 美しくて…眠たそうな表情がぶちこわす
　整った顔つき。しゅっとした銀色の長髪を
　サイドテールで纏め…おまけに、腰本には
　骨身そのもののドラゴン・テール。
　___痛々しさ満載の姿をした人型
　　…彼女は、寝惚け眼で口を開く )


〖　ふぁ__ふ…　…グゥッド、イブニｨ…ング　〗

　　_____意味を、聞き取れるのは此処まで


　〖 …ヴェルスリョォル、ガムン、ヨル、マ
　　ウルド、ヴィーン、ガリィゥラ、ダコル
　　グゥーラ、ダヴ、ドヴァー、デクト…　〗

　(欠伸が間を繕って …またまた続く
　___寝惚けた眼で、所謂萌え袖を振り…)


　〖 バド、ケスト、コラー、スリ、ジャル
　　ペク、ドゥーラ、カリ、バルダ、マー 〗


(___それは、竜の言葉。…謎の言語の羅列が編隊を組む)

(_____)


〖 ｧ… 存じ上げまｧ…せんか、名高き千手のｫ御方様…

　只今、申したわ"ヴｫｫイス"とします、竜語なんです
　…わたしはぁ… ライヒｪル・ドｫルと 皆さんお呼びに
　なってますけど …名前かどうかは分からず…です 〗

( ぺこり と頭を下げ )

〖 遠路ｫはる…ばるよく…ｩぞ、辺境の巣においでになって
　くださいましたです、…なぁんにも ありませんですけど
　草や… 水のご賞味でも 如何でございます…です？ 〗


________________

( 格好顔立ち裏腹に、尸龍の人型は幸薄を感じる
　マイナス気味な声色で 同じく要領の悪い喋り方 )
________________


〖 あ …申し遅れましたです
　…ライヒｪルは、尸龍 オルドルムヴァ の種… です
　名高き、千手の御方様はｧ… ご存知でした …ですか？ 〗

(/…暑さで頭やっちゃったかな…
　文才が無いのを抜きにしても
　粗が多すぎる、…これじゃ
　君でも、返す気になるまいに…)

(/…ちょっと、小説読み直そ…)

(/ ...ネガティブにならな〜い ...
　...これに関してはねぇ ...俺が生活リズム崩して ...体調が悪くなっちゃってねぇ ...本当、ごめんよ？ ...エネルギー補充してから ... ...頑張らないと、ねぇ )


(/ ...少しでも待たせた分、やる気注入しとかないと )

(/ 其方は其方で崩れ方がすさまじい…安静にね？
　とりあぇ〜ず、砂漠は続けて返信繋げるとして…
　そろそろ君とベタベタしたり、完全なスピンオフ
　…それこそ、海とかやらないと！

　___あ、休むのもいいかも？
　　三連休の怒涛に備えて…ね )

(/ ... ..よぉ〜〜し、ご飯食べてきた ... ...取り敢えず、無理だけはしない様にね？ )

(/ …君の心配は有り難いが、しようのない所がある
　　わたしの無理は …君の為に取っておくものさ
　　そうでなければぱっぱと捨ててしまうだろう！ )

(/ ... ...癒しも考えておかないとねぇ ...
...今日はお言葉に甘えて ...少し、休むね？ ...頑張るから！！ )

(/そうさ！…頑張る姿、楽しみにしてるよ？
　わんこ…　…赤手、…　ザレッド。…おやすみ)

(/ ... ......目ぇ、覚めちゃった ... ...うにゃ〜 ...
...返信考えつつ、表にちょっと顔出して来る ... ...勿論、返しもする )

(/…小指、ツナ缶で切っちゃった)

(/ .....だい、じょうぶ？ )

(/…なんとか、大丈夫。)

(/ ...中々できなくて、ごめん )

(/ …お互い、飲んじゃう？ )

(/ .... ....んにゃ )

(/ ...炭酸、注入して来る )

(/ ....よぉ〜〜し )

(/…ご飯、お風呂、洗濯…
　してからライヒェルに移入するぅ…　よ！)

(/ ...それまでに返そうじゃないか！ ...なんて )

(/うぇれへへ…！
　…たぁの…しぃ…　みぃ〜！)

______________


　　　.....何あれ ....何これ

　( 見た目が可愛い ... ...其れは全然良いんだけれど
　喋る言語は意味不明 ... ...ず〜〜っと脳の理解が追い付かず ... ...？マークが浮かび続ける )


　　___理解出来る言葉になってから ...ハッと改めて
　　　　思考は回復 ...


　「 ...悪いな、流石に知らない言語だったもんで
　　つい止まってしまったよ ...なんか、聞き覚えあるようなないような...不思議なものだね ...
　　...さて、改めてライヒェル ...だね？どうも ...魔人、ザレッド・イニール ... 迎えに来させて貰ったよ 」

　　( ...不思議な喋り方 ... ...謎の既視感の正体は不明なまま ...湖に浸かったまま ...縁に肘をつく )


　「 ...生憎、此処の生物の種って言う物を中々知らなくてね ... ... 悪いね 」

　( ...ごしごし、顔を拭いて髪を上げて ... ..水も滴る良い魔人 ... ...中々 緩やかに リラックスが出来て安心 )

ｶﾅｶﾅ… ____ﾋﾟﾋﾟﾁｰ ｷｷ

( ひと汗(?)流した尸の骨身…注ぐ木漏れ日が心地よい…
　獣騒いで逃げた小鳥も、安息に満ちてさえずりを奏で
　水をつたう七重の波紋 穏やかに重なるみなものルーン

　___昇る日が丁度、木々が連なるアーチの向こうで
　　…やすらぐ光の伝達に みなものいろは黄金(こがね)。
　　　 揺らいだ心に飽和が溢れ、水音がてまねく )


［ 。o O ］ ……

『 …… ［グゥ…グゥ］』


____揺らいだ心の赴くま、ま …ひとみは閉じた




〖+1000 〗〖+500 〗〖+500 〗 〖SLEEP(！)〗

( …尸龍の頭上に、青色の文字と 緑色の数字が浮かんだ
　意味を、察することは難しくないけれど …突拍子もない )

「 .... ...なんて言うか 中々変人だなぁ ...この新人 」


　( ...どうにも眠ったらしい尸龍 ...普段の魔人ならば悪戯のチャンス と言えるけれど ... ...流石に今は疲労も有るし 掴み所が薄い彼女にやれないし ...ましてや
　　先程の ...本体？を見た後だとやる気は消える )


　　　「 ...ふ〜〜〜〜 ... 」...この機会に、体はしっかり休めようと思えば ...

　　[ ...しゅる ] ...魔人、服を脱いでは木の枝に吊るして乾かしながら ..全身、浸かり


　　...木漏れ日に当たりながら ...次第に、うとうと...

(/お風呂後に…やるよ！)

(/ ...待ってる、でも ... ...無理は、しないでね )

(/んにゃ？…　ぁ、あー…お寝坊のこと？
　___なら大丈夫！…寧ろ、寝てたせいで
　　　チャンスを逃したくらいさ！…とほほ)

(/ ... ... ...もぉお ...本気で心配してるんだから、ね？ )

(/じゃー、お風呂お風呂…
　ふぅ、頑張らなくッちゃ！)

(/ ...待ってる )

(天高く …かんかんに怒った御日様の照りも
木々が柔らかな恵みに変えて ___故に池水
心地よい冷たさ、暖かさ …神秘が包み込む

　___この地は、尸龍の育みを授かる地
　　　 古代より続く息吹と努力なき力…)

___そりゃあ…　うとうとも、誘われるもので…




　　　ｶｧ…　ｶｧ　…


カｧらす、啼きて　木に高く

___夕刻…　夕刻ー　…夕刻〜　です



　ただいま　…ゆーうーこーくー　…です


__"そして、…欲望に忠実なら結果はいつも残酷で。"


( …現に、顔を覗く尸龍が言うように
　みなもに映る陽は、既に橙色で___)


『 今ぞ、在れば只今夕刻〜…で す 』

　　.....ふぁ ...ん、っあ〜〜〜 .....


　( 崩れた生活リズムを治すかの様な充実した睡眠 ...
　目覚めは良く ...若干、微かな眠気を引き摺り
　...肩は羽毛を乗せたみたいに軽くて ...清々しい )


　　[ ...ちゃぷ ... ...ぼた、ぽた ]


　「 ...ふ〜〜、起こしてくれて ...ありがと ...ライヒェル 」


　( ...やっと湖から出て体を伸ばしては ...かな〜り水気を吸い取ったのか びちゃびちゃ .... ...
　...時間を無駄にした、と言う後悔も無く ... ...欠伸しながらも、陽気な笑み )


「 ...っは〜〜〜！ ...なかなか、気持ち良かったぁ...
...やっぱりいいね、癒される ... 」

　『 はい ご起床なさりました。…です 』

( 真正面に正と座して、じぃっ と顔を眺め
…てみれば"美しい"という感想が浮かぶ… )


『 古代、現代にかけ 育まれたこの地帯にありながら
　輪を掛け最盛する此処、最奥地は "聖域" とﾋﾄｶﾞﾀは
　呼ぶ …です。___眠ることに …適した場所…　です 』

____簡単なプレゼン …少し、小腹が空くと…


　　［ﾌﾞﾁｯ…ﾌﾞﾁｯ］…　____ムシャ…

『［アグ…モグ］…　…して 聞き忘れましたですが
　　　　名高き千手のｫ御方は、尸龍になに用です？ 』


　___生い茂る"三露草(みつゆくさ)"を食べた。


　　『 此処にいらっしゃったのですから
　　　特によー、はない…ということは
　　　ないと、思います…　ですけど 』

　「 それじゃあ改めて、おはよう ... ...ふ〜っ！ 」

　( ...背伸びしては ...そう言えば と ...体を乾かして
　　手で拭いては ...黒によって用意されたちょっぴり改造された服を着て ...改めて、尸龍と向き合い )


　「 ( ...同一、とは思い難いね ...しかしまぁ )
　　...秘境、とも言えるけれどね ...中々此処迄来るの、大変だったし 」


　　　と、そんな雑談も置いて ...本題へ！


　　「 っと ...そうだそうだ ...まぁ、ニャルちゃんからのお使いでもあるんだけれどさ？
　...実を言うと うちの城に来て欲しいんだ ...勿論、意見は色々と優先させて貰うし ...なんか要望とかあったら ...まぁ、出来るだけ ...？ 」

　　不慮の事故を防ぐ為に、良ければ来て欲しい ...
　　　...さて、どうかな


　( ...向かい合い 胡座をかいて座り ... ...頼む立場として 下になり )

　『 …魔王お抱えの魔物となれ、ですか
　　大きく出たとﾋﾄｶﾞﾀは言うはず。…が

　　…行く宛、宛先ないゆえ断る理由が
　　なきにしもあらず …ですらない、です 』

(__［モグモグ］)


___先ず、…何がどうして己が産まれたかも知れず
　 巣や家はなく 知性あるまま、獣として生きた
　　おそらく知る術はない __せめて己を有意義…
　　…価値在りて、知られる者と在るには…やはり


『 …………　紅城、ゴキトエルゴスム。…
　巣亡き虫には過ぎた場所、と存じますですけど
　__求むる尸龍のチカラ それがライヒェル…

　…ライヒェルと在らば 行くと了承しますです
　力量も見せて差し頂きましてですし、…はい 』


____何者かの元で、…働くしかないだろう

( …噛み砕いた三露草を飲み込む )

　　「 ...マジ？え ...本当に良いのか？
　　　そりゃあまぁ衣食住の提供はするし ...
　　...そんな、簡単に？ ...なんか望む事とかは？ 」


　( ...若干贔屓？気味になるのは境遇が ...どうにも “少年”を思い出してしまうから ...
　　...じぃっと眺めて ... ...まぁ、其れなら良いと納得した様子で立ち上がり )


　　「 ... ...心強いよ、本当 ... ...それじゃあ
　　　改めて宜しく頼もうか ..ライヒェル！ 」


　　___これにて、白黒からの依頼は達成 ....

　　『 …特には…ですけど 』


(__尸龍は…基本的に無欲な存在だった
　 精神構造の解明こそできないものの…
　 生存欲求の薄れた彼らに、強い欲は
　　無いのである。…__故に、草食)

　___…赫色の瞳が 夕焼けに輝く



　〖依頼達成！〗…　"眠れる骸"

メインターゲット報酬

・薬水　・薬水　・薬水　・上物の薬水
・龍木×2　・冷たい骨欠片　・謎の凍骨
・虎狼の上毛　・とがった牙

部位破壊報酬

・剛咥獣の凝眼　・剛咥獣の上毛　・剛咥獣の上毛
・凝固した尖苔爪

_____物置に贈られました。




………　〖"夕暮れ時のダイバー"　☆6〗


　…　赤城、屋上に待ち合わせた"もう１人"。


________制限時間は20分です［ｺﾞﾄﾝｯ］

(/ ....大丈夫そ？ ...ちゃんと、進められてる？ )

(/ ...語弊があったわ ...んと、楽しめてる？ )

(/すごい楽しい。…キミのやり方、やっぱり好き)

(/…最近連日お留守番してるから
　此処に来る暇を見つけづらいけど…ね)

(/ ...ほ、ほんと！？本当に！？ ...てへ、良かったぁ〜〜 ... )

(/ ...大丈夫、 ...ちょっと寂しいけれど、待ててるから！！ )

(/でも　…今度の木曜でやぁっ…と留守番終わるから…
　…その時こそ、ふーっ…となるよ…)

(/　…やろっか！お風呂入る！　)

(/ ...たっぷり甘やかしてあげようか！


　　さて、続き ..やっておくね？ )

(/…ふふっ！…お願い、できちゃう？ますたぁ)

　　「 ...さて、お迎え完了 ... ....あれ？ 」

　( ...何かを忘れている様な気がする ... ...白黒からの伝聞した時刻と ...確か 誰か ...もうひと )



　　____あ？ ...あっ、ぁぁぁぁぁぁぁっ！！！？


　　　　“昼と朝” ....　__"人腕の調査"

　　　忘れていた其れは ....夕刻の時に会合せねばならない、依頼



　　　( ...慌てて支度をしては城へと帰る用意
　　...最も行きが苦なだけで帰りは ...帰りは ...


　　　　____......これ、間に合う？ )



　　　「 わっるいねライヒェル！
　積もる話はまた後で！ ...取り敢えず赤城への連絡先っ！[きゅっきゅっ] ...はい！んじゃ悪いけれど俺急がなきゃなんでまたねぇ！！！ 」


　　( ..葉っぱの一つに居住場所を書いては
　　　___城へと戻ろうと ..手を集めに集めて 翼のように ... )
　　

『 ……… お急ぎ …ですなら 』


　［ｺｺｯ __ﾎﾟｷｯ… ｺﾛｺﾛｯ］

　カラッ　カラッ　…カッカッ

____"ｼﾞｭｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩ…"


　… "bone" "stain" "speed"
　　　"　SINS THE FAIL　"

　…"drive" "spade" "yellow"

　　　　"　slow a DICE　"


___________　…　(…急げる、です)


:あなたは目を離し、そして　…龍へと戻す
見上げ、四脚を地に着ける __骨身の巨龍。

…"ライヒェル・ドール"が再び此方を捉えていた



　___［(大きく翼を広げ …首を地面に添える)］

　　…　振り落とされて"脱落か"

　　…　しがみつく果てに"間に合うか"


　　イチか　バチかの〖　DRAGON　Ride　〗

　( …を、あなたに進めているようだ。___ )

(/ ひぃい......眠気、俺の方が先に来たみたい ...うぐぐ ...本当にごめんよ... あ、明日たっぷり、返したりするから！ )

(/んにゃ！)

(/ ...おやすみっ！ ...頑張って、ね？ )

(/…ふふ、私を誰だと思ってるのやら！)

(/ ...雷　凄かった ...色々忙しかった ...ご飯食べたら、返していくね！ )

(/雷、好きだけど大雨こわひ…　…待ってる〜っ)

　　　....これが 先程剛咥獣をも圧倒した形態

　　　魔人でさえもただならぬ圧と言う物は理解出来て ...手による翼を引っ込める


　　　...転ぶのならば良い方向に それを願って


　「 ....それじゃあ、頼もうかな ...ライヒェル ...
　　　最高速度で、頼むよ ...！ 」


　( ...其れに何より 断れない理由が魔人には一つ )


　　　新人が此処まで優しくしてくれている
...その好意、善意を無駄にするのは
　　　　幾ら何でも ...失礼、だから！



　　( 魔人 ...背中に乗り 首に腕を巻き付けて ..
　　しがみつき ... ...乗る選択を、した )

___此処で…赤き手の魔神にｨﾔ〜なことが起こった


( 龍に限らず、生き物に跨がるのはかなり大変…
　生き物なので気性は勿論、息を合わせたりとか
　技術も必要だったりするけれど。__この場合は

…"乗り手の負担"が極度に厳しくなっている )


:乗馬を行った素人の人間が、筋肉痛でしばらく
脚が開けずに… 内股で歩くことは珍しくない…

…騎手の負担は、馬の背で軽減されようが莫大。
しかもこの場合 __龍の体は"骨身"！…つまり

　　…　"軽減ゼロ"のダメージが出るのだ

　　___その上 魔人は指示したことは…


　ﾌﾙｽﾛｯﾄﾙ
〖最高速度〗____


　____ｶﾗｯ　…ｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗ…ｯ

_______"尸龍"が …骨身を鳴らして身構える


:軋みを上げ、"発射体勢"はどんどん完了していく
不安定だった骨身は次々組み上がり 固く合わさり

　　___"赫玉" …揺らめいて、怪しく輝き。

　　…　強靭な翼腕を前方に出して地を掴み

　　__後ろ脚がしっかりと踏みしめ …溜める



　　　　　〖(……………)〗___［クルｯ］



:…激しい気配が暫し止まり、尸龍は褥(しとね)を
目に焼き付けるように背後を振り向いた。… __

それはただの一瞬だったが …とても長く感じる程
　…静かに　じっと ___穏やかな"眼"で見詰めて…




　　…　_____　　［ ギンｯ_____ ］




　　　" 尸龍は大空を見上げ　…全身を震わせる "



_____魔人に、…いよいよ災難の予感が振り掛かる…！

　　　　....あ、これ ......ヤバいかも


( ...少なくとも癒えた分は帳消しに ...プラマイゼロへと帰るかもしれない ...幾ら再生が早くとも痛みは残るし ... ...と言うかこれは )


　　___“魔人”にとってはかなりしんどいかも
　　　　特に脚は ...何より、弱いから


　　　( ....乗った時点で後戻りは出来ないと知れば
　　　　顔を青ざめさせて ...何処か遠い目
　　　...身震いもして来た ...果たして この選択は本当に正解だったのかと思いながら ... )

　　「 ... ...あぁ 後悔先に立たず
　　　　　...ってこの事を言うんだろうなぁ .. 」

( ...ただ骨身にしがみついて ...振り落とされない様に体重を乗せて ...祈るのはただ一つ )



　___もう一人の新人？や赤城の面々達の前で
　　情けない格好、見せたく無いなぁ ...



　:魔人の大変な一日 ...其れはやっぱり、此処でも...苦痛？となりて ...


　　　　( 無垢な善意は ...穏やかな空気は
...何も知らない内に 魔人へのダメージを重ねる始末 )

(/んにゃ。…ライヒェル、どぉ？)

(/やりやすい…かにゃあ？)

(/うぇへ！待ってたよぉ！ ....とってもとってもとぉ〜〜〜っても！！楽しくてさいっこ〜にやりやすいっ！ )

(/ぇ〜へへへ…　んにゃ！ろーほー！
　…今日は諸々で忙しかったけど…
　お留守番きょーで終わったからじゆーがあるぅっ！

　___キミとの時間が…ふやせるぞー！)

(/ ...にへへへっ、お疲れ様、なのだ！！！ )

(/長らく！…長らく、寂しがらせてごめんっ…ねぇ？
　______甘えるのもられるのも、…いっぱいする！

　　…勿論、可愛がるのも！…じょーだんさ、ふふ)

(/ .......へぇ❤️ )

(/…ふひっ　___なにさぁ…"めすいぬ"…🖤 )

(/ ... ...あんまり舐めてると〜 ...噛み跡、つけますよ？ ...がるる❤️ )

［ぎゅう〜っ］______

「 …それは誰に付けるのかな？
　___噛み後だなんて… ねぇ 」

( いぬ、に…やるみたいに
　真正面から首を抱えるような
　抱擁をしつつ …頭の上から囁く )

「 ...ま、何はともあれお疲れ様なのは事実 ...ゆぅっくり体を休めてね〜..？ 」



　　　[ ...にぃ ]
　　( ...歯を立てた笑みを見せながら
　　...安心した様な吐息を吐いて )

［もふもふ］____「 …ありがたく、そうしよう 」

( 後ろ髪を撫でてじぃっくりと可愛がる
　…身を寄せれば暖かく、…僅かにいい香り )

「 ... ...はぁあ〜〜〜 ... 」[ すりすり ]

( ...安心感たっぷり 眠気も程良く誘われ続ける ...心地良い暖かさに香り ...感じる感覚は全て良い
　...瞬きは重く ... ..静かに繰り返され )

(/砂漠からやる。…おつかれ！)

(/ ...かるる ...んにゃ！ )

854

(/ ...さて、見てるかどうかは分からないけれど ...今からはちょっと、頑張る時間、かな？ )

(/ ....にゃふぅ〜 ... )

(/…遅れたぁ)

(/ ___んぅへ、んへ、んはへへへへぇっ、やっほぉ〜〜〜っ )

(/うわぁ―っ！？飲んでるーっ！)

(/ ...んにゃははははぁっ！げーんきにしてるのならよいよいっ！げんきならそぉれでいいっ！にっひひぃ〜〜〜！！！ )

(/ ［aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa］ )


(/ …　よし、『わたしは』落ち着いた。
　さて、捌いてあげよう。…おいで？ )

(/ くにゃはぁ〜〜っ ...んひひ！ねぇねぇ月尾ぉ ..元気ぃ？平気ぃ？らいじょ〜〜ぶぅ？ ...心配したんだぞぉ〜〜〜っ！！！ ...にゃはははっ )

(/…心配、…　させた…ねぇっ…！
　ぅ…ぁあ〰️っ！…もう毎日雑談…しよっ！
　仲良しの方でお話しよっ！…
　___キミとくっついてないとダメだぁ…ウチも…っ)

(/ ... ... ...てへへっ ... ...うん、心配したし 寂しかったのも事実 ...でも、大丈夫！気にしないでね？
...本当、安心したぁ〜〜〜 ...うん、何でも付き合うよぉ！ ...一緒についてあげるから、安心してね？月尾！ )

(/…じゃ、抱き上げて貰えるかね？)

(/...喜んで！ )

[ ぎゅう〜〜〜 ... ]

［なで…］

「 …やぁ、高い高い。…君も今や、力では
　私を完璧に凌駕するようだ。…流石は魔人
　と、言った所かね？(ｽﾌｸﾀｰも…やれそうだが)」

(…わんこの頭を緩やかに撫でて)

　「 ... なぁに言ってるんですかぁ ...
　　　何もかもで劣ってますよぉ、まだまだ ...
　　知識もセンスも ... ...はぁ〜〜〜 ... 」

　　___夢見る位には、本当恋しく思ってるんですよぉ...

( ...幸せそうに笑って 少しずつ抱き上げ )

「 …ふふ。君にそう、言わせる程の私が
　　君に対して出す答えは…"立派"で…
　　かわいらしい。…出来た、わんこ君
　　…そう言わざるを得んのだがね 」

［ごしごし　…もふ］

( 顎を両手でわしわし __頬っぺたも撫でつつ
　…背中のすぐそこに宙がある感覚に少し怖さを
　…覚えてみたり、__しつつ )

　「 ... ....[ にへぇ〜〜〜 ... ]
　そ、そう言われると照れるじゃ無 ...あっ、やば」


　( 頬は緩んでと〜っても油断 ...両頬に手を当てた ...所で落ちる前に再び両脇に手を通し ... ...若干の落ちる恐怖 )

　...てへっ☆

［ ひゃっ… ］__

( らしくもない声。…目を、見開いて
　閉じるを2秒に渡って繰り返し… )

「 …わるい犬だ 」


___苦笑いして …深呼吸と溜め息。

「 ...か〜〜〜わいぃ〜〜〜っ 」

( ...未だ酔いは若干残り ...抱き寄せて顔を近付け、わるぅ〜い笑みを浮かべる )

　　____すりすり、媚びる様に頭を押し付け

「 …はいはい __これでも… 」

( 呆れながら …首元を抱くように撫でつつ
　余裕を持った態度で頼られ易い雰囲気。…

　___そっと、…肩に針を近付けて…)

［ちくっ］「 …犬であることを否定できるかね？ 」

　_____にゃうんっ！　[ ぶすっ ]

　( ...自分から刺されにいっては ...[かぷ]歯を立てて肩に噛み付く ...今日の雰囲気は何か違う みたい )


　「 ...にっひひひぃ、月尾〜〜〜っ！ 」

___［とく…とく］…　(容れ…抜く)


「 …甘え上戸に…寂しさで、肌が恋しい
　　といった所か こらこら…わんこ

　　…　赤手。…君も好き者だね 」

( 微笑むような様子で頬を撫で
　___変ずる時を、…背中に回って待ち… )

　___んにひひひっ、なぁんの事やらぁ...？


　「 ...俺はただぁ、月尾が大好きなだけですよぉ....
　　そしてその気分なのならぁ ...付き合うだけ、です！ 」


　( ...身長は縮んで月尾と同じかそれ以下 ...筋力は殆どが女体に回り ___変化が終われば、ピースサイン ...
　既に頬は赤らみ ... ...両目も溶けた三日月に )

「 …君もそういう気分と聞くのは野暮かな
　　しかし、…君が鳴く声はそう聞こえるね

　　　___さて、聞いてみよう… 」

(背後から __…太股で挟むように抱くと
少し身を乗り出し、振り向かせ…唇を寄せる
　___…両足で、魔女の脚奥を開かせて…
　…残る片手 …布切れにいれ、撫でを責め)

　「 さ〜〜 ...どうで、ひょ ...んむ、っ ...
　　ひゃ、ふぁ ....んっ、ひ ... ...っんぅ 」

　( ...おふざけ態度も此処まで 此処からは分からせられる時間 ...唇を啄む様に合わせて 撫で上げの度に 体は震えて ... ...じわじわと 染まり 滲み ...寂しさは消える )

__［…舌を捩じ込み…頬の内側を舐め上げ__舌を絡め］


( たっぷり、唾液を滴らせながら…濡れた片手を引き
　双椀を覆う布をたくしあげ、下から__上に両手で
　撫で上げ…　掴み、揉みほぐし__…先端を摘み、挟む
　苛め　引っ張り…　搾るように根本を掴み…軽く引いて )


［ぷは…］「 ……身を任せるのにも慣れたようだ 」

(/ ....月尾〜〜〜〜 ...んにひ、好きっ、好きぃ ...大好きだよっ ...！ ...はふ )

(/…ふふっ…おやすみ、かな？
　__愛しいきみは…何時でも
　　…私をあらゆる点で虜にする)

(/ ... ...照れるぅ、んへ ...ん、頑張ってね？月尾 ...愛してるよぉ ...ふふふっ )

(/ ...かるる、返信色々考えるぅ！ )

(/そうか。…きみも、頑張れ！…だ

___次は、…食べ尽くそうかな…なんてね？
　　…おやすみ！)

(/ ...んへへ、おやすみぃ〜〜っ！！ )

(/ご飯食べたら、頑張る時間！ )

(/ …応援しながら考える時間っ！ )

(/ ...今日もお疲れ様、だね？ )

(/ だからこそ！…キミとの時間が嬉しい。…なんてね
　今夜の機嫌はいかがかな？　私がここに参りました。と！ )

(/ 月尾が絶好調なら俺もぜっこーちょー！ ...にひひひっ！ )

(/ うひゃは〜っ　…わんこめ！ )

(/ ...だって大好きなんだもん ...さて、雑談相談色々受け付けるよ！！ )

(/うぅ〜ん。…ここの新しいとこ建てて欲しいな？…かな)

(/ ...ん！そろそろ用意、って事だね？了解！ )

(/ふひ…　…す、すぐ…使い埋めちゃった…ね？)

(/ ...それで結構なんだよぉ？にひひひ ... )

(/ ...と、言うわけで！ )

(/んにゃあ🖤___出来たぁ！
　…んにひひ！これで続けられる…ね！

　___…新人、続けなくっちゃ！)

(/…でも、きょおは…ぐでぇ、…ってなる)

(/ ... ...むぅ〜りぃ〜は〜だ〜め〜〜[頬ぐにぐに] )

(/［ぐにゃぐにゃ］あぅえぇ…ひゃめぇ…)

(/ ...い〜い？この時期本当体が大切！月尾が人並み以上に頑張ってるのも俺にはよぉ〜く分かるから！
　休む時は休むって決める！りぴーとあふたーみー！ )

(/…アイ、コピー…　……うぅー、明日はやるっ！
　…　だからぁっ…楽しみにしてろぉ…ばかぁ…

　　___おやすみ、…ぃ)

(/ ...偉い偉い、ふふふ ...おやすみ ...！ )

(/ にゃはは！ )

(/居眠り騎士！登場！…にゃぅーん！)

(/ にひ、面白くなってきたぁ〜 ... おつかれさまっ！ )

(/うひひ〜っ…怖い人だと思った？)

(/ ...見た目的にも厳格な人なのかなぁ〜と ...くふふ )


(/ ...これは俺も色々考えないとねえ！ )

(/誇り高い騎士ではあるね！__ふふ
　姿のイメージは"竜血騎士"。盾無しで
　長い直剣(キミの背丈半分位？)を装備、
　身長も高めな如何にも強そうな姿！)

(/ にゃるにゃる ...んへへ、面白い人だねぇ！
　... ...ふふふ、中々燃える ...！ )

( はい？ )

(/ ...ん？あぁ、返信への意欲が燃える、って意味、だよ？ )

( …御呼び付けなさいませんでしたか？
　確かに、…"昔の悪戯"めいた呼び方を
　聞いたような気がしたのですが )

____冷たい見下し

( ....あ〜〜〜〜、ふふ、さぁ、俺にはさっぱりだねぇ ...？ )


　[ 気付けば悪い笑み ... ]


( で、どうしたのかなニャルちゃん？ ...一緒にお芋でも食べる？ )

「(何故芋…？)… 調理法は如何なさいますか 」

( エプロンを締めつつ )

「 ん？ほら！ ...ニャルニャルポテト！ ...にひひ 」

( 今日の魔人 ...絶好調
　...にやけた面は変わり映えしない 懐かしさを保ち )

［ガッ］___髪ごと頭を鷲掴み

［ｽﾞﾘ…ｽﾞﾘ…ｽﾞﾘ］…調理場へ引摺り


「 三枚下ろし…刺身…串刺し…唐揚げ…(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

「 待とうか待とうか俺が悪かった後髪を引っ張るのはやめようか一応痛いし流石に俺でも髪の毛は大事なのさ頼むよ 」

( ...息継ぎ無し やっぱり色々懲り懲りな所はある ...？ )


　「 .... ....話は変わるけど最近ニャルちゃん、休めてる？ 」

「 流そうとしても無駄にございます…
　 しかし、…大型新人への振り当てや
　 割り当て資料の作成等で…あの子に
　 構うなり、テイルと話すなりの
　 時間が削減されていましたね… 」

( パロ・スペシャルの体勢 )

「 …して、それが何用にございましょうか 」

　「 うん、一先ずはこの体勢を解いて欲しいんだけれどもまぁ置いておこうか ... 」

　( ...溜め息 )

　「 まぁ、新人を迎えに行った苦労は俺も知ってるからさ ...お疲れ様かなぁ、と思ってね？
　　後はまぁ ...その〜 ニャルちゃんの好きなあの子しかり、医霊しかりなんだけど ... ...赤城に変な奴が紛れてるって話だったじゃん 」

「 …………………… 」


___メイド服を着た混沌の化身

___知性と体力が下がったアシュラマン

___ドロヌーバ+バブルスライム

___2世紀以上前からいる若作り(しかも友人の先祖)

___草食で眠たがりのほねワイバーン

___ロリ・コンでドMで死者な医者



「(変な奴…？)　…はい、かねがねそのような話は　」

「 うん、多分ニャルちゃんが思い浮かべてるのは別だね？ 」

( ...言ってしまえば赤城は 文字通りのオールスターみたいな物ではあるけれど、それじゃ無くて )


　　　「 ...ノーデンス、だっけ？ 」

　「____…はい　どうかしましたか」


　(___)(___)(____)(____)

　:__一瞬…眼光の余り体が黒く染まり

　　「 ... ...正直に言おうか、俺的には ...


　　___久しぶりに、殺したいって思ってる奴だよ 」


　( ...魔人、笑みは消えて ... ...声色も低く )

「 …それが出来れば苦労はしませんよ 」

( 凄まじ〜いため息。…
　何処からか、急須と
　コップを取り出し… )

［ｽﾞｽﾞｽﾞ…］　…　「 …不味い 」

　「 ...ま、殺せてたらニャルちゃんが今の今まで苦労はしないだろうしね .. 」


　( ...医霊が襲われた件に対しては中々腹立たしいと感じているらしい ... ...盛大な溜息を吐いては何処か、遠くを見て )


　「 ...襲われない様に気をつけとけって呼び掛けとこっか？ ...念の為 」

(/ 遅れてごめぇんっ ...明日たっぷり返す！ )

(/ウチもめちゃ寝てた…にゃむ)

(/ ...おはよ？と言っても時間的にはおやすみ時間だし ...ねる？ )

(/うむ！元気はあるから、此処と黒機返して寝よ！
　__明日、お楽しみ〜っに！してるからぁ…ね？)

(/ ...にへへ、頑張るぅ〜〜っ！♡ )

　　　____蒼穹の渡り鳥。



:… 飛竜、それは雄大な翼を持つものたち

　例え何者が翼を持ち 自由な空へ発とうとも

　蒼穹を渡る彼らの世界 ___見る事さえ叶わぬ

　　…　世界を見下ろす　輝かしき世界を



［　_____________ｯ …　…　___ｶｧｰｫ…　ｶｧｰｫ　］




( 窓を開いて飛び出すような …衝撃、快感、…驚愕
　身構える時間も、気を取り戻すまでには終わり…

　　___"森"は、遥か眼下に広がる樹海
　　　　今 …あなたは、"雲の海"を…

　…　どこまでも広く、蒼い空を見ている )



:　_____♪.MONSTER:HUNTER 3…　OP


　樹海を抜けた草原を獣たちが駆けてゆく

　森を隔てる川の流れが 次第に滝へと繋がる

　雄大に連なる山々を下に見て　

　広く　…広く、__地平を…　大地をその眼に焼き付ける


　___隣を見れば 渡り鳥が群れをなし

　雲海を渡る空の旅路に __唄う声が響く



:　…　尸龍は事もなさげに天空の風に吹かれ…
　　　今は遠く __…懐かしき森の泉を想い

　　　滑るように　…城を目掛けて流れてゆく



〖 … "翼"にｨ…許された世界はいか…がでしょうか…ぁ 〗

　　　(__渡り鳥を眺め…尸龍はおもむろに口を開く)

　　　_______ ...[ ぱち、ぱち ]


　( 瞬きを繰り返す魔人 ...下は大地が広がる ...
　その光景も数秒後には別の景色へと変わり
　上は青く　下は白く ...時々自然の色が混ざり
　先程までにいた泉も 遥か遠く ...置き去りにする感覚は 流石の魔人にとっても __初体験 )


　　...若干耳鳴りがしてしまうのが 唯一の不満点


　　「 ...驚いた、ってのが第一かな ...疑似的に飛べはするんだけれど ここまでのスピードは流石に初めて ...！
　　手で作った偽の翼じゃ ...羽ばたく位しか出来なくてねっ ！ ...っ、は〜〜〜〜〜！参ったなぁ、本当！ 」


　　( 風が気持ち良い 五感全てで感じる空は ...
　　前提として考えていた苦痛や苦悩を ..
　　　　　　　　　____全て、吹き飛ばす )


　
　この体験をしている尸竜の事は ..見事、だと言える
　急いでいて休息にも使えそうな時間なのに ...


　　どうにも、全てを掌握したいと ...流れて行く雲を目で追い掛けたり 渡り鳥に向かい手を振る ...




　　「 ...にひひひっ！本当楽しいなぁっ！ ...最高！ 」


　　( __少年の様に喜びを隠せないでいる魔人
　　　今だけは ...何もかもを忘れて 没入出来ていた )

(/ 今日もお疲れ様〜〜っ！ ...後の２つも考えて返すから、ね！ ...ご飯食べなきゃﾀﾞｹﾄﾞ )

(/ んひ〜っ…たのしそーでなにより！ )

(/ ただいま〜〜っ！お待たせ〜〜っ！ ... ...かな？ )

(/ふへへぇ〜…キミのお陰で
　少しずつ、少しずつ自信が
　奮ってきたよ…！…　で、どぉ？
　___ライヒェル…面白いかな！)

(/ ...ふふふ！なら、良かった！ ...見ての通りとっても楽しまさせて貰ってるよぉ！！ ...にひひひ〜〜！！ )

(/はっふ〜っ…元気60％越えたら
　返し検討しなくっちゃ！… えへ
　…えへへ…嬉しい…！)

(/ .....💡 ....褒めちぎってあげようか？久しぶりに )

(/…ニャル呼んで噛ませるぞ〜？)

(/ くふふ！別にそれでも俺は平気だけどぉ？ )

(/…ふにゃ、…ませわんこ…
　うぅ〜…好きにしろ〜！)

(/ ..にひひ〜っ ... ...[ にやにや ]

　...ま、褒め殺しはまた後日にするんだけど！ )

(/ …ずるいぞ〜？悪戯上手になりやがってぇ…！ )

(/ ...にひひっ、知ってるぅ！えへへ ...分からせてみるぅ？ )

(/キミ、寝ちゃいそうだしどうしよっかなぁ―)

(/ ....うきゅ ... ....うぅ、まぁ、そうだけどぉ... )

(/ ［ぺしぃんっ！］… )

(/ ひにゃんっ！？ ... ひゃ、ふぇ？ ... )

「 …では、何時でも眠れるよう
　キミを"弄ぶ"だけに留めるか

　　…　さて、良いね？ 」

( 両膝上にわんこの腹を寝かせ
　…腰の下に、添える )

　「 ...月尾の方が悪戯好きじゃないですかぁ ...
　　...はぁい ...お好きにどうぞぉ ... 」

　( ...若干嬉しそうに擦り寄りながら ... ...
　　　....本心は隠して ...体の力抜き始め )

____［ぐぃぃぃっ！］

( 腰の下 …豊満な臀部を片手に荒く掴み
　ゆったりとした __悩ましいストローク
　撫で …揺らし、…押し …膝に乗せた
　お腹にも緩やかに響かせる… )


　「 ……端から見れば童子の仕置きだ
　　…いぬ　であれば希にやる躾だがね 」

　__ひにゃあ！？ ...う〜〜〜 ...


　( ...やっぱり 敵わないと言うか ...これには弱くて
　　...声は嬉々混じりで 響く度に
　　愛しさは増していく ...静かに ゆっくり ...
柔らかい臀部も ... ..手つきによって 体を揺らして )


　「 ... .....だって、ちょっと寂しく感じちゃってるんですもん ... ....う〜 .. 」

「 寂しい…か、__参ったな、それは私の
　落第点だ よって、この療治を仕切るは
　私の責任ということになるね …なら 」

(__向き合うように抱いて)


　「 …少々、深くやらねばね 」

　　　...向き合い、お互いに顔を見詰められた瞬間



　　　[ ...にぃ〜〜 ] ...魔人、悪戯な笑み


　「 寂しいけどね？ ...待ってる時間も、嫌いじゃ無いの ....大好き、月尾 ...いっつも、お疲れなのに こんな時間までありがとうね？ ...お互いこれからも支え合おうね？ ...思う存分甘えても 罰は当たらないんだから！

　　もっと俺を頼ってよ ...大切に、させてね？
　　....ね、月尾？ 」__そっと、唇を奪って

［ぐぐ〜っ］___背中に腕を回して…わんこ抱き

( 少々、…始末に終えずに撫でつつも
　…臀部に触れつつ、奪われた唇で弄び
　体勢を …前のめりに、押し倒すように )


「 …頼っていると思うのだがなぁ…
　　もしくは、君がそれでも足りない。…
　　そう言えば …意味は通るかな？」

　「 .... ...どっちかって言うなら ...俺が心配性なだけ、かな？ ... ...もっと喜んで欲しい 楽しんで欲しい ...幸せになって欲しい
　　俺が願うのは、それだけなんですから ...ね？ 」

　( ...頬擦りする様に距離を詰めながら 本心を吐いて
　　... ...倒されては 両手を上げて )


　「 ... ...可愛い月尾が、大好きですっ！！ 」

(__両手を …上げさせたまま、地面に釘付けに
　 "錠剤"を口に、含んで…唇を重ね、送り込む)


　「 …可愛いが似合うは、君さ
　　こんなに…かわいらしい事を
　　言ってくれる者は他に居ない 」

___双椀を鷲掴みに…　頬を撫で

　「 んむ ...ん、っ ...[ごくんっ] ... ...
　　...にひ、そう、言ってくれると ...嬉しいです
　　だからぁ〜 ...ちゃんと 受け止めて下さい、ね？ 」


　( 若干照れ混じり ... ...でも 笑顔は浮かべて ...両手余り気味 双椀に ...冷や汗をかきながら )


　「 ...このまま、一緒に寝ましょ〜 ...？ ...にひ 」

「 …"ﾎﾙﾓﾝ錠"、何時もの薬を錠剤にしたと
　　思ってくれれば概ね …意味は同じになる 」

　____眼をギラつかせ…双椀　両方捻り…

　「 ひにッ！？ ...へ？あ、あの？月、尾？
　　ち、ちょっと目が怖 ...んひっ、っお ...ひぇっ 」

　　___じんわり 滲み出る甘い蜜 ...疼く下腹部

　　( ...戸惑いも来るけれど それ以上の ...興奮 )

「 …いい、加減…　…君の誘い逃げにも
　　理性が追い付かなくなってきた …
　　いつも小狡く、…可愛い赤手 … 」

(__包む…布を左右に剥いて 剥き出しになった
　…なだらかな山の…先、甘い蜜の出口を口に含み
___染み出る…それを舌で転がし…赤子の様にねぶる)

　「 ...ひぁっ、 ...んに ...んひっ、はふ ...
　　わた ...お、俺ぇっ ...！ ...っ、んぁ、ひ ...っ
　　月尾のために ...ひぅうう 」

　( ...弾む様に揺れて 晒されて ...口の中に広がる甘味は どろっと溶けた砂糖の様で ... ...魔女の顔は蕩けて
　　...余程、言葉が効いたのか 耳まで真っ赤だ )