ここは、蛇刷(だすれ)町。
物語はここからはじまる。
ここは全てが無駄で作られた町
無駄にデカいゴミ箱や便所は当たり前のように存在し、本のページが純金だったり、とてつもなく大規模なミュージカルあんぱん工場が日夜問わずどんちゃん騒ぎしていたりする。
そんな蛇刷町に住む主人公>>3
この男はそんな現状に疑問を抱いていた。
「このままで良いのか……?こんな税金の使い方、絶対に間違っている。この町は……変えなければいけない……。」
男はまず市議会議員を目指す事にした。
「有権者を集めなければ…」
男は来る日も街頭に立ち演説をした。
「私は蛇刷町を単なる粒焼きの町に変えたいと思います!是非とも皆さんの支持を!」
支持者は徐々に増えていった。
しかしその裏で男は不審な動きに気付いた。
7:怠蛾◆zww:2021/12/19(日) 10:59かつて独特な雰囲気で知られた某町が、彼の目指す街に既に変化していたのだ。