星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
『 … 取り敢えず 呼ばれてんだから厄介事から一旦離れなよ?マスター
お子さんバクハツしちゃいそーだしぃ?何より 黒ちゃん待ってるし でしょー?』
( ひらりとザレッドの手を逃れ 顔を火照らせて心臓が激しく脈打っている
ミィリィの前に移動… パンと手を叩いて )
『 眠眠 』「 はぅ ゃ ... く ふ .. . 」
『 おっ 見よう見まねで上手くいった 』
…………これに関しては俺が全面的に悪い、うん、そうだな…
(大きく溜め息吐いた後無理矢理心落ち着かせて
最後にもう一度子の頭撫でて終了)
……じゃあ、まぁ、行くか
『 おっけおっけ んじゃっと… マスターのベッドで良いかな?』
( 軽〜く手を振っては主人を見送り、サイズの割に軽々とミィリィの
リトルボディを持ち上げ、まぁ 無理があるのかちょっとふらりとした飛行を披露 )
『 お子さん抜きの営みにレッゴーぐっなーいっと 』
・・・・・・黒の自室・・・・・・・
「 はぁっ はぁっ! ざ …ざっまぁ見なさいこのぉっ!
心も無いようなことばっかりしてるからこう言うバチを喰らうのよぉっ!」
…………あー、うん、言い方気をつけような…
(消えるように去り向かい……)
で…えーと、失礼してんだけど…どした?
(自然にノックもせずに黒の自室入れば
何故か変になっている彼女に戸惑いながら
揉み上げくるくる回して)
「 はっはっ… んっ ザレッド!見てみなさいな!心底ざまみろですわぁ… 」
-- - -- - - --
何の変哲も無い 木製の椅子… 同じく取り上げることもない 長い荒縄…
( 椅子に縛り付けられ 脚は椅子の足の所で固く結ばれ 両手もきちんと
背中に捻られた挙句鎖で拘束。気絶か寝てるか知らないが 目は閉じた状態で
その上から布で目隠し、口も強力ガムテープで閉じてある… )
( 黒とザレッドの前に有ったのは[ 濁青の旧神 ]…人間の姿故に拘束は容易 )
……………しっかり拘束してんなぁ…うん、いいと思うけど…
……ちゃんと呼吸できるようにはしてあげよう…な?
(内心湧き上がる加虐心を抑えながら
苦笑浮かべて注意…
……少しスカッとしているのは否定せず)
……で、ここまで拘束してどーすんだ?
「 ふふん 決まっているでしょう?ザレッド… 」
( それを聞くや黒、悪い笑みを浮かべ )
[ ズプッ ]『 精神崩壊 』
「 ……二度と 知識欲だので世の中に悪影響を及ぼせないようにしてやりますのよぉ
序でに性格改変も起こしてあげようかしらぁ?その為にザレッド!
重要な部分で手伝って下さいまし?」
……………あー、こういう所誰に似たんだろーなー…
(棒読み、まぁじわじわ近寄り小さく頷き…)
……精神から崩壊、ねぇ…俺的にはもう悪さできないよう肉体ごと壊しといたほうがいいと思うけど…
…まぁ、いいや、手伝うのどこ?
「 いいや… コイツもコイツでわたくしたちの一族、ここで関係が無くても
じゅーよーな役割を背負っているからわたくしも大胆に出来なかったのですわぁ…
け・ど!ザレッドとのイタズラ生活で色々思いついてしまいましたのよ 」
( 青の頭を突いた指が その内部のまた内部、精神への扉を開く )
「 そもそも『欲』と『人格』から来る問題児… それを改正すれば
万事解決に至るのでは無くて?… と言う訳でザレッド!貴方には 」
( 更に穴を広げ 成人男性が楽々入り込める位の穴が出来る )
「 私が出来ない『欲』と『性格』の精神を破壊して下さいまし!
それが済んだら私が変わりの物を設置して コイツを今までの問題児から
生まれ変わったようにしてやるのですわぁ!…上手く行ったら ザレッド 」
「 貴方が兄と呼んだお方の帰還も 果たせますわよ?」
…………………ちょっと待ってね…
(色々目の前で頭に穴が空くのは少し堪えたのか
黒ビニール袋に胃の中身全部吐き出しておき
口元拭いながら深呼吸と大きく息吐き)
……分かった、行く、壊すわ…
( 異音に気付く 振り向けば… )
「 ……んー… ひでぇ物見せてしまいましたわね… 帰ってきたら
わたくしを好き勝手して良いですわ… あ、いつもの事でしたわね 」
( 扉を開き切り、近くの椅子に座る… さっきから青はピクリとも… )
…………今回はちょっと容赦しないからなっ…!!
(ボソッと小さく呟いた後
扉の中へと入り…)
……久しぶりなようで久しぶりじゃ無いんだよなぁ…っと
( 入って直ぐに 見えたのは、知識という絵の具を塗ったぐられた 柱の群れ- - --
大理石の質感は歪められ 悲鳴の感触にも似た嗚咽の床 体に悪い物以外を連想
させることの無い空の下。這いずる知識が柱に噛みつき あらゆる場に自らを塗る )
辺獄 地獄 冥界。何にも思えるが 肌に触れる舌の眼はは何とも違う
(向かい側 辛うじて地面と呼べる大陸を隔てる空と同じ色をした
知識知性記憶の海 触れれば流れ込む死の空間の向こうに 巨大 そして忌むべき
『計り知れない欲の柱』『理解不能な性格の柱』が存在する)
…………さて、気持ち悪いな、色々…
…で、あれでいーのか?…さっさと壊して帰ろ…
(目の前に存在する巨大なニ柱を見つけては
両手の五指を広げてしっかりと破壊しようと
意思を込めながら近寄り…)
( 近寄る魔人の手、隣から それを抑える腕あり )
「 待ちたまえ 何を思って触れようとしているのかは知りかねないが 」
見るや知る。 二本柱、その周囲はより厚く塗り固められた知の群れ
駆け抜けるも消し飛ばすも 何を持っても及ばぬ悍ましき生き物が闊歩している。
「 君も死ぬるぞ 」
……………はぁ……
(止める腕をそのまま関節外して行動不能に
しながら柱の目の前で止まり…
…止めて来た相手の方に視線を移す)
……改めて聞こうか?どういう事かって…
「 ... 腕の代価に話を聞いてくれるか 」
( …暗くてよく見えないが 割りにごつい装備を纏った男 )
「 君が迷わず破壊しようとした事からアレが何なのか、それは分かっていると見る。
しかし 周囲に息づく知霊の群れは?... 大事な部分を司るだけ 奴らも強いぞ 」
( 何処かで聞いた声 )
「 勝算あっての事なら私の言葉は必要あるまい... しかし余りにも迷い無いので
注意せずに行かせるのもどうか と思ってな、無用だったか?」
……余裕でやれる、んなの…
………削り取れば一発、魂が消滅したのにも気づかないまま…
…倒せるよ、ま。忠告ありがとね…
(右手を開きそのまま大振りすれば…
知霊の体に穴が空き、それを繰り返し他の相手に
続ければそれで終わり…
再び柱に両手をつけて…)
……まずは性格から…だな…
「 .... いや 初めてこの地を訪れた時とはえらく違うな。
君の成長には眼を見張る... では 君の世界で話をする事を楽しみにしておこう」
「 怪我はしてくれるな、ザレッド君 」
( 再生する知霊の巨大な群れ 柱の周囲を回る )
拒絶の如く 柱からは毒毒しい光が連続して放たれ
蝕む様に腕へと流れこもうとする
……次があるんだから…さっさと…壊れやがれッ…!!
(腕へと流れ込み侵食していくのを気にする事無く
柱にヒビを入れてどんどん崩壊させれば…)
……性格はこれで終了…かな…
(半分程破壊した所で手を離し…
…ほったらかしてもう一本に向かう…
…離れた後も柱の崩壊は続いていて)
ピキっ
《 う''お''おお''ぉ… 》
( 群れ 1つへと集まる知霊、1つの塊は巨魚人へ変貌
[ ルーカーガーディアン ]と化した豪腕 心へ這い寄る触手を用いて
小さき侵入者へと暴力する )
「 ....ふむ しかし、ザレッド君には ... 」
…………あー、もう、鬱陶しいッー!!
(大きく爪を立てながら豪快に腕振り…
鎌鼬を起こして切り裂く真空波…
敵を破壊していきながら作業のように
次の柱へ…)
……これで終わり、さっさと帰りたいんだよ…!
-- - -- - - - - -
近寄る魔人 ほぼ 無抵抗の柱
何かの終わりを察する様に 奇妙な声は響く
-- - - --これで 終わり- --
( 柱の発光が消え 守るものが無くなった )
…………………うし、帰るか、帰って寝る…
(無抵抗…当然すぐに崩れて…
数秒後…背を向けて帰ろうとしている魔人の姿)
……ま、思う所はあるけど、色々使えるものは使うからな…
「 ...ん?」
( 見届け、何か言葉を送ろうとした刹那… 異変に気付けば空を見上げる… )
うおぉっ!?
( 眩しすぎて眼を覆う、空に浮かぶ太陽。健康的な空の色
知識に汚れた海も大地も 悪い夢の様に消え去れば 素晴らしき知識の
世界が広がり… 男、そしてザレッドに攻撃が始まった )
[ 帰れ 帰れと新生知識世界の番人たちが侵入者に波動を放ってくる ]
「 ぬぅっ!? な 何だ!?何が!?」
………はぁぁ、もう、ただでは帰れないよな…!!
(立ち止まって一旦引き返し共に攻撃を
食らっている男の腰に手を回して…そのまま
肩に乗せて走り飛び)
……このまま逃げんぞ!!
あいつらにとって俺等は不要らしいからな!
「 がぁぁっ ...す すまない 私、ザラァークともあろう者がっ 」
( 一応、飛んでくる波動に魔力砦と呼ばれる防御術にて弾き
一転して美しくなった知識世界を しっかりと視界に収める )
「 ....... おぉ 」
・・・・ザレッドの城のどこか アポクリファの在った場所・・・・
( 濁った 知識世界への宝玉、それが 透き通る様な色へと変化する )
……はーっ…はーっ…ったく、無傷で帰らせろよ…と俺は思うね…!
どう思う?ザラくんよぉ…!
(少し息を乱しながら落ち着くように
下ろして少し痺れる右手をチラッと見た後
改めて辺りを見渡し)
……さっさと部屋帰ろ…
( 降ろされ、再び周囲を確認する… どう見ようが 本棚の多い野原 )
「 ...仕方あるまい、いかなる形であれ 知識は楽に得られる物では無い....
しかし 君も成長したものだな、私に吹き飛ばされていた頃が思い出せんよ 」
見渡せばそれは分かる、やはり蒼の扉が ザラァークまでもを縛る事なく
脱出のために開いている。… それは少しずつ閉じつつあった
「 時はさほども無いらしい 」
………あー、先行っておいてください、ちょっと足が動かない感じで…
(ズキズキと多少痛む足を鬱陶しそうに
見ながらも大丈夫と苦し紛れに…冷や汗混じりで
言えば今更代償が来ており)
……大丈夫、間に合う…
「 ...急かす必要性もないと見るが ...一応、君を持って行くとしよう 」
(何やら奇怪なこと言えばザレッドを持ち上げ、鎧の音響かせて歩く)
「 ...何時もこの地から君を見ていた、変わり果てる前の地では
外を見る以外にやることがないのでね... 年の差のある恋が実っている様に見たが
あれは私の見間違いか?...事実であれば興味深い 」
………重いよ?まぁいーけどさぁ…
(持ち上げられる方が楽なので否定はしないが
少し其方の心配もして…)
…………あー、うるさいうるさい
こういう人だとは思わなかったよ、あんたが…
「 ...問題無い、私の重力制限は500だ 君は60程度で楽だよ 」
( 言う通り、結構軽々と運んで )
「 ....気を悪くしてしまったのならば申し訳ない、まぁ...
人の話し方さえ思い出せば 君とも問題なく話せる様になるだろう....
しかし、これだけは必ず聞いておきたい 」
間を置く
「 君の城には.... 菜園が出来る場所はあるか?」
……そんな軽いの?俺ぇ…
………へ?そりゃあ…あると思うけど…
…ていうか作ってもらえば…
(少しショックを受けつつ
しっかり質問には答えて)
( 扉に近付く... )
「 いや何、私の『重量加工』が特殊なだけだ 君は本来150程度の重量がある...
そうか、それは有難いな... さて 住める場所から探すとするかな 」
・・・・・・脱出 黒の部屋・・・・・
「 あら、おかえり… ん その方が? …兄さんって呼んだ人なのかしら?ザレッド 」
………それでも軽いな、意外と…300超えてるかと思ったのに…
……あ、うん、ただいま
流れでそう呼んだだけだけど…
(片手ピースしながら
襲って来ている眠気抑えていて)
「 ふぅーん、中々 良いお方なのかしらぁ?顔見えないけど… そう
コイツの中身とかはだいぶ弄らせて頂きましたわぁ?もう 別人になっていますわ 」
「 .... ザレッド君よ、これは君がやったのか?」
( 得意がる黒、後ろを振り向き ザレッドを降ろす男…拘束具合に
流石にちょっとした戦慄を感じ )
「 ーーーっ ーーーっ 」
(目が覚め 青らしくもなく落ち着きのないもがきが始まる )
………俺はやってない…うん。半分は手助けしたけど…
……いやぁ、やばいなぁ…
(思ってるより自分がした事えぐいの自覚しては
大きく汗粒垂らして共犯とはいえ
恐怖を感じていて)
……まぁ、うん、いいや
「 あっと、そろそろ 新生ヨグ=ソ・トースの誕生ですわ〜 」
「 ........ 」
( もがいていることに気付くや、遠慮もなく青に近寄る黒 拘束を解き始め…
ガムテープ、そして腕の拘束が外される。大きく息を吸い込むや否や )
「 -- - っ ちょっと!黒このっ!!! 何よこれっ!!早く解きなさいよ!」
「 ....ザレッド君、君のパートナーは何をしたのだ?」
………俺もあそこまで変わるとは思えないんだけど…流石に知らない…
………あでもありか…これはこれで…
(ブツブツ呟きながらも
少しゾクゾク湧き上がる気を抑えては
それでも苦笑いして)
「 はい、苦しかったかしら?」「 あったり前じゃない!!!?」
( 拘束が完全に解かれた、気が強め 表情にもどうでも良い怒りが
現れるなど… 苛立ち紛れに首の骨鳴らして 男を掴む )
「 ほらっ もう行くのよ!こんな奴に付き合ってたら頭がおかしくなるわっ 」
「 .... まぁ... そういう事らしい... 後で来てくれ、ザレッド君 」
( 勢いに流され、男はそのまま引っ張られていった... 後に残る、ククと笑う黒 )
「 .... 上手く行ったわぁ.... ハデちゃんとザレッドの隠し漫画から学んだ...
『ツンデレ気質』にしてあげましたわよぉ ... お疲れ様、ザレッド 」
…………聞き捨てならない所が何箇所かあんだけど…
…まぁいいや
(ハイタッチ…のフリして自然にセクハラした後
ベッドに向かえば寝ようとしていて)
「 …ふ わぁ… さすがに、私も眠いや… あれかなぁ
助平って昔っから言うけど… 今はいう気分になれないや 」
( 先にベッドに寝転がり、左に寄せる… )
「 ここ、いちおー私の部屋だし… 私からOKないとダメだからねー?
…まぁ キミだから関係ないけどさ 」
……ぁ、忘れてた……
…別にぃーじゃん、俺の友達が来るって訳でも無いんだし…
……ふかー…
(雑談しつつも眠気には勝てないのか
ゆっくり目を瞑り…重要な発言置いておき)
「 …ふぅん …今はおやすみね、ごゆっくり… 」
( 腰あたりに抱きついて、ゆっくり目を閉じる…)
・・・・城 魔王の部屋近く・・・・
「 ふぅん、悪くない場所って所。じゃあ始めるわよ!」
「 ..... 」
( 開いた大きな部屋、その前にて 人格変動の起きた青が手を扉に付ける )
『 - -- -- - - 』「 はいおしまい、さっさと資料整理始めて!あたしは用があるから!」
「 承知致しました.... やれやれ こき使われるのは何処でも同じか... 」「 何か文句?」
( 扉を開ければ書庫、図書館- - 限りない世界にある物を体現したその場所にて
青は机に着き、騎士は散らばった本の山を片付け始めた )
……うるせぇ!!騒がしいぞこんにゃろめ…てか誰?お前等誰だよ!誰ですかえぇ!?
(騒がしさ倍増…図書館に元々いたとはいえ
静かに本読んでた所に外から感じる二人の気配…
……テンション高ぶってるのか感情暴走で
キャラ崩壊中…)
……見覚えあるけど…うん、中身違うね、お前誰だ本当に!?
「 - -- 誰って?何よ 頭でも机にぶつけたの?外に壁があるんだから
そこにぶつけて思い出したら?どうでも良いけど、私の邪魔しないで 」
( 応対は素っ気なく、机での読書は続いて 騎士は資料を運ぶ )
…いやいや、知らない知らない、お前みたいなお喋りで気色悪い奴知らないわ!
一旦自分の姿鏡で見てもう一度その台詞言ってきたらどうじゃい!!
(…テンション変わらず高く
仮面外して素顔で喋っては警戒多少しており)
「 はぁ!?何よ黙って聞いてたらあれだこれだ言って!!
そんな仮面付けていきなり因縁付けてくるあんたに言われたくないわそんな事!」
「 ....落ち着け、双方落ち着け 」
( 思わず身を乗り出す青、苛烈になる前に割って入る騎士 )
「 何よあんたも!こいつがいきなり色々言って来たんだから
あんたが口出すすべきはこいつだけ!邪魔しないで!」
…ほんっとに誰だよお前よぉ!!?
私が知ってる蒼い見た目の奴は寡黙でそんな騒がないんだよッ!!
んで所々ムカつくこと言う…あでもそういうとこは似てんな!!
(図書館の割に騒がしい…原因の二人
止まる気配なく罵倒し合い)
「 ムカつくとかあんたも同じでしょうが!!?ホンット何なのよ!
何!?私に筋の通った恨みでもあるわけ!?無いでしょう!私は私!
そのよく分からない仮面と同じくらい変なでたらめ言うんじゃ無いわっ!」
「 ...... 」
( ヒートアップ、早々に諦めた騎士は資料運びと整理に戻る… )
今なんつったぁ!!おいっ!!よく分からない仮面だぁっ!!?ふざけんじゃねぇぞお前いい加減にしろよぉなぁっ!!
ヨグみたいな格好しやがっててめぇも何なんだよ一体!!
(怒りの感情が体支配しているの分かりつつ
指差し後ろに般若の面が薄らと見えて)
「 分かってんじゃないのっ!!ヨグよ!私!!あんたこそっ
遠慮なしにあたしの事を罵倒しといて自分のこと言われたらそんななのね!
ふんっ!単細胞なんじゃないかしら!?コロコロ仮面と一緒に顔を変えてっ!」
( 苛立ち募れば周囲は見えず 騎士は黙々と仕事を続け )
だから私の知ってるヨグはお前みたいにべらべら喋るヤローじゃねぇーんですよ!!
もっと寡黙でそんな騒がしくねぇんだよ!!ぁぁ!!?てめぇやんのかぁぁ!!?仮面の付喪神だからんなの仕方ないだろごらぁっ!!
(先程よりも怒声増して
二人だけの喧嘩の世界デきていて…)
「 だっからあたし!ヨグ=ソ・トースだって言ってるんでしょうがっ!!!
あんたが訳分からない事言ってんだからあたしが腹立ててんのよっ!
知ってんのよそんな事ぐらい!すぐ暴力に訴えるような単細胞だからそんな風に
言われるの!いい加減分からない!!?分かる訳ないわね!このヘンクツ仮面!!! 」
「 .......... 」
うっるせぇなこのヨグもどき!!!あぁ分かったよお前がヨグって認めてやるよ‼!
単細胞で悪かったな魔物なんでよぉ!!私がまだ温厚で良かったなぁぁ!!?
そっちこそいい加減にしろよブルーダウナー!!
(少し息切れ起こしながら疲労困憊)
「 うるさいのはそっちも同じって分かる!?認めたのは正直によし!
けど一言二言余計!!!あんたが怒ろうが温厚だろうが知ったこっちゃ無いわよ!!! 」
( ヒートアップは続く )
同じって事は認めてんじゃんかぁ!!?ヨグもどきでいいんなら簡単に認めてやるよこらっ!!
知るかやっぱお前別人だろ誰かの変身だろっ!!?
(収まる気配も無く討論…?続けていて)
「 また言ったなこのぉっ 」
・・・・・ 冷え切った部屋の前・・・・・
「 ……… 」
…んぐ…んぐ…かはー…
(プシュッと何かを開ける音…飲み干す音
盛大に吐息漏らす音等…
…豪快な音が部屋からは大きく漏れていて)
[ コン コン コン ]
( そんな盛大な音を聞けば存在を確信、聞こえるように強めに戸を叩く )
…うにゅ、ふぁ〜ぃ、ど〜ぞ…
(珍しく缶酒を飲んでおり…
千鳥足で扉開けた後少し距離とって胡座かき
再び飲み始め)
( 礼をした後に入って来た人物は、するりと鬼の後ろに回り込み
足と背中に手を回し、自分よりも小さな体を抱き上げる )
「 ……おひさ、ですね 」
( 堪能する様に少し抱きしめた後… )「 お酒、足りてますか?」
うにゅ!おひさ〜〜…ん…ん〜…たりてる!たりてる!いまはこれくらいでじゅ〜ぶんだよ!
(相変わらず呂律回っておらず…
ひんやりと心地よい冷気漏らしながら
陽気な反応)
「 …そうですか … ん… 」
( もう一度軽く抱きしめ、少し体を捻って… 唇重ねた後
また ひんやりと心地の良い 朝の柔らかな冷たさの様なものを感じて )
「 相変わらず… 上手いですね。微妙で、しかし 心地の良い… 」
( 椅子に座り、膝の上に鬼を乗せてはふわふわと頭を撫でる )
んふぁ…ぁ〜…あたまなでるのじょうずになった?きもちい〜けど…
…んはぁ〜…んぐ…ぁ、これしゃいこーかも…
(酒の匂いなんて気にならない程度で
寒すぎない丁度いい冷気を常に発しながら
体伸ばしてさらっとされた事気付いておらず)
「 ………… 」
( 久しぶりに… 椅子に背を任せ 鬼の頭に左手を 右手で柔らかなお腹を撫で
壁を見ながら ぼーっと考え事に耽る… 人形扱いだが、こんな事をすることは少ない )
「 ………( 柔らかい ) 」
…あ!いましつれいなことおもったでしょ!!
(鬼特有の勘の鋭さで検討外れな方向に
勢いよく指差しながら指摘し
怒っている様子も無く
寧ろ嬉々として言っていて)
……んひひっ、あたいにはまるわかりだよっ!
(氷の…小さな粒を指先から垂らしながら)
「 ……… 」
[ むにむにむに ]
( 動じる事も言う事も無く、お腹を撫でる手を止めずに
猫みたいに顎を撫でたり ほっぺたに触れたりと )
「 ………… 」
…んんっー、くすぐったいーー…!
(体捩り少し嫌がる素振り…に見せかけて喜んでいて
氷の礫を太腿に当てながら
悪戯しつつ敏感に反応していて)
「 ……… むぅ 」
( 刺激に、段々と悪戯は過激になる… 膝の上の ヴェルの向きを変え
向き合う様な形に、右手を背中に回せば軽く抱きしめ 左手でわき腹を撫で
息遣いと 冷たさに意識を傾ける )
…んぁ〜はなしてほしいな…?そろそろおさけのほじゅう…い〜や、ここでしよ…
(いつもの瓶酒…少しラベルが違うが
服の中から取り出しては一気に飲み干し…残ってる中身浴びるように…というか浴びて
じっと抱きていてくる相手に抵抗もせず
小さく体から氷の結晶発して(7
「 ………ん 」
( 冷たさを感じて、少しだけ体を離す… 少し 惜しそうな素振りの後に
柔らかなお腹に触れ、ちらりと酒瓶を見てから再び背中に手を回す )
「 ………ヴェルさん 冷たいです 」
…ん、わるいわるい…!つめたいほうがすきかなーって…
(心にも思ってない謝罪しつつ
再び飲み始めぺろり体に浴びた酒舐めて
…柔らかい体自分から押し付け
さっきまで感じた氷の異物感無くなり)
……まぁま、いーじゃんいーじゃん、ね?
にひひ…こんなじかんもおそいしさー
「 ………私めは あまり我慢が利きませんよ 」
( 切れそうな 何かの糸を抑えて… 酒瓶を取り 幾らかを喉に流し込み
そのまた幾らかを口の中に含む 少し体を離し、唇を重ねて… 舌で ヴェルの
口を無理やり開き、含んだ酒を流し込んでは 口を離す )
……
「 ……おいしいですか?… 何だかこの飲ませ方好きになってしまいました 」
んむっ…んっ…む…っぅ…あたいもこの飲み方すきー…
(多少頭ぼーっとしているのか少しフラフラしながら答えて物欲しそうに大きく口両手で広げて)
……もっと、ちょーだい?
(…色々アウト)
「 …はいはい 」
( 純粋…お酒に関しては 少なくとも… そんな様子に少し笑い
特別で用意してきた、好きそうな強い酒。開けて 口に含めれば
体位を少し上に ゆっくりと唇合わせて 流し込む… )
「 ………… 」
( 続けざまに、もう一回 )
…ん、ふにゅ…ふゆぅぅ…
(満足そうに顔蕩けて
ウトウトし…強い酒飲んだ後足を腰に絡めてひっつき…
…ぎゅぅぅと抱き着き、そのまま寝かけ)
…おいひー…
「 ………ごめんなさい ヴェルさん … 」
( 普通に腕をほどき、右手で支えて左手で顎を上げ… 薬と 酒を口に含め
また 唇重ね… 離せば 愛しむ手付きでお腹を撫でる )
「我慢…出来ません 」
…んむぇ…にゃに…?…あたい…なんか…もう、ねむけ…が…
(眠気かどうかは分からないが意識朦朧としていて
薬混じってるとは知らず再び酒飲んでしまい…
…蕩け顔で首傾げお腹撫でられ体何故か反応して
跳ねてしまい)
…にゃる…ぅ?
「 …………すみません 」
( 両手で、しっかりと背中を捕らえ…
いつもより強い背徳感、それに苛まれて
思わず手を出し損ね ただジッと ヴェルの顔を見る )
「 ………… 」
…ふにゃ…ぁ…?からだ…じょうずにうごかないよ…?
(鼓動高まり…気のせいかニャルが
いつもより更に大きく見えて…
泣いたような、頬も赤くなった顔で
じっと見つめる形)
っ ………
「 ………… …… 」
『 四純 』
( 腹を決め、一度唇を重ねて… 今 飲ませた薬の成分を全て抜き
幾らか落ち着いた状態で口の中に薬を含め… 固形に戻し、手にカプセルとして吐き出す )
「 ……申し訳ありません 」
……んぷぇ…ぇ?…んー…おとなに…なりたい…
(願望口に吐き出しつつ何があったか分かってない様子…
さっきより意識はっきりとして目の焦点も合っていて…不思議な感覚)
……なんであやまるのー…?
「 ………いえ… また… 」
( 目を覗き込み、正気と 感情の正常を確認して )
「…… また 盛ってしまいました… 申し訳ございません… 何と… 」
( カプセル、手のひらに乗せたそれを見せ 俯く )
……あー、べつにいーよ?にゃるがそういうひとなのだいたいわかるし!
…それにきづかないあたいもわるいしねー…
(こくこく論点が違うが納得するように頷き…
酒小さくちょびちょびと飲み始め)
「 …… 」
( 少し震えてきたものの、いきなり小鬼の体を抱き締め
その拍子に薬は何処かへ飛ぶ )
「 ………… うぅ 」
……ん…どーひたの?
(寒かったのかと少し心配し冷気抑えながら
首傾げて
薬の事なんか本当に知らず興味も湧かず…)
「 …… すみません… …あのう… これから言う事… 貴女様が…
お好きな様にお答え下さい… お願いします…答えて下さい… 」
( 嗚咽 )
…ん、わかったー!
(意図わかっておらずピース浮かべながら
頷き…)
「 ……わ たくしめ… 私、の… 私の愛を受け入れて下さいませんか…?
…戯れたことでは無く… 薬を盛る事も無く 私と触れ合って下さる…そんな…
…… 好きだ という事を…受け入れては… 」
( 俯く )
ん、べつにいーよ!
すきにして…かまわない…よー
(多分意味あまり分かっていないが…
…ピースしながら陽気に頷き)
…………….
「 ………. 」
( ベッド、部屋にあるそれにヴェルを寝かせ その上から…
両手を抑え、先ほどよりは… 良くなった顔色でヴェルを見下ろす )
「 ……良いの…ですね…?…私が… 好きだ…と… OKだ…と 」
…んにゃ、いーよ…?
ひとのとやかくいうしかくはないしねー…
(先程より少々トーンも下がり…
じっと相手と目を合わせながら
酒とはまた別に顔紅潮始めて)
「 ………… では 」
( 何か… また 決めた様にくるりと眼光変えて 体をヴェルの横に
両手を背中に回し 抱き締め… そのまま 目を閉じる。… 頭撫でつつ
抱擁する右手で柔く背中を撫でれば 奇妙なことに全くと消えた背徳感 )
…
「 ……別の日に させて頂きますね 」
( 額に、キス。それだけやって… あとは ぎゅっとする… それだけ )
………よくわかんないの…
(正直な感想告げつつ心構えが無駄になったと思い
苦笑浮かべ
…そのままゆっくり目を閉じて
暖かい感触に嬉しそうに小さく頷き)
「 …………… 」
( 受け入れてくれた事… 酒の勢いかも知れないが それは嬉しい
しかし 背徳感に押しつぶされそうな今日は無理なだけなのだ
背中を撫でる手つきを少しずつ穏やかに もう片手は抱き締めるのに使う )
「…おやすみなさい 」
・・・・・・地下植物園式栽培プラント・・・・・・
コツコツコツコツコツコツ
[ アギトのある凶暴そうな植物が独特な口を開け閉じする音を放つ ]
( 植物園。作った奴が 作った奴、故に植えてあるのも妙なモンばっかり )
「 . . . 気持ち悪ッ 」
( …感性としては意外と普通っぽさがある月夜の 率直な感想 )
………うん、気持ち悪いぞ、これ…
…でも意外とかっこいい奴も…
(どこか感性がまとものようでまともじゃなく
植物達を見上げる形で…何故か目を輝かせ
とても嬉しそう…というか楽しそう
まるで遊園地に来た子供のよう…)
「 . . . おおぅ... ま まー... カネ払ってんだから楽しんだモン勝ちかぃ ... うげ 」
『 かりゅうそう 』[ 放火 捕食の危険あり ]
( 独特なピンクの花を持つ植物が派手に火炎を吐き.. )
『 コハクそう 』[ 見て知れ ]
( やたらデカイ岩の体を持つ目を中心とした花...視線で圧してくる )
『 ラフレシア 』[ 激臭 ]
「 うぇー . . . 」
………親近感…!
(かりゅうそうに自分から近づき…
同じように火炎を吐いて何方が強いかと比べていて…)
……楽しい…!
(…どうにも好奇心が抑えられない様子)
「 . . . . よくやるなぁ... ぉ 」
『 シクラメン 』
( あまり見ない様な. ..小さく それでいて永い時間を感じる花が
小山を再現したエリアで咲き誇る.... 小さく その内で何十年もの樹齢を持つ。
雄大さを感じる花畑は 思わず見るものを包み込んだ... )
「 ........ っあ、これっ.... ふひひ、おい!レギ猫!」
……うんゆ?どーした?綺麗な花には刺があるって言うし気をつけるんだぞー?
(かりゅうそうの吐き出した炎を頬張り…
そのまま自分の力として蓄えながら
呼ばれた方向に不思議そうに思いながら
四本足で近寄り…)
「 へへー?...こーれーなーんーだ?」
( 振り向き様に 何やら長い草みたいなものの先端を
レギ猫の前で震わせる.... 緑色の麦みたいな奴、ねこじゃらし )
…ちょっ…待っ…んにゃっ…ぁ…!
(目の前でそれを振られ…何か様子がおかしい…
…顔も紅潮し、モジモジとしながら
優しく猫じゃらしに向かって遊びのような猫パンチ…)
…ふぁ…にゃ…んみゃぅ…ぁ…
?
「 .... お . . .ぉ?... ぇー... だいじょーぶ か.... . . いや ねぇか?」
( まず、原因と思わしき物を 見せない様に自分の背後に投げ捨て
まぁ... 恥ずかしい方面に見えるが とにかく様子のおかしいレギオンに
近付き、顔を覗き込む... 赤面 )
「 んぅ...なんか 分からねぇけど..... アレルギーかなんかかぃ?」
……知らにゃいのか…?マタタビっていうのは…
酔っぱらった時と同じ感じなんだぞ…?
…あまり自分は耐性が無いから厳しいというか…きついんだけど…ぅー…
(吸い込んだフェロモンの量少なかった為
少ししたら治るが
頭を抑えてあまり動かないよう安静に…
…赤面が何故か艶っぽい)
「 ぁー、そんな感じかあ...... ん... 中断するかぃ?体調...ヤバそうなら歩かねぇでいた方が 」
( とりあえず抱き上げ... 落ち着かせる様に背中をさする、ちょっと叩く
小さい頃、黒にやってもらった時の要領を思い出して 少し揺すったりもする )
「 よぉしよしよし.... ん、だいぶマシに...なってんか?」
( ...気は回せるが、死角の問題は分からないのがこの大女 背中から香る...
3本の引っ付いたねこじゃらしの香りには気付かない )
……ひょっと…待って…おろひて…頭おかひくなるから…、おちついへたけど…ダメかも…から……
(呂律回らず頭も回らず…嗅ぎすぎで悪影響を
起こすため本格的にまずく…小さく炎を
口から吐き出し…後ろにあるのを燃やそうとしていて…
揺すられても寧ろきつさ倍増しかけていて)
「 ん....? ぁ、うぉっ あ すまん... ...もっと大丈夫じゃ無くしちまったな... 」
( 様子の悪化に戸惑い 仕草から自分の問題に気づいて急ぎ 柔らかそうな
地面にレギオンを置き 背中から草を払いのける。... ここまで来れば本気で心配
置いた近くでしゃがみ、軽く頭を撫でて顔の色を伺う )
「 ..... にしても... んぅ.... んー... オレっておかしいのかなァ...
.... 色っぽいんだよなぁ... . . . あかんあかん、ダメだって 」
……変態かよぉ…ぅぅ…テホプぅ…ん…これ、きついんだかりゃなぁ…?
(冗談言いながら少し苦しそうに深呼吸
猫じゃらし離れたがかなりの量吸った為
落ち着く気配全く無く、尻尾や耳も元気無さげに
ふにゃりと下がっていて)
……ぅぁ…あたまいたぃ…
. . . . .
おぃおい... 本格的にヤバげだなァ....
「 .... 立てるか?.... ーって... いいてぇんだけど... よぉ....... 」
( 真面目、それに準じて医務室に運ぼうと腰を上げ、力抜けた様に下がる
レギオンの熱っぽい呼吸に気を傾けてみれば、自分も同じ様な荒めの呼吸
視界にもちょっと靄がかかった様に... )
「 .....なぁんら、おれも... ちょっと ふらりって.... 」
( 楽な姿勢に座り直し それでも一番の気掛かり、レギオンから目を離さず。
.....さっきから頭がぼぅっとする レギオンは全体的に熱っぽく色っぽいが...
多分 今の自分も似た様な状態、なんでこうなって.... )
「 ..... . . . あ. ..しクラめン...って.... 」
……ぇぁ…にゃんでぇ…?
…しくら…メン…?あよ…綺麗な…花…?
……ていうか、これ…やばく…ないのか…?二人してこの状況…色々…とさぁ…
(二人して道端で倒れ込む形…
…楽な姿勢とはいえ無防備にも程があり…まだまだ知らない植物も大量にある為途方に暮れて
まだ体の熱が冷める気配無く…
…とはいえ少し慣れているのでテホプよりは楽…)
……あー…頭痛いし…目眩が…
「 ... . . ぁぁ... なぁ... うつ て....にゃいんだし..... 」
( ずるずる と腕を使ってレギオンの隣に移動して くっつく
何時もより、お互い体温が高い... )
「 ひとつ.... ..眠っちゃわなぃ?..... . .れぎぉん... あったかぃし...ゃらかいし... 」
( 荒げた呼吸、揺らぐ意識と... 若干芽生えた色欲を抑えつつ喋るのは苦労する
レギオンに重さをかけないよう、くっついて座ってても背筋はピンと 重さ掛けられても
平気な状態にして レギオンを撫でる.... 手から伝わってくる愛らしさと、なまじ無防備で
あるだけ生々しく分かる 平静ではない熱さ、意識が飛びそうなので少し撫でた後に離す )
……えぇ…ふぁ…それ、大丈夫…かな?
…それはしらにゃい…し…まぁ、炎で辺りを包めば大丈夫か…うん、寝よ…
(ふーっ…と弱めに息と同時に更に熱を持つものを吹いて
円陣状に自分達の回り…植物が燃えない程度に身を守る形で炎を吐き終わり
そのまま疲労と熱からかすぐに寝かけ…る前に
自分からテホプに体押し付け)
「 おぅ... 素直で..... .. .. . . ぉい.... おれ... . . ぁー... 」
( 言うことを聞いてくれた、そして出来る限りの事も出来た
レギオンに褒め言葉をと口を聞こうと思えば.... 押し着く体 やわこい
もふってて 暖かい... )
「 ... .... .. .... いやいや いやいや... あかんて...... 」
( レギオンは慣れた熱さだろう、しかし 炎の壁なんてこんな状態の
月夜にとっては寝られた熱さではない。それに 膝枕のようにして
押し付いて来た.... 欲情に目はパチリと開き 平静と抑制、愛と情欲の境目にて
とりあえずと頭を撫で、人知れず脳内での思考がぐるりと回り続ける.... )
…ん…んぁ…ぁ…ふぁぁ…
(お早めに眠りに就き…炎はほんの少しだけ弱まり
ながら尻尾でテホプの体無意識にくすぐりながら
静かに…紅潮した顔で妙に色気のある声を出し
…耳がぴょこぴょこ少し嬉しそうに跳ねていて)
ぞくっ
「 !! ぅ..... ちょ.... うぁ ぁ.... 」
( みるみる内に月夜の顔は様々な情に赤面し 撫でる手が強張る
沸騰しそうだった 頭の状態に脂でも注がれたように燃え上がった情愛 )
「 .......ぅ ...ぅ ..... れぎ ... 」
( .....脳は心に伝える.... 『無理』.... それでも自制はあった。
おそるおそる 撫でる手を眠るレギオンの胸へと近づける... ちょっとだけ...
少し触ったら... すぐ 引っ込めよう __後先の事考えられずに 手は胸に触れる )
…んみゃ…っ…ぉ…ふぅ…ん…
(小さい…けど確かにむにゅりと柔らかな感触…
…それと同時に声も更に艶がかかり
尻尾の元気も無くなってしまい…
…ただ、眠ったままではあるがテホプの腕を掴み…
…押し倒して来た、何故か…
…そのまま体重かかったまま…再び気配無くなり)
( 急変、手を引こうとした瞬間に月夜はその手を掴まれ...
えと思う暇もなく 間近にレギオンの顔がある状況で、再び思考の暇は出来た。
__押し倒されたのか... 紅潮する顔の通り 乱れた思考で分かるまで少し掛かる )
「 .... れぎおん.... あの....... ....はら..ひゃめろ..... 」
( 力が抜ける... 大女を押し倒す、それも腕をつかむ位置でとなると...
レギオンのいる位置に どうしても月夜の腹があるのだ、弱い所に乗っかられ
ますます呼吸が乱れる もがこうにも弱った、力が抜けてて掴まれた腕を
自由に出来ない.... これが 欲情の報いというには酷すぎると月夜は思った )
「 ..... やめろぉ....ょ... 」
……ふみゅ…ん…んっ…
(無意識…睡眠中だが…徐々に口を近づけて…
…一瞬唇に当たる感触…
……ゆっくり開かれた金色の瞳孔は輝き
意地悪に三日月のような笑みを浮かべて…)
……テホプ…しゅき…だぞ…ん…
(そういってから再び尻尾で下腹部をくすぐり…
息を荒く乱しながら、少し強めに腕掴んで
いつもの仕返しと言わんばかりに
色々堪能…)
は .. . は.. . . ぁ..んぇ... あ... っ... ぉ__
( 「起きっ 」... 言うどころか 思おうとした瞬間に唇の感触は思考を奪う
体よりも柔らかい 完全な愛撫の感触 、抵抗出来ないもどかしさを上塗って
甘い声が 波打つ神経がじわり じわりと.... )
「 ーー ぁ... んっ ..! れぎ...っ ..... ずる....ぃ ..ぁっ... はぁぁ... 」
( 自由の無い口と 体は上に乗る猫の責めに合わせ ただ色の声を上げるのみ
__これじゃあ、好き放題されてるだけじゃないか.... 気が付いても何も出来ない
懸命に キスの瞬間を激しくする以外に責めを許されない、そんな悔しさすら
...何故だか 心地よく感じてしまった )
「 ぁ .....ぅ ........ ぁ __ あぁっ 」
………いっつもいっうも…テホプばっかりしぇめてさぁ…
…たまには自分にも責めさせるんだぞ〜…
(耳朶甘噛みしながら囁くようにゆっくり告げて
自分の体押し付けてむにゅりとした感触同士…
片腕離して…テホプのお腹摩りながら
尻尾は太腿辺りからじわじわと這い上がり…
色々我慢していたのか…すっかり炎の壁は消えているが関係なしに…
…マタタビの効果も薄らあるが本人の意思で
たっぷり…味合わせていて)
( じっくり じっくり、腹を責めて抵抗少なくして... 肉食らしい
抜け目のない責め。だけど__ 離された片腕、唯一動かせるそれで
乱暴に自分に比べればとても小さく 愛らしいレギオンの体を引き寄せ... )
「 ーー ぁ ぅっ ぅ ... ぅ ..! おみゃ ..えぇ.... すき かって.... ばっかり..ぃ するなぁ.... 」
( せめて 小さく強気を、首を少しだけ捻り 首筋に軽く噛み付く
...力が抜けてるからじゃない 逃げられない所まで体を抱き寄せて
空いた手で... 腰辺りをぎゅっと抱いて... 姉や 妹よりも下手だけれど
噛んだ口の中で 舌を扱う、少し固めのレギオンの肌に ぬるりと舌を這わせる )
……すーー…はーーーっ…
(全然慌てず…思いきり息を吸い込んで匂い嗅いで
楽しみ…
…舌を這わせて少し歯の跡つきそうになっているが全然気にせず…
…耳孔をザラザラの舌で舐めながら
金色…月明かりのように目を輝かせ)
……楽しいけど…そろそろおわる…か?
は っ..は ぁ ..... ぅ っ ..お ....
...!..!!................
( いつの段階からか... 喘ぐ声はいつの間にか消えており
薄く光を残し、刺激に涙流れる目は開かれたまま 脱力した体...
...そういった経験 完全な初めてだったらしく、もう 気を失ってた )
( __ぎゅっと抱きしめる、片手だけは離さずに )
…………はい、終わりだぞー…
(いつの間にか酔いも覚めて…咳払いして誤魔化し
ながら涙を拭い
最後に此方も首筋に跡つけて
…立ち上がろうとする…けど、握られたままで…
とりあえず体勢を変えながら…起きるまで待ち)
................
・・・・10分くらい後・・・・
「 ........ !!! っぁっはぁっ!?」
( ぐるんと片手離し 体をよじって飛び起きる.... 汗びっしょり )
「 ...はぁ .... んぇ....? ...ん.... 」
( 自身の格好、そしてレギオンを見返し )
「...欲求..不満なのかな... オレ 」
………知らない、さ、早く行くぞー…
(思ってるより早く起きたのに安心しながら
あまり視線合わせないようにしつつ
寝転がるような姿勢のまま歩き出して)
「 ...ん...? ....ぇ ...あ?.... ぁっ 」
( 理解を完璧に出来ぬまま、なぜかどこかそっけないレギオンの態度
...予感がして、目を凝らしてみれば.... 確かに、自分の記憶の中で付けた
首筋の傷跡...! )
「 .... ...っ... あ ...あぁ..... ...うぅん.... なぁ ...レギ...
....後で...なんか、食うか....?」
( ちょっと、気まずく感じるまま付いて行き... )
……いらない…というか、もう食べたから…テホプ……
(にひひと笑み浮かべながら自分の傷跡と同じ場所指差しながら八重歯見せつけて
ぺろりと舌も出してみて)
……それに、もう治ったし
「 ..... 」
ぷしゅう
( 自分の首筋を確認した月夜は.... 穴があったら入りたかった )
「 ....おっ ぉ..言うなぁ..お ぉおい... お オレだって.. ..お お前に...
産ませてやる...ぅう つ つっつ つもりでいるんだからなぁ.. . ! 」
( 全力で視線は明後日、付いて行きつつも顔は見せない... )
敗北である
………産むねぇ…どうやって…?
…まぁいいや、ほら、早く行くぞ?
……ここは色々トラウマ製造機みたいだし…
(後ろチラッと見ながら少し早歩きで…
…あまり来たくなさそうに顔歪めて)
「 うをっ ...ま まっ...待ってくれよぉ... 」
・・・・・・ザレッドの自室・・・・・・
- --- - - -- - -- - - --
「 -- -っもぅっ! なんであたしがあんな変態の恋人に
連絡なんかっ-- -!」
…………〜〜〜〜♪♪
(…何故か部屋の中から陽気な鼻歌…
…不穏な気配しかしない)
「 -- - -- - ( ---間抜けそうな感じね-- - あの変態にお似合い )
--- [ドン ドン ]居るわね?開けなさい 」
( 感情的には軽蔑、溜息を吐きたい思いで戸を叩く )
…あ?あー…うん、はいはい、どうぞー…
(声が聞こえた瞬間一瞬不機嫌そうになるも誰かと分かれば再び陽気に…とても不思議な様子)
[ ガチャ ]
「 急で悪いかもしれないけど - -- 」
( 目を閉じ、腕を組んでから--- 若干気を引き締めつつ、入る
単純な口上を述べ、さっさと済ませようと目を開け、相手の顔と部屋を --- )
…はい、いらっしゃ〜い、俺様の…部屋へっ…!くひひ…
(……イメチェンでもしたのかと言わんばかりに
赤黒く、そして壁から無数の手が生えて手招き
…背中を這う感触や何処から何処を見ても狂気としか思えず…
…床には何故か黒光りする虫が無数に這っていて)
ふぁぶっ
[ バタッ ]
はっわぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁああぁあぁっっっっっ
( 全力で後退り、壁にぶつかって腰を抜かし 体を守るという意識からか
意味無いのに自分自身に対して抱擁、へなへなと座り込み... )
「 なっ なな ....な 何よこれぇ... !!ホントに何よこれっ!?
あんた正気!!?そうじゃ無くても馬鹿以下ね!正気とかそういう次元じゃないわ!
何!?何で笑顔であたしにこんな部屋紹介できるわけ!?
取り敢えずこの部屋ごとあんた地面にでも埋まっときなさいよゴキブリ男!!」
…いやぁ、ニャルちゃんから奪…ゲホッ……んんっ…貰ったゴキブリ缶詰…
…こりゃあ悪戯に使うしかないでしょうよ…あぁ、安心して、すぐ捕まえれるからさ…
…あ、でも足元注意だけど
(不穏な発言と笑み見せた途端
手をパンっと叩けば…床が全部ゴキブリホイホイ
…空中に浮かぶ手が缶に再びゴキブリ仕舞いつつ…
…ベットベトで動けなくなり、転んでしまえば
大惨事確定)
(…本人は一応、ちょこっとだけ浮いていて)
「 ボソッ)ゎ もうやだ ぁ- --
-- -- ッンッ! 言われなくたって入るわけないわよこんな部屋っ!
デリカシーも何もあったもんじゃ無いわ!1から学び直して来なさいよっ!
って -- - - (あぁもう!なんでこいつから離れられる条件逃してんのよ私っ!) 」
( この世の終わりのような部屋の様子に思わずボソリと... しかしそこは旧神。
精神的リカバリーを早めに整え、文句を一通り言おうとしてからかねてよりの
目的を思い出し、自分自身に戒めを説いておく )
「 ちゃんとお辞儀と言葉遣いまで出来てる子なのに親がこれなんて信じらんないわ!
....っこほん!! そのあんたとは不っ釣り合いな子供からの伝言!良い!?
『 拝啓 父様!この度わたしは...えっとハデさんから教えて貰った
新たな力を扱いこなして自信が付きました!なのでっ 挑戦状を贈ります!
これを受け取ったらコロシアムに来てください!絶対です!』
-- - -分かった?」
嬉しいなぁ、それは…
……じゃ、とりあえず俺の部屋で待っとけ…
…あぁ、多分、お前もう逃げられないから…
(ふよふよ小さく浮きながらすれ違い様に…
再び不穏に呟いたかと思えば…背中を押す衝撃
どう見ても犯人は隣にいて…そのままコロシアムに地に足つけながら向かい…
…ほったらかしで)
「 へっ?」
( -- -- 扉を押す-- 引く-- - - 何をしても扉は開かず窓も開かず-- - - )
「 -- -- - まぁ 未知の探求って意味合いでは当たりかしら
取り敢えずは-- - - ぅん? 」
( 見た先-- - - 黒く蠢く 何かの群れが壁を抜け出て--- 否 その一点だけでは無い
全方位から押し寄せるように うねる何かが湧き出て来る )
「 -- - -- - - 妙ないたず-- -[ ぐっ ]ら--- -?」
( 力抜ける感覚--- 足元、噛み付くように絡みついたうねるものが一つ )
・・・・・・・ 戦闘場・・・・・・・
「 ..... うぅむ.... っ .... z__Z__ ぁっ!........ 」
( ばか正直に待ってたのか... 立った状態で 寝起きを繰り返す )
( 痛覚が鈍っている事に気付いたのは それを見てから-- -- )
…はははっ、眠いなら別に…無理しなくて大丈夫だからな?俺は別に今部屋で…くひひ…な事になっているヨグちゃん観察してもいいし…
(ぱち、ぱち、なんかとってもラスボスっぽい雰囲気醸し出し拍手しながらいつの間にか後ろ…正確には背後にいて
ニッと笑み浮かべながら手を上げて
ハイタッチ準備)
[ ぱち ]「 ふんっ!」
( 裏拳、ザレッドの挙げた手に当たり 心に響くような良い音が鳴り響く...
すぐさま距離を取り キッと、睨むのでは無く『視線の中に捉える』目付きで
ザレッドを見る、子.... いつの間にやら その姿に内包されていたのは.... )
「 父様... 今日って今日はわたし、真剣だから!
...本気で... えっと マジで やる!からっ!」
( ヘッドフォン型の機器、それに触れる )
…………痛いなぁ、はは…ったく…いつからこんなに英雄のような目つきをするようになったんだろ……まぁ、そうで無かったら俺達の子供…じゃないか…ははっ…!!
(子供の成長実感し歓喜しながら笑い声小さく上げて、裏拳の跡少しつきながらも何回か振れば治ってしまい…
構えを取りながら、集中開始…
…雰囲気も変わり)
……さて、参ったって言った方が負け…
…シンプルだけど、それでいいか?
「 ............. 」
( ....『 いい?強者ってのはね、まずは見極めようとするものなの
特にミィリィちゃんみたいなコって実力の程がよくわかんないからねー
だから、もしマスターからそんな気配が感じられたら・・・』)
「 今っ!」
【 タイムストッパー 】
( ガチャァン、ヘッドフォン型機器『 オー!MEGA 』...正直ダサいと思った
名前だが、デザインは気に入っているそれのダイヤルを回し、押す事で...
空間が発光し ミィリィ以外の時が止まる。)
「 . . . 父様...わたし、色々やるからっ!」
【 魔闘 [ 波 ]】
( 掌から 時の止まった空間の中、ザレッドへ向けて闇の掌圧を放つ )
…………………
(…当然、止まった時の中では動けず…
光の錯覚で透明になっている手が一応身を守ってはいる…が、避ける事も出来ず、もろに食らいかけ…
…恐怖を与えるように、目はじっと、鋭く尖っていた)
「 .........!」
( ...タイムストッパー、原理の違うもので動いているコレは
自動再チャージが可能とは言えど 一回の使用についての時間は短い
今回、わざわざ当てにくい技を当てる為にはじめに不意打ちで使ったのは
流石のセンス...しかし、眼力で怯んでいた子に エネルギー管理の余裕はなく... )
[ ガチャァン ]「 あっ!」
( 波動が当たる寸前、時間停止は解けた )
…っっっ!!!?…あっ…ぶねぇなぁっ…!!!
…なんだ今の…速すぎるって訳じゃないし…
…気配が感じなかったし…一瞬…
……なるほど、時間停止…って所…か?
(いきなり意識が戻ったかと思えば目の前に現れる
謎の波動に慌てて腕クロス…でしっかり防御
受け止め…風圧で相殺しながら
しっかりと分析…こういうところは鋭い…
ミィリィの能力理解しながらも中々強力なものと
思えば…面白いと言わんばかりな微笑みを浮かべ)
…とはいえ不意打ち気味だしっ…まだまだだなっ!!
(油断していない、それを表すように
囲むように拳が浮かび…順番に追いかけるように
拳が振るわれていき…
…逃げれば、顔を逸らさず追いかけて)
「 ...まだまだ 余興はこれからだよ...父様!」
『 ステージ : QUICK 』
G O !!!
( 特殊武器発動とは反対側のオー・MEGAを回し 一つに合わせて...
両手両足を決めポーズのように構える、次の瞬間 ........ )
.....攻撃どころか目の前の景色はミィリィもろとも掻き消え
ザレッドの周りにあるのは機械的なステージ、目の前には下へ続く穴
背後には...自分の首をデフォルメしたような物を大きくしたようなアイテムが
若干高いところに置かれている
( .......父様...辿り着けるかな )
…まるでゲーム…良く仕様を理解しているな…?
…だけど…さっ…こういうフィールドは…!!
(手を足場に使いながらすぐに辿り着き…
生首…といえばいいのか分からないが
とにかく自分の子供の首をサムズアップ…
…いとも簡単に行われて)
…生憎、俺達つーか、こういう強敵相手には
無意味だと思うんだ…とはいっても、中々面白いし、goodだ…
【 ライトニング波動砲 】
[ ボコォォンッ! ]
( アイテムを取った刹那、今現在の足場が吹き飛ぶ
...次の階への道 それを塞ぐように二台の鉄パイプを飛ばして来る敵が
見える中、足場を破壊したであろう近くを飛んでいる... )
『 ちゃおー♪いってら マスター 』
……ほんっとうにゲームみたいだな…まぁ、こういうのは大好きだけどっ…!!
(鉄パイプを掴み棒高跳びの要領で敵を無視…
…とはいかず、子供の前なので行動不能にする程度…
…頭をぐぎっと180度捻り上げて…
再び走り次の階へ……)
……本当どこで道を間違えたかな…
『 ・ ・ ・ YOU HAVE BEEN 』
Deathtroy
( 次の階、いきなり殺意が増し 当たれば即死の太めレーザー
全方位からザレッドの元へ押し迫って来る )
【 光子ミサイル 】
『 マスタァ?・・・ グズグズはできないからねぇー 』
( 変形状態のハデスが超速のミサイルを放ちながら追ってきた )
…っ、おいおいおい…急にレベルアップしすぎじゃねぇのっ!!?
つーかてめぇらチームとか聞いてないんだけど…っ…あっぶねぇ…!!
(空中で体勢を変えながら避けるも冷や汗
かいて口笛吹き…余裕か余裕じゃないのかよく分からず
…ミサイルはほとんど無視、レーザーが逆に盾になってくれているというのもあるが
辿り着くまでに、すぐにハンドガン一発で破壊して…舌打ち漏らしながら、さっさと次の階に行こうと…)
開けた場所に出る... 敵も居ない 部屋も広い
( 即ち..... )
『 途中ボスって事だよぉっ!マスター!』
( 追いかけて来ていたハデスが背後からレールガンをバルカンとして連射!
それと同時に突っ込んで来た!)
………っしゃっ!!!
(レールガン少し擦りながらもしっかりと避けて…
…勢い利用してそのまま突っ込んできた所を
脇で挟んで掴み…ジャイアントスイング
少々目の焦点ブレながらも…
…勢いよく飛び跳ね…地面に叩きつけ)
……ったく…めん…どうなっ…!!!
スタンガンじゃねぇんだから…そんなポンポン連射すんなよっ…!!
…ぃ…っだ…
[ ト''パァァンッ!]
( 炸裂、叩き付けられたハデスは...粉々に砕け散る )
【 return-return 】
・・・最終モデル解放
( 粉々に砕け散った破片が 天井近くに集まり.... 一部が増殖・変形
内部の機構に... 大幅にして『最終』の段階へと移行する )
『 ……リターン完了 R-13 最終モデル… 』
【 Caron 】
『 . . . . . ・・・ くけけけ・・・ 自ら 地獄との扉を開けちゃったねぇ? マスター 』
( ハデスよりも 更に大型に... それでいて、機動の鈍さなど全く感じない )
………ふぅぅ、馬鹿かよ…
…大型になったって事は的がでかい…反省なっ…そこ…!
…何も図体でかいってのが強いって訳じゃねぇんだよっ…!!!
(めんどくさいと言わんばかりに頭掻いた後…
…眼光鋭く、獲物を捕らえる威圧を与える本気の眼
パキパキと指の骨鳴らした後…
シンプルなラッシュと…拳の弾丸
一秒間に50発以上打ち込み…べこべこ、凹まして…)
『 ちょっとちょっとぉ?マスター・・・ 』
( 2発、ベコリとスカート状装甲に当たるものの、残りは変形で全て避ける... )
初見殺傷型STG最終モデル...
『 舐-め-な-い-方が 良いからねぇー 』
( 変形後に凹みが自動修復、アンカーが伸び 何処からともなく...
釣鐘状の装甲を持つ光玉を接続、攻撃性と防御性が異常に上昇 )
【 アンカーフォース改 : 対地レーザー 】【 ライトニング波動砲最終モデル 】
( 高出力の極範囲雷光、カロンの前方を薙ぎ払う七色の光による波状攻撃 )
……はぁぁ、めんどくさい…し、何より…俺はミィリィの手助けをしてやるつもりで来たんだ…てめぇと争う気は全く無いんだよっ…!!!!
…それに機械ってのは色々めんどくさいから嫌いだよっ!!
(皮の厚い巨大な手…受け止めて握り締めれば…
…その熱はその手に保たれて、そのまま拳になり
攻撃を受けて骨を露出させながら突撃…
…しっかりと腹部に攻撃)
…はぁぁ、使いたくも無い…あれを使わなきゃいけないかも知んないじゃねぇかよ…
『 もっちろんろーん、それを忘れてたわけじゃないよぉ?マスター 』
( 突撃を引き寄せ... 避け、背中を蹴りつけ壁に突っ込ませる... )
『 いってらー!』
「 .......z__Z.....z____Z 」
( ...隠し扉、次のフロアに...大ボス部屋 そして待ち疲れてた )
………はぁぁ…ったく…こっちも…眠気…やばいんだからな…?
(少しフラフラ…壁に向かって歩いていて
疲労…というのもレーザーとロボットのせい…
頭を抑えながら意外と辛そう…な理由も、レールガン当たったからだろう…)
…やっぱ後であいつもかなぁ…
「 隙ありッ!」
( 歩くザレッドの背後から、生身の鋭いキックが飛んで来るっ )
………ぁ…?…ぁ…もう…だるぃ…
(元気も無くなり…つーかめんどくさそうに…
…ガシッと足首掴んで…引き寄せ…
…ぎゅぅぅと体抱き締めて、そのまま寝かけ)
「 わっ わっ....? ちょっと...父様、こーゆーのってかあ様の奴じゃ... 」
( 一応、弱めでもがき... 戦意は消えた )
……ナイアは違う…お前のとは違う…子供にするのとは…また違うんだよ…分かんないかもしれないけど…
(うとうと…眠そうに答えながら
優しく、頭を撫でて…嬉しそうに小さく笑い)
「 ...んーー.... そりゃあ分かんないよぉ...もぉ 」
( 諦め、ため息... 為すがままに父の腕に自分の手を置いて )
……いいんだよ、大丈夫…うん、やっぱり、王の器がある…
(自室の事なんかすっかり忘れながら…
ピタッと止まる…寝た)
「 .....何さ、それぇ....はぁう 」
( つられてあくび... )
・・・・・・忘れ去られた蒼・・・・・・・
ぬチャっ ぬちゃ
にゅる に''ゅぷ
( 全てが黒く蠢く... 触手に 覆い尽くされた部屋で...
小さく 自らの意思に関係なく 甘い鳴き声が流れる )
- --- --- -- - -- --- - --- -- -- -
( ...人の身となれば その空間に正常を保てるわけもなかった )
……あっ!!!やっべ……忘れてた…
(急に目が覚める…さらりと重要な事思い出す…
…まぁ、めんどくさいし別に放っておいていいと
判断すれば…抱き締めながら再び寝ようと…)
・・・・・幽源書庫・・・・・
「 -- - -- -- -- -- - -- - 」
( あからさまな不機嫌の様相、周囲に放たれる殺意じみた悪意を
隠そうともせず__ 大人しく 読書をしている。それを...騎士は
何よりもありがたいと思いながら資料を片付けていた )
「 ……… ふぅむ 」
………
(そんな中…似たような気配、雰囲気を放ち
椅子に座って本読み…
……目を細めながらしっかり目を通していて)
…君と私は似ている…気がするな、何となく…
…医者の幽霊と…騎士の…なんだ?君は幽霊なのか?
( 資料を片付けに隣を通るは 黒い鎧を纏う騎士の...
....呼び止める声を聞き、片付ける途中の資料を置く )
「 …いや、私は何者と言われるような存在では無いな…
お初にお目に掛かる。私はザラァーク、魔族だ 」
……これはご丁寧に…魔族…か、ザレッドと似ているな…雰囲気も、気配も…全てが懐かしく感じる…
…君と話していると、昔を思い出す…
(嬉しそうに軽く拍手しながら答えて
本を閉じて改めて其方を向き)
…まぁ、お茶でも飲んで話でもしようじゃないか
「 …私の風に吹かれる、か… 良い年の重ね方をなさっているようだ。」
( 騎士、故か 座る事は無く 椅子の隣に礼儀を極に染ませた
立ち姿を示し 騎士は穏やかな声を重ね 霊と相対する )
「 …さて 昔の話となりますか? そうであるなら互いに
話題は尽きそうに無いですな…故に、その茶の種類が緑で無いのなら
私も御仁が飲まれる茶を旨く出来そうです…御仁は如何でしょうか?」
…っはは、もう現役なんかじゃ無いな、何方も…あぁ、もう年だ…とはいえ、その年は変わっていないんだがな、もう…何も…
(気分が落ち着くハーブティーを注ぎ…
コトンと小さく置く、騎士の前とで、二つ…
…穏やかな雰囲気を醸し出しているが、どことなく不気味でもある)
昔かぁ…昔は懐かしい…あぁ、飲んでもらって構わないよ、私は毒とかそういうのはしないさ…
…時に、君は…あぁ、いや、何でもない…
「 ……何かなればこその出来事、しかし悔いているような響き… 」
( 兜の視線が暫し茶へ向くが、シンプルにまだ飲む気にならない騎士 )
「 …話題ですか ならば一時期、魔界にて流行った短命酒と呼ばれる物をご存知か 」
……酒、かぁ、そういうのは鬼の方が好みそうだが…此の城にもいる、幼い強大な鬼とか…ね
(此方も飲む気では無く…というか飲む素振りも見せず…
…静かに対話)
…しかし、有名だそれは…中々美味しいんだってぇ…?
「 【 禁制物 】故の魅力と言ったところでしょうな、命を縮めるが故の
絶妙な甘味…今は一滴に至るまで排除されたと聞きますが、どうなったやら 」
「 当時はただの高級酒の最上位辺りの認識だったらしく
関わるだけでも数億が動き、個人の口に入る頃には数人の死者が出る
酒の名の由来はそうであるだけと思われていましたね 」
…あぁ、なるほど…最も、私には関係無いが…
…そんなに凄いものなのか、それを仕入れる…というか、持っているとは中々凄いじゃ無いか…
(じっと高級な酒を見ながら
興味深そうに笑っていて)
「 …【 ロク-ミュアンナ-ゼル 1944 】……流石に驚かされますな 」
( 騎士の兜が揺れる )
「 私も古いが、御仁も大概古きものの様ですな… その酒が本物故に
歩いてきた魔界の時を知ることが出来ます。… しかし、まだ残っているとは 」
…ははっ、よしたまえ…君程じゃあないさ…
それに、こういうレアな酒こそ、この一本しか私は持っていない…沢山あるのは恐らく…
(冷たい鬼の部屋の方をチラッと見ながら)
…そうだねぇ、これは勝利の酒….
…君も、騎士ならば懐かしいだろうね
「 …何よりも勝利を渇望した魔界の風土、私もその濃い味を
何年にも渡り追い求めて来ました…。故に その酒を滅ぼしたあの日は懐かしい 」
( 懐かしむように手元の茶に手を付ける )
「 生き延びたのか… …何故に御仁が古くある所以を手元に置くかは
知り得ませんが、その酒が生き延びることが出来るほど かつての魔界は
暗くなかった筈なのですが 」
………いやぁ、何、私の体に隠せば大丈夫なのだよ…
…まぁ、とにかく君と仲良くなれそうでよかったよ…
(腕を透けさせ机貫通するのを見せてそれの
応用と言い)
…あぁ、そうだね…
災厄の黒雷…そして、伝説の剣王…だったか
あの頃の名が流行っていたものといえば…
「 噂をすれば影が差す、羨望の真珠に希望の目。嫉妬に燃える蜘蛛は暴走車
お二人の仲の良い所に水差す阿呆も居るということで… 久しぶりだねお二人さん! 」
( 緩やかに扉を開けばその比喩ではなく本当に雪のように真っ白な姿を現して )
…あぁ、久しぶりじゃないか、本当に…
……といっても、私はそこまで戦ってはいないが…
…君も、何か飲むかい?
(別に騒ぐ事も無く嬉しそうに微笑み
持っていた本が何故か棚に戻りながら
自分の分の紅茶を上げて)
「 …割りに 伝わっていない異名も多いのですな… それだと
生きた昔の化石もまだまだ希望がありそうだ、…む 」
( 兜の視線が傾く )
「 ……相変わらず目に来るな、光り過ぎだ 」
「 …私にもくれるんだあ、ありがとね 」
( お茶を手早く受け取ってみれば 口内に流し入れて )
「 私がお星様より煌めいてるのは当たり前でしょ? 」
……はははっ、変わらないねぇ、魔法少女も…騎士君も…嬉しいなぁ…
しかし…私は、君達ほど相性の良いコンビはいないんじゃいかと思うよ…
(再び拍手しながら嬉しそうな表情…
…黒と黄色、二人が丁度いいように見えて)
…いやいや、私はもう衰えたよ…真紅の帝王…もだけどね、私達と言うのが正しいか…
「 そうそう、もう私達の時代は終わったの。…だからこそ皆を導き見守っていくべきだと私は思うけどね 」
( お茶をズズッと啜って一気に飲み干してしまえば お代わりを要求して )
…そうだな、だから私はザレッドの師匠として…そう、成長させてあげたんだ……後継とか、君達は考えたのか?
(首を傾げながら受け取りすぐに再び注いであげればもう一度目の前に置いて)
「 天使もどきは死なないから楽じゃないね、跡継ぎがいらないくらい生きてしまうもん 」
( はぁ、と溜め息をひとつ )
…はははっ、君も教えてみたらいいじゃないか…
何、その暇を潰せるぞ?
(思い浮かべながら楽しそうに)
…私も、もう死なないような体だが…ね
「 ふむ…後継を見出すほど、私もまだ老いてはいないな… しかし、ザレッド君に
私の知る、モラの知識の扱い方を伝えたいとは思っている。それが 後継だとは思えないが 」
( 茶に手をかける )
「 …訳の分からぬ天使も掴めるところが増えて来たな 」
……君達は羨ましいねぇ…お腹は空く、睡眠できる、性欲を抱ける…はは、やはりそう言う所が
いいよねぇ…
…君は知らないよ、あの子の成長力、爆発力…
……全盛期の私なんかとっくに越す勢いだ…
(二人とも茶を飲んでくれたのを嬉しそうに
高笑いしながらニヤリと笑み浮かべ)
…よしなよ、君達は仲が悪過ぎるんだ…
・・・城の門・・・
「 ……………… 」
( 何やらあの手バカが言った事が気になり…「 らしく 」というコンセプトの元
城の雰囲気を出す為、試しに芝生等を門の周りに植えてみている。全手動。)
( エプロンドレスの上からピンクの園芸前掛け
つばの長い麦わら帽子、本人の服装は「 何時もらしくない 」 )
…これは、中々に雰囲気が出るな…城として
…助かる、が、何故貴様は常夏気分なのだ?
人の格好にとやかく言うつもりはないが…
(にゅるり、地面を掻き分けて出てきては
すぐに元の形状に戻し、じっと辺り見渡し
城らしく緑が増えてきたのを感謝しながら…
上手なブーメラン投げながら呟き)
(動きやすいという理由で…上半身裸
背中に髑髏とその周りに円陣浮かべる水飛沫のような模様…
…肩には茨の刺青と切傷が所々に深々と入り…
細い体に似合わずガッチリと筋肉付けながらも…
…妖艶な蝶、怪しい華、一寸法師…等、様々な刺青がごちゃごちゃに入っており)
「 ……コンセプトは、『らしく』… 」
( 手を止め、家主に対して礼 )
「 …ザレッドの友人が来るからという名目がありますが、所詮は私も血縁以外
城への奉仕には可能な限りを3つ程上回っての行動を課すべきです、故に…
『らしく』は私にも課せられるという事です 」
( 門の正面以外、植え終わった植物 )
「 …そういった私なりの理由があります、気に障ったのならお許し下さい 」
…確かにな、休憩は要らな…そうだな、安心した
…友人…?…あぁ、彼…の……まぁ、頑張りたまえよ、我に相手するのは少し辛い…
……何より、まだするべき事がある…
(地質柔らかくして植物育ちやすくする
手伝いした後、また潜り帰ろうと……)
「 …様々な意味を含め、感謝致します 」
( 今一度、礼をした後に作業を再開… 手に持った万能鎌がよく馴染む )
………所で、君達…姉妹か、姉妹は何人かね?
いま城にいるもので…全員か?
(行く前に質問…少し深く声色が変わり
何か核心に迫るような…)
( 声を聞き、少し動きを止める )
「 ……姉様を始祖とする、私が誠に属する姉妹という事であるならば
3人…この城にある者達で全てでございます。… それが、何か 」
………そうか、いや、済まない、勘違いだったようだ…
…昔、君達みたいな怪物を…何十匹も、倒した…
いや、残酷な姿にしてしまった事があってね…
(…安心したように全てを話す)
「 … マイクテスト マイクテスト、告げてイマす 」
( そこに有るのは抜け殻と化しても可笑しくはない機械人形 )
「 …… 」
( 前掛け、麦わら帽子を外し 丁寧に水洗いを通してから
家主の前に出る… たった今、聞いた事に少しの不安を抱いたまま )
「 ………… 」
…その前に…あー…そこの機械は関わった方が…
…しかし古いな、我の世代でも中々見ないが…
(じっとニャルを見つつ…その後ろにある謎の機械
指差して首傾げながら少し警戒…)
「 ………お関わりとそのご様子より… 敵対と、見えますが 」
( 閉じていた口を開き、シミターを抜く )
……さて、どうだろうな…?
(手を出す気は無い…じっと、ただ見ているだけ)
「 ……………… 」
・・・・・地下 鍛造場・・・・・
「 . . . ぁーー ン... 微妙 」
( ...首筋の傷跡残る中、精神はリターンバックが完了したのか
タオルを頭に巻き 『 銀猫の盾 』を自作中..... 様子は あまりよろしくない。)
「 . . . おぃぉい __もう少ねぇよォ 」
( 背後を見れば、『 銀の退魔術 』に記された盾そのものに見えるが
失敗作らしい見事な盾が山と積まれている、月夜の隣にある素材銀も残り少ない )
…いやぁ、ここは熱いねぇ……
……生憎、レギオンじゃないよ、あたいだよー…
…って、おやおや、お邪魔だったかい?
(がちゃりと扉開けて入ってきたのは…珍しく
お酒飲んでいない氷鬼
…積み重なった銀の盾を見ては何となく察し
ニィと小さく笑み浮かべ)
…良かったら、素材分けてあげようか?
あたいはそういうのいらない…あ、でもその代わりあたいにも…鈍器、作ってもらいたいな?
「 ん. . .おぉ. . . ん?あぁ、分けてくれるのは...ああ、良い代価だねェ よしきた 」
( 音と声 振り向けば氷鬼、確かにレギ猫で無くて落ち込んだ感はあるが
望む報酬にやりがいのある仕事、当然のように月夜の右手はグッドを示す )
「 さぁてぇ?まずはリクエストをよく聞く事だ... んで、ただ鈍器ったって
幅が広いってんだ もー少し細かいリクエスト、聞かせてもらおぅじゃないかァ 」
…鬼といえば、決まっているだろう?
金棒だよ、たった願いはそれだけ…後はどんな事をしてもらって構わないさ…
…まぁ、あんたのその武器を作る技術を信頼してる…って感じ…頼むよ、ふふ…
(…服に手を入れてガサゴソ…銀の塊を次々と
出しながら
簡単に説明しつつ自分の昔持っていたのと同じ感じと付け加え)
「 ケケッ つかぬ事聞いちまったねェ んじゃァ、ちょい『 手 』見してもらおーか 」
( 言うなり、許可を取らずに氷鬼の手をむんずと掴み 手のひらを見る )
「 ........................ 」
( この時点で陽気な表情は鳴りを潜める、皮膚だけでは無い 中の骨まで細かく見透かすように
レギオンと同じ様に小さな されど剛の手をじっくりと じっくりと眺めている )
……まぁ、流石に少しは傷もあるし…
…そこまでジロジロ見ないで欲しいものだけれどねぇ…
(野球選手のように金棒ながら手にはタコが出来ており、小さな刺が刺さったような跡も…そして
小さいが、決して細くはなく、また力を感じる手を大きく広げていて)
こりゃあ...
「 ...............ぁー 分かった わーーかった...... 喧嘩売ってんなァ?
....オメぇの手よぉ.......なぁ?」
( 激しい言葉を使い...背筋をピンとさせる様な腹から来る声
しかし それは怒りでは無い。タオルを巻き直して立ち上がり 石炭が燃える様な
眼光に やる気が満ち溢れる... 戦を前にした鬼の如き様相が現れていた )
「 気に入ったよ、レギオンたぁ違った意味でふざけた注文しやがるなぁァ
. . . 岩鉄で作ってやるよ... 扱いこなしてみやがれよぉォ?」
……あぁ、やっぱり同じ雰囲気がすると思っていたんだ…レギオンと関わっている時点でそうだとは思ったけれどねぇ…
…当然、使いこなしてみせるけれど…んひひ…
(ニィと挑発的な笑みを浮かべ
ギュッと拳握り締めてテホプの目の前に突き出し
面白いといった好奇心が湧き出ながら
内心結構喜んでいて)
[ コ''''ム'''''''っ'''']
( 空気が振動する )
「 . . . おもしれぇとか知らんね ただ 」
( 前回の笑みで返す『 鬼 』の 突き返した拳が
刹那の瞬間に起きた事を物語る。月夜の背後で 炉の日が烈火のごとく火を吹き上げた )
「 その喧嘩ァ __買ってやんよ 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ ガンッ ガンッ ガンッ ]
「 ............ッ......ッ..........ッ 」
( 準備の後、両手金槌を振り上げ 叩き出したのは... 岩の如き質感を持つ
漆黒の如き色味に染まる巨大な粗い大岩鉄、まるで氷鬼が使うには大き過ぎるそれを )
[ --ュ''ーー ガンッ ュ''ーガンッ ガンッ ガンッ ]
「 ........ッ.........ッ!.........ッ........ 」
( 溶岩に並べば遜色が無い そんな勢いで燃え盛る溶鉄の炉
それに半分を沈め 自らの手で無駄傷も圧力も無く回転させ 空気に触れる
半分を殴る様に荒々しく 針の穴通す様に慎重に、明らかに無茶苦茶な鍛造を実行していた )
経過時間は1時間、当初より半分程まで岩鉄はその大きさを凝縮されていた
……にひ…いやぁ、いいねぇ…
(珍しく静かに拝見…胡座かいてお酒もう既に飲んではいるが…邪魔もせず、氷も出していない…
…ただ、両手グーパーを繰り返して、イメージトレーニング脳内再生…
ぺろりと舌舐めずりしつつとても楽しそうに…)
……ふぅぅ、さて、もうすぐ…かい?
あたいはもう…んぐ…ごくっ…っ…まちきれないよぉ…!
[ ドガッ ドガッドガッドガッ ]
「 あ''ぁ''ーー . ..! あ''ぁ''ーー!!」
( 最終局面、経過時間10時間... 5時間を切った所で金槌は焼き切れ
月夜は自らの鉄拳を頼りに岩鉄の鍛造を続けている。負担が大きくなった
しかしそれがなんだ言わんばかりに剛拳で岩鉄を圧縮する、岩鉄もそれに抗う
___30分後 鉄の形が鬼として小振りな物として完成した時 攻防は終わった。)
「 .......ぎぃひっひ.....あぁ...はぁ...オレの勝ちが近いぜェ?...おらぁ..... 」
( 息も絶え絶え、しかし月夜は最後の仕上げを と棘の鋭さの無い金棒を
仕上げ台へ上げる )
……がんばってねぇ〜…おわったらほうしゅうふやしてあげるから…んふふ…
…そ・れ・に、なにかおとぬなじょうほうも〜…
(勝負は好きだが多分忘れており…
ピース浮かべながら顔真っ赤…金棒がどうなるか
完成まで出来るだけ見ておらず
更にどんどん報酬増やす事約束して)
……しょれに、とげがいちばんむずかしいんだよ?
「 ....最初っから付いてる棘は必要ねぇんだ 」
( 仕上げ台に上げた金棒の持ち手に 鞣された熊の皮を用い
わざと少し残した皮の血が... 段々と金棒に吸い取られているのを見る )
「 .....名前はお前が決めろゃ... 『 生きて 』んぜ?...こりゃあ 」
( 荒々しい岩肌の様な岩鉄の特徴は一切の鳴りを潜め
六角の底知れぬ深みを抱えた剛の棒に 焔の様な揺らめく
薄い黒と濃い黒の模様が付いている... それらは今も燃える様に 動く )
…ナマエ…ねぇ、ふひひ、ありがとぉ…
(何故か投げキッスしながら素直に感謝…
…ただ、名前に関しては結構真面目に悩み…
…とりあえずと手に持ち…一気に冷やす…
…燃えるように動いていた模様がピタッと…止まる)
うん…あたいは……こっちのほうがいいっ…!
…ひとかねつとかはれぎおんだけでじゅうぶんっ!
…そしてナマエも、きめたっ…!
【ジェロ・メィス】
…これがこのかなぼうっ!
「 ...... ぁーーー ... 言ってたとーり...そいつも生きてんのよ....
.......荒々しくしてやれよ....?」
( 銀の塊を近くに山と積み、ひどく疲れた様子で )
「 ........ し 信じられんほど疲れた 」
…あらあらしくは…だいとくい…!
…ありがとっ…ほら、これほーしゅー…
(鍛治している間に持って来たのか
大量の…銀の塊、所々銀が使われてる武器もあるが…
…それ以外にも紙、あと少量だが金も…)
…おちゅかれ、おさけのむ?
「 あぁ ........そこに置いといてくれ.....いらん あいつと飲む 」
( 言えば、出て行く...根こそぎ気力を持ってかれた様で... )
「 .......れぎぉん...」
………こぃ、なのかなぁ…んひひ…ま、いーや…
(いなくなったのが分かれば…そのまま少し探し始めて)
…そう、いるのはゆうしゅうなどだい…あとは…
…あたいがやらなきゃいみがない…
・・・・黒の部屋・・・・
「 ……はふ…… ひゅ……… 」
( …ベッドの上で仰向け、気持ちの良さそうに眠ってる )
…はぁぁ、どーしよどーしよ…髪の毛大丈夫か?容姿とかこれでいーのかな…はぁぁぁ…!
(……珍しく慌てている…頭を抱えてブツブツ…
…少し騒がしい)
「 ……何かしら? 喧しいわねぇ 」
( 目を擦って起き上がり、伸びをする…ふぁーふ )
「 …乗れる相談なら乗ってあげてもいいですわ?」
……そのさ、友人がもうすぐ来る…らしいんだけど…その…どういう格好して合ったらいいかな?
昔過ぎてさ…俺ぇ…ぅぅぅ…!!
(らしくない…が、冷や汗かいているあたり
色々事情があるのは確実)
「 …わたくしとのデートにはお洒落しない割に、友達には
気を配るのですわね…いい煽りですわぁ?…まぁ あなたらしい格好なら
何でもいいんじゃないかしら?無駄に足掻いたら醜く見えるだけですのよ 」
( 足をぶらぶらさせながら窓を見る )
…ぅーん…それもそうだよなぁ…うん、そーする…
…多分そろそろ来るんだけど…先さ、お出迎えしといてくんない?
…それっぽい格好にするから…
…あと、ナイアとは…うん、本当の姿でしたいってのがあるんだよ…で、出来る?
(首傾げながら少々黒いパーカー整え)
「 …ほんっと、変な所で持っていく人… 」
( 半ば呆れ、笑い顔になりながら部屋を出る…
玄関までの道のりは短い… 現に、もう白黒は隣に居た )
「 ……貴女も応対ね?」
「 ……失礼は致しません 」
……此処…が……かぁ………
(ザッと足音…したかと思えば
既に城の前に人影…ゴーグルを外して
改めて大きさを実感しながら……
ゆっくり入ろうと近づき…)
「 ……ザレッドのお客人様にございますね、お待ちしておりました 」
( 自然と隣、後ろから歩いて来る。目を閉じ 使用人としての立ち姿 )
………ひっ………うわ……メイド……?
(ビクッと少し怖気付き…ながらも
隣にいた気配に気づくのが遅れてしまって
少し恐怖…と共に何か疑う目)
…レッドって…そういうの…好きなの…か?
「 …誤解なさらないで下さい。私めはこの城に自らの意思で勤めさせて
頂いているしがない使用人、この服装は下僕たる証を示す為の
正装であり、ユニークヒットマン以外の意味を持ちません 」
( 説明を終え、玄関へ歩を進める )
「 此方へ… ザレッドがお待ちです 」
…あ、そ、そうなの…か?…レッドは結構…その、好きというか、変態…だから…
…そうだと思ったんだけど……
…まぁ、それならいいや…悪戯されてないみたい…だし…
…あ、一応…自己紹介しておく…よ?
(帽子を外しては…色白な肌とピンクに近い赤…
目は黄緑に輝き…右耳に付けた一つのピアス以外
他の者と比べたら普通……)
……フロッソ・チェーロ…気軽に…フロッソって…
…呼んでくれた方が…反応しやすい…
「 …承知致しました、フロッソ様。」
( 玄関に着き、重い戸を開ける… )
「 どうぞ 」
…うわ……広い…こんな豪邸住んでるの…?
………凄いな…あいつ………
(辺りを見渡しくるくる回って目を小さく輝かせ…
…驚きが止まらない様子)
…綺麗
「 ……えぇ、では ザレッドの部屋へ行かれる前に…
彼と深い仲にある方が、先にフロッソ様をお迎えになっております 」
( 「 ですが 」と続けようとした時 )
「 あら、ご機嫌麗しい様ですわね。この屋敷はずっとそこの子が掃除しておりますのよ?」
……深い…仲…?…こっちでも、友達…出来たんだ…いいなぁ…
…うん、別にいいけど…
(長い廊下じーっと奥まで見つつ
…色々羨ましがってるようで)
…そ、そうなんだ…?…凄いなぁ…ひ、一人…え?一人で…?
( 来客の目の前まで来た… 背の小さい黒い女の子はまだ言う )
「 あらあら、ニャル 貴女自分の紹介も挟まないのね?
…えぇそうよ 何と言ってもこの子」「 姉様 」
( 色々喋ろうとした所を白黒が制し、不貞腐れる様子もなく
ふふ と黒は笑い、手を後ろで結ぶ )
「 ストイックねぇ… 」
「 …フロッソ様、此方がザレッドの恋仲…
『 ナイ=ラットテホップ・ア=イア 』様です。」
( 黒い女の子… ナイア、黒が貴女流の礼をする )
「 以後、お見知り置きくださいませ?」
…な、ナイ…ラット…?…ちょっと待って…えぇと…
(紹介されたのはいいが名前覚えられず…
頭の中で繰り返して…やっと分かり)
…う、うん、分かった…えっと…
僕はフロッソ・チェーロ…ザレッドの友人…
だよ…うん…えっと…何か…用かな?
(戸惑い少し目の前の二人に恐怖を抱きながら
首を傾げて)
「 ナイア、で良いですわよ?…こっちはわたくし自慢の妹、ニャルですわ 」
「 …遅れましたが、ニャルちゃんです。…では 参りましょうか 」
( 困惑するフロッソを先導、ザレッドの部屋へ進む )
「 融通効かないのよねぇ あの子、さ?わたくしは先に
フロッソ様をお目にかかりに来ただけですわぁ?じゃあ
行きましょう、ザレッドが首長くしておりますのよ 」
……え、あ、うん…ふぅ……
(戦闘しろとか言われずに済んだ為安心して
ホッと息吐き…言われるがままついていき)
…あ、うん…ぅ…ぅぅんっ!!
…レッドぉっ!久しぶ…ひぃっ!!?
『おーっ…ロッソ…まじで来たんだ、お前…
…きひひ、久しぶりだなぁ…俺様は…見ての通り…超元気なんだよなぁ?』
(…どうしてそうなったと突っ込みたい
ザレッドの格好はさっき見せた黒パーカー…なんかではなく
死神のような格好になり…しかも扉開けてきた瞬間鎌になった腕を向けられ…
…そりゃあ怖がるだろう)
「 ……ニャル、カロちゃん、三回 」
「 … 」『 あいあいまーむ 』
( 呆れた黒、指示を飛ばす… 瞬時にザレッドの背後から伸びて来た
アンカー・フォース改が羽交い締めにする様に爪を閉じ、ザレッドを拘束
…フロッソの隣から前に歩み出た白黒、フロッソを後ろに促し… )
「 ……貴方、その性格は墓まで持って行きそうですね 」
( メリケンサックを装備する白黒は、事前通告としてそう告げた )
「 …昔っからあのノリでしたの?ザレッドって 」
( フロッソに問う、黒 )
…まぁ…うん、悪戯好きではあったかな…変わってない…みたいだね…なんか…ごめんね?…この感じだったら…迷惑かけてるみたいで…
(軽く頭を抱えて苦笑…小さく腹も抑えていて)
『待ってっ!サプライズ!!サプライズっ!!
よくあるじゃんかぁっ!?なんで俺いっつもこうなるのたまにはいいじゃん友人の性格が成長したかの確認じゃん!!ていうか待てそれで殴られたら普通に痛いからちょっと待て、待って!!』
…で、うん、いつも…こんな感じ
「 腹決めなさい 」[ すっ ]
( 鈍い音 血が少し飛び散る音 × 3 )
『 やーやー、何時もより派手だったねー。ん?ドチラサマ?』
( 治療に入る黒、冷ややかに返り血を浴びたままザレッドを見下ろす白黒
放置喰らいかけたフロッソに 人型形態になったカロンが話し掛ける )
……え…こ、これ…ろ、ロボット!?…こ、こんなのも部下にいるの…?…やっぱり…カリスマ性が…あるんだ…あ、えっと…僕は…友達だよ、レッドの…
(人型とは言え男のロマン…分かりやすく
目を光らせてブツブツ呟き…
優しく笑みを浮かべて挨拶…しながらチラッと
事故現場様子見)
『…普通に…ぃっでぇ…ふざけんなよニャルごらぁ…っ…じみる…まっで…それじみるぅぅぅっ!』
(目を背ける)
『 うんやー?ふふ、私はR-13B【 カロン 】特化攻撃機最終モデル
・・・フロッソさんだねぇ?聞いてるよぉ〜 マスターのマブダチだってね?』
( けらけらと少し笑いながらフロッソの頭の上に着地、惨劇を眺める )
『 それでさぁ、フロッソさーん・・・気があるなら見せてあげてもいーケド?』
・・治療中ザレッドの近く・・
「 ふざけてるのは貴方でしょう、わざわざ姉様を応対に行かせて
無駄に凝った物がコレなのでしょう?私に殺意を抱かせるつもりですか?」
「 言い過ぎよ、…まぁ ちょっとわたくしもご立腹ですわぁ?」
《 コダイ複骨法(和らげなし)》「 やー 」
( ちょっと描写したくない音と共に骨が無理やり再生して元の位置に戻る )
……い、いや、やめとく…機械は好きだけど…
一応意思も持ってる…しっかりとした…人型…だから…
…そ、それに…そのー…なんか、色々アウトな気が…するから…
(少々顔赤くしながら誤魔化すように頬を掻いて
ブツブツ小さい声…色々幼い)
『ぉっ!っぉ…おぉっ…お゛っ!むりっ、ごれっ…ぃだぃぃだぃっ!そごぉっ、そご無理無理っ…!ごめっ、ごめんなひゃっ、まっでっ、ゆ、ゆるじでっぉっんぎっぉぉぉ…!!じにゅっ、ごれじんじゃうからぁっ、はげし…すぎ…っぐぅ…!』
(…何かまた誤解されそうな感じで
悲鳴上げて…)
『 そーじゃないそーじゃない・・・見たいんでしょ?』
[ ギゴガゴゴ ]
( 変形、戦闘機フォルムに空中で変形し チャージを応用して
変形完了と同時に戦闘機ボディ全体に薄く走る電流を這わせて見せる )
『 ロ・マ・ン!』
・・ザレッドの近く・・
「 …はー にしてもニャル、三発で骨9本はやり過ぎよ 」
「 …申し訳ありません 」「 せめて8.5本にしときなさい?」
「 ……はい 」 ( 治療は続く )
……うんっ!!!
(今までで一番元気の良い返事…
…笑顔で目もキラキラ…好奇心も合わせて
少年というか…子供らしいと言えるだろう
じっと観察…優しくぐるぐる回したりして)
『そういう問題じゃないっ…のぉぉぉぉぉっ!んひっおぉ…!まっ…でぇっ、ほんどご…ごれで…まっ…っぉぉぉ!?ひぎゅっ…んお゛っ!まっ…ひぎゃぁぁぁぁっ…!』
(…地獄、叫び声が…もう…)
『 はらららら・・・ ちょいっと目ぇ回るけどぉー?』
( 触れられてる所の電流を消し、なすがまま )
・・ザレッドの近く・・
「 んっ …む…… はふ、はい おしまい!」
( 複骨法が終わり、外傷は黒が舐めて治し… 元気よく終わりを宣言 )
「 ふぃー …結構疲れたぁ 」
…っあ、ご、ごめんっ!こ、こんな喋る機械とか夢物語でしか無くて…それでそれで…!
(慌ててゆっくりと机に下ろして大丈夫か心配)
『…て…んめっ…ぇらぁ…!あ、あと…で、おぼえとけ…よぉっ…ぉっ…っぉ…おぉ…』
(…ビクンビクンって魚みたいに体が跳ねている)
『 んぅーー・・・家の紹介はまた今度ねぇ
私は【 機動単機殲滅シリーズ 】の【 R-type 】ナンバーの内
特化攻撃機【 R-13 】シリーズの最終モデルなんだ、元々は
この戦闘機フォルムで意識はなかったんだけど。scull?って奴の
意向で、【 リトルサイズファイター 】として人型兼戦闘機に
改造されてんの、マスターとは・・・まー色々あったね、あとセクハラされた 』
( 人型形態に戻り、流暢に喋る。途中にテクニックとしてか
手のひらの上でスパークを発生させたり、アンカー・フォースを
自在に動かしたりなどの様子を見せて )
『 ・・・( マスターとは似てて違うなぁ )』
・・ザレッドの近く・・
「 …私は業務がありますのでこれで失礼しますが…
今の言葉、動けるようになってから私の前で言いなさい 」
「 …だってさ?舐められてるぞー だんな様!」
…軌道単機殲滅シリーズとかまだ生きてたんだ…!
Rー13は有名だから分かるよっ…!
へぇ…うん?待って?今なんか大事な事言わなかった?
(興味深そうに聴きながら…聞き逃してはいけない
事しっかりと聞いてしまい確認…
…なんか凄い勢いでメモしてる…様子見るたびに
声を上げて驚いて感動して…
…遊園地みたいに楽しんでいる)
『…おっ…?言ったな…お前…?許さないからな…ほんとに…よぉ…!』
(カフェイン入りの香水何回かプッシュして
人質に取ろうと…フラフラで立ち上がり)
『 うん、体掴まれてナカとか弄られたりしたんだ。
まー私も精巧に作られてますし?マスターも弄りたくって仕方なかったんだって 』
( 間違った事を言ってないので始末が悪い )
・・ザレッドの近く・・
「 っ… 姉様、こんな事も予想し私は業務を残していますので…
此処に残るという選択肢を放棄させて頂きます 」
( 言うなり、素早く戸の向こうへ )
「 ……残念ねぇ?まぁ、流石にベッドの上が激しいだんな様でも
ご友人様の前でわたくしに襲い掛かったりはすることなんてありませんわよねぇ?」
…まぁ、うん、気持ちは分かる…けど…代わりに謝っとく…ごめん!
…やっぱり…レッドに…悩まされてたり…?
(両手を合わせて頭下げ…今は機械に夢中)
『…あぁ、大丈夫…ロッソは気付かないし…それに、鬱憤とか色々溜まってんの…ナイアは後でやるとして…まぁ、とりあえずまずお前だよ…』
(冷静にガシッと両肩掴みながら鼻先に直に
香水嗅がせて)
『 うんやー?関係としてはWinwinだねぇ。どっちもイタズラやり返し続けてるし
堅くならなくたっていいよぉ〜?べっつに腹立ってないしさぁ 』
( 変形、飛行と使い分けてフロッソの頭に乗り )
・・ザレッド・・
「 あっ…!?……ぅ この……! 」
( 嗅がされ、瞬時に突き飛ばして距離を離すが… 視界がぐらつく
耐性が上がったとは言えど 此処まで深刻なものを治すのは難しい。
口を押さえて目眩に抗い、もう片手で…ドス持ち出し 早速殺る気の目で
ザレッドを睨み付ける。足元がおぼつかない )
「 ……あぁ、もー… …ん …?」
( 黒…止めようと近寄るが、ドアの外で青ざめる1人を目に…
ザレッドに忠告の目配せを一つして、あやす様に部屋から出て行った )
「 ……近づいて… みにゃさぃ… …そのはりゃ …ぁ 引き裂いてっ … 」
…ならよかった…ふぅ…いやぁ、あいつ…だってそのぉ…悪戯たくさん…するじゃん?
もしかしたら今もしてるかもしんないし…
(頭の上に乗ったのを視線上に上げて見ながら
苦笑浮かべて…)
『…いや、なんでそうなるよ?なんでヤクザみたいな事になるよ…?…んな危ないもん没収没収…
…ほら、疲れてんだろ?寝ろ…』
(大きく溜め息…バシィッとドスはたきおとして
背中撫でながら更に嗅がせて無理矢理眠らせ
ようと……何も気付かず)
『 ・・・んぁーー ・・・へぇー?』
[ ヴィゴガゴゴ ]
『 確かにイタズラ好きだよねー・・・黒ちゃんとも
激しい方のやつ何回もやってるし。』
( 変形 )
・・ザレッド・・
「 ひぁっ 、にゃ…… ょ… 」
( 元々、働き詰めの疲労は確かに溜まっていた上で コレ…
為すすべもなくベッドに転がされ、目眩で気持ち悪い思考の中 意識を閉じる )
…ぁー…やっぱり…?…僕にも…たくさん悪戯してきて…って、激しいの?
(結構昔はエグい事をやっていたのだが
それより激しいのかと軽く首傾げ)
『…はい、おやすみ…まぁ、実際今は休んでろ
…悪戯はまた今度…だからな、俺も流石に
状況分かってるっての…』
(ただ…と意地悪するように先程の香水…を
アロマミストにして部屋に充満させながら
部屋を出て行く)
『…こーいうのもあり…なんだよ、っと』
『 だってそうでしょ?恋人が2人、ベッドの上でやる事と言えば
あちょマスタやめgggggjjjjjjjgagagagagagagaga 』
( 汎用外装を作動させずに出てきたのでミストが駆動系に入り込み
煙吹きながら… クジラの絵の中に入り込む。スッと消える )
「 ………ぅー うー… 」
( カフェインの過多、魘されまともに休息は取れず
意識が闇の中なれど怨みは風船の様に膨れ始めていた… )
……えぇ…なんか…うわぁ…
…まじで…?レッド…?
(チラリと視線を向ける…鼻ピクピクさせて
いい匂いと感じつつ半分呆れていて)
『…否定はしねーけど、あれを言うあいつが
悪い…だから壊す』
(シンプルに暴言吐きながら目の前で拳作り
クジラの絵に腕突っ込もうかとしていて)
…ま、まぁいいや…とりあえず…城の中探索…
するね?
(抜き足差し足…ではないがこの空間から
一刻も早く出たがっていて)
・・・機億の最深部・・・
『 ったく・・・口滑らせる私の癖もどうにかならないモンかなぁ・・・
異空間接合システムもこんな所に繋がっちまったし 』
( 簡単な破損なのですぐに修理を終えた、絵画の隣に座るカロン
前方には現在開発中の迎撃四脚型オーバーテクノ、『 アルファ 』と命名された
まだまだ未完成の防衛システムが厳重に守られながらも開発を進められていた )
『 現段階での完成度、[ 13.6% ]・・・先は長いなー 』
…で、てめぇは何作ってんだって話なんだが…
(いつの間にか背後に…絵の中にすぐに
入ってきてはじっと開発されている機械見て)
……まだまだだな…つーか、こういうのにあいつ
呼べばいいのに…
…で、一応聞くけど、これ、出来るの?
『 ・・・んー 年月は掛かるけど46.7%は確実かな?以降は知らない 』
( ザレッドの肩に乗り、詳細データを手からビジョンとして照射 )
『 あの子に見せる程完成度が高くないからねー・・・でも多分
この時点で私は勝てないかな?メイドとかももう分かんない 』
( ビジョン)[ 最終兵器 《 アルファ・ガンマ・ベータ・Ω 》]
圧倒的性能を有する。一部の機構は未だに解析が出来ておらず
Madness island全ての科学力を用いても完成度は半分にも満たない
かつてscullFace総統が神代の古代遺跡の奥底で発見した謎の設計図
完成度は半分に満たないながらも、その性能はMadness island全戦力を
総合して比べても尚遥か上を行く程である為、生産は当初の試作機1つのみであり
設計図共に厳重に封印されている。
………ま、いいけど、あんま無茶すんなよ?
…これ作る為にお前が壊れたってなったら本末転倒だし…
何より嫌だし………じゃ、頑張れよ?
(特に小言言うわけでもなく
邪魔なので素直に出ていこうと……)
『 ふぅーん?何でも抱え込もうとしてたマスターに言われたくないなー
まぁー心配される程にはならないよ?・・・こぅいうの作るに当たっては、ね 』
( ちらりとアルファを見返し 未だ底知れぬ性能を秘めた最初の段階である
その機械の様子を眺めている )
『 ・・・・ 』
…うるせぇなぁ…休み取れ休み…
……つーか嘘吐かないとやっていけないだろ?
(大きく溜め息…したのちボソッと呟いてから
出ていき)
「 . . . . . . はァー 」
( 大きめの荷車を引く、積荷は勿論本人曰く失敗作の銀猫の盾 )
「 .............ダメかー 」
…何が駄目なんだー…?…結構いいように見えるぞ?
(いつの間にか荷車の上に乗り、テホプの耳元で
問いかけて…)
「 ほぁっ . . .. んー 実はこれなー?...魔法鍛造でしか作れないんだよ 」
( ちょっと驚き、荷車が揺れるも 片手でレギオンを猫抱きして
もう片手で荷車を引く その状態で話をするらしい。)
「 オレって魔法の鍛造器具なんて持ってないし、魔法も苦手だからなー
だからこいつが本来備えてる筈の『 パニッシュ 』が無いんだよ... かわぃーなーお前」
……魔法…魔法かー…んー…炎関連なら魔法…
…少しは使えると思うぞ?多分…
…あ、でもそういう器具あると思う…どっかに…
(平然と話続ける…もうすっかり慣れている
少し暖かくなりながら
ボーッと話続けて)
…何それ、衝撃防御とかするの?
「 . . . . . まぁ ...探してみてくれ . . . んぁ?パニッシュってのは....
防具そのものに『 魔 』に対して抗う意思を持たせるエンチャントの事なんだ 」
( 少し歩みを止め、レギオンをゆったりと撫で 腰辺りを軽くポンと叩く )
「 嫌なものには抗いたい、そうだろうねェ? このエンチャントは闇系の
何とも抗いたくなる魔法とかを盾が全力で跳ね返そーとするって奴さ
神や聖なる力じゃない、人間なりの退魔術ってやつだよ 」
…ほえー…なるほど…てことは結構あれか…
不利になるのか…ん…それは………ふーーん…
(眠そうにあくび…半分聞いていたけど
半分興味なさそう)
…まぁ、とにかく、それが付与されてない…
……って事なのかー?
「 . . . まーそーゆぅことだな....今はとにかく 」
( レギオンの部屋の前、荷車を止め 中へ入る.... )
「 ....疲れた、休む 」
( レギオンをちょこんとベッドの脇に置き
重いものを外してベッドに寝転がる.... まだ、首筋の傷ははっきりと見える )
…ここ、一応自分の部屋なんだけど…ま、いーや…
…よいしょ…ふぁぁ…おやすみ…
(猫のように丸まりそのまま小さく
笑み浮かべてから此方も目を閉じる…
欲求に忠実…)
「 同棲だろぉ. . . はぅ む 」
( 欠伸... 何方も何方 )
・・大廊下・・
「 …………… 」
( 壁際、よたよたと足を引きずる様に歩く 白黒
壁に手を付け 顔を押さえながら進んでいる )
「 ……… ゥ ( あの…馬鹿者… ) 」
( カフェインの過剰摂取は休眠を疲弊に変えており
結局休まるどころか更に疲労を重ねた形、当然ザレッドには殺意を抱いていた )
「 …………… 」
( 今は精神的にも酔った状態… キツい、と体のほとんどが叫ぶ )
(…急に冷気漂う扉が開かれたと思えば…
手を掴まれて引き込まれる…)
…大丈夫?酔ってるみたいだから…つい、あたいの部屋連れ込んじゃったけど…
(また珍しくまだ飲んでおらず…酔いには一層詳しいのか…酔いがマシになる薬探し始めて…
背中向けながら戸棚探索中…)
…何処かにあったはずだから…少し待っててくれるかい?
「 ……………ありがとうございます…ヴェルさん 」
( 抑制…酔いは 目の前の人物に対する欲の解放を訴えるものの
同じ様な酔いの苦しみがどうにか抑圧を保ち、あの柔らかな背中を見ないように下を向く )
「 ………またもやこの様な姿を晒し、申し訳ありません… 」
( …働き詰めは不幸の証、と…昔から決まっている。現に 最近は… )
…まぁまぁ、仕方ないさ…というか、ニャルちゃんはもっと休むべきだよ…休暇でも取りな?
(水と錠剤渡しながら頼れる笑みを浮かべては
酔いの痛みに苦しんでいる目の前で酒飲もうと
気になれず、普通に平常に接して…)
…無理は駄目だよ?
「 ………… 休んだら…貴女の事を考えてしまいますから 」
( 水と薬を一気に飲み込む… 当然、効果はすぐに現れる訳がない
急いで薬を飲んだのと、自らの抑圧を緩めただけ薄く顔に赤色が現れ
力を抜いただけ 少し乱れた呼吸… 鋭い目も今は閉じられており )
……はぁ、じゃあどうしたらいいんだろうねぇ…?
…抱き締めるとかしたら、我慢が出来なくなっちゃう…かといって何もしないのはあたい的に気分が悪い…だから…
(…薄い氷の板、5cmほどですぐに力を込めれば
割れそうだが…それを自分と、苦しんでいる
白黒の間に作り…)
…これなら、色々マシになるんじゃないかい?
「 ………… 」
( 未だカフェインの蝕む弱った体を軋むように立ち上がらせ
4分の休憩を終え、扉に手を掛ける 酔いが醒めただけマシ そんな様子 )
「 ……………駄目です 禁欲を課さなければ 」
( ドアの向こう側、大廊下に出 疲れの支障を補うが為…
隠し持っていた多量のアドレナリンの器を取り出す )
「 …… 」
……駄目、とりあえず休みな…
(無理矢理取り上げ…ぎゅっと手を握り引き戻す
氷で頭冷やさせながら…
…少し心配している目を向けて)
…倒れられたりしたら一番困るんだから
「 ………身勝手な 私の理由故なのですが 」
( 尚、諦めたりできないのか一旦椅子に座りつつも
端末で残りの業務を確認し、最低5分後の段取りを決めようとして )
「 自由な時間があれば……貴女が嫌がる事しか私は出来ません 」
「 …私は自分に倒れる事を許しませんよ… 貴女が居る、以上は 」
…分かった、無理、しないでね?
…頑張って…
(何を言っても無駄と判断すれば手に口付け
した後やる気を湧き上がらせるようにガッツポーズして手を離して、瓶を渡し)
「 っ…… 」[ シュゥウ ]パチンッ
( 不安定になってた心に、口付け… 何かが中で破裂
完全な目眩起こして横向きに倒れ、せめて襲わないように
自らの意識で気を閉じる… 禁欲を課そうとして無理を重ねた者の脆さ )
…ありゃ…これでもダメなんだ…ぅ〜ん…なんか、ごめんね?
…また、起きたら頑張って…
(よいしょと抱え上げひんやりベッド運び
寝かせて上げ背中撫で撫で
素直に謝罪しながら…額に口付け)
「 ………… 」
( 動く事もなく 意識は閉じられたまま )
・・・・大図書室・・・・
「 -- - - -- -- -- - 」
( 『 青い樹木 』を読んでいる )
…わっ…ここ…広い…なぁ…
本もたくさん…あ、こんにちは…
(辺りぐるぐる見渡しながら好奇心湧き出て
読んでいる相手に向かいお辞儀)
「 -- --- - 誰よ?見ない顔だけど 」
( 読書を中断、顔も性格も覚えの無い存在を目に収め
やや怪訝そうに話し掛ける )
…えっ…あっ、は、初めまして…レッド…あ、ザレッドの…友人の…ふ、フロッソです…ロッソって…呼んでくれたら嬉しい…です…
(声から少し自分を嫌がっていると思い
モジモジしながら謝る準備は出来ており
少しドキドキしながら返事して…)
…あ、せ、戦闘…は…あいつと…比べたら…
…できない…から…期待しないで…
[ 相性 ]
ザレッド(変態畜生)の友人 = BAD!!!
戦闘好きと思われてる、違う = BAD!!!!!
《 信頼度 : 0 》
「 -- - -- あの変態の?どおりであたしとそりが合わなそうな性格してる訳ね。
心配しなくても声が掛からなかったらあんたと取り合う事も無かったけど?」
( 更に怪訝そうな表情は深まる )
「 ま 騒ぎさえしながらったらあんたと関わる事もないわ 」
…え、い、いや、僕はあいつとは違う…ぜ、絶対そこは違うから…!変態じゃないから…!…ぅ、そ、そうですか…お、お手数かけてすみません…
…何読んでるのかなって気になって…
(気が弱過ぎる…涙目で謝り続けて…
チラッと本のタイトル確認)
…あ、これの…作者さん…好きです…
…ど、どれが一番好きですか?
「 --- -- -- -- 『 床の間 永眠事件 』」
( 読書に戻り、その片手間でタイトルのみを告げる )
[ 相性 ]
興味無し = 変動無し
《 信頼度 : 0 》
あっ、あれかっ…あれねっ…犯人がまさかさい…あ、危ない危ない…癖で言う所だった…
…えっと、僕は…『輪舞曲 爆発的恋愛感情』
…か、かな…
(嬉しそうに喋り出そうとしたところで慌てて口を
閉じる)
「 --- --- - -- - そう、読むジャンルは広いのね 」
( 体勢が動くことは無い、声色だけは少し柔くなった )
[ 相性 ]
少しの関心 = 良
《 信頼度 : 0.5 》
…う、うんっ…本とか…機械とか…好きで…
後は…『無言の神聖者と怒鳴りの女神』
…とかとか…結構…好き…です…僕は…
…サスペンスもいいけど…スリルがあるし…
(笑み浮かべながら楽しそうに…)
「 -- - --- - あんた、友達少ないでしょ 」
( 体勢変わらず ちょっとぶっきらぼうに )
[ 相性 ]
憐れみ = 良
少しの関心 = 良
《 信頼度 : 4.5 》
うぇっ…!?な、なんで分かった…の?
…エスパー?
…うん、あいつ…以外…誰も…というか、両親が居なかったから、生まれた時に…
それで…って、長くなるし、興味ないよね、ごめんなさい…
(ビクッと反応して恥ずかしそうに頭掻きながら
…悲しむ事もなく自然に話していて)
「 -- --- - その通り。興味無いわ、ただほとんど同じ穴のムジナって事 」
( 客人をを前に改めて顔を見る )
「 -- - -- 名前は?」
[ 相性 ]
同類 = 良い
《 信頼度 : 7 》
…へ?…な、名前…?…えっと…フロッソ・チェーロ…です…けど…
(小首傾げてもう一度名前告げて
本棚近づき…本を取り出していて)
「 そう、フロ。あんた出来る以上に此処に通いなさい 」
( 読書に戻り )
…え?わ、分かりましたけど…一体何で…
…い、一応この城たくさん探索も…しますよ?
[ パタ ]
「 --- - - --- - あんたねぇ-- - 」
( 本を置き、フロッソの元へ歩いて来る。片手で本持ってない手を掴み )
( 開いたフロッソの手を、両手で包み込む )
[ 相性 ]
呆れ = 悪
理解 = 良
《 信頼度 = 7.5 》
…えっ…?…ちょっ!?ち、近いですっ…近いです…!と、というか、そんな触らなくても…!
(慌てて本を落とし…かけてどうやったのか知らないがまた手に戻っていて…
…顔赤くしながら新鮮な反応)
「 -- -- こーしても、恥ずかしがらなくても良い立場になってあげるって言ってんの 」
( 「分かる?」と両手を離し )
…う、ぅ…え、と、友達に…なってくれる…って…こ、事ですかっ…!?
(驚愕の目と…じっと自分の両手見ていて)
[ ピンッ ]「 分かってる事繰り返さなくっても良いの!」
( 軽いデコピン、もう一度包み込む握手をした後 自分の位置へ戻る )
「 --- -- - あの変態より、まともな性格してるじゃない 」
[ 相性 ]
純粋を理解 = 良い
和み呆れ = 良
《 信頼度 : 9 》
……っ…!や、やった…やったよぉ…二人目の…友達…レッド以外の…初めての…ひぐっ…ぐす…っ…ぅぅ…
(色々嬉しくて嬉々としながら少し泣きじゃくり
…でも本当に幸せそうで)
「 えっ 何よ!?っち ちょっ と友達1人増えたぐらいで泣いてんじゃっ 」
( 慌てて弁明の様に駆け寄り、頭撫でたりするなどして --- - )
[ 相性 ]
ドタバタ一体感 = とても良い
《 信頼度 : 10(現段階上限)》
( 蒼も気付かない内に 自分の位置である机から
フロッソの前に一枚の写真が舞い込んで来た )
…い、いや、だって…レッド以外居なかったから…し、しかも…その…可愛い…から…
(頭撫でられれば何故か心落ち着き
安定感…おでこに写真ピタッと何故か貼りつき…
…剥がして確認)
…んっ…これ…は?
「 っ --- - - い いや-- - な -- -- ! なななな何言ってんのよいいいい今友達にっ 」
( 急に顔を赤く染めて横を向き--- 全神経が別のところに集中していて
全くと言っていいほど写真関連に気が向けられていない )
[ 写真の中心には 蒼。しかし その目は生を失った魚の様に光が無く
意味の無いと分かる涙がつらつらと流れており - - - 体から服は剥かれ
好き放題に蒼を嬲ったのであろう、黒い触手が写真中に蠢いており
蒼の両手両足を拘束しており --- 口と、秘唇に容赦の無い責めを行なっていた ]
( 明らかな 蒼にとって望まれない暴力の写真 )
…だ、だって本当だもんっ…!…その、女の子の友達…うれ…し?……………
っ!?!?!?!?!?!?!?!?
(手を指と指同士でモジモジしながらも正直に
答えて写真見る…ボフンッ、湯気の塊と共に
超顔真っ赤で写真慌てて引き剥がして
両手で顔覆う…色々新鮮)
「 っあ? - - - -ぁ?」
( 何処かへ飛んで行った写真、そしてフロッソの様子に気付き )
「 っな --- - [かぁー ]何見たっ!!?ちょっと!フロ!何見たのよっっ!?」
( ぎゅうと両手を掴んでまくし立てる )
み、見てないですっ!!何も見てません見てませんからぁっ!!
(誤魔化しで色々何とか忘れようとするもインパクト強すぎて頭支配中…
首何度も振って色々と忘れようと…)
「 ぃぃい言いなさいっ言いなさいったら!!このっ っっ あっ!?」
[ ぐらっ ]
( 勢い強く両手掴んだまま前のめりになり - - -- )
「 きゃぁぁっ !」 ( フロッソを下敷きに 倒れ込み )
( 驚きに目を瞑り --- 感覚と共に目を開けてみれば
目の前に、とても近い気弱な子の 顔-- - - そして唇に 、柔らかい感覚があった )
!!!!!!!!!
……っ!!!!!!!!!!
…い、今の…今の…わ、忘れますっ!すぐ忘れますっ!!!
(押し倒され襲われたように唇簡単に奪われ…
…真っ赤な顔が更に赤く熱くなりながら
涙目で勢いよく首振っていて…)
[ ばっ ] !!!!!!!!!!!
( すぐに離れて腰抜かした様にして顔赤く染めて )
「 !!!!!!!( キスしたキスしたキスしたキスしたキスしたキスした)」
( 目を見開いてジィッとフロッソを凝視してて -- - - )
[ 相性 ]
芽生えたある感情 = ???
《 信頼度 : 45 》
……っ……だ、大丈夫です!い、意図しないのはファーストじゃないと思いますっ!!!
う、うん、そうですそうです!そういうことですだからわ、忘れましょう二人とも!!
(今にも転げ回りそうな程感情爆発…
…涙目で震えながら謝り倒して(7
「 い いや、落ち着いて - - -- --?」
( 少し冷静を戻し、フロッソの胸に手を当てて落ち着きを促して-- -
-- -キスの感覚を 覚えていないことに気が付き、ちょっとした意を決める )
「 -- - -- ねぇ ちょっと -- -- - 」
( フロッソを座らせて自分も座り、両手をフロッソの方に置いて )
「 --- --もういっかい やるわよ 」
……えぇなんでぇっ!!?ちょっ、さ、さっきのは事故っ!事故で済ませれますよっ!!?な、なんでもう一回するんですかぁっ!!?
(心臓の鼓動高まっていて
不可解な行動に当然異議を唱えながら
座ってはいるが手の動きが慌てているの丸わかりで)
「 - - -- コラレタルダメージにするには --- - 高過ぎるのよ ---!」
( 正座にさせたフロッソの膝上に跨り、互いの両手を合わせて握り -- - )
「 - - - あたしもちゃんと責任取るから - - - ---一旦覚悟決めてっ 」
( きゅ )
……っ……わ、かった…!うん…分かったっ…!!
(キリッと目つき…涙目ではあるが決意めいた目をして…大きく頷いた)
「 じ --- - じゃあ --- - -- - 」
「 ん 」
( 再び、しかし今度はゆっくりと - -- - 目を閉じ、蒼は
唇を重ね合わせた。何にも似つかない 焦がれる様な高揚が溢れる感じ )
…っ…っ…ぅ…ん…!
(まだ名前もろくに知らない…好物も趣味…は知ってるか…でも、お互いまだあまり何も知らない
…そのままゆっくりと、柔らかと暖かな感触を
楽しんで…)
( 少しして 口を離す )
「 - - ---- ん -- -♡--- はぁ - -- はぁ -- -- 」
-- - -キスって -- -こんな感じなんだ -- --
( 焦がれた目をして たった今、唇を重ねあった相手の顔を見る )
「 - --- 遅れたけど - - - -- あたし、ヨグ -- --- - 悔しいけど- -- 悔しいけど---- - -
出会って数分の -- -- - フロ 、多分あんたを好きになっちゃったわ - -- - 」
( 目をそらしながらおぼつかない口調 )
…っ…ん…ふ…ぷはぁっ…
(離れて未だに覚えてしまっている感触…
…ゆっくりと自分で触り)
…え、えぇ…?…う、うん…えっと…フロ…?…あ、僕か……って、ち、ちょっ…え?す、好きになるってどういう事ですかヨグさんっ…!?…っ…え、こ、こういうもの…なの…?
(訳が分からず頭抱えて…)
[ ぎゅっ ]「 ぁあたしだって訳わかんないわよっ!」
( もう勢いが抑えられずにフロッソに抱き着き、混乱半分に喚く )
「 見ず知らずといきなりこーゆーふーになって可愛いっても言われてっ
あたしだって泣きたいわよっ - --- で も、でも -- -- よく見たらあんた素敵なのよぉぉ
素直でっ -- -- 正直で -- - 頼り無さげでもあたしと良くあっててっ あぁっもぅっ!
キスもしちゃったしっ ファーストキスで合意だしっ!好きなるしか無いじゃないっ 」
( 泣き喚く様に言いながら自分でも混乱してるのだろう、フロッソをもっと
ぎゅっと 痛くないぐらいの力でも抱きしめ続けて、本気である事を示して )
「 うわぁぁーーんっ 順序逆なのになんであんたなんかと''っ
あたしと合ってる同類好きになっちゃうのよぉぉぉーーっ 」
……お、落ち着こ?な、泣いたら疲れるよ?
…そ、その、あれだから…き、気の迷い…って訳じゃ…ない…の?
…ぼ、僕も…分かんないけど、その…えっと…
(…初めて此方から抱き締めて震えながら耳許で)
…からかいでも、嘘でも…これ…凄く…嬉しい…
嬉しい…です、ありがとう…ございます…ヨグさん…!
…その、か、可愛いのは、ほ、本心ですよ?
「 っ -- - -- - - --- --- - -- ふっ 」
( またも半狂乱に --- なる、寸前で フロッソの抱擁が 正常を促す )
「 -- - -- あたしだって本心よ 」
( ぎゅっと抱きしめ返し、耳元で )
「 さっきのも好きなのも --- - - 訳分かんなくっても
あんたが好きになったって事に間違いはないわ --- - あんたは -- -
どう -- - かな? -- - その 可愛い、あたしを-- -- フロ、好きになって- -- くれる?」
わ、分かりました…ヨグさん…!
……うん、いーです…よ…でも…ただ、先に言っておく…ね?
その…えっと……ふふっ…
(…思い出される記憶、壊れた街並み、一人、ピンクのショート髪がそこで細々とゴミを漁る…
…長い赤い髪の、無数に手を浮かせた人物が…
…右手を差し伸べてきて…一言)
『ーーお前は俺が守ってやる』
………君は僕が守ります…っ!
(決意めいた目で、さっき自分は弱いと言った
ばかりなのだが、そこには信念がはっきりとあり
軽く笑み浮かべ)
っっ
「 - - -- - -- - んんっ 」
( 流石に恥ずかし過ぎて顔を背け- -- 向き直り、顔を合わせる )
「 - -- - -あたしを頼れよ -- - - 欲しい時は甘えて -- - -- あ あたしだって守ってあげる、からっ- - -!」
( 言い終えて、離れる- - - )
「 っっ ん っんんっ!- - - -つ 続きは -- -- よ 夜になってから-- - 此処に来なさい - - 」
( - - --スカートがめくれてる )「 も もう部外者も来た事だしっ -- -ねっ!?」
「 . . . . んん?」( 戻り、資料整理を始めた騎士。訳が分からず 何が起こったのかも知らず )
…わっ、分かりました…!じ、じゃあまた夜になったら来ます…!!し、失礼しましたー…!
(慌てて出て行き…通り過ぎる前にさらっと騎士に
挨拶してから…駆け足で少しずつ離れていく…)
(…胸の高鳴りは治らなかった)
「 . . . .... ?」「 - -- っ!こら!早く片付けっ!」
・・・・・黒の部屋・・・・・
「 ………… 」
( ぼんやりと ベッドで座り込んで… )
……
(同じように珍しくぼんやり)
…なんだろーな…この胸騒ぎ…
(凄く…死ぬような気がしてならない)
……なぁ、ナイア…今、いい?
「 …………何? 」
345:ザレッド・イニール◆rDg 剛手腕の魔人:2020/03/04(水) 03:40 ……ぎゅーってしたい、キスしたい…
…そんだけ
(いつも通りの事を呟きながら…
…どこか不安そう)
「 ………… ん 」
( 言われた通り、ザレッドを抱き寄せてキスし 自分から押し倒して… )
「 ……ねぇ?今日は 」
( 口を離して馬乗りに、よく見たら肌透けるほど薄着で…
カチャカチャ とザレッドの腰の下あたりで金具外す様な音 )
「 ……ふふ 」
………はぁ、別にいーけど…さぁ?
…しかしさぁ…ったく…最近積極的になったよな
こういう事に対して…
(少し呆れながら素直にやらせて…
…誤魔化しの笑みを浮かべる、今の時間を楽しみ
辛いものを忘れる)
「 ………そうなる様に 」
( チャック外して… 彼の、陰部を見た後立ち上がり…
下着を脱ぎ、もうずぶ濡れている股に 勃った胸を晒せて見下ろし )
「 私、開発しちゃったのって誰だっけ?…もう キミとなら我慢しなくてもいーや 」
( ……陰部を前に座り込む )
……はいはい、早くしてくれ…
(不思議と、もう抵抗する気力も残らず…
…時間が長く、感じた、過ぎるのが遅く感じた
…それ程、感情が身体を支配しているというのが
分かる)
「 ふふ…… すぐ にね… 」
( 抵抗も無く、意外とある胸でせり立つ陰部を挟み
違うペースで動かす。蒸れる棒の上を口に入れ、側面を綺麗に舐め取る )
「 ……(んっ …んっ 」
( 堪え切れなくなり、途中 片手で自分の股を弄くり回す…
口で十分に陰部が大きくなったのを見れば 自分の腰を隣に持って来て
棒の横に ずぶ濡れの股を押し付け 塗りたぐる様に上下し始めた… 煮えたぎった
鼓動が棒から 脳へ刺激を入れてくる )
…………はぁ、ったく………
(幸せそうに快楽を求めている顔を見れば
そっと微笑み…何も動かずさせるがまま…
…ボーッと静かに、考えれる事を考えて…
楽しめば楽しむ程、何故か嫌な予感と恐怖が膨れ上がり)
「…………♡」
( 荒く呼吸が続く、これ以上ない それぐらいに膨張した陰部を見て舌舐めずり
薄着をたくし上げて 腰を陰部の真上に持ってくる…陰部と 黒の股が触れる… )
「 ……ザレッド …もう、良い?」
…やりたいならやればどうだ?
………俺はもう…満足してるし…っ…
(疲れたと言わんばかりに優しく笑み浮かべ
満足したならそれでよしなので小さく頷き
心に感じる不安を消して
誤魔化すように辺りにふよふよと手を浮かせ)
「 …………えへっ 」[ ズプッ ]
ふ
( 蕩けた顔、腰を一気に下へ落とす… )
「 っっぁ ………っが… 」
( 一瞬で、苦痛の顔に黒の表情は変化する。股の奥を貫く 陰部
黒の股からは、小さく血が垂れ 体は一瞬の激痛に小さく震えていた )
「ぁっ……………………!」
( 痛みに一筋、涙が流れ 悲鳴を上げぬように黒は自分の口を手で閉じる )
…気が変わった…ちょい、やるや…こっちも…
……泣いても、容赦しないから、こういう時は…
(ガシッと手足を掴み…ニッと悪い笑み
徐々に戻りながら…腰を浮かせて何回か動かし)
…今は…心を……心情をマシにさせろ…
「 ………っ …っ …っ…っ ぁ……っ…ぁん ……っ …あ 」
( 急な責め、余力の無い為に抗えず 体位の関係上
突き上げられる都度に下腹の奥 最も深い所に連続で突き入れられ…
秘唇が擦れ 愛液はザレッドの腰に滴る 必死で声を遮っても漏れるのは甘い声 )
「 っ………ぁ…ぁ………ぁ ……っあ… 」
( 妖艶な 目が見開かれ、もっと求める目つきでザレッドを誘う )
…さっさと終わらせたいから…
……ごめんな?
(思いっきり勢いよく…下腹部を突き上げる
後ろから首に手が伸びて……軽く絞め、意識を落とさせながら…最高の快楽を味合わせて)
「 っっあ ……っ!?…っ …… ーー!! っっア''ッッっっぁ……ぁ …… 」
( 耐性が完全に無い 為すすべもなく、突き上げられたマグマの様な
熱さと脳にグリグリくる低酸素での大きな快楽に 気は… 闇へ… )
( ふらりとザレッドの方へ倒れ込み 意識なくす前に… )
「 ……ごめん ………無理やりで 」
( 目、閉じる )
……こっちも…ごめん…さて…っと…
(抜いては服を正して…邪悪な気配漂う方向を向き
…大きく溜め息)
…休ませてくんないかぁ…疲労困憊なんだが…
(目の前で準備運動始めて…)
薄れる意識の中 衣へ小さく指示を飛ばす…
( 黒の 衣がザレッドに被さり、着させる )
「 ………がんばれ 」
( 完全に眠る )
…はぁぁ…さて、生きて帰れるかなぁ…
……まぁでも、これは…
(気合づけるために両頬叩く…)
…破いたらダメか…!
(黒の衣を着こなして…頷き)
………
「 ……6回、私を死として捉える用意は出来ているのですね?」
( 闇の覆われた向かい側、ドスを下に構えて静かに歩み寄ってくる…白黒 )
「 せっかく終えた掃除を再度、実行するのは嫌なものです…
塵が貴方なのだから尚更のこと 」
………まぁ、いいけどよぉ…?
…場所、移そうぜ?此処じゃ止められるのがオチだし…さぁ…
…何より、仕事増やしたくないだろ?
…ほら、さっさと行こうぜ?
(いろんな色が混ざったように目は不可思議に
呻り光はあるがどこか不気味…)
(
「 …………… 」
( ドスを収め、ザレッドの背後に付く )
(掴まったのを確認しては…サーフィンのように
大きな手に乗り…向かい)
……ま、この辺…ならいいか…
…バレにくいし、よくあるし…
(遠く離れた…山岳地帯…小さな岩が不安定に
落ちて来て、少し危なかっしいが、人気も無い)
…さっさと、終わらせる…か?
( 常に背後を取っていた白黒、返事代わりに無音の突きをザレッドに繰り出す )
「 ………… 」
( 離れ、袖から出した袋から広範囲へ何らかの粉を撒き
そのまま広げた袋を自分の身を隠す様に放り投げ… )
( 袋が地面に落ちる、それを認識するまでの間に白黒の姿が消え )
…っ……ぅ…
(無抵抗、身体が拒否反応を起こすという訳でも
無く素直に刺されてしまい
フラつき…袋から出された粉を吸い)
[ パチっ ]
( 撒かれたのは特別製の火薬 見えない位置から白黒の物であろう
火の粉が散り、小さな爆発 粉が連続的に炸裂し始め 視界まで悪くなる )
「 ………… 」
( 空かさず白黒はザレッドの背後から接近して小さく跳躍する
逆手に持ったドスの狙いは 首。必殺の刃が鋭く迫る )
…あっはは…凄いな、計画立ててたの?
……こういう所は見習いたいなぁ…
(目も見えなくなり始め、必然的に汗を垂らし
…余裕とは見えないが、笑っていて
首に迫るドスが小さく切り…血筋流して)
…やるんなら、早くやった方がいいよ
……下手したら、ニャルちゃんも…死ぬから
「 ………… 」
( 殺意は癒えず、切った傷からドスを捻じ込み
力任せに外側へ振り千切る。間は与えずに回し蹴り
倒れた上に再度粉、炸裂 )
…っ…は…はぁぁ…こんくらいじゃ…まだ…
……早くしろよ…魔人の回復力…舐めんなよ?
(ポタポタと涙垂らして、血が吹き出て
意識が一瞬飛ぶも、まだ耐えてしまい
目を瞑りながら、息を少しだけ荒くして)
「 ……… 」( …死にたがり。形は大きく違えど その様子は記憶の中に… )
( 殺意が深まる ザレッドを蹴り飛ばし、地面に落ちる前にドスを胸に突き立て
そのまま岩肌に叩き付けた 当然これで終わらずドスを刺したまま手放し、無防備な
腹にローキック、独特の構えの後 スカートの裏より… )
【 二刀猛撃 】
( 黒剣 白剣、相反する二刀流を引き抜き ザレッドの体全体へ滅多斬りを仕掛ける
刺突 唐竹割 袈裟懸け 胴切り 目潰 切り上げ 、あらゆる剣術を叩き込めば… )
「 ………… 」
…っは…ぁー…うん、あと…少し…
…久しぶり…だなぁ、この感覚よぉ…
これだよ…足りなかったもの…これだよ…はは…
笑えよ、ニャルちゃん、これが俺様だよ…
(意識も朦朧、目も霞みがかり…
…久しぶりに感じるスリル、見える向こう岸の川
気分的にも最高潮…満足…
…そのまま、意識を…落とそうと…)
「 ………要するに 」
( ドスを引き抜き、くるりと回してべっとりと付いた血を眺める )
「 生粋のドMという事ですね 」
……はは、そーいう事……ぁ…でもよぉ…?
…早く、逃げろよ…?…出来れば、お前も巻き込みたくなかった…から…はは…
…ほんと、あいつは好きになれない…なぁ…
(小さな声でブツブツ呟き…
…意識を一旦落とす…傷は修復を始めている)
「 ………… 実力では無い、何かがある様な含みですね
……姉様を独りにするというのなら冥界だろうと追い詰めて殺しますよ?」
( 布を投げ、先ほどど同じ様に姿を消す )
………
(無言、完全に意識を失っている
明らかな気絶なのだが…状況的に死亡と
見られても仕方ない…どころか、そう演技
しているようにも見える)
「 ……… 」
( 離れた所から、ザレッドに… 今現在気絶した男を凝視する
まるで変化はない様に見えるが… …実際無いのかもしれない )
(…影も何も、おかしい挙動はない
ただ、一瞬の瞬き、その間に…
倒れている、彼の右腕は無くなっていた
切られたような傷痕…何処にも人影は見えない
足音もしない…が何故か、気配だけはする)
「 …………… 」
( 腕を組み、事態を眺める。
…攻撃力はそうでも無い、問題は速度?空間?…どういった方法であるか
しかし 速度は少々信じ難い… 瞬きせずに見張っていたと言うのに痕跡が無いのは
流石におかしいと思わざるを得ない )
「 ……… 」
( 本調子が入っていない今、手を出す必要は無い )
(もう一度…音もなく、もう片方の腕も消える
よく見ると空間に歪みが入っている…正確には
“その近辺だけモザイクのように空間が
広がっている”
再びそこが歪み…今度は足が消える
不思議と、血は噴き出ておらず…)
「 ………… 」
( 理解する… それを、実行に移す為 白黒は崖を飛び降りた )
・・・ザレッドの前・・・
「 ……何がどうして、貴方がそうなっているか… 何故助けなくてはならないか 」
( 怖気付く事も無くザレッドの前、見下す姿勢は変わらずも
何時もの平常たる心構え、自らを強者たらしめる冷たい雰囲気は静かに蘇る )
「 …それは後で、貴方に全て伺うことに致しましょう… まずは… 」
【 Ω軸 ホースハンド 】( 裏拳繰り出す様に、背後の空間を『叩き割る』)
何処ぞの怪獣じみた動作を難なく終え、先程見えた空間に酷似した裂け目
暫くそれを睨み、意を決する必要もなく半身を裂け目の内に躍らせた
「 貴方の忠告を破る事から始めましょうか 」
(裂け目から、顔が覗き、大きく溜息)
…はァ…なぜバレるのでしょうか…
別に構いませンが…少しショックでスね…
…早く仕事を終わらせたいので、掃除されて
くれませン?
特に、アナタとても、嫌いでスから…!
…確か、あのリストにも乗ッていましたね…
じャ、追加の仕事をこなしますか…はァ…
(顔は黒いマスクと両眼とも義眼…何処か不気味
片手に草刈り鎌を持ち…何処にでもいるような
清掃服を着ていて…何故か体の部分は未だ歪み
生じており、何処か機械質…ボイスチェンジ
している様子、もう片手に何処にでもある鞄を
持ち…マスクの隙間から舌を出して動かして…)
「 ……別に貴方の能書きに返事をして差し上げるつもりはありませんでしたが
ひとつ、私にも共感できる事を仰りましたね… 機械人と同じと言えば、マイナスでしょうけれど 」
( 得物としてか、片手に鞘を抜いたドス。 __機械人の周囲を歩き回りながら言葉を繋ぐ )
「 掃除は早く済ませるべき… 貴方も分かるでしょう?__定期的に出来なければすぐ溜まる 」
( 半周ほど、歩いた位置で止まり ドスを機械人へ向け 冷たく見定める
それは開戦の合図であり 交渉決裂の意を含む、つまりは…… )
「 ならば そうですね… 今より、処刑の意を掃除に加えると致しましょうか。 」
そのギャグ、面白くないでスね…
それと一つ訂正でスが…私は機械人などではなく
ただのロボットを纏った改造人間でス、しッかりと生命がありまスし、グレードも上なのでス…
…そして塵や埃みたいな汚いゴミは何度も何度も
増えて移動していくから大変過ぎまス…ので
燃やすのが吉…私には出来ませんので…
…アナタを上手に扱いまス、すべてを、上手く…
まァ、サヨナラです、邪神
(左手に持っていた鞄を空中に投げ捨て
再び消える…歪みの空間は先程より多い
近づいてくるのが3…離れていくのが4…動かないのが2…
それぞれがバラバラの動きをして追い詰め
目標の廃棄を決定、鞄もいつの間にか消えている
戦闘開始の合図と言わんばかりに、大きな岩が
落ちて来た)
「 ………… 」
( さて、始まったはいい…しかし )
( 落ちてきた岩をいなして最低限の動きで躱し、動き回る歪みでは無く…
動かぬ物、離れている物に注意を向ける ドスを縦横無尽に構えられるだけの
自由度を体に残し、歪みから中距離を維持して動き回る )
「 ……それを聞くのは何度目でしょうね 」
( 判断材料が少な過ぎる、今はシノギで耐えるのが良いだろう )
…知ッていまスか?草刈り鎌って凄く処刑に向いているのでスよ?
それと、私達は…あの人には劣りまスが、武器を大量に扱えまスので…そンな中距離でもダメでスよ…?
(離れているものから音もなく弾丸…それも歪で
鋭く尖っている…発射されて近づくものから
風を切る音…恐らく切り掛かっている
耳許から不気味に声だけが響く…不安でしかない)
…それに、時間はそンなに無いンでスよ?
(手足が小さく痺れる…どうやらガスが排出され
ている様子…能力の詳細も掴めないまま
何処からか鎖も飛んできて、片足を掬う…)
「 …………… 」
( まず、気付いたのは手足の痺れ __問題無く鎖を捌き切り、続く
刃物の音は擦り傷で済ませる。痛み 左腕から鋭く貫通する痛み )
( 喋る事を一々記憶すれば 捌きを同時に行い、小さな手傷を負った
小さい痺れは問題になっていない物の、確かに厄介な能力… )
「 ………貴方の時間計画が私に関係あるのですか?」
……ありまス、アナタを最低でも行動不能にスればいいのでス、例えそれがシであっても…
…ガスはどんどん濃くなりまスよ?少しだけのヒントでス…しッかり避けれるなら避けてください
私の能力は何処でも発動できて無敵なのでス、さて、そろそろ準備でもしておいたらどうでスか?
(火炎放射器…スタンガン…ウォーターカッター…
あらゆる方向から遠距離も仕掛けられる…
切り裂かれる回数も多くなる…
言っている通りガスの効果も高くなり…本格的に痺れて来ている
草刈り鎌が腕を貫く…引き抜けば更に傷も深まる
更に……何処からか風を切る音
眼前、スナイパーライフルの弾丸が迫る……)
…まァ、私はあの人以外を始末しろと命令された
…ので、それだけでスね
「 ………… 」
( 痺れる、まともに動けず。殺到するのは攻撃の嵐 … )
戦塵消えれば そこに辛うじて立っていると言うべき姿の旧神
「 ……さて 」( 応用の幅が極めて広い空間に関連する能力… 厄介 )
「 負けた犬の遠吠えは、それで充分ですか?」
( エプロンの裏地より… 袋入りの、焼肉…それを齧り、飲み込んで )
…戯言、これでアナタは終わり…次は…
…アナタの姉妹を、やらせてもらうね?
(歪みが…合計9、目の前まで近づき、それぞれが同じ声量と、距離…
首にかけられ身動き不可能となったのを確認
それぞれから一斉に振るわれる…)
(…しっかりと、感覚はあった、目の前の白黒の
肉を抉った…気だけしていた)
「 ………弱いですねえ 」
服までもが無傷の姿 捻るように構えたドスは全ての攻撃を同士討ちに捌いた
( 間も無く右手を歪みに突っ込んで鎌を引き抜き、適当に振り回して
現在出ていた武器をバラッボロのゴミに、ドス地面に刺してブレイクダンス風キック
あまりに接近していた歪みが纏めて法力以上の力を持つ旧神の生脚に晒された )
…ハッ…?何故…ナゼ?…私が感覚を間違えるというのは一番有り得ないでス…何故無事で…
…何故、私がダメージを…?
(岩陰の歪みが割れて…顔を晒す
後の歪みにはたくさんの武器と意思疎通する
チップが入った人形があり…
遠く離れたこの場所で何故攻撃を食らったのかと
不可解になっている)
…答えてください…!邪神…!アナタナニをッ…
「 焼肉食べれば調子も怪我も治りますよ、常識でしょう… 」
( 再び焼肉を齧れば ドス持った手を目の前にある歪みに突っ込む )
「 別に上手い手品なんて使ってませんよ… 昔、コレと似たような手品をした事がある。
それだけの話です… ただ、バラバラに動くのが面倒なので楽なタイミングを伺わせて頂きました 」
( 機械人の歪みからドスが突き出てくる )
「 弱いんですよ、貴方 」
ッ…そンな常識通じる訳ッ…!!!
…ぐッ…ッ…舐めないで…貰えまス…か…
……私は…私は…!
………アナタを掃除すると決めたンでス!!
(歪な感情…能力もバレた、もう成す術が無い
怯えた演技…そして、後退り…
…落ちている鞄が無情にも開き、見覚えのある
“青いナイフ”…勢いよく飛び出し
静かにニャルの腹を刺した)
…私を弱いと言ッた事、私の能力「錯覚」に…
後悔、そして絶望してシになさいッ!!
「 …………………… 」
( 青いナイフを掴み、 ___更に奥へと 貫通する事もなく奥へ奥へと突っ込む
ナイフは見えなくなり 傷口は数秒で癒えた。傷付いてすらいなかった気もする )
「 ……………… 」
( また焼肉齧り、ジャグリングの様にドスでお手玉 )
………ハ?…いや、いやいや…おかし過ぎまス…
…幾らアナタと言えど体に捻じ込む…それが
可能など…有り得ないのでス…
…しッかり、アナタ達に効くナイフな筈…
……本当に…本当に…ナゼ…?
(ピタリと止まる…表情は見えないが焦りなどが
見えてしまう…確かに、刺さった、ように
見えた…それが、突っ込まれた
考えても訳が分からない、本当に不気味)
「 ………… ラッキーですね …貴方、私に挑めて 」
( 喉からすごい音、曲がる様な音。
口に手を当て、そして放り捨てられた… リボン状に変形したナイフ )
「 姉様方が… これで、済ませるわけがありませんから 」【 狂犬 】
( 野犬の様に自由な動き 顔を目掛けてドスが切り上げた )
服の間からチラリと見えた白黒の腹
ナイフが突き立てられた部分は 【 本来 】の物に変化していた。
「 言いましたよねえ? 弱いんですよ 、貴方 本当に 」
…ッ…は、反則…そン…なの…ッ……
ふざけてる…馬鹿げてまス…ッ……!!
…本当に、弱いでスね…私…はァ…
……本当に…理不尽…過ぎまス、世の中…
(マスクも切れて見えるのは
少し裂けたように広がった口…
小さく笑みを浮かべて大きく溜息)
…別にいいでス、私もシぬ覚悟は出来てまス
………それに、最後に掴むのは私達でス
……だから、それまで、私、笑顔でいまス
隠してましたけど、笑顔でいまス、今が今が…
…とても哀しいでスけど……
(色々と思い出して覚悟は出来たのか抵抗もせず…
…目を瞑る、生きた証は残した、結果で見れば
何も出来なかったが…それでも満足している)
「 …その覚悟や、良し…では 」
( 真正面に歩み寄り ドスの刃の付いてない側を用いて機械人の顎を持ち上げ
上下関係を知らしめる様なお互いの状態を作り出し、冷たく見下ろす )
「 ……後腐れ…やり残し…未練……何もありませんね?」
一応…まァ…私と似た待遇の人はまだ…
いますけど…私は別に、居なくなって充分でス
あァ…でも忠告ですよ?アナタ達が…アナタ達を…自分で、掃除されてしまうんでス…
…あァ、少し未練はありまスね…
「全然掃除できなかッたていうのと…」
「………もう一度、もう一度だけ……普通の
ただの人間生活がしたかッたでス…ね」
(…両眼とも義眼だが、小さく涙が頬を伝う
そして最後にもう一度…裂けた笑みを浮かべ
目を閉じる…)
( ドスを引き …… 胴に腕を回して荷物か袋じみた扱い方で肩に担ぎ歩き出す )
「 よっこら …せッ …意外と軽いですね 貴方 」
( 真っ黒なドスは影も形もなく、腰辺りから伸ばした触手で
勝手に状況押し付けたバカも回収。そのまま城の方へ進む )
「 乗り物酔いの経験はありますか?そうでなくても高所恐怖症は 」
……ハ?いや、乗り物酔いはそこまで激しく
無ければ大丈夫…だし…いや、それより何を…
…私を…掃除…スるので…は?
(首を傾げて何故こうなっているのかと
不安そうにしている…
…覚悟は出来ていたが持ち上げられる…
…城で始末されるという事なのだろうか?)
…言ッておくけど無駄でス、私拷問されても
口開きませンから…
「 …無論、城の拷問も貴方の想像を絶しておりますよ?
まずその不健康そうな装備を全て取り外させて頂きます
その上で姉様の鋭利な触手と魔力によって貴方の体を
健全な人間の肉体へ変化させた後に私の厳しい指導の元で
廊下の掃除班として扱き使われて頂きましょうか 」
( …?)
( 地味にザレッドを岩に擦りつつ、城が見えてくる )
…………あの、スみませン、それの何処が拷問
でしョうか…
…いや、その、えェ…?訳が分からないのでス
どう考えてもあの場面やる場面でスよね?
普通に考えて…
(混乱、訳が分からないと言って…
…大きく溜息)
…私のカバン、取りに帰ってくださいね?
「 ……私は責任を重視します… 」
( 城との距離を縮め さらにザレッドに地味で執拗な事をしながら )
「 私、聞きましたね?未練が無いか… 貴方も言ったでしょう
掃除、そして普通の生活に関する未練を… おまけに私は最近
人手不足で問題起こしてますし、始末する理由が満たされないんですよ 」
( …… )
「 …無論、没収ですが 」
( ザレッドを腰の触手で運ぶ理由… 開いた片手でそのカバンを拾ってた )
……それは…私戦闘できませンけど、いいンですか?
…頼りますよ?何度も何度も…
………まァ、いいでス、アナタに従いまスよ…
…後悔しないでくださいね?…忠告はしましたし
私達の狙いはアナタ達なンでスから…
……はァ、本当に、矢張り、謎でス…
(ポケットに手を突っ込んでマスクを取り出して
再び装着しながら少し疲れたのか
内側から…骨を鳴らして)
…言いましたでしョ、私はロボットを纏ッた…
……れッきとした人間でス
「 ……いいですね?姉様、殺害は… 」「 はいはい…物好きねえ、わたくしの妹も 」
( 機械人の体が下を向いたまま宙へ浮く… )
「 一名様あー……高級治療コースにご案内ぃー?」
( 疑問形で嘲る様に機械人の体を 衣の虫腕で釣り上げる黒い旧神
部屋の中へと引きずり込み ベッドに触手で縛り付ける黒は 薄ら笑いを浮かべた … )
「 ……… おい、起きなさい 」
( ザレッドを門の方へ放り投げる )
…ェ、何でスかその笑み…怖い…ン…で…スが…
(改めてこの姉妹に恐怖しながら久しぶりに…
…冷や汗をかいて)
『…あー…ぃっで……んだよ…寝させろ…
…つーか…ほんっと…さ、何で助けたの?
……あいつらの目的分かってる?』
(…少し非情に接する…四肢は最初から斬られていなかった…能力の応用でそう見えただけ
大きく溜め息吐き…どこかアホくさいと思っているらしく、頬を掻いて)
「 ……それを言うならば私や姉様をここに迎え入れている事自体… 」
( テキパキと服の修理を終えて、自室から紙を取り寄せ 何やら書き始める )
「 …それに、貴方がいらぬお節介で私に殺意を抱かせる原因は
私が働きすぎる為… 私なりの対策としての意味合いもあります 」
(…何か悲鳴のようなものもたまに聞こえるがそれは置いておき…)
…ふぅーん…?…いつからそんなに情に熱くなっちゃったけなぁ…
…あぁ、俺のせいか…で、さぁ、あいつはさぁ?
俺らを殺しにきてるんだよ?それでいーの?
本当に今ここで始末しなくていいの?
(何処か光の無い目…首傾げながら
問いかける…いつもとはナニカが違う)
「 問題ありません 」
( きっぱりと言い、出来た物を片手に姉の部屋へ向かう )
「 ……必要のある場合は私が抑えます。私がそうすると言う以上
私が全責任を持たなくては意味がありません… …あと一つ、貴方には
理解できないかもしれませんが 」
( ザレッドの目を真っ直ぐと向き合う )
「 ……あの方に長く仕えていたのです
これが出来なければ あの方の従者であった事を口にする事は出来ません 」
……あ〜〜〜…前言撤回、何も変わってないわ…
…うん、ならいいよ、良かった良かった…
…とりあえず俺は寝る…色々あったし…また、次
来るかもしんないんだから…
(弱く頭叩いて…元の笑みを浮かべる)
「 ………お互い、そうですね 」
( 言い残しては もう終わってるであろう姉の部屋へ… )
・・・黒の部屋・・・
「 ふーーーっ ……うーん、なんでわたくしってこう …… 」
( 触手を外し、様々な形の虫腕を引き下げた先に )
「 上手いのかしらねぇ 」
( 全ての機械類が取っ払われ、つなぎ目一つなく健全な体に
生まれ変わらせた…妹が連れてきた存在があった )
…なンでスかこの無駄な技術…
……はァ、本当に溜め息が出まス……
…喋り方はもう癖でス、受け入れまス…
…しかし、その、本当にアレ、必要な事ばかり
でしたか?
(小首を傾げて相変わらずマスクは付けているもの
裂けた口は元通り…目も普通に見えるように
なりながら少し身長縮まっている気もするが
黒髪の…何故か猫っぽくなっている)
…本当に謎なのでス…訳が分からないのでス
頭がゴロゴロこんがらがりまス…
「 失礼します、姉さ 」
( ピタリ 凝視 )
「 あら、仕事は済ませといたわ?…それじゃっ 後は貴女よ ニャル
…個性ってのは大事よ?ニャルみたいにガンガン個性は前に出さないと!」
( ルンルン気分で黒は白黒の隣を潜り抜け… リターンした白黒 )
「 っっんっ!… 体の方は問題無くなった様ですね… 色々、変わってますが 」
………まァ、ご指導よろしくでスね?
…私もこの頭に関しては本当におかしいと思いまス…可愛いはいらないでス…
…えーと、ニャル先輩…私は…名前は…えーと…
……なンでしョうね?
(黒いマスクを正しながら無理矢理草刈り鎌だけは
腰に装着して…見上げる形になりながら
色々不満そう)
……身長も変えるとは…!恐るべきでス…
「 ……呼び名ですか… 取り敢えず、私はこれからミェンと呼ぶ事に
しますが…指導の前に、これを書いて頂きます 」
【 契約書 】
名前
給料(希望額)
…これだけ
「 ニャル…いえ、上に対する敬いはそれで構いません
…………液体状にされないだけ遥かにマシですけど 」
……それ完全に私の頭を見て決めましたね?
猫扱いしてまスよね?
…はァ…じャ、これでいいでス…
【契約書】
名前…フォンミェン
給料…?
…ところで、給料とは何に使えばいいンでスか?
ニャル先輩…あの、スみませンが屈んでくれまスか?首がこれ地味に痛いのでス…
「 ん… こうですね 」
( 背中からの触手が軽くミェンの胴を巻き 同じ目線に持ち上げる…
森時代の安易な触手癖 )
「 割と…この城にはお金で何かを引き受けてくれる方が多いのですよ
メカニックを学んだり、特殊な医療を受けたり魔法の手ほどき 鍛造…
食事は私が作るか奢らせてもらいます、兎に角 働く以上は賃金を。」
………はァ…?
…えと、じャあ…五万円…くらいで…
(持ち上げられる感覚に戸惑いながらも
ポケットからチュッパチャップス取り出して
マスクの隙間に突っ込み舐め始めて)
……色々と、凄いでスね…?私がいたのは…
…遠い、島だから…ン…
「 ……それぐらいで、良いのですね…?
…良いのであれば、仕事の内容と部屋を紹介します
それと、目の前で物を食べる様な態度は私の前だけにしなさい 」
( もう一本の触手がミェンの衣服を剥ごうとし )
…ッ!?そ、そういう趣味でスかニャル先輩!?
…何故?美味しいでスよ?チュッパチャップス…
…仕事については掃除と聞いたけれど…部屋?
…カプセルとかじゃないンでスか?
(マスクの隙間から棒だけぴょこっと出ていて
もごもご動かし目を見開き驚きながら)
…ていうか、本当によかッたんでスか?
私が裏切るとか考えないンでスか?応援を呼ぶとか思わないンでスか?
( 剥いだ服を… ミェンの後ろから来たもう1人のニャルが受け取る )
「 綺麗に洗っておきなさい 」「 YES いぇす イェース 」
「 ……あぁ 」(【 Ω軸 】で空間を叩き割り… その空間の向こう側 )
両手両足が繋がれたまま肋骨を左右に開かれ 内臓という内臓が
ぶちまけられつつもまだ生きてしまってる者。
身体中の穴という穴を利用して生きながら蟲の巣と化した者。
皮を剥がれて頭以外を延々と薬品 湯 冷水に変えながら浸けられ続ける者…。
他にも……
「 ……仲間に加わりたいですか?」
いえ何でもないでスッ!!
…でも、本当に仲間がここに来るかもしれませンよ?
…ていうか、何で服剥ぐ必要があッたんでスかッ!?
(少々グロテスクな光景と同業者としての
恐怖を感じながらも
もう一つ訳の分からない事に驚愕…サッと
胸と股間部隠すも恥ずかしかったのか顔赤くなり)
…本当に訳が分からないでス、ニャル先輩
「 …… 慣れないんですよ 」
( 一旦、エプロンドレスの上側を脱いでミェンに着せ
身長差を活かし、ミェンに無理のない形で抱き上げ、自分の部屋へ )
「 貴女の仲間が来るとか、服が汚れてたから洗濯するとか…
害を及ぼすであればあの通り 服は先程…けど、貴女の様に
一に近い状況、其処から私1人で面倒を見るのは初めてなんですよ 」
( 部屋に入れば… なかなか広い部屋の真ん中にあるテーブルの椅子に座らせ
頭を撫でる… 見れば、慣れない事に関して少々不安と気張りの混じった表情 )
「 ……貴女を雇うと言っておいて、申し訳ありませんね…気負いだけで 」
…人間らしい所もあるンでスね、思ッてるより…
(裸にエプロン着る形になりながら
部屋に…暴れる意味も無く、ただされるだけ)
…正確には仲間では無いでスが…同じ待遇の人達
でスよ…同じ…
…なら、あれでス、自分に子供が出来たと思えばいいのでスよ、ニャル先輩…
(此方も慣れない景色…カプセルで保管されたまに
緑の多い場所で戦闘訓練だった為
初めてのモノばかり…椅子にちょこんと座らされ
少し色々と辛そうな表情…
…一本だけ服が没収される前にチュッパチャップス引き抜き…その一本を、悩んでいる白黒の口に
入れる)
…そんな気張らなくて大丈夫なのでス…
私は私のやれる事をしまスので…
「 んぐ … 」
( ちょっと間抜けな声出して チャップス受け取り… 一旦口から出す )
「 ……そうですか 」( 少し楽そうな表情になり、紙のロールをテーブルに置く )
「 …しばらく、出てますからそれを読んで… 私が戻るまで此処に居て下さい 」
( 扉を開け、向こう側に消えようと )
「 ……お茶と、冷蔵庫の食べ物は好きにどうぞ… 貴女も、楽にしていて下さい 」
( 言い残すと 冷えた気配のする廊下へ歩いて… )
【 紙のロール ・ 5階廊下掃除担当 ミェン 】
住む部屋 : ニャルの部屋
担当する仕事 : 5階廊下の掃除 ・ ニャルの手伝い
給料 : 8万円
防衛の義務は無し 城内の移動を許可
…取り敢えず…少しだけ…まァ、気になりまスよね…
……後で読んで…理解は直ぐに済みまスから…
…楽には出来ないでスよ、そりャあ…まァ…取り敢えずやはり…此処でスよね…
(少しだけ辺りを掃除しながら…紙ロールには目もくれず…マスク装着したまま…
…ベッドの下を捜索しようと潜り始めて…
途中で突っかかる)
…何故突っかかるのでスか私の体…
・・・ 凍れる部屋の前 ・・・
「 ………… 」
( シャツのままの状態なれど、普通にノックをする )
…あいよー…んひ…どーひたの?こーはいできてうれしくなった?
(お酒がぶ飲み状態…何故か知っており
むにゅり、堂々と胸揉み)
「 ……それもありますが… 忙しくなりますので貴女様の関係性に
一区切りを付ける為に此処へ参りました 」
( 冷静にセクハラかましたヴェルの手を降ろす )
「 ……来て早々、申し訳ないのですが 」
「 私とアダルトの親密関係を結んでは頂けないでしょうか 」
…え?
(唖然、酒瓶落っことす…頭の中で相手の言動が
響く…)
…は?え?えー…うーん…あ、ききまちがい…かぁ…そっか…ふへへ…
「 ……噛み砕かせて頂きます。私と愛を結んで下さい 」
( 表情も羞恥に耐えつつも冷静ポーカーフェイスが崩れつつ… )
……ほんまにどーひたの?かふぇいんせっしゅした?…いや、うーん…なやみところだけど、まぁ、いいよ?
(頬を摘んで大きく引っ張りながら少し呆れて
正直まだ信じられず)
「 …………… ありがとうございます 」
( 極めて冷静に礼を…… して 冷静が崩れ去った )
( いきなりヴェルを抱き上げ、抱き締めながら熱くキスをする )
「 ………ん 」
…ん…もう…にゃるはおさないこがすきなの…?
…もしかしてだけど…
…はぁぁ、すけべ…
(背中から冷たい…でも小さい氷の粒を落として流しながらキスを素直に受け止めて)
「 ……すけべは貴女が言わないで下さい 」
( ヴェルを降ろし、ハンケチで背中の濡れを拭き取る )
「 ……では、後で 」
…はいらい、あとで…ね…さて…
…のみなおそ、あと…ふくかえよ…
(一旦扉を閉じて……割れた酒瓶の回収)
[ ガチャ ]「 戻って来ましたよ… 」
・・・・ニャルの自室・・・・
「 ロールは読んで頂けましたか?「
…あの、スみませン、引ッこ抜いてはくれませンか?
(ベッドと床の間に挟まりジタバタ足動かしたりするも抜けず…紙ロールは触った痕跡もない)
[ ズズッ ]「 …そういった場合はベッドを上げて貰うように言うのですよ 」
( 触手が二本、ベッドを持ち上げて挟まってる者の脚に巻き、宙吊りにして救出 )
「 床も柔肌も傷付ける訳には行かないでしょう、そもそも何故其処に… 」
( シャツ姿で腕を組んでいるものの… 何故か、胸辺りに濡れた跡があった )
………お、おォ、凄いでスね…これ…
…いやァ、こういうのッてお決まりじャないでスか?
本とかビデオとか…あ、ていうか何で濡れてるンでスか?
(宙吊り状態でジッと目を見つめながら
誤魔化すように相手の濡れている部分に手を伸ばし)
「 ……( ヴェルさんの部屋には行かせない、か… )」
( 考え事している間に…胸に妙な感覚 )
「 …気になるからと言って安易に触る所ですか?」
( 宙釣りにした状態から普通に立った状態に戻し、半ば呆れて頭に手を置く )
……いやァ、いなかッたしチャンスかなと思いまス…そういう事でス…
(ぽふっと頭の上に手を置かれて戸惑いながらも
プシュッと消毒液噴射)
…清潔にしましョうね?
( 液を浴び 目に入っても平然とミェンを見下ろす )
「 …その前に貴女は他人の胸に触れた事に謝罪しなさい 」
( 触手とタオルで液を拭き取り、両手を目の前にいる人物の背に回して
抱き込み、触られた自分の胸に押し付ける… シャツが濡れてる感覚もある )
「 まあー …綺麗にする心がけ自体は歓迎しましょう… 間違っても他人の顔にはしない事 」
……いいじャないでスか、減るモノではありませンよ?
…後目に入ッたのは普通にスみませンね…
……所で、その、ナニカ凄くメスらしくなりましたか?ニャル先輩…
(むにゅりと柔らかい感覚…自分はふみゅ…
…感覚の違いに小さな怒りと絶望を覚えて
じーっと見ていて)
…何故でスか…これは納得が…
「 …その理屈だと貴女を好き勝手しても問題はない事になりますね
とりあえず、貴女の此れからについての説明をしますが、その前に… 」
( 椅子に座らせて、紙のロールを懐に入れる )
「 お腹は空いていませんか?…私の部屋にあるお菓子も食べてない様子ですけれど 」
…お腹は空きませン…あッ…それより、あの、紙…もう一度…見させてくれませンか?
(やっと見ていないのを思い出して
懐に手を伸ばす)
……こういう時は身長低い方がありでスね
「 ……妙にな所に顔を突っ込む前に気付いてくれませんか?」
( 渋々懐から紙のロールを出せば、伸ばされた手に握らせる… )
「 …お触りは私が寝てる時だけにして下さい 」
………いやでス、ニャル先輩がお触りしてくるのだッたら私もやり返しまス…
(じーっと数秒紙ロールの内容に目を通せば
すぐに渡す)
…はァ、仕事については分かりましたよ…
( 紙のロールを受け取り、また懐へ )
「 …はい、では 仕事は明日から… 今日は休んで下さい
じきに、貴女から預かった服も乾かしが終わるでしょう 」
( 部屋の鍵を開け、ミェンの頭をゆっくりと撫でる )
「 ……よろしくお願いします… いつか、慣れて下さい 」
……あの服の方が慣れていまスので早くお願いしまス…
…分かりました、改めてよろしくお願いしまスね?ニャル先輩…
(部屋から出る前に飛び跳ねて無理矢理ハイタッチ
…そのまま城の探索に出かけようと…)
[ バズっ ]「 イタタ、痛いとわわたしは思いますね 」
( ミェンの服を持ったもう1人の…ぎこちないニャルが入り口でぶつかる )
「 あ、本体本物オリジナル 洗濯完了しましたよ 」
「 ご苦労様です、では ミェン、私の服を 」
…ン?……ンン?……あれッ?
(何故か二人いる…交互に見比べる…
…自分の頬叩くが夢じゃない…二人の体を触る)
…本物…分身もできるのでスか…むゥ…
「 そぉれ 」
( ぎこちないニャルがミェンの着用するエプロンドレスを剥き
その際落ちそうになった彼女の着る服を本体が拾う )
「 だから…お触りは私が眠っている時と先ほど言ったばかりでしょう 」
……あのでスね、疑い深い時は触ッて確かめるのが普通でス、それに服を脱がすのはおかしくありませンか?セクハラではありませンか?
(小首傾げて少しイラッとしている…
…サッとまた危ない所は隠す、マスクで見えないが…どうにも呆れているような声)
「 …また、手っ取り早く済ませようとする私の癖ですよ…
あぁ、そうそう…これを持っておいて下さい 」
( 分身体がミェンに元の服を着せ、白黒も着せていた服を返して貰った
綺麗に着こなした後でスカートの裏より… ガラケーを出し、ミェンに渡す )
「 何か問題があり、貴女の手に負えないのであればそれで私に連絡をして下さい 」
……古いでス…最新機器では無いンでスか?
…ま、これでいいでス…けど…
(清掃服を着こなして改めてマスクを正しながら
ガラケーポケットに仕舞う)
…分かりましたよ、連絡は…するか分かりませンが…
「 会う方々の機嫌に注意しなさい、それさえ気を付ければ
貴女は新しい生き方を充分以上に堪能出来るでしょう 」
( 複数の紙を取り出し 色々と書き始める )
「 ……………… 」
……機嫌が左右するとは…矢張りこの城、中々におかしいでスね?…本当に…はァ……
……そうだ…全てが終わッたら…ゲームを開催したいでスね…皆で…
(チュッパチャップス舐め終わったのか棒だけ
引き抜きティッシュで包んで歪みの中に入れる…
…広い場所、とても1日で全て把握できるとは思えないが…とにかく探索)
「 ……………… 」
( 書き続けている… 内容が、ほぼ 名簿 )
・・・・大廊下・・・・
「 . . . . . .駄目かァーー . ...ぁーー 」
( 相変わらず...引くのは荷車、魔術以外は完璧に出来ている銀猫の盾で積んだ山
見れば一つ一つ試行錯誤の跡があるが....どれ一つ新たな能力を開発出来ても
望んだ性能には達していないらしい )
「 ......... はー 」
…………
(早速謎の人物を発見…盾の山とそれを引く…
…身長が2倍ほど差がある女性、何となく近寄る)
……スみませン、そこのアナタ…この盾、一個貰ッてもよろしいでしョうか?
中々に優秀な鍛冶屋と見ましたし…これは恐らく失敗作…ではありませンか?
「 . . . なァ?お前が誰かっていうのは後で聞くしオレは寛容だけどさァ . . .
鍛冶屋に面と向かって失敗作とか言うモンじャねぇよ 」
( 歩みは止めず、重く初対面の存在を見下ろして . . . ミェンの背が
低いのもあるだろう しかしこの大女は視界に収めるだけでも結構きつい )
「 ぁー . . . ま いいや、どォせ街に格安提供すんだからねェ. . .
気に入ったのがあるんなら貰ってやったほうがコイツらも本望だろォよ
つー訳で二つくらい持ってけ 」
……失敗作ではないのでスか?
…いや、まァ、有り難く貰いますが…
(荷車に乗りガサゴソ探す…何となく目に入り…
…キラリと輝きを保つ、普通のより少し大きなのを発見…それにするのとついでに
顔しっかりと見れてないので、後ろからぴょこっと顔出して…)
…この二つ貰いまスが、構いませンか?
……中々、防御の手は私少ないので…
「 はいはィ、本物作りには失敗してますよッ 」
( 流石に二回も言われれば不機嫌、語尾が強くなる )
「 だぁから...! やるって今言っただろゥがよおォ 」
( 聞いて振り向き、やはり初対面で猫耳な小さい奴を視界に収める...
何処と無くナイ=ア、ニャルを思わせる姉御肌の美人、性格が合ってない )
「 ヤルって言ってんだから構わず持ってけやァ ... というか誰だァ?お前 」
………スみませンね、どうにも人が怒るのを
見る方が好きでスので…
(ニヤリとマスクで隠れているとはいえ…面白く
裂けていない普通の笑み浮かべ)
…感謝致しまス…後私のこれは猫耳では無いでス、髪の毛でス…だからそンなにみないでくれませンか?
(姉妹というだけ顔は似ているもののどこか
イケメン…といえば良いのか、男を感じる面構え
盾を持ちながらそのまま上に乗り自己紹介)
…申し遅れました、私ニャル先輩から指導を受けて明日から手伝いをスる事になりました、フォンミェンでス…ミェンと呼ばれました、ニャル先輩からは…
「 あぁ?.....あいつ、そーゆー事もやり始めたのか. . .
ニャル所以だけあって変な奴だな、お前 」
( 片手で乗ったミェンを掴んで猫抱きっぽく
より負担のない持ち方をして、選んだ盾を眺める )
「 . . . ニャルの姉、次女のテホプ。月夜とも呼ばれるな . . .
いい方の盾選んだじゃねェか.... あいつの下だから苦労するだろォが
まぁ 頑張れよ . . . 」
……何故こうも私は持ち上げられるのでスか?
ニャル先輩に比べたら常識人でス、私は、絶対に…
(相変わらず持ち上げられながら不満そうに呟き
再びガサゴソポケット弄り…チュッパチャップス
口に突っ込む、お得意)
…テホプ先輩でスね、分かりました…
……とにかく防御、守る手段が今は欲しいのでス
頑張らせていただきまス…美味しいでスか?
「 . . . [ バリバリバリ ]んん、甘いのも悪かねェな 」
( そんな食べ方じゃない )
「 ま、そんな時にオレに会えたのは幸運って奴だなァ . . .
上手く使えよ?その盾、本物じゃあ無くたって一級品なんだからよォ 」
( ミェンを下ろし、玄関へ進んで行く )
……舐めてもらえませンかね、飴は特に…
(ドン引き…手袋を装着する)
…了解でス、確かに失敗作とはいえ中々に防御力はあるようでスし…上手に使わせていただきまス
…それに、とても綺麗で、能力とも相性が良さそうでスね…
(何度も何度も…言っている)
「 . . . きひひっ、変な奴だよ お前 」
( 笑いながら、その場より去って行った )
・・・戦闘場・・・
「 ……… 」
( コロシアムの観客席、その一角でうつら うつらと
睡魔相手に苦戦をしている やや特徴的なヘッドフォンをした
女の子が居る… 利用者が居ないらしいので、暇で眠りかけらしい )
……すぅぅ…
(戦闘場の中心の円で丸まって寝ている…
…此方は睡眠には勝てておらず寝息立てている
気づいていないのかとてもぐっすり)
…すぴぃ
「 …… …… ふわぁ …… 」
( __気付いて、寝た。 猫特有の気持ちよく眠る姿 それを眠い時に見ては
轟沈は免れない 今、ここに猫の犠牲者が1人生み出されてしまった… 。)
( ニャルの調整により 温度も適温に調整されて風当たりも良い
そんな戦闘場の環境では居眠りする存在が絶えなかった )
( 1人、否 1機の小さな影が赤猫の丸まる上に着地する )
………んみゅぅ…ぐぅ……
(ぽかぽか、心地よい春のような暖かさが辺りに
充満…乗った機械に気付く事も無く、本当に
ぐっすりと寝ている……)
(柔らかな体毛も丁度よく、機械を包む程度には
できている…)
・・・・
『 んー ぐっすりといっちゃってるねェ?猫ってのは睡眠薬か何かかなぁ 』
( ベッドのようにぽんぽんと叩いて寝心地を確認、ふわもふ )
『 よーし じゃあその眠り!底なし沼みたいにふかぁーくしてあげよう!』
( 自身も寝転がりつつ ライトニング波動砲チャージを応用して・・・
猫の全身を機械故に加減の効くか弱い電流で 心地よく刺激する )
『 そぉーれぇ ぴりぴり ぴりぴり 』
…ん…みゅぅ…
(電流に少し驚いたのか体小さく跳ねるが
心地よい為ぐっすり睡眠…機械の周りだけどんどん暑くなっているが、気づいておらず)
…すぴぃ…ん…
(体毛絡めとったのか機会が逃げる事も出来なくなり…)
『 うわぁ ・・・おーい 』
( 何処からか現れたアンカー・フォースで絡みついた猫毛を外し
無理やりといって良いほど力任せに脱出、眠気は消えてしまった )
『 ひぇー おっかないおっかない・・・ 』
……すぅ…んぅ…
(当の本人は気付いておらず、そのまま
ごろごろ転がったりしている
これでも一応しっかりと寝ている)
…くかー…
『 うっしぇ、損した損した・・・ 』
[ ギゴガゴゴ ]
( 変形、そのまま退散した )
「 ………すぴー すぴー 」
・・・・・大図書室・・・・・
「 -- -- --- -- 『 二重の空 兼ねて降ってくる雨すらも虹に萌えて… 』」
( 不思議がる騎士を早めに下がらせ-- - - 何時もはやらない朗読する程
そわそわ そわそわとした感情を募らせて自分の位置に座り込んでいた。
落ち着きもなく読書をするなど蒼の特徴に当てはまる事がなく、書庫に住まう
本の霊達は異常の雰囲気にそそくさと自らの本の内へ逃げ込む )
「 -- - --- - - ぅ -- -ダメよダメ!落ち着き落ち着き!平常心っ!」
…恋、してます?
(ひょこっと読んでる最中に仮面だけが覗き込み
様子から察した一言…)
…なるほどなるほど?ザレッドの友人さんに…
…ふぅ〜ん…ふふ…それはそれは…いいですねぇ
恋らしくて…うんうん、とてもとても…
(背後でくるくる回りながらにやけている…)
「 は はぁっ!?-- - -んんっんっ!-- -そうよっ!何か文句でも付ける気っ!?
言っとくけどあんたみたいなへんちくりんの価値なし仮面に何も言われる筋合い
なんて無いわ!」
( 図星、開き直って明らかな敵視 )
…いやいやぁ?別に、気持ちは分かるし…
折角だし、お話しよ?…恋ってさ、いいもんだよねぇ…ふふっ…
……そういえば私も最近会ってないなぁ…何してるかなぁ…
(隣に座ってにこっと笑みを浮かべる)
「 -- - -- あぁ あいつね -- ---- -- ふぅーんそうねぇ - --- あぁ 成る程 -- -- - 」
( 水晶玉?を覗けば色々反応、いずれも良い反応ではなく )
「 -- -- --あんたに付き合う気分じゃ無いんだけど 」
なんで?いや、それは理不尽どころじゃ…はぁぁ?
(一瞬仮面と一緒に目が赤く光る…が、咳払いと
同時に黒目に戻る…)
……まぁまぁ、話そ話そ?
私もあの子の事知ってるよ?…少しだけ
-- - --- -- -- -
「 -- - - - あんたから何も言われる筋合いがないって言ったじゃない
そもそも何であんたなんかからフロの事聞き出さなくちゃならないわけ?
聞きたい事必要な事があればタイミングがいい時に自分で言わせるし 」
( 冷静な読書、腹立ててるだけで至って他は平常化 )
「 まぁ あんたのお見通しな関係の話なら聞いてあげても良いけど?
手を出す気もないけど 」
………むぅぅぅぅ…ふん、いいもんいいもんだ…
…久しぶりに会いに行こっかな…ふへへ…
(仮面被って緩んだ笑みを隠す…
…照れているのか頭を掻いている)
…ま、いーや、じゃ、またねー…
…あ、本とか借りていくからー
「 期限は30日以内-- - - まあ 補充されるけど 、空きがないようにしときたいのよ 」
( こちらも完全に読書に戻り )
……あ、そうそう、君さぁ、彼守ってあげれるの?
(最後に不穏な言葉が耳元で…?
気配も無く…既に扉から出て行っている)
「 -- - -- - 私を何だと思ってんのよ 」
-- - -- - - -
( 静けさが 響く )
・・・・・生物飼育プラント・・・・・
「 ……… 」
「 ……イリエワニも良好… 何も問題なし 」
……やっぱり…自然は…いいですね…
…とても、心が落ち着くと言うか…凄い…
(辺りを見渡して嬉しそうにほんわかな気持ちに
陽気な笑顔を浮かべている)
…あ、ワニ…怖いけど…うん、やっぱり…
…ちょっとかっこいい…です
「 ……フロッソ様、でございましたね 」
( 書き留めた書類を懐に、自由行動を合図すれば
嬉しそうにイリエワニは泥色の河の中へ入って行った )
「 ……とやかく言う資格も、その気も私にはありませんが…
その感性、忘れてはなかなか思い出せない物だという事を心に留めて下さい 」
( 面と向かって、上記 __何の所以があるのかは知れない しかし見透かすように )
…あ、は、はいっ…名前覚えてくれたんですね…!
…え…っと…?ワニって…かっこよくないですか?トゲトゲな所とか…牙とか…尻尾とか…
(名前覚えてもらっていた事に歓喜して嬉しそうに小さく跳ねながらも
相手の言っている事がよく分からないのか
首を傾げてワニのいい所を言う…他にも何がいるのか見渡して)
「 ……はい、御客人様 ですから 」
( 畏まった体勢 三歩離れながらも周囲へ気を配る )
「 それらは全て攻撃性を獲得したが故に存在する部位
見た目通りの恐ろしさの意味をを再確認すれば、違った見方も出来ますよ 」
……そんな照れるなぁ…はは…
…???
(少し恥ずかしそうに頭を掻いているも
言葉が理解できないのか頭に?を浮かべている…
…少し考えてみるけれど、中々どう言う事か分からずで…)
…え、えーと…つまり…その…?
「 ……噛み砕きましょう… フロッソ様は自然に対する感性…
自然を見る目が豊かです。それは気質や性質として 実は類い稀なもの 」
( 翼の音が聞こえる…腕を横に上げれば、その腕に鷹が止まり
白黒は頭を撫で、鷹も甘えるように頭を下げる )
「 …その自然に対する物の見方を 少し変えてみては如何でしょうか
例えばこの… 鎧のように強靭な羽を持ち 矢のように鋭い爪や嘴を持つに至った
鷹がどう生きてきたか… そんな、踏み込んだ見方を意識するのですよ 」
…………なる…ほど……?
……分かりました…あ、後ろ気をつけた方が…
…いいですよ…?
(自分の考えを変えてみる事を思って見て
少し難しいが頑張ってやろうと思いつつ
礼をする前に後ろを指差す…ただの植物…に
見えるが、強力な酸がゴポォッと吐き出すように
溢れ出る…が、それが何故か消えてその場所に
彼がいて…元々いた場所に小さく穴が空いている)
…うん…こう言う時…そうだ、図書館…なら…
ありがとうございました…
「 ……… 」
( 鷹を離す、ウサギでも探すかと軽々と空を飛ぶ鷹
全てを見終わり、プラントから去っていく白黒 平常が 全てを覆う )
「 ……ミェンは大丈夫でしょうか 」
…スみませン、離してくれませンか?
〈そういわずにさぁ…のんでけー?…ほら、おみゃえもどーせ、みためとはねんれいちがうんだろー?〉
いや私は普通に未成年…お酒を近づけないでください、一番気に入らない飲み物でス…
(絶賛、酔っ払いに絡まれていた……
部屋の中で酒瓶頬に押し付けられ…
…鬼は相変わらず酔っていてどうにも
めんどくさい状況…)
「 ……… 」
( 何やら嫌な予感と胸騒ぎがするも… 連絡は来ていない
……少しは肩の力を抜こう… 書類整理を続けることにした )