「硝子の桜は美しい。
しかし美しいだけでは無い。
薄く鋭い花弁に人間の柔い肌は容易に傷つけられる。
君は……どうだろうな?」
今夜も春夜を告げる鐘が魔王城に鳴り響く。
…そんな程度の桜は俺には傷一つ
つけねぇ〜と思うけど
>>2
誰かと思ったら…悪魔か。そりゃあそうだろう。君達の肌は人間より
強い筈だ。
怪我をする心配がないのなら存分に花見を楽しんでいけ。
そうさせて貰うぜ、人間
5:ニャルちゃん◆.s:2020/03/12(木) 09:14
「 ……カレン、安全確認も出来ないまま何処へ行ったと…
私の力使った気配もありますし、黒剣の感想聞いてないし… 」
( 頭を抱えて迷い込んで来た )
「 只今お帰りになったよー、んでお出迎えのお茶はー?ちっぽけな天体だったから一周して…来ちゃった。 」
「 無論、用意させて頂きます。」
( 折り畳みの椅子と机をを一人分置き、レモンティーを淹れ
クッキーも幾らか皿に盛って 椅子を引く )
「 …反応が遅れましたけど、近いからダッシュ感覚ですか?」
「 ありがとね、いやぁニャルちゃんの淹れたお茶楽しみだね 」
( 椅子に緩やかに座り込んでは、頂きますと手のひらを合わせた後
皿に盛られたクッキーを摘まんで 口内に放り込む )
「 いんや、のんびりお散歩しながら来たよ 」
(あ〜…休憩がてら、桜を見ようと思ったら
カレン達かぁ〜…
気配消して、あいつらを監視しながら回復するかねぇ…)
(また、戦闘ってなったらあいつら嫌そうだし)
↑心の声(全部)
「 あの人たちユニークなスキルがなくて戦っててもつまんないんだよね… 力と魔力はそれなりにあるみたいだけどさ。しかも逃げたとか勝手に決めつけるし 」
( 美味しい紅茶とクッキーを楽しみながらペラペラと感想を話して )
「 …ま、そのお陰で得られた情報もあるけどね 」
( 簡単に言えば私は五行の力と聖なる力を操る…狭間の存在だもの、と繰り返すように )
「 貴女なら問題ないでしょうけれど… いえ、貴女は過程を楽しむタイプでしたね 」
( 隣で毛糸と針を用いて何かをハンドメイド中 )
「 ……私が作るものにハズレは無いと自負しているつもりですが、当たっていますか?」
「 あの子達本体はなかなかに面白かったよお、一夜の遊びの相手としては最高かもね…あ 変な意味じゃなくて 」
( 何れもこれもいけるよっと満足げに )
(あいつら…はぁ
親父に似たか、短気なとこ
でも…情報あいつらに取られたかぁ…
でも監視してるし何とかするか…)
↑心声
「 変な意味を意識してしまう辺りグレーゾーンは危ういのではいりませんか?
…しかし 技の試しには使えそうな者共でしたね、評価は最悪ですが 」
( おかわりを注いで周囲を見渡した後、さりげなくカレンの傷があった所を見て )
「 案山子かダーツの的にはピッタリかもね、グレーゾーンにはまだ達してないから大丈夫さ
…ところでそこの柱の陰、何の用かね? もしかして情報掴まれて怖くなった系? 」
( ピタリと彼奴の居場所を言い当て )
フン…気配を消してたんだかなぁ…
別に怖い系じゃねぇよ…
(座りながら言う)
「 気配抹消系の能力ならば余程高度なものでないと天使には通じにくいよ。神の眼があるからね 」
( 天使じゃないのに天使の技能を賜っている狡い彼女に )
「 ……何の用なのかをカレンは問いました、さっさと答えなさい 」
( ハンドメイドを中断、あからさまに機嫌を悪くして )
「 ……… 案山子ですか、ならば麦畑を用意しなくては 」
天使でもないのに言うねぇ〜…
…ぷはっ(鬼酒を飲みながら)
「 ライ麦畑でつかまえて、って小説確かあったよね 」
( 麦畑から連想した言葉をつらつら並べていくと )
「 案山子ってば可愛いねえ、可哀想だねえ 」
「 そうでなければ、悪口に引用する事は出来ませんよ 」
( また周囲を見渡し 気配も探る…異常なし )
(こいつ本当、余裕大きいようで…
まぁ、サリアが来ない限り大丈夫だけど…)
「 幻影Tと幻影Uちゃんがやられちゃったかあ、まあこれは試作品だからいいや 」
「 …私みたいな事、してますね?」
(サリアかぁ…
アイツ飽きたな、まあアイツの性格からしてそうか)
「 そーそ、ニャルちゃんの真似さ! 」
「 ……ふむ、そういえば 」
( 思い返しては、思うところがあるらしくて )
「 …私たちって、互いに良い所を真似てるんですね 今更ですが 」
「 足りないところがあるならば、お互いに欠片を埋め合えばイイ 」
「 そういう事でしょ、ニャルラトホテプ 」
「 …親友としては当然の権利ですね、互いに上々。」
「 ……似合いませんね、カレン 」
(昔、俺もアイツとああやってやってたな、
親友として、戦友として…
…本当お前らが羨ましいよ
失った者の気持ちは分からないだろうけど…
…これはこれで心を読まれたくないわ)
「 …遺された者の気持ち、分かるさ。私だッて妹が突如消えたもの 」
( 空気は読まない )
勝手に読むな
…妹か
俺は、母、妻、そして双子の兄弟(俺の子)
を失ったのだからな…
「 数の問題じゃないと思うよ、妹は唯一の家族だったんだから。 」
( いつになく真剣な顔つきで )
【 おっと名前ミス 】
「 …… 」
俺も家族を失った事には変わりない…
だけど…
…あの事件で俺は禁忌の能力を手に入れた
けど、それでも妻は帰ってこない…
「 …あら、それは災難なこと…… 」
嗚呼…
妻に逢いたい…
クソっ…何で涙が出るんだよ…
もう泣くのは…辞めたのに…
何で…
早く気付け無かったんだ俺…
…本当、これだから天使は嫌いなんだよな…
「 …大丈夫、大丈夫、君にはね…… 包容力のある、お母さんみたいな神様がついててくれてるから。 」
( 天使らしい儚き微笑を湛えて )
「 ……… 」
本当…お前はミカエルに似てて
優しいをだなぁ…
ミカエルと本当うりふたつだよ…
45:カレン◆u6:2020/03/12(木) 11:07
「 …ミカちゃんってそんなに優しかったっけ?上司の私に対してタメ口きいてくるのに…ニャルちゃんの友達だけどさ 」
幼き時のミカエルだ
今のミカエルはそんな感じかぁ…
たまにタメ口言ってたなアイツw
「 今考えると… 所謂 両性具有だったのですね…ミカちゃん 」
「 ピンクの髪のえぇっと…男?女? 」
もう戻っていたのかw
まぁ、そうだなアイツは…
にしても何年の付き合い?(親友として)
「 ……考える程拗れます、やめましょう カレン 」
( 取り敢えず、小さいのは覚えていて… )
「 ……… ハンマーを用いて、ドロップキックを行い 素早く 」
(本当に長いのかな…
…早く天界と魔界が共存して平和に生きてられる世界
をさせないとな)
「 まあ、君たちはそこらの有象無象よりかは頑張ったよ。簡単には死ななかったしね 」
( またしてもケラケラと薄気味悪い笑み )
死なねぇーよ
次は必ずお前を殺害してやるからな
「 …無理無理ぃ、 」
( 手を余裕げにふりふりと振って )
殺せるさw
そういや、お前酒飲めるか
(酒を入れ、カレンに渡す)
「 ……バカも休み休み言いなさい… 」
( 怒るどころか呆れて溜息 )
ありゃ?
呆れてもうたかw
アハハw
「 あ、もしかして寝言言ってる? 」
( 本当に言ってる意味が察せないようで )
寝言じゃねぇーよw
まぁ、少なからずは呆れた馬鹿だと
思われてるけどねぇ…
…なぁ、聞くのもなんだが
妹が消えた理由…分かるか?
ハァァ……私が出かけてる間に人が増えたな…騒がしいぞ。お前達の花見ってそうなのか?
62:マリン・パエスト 殺人悪魔:2020/03/12(木) 12:42 俺の魔界ではいつも
騒がしいぞw
(シュンっ)
あっ、やっぱり酒飲んでるw
お前かいw
サリア、お前良く分かったなここ
まぁねw
66:クレセント◆fI:2020/03/18(水) 17:54やれやれ…やっと騒がしい悪魔共が居なくなった。静かだ…紅茶でも入れようか
67:表 光世界の管理者:2020/03/18(水) 17:58桜…綺麗…
68:表 光世界の管理者:2020/03/18(水) 17:59…………
69:表 光世界の管理者:2020/03/18(水) 18:01 …痛い?
(肌が少し切れた)
…桜…花びら…刃…?
71:クレセント◆fI:2020/03/19(木) 00:17 >>70
気安く触らん方がいいぞ。花びらが落ちれば次は足を切るハメになる。
桜は少し離れて眺めるんだ。紅茶と甘い菓子でも食べながらな。君も食べるか?
うん…食べる…
友人…似た…桜…ある。
私のとこ…幸運の桜…
友人とこ…安楽死の桜…
…でも…この桜も…綺麗…
…傷…治さないと…
(頬にある切り傷を治していた)
>>74
自分で治せるのか?絆創膏ぐらいならあるぞ。
あっ…魔力……ない………
(焦っている様子)
ごめん…なさい…
貸して…くれる?…
その…戦闘で…使い…切っちゃって…
79:クレセント◆fI:2020/03/19(木) 15:55 別に返さなくても良い。ほら。
何があったかは知らんが血を流されるのは苦手だ。
ありがとう…さっき…花びらに…
攻撃…された…だけだよ…
(絆創膏を頬に使った)