実際に体験した話

前住んでたアパートは色々とおかしかった。
例えば､夜中一定の時間になると､なにもしていないのに
風呂場でシャワーの音がする。風呂場にシミがあって洗ってもおちな
人の影が見える。
あるタンスの横を通ると､絶対に黒い何かが覗いてくる。
最初はびびってたけど､次第に慣れて来たとき。

夜だった。

親と暮らしている私は母親に急にたたき起こされた。
「こんな夜中に電話して来ないで!」
「え･･･?」
私の手もとにはなく､携帯はリビングに起きっぱなしだった。もちろん電話もしていない。
母親は電話を切っておらず､びびりながら
「もしもし･･･?」
とでてみたが､返事はない。
「もしもし･･･?」
その時だった。向こうからは母親と同じ声が聞こえてきた。
その日は怖くて早く寝てしまったけど､あれはなんだったんだろう。

先日祖母が歌謡会で着物を着たんだが、祖母がその着物着ようとすると身内に必ず何かが起こってて、一回目は祖父が胃潰瘍で倒れて入院、二回目は祖母の姉が亡くなり、二度着るチャンスを逃してた。
先日三度目の正直で漸く着物を着て舞台に立てたんだが孫のワイ氏昨日盲腸で倒れて手術からの入院。

やっぱりあの着物なんかあるわ

一度だけ、なかなか眠れなくてふとリビングを見ると神棚の近くに横になっている白くて人っぽい何かがいて何回目をこすっても布団にもぐってからもう一度みても消えるどころか近づいてきて結局布団にもぐり寝てやり過ごした。特にそれから何も無いのであれはなんだったんだろう？と思う事がたまにある。

隣の部屋から差し込む光にスッと影が横切った。

俺以外だれも居ないのに。

先輩とその友達でとった写真。
その写真は何故か友達の方の体が全体的に透けていた。
その一週間後、事故に遭い全身骨折で亡くなった。

去年くらいに友人のRとYの家の近くの廃屋に行った。普通に見るとあまり崩壊していないように見えるがガラスが割れていたりしていた。んで、Rが立ちし○んしている時に俺は数メートル離れた所から割れた窓ガラスから中を覗いた。するとガラスの向こうで白い細い手が左右に揺れていた。俺は怖くなりRを連れて走って逃げた。後日にその事をTやJに聞いて見ると「草が揺れていたんじゃないの？」と言われた。そして今年の3月くらいに今度はNを連れてその廃屋に侵入。そして、その白い手があったであろう部屋に行って見てみると床が抜けておらず、草が生えるはずもない感じだった。じゃあ、あの白い手は何だったのか？もしや幽霊だったのか？

熱がある。変だなんか。

トイレに行ったら紙がなかった