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ある友達の話なんだけどさ、その友達…怖い話や都市伝説が大好きで興味本意である儀式をやったらしいんだけど…
それ以降、なんだか日に日に変な奴になって…

まるで自分に霊感があるみたいな可笑しな行動をしていって…、何もない所で話しかけたり、｢レイ、帰ろうか｣とか言って一人で帰ったり…。

ある時、気がついたんだ。アイツ、頬になんか線みたいなのがあって、｢頬にあるやつ何？｣って聞いたら、｢内緒｣とか言って……。油性マーカーとかかな？って思ったんだけど、全然違くて、、、

その油性マーカーで描いたような線がさ、一日たつごとに変な模様みたいなのになって、アイツも段々変な奴になっていって、｢レイ、お願い、戻ってきて｣って急に泣き叫んだり、｢行きたくない、ヤダヤダヤダ｣とか言って、ただのかまってちゃんかなと誰もが思っていて、気がつけば、アイツに話しかけるやつなんて誰もいなくなった。

その日から、アイツは学校さえも来なくなった。
先生は俺達の誰かがアイツをイジメたとか思っているらしくて、違うのにさ…。

アイツの頬…、なんだか蜘蛛の巣のようにどんどん広がってた。

それだけは覚えてる。その日、さすがに心配してその友達の家に行った時、まるで廃人のように友達が出迎えてくれて、｢入って｣って言われて、何でこうなったのか、アイツに聞くことにした。

そしたら、アイツは話してくれた。

アイツは｢レイが…いなくなった。だから向こうに行こうとしたけれど、怖かった。でも、そろそろ…｣って。

レイって誰？って聞くと、…｢蜘蛛のような、化け物｣としか答えてくれなかった。

霊感がないけど、アイツの部屋ヤバイって思った。

誰かの視線とか、物音とかしたし…。

その日は友達が｢もう帰れ｣って急に言うから、帰ることにした。アイツの線みたいなやつ…蜘蛛の巣のような模様は口にまで到達していた。

それから、アイツは行方不明になった。

ま、この話半分嘘なんだけどね

暇潰しに書き込んだだけだから…

……気にしないでね？？