・ KZ小説をたくさん書くよ
・ 2次創作苦手な方はバックアップ願います
・ きまぐれだよ!
・ 誤字・脱字あるかも
・ 勘違い(名前の呼び方)とかもする
上記↑↑でもOK♪って人はどうぞ!
*私事ではありますが、ただ今入院中で暇を持て余しているため、このような時間でのスレ投があります
書き忘れた注意
・ CP描写を多く含みます
・ 夢小説は絶対に書きません
・ アーヤ受けが多いです
短編小説その1.【上杉×アーヤ?】
(うぅ・・寒い)
奈子が閉め忘れたのか、窓は開きっぱなしになっていて、外からの風に思わず身を震わせた。
つい1月前まではもう少し暖かかったのになぁ。
季節の移り変わりは、人間の目では追うことこそできないけれど、とてつもなく早いもので。
窓に手をかける。
金属のところが冷たくて、思わず「きゃっ」と声が漏れてしまう。
外を見ても、まだ雪は見られない。
寒いのは得意じゃないけど、雪は綺麗で好きだから、少しだけ残念な気持ちになった。
***
「えっ、上杉くん今日はお休みなの?」
私たち――探偵チームKZが揃いに揃った、塾の特別クラス。
今日はその受塾日だから来たのだけれど、珍しいことに上杉くんは休みだと聞き、私は驚いてしまった。
「上杉、体でも壊したんじゃねー?最近、寒いし」
「たしかに、僕の学校でも欠席の人がいたなぁ」
「ま、色々言ってもしょうがないし、塾の時間も無駄にするわけにはいかないから。取りあえず、席につこうか。上杉には、あとで見舞い代わりに電話でもいれようか」
そう言って黒木くんは微笑む。
見舞い代わりの電話――上杉くん、きっと喜んでくれると思うな。
表情に大きくは表してくれないけど、心の奥でそう感じてくれるはず。
***
「俺、20時20分にかける」
「んじゃ、俺はこの後・・20時30分くらいに電話をかけようか」
「じゃあ、僕は40分くらいに」
「あ、えっとじゃあ、私は50分から電話するね!」
そう約束事を決め、私たちは解散。
今日はKZが解決しないといけないような謎もなかったから、スムーズに塾は終わった。
***
20時、50分・・。
いつも以上に時計を凝視したような気がする。
その途中で、奈子に「ねぇねぇ、そんな時間を気にしてどおしたの?デート??」という的外れながら、おませな女の子の質問をされたんだけれど、やんわり否定した。
上杉くんへの電話番号は――よし、打てた。
小刻みな音は、早く止まった。
「俺、上杉だけど」
「た、立花です!」
「あー。やっぱ、立花からも来るんだ。若武、黒木、小塚ときたてたから、薄々じゃなくて知ってた」
「声を聞けてよかった。もしかしたら、ウンフルエンザかなっって思ってたもん」
「今日病院いったら、普通の熱風邪だって。明日には治りそうなくらい、今は楽・・っていうか、お前ら心配症だって。立花もそうだけど、前3人もかなりしつこく聞いてきたし。重症でもなんでもねーのにな。・・・でも、嬉しかった」
嬉しかった。その声で、私は満たされたように胸が熱くなった。
私も上杉くんの声が聞こえて嬉しかったよ!・・そう言うより先に、上杉くんは言葉を紡いだ。
「それに、立花に・・アーヤに電話してもらえたことが嬉しい」
「え!?」
素っ頓狂な声が出てしまった。
それと同時に、さきほどの上杉くんの言葉が何度も脳内で鳴り響いて、顔が、頬が、段々と熱くなってゆく。
混乱した私は部屋を見渡す。
それくらい、今はオーバーヒートしてて。
「その・・やっぱ忘れてくんね?俺、やっぱ熱出てるみたいだし・・」
「あ!雪降ってるよ!」
窓から見た景色を見て、私は思わずそう叫んだ。
雪が降っているのは、事実だった。
黒色に紛れ込んで、綺麗な白の絵の具がキャンバスを彩っている。
「え?・・・・あぁ、本当だな。今、確認した」
「綺麗、だね。夜に降るだなんて、思ってなかったよ」
そう言って、私は雪を眺める。
良い季節。寒いのは得意じゃないけれど、雪は綺麗で好き。
「その・・立花。俺、明日には元気になるから」
「うん。明日は、上杉くんの顔が見れたら嬉しいな。上杉くんが元気でいてくれるだけで、嬉しい」
「あぁ。じゃ、また明日な」
そして私は、電話を切るために、ボタンに指を置こうとした―――その瞬間だった。
「――――かも」ピッ
小さい声が、耳に届いた。
聞き取ることはできなかったし、なんて言ったか聞こうにも、もう電話を切ってしまった。
(雪―――明日も、降ってくれないかな)
私のその願いは、きっと叶う。
文字制限きつぅううううう(:D__\
オゥイェエエエエエエイイイイ
長編小説 ギャグ風味・・?【KZ×アーヤ】
「もし――俺がアーヤのこと、好きって言ったら?」
黒木は、妖美な流し目で、こちらを見てきた。
今までにない――そんなくらい、美しく、強い目で。
黒木って、俺と同い年なのか、時々疑いたくなるくらい、大人っぽくて、俺の手の届かないような場所にいる気がする。
―――でも、俺はそんな黒木にだって、この気持ちを臆させるワケにはいかない。
「俺と、勝負することになるな。・・でも、俺が勝ってみせる」
俺は、存在しない自信を盾に、そう言った。
続く(:Dーー)
1人で書くの寂しい・・誰か、KZ愛の強い方!もし良ければ、私と語り合ってくれませんかー!?