私がずっと溜め込んできたこと、全部話させてね。…*
最後まで読んでください。…*
私、五年生からずっと学校行ってなかったよね。理由って何だか気づいてた?…*
気付いてる分けないよね。…*
きっと、自覚してなかったと思うから…*
私って病弱だしスポーツも苦手だし馬鹿だし、いいところなんて1つもなかった。でもわかちゃんだけはいつも笑ってくれてて、すごく嬉しかった。*
一緒にいて本当に楽しかった。…*
でもね、
五年生、ちーちゃんと三人で同じクラスになれて、当時は本当に嬉しかったんだ。…*
最後のクラス替えで同じになれて。…*
でも、そこからだよ。
わかちゃんは私とちーちゃんが二人で話してるのが嫌で、いつも話に割り込んできて。私も良くないなって思ったから、*なるべく三人で話せる話題を常に考えてたんだよ。…*みんなが嫌な思いしないようにって。…*
でもそんなの思い付くわけなくて、自己嫌悪に陥って。…*そこまでは良かった。
でもさ、わかちゃんは自分さえ一人にならなければ、あとはどうでもよかったんだよね。…*
私かちーちゃん、どっちかが一人になっても、わかちゃんは自分が一人にならなければ良かった。…*
塾の話とか、色々大切な話もあるのに、私どうしようってすごくたくさん考えてて、なんかすごく疲れちゃったんだ。…*
ちーちゃんも本当は嫌だったけど言い出せないって言ってたし、それなら私が嫌な思いすれば全部解決するんだって気付いちゃった。*
そうだよ、この中で私が一番不要なんだもん、マンションも趣味も性格もずれてるし、さ……*
そう思うと何もかも面倒臭くなって、学校に行きたくなくなった。…*
行ってもまた色々言われるだけかなって。
そしたらそうだよ、何で休んだのって。わかちゃんだけじゃないよ、他のクラスメイトもさ。…*
正直、何で同じクラスだってだけのあんたたちに口出しされなきゃいけないのって思った。…*私のこと何も知らないくせにって。
でもさ、電話してきてまで「いつ来るのか」「なんで来なかったのか」って訊いてきたのは……
電話くれたのは嬉しかったよ。でもさ、生きるのが辛くなる少し原因になった人に、あんな風な嫌がらせ…みたいなことされて、正直本当に死にたかったよ。…*なんでそこまで他人のことに土足で入り込むのって。*
しかもわかちゃんは優しいから、何も言い返せないんだよ。私のために言ってくれてるって思うと尚更。…*
こんな優しい人に暴言吐くなんて駄目だなって。…*
それでも辛いことは辛いんだよ。言葉の一つ一つが鋭くて、心に突き刺さって。…*
体は元気でも、心は元気じゃない時もあるんだよ。…*
それを分かってもらえなくて、一方的に悪口言われて……これ、一種のいじめなんじゃないのかなって思った。…*
私に何を言ってきたのか、覚えてないよね、きっと…*
………ごめんね、とりあえずはここまでにさせてね。…*
色々本当に辛かったってことわかってほしいだけで、わかちゃんのことが嫌いなんじゃないからね…*
でも、もしこれを聞いてわかちゃんが私を嫌いになるのなら、それだけの友情だったってことだよ……*
ごめんなさい…*