小説のキャラクターの設定を書くところです…*
れす禁です(*`^´)
…*魔法少女mirai*7/~*…
キャラクター名前(光)
*桜(櫻)澤桃音【さくらざわ/ももね】
[桃色の光]
*赤羽紅【あかばね/くれない】
[赤の光]
*蜜柑、檸檬【みかん、れもん(名字未定)】
[橙、黄色の光]
*緑森翡翠【みどりもり/ひすい】
[緑の光]
*瑞谷青葉【みずたに/あおば】
[青の光]
*紫【ゆかり(名字未定)】
[紫の光]
**(名前未定)
[奇跡の白い光]
魔法少女(光)たちが光に目醒めた原因
*桜澤桃音
受験勉強のために人付き合いが悪くなったこと、生まれつきの紅茶色の髪の毛のせいで、小学生5年生後半から一部の生徒にいじめられる。
青葉たちが仲良くしてくれていたから良いものの、青空学園に入学するために色々と苦労した。
よく髪の毛を染めていると誤解される。…*
*赤羽紅
些細なことでも気にしてしまい、あれこれと口出ししてしまう性格、地味な趣味、容姿から小学6年生の時にいじめられる。嫌がらせに気付かないふりをしながら耐えてきたが、大切な写真を捨てられたことから怒りが爆発(いじめっ子を殴ったりして暴れ回る)。そのせいで都会の優秀な中学校に入れず転校してしまう。本人が青空学園に入ったことを後悔していないのもそれが原因。
*蜜柑
小さい頃から友達が居なくて、よくいじめられていた。本人は敏感にそれを感じとるようになり、次第に些細なことでも傷付くようになった。
中学1年生の一学期には、自身の闇と友達になるか、そのせいでクラス内で酷いいじめを受けた。
*檸檬
仲が良い妹がいるせいで自身の闇に恨まれ、大好きな妹を苦しめられる(蜜柑をいじめていた主犯は檸檬の闇)。
蜜柑に知られないように自傷行為を続けていた。
更に蜜柑を助けた際に、脚を痛めて得意で生き甲斐だったスポーツが出来なくなる。
7人の闇達が闇になった原因とか…*
*【桃色の闇】
桃音の幼馴染み(しゅーちゃん)、桃音のことが好きだけど、心のどこかでは何時も恨んでいた。…*
*【赤の闇】
紅そっくりの見た目で産まれた妹(人間の記憶から消えている)で、不優秀な紅と不出来な自分を比べられ紅を恨んでいた。…*
*【橙の闇】
可愛くて性格が良い蜜柑と友達になれたけど、周りから蜜柑と比べられて蜜柑を恨むようになった。…*
*【黄色の闇】
転校前の学校で蜜柑を苛めていた。優しい妹が居る檸檬が羨ましくて、苦しめるために妹の蜜柑を傷付けていた。…*
*【緑の闇】
お金持ちの家に生まれて、おしとやかで何でも出来る翡翠のせいで、塾でのテストの成績を抜かされて親に暴力奮わされたことから、翡翠を恨むようになった。…*
*【青の光】
昔から芸能活動をしていた青葉がテレビに出る度、自分より目立っているのが気にくわなくて、青葉を恨むようになった。…*
*【紫の闇】
死別した、紫の義理の姉。可愛がっていた妹を苛めていたグループと揉め合いになって、学校の屋上から堕ちて死亡(紫がいじめっ子に姉を突き落とせと言われ、それを実行したことから妹を死語も恨み続け、闇になった)。…*
>>2の檸檬と蜜柑の名字は浅黄(あさぎ)になりました!!*
[奇跡の白い光]は白銀雪帆(名字は未確定)です~*
それから、紫の名字は黒崎(くろさ(ざ)き)か如月(きさらぎ)どっちかにする予定…*
どっちもかっこいいけど、どうしようかな~(*´˘`)
魔法少女たちが光になった原因,2…*
*緑森翡翠
裕福な家庭に生まれ、更に容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能な完璧美少女。
しかし本当は人見知りで暗い性格で、目立つのも嫌い。それなのに回りからのプレッシャーでストレスが溜まるようになる。
更に自信の闇に恨まれ、悪質で陰湿ないじめを受け、更に傷付く。
学校でも上手く友達が出来ず、ずっと悩んでいた。
*瑞谷青葉
幼稚園の頃からずっとタレントとしてテレビに出ている芸能人。小学校3年生〜6年生まで、桃音と同じクラスで仲が良かった。
しかしそれ以前は、どこへ行っても大人からの批判の声を浴びさせられ、更にネットでの誹謗中傷も絶えず、自身の闇に妬まれて嫌がらせを受ける。
中学校に上がってからは、業界から姿を消した。
*紫
モデル体型で男女問わず人気の女子高生。しかし一部の生徒から嫌われていて、いじめられる(主に邪魔、ゴミ等の暴言、殴る蹴るの暴行、ネットに悪口など)うちに他の生徒も離れていく。
姉である百合菜までいじめられて、自分を責め続ける。
*備考*
姉妹で屋上に呼び出された時に、百合菜を突き落とすように命じられるが抵抗(二人生徒を殴る)。しかしそれをしなければ目の前で自分が突き飛ばすと言われ、姉と一緒に心中しようと試みる。
でも失敗、高所恐怖症の紫は飛び退いてしまい、百合菜だけが転落。
それから紫は欝病になり、数日後に闇(百合菜)が消えたことから、自身も存在を消去した。
*光と闇の関係*
光と闇は全くの別人(桃色の妖精は一心同体だと思い込んでいる)。光は辛い思いをしても前を見る力を持つ者に宿り、光を強く恨む人間が闇になる。
それを全て余地したのが白い光(神)の雪帆。未来を全て予想する能力がある。
光が消えても闇は消えないが、闇が消えてしまうと、光は一時的に人間の記憶内から消去される(光が心から生還したいと望んでいれば戻る)。
紫の名字は一応、如月でいこうと思います!……*
蜜柑が爆死してから生き返らなかったのは、普通の人達は生きたくても生き返えることは出来ないから、自分も平等にこのまま死にたいと望んだから(いずれ冗談では済まされないような大怪我をすることは予想していたらしい)。
ここで生き返った紫は思い悩んでしまいます…;*
蜜柑が自分を庇って死んだことで、檸檬は深く傷付き、再び引き込もってしまいます…*
今度はそう簡単には立ち直れないよね、…*
桃音たちが説得しても何も言わず、しばらくすると脱水症状で救急車で運ばれ、、、…*
眠っている間、夢を見ました。
蜜柑が「私の死を無駄にしないで、そんなの檸檬じゃない。済んだことにかまって未来を失うなら過去なんて見ずに未来だけを突き進めって、檸檬はいつもいってたよ。……」と優しく叱咤してくれる夢でした。…*
檸檬はそれから徐々に回復していき、舞台は最終決戦へ、、、…*
転校生だからって特別扱いすんなよ、私だって普通の人間なんだよ、
転校生だからって優しくすれば誰もが皆騙されると思ったら大間違いなんだよ、
私はそんなちゃっちい演技に騙されるほど能天気じゃないんだよ、舐めた真似すんなよ、
乱暴な言葉遣いは好かないけど、お姉ちゃんと一緒に生活してると慣れちゃうもんですね……*
それでも小説以外では絶対こんな言葉遣いしたくない!(*`^´)
それでも自己主張出来る檸檬は格好いいと思います……*
私がもし転校生じゃなかったら、お前らはとっくに見捨ててたと思うよ、
私は蜜柑みたいにいい子でもないし、可愛げもない。
でもそれで何が悪いんだ?
嫌われたとしても、罵倒されたとしても、私は私が正しいと思う道を進んでんだよ、
それの何が悪いんだよ、私の行動1つで私の人生が変わるかもって言うのに、どうしてわざわざお前らに合わせてなくちゃいけないんだよ、
私には私の進むべき道があんだよ、…
たしかに、所詮人間なんてそんなもんだよ。
自分勝手で、都合の悪い人間はすぐに切り捨てやがる。おめでたい頭の奴等ばっかりだ。
でも、それでも必死に生きてんだよ。他人を蹴落として踏みにじってでも、上へ上へと上っていくんだ。
どんな卑怯な奴でも、沈まないようにともがいてるんだよ。……ただ、やり方が間違ってるだけでな。
いくら惨くて残酷な方法だとしても、それを否定して邪魔する権利はお前にはない…
間違ってるって思い知らせたいとしても、暴力で無理矢理思い聞かせたって逆効果だろ、そんなのただの脅しじゃねぇか、
確かに、私は努力も何もしないでも裕福な家庭に生まれ、頭脳にも恵まれているわ。世間から見たらとても幸福な暮らしをしているのでしょうね。
それでも、私は今の状況を幸せだと思った事は一度もないわ。
父親にも母親にも教師にも期待され、プレッシャーや圧力を掛けられ、押し潰されながら必死にもがいて生きてるのよ。
父親は仕事ばかりで幼少期から遊んでもらったこともないし、母親は勉強勉強うるさいのよ。
将来は約束されてるけれど、自分が進みたい道に進むことは許されない。
こんな哀れで他人に操られた人生の中で生きるなんて、とても悲しいことなのよ、
……
__その時だった。飛び退いた檸檬ちゃんの身体が、硬直したんだ。
「っ、てめェ……」
恨めかしい目付きで自身を闇を睨んだ。……動きを止められるのは、黄色の光だけだ。
「檸檬に何するのっ!」
蜜柑ちゃんが檸檬ちゃんの闇の背中にシールドを振り下ろした。円く平べったいシールドは刃物の様に鋭く、その身体に大きな損傷を与える。
「いって〜……」
それでも、魔法が解ける程では無いようだ。……手強い。
「そいつは私に相当強い恨みがあるからな……普通なら妹がいるくらいでいじめたりしねーからっ……な」
必死に身を捩ろうと奮闘しながら、檸檬ちゃんは言った。
「うるさい……お前は今ここで滅してやる……!」
黄色の闇は大きく腕を挙げ、指を鳴らした。
途端に魔法は解け、案の定檸檬ちゃんの身体は異様な体勢でコンクリートに打ち付けられる。
当然、檸檬ちゃんは背中をびくびくと震わせて痙攣する…。
「檸檬ちゃんっ!!」
「仲間の心配をしている場合じゃないよ、桃音ちゃん」
「しゅ、しゅーちゃん…」
私の目の前で、しゅーちゃんがにっこりと笑った。
……まさか、自分を強く憎んでいる人が、幼馴染みのしゅーちゃんだなんて考えてもみなかった。その真実が分かってから、戦闘意欲が完全に削がれた感じ。
「この手で桃音ちゃんのことを抹消出来るなんて幸せだよ……今すぐ楽にしてあげるからね、待っててね」
「なっ……!」
そうだ。もう彼女は普通の幼馴染みじゃないんだ。もう、ただの闇なんだ。
でも、だからってしゅーちゃんを苦しめるなんて嫌だよ。今までずっと、近くに寄り添ってくれてたしゅーちゃんが何で……。
「そういうところが……そういうところが腹立つの、桃音ちゃん」
「え……?」
「そうやって、偽善者なところとか、いい子ぶるところが大っ嫌い」
「しゅ、しゅーちゃ…」
しゅちゃんの顔がぐっと接近した。その表情は無で___何の感情も見えなかった。
「私のことが好きなら、死んで」
しゅーちゃんは大きく腕を振り払って、私のお腹を薙ぎ払う。
コンクリートの壁に横っ腹を打ち付けた私は、もう何かを考える余裕もなく__崩れ落ちた。
*…*…*…*…*
「どうしてそこまで私を恨むんだよ……」
「気に食わねえ。お前の神経はどうなってんだよ…。」
「……浅黄さんは、私にも姉が居ることを知ってる?」
「知らねーよ」
「そう………その姉はね、血が繋がってなくて……何かあるとすぐに私に暴力を奮う最悪な人間だった」
「それでどうして私に__」
「優しくて仲の良い姉が居ることが許せなかったのよ……!
あからさまに仲が良いのを見せ付けてたわよね!?私が辛い思いしてるのを知ってて……」
「知らねぇよそんなの……。
なんだってんだよ、そんなのただの八つ当たりじゃねぇかよ…。他人の幸福を憎んで、関係のない蜜柑にあそこまでするかよ…。お前は普通じゃねぇ!」
「とにかく、あんたたち姉妹は許せないの……。
姉妹ならあれくらい普通かと思って耐えてきたのに、あんたたちのせいで……義姉が異常だって気付いたのもあんたたちのせい…」
「それは義姉のせいだろ!?」
「それでも許せなかったのよ!幸せそうで羨ましい気持ちが、いつしか恨みになって……」
檸檬ちゃんの闇は、涙をぼろぼろと溢して、彼女を睨み付けた。
「本当は私の八つ当たりだって気付いてた、でも……」
「……それほど辛かったんだ」
「…………うん」
「お前は自分の事を私たちに当てはめて、幸せになりたいと願って…」
「………そう、そう」
「……………」
沈黙。両者共、うつ向いてしまって顔を上げようとしない…。
…*魔法少女mirai*7/~*…~二次創作~
魔法少女・心理研究会*未来部!
【設定追加】
*闇が本領発揮すると眼が赤くなる
*光は「何かを守りたい・助けたい」と強く願わないと魔法は使えない
*妖精さんの正体は植物状態の人間たち
後々変更もあるかも…
(終盤辺りの……蜜柑が死んじゃうシーン[予定])
……
私達の目の前に立ちはだかる、巨大な黒い影。まるで影そのものが闇で出来ているみたいだ。
「何なの、あれが闇の源だって言うの……?」
「何が何でも大きすぎじゃ……」
「miraiさんの力は強大だわ、そう考えると、闇の源はそれ以上の力を持っていることになる…!」
「嘘、どうしろって言うのよ…!」
「妖精達が眠っている今、どうにか世界への侵食を食い止めるしか…」
みんな取り乱している。くーちゃんは頭を抱え込んで、檸檬ちゃんと蜜柑ちゃんは震える腕でお互いを支え合って、翡翠ちゃんは泣き崩れてしまい、青葉ちゃんはそんな彼女に寄り添って、一緒に涙を流している。
紫さんも、目を見開いて地面を見据えている。降ろされた握り拳はわなわなと震えていて、怒りや悲しみ、悔しさ__色々な感情を表している。全て負の感情。
「姉ちゃんがくれた力は無駄だったの……?
姉ちゃんの死は無駄だったの…?」
「っ……!」
いけない、こんなの駄目だよ!
こんな雰囲気じゃ、撃ち勝つ術はないよ!
まずはこのどんよりモードをどうにさしなくちゃね…!
「………もう、諦めようよ」
「……どうにもならないわ」
「………どうして」
ぐすん、と誰かが鼻をすする音。
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっぁあぁああぁああああああああああああああああああああああああっ!!!」
「ひっ、何!?」
「え、ちょっとどうしたの!?」
「桃音、何してんの……」
「みんな、忘れたの!?」
私は私に怒りを露にしているみんなを見回した。
「くーちゃん、教師になるんでしょ!?教師に裏切られて傷付いて辛くて………そういう経験をしちゃう子供を減らしたいんじゃなかったの!?」
「それは、勿論今も…」
「それならどうして未来を諦めるの!?そんな弱気なくーちゃんは、自分の理想ほど良い教師にはなれないよ!」
私は一気に捲し立てた。
「檸檬ちゃんっ!また走りたいんだよね!?怪我も完治したし、自傷癖も治せた……!それだけ努力したのに、ここで立ち止まっちゃうの!?」
「そ、それは……もっと走りたいけど」
「じゃあ、今ここで立ち止まってなんかいられないよね?」
檸檬ちゃんは静かに首を縦に振った。
「蜜柑ちゃんにも、医者になるって言う夢があるよね。その為に一生懸命に努力してたの、私は知ってるんだよ!私達が負傷したときも、自分の方が重傷でも、真っ先に手当てしてくれて……」
「うん、うん」
蜜柑ちゃんは涙を流して口元を押さえる。
「だったら、もっと強い精神を持たなくちゃ!ここで諦めるくらいなら、到底医者は無理だよ…」
檸檬ちゃんが蜜柑ちゃんをそっと抱き締めた。
「翡翠ちゃんも!お父さんやお母さんに、本当の気持ちを伝えなくちゃいけないよ!このまま、自分の中だけに辛い気持ちを閉じ込めてちゃ、絶対に後悔するから…」
「うん、伝え、たいよ」
「本当はもっと普通で平凡な暮らしがしたい、成績に縛られないでもっと友達と遊びたいって………私覚えてるよ、初めて翡翠ちゃんから話し掛けてくれた時の言葉」
「桃音、ちゃ」
翡翠ちゃんは両手に顔を埋めて声を上げた。
>>22
「青葉ちゃん、アイドル引退しちゃうんだよね…。私ってば最近まで、青葉ちゃんが芸能活動してるってことも知らなかった。だから……青葉ちゃんの悩みにも気付いてあげられなかった」
「そんな、桃ちゃんは悪くないよ」
青葉ちゃんはふらふらと私に歩み寄って、泣き出しそうな声で言った。
「こんなに近くにいて、こんなにたくさん支えてもらったのに………ありがとう」
私は消えてしまいそうな声で、青葉ちゃんに笑い掛けた。
「やっぱり桃ちゃんは桃ちゃんだよ………ごめんなさいじゃなくて、ありがとうって言ってくれた」
青葉ちゃんも必死に笑いながら、私の手を握ってくれた。……酷く冷たかった。
「紫さん、私………」
「私が生還したのは私の我が儘___私の意思だから、あなた達がお礼を言う必要はないわ。むしろ、姉との誤解を解いてくれて__ありがとう」
紫さんは、うっすらと涙が浮かぶ瞳で微笑んだ。
「紫さ……」
一気に何かが溢れてきた。
声を上げて、空を仰いで、私は泣きじゃくった。
*…*…*…*…*(戦闘中…)
闇の力は、想像の遥か上だった。その莫大な殺意の前に、既に二人の少女が倒れてしまった。
「……紅ちゃん、青葉ちゃん」
うつ伏せに倒れて動かない二人の朽ち果てた体を、特に仲良くしていた翡翠ちゃんが優しく抱き締めた。
「次はお前だ、浅黄檸檬」
「っ……!」
檸檬ちゃんはビクッと大きく肩を揺らした。明らかに動揺しているけど、弱音を見せたくないのか至って強気な様子。
「お前のせいで蜜柑の人生は狂わされたんだよ………覚悟しろ」
檸檬ちゃんはゆっくりと腕を振り上げ、立ちはだかる大きな翼に向かって降り下ろした。
無数の黄色い光が刃となり、翼に幾多もの穴を空けた。翼からは黒い煙がゆらゆらと上がっている。
くーちゃんと青葉ちゃんの時と同じ___!
「………消えろ」
無表情の闇は、翼を大きく振り回して檸檬ちゃんに突進していく。魔法を使った彼女は、すぐには回復出来ない__このままじゃ!
その時だった。
「檸檬_____っ!」
蜜柑ちゃんが、呆然と立ち尽くす檸檬ちゃんの体を精一杯突き飛ばしたんだ。
ぐるんぐるんとうねる翼から炎が飛び出し、蜜柑ちゃんを飲み込んで盛大に爆発した。
「っは………あ、あぁああ………あ、あああ」
檸檬ちゃんはぱくぱくと口を動かして、言葉にならない声を漏らした。
「み、み……蜜柑っ___」
大きな瓦礫の下から伸びる長い髪を見つめ、膝を突く。
「そ、んな……蜜柑ちゃん…」
「う、うそ……」
「そんな、……待て、取り乱すな!あいつは……またきっと攻撃して、………!?」
紫さんは言葉を止めた。上空から、闇の姿は消えていた。
でも、今はそんなのどうでもいい。
「うっ、うあ、あ……うぁあああああああああああああああああああああああああああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!」
檸檬ちゃんは、喉を絞って泣き叫んだ。
その声に、くーちゃんと青葉ちゃんはゆっくりと体を起こす。
「どうした……の」
「檸檬……………蜜柑は、」
光の消えた瞳で私達に尋ねる。
……そんなの、どう答えればいいのか分からないよ……。
蜜柑ちゃんは、確実に___死んだんだから。
【自作ゲームキャラクター】
[主人公]
*プリズマリティ・アンディ
[所属]
*妖精
[年齢]
*不明
[身長/体重]
*157cm/?kg
[容姿・概要]
*緩くウェーブのかかったツヤツヤの金髪。左サイドをピンクのリボンで結んでいて、背中にはオーロラのような妖精の羽が生えていて、自由に空を飛べる。
綺麗な白い肌と碧い瞳はまるで宝石のよう。
おしとやかな性格。
[登場人物1]
*エティ
[所属]
*人間
[年齢]
*12歳
[身長/体重]
*145cm/35kg
[容姿・概要]
*美しい銀髪で、それをポニーテールにした少女。
左目が黄色く、右目は水銀のような色。
肌は日焼けしていて明るい性格。
しかし親が居らず、小さな村でひっそりと暮らしている。
*清想寺美歌子(せいそうじ/みかこ)
*東坂ラトル(あずまざか/らとる)
*ミィス・マリア
*音束落葉(おとたば/らくよう)
*ラオティア・リース
*紅玉(こうぎょく)
*妖踊ありす(ようらん/ありす)
*りま
*アプリコット
*時計塔のアリス (今度書く予定の小説)
時計塔で拾った懐中時計の螺(ねじ)が巻かれた時、アリスの世界から招待状が届きます。
天羽ありす/有栖川瑠璃
…*魔法少女mirai*7/~*…らいと
…*魔法少女mirai*7/~らいと!*…
…*魔法少女mirai*7/~ らいと!*…
*魔法少女mirai*7/~らいと!*
魔法少女mirai*7 らいと!
どれがいいかな…
桃色の闇⇒高本しゅうこ
赤の光⇒赤羽朱
黄色の光⇒麻生林檎
橙色の光⇒松田苺
緑の光⇒齊藤歩未
水色の光⇒佐伯麗那
紫の光⇒如月百合菜
光⇒黒崎瑛子
光じゃなくて闇です…
妖精たち
桃色⇒相川万里(桃音をいじめていた一人。唯一罪悪感を感じていて、荒らしてしまった下駄箱や机などをひっそりと片付けていた。
その現場を桃音に目撃され、自分が荒らしていると誤解される。
慌てて逃げた際にサッカーネットにぶつかり、倒れてきたネットに潰されて意識不明に。後に和解する。)
赤⇒赤羽はこね(紅と朱の母親。紅達には死んだと言うことにされていた。
紅と朱を差別していたことは自覚していない。
朱が精神病になってから負担が増え、最後の手紙を残したまま行方不明に。
数日後に荒れ果てた土手で発見された。)
黄色⇒石井綾
橙色⇒石井智
緑⇒清水聖羅
水色⇒早乙女くれは()
紫⇒しのん(名字、)⇒
3人組(小学校で桃音に嫌がらせをしていた)
*谷口真由美 たにぐちまゆみ/茶髪ショートカット、ツリ目
*長谷川莉衣羽 はせがわりいは/黒髪ポニテール、マル目
*神無月優雅 かんなづきゆうが/黒髪ロング、タレ目
( ´•ᴗ•ก)
ーーー(紅がいじめっこと和解する話)
*…*…*…*…*
そのとき、ちょうど向かい側の道を、同じ年くらいの女の子ふたりが歩いているのが見えた。1人は髪を茶色に染めていて、更に縦に巻いていてとてもおしゃれな雰囲気。もう1人は短い黒髪を巻いている。何となくだけど、その二人にみおぼえがあった。
うーんと、誰だったっけ?
「ねえくーちゃん、あの二人どこかで__」
私は一緒に歩いていたクーちゃんの顔を見た。
「……くー、ちゃん?」
くーちゃんのその横顔は、まるで殺人鬼に出会したそれだった。完全に見ている何かに怯えている。
「桃音、あいつら……お母さんの手紙を捨てた奴らだ………!」
くーちゃんは楽しそうに談笑する二人を指差しながらそう言った。いつものしっかりとしていて落ち着いた声とは違う、震えていて弱々しい声だった。
ネットワークワールド
たんぽぽぼーど住民
*リリィ(高嶋ゆるり)
*志穂ちん(山浦言葉)
*ななもり(七森美香)
*キンピラごぼう(柏村しちる)
*アリス姫♪(川村萌)
*茉夢(上谷まゆ子)
****
徒花雷花
葉っぱ物語 アバンタイトル候補(仮)
*心の中のことば
*アイコトバ
*happy girl
*三つ葉町春まつり
*参加希望です。
*りんご飴のお土産
*遅くなってごめんなさい。
*ましろちゃんへ。
*転校した私の親友
*閖へ。
*遠距離ともだち
*いつまでも。
*第53回・四つ葉女子高等学校卒業式
*それぞれ
葉っぱ物語 書きたい話
* (6月)どきどき入部日
部活を決める話。
閖は美術部に。ましろは決められずに悩む。結局決められずに帰宅部に……。
*(7月)双葉夏祭りの夜
夏祭り。ましろは大はしゃぎ。
この日のために体調管理をしっかりしていたおかげで行くことが出来る。
が、集合場所に玲音の姿はなかった。
玲音は高熱を出して来られないという。
祭り中、ましろはずっと玲音のことを気にかけていた。
*(〃)りんご飴のお土産
前回に続き夏祭り。プリキラのお面を買えてハイテンションのましろ。人生初のりんご飴もおいしい。
玲音もきっと食べたいだろうな、と思ったまし()ろは、玲音にりんご飴のお土産を買う。
祭り
の帰りに玲音の家に寄ると、玲音は無愛想ながらも喜んだ。
*(いつでも)けんか
些細なことで喧嘩したましろと閖。
*(5月)2位の悪魔
県の絵画コンクールに応募したゆゆ。周りの期待も自信も
落ちてしまう。
http://otameshipost.gonna.jp/authors_report/read.cgi?no=47
活動報告。制作秘話とかいろいろ。
みらせぶ改訂版。
ここである程度まとめてからおためし小説に投稿。
ちゃんとまとめてから投稿する。
長すぎるとこんがらがったりするから、重要なシーンと台詞以外は除去。
改訂前の小説は削除しない。
もしかしたらここで文書いちゃうかも…*
* 省略するシーン
*追加するシーン
第一話
桜澤桃音。中学一年生に進級。
*入学式はとばす。
*帰り道、不思議な少女(桃音の闇)と出会う(どこかであったことあるような…)この時、光の状態を見られる。
家に帰ると、さっきの少女が居る。
*電話シーンは飛ばす。
妖精さんかっこよく登場。いざ勝負。
怖がる桃音。闇が苦しむところを見て妖精さんを止める。
その隙に攻撃を食らう妖精さん。闇立ち去る。
桃音が妖精さんを介抱。
*ミラクルキーがなくなるシーンはなし。
*ミラクルキーについての説明。
一話おわり。なるべく一ページにまとめる。
第二話
不思議な夢を見る。
*黒い闇に包まれた紫の女の子が助けを求める。(恨みの声から変更。)*起きてからも夢の内容は鮮明に覚えている。
学校。
*落としたペンを拾ってくれた赤羽紅。
仲良くなろうとしても、心を開いてくれない。
雪帆と友達になる。
何日も諦めずに話しかけるも、無視され続ける。
赤色の闇襲来。桃音ピンチ。
瀕死の桃音を見た赤羽ちゃんは、自身の過去と本心を伝え、呼び出された妖精さんの力を借りて光に。
夢を語る赤羽ちゃん。
☆「赤羽さんと友達になるのが私の夢」
このシーンはそのままコピペ!!!
おわり。
図書室とか保健室とかのシーンは全部省く。
★重要
*葉っぱ物語
ページ整理
移行⇒消去
パソコンにコピー
プリント-製本
−−−−−−−−−−−−
おちこぼれ魔法少女
夢を抱いて、決心。
飛び込め!!
葉っぱ物語 第42話以降
*悠が入院することに。怜音と同じ病室。
*入部日。初部活でどきどきの閖。(イラスト部の入部希望者は閖のみ。)
*梅雨真っ只中。憂鬱な雛はぼろぼろの四つ葉の花言葉の楽譜を眺めて_
*七月突入。夏本番。ましろ本格的にむきむき計画。
*柊が雷夏の誤解を解く。実はまだデザイナーにはなれていない、と。(雷夏はプレッシャーをかけていたと謝り、引き続き応援)
*夏祭り前。悠回復。夏祭りまでに退院できそう。
熱中症で倒れたましろ(むきむきになろうとして無理した)と怜音が病院で遭遇する。
*夏祭り。メンバーは 多分全員。
怜音は体調不良で休み。ましろは休息のおかげで来られる。
怜音にりんごあめをおみやげに。
*夏休み。宿題に悩むましろは閖と柊に助けを求める。
気分転換にプールに行く。
*昔出会ったひなが雛であることを知った怜音と、昔出会った女の子が怜音だとずっと確信していた雛。
ともだちになる。
*八月突入。猛暑が続き、ましろ家に集った一同は瀕死状態。
意味不明な会話が延々と続く。
*ましろの誕生日。こんなにたくさんの人に祝ってもらった誕生日は初めてだと大喜びのましろ。
*鬱な葵。心療内科に行く。
*プリキラ放送日にマラソンが入ってがっかりするましろとゆゆ。ひたすらプリキラについて喋り明かす。
*雛は病気でひきこもり勝ちの怜音を連れ出そうと、海に行こうと誘う。
初めて海を見た怜音。思った以上に汚い…。
こんなに広いのにどうしてこんなに汚いんだろう。
*悠完全復活。怜音も精神面が安定してきて体調も良好。
一方、夏風邪をひいたましろ。
*夏休み最終日が近づく中、なんとか宿題を終えたましろ。
雷夏とMHKの総集編を見ているうちに、風邪をうつしてしまう。
*夏休み明け。とうとう二学期。
涼嶺がすごい不機嫌で心配する葵。
断固として原因を話さない涼嶺に、葵は不安を募らせる。
*自分は信用されていないと思い込んだ葵。(実際は家庭の問題を葵に言って負担にさせたくないと思って言わなかった)
不安定になっていく。
*紗綾と柚葉は猛勉強中。実は柚葉は雷夏の妹。
夏風邪中の雷夏はそれでも妹の心配をして夜更かし。
う-ん、まとまらない。
( ⋅ ̯⋅ ) 💭
終盤 3年生卒業間近
_____________
春が散って、夏が過ぎ、秋が枯れて、冬が溶けて。
一年、あっという間に過ぎた。
もうすぐ、葵ちゃんと涼嶺さんも卒業。
時雨さんが、東京を発つ。
第47話 夏本番!
________________
ミーンミンミーンだとか、ジャアジャアジャアだとか。
夏ってセミたちの合唱コンクールだよね。
懐かしいなぁ。小学校の頃は、夏休みは学校のプールに行ってたっけ。
朝の九時半に友達と公園で待ち合わせして。一番に並べた日は嬉しくってさ。
水泳は得意だったし、何より皆勤賞を貰えるのが嬉しくって。
家を出る直前まで教育テレビを見てたのも懐かしい。
あの科学番組、今でもやってる。
そんなこんなで、夏休みも一週間後に迫ってきた。
双葉町高架下夏祭りも五日後。
何週間か前に、剣道部の結城先輩が倒れたって聞いたけど、順調に回復してるんだって。
彼女の元に通いつめてる苺野さんから聞いた話。
良かった、夏休みには元気になるといいね。
そんな矢先、苺野さんが倒れた。
珍しく体育の授業に参加してる最中だった。
一学期の種目はバスケ。
案の定苺野さんはチームの足を引っ張りながらも頑張ってた。
皆も呆れながらも、彼女の努力が伝わったのか、責めたりしないでフォローしてあげてた。
この間なんて、
「ボールが私の手から逃げる〜」
って半泣きの苺野さんを、
「苺野さんが下手なだけだって!」
って責めてたと思ったら、
試合終了後。
「ドンマイ。いきなりやっても分からないもんね」
「苺野さんにしては良かったよ」
「ガンバ。」
って、皆で声をかけてあげてた。
苺野さんは心底嬉しそうに目を輝かせてた。
だけど、やっぱり無理をしてたみたい。
今日の英語の時間。指されて立ち上がった途端、そのまま倒れちゃった。
意識を失ってて、机の角に頭をぶつけてたから、かなりヤバいと思う。
せっかく体育を経て友達が出来そうだったのに………神様ってば結構ザンコク。
流石に同情した。
彼女のチームメイトも心配してたし、放課後お見舞いに誘おうかな。
夏祭りまであと五日。
苺野さんも結城先輩も、それまでに元気になれるといいよね。
(閖視点)
network world.
おもなあらすじ。
__
/みんおしゃの住民自己紹介。
☞同時刻に別別の場所で目撃された夢の妖精。
不審に思った住民達は真実を探ることに。
☞両夢の妖精.偽物がいると告げる。
(二人共自分が本物だと主張.)
☞突如雨粒の天使が姿を現す。
住民全員を一つの部屋に集め.
この世界を作った“花の妖精”が
にせものだと告げる。
☞闇の悪魔が聞きつけ雨粒の天使を責める.
光の天使は落ち着いた様子で
本物の花の妖精を探そうと提案。
☞夢の妖精の問題は保留.
住民.削除人全員でこの世界の謎を解こうと
協力する。
./next☞
☞ここでPQとくまさん登場。
事情を聞いて駆け付けてきたという.
放送をしていたのはくまさん.
夢の妖精(偽)に騙され従っていた.
全員に謝る。
☞???だけが居ないことを不審に思う一同。
もともと謎が多かった???を
犯人ではないかと疑い始める。
☞一方、夢の妖精片方(みく)は精神状態を
崩していた.
自分が偽物だと疑われていると
仲良しの闇の悪魔に相談する。
その様子を影で見るもう1人の夢の妖精..
☞もう耐えられない、とみくは「実は私はアイドルを
やっている」と告白.
芸能界での名前は 星野いちご 。
もう1人の夢の妖精は本名が星野いちごだと言う.
ネット界でも本名なのか芸能名なのか
不明だったため、名前では判断出来ず.
☞PQが提案.
削除人パスワーどを知っている方が本物だと.
しかし二人共はずれ。
自体は深刻化.
./next☞
…*魔法少女mirai*7/~*…
描きたいシーン
葉っぱ物語
#49
夏祭り前日。悠退院。
いろんな経由でみんなでいくことに(玲音除く)。
※ほんとはりんごあめは家に届けさせたいけど、まだそこまで親しくないし家も知らないから、玲音が屋台が終わったあとに来たけど間に合わなくて、ましろがりんごあめをわたすってそとで……*
くらげ物語。~海に面した田舎町~
海に面した田舎町「光海月町-ひかりくらげちょう-」は、人口およそ300人の小さな町。
学校も小中高1つずつしかなく、それぞれの生徒の人数も少ない。
そんな光海月町の小学校「波紋小学校」の五年生は4人。六年生は2人。
高学年の少女6人の毎日。
葉っぱ物語の田舎小学生版みたいな……。
-五年生-
*橋本実果 -はしもと/みか-
元気ハツラツ。ドジで勉強が苦手。
特技はかけっこと虫とり。
*伊藤真柚 -いとう/まゆ-
おとなしめ。特技は特になし。
基本優しいけど、イライラしてるときは鬼みたい。
*長野春樹 -ながの/はるき-
ボーイッシュ。名前と見た目で男の子と間違われやすい。本人も男の子に生まれたかったらしい。
駄菓子・そば屋[ひとで屋]のおじいちゃんの孫。
*あすか(名字未定)
頭が良い。
人の気持ちを考えることが得意で、たまに自分を過信して調子に乗ることも。
コンタクトに憧れてる(普段はめがね)
*<span style="font-size:18px;"><span style="color:#ffadff;"><ruby>橋本実果<rp>(</rp><rt>はしもとみか</rt><rp>)</rp></ruby></span> </span>
波紋小学校5年生。
元気ハツラツで、勉強とじっとしていることが苦手。
ドジで常に生傷だらけ。
特技はかけっこと虫とり。
*<span style="font-size:18px;"><span style="color:#d6adff;"><ruby>伊藤真柚<rp>(</rp><rt>いとうまゆ</rt><rp>)</rp></ruby></span> </span>
波紋小学校5年生。
おとなしめで気弱。特技は特になし。
基本優しいけど、イライラしてるときは鬼みたいになる。
*<span style="font-size:18px;"><span style="color:#adffff;"><ruby>長野春樹<rp>(</rp><rt>ながのはるき</rt><rp>)</rp></ruby></span> </span>
波紋小学校5年生。
ボーイッシュで、名前と見た目で男の子と間違われやすい。本人も男の子に生まれたかったらしい。
駄菓子・そば屋[ひとで屋]のおじいちゃんの孫。
*<span style="font-size:18px;"><span style="color:#ffffad;"><ruby>藤田<rp>(</rp><rt>ふじた</rt><rp>)</rp></ruby>あすか</span> </span>
波紋小学校6年生。頭が良く、人の気持ちを考えることが得意で、みんなのお姉さん。
コンタクトに憧れている(
それにしても、異常に赤みが強い気がする。お世辞にも桃色とは言えない。
まるで血液みたいに濃い赤。
……真紅。
「妖精さぁああああん!」
「桃音ッ!」
すぐに妖精さんも飛んで来た。一大事なのは本当のようだよ。そしてこの結界は、妖精さんのものじゃないってことも…
「これは一体どういうことなんだよ……」
イライラしながら私の机を叩く妖精さん。……何か酷くないかな?
「とりあえず、早く結界を解除しよう…でなきゃ時間に差が出てくる」
「え、時間止まってるんじゃ…」
「恐らく、止まってるのはこの町の中だけだ。町の外に出れば、普通に時間は動いている…」
「それじゃあ、もし夜中まで結界が解けなかったら、町の外から通ってる子の家族が心配するよ!」
「そうだな……。ややこしい事になるな」
「どうしよう、とにかく原因を突き止めて、結界を解いてもらおう!」
私達は急いで教室を飛び出した。
「……相手が聞き入れの良い奴だとは思えないけどな」
廊下に出ると、妖精さんがボソッと呟いた。飛ぶスピードもだんだん遅くなっている。
「なんで分かるの?」
「ワタシの憶測だが、恐らく赤の光は攻撃魔法を使うからな。攻撃魔法を使う奴は大体気が強い者が多いんだよなァ」
「どうして分かるのさ?」
「い、いや、別に…お前がアニメばっか見てるからそれの影響だよ」
なにー、人のせいにするつもりかいな。
「そんなことより、どこから結界が張られてるとか分からないの?」
「大体の位置なら予想出来る……」
「どこっ?」
「この建物の中の……………」
学校の中………と言うことは、学校の関係者かも知れない。
「三階の東、突き当たりの部屋だな」
「そっか、じゃあ行こ!」
まだ学校の構造は把握してないけど、とりあえず三階の東の突き当たりね。
そうと決まれば、すぐにその教室に行かなくては!
私は全速力で階段を駆け上がった。
「あの、桜澤さん………」
「赤羽さん、」
「私、さっき……ごめんなさい、勝手に帰ろうとして」
…あ、気にしてたんだ…。
そうだよね、赤羽さんは思いやりがある人なんだから。まだ分からないけど、きっとそうだよね。
「良いんだよ、何か理由があったんでしょ?」
「ええ、……大人が苦手で、」
「大人、……」
赤羽さんは自虐的に笑う。独特の影が堕ちている顔は、結界のせいか、夕焼けのせいか__真っ赤に燃えているように見えた。
「さっき、私がいじめられていたって言ったでしょう?」
「うん…」
赤羽さんのその声は、とても静かで、どこか物憂げな雰囲気だった。
「教師は、気付いていたのに………見て見ぬふりをしたの」
「何それ……」
「きっと、自分の学校の生徒がいじめをしていたなんて世間に知られたら、自分の人間としての立場が危うくなると思ったのよ。……子供は自分の引き立て役とでも思っているのよ」
赤羽さんば勢いよく立ち上がって、真っ赤な空に向かって叫んだ。
「周りの目ばっかり気にするなら、教師なんか辞めちゃえばいいのよ!
一人一人のことを全て見られなくても、責めて自分が見た事実には目を向けなさいよ!どうして逃げるのよ!
自分の生徒を助けるのが教師なんじゃないの!?」
赤羽さんは胸に手を当て、荒くなった息を整え、再び叫んだ。
「それでも、私は__子供達を守れる教師になるわ!」
私は、呆然とした。…いや、赤羽さんに見惚れていたのかも知れないね。
だって、自分が辛いことをされたのに、その仕事に就きたいなんて。
きっと、子供思いな大人が増えればいいなって思っているんだね。
「……桜澤さんの夢は?」
「え?」
「桜澤さんに、将来の夢がないなんて考えられないわ」
くくぅ、プレッシャーを掛けるなぁ。
それでも、どこか吹っ切れた赤羽さんの表情を見たら、私も叫びたくなった。
立ち上がって、空を仰いで。
「まだ夢はないけど………まずは赤羽さんと友達になりたい!」
「桜澤さ、」
「ね、夢。言ったよ、これが私の一番の夢なんだから!」
私は赤羽さんの手を握って、にっこりと…笑った。
「言わせたんだから、叶えてよね」
「……ええ、」
赤羽さんの瞳から涙が零れ落ちた。
「………泣くなんて、桜澤さんらしくないよ」
……あ、私も泣いてたんだ。
私達は笑い合った。これでやっと、本当の友達になれたのかな。
………これで、やっと第一歩が踏み出せた気がする。
「」
「いいんだよ、あれくらい。それより……桃音が無事で良かった」
「ごめんね、我を失っててさ」
たはは、と笑って頭を掻く。
「今日はきっと、凰先生お休みするよね」
「そうだな。『疲労のせいで紅が怪我してる幻覚を見た』って誤魔化したとは言え、実際に紅の件で相当疲れてたみたいだしな」
「昨日、ちゃんと休んで下さいって言ったもん」
少しぐらい、先生にもお休みがあってもいいよね。ずっと働きっ放しじゃ過労で倒れちゃうよ。
「……教師だからって全ての責任を背負い込むのは良くねえよな」
「うん、赤羽さんの時みたいに、見て見ぬふりをするのは別だけど………」
「やっぱり校長とやらの評価とか気にしちまうもんなのか?」
「私もよく分からないけど、凰先生、ああ見えて……結構溜め込むタイプなんだよね」
よく、授業中にも溜め息を吐いているのを見ている。この前なんか、職員室で教頭先生に必死に頭を下げていた。
「難しいな……。社会人の事情って複雑だからなァ」
「うん……」
「桃音!早くしないとまた遅刻するわよー!」
ぎえ、お母さん…!
「ってもうこんな時間!?」
……また全速力で走る羽目に……。
「ねえねえ、妹の面倒とか大変じゃない?」
「荒れてるよねー、見るからに」
「さっきも蜜柑ちゃんにすごい突っ掛かってたしね〜…」
「檸檬は言う程悪い子じゃないよ。本当はとても優しくていい子なの」
浅黄蜜柑は微笑んで、眉を潜めるクラスメイトに優しく語り掛けた。
「仲悪いように見えたけど、そうでもないの?」
「ええ、そこまでは__」
「あーうるせーなぁ…!」
その時、大人しかった浅黄檸檬が、いきなり椅子を鳴らして立ち上がったんだ。いきなりでびっくりしたんだけど、すぐにまた喧嘩が起こると言うことは察知出来た。
「ちょっと、檸檬」
「耳障りなんだよ!ちょっとは黙れよ」
「自分勝手言わないで!ここは学校なのよ!?」
「学校には馴れ合いするために来てるんだな、そりゃご苦労なこった」
浅黄檸檬は挑発するように嘲笑う。
そんな妹に、姉も黙っていられないみたいで。
「馴れ合いって……!
友達が居ない檸檬には分からないのね。嫉妬して意地張ってる余裕があるなら好かれる努力でもしたら?」
「んな蒸れなきゃ何も出来ねぇ連中となんか親しくなりたくもねぇよ」
「本当にあんたって最っ低よね!」
「お前みたいな奴に嫌われて悲しむ奴なんて居るかよ」
教室中がしんと静まり返った。
ど、どうしよう……こんな状態が何日も続くわけ!?
私がパニックになっていると、雪帆ちゃんが立ち上がった。
「雪帆ちゃん?」
「二人とも、姉妹なんだから喧嘩なんて止めようよ」
どうやら仲裁に入ったみたい。やっぱりいい子だよね、雪帆ちゃんは。
「口出しすんなよ」
「これは私達の問題なの」
「だったら人目のつかない所でやりなさいよ。はっきり言ってここでやられるのは迷惑なのよ」
赤羽さんも立ち上がってそう言う。
浅黄姉妹は流石に気まずくなったのか、無言で席に着いていった。
「……ナイスだよ、雪帆ちゃん、赤羽さん」
私は小声で二人にお礼を言った。
プリズム☆シャイニングプリキュア!
*野苺なのか/きゅあふらんぼ*/*/*/*/
SWIMMER
マジカルウォッチ パープル/ピンク
ホーリーマジッククロック ライトパープル
まじょっこヘッドホン/パープル
マジカルシャープナー/シルバー(水色のやつ)
「私は大切な人を守りたいから戦ってるんじゃないよ。弱い自分を少しでも強くしたいって……ただの自分勝手なんだ。
だから私はかっこいいスーパーヒロインなんかじゃないよ。
でも、そんな理由でもいいでしょ?私の自分勝手でも、大切な人も知らない人も生きていけるなら」
「檸檬は私に隠してることはある?
あるよね、1つ。
いつもいつも部屋に籠って、独りで何もかも抱え込んで、泣いてるじゃない。」
「生まれたときから決まってたとしても、光であることを必ず受け入れられる訳じゃないの!
受け入れなくちゃいけないのは分かるけど、私はあなた達みたいに強くないから…」
「人って、みんなみんな、みんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんな__自己中だよね」
「ひとを恨んでうじうじしてる余裕があるなら、そいつより幸せになって見下してやりなよ」
「自分を守ることに必死なのはいいけど、そのせいで周りがよく見えてないんじゃない?」
ー
「他人の生き方にいちいち文句つけ
ないで。
親子でも所詮は他人だから。私が何したってお母さんには何も影響ないじゃない。
迷惑掛けないってやくそくするから。将来は自由に生きさせて」
「お母さんは、ずっとそばで
私達を見守っててくれてたんだね。
こんなにも近くに居たのに……」
「青葉ちゃん、どうして?あの紙も、今までのイジメも、全部青葉ちゃんがやってたの?」
「あいつ、桃音………あのサイドテールの子、小学校でお母さんの手紙を捨てた奴だよ」
「辛いって叫んでも、誰にも届かないんじゃ意味ないよ?」
「無意味な復讐なんかより、ずっとラクになれるから」
「裏切り者!
あんたは絶対許さないから__絶対 してやる!」
「笑わせないでよ!」
「学校って、なに」
「みらいさんが望んだ世界って、どんな世界なの?」
「他人に迷惑かけない人間なんて居ないわよ。
私は桃音にたくさん迷惑掛けたし、たくさん迷惑掛けられた。
それがフツー。あなたは少し考えすぎなの。」
「あいつ、いっつもにこにこしてたから……そんなメに逢ってたなんて素振りは全然………」
あんこさん/bot用 せりふ
葉っぱ物語.次の話
水着回に行く
プールに行く
ゆっくりでいいから書く。
イラスト
*さくら苺
ツイストましまろみたいな髪(ピンクと紫と白、下の方が黄色のグラデーしョン)
でっかいリボンがついてるふりふりのワンピース
ハートとリボンと羽がついた厚底ブーツ
髪の毛のリボンに苺
*いちご
イエローオーカーぱっつん
ツインテール ストレート
赤と白のギンガムチェックのエプロンワンピース
ニーハイとローファ
イチゴとうさぎの髪飾り
*魔法少女
ピンクと紫と水色のセーラー服
魔法のステッキ
パステルカラーのハート、月、星モチーフ
巨大カプセル
*リメイク
注射器を背負ったナースっぽいひと
*背中に羽が生えてるロボット
*黒子ちゃんの運命の赤い糸
…*魔法少女mirai*7/~*… 全員(miraiさんはシルエットか書かない)
プリズム☆シャイニングプリキュア!
三年前と二年前の設定のイラストは削除しちゃってたみたいなので、新しく考え直す予定。
ド派手にしよう…✨
浅黄檸檬と浅黄蜜柑
…*魔法少女mirai*7/~*…
青空学園入学式 桃音変身
紅が桃音のミラクルキーを拾う、紅が光だと分かったので観察(ストーカーかい😓)
紅が不良だと噂が流れる、紅が朱と対面して変身
紅は妹を傷付けていたことを知り、つぐなうために光を認める。桃音に心を開き、過去を簡潔に話す。
転校生は双子、浅黄檸檬と浅黄蜜柑。(ケンカばっかり🍋🍊)
桃音に声が聞こえる。二つの光で成り立つ妖精の声。
檸檬と蜜柑がわざと仲が悪いように見せていることを知り、説得して過去を聞く。現実から逃げないと決意する。
檸檬と蜜柑、たまたま桃紅の変身を見てしまう。(妖精が生まれたため、結界の中に入ることが出来た)
檸檬蜜柑変身。現実から逃げないと決めてたため、躊躇いつつも認める。
芸能人のあおばの個人情報が流出。桃音は親友の青葉がアイドルだと知る。
あおばの写真の中に、大量に「しね」と書かれた紙の中でペンを動かす青葉の写真が(過去に桃音のロッカーに入っていた紙だったので、桃音は大ショック。)
苺と林檎が帰宅中の檸檬と蜜柑を襲う。2人は苦戦し、檸檬が蜜柑を庇って右脚を負傷(捻挫で済む)。
過去に同じようなことがあり、蜜柑がパニックになる。檸檬は庇ったことを後悔するが、そうしなければ蜜柑が怪我をしていたから、どっちが正解なのか迷う。密かに自傷(この時点では、カッターを握るところまで)
紅の塾の友達が、最近おかしいという。引きこもってしまい、塾にも学校にも行かず、外にもろくに出ていないらしい。
話を聞くために紅が自宅に訪れるも、会いたくないと帰される。
紅は関係ない桃音たちを巻き込むのは、桃音たちにも翡翠にも悪いと感じ、自分だけで解決しようと誓う。
桃音は勉強が苦しいので塾に入る。そこで幼なじみのしゅーちゃんに何年かぶりに出会う(しゅうこも桃音も受験だった)。
ひどく痩せていて、制服も着ていない。
ここで翡翠の存在を知り、桃音は一緒に助けてあげようという。
翡翠が突然やってくる。桃音が話しかけるも、怯えて声が出なくなる。桃音が謝ると、情けない気持ちに負けて逃げてしまう翡翠。
その先に闇さんが待っていて、翡翠は必死に逃げる。
桃音と紅は塾で、檸檬と蜜柑は家事をしていたので、それには気が付かない。結界も貼られていない。
そこに妖精がやってきて翡翠は強制的に変身。戸惑うもそこで妖精が結界を張り、なんとか桃紅黄が助ける。
間一髪で助けられた翡翠は、受け入れずにまた引きこもってしまう。
前半終わり
ハートのつり革
マスク
チュッパチャプス
いちごミルク
スマホ
ヘッドホン
冬の制服
キーホルダーがたくさんな通学カバン
あ、あと響と奏がちょっと離れたところで手を繋いでるのと、半分だけ変身したキュアメモリー/美月とキュアコズミック/満月が背中合わせで立って、月の杖とクリスタルコズミックキー、三日月のベールと満月の冠を被ってるイラスト。
人間の姿+プリキュア+フルムーン王国での姿 って感じかな…。
まわりに星くずのかけらを散らばしてもいいかも🌠
リメイクA
前髪が紫
右の髪がピンク 左が水色(ツインテール
髪の1部にリボん 両手はリボンで手錠みたいに
リボンでぐるぐる巻き
ももねがハサミと髪を握って、髪を切ろうとしてるところ
栗花落(つゆり)くれは
みなも 水面
ことは 言葉
こよい 今宵
せつな 刹那
なんか、二字熟語?の名前って可愛いやね!!
ねこみみ?つの?とツインテールの髪型
レジン
ピンクと紫と水色の☆(ラメなしでミルキーカラー)のヘアピン
羽のヘアゴム(二つ結びにした時に羽が生えてるみたいに)
キュアフランボワーズとキュアブルースカイのステッキ
>>64羽が生えたロボット
紫の髪
セーラー服
リボン
アンテナがついた羽と流れ星のヘッドホン
星と月がついたハートのステッキ(レジンで作ったステッキ参照)
ケーキポップス
白いワンピース 麦わら帽子
花 夕焼け 田舎
かえる おばあちゃん
懐かしい 怖い話
帰りたくない ぼろばろの駅
知らない人たち 街がなくなる
夏休み ハエ
葉っぱ物語
プラ板
キュアましまろ
葉っぱ物語の挿し絵
うさぎの擬人化
ハピネスチャージプリキュア(キュアラブリー キュアプリンセス キュアハニー Cureフォーチュン キュアテンダー 出来たらキュアミラージュも。) (アローハプリキュア) 、かわるんるんのやつ(チェリーフラメンコ、ロリポップヒップホップ、シャーベットバレエ、マカダミアフラダンス、ポップコーンチア、ココナッツサンバ、パインアラビアン、あんみつこまち)
キュアミラクルとキュアマジカル(できればキュアフェリーチェとキュアモフルンも)ダイヤスタイル/ルビースタイル/サファイアスタイル
トパーズは髪型が難しそう( ꒪⌓꒪)
昔持ってた着せ替えシールの、ゴスパンクな……安全ピンとチェーンとチェック柄がモチーフのえいらとサリアとみゅあ
「ねぇ、どうするのぉ、影楽」
「何が?」
「何がって、プリキュアのことに決まってるじゃないっ!」
「私に聞かれても分からないわよ。
それにプリキュアはプリキュアでも、なのか達とは違うんだからね。私達は何があっても、グラッジ様に忠実を誓ったんだから!」
「そんなに怒らなくてもいいじゃない…」
「プリキュアは本来なら、グラッジ様を滅ぼす存在なのよ……まさか私達のグラッジ様への気持ちが、ハートストーンの力になるなんて!」
「おかしな話だよねぇ……」
「よく考えてみたら、あながち間違ってないのかも知れないわ。だってグラッジ様が悪だなんて誰が決めたことなの?そんなのなのか達が自分の都合で勝手に決めただけじゃない!
私達から見ればなのか達の方がよっぽど悪だわ」
「確かにねぇ。グラッジ様の事情なんてちっとも考えないで、勝手に悪者扱いまでするんだもんねぇ。」
「グラッジ様も怒って当然だわ!なのか達も、グラッジ様と会ってみたら、きっと悪い人だなんて思わなくなるはずよ……」
「まぁ、第一印象がサイアクだからぁ、それはちょっと無理かもねぇ」
「あの妖精のせいよ!ハートフル王国の女王が死んだのは、女王自身が勝手にグラッジ様を敵視したせいなのに…。」
「でもぉ、私はなんにも知らないから、なんとも言えないかなぁ」
「それはそうだけど…」
空から飴が降ってくる
傘をさしてるところと 手を差し伸べて救い取ろうとしてるところ
マーメイドプリンセス8人
キュアマカロンとキュアショコラ
プリズム☆シャイニングプリキュア!
*キュアフランボワーズとキュアブルースカイ
*キュアフランボワーズとキュアブルースカイと後ろ姿のキュアマーガレット
*キュアフランボワーズとキュアブルースカイとキュアマーガレット
*キュアフランボワーズとキュアブルースカイとキュアマーガレットとキュアコズミック/キュアメモリー(真ん中で分かれてる)
*キュアフランボワーズとキュアブルースカイとキュアマーガレットとキュアコズミック
まだ春先の肌寒い季節に、1人の少女が生まれた。
高茶色の髪がうっすらと生え、小さな掌で宙を必死に掴んでいる。
その日はこの時期にしては暖かく、まるで1つの命の誕生を祝福しているようだった。
そんな少女に、桃色に輝く一筋の光が堕ちた。
*…*…*…*…*
私、桜澤桃音。今日から中学1年生!
性格はちょっとドジでおっちょこちょいかなって思ってるけど、周りからはよく笑って元気だって言われてるんだ。
キュアロゼッタ(なるベル早く)
キュアフランボワーズのコスチュームのデザイン
メンヘラチャンとサブカルチャンとユメカワチャンをかいてから、パソコンに取り込む。
mirai7はなるべくサイズが大きくならないように!!
ダークシャドーに復興しかけていたフルムーン王国を撃滅されて怒り狂った満月は、止めるなのか達を振り切ってダークシャドーの3人を次々と倒していった。
3人の前に立ちはだかり、瀕死状態の彼女達を冷たい目で見下す満月。
「満月ちゃん……」
なのかは倒れたまま満月に手を伸ばす。
「選んで。私にハートストーンを渡すか、私にハートストーンを壊されるか。
ハートストーンが壊れたプリキュアは、変身が出来なくなるどころか、感情も全てなくなってしまう。」
「………」
黙り込むダークシャドーにイラついた満月は、一番近くに倒れているサリアを蹴り上げる。
「いたっ!痛いよ、やめてぇっ!」
サリアは泣きながら懇願する。
「ちょっと、満月!ハートストーンを壊してはいけないわ!
あなたは私がハートストーンを無くした時の様子も知っているはずでしょ…?」
慌てて立ち上がるゆりねの気持ちも、満月には届かない。
「そんなのどうだっていいよ、消された国の人達は、ハートストーンどころか命まで消えてしまったんだから!」
「悪いけどどっちもごめんだわ…」
「影楽…」
「どういうこと?」
「どっちもさせないって言ってるのよ!
例えハートストーンを壊されても、私のグラッジ様への愛は消えたりしないわ。きっと何度でも好きになるんだから!
それにね、グラッジ様を守る力を失ったとしても、私はグラッジ様を守る!自分を守るためにグラッジ様を裏切ったりなんかしないんだから。
だから脅したって無駄。そうだよね、サリア、みゅあ」
「影楽__」
みゅあが影楽を見つめる。
「影楽っ……私には無理だよっ」
サリアが泣きながら苦しそうに叫んだ。満月に蹴られた脇腹を抑えて呻きながら上半身を起こす。
「サリア、どうして?」
「私は嫌だよぉ、もう耐えられないんだよっ。
グラッジ様を好きだからプリキュアしてきたけど、もう無理なんだぁ………もう限界なのっ」
「サリア、今まで一緒にガンバってきたでしょ!?」
「だけどもうやだよぉ、こんな思いするくらいなら、グラッジ様を忘れて、プリキュアも辞めるぅ…」
「サリア…」
泣き崩れるサリアを見て、みゅあも俯いてしまう。
「待ってよサリア、アイツらの思い通りにするってことなの?」
「お願い、見過ごしてぇ。私のハートストーンも、シャイニングストーンもあげるからっ…」
震える手でハートストーンとシャイニングストーンを差し出す。
「なんてことっ……サリア!グラッジ様もあなたを可愛がって下さってたじゃない!」
「違うっ!」
みゅあが叫んだ。
普段は大人しくほとんど声を出さないみゅあに驚く影楽。
「違うって何が…」
「グラッジ様は私達を愛してなんかいなかった。
ただ世界を思い通りにするために利用してただけ。
愛してる素振りをして、より早く使命を果たさせるために。」
「みゅあ、みゅあまで……」
「現実を見て。
私は見たの。
グラッジ様は私達の集めたプリズムスタージュエルを自分の中に吸収して、自分の力にしていたの。」
「それじゃ、グラッジ様が下さっていた力は…?」
「好きな人に喜ばれたら、誰だってその人の役に立とうと必死になる。
それで力が増してると錯覚してただけ、」
「そんな……」
サリアも驚いて目を見開いた。
「私も。
ハートストーンをあげる。」
サリアもハートストーンを満月に渡した。
「……ふふっ」
「あはははははっ」
突然影楽が笑い出す。
「やっぱりその程度だったんだね!私は気付いてたよ、グラッジ様が優しくして下さったから仲間になっただけだってね。
私は最初から…あんた達のことなんか仲間だと思ってなかったんだから!」
歯を食いしばり、引き攣った剣幕で叫ぶ。
「影楽…」
サリアとみゅあが悲しげに見詰める。
「私は何があってもグラッジ様の傍に居るわ!
あんた達みーんなを倒して、私とグラッジ様2人だけの世界を作り上げるんだから!」
天を仰いで影楽は叫ぶ。
「グラッジ様、裏切り者は消しちゃってもいいですよね?」
「!」
「影楽っ…!」
「だめ、やめて影楽ちゃん!」
なのかも叫んだ。
「影楽お願い、私達を信じてぇっ!
騙されちゃだめだよぉ、優しかった影楽に戻ってぇっ」
サリアが泣きじゃくりながら説得する。
「うるさいっ!ハートストーンをアイツらに渡したあんた達を私は許さないんだから!」
影楽は自分のハートストーンを前に突き出した。ハートストーンから真っ黒な液体が流れ出し、シャイニングストーンと合体する、
「く、黒い涙……!」
ゆりねが怯えて後ずさる。
「ハートストーンが、シャイニングストーンと…」
「うふふふっ、悪いけど死んでもらうよ。覚悟してよね」
「影楽__」
「プリキュア、ステップアップ」
影楽の服が黒い涙に溶けていき、髪がぐんと伸びて、ピンクを基調としたセーラー服姿に変貌していく。
「孤独に佇む悲しみの涙。キュアルーイン」
影楽は右手に悲しみの十字架を持ち、サリアとみゅあに突進していく。
「はぁあああああっ!」
怒りに満たされた意識の片隅に、笑顔のサリアとみゅあの姿が浮かんだ。
水の中に絵の具が溶け込むように、じんわりと滲むように、怒りの感情を塗り替えていく。
「はぁあ__あああっ!」
(邪魔しないでよ、アイツらはもう仲間じゃないのに!)
影楽はスピードを緩め、左手で頭を抑える。
(こんなの、どうして__)
影楽はふらつき、地面に手をついて倒れてしまった。
「影楽!」
「く、うっ……」
「影楽ぁ、落ち着いてぇ……」
サリアが優しく駆け寄り、影楽の背中を擦る。
「サリア、止めてよ!触らないでっ」
「ごめんねぇ。でも、私が影楽の傍に居たいのっ。最期のわがまま、聞いてくれないかなぁ……」
「……サリア」
影楽は泣きながら笑うサリアを見詰める。
「影楽。
影楽の気持ちは本物だった。
影楽は影楽の気持ちを大切にして。」
みゅあも横たわりながら呟いた。
「……影楽」
みゅあの声が掠れていく。
「……みゅあ?みゅあっ!」
影楽とサリアが慌ててみゅあに駆け寄る。
頭部から血が流れていた。
「大丈夫。
私なら平気。」
「うそ!こんな血が出てるんだから、平気なわけ……」
影楽は言葉を止め、ゆっくりと振り替える。
「なのか………!よくもみゅあをっ!」
影楽は自分のハートストーンを握り締め、ゆっくりと歩み寄っていく。
「2人のハートストーンを返してっ!」
満月は影楽を睨み付ける。
「返してよっ、それがないとみゅあがっ……
そうだ、ピルは……」
影楽は慌ててピルケースを開けるも、戦いで全て使ってしまったことに気が付く。
「お願い、返して!」
「満月ちゃん、返してあげようよ…」
なのかも説得する。
「私の気持ちを思い知ればいいの……」
「満月ちゃんっ……!」
「……うぅ」
「みゅあぁ、死なないでぇ」
サリアがセーラー服のリボンでみゅあの頭部を押さえながら叫んだ。
「……いいわ、いいわよ!」
影楽は右手に自分のハートストーンを握り、空に向かって真っ直ぐに突き上げる。
「シャドーシャイン!」
「影楽、まさか__」
次の瞬間、影楽のハートストーンから大きな渦が発生し、満月の腕に向かっていく。
「っは!?」
満月の手の中から、サリアとみゅあのハートストーンが飛び出す。そして持ち主の元に戻っていった。
みゅあとサリアはハートストーンの力で回復した。
しかし、ハートストーン同士の呼び寄せる強大な力を使った影楽の右腕はなくなっていた。
血は出ていなく痛みもなきものの、自分の右腕があった場所に何も付いていない違和感に、影楽は眉を潜めた。
「影楽っ……」
「わかってたよ、こうなるのは。」
影楽はあっけらかんとしていた。
しかしサリアとみゅあは呆然としたままだった。
「影楽、右腕がなかったらぁ……」
「もう力は使えない……」
「………え……?」
影楽は笑顔のまま固まってしまった。
影楽は右腕に十字架を持つことによってプリキュアの力を使う。その右腕がない今では、もう戦う力は出てこない。
「あ、あぁ……」
影楽は膝をつく。
「あはははははははははは、はは」
乾いた笑い声が漏れる。その声にも次第に涙が混じり、大粒の涙が影楽の頬を濡らしていく。
「あぁ、あああ、どうして、何で気付かなかったの……!
こんなの、どうやってグラッジ様を守ればいいの …」
「影楽ちゃん、こんなになってもグラッジを……」
なのかは口を押さえながら考え込んだ。
(私はどうするべきなの?こんなにもグラッジを愛してる友達の気持ちを壊してもいいの?
分からないよ、どうしたらいいの?)
「あぁあああああ___っ、やだよ、グラッジ様っ……」
「影楽ぁ……」
「……」
サリアとみゅあも一緒に泣いていた。
7色の光が地球のとある島国に堕ちた。
光はそれぞれ7人の少女に堕ち、その体の中で長い眠りに突就こうとしていた。
これから先、遠い未来に起こる、__激戦のために。
「よく頑張ったね、桃音」
合格発表の日、結果を知ったお母さんが優しい声で私を励ましてくれた。
「きっと、天国のお父さんも喜んでるわよ」
「……そうだといいね。」
私は目を細めて儚げに微笑むお母さんの横顔を眺めた。
___お父さんが亡くなったあの日は、お母さんの顔はもっと上にあったのに、いつの間にか私の方が高くなっていた。
「桃音、大きくなったね」
当たり前のことなのに、なんだかくすぐったく感じた。
ようせいたちの。
「やっと7人の戦士達が揃った…!
光の戦士達よ、光の源“みらい”を呼び起こすんだ!」
紫色の光が宣言する。桃音達は頷き合って、ミラクルキーを1箇所に差し出した。
「マジカルフューチャーサモン」
7人が声を揃えて唱えた瞬間、ミラクルキーの光が1点に集まり、真っ白に煌めく光の粒子となった。
その粒子はきらきらと瞬きながら人間の形に集まっていき、その中から小さな少女が現れた。
「え?」
桃音と紅、檸檬と蜜柑はその少女をまじまじと見詰めた。どこかで見たことがあるような気がするのだ。ふわふわの髪と雪のように白い肌。
「ゆ、雪帆ちゃん!?」
桃音がいち早く気が付き、思わず指を差して飛び退く。
「……そう。私だよ、桃音ちゃん。」
粒子から生まれた少女__光の源である“みらい”はにっこりとほほえんだ。
そのあどけない笑顔には、いつも見る雪帆と何一つ変わらない粉雪のような儚さがあった。
「どうして、雪帆ちゃんが?」
「……黙っててごめんなさい。私があなた達の人生をこんなものにしてしまった張本人なの。
そのことを知られたら嫌われてしまうと思って、今まで言えなかったの…」
「それって、自分の為に私達や闇達の気持ちを悪化させたって捉えていいの?」
紅は眉を潜めて問うた。
「そういうことになるのかな。自分勝手だよね、こんな…」
「そうよ、何開き直ってるの!?あんたのせいで私は、お姉ちゃんは!」
紫が怒りを顕にする。みらいは申し訳なさそうに項垂れる。
「本当にごめんなさい。こんなことになるなんて思ってなかったの!」
つづく。
防御も時には攻撃になる。そして鏡のようにも使える。相手の攻撃を跳ね返したり、複数使えば幻覚も見せられる
文めちゃくちゃだけど、なんとなく分るかな?
「結界が解けたんだ」
妖精さんが呟いた。
「結界が張られている間は、普通の人間や建物に被害は及ばないからな。闇が張るとモノクロに、光や妖精が張ると、それぞれの光の色に変貌する。」
そっか、それで外には誰も居なかったんだ。
それより、ミラクルキーを探さなくちゃ。私の生命そのものとも言える、大切な大切な鍵。この鍵は何かを切り開く時に必要なのかな。何だかそんな感じがする。
私も何か変われるかも知れないね。
「さあね」
妖精さんはふっと鼻で笑った。
「えっ、どうして声に出してもないのに私の考えてる事が分かるの?」
「ワタシとお前は一心同体、ワタシはお前の光から生まれたほんの小さな光だ」
「一心同体?」
不思議な響き。私は一人だけじゃないってこと?私と妖精さんは同じ光だから私の気持ちも分かるってこと?
「お前のことなら何でも知ってるぞ」
「うっそ、もしかして今までずっと……!?」
ストーカーっぽく物陰で私を見詰める妖精さんの姿が目に浮かぶ。何か…シュール。
「んな訳ないだろ、見てなくても一心同体なんだから分かるんだよ」
「そ、そっか」
何だか当たり前のことに気付けなくてすごく恥ずかしいよ…。妖精さんはこんなに頭良いのに……、……あれ?
「ねえねえ、妖精さんと私は同じ光なのに、どうしてここまで性格が違うの?知識も喋り方もまるで別人だよ」
そうだよ、それって矛盾してるんじゃない?
「確かにワタシはお前だ。何せお前の生命が在るからこそ存在していられるんだからな。でもよく考えてみろ。ワタシにもちゃんとした意思があるんだ。それにお前が知らないこともたくさん知っているしな。それをお前に伝えるため、サポートするため、お前が秘めた力を最大限に引き出すために生まれてきたんだ。
同じ光だけど、別の身体……ワタシにもよく分からないな」
難しいね、光って。ついさっきまでは普通の人間だったのに、一瞬で生きる世界が変わってしまったみたいだ。
んんん、お腹も空いてきたし、お昼ご飯でも食べようかな。
「……あれ?」
壁掛け時計の針は、午後3時を差していた。
ちょっと待った。
結界が張ってあるうちは時が止まるって設定はないの!?ただ被害を和らげるだけだったの!?
……とほほ、現実的過ぎて疲れるよ。
「ちょっといいかしら」
そんな空気も一瞬で壊れる程__本当に雪が降ったようにその場の空気が一瞬にして凍り付いた。
如何にも厳しそうな眼鏡の少女が、桃音と雪帆を見下ろしていたのだ。
(びえぇ、私何かしました?)
肩で揃えられた濃い茶髪がサッと揺れる。
「席、外してもらえる?」
「は、はい……」
少女は雪帆を睨み付けて追い払った。あまり良くない印象の少女に、桃音は表情を曇らせる。
(すっごいやな感じ)
「私に何の用ですか?」
わざと
「これ、あなたのでしょ」
そう言って私の手を強引に引っ張る。結構痛かったから怒ろうと思ったら、何かを手渡された。
手の中に硬い金属の感触。
ミラクルキーだ!
「ど、どうしてこれを」
「昨日拾ったの。桜澤って家の前に落ちてたから拾ったんだけど、クラス名簿にそんな名前があったような気がしたから、もしかしてと思って」
「これ大切な物なの、本当にありがとう…」
私の生命同然の大切な大切なミラクルキー。良かったよ、壊れてなくて。
「別に、困ってたり探してたりしたら可哀想だし……だけどあんたと仲良くしたいとかじゃないから」
勘違いするな、と私を見据える赤羽さん。
「分かってるよ」
こんないかにも優等生で人気ありそうな子が、ダメダメな私なんかと仲良くしたいわけないもんね。身分はわきまえるものなのさ。
あ、名前は聞いておこうかな。
「あの、あなたの名前は」
「次の授業でどうせ言うから。」
……ついあんぐりと口を開けてしまう。さぞ見てられないくらいのあほ面なんだろうなぁ。
「じゃあ」
その子は教室から出ていった。
するとドアの近くで待機していた雪帆ちゃんが、再びサササッと私の元にやって来た。
「あの子、<ruby>赤羽紅<rp>(</rp><rt>あかばねくれない</rt><rp>)</rp></ruby>さんでしょ、すごいらしいよ」
「え?」
「何も本当は東京の有名で名門の中高一貫校に合格したとか…!」
「へぇ、何でその学校に行かなかったんだろうね」
赤羽さんって、振るまいとか言葉遣いもパキッてしてて頭も良さそうだし、どうしてだろう?
「急に東京に行けなくなったらしいの。原因は私には分からないけど…」
「そっか…」
何か悪いこと訊いちゃったな。
「でも、別に悔しいとかじゃないみたいだよ、逆にここに来れて良かったっぽいし」
「やけに詳しいね…」
「お姉ちゃんが赤羽さんと同じ塾に行っててね」
なるほど。
「あ、もうすぐ授業始まるね。またお昼話そうね」
「ん、じゃあね」
雪帆ちゃんは自分の席に戻っていった。
こんな事言うのも何だけど、雪帆ちゃんはどうして私に話し掛けたんだろう。
それに、お姉さんは私達とは同学年じゃないはず、赤羽さんと親しい可能性は低い。どうしてあそこまで詳しいんだろう…
それに、赤羽さんは今まで東京に居たんだとしたら、雪帆ちゃんのお姉さんも東京から引っ越してきたって事……だよね。
もしそうじゃないなら、どうして今までの事も知ってるんだろう。
「雪帆ちゃん、お姉さんってどこの塾に行ってるの?」
「お姉ちゃんはねー、えと……確か美雲塾だったよ」
「美雲塾!?」
思わず椅子を蹴り倒して立ち上がっちゃう。
「お姉さん何年生?」
「こ、高校一年生……」
「高校一年生!?」
ちょっと待ってよ、それって…それって……もしかしたら。
「ちょっとどうしたの、桃音ちゃん」
「お姉さん、もしかして……」
「う、うん」
「しゅーちゃんって子、知ってたりする……?」
「しゅーちゃん…?」
「うん……」
「さあ、知らない。ごめんね」
「そか、ありがとう」
しゅーちゃんは、近所に住む高校1年生のお姉さん。物心ついた時から仲良しだったんだよ。去年はお互い受験勉強で全然会わなかったから、ちょっと心配なんだよね。
「それよりさ」
ずいっと雪帆ちゃんの顔がドアップになる。
「赤羽さん、ずっと桃音ちゃんのこと見てたよ」
「え、赤羽さんが?」
赤羽さん……もうこれ以上私に用事はないはず。何か気掛かりな事があるのかな。
今、教室に赤羽さんは居ない。視線も特に感じないし…
「桃音ちゃん、何かしたの?」
疑り深い視線が私に注がれる。うう、何とも言えないよ。
「別に、心当たりはない…けど」
ミラクルキーを落として拾ってもらっただけ。ただそれだけなのに、何かが引っ掛かる。
「そっか」
雪帆ちゃんは満足したのか、私から顔を離して仰け反った。
「ふうぅ、なんか肩凝っちゃったぁ」
今ので?雪帆ちゃんあんた何歳よ…
「えへへ、私ちょっと筋肉が凝りやすい体質なんだよね〜」
そ、そか…
そんなたわいもない話をしてたんだけど……
いきなり、世界が桃色に変わったんだ。時間も止まっているようで、雪帆ちゃんが仰け反ったままほっぺたを膨らませてる。
私は、すぐに妖精さんが結界を張ったんだって分かったけど……本当に現実なんだよね、これ。
「桃音ッ!ミラクルキーと赤色の光の気配を感じる!」
妖精さんが物凄いスピードで教室に入ってきた。
肩で息をしながら、私の元へ飛んで来る。
「ミラクルキーだ……ミラクルキーの気配だ」
「落ち着いて。ほら、これ。
今朝ね、赤羽さんって子が返してくれたの。」
机の中に入れておいていたミラクルキーを妖精さんに見せる。
妖精さんは安堵して、私の机の上に着陸した。
「人間が拾ってて良かったな。」
「うん。で、赤色の光って言うのは?」
「そうだ!赤色の光の気配も感じたんだよ。確かにこの部屋から感じたんだ。
ミラクルキーの気配を辿っていたら、赤色の光が微かに見えて…」
光って目に見えるものなの?
「結界を張っているうちだけな…自分の能力をまだ知らない光は、結界の中では人間と同じく止まってしまう。
だが、結界の中は戦いの為のステージみたいなもんだからな、秘められた力が反応して、本当に淡くだが発光するんだ」
な、何かよく分からないけど、結界の中で光っている人が光だって事だね。
それじゃあ、今のうちに光を探せば、仲間が出来るチャンスかもしれない。
「……おい」
妖精さんが私の肩を叩いた。
「え?」
「あいつ。光ってやがる」
妖精さんが廊下を指差していた。
慌てて廊下に出てみると、そこには浮かない顔の赤羽さんが立っていた。
虚ろな目だけど、しっかりと赤く光っている。
本当に「淡い」光なの?ってくらい、強く、濃い赤色。
「間違い無いな、こいつが赤色の光だ。
それに光が強いから、もしかしたら覚醒する日が近いのかもしれない」
「うっそ、赤羽さんが!?」
ええぇ、こんな身近に光が居たなんて!
二つ結びにすると耳のところに羽が生えてるみたいになるヘアゴムと.羽根が生えたパンプス(クロスしてる)!!
大きいクローバーの髪飾り
厚底にしたら重そうかな?
軽そうなふわっとしたイメージで(*`・ω・´)
【キュアクローバー】
安全ピンがたくさんついた服【影楽/人間の姿】
「桃音ちゃん、大丈夫…?」
雪帆ちゃんや他のクラスメイトが、私を心配して支えてくれた。私は力が抜けてしまった足をなんとか奮い立たせて、大丈夫だよ、と頷いて見せた。
「でも、それより赤羽さんが__」
「赤羽のことは、放っておいた方がいいと思うけど」
その中の1人が、腕を組みながら言った。
「どうして?赤羽さん、悪い人には見えないけど」
「私見ちゃったんだよね、赤羽が路地裏で変な集団と話してるところ!」
「うそ、マジで!?」
「路地裏って……完全に不良じゃんか!」
「何それ、表では優等生ぶって、そのストレス発散するために変な奴等とつるんでるってワケかー」
「何か最初っから好かなかったんだよね、あの子」
「ね、如何にも孤立しそうな性格だし、いちいち細かいから気に食わん」
みんな、勝手な想像で悪口を言い出した。何も、何も知らないのに。
自分が知っている事が全て正しいとでも思い込んでいるんだ。
私が赤羽さんを傷付けたのに、そのせいで更に赤羽さんを傷付けちゃう事になる。あんまりだよ…!
「止めて、もうそんなこと言うの止めよう?」
私は、自分を庇って欲しいんじゃないんだよ。一緒に赤羽さんを助けて欲しいんだよ。なのに、関係無い人達を巻き込みたくない気持ちも強いんだ。……本当、情けないよ、私。
「そうだよ、赤羽さんじゃない人かも知れないじゃない」
雪帆ちゃんも然り気無くフォローしてくれた。私の方を見て、苦笑いする。
「…そうだね、決め付けて悪かったよ」
ちょっと不満そうだけど、ちゃんと反省してくれたみたい。
「でも、本当に本人だったら、雪帆と桃音は何か奢れよ〜」
「え、う、うん、分かった」
雪帆ちゃんは苦笑いしながら答えた。
「桃音、分かったね?」
「りょ、了解でっす!」
「ん、いい返事だ」
あははははは、とみんなが明るく笑った。……勢いで返事したけど、私お小遣いが厳しいんだよね…。バイトでもしたいなぁ。
この一週間で、クラスも落ち着いてきた。多少グループはあるけど、基本的にはみんな仲良くて、明るいクラスだ。
……ただ、赤羽さんを除いて。
赤羽さんは、いつも教室の隅でノートに向かっている。話し掛けても無視か冷たくあしらうかの2択。これが結構、精神的にくるんだよね…
「……あ、そろそろ授業始まるね」
その時、ちょうどチャイムが鳴った。
__赤羽さんは、帰ってこないままだった。
「絶対に絶対に許さない、汚い手使いやがって!」
私は見ず知らずの人の前なのにも関わらず、怒り狂いながら髪を引きちぎった。
だけどこんなんじゃこの怒りは収まらない。収まるわけが無い。
「そんなに大切な人だったんだ?」
「当たり前でしょ、那由は私の唯一の友達だったのに!那由だけは絶対信じて、私を理解してくれるのも那由だけだったの!」
その友達を酷い目に会わせて追い詰めたアイツらを、私は一生許さない。何しても許さない。
那由が許したとしても、死ぬまで人殺しとして孤独に生きていくことになっても。
「あの子はまだ死んでないじゃないか?
そんなに腹立つなら、いっそ君の手で復讐してやったらどうかな?」
「……復讐?」
「そう。あそこまであの子を精神的に追い詰めたんだ。少しくらい精神崩壊してもバチが当たったくらいで済むでしょ。
僕もあそこまで卑劣な人間は初めて見たよ!」
知らない人は肩を竦めて笑っていた。
「あんたは何なの?」
「僕はちょっとした魔術師さ。人間の見た目とか心をちょちょーっといじって遊んでるだけのね」
人で遊ぶ?かなりの変人なのか、正気で言ってるのか。どっちにしろヤバい奴なんだろうけど、こいつの魔術を使えばアイツらに痛い目見させてやれるかも知れない。
「その魔術、私にもやって」
「正気なのかい?僕の魔術はかなり危険だ。逆に殺されたりするかもしれないよ?」
「いいよ。私を殺したら本当の人殺しになってくれるじゃない」
「本当に心の底から憎いんだね。
分かったよ。ただ1つ__」
「この魔術に掛かったら、君はもう何も怖くなくなるんだ。
その代わり、君の人格は表に出せないし、もし親友に自分であることをバラしてしまうと、魔法は解けてしまう。
それでも君は、アイツらを叩きのめしたい?」
「どうしてゆりねちゃんが……?」
「どうして、って。私がキュアマーガレットだからだけど。」
「うそ、どうして今まで黙ってたの!?」
「ゆりねの姿では貴方と仲がいいでしょ。だからプリキュアの時まで仲間だと思われたら迷惑だから。それだけ。」
「そんな……。やっぱりキュアマーガレットの時の記憶は残らないの?」
「ゆりねは自分がプリキュアだったことも、ハートストーンが壊れて幼い姿になってしまったことも知らない。」
「それじゃあ、キュアマーガレットの時の心はジェリーってこと?」
私、やっぱりダメダメだ。私の勝手のせいで、赤羽さんを傷付けちゃった。優等生の赤羽さんが授業を受けないなんて、余程のことがない限りは有り得ないと思う。…やっぱり、まずかったんだ。
結局、午後の授業にも姿を見せなかった。保健室を覗く気力も無くて、校庭に出ちゃった。
「……無責任だ」
情けないよ、こんなので本当に地球を守れるのかな。
「全く、お前は自分の気持ちに気付けないのか?」
妖精さんが私の頭をぺちぺちと叩いた。
「………分かってるよ」
「じゃあ、何故赤羽の側に居てやらない?」
「……それは、」
「迷いがあるからだろ?」
……やっぱり、何もかもバレバレだね。
そうだよ、私は本当は赤羽さんの側に居てあげたいんだよ。少しでも赤羽さんの気持ちが楽になれば嬉しいから。辛いことも、苦しいことも、全部…半分背負ってあげたい。友達になりたい。
「それだけ強い意思があるのに、何故行ってあげられないのか…分かるか?」
私は無言で首を横に振る。
夕日が、校庭を橙色に染める。私の影が、長く伸びている。
私以外に誰もいない校庭の真ん中で、私は必死に涙を堪えた。……何て酷い人間なの、私。こんなにも一緒に居たいって思ってるのに、何で体が動かないの?
友達になりたいなんて嘘だから?そんなの、そんなのって…
「私に友達作る資格なんてないよ」
「はぁ………お前はとことん馬鹿なんだな。」
「……ここ、慰めるところじゃないの?」
「いいか、お前が今こうして動けないでいるのはな、お前の優しさが邪魔してるんだよ。
赤羽さんが独りで居たいって思ってたら悪いな、自分が一緒に居てあげたいって思っても、相手は必ずしも喜ぶ訳じゃないから……そういう気持ちもあるんだよ」
妖精さんは優しい表情で私の手を握った。
目に涙を溜めて、私の顔を覗き込んでくる。
「……こうやって、感情を分かち合える友達が、これからたくさん出来るよ。……お前は誰よりも人の気持ちを考えられる。」
「妖精……さん」
涙が再び溢れてくる。……妖精さんにも、私の悲しみが伝わってるのかな。……ううん、もう悲しみじゃないよ。今は、嬉しくて泣いてるんだ。
__お前は誰よりも人の気持ちを考えられる。
私は、私自身に気付かされたんだ。
妖精さんのおかげもあるけど、きっと……私自身も、本当は気付いてたんじゃないかな。
「お前は本当にいい人間だな。……お前が桃色の光で良かったよ」
「うん、うん、ありがとう…」
「もう泣くなよ、ワタシまで涙が出ちまうんだよ」
「あはは………妖精さん、私やっぱり赤羽さんのところに行くよ!」
「ああ、でもいいのか?」
「うん、もし断られたら素直に出ていくよ。相手の気持ちを尊重出来てこそだから」
「そうだな。頑張れよ」
「うん!」
生まれてから一番、「生きていて良かった」と思った瞬間だった。
私は急ぎ足で校舎に吸い込まれていった。
「……やれやれ」
妖精さんが、微笑んでくれたような気がした。
*…*…*…*…*
「赤羽さんっ!」
保健室の戸を叩いて、勢いよく開ける。物凄い音を立てながら跳ね返ってくる戸。
「赤羽さん、具合大丈夫?」
「……桜澤さん!?」
赤羽さんは驚いた表情で起き上がった。ある程度、顔色は元に戻っていた。
「桜澤さん…どうしたのよ、もう下校時刻過ぎてるわよ?」
「えっと、その……謝りたくて、お昼のこと……」
真っ直ぐに赤羽さんの顔が見られなくて、思わず俯いてしまう。
「あの事はもういいわ。私こそ驚かせてごめんなさい」
赤羽さんは苦笑して、少しだけシーツを握り絞めた…。
その表情には、苦悶の色も少しだけ見えたんだ。
「ねぇ、赤羽さん」
「……何?」
「私ね、赤羽さんと友達になりたいんだ」
私は思い切って打ち明けた。
「この前、鍵を届けてくれたでしょ?あれ、とっても大切な物だったの。…あの時から、ずっと仲良くなりたいって思ってたんだ。
特別な何かを感じたの、赤羽さんはきっと…几帳面で真面目だけど、優しくて思いやりのある人なんだなって……」
「そ、それは最初のイメージでしょ?今は__」
「今もそうだよっ!」
「……え?」
「この1週間、ずっと話し掛けてきたよね。赤羽さんは迷惑そうにしてたけど…。でもね、それでも諦めないよ!本当に私のことが嫌いで鬱陶しいなら、私のこと殴って!」
「桜澤さん………」
「お願い、心を開いて…!」
「……止めて、もう止めてっ___」
赤羽さんの叫び声が保健室に鳴り響いた。
はっとして口を抑える。
また、感情的になっちゃった。
「桜澤さん、私……桜澤さんのことが好きなの、本当は嫌いなんかじゃないの…」
赤羽さんは蹲りながら話し出した。少しずつ声を絞り出して。
「本当はずっと仲良くなりたいって思っていたの。何回無視しても話し掛けてくれるのが嬉しくて嬉しくて。
……私には、今まで友達なんか出来たことなかったから」
赤羽さんは双眸に涙を浮かべていた。
夕日に照らされた頬に、透明の液体が伝う。まるで、彼女の心の氷が溶けたみたいだった。
「小学校では、勉強ばっかりする私は良く思われてなかったの。そのせいで何かある度に私は悪者扱いされて…
所謂いじめってやつよ。暴言暴力は日常茶飯事だった。それをずっと引き摺っていて、中学校でも友達は作らないって決めたの。
……でも、桜澤さんは違ったのよ。
どんなに冷たい相手にも、持ち味のその明るい心で、相手の心の氷を溶かしてくれる優しさがある」
「……うん」
私の目からも、再び涙が溢れてきた。
「桜澤さんほど、心の痛みを分かってくれる人は居ないわ。本当はずっと、助けて欲しいって思っていた。
今も、ずっと死ぬことばっかり考えてたくらい」
「そんな…」
「だから、まさか桜澤さんが来るなんて思わなかったわよ。本当、人騒がせなんだから」
赤羽さんはいたずらっぽく笑った。
……きっと、ここに引っ越してきたのも、そのいじめが原因なのかも知れない。
「桜澤さん、ありがとう」
「ううん、私も嬉しいよ。赤羽さん、私は絶対に友達は裏切らないんだからね!」
「言われなくても、今までのあなたの行動を見ていれば分かるわよ」
「そうかな〜」
「本当、自分がどれだけスゴい人間かって自覚ないの?」
「そんなポジティブになれないよ〜」
私は、この瞬間を忘れないよ。赤羽さんと打ち解けて、友達になれたこの瞬間を。
赤羽さんも普通の女の子だったんだ。
真面目で冷たくても、氷の奥には、暖かい心がちゃんとあったんだ。
夕日の街に後ろ姿
主人公
浜辺みなと
赤坂昴
綾瀬七海
人に流されやすくてでネガティブ思考の浜辺みなと(中学二年性)は夕日がきれいだと評判の赤凪町に住んでいる。
小学校の時に大好きだった赤坂昴が、隣の中学校から転校してくる。
前の学校で問題を起こした不良と噂されている中、みなとだけは昴を信じて優しく接する。
昴は大人びていて、いたずらばっかりだった小学生の頃の面影はなかった。
小学生の時、昴が両親を亡くしていることを唯一知っていたみなとは、そのことが関係しているのか考える。
思い切って訊ねて見るも、つっけんどんにされてしまう。嫌われたと思ったみなとは家で泣く、
次の日、昴が体育中に怪我をする。その時バドミントン部の綾瀬七海が保健室に連れていくところを見たみなとは、何故かもやもやした気分になる。
綾瀬ななみは大人しくたまに話すくらいの仲で、クラスでも1人でいることが多い。
少女の名前は、櫻澤桃音。今日から中学1年生になる。
長い紅茶色のツインテールが特徴的で、日本人なのにも関わらず瞳は鮮やかな緑色をしている。
桃音は心底嬉しそうに制服を抱き締めた。
小学4年生の頃からずっと憧れてきた私立青空学園に入学出来ることになったのだ。小学校生活最後の2年半を全て受験勉強に費やしたおかげか、勉強が苦手な桃音でも合格することが出来た。
よく通学路で見掛けていた綺麗で素敵なお姉さん達の姿が脳裏に浮かんでくる。友達に訊いてすぐに青空学園の生徒だって分かった時から、毎日ずっと勉強漬けの毎日だった。
大好きだったお稽古は全部止めて塾オンリーになり、高学年は勉強の思い出以外は思い浮かばない。
「叶うまで努力し続ければ叶うって、お父さんの言ってたことは本当だったよ」
桃音は微笑む男性の写真の前で、笑いながら手を合わせた。
一筋の光る涙が頬を伝って流れ落ちた。
「この力を手に入れたら、君は全く別の人物の姿になり、もう何も怖くなくなるんだ。
その代わり、君の本来の人格は表に出せないし、家族にも自分として会うことは出来なくなる。
それに、もし親友に自分であることをバラしてしまうと、魔法は解けてしまう。そうしたら親友が更に追い詰められてしまうだろうし、家族や親友の信頼も失うかもしれない。
それでも君は、アイツらを叩きのめしたい?」
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*きんちゃく
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めんどくさくなった…。
朝寝ましろちゃんのTシャツもほしい。
「桃音、どうして今まで全部黙ってたんだよ!?」
檸檬ちゃんが私の手を強引に引っ張った。すごく痛かったけど、こんな痛みなんて心の痛みに比べたら大したことない。「ごめんなさい、ごめんなさい!許して、本当にごめんなさい!!」
「檸檬、無理矢理聞き出そうなんて駄目だよ。私達だって辛い時あったでしょ?」
「そんなの分かってるよ!!だけど桃音だって興味半分に訊いてきたことあっただろ!?」
「そんな言い方ないよ……!!」
「ちょっと2人とも、ただでさえ桃音が落ち込んでるって言う時に……!」
「紅だって嫌な時くらいあっただろ!?」
「確かに__嫌な時はあったけど!」
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
私のせいで、皆がばらばらになっちゃう。せっかく光の戦士としても、クラスメイトとしても、|仲間《友達》になれたのに。
「だからあなたはいつも__桃音?」
「ごめんね、ごめんね。
くーちゃんも、檸檬ちゃんも、蜜柑ちゃんも。私が1人で戦いたくないからって、強引に相談に乗って、仲間になってくれたら1人で舞い上がって……」
「桃音?」
「皆の光の能力、私が全部貰えちゃえば良いのにね。
……ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
「ねえ、答えてよ、青葉ちゃん!
私の下駄箱に入ってたあの紙、青葉ちゃんが自主的に書いたんじゃないよね!?真弓ちゃん達にお願いされたから書いたんだよね!?」
私が必死に問い掛けても、青葉ちゃんは動かないままだった。顔も上げないで、何も言ってくれない。
「だってあの写真、あんなに泣いてたよ……?私の事が嫌いなら、もっと嬉しそうに書くはずだよ!?
私が傷付いて悲しむ顔、見たいって思うはずだもん!」
青葉ちゃんの身体が少しだけ揺れた気がした。
「ねぇ、本当の事を話して__」
「そうだよ、真弓ちゃん達に桃音ちゃんに嫌がらせをするように命令してたの、私だよ」
青葉ちゃんは無表情で呟くように言った。
だけど、それが私にとってどれだけ大きな告白だったか、私以外の人には想像出来ないと思う。それくらいショックで、大きな衝撃だった。
「……え?」
「NO」の答えしか想像していなかった。「YES」なんて、これっぽっちも期待していなかった。
「私の意思で書いたの。こんなに言っても分からないの?いい加減現実を認めなよ、私は桃音ちゃんの事が大っ嫌いで、あの紙を書いたのも私の意思。泣いてたのは仕事の関係の事だから」
「そんな、だって……」
「仲良くしてあげてたのは、ネット上でいじめの事が噂されないように、それだけ。
桃音ちゃんのせいで私の夢が壊れるなんて最悪だもん」
うーん、いい朝!こんなに気持ちいい朝は何年振りだろう。
天気は曇りだけど、私の頭の中は快晴!!
「こんなに曇ってるのに随分嬉しそうだな」
妖精さんも心なしか嬉しそうに見える。
「だって、赤羽さんが光になったんだよ!仲間が増えたんだから!!」
「まだ何の説明もしてないけどな」
「これからは本当の友達になれるように頑張るんだ!」
気合を入れて、もっともっと__仲良くなりたい。
辛い戦いに直面しても、一緒に支え合って立ち向かえるような、そんな関係に。
「おい、それよりももう家出た方が良いんじゃないか?」
…………。
案の定、始業ギリギリで教室に滑り込んだ私は、盛大にコケつつも何とか席に着いた。膝に擦り傷が出来たけどね。案外痛いんだよね、これが。
「おはよ〜」
担任の先生が教室に入って来る。それから、気のせいか横目で廊下の方を見たような気がした。
「今日は転校生が来ているんだ」
驚きの衝撃発言に、クラス中がざわめき出す。
「こんな中途半端な時期に?」
「ちょっと不自然だよね…」
みんな口々に驚きの声を上げている。
確かに、新学期が始まって1ヶ月も経ってないこんな時期に、もう転校生が来るなんて不自然だよね。1年生なんだから、入学式前に転校してくれば苦労無くクラスに馴染めただろうに。
何か事情でもあるのかもしれないけど、明らかにおかしいよねぇ。
「静かに!私も昨日いきなり聞いてびっくりしたんだよ……こんなこと滅多に有り得ない事なんだけど」
ふおう、やっぱり何か訳アリっぽい?
「入ってこい、浅黄」
へえ、浅黄さんって言うん__
「……えっ?」
「ど、どういうこと?」
「嘘でしょ、初めて見るんだけど……」
クラス中のざわめきが一層大きくなった。
……だけど、驚くのも仕方ない、よね。
だって、だって、浅黄さんは__
「浅黄檸檬と、浅黄蜜柑だ。こんな時期に転校してきて上手く馴染めないと思うから、仲良くしてやってくれ」
『……よろしく、お願いします』
__双子だったんだ。
浅黄れもん .
私の昔のこと、なにも知らないくせに。
私が髪の毛染めたところも、私が黒髪だったところも見てないくせに!
何も何も知らないくせに、勝手に決め付けないで。
見た目だけで、性格とか人間性まで決め付けないで。
お母さんを傷付けないで。
自分が思ったり知ってることが全てだと思うな。
桃音
注射器
中身 ピンク ラメ 星とハートのホログラム
ピンクのリボン結んで、結び目にハートのストーン
注射口に星のビーズ
リボンとハートのキラキラをセリアに行ったら買う。
キャンドゥで白い注射器を買ったら、白も作る。
>>115黒いゴムの部分を取る.
コルク瓶をホルマリン漬けみたいな置物にしたい😆
小さいパーツを探す。うさぎでもなんでもいいから…。
葉っぱ物語
ましろ
丸い目.まつ毛は少なめ
ピンク色のツインテール、たまにおだんご、ちょっとウェーブ
右が紫、左が青のリボンの髪飾り
時雨さん
ちょっとつり目気味.
水色のポニーテール(ちょっと左側にズレてる)、基本的にストレート
髪飾りはなし。
柊さん
たれ気味で切れ長の目.
灰色っぽい緑?のストレートロング/サイドテール
髪飾りはなし、たまに簪とか。
桜庭先輩
つり目かたれ目(未定)
紫色で時雨さんより短めのポニーテール、たまにお下げ
髪飾りはなし、たまにピン留め
結城先輩
つり目、
朱色に近いすもも色で短いポニーテール
髪飾りはなし
加藤先輩
まるくて大きめの目
オレンジ色でミディアム.
髪飾りは手作りのくるみボタンがついたパッチンどめ
雛
切れ長のつり目
暗い水色で天然パーマ、ロング
髪飾りはなし。
怜音
くまがあるだるそうな感じの目.
藍色でショートヘア
髪飾りはなし。
柳澤先輩
まる気味のたれ目.おっとり系?
黄色の髪で横結び、たまにみつあみ
髪飾りはマーガレットっぽい花
小村先輩
ノーマルな目(?)
明るい緑色でお下げ、背中くらいまで
(二学期中間くらいから、バッサリ切る)
徒花さん
丸い目、ちょいつり気味
暗めの紫色で、サイドテール。
髪飾りはなし。
死んだように眠る.
「そうか……なあ、桜澤」
鳳先生の足が止まる。私は振り返って鳳先生の表情を見た。酷く悲しそうな表情だった…。
「鳳先生……?」
「赤羽と仲良くしてやってな」
「もちろんですよ!?さっきも色々話して、仲良くなりましたから!」
鳳先生はちょっと驚いた表情を見せて、
「それ、そうか。それなら…良かった」
すぐに優しい表情に戻った。そっか、鳳先生も孤立しつつある赤羽さんが心配だったんだね。いい先生だよね。
「……桜澤にでも心を開いてくれたならそれで良かったよ」
「もしかして、先生はまだ赤羽さんと上手く打ち解けてないんですか?」
凰先生は一瞬驚いたように目を見開いて、すぐに目を閉じた。そして自嘲気味に鼻で笑う。
「………まあな。これじゃ教師として失格だよな」
「そんな、私だってさっき話せたばっかりだし、これからは先生とも話せるようになると思います!」
「そうか……。でも、赤羽はそう簡単には心を開いてくれないだろうな」
「…え?」
私は凰先生の泣き出しそうなその声に反応した。弱々しく震えているんだ。
「生徒に何言ってるんだ、私は……とりあえず保健室行くぞ」
「えぇ!?」
66:たんぽぽのように強い魔法少女:2017/07/25(火) 19:29
…*魔法少女mirai*7/~*…
青空学園入学式 桃音変身
紅が桃音のミラクルキーを拾う、紅が光だと分かったので観察(ストーカーかい😓)
紅が不良だと噂が流れる、紅が朱と対面して変身
紅は妹を傷付けていたことを知り、つぐなうために光を認める。桃音に心を開き、過去を簡潔に話す。
転校生は双子、浅黄檸檬と浅黄蜜柑。(ケンカばっかり🍋🍊)
桃音に声が聞こえる。二つの光で成り立つ妖精の声。
檸檬と蜜柑がわざと仲が悪いように見せていることを知り、説得して過去を聞く。現実から逃げないと決意する。
檸檬と蜜柑、たまたま桃紅の変身を見てしまう。(妖精が生まれたため、結界の中に入ることが出来た)
檸檬蜜柑変身。現実から逃げないと決めてたため、躊躇いつつも認める。
芸能人のあおばの個人情報が流出。桃音は親友の青葉がアイドルだと知る。
あおばの写真の中に、大量に「しね」と書かれた紙の中でペンを動かす青葉の写真が(過去に桃音のロッカーに入っていた紙だったので、桃音は大ショック。)
苺と林檎が帰宅中の檸檬と蜜柑を襲う。2人は苦戦し、檸檬が蜜柑を庇って右脚を負傷(捻挫で済む)。
過去に同じようなことがあり、蜜柑がパニックになる。檸檬は庇ったことを後悔するが、そうしなければ蜜柑が怪我をしていたから、どっちが正解なのか迷う。密かに自傷(この時点では、カッターを握るところまで)
紅の塾の友達が、最近おかしいという。引きこもってしまい、塾にも学校にも行かず、外にもろくに出ていないらしい。
話を聞くために紅が自宅に訪れるも、会いたくないと帰される。
紅は関係ない桃音たちを巻き込むのは、桃音たちにも翡翠にも悪いと感じ、自分だけで解決しようと誓う。
桃音は勉強が苦しいので塾に入る。そこで幼なじみのしゅーちゃんに何年かぶりに出会う(しゅうこも桃音も受験だった)。
ひどく痩せていて、制服も着ていない。
ここで翡翠の存在を知り、桃音は一緒に助けてあげようという。
翡翠が突然やってくる。桃音が話しかけるも、怯えて声が出なくなる。桃音が謝ると、情けない気持ちに負けて逃げてしまう翡翠。
その先に闇さんが待っていて、翡翠は必死に逃げる。
桃音と紅は塾で、檸檬と蜜柑は家事をしていたので、それには気が付かない。結界も貼られていない。
そこに妖精がやってきて翡翠は強制的に変身。戸惑うもそこで妖精が結界を張り、なんとか桃紅黄が助ける。
間一髪で助けられた翡翠は、受け入れずにまた引きこもってしまう。
前半終わり
公園みたいなところに、小学生くらいの子の特別支援学校があって、小さい子供がわぁって出てきた。
その隣にある和風の旅館みたいなたてものにお母さんといって、入る時にお母さんと分かれて1人で入った。
何人かの大人の男の人に案内されてる途中で、腰あたりの高さを鎌鼬みたいな風が横切って、1人の男の人がぐちゃって死んじゃった。
ほかの男の人と逃げてて、2回目の鎌鼬が私の真後ろに迫ってて、あ、死んじゃうって振り返ったところを、2人の若い男の人が前に飛び出してきて、私をかばってくれて、その2人はぐちゃって音を立てて肉塊に。その時の2人の顔と音は鮮明に覚えてる。
それからボスみたいな背が高くてむきむきのカッコいい男の人が、四つん這いであそこの部屋に逃げようって言って、残った3人くらいの男の人たちと四つん這いで、突き当たりの部屋に入った。
怖いよー怖いよーっ手震えてると、中にいた超絶美人なお姉さんが、一体何なのかしらって言って、とりあえず部屋から出るのは危険だから、今日はこの部屋で過ごそうってことになって、夜は部屋でみんなで寝た。
次の朝、私はその建物の主のおばあさんに会って、何かを話した。
おばあさんが鎌鼬を起こしてたって言って、私は殺されると思って震えたら、あなたは殺さないって言われた。
なんでこんなことするのか訊くと、何故か私は大切なお嬢様で、その私をちゃんも守れるかテストするためらしくて。
守れても死んじゃったら意味ないよって泣いた。
そこからは曖昧。
男の人はみんなやくざっぽい黒スーツとかでカッコよかったのは、多分セーラー服と機関銃で、私がお嬢様だったのは、この前のカウンセリングで先生に言われたことが影響してたんだと思う。
私をかばって死んだ二人と、ボスが超絶かっこよくて、本当に居たら惚れてたのかなって思った。
既にもう好きになってるかも。(*'-'*)
ほんとに感動した、あの2人、本当にあ りがとう😭
なんなの、あなた達も私に言いがかりしようってわけなの!?
言っとくけど、私はあなた達が思っているような人じゃないわ。
あなた達の中の私のイメージがどんなものかは大体予想出来るもの。
どうせ、お金持ちだからって何の苦労もしないで、両親に甘やかされて育って、欲しい物はすぐに手に入って、努力をしなくても好成績を取れて、謙虚なフリして本当は心の中で他人を見下してる__そう思ってるんでしょ!
私はそんなんじゃないわ、勝手なイメージで私を全否定しないで!
本当はお金持ちのせいで苦労しかないのよ!
仕事で忙しい両親には邪魔者扱いされて、何年も貯めてきたお年玉でいい万年筆を買っただけで冷たい目で見られて、いい点数を取らないと怒鳴られるから一所懸命、死ぬ気で勉強して、他人から自慢だの見下してるだの言われるから、それを恐れて否定してるのに、空回りしてまた悪口を言われて!
何なのよ、私は生きたいように生きちゃダメなの!?本当はみんなと仲良くしたいと思ってるのに、家が大きいから、親が偉い人だからってどうして私まで……!!
お金は生きていくのに必要なものだし、大切なものだってことはちゃんと分かってるわ。
でも、そんなの必要最低限でいい!こんなになくてもいい!
このせいで私に友達が出来ないなら、貧しい国に全部送ってやりたいわ。
そうよ、そっちの方がいいじゃない。そうすればたくさんの命を救えるし、私だって__
とにかく、私をそんな目で見ないで。
本当の私を知らないくせに、勝手なイメージだけで性格まで決め付けないで。
>>33
そのとき、ちょうど向かい側の道を、同じ年くらいの女の子ふたりが歩いているのが見えた。1人は髪を茶色に染めていて、更に縦に巻いていてとてもおしゃれな雰囲気。もう1人は短い黒髪を巻いている。何となくだけど、その二人にみおぼえがあった。
うーんと、誰だったっけ?
「ねえくーちゃん、あの二人どこかで__」
私は一緒に歩いていたクーちゃんの顔を見た。
「……くー、ちゃん?」
くーちゃんのその横顔は、まるで殺人鬼に出会したそれだった。完全に見ている何かに怯えている。
「桃音、あいつら……お母さんの手紙を捨てた奴らだ………!」
くーちゃんは楽しそうに談笑する二人を指差しながらそう言った。いつものしっかりとしていて落ち着いた声とは違う、震えていて弱々しい声だった。
「……あ」
「え、あなた……、うそ」
「どうしたの、くーちゃん……」
「桃音、あいつ……」
「お母さんの手紙を捨てた子」
「え……!?」
あの子が、くーちゃんの大事な大事な手紙を捨てた__
つまり、くーちゃんをいじめてたのも、あの子ってこと__
「……え」
柵の上に上に顔を突き出して、校庭を見下ろす。
遥か遠くにある緑色のコンクリートに、汚い塊がボトリと落ちていた。
何あれ、誰か土でも零したの?ちゃんと掃除してから帰れよ。
……あれ、待って。さっきまで隣に居た百合ちゃんはどこ行ったの?
あ、教師でも呼びに行ったのかな。馬鹿だなぁ、このことを言ってもまた揉み消されるに決まってるじゃん。
……あれ、待って。ここに連れてこられた時、鍵閉められて逃げられなくされたじゃん。鍵は里見が持ってたよな。
「……!!!」
もう1度校庭に落ちてる黒い塊を見下ろす。よく見ると塊の真ん中に、小さな白が見える。
あれは、あれは……人、人だ。顔は真っ白だ。白いシャツの大半が赤黒く染まってる。あぁ、腹辺りが千切れて、中身が丸見えになってる。あのオレンジのウニみたいなのは何だ。あ、あの赤い固まりは?骨まで見えてる。目、目、目玉も潰れて、閉じられた瞼の隙間から飛び出してるよ。口みたいなところから細長い何がが見える。頭も割れてるよ、長い、長いポニーテールの付け根が抉れてる。
あ、あ、あれは__
「百合、ちゃん……?」
どうしてそんな格好してるの?私を驚かせたかったんならもう起き上がりなよ、充分びっくりしたからさ……。
何でそんな汚くなっちゃったんだよ、リアル過ぎて吐きそうなくらいなんだけど。
早く起き上がりなよ。
ドラマとかでは頭からちょっと血が出たりしてただけじゃん。何で頭みたいなところから放射状に肉片が飛び散ってるんだよ。顔のところ真っ赤じゃん。穴みたいなのも空いてるし。
どうしちゃったの、何で百合ちゃんが!
ピンクと水色と白 ハートのキャンディ
ピンクっぽい紫と水色のマーブル マカロン
ハートのマカロン
ハートのオールドファッション いちご
パステルカラーのダイソーの樹脂粘土 マカロン
ちいさいお弁当 メンヘラチャンかふぇのおにぎり
アイシングクッキー
ケーキポップス ハート まる うさぎ
パンケーキ べりー
スイマーのクリームソーダ レジンで作り直す
>>127-128
必要なもの
*蛍光ペンピンクorダイソーのプリンターインク マゼンタ
*おゆまるor型どり剤orセリアの型どり剤
*モデナペースト
*パステルカラーのダイソーのねんど ピンク緑黄色むらさき
*小さいお弁当箱
*七本針
*クッキー型 まる、小さいハート
*ケーキポップス用の棒
*パフェカップダイソー
*NRクリアカラー なければプリンターインク
965 苺ましまろ*◆LM:2017/12/08(金) 23:33
あなたのそばに居ることを、永遠に誓います。
966 苺ましまろ*◆LM:2017/12/08(金) 23:33
一人になんかさせないよ
967 苺ましまろ*◆LM:2017/12/08(金) 23:35
私のこと、創り出してくれて、ありがとう。
書き込む 名前
苺ましまろ*#かなこ
メモ
万華鏡
スノードーム
緑色の光
「な、何なの、何なの、どうしてそんなに私の事を痛めつけるの!?」
私はもう訳が分からなくなって、一心不乱に逃げ回った。
普段は人でごった返しているこの道も、今は誰も歩いていない。まるで齋藤さんが、私を追い掛ける為にこうしてるみたい……。
「待ってよヒキコモリちゃん。」
「その呼び方は辞めて!」
もう聞きたくない! あなたのせいでそうなったのよ、と言いたいのに、言えない。
「辞めてください!!」
耳を塞ぎながら、脚を必死に動かした。
ついか
檸檬闇に染まる☞黄色と橙色の妖精さんが眠ってしまう☞妖精さんからの説明(闇に染まった原因、妖精や光のことについて)☞檸檬は心のケアをするために病院へ
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
緑の光
駆け出しの占い館
泣き虫ピエロと笑顔のクラウン
海底の住人
https://i.imgur.com/VQOgo5R.jpg
てすと
悲壮のアイロニー
「檸檬。私に隠してる事、ない?」
「は、そんなのねぇよ。昔っから私と蜜柑は隠し事なんてしてこなかったじゃねーか。」
「よくそんな事が言えるわね。」
「な、何……」
「檸檬、私に隠してるじゃない! その、腕!!」
思わず左腕を隠す。
「なっ……!」
心臓がバクバクと跳ね踊る。
魔法戦士♡ばんびーな
主人公自殺
目が覚めたら飛べる能力
神様に使命をもらうけど反発
「本当の自分」を呼び覚まされる
もし使命を果たさないなら本当の自分に乗っ取らせると脅され、仕方なく指名を果たす
使命は 星のかけらをすべて集めること。
星のかけらは全部で--個。
당신은 누구입니까?
이곳은 어디입니까!?
나는 누구야?
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てすと
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てすお
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てすと
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てすと
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レジン
注射器
うさぎかくまのホルマリン漬け
哺乳瓶
月の鍵
あ
155:こもも◆/s:2018/05/30(水) 14:08
みらきーな
ゆめかわアイ
おっとり
ツインおだんごorくるりんツインテ
ブルーグリーン
まじょりーな
レイニーしずく
クール
アイドルポニー
シャーベットパープルorネオンパープル
いずれもライトベージュ
歌の題名 候補
セーラー服の襟
目覚めれば夢
火曜日なんか来なくていいよ
155:こもも◆/s:2018/05/30(水) 14:08
みらきーな
ゆめかわアイ
おっとり
ツインおだんごorくるりんツインテ
ブルーグリーン
まじょりーな
レイニーしずく
クール
アイドルポニー
シャーベットパープルorネオンパープル
いずれもライトベージュ
イメージカラーはそれぞれ目の色
こんにちは。葉っぱ物語を書いていた千歳ももです。
この小説を無事完結させることが出来てとても嬉しいです。
が、いくつか読んでくれていた方達に謝りたいことがあります。
まずは、設定が支離滅裂なところです。
運動会がなかったり、3年生が普通に部活をしていたり、テストの時期もめちゃくちゃだったり、夏休みなのに補習もなかったり。
それから、登場人物の繋がりがぐちゃぐちゃになってしまったことです。
もうすぐ葉っぱ物語が終わる!ってところで、玲音のお見舞いに悠が来なかったところに気付いてしまいました。他にも探したら、そんなところがキリがないくらいあると思います。
一つ一つの話を別の物語として読めばセーフかな、なんて甘い考えです( °_° )
本当に、この小説を書くのは楽しかったです。
私だけじゃこんなたくさんのキャラクター考え付かなかったと思います。モデルになってくれた人たちには本当に感謝しきれないです。
私の「この人達で小説を書けば面白いんじゃないかな!」って言う変な思い付きに付き合って名前を考えてくれたのを覚えてます。
最後まで、このあとがきまで読んでくれてる人は少ないと思うけど、本当にありがとうございました。
読んでくれていた方達にも、 本当に感謝です。
約1年半の長い間、葉っぱ物語をありがとうございました。
こんな感じでいいかな( °_° )
昼時、商店街をラピスラズリが重い足取りで歩いていた。
瑠璃 「きっともう、次はないぞ……グラッジ様がお怒りだ……。ハートストーンも、もう欠片しか残ってない……」
何かをぶつぶつ言いながら前を歩く親子を睨む。
瑠璃 「幸せそうだ……忌々しい
お前のハートストーンを………」
手を構えかけて、ラピスラズリの表情が歪んだ。
瑠璃 「ハートストーンが…出てこない」
ざくろ 「それはあなたが用済みのゴミだからよ」
瑠璃 「ガーネット…いつからそこに」
ざくろ 「負け犬が私の名前を気安く呼ばないでくれる?」
瑠璃 「っ…」
ざくろ 「とにかく、グラッジ様はもう帰って来なくていいって」
瑠璃 「そんな…」
66:苺ましまろ*◆LM:2016/01/17(日) 00:44 ID:W6s
瑠璃 「………」
ラピスラズリは光を失った瞳でガーネットの後ろ姿をぼーっと眺めていた。
瑠璃 「プリキュア……絶対に許さない」
瑠璃 「お前……!!」
ざくろ 「グラッジ様が帰れと……」
瑠璃 「だって私には…!」
ざくろ 「それは取り消しよ」
スカイ 「待って!」
ざくろ 「……なにかしら」
プリチャン版まじょりーなとみらきーな
まじょりーな
アイドルポニー
ライラックパープル
エンジェルブルーハート
(クールハートメガネ?)
みらきーな
おだんごツイン
にのグリーンかパステルブルー
ハロウィンスター
(うらないしなんちゃら)
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