【いじめ】

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「ねぇっ！梨々香！絶対受かろうね！」


私、武島梨々香。

決して頭はよくない普通の小学6年生

頭のいい親友が受験する、秋ノ宮中学を私も受験することになって…
猛勉強中…

絶対受かりたいな…

受験3日前


「そこどけろ」

あ…今日もやってる

スクールカーストってあるじゃん？

私は普通に生活できる2軍。

あの人たちは1軍。
いつもみんなをいじめている

今は習字の授業で筆をバケツまで洗いに行った
「う、うわっ！」

バシャァァッ

バケツにつまずきバケツの水…墨入りの水をこぼしてしまった

「きゃあああっ！」

悲鳴が聞こえた方を見上げた

目にうつったのは

地獄

「あ…あ…」

私は1軍の松坂瑠璃という子の服を汚してしまった

「黙ってんじゃねえよ！どうすんだよ！？」

「すみません！すみません！」
私は必死に謝ることしかできなかった


(お願い！許して…！)
「うん。いいよぉ？」

「へ？」
「ほ、ほんとですか？！」

「…うん？」

私は必死にまた謝りるんるんで帰っていった

つかの間の幸せだった

受験2日前

やけに今日は人の視線が痛い

気のせいかもしれないが…


「ねぇ。梨々香聞いてる？」

「えっ？！」
そこには親友の太田愛莉がいた

「ごめん。ちょっと考え事してた。で、なに？？」

「…」

愛莉は何も喋らない

そういえば泣きそうな顔をしている

なんなんだろう…

面白い！

ぉもしろい

面白いですね

頑張ってください！