オリジナル小説です。
時々台本書きになることがあります。
注
この小説はオリジナルといってもタイトルや内容は「霧雨が降る森」を意識しています。
文才のなさは気にしないでください。
201X年 6月某日
私----小日向香里(こひなた かおり)は部屋の片付けをしていた
「ハアァー。ゴミが多すぎるよ…」
○県○市一戸建ての家で私はため息をついた。
それもそのはずゴミを拭き取ったティッシュペーパー、子供の頃使っていたおもちゃなどいろいろなものが転がっている
「これを1人で片付けるのかあ😩…」
そう私は一人暮らし。
隣の市の大学に通っている女子大生だ。
「もとはと言えば…」
私はあの時のことを思い出し始めた。
ーーーー回想ーーーー
201X年 6月13日
この日は例年よりも1ヶ月ぐらい早く台風が日本に上陸した
ちょうどこの台風が○県を直撃したのだ。
わたしはこの時家にいて台風対策を万全にした
はずだった………
数時間後
ビュゥゥゥゥゥゥ
バッリーン!
また台風の風がわたしの家の窓のガラスを破ってくる
「ああ〜もう!」
私は私の部屋に戻ろうとした。
二階の階段を登り終えたその時だった
バッリーン!!!!
ガラガラガッシャーーーン!!!
さっきよりも激しい音がする
「なに?」
私は恐る恐るドアを開けるとそこには…
それがこのゴミの山というわけだ。
「ああっ!もう!台風のバカヤロー!」
ガン!
「イッタ!」
私は不注意で足元に置いてあった何かとを蹴ってしまった。
よく見てみるとそれは「ゴミ箱」のようなものだった
「なんだこれ?」
私は中を探ってみた。
グシャ!
手に紙のようなものがあたった感触があった
私はそれを拾い上げてみた。
「……………手紙と何か液体が入った瓶?」
私が取ったのは手紙らしきものと青い液体が入った瓶だった。
私はとりあえず手紙を読んでみることにした