少女はある女の子の手紙を預かりました。そこから大きな冒険が始まるのかも
登場人物(今のところ)
少女・・・河月 優華 かわつき ゆうか 11歳
女の子・・・凛音 直香 りんね なおか 自称12歳
会話だらけかも、話が進まないかも、頼む、感想、批判、中傷、アドバイスください。
昔あるところに河月優華という、正直で力持ち、男には厳しいが女には優しいと言う、華やかな女の子がいました。優華はあることを頼まれました。
女の子「手紙を届けて。相手は『岬 凛』って言って。『凛音 直香』から って言ったら受け取ってくれるはず…今日から貴方は私のお友達」と意味は分かるがちょっと惜しい事を言っていた。頼み事を断れない性格なので、優華は岬 凛の元へ向かった。
ブロローグ終了
そういや『岬 凛』の居場所聞いてなかったな。
優華「凛音さーん?凛音直香さーん!・・・いないんですか?」
せめて場所ぐらい教えてくれても…
直香「あのねぇ…私達は友達なんだから、呼び捨てが普通よね?凛に習ったんだけど。(ボソッ)」
優華「初めて聞いたわ。岬さんの居場所を教えて欲しいのだけど。」
どうやら『岬 凛』の居場所はここの東にある城らしい。お姫様に何の手紙を送るのよ…
???「あ、優じゃん!」
優華「げっ…雪…」
『山姫 雪葉』(やまき ゆきは)は優華の親友。
雪葉「なによー。親友が会いに来たのよ。感謝しな、優!」
優華「はいはい。忙しいから家に帰るかコンビニ寄ってから帰るかどっちかにしな。」
雪「私は優に付いていくわね。優だけじゃ男を蹴飛ばして、女に余計な頼みを頼まれそうだし。」
優「合ってるけどー合ってるけどー!」
東…東ってどっちだっけ。右かな?
西にも城があってややこしいわね。
雪「私、一度だけお嬢様になったのよ。」と急に話しだした。
雪「そっちの西城のお姫様だったんだけど、お父さんがやらかして今はこんな感じ。作法とか礼儀は習ったわ。」
私に礼儀は正しくしないのかよ…。まぁ親友だし、許すか。
森をすぐ抜けた所に東城がある。もうすぐで東城だな。
優華「おい雪、もうすぐ着くぞ」
雪「それくらい分かってるわよ。元姫様ですからね♪」
優「はいはいそーですかー」
と適当に答えた。
雪「迷ったわよ?…方向音痴でしょ、あんた。」
優「んなことないわよ!(多分)」
雪「んー私『河月優華』の昔しらないんだー☆教えてー」
優「お前私が女の頼み断れないってこと、知ってるだろ。もっと普通に言えよバナナ!」
雪「バナナ!?それは酷いな。教えて。優。昔の事を。」
優「んー実は私も覚えてないんだ。…ごめんね雪…」昔の事…8歳から前は覚えてない。ただ単に忘れたのか、記憶を消されたのか…
雪「実は私貴方の昔を一部知ってるの」
何故雪が私の昔を知っているのか?
そもそもユキとは10歳からの付き合いなのに。
雪「城に行きましょ。あまり行きたくないのだけど。」
凛「もうじき来るかしら…」
森を抜けた。するとそこには軽く50mを越えているだろう城があった。
でかい
門番「…何の用だ。」
優華「岬凛さんに用が。」
門番「東姫様!東姫様に御用があるそうです!」
凛「少し待て…瞬間移動させるから。」ラグァーツ!
凜「いらっしゃい。元西姫様…と元統一国姫様。」凜姫は優しい微笑みを浮かべながら言った。優しい微笑みなのに、目が笑ってない。
優華「…よくわからないけど、はい。これは直香からの手紙よ。」優華は不思議そうに渡した。
凜「統一国の姫様なのに、こんなとこに来てどうしたの?」と笑いながら言った
雪「うるさい。なんでいきなりそんなこというの?ユウカは何も知らなくてよかった!!!!!」キレぎみに雪は言った。
優「雪!凜姫!…少し話して。」
凜「良いでしょう。貴方の昔を…」
昔この東や西、北や南より上の統一国に一人の少女が産まれた。
当時はユリカと言う名前だった。
その頃西の国でアリサ、今の雪葉が産まれた。
二人とも順調に成長していき、アリサとユリカも漢字が付くようになった。(※ここの世界は5歳になると漢字が付く儀式が行われる)
その儀式の後、アリサは有沙、ユリカは百合香になったわ。
そしてそのあと有沙のお父様が百合香に性的行為をしたの。最低な父親。当時百合香は8歳。
そのことがバレて、有沙の家はバラバラに。お父様は処刑。有沙は何処かに引き取られ、百合香は心が傷き、逃亡。そして魔道士の直香に記憶を消してもらった。そして今に。
優「ぶっとんだ話ね。」
雪「優、帰ろ。一度直香に報告しないと。」
なにも話さず直香の家へ向かった。
直香「ありがとう。」
優「いいえ。恩返しですから。」
優は微笑みながら言った。
続く
P.S.殺し屋ガールと二次元ガール面白いです!愛読させていただいてます。
実は前が最終話。これはオマケ
私は今統一城に向かっている。もう一度だけ…
もう雪葉には会えない。雪葉は何処かへいってしまった。
新人門番「誰だ!!」
古参門番「!!!百合香姫!良いところに!ささ、中へどうぞ。」
王「百合香…!久しぶりだなァ…って記憶消したのかァー…まぁいい。ここの女王になってくれ…私はもうじき死ぬ…」
百合「駄目です。死にませんよ、おとうさまは。」
三年後
百合「お父様ったら…すぐ死んじゃうなんて。」
王(幽霊)「こら!悪口言わない!仕事しな!」
王妃(幽霊)「そりゃあ、すぐ死ぬなんて思ってないでしょ?…あら。西は新しい姫様にしたようね。名前は雪葉っていうのよ。」
それって…!
西門番「雪葉女王様!お客様です!」
雪葉「通しな」
百合香「雪!」
雪葉「優!!」
二人が再び再会した。あの子たちは腐れ縁。嫌いになっても会う。
二代目やると思う
変なオチだなwwww
アホがwwwww