主人公がコロコロ変わってく短編集的な
主人公が超能力に覚醒することもなければ
冒険の旅に出ることもないし
企業家になる訳でもない。
ありふれた日常のおはなしです。
gdgdですけどね。
1,同窓会
「それじゃあ再開を祝して…」
「「「「カンパーイ!」」」」
まさか小学校の同窓会をするとはね…
「正直、ちょっと意外だな…」
「お、どうした優」
「あぁ、独り言」
話しかけてきたコイツも小学校のときは悪ガキだったなぁ…
「…あの時が懐かしいな」
「そうだな」
「祐二はさ、今どうしてたんだっけ」
「あぁ、俺? …普通の会社員だ」
「ちょっと意外だな…あの時の性格にしては、ねw」
「笑うな!」
「あはは」
「そういうお前はどうなんだよ」
「あたし? あたしだってOLだよ」
「うーん…あの優が、か…正直女社長にでもなって笑い声あげてそうだったな」
「あはー、それ馬鹿にしてるよね?」
「ああ、スマンスマン」
「…こうしてお酒飲んで話してる事、昔は考えられたのかな…」
「…昔は、か…」
「…あ、昔…そうだタイムカプセル…!」
「あー、みんなでテレビとかの真似した奴か」
「皆覚えてるかな?」
「ちょっと聞いてくる」
…にしても、本当に意外…
皆変わっちゃったんだねー…
例えば、絵を書くのが得意だった由美とか。
由美、今デザイン業やってるんだよね…
他にも、電車大好きだった晴斗とか。
…正直テレビに出てた時はビックリした。うん。
…皆、あの時から成長したんだなー…
「…おーい」
「ゔに゙ゃ っ」
「猫かよ…w」
「猫とは失礼な」
「タイムカプセル、こんど掘りに行くってさ」
「本当に!?」
「嘘を付く利点がない」
「まあ確かに」