小説板でも恋愛小説を書いている、ぽちです!
小説板でこれも書こうと思ったんですけど、絶対短編になっちゃうんで。笑
私の体験を書いていきます(◎´v`)
ほんとに普通の恋愛ですけど、私にはものすごく大切な思い出です。
アドバイス、応援レスどしどし待ってます。)ノ
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「私好きな人できたよ」
現在中1の10月。
茉奈と美空ちゃんと恋ばな中。
そのなかで、好きな人ができた告白をしたのは私。
前に茉奈は好きな人がいるって教えてくれた。
「「え?!だれ、だれ?」」
2人とも、声を合わせて驚いている。
茉奈は隣の小学校からここの中学校へ。
美空ちゃんは同じ小学校だったけど仲良しではなく、話したこともない。でも部活が一緒で意気投合。
驚くのもそのはずだ。
2人とは私の恋ばなを聞かせたことがない。
「だれ?」
「………航輝」
「「えー!!???」」
「頑張れ!」
「萌ならいけるでしょ」
そう声をかけてくれた。
片想い、頑張ろう。
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うちの中学校は体育祭という小学校でいう運動会を10月にやるらしい。
夏休み前に自分が出場する競技を決めた。
私は美空ちゃんとハードル走。
部活で走る練習をしたり、ものを飛び越えたりして練習した。
「美空ちゃん、好きな人いないのー?」
はい。私から恋ばなを持ち出していった。
「ん………」
え、なにこの反応。
いるの?え、まじっすか。
「いる、かな」
「かな、ってなに!!」
「います」
「ふぁぁぁ」
どうやら茉奈は知っていたらしい。
どうして私には言ってくれなかったのさ。
うわあ。
なんか悲しいな……って。
「だれだれ」
「あのね。……稜」
「り、稜!??」
「うん」
稜は頭がめっちゃめっちゃいい。
運動は、まぁまぁってとこ。
顔はちょー整っている。
結構モテるよね。
「頑張って」
「ありがとう」
「てことは、3人とも恋愛中だね」
「そうじゃん!」
「なんかあったら即報告ね」
なんでも言えるようにとこの日から3人で交換日記を始めた。
もちろん恋愛がメイン。
そして、3人で『にぎめん』というのを結成した。
恋愛のことで友達関係がうまくいくなんて思っていなかった。
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にぎめんで盛り上がっていてプリクラにも大きく『にぎめんらぶ!!』とか書いてみたり、都会に出てお揃いの物を買ったりした。
体育祭本番。
緊張ハンパない。
「萌、」
そこに航輝がいた。
え。やばすぎる。心臓うるさすぎる。
「ん、なにー?」
「頑張ろうな」
「もちろん!優勝しようね」
「おう」
会話はすぐ終わってしまった。
顔大丈夫だったかな?
いや、ダメだった、絶対。
準備運動が終わりすぐにハードル走が始ろうとする。
「萌〜!!!!」
「3組、絶対いける!!!」
「頑張れ!!!!!!」
たくさん応援してくれてる。よし!頑張ろう。
__よーい、パンッッ
ひたすら走って走って跳んで跳んで、。。。
あと少しで前の人に追い付く………。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
白い布のようなゴールテープを越える。
1位が私か2組の子かゴールが同時だったらしくてまだどちらかわかんない。
……1位がいい。
「1位、2位、」
先生が指を指してどちらかを言う。
でも聞いてなかった。
2組の子に聞くしかないか。
「りお、何位?」
「2位」
私、1位だ。やった。
頑張ってよかった。
美空ちゃんは2位だったらしい。だから1年女子ハードル走のトップは3組。
「美空ちゃーん」
ぎゅー。よかった、ほんとに
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クラスの応援席についたらみんなが褒めてくれた。
航輝もその場でにこにこしてくれたけど口に出しては褒めてくれなかった。
ま、いいよね。
にこにこしてくれるだけで嬉しい。
「大縄練習しよ」
そろそろ大縄の時間が近づいてきた。
うちらは団結力はある、だけど体力はないな…。
「いくよ〜。」
「「「「せーのッ」」」」
「「「「1、2、3、4、5」」」」
みんなで声を合わせて大縄の数を数える。
男女混合で飛ぶのは難しいし大変だし息合うときと合わないときがあるし。
『全校大縄大会を始めます。入場準備をして下さい』
放送が入り大縄の縄を持ち円陣を組んで気合いを入れて向かう。
いつも以上に声を出して数を数える。
そして大きく飛ぶ。
結果は、1位。
またまたいい結果が出た。初めてこんなに飛べたかもしれない。
「やったー」
「きゃぁぁぁ」
「やばい」
3組からはこのようにたくさん歓声が聞こえる。