短編が書きたくなったので立てたぬ
2:うんにょ:2016/04/11(月) 18:13 僕には天使が見える。
顔は見たことが無いが美しくも儚い雰囲気を漂わせた女性のような容姿をしている。
僕にしか見えない僕だけの天使。
その天使は触ろうとするほどに遠のくから僕は彼女に触れられない。
それでも彼女は僕に寄り添い見守ってくれるから僕は彼女が好きなのだ。
今日、部屋の掃除をしていると小さな物音がした。
音のした方を見ると天使がベランダから飛んで行こうとしているではないか。
いままでこんなことなかったのに、彼女は僕が嫌になったのだろうか。
理由はともかく彼女が居なくなるなんて考えられず
「待って! 」
とベランダの柵の上に上り、彼女に向かい大きく飛んだ。