短い文に纏めてみようと思う。…*
>>0002*注意事項
>>0003*説明
>>0004*予備
【注意事項】
*暗めな内容が多いです…*
*誤字脱字も多いです…*
*基本的にレス禁です(誤字等の指摘、感想などはokです)…*
*短くまとめるので抜けてる部分もあるかもです…*
*>>1000行くまで頑張って書きたいです…!*
>>0003*
【説明】
*悪口、いじめ、自傷行為、欝病、入院など……結局欝展開多めですが、経験とか活かして書いていこうと思います…*
短編っていっても、纏めるの苦手なので長かったり短かったりと、文字数はバラバラになると思います……*
>>0004*
___いじめについてどう考えていますか?
#1
昔から、他人に合わせることだけは得意だった。
「ねえ、アイツウザくない?」
誰かが誰かの悪口を言えば、率先してそれに同意する。それが当たり前。
「だよね、いつもキャーキャー言ってるし」
「やっぱり分かる?」
同意してくれたことが余程嬉しかったのか、私の顔を見て……次々と陰口を口にした。
「男子にモテたいのか何なのか知らないけど、あの声イライラしない?
この前なんて、大縄跳びでわざと失敗してたし」
「そうだよね〜」
愛想笑いをする。……でも、内心はちょっと下らないって思ってる。
生まれつきの声なんて変えられないし、男子にモテてるのは彼女が可愛いからであって。大縄跳びで失敗したのも、彼女の運動神経の悪さのせいだと思う。
何でもかんでも悪口にしてしまうなんて、怖いなぁ。
「……下らな」
不意に口からこぼれ出た言葉に、当時の私は気付かないでいた。
_________________
「……アイツウザくない?」
偶然聞いてしまった。
「だよね、いつも一番に同意してくるし…」
「何か無理矢理合わせてる感否めないよね〜」
「そうそう、昨日なんて『下らな』って言われたんだよ、私」
「何それ、自分も同意してるくせに」
「ただの馬鹿じゃん」
きゃはははははははは、と複数の甲高い笑い声が教室に響く。廊下で握り拳を震わせている私……実に惨めだ。
「……ねえ、」
「………なに」
昨日、悪口の対象になっていた彼女が話し掛けてきた。
「悪口言う人ってさ、周りの人に自然と壁作られるんだよ。
あの子はきっと私の悪口も言ってるんだ〜って。」
「だから何」
「私のことも言ってたんだってね。あの子から聞いたよ、すぐ同意したってね」
……アイツ、自分から言い出したくせにばらすなんて…。
「そうやって悪口ばっかり言うから、本当の友達も出来ないんだよ」
彼女はそう吐き捨てて、教室に入っていった。
放課後の冷たい空気が、頬を撫でる。
自然と、冷たい涙が、頬を伝った。
「………あれ、いつの間に」
いつの間にか、私はこんなにも冷たい人間になってたんだ。
そして、最初から__他人の顔色ばっかり伺っていた私に、本当の友達なんて居なかったんだ。
私は、声を殺して泣き崩れた。
……
#2
今日、私は__初めて「精神科」に入院する。
そもそも入院なんてしたことないし、人生初めての入院が精神科だなんて思ってもいなかった。
きっと、頭おかしい人とかたくさんいるんだろうなぁ……。
いきなり大部屋かぁ、友達出来るかな。学校じゃ根暗根暗言われてるほど暗いから、出来るわけないか。
「………」
1人の女の子が、ベッドの上で雑誌を読んでいた。
「………こんにちは」
恐る恐る、挨拶をしてみる。
「こんにちは!」
女の子は元気に返してくれた。
「今日から入院してきたの?よろしくね!」
「う、ん、よろしく〜」
「名前なんて言うの?私は****だよ!」
「わ、私は***…」
「***ちゃんって言うんだ、よろしくね!」
「うん」
……なんだ、精神科だからって何も変わらないじゃん。
偏見、してたのかな。
「***ちゃん、分からないことがあったら何でも訊いてね!」
「……う、ん」
偏見、してたんだね。