妖怪シェアアパート日誌

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1:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/24(金) 20:29

桐朋 亜乃。

ごくふつうの、名前でしょう?

___桐朋は、珍しいけど。

それ以上に、私は珍しいコトを知っている。

妖怪達が、アパートをシェアしてること。

2:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/24(金) 20:39

*登場人物*

桐朋 亜乃

ひょんな事から、アパートの管理人に。

おっちょこちょい。

ジュヤが好き(?)

ジュヤ

妖怪 天の邪鬼

性格 ひねくれてるようにみえて、亜乃には優しい。

亜乃が好き(?)

シューリ

妖怪 妖狐

性格 誰にでも優しい。亜乃のお姉さん的存在。亜乃の大ファン!

カヤ

妖怪 座敷わらし

性格 甘えん坊。ちょっとわがまま?亜乃の妹的存在。亜乃大好き!!

リト

妖怪 ヴァンパイア

性格 クール。亜乃が気になる…??



その他出て来るかもですが、よろしくお願いします!

3:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/24(金) 20:59

第1話〜私が管理人ですよ!?〜

ばらまかれた、洋服。

窓からは、あたたかい陽の光。

うとうとと、してしまう。

「…乃、亜乃。」

シューリの声。

「管理人さん〜♪」

その声に、ハッとする。

「ゴメンね、管理人が寝て。」

慌てて言うと、リトが頭をかきながら、

「いや、ジュヤもまんざらじゃなかったし、いいんじゃねーの?」

そうかーー私が、あの、


管理人ですよ!?

信じられますか?

「亜乃〜、散歩行きましょう。」

シューリが言う。

「そうだね。」

私は、そっと立とうとして。

ムギュリ!

「いってーーーーーー!!!!」


ジュヤの頭を踏んでしまったようです。

4:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/25(土) 15:03

第二話〜妖怪達とのんびり散歩〜

私は、シューリと、ジュヤと、リトと、カヤちゃんと外に出る。

意外に暖かいね。

この零村は、妖怪と共存している。

だから、妖怪達と散歩してても、気にとまらない。

「公園行こうよ〜!」

カヤちゃんが、私の手を握る。

「分かったから、走らないで!転ぶ…」

ズコッ!

言い切る前に、カヤちゃんは、転んでしまった。

「ウウウウ…。」

あっ!

「ウワアーン!」

カヤちゃんが、泣いてしまった!

シューリが、来て、

「亜乃、先行きなよ。すぐ行くからさ。」

「うん、よろしくね。」

私は、カヤちゃんをシューリに任せ、ジュヤとリトと、公園に行くことにした。

公園には、誰もいない。

ブランコしよっかな〜??

「ジュヤ達は何するの?」

ジュヤは、

「オレは、何も。此処、ガキっぽいし。」

とか言いつつも、シーソーに座ってる。

リトも、シーソーに座る。

「亜乃〜、カヤもブランコするっ!」

立ち直り早いね!

私は、カヤちゃんとブランコで遊び、シューリは、皆を見守る。

こうして、私達は夕暮れになるまで、遊んだのだった。


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