こんにちは!!
短編小説を書いていきます!
私が書いてる小説の番外編も書いていきますので楽しんでもらえると嬉しいです!!
ルール
荒らし禁止!
アドバイス、感想ください!
『図書室のキミ』
登場人物
名取 舞(なとり まい)
小学6年生。大人しくて、本を読むのが大好き。
浅間に恋をする。
浅間 フウヤ(あさま ふうや)
結構友達が多くて外で遊ぶことが多い。実は、本が好き。
ストーリー
読書が好きな舞は、いつも誰もいない図書室で静かに本を休み時間必ず毎日来ている。ところがある日、隣のクラスのフウヤと出会う。それで良く喋るようになり…?!
第1章ー静かなワタシー
「ねぇ!この前のテレビ観た?」
「みたみた!面白いよね!」
休み時間、教室はいつもざわざわしている。女子は教室でガールズトーク。男子は外で運動。私はなんにもグループはない。ただ、独りぼっち。
私が図書室に行くと必ず誰もいない。私はこの図書室が大好きだ。私は、いつもの席に座っていつも本を読んでいる。
「今日はこの本を読もう。」
私は台に登って本を取った。私は小さい時から本が大好きだった。それで国語がだんだん得意になっていく。
「おーい!こっちにボールよこせぇ!」
「おい!待てよ!」
グラウンドもざわざわしている。何処に居てもざわざわする。私がいるとダメな空気になる。だから私は毎日休み時間に必ず図書室に来る。
「はぁ………」
私は大きくため息をつく。本当はうらやましい…元気の良い人が正直うらやましかった…
私は良く見るのが物語系だ。よく、お菓子の本とかも見る。美味しそうな物とかあるかなとか…彼氏ができたらできたらあげたいとかいろいろある。まぁ…こんな静かな私と付き合ってくれる人いないけどね…
「あれ…もうこんな時間か…」
私は本を戻して図書室から出ていった。でも、次の休み時間にあることがあったとは…
第2章ーキミとの出会いー
私はいつも通りのように休み時間に図書室に来た。誰もいないから凄くホッとする。私がガラッと開けてると、
「わっ!びっくりした…」
見掛けない男子が私がいつも座っている席に座っていた。
「え、えっと…何年?」
男子は、少し焦りながら私に聞いてきた。
「6年生…6-3…」
私は人と喋るのは凄く慣れていなくて小さな声で答えた。すると、男子は私の肩をガシィッとつかんだ。
「え、えっと……」
私は掴まれた肩を見て焦り出した。すると、男子は肩から手を話した。
「俺も6年生。6-1だよ。」
6-1……元気がいい人が多いクラスか……
「名前は?俺の名前は浅間フウヤ!」
浅間君か……浅間君は、自己紹介が終わったあとニヒヒと笑っていた。
「わ、私は……名取舞です!」
私は人と喋るのはとても苦手で特に男子が苦手でいつも喋るのに緊張してしまいます。
「名取さんよろしく〜!」
浅間君は、ピースをしてニヒヒと笑っていた。面白そうな男子だな……
「名取さんはいつもここにいるの?」
「うん。私、友達作り下手で…私がいるとダメな空気になりそうだから、私はいつも図書室に来ているの。」
私は少しふんわりとした笑顔で浅間君の質問に答えた。
「そうなんだ…だったら俺と友達にならない?」
「え、えっと……友達…?」
私は少し首をかしげて浅間君に聞いた
。
「あぁ!俺女子の友達とか作って見たかったんだよな!」
と、浅間君は、ニィッと笑った。私はなんだか嬉しくなってきた。
「うん…!」
私はまるで魔法がかかったように嬉しくなった。
それから浅間君は昼休みだけに図書室に毎回来てくれた。そして、私は最近友達も増えてきた。そのきっかけは…
頑張って!
応援してる。
>>8
うん!ありがとう!
私が一人でポツンと本を読んでいたのだ。
「ねぇ、名取さん」
と、クラスの女の子から声をかけられた。
「え、えっと……」
私は困ってしまった。クラスの女の子と喋るのは初めてって言うか久しぶりだったのだ。
「なんの本読んでるの?」
と、首をかしげて聞いてきた。
「え、えっと…マニーワークスの小説……」
私は本をバカにされそうで怖くて小さな声で答えた。すると……
「え?!名取さんマニワ知ってるの?!」
と目を輝かせて聞いてきたのであった。
「う、うん…小説いっぱい持ってて…」
「本当に?!スゴいね!」
とニコッと笑って言った。彼女は、
平村スズちゃん。うちのクラスの盛り上げ女子だ。
「今度うちらと遊ばない?」
と平村さんの隣にいた子も聞いてきた。
「あ!それ良いね!どう?」
平村さんは目を輝かせて言った。平村さんってこういう感じの性格だっけ?でも、友達欲しい……
「はい…!」
第3章ーお友達ー
学校が終わって家に帰って、さっそく平村さんと遊ぶので集まる場所に私は走って向かった。場所は、公園。平村さんの家がわからないから待つことになった。
「名取さ〜ん!お待たせ!」
平村さんは元気よく手を振って走ってきた。
「あ!舞で良いよ。」
私はにっこりとして言った。すると、平村さんは
「うん!私のことはスズって呼んで!」
ぱぁっと明るい笑顔をして私に言った。人を呼び捨てにするのははじめてだから緊張する……
「うん!スズ!」
こうして、私達はだんだんと仲良くなっていきました…
「…っていう訳で、スズと仲良くなれたの!」
私は、とても嬉しそうに一番に報告をしたいいのは浅間君だった。
「そうだったんだ。俺安心したよ!」
浅間君は、自分のことのように嬉しそうにしていた。
「ねぇ…名取さん…」
「ん?」
私は、にっこりしながら首をかしげて浅間君の方を向いた。
「俺と付き合って……」
付き合うの!?
続きがすっごく楽しみだよ。
>>13
感想ありがとう!私もりこぴーの小説になるべく感想書けるようにするよ!
りこぴーって呼ぶね!
第4章ー友達以上恋人未満の恋ー
〜エピローグ〜
えーー!?これって告白ってやつ?いや、待てよ?ドッキリとか?
「あ…えっと……本気…?」
私は、自信無さそうな顔をして浅間君に聞いた。
「うん。本気」
浅間君は、とっても真剣な顔をしていた。これってミステリーですかぁ!?違う!これって、少女漫画にある展開!?
「名取さん…?」
浅間君は、首をかしげて私の名前を呼んだ。
「ごめん…私恋なんてあんまりわからない……」
「だよね…ごめん…」
浅間君は、軽めに笑って、椅子から立ち上がった時、悲しい顔をしていた。
「待って!!」
私は、立ち上がった浅間君の腕を掴んだ。
「どうかしたの……?」
浅間君は悲しい顔で私を見た。言わなくちゃ……私も……
「私も……好きです!!フウヤ君のこと!!」
私は、泣きそうな声で浅間君に答えた。
「俺のこと名前で呼んだ?」
浅間君は凄くびっくりしていた。私は、ビクッとして自分の口をふさいだ。
「ご、ごめ……!」
私は、泣きそうにしていると、グイッと浅間君から強く引っ張られて、浅間君から抱きつかれた。
「ありがとう…改めて、舞が好きです。付き合ってください」
「はい…」
私はにっこりと笑った。浅間君…ううん…フウヤ君と付き合いました…
『結の冬休みタイム!』
※あの日の物語
登場人物
麻生 結(あそう ゆい)
(あの日の物語では)小6。凄くフレンドリー。元気でアホ系の女子!スポーツ万能で、バスケを習っている。
麻生 悠(あそう ゆう)
結の弟。(あの日の物語では)小4。クール?だけど、実はツンデレ?
ストーリー
小説板で書いている『あの日の物語』の登場人物である、結の冬休みの一日ストーリー!
結の冬休みタイム!
ー冬休みの平日編!ー
「ふぁー……!」
7時には、私は起床する。体調管理も必要だし!
「う〜ん……この問題わからん…」
9時になると、私は頑張って宿題をする!ちなみに、8時はボーッとテレビを見たり、着替えたり、歯磨きをしていた。
「夢〜!雫〜!美代奈〜!」
9時30分に外に出て、夢達と遊ぶ!この日はみんなで、夢の家で女子会!
「え!?好きな人いないの!?」
「いないよ!」
恋愛のこととかなどをいろいろと話したりする。
「たっだいまー!」
私は元気いっぱいの『ただいま』をした!
正午にはご飯!今日のご飯は、ラーメンつけめん僕結ちゃん!ふざけはここまでで、『ラーメン』だったよ!
「う、うめぇ…」
食器を洗ったら、またまた宿題!そしたら、ゲーム!
「くっ!もう少しでクリアできてたのに…」
そして、今日は5時にはバスケに行く時間!
「行ってきまーす!」
私は大きな声で言った。なんか今日は良いことありそう!
「結!!パス!」
「はい!」
体育館は、キュッキュッと運動用の靴が体育館になり響く。
7時30分になると帰る。お母さん、またはお父さんが迎えに来る。
「今日活躍したんだよ!!」
と、車の中でお父さんかお母さんにバスケであった出来事を話す。
ご飯食べて、お風呂入ったら、新学期にみんなを盛り上げるためのネタを考える!
「私は結だよぉぉ!!」
最初はわけのわからんネタを…そして、9時30分には寝る!
『森のお菓子』
登場人物
マリア・ガトー(まりあ・がとー)
森のお菓子屋さんのパティシエール。お菓子作りが昔から大好き。森の人とふれ合うのを楽しみにしている。
マホト・マーブル(まほと・まーぶる)
マリアの幼馴染み。マリアのお菓子が大好物。マリアのことが好き。
ストーリー
森にある小さなお菓子屋さん……そこには一人の女の子マリアのお店…
マホトはよくマリアのお店によく通い、それでマリアのこと好きになってしまい……?!
プロローグ
「ふぅ………できた!」
私はオーブンからマフィンを出した。おっと!自己紹介してなかったね!私の名前はマリア・ガトー15歳。森でお菓子屋をしているの…
「さて!並べに行きますか!」
私はラッピングをしてホールへ向かった。そして、ラッピングをしたマフィンを並べていった。
「うん!これで今日の準備は完璧!さっ!オープンしましょう!」
私は出入り口を出て、オープンの看板を出した。
さぁ!今日はどんなお客様がやってくるのかな…?楽しみ!
第1章ー友情のマカロンー
「マリア〜!」
カランカランとお店の出入り口のベルが鳴り、来てみたら幼馴染みのマホトがいた。
「いらっしゃい!」
私はニコッと笑ってマホトを見た。
「おぉ!今日はどんなお菓子?」
マホトは目を輝かせて、私に聞いてきた。
「このマフィンかな!」
私はマフィンが置いてあるところに行き、マホト渡した。
「ありがと。お金払うよ」
マホトはポケットから財布を出し、マフィンの値段をみて、300円を出した。
「はい。おまけに新作のロールケーキあげるね!妹さんと一緒に食べて!」
私はキッチンからロールケーキを出して、紙袋に入れてマホトに渡した。
「ありがとな!また来るよ!」
マホトは軽く手を振ってお店から出た。
「あ、あの…」
マホトが出ていってから5分後……お店に誰かが来た。
「どうぞ〜!」
私は優しい声で言った。すると、そっと出てきた。その子は私と同い年くらいの子だった。
「あの…私アサヒと言います…実は、友達と喧嘩をしちゃって……」
アサヒさんは、しょんぼりした顔で私に言った。
「なので仲直りができるお菓子はありませんか!?」
アサヒさんは小さな声で言ってたのが頑張って私に聞こえるくらいの大きさで言った。
「わかった!私が友情が復活できるお菓子を作ってあげる!」
「本当ですか!?」
アサヒさんは目を輝かせながら私に聞いてきた。
「えぇ!1週間後にまた来てちょうだい!」
私はニコッと笑い、アサヒさんに言った。
「ありがとうございます!」
アサヒさんはぺこりとお辞儀をして嬉しそうにお店を出ていった。
「さて!」
私はレジの下にあるレシピノートを取り出した。このレシピノートはお菓子などのデザインなどを考えるノート!
「う〜ん…ケーキとかどうかな……」
私は何時間も悩み続けた。私はハッと思い付いた。
「マカロン!」
私はちょうど、マカロンが食べたくなりハッと思いついたのだ。
「何味がいいかな…」
ピンクだと恋愛だから……黄色とかオレンジを使おう!
私は次々とアイディアをレシピノートに書いていった。
次の日…私はマカロンを作った。
「よっ!」
マホトはニヒヒと笑いながらお店に入ってきた。
「今日は何ある?」
マホトは首をかしげて聞いてきた。
「あぁ…お菓子の依頼があって、お菓子作ったんだけど食べてくれる?」
私は少し上目使いでマホトに聞いた。マホトは顔を赤くしてこくりこくりとうなずいた。
「これなんだけど…」
私はマカロンがのってるお皿を持ってマホトのところへ行った。
「これなんだけど…黄色が檸檬、オレンジがオレンジ、薄い黄色はバナナなの」
私はマカロンの色を指さしながら言った。マホトはさっそくマカロンを食べた。
「味は美味しいけどなんかが足りない…」
マホトは少しう〜んと考えた。私も少し考えた。
「あ!」
私はひらめいた。そして、一旦マホトをお店から追い出して、マカロンにあることをした。
そして一週間後……お店にアサヒさんが訪れた。
「いらっしゃいませ〜♪」
私はニコニコと笑いながら出迎えた。
「あの…前に注文したスイーツは…?」
アサヒさんはお店をキョロキョロしながら聞いてきた。
「こちらです!フレンドマカロンです!」
私が付け足したのはマカロンに絵を書いたのだ。ニコちゃんとか顔の絵を書いたのだ。
「わぁ!かわいい!これで頑張ってきます!」
アサヒさんはお金を払うと、お店をから飛び出していった。アサヒさんが仲直りできますように…
翌日…アサヒさんはお店に来店した。
「アサヒさん!どうでしたか!?」
私は緊張で唾を飲み込んだ。
「仲直りできました!」
アサヒさんは嬉しそうに言った。
「良かったじゃないですか!」
「マリアさんのおかげです!ありがとうございました!友達を連れてきても良いですか?」
「はい!もちろん!」
私は優しく微笑んだ。
ごめんなさい。これで『森のお菓子』の連載を完結させて頂きます。新作は明日の予定です。
27:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/03(土) 22:56 『黒猫君と白猫ちゃん』
黒須 ハヤナ(くろす はやな)
女の子っぽい名前だけど女。黒猫のように黒い髪。小6。性格はすごく明るい。コハクの好きな人。
白山 コハク(しろやま こはく)
男の子っぽい名前だけど女子。小5。白猫のような真っ白なピン。焦げ茶色の髪色。みつあみ。元気いっぱいだけど一人になると静か。ハヤナが好き。
ストーリー
コハクは先輩のハヤナのことが好きになった。先輩後輩の凸凹恋愛物語!
プロローグ
もう5月…桜の花びらはもう散った。白山コハク 10歳。ただいま5年生になりたてです。5月になると、委員会活動がある。楽しみだな…
「……」
私はあの日恋をした。委員会でクラブで…いろんなところで君とすれちがった。話したことはないけど、君の顔見ると、胸が痛む…なんでだろう…
「あれは…あの人と会うまでは…」
「あれは…あいつと会うまでは…」
第1章ー運命の出会いー
私は白山コハク。もうすぐで委員会活動!楽しみ!今は委員会を決めています!
「はい。児童会委員は決まったのであとは、児童会委員以外の人は黒板に名前を書いてくださいね!」
先生はニコニコとしながら言った。私は席からガタッと立ち上がり、チョークを持ち自分の名前を綺麗に書いた。
「はい。ニュースとイベントと放送はじゃんけんね〜!」
先生は放送委員とイベント委員、放送委員の立候補者に呼びかけた。
「よかった…」
私は少し安心して言った。理由は私の委員会には誰も来なかった。ちなみに私が選んだ委員会は『保健委員会』。私は少しでもみんなの役に立ちたいために入った。
でも、クラスの委員は私だけもう一人の男子は転校してしまい一人になった。
「はい。決まったので今週中に委員会があるので頑張ってくださいね」
先生は励ますように言ってくれた。頑張れるといいな…
「コハクちゃん良かったね!なりたかった委員会になれたじゃん!」
クラスの子は自分のことのように喜んでくれた。
私はこういう風にみんなが私の席に集まってきてくれるのが凄く嬉しい毎日だったのだ。
「はい。今度5年生の副委員長も決めるから考えといてね〜」
先生丸つけを一旦辞めてニコニコとしながら言った。
「副委員長か…コハクちゃんやったらどう?」
クラスの子からそういう風に進められた。
副委員長かぁ……今までは学級委員はしてたけど副委員長とかはやったことないな〜…
「私立候補しようかな…」
私はニコニコとしながら言うと、私の周りにいる子はぱぁっと笑顔になり…
「コハクちゃんならそう言うと思ってたよ!頑張って〜!」
私の周りからざわざわと応援の声が聞こえるのだ。私は自ら自分で立候補するタイプだから……
副委員長を希望して、見事に私は副委員長になれた。私は胸の奥で夢のようでとても嬉しかった。
次の日委員会で私はカチコチになりながら緊張した。
私は委員会のファイルを持ち、ランドセルを背負いながら担当の教室に向かう。
「君が保健委員会の副委員長?」
後ろから副委員長かと聞かれて、後ろを振り返り下を向きうなずいた。私は恐る恐る上を向いた。
「あれ?よく見たら可愛いじゃん!」
6年生は私の長い前髪をあげてニコニコと笑いながら言った。私は顔が近すぎて赤くなった。
担当のクラスに着くと、まだ誰もいなかった。
「二人だね〜」
そう…今ここ4年3組は私と先輩しか居ないのだ。
「あの先輩の名前…私の名前は白山コハクです…」
私は上目遣いで先輩に聞く。その前に自己紹介をした。最初に私が自己紹介をした方がいいし…
「あぁ。コハクちゃんね。俺の名前は黒須ハヤナ宜しく!」
ハヤナ先輩はニコッと笑って自己紹介をした。
「それにしても男っぽい名前だね〜」
ハヤナ先輩はサラッと言うと、私は何やらグサッと来た。
「どうしたの?」
ハヤナ先輩は私の目の前でしゃがんで心配してきた。
先輩…顔近いです…
「私男っぽい名前って言われて学年の男子からバカにされてるんです…」
私はうるうるしたた涙目で言うと、ハヤナ先輩は慌て始めた。
「あぁ!ごめん!でも、コハクって名前良い名前だと思うよ!」
私は今の先輩の言葉にピクッと来て、顔をあげた。
「本当…ですか…?」
私は目を輝かせて聞く。ハヤナ先輩はこくりこくりとにっこりしながらうなずく。
嬉しい…ん…?なんだか胸が痛む…何これ…私らしくない!もしかして…私ハヤナ先輩に恋しちゃったの!?
第2章ー白猫初恋ー
「……」
私は机にぐったりとした。
理由は…ハヤナ先輩を思い出すだけで胸が痛むし、ドキドキしてしまう…
「おーい!ハヤナ!わりぃ遅くなったわ。あれ?君って…」
すると、男女1人ずつ教室に入ってくる。
私を見ると少し黙っている。私この世に必要ないって言いたいのかな?土下座したいくらい死ぬ…
「もしかして、5年副委員長?」
ある男子はそう聞いてくる。
私は「あ、はい!」と少し緊張して大きな声で返事をする。
「わぁ〜!なんだかしっかりしてそうだね!」
女子は私をジロジロ見て言う。
なんだか、恥ずかしいよ…
何分かたつと、みんな集まり、委員会活動が始まった。
「まず、自己紹介ね。6年生から自己紹介していくから。
委員長の黒須ハヤナです。わからないことがあったら俺に頼ってください!」
ハヤナ先輩は自信満々でニヒヒと眩しい笑顔をした。
6年生の自己紹介が終わると、私の番だ。
「えっと…5年副委員長の…し、白山コハクです…!5年生をサポートできるようにしたいです。よ、よろしくお願いします!」
私は緊張気味で何回も噛んで失敗してしまった。
家で何回も練習したのに!
5年生の自己紹介が終わると、私は黒板記者になることになった。
「では、コハクちゃん。これ見て書いてね」
ハヤナ先輩はニコニコと笑いながら私に紙を渡す。
私は紙を受け取り、黒板に書き始めた。
私はサラサラと書いていく。
ハヤナ先輩の字は、男子なのに、凄く綺麗な字。書道とかしてたのかな?
「綺麗な字だね」
ハヤナ先輩は私の耳元ソッと囁く。私は顔赤らめ、小さな声で、「ありがとうございます…」と言う。
ハヤナ先輩のせいで、耳が真っ赤になり、恥ずかしくなる。
その後、しっかり、メモをして委員会が終わった。
「ふぅ…終わった〜!!」
「早く、家に帰ろ〜」
委員会が終わると、廊下はざわついてる。その中で、私はランドセルを背負い、そのまま教室へ向かう。
「あら、ご苦労様」
担任の先生はニコッと笑って言う。私は微笑み、お辞儀をする。
委員会ファイルを棚の中に入れると、教室を出た。
「今日は疲れたな…」
私はボソッと呟く。
すると、誰かからポンと優しく頭を叩かれる。私はゆっくり後ろを向く。