*作詞する前に*
・基本私が作詞するノートです
・ジャンルは色々あります
・感想・アドバイスetc…お待ちしております
・荒らし、迷惑コメントはお控えください
ではスタート\\\\٩( 'ω' )و ////
「映す幼い瞳に」
ふと空を見ると 星が煌めいて
辺りは暗くなり 夜の世界に包まれ
急ぎ気味に足を進めると 遠くから楽しそうな声がします
家から漏れる灯りが羨ましくて一本マッチを擦りました
いつ消えるかわからない頼りない炎を見つめながら真綿降る街を歩きます
寂しさを紛らわそうとかじかんだ指先に白い息を吹きかけますが
全然売れなくて目の奥から涙がこみ上げて
幻が見えるほど疲れ切ってしまいました
聖なる日だというのに神様は無慈悲です
美味しそうなご馳走に暖かい暖炉、綺麗なクリスマスツリーを夢みて
マッチを売り続けます
靴も無くしたことですし だんだん寒くなってきたので マッチを擦ろうと思います
瞬間辺りは光に包み込まれ懐かしい人の姿が目に映る
おいでおいでと手招きして少女を光へ誘い込む
これが私の最初で最期のクリスマスプレゼントか
目の前は真っ白な雪のように光って 思考は途切れた
夜が明け 皆少女の周りを取り囲む
少女は幸せそうな顔で眠りについていた 頬から流れる涙が凍りつき
氷のように冷たくなった少女の周りには使用済みのマッチがばらまかれ
朝日は今日も変わらず大地を照らす