走れ何事もなかったかのように
いつかきっとむくわれると悟るように
走った先が例え僕の作った落とし穴だとしても
宙に舞った色とりどりに染まっていく
スニーカーをただずっと見つめてた
プラマイゼロ僕は口癖のようにささやく
いつだって何事にも勝ちそうで負けてしまうんだ
どうして
どうして
脳の中はそればっか
まぁ、いいや
プラマイゼロならばそれでいいや
飛んで何事もなかったかのように
羽が生えるようにと願うように
例えとげで羽が引き裂かれようと
僕が叫んで飛んでったくだらない言葉は
誰かが踏みつぶしていったんだろう