超短い小説や、次の作品のあらすじなど、私の小説に関わることのスレです。
書き込んでいいですが、自己紹介お願いしますね。
>>2→自己紹介
>>3→『ここは明確スイーツ研究部!』シリーズあらすじ
↑これレス禁です!
名前 莉愛
年齢 ナイショ
趣味 書道と読書と絵を描くこと
『ここは明確スイーツ研究部!』
〜あらすじ〜
わたし、多田本真美です!ひょんなきっかけで仲良くなったカッコいい3人とわたしで明確スイーツ研究部、略して明スイをしてるよっ!
いろんなすごい依頼が来るけど…
頑張って完成させるぞ!
今はみんなの依頼を一気に応えるために、矢本くんの家で作ってるよ♪
レス禁解除。
『ここは明確スイーツ研究部!
〜ママにプレゼント大作戦☆〜』
人物紹介
多田本 真美
目立ちたくないを意識している小学6年生。明確ゼミナールに通う。
ママ(菜和)
赤ちゃんを妊娠していて、長期間入院することになった。
真美の母親。
おばあちゃん
真美のママのママ。
ママが入院している間、多田本家の家事などをすることに。
杉田 ふみ
彦宮学園の児童会長。
ママへのプレゼントでお手伝いをする。
1.ふみ会長
わたしの名前は真美。
ここは、図書館。
赤ちゃんの本と、お菓子の本を借りに来た。
ママにお見舞い、行けるかな?
「おばあちゃん。これから何かすることあったっけ?」
「うんん、ないよ。何かしたいことがあるのかい?」
「いや、ママのお見舞い行けたらいいなぁって思って」
おばあちゃんは本を借りて、わたしの本も借りてくれた。
あぁ、早く借りなきゃ。
並んでるんだもの。
「ありがとうございます」
図書館の係りの人が言って、また次の人の本を借りる。
今日、急にお見舞い行けるかな?
「多田本さん?」
誰がわたしの名前呼んだの?
四方八方振り返る。
「ちょっと、多田本さんでしょ?」
「え?あ、ふみ会長!」
図書館の奥から、ふみ会長ーーー杉田ふみがはや歩きしてきた。
おばあちゃんは、にっこり笑って「行ってらっしゃい」と言った。
「多田本さん。あら、初めまして。いつも真美さんと仲良くさせていただいている、杉田ふみです」
「丁寧にありがとう。初めまして。真美ちゃんがお世話になっております。真美ちゃんの祖母です」
え…なんか意気投合?
「わたしのことはいいですから、カフェスペースにでも行っておいで」
ふみ会長と目を合わせて…。
プッっと吹き出して。
一緒にカフェスペースに行った。
2.名前呼び
「で、多田本さん。何の本借りたの?わたしはちなみに、主丸倫子先生のシリーズ、『八王子プリンス』を全巻借りたわ」
「ぜ、全巻借りたの!?全部読めるの?…わたしが借りたのは、赤ちゃんの名前の、男の子の本と女の子の本、あとお菓子の本だよ」
「多田本さん家、赤ちゃんが産まれるの?」
「そうだよ」
すると、ふみ会長の学校でのキッっとした顔じゃない。
柔らかい笑みを見せた。
「おめでとう。お菓子の本って、明確スイーツ研究部でしょう?また依頼をお願いしようかしら」
「ぜひ、依頼して!」
明スイの名前が出て、カフェの椅子を思いっきり飛ばしちゃった。
ヤ、ヤバイ。
超迷惑だよね。
「多田本さん!」
ふみ会長が、椅子に座るようにうながす。
周りの目が怖いよぉ…。
「あの、多田本さん。マミってほどは無理だけど、真美ちゃんって呼んでもいい?」
「もちろん!じゃあ、プライベートでは、ふみちゃんって呼んでもいい?」
「ええ。いいわよ」
自然に、ふみちゃんに向けて笑みがこぼれる。
またひとつ。
またひとつと。
「真美ちゃん。一緒に赤ちゃんの名前考えましょう。その前に、ティータイムをしてね」
「うん!」
3.仲良くなれた
「真美ちゃん、女の子だったら、どんな名前付けたい?」
「私的に、若いって字とか、穂って字とかが使いたい。美とかね」
ふみちゃんは、真剣に考えてくれてる。わたしも、一生懸命考える。
若美ちゃん。
穂美ちゃん。
「若菜ちゃんはどう?それから、穂花ちゃんとか」
「ふみちゃんって、ネーミングセンスあるね!わたしないのに」
「ネーミングセンス?そんなのないわよ!真美ちゃんは何考えてたの?」
「恥ずかしくて言えないよ!ネーミングセンスなさすぎて!」
「そんなことないわよ!早く言ってみなさいよ!」
「え〜!…若美ちゃんと穂美ちゃん」
「充分ネーミングセンスあるじゃないの!これだけあればいいわよ!」
「ないない!」
カフェの中で、ふみちゃんと盛り上がっている。
ハルたちといるくらい、楽しい。
何なんだろう。
この楽しさ。
「わたしが考える必要もなさそうね。そろそろ帰るわ。真美ちゃんと仲良くなれて嬉しい。ありがとう」
「こちらこそ、本当にありがとう!」
「じゃあね」
「バイバイ!」
ふみちゃんを見送ると、残っていたカフェラテを飲む。
全部飲み終わってレジに向かうと、店員さんはお金を求めてこない。
え?
払うつもりなのに、ありがとうございました。って言われる。
まだ払っていないのに。
「あの、お金を払いたいんですが」
「あなたの分は、先ほどのお客様が払われました」
ふみちゃん、払ったの!?
お金返さなきゃじゃん!
「美味しかったです。ありがとうございました!」
店員さんにそう告げて、急いでふみちゃんを探した。
4.ふみちゃんと
カフェを出ると、すぐふみちゃんの背中が見えた。
「ふみちゃん!カフェラテの代金」
「真美ちゃん。いいのいいの。これが感謝の表しだと思って」
感謝…?
ふみちゃん、わたしに感謝してくれたんだ。
わたしなんかに。
「わたし、違うものでふみちゃんに感謝を表すね!」
「…楽しみにしてるわ。じゃあね」
ふみちゃんと別れて、おばあちゃんのところに戻った。
おばあちゃんは、料理の本のところにいた。
「杉田さんと別れたの?」
「うん。おばあちゃんまだ見る?」
「いいえ。もういいわ」
「じゃあ、もう帰ろう」
おばあちゃんがうなずくのを確認して家に帰る。
車の中でも、赤ちゃんの本をめくっていた。
すると、今日の思い出がよみがえってきた。
ふみ会長から、ふみちゃんって呼び方に変わったこと。
ふみちゃんと一緒に名前を考えたこと。カフェラテをおごってくれたこと。
「おばあちゃん、今日の夜はハンバーグがいいな!」
「ハンバーグ?じゃあおばあちゃん、頑張ってハンバーグ作るね」
「うん!」
5.サプライズ♪
お見舞いは行けないけど、明日行けるよね、日曜日だもん。
あ、お菓子の本を借りたなら!
ママに作ってあげようかな?
そうだ、そうしよう!
「おばあちゃん。今日、お菓子の本を借りたでしょう?ママに、お菓子を作って行きたい!」
「フフフ。真美ちゃんは優しいわね。何を作りたいの?今日作り始めるとか変わってくるし」
「う〜ん?急いで決めるね」
そうして、急いでページをめくる。
クッキーいいかも!
ゼリーも、簡単だし美味しいし!
シュークリームっ!
好物じゃん!
…これじゃ決まんないよ!
全部作っても駄目だし…。
「とりあえず、ハンバーグできたよ。食べながら決めたら?」
「うん。そうする」
椅子に座って、おばあちゃんがパパを呼んで、3人で食べる。
久しぶりかな、パパも一緒なの。
パパのママとずっと話してたから。
「真美、お菓子の本を見てるのか?真美はお菓子が好きなのかぁ」
「お見舞いに行けたら、ママにあげたいから」
パパもおばあちゃんも、ニッコリ笑って聞いていてくれた。
何故か懐かしみを感じる。
この空間…久しぶり。
6.明スイクッキー
「おばあちゃん、これ、これがいい!妊娠中の妊婦さんにもOKって!」
「どれどれ?ん、いいじゃない。クッキーね。作りましょう。今から作る?それとも、明日?」
「今から作るのは、味見用。明日作るのは、本番用にしようかな」
おばあちゃんはにっこり笑って、プリンターへ行ってレシピを印刷してくれた。
プリントを受け取って、見てみる。
う〜ん。
明スイメンバーらしくいい物作れないかな?
何かをチェンジして。
「クッキーに、何か書けば?チョコレートペンで書いてもいいし」
そういうのもいいな〜。
でも、ママに明スイのこと話したことないから、今回言おう。
明スイやってるって。
それで、クッキーを渡そう。
「おばあちゃん、明スイってチョコレートペンで書きたい。ペンある?」
「もちろんあるわ」
冷蔵庫から、準備されているチョコレートペンが見えた。
もしかして、予想した?
「おばあちゃん、本当にありがとう」
名前変えました!
莉愛→絵菜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7.クッキー作り開始っ!
「さあ、おばあちゃんも頑張るよ!」
わたしは、5年の時に作ったエプロンをしてクッキー作りを始める。
梨萌佳さんと作ったときのことを思い出してね。
「おばあちゃんは、何を手伝おうか」
「かき混ぜる?わたしは、他にもやらなくちゃいけないことがあるから」
わたしがかき混ぜていた生地の器を、おばあちゃんに渡す。
思いっきり、ガーッっとかき混ぜる。
「ふぁ〜。わたし、先にお風呂入ってくるね」
思わず、アクビが出てしまう。
今日はいろいろあったからな〜。
外で、雀の鳴き声がする。
この声…、
「早く入ってこなきゃ、おばあちゃんが作っちゃうよ?」
「ああ、はい。行ってくるね」
お風呂の中でも、ずっと考えてた。
今日あった出来事。
「ふわぁ〜。ねむたぁい」
バスタオルを右の首から左の首へかけて出てくると、おばあちゃんはオーブンの準備をしていた。
「ありがとう、おばあちゃん。どこまで行ったの?」
レシピとオーブンとを見ながら、進んだところを確認する。
「あとは焼くだけよ。たくさん進めちゃってごめんね」
「うんん。進めてくれてありがとう」
8.こんがりクッキー
ピヨピヨ ピヨピヨ
雀の声が聞こえる。
ん〜!
大きく伸びをして、カーテンを開く。
綺麗な、澄んだ青空。
今日はクッキーの本番だ。
あのあと、
「焼けた〜!」
わたしがオーブンからこんがり焼けたクッキーを取り出すと、キッチンの中にいい香りが広がった。
「真美ちゃん、完成したみたいね。うん、いい香り」
おばあちゃんも、上出来のクッキーを褒めてくれたし、美味しかったし!
良かったかなって思った。
昨日と同じように作ればいい。
失敗はしたくないな〜。
「真美ちゃん。今日、お見舞い行くでしょう?この前買った便せんで、手紙書いてあげたら?菜和も喜ぶわ」
ああ、海の便せん。
そろそろ季節ピッタリだしね。
それに、一回しか使ってないし。
同じセットの中にも、4種類の紙があったから。
違う紙で書こっと。
「さあ、早速作るよ〜!」
わたしが言うと、おばあちゃんも、「オー!」と言ってくれて、クッキー作り本番が始まった。
「で、できた〜!」
昨日みたいに、こんがり焼けたクッキーは、昨日よりいい香りだ。
おばあちゃんも、昨日より褒めてくれた。
ヤッター!
「真美ちゃん。これ、入れる袋ね。チョコペン、はい」
そうだ、明スイって描くんだ。
わたしの、この手で。
「頑張って、真美ちゃん!」
「うん!」
明スイ、明スイ、明スイ…
…よし全部描けた!
袋に入れていこう!
こうして、クッキー作りは終了した。
9.私のママだもん!
ガラガラガラ
「ママ?/菜和?」
ほぼおばあちゃんとハモった!
クッキーと手紙をカバンに入れて、ママのお見舞いに来た。
「真美!お母さん!来てくれたのね。ありがとう」
「ママ。お見舞いクッキーと、手紙だよ。練習して作ったんだから、美味しいはずだよ!」
すぐ、クッキーと手紙をあげた。
ママは、クッキーの袋を開けて、一口食べる。
そして、もう一口、二口、三口。
「ふふふ。明スイのメンバーでやったの?真美ちゃん」
「明スイのこと、知ってるの?」
ママは、クスクス笑っている。
え、何々?
「ママは、真美ちゃんのママ。真美ちゃんが夢中になってることくらい、ママだって知ってるわよ」
えええ!
明スイ知ってたの!?
おばあちゃんも、隅で笑っている。
知ってたのか〜。
「さすがママ!」
「だってママは、」
『真美ちゃんのママだもん!』
あとがき
絵菜
初めまして!
短編小説でしたね。
『ここは明確スイーツ研究部!』略して明スイ作者の元莉愛の絵菜です!
メンバー真美ちゃんのママが入院しているので、サプライズでクッキーを作りましたね!
ふみ会長とも仲良くなれたし。
ハッピーエンドです!
明スイの話はこれくらいにして。
私が書いている作品は、
『ここは明確スイーツ研究部!』
『類木川小学校児童会☆』
『1%の叶わない恋』
の3作です。
『類木川小学校児童会』は、短編小説板でちょっと書いてます。
いろんな作品をお願いします!
最後になりますが、読み進めてくれた方々、ありがとうございます!
果たしているのでしょうか?
質問・感想、よろしければどうぞ!
では、これからも応援のほど、よろしくお願いします!!
今書いている作品、『ここは明確スイーツ研究部!』シリーズの5巻。
ここで、新しいキャラクターを出そうと思っています。
その名は、七井心音ナナイ ココネ!
矢本君と絡ませたいな〜なんて思っています。
七井心音です。
良ければ覚えていてください。
初めまして、しがない大学生の砂漠と申します。作品を読ませて頂きました。
自分の母が、同じく妊娠で入院していた頃を思い出して、ほんのりと切ない気持ちになりました。
あの頃の小さい自分は母がいない間、寂しくて仕方なかったような気がしますが、この主人公の真美ちゃんは元気にお菓子を作ってお母さんに持って行ってあげたりしていますし、なかなか強くて優しい子ですね。おばあちゃんとのやりとりにも、実にほのぼのとさせられます。因みに、明確ゼミナールというのはどういうところなのかが気になりました。学校の名前でしょうか?
返信遅れてごめんなさい。
明確ゼミナールは、塾名です!
感想ありがとうございました!
小説板に書いているので、是非読んでみてください!
お久しぶりです!
今回は、『ここは明確スイーツ研究部!スペシャル☆』を書きます。
三話入っているので、お見逃しなく!
テーマは『恋』です!
どうぞ。
『ここは明確スイーツ研究部!
〜スペシャル1〜』
登場人物
多田本 真美
目立ちたくないを意識している小学6年生。明確ゼミナールに通う。
坂宮 陽都
サッカー少年。
明確ゼミナールに通う小学6年生。
真美が好き。
矢本 香音
ヒマと矢本くんの兄弟。
坂宮が好き。
1.わたしのストーリー
今日から明確ゼミナールに通う。
拓斗兄と梨歩佳姉と梨萌佳姉が通っている。
百合千学園中学1年生、矢本香音は、学年1頭が良くて運動神経はいい。
けど…。
「香音。一番でも、100点がいいじゃない?だから、明確ゼミ行きましょ。百合千学園は、彦宮学園より偏差値低いのよ。香音だけ百合千学園。まあ、いいけどね。これからは塾よ」
これがママ。
ママは、美人で若くて、頭も良い、我が家の女の子の理想。
で、仕事はアナウンサー。
ママは今幸せだから、わたし達にも幸せになってほしいということで、今は厳しい勉強の雨。
わたしの双子の姉、陽茉理は、塾へ行っていないけど天才。
だいたいが100点で優秀。
ママを真似して、グルメリポートしてるんだ。
でも、わたしは塾が楽しみ。
塾に入るとき、軽いテストをやったら、わたしの偏差値で、坂宮陽都って子と同じクラスになった。
わたしは、密かに坂宮くんを想っているのだ。
「すみません、多田本ですが、矢本拓斗くんいますか?」
あ、真美ちゃんだ。
うちは、正直に言えばお金持ち。
だから、土地は広くて、お屋敷がふたつある。
わたしは、奥のふたつめのお屋敷にいるんだ。
そこを訪ねてきた真美ちゃん。
「はいは〜い!真美ちゃん!久しぶりだね、上がって〜!」
真美ちゃんは、笑顔でにこりと笑う。
上がってもらって、とりあえずわたしの階に来てもらおっと。
久しぶりに入れるわたしの部屋。
「さあ、ここがわたしの部屋よ。どうぞ。ピンクをテーマに作ったのよ」
ちょっと気取って言う。
あ、そう言えば、真美ちゃんって誰に用事で来たんだっけ?
2.何かあった?
「香音ちゃんの部屋、素敵。わたしの部屋はシンプルに白ばっかりだけど、時々変えてみようかな」
へ〜。
白ばっかりなんだねえ。
あんまり白ばっかりだとつまらないし、友達を呼んだときちょっと恥ずかしいかな。
わたしの友達のタイプが、キラキラしていてピンクのゆるふわなカワイイ子だから。
「そうなんだねえ。わたしは、このままが好きかなあ」
ちょっと苦笑いしつつ言う。
すると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「香音、拓斗兄に用があるのよ、真美ちゃんは。ごめんね」
梨歩佳姉が来て、真美ちゃんと目があったとたん、スッっと目を離す。
ど、どうしたの?
「ごめんね、真美ちゃん。えっと…。梨歩佳姉と何かあった?」
真美ちゃんは微妙に口を開けたり閉じたりしている。
なんと言うか、言いづらそう。
こういう時、優華と聡日なら、やっぱりいいやって言うけど。
わたしは気になって聞くしかない。
あ、優華と聡日は、親友。
優華はしてないけど、聡日は明スイーーー真美ちゃんと、拓斗兄、坂宮くんと隅木田さんのグループ。
スイーツを作って何かしてる人達。
「真美ちゃん?」
「あ、はい。あの、明スイのことで、いろいろありまして。では、失礼します。ありがとうございました」
真美ちゃんは、頭を下げて出ていく。
もう!
梨歩佳姉が来たから。
もっと詳しいこと聞こうと思ったのにさ、もう。
「香音。真美ちゃんに何てこと聞いたのよ。何かあったのか。なんて」
何よ、梨歩佳姉。
真美ちゃんがかわいそうだから聞いただけなのに。
もう!
3.告白
真美ちゃんが帰るのが見えたら、さっき準備したふりふりのピンクのドレスに着替える。
だって、坂宮くんが帰るんだもん。
会うチャンスでしょう〜!
急いで屋敷を飛び出して、坂宮くんの腕に掴まる。
「坂宮く〜ん。ちょっと時間あるぅ?話したいことがあるの〜」
「あ、るけ、ど…」
「ふふふ、良かったぁ。じゃあ、わたしの部屋来てぇ」
うふふふふふ。
今から告白するんだからぁ。
聡日ーーー坂宮くんの幼なじみが言ってたもん。
わたしみたいな、可愛いゆるい子がタイプって。
わたしって可愛いし、ゆるふわだと思うのよね。
坂宮くんのタイプに該当する!
恋人が腕を組むみたいにして、わたしの部屋に案内する。
「どうぞ〜!ねえねえ、坂宮くん。ここに座って〜」
坂宮くんが座るのを確認して、すぐ目の前に座った。
よし!
ふたりきりだし、告白は絶好のタイミングだよね!
「坂宮くん。あのぉ、…坂宮くんのことが好きですぅ。つ、付き合ってくださぁい!」
いいかな?
いいかな?
っていうか、言っちゃった言っちゃった言っちゃった!
坂宮くん…結果はぁ???
「ごめん!俺は、真美が好きだから、香音ちゃんも可愛くて大好きなんだけどね」
可愛くて大好きっ!
でも、無理かあ。
ショボボーン。
「でも、候補として残しとくわ。じゃあね」
「ありがとぉ。じゃあね〜」
結果オーライだよ。
坂宮くんに分かってもらえたんだし。ねっ!
まいにしました。元絵菜です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4.大切にしたいもの
トントン
ドアをノックする音が聞こえて、ドアを開ける。
陽茉理が、ニヤニヤしながら立っている。
って…!
もしかして聞いてたの!?
「香音、坂宮くんが好きだったんだ。驚き」
「陽茉理〜!どうして聞いてたのよ!バツとして、陽茉理の好きな人を言うことだよ〜!」
わたしがニヤニヤしながら言うと、陽茉理はクスッっと笑って自分の階へ戻ってしまった。
クソッ!
逃しちゃったよっ!
陽茉理、いいとこだけ持っていって!
も〜う!
次会った時、プンプン怒ってやる!
「香音、聡日ちゃんから電話。香音の部屋送っといたから」
陽茉理がギリギリ言いに来ると、部屋に置いてある電話機が鳴った。
聡日用の音楽、作詞作曲者は、聡日。
曲名は、『砦の上で』受話器を取ると、久しぶりに聞いた聡日の声が耳に届く。
「香音ー、明日、優華と香音ん家行っていい?勉強会やるんだ。広いとこでやりたいから」
「いいよ。じゃあ、奥の屋敷前集合。いい?」
「ありがとう。じゃ」
聡日は、いつもそう。
手短に要件を伝え、切り、終わり。
なんと言うか、優華はフリートークがあるのに。
「香音、わたしは好きな人いないよ。アナウンサーになってからって決めてるんだもの。チャラチャラしてる暇なんてないの」
陽茉理はアナウンサーになりたいんだものね。
お母さんみたいな。
陽茉理がカッコいい。
わたしなんかは、仕事につければそれでいいし。
希望も特にないし。
「陽茉理、夢ってどうやって見付けたの?」
「一番大切にしたいものが見付かった時かな。ふと思い浮かんだの」
ふうん。
大切にしたいもの、かあ。
※*レインボーハッピー*というスレを建てました。
主人公、金子藍の、芸能界デビュー物語です。
読んでください。
短編小説はさておき、七井心音談。
6巻に出せなかった七井氏を、7巻でようやく出しました。
矢本くんと付き合っているラブラブカップルでしたが。
最終的には別れました。
その後を追求したものを、ここの恋愛3連続が終わったら書く予定。
スタートの予定は9月です。
では、短編小説へレッツゴー。
5.恋愛禁止
「香音、陽都に告白したの!?」
昨日あったことを、聡日に話した。
すると、聡日も、意外に優華にも驚かれたんだよ!
「百合千学園は恋愛禁止。なのに告白したわけ?」
優華に飽きられた。
まあ、確かに、百合千学園は恋愛禁止だけどさぁ。
さすがに気付かないでしょ。
それに、小学生から中学生で恋人見付けた方がいいって、ママが…。
その後、わたしは口をつむぐ。
ママは彦宮学園卒。
わたしが落ちたくないので避けた学校だった。
ここは恋愛OK。
厳しい高速もなし、プラス制服もかわいい。
わたしたち百合千学園は、制服と言う物が存在しないのだ。
はぁ〜。
「でも、陽都、真美って子が好きなんだね。正直わかんね。あんまかわいくねえもん」
聡日がぼやくと、真美ちゃんがブスに聞こえてきた。
6.違うところ
「でも、わたしは真美ちゃん好き」
優華がつぶやき、わたしも聡日もそっちを見る。
優華は、ヘヘッっと笑って言う。
「ほらほら。わたし、矢本拓斗くんのファンでしょ?明スイのブログくらい見てるよ。それで、真美ちゃん載ってたし。明スイメンバーに、嫌いとかないし」
優華って、拓斗兄ファンなの!?
あの憎たらしいお兄ちゃんが!?
「人それぞれ顔違うなって思った」
いやいや、当たり前だろ。
心の中でツッコミつつ、改めて考えてみる。
確かに、わたしと真美ちゃんって、顔もタイプも性格も違う。
なのに、本当に思ってるのかな?
わたしのこと素敵って。
気を使ってくれただけかな?
うーん、微妙。
その後、聡日と優華と別れて、家の庭を散歩する。
敷地が広いから、庭を散歩するだけでもちょっと一苦労。
そんなとき、ふと思い出した。
坂宮くんの笑顔。
わたし、忘れられないな〜。
カッコいいあの瞳。
いつか、わたしの彼になってくれるはずだよねっ!
よし、その時を待つぞーっ!
(1話おわり)
登場人物
杉田 ふみ
真美と仲良くし始めている。
私立彦宮学園初等部児童会長。
涼太くんとは幼なじみ。
青山野 涼太
ふーちゃん(ふみ)の幼なじみ。
男の子の中で、唯一ふーちゃんのことをふみちゃんと呼ぶ。
多田本 真美
目立ちたくないを意識している小学6年生。明確ゼミナールに通う。
1.わたしの幼なじみ
わたしの名前は、杉田ふみ。
ニックネームはふーちゃん。
これは、まーちゃんこと多田本真美ちゃんとのふたりだけの呼び方。
「杉田さん、学級日誌持ってきた?」
ちょっとボーッっとしていたら、霜田さんに声をかけられた。
わたしは、ここ、私立彦宮学園初等部の児童会長であり、6年1組の学級委員長。
わたしの仕事は、各学級に学級日誌を持ってくること。
1年生から6年生まで、ね。
「霜田さん、ありがとう」
霜田さんは、頭を下げて自分の席についた。
ちょっと控えめな、静かな子。
「ふみちゃん。学級日誌ないけど、まだ持ってきてない?」
わたしの幼なじみ、涼太が言った。
実は、涼太に恋している。
優しくて、かっこよくて。
やんちゃなところもあるけど、いい子だって思う。
「俺もついてこうか?」
ほら、ね。
優しいでしょ、涼太。
他の男の子は、みんなおしゃべりしていたり、プロレスごっこしたりしているのに。
「いいの?涼太」
「うん。ふみちゃんがひとりじゃかわいそうだし」
って、わたしの心配までしてくれて。
本当にたよりになる幼なじみなの。
学力、体力ともに100点。
だけども、字はド下手。
怒ると恐いし、たまにイラッっとするけど。
「行こ、ふみちゃん」
はいいぃ!
って感じでやってます。
2.好きな人
6年生棟へ行くと、わたしたちは、コソコソ言われていることに気付いた。
確かに、男の子と女の子がふたり並んで歩いてたら、ねえ。
涼太って、結構人気みたいだし。
なのに、こんな地味なわたしって。
涼太もどうせ、他の子が好きなんでしょうね。
「ふみちゃん。好きな人いる?」
へっ?
いる、けど。
涼太だよ、涼太。
すると、ニヤッっと笑ったかと思うと、わたしの前に来て、止まった。
「もしかして、俺?」
ええ?
何で知ってるの?
でも、わたしは涼太に言ってない。
気付かれていないから、イタズラだろうってことにした。
「涼太、行くよ」
否定せずに歩いていくと、涼太はニヤニヤ笑いながら6年1組に戻った。
ふぅ。
目立つことはないわね。
「杉田ー。りょーたと付き合ってんの?杉田ー!」
前に同じ学級委員だった野田くんがニヤニヤしながら聞いてくる。
どうしてみんな、ニヤニヤするの。
「付き合ってなんかないから。野田くんこそ、付き合ってんじゃないの」
からかうと、頬を染めて帰っていってしまった。
ふふん。
付き合ってるのね。
野田くん、リア充だったんだ。
全学級に学級日誌を持っていくと、椅子に座り、本を読む。
わたしの将来の夢は特にない。
だから、『小学6年生が選ぶ職業』という本を読むんだ。
この中から絞りつつ決めるつもり。
「ふーちゃん、将来の夢何〜?」
まーちゃんが聞いてきて、わたしはうーんと考える。
確実なのは、涼太の、お、お…。
ないよっ!
「まーちゃんは?」
「特にないな〜」
まーちゃんもないんだ。
じゃあ、焦んなくていいね。
3.最後にりんご!?
今日が児童会長最後の仕事。
全校集会で、前期児童会の人が前に出る。
「では始めに、児童会長、杉田ふみ」
「はい」
お辞儀して、みんなを見回す。
言う言葉はバッチリ。
ずっと考えてきたから、大丈夫だよね。
「わたしが、前期児童会長の杉田ふみです。わたしは、児童会長を通して、みんなに伝えることの難しさを改めて感じることが出来ました。これは、皆さんのご協力があってのことです。ありがとうございました」
お辞儀すると、みんなから拍手が起こる。
ちょうど、涼太と目が合う。
たちまちのうちに顔がりんごにっ!
「ふみ会長、大丈夫?」
となりに立っている小野くんに耳打ちされる。
全校にバレたら、ヤバイかも。
「では次に、副児童会長、小野大地」
「はい!」
小野くんが話しているときも、わたしの手、足は熱い。
と言うことは、顔も赤いよね。
みんなの言葉が終わり、壇上から降りる。
「ふみ会長ー。失敗したの?顔がめっちゃ赤いけどー」
小野くん、ほっといてっ!
手を横にブンブン振って、小野くんに声じゃないもので伝える。
小野くんはクスッっと笑って、副児童会長の仕事を続けた。
「児童会長の言葉」
全校集会の終わり、児童会長からの言葉がある。
わたしはまたも、壇上に上がる。
「これで、わたしの児童会長の仕事が終わります。皆さんが、後期も楽しく過ごせますように。わたしはずっと祈り続けます」
礼をして、壇上から降りる。
そのときは、もうりんごじゃなくなっていた。
ホッ。
4.お、お出掛け!?
わたしは、いつも七井さんと途中まで帰るの。
家の方面が一緒だから。
でも、すぐわたしひとりになるの。
そのときに、涼太が一緒に帰ってくれるの。
「あ、ふみちゃん。お母さんが言ってたんだけど、また今度お出掛けするらしいじゃん?」
「え?何それ。わたし聞いてない」
お出掛けって、涼太と?
それからお母さんとお父さんと?
秀花と?
秀花とは、運動、勉強も出来て、美少女な、わたしの双子の妹。
涼太のことは、あんまり好きじゃないみたい。
「俺、ふみちゃんと秀花と行くって聞いて驚いたよ」
「何、3人で行くの?いつ?」
「10月28日に予約したって。遊園地に」
ゆ、ユーエンチ!?
わたし、はっきり言ってユーエンチって苦手。
みんなが叫んでるものに、乗りたくないし。
涼太と秀花で行ってきてぇ。
「秀花、陸上部だよな。大会とか大丈夫かな」
「確かめたら電話するから、それでいいでしょ」
涼太がうなずくのを確認する。
わたしは、部活移動になって、華道部になった。
忙しい人用の部活で、人気ナンバー1だって。
休日の部活もないし、長くないし。
お花はいいんだけど、真美ちゃんもいるしね。
だけど、河合さんもいる。
わたしの苦手な小5。
「もう、ふみちゃん家。バイバイ」
「ありがと。バイバイ」
って言うけど、涼太の家はとなり。
お互い家に入り、わたしは秀花の部活予定を確かめた。
5.まーちゃんと3人!
わたしは、涼太の家に電話をかけた。
かけなれているから、いつの間にか電話番号覚えちゃった。
は、恥ずかしい。
「もしもし、福山です」
あ、涼太の名字は福山ね。
電話の対応がまあまあな涼太は、コフンを咳をする。
涼太の咳って、変わってるの。
コフンとか、フワンとか。
「杉田です。涼太?」
「あ、ふみちゃんかぁ。秀花どうだった?」
「無理よ、空いてない。代わりに、小学生料金だから、まーちゃん一緒にどう?」
お金だったら、わたしに払ってくれれば、お母さんに届けるものね。
涼太の反応は…。
「多田本さん?いいよ。あんまり多田本さんと話さないから、よく話せるといいんだけど」
「まーちゃんはいい子だから、すぐ話せるわよ。じゃあね」
電話を切って、わたしはまーちゃんの電話番号を知らないことに気が付く。
マズイ。
こうなったら、まーちゃんの家へ行ってやる!
わたしは、遊園地へ行くことを、まーちゃんと、おばあさんに伝えた。
「真美ちゃん、行ってらっしゃいな。杉田さん、ありがとうねぇ」
「うんっ!」
まーちゃんがうなずいたのを確認して、家に帰る。
楽しみだなあ、遊園地。
まーちゃんと涼太と行けて。
乗る面では、楽しみじゃないけど。
6.ファミリーランドへ!
乗るかもしれないけど、おしゃれはしたいからということで。
ヨレないワンピースを着てきました!
「涼太、おはよう」
涼太は、チェックのパーカーを羽織っており、半ズボンで乗る気満々。
ふたりでまーちゃん家へ行くと、まーちゃんは外で待っていた。
「まーちゃん!こっちこっち!」
わたしが手を振ると、カーディガンを羽織り、Tシャツに半ズボンのまーちゃんがいた。
ゲッ!
こっちも乗る気満々っ。
「今回は、誘ってくれてありがとう。じゃあ、行こ」
まーちゃん家から、真っ直ぐ行ったところの彦宮駅に乗り、いざ遊園地へ。
最近出来た、ファミリーランドへ!
「俺、乗りたいジェットコースター調べてきたんだ!ふみちゃんでも乗れるのあるから」
ないくせに。
乗せないでよ、無理矢理。
すると、まーちゃんが、涼太が持っていたパンフレットに目を止める。
「わたし、ジェットコースター乗れなかったけど、乗れるようになったんだよね。ふーちゃんも、頑張ろうね!」
まーちゃん、努力したんだ。
でもね、未来の話ね。
ジェットコースター乗れなくて、損することは何もないの。
つまり、乗らなくても…。
「ファミリーランド行きの方は、こちらでお降りください」
アナウンスが入って、わたしは、ドキドキ、ハラハラ、ウキウキ。
ファミリーランドまで、歩いて3分。
着いたーっ!
「わたし並んでるから、ふたりはパンフレットもらってきていいわよ。飲み物は買わなくていいわ。わたしが持ってきたから」
わたしが、カバンの中の袋を見せて、飲み物があることを証明する。
涼太が他の子といるのは、ちょっとイラってするけど。
まーちゃんはイライラしないから、ふたりでパンフレットを持ってきてもらう。
「ふーちゃん、飲み物ありがとう。ふーちゃんのパンフレットも持ってくるから」
ふたりは、行列の前、カウンターにパンフレットを取りに行った。
7.守るって
ファミリーランド一番の絶叫マシン、ファミリージェットコースター。
涼太とまーちゃんは、これに乗りたいとか乗りたくないとか。
わたしは、絶対乗りませんからっ!
360度クルリンパッ!
怖くて乗れるわけがない。
「何だかふーちゃん、お母さんみたいだね。飲み物も持ってて、並んでてくれて」
まーちゃんはそんなこと言うけど、そうかなぁ?
いずれは並ばなくちゃいけないし、乗りたくないし、ね。
わたし、言いたくないけど、メリーゴーランドが好きなの。
でも、恥ずかしくて言えないから、並ぶだけって感じ。
「ふみちゃんも乗ろうよ」
「涼太とまーちゃんで乗ってきて」
だけど、涼太はわたしの手を握る。
ちょっと、やめて、恥ずかしいでしょ!まーちゃんがいるんだからっ!
「多田本さん、ふみちゃんの後ろでもいい?」
まーちゃんがにっこり笑ってうなずいて、ふたりの視線はわたしっ!
「俺がふみちゃんを守るから、ね」
「は、い」
守るって、そこまで言われたら断れないじゃないの。
と言うことで。
「涼太、本当に守れるの?」
「うん」
カタカタ上に上がるだけで悲鳴。
わたしだけねっ!
「リョーダーーーーー」
(2話終わり)
涼太の名字青山野でした。
福山じゃありません。
ごめんなさい。
『緊張☆白鳥☆児童会長!』
※恋愛ではありません。
特別に書かせていただきます。
人物紹介
多田本 真美
目立ちたくないを意識している小学6年生。明確ゼミナールに通う。
杉田 ふみ
頼れる元児童会長であり、学級委員長。真美と仲良くしており、涼太くんと付き合っている。
杉田 秀花
運動神経も良くて頭も良い。
真美と仲良くなり、真美と同じ、青山野学園を受験する。
1.選挙緊張!
わたしの名前は多田本真美。
明日は児童会選挙。
緊張してるけど、ふーちゃんこと杉田ふみちゃんと学食で練習中。
ふーちゃんは、わたしの推薦者で、ふーちゃんも選挙に出るんだ。
ふーちゃんは、元学級委員長。
そして、前期児童会長なの。
わたしはその、児童会長を狙ってる。
「まーちゃん、ここは間を空けた方がいいわ」
「ここね。分かった」
原稿用紙に書き込み、そこを注意してまた読む。
全部読み終わったところで、チラッっとふーちゃんの方を見る。
「うん。いいと思うわ」
やったぁ。
じゃあ、これで明日に備えよう。
学食で買ったスパゲッティーをズズッっとすすって食べる。
「まーちゃんなら出来るわ。わたしで出来たんだもの」
「うん、でも、ふーちゃんは頼りになるけど、わたしはそんなことないし」
うん。
学級委員長だって、一回やっただけだし。
あんまりいいことしてないと思う。
普通以下の学級委員長?みたいな。
なのに、ダメだよ。
「まだ分からないわよ。全力を尽くして頑張るのよ」
うん。
出来るだけのことはする。
う〜ぅ、緊張。
「真美ちゃんも選挙出るんだよね」
声をかけてきたのは、ふーちゃんの双子の妹、秀花さん。
ふーちゃんは、学力毎回1位だけど、涼太くんと並んで2位。
運動神経も抜群なんだ。
「そうだよ。秀花さんも出るよね。書記で出るんでしょ?頑張って」
「書記だよ。児童会長を目指して頑張って!」
うん!
絶対児童会長になるっ!
2.白鳥見っけ!
部活中も、ふーちゃんとちょっと練習していた。
何としてでも児童会長に!
「真美ちゃん頑張ってね。初香さ、学級委員長なら出来るけど」
初香ちゃんは、絵理乃ちゃんたちと、「すごいよねえ」ってつぶやいてる。
この子たちは、華道がすごく上手い子たち。
幼稚園の時から、ずーっと華道続けて来たんだって。
「絵理乃は、前期にやったから、いろいろ教えれるよ」
絵理乃ちゃんは、ふーちゃんと同じで前期児童会メンバー。
頭も良くて、ナンバー5に入ってるんだよ、毎年。
「ありがとう」
華道部は、忙しい人用の部活。
初香ちゃんと絵理乃ちゃんは英会話を習っているから華道部に入ったんだって。
小4から部活出来るんだけど、ずっと続けてるとか。
「はーい、やめ!発表会〜」
顧問の前田先生が手を打ち、花を活けるのは終わり。
今から発表会。
わたしからやってくんだ。
「わたしが活けた花のテーマは、優雅に水を斬る白鳥です。白鳥をモデルにした白バラを中心に活け、赤や青の花を周りに活けました」
辺りから拍手が起こり、また緊張したので外を見る。
すると、香林池という池に白鳥がいる!
「みんな、香林池に白鳥がっ!」
わたしが叫んだ瞬間、ちょっとこっちを見た気がした。
けど、飛びたっていった。
「真美ちゃん、運いいんじゃない?」
初香ちゃんに言われて、白鳥で貴重に思えてきた。
白鳥見れて良かった〜!
3.児童会長への選挙
スッっと息を吸い込む。
わたしは、ふーちゃんと横に並んでお辞儀する。
まず、ふーちゃんの演説。
児童会選挙という場でふーちゃんは何を語るのか。
正直わたしも、知らない。
「わたしは、多田本真美さんを児童会長に推薦しました。理由は、前期児童会長を努めていたわたしを助け、いつもとなりにいてくれたからです」
3分ほどのふーちゃんの演説は終わり、次はわたしの番。
ドクドクと胸が高鳴る。
ふーちゃんという強い仲間がいる、何となく自信もあった。
「わたしは、児童会長に立候補させていただいた多田本真美です。わたしが児童会長になったら!」
少し止まって、みんなを見渡す。
ふーちゃんが教えてくれた。
みんながつばをゴクンと呑み込ませるんだ!
わたしの強い眼差しで…。
「みんなが仲のいい学園を築いていきたい。そう考えています」
わたしの5分ほどの演説も終わり、ふたりでお辞儀して演説者用椅子に腰かける。
後はね、姿勢が大事だって。
しっかり背筋を伸ばして、もう児童会長と決まったかのように座ること。
すると、見ている方もグッっとくるらしい。
それって、本当かな?
「皆さんの演説は以上となります。投票用紙に各担当の仕事、名前を記入してください。ただし、ひとりで決めること。終わったらすぐに教室へ戻ってください」
前期児童会書記の子が用紙を配り、選挙が始まる。
お願いします、一票でも多くください!
4.我が児童会長
翌日。
学食でふーちゃんと昼ご飯を食べていると、放送が入った。
「昨日行われた児童会選挙の結果をご報告いたします。見事、児童会長に選ばれたのは、多田本真美さん」
ハッ!
わ、わたし!?
選ばれたんだね!
やった〜!
ふーちゃんありがとう。
となりの席で、晴奈ちゃん、陽茉理ちゃん、由里歌ちゃんがいる。
陽茉理ちゃんも会計に立候補してたけど、どうなんだろ。
「副会長は……最後に、会計は古橋裕哉くんになりました」
ふ、古橋裕哉くん、かぁ。
この子は、わたしの家の前の子。
生意気で、ちょっとムッっとするところもある子なんだよね。
「ふーちゃん、本当にありがとう。わたし、頑張ります!」
「真美ちゃん」
肩を叩かれて見た先に立っているのは秀花さん。
秀花さんは、書記だったよね。
「真美会長よろしくお願いします」
「はい!秀花さん、頑張りましょう。よろしくお願いします!」
これで絆も誕生しそうだし…。
これから児童会長として、頑張るよ!
5.初仕事とは?
「ということですので。これから、わたしたちが卒業するまでよろしくお願いします!」
児童会室の、児童会長が座る大きな椅子に持たれかかりながら言う。
カッコいい革の椅子で、社長みたい。
「では、ただいまから、後期児童会第一回の仕事をします!」
ホワイトボードに、本日の仕事と書き込む。
児童会らしい仕事。
それは…。
「まずは、学園を明るくします。ポスターを貼って、いじめ防止を防いだり、廊下も走らないように心がけるポスターです。これは、美術部にお願いします。古橋くん、お願いしてきて」
「俺〜?」
もう、全く。
いっつもダラダラ。
どうして児童会に入れたの…?
意味深な目で見ても気付かないので、書類を古橋くんの前にドサッっと置いた。
「この書類やるのと美術部にお願いに行くの、どっちがいい?」
「美術部、です…」
はぁ〜。
素直に美術部室に行ったので、わたしはホッっとしつつ児童会長椅子(←真美ちゃんが名付けた)に座る。
「さあ、みんなは書類やりましょう」
書類を机の上に置くのと、古橋くんが帰ってくるのは一緒だった。
「会長、俺もこれやるの?」
「当たり前」
「これか美術部かって言ったじゃん」
ふふん。
児童会になったんだから、ビシビシいくよ〜!
わたしたち児童会メンバーは、まだ始まったばっかり。
頑張るよっ!
あとがき
みぃ
こんにちは!
『ここは明確スイーツ研究部!』略して明スイの特別編、いかがですか?
今回は、真美ちゃん児童会長戦でしたね。
古橋くん、どうして児童会に入れたの?って思う人は、本編明スイをご覧ください。
ただいま10巻ですが、15巻くらいかな?で発覚するよ!
楽しみにしててね!
では、恋愛3本立てへどうぞ。
人物紹介
彦宮 美華
私立彦宮学園校長先生の孫。
お金持ちで、送り迎えの車は大きい。
実は人見知り!?
彦宮 哲也
私立彦宮学園校長先生。
美華ちゃんの祖父。
お金持ち。
青山野 涼太
ふーちゃんの彼氏。
唯一男の子の中でふみちゃんと呼ぶ。
ふーちゃんの幼なじみでもある。
1.わたしの力
わたしのことは、みんなが知っている美少女、彦宮美華よ。
夏休みで、こっそり聡日っていう双子と会ってるのよ。
両親が離婚して離ればなれのね。
本当は、坂宮陽都って男の子も幼なじみなんだけど、聡日の幼なじみって設定にしてあるの。
わたしは、陽都とは初対面くらいのレベルって感じ。
「美華、楽しい?彦宮学園」
「当たり前よ。お祖父様にお願いしたから、全てわたしの思い通り」
そう。
わたしのお祖父様は、わたしが通っている学園、私立彦宮学園の校長。
みんなに言えないけど、わたしの部屋もあるのよ。
「わたしも行きたいな〜」
「いいじゃないの。どうせ、来年から彦宮通うんだから」
これもわたしのおねだり。
お祖父様に、聡日を推薦で彦宮学園に通わせてって言ったの。
中等部、つまり、中学生になったらの話ね。
これまででよく分かったと思うけど、わたしは有力者。
どんなことも出来ちゃうの。
「早く中学生になりたいな。美華と一緒にいたい」
「そうね。ずっと一緒にね」
本当に中学生になっていいのかしら。
※ここのスレで書いている小説は、面白みを出すものもありますが、基本小説を支える物語です。
47:みぃ◆8Q:2017/08/11(金) 22:42 ここで、彦宮学園にある部活を紹介します!
ー運動部ー
陸上部 水泳部 ダンス部 体操部
柔道部 空手部 バトミントン部
卓球部 テニス部 野球部 弓道部
剣道部 サッカー部 ソフトボール部
ー文化部ー
吹奏楽部 華道部 料理部 新聞部
パソコン部 美術部 勉強部
ー他ー
帰宅部
運動部にバレー部とバスケ部プラスお願いします!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真美ちゃん、坂宮、矢本くん、隅木田くん、ふみちゃん、涼太くん、実柚乃ちゃん、初香ちゃん、エリちゃん、さやかちゃん、秀花さん、晴奈ちゃん、陽茉理ちゃん、由里歌ちゃん、莉保子ちゃん、俣野コヨちゃんは何部所属なの?
それは…
多田本真美 華道部
坂宮陽都 サッカー部
矢本拓斗 野球部
隅木田優斗 料理部
杉田ふみ 華道部
青山野涼太 サッカー部
相川実柚乃 テニス部
北山初香 華道部
尾原絵里乃 華道部
大羽さやか バレー部
杉田秀花 陸上部
緑川晴奈 パソコン部
矢本陽茉理 パソコン部
利等万由里歌 パソコン部
河合莉保子 華道部
俣野コヨ 帰宅部
ここで、彦宮学園にあるクラブを紹介します!
ヒップホップクラブ 演劇クラブ
映画研究クラブ 英会話クラブ
漫画クラブ 一輪車クラブ
家庭科クラブ 制作クラブ
ゴルフクラブ 勉強クラブ
>>48のメンバーは何クラブでしょうか。
それは…
多田本真美 勉強クラブ
坂宮陽都 制作クラブ
矢本拓斗 英会話クラブ
隅木田優斗 家庭科クラブ
杉田ふみ 勉強クラブ
青山野涼太 ゴルフクラブ
相川実柚乃 家庭科クラブ
北山初香 映画研究クラブ
尾原絵理乃 一輪車クラブ
大羽さやか 漫画クラブ
杉田秀花 ヒップホップクラブ
緑川晴奈 ゴルフクラブ
矢本陽茉理 演劇クラブ
利等万由里歌 演劇クラブ
河合莉保子 ヒップホップクラブ
俣野コヨ 制作クラブ希望
書き込むときは自己紹介……って書いてあったけど、毎度お馴染み(?)薫だよ!
明スイの本編もこれ読んで楽しみになった!
私立は部活動いっぱいあっていいな………。
わたしの小学校、陸上部、水泳部、金管バンド部しかない(笑)
でも授業の一環でクラブ活動があるな。
続き楽しみにしてるね!
あ、自己紹介はしなくていいよ。
もう知ってるから。
初対面の方はお願いしますー!
コメントありがとう!
初等部4年〜高等部2年が入るからね、部活は多め。
高等部3年は受験でないよ!
ここで、真美ちゃんのいる6年1組メンバーを紹介!
15巻くらいで重要になるよ!
男の子12名、女の子18名の計30名クラス!
ー男の子ー
相川 大地
青山野 涼太
宇野 光樹
川原 悠太
木村 樹
汐川 翔
鈴木 正太
鈴木 秋斗
田中 春樹
中村 敦汰
森 将斗
山崎 翼
木村 樹を消して桜庭 樹で。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ー女の子ー
相川 実柚乃
大羽 さやか
尾原 絵里乃
河野 莉央
北山 初香
杉田 ふみ
須川 美奈
多田本 真美
長谷川 未天
花川 慶子
彦宮 美華
古野 麗架
緑川 晴奈
本村 和美
矢野 穂乃香
矢本 陽茉理
利等万 由里歌
和田 優佳
クラス全員書くなんてすごい!
そういえば、みぃは私立通ってるの?
私はバリバリの公立(市立)だよ。。。
いいえ。
受験も考えたけどやめました!
バリバリの市立です!
>>56
そうなんだ〜
私立について詳しそうだったから、私立かと思ったよ。
あ、人物設定とか参考にさせてもらうね。
ぜひぜひ!
私立のことは研究したから。
(ちょっとでしょ? ふみ)
はーい。
ここで、明スイメンバーの家族構成を紹介!
ー多田本家ー
[宮田 桃子](祖母)
【多田本家の家政婦】
多田本 将太(父)【サラリーマン】
多田本 菜和(母)【看護師】
多田本 真美(わたし)【小学生】
[多田本 ○○](妹)【母のお腹の中】
{まだ名前は非公開}
[多田本 真由](鳥)
【真美ちゃんの秘密の鳥】
ー坂宮家ー
坂宮 勝利(父)【カメラマン】
坂宮 洋子(母)【OL】
坂宮 陽大(兄)【高校生】
坂宮 陽美(姉)【中学生】
坂宮 陽都(俺)【小学生】
ピンク・ミュー(うさぎ)【ペット】
ー矢本家ー
矢本 太郎(祖父)【新聞社】
矢本 響子(祖母)【家事ちょっと】
矢本 拓海(父)【弁護士】
矢本 三佐(母)【アナウンサー】
矢本 拓也(兄)【高校生】
矢本 拓斗(俺)【中学生】
矢本 梨歩佳(妹)【中学生】
矢本 梨萌佳(妹)【中学生】
矢本 陽茉理(妹)【小学生】
矢本 香音(妹)【小学生】
矢本 冬馬(弟)【保育園児】
矢本 冬未(妹)【保育園児】
????(ネコ)【ペット】
{実は名前を梨歩佳ちゃんしか知らない}
訂正
矢本 冬馬→矢本 大地
矢本 冬未→矢本 大斗
矢本 拓斗と矢本 拓也が逆で、
矢本 拓也→矢本 拓哉です。
ごめんなさい。
あ、矢本拓斗、矢本拓哉、矢本梨歩佳、矢本梨萌佳が中学生です。
64:薫◆uI:2017/08/12(土) 19:19 こっちも興味深いよ!
名前のわからないペットなんて、面白い‼
ー隅木田家ー
隅木田 愛奈(母)【パティシエ】
隅木田 優斗(僕)【中学生】
隅木田 優乃(妹)【小学生】
※父は亡くなりました。
興味深い?
ありがとう!
何かいろいろ間違えまくった!
皆さんも、ごめんなさい。
矢本くん家は秘密がいっぱい…。
真美ちゃんの裏プロフ
好きな食べ物は?
うーん。ハンバーグかな。
嫌いな食べ物は?
真美、辛いものと苦いものが食べられないの。
好きな本は?
赤毛のアンが大好きなの。
苦手なシリーズは?
怖い話とか苦手過ぎて読めない!
好きな言葉は?
『きっと何でも叶う』だよ。
最後に、みんなに一言!
明スイまだまだ続くので、応援よろしくお願いしまーす!
真美ちゃん所属華道部部員を紹介!
全21名
ー初等部ー
高橋 織南
親葉 洋里
山西 鈴
河合 梨沙子
杉田 ふみ
多田本 真美
尾原 絵里乃
北山 初香
ー中等部ー
新奥 瑞暉
先崎 月
黒木 那帆
草尾 楓羅
水元 ひかり
河野 彩子
河野 愛子
ー高等部ー
島根 こころ
野々村 優子
吉田 葵
伊東 萌子
鐘素 晴子
本水 博美
おおっ。
すごい!
真美ちゃん裏プロフとか、真美ちゃんらしすぎる!
って、真美ちゃんだから当たり前か。
ありがとう!
真美ちゃんの好きな食べ物はハンバーグだけど、薫ちゃんは何が好き?
私はねぇ、ラーメンとか、たらこ!
少食だよ…!
ここで、真美ちゃんの妹の名前を募集中だよ!
72:薫◆uI:2017/08/13(日) 10:59 >>70
私は大好き!っていう食べ物、ないんだよなぁ。
あ、魚料理は全般好きかな!
あと、みぃと同じでたらこも好き!
焼きたらこのおにぎりとか美味しいんだよね〜
私も少食だよ!
それと、真美ちゃんの妹さんの名前、考えてみるね!
たらこ美味しいよねえ!
魚料理は、お刺身とホッケが大好き。
ぜひ考えてみてね!
期限は、夏休み終了時までだよ!
ここからは、*レインボーハッピー*
あらすじ
わたし、金子藍!家族で東京に旅行へ行ったら、遠回しにスカウトされた。番組の企画では最優秀賞を獲得するし、碧里ちゃんには会うし…。今回の番組の企画も負けないぞっ!ただいま2巻。
簡単な人物紹介!
金子 藍
ピアニストを目指していた中1。
スカウトされて芸能界へ。
メンバーカラーはピンク。
レイハピガールに昇格。
愛称あいぴー。
見水 夢乃
スカウトされて芸能界へ。
メンバーカラーはライトブルー。
レイハピリーダー。
愛称ゆめりん。
佐山 結奈
元モデル。
メンバーカラーはイエロー。
藍ちゃんと仲良し。
愛称ゆっち。
宇都 りりか
元青空キラリというアイドル。
メンバーカラーはパープル。
藍ちゃんの憧れ。
愛称リリー。
*レイハピメンバーの家族構成*
*金子家*
金子 宗太(父)【サラリーマン】
金子 真由美(母)
【フラワーアーティスト】
金子 桃(姉)【中学生】
金子 藍(わたし)
【中学生兼アイドル】
アイドルの顔は金宮 藍
*見水家*
見水 巧治(父)【一級建築師】
見水 瑠衣加(母)
【桃歌のプロデューサー】
見水 桃歌(姉)【中学生兼女優】
見水 桃乃(わたし)
【中学生兼アイドル】
桃歌→夢歌
桃乃→夢乃
*北山家*
北山 宏樹(父)【料理人】
北山 美緒子(母)
【ウェディングプランナー】
北山 結奈(わたし)
【中学生兼アイドル】
北山 結馬(弟)【小学生】
北山結奈→佐山結奈
*宇野家*
宇野 莉可(叔母)【ネイリスト】
宇野 りりか(わたし)
【中学生兼アイドル】
宇野りりか→宇都りりか
(両親共に亡くしています。)
*佐山結奈のモデル活動*
(モデルだった時の活動を紹介)
ランウェイを歩く
雑誌の撮影
バラエティー番組の出演
オーディション など
*宇都りりかのアイドル活動*
(青空キラリだった時の活動を紹介)
ライブ
青空キラリ番組の撮影
個人コーナーロケ
バラエティー番組の出演
雑誌の撮影&インタビュー
オーディション
新曲の練習
ダンスレッスン
歌レッスン など
ちょっと明スイ!
?どうして11月からイベントがたくさんあるの?
A.修学旅行はその時期が一番空いているから。
文化祭、演劇会はちょっと空いた時期に。(少し忙しいが)
と、すみません。
*レイハピ*
私、みぃが、レイハピメンバーにインタビューしちゃいました!
*あいぴーの部屋*
みぃ:藍ちゃーん
藍:あ、みぃ先生じゃないですか!
みぃ:インタビューしていい?
藍:もっちろん!いいよいいよ!
みぃ:藍ちゃんの好きな食べ物は?
藍:わたしね、きな粉餅が好きだよ!
みぃ:じゃあ…嫌いな食べ物!
藍:ピーマンピーマン!
みぃ:即答…好きな色は?
藍:やっぱりピンク
みぃ:裏切らないね。好きな本は?
藍:みぃ先生の本!
みぃ:うぅ、ありがとう
藍:薫先生とコラボしたのが一番好きかも
みぃ:上手いもんね、薫先生
藍:次のインタビューは?
みぃ:あぁ、はいはい。うーん、友達として好きなことは?
藍:ショッピング!ゆっちとやったときとか、トウナちゃんとミオウちゃんとしたときとか楽しかった!
みぃ:楽しそうだったね。私もやってみたいな
藍:ぜひぜひ
みぃ:ありがとう…
藍:次は?
みぃ:あ、もうそろそろ仕事だよ?
藍:ありがとう!バイバ〜イ!
みぃ:以上でした
*ゆめりん休憩所*
みぃ:夢乃ちゃん!
夢乃:おぉ、みぃ先生。どうしたんですか?
みぃ:インタビューさせて
夢乃:いいですよ〜
みぃ:ではいきます!演奏して楽しい楽器は?
夢乃:何ですかその質問wwヴァイオリンです。姉に教えてもらって
みぃ:カッコいい。また聴かせてね
夢乃:はい!
みぃ:今までで一番の思い出は?
夢乃:修学旅行。五月に友達と行ったのですよ!
みぃ:この特別編、ここで書きますよ
夢乃:やったー!次は?
みぃ:習い事してる?
夢乃:はい。歌とダンスと茶道を
みぃ:夢乃ちゃん偉いね〜好きな果物はある?
夢乃:みかん!美味しくないですか?
みぃ:美味しい。一緒だね。浴衣は何柄が好き?
夢乃:金魚!おばあちゃんが作ってくれました
みぃ:いいねぇ。かき氷のシロップの味は?
夢乃:みかん!当たり前ですよー
みぃ:さすがみかん好き!
夢乃:大好きなんですよ〜
みぃ:そろそろ撮影だね!
夢乃:ありがとうございます!じゃあ、失礼します。またねー!
みぃ:以上でした
おお、私のことも……ありがとーございますっm(__)m
トウナたちともまた遊んでね(*^^*)
いえいえ。
あんまり学校に通えない藍ちゃんに、私と薫ちゃんのコラボとか読ませてるから、ファンになったのかも。
(良かったらまた遊びたーい! 藍)
うんうん。
また遊んであげてね!
*ニコニコゆっち屋*
みぃ:結奈ちゃーん
結奈:はーい
みぃ:インタビューしていい?
結奈:あ、いいですよー
みぃ:じゃあいきます。女の子の妹が産まれました。どんな名前がいい?
結奈:心理テストみたい。…結乃!
みぃ:結奈ちゃんと似たような名前だね。出てみたい番組は?
結奈:27時間テレビ。盛り上がるし
みぃ:出れるといいね。祭りで好きな食べ物は?
結奈:フランクフルト。ジューシーでたまらない美味しさ!
みぃ:思い出したらよだれが…
結奈:みぃ先生、やめて!
みぃ:すみません。好きな科目は?
結奈:体育。水泳が大好き!
みぃ:私も水泳好きよ。憂鬱だったけどね
結奈:ふーん
みぃ:最後の質問。今後やってみたいことは?
結奈:一人旅!
みぃ:結奈ちゃんカッコいい!
結奈:お母さんに頼りすぎはダメ!
みぃ:そうだね。じゃあ、仕事があるから行ってきて!
結奈:はい。ありがとうございました!行ってくるよ!
みぃ:以上でしたー!
*リリーの家*
みぃ:りりかちゃん!
りりか:みぃ先生じゃない。何か用?
みぃ:インタビューしていい?
りりか:まあ、いいわ
みぃ:じゃあいきます!友達としてみたいことは?
りりか:コスプレ。警察官の格好してみたいの
みぃ:りりかちゃんのファンは倒れちゃうね
りりか:そうかしら
みぃ:原宿で歩いてたらね…次!小さい頃の将来の夢は?
りりか:日本一人気のアイドル
みぃ:もう叶ってますね!好きなお菓子は?
りりか:板チョコ
みぃ:かわいい〜!産まれ変わったら何になりたい?
りりか:男よ。モテたい
みぃ:もうモテてるでしょう?好きなゲームは?
りりか:ゲームやらないわ
みぃ:りりかちゃんと雑談ばっかりでインタビューちょっとしか出来なかったけど、もう仕事だね
りりか:そうね。じゃあ、行くわ
みぃ:はい、行ってらっしゃい
りりか:ありがとうございました
みぃ:以上でしたー!
リリー可愛いーっ!
ミオウにも見せてあげないと。
ゆっちも可愛いーっ!
わたしも水泳得意だよ!
薫ちゃんありがとう!
ミオウちゃんに見せてあげてね〜!
ゆっちのは、ソウマくんに見せてあげてほしいなっ!
私も水泳得意だけど、Sくんがみんなにみぃは速いって言って憂鬱だった。
次は、『1%の叶わない恋』シリーズ
ーあらすじー
わたし、美結!ピアノの帰りに事故にあって、足を失ったの。そんな時、A組の男の子、竜也くんに恋して…。演劇も恋も無理かもだけど、頑張るよ!美結の青春ストーリー。
>>90
うん、見せとく‼
わたしも今年のクラス、水泳速い人全然いなくて……わたしでも速いってなっちゃった。
自分では遅いと思ってたけど、年長からやってるし意外と速いって言われた(笑)
体育で水泳以外全くできないからよけいに、ね
真美ちゃんの妹さんの名前、考えたよ!
多田本眞理(ただもと まり)
本物の理をもって生きる、っていう意味かな!
姉の真美ちゃんと似た響きだから、姉妹らしく共通点をもつことや団結の意味と、『ま』の字を『真』にしないで、真美ちゃんとは違う自分の人生を歩んでほしいって意味かな。
水泳、私も同じ。
体育が水泳しか出来なくて…。
考えてくれてありがとう。
多田本 眞理ちゃん、カワイイ!
※真美ちゃんのお父さんの名前
多田本 優樹でした。
失礼しました。
ここで、今日始まった新刊、
『夢の中のキミと』
あらすじ&人物紹介!
鬼頭 琴
優しく、妹&弟想いの中学1年生。
5人兄弟の一番上。生まれつき体が弱く、倒れることも…。
灰塚 将太
琴のことを笑わせてくれて、助けてくれる。いつも笑顔な秀才。
紫村 陽太
学年1のイケメンで、強引なところも。琴のことが好き。
あらすじ
体が弱くて、5人兄弟の長女の中学1年生の琴は、妹や弟、お母さんとお父さんに心配をかけないようにひとつの目標を立てる。
その目標に向かって走るけど、学年1イケメンの陽太に出会う。
自分の目標を第一に考えている琴が好きになった陽太は、ちょっとでも一緒にいたい。
だけど、家族・体・目標を考えている琴には上手く届かなくて…。
2.元彼との時間
その日、久しぶりに浜辺で涼太とおしゃべりすることになった。
青山野涼太ね。
前期児童会長の杉田ふみの彼氏。
で…わたしの元彼。
まだこうしておしゃべりしてるの。
あ、杉田ふみのことについて、相談したり、次はどこに行けば杉田ふみは喜ぶかって考えたり。
学校のこと話したりね。
けして、浮気なんかじゃないから。
涼太がお願いしてきたものだし、杉田ふみも納得してるし。
「ふみちゃんはどこが好きなのかな」
「知らないわよ。涼太の幼なじみなんでしょ?涼太が一番知ってるんじゃないの?」
涼太は、うーんと首をひねる。
自分の好きな人であり、自分の幼なじみのことを知らないなんて…。
プライドが恥ずかしくないのかしら。
わたしは、涼太と付き合ってた頃、涼太のことを一番知っていたかったけどね。
今は、お祖父様のことを一番知っていたいわね。
「ふみちゃん、海が好きかも。ここに来るよ」
「好きにしたら」
夕方の浜辺。
付き合ってた頃に戻ったように、水をパシャパシャ飛ばしたり、おいかけっこして遊んだ。
久しぶり。
ずっとこうしてたのに、ふと涼太に振られたもの。
お祖父様のこと好きになるまで、涼太がずっと好きだったから…。
「ありがとう。美華。送るよ」
涼太と家に帰るときも、ちょっとまだドキドキしていた。
何を話したら楽しいかなって。
でも、ほぼ無言で家に着いちゃったのよ。
次引っ越すときは、海より遠くに家を建てよっと。
「ありがとう、涼太。またね」
涼太の背中は大きくてかっこよかった。どうして杉田ふみは、涼太を好きになっちゃったんだろ。
わたしは、また涼太といたい気持ちで杉田ふみを恨んだ。
3.気を使うメイド
家に入ると、玄関でお婆様がお花のお手入れをしていた。
「ただいま帰りました、お婆様」
「美華、お帰り」
お婆様が奥へ「美華が帰ったよ」と声をかけると、ザザザーッっと執事たちが走ってきた。
「お帰りなさいませ、美華様」
「ただいま」
早速部屋着となるドレス風ワンピースに着替えてマッサージ。
ちょっとでも、お祖父様や涼太によく思われたいから。
「涼太様とは仲良くなれましたでしょうか」
メイドが聞いてきて、わざと録音したのを聞かせた。
杉田ふみのことばっかりでガッカリしていたけど、ふたりでいたんだからいいでしょ。
「涼太様には告白なさるのですか?」
「涼太は付き合ってるしいいわ」
メイドたちは「まあ」と声をそろえてちょっと悲鳴をあげる。
そんなに驚くことかしら。
でも、そこでメイドのひとりがわたしをなだめようとしたのか…。
「この世で美華様より綺麗な方や可愛らしい方はおられません!」
すると、それに乗ったメイドたちはうなずき出す。
失礼ねえ。
「いいわよ別に。涼太と付き合わなくても」
メイドたちは、ションボリしながら、また話を続けた。
さあ、またまた
『*レインボーハッピー*』
レイハピ初の雑誌が出たようです。
20の質問に全て答えるというコーナーを紹介。
1〜5
1.名前の由来は?
夢乃 桃乃って言うのは、のびのびと自分らしく生きてほしいから!
結奈 元気で優しい子になってほしいからだって!(なってるかなあ?)
りりか いっぱいありすぎて言い切れません!(カワイイでしょ?)
藍 どんなことにも前向きに頑張って行ける子になってほしいから
2.保育園・幼稚園の思い出は?
夢乃 かけっこで1位だったこと
(速かったんだよ〜?)
結奈 給食食べれなくて床に落としてたこと(作ってくれてた人ごめんなさいってずっと謝ってた)
りりか ダンスの発表会
藍 友達とたくさん遊べたこと
(今は遊ぶにも遊べない!)
3.小学校の思い出は?
夢乃 卒業式(泣いたな〜)
結奈 演劇会!(わたしは亡くなる人の役をやったんだよ)
りりか 運動会(感動したな〜)
藍 全て!(何もかも最高でした!)
4.中学校の思い出は?
夢乃 作り中…
結奈 友達作り!(出来ました!)
りりか おしゃべり(アイドルトークで盛り上がってるよ!)
藍 作ってる真っ最中だよ!
5.憧れの人は?
夢乃 お母さん(カッコいい!)
結奈 菊音ちゃん!!!(菊音ちゃんみたいになりたい!)
りりか お母さん
藍 夢歌ちゃんと碧里ちゃんと菊音ちゃん(わたしが目指してたところ)
6〜10
6.将来の夢は?
夢乃 みんなに慕われる人!
(リーダーしながら訓練)
結奈 有名アイドル(レイハピなら絶対なれちゃう!)
りりか 有名アイドル(今叶ってる)
藍 努力する人(何事も手を抜かない)
7.最近買ったものは?
夢乃 初給料で両親の笑顔いただきました!(ご飯に連れてきました!)
結奈 マッサージ機(高かったけど、疲れたときにうっとりします!)
りりか カバン(紫のメンバーカラーでそろえてみました!)
藍 漫画買いました!(にゃおっていう月刊誌)
8.次に感じたい青春のカテゴリーは?
夢乃 恋愛♪
結奈 友情が一番!
りりか 部活か勉強(成績第一)
藍 恋愛(好きな人いないから)
9.無人島に行ったら持っていける物ひとつと言えば?
夢乃 ご飯(無きゃ死んじゃうよ〜)
結奈 スマホ(暇すぎて生活不可ー)
りりか 何も持ってかない(それで生活出来てこそでしょ)
藍 方位磁石(カッコいい人が答えそうなの真似してみたアハッ)
10.休憩時間は何する?
夢乃 あいさつ(支えてくださる皆さんに感謝を込めてします!)
結奈 スマホー
りりか お化粧のし直しとかおしゃべり(何か暇潰しになる)
藍 おしゃべりかなー(だいたいリリーとするー)
おーっ、レイハピ初雑誌、おめでとう‼
きっと、事務所メンバーで読んでキャーキャー言ってるよ(笑)
11〜15
11.着てみたい衣装は?
夢乃 アリエルの衣装!
結奈 魔女の暑そうな服かな♪(みんながうっとりする言葉言うよ!)
りりか ドレス!(シンデレラみたいなイメージ)
藍 海賊のコーディネート!(かっこいくないですか???)
12.最近見た映画は?
夢乃 兄に愛されすぎて困ってます
結奈 ミニオン(可愛かった〜♪)
りりか メアリ(コメントしたら、見る人にネタバレよね)
藍 心が叫びたがってるんだ
(声が良かった!もちろん、内容も)
13.出てみたい番組は?
夢乃 お姉ちゃんのドラマ!
(姉妹出演が夢です…)
結奈 逃走中(スリルがあって面白そうだから!)
りりか バラエティー番組
(しゃべるのが好きだからかな)
藍 連ドラ!(何となく)
14.今年挑戦したいことは?
夢乃 バレエ(かたいからー)
結奈 パソコン速打ち
りりか 速読(かっこいくない?)
藍 レイハピガールを保つ
(わたしの座だ!)
15.特技は?
夢乃 歌を歌うこと(習ってたwww)
結奈 絵を描くこと
(ずっと賞取ってましたー♪)
りりか ゲーム!
(何か知らないけど上手くなる)
藍 ピアノ!
(ずっと目指してたところだから!)
薫ちゃんありがとう!
ちょうどまたインタビュー受け中。
あと5個の質問にお付き合いくださいませ。
16〜20
16.レイハピに入ると決めた決め手は?
夢乃 お姉ちゃんみたいになりたかったから!
結奈 モデルが疲れちゃったから
(ランウェイが上手く歩けなくて…)
りりか 楽しそうだったから
(青空キラリも楽しかったけど、新メンバーとやってみたかった)
藍 ママが推薦してくれたから!
17.レイハピでやってみたいことは?
夢乃 ライブ!(これこそアイドル)
結奈 雑誌をたくさん出すことかな
りりか 青空キラリで出来なかったこと(アイドル人生を楽しみたい!)
藍 みんなで頑張る!
(4人で力を合わせてこそレイハピ)
18.レイハピのことはどう思ってる?
夢乃 大好き!
結奈 わたしの人生!(ヘッヘーン)
りりか 楽しい団体(これが一番)
藍 いろんな想いがあって言い切れません!(それくらい大きい)
19.レイハピメンバーに入れ替わるなら誰と?
夢乃 リリー(大人っぽい)
結奈 あいぴー(前向きないい子)
りりか あいぴー(喋ってて面白い)
藍 ゆっち!(カッコいい)
20.上の人になったら何したい?
夢乃 街中歩く
結奈 笑いまくる(そしたら形が着いて結奈でもすごい笑えるかも)
りりか うーん?
藍 大人っぽいコーディネートする!
(似合いそう!)
以上でした!
ちょっと、あるアイドルのこのようなのを質問等真似させていただきました。
107:みぃ◆8Q:2017/08/14(月) 22:05 後日、明スイ真美ちゃんとその周りをテーマにした絵を載せるよ!
レイハピの衣装等も載せる予定!
小説に出す予定の秘密裏トーク
【明スイ】〜真美編〜
真美:今回は、真美と…
秀花:何だかんだ仲良し?の秀花と
初香:仲良くなれた初香で
真美:真美の秘密裏トークするよ!
初香:真美ちゃんの秘密裏?気になる
秀花:司会はわたしがやってきます!
真美:ヨッ!秀花ちゃん!
初香:真美ちゃん芸人さんみたい
秀花:ふふふ。まずひとつ目。幼児期は、天才美少女だった!
初香:幼児期はって…
真美:今は何なのよ、今は!
秀花:今以上に、ということ。保育園時は、足し算引き算、ひらがなカタカナ漢字を覚えていったと
初香:真美ちゃんすごぉい
真美:へへへー
秀花:ラスト。小学1年生の頃、妹のふみを抜いて1位経験あり!
初香:えええええーーーーーー!!!
真美:1度ね。国語と社会と英語が1位だったから…
秀花:ちなみに、わたしはそのとき、ふみが2位でわたしは3位
初香:わたしは…26位…
真美:もう明スイ活動だ!
初香:行ってらっしゃーい
秀花:以上でしたー!
〜坂宮編〜
陽都:何かめんどくせぇことになってる
聡日:今日は陽都の秘密裏トーク。幼なじみのわたしと陽都と
真美:真美で届けたいと思います!司会は聡日さんでーす
聡日:はーい。ひとつ目。陽都の初恋はわたしだった!ウソ!?
陽都:俺の初恋は聡日でしたー
真美:キャーーー
陽都:でも今は真美だし!
聡日:どうしてわたしだったの?
陽都:知らねえよ!
聡日:ラストになります!
真美:早いね。真美もふたつだった
聡日:実は告白して振られたことがあった!
陽都:あるよ、はい、終わりっ!
真美:何照れてるの
聡日:自分に自信があったから?で、で?誰に振られたの?
陽都:真美…
真美:仕方ないじゃん!みんな同じ関係を取り持つから
陽都:落ち込んだんだぞ!
真美:ごめんなさいー
聡日:ふふふ。面白いこと。あ、陽都、宿題終わってないよね?
陽都:ゲッ
真美:やってきてね。行ってらっしゃい
聡日:以上でしたー!
〜矢本編〜
拓斗:今日は俺と
梨歩佳:カワイイ妹の梨歩佳と
陽茉理:天才な妹の陽茉理で
拓斗:秘密裏トーク!司会は陽茉理
陽茉理:拓斗兄がそんなにやる気とは思ってなかった。ねえ、梨歩佳姉
梨歩佳:ええ。まあ、始めましょう
拓斗:コソコソ言うな!
陽茉理:ではいきます!
拓斗:無視するなーっ!
陽茉理:将来の夢は大食い王だった
梨歩佳:えええええええええええ!
拓斗:何がそんなに驚くことを
陽茉理:拓斗兄って少食じゃん?あのテレビに出てると考えただけで
拓斗:失礼だな!俺は…
陽茉理:次はラストです!実は…小さい頃バカだった。計算もろくに出来なかったと
梨歩佳:ダサッ
拓斗:今は学年トップだからいいだろ
陽茉理:今は、ねえ。小3まで150人中120位くらいだったと
梨歩佳:ダサッダサッ!
拓斗:もうやめる!
陽茉理:弱っ!
拓斗:じゃあなっ!
梨歩佳&陽茉理:以上でしたっ!
〜隅木田編〜
優斗:こんばんは。今日は、僕&
真美:真美&
実柚乃:なぜか実柚乃で秘密裏トークします!司会は真美ちゃん!このコーナーは次回なし。最終話です!
真美:寂しいね〜
優斗:最終話を僕が締めくくれて嬉しいね、すごく
真美:早速始めたいと思います!隅木田くんの初恋相手は幼なじみの姉!
実柚乃:隅木田くんの幼なじみって、佐藤先輩!
優斗:そんな情報まで…。みぃ先生…
真美:隅木田くんの初恋相手は?
優斗:佐藤瑞野先輩。
実柚乃:お〜!
真美:佐藤瑞野先輩…覚えます!
優斗:覚えなくてもいいよ。次は?
真美:はい。ラストです。小1から小6までで100点以外のテスト無し!?
実柚乃:どうして!?無理無理無理〜。
優斗:勉強したら簡単だよ〜。
真美:生徒会長呼ばれてます!
優斗:おお、じゃあね。
実柚乃:ありがとうございました!以上でした!
隅木田くん、テストすごっ!
私は変なとこ間違えるよ〜
見習おう‼(どうでもいいね)
それに、最終話なんてさみしい〜(このコーナー好きだった)
また裏情報知りたいな♪
好きだった!?
ありがとう!
好評だったのかな。
レイハピでも同じコーナーやるね♪
その時は見てね!
『*レインボーハッピー*』の、藍ちゃんの友達たちのことです!
リーダー 美音
友達 陽菜 琴 千尋 (藍)
名前 美音
性格 優しくて、しっかり者。リーダータイプで、立候補をよくする。悩みをよく聞いてくれて強い。
部活 陸上
座右の銘 『努力は必ず報われる』
岬に一言 わたしもいっぱい出たい!
名前 陽菜
性格 おっとりしていて真面目。誰かに着いていくタイプで、自分の意志をずっと貫いていく。
部活 吹奏楽部
座右の銘 『誰でも笑顔を持ってる』
岬に一言 藍ちゃんがそんなに辛いことさせないでねー?
名前 琴
性格 ツッコミが上手く、おしゃべりが大好き。笑顔が素敵で、元気。優しくしてくれるが、ちょっと冷たい。
部活 卓球部
座右の銘 『笑う門には福来る』
岬に一言 冷たくないし!
名前 千尋
性格 とても大雑把。いつも超元気。能天気に見えて努力を積み重ねているすごい子。心配性。
部活 ソフトテニス部
座右の銘 『とりあえず笑おう!』
岬に一言 わたしが活躍してるところ書いてね〜!
4.わたしと聡日
わたしは自分の部屋のベッドに倒れ混んだ。
まあそうね。
涼太も悪くないけど。
やっぱりお祖父様が…。
「美華、ちょっといい?」
お母様がドアをノックする。
お父様はいないけど、お母様だけで充分よ。
そう思えばいいわ。
自分に言い訳しながらドアを開ける。
「美華、聡日と会ってたの?もう会わないようにしなさい。いいわね?」
「聡日とちょっと話しただけよ」
お母様は、よれたベッドを直しながら言った。
「聡日とそんなに会うなら留学しなさい。美華も、もっと頭いい方が涼太くんにモテるわ」
お母様まで涼太のこと!?
お婆様、お母様に言ったのかな。
もう!
言ったらお母様うるさいのに。
すぐ舞い上がるんだから。
「とにかく。聡日は他所の子。美華は彦宮の家柄でしょう?陽都くんとも関わるのはダメよ?」
陽都くんって、坂宮陽都だよね。
聡日の幼なじみの。
多田本さんのこと好きらしいけど、どこがいいのかしら。
あの人が。
「聡日と美華って、最後の『か』の字が違うでしょ?もうその時からお父さんと仲悪くってね。美華はわたしがってなってたから、漢字も変えたのよ。早くからお父さんがいなくてごめんなさいね、美華」
お父様がいないことはイヤじゃない。
でも、聡日がかわいそう。
彦宮の家柄に引き取られる方が絶対いいと思うから。
まあ、わたしは幸せ者…ね…。
聡日を助けられなくて最悪だけど。
「お願いだから、聡日と関わらないでほしいの。いい?」
「ええお母様」
お母様が出ていくと、すぐ手紙を書いた。
もちろん聡日宛に。
必ず守るよって。
一緒に、また姉妹で一緒に暮らすって約束をするために。
5.わたしの恋
今日は、お祖父様と進路会談。
お母様もいてね。
三者面談みたいな。
「美華、座りなさい。美亜子も」
美亜子はお母様の名前。
お祖父様の前に座り、お祖父様の考えているわたしの進路。
お母様の考えているわたしの進路を初めて聞く。
「美亜子からどうぞ」
「はい。…わたしは美華に留学してほしいと考えています。出来たら、弁護士や看護師になってもらいたい」
弁護士!?
看護師!?
留学!?
わたしは留学しない!
聡日のことあきらめたのに。
「わたしはだなぁ。美亜子と同じ留学をしてほしい。美華の留学は決定。彦宮学園を次いでほしいのぉ」
留学決定かぁ。
どうして…。
でも仕方ないや。
お祖父様の言うことは絶対だから。
わたしは渋々うなずいた。
「美亜子には、来年度から校長をお願いすることになっている。同時に、来年度から海外留学へ行け」
「はい…」
お母様、校長先生をやるの?
お祖父様はやめるんだ。
わたしの恋も終わりじゃん。
恋が終わったら、もういいや。
聡日、ごめんなさい。
留学する、から。
「留学して、3代目の校長になります」
わたしの新しい恋、探します。
(おわり)
あとがき
岬
こんばんは。
恋愛系で書いてみました。
いかがですか?
今回のあとがきは短めです。
コメントお待ちしておりますね。
わたしの作品も増えてきて嬉しい限りです。
皆さんありがとう!
最近は、『*レインボーハッピー*』中心で書かせていただいてます。
引き続きよろしくお願いします!
『*レインボーハッピー*』のこと。
アルバム、『中学生戦隊レインボーハッピー』の衣装のイメージしてください。
『中学生戦隊レインボーハッピー』
東京ガールズ事務所作成の制服
冬服か夏服(季節分け)公立の普通の制服とほぼ変わらない
↓制服脱ぐ
胸辺りにメンバーカラーのリボン。
スカートはフリル付きの膝より上。
カチューシャにレイハピ特別ピアス。
マニキュアはメンバーカラーで分けられており、それぞれの好きな柄。
あ、少し遅れましたが、真美ちゃんの妹の名前は眞理ちゃんに決定。
薫ちゃん、ご協力ありがとうございました!
『届ける約束 スマイルピース』
メンバーカラーの無地ワンピースに、メンバーのサインが大きく書いてある。(ライブ全てでワンピースを投げるシステム)
『わたしの宝物』
胸辺りに流れ星をテーマにした星。
白の生地でスカートは長め。
ブーツは膝のギリギリ下くらい。
『コトバのタネ』
黒のラメ入りの服。
メンバーカラーのライン入り。
ヒールのちょっと高い靴。
*小説に関わること*
『ここは明確スイーツ研究部!』
『1%の叶わない恋』
『*レインボーハッピー*』
『マオのアート日記』
『夢の中のキミと』
『類木川小学校児童会』
『*レインボーハッピー*の歌ノート…』『莉愛の小説を一番早く!』
『ここは明確スイーツ研究部!に出してほしいスイーツ』
その他あったらすみません
ーちょっと先取りー
『ここは明確スイーツ研究部!』が、15巻くらい…もうちょっといくかも知れませんくらいで、眞理ちゃんが産まれる予定です。
眞理ちゃんが産まれて少ししたら、新シリーズを書こうと思っています。
主人公ちゃんは眞理ちゃん。
眞理ちゃんの真美ちゃんと違った細やかな性格など。
見所です!
よろしくお願いします!
ここからは、小説でミステリーをテーマに書いていきます。
物語は、『*レインボーハッピー*』です!
『*レインボーハッピー*
ミステリーに挑む絆』
どうぞ!
『*レインボーハッピー*
ミステリーに挑む絆』
*主な登場人物*
*金子 藍*
東京ガールズ事務所が立ち上げたレイハピメンバー。
美音たちと仲良し。
美音・陽菜・琴・千尋
藍の友達
1.友達と旅行!
わたし、藍!
仲良しグループ、美音ちゃんたちと旅館に泊まりに来ました!
なぜかと言うと…。
美音ちゃんと遊んだ時。
たまたま千尋ちゃんが商店街の福引き券を持ってて、引いたの。
そしたら…。
「当たり当たり!一泊旅行券プレゼントで〜す」
5人用だったから、わたしたちグループで来ることになったのです!
旅館は和室でゆったりできるところ。
旅行は温泉をメインに決めたの。
美音ちゃんが、ベッドに飛び込む。
ポヨンポヨンと跳ね、寝転ぶ。
わたしたちも同じように。
「陽菜ちゃんすごい良いトコじゃん」
琴ちゃんが、行き先を決めてくれた陽菜ちゃんの背中をパシンと叩く。
ホントだよ〜。
旅館代も旅行代もほぼ0だしぃ。
わたしたちの旅行に持ってこいだよ!
「良かった、楽しんでもらえて」
陽菜ちゃんが荷物を整頓する。
まるで、ママみたい。
そんなことないかなあ。
大人っぽいし。
「藍ちゃん、最近何の仕事あるの?」
千尋ちゃんが聞いてきて、みんな身を乗り出す。
「『レイハピガール!』とか、『にゃお』の新作CMとか」
言った瞬間、ドッっと空気が沸き立った。
『ここは明確スイーツ研究部!』
不思議キャラの俣野コヨちゃんを紹介しちゃいます!
名前 俣野 コヨ
年齢 12歳
趣味 スイーツを作ること
露島くんとおしゃべりすること
美華グループにいること
マイブーム 噂トーク
座右の銘 笑えば笑っただけ特をする
一言 悪キャラになってない?
〜明スイ〜
『明確スイーツ研究部!』と
『新明確スイーツ研究部!』って?
明確スイーツ研究部
→真美&坂宮&隅木田&矢本のチーム。
スイーツを作ってプレゼントする。
報酬はみんなの笑顔。
新明確スイーツ研究部
→明確スイーツ研究部を潰そうと試みているチーム。
コヨ&露島がメンバー。
明確スイーツ研究部の敵。
宣戦布告した。
〜明スイ〜
新キャラ予定
俣野 コン
説明:コヨの従姉妹。新明確スイーツ研究部の手伝い。紺と書く。
ちょっと先取り
〜レイハピ〜
レイハピメンバーがブログを始める!
CDも出したら、路上ライブ!
結構うまくいってるアイドルグループだけど、やっぱり挫折も…。
ゆめりん精神的に辛いか!?
なんか色々進んでる!
そして、眞理ちゃんも!なんか、自分で考えた名前の子が明スイに出てくるなんて……なんか凄いカモ。
眞理ちゃん主人公の話、楽しみ!
進んだよ〜!
コメントありがとね。
本当に投票助かりました。
来なかったらどうしようって思ってたんだよ〜。
眞理ちゃんのも、良ければよろしく!
ー訂正ー
6年1組女の子の名前。
七井心彩を入れてください。
『ここは明確スイーツ研究部!』
〜真美の初めて談〜
1.初恋は?
隅木田くんです…。
2.初めての明スイ印象は?
カッコいい子たちと!?
3.初めての児童会長は?
難しいことばっかりでした…。
4.初めてのケンカは?
陽茉理ちゃんと由里歌ちゃん。そう言えば、わたしすごい一緒にいる子変わってるな〜。
5.初めてのインタビューは?
岬先生だから怖い!
(どういうこと!? 岬)
〜真美の最近こうなんです〜
1.最近の恋と言えば?
樹くん…???
2.最近ハマっていることは?
勉強真美流!
3.最近のニュースは?
付き合って3日で別れたこと
4.最近ビックリしたことは?
わたしなんかが告白されたこと
5.最近怖いことは?
露島くんに話しかけられること
〜真美の実はこうなんです〜
1.実は好きな人が…?
いません!
2.実は最近好きなものが?
うーん、スイーツ研究して作ったスイーツかな
3.実は欲しい物が?
卓球ラケット
4.実は友達に内緒にしてたことが?
あります…。
5.それは?
卓球部に入りたかったこと
真美ちゃん、意外と秘密あるんだね〜
私も、こういうのやっていい?
みんなひとつは秘密あるんじゃない?
(多分)
いいよ〜。
〜真美の家族はこうなんです〜
1.ママ・菜和の学校は?
初等部から高等部までずっと彦宮学園
2.パパ・優樹の将来の夢は?
宇宙非行士だったそうです(笑)
3.産まれてくる妹・眞理の呼び方は?
眞理、眞理ちゃん・まりん・まりりん
4.真美ちゃんの鳥・真由の由来は?
わたしみたいに自由に生きてほしい
5.飼おうとしているペット・猫の名前は?
リッカ
短編小説板にて、小学校って習う漢字を使って小説を書きます!
そろそろですよ?
1年〜6年で分けます。
2.部屋でおしゃべり
みんなお風呂も入り、ご飯も食べ。
やっぱり恋バナ!
って空気なんだけど、学校に行けないわたしのことを気づかって、女子トークすることに!
みんな、ありがとねっ!
「また遊ぼうね!」
「もう終わる系じゃん」
千尋ちゃんに、琴ちゃんが突っ込む。
ふたりって漫才できちゃったりする?
ちょっと気になりながら、続きを聞く。
「陽菜ちゃんの好きな人ってさ、わたしだよね」
美音ちゃんが笑いをとる。
するとまた、ドッっと辺りが沸き立つ。陽菜ちゃんも、わたしも。
きっとみんなも。
美音ちゃんのこと好きだってば。
「あれぇ?陽菜ちゃんと藍ちゃん発言してなくない?」
美音ちゃんが背中をパシンと叩く。
「も〜う、今言おうとしてたよ〜」
「ウソツキ〜!」
「キャハハッ」
ウソだよ、美音ちゃん。
当たり。
だけど、わざとまたウソをついた。
「美音ちゃんも発言してなくない?」
「したしー!藍ちゃんより先にー」
また、みんな笑う。
陽菜ちゃん、発言してないよ〜。
すると、陽菜ちゃんがアクビした。
「わたし眠たぁい」
「じゃあ、枕投げすっか!」
美音ちゃんが枕を投げたところで、枕投げ大会が始まった。
こちらで、レイハピで扱ってほしい企画を募集します。
ぜひお願いします!
彦宮 恵梨華
美華ちゃんの妹。
秀才に育つよう美華ちゃんに教育されるか___!
ー眞理ちゃんの新シリーズ予告ー
『ここになかよしおしごと調査部!』
人物紹介
多田本 眞理
彦宮 恵梨華
椎名 柚葉
真木 大地
榊山 隼登
ー予想のあらすじー
わたし、多田本真美。
幼なじみの柚ちゃんこと柚葉ちゃん、お金持ちの恵梨華ちゃん。
そして、柚ちゃんの彼氏の大地くん、大地くんとなかよしの隼登くんの5人が部員の部活。
スタート!
わたし、多田本真美。
↑
ミスです。
わたし、多田本眞理。 です。
名前 多田本 眞理
年齢 10歳 小5
性格 気さくで明るい。真美ちゃんとはうって違い、笑顔で役に立ちたいと思う。立候補の女神が微笑むほど。
座右の銘
『人に優しくできぬ者は何も出来ぬ』
名前 彦宮 恵梨華
年齢 10歳 小5
性格 美華ちゃんとちょっと似ていて、威張る時もたまに。けど、努力家で優秀。努力の女神が微笑むほど。
座右の銘
『花には水を華には美を』
↑
美華ちゃん指導
名前 椎名 柚葉
年齢 10歳 小5
性格 おっとりしていて優しい。眞理ちゃんのフォロー役。いつでも譲ってくれる立派な子。優しさの女神が微笑むほど。
座右の銘
『人助け一番!』
名前 真木 大地
年齢 10歳 小5
性格 元気!落ち込んだことはほぼないくらい。時に女の子がキュンとなることも。女神全員が微笑むほど。
座右の銘
『運動やって笑顔』
名前変えました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名前 榊山 隼登
年齢 10歳 小5
性格 大地のフォローをする。優しくて、鈍感。だけど一途でカッコいい。女神全員微笑むか?
座右の銘
特にない
『*レインボーハッピー*』
[りりかのブログ]
【りりかのユリの香り】
こんにちは!
毎度お馴染みのりりかだよ♪
残念ながら、青空キラリも卒業。
新しくアイドルの道歩みます!
今まで応援してくれてたファンの方たち、本当にありがとうございました!
新しいアイドルの方も、よろしく♪
私がいなくなっても、青空キラリを応援してあげてね!
そして、いつまでもいつまでも。
私たちを応援して、好きでいてね!
りりか
これは、リリーが青空キラリ卒業を物語ったブログ。
ブログ名は、【りりかのユリの香り】です。
タイトルなしです!
すみません。
【りりかのユリの香り】
タイトル:レインボーハッピー?
こんにちは。
テンション低めのりりかだよ。
どうして低いかって?
みんなを脅かすため。
テンションの低いりりか、大丈夫?って感じ。
全然そんなことないのです!
(紛らわしいりりか氏)
なんと、レインボーハッピーっていうアイドルグループに入ることになりました!
メンバーはまだ秘密。
楽しみにしててね♪
わたしも、レインボーハッピーとても楽しみ!
略すとレイハピって言うんだって。
覚えとくの忘れないでよ〜。
下がゆっちのブログ。
『結奈のブログ』。
そのままのタイトルです。
【結奈のブログ】
タイトル:モデル引退
みんな、こんばんは。
結奈の今日のランウェイ見た〜?
今日も可愛かったでしょ!
今回は、雑誌キラキラの服だよ〜♪
ファンのみんなに残念なお知らせがあります。
それは…。
“モデル引退”
これは、結奈が決めました。
ちゃんと決意して。
新しく歩む道も分かりません。
けど…。
どうなったとしても、応援してくれるよね…?
結奈
【結奈のブログ】
タイトル:新しい道
みんな、おはよう。
最近はすごい春風吹いてるよね。
気持ちい〜い♪
桜も綺麗で。
また今度お花見行こっかな〜。
みんなもいいお花見スポットあれば、結奈まで!
さて。
モデル引退して、結奈は新しい道を決めました!
それは…。
“アイドル”
みんなの前で活躍したい。
もっとみんなの前で目立ちたい。
歌うのが好き。
だけど歌手は無理かも。
だったらアイドル!
歌って踊って、いっぱいやる!
結奈のファンのあなた!
アイドルの結奈のファンになって。
結奈のアイドルグループを応援して!
きっと、希望を届けます。
結奈
【りりかのユリの香り】
タイトル:みんなへteach
急だけどみんな!
ブログ名の、
『りりかのユリの香り』
どうしてこれか気にならない?
それを教えちゃうよ♪
わたしは、元々ユリが好きなの。
綺麗で、祖母がすごく大切にしていたから。
その香りがもっと好きで、りりかとユリ(発音)って似てるから、重ねちゃおうって感じ。
レイハピの仕事はもう始まってる。
もう青空キラリじゃないけど、レイハピのブログが建たないから、それまでここで書くよ♪
削除はまだだから。
ここのブログがある限り、ブログ名の秘密教えようと思って。
ってことで、じゃあね〜♪
【りりかのユリの香り】
タイトル:祝第一回
レイハピガール!が第一回放送。
やっとみんなに届けられるよ!
レイハピのテレビをレイハピガール!って言うんだけど、みんな見てる?
見てくれてたら嬉しいな♪
レイハピガール!でやってる企画。
『ファッションを決めてランニング』
だけど、わたしの案なの。
すごいでしょ!
レイハピガールは藍ちゃんにとられたけど、わたしも賞とれたよ♪
みんながレイハピガール!をどう思ったか、コメント書いてね〜♪
【結奈のブログ】
タイトル:仲間と放送
みんな、こんにちは。
今日の7時はみんな予定あるよね?
もちろんうなずいてるよね?
レイハピガール!見てくれるよね?
初めてのレイハピガール!だよ。
レインボーハッピー、略してレイハピメンバー、夢乃ちゃん、藍ちゃん、りりかちゃんと私の、初放送。
みんな絶対見てよ〜?
コメントくれなきゃお仕置きだぞ〜♪
じゃあ、今日の7時はテレビの前にスタンバイなのだ〜。
『花咲学園霊用倶楽部』
【あいさつ】
わたし、ゆもも!シャレーニのれっきとした霊用倶楽部部員。部員はふたりで、薫見翔くんがいるんだけど、仲がいいのか悪いのか。だって、薫見くん厳しいんだもん!今日も明日も明後日も。ずーっと頑張って活動するよ!
3.1日目、終了
ちょっと、美音ちゃん。
威力がめちゃめちゃ強いんだけど!
さすが、ソフトボール部のエース。
陽菜ちゃんが、へなへなと座り込む。
「わたし、もうダメ。みんなでやっていいよ」
肩で息をするほどの息の荒さ。
大丈夫!?陽菜ちゃん!
美音ちゃんも枕を置いて、布団の上にポスンと座る。
「わたしも疲れたーっ!そろそろ寝てもいいけど?」
千尋ちゃんも枕を元に戻し、布団の中に入った。
琴ちゃんも、わたしも。
そんなこと言ってたら、眠くなってきたかも…。
ふわわわ〜とあくびをする。
「特に藍ちゃんはお疲れだったよね。仕事も学校も大変なのに。そろそろ寝る?みんな〜」
ちょっとマイペースな千尋ちゃんは、電気が付いているにも関わらず、スヤスヤと寝息を立てて寝ている。
ずいぶん眠たかったんだね。
千尋ちゃんは歯みがきをしていないけれど、みんな歯みがきをして布団の中に入った。
「楽しかったね、みんな」
美音ちゃんが、グーッっと伸びをしながらつぶやいた。
琴ちゃんが、人差し指で空に星形を書いて、ふふっと笑った。
「わたしたち、星みたいだね。5人みんなで仲間。ひとりでも欠けてると、なんか違うもん」
わたしが仕事でいない時、琴ちゃんはそう思ってくれてるの?
嬉しくて、思わず顔がほころぶ。
「あいがとーございましゅ〜」
「ありがとうございます、かな?」
陽菜ちゃんが、隣で寝ている千尋ちゃんの寝言の通訳をした。
きっとそうだよ。
夢見てるのかな?
今日は…楽し、かった…。
「藍ちゃんも寝た?」
かすかに、美音ちゃんのそんな声が聞こえた気がした。
けど、本当にそう言ったかは分からない。
ピチピチピチ
変わった小鳥の鳴き声。
ハッっと目を覚ます。
みんな、まだ寝てるね。
部屋のふすまを開けてみると、まぶしい日の光が差し込んできた。
「ちょっと、誰…?藍ちゃん?まぶしいよ〜、閉めて閉めて」
美音ちゃんが目をこする。
あっ、起こしちゃった。
あわててふすまを閉める。
「今何時?」
時計を見上げる。
…昨日、何時に寝たっけ?
「えっと、11時」
「えーーーーーーーーっ!」
4.みんなで浴衣
遅い朝食を部屋で食べる。
おかみさんと若おかみさんが、ご飯を盛り付けたり、おかずを運んだりしてくれている。
朝食は、お米におみそしる。
鮭のムニエル、クリームコロッケ、大根の煮物だった。
デザートは、杏仁豆腐。
食べながらおしゃべりしていると、おかみさんがふふふと笑った。
「あなたたちは、本当に仲良しねえ。ちょうどいいわ。すぐそこの神社のお祭りに行ってみたらどうでしょう。浴衣なら、こちらで貸し出しますけど」
すると、美音ちゃんが「キャーーー、すごい、行こ行こ!」と声を上げる。
テンションマックスだ。
おかみさんは美音ちゃんを見る。
「では、ご飯が終わってゆっくりされましたら、ロビーに来てください。浴衣を着せて差し上げます」
「ありがとうございまっす!」
わたしたちは、ご飯をかきこみ、食べ終わり次第部屋に戻った。
そして、布団をたたみ、貴重品などをまとめる。
トントントン
「すみません。失礼します。お荷物ですけど、この袋にお入れください。浴衣に似合う物をご用意しましたよ」
若おかみさんが貸してくれた袋に、それぞれの貴重品などを詰める。
全部整うと、みんなでスリッパを鳴らせてロビーへ向かった。
「お待ちしておりました。では、順番に着付けさせていただきますね」
まずは、美音ちゃんと陽菜ちゃん。
おかみさんと若おかみさんに着付けをしてもらう。
わたしと琴ちゃん、それから千尋ちゃんは、ウキウキが止まらなかった。
「わたしは、この金魚の浴衣!」
千尋ちゃんが、金魚柄の浴衣を抱きしめて笑った。
琴ちゃんも、花火柄の浴衣をキュッっと握るように持っている。
「わたしは、これかな」
残った浴衣。
その柄は、花柄だった。
5.屋台の呼び込み
カランコロンカランコロン
ゲタの音がカワイイ。
神社の階段を上り終わると、たくさんの屋台が見えてきた。
「焼きそば、かき氷、とうもろこし、たこ焼きにお好み焼き!いっぱいあるね〜、すごい」
千尋ちゃんが声を上げる。
人がにぎわっている中、なぜか屋台がすぐ目に着く。
早速、お参りをした。
お願い事、していいんだよね?
ーーー美音ちゃんたちと、ずっと一緒にいられますように。
ーーーレイハピが盛り上がりますように。
ーーー優ちゃんと、また会えますように!
参列から退き、屋台を見る。
千尋ちゃんも目がキラキラになっている。
「ええっと、まずは〜」
「ちょっとちょっと、そこのお嬢ちゃんたち」
あるひとつの屋台で呼ばれる。
わたしたちは、その屋台へ行った。
悪い人じゃなそうだし、にこやかで優しそうなおじさんだ。
「ちょっと手伝ってくれんかね?呼び込みなんだが…」
「いいよいいよ!やるやる!」
千尋ちゃんは腕まくりして、早速呼び込みを始めた。
「皆さ〜ん!焼きそば、だよ、ね?いかがですかーっ!」
お客さんは、いろんな屋台の声にも紛れて、気にしてもいない。
千尋ちゃんは、わたしたちに目で同じことをやれとうながす。
「やっ、焼きそばいかがですかー?美味しいですよー?」
美音ちゃんがぎこちなげに声を出す。
それに負けず、琴ちゃんも。
わ、わたしも頑張らないと!
「焼きそばいかがですかー?」
どうしよう。
全然来てくれないじゃん!
…そうだ!
まあ、やっちゃえ!
「レイハピの藍がやってますよー!」
その声を聞いて、美音ちゃんたちもレイハピのワードを出す。
すると、みるみるお客さんが増えてきたのだ。
6.おだちん
焼きそばを買ったお客さんは、キョロキョロと、多分わたしを探している。
お祭りの企画者さんって、誰?
神社の本殿のところにいる巫女さんかな?に聞いてみよう。
「あの、すみません」
「はい」
わぁー、綺麗〜。
美貌の持ち主って、こんな感じなのかな、どことなく、ゆっちに似てる。
「お祭りって、ステージあります?」
「ステージでしたら、そこの焼きそばの屋台の後ろですよ」
あっ、呼び込みしてた焼きそばの屋台の後ろにあるじゃん!
立派なステージ。
そこに立っておしゃべりしている人、きっと一般人だろう。
「お客様がステージを盛り上げることも出来ますよ。やってみますか?」
「ぜひ、お願いします!」
巫女さんに案内されて、ステージ裏へ向かう。
衣装はそのまま。
小保さん、怒らないよねっ!
「マイクどうぞ」
わぁー、すごい。
握るの2回目。
ミニミニミニ…ライブをやったから、これで2回目になる。
「では、ステージにお上がりくださいな。盛り上げるの、お願いしますね」
見ると、ステージでおしゃべりしていた人はもういない。
空けてくれたんだ。
「ありがとうございまーす!皆さん、わたしが誰だか分かりますか〜?」
わたしの声に、いろんな人が集まる。
焼きそばの屋台のお客さんも。
「わたしは、レインボーハッピーのあいぴーこと金宮藍です!よろしくお願いしまーす!」
お客さんの間で、イエーイと声が上がる。
たまたま、わたしのファンの人とかいてくれたら嬉しいなっ!
「ひとりではありますが、中学生戦隊レインボーハッピー、アカペラで歌います、聞いてください!」
お客さんが「ハイハイ!」と言ってくれたり、手拍子してくれたり。
いろんな盛り上がり方をしている。
「レインボーハッピーーーーっ!」
最後まで歌いきると、拍手が鳴り止まなかった。
中には、「あいぴー!」と声を張り上げてくれる人もいた。
「ありがとうございます!以上で、わたしの舞台を終わります!」
マイクを、汚れないように床に置く。
自分の最大の声で。
お客さんに言いたい。
「ありがとうございましたっ!」
「イエーイ!」や「ひゃっほー!」と声が上がるが、わたしはステージ裏に帰った。
巫女さんが目を見開く。
「まさか、あなたがあいぴーだったなんて思ってなかったわ。本当に盛り上げてくれてありがとう!」
巫女さんと握手して、マイクを返す。
すると、巫女さんはポケットからお金を差し出した。
「これ、受け取ってくださいな。わたしからのご恩でございます」
「いえいえ、いいんです」
「いーえ、受け取ってくださいませ」
渋々お金をいただき、巫女さんと別れる。
いい方だったな、巫女さん。
また、会えたらいいな。
「藍ちゃんっ!」
美音ちゃんが駆けつけてくる。
目がキラキラ輝いていた。
千尋ちゃんも、さっきより。
「焼きそばのおじさんが、おだちんくれるってよ!それに、舞台。めちゃめちゃかっこよかった!」
見てたんだ。
ちょっと恥ずかしくなって、多分赤面化したと思う。
すると、千尋ちゃんに手を引かれて、焼きそばの屋台へ。
「お嬢ちゃんすごかったねえ。呼び込みしてくれたお礼じゃ。おだちん」
みんな500円ずつおだちんをいただいたが、陽菜ちゃんは返却した。
それに続いて、みんなも。
「どうしたんじゃ?」
「いただけません。お返しします」
陽菜ちゃんがおだちんを置く。
だけど、お客さんがたくさん来て嬉しいおじさんは粘っている。
「じゃあ、おだちんで焼きそば食ってかんか?」
みんなの顔がパアッっと輝き、300円の焼きそばを買った。
みんなで1000円余っている。
これで、何かやろう。
そう思いながら、焼きそばをすすった。
7.ミステリー屋
見ていくと、ひとつ怪しげな屋台があった。
ホントなら入っちゃいけない。
中学校ではそう言われているけど、出ていく子供たちは泣いている。
屋台は『ミステリー屋』。
「行ってみない?子供たちがかわいそうだよ。何かあるに決まってる」
美音ちゃんが踏み込む。
わたしたちも続いて中に入った。
店員さん、怪しい!
「いらっしゃあい。ここは、絆を試すミステリー屋だよお。お金はひとり200円。計1000円だよお」
焼きそばのおじさんからもらったおだちんを出す。
店員さんは「ちょうどいただいたよ」とお金をボックスに入れていく。
た、たくさんのお金!
ズルくない!?
「勝負に勝てたら、君たちがしてほしいことをしてあげる。だけど失敗したら…。泣いて帰ってもらうよ」
あの子たち、失敗したんだ。
ますますほっとけない。
絆を試すんでしょう?
わたしたちなら、きっとできる!
「やろう!絆を試すって、何?」
「じゃあこっちにおいで〜」
お店の奥は、広い広い迷路。
ちょうど壁を挟んで向こう側がゴールになっている。
「5分でゴールできたら、君たちの勝ち。1秒でも遅れたら負け。じゃあ、よおい、すたあと」
みんなで駆け出す。
きっと、こんなに大きな迷路、罠があるはずなんだよね。
普通に行っても、きっと無理なんだ。
絆を試すって、どういうこと!?
きずなをためす。
この文字に秘密はないのかな?
「ねえ、美音ちゃん!こっち行き止まりだよ〜」
千尋ちゃんが「わーっ」と叫ぶ。
じゃあ逆の方だね。
みんなでそちらへ向かう。
思い返すんだ。
今日あったことを。
8.価値があれば
待てよ?
絆を試して、どうしてミステリーになるんだろう。
時間がなくなる。
急がないとヤバイ!
「ちょっと、こっちも行き止まり!壁を飛び越えるってこと!?」
いや、さすがにそれは良くない。
勝ちなら抜け出せる。
負けなら失敗。
かち、まけ。
価値、克ち…。
巻け、撒け、蒔け、敗け…。
今日関係している勝ちと負けは…。
価値があったよね、今日。
負けなら、巻け?
焼きそばを?
他のまけはなさそう。
だけど、焼きそば巻かないよね?
巻くのって、パスタだよね。
価値があればゴールできる。
「価値があれば…」
みんなこちらを見る。
価値あったはずだからゴールできる。
絆を試すってことは…?
絆は価値があるってことだよね?
「おおっと、君。気付いたようだね。言ってごらん?」
店員さん風ロボットが来る。
わたしの前で止まった。
「絆は価値がある、かな」
ロボットは、「正解」と言い、「下を見てごらんなさい」と言った。
ひとつ高くなっている壁。
さっきはこんなことなかったのに。
壁をドンと押すと、バタンと倒れた。
「さあ、行こう!」
すぐゴールだ。
5分以内にできたよね?
店員さんはビックリした顔をした。
「お前たちの、勝ちだ。ほしいものをやろう」
「藍ちゃん」
美音ちゃんがわたしを呼ぶ。
活躍したでしょ?と口で伝えている。
わたしが選べるんだ!
「今まで泣いていった子供たちを、笑わせてあげて」
店員さんはぐったりした顔をして、子供たちを呼び込んだ。
わたしも手伝う。
きっと、悪い人じゃない。
笑わせれるんだ。
「じゃあ、失礼しましたー」
すると、子供のひとりが浴衣をきゅっと掴んだ。
「お姉ちゃん、ありがとう」
みんなも口々に「ありがとう」と言ってくれる。
いいことしたなあ、わたし。
きっと、何かで活きてくるよね!
そう思いながら、神社の階段を下った。
9.再会
旅館に戻ると、おかみさんが迎えてくれた。
「お帰りなさいませ。どうでした?楽しめましたか?」
「はい!ありがとうございます!」
浴衣を脱いで、もうそろそろ帰る。
本当に楽しかった。
私が浴衣を脱いでいるとき、焼きそばの屋台の話をした。
「もしかしたら、ご主人かもしれないわ。焼きそばの屋台をやるって言っていたもの」
すると、ガラガラとドアが開く。
その主を見てみる、と…。
「あ、あのおじさん!」
「お嬢ちゃんじゃないか!」
おかみさんは、やっぱりと言った顔をしてにこにこ笑った。
おじさんは、まだまだお礼を言ってくる。
そんなに嬉しかったんだ。
「お嬢ちゃんのおかげで売り切れだ」
売り切れーっ!?
おじさんすごい!
確かに美味しかったもんな。
まだ片付けが残っているおじさんは、神社へ戻っていった。
「じゃあ、部屋に荷物を…」
「それでしたらここに」
おかみさんが、わたしたちの荷物をまとめておいてくれたんだ!
本当にいい方。
「ありがとうございます!」
その荷物を持って、旅館を後にする。
おかみさんと若おかみさんが声をそろえる。
「ありがとうございました!またお越しくださいませ!」
本当に楽しかった!
わたしたちは、電車を待つため、駅へ駆け出した。
10.活躍、あいぴー
ガタンゴトンガタンゴトン
電車の揺れで、疲れた陽菜ちゃんと千尋ちゃんはスヤスヤ寝ている。
「藍ちゃん、すごい活躍だったね」
美音ちゃんがにっこり笑う。
琴ちゃんも、うんうんとうなずく。
価値、あったもんね。
きっとその気持ちは、みんな一緒。
「これからもさ、藍ちゃんは、金宮藍ちゃんとして仕事するけど、」
美音ちゃんは電車の天井を仰いだ。
そして、ニカッっと笑った。
「ずっと友達だよ!」
良かった、本当に。
美音ちゃんたちと仲良くしてて。
そう思いながら、重たいまぶたを閉じた。
この旅の思い出にひたりながら。
(おわり)
あとがき
こんにちは!
『*レインボーハッピー*』作者の相原梨子です、よろしくお願いします!
今回の物語はいかがですか?
藍ちゃんたちが旅行に当たり、お祭りを楽しむということで。
修学旅行に行ったことがある人、修学旅行を思い出したのでは?
私は、枕投げをしたかったです。
(できなかったけど)
夢みたいだったので、藍ちゃんたちにやってもらいました!
修学旅行の思い出、ありましたら、ここか、小説板の『*レインボーハッピー*』スレへ。
ここまで呼んでくださった皆さん。
本当にありがとうございました。
まだまだ書いていきますので、よろしくお願いします!
では、次回のあとがきで会いましょう!
ちゃんとした短編に喜ぶ相原梨子
明けましておめでとうございます。
ここでは、
『お正月スペシャル☆明スイ編』
を書かせていただきます。
他、私の小説スレで、他の小説のお正月スペシャルを書く予定です。
『ここは明確スイーツ研究部!番外編』
人物紹介
多田本 真美
私立彦宮学園の後期児童会長。
すでに私立青山野学園の推薦入学が決定している。
杉田 ふみ
私立彦宮学園の前期児童会長。
真美と仲良し。
杉田 秀花
真美に悪さをして退学処分になった。
ふみちゃんの双子の妹。
1.あけおめことよろっ!
1年ぶりの晴れ着姿。
明日で一旦家へ帰ってしまうおばあちゃんに着付けてもらった。
ピンポーン
我が家にドアフォンの音が鳴り響く。
「きっと杉田さんよ」
おばあちゃんがドアフォンを見てにっこり笑って見せる。
玄関に出ると、クラスメイトで仲良しの友達、杉田ふみちゃんがいる。
「真美ちゃん、カワイイ」
わたしの名前は、多田本真美。
冬休みを満喫している小学6年生。
今日はお正月。
ふーちゃんことふみちゃんと一緒に初もうでに行くんだ!
そこに着いてきたのは…。
「秀花」
ふーちゃんが後ろの女の子を呼ぶ。
のっそり出てきたのは、秀花ちゃん。
いろいろあってトラブルがあり、わたしたちが通っている、私立彦宮学園を退学した秀花ちゃん。
長い髪の毛はバッサリ切っており、どことなく雰囲気が違う。
「ごめんなさい、真美ちゃん」
「いいの、いいの」
秀花ちゃんは顔を上げる。
反省してくれたことが嬉しい。
そう思いながら、ブーツを履いて初もうでへ行った。
長い長い列。
わたしたちは、その最後尾に並んだ。
ピューーー
まるで、わたしたちを呼ぶかのように風が吹く。
「寒いね、まーちゃん」
まーちゃんは、わたしのこと。
ふーちゃん呼びとまーちゃん呼びは、わたしとふーちゃんだけ。
「何のお守り買う?」
ふーちゃんが尋ねてくる。
うーん、正直に言えば、いろいろあったから、厄除けがいいけど…。
チラリと秀花ちゃんを見る。
その『厄』に当たる人が目の前にいるから、買えないよ〜。
「学業かな。中学校へ行って、勉強が難しくなるし。ふーちゃんは?」
すると、ふーちゃんは神社巡りガイドブックという本をカバンから取り出した。
ふせんがところどころに貼ってある。
「ここの神社のご利益は、交通安全、家内安全、恋愛成就、学業、商売繁盛があるの。涼太がいるから、やっぱり恋愛成就かな」
ふーちゃんは、青山野涼太くんの彼女であり、幼なじみ。
涼太くんも、難易度の高いふーちゃんが受験する学校を追いかけるんだ。
ちなみに、ふーちゃんが学年トップ。
涼太くんと秀花ちゃんが二位だった。
「秀花ちゃんは?何買うの?」
秀花ちゃんは軽くはにかんだだけ。
すぐにスマホに目を落とした。
2.おみくじの結果は?
おしゃべりしていると、あっという間に本殿にたどり着いた。
脳内シュミレーションをする。
えっと、二礼二拍手、お願い事で、一礼だったよね。
実柚乃ちゃんーーー相原実柚乃ちゃんと秋の遠足で学んだこと。
パンパンッ
ーーー今年が幸せになれますように。
ーーー友達関係が上手くいきますように。
ーーー勉強でいい結果が出ますように。
ーーー出来たら恋したいです!
お願い事が終わり、一礼。
そして列から退いた。
「おみくじ引いて、それからお守りを買いましょう」
ふーちゃんが、おみくじのある屋台へ案内してくれる。
やっぱり、ガイドブックがあると便利だなあ。
そう思いながらおみくじを引く。
出来たらでいいです!
大吉出てください!
凶は、本当にやめてっ!
「いっせーのーせで開けよう。いっせーのーせ!」
ふーちゃんが声を上げる。
パッっと開いたおみくじ。
『今年の運…末吉』。
ウソぉ〜〜〜!
健康はいいみたいだね、良かった。
転居はバツ。
しないと思うからいいけど。
学業は!?
学業の欄を見ると…。
『休んだら伸びぬ。努力を重ねよ』。
休憩しちゃダメってこと〜!?
「まーちゃん、どうだった?わたし、大吉だった!」
ふーちゃんがおみくじを掲げる。
デカデカと『大吉』と書かれているおみくじ。
学業、最高潮。
恋愛、人生最大のモテ期。
健康、風邪を引かないなどなど。
いいな〜。
「わたしは末吉」
「いいじゃないの、真美ちゃん。わたしなんて…」
秀花ちゃんが掲げたおみくじ。
そこに書かれているのは、凶。
コ、コメントハドウシタライイデショウカ…?
「学業は落ちる、恋愛は引け、健康は崩しやすい、転居はした方が良い。いいことないわ」
うーん、どうしたらいいのかな?
とりあえず、おみくじ結ぼ。
木に結ばれているおみくじ。
そこに、わたしのおみくじも結んだ。
3.買うお守り
わたし、杉田秀花。
ここにいる真美ちゃんに悪さをした、『厄』。
わたしが、もし、厄除けのお守りを買ったら真美ちゃんはどう思う?
真美ちゃんは優しいから、真美ちゃん自身が『厄』だと思ってしまうかも。
だけど、『厄』であるわたしが訂正するなんて違う気がする。
「ここだねっ!学業、学業」
学業のお守りを探す真美ちゃん。
恋愛成就のお守りを巫女さんに差し出すふみ。
わたしは、ふたりから離れたところにいる巫女さんのところへ行った。
「学業のお守りと厄除けのお守り、ひとつずつください」
何を買ったのか聞かれたら、学業と答えたらいい。
そう思いながら、お守りが入った紙の袋をカバンの中に押し込んだ。
あれ、秀花は?
わたし、杉田ふみは、双子の秀花を探す。
まーちゃんには悪いけど、ちょっとその場を離れた。
「学業……厄除け……ください」
かすれかすれで聞こえた秀花の声。
巫女さんからいただいている紙の袋。
厄除け、買ったんだ。
秀花が振り返った時、バチッっと目が合ってしまった。
あわてて目をそらす。
だけど、時すでに遅し。
「ふみ、見てたの?」
「ごめん…」
秀花は耳元でささやいた。
「絶対に言わないで」
4.秀花の特技
食べ物の屋台を見て回る。
すると、秀花ちゃんが「あっ」っと声を上げた。
ふーちゃんが耳打ちする。
「秀花ね、水風船が大好きなの」
夏祭りでよくあるよね、水風船。
彦宮祭でもあったし。
初もうでにも、水風船あるんだ。
「いい?やらせてあげても」
わたしはコクッっとうなずいた。
屋台の前にしゃがみこむ秀花ちゃん。
心から笑っている。
「水風船ね、取るのがすごく得意だったの。だけど…」
水風船にかかっている穴にホックを通すが、紙がピロリと破れる。
取れなかったんだ。
「お嬢ちゃん、どの水風船が欲しいんだい?」
屋台のおじさんが言う。
だけど、秀花ちゃんは首を横に振って笑った。
「いいです。取れた水風船が欲しいので。ありがとうございます」
秀花ちゃんは頭を下げて屋台を出た。
その後ろ姿が、とても悲しげに見えたけど…。
「何買う?わたし、お好み焼きが食べてみたい」
「食べたことないの?」
わたしが尋ねると、ふーちゃんはコクッとうなずいた。
「お母さん、厳しいの。秀花は食べたことあるのだけど、秀花より出来の悪いわたしは特に」
わたしのお母さんは本当に厳しい。
秀花はわたしと違って、運動も出来てカワイイ。
だけど、わたしは勉強のみ。
秀花はわたしの後ろに着いてて、どう考えても秀花の方が優秀。
そんなある日。
「ふみは、和食しか食べちゃダメ。学校はまあいいけど、基本和食。焼き魚やご飯、味噌汁、漬物みたいなもの。お好み焼きやたい焼き、たこ焼きもダメ。あれは洋だから!」
秀花はいいの。
食べたいものを食べなさい。
だけど、ふみはダメ。
出来ないのに楽しいことばかり考えてないで努力しなさい!
今までで一度も食べたことのないお好み焼き。
今日だったら、いいよね。
だって、今度は秀花が和食。
退学になったから。
食べたいもの、食べていいよね?
そう思いながらお好み焼きを買った。
5.食べられなかった食べ物
こんな食べ物あったんだ。
外はカリカリしてて、中はふわふわしてる食感。
どうして食べさせてくれなかったんだろう。
秀花がうらやましそうにお好み焼きを見ている。
あげてもいいかな?
だけど、バレたらヤバイよね。
また一口お好み焼きを食べる。
お好み焼きが食べられないなんて、もったいないよ。
「美味しい?」
まーちゃんが顔を覗き込む。
わたしは、にっこり笑ってうなずいた。
ちなみに、まーちゃんはたこ焼きを買って食べている。
「ごめん、まーちゃん。たこ焼きちょっとくれない?お好み焼きあげるから。いい?」
優しいまーちゃんは、コクッっと微笑んでうなずいた。
お好み焼きもたこ焼きも食べられるなんて、すごくいい日。
「はい、ふーちゃん」
お好み焼きが入っていたプラスチックの容器にたこ焼きをひとつ入れる。
わたしは、お好み焼きを一口サイズにしてたこ焼きの容器に入れた。
わぁー、お好み焼きだ。
ふーちゃんが乗せてくれたお好み焼きを口に運ぶ。
すると、口の中にお好み焼きの香りと甘さが広がった。
「美味しい、このお好み焼き!」
「お好み焼きに負けないくらい美味しい、たこ焼き!」
…ん?
ふーちゃんなんて言ったの?
ふたりの声が重なって何を言ったのか聞き取れない。
「わたし、お好み焼きとたこ焼き、どちらも家に買ってく。お母さんのと、わたしの」
ふーちゃんの顔がほころぶ。
じゃあ、わたしはみっつ。
わたしのとおばあちゃんのとパパの。
「もうそろそろ帰る?」
ふーちゃんが時計を見上げる。
そうだね。
そろそろお昼だ。
「送るよ、まーちゃん家まで」
「いいよいいよ」
でも、神社からふーちゃんが家に帰るには、どうしてもわたしの家の前を通る。
送ることにもなるね。
「買ってくるね」
わたしとふーちゃんがお好み焼きとたこ焼きを買うため、わたしがお好み焼きの係に。
ふーちゃんがたこ焼きの係になった。
「ただいま!」
家を駆け上げる。
リビングに着くと、おばあちゃんとパパが新春スペシャルの番組を見てくつろいでいた。
「お好み焼きふたつと、たこ焼きをひとつ買ってきたよ!」
机の上にふたつを広げる。
そして、食卓を囲んでお好み焼きを食べた。
6.ばあばの家へ!
おばあちゃんは、もう先に帰った。
お年玉をもらってね。
今から行くのは、ばあばとじいじの家。
パパの実家。
「真美ちゃん!もう大きくなって〜。眞理ちゃんと優眞くんでしょ?産まれるのは」
ばあばが頭をなでる。
パパは笑ってうなずいた。
こんなに笑ってるの見るの、久しぶりかもしれない。
きっと、パパにはママが必要なんだ。
パートナー、っていうの?
「ほら、真美ちゃん。寒いんだから上がりなさい」
ばあばが暖かい手でギュッっと握ってくれて、家に入る。
こたつのあるリビングに並べられている豪華料理。
パパはこたつにのそのそ入った。
「暖かいな〜。真美も、母さんも父さんも入って〜」
じいじはこたつに入ったけど、ばあばはまだ料理を運んでいる。
お手伝いした方がいいかな?
「どうした、真美」
じいじがメガネを直しながらつぶやいた。
「うんん。何にもない」そう言って、こたつから出る。
「真美ちゃんどうしたの?トイレ?すぐそこにあるわよ」
「トイレじゃない」
ばあばは手を止めてこちらを見る。
そして「どうしたの?お年玉はもうちょっと待ってね」と言う。
あ、違う…。
「お手伝いしようかなと…」
「あ、そういうこと。ありがとう。真美ちゃんは優しいねえ。いいよ。こたつでぬくぬくしていなさい」
いいの、ばあば。
わたしはリビングに戻る。
こたつに入ってぬくぬくするために。
7.元旦の思い出
ドンと出てきたお刺身盛り。
全部ばあばがさばいたみたい。
「菜和さんはずっと入院しているの?大丈夫?」
ばあばがお刺身を口に運びながら、わたしに尋ねる。
大丈夫って言えば…。
代わりに、パパが答える。
「大変ねえ。双子だものねえ。真美ちゃんはどうしてるの?ひとりでしょ」
「それは大丈夫なの。おばあちゃんが来てくれてるから」
ばあばは、顔を険しくする。
パパのお母さんが、ばあば。
ママのお母さんが、おばあちゃん。
わたしからすると同じ関係のふたり。
片方より上の関係でいたい思いがちょっとはあるの、かも。
「ばあばが行こうか?そちらのおばあちゃんは菜和さんに着いていた方が絶対にいいから」
「気にしなくていいよ、母さん」
優しくしてくれてすごく助かるけど、ばあばが大変だよ。
お年玉ももらって帰る時間。
元旦の1日、楽しかった。
初もうでに行って、ばあばの家にご飯を食べに来てね。
「ありがとう、ばあばとじいじ」
わたしは車に乗り込んだ。
今日の思い出を抱えて。
(おわり)
あとがき
相原梨子
こんばんは!
相原梨子です。
これを見ているあなた、毎度毎度ありがとうございます!
いないと思っていましたが、これを目にしているということは…?
見てくれているんではないでしょうか!
違ったらすみません。
良ければ、次の『*レインボーハッピー*』のお正月スペシャルも、よろしくお願いします。
『*レインボーハッピー*番外編
キミを名前で呼びたくて』
登場人物
金子 藍
レインボーハッピーのアイドル。
尚子ちゃんと仲良しだったが?
尚子
引っ越して藍と別れた。
藍のことをあいぴーと呼んでいた。
美音
藍と仲良しのグループのリーダー。
1.わたし、藍!
ダン、ダダダダダダン
ダン、ダダダダダダン、ダァ〜
テレビで、元旦おなじみの音が流れ、芸能人の人たちが頭を下げる。
夢歌ちゃんに、菊音ちゃんもいる!
「藍はまだこういうの出ないんだ」
お姉ちゃんの桃がつぶやく。
そんなこと言ったって。
小保さんが断ったんだよ?
「この子たちには早いので、お引き取りください」
いやいや、いいってば。
中学生なんだから。
わたし、金子藍。
レインボーハッピーっていう国民的アイドルを目指しているメンバーのひとりなのです!
結成したのも、去年の5月。
金宮藍って名前で、通称あいぴー。
ピンポーン
家のドアフォンが鳴る。
隣のおばさんかな?
「ちょっと手が離せないの。藍出て」
おせちを作っているお母さんがキッチンから顔を覗かせる。
仕方ないなあ、出よう。
ドアを開けると、ニッっと笑って立っている女の子がいる。
結構前に去ってしまった子。
「久しぶり、あいぴー」
「尚子ちゃんなの?」
尚子ちゃんーーーずっと前に引っ越して、会えてなかった友達。
仲良しで、あいぴーあいぴーってずっと呼んでくれてた子。
「尚子だよ」
「会いたかった、尚子ちゃん!」
どうしてこんなところに?
尚子ちゃんをとりあえずリビングに入れてあげる。
「あら、尚子ちゃんじゃない。わざわざありがとう。ゆっくりしてってね」
お母さん、尚子ちゃん見てゆるゆるしちゃってるじゃん。
そう思いつつ、こたつに入る尚子ちゃんにジュースを出した。
2.尚子ちゃんが来た理由
「あいぴーにどうしても会いたかったから来ちゃったんだけど」
そんなこと言ってくれて嬉しい!
尚子ちゃんは、ひとつの封筒を差し出してきた。
中を見てみる。
「それね、書いてきたの。桃ちゃんとあいぴーとふたりへの手紙だよ」
お姉ちゃんも目を輝かせる。
何が書いてあるんだろう。
気になってうずうずしていると、尚子ちゃんが「見ていいよ」と言ってくれた。
お言葉に甘えて読む。
『あいぴーへ
こんにちは、あいぴー。突然来てごめんなさい。
引っ越して会えなくなったあいぴー。
まだ出来ていないことがたくさんあったのに、もうそんな時間はない。
今日もギリギリ来れたけど、時間はほんのちょっとだけ。
わたしがしてみたいこと、してもいいかな?
いいなら、言って。
“尚子ちゃん。してみたいことって何?”って。
尚子』
「えっと…尚子ちゃん。してみたいことって何?」
尚子ちゃんは、待ってましたと言わんばかりに微笑んだ。
「わたし、ずっとあいぴーって呼んでたけど、藍って呼びたいの」
へっ?
藍呼びがいいの?
わたしの名前は尚子。
あいぴーが、知らないうちにアイドルになっていた。
そんなこともあるけど、あいぴー呼びがみんなに広まった。
ニックネームを考えたわたし。
みんなと違う呼び方で呼びたい!
「ねえ、尚子。藍ちゃんすごいわね」
お母さんがレイハピガールを見ながらつぶやいた。
あいぴーすごい!
けど…みんなと違う呼び方…。
お母さん、藍ちゃんって言ったよね?
藍ちゃんはなし!
じゃあ…何なのよぉ〜!
【ちょっと一休み】
『キミは宙のすべて』
これは、ちゃおの漫画で、能登山けいこ先生の作品です。
いいお話だと思うので、参考に新シリーズを書いてもいいと思います。
ですが、掛け持ちしているので、明スイが完結したら書かせていただきます。
頭に入れておいてください。
よろしくお願いします。
↑
>>190に書かれているものは、
『*サクラ革命*』
これにしました。
このスレをご覧いただけたら書いてあります。
>>190に書かれているものは
『キミ色に染まった世界で恋する』
に変更。
小説板にて連載中です。
『キミ色に染まった世界で恋する』
〜語呂がいい略しを考えよう!の巻〜
美海:おおっと。ここは初めてです。初めまして。詩神美海です!
瑠夏:私は美海の親友の瑠夏だよ〜!
涼:俺は涼だ!(美海〜)
美海:今日はこのメンバーで、相原梨子先生のお願いを叶えます!
涼:梨子先生、決めてねーのかよ…
梨子:(すみませーん)
瑠夏:いいじゃん。涼だって、レギュラーキャラで書いてもらってるから
美海:瑠夏優し〜!
瑠夏:話反れてない?考えよう!
梨子:(瑠夏ちゃんナイス!)
美海:キミイロなんてどうでしょう!
涼:普通過ぎない?
美海:(ガーン)
瑠夏:涼っ!ひどいよ…。私の案言ってもいい?
梨子:(うんうんっ!)
瑠夏:キミコイ!
梨子:(お〜!)
涼:語呂いいな!
美海:キミコイでいいんじゃない?私、気に入ったよ!
梨子:みんな、ありがとう!しっかり録音しましたからねっ!
美海:私の恥ずかしいのもですか!?
梨子:恥ずかしくないよ!
瑠夏:涼、最後に美海に謝って。そうしないと蹴るよ!
涼:わーっ、怖っ!ごめんな、美海!
瑠夏:怖いとは何だ!
梨子:美海ちゃん、今のうちに…
涼&瑠夏:梨子先生何か言った?
梨子:いーえっ!
美海:これからも、キミコイをよろしくお願いします!
『キミ色に染まった世界で恋する』
名前:詩神美海
年齢:13歳
誕生日:4月11日
家族構成:父
以前も書きましたが『キミは宙のすべて』という漫画の主人公の莉花ちゃんと環境が似ていますよね。
参考にして書いてみました!
どんどん遠くなっていきますけど。
めげずに頑張る子を書きたいと思っています!
>>194
キャラクタープロフNO.1
* * *
キャラクタープロフNO.2
名前:桜庭涼
年齢:12歳
誕生日:8月20日
家族構成:父、母、姉、兄、妹
キミソラで言うと、星夜くんタイプの子ですね。
素直に好きと伝えられる男の子ってカッコいいと思うし、素直に美海ちゃんと対称的な子でいい子ですよね。
キャラクタープロフNO.3
名前:冴橋来雅
年齢:12歳
誕生日:10月28日
家族構成:父、母、妹、弟
キミソラで言うと、銀河くんタイプの子ですね。
名前の語呂がちょっと似てます…!
美海ちゃんを温かく守ってくれるような子を書きたいと思ってます。
キャラクタープロフNO.4
名前:春宮瑠夏
年齢:12歳
誕生日:1月5日
家族構成:母、兄、義理姉
キミソラで言うと、裕ちゃんタイプの子みたいですね。
この子は、美海ちゃんを心から支えてくれる親友を書きたかったので書きました。
瑠夏ちゃん、好きなタイプです…♪
キャラクタープロフNO.5
名前:木下花奈
年齢:14歳
誕生日:5月5日
家族構成:父、母
花奈ちゃんみたいな子って、ちょっと怖いようで優しい感じがしますよね。
周りにひとりはいそうな子かな?
怖い子だから離れるよりも、みんなと仲良くなりましょう!
瑠夏ちゃんの義理姉、ちょっと引っ掛かりませんか?
これについて、瑠夏ちゃんが説明してくれますよ!
Hello.
英語で挨拶してみた〜!
瑠夏だよっ!
私には、義理の姉、世美さんがいる。
世美さんは24歳という若さで、私のお兄ちゃん、大輝と結婚した。
「ねえ、瑠夏ちゃん。大輝くん知らない?いないんだけど」
「知りません」
世美さんはトボトボと居間を出ていく。
お兄ちゃんのこと好きになったなんて、本当に不思議。
ってわけで、義理の姉の世美さんのこと分かったよねーっ?
200おめでとうございます!
すごく嬉しいことですし、見てくださっている方も数人はいらっしゃるかもしれないので、ご挨拶させていただきます!
ここまで数々の小説、ネタ、キャラクターと見守ってくださり、ありがとうございました!
引き続き、まだまだ続きますので、見守ってくださると嬉しいです。
よろしくお願いします!
>>189の続き
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あいぴーに初めて会った時、確かみんな『藍ちゃん』って呼んでた。
私だけは違ったけど。
どうしても変わりたい…。
「ねえ、お母さん。あいぴーでもなくて、藍ちゃんでもない呼び方、ない?その呼び方で呼びたいの!」
お母さんは、頭をうーんと悩ませて、でも途中でにっこり笑った。
そして、こそっとつぶやいた。
「そんなの簡単よ。藍ちゃん引く、ちゃんは?」
藍…?
お母さんは「尚子」と呼んだ。
そうだ、それだ!
藍って呼べばいいんだ。
レイハピで有名な藍…だから、あいぴーって呼ぶ人が多いよね…!
「ありがとう、お母さん!」
私は、すぐに机に向かった。
あいぴー…じゃなくて、藍に手紙を書きたいから!
手を止めることなく、どんどん手紙を書き進めていく。
手紙用紙もう書けなくなり、全て封筒に入れた。
「ねえねえ、慶子姉ちゃん!嘉子姉ちゃん!来て来てっ!」
リビングからお姉ちゃんふたりを呼ぶ。
ゲームオタクの慶子姉ちゃん。
モテモテの嘉子姉ちゃん。
「何?尚子〜」
嘉子姉ちゃんが手鏡で前髪を整えながらつぶやく。
相変わらず、慶子姉ちゃんは片手にゲームを持って熱中。
「あ〜、慶子姉ちゃんはいいや。嘉子姉ちゃんにお願いがあるの。私のコーディネートを考えて!」
嘉子姉ちゃんはビックリした顔をしてキョトンとする。
そう思うのもつかの間。
嘉子姉ちゃんはにこにこ笑った。
「やっと尚子もファッションに目覚めたのねっ!嬉し〜!」
早速、嘉子姉ちゃんの部屋へ行って、大量のハンガーがかかったクローゼットへ走った。
藍と思い出創るんだから!
*史花Side*
「ねえっ、そんなの聞いてないよ!ふみかちゃん!」
そんなこと言われたって…。
ふみかもイヤだもん…。
「ふみかちゃぁんっ!」
もう…何が起こっているの?
うららちゃんは来てくれないの?
私のこと…覚えてる?
「か…みか…史花ぁぁぁっ!」
………………。
うららちゃん、今はどうしてる?
ヘンな感覚…。
私は…誰?
「ねえねえ、うららちゃん!」
「何?瑠乃ちゃん」
もしかして、うららちゃん?
会えたんだ!
うららちゃんの方へ…。
行けないよ…!
「あ…待って…行かないで…」
瑠乃と呼ばれた子とふたりで公園に入っていったうららちゃん。
私に気付いて…!
「そう、だ…。私は、史、花…!」
始めから「ふみかちゃぁんっ!」までが、6歳。
もう…何が起こっているの?から「か…みか…史花ぁぁぁっ!」までが亡くなってしまう病院シーン。
………………。から「そう、だ…。私は、史花…!」までがユーレイ?みたいな気体と固体が混じったようなのになって、うららちゃんを見つけた時。
明スイ
>>1001まで
1%の叶わない恋
8巻までの予定
レイハピ
10巻までの予定
その他
まだ決めてません。
マオの内緒アート日記
8〜10巻までの予定
↓
マオ情報
『マオの内緒アート日記』
<クラスメイト>
・角田 結樹(かくた ゆいき)
・川崎 友馬(かわざき ともま)
・戸部 柑太(とべ かんた)
・南頭 健一(なんと けんいち)
・古野 良輔(ふるの りょうすけ)
・和田 はじめ(わだ はじめ)
・糸野 久瑠見(いとの くるみ)
・江ノ島 真理(えのしま まり)
・岡田 陽香(おかだ ようか)
・尾原 いずみ(おはら いずみ)
・手塚 奈菜(てづか なな)
・羽折 美櫻(はおり みお)
・桃里 彩葉(ももさと いろは)
・四音 絵梨(よおん えり)
桃里彩葉をなくして、ミオちゃんの前にこれをお願いします。
七原 彩葉(ななはら いろは)