小説のメモをします、
乱入は基本なしでお願いします~!
小説
https://ha10.net/novel/1558229011.html
<人物まとめパート1>
【仲間】
・桜木 凪(サクラギ ナギ)
年齢:14歳 学年:中二 部活:陸上部 ペア:チヤ 交替後:キョウ
外見:身長は152a 体重は41kg セミロングの髪型 目が大きく可愛らしい顔立ち
備考:主人公
・福積 千夜(フクズミ チヤ)
年齢:16歳 学年:高一 部活:帰宅部 ペア:ナギ 交替後:ユウ
外見:身長は165a 体重は48kg 黒髪でストレートな髪型 中性的な顔立ち 細身な体型
・宇都宮 琴 (ウツノミヤ コト)
年齢:15歳 学年:中三 部活:吹奏楽部 ペア:シュンスケ
外見:身長は155a 体重は43kg 髪型二つ結び 童顔 明るい子
・依田 信二(ヨリタ シンジ)
年齢:32歳 ペア:???
外見:身長は183a 体重は78kg 髪型は短髪 はっきりとした顔立ち 筋肉質
備考:まとめ役
・倉井 俊介 (クライ シュンスケ)
年齢:17歳 学年:高二 部活:パソコン部 ペア:コト
外見:身長は174a 体重は58kg 髪型は前髪が目にかかっている 暗い雰囲気
備考:協力する気はない
>>4-6間違えた!
8:ろん◆NUg hoge:2019/08/07(水) 17:13 ・宇都宮 琴 (ウツノミヤ コト)
年齢:15歳 学年:中三 部活:吹奏楽部 ペア:シュンスケ 交替後:モモカ
外見:身長は155a 体重は43kg 髪型二つ結び 童顔 明るい子
・依田 信二(ヨリタ シンジ)
年齢:32歳 ペア:ツグミ 交替後:シュンスケ
外見:身長は183a 体重は78kg 髪型は短髪 はっきりとした顔立ち 筋肉質
備考:まとめ役
・倉井 俊介 (クライ シュンスケ)
年齢:17歳 学年:高二 部活:パソコン部 ペア:コト 交替後:ヨリタ
外見:身長は174a 体重は58kg 髪型は前髪が目にかかっている 暗い雰囲気
備考:協力する気はない
↑訂正
埋め
10:ちか◆g hoge:2019/08/07(水) 19:44 ・美川 京(ミカワ キョウ)
年齢:21歳 学年:大学生 ペア:モモカ 交替後:ナギ
外見:身長は168a 体重は52kg 顔は整っているが性格はよくないと思われる
・柚木 桃香 (ユギ モモカ)
年齢:13歳 学年:中一 部活:文芸部 ペア:キョウ 交替後:コト
外見:身長は148a 体重は38kg ロングヘア 可愛らしい顔立ち
備考:コミュ障
・明石 亜実(アカイシ ツグミ)
年齢:28歳 ペア:ヨリタ 交替後:フウ(ダミー人形)
外見:身長は161a 体重は50kg 黒髪を後ろで束ねている 凜としている
備考:ヨリタと同じ会社に勤めている
・神埼 優(カンザキ ユウ)
年齢:21歳 大学生 ペア:フウ 交替後:チヤ
外見:身長は171a 体重は57kg ふわっとした茶髪の癖毛 名前通り優しそうな印象
・綾瀬 楓(アヤセ フウ)
年齢:17歳 学年:高二 ペア:ユウ 交替後:――
外見:身長は156a 体重は44kg 生まれつきの薄い茶髪のセミロング 儚い印象
クマからの放送「残り時間1時間だよ。精々足掻いてね」
「3.2.1.は〜い時間切れ〜。でもサブ命令だからチャンスをあげるよ。ここに鍵がある(クマが鍵を掲げる)
でも、一つしかないんだよねぇ…ってことで奪い合ってくれないかなぁ?」
うめ
17:ちか◆g hoge:2019/08/12(月) 19:59うめうめ
18:ちか◆g hoge:2019/08/18(日) 19:55 ナギ「分かった!このゲームの真相暴いてみせる!!」
クマ「うんうん。その意気だよ。自分たちの罪をちゃーんと理解しなよ」
クマはそう言うと私たちの前から姿を消した。
<人物まとめパート3>
【敵】
・クマ(悪魔たち)
夢の中にみんなを閉じ込めた悪役。
外見:右耳は破れ、継ぎはぎのクマのぬいぐるみ。目はボタン
・その他の情報
まだ姿は現していないが、ナギは黒幕がいると予想している(参照>>31)
【ゲームを進行する悪魔たちのきまり】を作っていると思われる。
テーブルの上を一つ一つ丁寧にそして、素早く調べる。
テーブルに備え付けられている椅子の座面からテーブルクロスの下までくまなく探す。
この作業を数十回ほど繰り返して全ての机を調べきった。
しかしどこにも鍵は見当たらない。
疲れた。もう時間がないんだ。探したって無駄なんだ。
そんな考えが一瞬頭によぎったが、すぐに振り払って隣の部屋へ小走りで向かう。
少し古びた鉄のドアのノブに手をかける。
…ギイィ
「ひっ!!」
私が思わず小さく声をあげる。
室内にはたくさんのぬいぐるみがあり、全てドアの方向を向いていた。
「大丈夫だって。はやく探そう」
キョウはドアの前でつっ立っていた私の横をすり抜けると、部屋の中に入った。
「ちょっとビックリしただけですよ…」
私はそう言ったが、内心この部屋を探索するのは気が引けた。
「はぁ…何びびってんの。僕がぬいぐるみを探るから、ナギさんは棚を探索しなよ」
キョウは不気味に照らし出されたぬいぐるみを無造作に掴むと、テーブルの上にあったカッターでぬいぐるみの
腹を引き裂いた。
「ちょ、ちょっと…そんなことしてもいいんですか…?」
何かバチが当たるような気がした。
「いいでしょ。もし、ぬいぐるみの中に鍵があったらどうすんの?ぬいぐるみを切り開かないと鍵取り出せない
じゃん」
「二人っきり、だね」
彼はそう言って今まで見たことのなかった切ないような、悲しいような表情で私を見る。
「そんな顔しないでくださいよ…」
私は涙を堪えて小さくそう言った。
「ねぇ…キミだけ生き残って」
彼は優しい笑顔を私に向けた。
「なんで…一緒にッ」
「俺は行けない、戻りたくない。このまま死にたいんだ」
彼は私の手を握る。
…冷たい。
「キミには本当に感謝しかない。
俺にも優しく接してくれたのはキミだけだよ。
…バイバイ。またね」
彼はそう言うと、真っ赤な夕焼けに飛び込んだ。
私はまた一人ぼっちになった。
「○○しないと出られない部屋」
『他人には知られたくない秘密を暴露しないと出られない部屋』
部屋のドアにはそう書かれている。
…名前が長い。
どうやら私とキョウはこの部屋に閉じ込められたらしい。
「サブサブサ命令だよ〜。ルール説明をするね」
いつも通りクマの声が部屋中に響き渡る。
サブサブサブ命令…か……。
「ドアに書いてある通り、他人には知られたくない秘密を暴露しないと部屋から脱出することはできないよ!
制限時間は30分!はい、マイク!」
クマがそう言うと、マイクが何もなかったところから突然現れた。
「このマイクに向かって秘密を暴露してね。マイクが『ぴんぽ〜ん』って音が鳴らないと、クリアできないよ。さぁ!せいぜい頑張ってね。
――サブサブサブ命令スタート」
クマの放送が終ると、私は「はぁ…」と溜め息をつくと、マイクを拾い上げた。
そして、キョウに満面の笑みでマイクを差し出す。
「キョウさんから、お先にどうぞ!」
ああ、間違ってあげちゃった
25:匿名希望 hoge:2019/10/24(木) 19:53うめる
26:匿名希望 hoge:2019/10/25(金) 18:08 キョウはいつもの無表情を崩して、ギョッとした表情を浮かべると、
「いやいやいやいや!!無理!!ナギさんからやって!?」
と私に力ずくてマイクを押し返してきた。
私も負けずと押し返す。
「私だって嫌ですよ!!ここは大人のキョウさんから!男でしょ!?ね!?」
「は?はぁ!?無理無理無理無理」
「ちょっと!私に押し付けないで下さい!!キョウさんからやってくださいよ!」
「なんで!?最初にマイクを持ったナギさんからでしょ!」
私たちがマイクの押し付け合いをしていると「はぁ…」とクマのワザとらしい溜め息が聞こえてきた。
「あのねぇ…。制限時間は30分なんだよ?さっきので10分ぐらい過ぎた…。
命令をクリアできなきゃ死ぬの分かってるかなぁ?
後に言うか、先に言うか…どっちにしたって言わなきゃいけないんだから、今マイクを持っている人が先に言って!」
私はクマのその言葉を聞いて、手に持っていたマイクを落とした。
ゴトンッ!と派手な音を立ててマイクが床に落ちる。
「ほら、何落としてんの?ナギさんからだよ」
そんな私をキョウは冷たい目で私を見ていた。
「ひ、ひどい……」
そう言いながらも私はマイクを拾い上げる。
私は深く深呼吸をして「秘密」を言う覚悟を決めた。
「実は私……
数学で赤点三回とったことあります!!!!」
私の声がマイクを通して、部屋中に響き渡る。
…………。
…………。
…………。
クマ曰く、マイクから「ぴんぽ〜ん」と音が鳴ればクリアなのらしいが、マイクから音が聞こえてこない。
壊れているのだろうか、と私がマイクの頭を軽く叩いていると、
「ダメだったみたいだね」
とキョウが少し笑いながら私にそう言った。
さっきのはダメだったのか?
…ということは、あれ以上のことを言わないいけないのか!?
そんな秘密、私にはない!!
「ちょ、ちょっと笑わないで下さい!次はキョウさんの番ですからね!?」
そう言って私はキョウにマイクを押し付ける。
最初は受け取りを拒否したが「私、ちゃんと言いましたからね」と私が付け加えると、彼は渋々といった様子でマイクを受け取った。
「誰にも言えない秘密って…何を言えばいいんだよ…」
と呟くキョウに、
「秘密がたくさんありそうな顔をしています。
…あ、ちなみに私が言った以上の秘密じゃないと、クリアできないみたいですね〜」
と私はニヤリと笑った。
さっき笑われた仕返しだ!
「秘密がたくさんありそうな顔って…一体どういう顔だよ。
う〜ん……何かあるかな」
キョウは真顔でツッコミながらも、何を言おうか考えているようだ。
…はやく、こいつポーカーフェイス崩れないかな。
「そうだ」
キョウは何か思いついたようだ。
マイクを握りなおし、言う覚悟を決める。
「実は僕……
注射が嫌い…!」
注射が嫌い…?
私はキョウの可愛らしい暴露に「ふふっ」っと思わず噴きだす。
「何笑ってんの」
キョウはいつものポーカーフェイスを作ろうとしているようだったが、顔の赤みが隠しきれていなかった。
「ふふ。いや、思ったより可愛いなって…あははは!」
私はキョウの表情を見て、さらに笑いが込み上げてきた。
「あっそ。
…っていうかマイク鳴らないじゃん!」
キョウは私から顔を背けて、マイクの頭を叩いた。
「ふふふふ、そうですね」
「…!いつまで笑ってるんだよ!次、ナギさんの番なんだけど」
そう言ってキョウは乱暴に私にマイクを押し付けてきた。
〜本編、訂正ばーじょん〜
「………い……おーい。聞こえてんのかー?」
私に呼びかけているのだろうか。聞き覚えのない声が聞こえる。
…誰だろう。
私は先ほどまでのことを思い出す。
確か、私は家に帰ってきたばかりのはずだ。
強い眠気に襲われていた私は、帰ってすぐに自室のベッドに倒れこんだ。
それから、すぐに寝てしまったはず。
…ということはここは夢?
「おーいってばぁ!」
今度は、はっきりと誰かの声が聞こえた。
うるさいなぁ、と私は体を起こし、誰なのか確認する。
「……ぬいぐるみ?」
右耳は破れ、継ぎはぎのクマのぬいぐるみがボタンの目で私を見つめていた。
あ、やっぱり夢だな。私はすぐに確信した。
「ぬいぐるみじゃなーーーーーい!!!おれは悪魔だ。次、ぬいぐるみだなんて呼んだら、どうなるか分かってんだろうな?」
「悪魔…?」
私が聞き返すと、クマは誇らし気に話し始めた。
「そうさ、おれは悪魔なんだ。夢の中のわっるーい、悪魔さ。
キミたち人間を夢の中に連れ去り、夢の中に閉じ込めてしまうんだ。
あ、いいことを教えてやろう。おれたちが命令を出す。その命令に全部従えたら、出してやるよ」
「おれたち」ということは他にも悪魔が複数いるのだろうか?
夢の中に連れ去った?もし「命令」とやらに従えなければ――――。
「命令に従えなかったらどうなるの……?」
私がそう問うと、クマはにやりと笑った。
「おっと、物好きだねぇお嬢ちゃん。従えなかったら―――――
死んでもらうよ」
「し、死ぬ?夢の中で?」
「夢の中だから大丈夫だと思ったか?もう二度と目を覚まさなくなるよ。
だからせいぜい頑張ってね。
おっと、言い忘れた。閉じ込められてるのはあんただけじゃないよ。だから協力して頑張るんだね。
さ、他のやつらはこっちにいるから――――」
そう言うと、クマは私を暗闇に突き落とした。
「0707」