ルール
・楽しく小説を書く!
・荒らしは厳禁!
LET'S START!
…勝手に作っちゃったけど…いいかな?
書き込めなかったので、作っちゃいました。重複してたら。すみません!
みるくてぃィィィィ!!!来たよォォォ!!!
チクショー、何で書けねーんだよ!
なぜ怒るw
5:林檎:2016/02/01(月) 20:41 ID:nNU みさとか、めいびすとか、蓮蓮とか、もっちゃんもか来れるかな?
あと、小説書くねー
りょーかいっす
7:林檎:2016/02/02(火) 17:59 ID:nNU ウチは動けなかった。腰が抜けたんだ。ウチはナツやグレイ達と仕事に行って、立派で強い魔導士気取りだったんだ。
ナツもグレイもウェンディもウチと同じぐらいの実力だと思ってた。でも、ウチの倍の実力だった。そして、ふと気付いた。ナツ達はウチの実力に合わせてくれたんだ、って。
「火竜の咆哮!!!」
「換装!天輪の鎧!!」
「アイスメイク・キャノン!!」
「レグルス・インパクト!!」
みんなが攻撃して、ウェンディがルーシィさんの回復をする。こんなの、ウチがいないみたい。
「ウチだって、やればできる!!」
ウチは立ち上がった。もう、逃げない。
「開け、彫刻具座の扉!カエルム!!」
みんなの戦力には劣るかもしれないけど、これがウチの持ってる最強の星霊。
どうか、ウチだけを残すのはやめてください
カエルムってエンジェルも持ってたヤツだよね…?
星霊を道具としか思ってない人はみんなカエルムを持ってるのかな…?
いや、テキトーに決めたから…。
実はカエルムは、ユッコが二万Jで買った星霊。
ってことにしよーっと!
今日あった事をグレルーに
「ルーシィは誰が好きなんだよ」
「え、は?」
「教えてくれよ」
「いや、その、いい…けど…///」
「じゃあ、ルーシィの好きな奴はフェアリーテイルか?」
「うん…。ヒント、あげようか?」
「おお!頼む頼む!」
「天狼島で七年過ごした人。」
「なるほど…。フリード、ビックスロー、エルフマン、ギルダーツ、オレ、女陣は無しとして…。」
なんでアンタは無しなのよ。あたしはアンタが好きなのに。
心の中でずっと想ってた。
「分かった!ナツだろ?」
「違う。」
「分かった!ガジルだ!」
「それも違う」
近くても、遠い。そんな気がする。
「あら、何してるの?」
「ミラちゃん!そうだ、ミラちゃんはルーシィの好きな奴知ってんのか?」
「知ってるわよ。」
「教えてくれよ」
グレイがミラさんの肩に手をまわす。やめてよ、胸が苦しいじゃん
「それはできないわ。」
「そうか…。」
「グレイは誰だど思う?」
「ナツもガジルも違うんだったら…、オレとか?」
「それは本人に聞きなさい」
「分かった…」
ミラさんとグレイが何を言ってたのかは知らない。
「ルーシィ!」
「な、なに!?」
「好きな奴、言わねーと家にある大福食うぞ!」
「だ、ダメダメダメ!」
「じゃあ、言えよ!」
「…分かったわよ…」
この際、言ってやろう。
決意してから十五分。
こんなに言うのは大変なのか。
もうグレイが行ってしまう。
「グレイ、帰るから送ってよ。」
「んぁ?じゃあ、言えよ?」
「分かったって」
無言で歩く。
この先の曲がり角であたし達の道は別れる。
「じゃあな、ルーシィ」
言ってやろう。今言ってやろう
「ところで、お前の好きな奴は?」
「お前だ、バカ!」
「…分かってた」
え?
グレイの返事のあと、走って帰った。
あなたの返事は
両想いだと思っていいですか?
えぇ?!実話?!まさかの林檎ちゃんがリア充説!
12:林檎:2016/02/03(水) 18:57 ID:nNU いや、リア充ではない。
心友と同じ人が好きなんだ。
どっちがくっ付いても、恨みっこ無し!って
でも、その二人が想い合ってるっていう噂を聞いたことがあるんだ…
えっ…なんか、ごめん。うちには親友がいないんだよな〜
恨みっこなし!って言っても、やっぱり羨ましくなっちゃったり、嫉妬しちゃうときはあるよね…
全然!
でもね、嫉妬しちゃうよ。
だけど、私は心友も好きな人も大好きだから!二人が幸せになるなら、私は失恋でもいい。心友も私を応援してくれてるから!
またまたつくってもらっちゃってごめんね!
きたよぉぉ*\(^o^)/*
…いやしかし、なんで急に書き込めなくなるんだろうね?前までは1000まで行っていたような気がするけど…
そしてまたしょっぱなから身の程知らずの小説投稿。
???「…」
こっちを、凄い睨んできてた。
ピンク色の髪に光が当たって、所々黄色に見える。
???「何の用だい」
未来ルーシィ「ポーリシュカさん!この、もう一人のあたしの治療を…!」
ポーリシュカさんと呼ばれたその人は、グレイにおんぶされている私をみると、しぶしぶといった感じで中へ入れてくれた。
部屋に通されて、ベッドへと寝かされると、診察のようなことをやった。
ポーリシュカ「こりゃ…はるか昔の毒だね。出血量が少し多いがなんとかなるだろ。少し待ちな」
そういうと、奥へと歩いて行った。
グレイが手を握って、よかったな、と言ってくる。
あたしは力なく頷いた。
未来のあたし達も心配そうに近くにいる。
しばらくすると。
ポーリシュカ「これを飲みな」
渡されたのは緑色の液体。光に当たって透き通っている。
とりあえずあたしはいわれるがままにその液体を口へ運んだ。喉を通り、ごくん、と飲み込んだ。
ポーリシュカ「これで治ったはずだが、一応一日ここで寝てな。あんたも、寝泊まりする場所がないならここで寝な」
グレイ「え…いいんですか?」
ポーリシュカ「それでしんだら私が悪いみたいだろ!」
そんなこんなで、あたし達はポーリシュカさんのお家でお世話になった。
未来のグレイとルーシィは、また明日様子を見に来る、と言って帰っていった。
ポーリシュカさんは、「二度とくるんじゃないよっ!」って言ってたけど。
夜。
特にすることもないから、あたしは眠りに落ちていたけど、血の吐き気で起きることもなく、吐くこともなかった。
グレイは、あの本の解読を頑張ってたみたい。
…本当に、治ったのかな?
100%治らないと言われていたのに。
…これが、未来…。
開けた窓からは、月明かりの光とフクロウの声が響いていた。
続
えっと…心友じゃなくて親友じゃないかな?
いや、わざとやっていたなら本当申し訳ないけど…
一応、後のためにもなると思って指摘しておくね!
気に障ったら本当申し訳ないです
オォ〜!めいびす〜〜♡
私とまあ、アイツは心で繋がってるから心友なんだ〜♡
来た!このまま2人っきりだったらどうしようかと思った!
なんか、林檎の考え方が美しい…!
うん、そういう表現の仕方だったんだね!良かったε-(´∀`; )
二人きりでも続いてただろうけど…私も入れてくださいなー
めいびす))もちろん、入れるよ!心から信頼しあえる友情ってやっぱり美しすぎる…!ホント、うちには居ないのよ〜
21:林檎:2016/02/04(木) 22:18 ID:nNU めいびす)オッケー!ってか、めいびすのこと勝手に入れてたしww
みるくてぃ)いつかは心から信頼できる心友が現れるさ!
そうかな…ヽ(´o`;
うちは女子より男子と絡むから、女子からは嫌われてるの…(._.)
私もそうだよー
24:林檎:2016/02/05(金) 21:08 ID:nNU カエルムはあっさりやられた。
けど、ナツ達のおかげで山賊達を倒すことができた。ルーシィさんの体も魔力も完全とまではいかないけど、回復したから帰ることになった。
「ウェンディ、ありがとね。」
「いえいえ!」
あのとき、ルーシィさんがウチを庇ってくれなかったらどうなってんたんだろう…完璧に死んでいたな
「ユッコが無事でよかった〜…」
弱々しく笑いかけるルーシィさん。ごめんなさい、ウチのせいで…。ウチのせいで…!!
「ナツ、グレイ、エルザ。ケガしてるわよ。」
「な、治しますね!」
「ウェンディは魔力が残ってないでしょ。あたしがやるから休んでて!」
「で、でも!「大丈夫。あたしを信じて…」…はい」
ナツ達には小さいけど、深い傷が所々あった。
「ナツが一番浅いわね…。」
優しい緑の光を手から出しながら呟くルーシィさん。ウェンディはウチにもたれて寝ちゃってる。
「グレイは…!!?」
グレイの傷口を見てルーシィさんの顔色が変わった。
「ナツ!急いでそこの水を汲んでお湯を沸かして!エルザはタオルを濡らしてきて!」
「どうしたんだ?「急いで!「お、おう!」
何があったんだろう…。そういえば、グレイの顔が赤いような。それに、何だか苦しそう…
「ルーシィさん!グレイがどうかしたんですか?」
「グレイの傷口に毒がある…!この毒は体に回るとひどい熱を出すの。そして、死に至る…!」
そんな、グレイが死んじゃう…!?
いやそこは勝手に入れて置いてくれや…( ´ ・ω・ ` )
グレイ何してたんや!てか山賊が毒使うなや(=゚ω゚)((
林檎))そなの。
めいびす))ね!グレイーーーーーーーーー!
今、メモ(アプリ)に頑張って小説溜め込んでる…
28:林檎:2016/02/06(土) 14:26 ID:nNU 「ルーシィ、お湯だ!」
「ルーシィ、濡らしてきたぞ!」
「ありがとう!」
ルーシィさんは、自分の上着とグレイの上着を使ってグレイを寝かせた。
「今から毒を抜くわ…。その間グレイを抑えてて…!」
ウチ、ナツ、エルザはグレイを抑える。これにはグレイの命がかかってるんだ!
「行くわよ…」
ルーシィさんは、右手から赤い光を出して、グレイの傷口に当てた。
「うがあぁ!」
「抑えて!」
グレイがうめいて、動き出した。ウェンディの魔力はまだ回復してない…
次は、左手に手のひらサイズの泡のようなものを作り出した。そして、右手の光を黄色に変えて毒を抜き出した。
「うがぁっ…!だっぁ…!がはっ…!」
抜いた毒を泡のようなものに入れ、誰も触ることができないようにした。
「まだなのか、ルーシィ!」
「まだよ!体に毒が回ってるんだから、そんな早くに抜けないわよ!」
ルーシィさんは何度も何度も新しい泡のようなものを作り、毒を抜いてそれに入れるという行為を繰り返した。
「これで…っ、さいっ…ご…っ」
そして、ルーシィさんはグレイの中にある毒を全て抜き出した。
最後の方ではウェンディの魔力も回復して目を覚まし、一緒にグレイを抑え込んだ。
「グレイの毒は山賊達のボスの魔法ね」
「あいつとなら、オレも戦ったぞ!でも何もねェよ!」
「きっとアンタにも入ったんでしょうけど、毒は火に弱いからね〜。自分で毒を消しちゃったのよ…。たぶんね!」
グレイの熱はすぐに下がり、ウチ達は早く帰ることができた。
「ルーシィ、マジ助かったわ。ありがとな。」
「大丈夫よ。治癒魔法はアンタ達の為に会得したんだから。」
「それでもルーシィさんはスゴかったです!」
「いやいや〜、それほどでも〜」
ギルドでこのことが有名になり、ケガした人はウェンディだけでなく、ルーシィさんにも治療を頼むようになった。
「…ルーシィさん、お話があります」
「どうしたの?ウェンディ」
このことがきっかけで、ウェンディの決意が固まるなんて誰も、分からなかった
ここは、ギルドの裏。私は、ルーシィさんにとあるお話があって呼び出した。
「どうしたの?ウェンディ」
「…ルーシィさん!私をルーシィさんの弟子にしてください!!」
私は頭を下げて、ルーシィさんに頼んだ
「……やだ」
「え…?」
「ちょっと、それはないんじゃないの?」
すると、空から声がした。この声の持ち主は、シャルルだった。
「シャルル…」
「ウェンディが頭を下げてまで頼んでるのよ。弟子にしてあげたらいいじゃない。それとも何?自分の魔法を他の人に取られるのがイヤなの?」
「やめて!シャルル!!」
ルーシィさんはそんな人じゃない!!私は知ってる。三年も使ったのはナツさんやグレイさんを守る為。何か訳があるんだ!
「違うわ、シャルル…。ウェンディはあたしの弟子にはもったいないってこと」
え…?あたしは頭を上げた。頭を上げた先には、優しい笑顔のルーシィさんがいた。
「あたしはまだまだよ。修行をやめてもポーリュシカさんはあたしの師匠だからね!」
何でだろう…。あれ?おかしいな…。何だか、目から水が出てきた…
「それに、あたしの弟子にならなくてもウェンディは自分の治癒魔法を持ってるじゃない!新しい魔法を覚えるよりも、その魔法に磨きをかけた方が絶対にいいわ!」
私は…、この人の様になりたい、って思ってたんだ。だけど、同じ魔法を使うことができればこの人の様になれると思ってただけで、全然近づいてなかったんだ。それを、この人は気付かしてくれたんだ。そう思うと、涙が出てきた.
「今の自分に磨きをかけて、今の自分の限界をこえる!それが一番大切だと思うの!」
「ありがとうございました、ルーシィさん!私、今の自分に磨きをかけてルーシィさんの様になります!」
「そのままあたしをこえちゃえ!」
ルーシィさんはニコッと笑って、ギルドに戻って行った。
「今の自分の限界をこえる…、ねぇ…」
そばでグレイさんが呟いたのは、誰も知らない
今の自分の限界をこえる。
この言葉は今のオレにピッタリな言葉だ。オレは今、告白という名の壁の前にいる。でも、告白したら全てが終わりそうでできねェ。
今の自分の限界は、ルーシィのそばにいること。なら、この限界をこえてやろう!
「ルーシィ!!」
「ひゃい!」
オレがいきなりルーシィに声をかけると、ルーシィは驚いたのか変な声を出した。
「ルーシィ、お前に言わないといけねェことがある。」
「え、何々!?」
「それはな…」
「分かった!あたしが取っておいたプリンを食べたんでしょ!」
ドテンッ
ルーシィの天然発言にオレは転んだ。
「ちっげーよ!それはな…」
「分かった!この前のお礼なんでしょ!それならいいって〜」
ドテンッ
またまた転んだ。いや、それもあるんだけど違うんだよなぁ…。
「違う!」
「分かった!んぁっ…」
オレは、ルーシィの口を塞いだ。オレの口で。
「な、に…する…の、よ////」
「あのなぁ、ルーシィが好きなんだよ」
「…は?」
「ルーシィを愛してる。それだけだ」
オレはそれだけ言うと、去ろうとした。だが、ルーシィに止められた。
「それだけなんて言わないで…。あたしはグレイが大好きで、グレイを愛してるんだから…////」
なんか、面と向かって言われると照れるな…////
「だから…、あたしと付き合いなさいよ…///あたしだけの王子様になってよ…///」
ヤベェ、オレ、こいつにマジで惚れてるわ。王子様になれとか言われてスゲェ嬉しいもん
「分かりましたよ、オレだけのお姫様」
もしも、神様が存在するのなら
僕と彼女を繋いでください
僕の想いを彼女に伝えてください
「好き」 「愛してる」
それを言うだけにどれほどの力を使うか
君にどれほど伝えたいか
神様、僕と彼女を繋いでください
僕の想いを彼女に伝えてください
僕に勇気をくれるだけでいいんです
彼女に伝える事ができる勇気をください
「好き」を「愛してる」を
彼女に伝える事ができる勇気をください
神様、勇気をくれてありがとうございます
僕は彼女と身も心も繋がりました
彼女は世界で一番お姫様
なら、僕は
世界でお前だけの王子様
今は、お姫様のお腹に新しい命があります
世界で一番お姫様と世界でお前だけの王子様の間に
世界で一番幸せな王女様が
産まれようとしています
神様、僕を、彼女を、あの子を
出逢わせてくれてありがとう
完
ナツルー
「総長っ!奇襲です!相手はたったの4人ですが……」
「…」
1人の男が勢いよく現れた。彼の顔にはあざが出来ている。
しかし、それに応えたのは総長であるナツではなく、グレイだった。
「な、んだと…?4人かよ」
「…簡単だな。グレイ、行くぞ。」
エルザとグレイは当たり前だ、というように立ち上がる。
しかし、これまた当たり前だ、というようにナツは立ち上がらない。
「…ナツ、行くぞ。……悪りぃ、エルザ。先行っててくれ。」
「いや、ナツは戦わないだろう。私達だけで行くぞ」
「…あぁ、わーったよ。」
ナツの誘いを諦めた2人は男に連れられ、一階へと上がっていった。
…取り残されたナツは、呟く。
「……綺麗な心、硝子の心、壊したく、ねぇ…」
その声は、泣いていた。
「うわっ、ここ、凄い沢山の良霊が住んでるわ。」
「ん?そうなんですか、ルーシィさん」
「えぇ、確か、ナツが霊感ある…と思うわ」
「そうなんですか。」
ドアを壊した張本人・ウェンディは鼻をくんくん、と効かせる。
ウェンディは鼻が良くて、これで血の匂いを判別したり、人の数をおよそだが、掴むことができる。
妖精の尻尾、館内に入っているのはロメオ、レオ、ルーシィ、ウェンディのみ。
ユキノは戦闘は出ずに、指揮を取る。
4人はあらかじめ付けておいた超小型連絡機でユキノに情報を伝える。
そして、その情報を元にユキノが人を動かす。
普段は、ユキノの隣にルーシィも居るが、今回は幹部だけでの奇襲。
3人では計画も長引くため、ルーシィも戦闘に参加している。
「人数は…ざっと50人程度です。怪我人は多分、いないかと。」
ユキノ連絡機『そうですか…では、交渉を持ちかけてください。交渉不成立の場合は、数人に怪我を負わせてください』
「「了解(です)!」
ユキノ連絡機『では、星霊-扉--弓・幹部…特攻隊隊長、援護隊隊長、救助隊隊長・兼援護隊副隊長、総長、戦闘に出ます』
ユキノ連絡機『準備まで、5、4、3、2、1…出陣』
ユキノの声と共に、4人は走り出し、ある程度の所で止まった。
「…あたし達は、星霊-扉--弓。お金を貰いに来たわ。」
「俺らの仲間はな、入院中だ!…で、医療費50万を請求する」
(((ウェンディがやってくれるから、タダなんだけどね)))
「はっ、誰があげるかよ!」
ルーシィとロメオの声に、1人の妖星-精--舞の下っ端が答えた。
じゃあ…ルーシィはニコリと笑う。
「交渉不成立、ってことね。」
ユキノ連絡機『交渉不成立と判断。先程伝えた通り、数名の軽傷者を出してください。内1人は幹部部屋に行くはずです』
ユキノの的確な指示に、待ってました!と言わんばかりの勢いで4人は戦いに出る。
「やぁ、そこの君可愛いね。君みたいに可愛い子は傷つけたくないんだ。でも僕…仲間を傷つける奴は、容赦しないんだよね…!」
「怪我した奴の分も、打ちのめす!!」
「私は…私達を信じてくれているみんなののために、戦います!」
「あたしの怒りを買うのは無謀ってこと…思い知らせてあげるわよ?あっははっ」
ドゴッ ドガッ っと人の倒れる音、殴り合う音が聞こえる。
それは様々な所から聞こえるわけではなく、数カ所から。
そして数人が倒れると、4人は後ろへ跳ね除ける。
「…ふぅ、これでいいわね、ユキノ?」
ユキノ連絡機『はい、数人の戦闘不能者を確認。そろそろ幹部が来るはずです』
4人の息は荒くない。余裕な素振りで館内を見渡す。
彼らにとって、準備運動にすらなれないようなものだった。
「幹部さんはまだですか?」
ウェンディはふふふ、と声を漏らす。ウェンディは何気に腹黒い。
人は見かけによらないものだ、ウェンディの裏人格を知る者はそう言うだろう。
「…来ないわね。どうしたのかしら?」
「怖気づいたとかですかね〜ふふっ」
「俺らに喧嘩を売ったやつは…誰だ?」
緊迫した空気を更に凍てつかせる冷たい声が空気を震わせる。
そして、それに続くように力強い凛とした声が響く。
「あぁ、私達に喧嘩を売ったのだ。…貴様ら、唯では済まぬぞ。」
妖星-精--舞・総幹部であるグレイとエルザは、戦闘準備に入る。
…が、星霊-扉--弓の4人は戦う素振りを見せない。
「今日は総長と話したくて来たの。言っておくけど、そっちから喧嘩を売ってきたのよ?」
「そうだぜ。俺らもNo. 1の力だ。」
「貴方達に、倒せるはずがありません。」
「僕達の仲間を傷つけたんだ。…俺は、すげぇ怒ってるんだけどな」
色々と言葉を進める4人。兎に角、戦う気は更々ないようだ。
そして、ルーシィは「はいはい。」と言いながら手を2回叩く。
「…まぁ、総長を出してくれれば早いのよ。あんたが総長?」
ルーシィが指さしたのはグレイ。生徒会会長の彼が総長と思ったのだろう。
「ちげぇよ。俺らの総長は…向こうから出てこねぇ。」
「そうなの…」
ルーシィが少し切なげな表情を見せたとき、グレイの胸が痛んだ。
(何、だ…?俺の心臓、今…)
ユキノ連絡機『総長自ら出たくないと思っているようですね。では、撤退しましょう』
「えっ?!何でだよ!」
「…私も、それがいいと思います」
「僕も、彼女に賛成だよ」
「…あたしも、かな。」
「えぇ?!総長まで!」
妖星-精--舞から見ればおかしな会話だろう。
何に賛成、反対なのかがわからない。
「ということだから、あたし達はこれで帰るわね。だけどーーーー」
ルーシィは瞬間移動もびっくりの走りでグレイの耳元へ顔を近づけ、不敵に微笑んだ。
「ーーーーあんた達がNo. 1になるなんて、無理な話よ」
「それじゃあまたどこかで。」
「グレイ、どうした?」
耳打ちされた本人は、顔を真っ赤にさせていた。
これはナツルーにしますか、グレルーにしますか、作者次第です♪
「ふぁ…眠い…」
そう呟きながらクローゼットに手を伸ばす。
あたしの部屋はピンクや白で統一されている。よって、このクローゼットも白。
自分の家の方の自分の部屋はピンクと白で統一されているからこの色にした。
家の部屋がピンクと白の理由は単純。
「リサーナの物を買ったとき、ついでで買ってもらったから。」
それで、家と合わせた。……いつでも気を抜いてはいけない、ってことでね。
幹部部屋はあたしの趣味で悪いのだけれど、紅と黒で合わせている。
一応、このチームの色だからね!
「…はぁ」
クローゼットから制服を取り出してパジャマを脱ぐ。
少しの幼いパジャマだけど…昔に貰ったものだし、しょうがないと思ってる。
キツいなんて事はない。バルゴが成長に合わせて裁縫してくれてるから。
「グレイが総長じゃないとしたら、一体誰が?」
昨日妖精の尻尾に行ったとき、グレイは自分は総長じゃない、って言ってた。
…でも、そうすると何かが引っかかる。
昨夜、いくら調べて見つかることはなかった。
「ま、それは今度。」
学校の鞄とキーケース、鍵を持って部屋から出る。
-----?sideーー
ギィィーーーーーガチャ
「ん、風が気持ちいい…」
「リサーナ、お前の妹って…」
「あ、ルーシィのこと?」
「お前の妹って…族かなんかやってるか?」
「うん…」
1人の少女がにこにこと微笑む。…あれは、嫌い。すぐに分かるわ。
あの笑顔、ルーシィに似ているようで似ていない。
「……嫌いね。」
あ、声に出してしまったわ、失敗ね。
今は人間ですもの。私(わたくし)の声も人間にバレてしまう…
「おい、誰かいんのか?」
…まあ、気付かれましたね。それでは、正体を明かしましょう。
でも…1人は、気づいていらっしゃるのね。
「オフィユクスです。初めまして。貴方達は?」
勿論、知っている。生徒会とその取り巻き女子…でしょ?
ルーシィと貴女の因縁は昔から続いていた…けれど、私が現れたの。
「絶対に、幸せにしてみせるわ。」
「…は?」
でも、それには彼の力も必要なの。だから頑張って、生きてね。
「…ナツ、ドラグニル」
それだけ言ってから、屋上のドアを開けるーーーーー
「………」
「…おい、聞いてんのか?」
「………」
あれ、人の声が聞こてきた?ここはお花畑だし、人影なんて見つからないわよ…?
んー、何処にいるのかしら?
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
「いい加減起きろ!」
…はい?目がぱちっと開く。
………あぁ、あたし寝てたのね。
目の前には我らが学園の顔、生徒会長様様の姿。
「…すいません、昨日は寝付けなかったもので。」
嘘はついてないわよ。あたし、嘘は嫌いだもの。
昨日は妖星-精--舞について調べてたから、睡眠時間が少なかった。
そして、ここは屋上よね?授業中のはずだし、会長がサボっちゃっていいの?
「だろうな。お前…星霊-扉--弓の総長だからな」
……えっ?い、今、星霊-扉--弓の総長って……?!
何で知ってるのよ!ストーカー?変態、エスパー?!
「リサーナから聞いた。それに昨日の総長…お前の声に似てたんだよな。」
「…はぁ、バレたらしょうがないわね。それはリサーナから聞いたのね?」
バレてるなら、此処での顔…化けの皮を被る必要もないわね。
そもそも、何故リサーナがこの事を知っているの?
知ってるのはママと、バルゴ、後は星霊のみんな。
あ、星霊っていうのは、家の使用人の一部。
それぞれに黄道十二星座の名前が付いている。あたしとママが星空が好きだから。
鍵に星座の印がついてるのも、暴走族の名前もその理由。
「あぁ、だが…リサーナの手ェ出してみろ。例えお前でも…許さねぇ」
「いや、なんであたしが“例えお前でも…”になるわけ?おかしいでしょ」
この学園の生徒会長がこんなんでいいのかしら?
良くないと思うのは、あたしだけ?
「…ま、関係ないわよね。じゃあ、あたしは今から支配人見回りがあるから。」
さっき時計が見えたんだけど、授業は終わっていてもう18時。
見回りはNo. 1チームが街全体を見るんだけど、結構時間がかかる。
…前までは。今はあたし達がお金を使って防犯カメラが設置したから簡単に調査出来る。
それに、この街の支配者もお陰もあったのに…
「………何処に行ったのかしら。」
気づけば涙を流しながらバイクに跨っていた。
「ただいま〜!」
「あ、お帰りなさい、ルーシィさん……」
帰って最初に目が入ったのはあまり良い気分じゃなさそうなウェンディの顔。
他のみんなも浮かない顔をしているけど…何で??
「ちょ、みんなどうしたのよ?」
「それがですね…近頃、妖星-精--舞が荒れてきているんです」
ユキノは部屋の壁に高画質の映像を流した。
これは、最近のこの街の様子みたい。
「…え、何よこれ…」
その映像には、妖星-精--舞の薬物密売・違反行為の数々が流れている。
当然、この街の管理者として許せるわけがない。
「はい、それで調べてみました。」
お、さすがユキノ!仕事が早いわー
理由が分かっているのなら、簡単に片付きそうね。
ユキノはふぅ、と一息ついてから話し出した。
「近頃、妖星-精--舞の妖女・リサーナが出来ました。それにより、賛成派と反対派できっぱりと分かれてしまったようです。リサーナさんは…皆様も存じ上げているかと思いますが、あの性格です。なので、平然と織姫になり、それを護ろうとする幹部を気に入らない人もかなりいたそうで…その荒れた反対派が数々の違反行為に走っています。」
「…そうなのね。じゃあ、その反対派をこちらで貰いましょう」
「「「「…は?(え?)」」」」
…あれ?そんなに驚くこと?
だって、幹部達が気に入らないのなら、こっちに来てくれれば良いじゃない。
反対派が荒れることもなければ、妖星-精--舞に残る必要もない。
こっちの勢力もつくし…一石三鳥ね!
「…あ、そういうことか!じゃ、俺は賛成だな!」
あたしの続いてロメオ、レオ、ユキノ、ウェンディと賛成意見になる。
…よし、そうとなれば善は急げ!
「出発するわよ!」
「どうせなら格好良く誘いてぇよな!」
…確かに。それだったら、特攻服は必須ね…
それに、総長としての威厳も見せたい…
「よし、あたしに任せておいて!」
「…いいんですか?」
「いいの、良い案思いついたのよ。」
ロメオは顔を輝かせながらこっちを見てくる。
…どうしよう、そこまで格好良くないかも…
「じゃ、特攻服に着替えて行くわよー!」
「「「「おー!」」」」
下の階にいる下っ端たち「…隊長たち、なにやってんすかね?」
「いたわ、あそこね…」
「はい、今日は反対派の全員が集まり、議論するらしいです。」
………なんか本格的にテロっぽくなってるわね…
あ、議論を始めたわ。
「そろそろ出るの?」
「…そうしよっか。ちょうど路地裏だし、月の光で格好良い演出が出来るわよ!」
何だか変にはしゃぐあたしとロメオ。
まだ反対派の人達にはバレていない。
ここでの指揮はあたしがとる。
行くわよ、と声をかけ、5人で静かに、気配を消して彼等に近づいていった。
(よし、月光の当たり具合も最高。後は言葉だけね…!)
「こんばんは、妖星-精--舞の反対派。貴方達、今日からあたしのーーー
下僕になりなさい。」
「「「「「は?」」」」
ふっふっふ、格好良いわよね?さ、答えを聞かせてちょうだい!
「話は簡単だわ。今の妖星-精--舞が嫌なんでしょう?なら、あたし達が率いる星霊-扉--弓に入れば良いの。どう?悪い話ではないと思うわ。」
後ろの4人は、あたしに全部任せてくれている。
あと、ここに賛成派が混ざっているかもしれないから、あたしは右目を包帯で巻いてる。
他の4人は、左目に眼帯。……格好悪いなんて言ったら、殺す。
なんとなくだけど、こっちの方が格好良いでしょ??
「どう…入るか入らないか、言いなさい。情報を吐かせるなんてことはしない。貴方達の好きなように活動して欲しい。流石に、妖星-精--舞と連絡を取り合うようであれば、どうなるか分からないけれど。」
まだ反対派の人達は苦い顔をしている。きっと、割り切れていないんだと思う。
今は嫌いになっても、妖星-精--舞には思い出が詰まっていると思うから。
「…でも、私達が入って、貴方達の下は、怒らない…?」
前の方にいる少女が恐る恐る聞いてくる。
…あたし達のところは、そんなことしないはずだし、大丈夫なんだけど。
「それは、絶対にない。あたしに忠誠を誓うんであれば、仲間だもの。仲間を傷つける者は、一切いないわ。」
あたしの言葉に安心したのか、反対派の人達の顔が緩む。
…答えはもう、決まっているはず。
「……最後にもう一度聞くわ。あたしに忠誠を誓う覚悟があるか?」
その言葉に、全員が頷いた。
……これでみんなはもう、あたし達の仲間ね!
「よし、決まったわねー!これから時間はあるわよね?よし、拠点を案内するわ。…あ、あと好きなグループに入ってもらわないと!」
ふふ、またホームが賑やかになるわね!
4人もホッとしたような顔をしている。
「じゃあみんな、歩きよね?ついてきて!」
新メンバーはあたしの凶変っぷりにぽかん、と口を開けている。
…うん、闇を抱えている時よりも、良い顔ね。
「さ、行くわよー!」
こうやって笑顔になれば、皆も笑顔で返してくれる。
やっぱり、良い眺めね。
「…ふふ、これだから総長はやめられないのよね」
「それじゃあまず、グループ分けね!」
「はい、好きなところに入ってくださいね!」
「では、グループについての説明をしますね。グループは、月に一度行われる族ない内大会のグループ、味方となります。好きなときに、自分のグループを変更することも可能です。その大会では、頭脳、体育、図画など、様々な種目で戦ってもらいます。優勝グループには、全員にバッジを与えます。そのバッジは特攻服に付けてもらい、増えれば増えるほど、それぞれの隊で隊長直々に指令を出される可能性が増えます。尚、グループは黄道十二星座の名前になっています。」
もう夜遅くなのに、寝ることを知らない星霊-扉--弓の皆、あたしの元気な声。
ウェンディの笑顔やユキノの説明で下の階は大騒ぎ。
「因みに、あたしは乙女座・バルゴのチーム!」
「私はみずがめ座・アクエリアスのチームで、ユキノさんがてんびん座・ライブラに入っています」
「…ロメオ様はさそり座・キャンサーに、レオ様はおひつじ座・アリエスに入っています。」
一通り説明し終わって、機械を使ってのチーム申請や、隊分けも終了となった。
総長以外は隊によって特攻服の色が違う。隊長は、特別バージョン。
「じゃあ、もう遅いし…泊まってっちゃう?」
もうロメオとレオは就寝。まったく、仕事押し付けて何やってんだか…
取り敢えず、皆泊まっていくっぽかったから、仮服と温泉の場所を伝えてあたし達も自分の部屋に行った。
「…ふぅ、あたしも寝ないとな…」
確か明日は………中間テスト?
あーあ、もう面倒くさいわね…。
「…どうせ結果はいつも同じ、だから…」
そう呟いた時、あたしの身体は無意識にベッドに倒れていった。
「どうだった、中間テスト?」
「はぁ?俺にとってはこんなんちょろいし!」
なんて、強気なことを言ってるロメオだけど、結構げっそりしてる。
ロメオ、勉強はできるんだけど嫌いなのよね。
「ルーシィ姉は?」
「当然、満点よ。」
「だよなぁ…」
あたしが自信満々に伝えると、ロメオはより一層げっそりした。
「…でも、結果は最下位よ」
そう、これはいつも同じ。学園長に頼んでおいてるから。
…それには、条件があるけれど。
「………屋上で食べてくるわね」
ロメオと話していて忘れていたけどね、今はもう昼休み。
誰も教室にいない…から、普通にロメオと話せたんだけど。
「にしても、あの3人は人気で良いよなー!」
「ん?あぁ、3人。ユキノもウェンディもレオもこのクラスの子と食べてるわよね」
美男美女の3人は授業終了と同時にいろんな人がご飯を誘いにくる。
どうせ、自分達の金持ちさをアピールしたいんでしょうね。
でも残念ね、あの子達(レオは分からないわね…)そういう媚売るの?は嫌いだから。
だけど、ロメオが人気じゃない、ってわけじゃない。
ロメオも格好良いし、最上級生にファンが沢山いるとか。
「…はぁ、あんたはいつも通り生徒会室で食べてね。」
そしていつも通りお弁当を持つと、教室を出る…
ーーーーー出ようとしたけど、ロメオに腕を掴まれて出れなくなった。
「…?どうしたのよ。」
「…せ、生徒会室で食べようぜ、ルーシィも…」
少し俯いて答えるロメオ。
…あぁ、流石に生徒会メンバーの中に放り出されるのを続けてたら辛いわよね。
「…それは、どうしようかしら」
ロメオは可哀想だけど…あたしが総長、ってバレてるのよね〜
だからなんか行きづらいっていうか〜……
でも、やっぱとロメオも嫌かもしれないし…
はぁ、別に気にすることないわよね。
「…分かった、あたしも行く。ほら、早くしないと時間ないわよ?」
ロメオはあたしの顔を見つめると笑顔で「よっしゃ!」と答える。
あたしが作ったお弁当を持って生徒会室まで行くロメオは本当に可愛い。
「ーーーーー滅べ、生徒会…」
はい終わり〜!( ̄▽ ̄)
いやー、長かったっスね!次の設定ヘどーぞー
ルーシィ(14歳)
アイドル学校フェアリー学園中等部一年生。天然ボケ気味だが、いつも明るく前向きで行動派のキュートな女の子。
アイドルになる前は普通の学校に行っていてアイドルに興味はなかったが、トップアイドルのミラのライブを見てから感動し、更にアイドルオタクの親友ジュビアに誘われて、フェアリー学園編入試験を受けてアイドルになった。
グレイ(20歳)
フェアリークィーン専用寮で働いており、ルーシィ達からには掃除のお兄さんと呼ばれている。(後にルーシィからはグレイさんと呼ばれる)ルーシィのことをルーシィと呼ぶ。
その正体はヴィジュアル系バンド「モアザントゥルー」のGLAY。
ジュビア
ルーシィの親友。アイドルオタクでルーシィをしてフェアリー学園編入試験に誘った張本人。ミーハーで友達想いで行動力のあるお姉さん。グレイには惚れてません
ミラ
ルーシィ・ジュビアが尊敬するフェアリー学園在校生の頂点に君臨する世界的アイドル。
ルーシィの才能を見出し、ルーシィからすれば憧れであり、永遠のライバルという位置にいる。ルーシィが自分のところに来るのを待っている。
まだまだあるよ〜
エルザ
ルーシィ・ジュビアの同級生。大人びて、姉御肌だがツンデレな一面もある。幼少の頃から芸能界で活躍してる為、プロとしての意識が高い。「ちゃん」をつけられることを苦手としている。
メイビス
フェアリー学園学園長。ルーシィの才能をミラと共に見出し、ルーシィに期待している。
まだまだ出しますが、それは今後のお楽しみ!
私、ルーシィ!極普通の中学生!
「ルーシィ、ご飯よ」
「はーい!」
ママに呼ばれて、ご飯を食べに行く。
ピンポーン
すると、チャイムが鳴った。
「はーい。どちら様ですか〜?」
「ルーシィいますか?」
ママが玄関に向かうと、ジュビアが立っていた。
「どうしたの?ジュビア。こんな時間に」
「実はね、人気アイドルのミラちゃんのライブのチケットが当たったの!」
ミラちゃん…。世界的アイドルのミラ。ミラちゃんは、アイドル学校フェアリー学園在校生トップに君臨してるんだって。
「ルーシィ、一緒に行きましょうよ!」
「いいよ、別に」
話はそれだけだったそうで、集合時間とかを決めるとジュビアは帰って行った。
ライブ当日
「あーーー、緊張する〜」
「楽しみだね、ジュビア!」
会場に入って、ミラちゃんが来るのを待つ。
「「「「わあああああ!!!」」」」
ミラちゃんが入った瞬間、みんなは一斉に叫び始めた。
ミラちゃんはキラキラしていた。歌もダンスも完ぺきで、本当にキラキラしていた。ミラちゃん…
「ただいま〜」
「おかえりなさーい」
家に帰っても、ライブのことを忘れられない。
「ママ、ミラちゃんってねキラキラしてるのよ」
「ヘェ〜、そうなの〜」
私は、興奮が押されられないまま眠りについた。
次の日
「ルーシィ!耳寄りな情報よ!」
「何々?」
「ミラちゃんがいるフェアリー学園の編入試験が行われるわ!」
フェアリー学園。別名アイドル養成学園とも呼ばれていて、ミラちゃんもそこにいる。
「ジュビアはその編入試験を受けるの?」
「受けるわ!」
「じゃあ、今の学校は?」
「もちろん、やめる!」
そっか…。ジュビア、いなくなっちゃうんだ…
「ルーシィも、一緒に受けましょう!」
私もそこへ行けば、ミラちゃんのようになれるかな?
「分かった、私受けるわ!」
んー?これって、アイカツパロ?
43:みかん姫:2016/02/06(土) 22:44 ID:BUI NOOOOOO!!まさかの!ロメオがルーシィと呼んでいる!
ルーシィ姉なのに…載せておきます。
ロメオ…俺・ルーシィ姉・ウェンディ・ユキノ・レオ・ナツ兄・グレイ・エルザ姉・ミラ姉など…
ユキノ…私・ルーシィ様・ウェンディ様・ロメオ様・レオ様・ナツ様・グレイ様・エルザ様など…
ウェンディ…私・ルーシィさん・ユキノさん・ロメオ君・レオさん・ナツさん・グレイさんなど…
レオ…僕(時々俺)・ルーシィ・ウェンディ・ユキノ・ロメオ君・ナツ君・グレイなど…
ルーシィ…あたし(学校では私)・ウェンディ・ユキノ・ロメオ・レオ・ナツ(学校ではさん)など…
バレたか!そうでーす!アイカツパロでーす
45:匿名さん:2016/02/07(日) 14:52 ID:nNU 「ここがフェアリー学園…」
「おっきい〜!」
私とジュビアは、フェアリー学園編入試験を受けにフェアリー学園へ来た。
「あなたがアイドルになりたい理由は?」
「はい。私は、自分の力でみんなを笑顔にしたいんです。」
「……」
面接のとき、私の隣に座ってた子はちゃんとした夢を持っていた。私なんて、ミラちゃんの追っかけだ。どうしよう…。不安になってきた…
「376番の人〜!編入試験ライブでーす!」
「はーい!じゃ、ジュビア!行ってくるね!」
「がんばってね!」
最後の試験の編入試験ライブ。このライブで全てが決まる!
『好きな衣装のガードが入ったラクリマを選び、コーデしてください』
私がホールに入ると、一つの机があった。その机の上には、小さなラクリマがたくさんあった。
私は、ピンクのベストが付いてるトップスとピンクのチェックのスカート、ピンクの靴を選んだ。
そして、大きな扉を開けたら水晶くらいの大きさのラクリマがあった。ここに、さっきのラクリマを入れるのだ。
ラクリマを入れたら、私の体が光った。そして、いつの間にかさっき選んだ衣装に変わっていた。
「…よし!」
私は、ステージへ向かった。
「「「わあああああ!!!」」」
私がステージに入ると、ステージにいたお客さん達が声をあげた。
『君が好きだと気づいた時には、君は僕のそばにはいなかった…』
ジュビアと一緒に練習した曲を歌って踊る。なんか、楽しい!
そう思ってると、アイドルで言うスペシャルアピールを出すことができた。
「あれは…、スペシャルアピールのキュートフラッシュ…!」
スペシャルアピールとは、ステージで踊っているアイドルが一定の条件を満たすと、使うことができる特別なアピール。私は、キュートタイプ属性基本スペシャルアピール・キュートフラッシュを出した。
「あの子、底知れないアイドルの才能があるかもしれませんね…」
「ルーシィ・ハートフィリア…。早く私のところへ来て欲しいわ…」
私は知らなかった。この試験ライブにフェアリー学園メイビス学園長と、私の憧れのミラさんがいて、その二人が私のライブを見てるなんて
「合格者を発表する!
11番・35番・60番・107番・203番・376番・383番!
以上!」
私の番号は376番!ジュビアの番号は383番!二人で合格だ!
「ジュビア!」
「ルーシィ!」
私は手を取り合って喜んだ。
「あの子、おもしろいですね。学園長」
「そうですね、ミラ。今後が楽しみです」
おもいっきし何処かで見たことあるパターry
みかんも林檎も小説進むの早いなー
んー、うちは結構思いつくまま書いてるから、修正とか何にもしないよ。だから早いのかな?
授業中とか先生の話無視しちゃうしw
そうだ!昨日なんか聞いたんだけど、「w」を3回続けて書くと、(かぎかっこはつけないよ!)あのーそのー「死ね」になっちゃうんだって。
私もみるくてぃと同じ。まぁ、私はアニメを見て自分流にアレンジしてるだけだけどなw
まじで!?知らんかった!私は死ねって意味で三回やらないよー!!
私とジュビアは、この間のフェアリー学園編入試験に合格して、フェアリー学園に編入する。
「ママ、行ってきます!」
「行ってらっしゃーい。」
教えるのを忘れてましたが、うちのママの名前はゼーラ。
若い頃は知らないけど、今はファミリーレストランの店長をやっている。
パパはウォーロット。世界中に砂漠を花畑に変えるという活動をしている。だから、あまり家に帰ってこない。
「ジュビア!」
「ルーシィ!行きましょう!」
二人でフェアリー学園に向かう。
フェアリー学園に着くと、大きな門が私達を迎え入れた。
「ここに入ると、私達のアイドル生活が始まる…」
「ルーシィ!何があっても親友ですよ!」
「もちろん!」
私とジュビアは、フェアリー学園の大きな門をくぐった。
まず、最初に学園長がいる学園長室に向かった。
「ようこそ!フェアリー学園へ!あなた達二人を歓迎します!
私はメイビス。フェアリー学園の学園長です!」
私達を迎え入れたのは、学園長のメイビスさん。
「今日から、あなた達のアイドル生活が始まりますね!」
未来ルーシィ「あたし!お見舞いに来たよ!」
ルーシィ「未来のあたし…」
翌朝。
あたしはもうすっかり良くなっていて、吐き気もない。
未来グレイ「もう平気そうだな」
ルーシィ「ええ。ありがとうね!」
室内にはジャムと焼きたてのパンの香り。
森から朝日が差し込み、鳥がさえずりを聞かせてくれる。
ポーリシュカ「りんごは食えるんだろうね」
ルーシィ「大好きです」
ジャムはりんご見たい。甘いいい香りがする。パンに塗るとかりかりという音が心地よい。
グレイ「…はよ…」
未来ルーシィ「あ、過去のグレイおはよう」
あたしはいつの間にか眠っていたけど…グレイは遅くまで解読してたのかな?
グレイ「ルーシィ。」
ルーシィ「ん?」
朝食の後。
未来の二人はポーリシュカさんによって働かされている。
あたし達は病み上がりだから、もう少し後にお手伝いをするとこになった。
グレイ「この本。また、過去へ戻る事も出来るみてーだ。」
ルーシィ「ほ、ほんと?」
グレイ「ただし…未来へ行ってから25時間以内だ。」
あたし達が来たのは昼頃だ。
今は朝を過ぎて…
太陽はもうすぐ真上だ。
…ん?
ルーシィ「や、やばいよね!?」
グレイ「…ああ。」
ばたばたと部屋を飛び出して、ポーリシュカさんと未来のあたし達へ事情を話す。
すぐに過去へ戻る事になった。
ルーシィ「みんな、本当にありがとう…」
未来ルーシィ「当たり前の事をしたまでよ!」
未来グレイ「そうだな。なんかの縁だろうしな」
グレイが何かを唱え始めると、地面に魔法陣が浮かんだ。
未来ルーシィ「あたしね、ルーシィ・ハートフェリアっていうの。貴女の全名、教えて?」
未来グレイ「俺は、グレイ・フルバスター。またどこかで会えたらいいな」
ルーシィ「あたしはね、ルーシィ・ハートフェリア・トパーズ」
グレイ「俺はグレイ・フルバスター・アクアマリン。今回はありがとうな」
ポーリシュカ「…!?」
未来ルーシィ「え?それって、有名なおとぎ話のーーー」
ルーシィ「え?ーーー」
問い返している途中で、あたりは真っ白になり、妙な感覚が体を突き抜けたーーー
心地よい風に誘われて、目を開けた。
ルーシィ「…ここは…」
兄様によく連れてこられる、あの草原だった。
ルーシィ「帰って…きたんだね…」
グレイ「…そうだな。」
のちに、あたし達は一週間姿を消していた事になっており、お父様とお母様は数日前に既に死亡。
あたしだけが助かる結果となった。
あたしはグレイと結婚、のちにアクアマリン家へと嫁いだ。今はレオ兄様がトパーズの王だ。
今でもお父様とお母様を差し置いて自分だけ生きてしまった罪悪感はあるけれど、今は幸福で仕方がない。
…あたしなりの、ハッピーエンドだと。今思い返してみればそう思う。
ーーおしまいーー
ルーシィ「やっぱり…あの二人って、この…」
グレイ「おとぎ話なんて、存在してたんだな。」
ナツ「ルーーーシィーー!グレーーイ!仕事いくぞーー!!」
ハッピー「エルザが待ちくたびれてるよーー!」
グレイ「わり!今行く!」
ルーシィ「あ、ちょっとまってよ!」
end
まさかのおとぎ話!じゃ、じゃあうちも…ひとしずく×やま△で「いつか、シンデレラが」でやる!
学園は一旦止まるね。
「Prrrrrr……」
家にある電話が電話特有の高い音で君からの連絡を知らせる。
その度に、俺はこう言うんだ。
「ったく、今日はどうしたんだ?」
…今回も、俺の姫さんはお決まりの台詞をご所望なのか?
「っ、今から行く…!」
ルーシィがそれだけ伝えると、電話は切れた。
「なぁ、どうしたんだ…?」
俺が声をかけても、ルーシィは玄関の前で俯いたまま黙っている。
「ったく…ほら、行こうぜ?」
俺はルーシィに笑いかける。こうやって出迎えれば…安心するだろ?
「…っ、」
その大きな瞳から零れた雫を拭う。
「…ぐすっ、うぅ……」
…分かってる、分かってるんだ。
俺には…泣き続ける君を慰めることしか出来ないくらい。
だから、もっと泣いて、我慢するな。
「 …グレ、イッ」
……今だけは、俺のために。
横の窓から見えた桜色のつんつん頭。
なぁ、裸足のシンデレラーーーー
ーーーー「そろそろ、迎えが来たみてぇだ。」
この気持ちを告げらる日は来るか?
……今はまだ分かんねぇ。
だけど、俺が君にとって必要なら…いつでも、此処に来てくれ。
ピンポーン
その音につられて俺はドアへ向かう。
「ふふっ」
そこには浮き足立ったルーシィの姿。
「…ご機嫌なんだな」
そんなルーシィを俺は何気ない様子で出迎える。
「うん!ナツがね、結婚…してくれって、プロポーズされちゃった…」
へへ、とルーシィは笑いながら左手の薬指に光る指輪を見せてくる。
でも、俺は…指輪の後ろにあるルーシィの笑顔に見惚れていた。
「そう、それでね…」
分かってる、俺には嬉しそうに話す君の話を聞くことしか出来ないのは…
だから、もっと言え、気がすむまで俺に言えばいい。
…今だけ、俺のために。
ーーーーほら、幸せなシンデレラ…かぼちゃの馬車に遅れるぞ?
泣かせたい、笑わせたい。俺のために……
なぁ、そろそろ俺の本当の声…気づいてくれ。
でも、ルーシィを悲しめることはしたくねぇ。だから……
「今だけ、俺のために…」
辛くて泣く俺を嬉し泣きしていると勘違いする君は、「うん!」と儚い笑顔で笑う。
〜続く
泣いて、怒って、笑え?
ルーシィにしか出来ない。
……俺の心を震わせる、俺だけのシンデレラ。
魔法が解けて君は、ただの幸せな灰かぶりに戻る。
「…ガラスの靴なら、いつでも持って行ってやる」
祝福の白に包まれた2人を、そっと見届けた。
はい、終わりです!今回はグレイ→ルーシィ↔ナツです。
私とジュビアは、メイビス学園長に妖精フォンといういわゆるスマホのようなモノと、編入試験ライブで使ったラクリマカードを貰った。
「あなた達のクラスは一年F組。担当の先生は、ユーリ先生です
ユーリ先生、学園長室に来てください」
学園長は、校内放送でユーリ先生を呼んだ。ユーリ先生はすぐに学園長室に来た。
「よぉ!ヨロシクな!ダンスなら任せろ!」
「ホンモノのユーリ・ドレアーだ!」
隣でジュビアが目を輝かせてる。
そんなに有名なのかな?ユーリ先生って
「有名どころじゃないですよ!人生は舞台!をモットーに、ミラさんや伝説のアイドル マスカレードの振り付けを担当していたのですよ!」
あ、声に出てたんだ…。
そんなんだ〜。ミラちゃんの振り付けを担当してたんだ…。っていうか、マスカレードって?
「ルーシィ・ハートフィリア!」
「は・はい!」
「ジュビア・ロクサー!」
「はい!」
ユーリ先生にいきなり名前を呼ばれて、慌てて返事をする。
「ルーシィは、編入試験ライブでスペシャルアピールを出した。
ジュビアは、筆記試験で学年トップ。特に歴代のアイドルについては満点だ。」
さっすが自他共に認めるアイドルオタク!むしろ、研究対象って言っても過言ではない気が…
「お前達のティーチャーはオレだ!分かんねェことがあったら何でも聞いてくれ!」
ユーリ先生って、チャラ男?
…チャラ男w
57:めいびす:2016/02/11(木) 09:19 ID:lis 結構フェアリーテイルゼロの人たちが出てくるんだね…。ユーリのチャラ男とダンスは…もちろん上手いんだろうな…なんとなく想像できるねw
ルーシィの最初のやつは嬉し泣きなのかな?グレイはちょっと可哀想…
新しい小説もね…どっちにしようか考えてるんだけど…きまらない
最初のは、ナツと喧嘩して泣いたんだよー。で、ナツが必死に探してるの。
ごめん、わかりにくかったね。
あ、今思ったけど、アイドル編のグレイとルーシィは結構な歳の差だね…
60:みかん姫:2016/02/11(木) 10:40 ID:BUI 妖星-精--舞の姫:妖女
星霊-扉--弓の姫:織姫 になります。
…今のは、空耳?確か、滅べ生徒会って……?
周りを見渡しても誰もいない。
やっぱり空耳だったのかしら?
「ルーシィ姉、どうしたの?」
「…あ、ううん。何でもない」
「?早く行こーぜ!」
きっといつか分かるわよね。
……だけど、あの声に聞き覚えがあったような…誰だったかしら。
「ナツ兄!」
「…お邪魔します」
……なんか、視線を感じるんだけど。
って、会長が知っていたんだから、ほかのみんなも知ってて当たり前よね。
あたしを知るなら、中途半端は許さない。
この人達はいずれ知ることになる…だったら、早いうちに言っていたほうがいいでしょ?
「ロメオさん、少し…外へお願いしてもいいですか?」
「えー!」
反論するロメオだけど、あたしの考えを悟ったのか、素直にドアから出て行った。
「…で、あんた達は何から聞きたいの?」
急に変わったあたしにびっくりしたのか、生徒会は凝視してくる。
「何よ、気持ち悪い。聞かないのなら、あたしから話すわ。」
…此処には、リサーナがいる。だから言いづらいけど…しょうがないわよね。
立って話すもの嫌だから、すぐ近くのソファーに座った。
「ふぅ…」
あたしは鞄から題名が書かれていない古ぼけた本を取り出し、読み語りを始めた。
ーーーーーーー首から下げられている、黒の水晶玉を握りながら。
あるところに、お姫様がいました。
お姫様には、意地悪な姉がいました。
その姉は綺麗な笑顔で笑う妹が嫌いでした。
今夜はお姫様の結婚相手が決まる、大きな舞踏会があります。
強欲な姉は、お姫様を閉じ込め、お姫様の結婚相手をつくらないようにしようと考えました。
計画通り、その夜にお姫様は城の中庭に閉じ込められてしまいました。
お姫様は考えます。
「あたしのせいでお姉様が傷付くなら、あたしは居ないほうが良いの…」
そう言って白とピンクの薔薇の茂みに飛び込もうとしました。
しかし、そこを通った者がいました。
「何やってんだ、死ぬぞ?」
彼は、隣国の王子様。
今夜の舞踏会に招待されやってきたのです。
お姫様は王子様の美貌に少し驚きました。
「って、姫さんかよ。ほら、出るぞ」
王子様は、鍵穴に針を差し込み、鍵を開けました。
「…嫌よ、あたしはいないほうがいいんだから…!」
お姫様は泣き崩れました。
今まで我慢していた怒り、悲しみ、憎しみ、苦しみが溢れ出します。
「何で…あたしを閉じ込めたりしたのよっ。もう嫌…こんな汚れた国!」
お姫様は知っています。
この国は戦こそ強いものの、裏では悪事ばかり働いていることを。
お姫様はこんな国が嫌いでした。
「確かに、この国は汚ねぇ。だけど、姫さんは綺麗だ…汚れたりしない。」
王子様は月に照らされ、神秘的な光を纏っています。
真紅と漆黒の服がよく似合っていて、お姫様は見惚れました。
「…そうなの?あたしはまだ、汚れてない?」
「あぁ…」
王子様は気が付きました。
今まで誰も愛したことがない自分が、お姫様を愛していることに。
「だったら、この国を出て…新しい国に行きたい。」
悲しそうなお姫様を抱き上げ、王子様は不敵に微笑みます。
「俺が、連れて行ってやる」
王子様とお姫様は新たな島国の頂点となりました。
その島国は本当に小さい島です。
その国の花は、真紅と漆黒の花。
王子様の服の色。
その国の鳥は、蒼い鳥。
お姫様のドレスの色であり、その島国で最初に生まれた鳥。
この鳥は後、幸運の青い鳥と呼ばれるのです。
しかし、その世界で一番小さい島国はすぐ世界で大きな、幸せで満ちた王都へ進化するのですーー
「はい、第1章は終了。」
いつの間にか隣にナツがいる。他の生徒会も、こっちをじっと見ている。
これは…はやく続きを言った方が良さそうね。
〜続くよ!
…アイカツパロ…。
まとめてみたら、100話以上あったので
「コレは、ムリだな…」
と思いましたので、やめます。
ゴメンなさい…
(待て、林檎!
100話以上あったのは本当だが、実は次の小説が決まっててそれを早く書きたいと思ったと言わなくてどーする!
いや、言わなくていいか。そんなことを書けば怒られるに決まってる。うん、言わないでおこう。)
注意
()のところは副音声で聞くことができます
次の小説〜設定〜
ルーシィ
東洋で有名な絶滅寸前一族夜華(やか)の生き残り。体の中に九尾の尾獣 九刺羅(くしら)を封印している。
九刺羅(くしら)尾獣
かつて、世界を襲った尾獣。
尾獣とは、尻尾の生えた化け物のことで、世界に九匹いると言われている。九刺羅は、九匹の中でも最強の強さを持っている。
ルーシィの中に封印された九刺羅。何かとルーシィに世話を焼いている。
夜華(やか)
絶滅寸前の一族。
夜華とは、破壊を好み、殺しを得意とし、太陽の光に弱く、陰に生きる者。それは、まるで夜の華。
世界最強の実力を誇る夜華一族。その中でもトップクラスの実力を持つのは…
イカム
ルーシィの実の兄。
夜華一族としての実力がスゴイ。ルーシィを弱い者はいらない、と捨てて家を飛び出した。しかし、それは…
夜華一族最強と言われている。
あとは、皆さん原作通りです。
読むにつれて、アレ?イカルー?九刺ルー?と思うかもですが、ナツルーかグレルーです。
追加設定!
夜華の体は頑丈。
たとえ撃たれても、刺されても、毒に侵されても、痛みは感じるがすぐに治る。特に、ルーシィは体の中に九刺羅がいるので夜華の中でも治りが早い。
しかし、愛深い一族。
本当に心から愛した者が死んでしまうと、復讐に囚われ世界を壊そうとする。
ルーシィは、九刺羅と融合して戦うことができる。融合すると、目は茶色から金に変わり、髪の毛は赤になる。
そして、何より死なない。
なんかまたすごい設定だね林檎…!
決めた!
ルーシィ・キラー
通称キラー。人獣最前線討伐隊(ひとけものさいぜんせんとうばつたい)のエースでもあり、ただ一人の女性隊員でもある。
魔力復興体(まりょくふっこうたい)No.001でありながら、あと一歩の所でなかなか進展していない。人獣討伐で絶大な才能を発揮したため、そちらに力を入れている。好きなものは星。嫌いなものは人。人を信じる事をやめている。現代では珍しい金髪をしている。
得意武器:鞭蛇 (むちへび)盾:なし 得意遠距離武器:星砲(せいほう)
グレイ・スコード
通称氷の刃。魔力復興体No.032。既に魔力はグレイの体に確認されており、魔導師(仮)の称号が正式に授与されているが、仮なのでいつでも魔法が使える訳ではない。魔力復興体より、人獣最前線討伐隊へと転属。好きなものは冷たいもの、嫌いなものは熱いもの。なにやら脱ぎ癖がある。結構クールな性格。
得意武器:魔力強化・手(未完成)((まりょくきょうか・しゅ))、氷大長刃(ひょうだいちょうやいば) 盾:氷大長刃・盾 得意遠距離武器:氷大長刃・大砲
ナツ・シルースド
通称火人(かびと)。魔力復興体No.162。既に魔力は体内で確認されている。魔導師(仮)を正式に授与され、一番魔法が出現しやすいがいつでもでるわけではない。グレイと同じく、魔力復興体より人獣最前線討伐隊へ転属。好きなものは熱いもの、嫌いなものは冷たいもの。基本馬鹿。素直で明るい性格。龍の鱗のようなマフラーをいつもしている。
得意武器:魔力強化・体(未完成)((まりょくきょうか・たい))、炎死手華(えんししゅか) 盾:龍の背皮 得意遠距離武器:炎弾
エルザ・クルースト
通称舞う紅き刃。魔力復興体No.89。体内に魔力は発見されており、正式に魔導師(仮)を授与。やっぱり常に魔法は使えない。グレイ達と同じく、魔力復興体より人獣最前線討伐隊へ転属。好きなものは甘いもの、嫌いなものは楽しみな時間を邪魔される。怒ると怖い。かっこいいといわれるが案外女の子。
得意武器:魔力強化・鎧(未完成)、自由変形ナイフ 盾:魔力強化・鎧(未完成) 得意遠距離武器:自由変形ナイフ〈飛型〉
などなど。主にはこのキャラ達。
+α
魔力復興体:体内にわずかでも魔力の反応があり、魔導師となれる可能性がある子供達の総称。
人獣最前線討伐隊:人獣が一番出現するポイント近くの拠点におかれた討伐体。
人獣:かつてモンスターと呼ばれていたもの。いつしか人を食い、食い過ぎたためか人の姿に似ている獣。
鞭蛇:蛇のように動き、毒を持ち噛み付くといわれる鞭。気に入られていないと自分も噛まれる。
星砲:星の輝きと隕石の破壊力を持つといわれる遠距離武器。
氷大長刃:氷属性の大きな刃。盾にも大砲にも変形できる。
炎死手華:限られた者以外がこれを身につけると手から徐々に死んでいくといわれる。装備するととても熱いがナツは熱さを感じないらしい。敵を葬り去る様はまるで華が咲き誇るようだとか。
龍の背皮:文字通り龍の背皮(鱗)を盾にはめ込んだもの。ものすごく硬い。
炎弾:爆弾型の弾。何かに込めて発射するもよし、投げつけるもよし。
自由変形ナイフ:ナイフと言いながら、刀にも大県にも釜にも槍にも変形する、自由自在のナイフ。
自由変形ナイフ〈飛型〉:自由変形ナイフの飛び道具バージョン。
魔力強化シリーズ:魔力復興体のもの達に配布される装備。一人一人名称や威力、効果が違う。
こんなに設定作っておいても絶対忘れるわ…
誤字…刀にも大剣にも鎌にも槍にも変形する…どすな
68:林檎:2016/02/12(金) 18:27 ID:nNU 私の名前はルーシィ。ルーシィ・ハートフィリア。でも、コレは仮の名前。本当は、ルーシィ・ハートフィリア・ヤカ。
世界最強一族と呼ばれた一族があった。一族の名は『夜華』
夜華とは、破壊を好み、殺しを得意とし、太陽の光に弱く、陰に生きる者。
それは、まるで夜の華。
彼等は絶滅寸前までになった。そこで、夜華はハートフィリア家と手を組み、ハートフィリア・ヤカと名乗るようになった。しかし、ハートフィリア・ヤカと名乗ることができるのは、一部の者だけ。
その一部の者の中に、レイラ・ハートフィリア・ヤカがいた。レイラは、第一児を出産した。名前はイカム。イカム・ハートフィリア・ヤカだ。
イカムは、ロン毛の金髪をポニーテールにして、茶色の目を持った男だ。
レイラとジュード・ハートフィリア・ヤカの子供だ。他の者はイカムに期待した。
「イカム。もしも、あなたがお兄ちゃんになったら、下の子を守るのよ。」
コレがレイラの口癖だった。
夜華とは、破壊を好み、殺しを得意とする。しかし、そんな一族になって欲しくない、とレイラは心から願ったのだ。
そしてイカムが五歳になった頃、第二児が産まれた。名前はルーシィ・ハートフィリア・ヤカ。しかし、ルーシィは女だった。他の者は、ルーシィには期待しなかった。
だが、ルーシィが産まれたスグに厄災は起きた。
んー?銀魂パロ?
70:みかん姫:2016/02/13(土) 07:05 ID:BUIっていうか、みんな更新が早すぎるんだけどヽ(´o`
71:林檎:2016/02/13(土) 10:27 ID:nNU 銀魂パロではないよー
(待て林檎!実は、夜兎の名前をパクったということは言わなくていいのか!?いやいや、ただ設定が一緒なだけだ。いっそのこと夜兎と同じにしちゃえ!と思ったが、ハートフィリア・ヤカだし良いではないか!九刺羅もオリだ!うん、言わなくていいや!)
ルーシィが産まれてスグに九尾が襲って来たのだ。九尾とは、尾獣のことで尾獣は世界に九匹いると言われている。九尾はその中でも最強の強さを持っている。
「九尾を倒すには九尾を封印するしかないぞ!」
「しかし、封印体が必要だ!」
「それなら、ルーシィでいいのでは?」
「そうだな。産まれたばかりだ。」
「それに、女だ。別に死んでも構わん!」
夜華神風特攻隊が九尾を倒す作戦を立てていた。そして、ルーシィに九尾を封印して倒す、と決まった。
「レイラ、ジュード。ルーシィに九尾を封印する許可をくれ。」
「…分かり…ました…ッ!!」
「ほら、イカム…。お前の妹だ…」
レイラもジュードも、ルーシィに九尾を封印する許可を出した。涙を流しながらの別れを告げて。
「ルーシィに九尾を封印するの!?ルーシィは死んじゃうの!?やめてよ!」
まだ五歳。もう五歳。イカムはルーシィとの別れの意味を悟った。
「イカム…。運が良かったらこの子は生き延びるわ…。そしたら、あなたが守ってあげなさい。」
「ママ…!」
「この子はお前と血が繋がっている妹だ…。守ってやれ。」
「パパ…!」
そして、レイラとジュード、夜華神風特攻隊はルーシィに九尾を封印して、間も無く死んだ。
「ルーシィ、兄ちゃんが守ってあげるからね…!!」
「あぅぁ〜?にちゃ?」
「そう、兄ちゃん。」
夜華の里には、血だらけだが優しい顔をした五歳の男の子がまだ産まれて間も無い赤ん坊を抱いて、泣いていた。
ガバッ!!
「何で、あんな夢見るのよ…。九尾の件はいいとして、何でアイツが出てくんのよ…」
ルーシィは目を覚ました。汗をぐっしょりかいて、呼吸が乱れている。
《ルーシィ、大丈夫か?》
すると、心の中で声がした。九尾の九刺羅だ。ルーシィは、心の声で返事をした。
《大丈夫よ。あたしにはアンタもいるし、仲間もいるから!》
《ハァ…。コイツがワシの封印体…。心配だ…》
《うっさい!!!!》
と、まあケンカもしているが、九刺羅はルーシィの力を認めている。だから、このような関係でいられるのだ。
ルーシィは、自分と九刺羅を融合させて戦うことができる。つまり、九刺羅の力を完璧にコントロールできるのだ。
《絶対に融合しないんだけどねー》
《何故だ?融合すればS級魔導士には絶対になれるだろう》
《バレたくないもん!》
《はいはい。分かったから、とっととギルドへ行け!》
《はーい!》
「ルーシィ、大きくなったね。」
オレはルーシィのお兄ちゃんのイカム。イカム・ハートフィリア・ヤカだ。
ルーシィはきっと、オレのことを嫌ってるだろうな…
『お兄ちゃん!待って!置いてかないで!!』
『付いてくるな!!!』
ビクン!!
『待って…!行かないで…!一人にしないで…!』
『オレは、弱い奴には興味ない』
コレが、オレが最後にルーシィに言った言葉。そして、オレは泣いている妹を捨てて里を出た。まだ、ルーシィは三歳だった。
それから、ルーシィがずっと一人なのは知ってる。クソ親父のクローンもアイツの心は癒せなかった。
オレは親父のジュード・ハートフィリア・ヤカが嫌いだ。産まれたばかりのルーシィに九尾を封印する許可を勝手に出して、自分は九尾を封印して死んだ。それはまるでクソだった。
でも、オレは弱い奴には興味ない。
「おっはよー!」
「おはよう、ルーシィ。」
「おはよう、ルーちゃん!」
「おはようございます!ミラさん!おはよう、レビィちゃん!」
《やっぱりギルドは落ち着くなー!》
《ババアか、お前は…》
《うるさい!老いぼれ狐!》
《何だとォ!?》
落ち着くギルドでも、ケンカが絶えないルーシィの心の中。しかし、それは一瞬で終わる。
ドガーン!!!!
ギルドの壁が破壊されたのだ。しかも、片手で。騒いでいたギルドも、あっという間に静かになった。
「あはは、コレが大陸一のギルド フェアリーテイル?」
金髪のポニーテールを揺らしながら、一人の男が入って来た。男の魔力にみんなは後ずさる。
「なに壁壊しとんじゃー!!コラァ!」
ナツが元々つり上がっている目を更に、つり上がらせて突撃しに行った。
「君は、火竜のナツだね。」
ペシン
男は軽くデコピンをした。しかし、ナツは向こうの壁まで吹っ飛んだ。
「弱いね。弱い奴には興味ない」
「何すんd「やめんか、ナツ!!」じっちゃん…」
ナツが男に反撃しようとすると、どこから現れたのかマカロフが、止めに入った。
「小僧、名前は?」
「ん〜…、本名を出すと怒られるから、ヤカでいいや!」
「本名を言わんかい!!」
マカロフは殺気を出すものの、男には全く通用しない。
「そんなに怒らないでよー、オジイサン!」
殺気を出しても、ニコニコしている男に堪忍袋の緒が切れたのかマカロフは巨人化し、男を殴り飛ばした。
「小僧が大人をナメるんじゃない。」
しかし、
「いったいなー、殴るなら言ってよー。ノーガードで受けちゃったじゃん」
男には全く効いていなかった。
「「「!?」」」
《さすが、イカムだな…》
《分かるの?》
《ああ、魔力でな…。忘れたくても忘れらんねェ魔力だ》
《あたしは、アイツの存在を忘れたくても忘れられないわ》
「お前、目的は何だ!?」
「ん?君は妖精女王だね〜。」
「質問に答えろ!」
「オレの目的はね〜、ルーシィ」
魔力。
それはかつて、この大陸中の空気に含まれていたエーテルナノ。
大陸には、そのエーテルナノを扱える者と扱えない者が居た。扱える者は魔導師と呼ばれ、魔法を自由自在に扱い、人々の頼みを聞いてはそれを解決した。
扱えない者たちも、エーテルナノを結晶化することに成功し、それをラクリマとよび、生活で大いに役立てていた。
しかし、その時代は急に終わりを迎えた。
空気中のエーテルナノは全て消え去り、エーテルナノが体の一部となっていた魔導師たちは、ただ倒れるしかなく、死んでいった。
魔導師は大陸から消え去った。残ったのは、魔力を扱えない者たち。人口は役半分以上まで減った。
だが、人々は絶望しなかった。
愛する人が死んでも。最大の親友が死んでも。自分を育ててくれた親が死んでも。
人々は諦めず、生活も全て一からやり直したのだが、そうもうまく事は運んではくれなかった。
今まで魔導師に討伐されていたモンスターたち。そのモンスターたちは、森の奥で倒れ忘れ去られた魔導師の身体をモンスターが興味本位で口へと運んだ。
それは美味だったのだろう。いつしか人々の食べ物ではなく、人の身体自身を求めて人々を襲った。絶望へと世界が引きずりこまれた時、青年が言った。元はモンスター。やりあえば殺せるはずだ、と。
青年は一体のモンスターを倒した。
「ここに、討伐体を結成する!!!」
最初は小さな組織だった。それでも、徐々に成果をあげ、人は増えていった。
たがその間にも人は喰われていき、いつしか人の姿へ変化した。人々はそれを、"人獣"とよんだ。
青年がつくった組織は大規模になった。青年はいつしか大きな大人になり、組織を正式に軍隊として結成した。
軍隊は、人獣討伐体と名付けられ、各地域に派遣された。そして中でも強者たちが集まった場所。人獣が発生すると思われる場所の最前線だ。
「ヴ、ヴェ…」
首を絞められた人のような形の人獣が、呻き声を上げて、横へ大きな音を立てて倒れこんだ。
隊員「キラー。終わったようだ。一度本部へ戻ろう」
キラー「…了解」
人獣最前線討伐隊ー本部ー
隊員「しっかし、人獣発生ポイントまでだだーっと言って、それを抑えられればいいのにな」
隊員「しょうがないだろ。発生ポイントの森は、異様なくらいの毒ガスが発生していて、人がいくら装備しても確実に死ぬんだから」
隊員「まぁそりゃそうなんだけどなー」
隊員「なんだっけ。博士の話によりゃ、エーテルナノの代わりに毒を植物が取り込んだとか?」
隊員「そうそう」
隊員が後ろで話をしている。
今は体長へ報告中だというのに。
まぁ、体調も軽い人だから。どうでもいいような顔をしているけど。
隊長・サカト「オーケー。ご苦労さん。また頑張ってくれな。…あぁ、ルーシィは残ってくれ。ちょっと用がある」
皆は隊長へ一礼して部屋を去った。
バタン、と音がしてドアが閉まる。今部屋には隊長とあたしだけだ。
ルーシィ「なんでしょう」
サカト「ルーシィ・キラー。お前へまた称号を授けよう。」
そういって、金の丸に赤い星がついた称号が胸へ付けられる。
隊長・サカト「お前はみんなの前で称号受け取るの嫌いだろ?」
ルーシィ「…心遣い、痛み入ります。」
サカト「ところで…だ。お前は嫌がるかもしれないが、魔力復興体の完成体が三人、明日こちらへ来るそうだ。」
隊長の机に、その人たちの資料だろうか。バッと広げられた。
…ナツ・シルースド。グレイ・スコード。エルザ・クルースト。
しかし、魔力復興体というところが気に食わない。…どうでもいいが。
ルーシィ「…それで、それを知らせてあたしに何か?」
サカト「んー…まぁ、明日からお前の隊に入れるから。よろしくってことだ。」
ルーシィ「へ!?そこは普通、総隊長のサカトさんがやるべきでは…」
そういうと、隊長はぷくーっと頬を膨らませた。隊長いわく、俺は何でもやるから忙しいのー。だとか。
…めんどくさい。
隊長の飼っているフクロウが、ホーホウと鳴き声を上げた。
続
林檎は更新量がすごいよね…
サカト・ストリーク
人獣討伐体を結成した張本人。総隊長。みなは隊長と呼んでいる。
今は人獣最前線討伐隊で指揮をとっている。たまに自ら戦闘へ赴く。好きなものは戦闘。嫌いなものは固っ苦しいもの。
めいびす)思い付くのを忘れる前に書いてるから!ww
79:林檎:2016/02/13(土) 22:18 ID:nNU 追加キャラ
スイキナ・ハートフィリア・ヤカ
旅の途中にイカムと出会って行動を共にする夜華一族。そして、イカムの世話やイカムが起こした問題をフォローする。
かなりの実力者で、イカムもその力を認めている。同族との戦いは好まない。
スロング・ミーチング
雷の滅神魔導士。旅の途中に、イカムとスイキナに出会って行動を共にする。
実力は、スイキナには劣るもののかなりの力がある。イカムも認めていて、夜華一族でもないのにそばに置いている。
スイキナとルーシィはどっちが強いんだろう…?
81:林檎:2016/02/14(日) 09:44 ID:nNU 普段はスイキナの方が強いけど、ルーシィの夜華の血が発覚すればイカムと同じぐらいの強さが出せる。
だから、普段ルーシィとスイキナではスイキナが強くて、発覚ルーシィとスイキナではルーシィが強い。
「ルーシィ…だと…!?」
「そうそう、ルーシィルーシィ。出さないと言うなら…、このギルドを潰しちゃうぞ」
何か、早いものが動いた。それの正体は誰にもわからなかった。しかし、すぐに分かった。
バキィ!
ルーシィだ。ルーシィがイカムを殴ったのだ。
「ふむふむ…。挨拶が拳骨だなんて、随分と夜華らしくなったではないか。お兄ちゃんは嬉しいぞー。でも、一つダメ出し。お兄ちゃんに対して頭がたかーい!」
ドゴン!
次は、ルーシィが床に埋もれた。ルーシィを殴って、その反動で床が潰されたのだ。
「ルーシィ!「来るな!コイツの相手は…、あたしで充分!」…ルーシィ…」
あの一撃では、普通は白眼を剥くはずだ。しかし、ルーシィは膝をついただけだった。
「アンタ…、今どこで何やってんの?」
「旅をしてるんだー。そこで仲間もできたし。」
「アンタから仲間なんて言葉が出るなんてね!」
「お前こそ、愚妹のくせにオレにはむかうなんてな!」
全てが互角だった。蹴りを入れても蹴りでガードする。拳を入れても、拳でガードする。
ついに、イカムがルーシィの拳を手で受け止めた。
「もうそろそろ、迎えが来るんだ。喧嘩はおしまい。
あ、そうそう!妖精の尻尾にこのギルドを賭けて戦争を申し込むよ。受ける?受けない?」
イカムの戦争申し込みにもちろん妖精の尻尾は
『受けてたつ!!!!』
と、答えた。
イカムは去って行き、みんなはルーシィに質問を始めた。
「アンタ一体何者なんだい?」
「アレは誰なの?」
「ヤカって何?」
とりあえず、何かルーシィに喋らせようとする。
「やめんか、バカ者が!!!!」
そこで、マカロフが止めた。
「ルーシィには、わしが話を聞く」
「その必要はない」
「!!?」
マカロフの背後に、一人の老人が立っていた。老人は着物を着ており、東洋の者だった。
「あなたは?」
「ワシは東洋の国 日本の長じゃ。主達が聞きたいことを全て知っておる」
「話を、聞かせてもらっても?」
「よい。小娘、主もこっちに来い」
日本の長は、ルーシィとマカロフを別室に移動させて話を始めた。
「男の名前はイカム。イカム・ハートフィリア・ヤカじゃ。」
「ハートフィリアじゃと…!」
「そう。察しの通り、あやつはハートフィリアの人間じゃ。そして、小娘の実の兄じゃ」
「ルーシィの兄…!?」
驚きが隠せないマカロフは、日本の長の話を最後まで聞いてみることにした。
「アレは百年前…。東洋に、とある一族がおった。その名は夜華。夜華は破壊します好み、殺しを得意とし、太陽の光に弱く、陰に生きる者。夜華は恐ろしく強く、残忍だ。夜華はたった十人で、東洋を全滅させた。」
「しかし、どんどん数が減っていった。そこで、夜華はハートフィリアと手を組み、ハートフィリア・ヤカと名乗る。ハートフィリア・ヤカと名乗れるのは極一部の者だけ。その中にイカムと小娘が入っておる。そして、もう一人スイキナがおる。」
「ということは、ルーシィは夜華一族の一人だと?」
「そういうことじゃ。」
「本当なのか?ルーシィ」
「はい…。全て実話です。そして、百年前に東洋を全滅させた夜華の中に、あたしとイカムも入っています。」
「分かった。詳しいことはまた聞こう…。あなた、名前は?」
「ワシは蝶十郎じゃ。」
「蝶十郎殿、ありがとうございました」
そして、日本の長こと蝶十郎は帰って行った。
ふいー
85:めいびす:2016/02/14(日) 20:29 ID:lisスイキナ?とスロミングって性別なんだ?
86:みかん姫:2016/02/14(日) 20:37 ID:BUIスイキナは女性、スロミングは男性ってうちは解釈してるけど…?
87:林檎:2016/02/14(日) 21:29 ID:nNU スロミングじゃない!スロングだ!
ふっ、甘いな!
スロングは男だが、スイキナはオカマだ!!
「今から、全てをあたしの口から言うわ」
ルーシィは椅子に座って、みんなに囲まれながら喋り始めた。
自分が夜華であること。さっきの男、イカムが自分の兄だということ。百年前、東洋を全滅させたこと。
「…さっきのおじいちゃんは言ってなかったけど、あたしの中には九尾の尾獣がいるの。名前は九刺羅…。」
自分の中に、九刺羅がいること。
「隠してて、ごめんね。知ったら、みんなが怖がると思って…。
確かに、夜華は破壊を好んで、殺しを得意とするわ。それはあたしもだし、否定しない。でもあたし、その夜華の血と戦いたい!変わるために戦う!」
「あったりめーだ!人は変わるために戦うんだ!ルーシィは変わろうとしてる!それだけでもう、血には勝てる!」
「ナツ…!!!」
ナツの言葉に、聞いていた仲間はルーシィに「そーだ!そーだ!」と声をかける。
「へー。面白い子ね、イカム。」
「でしょー?スイキナも思いでしょ?」
「オレは火竜に興味があらァ…」
「私はイカムの妹ちゃんに♡」
「スロング、火竜はあげる。でも、スイキナ、ルーシィはあげないよ!」
いやややや、ルーシィはイカムでしょ!
妖精の尻尾は滅神魔導士がいないもんね…
あ、スロングダッタノネ!ゴメンナサイ。
え?最初スロミングって書いてなかっ…
うん!きっと間違いだね、スロミングの法則とスロングが混じってしまっただけだね!
部屋へ戻り、、窓を開ける。心地よい風が頬を撫でていった。
空には、星がきらきら瞬いている。この夜空に輝く星々が、あたしは大好きだ。
あたしが所属している隊は、活動時間が10:00〜22:00。朝隊。
もう一つ隊があって、活動時間が22:00〜10:00の夜隊。今は夜隊の活動時間。
あたしは就寝しなくちゃいけない。
仕方なく窓を閉めて、ベッドへ向かう。
パジャマに着替えたりはしない。夜隊が排除しきれない人獣が出た時のため、いつでも出動可能な状態にしなくてはならない。
不便だとは思ったことがない。結構自由な方だ。
顎下まで布団をあげて、目を閉じる。
ルーシィ「…おやすみ、ローム。」
もふ。
もふもふ。
もふもふもふ。
何かもふもふしたものが頬にふわふわ当たる。
無視し続けていたら、今度はプニプニしたものが頬を押してくる。
ルーシィ「…わかった。わかったからやめて、ローム」
ローム「グルルル…」
目を開けると目の前に猛獣の顔。
ルーシィ「…起きられないから」
ローム「ガゥ!」
顔をどけてもらうと、上半身を起こして大きく伸びをする。
太陽の光がカーテンの隙間から覗いていた。
あたしは風呂が好きだ。だから、朝、夜は必ず入る。昼は暇していれば入る。…ロームは、最近でかくなりすぎたからたまに入れてやる。いつもはブラッシング。
風呂から上がると、朝食が届いていたので食べる。今日はロームのは…あった。
ロームは肉しか食べないから、サカト隊長が気まぐれで食事を出してくれたりしなかったり。出してくれなかった時はあたしがあらかじめ保存してあるのをやる。…ちなみに自腹。
昼は、あたしが任務でいない時があるから必ずくれる。…ちなみに、ロームの存在はサカト隊長や掃除のおばさんなどの人以外は存在を知らない。
朝食を食べ終わり、10時を回る頃。あたしは準備万全でドアの前に立っていた。
隊員達の部屋は朝隊10時解錠。22時閉錠。夜隊は22時解錠、10時閉錠。完全オートロック制。もちろん、任務で遅くなった場合は免除。隊員が部屋に戻った時点でドアが閉まる。
10時になり、ドアが開くと同時に放送が入る。
サカト『朝隊おはよう、夜隊おつかれさん。夜隊には悪いんだが、報告があるんで軍会議場まで来てくれ、以上!』
昨日の、魔力復興体の事かな?…やだな。まぁどうでもいい。
ルーシィ「ローム、行ってくる。大人しくしててね」
ローム「ガゥ」
あたしは自分の部屋を出て、廊下をヒールブーツをならして歩いた。
続
みんな、この小説グレルーナツルーどっちがいい?…決まんなくて*\(^o^)/*
ローム
人獣に襲われかけていたところをルーシィに救助される。その時はまだ子どもライオン。動物でも人獣になる場合があるので、ルーシィは排除しようとしたが、ルーシィにひどく懐いたため、免除してルーシィが自己責任で飼っている。実は人獣に両親を殺された過去を持つ。好きなものは肉、ルーシィ、サカト隊長、遊び。嫌いなものは人獣。
ドガーン!!!
ギルドが破壊された。そして、三人の男達が入って来た。
「ヤッホー★戦争をしに来たよー」
「カワイイボク達がいっぱいね〜♡」
「アレが噂の火竜か…」
数日後、イカム・スロング・スイキナは、フェアリーテイルに戦争を仕掛けに来た。
「雑魚共はオレの部下がやる…。」
「任せたよー、スイキナ〜」
「イカムはマスターマカロフを潰しなさいよっ!妹ちゃんはアタシが相手するからっ!」
「オッケー★死なない程度にね〜」
「分かってるわよ!」
「いいかガキ共!わしらが次会うときは、フィオーレの陽の下じゃァ!!!」
「「「「「「おう!!」」」」」」
「暴れ出した上止めるのが下の仕事…。アイツはあたしの兄キで、あたしはアイツの妹…。アイツを止められるのは、あたしだけ!」
ちょっと遅いバレンタイン小説。まずはグレルーから。
「あら、グレイ、おはよう」
「あぁ、ミラちゃん。はよ」
あいつは…今日も居ない。最近ギルドに顔を見せないルーシィ。
あの明るい笑顔がないだけでギルドの活気が3%になってる気がする。
キョロキョロして一番に目に入る肉を頬張る桜つり目野郎。
…しゃーねーな、聞いてみるか。
「おいナツ、ルーシィ知らねぇか?」
「ん?ルーシィは…あ、なんかいろんな菓子を配ってたぞ?」
…らしい。だけど何で急にお菓子なんか…?
「グレイもさっきルーシィが探していたわよ」
「ん?あぁ、その例のお菓子配りか。」
「ふふ、そうかもね。だけど今日はバレンタインデー。好きな人に告白する日よ?チョコと共に」
ばれん、たいん…あぁ、忘れてた。
それでみんなにお菓子を…
「ルーシィは張り切ってたのよ。義理は手作りのお菓子、本命は本格的なボンボンショコラ!ってね」
周りはみんなルーシィから貰ったと思われるお菓子をパクパク食べている。
ミラちゃんによると、ナツだけは肉料理を貰ったとか。
「へー…で、そのルーシィは?」
「えっとたしか…ギルド前の大きな木で、って。」
「りょーかい、行ってくる」
ーーーその本命が俺なら…
その願いは、顔を赤く染めてボンボンショコラと一つの艶がある赤いチョコを渡す君を見て、叶ったんだ、と思う。
「……好き、です」
「…なんとなく、分かってる」
「なっ?!…その、付き合ってくれますか?」
「…俺も、好き。」
「へっ?」
「はぁ…付き合いますってこと。」
「わっ、急に抱きつかないで!」
戦場はフェアリーテイル。
「オレは屋根にいる。屋根まで来れた奴に相手してやるよ」
一階では、スイキナの部下がカナやミラ達と戦っている。
「あたしが屋根に行く!」
「そうはさせないわよ〜〜〜!!!」
ルーシィが三階に繋がる階段を上ろうとすると、スロングが止めに入った。
「アンタは、スロング!」
「妹ちゃんに名前を呼ばれるなんて光栄ねー♡」
「ルーシィ、相手は夜華だ!四人でも勝てるかどうか…」
エルザがスロングに突っかかろうとするルーシィを止める。
「大丈夫!あたしだって夜華よ!エルザ達は先に行って!」
「そうだ!先に行け!」
ルーシィを押し退けて、グレイが出て来た。
「グレイ!?」
「エルザ、ナツ、安心しろ!ルーシィはオレが守る!」
「はァ!?守ってもらわなくても大丈夫よ!足手まといだからエルザ達と一緒に行って!」
「足手まといだ!さっさと行け!」
「アンタだっての!」
グレイとルーシィが言い合いを始めた。エルザは溜息を吐きながら、一つ問う。
「お前達、約束は忘れてないだろうな?」
その問いに、言い合いを止めたグレイとルーシィはフッ、と笑みを浮かべた。
「「次会うときは、フィオーレの陽の下で!」」
「上等だ!行くぞ、ナツ!!」
「おう!!」
「オレの相手はどいつだァ?」
「お前は、イカムと共にいた…!」
「スイキナだ。覚えとけ…」
「スイキナ、そこをどけ!」
「それはできねェなァ…」
「ならば、力づくで行くぞ!」
「おう!燃えてきたーー!!」
「面白ェ…。オレが相手してやるよ!」
屋上に繋がる階段を上ろうとするエルザとナツは、待ち構えていたスイキナと遭遇した。
「一つ聞いておく…。神殺しとは戦ったことはあるか?」
「滅神魔導士か?あるぞ!」
「そうか。なら、殺す気で来い!」
三階では、ナツ&エルザVSスイキナの戦闘が開始した。
一方その頃、ルーシィ達はというと
「アンタ達、殺し合いしたことある?」
スイキナとスロングは、同じことを聞いていた。
「殺し…合い…?」
「その様子じゃァ、ボクはなさそうね」
「あたしはあるわよ…!」
「妹ちゃんはアタシ達と一緒に東洋を全滅させたもんね〜♡
なら、アタシを殺す気で来なさい!」
二階では、グレイ&ルーシィVSスロングの戦闘が開始した。
…なんか所々名前が可笑しい…?>>林檎
96:林檎:2016/02/16(火) 20:13 ID:nNU 本当だ!間違ってる!覚えにくいんだよ!!
スイキナVSグレイ&ルーシィ
スロングVSエルザVSナツ
二階にいたのはスイキナ!
三階はスロングだ!
分かったか!?コノヤロー!!!
また間違えたー!!
スロングVSナツ&エルザ
ナツとエルザが敵対してどーする!!?
「アンタなんか、殺してやる!」
ルーシィは飛び出して、スイキナに蹴りを入れた。しかし、蹴りは避けられた。
「甘い!」
そして、ルーシィの顔を踏んづけた。
「アイスメイク・デスサイズ!」
グレイの氷の鎌がスイキナの左腕を刺した。
「いいわよ、ボク。殺す気満々だったわ。でも、そっちはもうないの!!」
「なっ…!グハァ!」
スイキナの左腕は、確かになかった。そして、鎌の刃を持ち柄をグレイに刺した。
「さて、選ばしてあげる。妹ちゃんとボク、どっちが先に死にたい?」
「やめて!グレイを離して!」
「そんな選択肢はないわ!」
「お前が…っ、死ねっ…!」
グレイの一言に、スイキナの目は変わった。
「どうやら、先に死にたいのはボクのようね」
柄を突き刺す。これでもかというぐらいに。
「グハッ…!ガハッ…!」
グレイの口から紅黒い血が流れ出した。
「やめてェ!」
「夜華の血を拒むアンタと誇るアタシ達。ハナから勝負になんてならない!」
「やめてェェェ!!!!」
「ガハッ…!ブェッ…!」
「やめてェェェェェェ!!!!」
ドクン
ルーシィの中のナニカが目覚めた。
サカト『はい。これで終了!魔力復興体の優等生君達と仲良くしてやってくれ。』
ヒサト「グレイにナツにエルザ…か。3番隊副隊長のヒサトだ。何かあったら誰かに相談しろ。戦闘なら…まぁ、ルーシィに聞け」
エルザ「あの、失礼を承知で質問します。隊長は…」
ヒサト「すべての隊の隊長はサカトだ。んで、人獣討伐隊として正式に認められる前に一緒に戦ってた奴らが副隊長だ」
ルーシィは興味なさげに鞭蛇の手入れをしている。他の隊員は興味津々でナツ達と話をし始めた。
…が、ナツ達にとってみれば副隊長よりも沢山のキラキラしたものを胸につけているルーシィが気になって仕方ない。
ナツ達も勲章を見るのは初めてだった。
ナツ「なぁ、あの…金髪の子がつけてる金色のやつはなんだ?」
グレイ「おいナツ、敬語を使えとあれほど…!」
隊員「ははは、気楽で構わないさ。あれは勲章っていってな、名誉ある人に授与されるんだ。」
隊員「お前らのその金色のやつも勲章だぞ?」
ナツ、エルザ、グレイの胸にはそれぞれ魔導師の勲章がつけられていた。金の丸に金の十字。あとは、細かい文字やら柄やらが彫り込まれている。
ナツ「あいつ、俺らと同じような匂いがするな!」
エルザ「ちなみに、彼女の名前は…」
隊員「ルーシィ・キラーって言うんだよ。ちなみに、うちの隊のエースだ」
グレイ「エースって…」
隊員「ま、一番強いやつってことだな」
ナツ達はルーシィをじっと見つめた。
だが、ルーシィはそれに気づかないふりをし、ヒサトとともに任務の話をしていた。
ルーシィ「初心者もいるので難易度を低めにしたほうが…」
ヒサト「あぁ、俺もそれに同意。だから…」
あまり詳しい内容は聞こえないが、随分と話し込んでいる。
ナツ達は他の隊員と武器について話し始めた。そこで、サカトから通信が入る。
ヒサトはしばらく「あぁ、」と相槌をうち、通信を切ったのち3番隊の皆へと声を上げた。
ヒサト「よし、お前ら!新メンバーを入れた初任務だ!気合いいれてけ!」
「「「おう!」」」
そして今、輸送車に揺られているのだが…。
ナツ「う、ぷ…。キモチワル…」
まさかナツが乗り物酔いとは誰も想像していなかった。
輸送車は人獣をかいくぐって移動し、目標地点に到達してから迎撃するときもあるため、激しく揺れたりする。
…ナツは、そんなのに耐えられるのだろうか。
幸い今回は難易度低めの任務のため、緩やかな揺れしか起きていない。
グレイ「おいおい…まじかよ。やってけねーぞ?」
グレイが呆れ顔でナツをげしっ、と蹴る。ナツは「うぷ…」というばかり。エルザが「やめんか」と止めに入った。
3番隊の皆の耳にはエンジン音とナツのうめき声が聞こえていた。
続
ふたりとも…質問に答えてくれると嬉しかった
林檎のはルーシィ→グレイってことかな?何かに目覚めたということは
ヒサト・ラングリス
人獣最前線討伐隊 第3番隊副隊長。気さくな性格で、仲間思い。サカトがはじめに人獣倒し、ここに討伐隊を結成すると宣言したときに集った仲間の一人。好きなものは仲間。嫌いなものは暗い雰囲気。
得意武器:地の圧鎌 盾:円型の赤宝石 得意遠距離武器:スナイパーZ36
サカトの得意武器:巨人の態剣 盾:騎士の誇り 得意遠距離武器:虎大砲
輸送車:任務の出発ポイントまで輸送してくれる車。帰りも行きもこの車。
地の圧鎌:地面と重力を操ると伝わる鎌。地は血との噂も。
円型の赤宝石:丸い盾に真ん中にルビーが埋め込まれた盾。ルビーの光がバリアーとなり、超巨大盾を作ることも可能。
スナイパーZ36:Zとは地面。改良を重ねた36代目。年々性能がよくなっている。
巨人の態剣:とにかくすごくでかい大剣。威力はハンパない。
騎士の誇り:古の騎士が愛用していたとされる盾。もつとなんだか後ろに気配を感じる…
虎大砲:大砲。発射された球は自由に動き回り、虎のように敵に噛み付くとされる。
テスト期間なんでここに来る回数減ります
101:林檎:2016/02/18(木) 08:06 ID:nNU まじかよー…
質問答えなくてごめんね!たまにはナツルーでいいと思う!>めいびす
あいつが憎い
仲間を殺そうとするあいつが憎い
イカムのそばにいられるあいつが憎い
あたしが望むモノを持ってるあいつが
憎い!!!
スイキナの足から血が出た。理由は一つだ。ルーシィがスイキナの足を殴ったのだ。そして、ルーシィは足を掴んでスイキナを投げ飛ばした。
「グハッ…!」
よって、グレイは解放された。
「アレがルーシィの獣ね。人を殺すのを恐れるあまり、自然に夜華の力を押さえ込んでいた。それも太くて頑丈な鎖でね。その鎖は仲間の危機になると解放されるのね!それも理性と共に!」
次はスイキナが蹴りを入れるが、あっさりと避けられ顔を蹴られる。
「ルーシィ!」
グレイがルーシィの名前を呼んでもグレイの方を見ようともしない。ルーシィはスイキナが投げた氷の鎌を右手の甲で受け止めた。ルーシィの手の甲から紅黒い血が出る。
「理性と共に知性も失ったの!?利き手を失えば攻撃はおろか、防御もできないわよ!」
しかし、血が出ていてもルーシィの攻撃は止まらない
アレが夜華の闘い…!
オレは、目の前で繰り広げられている戦闘に目を開くしかなかった。
ルーシィに何があったんだ?動きが急激に変わったぞ!…いや、アイツはルーシィなのか?オレ達が知ってるルーシィとは全然違う…!!
「いい加減にしなさい!」
渾身の一撃をスイキナはルーシィに喰らわせた。ルーシィはもろに受けて、壁にめり込んだ。
「ルーシィ!!」
スイキナが微かに笑った。もう、ルーシィはダメなのか?
「…ふふふっ…ふふふふっ…!」
「ちょっとォ〜、本気?今の、お姉さんスゴく頑張ったんだけど〜…!」
いや、ルーシィは無事だった。何も効いていないと言った方がいいか。とりあえず、ルーシィは無傷でピンピンしている
ルーシィは壁から抜け出し、スイキナの顔を殴り飛ばした。吹っ飛んでる間にルーシィはスイキナの元に行き、一気に蹴り飛ばした。そして、窓は破壊され、ルーシィとスイキナは外に出た。
「アタシ、魔法使ってもいいわよね?」
コクリ、とルーシィが頷く。いいのか?ルーシィ!
「じゃ、遠慮なくゥ!水竜の咆哮!!」
こいつ、滅竜魔導士!!!
死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!
あたしの心の中は欲望・嫉妬・怨みで満たされていた。
血が見たい。血の匂いが嗅ぎたい。血を味わいたい。
あたしの中に封印されていた獣が騒ぐ。血が足りない、血が欲しい、と。
兄のそばにいられて、兄に捨てられないアイツ。
あたしよりも弱いくせに。あたしよりも力がないくせに。
一族を怨む。なんであたしを夜華一族にした。どうしてあたしなんだ。
あたしは普通が良かった。普通のルーシィが良かったのに。夜華を怨む。
あたしの中の三つの感情がうまい具合に動き出す。
でも、もう一つ 感情があった。それは悲しみ。
仲間が死ぬのではないか、それもあたしのせいで。あたしが無力なせいで。
この感情を消すように、三つの感情が動き出す。
さあ、あたしの中の獣よ!
暴れなさい!
血を求めなさい!
殺してしまいなさい!
おひさー!覚えてますか?ID変わってるけど杏奈ですよ!もう『8』いってたのか!マジでたまーに来るからそんときはよろしく!
106:林檎:2016/02/19(金) 22:43 ID:nNU …杏奈…
知ってるかな?知ってたらゴメン!忘れちゃった!!
知らなかったらよろしく!
アイツの攻撃を全く防ごうとしないルーシィ。オレは急いでルーシィの前に立って、アイスメイク・シールドを繰り出した。
アイツの攻撃が止まったとこを、ルーシィは見逃さない。オレのシールドを蹴って壊し、ケガをしてないもう一つの手でアイツを殴った。
「アンタ達に一つ、教えてあげる!殺す拳と殴る拳!どっちが強いと思う!?」
アイツはルーシィから距離を置いてオレ達に問いた。
「正解は、殺す脚力よォ!!」
アイツの動きが変わった!!?
アイツはルーシィを蹴ろうとしたが、ルーシィはそれをさっき殴った手で受け止めた。つまり、ルーシィはもう両手を戦闘には使えねェっつーことだ。
「両手を失ってもらえれば、コッチのモンよ!」
アイツはルーシィの顔面を殴ろうとした。しかし、ルーシィはその攻撃を受け止める。腕でな!
ルーシィは拳を受け止めると、飛び跳ねる反動を利用し、アイツの顎を蹴って屋根っぷちまで追い込んだ。
「ハァ…!ハァ…!お姉さんも、ここまでみたいね…!殺しなさい!アタシを殺しなさい!」
アイツはもう、限界だった。自分のことを殺せと言った。ルーシィは元々殺すつもりだったのか、アイツの足を蹴ろうとする。
オレの体が勝手に動いた。ルーシィに抱き付いてルーシィの動きを制したのだ。
「何のマネなの!?ボク!体を離しなさい!殺させなさい!」
アイツがオレを止めるが関係ねェ!
「お前のためじゃねェ…!ルーシィは…っ!夜華の血と戦うって決めた!変わるために戦うって決めたんだよ!ソレを…、お前なんかのせいで潰させてたまるか!
ルーシィ、目を覚ませ!お前の敵はコイツじゃねェ!お前の中の血だ!ルーシィ!!」
ルーシィの力がハンパねェ…!抑えるのもやっとだ…。ルーシィは、まだうめいて足掻いている。目を白眼にして、白い眼には赤い血筋が浮かんでいる。
「このルーシィはオレ達が知らねェルーシィだ!オレ達が知ってるルーシィは、ツッコミが激しくて、危なかっしくて、すぐに回し蹴りをする奴だ!けどなァ、誰よりも仲間想いなんだ!ルーシィの前で仲間を傷つけたら、ルーシィは必ずそいつを倒す!そんなルーシィが…、オレ達が知ってるルーシィが戻って来るようオレは信じる!
ルーシィ、戻って来やがれェェェ!!」
ごめん、インフルになったから、しばらく来れない。
110:林檎:2016/02/20(土) 13:17 ID:nNU インフルだとォォォ!!?
お大事にィィィィ!!!
きゃーーー!!!
すごいね8いったんだめ!(←来てなかった人)
覚えている人いるかな?いるかな?
覚えてなかったらざんねんだね、また初めましてになっちゃうね…。
そういえば、私星空のカギをこの前また改めてみたんだけど…泣けちゃうの(´;ω;`)ウゥゥ
共感できる人いるかな???
みさー!久しぶりー!覚えてるよー!
フェアリーテイルって結構泣ける話多いよね〜ww
私は、エクレアのやつが好き!(漢字が書けないから題名を書くのを諦めた)
神楽じゃねェェェェアル!!!
林檎だ、コルアァァ!!!
テストが終わったので…。
「ルーシィ…」
皆を助け出そうとしていた時、偶然会ってしまった。
「…あなたは、フェアリーテイル?」
静かで…だが響くような声で言った。
「ああ、俺たちがフェアリーテイルだ!」
「そう…あなたが。あなたたちがフェアリーテイル?!」
「許さない!仲間を殺したフェアリーテイル!」
ルーシィは叫ぶ。
その叫びはこだましてこだまして、みんなの頭の中にガンガンと響く。
「グ…ァ」
「そう、もっと苦しめばいい!叫べばいい!苦しみを!もっと!もーっと!!!」
「ハハハハハ」と高笑いするルーシィの声は、さらにみんなの頭痛をひどくさせた。
「ち、ちげーよ・・・。俺たちは、お前をたす…けたいんだ」
誰が言ったかなんてもうわからなかった。でも、1つ確かなのは、同時に頭に響いていたものが消えたということ。
ルーシィは、笑っておらず下を向きうつむいていた。
「……」
「何だよ、聞こえねーよ」
ルーシィは、顔を上げたと同時に叫んだ。
「私を、助けるですって?!」
「ああ」
「はぁ?あんたたちみたいなちっぽけなギルドが、私の心の苦しみ、悲しみ、憎しみ、つらさ…そこから私を助けるですって?!」
「ああ」
「笑わせんな!」
ある人は、なぜか思った。
ルーシィが、この時初めて感情が入っていた気がする、と。
「お前たちはここから見たら優秀なギルドかもしんない。でも、宇宙から見たら?あんたなんてちっぽけな存在よ!あんたも、あんたもあんたもあんたも!!!ましてや、この私から見たあんたたちはね、みんなくそよ!自分のことしか考えない!」
ル―シィは、一気にしゃべり、疲れたのか、息をぜーぜーしている。
「まぁ、いいわ。もうすぐ私たちが、ここをリセットする。そしたらみんな同じ、ごみ人間よ!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
つらかった。
何よりも仲間を大事にし、大切にし、信頼し信頼され…。
そんなルーシィを見ているのが、とてもつらかった。
「さあ、死ね!!!」
そういうと、手を前にクラスに向け、何か喋り出した。すると突然ルーシィの回りに風が吹いてきた。
「何だよ、あれ…」
「不滅の…歌」
「え?」と、みんな声がした方に向く。視界が悪くなっており、聞くだけで精いっぱい。判別なんて不可能だった。
「不滅の歌。聞いたものは消える。存在自体が…ここに、この地球に生まれてないことになるの」
聞いた瞬間、皆目の前が真っ暗になった。
完全に道は閉ざされたのだ。
「さぁ、私に殺されるのを喜んで死ね!!」
皆は、覚悟をし、固く目をつぶったのだった。
続く
キャー駄作!
林檎>>覚えててくれたんだね!!
あー、わかる。
あとね、今さっき少しだけどファントムの見てて泣きそうだった。
来たよ、辛いよ、咳でるよ、立つとめまいするよ。
一日中寝てらんないし、気持ち悪いし、勘弁してよ。
インフルとか幼稚園以来だなー。
みさぁぁぁ、久しぶりー!星空の鍵はうちも泣いたよ。
林檎))鳳凰の巫女だよね、エクレアって?うちはあれ見れてない…
よし、これにて退散。
むんむんお久!
インフルつらそう…。お大事に。
なんか矛盾してるかもしれないけど私も見てないんだよね。ツタヤが家の前で開店してくれないかな…。
てか、もう久々すぎて自分の荷誰出てくるか覚えてないんだよね…。
たぶん誰も必要としていないだろうとは思うけど、最近ここにこれなかったのを弁解させてください!
1 テスト勉強してた
2 部活つらい
3 3DSしてた
はい、3はくそですね。すいません。
あの、3ds持ってて、フレのを交換できる人いますか?
みさ>はーい!でも、まだWi-Fi繋げてないから、繋いだら教えるねー
みるくてぃ>私はインフルにはまだなってないなー
ok林檎!
じゃあ私の言ってもいい?
インフル私かかるよ……。
インフル落ち着いてきたー!嬉しい、嬉しすぎるー!…んだけど、火曜日まで学校も行けないんだよぉ。
みなさん、気をつけて、気をつけなさい!手洗いうがい、換気にマスクを常備ね!
みさ)待って、なんで未来予知?!やめて、かかんないでね。結構苦しいんだよ?!(インフルね)
3DSね、了解。うちは〜と思ったら充電器がない。探してくる!
「ルーシィ」「ルーシィ」
あたしを呼ぶ声が聞こえる。
あたしを呼ぶのはダレ?
醜い感情で埋め尽くされたあたしの中に、声が聞こえる。あたしの名前を何度も呼んで、あたしを呼ぶ。低過ぎてもなく、高過ぎでもない。丁度いい、男の声だ。
でも、あたしはその声を無視する。あたしは目の前の敵を殺す。呼んでもあたしは止まらない!
『ルーシィは…っ!夜華の血と戦うって決めた!変わるために戦うって決めたんだよ!ソレを…、お前なんかのせいで潰させてたまるか!
ルーシィ、目を覚ませ!お前の敵はコイツじゃねェ!お前の中の血だ!ルーシィ!!』
あたしは止まらない。もう、止まれないのだ。
『このルーシィはオレ達が知らねェルーシィだ!オレ達が知ってるルーシィは、突っ込みが激しくて、危なかっしくて、すぐに回し蹴りをする奴だ!けどなァ、誰よりも仲間想いなんだ!ルーシィ、前で仲間を傷つけたら、ルーシィは必ずそいつを倒す!そんなルーシィが…!オレ達が知ってるルーシィが戻って来るようオレは信じる!
ルーシィ、戻って来やがれェェェ!!』
ドクン
そうだ、この声はグレイだ
あたしは変わるんだった
夜華の血と戦うって決めたんだ
ここで、スイキナを殺したらもう負け同然じゃない
あたしの獣よ、静まれ!
だからァァァァ!!!
神楽じゃねェアルゥゥゥ!!!
林檎じゃァ、ボケェェェ!!!
すんません
むんむんok、待ってる
そう、私は未来予知することができるのだw(シャルルとダブった)
私の書くので、登録お願いしてもいいですか?
名前:みっちゃん
コード:4055−2878−9941
よろしくです。
りょーかい。頑張って充電器探してくるぜ!
林檎、顔怖い!(ふっ、私は君を監視している!)
やーめーろーやー!
ヘルプミー!ジェラール!!!>みるくてぃ
ジェラールは私の味方だ!いや、ナツとグレイも捨てがたい…
130:林檎:2016/02/22(月) 16:02 ID:nNUバッキャロー!ジェラールは私の味方だ!!何故なら、私はジェラール以外を好きにならないからな。(フェアリーテイル内で)
131:林檎:2016/02/22(月) 18:34 ID:nNU 皆さん、すいません。
私の学校の卒業式が近いので、卒業式パロで小説書きたいんです。今の小説の続きは、絶対書きます。絶対にです。私もあの小説書きたいですから。
すんません
私はグレイだ!!
…遅かったか。
設定(笑)
ルーシィ
フェアリー付属学園に通う。
フェアリー付属学園一の天才で、生徒会長。ハートフィリア大学院に受験志望。グレイが好き
グレイ
フェアリー付属学園に通う。
フェアリー付属学園二の天才で、副生徒会長。ルーシィが好き
フェアリー付属学園
フィオーレ一の天才高校。付属なので、大学までストレート公式で行ける。通称《妖精学園》
フェアリー付属学園一の天才だけが生徒会長になれる。
ハートフィリア大学院
イシュガル(大陸)一の天才大学。各高校で一番の成績を持つ者も受かるのは難しい。
死ぬことを覚悟し、皆目を瞑る。
だが、いつまで経っても衝撃がこなかった。
ゆっくりと目を開ける、がさっきとは何も変わっていなかった。いや、ルーシィが倒れていた。
「ルーシィ!」
グレイは近くまで走ろうとした、あともう少しで手が届くというところで、体が動かなくなった。
「グレイ?どうしたグレイ?!」
「か、体が動かねぇんだよ…」
エルザの問いかけに答え、さっきまでルーシィがいたところを見ると、もういなくなっていた。
「ハハハハハ!!」
どこからか、高笑いが聞こえた。
上の方を見上げると、小さな男の子とあの木を倒した男がルーシィを抱き立っていた。
「お前ら……」
だが、その声は聞こえなかったかのように話始めた。
「私とあなたたちは会ったことがありますがまだ名乗っていなかったですね。私の名はキース。想像したものを力にすることが出来ます」
「キース、そんなことはいいよ」
そういって初めて見た男の子は言った。
「俺の名はフィン。人の魔力を消したり、交換したり、補充したりと…まぁ、人の魔力を操る」
そういって笑う二人の笑顔は皆の背筋を凍らせたのだった。
続く
Question No,1
あなたはフェアリーテイルの世界(マグノリア)にいってみたいと思いますか?
1,はい、思います
2,いいえ、思いません
どちらですか?
答えてくれる人がいたらまた次の質問します。
ちなみに私は1ですね。
「ルーちゃん!ルーちゃんはハートフィリア大学院に受験するんでしょ!?」
「ちょ!あんまり大声で言わないでよー、レビィちゃん!」
「本当ですか!?生徒会長!会長なら絶対に合格できますよ!」
「そうかな〜。アハハハ!」
なんだと…!?ルーシィはハートフィリア大学院に受験志望してるのか!?ここの大学に行くと思ってたのに…
今は生徒会会議が終了したところだ。ルーシィの親友・図書委員長のレビィがルーシィの進路について話していた。
はーい!私も1!
138:みさ:2016/02/22(月) 22:20 ID:IRo 林檎返答ありがとう(´▽`)
Question No,2
あなたが使うとしたら何魔法を使いたいですか?そして、その魔法で何をしたいですか?
私はもちのろんで精霊魔法です。
理由は単純かもしれないけど、ルーシィが大好きだし、精霊が好きだからです!
で、全部集めてちょっとだけど大魔道演武にでてみたいです!!!
私は滅竜魔法!星系の滅竜魔法だったら、ジェラールともルーシィともユニゾンレイドができるし、水系だったらグレイとユニゾンレイドができるから!
140:みさ:2016/02/22(月) 22:35 ID:IRo なるほどねー…。
じゃあ、出てきてるやつだったら?
いままでのに
142:めいびす:2016/02/22(月) 23:36 ID:lis やぁやぁ!まだテストがあと3日ほど残って目が白眼になっているめいびすです…
小説書きたい…。
なんかだいぶ進んだね
No.1→1
No.2→歌龍かリーダスの絵描いたら具現化するやつだな。歌龍は私が勝手に想像したやつ。歌の滅龍魔法。絵描くの好きだし、それで何かを描いて役に立てるなら嬉しす
卒業パロ、頑張ってね!小学校卒業か…2年しか経ってないのに遠い過去のように感じるよ。
みさ久しぶり( ´ ▽ ` )ノ駄作なんかじゃないよ。その文章力分け与えてくれ
ルーシィが夜華の力目覚めてくれた…流石グレイだ((真顔
…さて、現実に戻るか。あと三日間死んできます
めいびす))まさかの長文殺し。死なないでね、どんだけテスト駄目なの。
うちも絵描くの好きだよー!歌も好きだよー!合唱やってるよー。だけど今日はサボった!
インフルになると学校も3日休まないとだから…>_<…
みさ))Q1---1
Q2--使いたいのは…飛んでみたいからエーラ(エクシードのやつ)ですぐに着替えたいからカラーと換装で、滅竜と滅神と滅悪は必須だね!(滅神が滅人になった。)でー、うちも星とか好きだから星系は欲しいなー。星霊とか一緒にワイワイできそう☆で、造形魔法もいいね!星の造形魔法!きっとキラキラしてるよ!ピッカンカンだからね!あとは言霊とか?ことだま、って読むんだけど、声で命令?みたいなのが出来るんだよね。
出てきてるのだったら、星霊魔法がいちばん!
…なんか二次創作版彷徨ってたら暗殺教室のスレが増えてた。
145:杏奈:2016/02/23(火) 20:58 ID:m7Mおー!みさだ!こっちではひさしぶりだね!いっつも3DSではあってる(?)けど
146:みかん姫:2016/02/23(火) 21:52 ID:BUI 杏奈も来てるー!
インフル落ち着いたから明日からは大人しく学校行きます。
行ってこい!ちなみに、私の学校は明日に持久走大会がある!(o^^o)
148:林檎:2016/02/24(水) 00:20 ID:nNU やっぱ、夜華編も書くわ
ルーシィの目に、茶色が戻った。ルーシィは正常に戻ったのだ
「なっ…!」
「えっ…!」
しかし、屋根に限界が来たのかくずれてオレとルーシィとアイツは落ちて行った。
「アンタ達なら、夜華を任せられるわ!アタシの分まで生きなさいよっ!」
アイツは、オレとルーシィの体を掴むと宙に投げ飛ばした。オレ達は、屋根まで飛ばされ、助かった。
「お・おい!お前…!!」
「アタシのことは放っておきなさい!夜華の獣…いや、化け物を鎮められるなんて死ぬのには勿体無いわ。」
アイツは落ちて行った。オレ達に未来を託して
フェアリーテイル
二階
ルーシィ&グレイVSスイキナ
ルーシィ&グレイの勝利
いぇーい
150:みさ:2016/02/24(水) 23:36 ID:IRo めいびすおひさ!
つい先日テストが終わり、今週返され泣きたくても泣けない点数だったみさだよ。
杏奈>>確かにこっちではおひさだね〜。
むんむん>>質問答えてくれてありがとう!!
確かに最近暗殺教室多い…。
…?なんか起きたから来た。うちは小学生だけど今日国保のテスト5枚返された。
全部満点だったよ☆
国語だった。テスト三昧で辛いっす。
今日は算数の学年末テストだった!結構出来たけど計算間違いが不安…。
小学生には悪いのですが……小学生のテストに戻りたい!!
154:みかん姫:2016/02/25(木) 21:05 ID:BUI いいよ!戻っておいで!……なんて、みさにぬか喜びさせちゃ駄目だよね。
でも、そんなに難しいの(´・Д・)」中学生になりたくない…
うちの家は姉が頭良く、学年39位というよりは通知表を持ち帰ってきました。くそぉ…ウザいんだよぉ!
私は、親に期待されてるからその期待に応えないといけない。だから、結構辛ェ!
156:みさ:2016/02/25(木) 23:21 ID:IRo ああ、むんむん!!ありがとう…。
コナンのあの薬を…。
林檎>>確かに期待されんのつらいわ…。
そんで、期待に応えられなかったら怒られんだよ!?どー思う!?>みさ
158:神楽:2016/02/26(金) 17:17 ID:nNU 夜華編
ルーシィとグレイが二階で戦っている頃、三階でも戦闘は開始しようといていた。
「お前…何者だ!」
「オレは、スロング…。神殺しとでも言おうか…」
「滅神魔導士!?」
「御名答…」
スロングは、風の滅神魔導士だった。
「お前、さっき殺す気で来いっつったろ。自分の命は大切にしろよ」
「火竜のナツか…。女の方は妖精女王エルザ…」
「!? 何故分かった!?」
スロングは両目に眼帯をしていて、前は見えていない。
「魔力…。お前らの魔力がオレに聞こえる」
そう。スロングには、感知能力があるのだ。たとえ、姿が見えなくても、魔力で感じられるのだ。
「悪ィが、華姫…いや、ルーシィは帰ってきてもらう」
「ルーシィはオレ達フェアリーテイルの魔導士だ!行くぞ、エルザ!!!」
「ああ!!」
フェアリーテイル
三階
エルザ&ナツVSスロング
戦闘開始
ごめん、みさじゃないけど答えるね。
「「「「「イラつく!!!」」」」」》林檎
だろ!?答えてくれてありがと!!!>みるくてぃ
161:林檎:2016/02/27(土) 00:05 ID:nNU 夜華編
さっき、あいつはルーシィのことを華姫と呼んだ。どういう意味だ?【華姫】とは…
「風神の咆哮!」
「火竜の咆哮!!」
あいつ…ナツを押している!
「うわっ!!」
一発の咆哮だけで、ナツを吹き飛ばしただと!?それも、ナツも咆哮している状況で!
「換装!飛翔の鎧!!」
攻撃の威力が強いなら、スピードで勝負だ!攻撃が当たる前に避ける!
「読めるなァ…」
「!? なっ…!」
あいつの魔力を感じる能力を甘く見ていた!スピードでは、勝てない!
「おいおい、もっとオレを楽しませてくれよ。火竜と妖精女王だろォ?」
こいつ…強い!強すぎる!私達とは戦ってきた経験が違う・戦ってきた場所が違う・戦ってきた相手が違う!!!格が違いすぎる!!
「とっとと、お前らとお別れして、華姫…いや、ルーシィを迎えに行かせてもらうぜ
滅竜奥義・風遁螺旋竜剣!!!」
あいつは、螺旋状の剣を私達に向けて走り出してきた。
またまた思いつき。今回は長いわ
ちょっとした設定
ルーシィ,エルザ,ミラ,リサーナ,ウェンディ,カナ,ジュビア,レビィ,は妖精娘。というアイドルグループ
リーダーはルーシィ
大体の並び順は
リ・カ・レ・エ・ル・ミ・ウェ・ジュ
ほとんどルーシィがセンター
リサーナ−リ
カナ−カ
レビィ−レ
エルザ−エ
ミラ−ミ
ルーシィ−ル
ウェンディ−ウェ
ジュビア−ジュ
で表しています!
エ「行くか、みんな!」
皆「うん!!」
きゃあぁぁぁぁぁ!!!!!
ル・ミ「あんたにゃもったい無い」
ジュ・ウェ「fuーfuー」
カ・エ「あたしゃ本当」
ウェ・レ「NICE BODY!BODY!BODY!!」
ジュ・カ「自分で言うぐらい」
ル「タダじゃない!じゃない?」
ミ・エ「熱けりゃ冷ませばいい」
レ・ジュ「フーフー」
カ・ウェ「淋しけりゃ」
全員「EVERY BODY!BODY!BODY!!」
リ「誰にも 分からない」
ウェ・レ「fuーfuー」
ル「恋愛って いつ火がつくのか」
全員「DYNAMITE 恋はDYNAMIT」
ル「どんなに不景気だって」
リ「恋はインフレーション」
ミ「こんなに優しくされちゃ」
エ「みだら」
全員「明るい未来に就職希望だわ!」
リ「妖精の未来は」
ル・ミ・ウェ・ジュ「WOw×4」
カ「大陸がうらやむ」
ル・ミ・ウェ・ジュ「Yeah×4」
レ「恋をしようじゃないか」
ル・ミ・ウェ・ジュ「WOw×4」
エ「Dance!Dancin all of the night」
ジュ「なんだか 物足りない」
ウェ・ル「fuーfuー」
ミ「どこにいたって 愛しててほしいわ」
ウェ「自分で 伝えるの」
全員「恥ずかしいじゃない!」
カ「理想の二人だわ」
ウェ・エ「夫婦!」
レ「憧れよ」
全員「EVERYBODY!BODY!BODY」
リ「誰しも 気づいてない」
ル・レ「fuーfuー」
ル「恋愛って 夢の落とし穴」
全員「MYSTERY 恋はMYSTERY」
ジュ「そんなの不自然だって」
エ「恋のインサイダー」
ミ「それでも 上手にされちゃ」
カ「あらわ」
全員「来る日もキャンセル待ちなの」
ジュ「アンタの笑顔は」
リ・カ・エ・レ「WOw×4」
ウェ「大陸がうらやむ」
リ・カ・エ・レ「Yeah×4」
ミ「夢があるんじゃないか!」
リ・カ・エ・レ「WOw×4」
ル「Danci Dancin all of the night」
エ「Love Love Love マシーン」
カ・ジュ「Wow×4」
ミ「Love Love Love ステーション」
ウェ・ル「Yeah×4」
リ「Love Love Love ファクトリー」
レ・ル「Wow×4」
全員「Love!Love is so wonderful」
リ・カ・エ・レ「妖精の未来は」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Wow×4」
リ・カ・エ・レ「大陸がうらやむ」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Ysah×4」
リ・カ・エ・レ「恋をしようじゃないか」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Wow×4」
全員「Danci Dancin all of the night」
ジュ・ル・ウェ・ミ「妖精娘。も」
リ・カ・エ・レ「Wow×4」
ジュ・ル・ウェ・ミ「あんたもあたしも」
リ・カ・エ・レ「Ysah×4」
ジュ・ル・ウェ・ミ「みんなもマスターも」
リ・カ・エ・レ・マカロフ「Wow×4」
全員「Danci Dancin nll of the night」
林檎»遅れてごめん!
「ハァ?!じゃあお前やれよ!」
と思う
「グレイ!妖精娘。の新曲聞いたか!?」
「は?んなの知らねーよ」
ナツが喋りかけてきた。ったく、今は大学の授業中だろ。
「オレらと同い年の奴とか、年下の奴もいるんだぜ!」
確か…。オレ達と同い年の奴は
リサーナ,ルーシィ,レビィ,ジュビアだってか?
そんで、年下の奴は
ウェンディ
年上は
エルザ,ミラ,カナ
だったな
「グレイ、LINEきてんぞ」
「んあ?…ああ。」
オレは机の中で誰にも見られないように見る
Lucy::新曲どーだった?
送ってきたのはルーシィ
GLAY::よかった。LOVEマシーンだろ?
即座に返信する。あいつは時間がねェからな
Lucy::うん!あの曲、あたしが作詞したのよ!
GLAY::へえ。誰を想像して?
ちょっと意地悪なメッセージを送ってみる
ルーシィside
「ふぇ!?////」
「ん?どうかしたのか、ルーシィ」
「な・ななな・なんでもない!!!////」
ライブが終わって、1日が経った。彼氏のグレイにどうだったか聞いてみる。昨日のライブはテレビで放送されてたからね!
Lucy::うん!あの曲、あたしが作詞したのよ!
GLAY::へえ。誰を想像して?
そんなの、決まってる。
Lucy::グレイ
すぐに返信がきた
GLAY::知ってる
Lucy::もう!意地悪しないでよー!
こんなやり取りをしてると、ふと感じる
グレイ「オレって」
ルーシィ「あたしって」
「「愛されてるんだなぁ。体が離れていても、心が繋がってるって」」
ダロォォ!?>みさ
最近、ヤッターマンにハマり中
みかん姫って元むんむん(みるくてぃ?)なの?←(間違ってたらごめん)
すまん…しばらく来てなかったからわかんないのよ…
ナツ「地面だーーーーー!!!!」
目的地につくなりナツがさけぶ。
叫ぶと人獣に場所が特定され、大量に集まるのだが、3番隊の人たちは特に気にしない。
ルーシィ・キラーが殲滅するからだ。
グレイ「あんま大声出すんじゃねぇよ…人獣に見つかるって言われただろ…」
ナツ「そうだっけか?」
ルーシィ・キラーが車から降りようとすると、エルザから声がかかる。
エルザ「ルーシィさん、これ」
エルザから鍵がたくさんついているチャームを渡される。
ルーシィ「…どうも」
エルザ「隊の中のたった二人の女子としても、宜しく頼みます」
ルーシィ「…」
ルーシィは軽く頭を下げただけで輸送車を降りた。
今回の任務はナツ、グレイ、エルザの魔力復興体の初任務ということで、前線に出るのはその3人のみ。他の隊員達は後ろで援護を行う。もしもの際は前線へ出る。
人獣討伐隊、特にここらでは人獣が大量に発生する。そのため、想定外に備え最前線討伐隊の隊一つ一つが中規模だ。
サカト『はい、ナツ、グレイ、エルザ。あと…3番隊の面々。聞こえてるかぁ?』
ヒサト『通信問題なし。任務は伝えた通り。あくまでナツ達が主役だということをわきまえて任務にあたってくれ』
サカト『あっちょっと、俺が言おうとしたこというなよなヒサトォ。まぁいいや。みんな、無事に帰ってこいよ』
固まっていてはいろいろ面倒ということで、ナツ達3人以外は様々なところで隠れて、援護にあたる。
ルーシィは高いビルの屋上にてあたりを見下ろす。
丁度北西の方角にあの3人が見える。
エルザ『前方に三体の人獣を確認。』
サカト『ありゃ、草人(くさびと)だな。一般的な人獣だ、頑張れ』
エルザ『了解。討伐にあたります。』
どうやら早速当たったようだ。
ルーシィのほうからも三体と三人が対峙しているのが目視出来た。
念のため、ルーシィは星砲を構えた。
ナツ「でろよぉ!火龍の鉄拳!」
ナツの手に赤く眩しい火が灯り、人獣を殴った。炎で攻撃力を上げて、普通に殴るよりはるかに破壊力が増し、人獣が吹っ飛び、光となって空へ散った。
グレイ「俺だって…氷造形、弓矢!」
グレイの手に氷の弓が一瞬で造りあげられるとともに矢も一瞬ででてきた。
それを一気に引くと、放つ。そして何故か一つの矢が3本になり、人獣へ向かうと煙が上がる。
エルザ「…ふぅ。換装!天輪の鎧!」
エルザの周りを光が覆い、瞬時にエルザの格好が変わった。鋼の羽がついた露出度の高めの鎧。
エルザ「舞え、剣達よ」
その声とともにどこからともなく剣が大量に現れ、円を描いて人獣を切り裂いた。
ルーシィ「あれが、魔法…」
思わず、ぽつりと呟いた。
全てが瞬時に行われる。そして、一つ一つ攻撃力があり綺麗だと思わせる何かがある。
洗練されている。
通信機からは何も聞こえないけど、みんか同じことを思っているのだろうな、と思っていると。
不意に、気配を察知した。
ルーシィ『…連絡。南東より複数体の人獣の気配を察知。サカト、調べて。』
サカト『んぁ?さすがキラーだな。ちょーっとまてよー?』
カタカタカタ、とキーボードを打つ音が通信機で響く。
…しばらくすると。
サカト『はい、キラー大正解。南東より25体程の人獣を察知っとぉ』
グレイ『25体!?』
ヒサト『さっきのナツの叫びが原因だろ。お前ら3人は下がって、普通の武器の使い方や先輩達の戦い方を見てくれ。参加したけりゃ援護で頼む。』
隊員達『了解』
ルーシィもすぐ南東へ移動する。
今回は戦えないと思ったが、戦える。
そう思うと、鞭蛇が疼いたのがわかった。
所定ポイントへ移動すると、すでにヒサトと前線隊員達が集まっていた。
隊員「キラーさん、俺らは攻撃しないでくださいよ」
ルーシィ「…仲間の見分けくらいつくわよ」
ヒサト「はいはい、なかよくなー。くるぞ」
後ろからは大多数の視線が感じる。…少し、やりにくい。
鞭蛇を止めていたベルトを外し、パシィン、と地面へ一回打ち付けると、ピッ、と鞭蛇を伸ばす。
人獣の遠吠えが青空に響いた。
続
テストおわたぁ!!ヤッタネ!
ヨカッタネー!!>めいびす
172:みかん姫:2016/02/28(日) 08:20 ID:BUI 良かったねー!こっちは中学生みたいに難しくないけど…まだまだテストは続くよ。
明日は5時間のうち3時間がテスト…
杏奈》そだよー。とりあえずみかん姫だけど、呼び方は何でもオッケー☆
「じゃあ、第2章よ」
ーーーーけれど、その幸せな時間も長くはなかった。
あたし達の国が大きくなるにつれ、お姉様達の国は侵食されていった。
それに怒ったお姉様は親を手玉に取った。
あたしが居なくなって悲しんだお母さんはもう既に病死。
お父さんは国を捨てた娘なんて要らないそうで、お姉様の味方。
…お姉様達は、狂っている。
いいや、お姉様じゃない…“あの女”と言ったところね。
……あの女は、あたしの宝物を奪った。
一番大切だった…かけがえのないあたしのパートナー・グレイを奪った。
でも、あの女だけのせいじゃない…
「何でグレイはあの女を選んだのよ!」
目の前にいるのに、あたしにはもう手の届かない位置にいる。
絶望していた。
タチの悪いあの女の隣で微笑むグレイに。
……でも
「…ごめん」
ごめんね、グレイ。あたしが間違ってた。
騙されていただけ…なんだね。
それでも、あたしはもうあんたの傍には居ない。
……居たくないから。
ーーーーそれから3年。
あたしは100年の眠りについた。
あの“いばら姫”の血筋だったみたい。
体内に茨の化物を秘める姫は封印される。
あたしは13番目のいばら姫。
あれから、何年経ったんだろうね。
目の前には桜髪の青年。
綺麗で上品な洋服を着ている。
それからあたしはどうなった……?
この青年と愛し合って、何があった?
100年の眠りから覚めたあたしはまた封印されて…
青年が2度目の封印を解いてくれた。
……そう、化物の封印が解けた。
でも、貴方はあたしを殺さなかったね。
貴方はあたしの背中に手を回し、窓へと駆けていく。
「共に、堕ちようーーーー」
あぁ、そうだ。
あたしはこの人に…救われた。
愛する人との死を、幸せに変えてくれた。
「ねぇ、ありがと」
このまま抱きしめて…永遠の眠りについていい?
「はい、第2章終わり。次は最終章よ。」
ひとしずく×やま△様の「十三番目の黙示録」からお借りいたしました。
夜華編
剣が来る…!オレは目を閉じた。そして、奴の足音が止まった。痛みは無い。その代わり、あるのはエルザから流れ落ちる血とエルザから出るうめき声。
「火竜を守るために自分を犠牲にしたか…」
エルザは、オレの目の前にいて…胸を刺されていた。
「エルザァァァ!!!」
「ナツ…。ルーシィを守れ…。これは戦争だぞ。一人死んでも…おかしくないんだ。」
「やめろ!しゃべるな!」
エルザは、口から血が出ても、胸から血が流れ落ちてもしゃべり続けた。
「グレイにも、伝えておいてくれ…。ルーシィを任せた、と。二人でルーシィを守るんだ…。わかったな?」
「…ああ。わかった。ルーシィを守る!グレイと、オレで!」
「頼んだ。」
エルザはそれだけ言うと、目を閉じた。オレは、部屋の隅にエルザを寝かした。
「涙のお別れは済んだかァ?」
「オレはお前を…絶対に許さねェ!!
モード・雷炎竜!!!」
ねえーーーーーー充電器がないよー!3DSができない!!
176:林檎:2016/02/28(日) 16:17 ID:nNU 卒業パロ
ルーシィは、受験勉強のために学校を休んだ。それほど、ハートフィリア大学院に受かるのは難しいのだ。
そして、ルーシィが休んで一週間後…
「グレイ!ルーちゃんが学校来てるらしいよ!」
「まじで?今、あいつ何処にいんだ?」
「靴箱のとこだって!さっき、下級生が見たらしいよ!」
オレとレビィが廊下を疾走した。靴箱から遠いんだよ、オレらの校舎…
「ルーちゃぁぁん!」
「あ、レビィちゃん!」
ルーシィは、下級生に囲まれてた。そりゃそーだ。ルーシィは学校一の天才・生徒会長だ。
「レビィちゃん!元気そうでなによりよ!」
「ルーちゃんこそ!元気そうでよかった!」
ルーシィは、下級生の大群から逃げ出して校舎裏にレビィを引っ張った。そして、オレはレビィに引っ張られた。
「あ…。えと…。グ・グレイ!元気そうでなにより…だわ…」
「あ…。おう…。ル・ルーシィもな!」
おいィィィィ!!!何で目が合った途端逸らすんだよ!しかも様子もおかしいし!んだよ、嫌われてんのか?オレ
「ルーちゃん!受験は終わったの?」
「受験は明日!」
夜華編!
「雷炎竜か…」
「雷炎竜の咆哮!!!」
いつもは咆哮だけでも魔力を大分消費する筈だが、ナツは魔力が減ってるとは思わなかった。
「悪ィな、オレもモードを切り替えられる!モード・風雷神(ふうらいじん)」
一気にスロングの魔力が上がった。しかし、ナツは気にしない。
「風雷神の鉄拳!!」
スロングは、ナツの咆哮をかき消した。
「なら!雷炎竜の鉤爪!」
「風雷神の翼撃!!」
スロングは、風の力でナツを炎と共に飛ばす。
「いいかァ。一つ教えといてやるよ。オレとお前では花から勝負になんてならねェ…。お前とオレでは、戦ってきた経験が違ェんだよ」
「へっ!その目は、その戦ってきた経験ってのでなくしたのか!?」
「そうだ。オレが戦ったのはイカム…。恐ろしく強かった。」
イカムと戦って、目を失うだけで済んだのか!
エルザは目を覚ました。イカムの強さはまだ分からないが、たった十人で東洋を全滅させた夜華族の一人なのだ。相当強いのだろう
お・お腹が…
お腹がァァァァ!!!
お腹がァァァァァァァァ!!!!!!!
空き過ぎて死んじゃうゥゥゥ!!!
何、どうしたの林檎。っていうかエルザが刺されたのって胸じゃないの??
180:林檎:2016/02/28(日) 20:24 ID:nNU イェスイェス!胸ですヨー。心臓は避けられたのデース!
昼から何も食べてないのですヨー>みるくてぃ
あいつと戦闘を始め、どれくらいの時間が経ったのか、私には分からなかった。雷炎竜のナツと互角に戦える風雷神のあいつ…。
「ナツさん!!!!」
「ウェンディ!」
すると、ウェンディがシャルルと共に窓から入って来た。
「エルザを治療してくれ!」
「分かりました!エルザさん!」
ウェンディは私の元に駆け付けて、私の胸に暖かい、緑色の光を当てて治療し始めた。
「へぇ。治癒魔法か…。厄介な物だなァ」
あいつは、ターゲットをナツからウェンディに変えてこちらに来た。
「ウェンディ危ない!」
「え…?」
シャキーン
「背後を狙うとは貴様、それでも男か」
「回復したか、妖精女王…」
私は回復が終わり、すぐにウェンディの後ろに立って剣を立てた。そして、ウェンディを守った。
「ウェンディ、休んでいろ。ナツ!行くぞ!!!」
「おう!お前の相手はオレ達だァァァァ!!!」
私とナツは、あいつに飛び掛った。
むんむん>>充電器ファイト! (言い出しっぺ)
183:林檎:2016/02/29(月) 18:20 ID:nNU ウェンディの魔力が回復し、参戦してもスロングとは互角の戦いだった。
「お前はルーシィをどうする気だ!?」
「ヤカとかンなの関係ねェ!ルーシィはオレ達の仲間だ!」
「ルーシィさんは渡しません!」
スロングは、涙を流し始めた。
「お前らに…、夜華の何が分かる!夜華一族は、神に嫌われし者だ。特にルーシィは、体内に九尾を宿している!同族からも気味悪がれ、ずっと一人で過ごしてきた!」
スロングは波だを流しても、攻撃はやめない。逆に、攻撃は強くなる一方だ。
「イカムは…、そんなルーシィを可哀想に思い、突き放した。ルーシィが夜華だということは伏せて、自分を悪役にして。あの笑顔はイカムがいるからあるんだ!」
スロングの言葉を聞き、ナツ達はスロングと目を合わせようとしなくなった。
気づいてしまったのだ。自分でも達は、何も知らなかった。仲間の気持ちも分からなかった、と。
「そして、百年前になる。」
東洋を全滅させたのも、全滅させたルーシィがいるからこそ、今のルーシィがいるのだ。
ナツ達は、攻撃をやめた。スロングはソレを見逃さず、攻撃をしようとする。しかし、ナツに止められた。
「確かにオレは、何も知らなかった。だから、お前にルーシィのことを教えて欲しいんだ!お前とは、戦えねェ!」
「ッッ!」
スロングは目を開けた。そして、攻撃をやめた。
「いいだろう…。教えてやるよ、ルーシィ・ハートフィリア・ヤカのことを。別名・舞姫をなァ」
間違えた!華姫だ!
185:林檎:2016/02/29(月) 20:47 ID:nNU 百年前…東洋には、最強と呼ばれた一族があった。名前は夜華。しかし、夜華は絶滅を辿っていき、ハートフィリアと手を組んだ。そして、ハートフィリア・ヤカと名乗るようになった。
ハートフィリア・ヤカと名乗れるのは極一部の者だけ。レイラ・ハートフィリア・ヤカとジュード・ハートフィリア・ヤカもその一人だ。そして、レイラが産んだのは長男のイカムだ。イカムは、レイラとジュードの息子ということもあり、期待されていた。
そして、イカムが産まれて五年後。つまりイカムが五歳になった頃、ルーシィが産まれた。だが、ルーシィは女だ。誰も期待しなかった。そして、厄災はすぐに起きた。
九尾が里を襲ったんだ。九尾を倒すためには封印体が必要だった。そこで、夜華神風特攻隊はルーシィを封印体に選んだ。産まれたばかりで、女だからだ。そして、ルーシィに九尾を封印して夜華のほとんどは死んだ。もちろん、生き残りもいたさ。スイキナ・イカム・ルーシィだ。
スイキナは里をすぐに抜け、イカムはルーシィを夜華から守るためにルーシィを捨てた。これが百五十年前の話だ。
それから五十年後、スイキナとイカムは里に戻って来た。東洋を全滅させるためになァ。
「ルーシィ、お兄ちゃんと一緒に来ないか?」
「え…」
「何?お兄ちゃんを拒むの?」ギロッ
「行く!だから、置いてかないで!」
「さすが、オレの妹だ」
そして、残り七人の仲間を集めて東洋に向かったんだ
「ねえ、ルーシィ。お兄ちゃんに九尾を半分ちょーだい?」
「九刺羅を…?」
「そ。お前には勿体無い力だよ。九尾の力は。」
《九刺羅…どーしよ。》
《お前の好きにせい!ワシは大丈夫だ》
《九刺羅…。ありがと!》
ルーシィは兄について行くために、九尾を半分渡した。
「ああぁぁぁぁ!!!」
だが、抜き取るのはそう簡単では無かったんだ。抜き取るだけに、一週間かかったらしいぜェ
「うん。これで、お前もオレの仲間だ!」
「お兄ちゃん…」
そして、東洋の全滅に向かった。
これが百年前の話だ
ルーシィは目覚めた。
私がどこにいるかはわからない。
ドアを見ると、うちから開けれない外カギがかかっていた。
ルーシィは、今や神の力同等の魔力を持っていたから、自分の今の位置を把握したり、鍵を開けることは容易いことだった。
でも、あえてルーシィはやらなかった。特に理由はない。でも、やってはいけない気がした。
この後どうしようかと迷っていた時、ふと視界に棚が目に入った。
どうせやることもないか…と思い立ち上がり開けてみる。
「…?」
中には何も入っていなかった。
それとも、強く願うと出てくるというやつなのか。
どっちにしろ私は以前の記憶があいまいだ。だから、いま私に必要なものを、と願った。
「!」
明るい光が出て、もう一度目を開けた時は一冊の古い日記のようなものが倒れていた。
見覚えがあるような気がした。ゆっくりと手に取ってみる。
『FAIRY TAIL』
そんな題名が書いてあった。
ルーシィは心のどこかでは、開けてはならないと思っていたが、開いた。
続く
学年へーさだおー!
『FAIRY TAIL』
日記に書いてある題名をそっと撫でた。光ったような気がした。
中を見ると1ページ目には大きな写真が乗っていた。何かの建物の前のようだ。
たくさんの人が集まっていた。その中には桜色の髪をした男の子がトロフィーを持って笑っていた。その隣にはブロンドの髪の女の子が笑っていた。
一瞬胸がつまり、日記をおき洗面所まで走った。
「はぁ、はぁ…」
顔をあげると鏡がおいてあった。
自分の姿はあまりにもヒントが多すぎた。
ブロンドのさらさらの髪。体の形。
唯一違うのは瞳の中の光だった。
部屋に戻り、また開いてみる。なんとなく一番後ろのページを見た。
『ルーシィへ』
そんな走り書きがあった。
『ルーシィへ
あの吹雪の日に来た女の子は危険よ。理由はわからない。何か私のみにあるかもしれない。
でも、どんなことがあっても覚えていてほしいことがあるの。
いつも仲間はそばにいるって。
XX16 / 2.16 』
ルーシィの中で何かが弾けた。
続く
泣き崩れた。
今まで押さえていた何かが消えた気がした。
もう、瞳は光がたくさん入り、いつも好奇心旺盛のような目に戻っていた。
「どうしようどうしようどうしようどうしよう………どう、しよう」
自分の今までやったことがフラッシュバックした。
泣いても泣いても涙はこぼれて。
その時『カチャ』と音がした。ちょうど太ももあたりからだった。
手を当てると小さな箱のようなもので手に取り、中には光輝く鍵があった。
『いつも仲間はそばにいる』
本当ね。
鍵を取り開けようとした。
本当に今私にはこの鍵を開く資格はあるの?
そんな声が聞こえた気がした。
そうよ、私は仲間を傷つけた。そんな私が、今ごろ仲間を助けようなんて…。
なんて都合がいいのかしら。
倒れそうになったとき、誰かが支えてくれた。
「…姫」
「ルーシィ…」
「…!」
そこにば大好きな二人の精霊がいた。
その顔は優しかったが目はルーシィをしっかり捉えていた。
続く
もう、リサーナがアースランドに戻ってきたときのあの動画泣いちゃった!!
Question No,3
あなたがフェアリーテイルの世界に入ったら誰と付き合いたい?
1,ナツ
2,グレイ
3,ジェラール
4,ひびき
5,スティング
誰ですか?
私はもちのろんで2!!です
みさ>ううん…5だね。グレイはルーシィと結ばれ
割愛
夜華の人達が普通にいい人だったことに驚きが…
絶対3!
ナツはリサーナと結ばれるし、グレイはルーシィと結ばれるのだから!
いやーーー!!!
絶対に渡したくないよーー!!
確かにグレイはルーシィと結ばれてほしいけどーーー!!
やっぱりグレイがいいよー!
あ、この学校へ行かねばならない時間に書いてる理由を一応言っておきます。
そう、簡単です。
がーくーねーんーへーさー!
です。
でも、なんか最近中学を強調しているようで申し訳ないのですが、7.8時間に授業がなるかもなんです!
辛いよー!
あ、めいびすと林檎答えてくれてありがとう!
「姫!」
バルゴはそう言いながら抱きついた。
ルーシィも震える手で抱き締めた。
「私たちはずっと見ておりました。そしてもう私たちには会わず新たな力を手に入れ次第に私たちを忘れていくのかと…」
「ごめんなさい。本当にごめんなさい!」
ただ、謝ることしかできなかった。忘れてなかったよ、といいたかった。でも、実際には忘れていたということで言えなかった。
「…ロキ」
ロキはゆっくりうなずいた。
「ねぇ、あなたたちは私のことを知っているの?」
そう聞くとバルゴはブルッと震えた。そして腕を離しすっとロキの隣に立った。
「お願い!わからないのよ。私がなんなのか…」
「わかった。じゃあ一回ギルドに行こう」
「え…」
私は仲間を傷つけた。助けようとしてくれたのに…。
私はみんなと会う資格があるのかしら。
「ルーシィ、君の気持ちはわかるよ。でも、自分から行動しないと変わらない」
そうだ。
頼ってばっかじゃだめなんだ。私だってフェアリーテイルの一人なんだ。私は今まで都合のいいようにしてた。
でも、それじゃあダメなんだ。
変わるんだ!
「そう、ね」
涙をぬぐいいきり立った。
気のせいだろう。一瞬全精霊が見え、『頑張れ!』って応援してくれたような気がしたのは。
続く
200!
201:めいびす:2016/03/04(金) 22:39 ID:lis ヒサト『草人20体、猿鋼人5体』
ルーシィ『あたしが猿やる』
ヒサト『じゃ、俺も猿。俺が2でルーシィ3な。それなら文句ないだろ』
サカト『んじゃ、他の隊員さんは草人お願い。いくら小型でも20体は頑張んないと倒せないぞー』
『『『了解』』』
すげぇ。なんだあれ。
ナツは初めて、実戦で戦う人達を見た。
あの人達は、あの人達で自分達にはない何かを持っている。
わずか1分ほどで猿鋼人を一体倒すと、次の標的へ向かっていくルーシィ・キラー。鞭蛇は生きているかのように動き回る。
ヒサト・ラングリス副隊長も、地の圧鎌で綺麗な円を描いては消えていく。
鮮やかな赤が散っていく。
ナツ達は、あの「赤」が何かはわからない。ただ、綺麗だと思った。
「赤」の中で舞っているようにみえた。
サカト「よぉ、お疲れ」
ルーシィ「…ごはん」
サカト「へーへー。あげたよ。」
ナツ「…ごはん?」
ヒサト「あー…まぁ、気にすんな」
「さぁて諸君!」とサカト隊長の威勢のいい声が部屋に響く。
今回の任務の報告が行われる。
これが毎回あるのか、と思うとナツは憂鬱になった。
しかも、輸送車。乗り物に乗るとは思っていなかった。
…走った方がどんなに楽か。
ふと、そんなことを思った。
サカト「はい!じゃあお前らの部屋へご案内するぞ!」
ルーシィ「…なんであたしまで」
ヒサト「てかお前は公務してろよ公務。なんでお前が案内するんだ」
報告が終わった後解散となった3番隊。ヒサトがナツ、グレイ、エルザの部屋へと案内するはずだったのだが、なぜかサカトがヒサトとルーシィを連れて「案内するぞ!」と言い出した。
今は隊員達の部屋が並ぶ長い廊下を歩いている。
足音がバラバラにコツコツ聞こえる。
ルーシィ「それに、あたしが来る理由もないでしょ」
サカト「お前ら固いっ。公務ばっかじゃはかどんないだろ〜?ルーシィは、もっと他の奴らと交流しろ。いい機会だ」
ヒサト「で、公務は」
サカト「うるせぇな!おわってねぇよこんちくしょう!」
ルーシィ「…」
ナツ達の前でぎゃーぎゃー騒ぐ3人。
グレイがエルザとナツにひっそり耳打ちし、「意外と明るいとこだな」、と言ってきた。
ナツの目にも分かった。サカト隊長の存在が大きい。
ここはそれで成り立ってるように見える。
なにはともかく、なんとか楽しくやっていけそうだ。
(見ててくれよ、父ちゃん。父ちゃんの望んだ世界を見せてやるからな)
ナツは行方不明の父、イグニールへ心の中で宣言した。
ルーシィ「…はぁ。」
隣が空き部屋なのは知っていた。
けれど、まさか魔力復興体の3人が自分の部屋の隣、隣の向かい、そのまた隣とこんなに近い場所に密集するとは思わなかった。
サカトいわく、《お前は交流フカメロ!以上!》とか言っていた。
…最悪。
ローム「…ヴァゥ」
ロームがルーシィの手へと頬ずりしてきた。
ロームの存在もあまり大きくなって欲しくはない。
ルーシィ「…はぁ」
ルーシィはロームのたてがみに顔を埋めて、はぁ、と溜息をついた。
太陽が真上へ上っていた。
続
スティング好きなんだよね…私( ´ ▽ ` )
プラスα
草人 くさびと
小型。攻撃が草属性、まんま草人に見えたためにそのまんま名前がついた。
猿鋼人 さるこうじん
中型。無属性、火属性。猿と人が混じった姿。元はバルカンとみられる。体が鋼のようにかたい。
めいびすそういうのつけてるの?!
すごいね…。私そこまでぜったいあたままわらないよ…。
ほとんど会話文
《イカム…。お前、何故ルーシィから半分ワシを取った?》
「え?」
九刺羅は一度、イカムに聞いた。
《ルーシィならもう、ワシの力ぐらい使いこなせるわ。それはお前も知ってるだろう》
「…九尾の力の暴走を止めるためさ。」
《意味が分からんわい。》
「ルーシィが感情的になって、お前の力を使って暴走したら、止めるのはオレだ。だから、オレはお前に力を借りた。もし、止められなかったらオレとお前は死ぬ。お前の力は半分になるよ。でも、ルーシィのためなら死んでもいいんだ」
《けっ、シスコンが。》
「言ってろ老いぼれ狐が」
イカムと九刺羅のやり取りは、どこかルーシィと九刺羅のやり取りに似ていた。
《ほれ、行くぞ》
「ああ。」
今日は私の誕生日DAY!!
206:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 10:13 ID:IRo *ユキ*
体形 166cmの細身
魔法 人を操る(人だったら意識を脳に忍ばせ徐々に操る)
神に代々使えてきた一人
*キース*
体形 182cmのモデル体形
魔法 造形魔法の一種で形はあるけど見えない
神の身の回りを色々する人
*フィン*
体形 154cmで小5ぐらいの大きさ
魔法 人の魔力を操る(消したり、誰かと交換したり、補充したりする)
子供の姿をしているがルーシィの次位の実力かも。
林檎 Happy Birthday!!
ありがとう!!!!
小5で身長154だとぉぉ!?私なんかかなぁ!小6で145だぞぉぉ!!お母さんは許しませぇぇぇん!!>みさ
…小5で145。で、ひっさしぶりーーーー!!
テス勉頑張ってたんだよ、褒めて、褒めて。
…なんて、褒めなくていいです。
あと遅くなったけど、みさに。
うちは…スティングだよー!ナツとグレイが好きだけど、2人はルーシィを取り合うんだ!
以外とスティングかっこいいんだよ。
林檎ー!おめでと〜!
12歳かな??この頃時間の流れが早く感じるみかん姫です。
「…それじゃ、最終章よっ」
あぁ、もう…こんなに感情を込めなくていいのに…
嫌でも、思い出しちゃうっ…!
「…へ?」
あたしの手に触れた温もり。
それは横にいるナツの手みたい。
「…安心しろ、俺がいる」
…そっか、そうだよね。
ナツがついてる…それだけであたしは百人力だよ。
「っ…うん…!」
ーーーーーそれは運命。
お姫様と王子様は様々な時間軸で巡り会ってきた。
それは東洋の国であったり、深海だったり、妖精だったり…
そこには必ず意地悪な姉も現れます。
お姫様は毎回王子様を愛し、王子様を奪われ、桜髪の青年と結ばれる…
そんな悪戯が続き、魔法使いの世界で今までになかったことが起きました。
この4人が…お姫様の人生を創る4人が一度に集まってしまったのです。
王子様も青年もお姫様を愛しました。
……しかし、それを気に入らない姉--その時間軸では青年の幼馴染。
彼女は王子様と青年に魅了の魔法をかけました。
仲間である2人を奪われ、お姫様は今までの記憶をすべて取り戻しました。
「…あたしは、こうなる運命(さだめ)じゃなかったのにっ!」
そしてお姫様がそこを去った時……
王子様と青年は、お姫様への愛を思い出すのです。
ーーーーーその因縁は、今も継がれて…………
「はい、最終章は短かったわね」
今も繋がれている右手は少し震えている。
それに気づいたナツはやっぱり今までよりも力を込めて握る。
「…その4人は、あたしとグレイとナツと…リサーナ。」
この話を聞いてみんなはどーせこう思ってたのよね?
「ルーシィが意地悪な姉」だと。
あたしはもう…グレイを愛せない。
グレイは変わった。人を上辺だけで判断するようになった。
「ナツ、ありがとう。」
ナツはあたしの方にもたれかかっている。
ん、と小さく声を漏らすと幸せそうに目を閉じた。
「あたしはもう…あんた達と関わりたくない!その為に地味になって、リサーナの思い通りにして…」
今まで我慢していた涙が溢れ出す。
この人達の前では泣かない、って決めたのに…
「あたしの幸せを返して!あたしを支えるのはもう、残りが少ないから…だからっ!」
ナツは起きているかもしれないけど、このまま叫ばせてくれる。
あたしが、いつか発狂してしまわないように。
今、あんた達に伝えたい。産まれてから今まで…あたしがどんな思いで過ごしてきたか。
ママが死んだら、あたしの存在は忘れられるのよ。
だったら…最初からみんなの中にいないほうがいい。
今までの自分を、これからの自分を知りながら生きていく辛さを伝えたい。
「やめて、もう嫌だ…来ないで、気持ち悪い!」
顔が熱い。あたしの顔…涙でぐちゃぐちゃなんだろうな…
「「…!」」
何かにあたしとナツが大きく反応する。
…その“何か”が何なのかは分からないけど。
ガタン!
嫌な予感的中!なのかは分からないけど生徒会室のドアが思いっきり開いた。
「主!どこにいるんですっ?!」
ある、じ?まままま待って、この声に聞き覚えがあるし。
主なんて…あの支配者しか呼ばないし。
いや、あたしを主って言ってるわけじゃないかもしれない。
そ、そうよね…ここにいる人達はみんなお金持ちなわけだし。お、オホホ……f^_^;
「主!心配したんですよ?もう、話したんですよね?」
その声の女子生徒はこっちへ向かってくる。
「あー、うん…支配者なのね。分かったわ。」
「当たり前でしょう?!星々はいつも見ていました…織姫に相応しき彦星は誰か。」
お、織姫?彦星…?何だか話が見えないわよ。
しかも、目の前のいるのは支配者…ってことになるのよね。
「私は、蛇遣い座の(⛎)のオフィユクス。貴女が信頼するメイドとレオも…星名を持っています」
〜続く
「私達、星名を持つ星霊は織姫様を見守り、彦星に成る者を探し求めているのです」
「織姫…?」
それから長きに渡ってオフィユクスは説明をしてくれた。
星霊…それは、星々に宿る霊が実体化した者。
星霊がいることはママと星霊-扉--弓の幹部しか知らないらしい。
あたしの家の一部のメイド、星霊はその星霊の集まりだそう。
その星霊、オフィユクス達は見失った織姫を、織姫にお似合いの彦星を探している。
あたしの今まで、今の人生に大きく関わる星、星霊。
彦星を探し求める…その為に運命を作っていたらしい。
そしてその織姫があたし。彦星はまだ決まっていない。
(いばら姫とか、どこいったの?っていうのはなしで。)
「よく分かったわ。織姫があたしなのには驚いたけど…」
「はい、あの有名なレイラ様ですら織姫になる資格はありませんでした…」
オフィユクスはあたしをジッと見つめてくる。
何だか歯痒いけど霧のかかった瞳に吸い込まれてしまう。
そんな時、あたし達の沈黙を切り裂く声が聞こえた。
「あぁ。だけどルーシィ、君が選ばれる理由…僕達星霊はよく分かっているよ」
「レオ?」
声のした方向、ドアの前にはどっかで昼食中のはずのレオが立っていた。
その隣にはウェンディも。
「私は星霊じゃありませんが…ルーシィさんは…」
「心が綺麗、瞳が綺麗、中身が綺麗、考えが綺麗、何より人を強く惹きつける。」
予想外の乱入をしてきたロメオ。
褒めてくるとなんか恥ずかしいわね…//
「…ありがと、みんな。とりあえず、彦星探しをすればいいんでしょ?」
「はい。織姫様が愛せる者を前提とし、織姫様を愛してくれる人など…条件があります」
うーん…ピンとこないけど、大丈夫よね。
あたしが愛せる人…きっとそれはもう決まっている。
「ま、それは後々、ね。帰るわよ、今日は喧嘩売られてるからね!」
…そう、今日は六魔将軍から強戦を求められている。
強戦は、この街のNo. 1であり続ける為に必要な戦い。
強戦を希望するチームと戦い、勝てばNo. 1を維持でき、負ければNo. 1は相手の方に。
「よーし!絶対に勝つわよー!」
「「はい!」」「「あぁ!」」
「…弱かったわね。」
「そうですか?今までの最上級クラスでしたけど…ロメオさん、怒っていましたしね…。」
深夜…良い子も誰でも寝静まる時、あたし達は集まっていた。
いや別に、大したことはしてないんだけどね?
なんだか気持ちが高ぶったままで眠りにつけないのよね。
「つーか、6人のあいつらの方が可笑しいんだ!俺らの事舐めやがって…!」
…この通り、ロメオはさっきから不機嫌。
六魔将軍っていうところと戦ってたんだけど…
「まさか本当に6人だとは…ルーシィ様、これは私の調査不足です……」
相手は6人。それでもかなりの実力なだった。
まぁ…その“かなりの実力”も、怒っていたロメオの前では塵に等しい。
そして…
「うぅ…」
しくしくと泣きはじめるユキノ。
それを見た4人は少しばかり気まずくなる。
相手が自信ありげに強戦を申し込んできたため、ユキノは大人数でのチームと考えていた。
しかし、相手は6人。ユキノは予想外の展開に慌てて指揮を取っていた。
それがいけないと感じたのか、ユキノは先程からこんな調子だ。
そんな空気の中、ルーシィは「ぱん!」と手を叩いた。
「はいはい、過ぎたことは気にしない!ユキノも、充分な戦略立ててくれたし、大丈夫よ。」
ユキノはその声に顔を上げ、泣きやまる。
その瞳を大きく見開き、「そうでしたね…」と優しく笑った。
「今までも、こんな事ありましたね。」
気まずい空気を和やかな空気に変えたルーシィ。
実力もあり、やはりここ、“星霊”の頂点にぴったりだと、ルーシィ以外の者は感じた。
その和やかな雰囲気にルーシィは満足そうに微笑んだ。
ルーシィは“褒めて伸ばす”派の人だ。
「それじゃ、あたしはもう部屋に行くわね。おやすみ。」
「おやすみなさい。」
「おやすみなさいませ」
「おやすみ、ルーシィ☆」
「zz…」
各々の返事を聞いてから、ルーシィは静かに扉を閉めた。
「んー!眠いわね…」
クリアな視界で学校の廊下を見渡す。
…こんなに綺麗な校舎を見たのは初めてかもしれない。
今まではあの地味な感じの前髪で前が見なかったからね!
そんなことを考えながら廊下を弾んだように歩いていく。
今向かっているのは屋上だ。
昨日、オフィユクスに「明日、屋上で待ってます。」なんて言われたし、行かないわけにはいかないもの。
錆なんて一つも見えない真新しいドアを開ける。
新しいからか、ギィ、という金属扉特有の音はしない。
誰もいないわよね、なんて思いながら入ったけど、中には桜色の頭の少年が寝転んでいた。
「…あれ、ナツ?」
それは見覚えのあるツンツン頭。
どんなに世代が変わっても、私のそばにいてくれた。
見間違えるわけない。
「……ルー、シィ…?」
だいぶおっとりとした口調で答えたナツ。
今まではいつも元気な性格だったから、なんか新鮮かも…?
いや、でも違和感しかない。
「おはよ。オフィユクス来てない?」
「…来てない。アイツのこと待ってんのか?」
「え、うん。用があるのかは分からないけど…」
きっと、今まで聞いた言葉では一番長い言葉。
それを聞けた満足感で心がふわふわ浮いたように感じる。
……絶対に伝えたい。
「…ナツ--「ルーシィ」」
「へ?」
…待って、なんかあたし…かっこ悪い?
「俺もさ、霊感とかあって、前世の記憶…ずっと前からあった。」
「だから、ずっと待ってた。…ルーシィに、会えるのを。」
前世の記憶…ってことは、今までのこと、だよね?
ナツもそれがある、っていう事は……!
「俺、ルーシィが好きだ。ずっと前から、お前だけを。」
“ルーシィが好きだ”
今までの何回もその類の言葉を聞いた。
でも、何回繰り返されても、涙が溢れ出る。
「…嬉しい、あたしも…大好きっ!」
少し大胆かな、と思いつつナツに飛びつく。
最初は慌てたナツだったけど、落ち着いてから優しく抱きしめてくれる。
「そっか…俺、結構不安だった。もうグレイに気が変わってるかと…」
「…ぷふっ、そんなことある訳ないじゃない。」
実はあたしも、リサーナのことを好きなんじゃないか、って不安だった。
好きな人と同じ気持ちって、こんなにも嬉しい。
「付き合ってください。」
「…はい、よろしくお願いします、ナツ!」
「…で、どうします?貴方はルーシィのことが好きなんでしょう?」
「あぁ、でも…失恋しちまったな。」
2人の男女の間を風が吹き抜ける。
2人の視線の先には幸せそうに笑う恋人達の姿。
「…当然の報いです。彦星はナツ様で決まり、ですね。」
ふふ、と笑みを零した女は髪の毛を翻して屋上を去った。
取り残された男は1人、切なげに笑う。
「…俺だって、ずっと前からお前だけを愛してたのにな。」
「…物語は、ここまで。」
隣のルーシィはニコッと子供に微笑む。
辛い過去を持っているルーシィも、今では立派な小説家だ。
その中でも大ヒット作となったのは事実を元にした一冊、
“星空演舞”
小説だけでなく、絵本にもなって子供から大人まで、多くの人に楽しまれている。
そんなルーシィを支える俺、ナツ。
「なぁ、ルーシィ。」
「何?」
「…愛してる。」
「もう…あたしもよ、馬鹿。」
なんか終わり方は考えてたんだけど、難しかったからちょい適当。
次からは…心を失ったルーシィをやりたい!
ちゃんとマグノリアを舞台に。
だ、だめ林檎お母さん許して!
設定がそうなっちゃったの!
むんむんお久!いや、皆さん相変わらず文章力は衰えないようで…。
小5で145ぉぉぉ!?私と同じだとぉぉ!?お父さんは許しませぇぇぇん!!>みるくてぃ
お母さんじゃなくて、お父さんだメェーン(キラッ)>みさ
林檎»なん…だと
てか今日の録画してて今見たんだけどユーリあれ告白ちゃいますノン?
こっちはちゅー2で155だぞ!
うちのクラスに170とかいんだぞ!!
私は後輩より背低いんだぞ!
んだとコラァァ!155とか最高やんけ!うちなんか小6で160おるわ!こっちなんか小5のほとんどに負けとるわ!辛いのはこっちじゃぁぁ!!
219:みさ:2016/03/05(土) 16:13 ID:IRo
こっちは部活の2年の中で一番低いんだぞ!!
こっちは小じゃなくて中なんじゃー!
あー、やばいよ!
八ッ!!
むんむん»誉めます!
「キャーキャー」「さすがー!!」
なんかごめんなさい…。
そういえば改めて聞くけどみんな何年生?
ぷぷっ!部活ん中で一番チビww
ふざけんな!私なんか小3の妹に負けそーなんだぞ!>みさ
ナツ「グレーイ!」
エルザ「邪魔するぞ」
急にドアが開いて、あいつらが入ってくる。
…毎度のことだが、ナツの登場の仕方が俺の時だけいつも派手なんだが。
何の用だ、と聞いてみると、作戦会議と言われた。
…どういうこっちゃ。
エルザ「今日のあの人達の働きを見ただろう。私たちはこのままでは確実に追いつけない。」
グレイ「だけど、作戦つったってなにを立てるんだよ?」
話を聞いていると、訓練の時間やらの作戦を立てて、他の奴らよりも強くなろう、ということらしい。
…てか、この三人でやるのかよ。
グレイ「上手い人に見てもらった方が早くねぇ?」
思ったことを口にすると、エルザがなるほど、と手を叩いた。
…ナツは不思議そうな顔してるな。つまり、上手い人に見てもらって問題点を指摘してもらい、それを改善しようってことだ。
2人ともそれがいいと思ったらしく、誰に見てもらうか話している。
ナツ「ルーシィにしようぜ!めっちゃすごかったし!」
エルザ「ルーシィ・キラーさんな。ヒサト副隊長はどうだ?」
グレイ「ここはサカト隊長…いや、あの人は忙しそうだな」
結局、キラーさんに見てもらおうということになった。
部屋も近いしな。
とりあえず一通りの武具をもって、キラーさんの部屋へと向かった。
???「よーしよし!わかったからルーシィを食うな!話してやれ!」
???「これじゃれてるだけだから心配しないで。痛くないし」
???「いやアウトだろ!なんか顔が苦痛にゆがんでるぞ!」
?
食うな?痛くない?苦痛にゆがんでる?
…なんかやばいのか?
俺はナツとエルザを見た。2人ともこちらを見て、やばいのか?っていう顔でこちらを見ている。
…突っ込むべきか?
???「ヴゥ〜ヴァゥッ!」
え?今獣の声がしたんだけど。
俺はノックを早くコンコン、とした後、「入りますよ!?」と素早く言うと、ドアを勢いよく開けたーーーー。
続
スティング好きの同志が…!
私も漫画見た時、お、ユーリとメイビスか!?と思った。ここからネタバレだけど、ユーリ普通に違う人と結婚して子供つくってるんだよね…
ほぼ半分の男子と一部の女子がいろんな先生より背が高いですが何か。部活三年生(もう引退したけど)より一年生の方が普通に背が高いですが何か。今時みんな背が高いんだよねぇ…
中二、今年で中三だよ。受験とかヤダァ…
おぉ、お姉ちゃんも中二だよー。
今小5だよー。勉強簡単だよー。
中学生になりたくないよー。
背は中くらい…、かな?こっちなんて小5で160いるからね。
スティング好きって結構少ないんだよね…
そう?私は結構好きよスティング。ジェラールとローグの次だけど。
226:みかん姫:2016/03/05(土) 20:59 ID:BUI 軽い設定。
舞台背景:原作通り。
登場人物〜
ナツ・ドラグニル:フェアリーテイルの1人。
ルーシィ、グレイ、エルザ、ハッピーとチームを組んでいる。
その正体はゼレフ書の悪魔・END。それはフェアリーテイルにも周知の事実。
街では竜殺しの悪魔、炎の他星人などと呼ばれる。
現在S級魔導士。
ルーシィ・ハートフィリア:フェアリーテイルの1人。
世界有数の超財閥・ハートフィリア家の一人娘。
…だが、ハートフィリア家はこの国の王家。
昔、財閥の娘達からいじめを受けていて、女子、人間が苦手になる。
信用できるのはナツ、グレイ、エルザ、ミラ、マスターとハッピー、星霊だけ。
ほとんど星霊ペット、ニコラ(プルー)とイヌ(ポラリス)をそばに置いている。
街では星なる織姫、星々の守護神、星天使などと呼ばれる。
現在L(レジェンド)級魔導士。
グレイ・フルバスター:フェアリーテイルの1人。
ナツ達のチームに所属。氷の造形魔導士。(滅悪魔導士)
脱ぎ癖があり、残念なイケメン。(ナツも)
父親の魔法を受け継ぎ、完全に操る。
甘いものは苦手で、スイーツを頬張るエルザを見て内心焦る。
街では氷の悪魔殺し、アイスイケメンと呼ばれる。
現在S級魔導士。
エルザ・スカーレット:フェアリーテイルの1人。
世界でも珍しいザ・ナイトを使う女魔導士。
ルーシィとは互いに信頼しあっていて、仲が良い。
とても強気な性格だが、中身は以外と乙女な一面も。
街では怪獣、とんでもない女、美しい騎士、騎士の女王などと呼ばれる。
現在S+(エスエス)級魔導士。
なんか、浮気しまくってるみかん姫。
フェアリーテイルは男性キャライケメンだし、女性キャラ美人だし…
でもやっぱり一番重視するのは声!声オタなんです、私。
エルザとルーシィはどっちが強いの?>みるくてぃ
229:みかん姫:2016/03/05(土) 21:24 ID:BUI んーと、魔導士ランクは低い順に言うと…
一般魔導士→S級魔導士→S+級魔導士→L級魔導士だから、ルーシィの方が強いかな。
なるほどー
231:みさ◆gQ:2016/03/06(日) 08:44 ID:IRo 私も結構スティング好きだよー?
だよね、皆可愛いしかっこいい!!!
追加、ルーシィはレビィも信頼しています!
「皆の者、よく聞けー!」
ギルドの柱にこのギルドのマスター、マカロフが宙返りをしながら乗る。
…入っときもこんな感じだった気がする。
「ある一部の者に仕事が入った!その者は…」
今月は家賃がピンチなのよねー…しかも指名、ってことは報酬もそれなり。
お願い、あたし達のチームでありますように!
マスターは紙をめくり、片方の眉を吊り上げた。
「その者は…ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ハッピーじゃ!」
今、ルーシィって言ってた?
良かった、これで家賃が払える…けど、ナツ達がパーにしないか不安ね。
「おっしゃー!じっちゃん、その話詳しく聞かせろよ!」
「久しぶりの仕事か…腕がなるな」
「おいおい、勘弁してくれよ…」
「あいさー!」
名前を呼ばれた皆は元気なんだけど、周りはひそひそと喋っている。
こんなの分かりきってるし、いつも通りだけど。
「ねぇ、ルーシィって本当に強いの?Lの証も付いてるし、実力はあるんだろうけど…」
「あぁ、どうにも馴染めないよなぁ。感じ悪いし。」
「何でフェアリーテイルに入ったんだろ?」
「ねー、それ思うー。絆が一番のこのギルドには必要ないよねー」
内容は大体あたしの悪口。
昔から言われ続けてるけど、なかなか慣れない。
むしろ、だんだんナーバスになってきて、どんどんあたしは必要ない、っていう思いが強くなる。
少し離れたところにいるナツ達を見ると、何か我慢してるような表情。
仲間のために動くナツ達だし、怒ってるんでしょ。
とうとう3人が動く、そう思ったあたしは素早くみんなの元へ動いた。
「…大丈夫、理解してくれる人がいるから、大丈夫…」
…人間なんて、少しの人しか信じられない。
感情は、操れる者も居れば抑えられない人もいる。
ナツが、典型的な抑えられない人。
だけどナツは何か違う、あたしは分かってるから信頼できる。
…ちゃんと、あたしを見てくれる。
「でもさ、あのハートフィリア家じゃん?お金使ったりしたんじゃない?」
「あ、あるかもな。あいつ、何考えてるかわかんねぇし。」
フェアリーテイルは暖かい、そう思った。
でもそれも、ほんの一部の人。他はみんな今までの奴らと同じ。
「…分かった。」
「ルーシィ…無理だけは、しないようにな」
「…私も、同じ意見だ」
…ほら、ここは暖かいのに、周りは冷めてる。
冷えきったこの室内は居心地が良いのか悪いのか分からない。
冷たい空気はあたしの冷たい心に合ってる。
…だけど、暖かな温もりを知ってしまったから、冷たさに嫌気がさす。
「…あたし、帰って準備する。」
「わかった、そんじゃ、明日の10時、いつもの場所集合な!行くぞハッピー!」
「俺も帰るわ」
「あぁ、私もだ。荷物を纏めなくては。」
そう言って散り散りになるあたし達を周りはどんな視線で見るんだろう。
あたしのことは蔑んで、他のみんなは温かい眼差しで見つめるの。
…分かってる、だから人間なんて好きじゃない。気持ち悪い。
そんな事を考えながらギルドを出る。
隣に居るのは親友のポラリスとプルー。
ナツ達にも見せられない“感情”をさらけ出せる相手。
「ねぇ、2人共。あたしって、やっぱり怖いの…?」
自分が出した声で溢れそうになる涙をグッと堪える。
人の目がつく所で泣くのは、あたしの心を公開してるみたいで嫌だ。
「…だって、嫌いだって正面から言えないのに、人の事を弱者扱いして…」
“サイッテー”
そう告げたあたしにポラリスは少し辛そうな顔をする。
顔には表れないけど、プルーも悲しげに「プーイ」と声を漏らす。
「…ごめん、変な話だね。さ、早く帰るわよ!」
気づけば家まで100メートルくらい。
「ルーシィちゃん!暗いから気をつけるんだよー!」
「大丈夫ー!あたしだって魔導士だもん!」
ここにも温かい人がいた。
醜い心を持つ人の中で、ああいう心から心配する人は珍しい。
…人間はみんな、結局自分が一番だからー。
「そうかいー?仕事頑張ってねー」
「はーい!」
「
…みんな、元気だなぁ。見てて元気になる。
…信じてたのかな、この時は。
ーーーーーーーあたしはフェアリーテイルに必要だ、と。
「よし、全員揃ったな。」
ギルド近くの大きな木の下。
ここは仕事に行くとき、いつも集合場所として利用している。
「依頼内容は…」
集合場所へ一番に着いたあたしにマスターは依頼書を渡した。
その紙を見て少しびっくりしたけど、きっとこのメンバーなら出来ると思う。
「…闇ギルド、六魔将軍の退治。今までも何人か行ったけど、仕事達成ならず。」
「闇ギルド、六魔将軍…聞いたことあるな、それ。」
グレイは顔を顰めながら呟く。
確かに、闇ギルドに良い気持ちなんてしない。
「それで、各ギルドから代表者を出し、代表者が力を合わせて依頼を達成させる…」
「その代表者はギルドマスターが選ぶ…あたし達はマスターに選ばれたってこと」
指名制の依頼かと思ってたけど、マスターがあたし達に決めたみたい。
依頼書の文はまだ続く。
「参加ギルドは…フェアリーテイル、ラミアスケイル、ブルーペガサス、ケットシェルター。」
参加ギルドはかなり有名なギルドが揃っているけど…
「ケットシェルター…?何だそれ、聞いたことねぇな。」
「あい!」
「…まぁ良い。私達はマスターに選ばれたのだ。全力で依頼に挑むぞ!」
「「おー!」」
…みんな、元気だなぁ。見てて元気になる。
…信じてたのかな、この時は。
ーーーーーーーあたしはフェアリーテイルに必要だ、と。
たまにしか出来ませんが入っても良いですか?
235:林檎:2016/03/06(日) 18:10 ID:ZSwよろしく!
236:林檎:2016/03/06(日) 18:22 ID:ZSw それから、ルーシィは華のように東洋を潰していった。紅(くれない)の華を纏ってなァ…
「あ''ーん!あ''ーん!」
「…泣き声…?」
ルーシィは泣き声のする方に行ってみた。なんと、赤子が泣いていたんだとよォ。東洋の生き残りだ…
「こいつも殺すか…「待って!」ルーシィ?」
「こんな小さな命…、消さなくてもいいじゃない!あたしがこの子を育てるわ!」
ルーシィは赤子を育てることにした。しかし、赤子の命はすぐに消えた
「う''ッ!う''ッう''!」
「ルーシィ…。お前は悪くない…。あの子供はもう助からなかったんだ…」
「違うわ!悪いのはあたしよ!子供一人、助けられないなんて!」
ルーシィはそのとき、命の大切さを知ったんだ…。
「辛い経験をしているからこそ今がある。あいつはそういう奴だ…」
「…ヤカっていい奴なんだな!」
「!?」
「ナツ!?」
ナツの言葉にスロングとエルザは目を開いた。そして、エルザは目を細めた。
「そうだな…。私達には到底まねできない。己を犠牲にし、家族を守る。それはとても難しいことだ」
「オレはどんなルーシィでも受け止められる!だって、ルーシィはヤカだから!お前の話を聞く限り、ヤカはいい奴だ!ルーシィもあいつもいい奴だ!」
「…夜華とは、愛深き一族…。愛の大切さを知っている一族だ…。あいつらに必要なのは愛だ…。お前らに愛を伝えられるかァ?」
「オレはどんなルーシィでも愛をやる!ルーシィは家族なんだ!」
「私だって、ルーシィに愛を捧げる!」
スロングは二人の声を聞くと、優しく微笑んだ。そして、ルーシィとグレイが三階にやって来た。
「華姫…」
「華姫はやめて。今はルーシィ・ハートフィリアよ。」
「それは悪かったなァ、ルーシィ」
「スロング…!!」
ルーシィは涙を流しながらスロングに抱き付いた。
「もう…!会えないと思ってた…!」
「ああ、オレもだ…」
スロングは笑っていた。不気味な笑顔ではなくて、大切なものを見る、優しい顔で。
「あたし、イカムを止める!」
「行って来い、イカムは上だ!」
「うん!」
「ナツ!グレイ!エルザ!行ってきます!」
「ルーシィ、集合場所は分かっているな?」
「うん!次会うときはフィオーレの陽の下で!」
「よし、行って来い!!」
緋色さん、よろしくね!呼びタメオケですか?
239:みさ◆gQ:2016/03/06(日) 20:25 ID:IRo
緋色さん始めまして!
みさですよろしく!
ため呼び捨てokですか?私はokです!
「華姫…」
「華姫はやめて。今はルーシィ・ハートフィリアよ。」
「それは悪かったなァ、ルーシィ」
「スロング…!!」
ルーシィは涙を流しながらスロングに抱き付いた。
「もう…!会えないと思ってた…!」
「ああ、オレもだ…」
スロングは笑っていた。不気味な笑顔ではなくて、大切なものを見る、優しい顔で。
「あたし、イカムを止める!」
「行って来い、イカムは上だ!自分のけじめをつけて、兄貴と九刺羅と帰って来い!」
「うん!」
「ナツ!グレイ!エルザ!行ってきます!」
「ルーシィ、集合場所は分かっているな?」
「うん!次会うときはフィオーレの陽の下で!」
「よし、行って来い!!」
「…あたし、死ぬかもしれない。だけど、帰って来るから!九刺羅とイカムとあたしで!待っててね!スロングも、エルザもナツもグレイも大好き!」
ルーシィはそれだけ言うと、上に行った。
タメオケだよ!
242:緋色:2016/03/06(日) 20:37 ID:ve2私も小説書こっかな?
243:緋色:2016/03/06(日) 20:39 ID:ve2 呼び捨てもオケ!
よかったらスカーレットって呼んでね!
みんなやってる?
245:みさ◆gQ:2016/03/06(日) 22:40 ID:IRo
図々しいかもしれないけど、スカーレットって呼ぶね!小説楽しみしてるよ!
てか、聞いて聞いて!
小説を5ページくらい書いたのが消えたの!悲劇だと思わない?!
金は要らないから、同情してほしいかも…。
今言うことは独り言として、扱ってくださいね?「独り言なら投稿すんなよ」って切れないでね?
GUMI来て―――――!!
ごめんなさい。以上です。
「うぇっぷ…」
「も〜ナツ、しっかりしてよ〜」
ガタガタと揺れる馬車。
目の前ではハッピーが項垂れるナツを揺すっている。
「ねぇハッピーそれ、逆効果なんじゃ…」
多分、乗り物酔いの上に揺らされたら余計に気持ち悪くなると思う。
エルザはこの四輪魔道馬車の運転をしてるし、グレイは外を眺めてる。
「…ナツ、あと少しだから…」
なんて言えばいいんだろう。
お父さんのことを心配する機会なんて無かったし…
悶々と考えていると、外からエルザの声が聞こえてきた。
「お前ら、もう着いたぞ!」
もう着いたんだ。
あたしは自分の荷物を取るとナツを運ぶ作業に移る。
「…?」
ナツが軽いな、と思って横を見るとグレイがナツの片腕を持ってくれていた。
こういう時は…
「…あり、がと。」
「いや、こいつ重いし当たり前だろ。」
ほら、優しい。
ありがと、なんて一言じゃ表せないくらい感謝してる。
全部伝わればいいのに、そう思うけど無理だって分かってるから…
せめてその少しでも言葉にしようと思う。
「依頼書にあった集合場所はここか…」
「う、うぅ…」
「ナツ〜、大丈夫?」
未だに呻き声をあげるナツを無視し、エルザ達とそびえ立つ洋館へと足を進めていく。
中に入ってみると、もう着いているギルドがあった。
「キャッ」
「何だっ!?」
突然何かに引っ張られたかと思えばふかふかな椅子にソファに座らされた。
なんか気持ちよくて寝ちゃいそう…
「やぁ、綺麗なお姉さん達…」
「僕達と一緒に遊ばない?」
「…別に、遊んでやらなくもねぇけど…」
…誰、人間…?
人間のものと思われる声にシュバっと立ち上がる。
そこで、暗かった館内が明るくなる。
あたしとエルザの周りには3人の人の姿があった。
「どうしたのかな?…あぁ、自己紹介だね。俺はヒビキ。」
「僕はイヴ!」
「俺はレン」
なに、この人達。
別に自己紹介されても仲良くする気無いし。
「…外行ってくる。」
あたしの言葉にぽかんとする3人の横を通ってドアに向かう。
どうせこの仕事で一緒になるだけ。そこまで仲良くしなくてもいいでしょ?
「…おいでプルー、ポラリス。」
あたしの一声ですぐ出てきた2匹を連れて、外に広がる森へ足を踏み出した。
ーーーーー気づくわけ無いじゃん、馬鹿。
何故にGUMI。
249:みさ◆gQ:2016/03/07(月) 08:45 ID:IRo
むんむん»人間には…色々あるのだよ
人は皆そうなのだ…。
所で変わるけど250!!
これ4倍すると、1000!!だよ
ごめん上あたし
確かに、1000だ!
みさ》一瞬なりすましかと思ったけど…みさで良かったぁ。
ごめんねむんむん…。
私もう1つ『ミカン』使ってて…。
あ、でも一応トリップついてるから大丈夫、かなー?みたいな。
カタカナのミカンだったら、私だよ!
めいびすの小説》何で入っちゃうの?ロームがバレちゃう!…今更でごめんね。
「空気がおいし〜」
外に出ると、少し冷たいけど肌に心地よい空気が漂っていた。
流石、森林は違う。
確か…ここは青い天馬の所有している洋館。
改めて見ると、結構立派な造りになっている。
少し洋館を眺めてから街へ続く道を見てみると、1人の少女が走ってきていた。
その後ろには白いハッピーが見える。
「…白い、ハッピー?」
白いハッピーを近くで見たい衝動に駆られるけど、今はそれどころじゃない。
…人間は嫌いだ。その中でも少女が一番……
「…大ッ嫌い。」
あたしはそのまま洋館の後ろ側へ移動する。
待ってました、と言わんばかりの勢いで着いてきたポラリスとプルーには驚いたけど。
少し後に聞こえてきたドアが閉まる音。
さっきの1人と1匹はもう中に入ったんだと思う。
「ふぅ、行ったわね…」
さっきの青い髪の毛の少女を思い出す。
…それだけで、昔のことがつい昨日のように蘇る。
嫌な言動、嫌な顔、嫌な記憶が、頭を侵食していく。
「~~~夜空に散りばめられた 星屑たちを
愛する者の形へと、変えてみて
少し笑えた笑顔 ほら 私でも、笑えるんだ」
大好きな歌を、大好きな歌声に似せて。
星の輝きに囲まれ、笑っているであろうお母さんに。
「……ずっと、大好きなんだ。」
ねえ、涙を流してもいいですか。
『涙は流さないのよ、ほら、笑って笑って!』
『…うんっ!』
貴女との約束、破ってしまいました。
貴女を想う涙でも、いけませんか。
『もう…貴女は本当に優しい子ね。だけど、自分のために泣いてもいいのよ?』
『…?じゃあこれからは人のために泣かない!』
約束、破れていないあたしは悪い子ですか?
いけない子ですか?
貴女にとって、要らない子ですか…?
「…シュラ?」
「プイプーイ」
自分の世界から引き戻した可愛らしい声。
…ポラリスもプルーも、ホワワンとしているけど、あたしの変化はすぐ気づいてくれる。
「…うん、悲しんでちゃダメだね、笑おっか!」
「プーイ!」
「シャララィ!」
『…ルーシィ、信じてたのに。』
『待って、ウェンd『最低。』』
頬を流れる雫を、涙と認めたくなかったあたしは必死に手を伸ばした。
…でも、その手が取られることは無いって分かった時、絶望的な気分になったんだ。
はーい
256:みさ◆gQ:2016/03/07(月) 18:10 ID:IRo
そうだ、いつまでも悲しんでちゃダメなんだ。
歩かないと、一生日の当たるところには出れない。
自分から行動しないと気付いてもらえない。
今なぜ、「あなたはまた昔のところへ戻るの?」と嘲るように笑われても、「仲間を守るため」って自信をもって言えるようになりたい。
神様、私はまだ戻れますか?
また、皆と笑いあえるような日が来るようになりますか?
暗闇だ私の手を見ても、辺りと同化してて見えない。
でも、光の中で自身の手を見たら、真っ黒に染められているでしょう。
こんな私でもまだ、仲間と言ってもらえますか?
こんな私でもまだ、仲間を愛し、仲間のために泣いてもいいですか?
神様、できるというならお願いです。
私に、今一度『自信』をください。
仲間を愛する資格をください。
いつか、あれらを思う涙で私の手をきれいにしてください。
私の命は今、私のためにあるのではなく、仲間のためにあるのです。
この命で、願いを構えることができるなら、私はそれで死んでも本望です。
今一度、どんな壁にぶち当たっても、歩み続けられる勇気をください!
なんとなく笑いあっていると、エルザが顔を出した。
「ルーシィ、出発するぞ。」
「エルザ?…わかった。」
きっともう自己紹介も作戦会議も終わったんでしょ。
…あたしって、来る意味あったのかな?
皆の足引っ張って、なのに何のお返しもしないで。
「…エルザ、あたし帰る。」
「何?体調でも悪いのか?」
「足、引っ張るでしょ?」
出来るだけ前を見て、はっきり言った…つもり。
突き放してくれたら楽なのに。
「…ルーシィ、それは違う。お前はいつも私達の真ん中で笑っている…それこそルーシィじゃないか」
あたしの心に強く響いたエルザの言葉。
仕事中なのに、目頭が熱くなってきた。
…あたしも感情、だせるじゃん。
「…ん、ありがとう」
今はこの言葉だけで許して。
いつかはもっと大きな、何万倍ものお返しをしたいから…
「これで作戦は終わりだ。」
「…分かった。」
とりあえず皆集まるための拠点へ案内されることになった。
けど他の皆はあたしなんかいないように振舞っている。
…まぁ、これも“当たり前”なんだけどね。
「…ここが拠点だよ、メーン」
一夜の声で顔をあげるとそこには平原が広がっていた。
森林の中にあるんだけど、結構な広さがある。
ーーーーーこの時、気づけばよかったのに。
「イカム!!!」
バン!!!!
ルーシィは三階の扉を思い切り開けた。窓が開いていて、風が吹く。
「へぇ…。愚妹がオレのところまで来れたのか〜。お兄ちゃんは嬉しいぞ〜」
ビュオォォォォ
思い切り風が吹いた途端、両者動き出す。そして、拳をお互いの顔面にお見舞いする。
「ぐっ…!」
「っ…!」
やはり、男と女の差か、ルーシィの方がダメージは大きいようだ。
「妹が兄貴に逆らうなんて100年早いんだよ…」
ルーシィよりも先に体制を整えたイカムはルーシィの顔面に左足で蹴りを入れた。
「ぶっ…!」
「弱い奴には興味ない…」
右足で横腹に蹴りを入れようとしたイカム。しかし、それはルーシィの手で押さえられた。
「右足を使うのを待ってたのよ…。あたしにアンタのクセが見抜けないとでも…?アンタ、九刺羅を半分取ったときに体に負担がかかって…、足を切り落として義足に変えたでしょ…。」
「あたしは九刺羅と融合できる!九刺羅!!」
《あいよ!》
ルーシィは腹に手を当て、術式を手で押した。そして、九刺羅の封印を解いた。
「融合!妖狐・吸収の術!!」
《融合!妖狐・吸収の術!!》
九刺羅とルーシィは手早く印を結び、九刺羅と融合した。
ルーシィの目は金色になり、髪の毛は赤になった。
「甘いな!オレの中にも九刺羅がいる!九刺羅!」
《うっす!》
イカムもルーシィと同じく腹に手を当て、術式を手で押した。そして、九刺羅の封印を解いた。
「融合!妖狐・吸収の術!!」
《融合!妖狐・吸収の術!!》
そして、九刺羅とイカムは手早く印を結んだ。イカムの目も茶色から金色に変わり、金髪も赤に変わった。
「あたしは死なない」
「オレも死なない」
「風遁・螺旋丸!」
「雷遁・千鳥!」
二人は素早く印を結び、ルーシィは風遁の螺旋丸を。イカムは雷遁の千鳥を繰り出した。
ルーシィの手のひらには、螺旋状の玉が。イカムは手に黒い雷を纏っていた。
「イカムゥゥゥ!!!」
「ルーシィィィ!!!」
ギュゥゥゥゥウ
バチチチチチチ
お互いの技がぶつかった。
感想ありがとう( ´ ▽ ` )ノ久々に聞いた気がする…
スカーレットさんよろしゅう。
みかんの小説は新しいのかな?…違ったらごめん。でも面白そう
林檎のはついに兄妹対決だね…。お兄さんは感情抑えてそう
お互い素直になってー。イカムも自分の気持ちをいえやー!
めいびす》新しいのだよー!>>234あたりに1話、設定があるよ!
>>232が1話だった。
263:みさ◆gQ:2016/03/08(火) 17:01 ID:IRo
地球が生まれる前、『ルーラ』という神がおり、地球を作りました。
ある日、ルーラは気づきました。
ここにいる者は皆自分の魔力、そして権威、地位を狙っていることに。
ルーラの魔力はとてつもない大きな力で、他の奴に手に渡ってしまったら、地球が破滅する可能性がある。
そんなことが起きれば、ここにすむ、獣や魚、民は大きな混乱を生むことになる。
それを防ぐためにルーラは考えました。
ある日、地球で、皆に合うために足を向かわせていました。
そこで、初めて自分が作った人間を見ました。
その世界は、自分のために争いなどをして、とても醜いと思いました。
それと同時に、もう一つのことが分かりました。
生きるために皆生きている、と。
子の魔力、権威、地位を使われたくなければ、子孫を作るしかない。
そういって、人間と結婚をし、子供の女の子を作ったのです。
子供の名は、リュールと言いました。
ただ、その女の子には、魔力というものが全くありませんでした。
ルーラは、子供に魔力を渡すのではなく、もう少し神たちが滅びてから、と考え子供には魔力を無くしたのです。
そして、リュールからどんどん子供は増え続け、神の血は受け継がれていきました。
ある家で、赤ん坊が生まれました。
その子の名を、レイラ、と言いました。
そして、ちょうどこの頃から、魔力、権威、地位が生まれ始めました。
そして、その子供にやったすべてが受け継がれたのです。
でも、膨大な魔力により、自分の魔力に飲まれる人々を見て、もう少し使いこなせるようになってから、そして、本当に必要な時しか使えないようにしました。
今、ルーラという神の末裔は一人しかいません。
そしてその名は、ルーシィと言いました。
お互いの技がぶつかり、腕が技に食い込んだ。
ギュゥゥゥゥウ
バチチチチチチ
しかし、技は止まらない。
「いあぁぁぁぁ!!」
「ぐあぁぁぁぁ!!」
肩を残して腕がもげ、技が消えた。
そして、二人は倒れた。
「…勝負…どーするの…?」
「ハ、ハハ…オレの…負けだ…」
二人の融合が消えて行く。
「どーして…」
ルーシィがイカムの方を見ると、イカムは静かに涙を流していた。涙は血の色でも何色でも無く、綺麗な涙だった。
「…兄ちゃん…」
「空って…こんなに綺麗なんだな…。兄ちゃん、空なんてちゃんと見たことなかったよ…」
お前と別れた日も空が綺麗で、その日を思い出すから、なんてイカムの言葉はルーシィには聞こえなかった
イカムとスロングは、フェアリーテイルに滞在した。スイキナは既に死んでいて、ルーシィとイカムとスロングでギルドの近くに墓を建てた。
「オレ、腕の治療が終わったから帰るよ」
「え!?」
「そうだなァ、オレも結構回復したしなァ」
「スロングまで!もう待つのは懲り懲り!行かないで!」
「大丈夫、必ず迎えに来るから」
ルーシィは涙を流してイカムとスロングに別れを告げた。
これはイカムとスロングの旅の話。
「良かったのかァ?ルーシィを連れて行かなくて」
「うん。オレもルーシィを守れるぐらいに強くならないとね!
…何故なら、お兄ちゃんだから」
イカムは優しい顔でルーシィと交えた拳を見た。
「そういえば、スイキナと戦ったグレイって奴、ルーシィと付き合ってるらしいぜェ」
「は?それ本当?」
「ああ。火竜と青猫が言ってた…」
「ちょっとそのグレイって奴、殺してくる☆」
っていうことがあったのは、恋人のグレイとルーシィは知らなかった
Happy(?)End
グレルー要素が少なくてスンマセン!!!!
266:林檎:2016/03/08(火) 19:50 ID:nNU次の小説は特に話が決まって無いので適当に一話一話完結でいきまーす
267:林檎:2016/03/08(火) 19:56 ID:nNU 設定(学パロ)
ルーシィ
他の人と違う茶色の目を気にしている留学生。瓶底メガネを付けて、ジャージを制服の上から着ている。スカートの下にもジャージ。妖精中学に通っている
スティング
ルーシィの兄。虎公群高校(とらこうむ高校)に通っている。かなりのシスコンで、制服の上からジャージを着させているのはルーシィの露出を隠すため。喧嘩っ早い。虎公群高校最強
ローグ
スティングの連れ。虎公群高校に通っている。ルーシィとは顔見知りで、よく家に行っている。スティングの右腕
グレイ
ルーシィに想いを寄せている。妖精中学に通っている。
ギルダーツ
ルーシィとグレイの担任。元スティングとローグの担任
あー、話決まったので一話一話完結は嘘になりましたー!
269:みかん姫:2016/03/08(火) 21:17 ID:BUI…なんかスティングが床に手をつくグレイを見てゲス顏で笑う図が浮かんだ…
270:緋色:2016/03/09(水) 20:30 ID:ZR6 緋色でーす❣
小説書きます‼ちなみにグレルー
キャラ崩壊ひどいかも?
コツコツ
「行ってきまーす」
私ルーシィ❗今日は、ギルドにちょっとした用事があって......
あたし、ルーシィ!兄のスティングと留学しに来た。前の学校では、目の色でバカにされたから瓶底メガネをかける。スティングの要求で、ジャージも着ることになった。今日から留学生活が開始する!
「留学生のルーシィです。」
「ルーシィはグレイの隣なー」
グレイと呼ばれだ人の隣に座る。
「よろしくね」
「…フン…」
ムッカァァ!!何それ!超イラつく!
拠点に着いたのはいいんだけど…ざっと5人程度。
背後から気配を感じる。
「…ね、ポラリス。背後になんかいない?」
「…シャルルルル……」
ポラリスも気配には気づいてるみたい。
威嚇を表す声でキョロキョロしている。
「…来る!」
木々がガサッと揺れる音と共にあたしは背後を向いて攻撃を腕で受ける。
「いっ…」
「「「「「ルーシィ!」」」」
少し痛かったけど、かすり傷程度よ、こんなの。
それより、ちゃんとお返しはしてあげるわよ…?ふふ。
「…行くよ、プルー。」
「プイプーイ」
あたしの向かう先は謎の5人組。
…多分、かなりの強さ。ってことは…
「六魔将軍か…」
後ろでエルザが呟いた。
助けたりしないのはあたしに任せてるってことでしょ?
…やってあげるわ、ちゃんと。
「-----鴉泣き 落ちる夕陽 眩かな」
あたしは星霊魔法の他に、幻獣を俳句から生み出すことができる。
今回は鴉。鴉の能力は確か…
「カァァァーー!」
刹那、暴風が吹いたと同時に巨大な鴉が翼を羽ばたかせた。
あとはあたしと鴉がユニゾンすればいいだけ。
「…おいで、カラス。」
鴉はあたしの言葉に反応して、つぶらな瞳を光らせた。
…と思った時、鴉が黒い結晶となり、あたしのユニゾン専用ケースにすっぽりとハマった。
ーーーーーーーーーーどくんー
あたしの感情が高ぶる。
動物は好き。いつも傍にいて、励ましてくれる。
その大好きな動物と協力して出来るこの魔法。
鴉との一体化が完全に終わり、あたしの左腕はさっきの大きな鴉の翼となる。
この翼と、武器を駆使して使う…これが、鴉と一緒に戦う時のコツ。
そして、あたしの魔法はこれだけじゃない。
「…ニコラ、変体。漆黒の刃」
あたしの言葉で、隣にいたプルーが大きな黒鎌になる。
これを右腕で持てば、二つの大きな翼が完成。
“漆黒の刃”は黒い動物とのユニゾンで威力が増す。
…この魔法は珍しい、というかあたししか使えない。
だからこの魔法を初めて見る人は呆気にとられる事が多い。
今も…前の5人と他のギルドの人は口を開けたまま突っ立っている。
「…よし、じゃあいくよ。」
あたしは二つの翼で5人に波動を送る。
その波動は5人を吹き飛ばし、枯れ木に叩きつけた。
「…くそっ、黙ってやらせておけば…!」
「やめろ、レーサー。一回撤退する。」
「…エンジェルもその方がいいと思うゾ」
あの速いのがレーサーで女がエンジェル…
あの目、前にも見たことある……嫌い。
「…ほら、早く行って。作戦でもたててくれば?」
「…フッ、そっちもな」
5人の中で一番偉いと思われる、顔面蒼白の男が指示を出すと、5人は帰っていった。
そんなに長い時間経たなければ、ナツの鼻で追いつける。
ちらっと横目でエルザを見ると、「よくやった。」そう言いたげに頷いた。
「…ありがとう、カラス。」
あたしは腕を横にし、翼を取る…と同時に、黒の結晶がケースから飛び出して鴉へと変わった。
鴉は「…カァ」と懐いたような声で鳴き、光の粒となってあたしのケースに吸い込まれた。
…こうして、あたしの魔力は回復し、あたしに更なる力が備わる。
「…プルーも、戻っていいよ」
そっと大きな鎌を撫でると、ピョンと跳ねて一瞬でプルーの姿へと戻った。
プルーは愛らしい顔でこっちを見る。
…もう、こういう時はだいたいご褒美をねだってる。
「…はい、プルーが大好きなマカロン。」
あたしは魔法でマカロンを作り出してプルーへ軽く投げる。
この仕事では少しの魔力が命取りになる…けど、プルーの為だもん。
マカロンなんて、いくらでも作ってあげる。
〜続く
もう!何なのよ!あたしが一人でプンスカやってると、通路を挟んで隣の女の子が喋りかけてきた。
「私はミラ。この子はエルザよ。」
「よろしく頼む」
長い銀髪をなびかせているミラちゃんと、大人っぽい色気を出している赤いメガネをかけたエルザだ。
メガネが違うだけでこんなに違うのね…
「あたしはルーシィ。よろしくね!」
「ええ、よろしく。ねえ、質問いい?」
「うん!オッケーだよ!」
やっぱりまずは、質問よね〜!相手のことを知らないと!
「どうしてメガネをかけているの?」
あー、そこですかー。ノーコメントで行きたいけど、せっかくできた友達だし〜
「えーと、あたし、すっごく目が悪いの!」
「そうなのか。」
「うん!」
よっしゃぁぁ!!誤魔化せた!
「どうしてジャージを着ているんだ?」
あ、これは言える!
「あたしのお兄ちゃんが着ろー、だって〜」
「随分と妹想いなお兄さんね!」
そうなのかな?まあ、あたしがバカにされていることを知って転校を決めたしね!あたしのことを想ってくれてるのかしら?あんなケンカばっかのアホが
転校初日の一日はすぐに終わって、帰宅する時間になった。
「きりーつ、礼、ありがとーございましたー。」
『ありがとーございましたー』
「ちゃくせーき」
やる気の無い日直が号令をかけて帰る。
「…どういう意味よ!これ!!」
新しい我が家に帰ると、そこにあったのは家では無くボロボロの建物。
「いや〜、悪いルーシィ!家壊しちゃった☆」
「かわい子ぶんな!可愛くないのよ!」
「ローグ呼ぶから。怒んなって!」
「誰の所為よ!」
そして、ローグが速急に来た。
「…帰ります」
「待って!ローグゥゥゥ!!!!」
あたしはローグを引き止めた。ひどいわ!帰ろうとするなんて!
「まあまあ、落ち着けってルーシィ。」
「落ち着けないわよ、こんなの!」
何であんたはそんな落ち着いてんの、ローグ!
「オレの知り合いも呼んだから。もう来ると思うぜ…」
あ、来た。あの先生…どっかで見たよーな…
「よお、スティング、ローグ!ん?ルーシィか?」
何と、その先生はあたしの担任のギルダーツだった。
「オレはスティングとローグの元担任なんだよ」
「そうなの〜」
つまり、こーいう事!
スティングは中学時代にあたしと同じく妖精中学に留学。そして、3年間ギルダーツの生徒として過ごす。ローグは留学時代にできた連れ。そして、あたしの留学と一緒に来たって訳。
「オレが住んでる家には他にも色々いるんだ。仲良くしてやれ」
「はーい」
普通の家に着くと、ギルダーツは険しい顔をして言った。すると…
「おりゃあぁぁぁ!!」
「え、なに!?」
あたしは背中を蹴られた。
「何すんのよ!!」
すかさず、あたしは蹴った相手に回し蹴りを仕返す。
「グレイ!こいつ、ストーカーじゃねェぞ!」
桜髪の男があたしの近くに来て、叫んだ。ってか、ストーカーって何よ!
「こいつはグレイ!この家の持ち主だ!オレはナツ!この家に居候してる!」
なるほど、黒髪がグレイで桜髪がナツね
〜ギルド内〜
「よおルーシィ❗」
いつも通り話しかけてくるナツに笑顔を向け
「おはよ!」
ってそんなことしてる場合じゃない!
あの人のとこへ行かなきゃ!
* * *
〜ギルド 図書倉庫〜
この紙によると〜
あったここだ!
『なんでも占い屋』という大きな看板にも目もくれず中に入ったら
「みっミラさん?」
水晶玉の後ろに占い師らしき人がって思ったらミラさん⁉
「ゴッゴホン私は占い師ミラミラーだよ!ミラジェーンではない!」
否定するとこがさらに怪しいまあ良いや
「私同じチームのグレイが好きなんですけど運勢を占って下さい」
「オッケー....................................あなた達は、.....将来結婚するかも〜です!バイバイ〜」
わっ私とグレイが結婚⁉
グレイとルーシィ結婚?!
そしたら、さぞかし素敵な子供が…。
笑笑
279:緋色:2016/03/12(土) 10:11 ID:/9w 「ルンルンルン〜」
私とグレイが......キャー
「どうしたんだよルーシィ」
「ってグレイ⁉いやっなんでも......」
びっくりした〜
「グレイ様〜」
ジュッジュビアグレイに抱きっえ!?
いいんだよ、ルーシィ。貴女もグレイに飛びつくのです。
そうすればグレイはルーシィの見方を…
でもいつもの事...........だよね.......
〜次の日〜
「ふゎぁ〜」
ギルド行かなきゃ.....でも昨日.........ギルド....行きたくないな
「よぉ姫さん❗今頃起きたのか?」
ってグレイ⁉
「なんで家にいるの?」
「姫さんが寝てる間に入った!」
タタタタタタタタタ
「なんの音?」
バンッ
「グレイ様〜」
ジュッジュビア⁉
「また来たのか?」
「...........って.......かえって........早くかえって‼」
「姫さん......分かった....」
キィバタン
「ウッウッどうして......こうなるの?」
書けてる?書き込めてる?
283:匿名さん:2016/03/13(日) 16:06 ID:JLo書き込めてるよ!
284:緋色:2016/03/13(日) 16:06 ID:JLo上の私
285:林檎:2016/03/13(日) 21:58 ID:nNUえ、書き込めてんの!?
286:みかん姫:2016/03/13(日) 22:04 ID:BUI書き込み規制されてビビった…
287:みかん姫:2016/03/13(日) 22:14 ID:BUI
「…ふぅ、それじゃあ各自行動開始で良いわよね。」
あの5人組も撤退して行ったんだし、早々に自分のチェックポイントを探したい。
…あの、青色から離れたい。
「あぁ、ルーシィ、今回も探すんだろ?」
あたしの意図を素早く感じ取ったエルザはペアを告げる。
きっとみんなもここのリーダーはエルザで納得するわよね。
グレイーーエルザ
ナツーーハッピー
ウェンディーーシャルル
ヒビキーーイチヤ
イヴーーレン
ルーシィーーポラリス・プルー
ペアはこんな感じ。
確かマスターが選んだ人達が体調を崩したみたいで蛇姫の鱗は不参加に。
「…行くよ、2人とも。」
早くこの場から離れたい。
その一心であたしは森の奥へと駆けて行ったーーーー
「…敵の拠点、発見。」
暫く森を走り抜けていると、六魔将軍の拠点を見つけた。
ここは囮かもしれないし、まだエルザには連絡しない。
『ご主人様…例の“あの女”、発見したゾ』
『…そうか。よくやったな、エンジェル』
『んにゃ…もっと、撫でて…』
『おいおいエンジェル、俺やレーサーだって協力したぜ?』
『ご主人様ぁ…』
声を聞く限り、今エンジェルを撫でているのがマスター。
そしてこの声の持ち主は……嫌な予感しかしない。
「…で、そこに居るんだろ?金髪。」
…って、やっぱりバレてたか〜。
あの蛇男は耳がいいのよね?
「まぁ、バレても当然よね。…それで、貴女たちの望みは何かしら」
あんまり戦いたくないの、あたし。
帰った後は自分の晴れ舞台ーーL級魔導士試験がある。
「俺らの望み?…コブラ、言ってもいいか?」
「…マスターに聞け。」
そのマスターと呼ばれる男を見てみる。
顔は…グレイ達よりも整っていて、身長も高い。
「ハハッ、やっと逢えたね、ルーシィ。」
「…久しぶりね、ロメオ。」
みるくてぃって結構ロメオ出すよね〜
289:林檎:2016/03/13(日) 23:10 ID:nNU 家に入ると、グレイは壁を叩いて鋭い目であたしを見た。
「オレはお前みたいな女、認めねェ!」
「グレイ!」
家に住んでいるのはナツ・ギルダーツ・家主のグレイ・ロキ。グレイは、あたしを気に入らなかったみたいだ。
「スティングってのはいい。けどなァ、女は認めねェ。分かったら出て行け」
「グレイ!ルーシィちゃんが困ってるんだ」
「ンなこたァ、どーでもいいんだよ!」
グレイは自分の部屋に入って行った。
「ごめんね、ルーシィちゃん」
「ちゃんはやめて。それより、何かあったの?」
「オレも聞きてェ」
「…グレイには、女がいたんだ」
すると、静かだったナツが喋り始めた。
「ジュビアっつー女だ。ジュビアはグレイが大好きで、優しくて、どっかルーシィに似てて。グレイはジュビアを大切にしてたんだ。」
そこまで言うと、ナツは顔を伏せた。そして、ロキが続けた。
「ジュビアはフラリとどこかに行ったんだ。もう2年前のことさ。それでも、ジュビアは見つからない。まず、生きてるかどうかも分からないんだ。だけど、グレイはジュビアが生きてるって信じてる、ジュビアが戻って来るって信じてるんだ。だから、君のことを拒んだのさ」
やっぱり、皆書けなかった?
何でだろう…?
グレイ目線
生き残ったみんなは暗い部屋に隠れていた。
「くそっ!どうすればいいんだよ…」
ルーシィ、もうお前はいないのか?この世をリセットすることしか考えてないのかよ!
「グレイ…」
グレイの脳内にはいくつものルーシィとの思い出がフラッシュバックした。
「もう、ルーシィは諦めないといけないかもね…」
「どういうことだミラ」
皆が一斉にミラの方へ向いた。
「…。ルーシィは仲間だわ。もちろん助けてあげたい。そう思ってる。でも…今の私たちじゃ彼女を戻せない」
「で、でも。助けるなんて。なおさら難しい」
「ゴッドスレイヤー…」
そうか!ルーシィは神的な存分。
それならゴッドスレイヤーに頼むしかないが…いたか?
「シェリア?」
あ、大魔闘演舞でウェンディと戦った、例のアイツか…。
_____トントン
「?!」
部屋の中の空気が一瞬に強ばった。ここは、“普通”はわからない場所だ。
でも、バレてしまったということは、つまり…。
やつらが来たと言うことだ。
足音が止まる。ドアノブがゆっくり回る。
誰かの唾を飲む音が聞こえた、あるいは自分かもしれない。
ドアが開く。
ドアの向こうも闇しか見えない。
金色の髪が一瞬見えた気がした。
続
今日卒業式だった!
ブロンドの髪が見える。
その瞬間、もうみんなは手遅れだと感じた。
マスターもじっと座り時を待っているようだった。
すべて開くと、ルーシィが立っていた。
黒いドレスを着て、高いヒールをはいて…顔をしたに向けていた。
泣いていた。理由はわからない。ただ、指の間から涙がこぼれていた。
「ルーシィ…」
ミラはすっと立ちルーシィを抱き締めた。
その瞬間、より大きな声でなきわめいた。
ミラは黙って抱いていた。
ドレスの横側が裂けていて、高そうなドレスとは対照的なのが太ももについており、中のが光った。
「…」
「どうした、ルーシィ?」
ナツが恐る恐る聞く。
「ごめんなざい…」
空気が柔らかくなった。
「!!」
ルーシィをみんなで抱き締めた。
そして、半泣きの飛びっきりの笑顔で「おかえり!!」と言った。
「ただいま…皆」
続く
「どうして、戻れたんですか?」
ウェンディーはルーシィが座ると同時に聞いた。
「フェアリーテイルの日記が部屋で見つかって…。そしたら急にすべて思い出したの。あと、精霊たちのお陰でもあるけどね」
ルーシィは今までの事を話した。
そして、その時の記憶が全くないことも。
そして、ちゃんと皆の責任をとるといった。
「どうやってやるの?」
「生き返らせる…」
「それは無理じゃ。どんなに神であろうとも、人の生きる道を変えることは出来んし、そんな魔法もない」
ルーシィは黙って聞いていた。
何分か経ったあとに喋り出した。
「生き返らせる、というのは語弊があるかもしれない。正確には、こっち側に呼び戻し目覚めさせる」
「おい待てルーシィ!ていうことは皆…」
「死んでなんかいない」
真実は驚きと嬉しさを兼ね備え波紋のように広がっていった。
「でもあいつら息してなかったぞ!なのに何で…」
「…多分それは人を殺す魔法じゃないと思うんだ。人の感じる時を止まらせる魔法じゃないかと思う。例えそのとき神でも私そこまで勇気ないと思うし…」
そういって笑う彼女の笑みはまだ、何かを隠しているようだった。
「じゃ、助けに「まって!」行こ…」
ルーシィは途中で遮った。
目には迷いがあった。
「すべて終わりにしてからにしよう?」
「それじゃあ、遅いよ!」
「大丈夫。皆死んでないし、死ぬこともないから」
立ち、扉に向かう。
一度振り向いてニコッと笑い「ありがとう」と言って出ていった。
「…うぞ」
「え?何ですか?」
「追うぞ!俺はあいつを助ける!」
ルーシィのあとを追った。
そしてそのすぐあとにドタドタと音が聞こえたのだった。
「ルーシィ!」
そこには、フィンとキースとユキがルーシィの前に立っていた。
「ルーシィ様、本当にやるつもりですか?」
「どうした?」とあとから来た皆が小声で聞く。
「戦いが始まるかもしれねぇ」
「わかりました、ルーシィ様はそのおつもりなのですね」キースは手袋を脱ぎ投げ捨てた。
「私が相手です。私は本気でいかせていただきます」
そういうやいなや、走り出す。
ルーシィはゆっくり目を閉じた。そして開けると見えなかったものが見え始めた。風、光キースが身に付けている何か。
一瞬だった。
キースは着地した。ルーシィは動かなかった。
ドサッと倒れたのは、キースだった。
フェアリーテイルの皆は何が起きているかわからなかった。
「今度はフィンが相手です」
ルーシィは走らなかった、でも、もうフィンの場所に移動し、フィンの胸に手を当てた。
その瞬間後方へぶっ飛ぶ。
フィンの魔力が空中に浮かんでいるのが見えた。
「ねぇ、ユキ」
「何でしょうか、ルーシィ様」
淡々としていた。
仲間が倒れても、一切気にしない様子だった。動揺も何もない。
「あなたも私に反対するの?」
「この地は…あなた様のご先祖様が治めていましたが、放置状態に今までなっていました。長すぎたのです。ここで変えねばまた歴史は繰り返す」
途中で区切り、一度で言った。
「あなた様には死んでいただくしかないようですね」
速かった。
今までの二人とは格が違った。
それでも、決着はすぐについてしまう。
気付けばユキは消えていた。
気付けばルーシィもいなかった。
気付けばここはいつものマグノリアだった。
気付けば皆は戻っていた。
「ルーシィは、どこだ?」
グレイがやっとのことで出した声は皆をより混乱させた。
「ねぇ、ミラ姉、私どこにいたんだろう」
みんなのその時の意識は本当に無かった。
ルーシィは、どうしてしまったのだろうか。
「ん?何だこれ」
「どうしたんだ?」
ナツがグレイの手元を覗くとさっきまではなかった封筒があった。
裏には、ルーシィと書いてある。
そっと開けると、風が吹いた。
…だってロメオ、皆出さないじゃん。フェアリーテイルでもいいとこないし…
私的にはロメルーも好きなのよ。
みさー、教えるねー!
0490
あ、間違えた。0490−8374−3468
297:みさ◆gQ:2016/03/14(月) 17:35 ID:IRo はーい!
ありがとうございまーす。
ロメオかわいいと思う!
よろしくねぇ
グレイが失踪するなんて嫌!!
300:みさ◆gQ:2016/03/14(月) 18:25 ID:IRo
300!!
私もロメオ好きー♡
ロメルー結構いいよねw
『そうか、ギルダーツの所では上手くやっているんだな』
「うん」
みんなに言われて、あたしとスティングはギルダーツの家に住んでいることになっている。
「ねえ、ローグ。」
『何だ』
「ジュビアっていう女の子、知ってる?」
『ジュビア?すまん、分からない』
「そっか。何か分かったら教えて。おやすみ〜」
『ああ。分かった。おやすみ』
ローグも何も分からないんだ。ジュビアさん…どこに行ったんだろ…。ナツもロキもギルダーツもそして、グレイも寂しがってるのに…
「あぁ〜〜!!もう、考えるのはやめ!寝よっ!」
「おはよー」
「ん、おはよー」
朝からちゃんと、メガネを付ける。あたしの素顔を知っているのはギルダーツ・スティング・ローグだけ。
「ルーシィって肌白いんだな〜」
ナツはあたしの素足を見て驚く。まあ、昨日はジャージを着てたからね
「はよ…。お前、まだいたのか」
起きてきたグレイがあたしを見てムスッとする。
「そうよ、いるわよ。っていうか、あたし朝御飯はミラちゃんのとこで食べるから」
あたしも強気で言い返す。あたしは家を出て行こうとすると、ギルダーツに止められた。
「待て、ルーシィ」
「何?ギルダーツ」
「この家ではみんなでメシを食うのがルールだ。」
「…わかったわよ」
あたしは戻って、席につかされた。ってか、何で前がグレイな訳?
「お前、一緒に学校は行かないからな。ナツもロキも!」
「別にいいわよ、エルザと行くから!」
「朝から喧嘩はやめろって!」
あたしとグレイの間に、ナツが割って入った。
「とにかく、オレとお前が一緒に住んでることがバレんのはゴメンだ!学校でも喋りかけんなよ!」
「それはこっちのセリフ!あたしに学校で喋りかけないでよね!」
…こんなことが言いたいんじゃない。本当は慰めたい、力になりたい。だって、大切な人を失う苦しさをあたしとスティングは知っているから。
「もう時間だ、行ってきまーす」
「おう!」
グレイとナツ、ロキは既に出て行って、あたしは3人が出て行ってから少し遅れて家を出た。
「おはよう、エルザ!」
「ああ、おはよう。ルーシィ」
あー、なんかエルザ見てるとさっきのモヤモヤとかイライラが消えて行くわ〜
教室に入ると、グレイが一番最初に目に入った。そうだった〜、あたしとグレイってば隣同士なんだった〜…。グレイも今思い出したようで、ムスッとしてるし
「「ルーシィ!」」
「ナツ!ロキ!2人共同じクラスだったのね!」
ナツとロキも同じクラスだったようだ。なんか嬉しい!ギルダーツもいるし!
「グレイ君!////」
あたし1人で舞い上がっていると、可愛らしい女の子が頬を赤らめながらグレイを呼んだ。
「チッ…」
グレイは舌打ちをしながらも女の子の方へ行った。
「グレイ君!ずっと前からグレイ君のことが好きでした!//////」
「悪ィ、オレはお前のことは好きじゃない。」
なんと、告白だったのだ。っていうか、なんであたしが告白現場にいるわけ!?
「どうして!?私、グレイ君のことがこんなに好きなのに!」
女の子がそう言うと、少し背伸びをしてグレイの唇にキスをした。
「グレイ君に私の全てを捧げるから!」
「やめろ!」
グレイは女の子を思いきり、突き飛ばした。
「今後一切、オレに近づくな!」
グレイが睨んで言うと、女の子は泣いて去って行った。
「ハァ…。お前、いつまでそこにいんだよ」
ば・バレてる!?
オレは1人の女に呼ばれて教室を出た。多分、告白だな。つーか、オレの後ろに金髪の女がいんだけど…。バレバレ…
「グレイ君!ずっと前からグレイ君のことが好きでした!//////」
ほらな、やっぱり告白だ。オレはジュビアが好きなんだよ。それと、こいつの名前知らねェ。
「悪ィ、オレはお前のことは好きじゃない。」
「どうして!?私、こんなにグレイ君のことが好きなのに!」
女はそう言うと、背伸びをしてオレの唇にキスをした。それで、オレの怒りはピークに達した。
「私の全てを捧げるから!」
「やめろ!」
オレは女を思いきり、突き飛ばした。
「今後一切、オレに近づくな!」
オレが睨んで言うと、女は「ひっ…!」と言って泣いて逃げた。
「ハァ…。お前、いつまでそこにいんだよ」
ため息を吐いて、金髪に声をかける。あれ、なんでオレが声かけてんの?かけんなって言ってたのに。
???「ヴァゥッ!!」
グレイ「おわ!?」
黒くて大きくてもふもふした何かがグレイへ突進した。
さらに押し倒し、顔をペロペロ舐めている。
ルーシィ「…嘘でしょ」
…ばれた。
ルーシィは小声で呟いた。
ナツ「へぇ、お前ロームっていうのか!」
ナツがロームの上にまたがりながら元気よく言った。
運がいいのか悪いのか、ナツとエルザ、グレイは“ライオン”という生き物をあまりよく知らなかった。
そしてなぜか、ロームもルーシィ程ではないものの、グレイとナツに懐き始めた。
ヒサト「しかし、ナツとグレイに懐いたのも驚きだが、何故エルザにはグレイ達程懐かないんだ?」
ロームは一向にエルザにじゃれついていかない。ナツが「エルザ怒ると恐ぇから」、というと、グレイも賛同し「ロームには本質がわかるんだなー」とかいいながらロームを撫でている。ロームは「バウ」と吠えた。
それからしばらく。何故か皆ルーシィの部屋でロームと遊び続けていた最中。
耳についている小型無線機にザッ、と音が入った。
サカト『三番隊、救助要請がきたんで。ちょっくら頼むわー。説明は受付カウンターのキナナに頼んであるから』
ヒサト「了解。ほら、行くぞお前ら」
ナツ「えーまだロームと遊んでたいんだけど…」
エルザ「お前なぁ…」
次々とルーシィの部屋を出て行く。
ルーシィは部屋でくつろげなかったことを密かに恨みながらついて行く。扉を閉める際、後ろを振り返って「行ってきます、おとなしくね」と言い扉を閉める。締める間際、「バゥッ!」と元気な声が聞こえた。
キナナ「ナツさん、グレイさん、エルザさん初めまして。私は通常任務の受付役と、オペレーターをさせて頂いているキナナ・アールリスドと言います。」
キナナ「では、今回の任務について伺ったことを申し上げますね」
ピピピ、と機械を操作すると、空中にこの国の地図といくつかのポイントが映写された。
続
キナナ・アールリスド
人獣討伐隊、通常任務の受付役、もといオペレーター。
緊急時はサカトが全て行うのでキナナは何もしない。食べることが大好きで、大きい音が嫌い。戦闘はしないため、武器なども持ち合わせていない。…ただ、緊急用にナイフを隠し持ってるとかないとか。
今度クラスでのお別れ会だー…。
うちも火曜日にあるよ!そこで各グループで出し物やるんだけど…
ここのグループはアニメ好きで集まったからみんなでアニメクイズ出す!
うちは今日やったよ、お楽しみ会。
昨日はドッジボールやってんけど、女子ボールってのがあってそれに男子が触れるとアウト。味方が投げたボールに味方の男子があたってもアウト。それで、うちのチームは9割が女子。私は最後の最後まで残って、コート内を走り回ってた!ww
卒業式は水曜日。この日が終わると、好きな人と学校離れる…泣
林檎»このリア充め!
でも、かわそー
うちは…好きな人が他の人と両想いなの知ってるから…
っていうか、好きな人は親友じゃないけど、ふざけ仲間みたいな感じだし、告白とかも無理だし〜
誰がリア充だ、コノヤロー!非リア同盟軍一番隊隊長林檎だぞ!(本当にあります)片想いだバカヤロー!…ありがとう…>みさ
私もそんな感じ〜。なんか、長い付き合いでお互い下の名前で呼び合ってるー。私だけなんだよね、下の名前で呼ばれてるの。それで、言葉がなくてもお互い言いたいことが分かるw>みるくてぃ
え、なんか凄い。
314:林檎:2016/03/19(土) 18:23 ID:nNUどこがだよw>みさ
315:林檎:2016/03/19(土) 18:41 ID:nNU 学パロ編を久々にします
ルーシィが受験合格した。
これで、ルーシィとはサヨナラ決定
ルーシィはハートフィリア大学院
オレはフェアリー付属大学
別れる決意はできている。だけど、ルーシィが学校に来てから必要最低限しゃべってねェ!今まではふざけ合ったり、マカオのヅラを一緒に取ったり、一緒に勉強したりしてたのに
こんな関係のまま、卒業式の日がやって来た。
「それでは、最後にルーシィ・ハートフィリア生徒会長の言葉です」
「皆さん、ご卒業おめでとうございます。この高校は付属ですが、自分の意思で大学受験をした人もいるかもしれません。あたしはしました。ハートフィリア大学院に。」
PTAがざわつく。当たり前だ。何故なら、ルーシィはフェアリー付属高校で初めてハートフィリア大学院に受験したから
「あたしは、受験に合格しました。それは、大切な後輩や友達に応援されたからです。ですので、大学受験した人もこのままフェアリー付属大学に行く人も忘れないでください。あなた達は1人じゃないことを。あなた達の周りには、いつも大切な人達がいることを。以上フェアリー付属高校生徒会長ルーシィ・ハートフィリア」
式が終わって、みんなは友達と写真を撮ったり泣きじゃくったり。生徒会では生徒会員のみんなで写真を撮った。もちろん、会長のルーシィも写ってる。
「あ、グレイ!」
レビィに引っ張られて真っ赤なルーシィがオレの元に来た。
「ん?どうしたんだ、ルーシィ」
「えと…、その…。グレイが応援してくれてから、受験に合格したと思ってるから!それと、受験前に気づいたんだけど、グレイが好きです!////」
オレは自分の耳を疑った。いつの間にかレビィはいなかった。
「オレは…、ルーシィに出会ってからずっと好きだった!付き合ってくれ!」
「もちろん!////」
オレはルーシィを抱き締めた。
サヨナラ、片想い
コンニチハ、両想い
「…キスされてたけどいいの?」
「見てたのか」
うっ、とあたしは言葉に詰まる。だってちょっと悪いことをした気分だから。
「もう慣れた。ジュビアがいなくなって告白の回数も増えたしな」
え、慣れた?告白に慣れたとかあるの?
「ハッキリ言って、うざいんだよ」
あたしはその言葉で堪忍袋の緒が切れた。
バチン!
あたしはグレイの頬を思いきり叩いた。
「さいってい!あんた、告白する子がどんな気持ちでしてるか分かってんの!?勇気がいるんだよ!?だけど、みんなあんたと付き合いたいから勇気出して告白してんのよ!あんたが大好きだから勇気を出してんの!あんただって分かるでしょ?大好きっていう気持ちぐらい」
「じゃあオレにどうしろってんだよ!もう告白しないでくださいって言うのか?」
「その為にも、ジュビアさんを探すのよ!協力ぐらいするから!あたしがあの家に住むことを認めなくていい!」
グレイは一瞬目を開いた。そして、笑い出した。
「…お前、いい奴だな」
「何?今頃?」
「認めてやるよ」
「え?」
あたしはグレイの言葉の意味が分からなかった。
「あの家に住むの。スティングだけじゃなくてお前も」
「本当に!?やったー!あたし、頑張るわね!」
「おう!」
あたしとグレイは笑い合った。は
「…キスされてたけどいいの?」
「見てたのか」
うっ、と金髪が言葉に詰まった。どうせ悪いことしたとか思ってんだろ
「もう慣れた。ジュビアがいなくなって告白の回数も増えたしな」
オレは素直にそう言えた。本当のことだから
「ハッキリ言って、うざいんだよ」
多分、誰にも言えなかったことを言った
バチン!
頬に痛みが走る。頬が赤くなって、叩かれたのだと理解する
「さいってい!あんた、告白する子がどんな気持ちでしてるか分かってんの!?勇気がいるんだよ!?だけど、みんなあんたと付き合いたいから勇気出して告白してんのよ!あんたが大好きだから勇気を出してんの!あんただって分かるでしょ?大好きっていう気持ちぐらい」
「じゃあオレにどうしろってんだよ!もう告白しないでくださいって言うのか?」
ルーシィの言葉におれはやけくそになって言い返した。オレだって分かってる。大好きって気持ちぐらい
「その為にも、ジュビアさんを探すのよ!協力ぐらいするから!あたしがあの家に住むことを認めなくていい!」
「…お前、いい奴だな」
ここまで考えてるとは思わなかった。オレが今まで出会った女はほとんどが自分のことしか考えてなかった。
「何?今頃?」
「認めてやるよ」
「え?」
オレは認めた。金髪なら本当に協力してくれるんじゃないかって思った
「あの家に住むの。スティングだけじゃなくてお前も」
「本当に!?やったー!あたし、頑張るわね!」
「おう!」
オレと金髪は笑い合った。
今日学校休みでディズニーに来とるよ。
319:匿名さん:2016/03/21(月) 17:37 ID:nNU今日はもう1人の親友と1時から5時30分まで遊んどったよ
320:林檎:2016/03/21(月) 17:37 ID:nNUごめ、↑私
321:みかん姫:2016/03/22(火) 16:35 ID:BUI身体全身痛いー
322:林檎:2016/03/22(火) 18:19 ID:nNU 私の長い恋バナ、聞いちゃってください!
うちの学校の卒アル(卒業アルバム)には一人一人、寄せ書きできるスペースがあります。
私は色んな人に書いてもらった!心友・友達・ペット・天敵…
その中でも、好きな人に書いてもらえました。私も好きな人の卒アルの寄せ書きスペースに書きました。
いっつもおもしろくて、明るいね〜
そんなところが大好き
って。これ、自分の想いも書きました。彼に気づいてもらえたかな?
おをををををおをw、林檎ちゃんめっさ大胆やん!
ウチのとこでは一人一人にメッセージ書くみたいなのがあんねんけどな?
そこにみかん姫特製ドラえもん書いたねん。ドラえもんの侵略ー!言うてな?ほんまに沢山。
文なんて「1年間ありがとう。」しか書けへんかった。
…ごめんね、真面目な話なのにふざけちゃった。
でも本当に、想いって書くのだけでも辛いからさ〜。よく頑張ったね、林檎!
今日も相変わらず私は変態呼ばわりされてました。
いいよいいよ!
こっちなんか、今日が卒業式やって今日でもうバイバイやのに勇気が出せへんくて一緒に写真撮ろうって言えへんかった…
まあ家近いしいい…かな?
ちなみに、(自分が勝手に言ってるだけの)大心友(男子)とは(ムリヤリ)撮ったよー!
なんか、うちの学校の卒業生ってばほとんど泣いてなかったww
326:みかん姫:2016/03/23(水) 19:26 ID:BUI >>325それなw
今日卒業式だったんだけど、頑張って呼びかけ(メッセージ)とか花束とか贈ったのに泣いてなかった…
ロメオ。友人を堕とすためにあたしを利用した…最低なヤツ。
まさかこんなところで関わるなんてね、想定外。
「…ねぇ、目的はまた…「シー、言わないでね、それ以上は。」
ロメオはニヤリと笑う。
暗がりのこの建物ではその笑顔は妖艶すぎて…
「ッ…!」
ーーーー思わず、反応してしまう。
以前好きだった人の笑顔は、いつまで心に残る?
…そんなのわからないけど、悔しい。
ロメオは焦るあたしを見てさらに口を三日月に歪める。
「…ねぇ、まだ僕のこと好き?」
“そんなわけないでしょ、自意識過剰。”
そう言えばいいのに、たった一言なのに…
口から声が出てくれない。
『あたしは、まだ好きなの?』
知らない、こんな感情、知らない…
あたしが、何か分からないものに埋もれていく。
「…そ、れは…」
やだ、口、動かな…
……そうなんだ、あたし、ロメオのこと…まだ…
「…好きなんかじゃなああぁぁあい!!」
…そう、あたしはロメオのことを好きじゃない…そんなわけない。
「ふーん。あのさ、僕達も妖精の尻尾には入りたいんだ。」
「フェアリーテイルに…?」
少し悲しそうな顔をしてロメオは話を進めていく。
…彼等は正規ギルドに入りたかったけど、お金がなかった。
だから国から認められなくてもお金が手に入る闇ギルドになった。
「…それなら、あたしが話しておく。行くわよ」
ここじゃロメオの命令は絶対なのか、六魔将軍はロメオに従う。
特にエンジェル。彼女はロメオにべったり。
「…エルザ、話がある。拠点に。」
『話?…分かった、全員集めておく。』
通話を切ると、後ろから声がかかってきた。
別に無視してもよかったんだけど、なんか嫌だから後ろを向いておく。
「こいつ、星霊犬……ウザいんだゾ」
あたしに声をかけたのはエンジェル。
彼女の目は赤く光っていた。
ーーーーーーその目が“あの子”と重なる。
「…ルーシィ、お前はエンジェルと戦うんだゾ」
エンジェルは鍵を突き立て、あたしを睨む。
その鍵は星霊の鍵のよう。
「やっぱり、嫌いなのよね…その瞳。」
昔から、ずっとで大嫌いな目。
星霊は道具じゃない、道具じゃないのに…
ロメオ達はいつの間にか木の上に移動していて、観戦するみたいだった。
「開け、天蠍宮の扉、スコーピオン」
「…開け、処女宮の扉、バルゴ。」
…早い。
エンジェルは行動が早い。
星霊の呼び出しも、エンジェルのほうが少し早かった。
「ウィーアー!」
「お仕置きですね、姫。」
「お仕置きじゃない、前見て前!」
バルゴの後ろにはスコーピオンが迫ってきている。
「お仕置きされたいのは…あんたかい!?」
…でた、日蝕星霊。
裏のバルゴは結構怖いからあんまり出させないほうがいいのよ。
日蝕星霊は、星霊の感情が高ぶった時、不規則に表れる人格。
(アニメの日蝕星霊とは多少違うところもあります)
その人格の変化により、魔法が変わる星霊もいたりする。
…で、いつもお仕置きお仕置きと嘆くバルゴは現在、鞭を持ってスコーピオンを撃退中。
この勝負、あたしの勝ち。
「…さっきの鴉の力、少しだけ残ってる。」
エンジェルの背後にいたプルーに目配せをして、鎌に変形させる。
ここからでも操れるから、このままエンジェルに一発当たれば…
「ぐ、あっ…?!」
……お掃除完了。
「もういいでしょ、早くして。」
星霊とは絆で結ばれてる。
契約で結ばれた関係なら、真の力なんて発揮できるわけないじゃない。
「…ねぇ、あなた達。修行してきなさい。そうすればフェアリーテイルに入れる」
いつの間に降りてきたのやら。ロメオの目を見て告げる。
フェアリーテイルに、今のこの人達は相応しくない。
「…暫くは修行して、それからおいで。あと悪さもこれっきりにして。」
ロメオはあたしに押されたのか、フッと笑ってから頷いた。
「絶対貰いに行くよ。…あとエンジェル、言うことあるんじゃないの?」
「…はい。星霊の鍵、貰って欲しい。前から、分かってたんだゾ。契約の関係でしかないこと…それじゃあ星霊は喜ばないこと。だから新しい魔法の特訓も始めてる…」
エンジェルは苦痛に顔を歪ませながら星霊の鍵を差し出してきた。
…少しでも、星霊のことを愛してたんだと思う。
「天蠍宮のスコーピオン、白羊宮のアリエス、双子宮のジェミニ、彫刻座のカエルム。」
手には3本の金の鍵と一本の銀の鍵。
ここで金の鍵が手に入るなんて…運が良い。
「…ありがたく受け取らせてもらうわ、じゃあね。」
最後、エンジェルにひっそりと耳打ちをする。
“貴女の分も、育ててあげる。”
その言葉に、彼女は一筋の涙を零した。
「「「ルーシィ!!」」」
拠点にはみんなが集まっていた。
あたしの名前を呼ぶのは3人。
「…それで、話とはなんだ?」
「闇ギルド、もう悪さはしない。…修行して、フェアリーテイルに入るって。」
“…は?”
あたしの言葉に、みんなが目を見開く。
確かに驚くけど、何か言葉を返して欲しい。
「おいルーシィ!何でだよ?!」
「…また騒がしくなんのか。」
ぐん!とナツ、グレイ、ハッピーの顔が近づく。
2人は嫌なんじゃなくて、早く戦いたい、その一心なんだろうなぁ。
「…鍵も貰った。依頼も済んだし、あたしは帰る。」
もうここに用はない。
早く帰って休みたいのに。
「…ルーシィ、ウェンディをフェアリーテイルで引き取ることになった。」
……ウェンディを、フェアリーテイルで…
思っていなかったエルザの言葉に、あたしはショックを受ける。
…どーりで、みんなが静まり返ってるわけだ。
「先程、闇ギルドによって放火が発生、生き残った者は…いない。」
ウェンディを見ると、泣きはらした跡があった。
…もう、嫌だよ。ごめん、本当にごめん。
「プルー、ポラリス…や、だ……よ…」
ガルルル、と威嚇するポラリスを視界に捉えながら、あたしの体は倒れて行った。
何も描かれていないキャンバスに、紅が舞う。
その紅は涙色と共存し、黒に掻き消されていったーーーー
「…!」
夢…か。
嫌な夢見たな…
「ルーシィ!おいハッピー、ルーシィ起きたぞ!」
「「ルーーーーシィーーーーー!」」
体を起こすと、ナツとハッピーが勢いよく突進してきた。
…何があったのか分かんないけどこの匂い…ギルドの医務室よね?
「お前ら、騒がしいぞ!…ルーシィか、ルーシィなのか?!」
呆れ顔で入ってきたエルザもあたしを見るとぱあっと顔を輝かせた。
そっか、あたし、倒れたんだっけ?
心配…してくれたのかな?
「ルーシィなのかって…当たり前でしょ。」
心配されて喜ぶって…みんなは良い気持ちじゃなかったと思うけど。
あたしはここに居てもいいんだ、そう言ってくれてるような気がした。
「ルーシィさん、起きられたんですね。新しく入ったウェンディ・マーベルです」
…エルザの後ろに隠れていたウェンディ。
礼儀正しくお辞儀をしてきた。
関わろうなんて思わない。関わる必要ないでしょ?
「…ルーシィ・ハートフィリア。」
あたしはウェンディの目を見ないで言った。
あたしは仲良くしない、そんな意味を込めて。
それが逆効果で…
「ルーシィって、そんな態度取る奴だったっけ」
…ナツの声が、一気に低くなった。
あたしはいつもこんな感じよ。
特定の人にしか心を開けないの、知ってるわよね?
「…人と関わりたくないの。」
ナツはウェンディのために怒った。
ウェンディは礼儀正しいのに、あたしは不快にさせる行動をしたから。
ウェンディ、もうフェアリーテイルのお気に入りになっちゃったんだ。
エルザも、あたしを軽蔑するような目で見てくる。
でも、でもね、ナツ…
「…ルーシィは、そんな最低な奴じゃなかった!」
ーーーーーナツ達だけは、理解してくれてると思ってたんだよ?
「あたしだって、仲良くしたい!でも、嫌なの…怖いの…あんた達にこの気持ちが分かるわけない!」
こうやっていくら泣き叫んでも、同情して一緒に居てくれても…
誰も、あの時の悲劇…あの恐怖を分かってくれない!
あたしの気持ちなんて、分かりっこない!
あたしだって、人と一緒に遊んで、充実した生活を送りたい。
みんなと一緒に笑いたい。
……でも、無理なんだよ。
『あれ、あたしって病人だったっけ?』
そんな気持ちにさせるほど、夢中だった。
エルザとウェンディを押しのけ、ギルドに入る。
「「「……」」」
………そこには、味方なんていなかった。
みんな冷ややかな目であたしを見る。
唯一心配してくれた、ミラさん。
「ルーシィ大丈夫なの?」
こんな醜いあたしに、声をかけてくれた。
その純粋な瞳を見るのが怖くて、あたしは目を逸らしながらひたすら謝った。
「ごめんなさい、ごめんなさい…ごめ、なさいっ…」
周りの目なんて気にしてられない。
感情が騒ぎ出した心に、医務室のドアが開く音がした。
「「ルーシィ!」」
その声の持ち主は当然エルザとナツ。
“会いたくない、引き止めないで、気持ち悪い。”
今まで感じなかった2人への邪悪な感情が沸々と湧き出る。
キライ、ダイキライ。…嘘、スキ、ダイスキ。
2人と同時に出てきたウェンディ。
その目には涙が浮かんでいる。
その姿で、ギルドのみんなは理解した。
“ルーシィがウェンディを泣かせた”
ナツもエルザも怒っているし、みんながそう思ったはず。
あたしはみんなからの信頼も、何も無い。
ーーーーーもうあたしは、必要とされてない。
ギルドに顔を出さないこと1週間。
気晴らしにお菓子作りでも、なんて思っているとなんとなくハマっちゃって。
…お店を開けそうなくらいお菓子は溜まっていった。
そんな事を考えながら、あたしは紅茶を飲んでいた。
今日はプリンセスティー。華やかな香りに、砂糖を入れなくても甘みのある味わい。
花に囲まれた甘いお姫様生活。そんな気分に浸らせてくれるのがこの紅茶。
おかしいかもしれないけど、あたしはこの紅茶の“懐かしさ”を気に入っていた。
その懐かしさを求めて、今では世界に一人、二人しかいない栽培者になっってしまった。
『ねぇ、聞いた?今、行方不明中のお姫様を捜してるんだって。』
『知ってる!話題ランキング1位だよ〜。どんな方なんだろ』
『きっと素敵な女性に違いないわよ!』
あたしの住むマンションの前を笑いながら話している女子二人。
その話題は引き篭もり状態のあたしには新鮮なもの。
「お姫様か…」
プリンセスティーに映る自分の顔。
この世の終わり!とでもいうかのような顔に自分でも笑えちゃう。
あたしはどんなに足掻いてもお姫様になれないんだろう。
人から蔑まれ、人を蔑むあたしなんて、この世に必要ないのかもしれない。
ーーーーーー温かいご飯が食べたい。
少し前に叶った夢。
ミラさんが出してくれるご飯はどれも美味しくて、温かかった。
お母さんの手料理なんて、ずっと食べてなかった。
「…食べたいな」
ミラさんのご飯、食べたいよ。
よし、行こう、ギルドに。
謹慎されてるわけでも、辞めさせられたわけでもない。
…だったら、行ってもいいんじゃない?
「………もし、無かったら…?」
ミラさんは前の一件であたしを嫌ったかもしれない。
美味しかったあのご飯はもう食べれないかもしれない。
…だけど、期待してみちゃう。
「お菓子も持ってこ。」
お菓子を袋に詰めて、あたしは伸びた髪をそのままにして家を出た。
「………おい、じいさん。」
「…何じゃ、グレイ」
俯いたまま、俺はマスターに問う。
一週間前、ルーシィが目覚めたはず…なのに、
「何でルーシィが来てねぇんだ?」
ギルドのみんなは笑い合っている。
仲間が一週間も顔を見せてないのに。
ルーシィはこのギルドの仲間…家族じゃない
そう言ってるようだった。
エルザ、ナツまでもがルーシィを心配せず、浮かない顔をしているのは俺とミラ、じいさんだけ。
「…さあな。L級魔導士試験は無事、合格じゃよ。」
今日もカウンターでルーシィを待つ。
『…家賃、どうしよう…』
いつもそうやってカウンターに突っ伏してる姿を見ていた。
ルーシィは、感情を声や顔に出さない分、行動に出やすかった。
突っ伏すルーシィにミラが依頼書を見せる。
そんな事が日常化されていた。
ルーシィの居ないギルドはモノクロ…みんなにとっては違うのかもしれない。
だけど俺は、いつも俺を真正面から見てくれる仲間が1人でもいなくなっただけで、絶望する。
その仲間を見捨てるようなギルドだった事に、絶望する。
今日は帰るか、そう立ち上がった時、
「ルーシィ、来てやったんだゾ」
かつて戦った…嫌、戦ったのはルーシィだけど…六魔将軍が、ドアの所に立っていた。
そういえば、このギルドに入るとかなんとかぬかしてたな…
「…貴様ら…六魔将軍の者だな?」
エルザの問いかけに頷いた4人。
少し様子は変わっているが、あの時の面影を彼奴らは残していた。
来たのはエンジェル、レーサー、コブラ(と変な蛇)、それと…
「…あぁ、僕はロメオ。ルーシィの旧友さ。」
ロメオ。なんかいけ好かねぇ野郎だなぁ。
「…ルーシィはどこだ?妖精の尻尾に入るために来たんだけど…」
どうやら、あの時の話は本当だったらしい。
ロメオは周りのをキョロキョロし始めた。
「はぁ、そんなことしてもいねぇよ。ここ1週間、顔を出してねぇ」
いけ好かねぇ奴でも、悪い奴じゃなさそうだ。
ルーシィを探しに来たんだし、居ないことを知って驚くかと思ってたが、あっさりしていた。
「フッ、そりゃそうだろうね。…だって、ここには“あの子”がいるもんね。」
ロメオの言葉にウェンディが反応した。
ルーシィが来ないのは、ウェンディに関係があるらしい。
俺はその時居なかったし、よくわかんねぇけど。
…でも、何でこいつがそんなこと知ってんだ?
「ルーシィの事好きな人、手ェ挙げろ。」
低いロメオの声で、六魔将軍と妖精の尻尾の間に火花が見えたような気がした。
ルーシィは好きだ。ナツ達は知らねぇが、俺はルーシィについていく。
ナツ達が来ねぇなら、敵になるだけだ。
「ふーん、居ないんだ…「俺、居るけど。」」
俺の言葉にびっくりしたロメオだったが、すぐニッコリと笑う。
あいつもルーシィが好きなのか、それは直感で分かった。
「…君、いいね。それで他には?」
ロメオが俺から視線を外したとき、か細い声が聞こえた。
みんなが一斉にウェンディを向く。
「あの、私も…あんまり話せてないけど、スキ、です…」
ウェンディはへらりと笑う。
少しわざとらしく感じるのは俺だけか?…いや、違う。
ロメオも冷めた顔でウェンディを見ている。
「だから、私も…「嘘つかないでくれるかな?」」
目が笑っていない黒い笑みを浮かべるロメオに、ウェンディは「ひっ」と小さく呻く。
そして、倒れそうになるウェンディをエルザが支えた。
「大丈夫か?」
「あ、すいません、エルザさん…」
「いや、礼はいらん。…お前、ここには入りたいのならば仲間意識を…」
エルザはロメオを睨む。
…そんなにウェンディが大切なのか?
今までの仲間を苦しめて新しい仲間を作る…
ルーシィもウェンディも、2人を仲間にするのが最高なんじゃねぇの?
「…皆の者、よく聞け。ルーシィ・ハートフィリアが正規L級魔導士になった。」
緊迫した空気をさらに緊迫させるじいさんの切羽詰まったような声。
内容がルーシィという事に、ギルドのメンバーは最悪だ、と言うかのように顔を歪めた。
「そこで、ルーシィをこのギルドのマスターとする。」
ーーーーーーーーー………
…は?ルーシィが、マスター…?
いやいや、それってなんか可笑しくねぇか?
「ルーシィはわしの実力を超えた…聖十の四天王すらも超えた。」
「ルーシィと動物、星霊の絆、あれは最高に美しいのじゃ。」
じいさんは目を伏せる。
じいさんを超える力って…どんだけ凄いんだよ、ルーシィ。
「…みんな、知らないの?ルーシィは…星姫なんだけどな?」
ロメオは、一人でニコニコと笑っているだけだった。
星姫(せいき)…それは、星霊魔導士の力を持つ王国の姫の事。
滅竜魔導士であれば竜姫(りゅうき)、滅神魔導士であれば神姫(みき)などと呼ばれる。
「星姫は相当珍しい。しかも今回は魔導士としての才能が大きかった。」
「だから王国の者であることを隠し、魔導士として生きてもらっていた。」
「…だけど、ルーシィはきっとこの世界に絶望したんだゾ。」
「ルーシィを魔導士として育てる契約…ルーシィが絶望した時、」
「王国に戻る決まりなんだゾ。ルーシィはもう既に2回、絶望しているゾ…」
ロメオはエンジェルに目配せし、説明をやめさせた。
…だが、何でエンジェル達が知っているんだ?
ロメオから聞いた、のか?
それにしては、何でも知っているような顔つきだ。
「六魔将軍は、ルーシィの幼少期、側近だった人。」
“俺は例外だけど…”
最後にそう付け足したロメオは悲しそうだ。
「…ルーシィはさ、妖精の尻尾の事、好きだったんだよね。だから俺らに入れ、って言った」
知ってるに決まってんだろ、んな事。
上手く言葉で表せないルーシィだけど、俺らの事は信用してくれていた。
「…ま、一部の人しか信用してなかったみたいだけど。その理由、今日見てよく分かったよ。」
ギルドの皆は俯いた。
ルーシィの事はどうでもいいんだろうけど、説教が気にくわないらしい。
誰一人喋らないなか、意を決して口を開けたのは…
「貴方はルーシィの過去を知っているのね?…お願い、教えて欲しいの。」
妖精の尻尾の看板娘、ミラ。
やっぱりな、思ったのはそれだけ。
だって…知っていたから。
ミラがルーシィの居ないカウンターを見て悲しそうに溜め息を吐いていたこと。
ロメオもミラはルーシィの味方だと分かったのか、ニヤリと笑う。
「ふぅん、教えてあげてもいいんだけど…」
「ロメオ、何言ってんだよ!」
「まぁまぁレーサー、落ち着いて。本人にも確認しないと。」
ロメオがウェンディを見たとき、俺の隣でウェンディが震えだした。
…なるほど、ルーシィの過去にはウェンディが関係あるのか。
「…ウェンディ、吐け。」
…今のって俺の声?
自分も周りも驚くほど、低い声が出た。
「えっと、グレイさん…?私は…」
本当に吐くのか?少し期待したとき、ロメオ達の後ろのドアが開いた。
「あれ、何であんた達…それに何でこんなに静か…」
ギルドに入って目に入ったのは六魔将軍と静まり返るギルドの皆。
いつも騒がしいし、今日も騒がしいしと思いながら来たんだけど…
きっとみんなはいい話をしてない。
だったら…あたしの話、とか?
「ルーシィ、来たんだね…」
丁度目の前にいたロメオはあたしの手の甲に口付けを落とす。
恥ずかしい気持ちと驚きから、あたしは挙動不審になる。
…心の中で。
「フフッ、怒らせちゃったかな?僕の姫。」
ロメオはにっこりと笑う。
それよりも、みんなが見てるから…嫌だ、とか思ったり。
「…別に。今のと“あれ”じゃ格が違う」
あたしはミラさんがカウンターに居るのを確認して、カウンターへと足を進める。
今日はギルドの人と茶番をするためにきたんじゃない。
ミラさんの料理を食べるため。
「…ミラさん、紅茶とモンブラン、頂けますか?」
軽く放心してるミラさんに問いかけると、彼女はすぐニコッと笑う。
『良かった、食べれるんだ…』
何だか安心して、肩の力が抜けてきた。
ふと、バッグの中のお菓子の存在を思い出す。
「そうだ、最近お菓子作りにハマって作りすぎちゃって…貰ってくれますか?」
「いいの?ありがとう…とっても美味しそう、フフッ。」
ラッピングされたお菓子を口元に寄せて笑うミラさん。
安心したように彼女を見つめるあたし。
そんなあたし達を見つめる周り。
……居心地が悪い。
あたしは近くにいたグレイの所に行く。
「…グレイにも。」
グレイには紅茶クッキーと栗のマカロン。
薄めの茶色と少し濃いめの茶色が互いを惹き立てていて、オススメの組み合わせ。
「あぁ、ありがとう」
グレイもミラさん同様、綺麗な笑顔で笑ってくれた。
次は…よし、六魔将軍。
まだドアの前であたしから一切目を離さない四人の元へ行く。
「これ、みんなの分。…キュベリオスの分もある。」
みんなに渡した後、期待の眼差しでいつめるキュベリオスの頭にポン、と袋を置く。
キュベリオスは目を瞑って身体にまきついてきた。
首あたりを一撫でするとキュベリオスは離れていった。
「マスターも、どうぞ。マスターには薔薇のクッキーとトリュフにしました。」
淡い水色の袋に、フェアリーテイルの紋章が入った袋を取り出す。
薄い水色の中で一際目立つ赤色の紋章。
…あたしが、大好きな紋章。
「おぉ、うまそうじゃ。…ありがとな、ルーシィ。」
マスターも予想通り、笑って受け取ってくれた。
他にはウェンディに用意している。
あたしがウェンディの方に体を向けるとナツは反応し、エルザがウェンディを守るように立つ。
悪いけど、ナツにあげるんじゃないし、危害を加えるわけでもない。
…グレイ、マスター、ミラさん、六魔将軍がどんな気持ちで見ているか分かんない。
緊張で胸が張り裂けそうになるけど、何とか堪える。
「……はい、桜ピール入りマシュマロ、苺のスノーボール風クッキー。」
思い出の桜、思い出の苺、思い出のマシュマロクッキー。
思い出の詰まった一袋をあげる。
…ねぇ、あたし、ウェンディともっと遊びたかったんだよ?
裏切ってなんかないのに。
「…あ、もう出来てる。」
前みたいにならないよう、感情を抑えてカウンターを見ると、もう出来上がっていた。
少し離れたこっちまでいい香りが漂う。
カウンター椅子に座ると、ミラさんは洗い物をしながら笑いかけてくれる。
「今日は張り切ったのよ。…みんなも、戻りな。」
何故か昔の怖いミラさんがチラッと見えて、みんなはそれぞれ話したりしていった。
だけど、あたしとミラさんの間に流れる空気は静かで、嫌われたか心配になる。
もしかして、もうバレちゃった?
「…ルーシィ」
「は、はい!」
突然かかったミラさんの声に驚いて声が裏返った。
ミラさんはいつもより元気がなさそうで、いい話じゃないことくらいすぐ分かる。
「…さっきね、ルーシィの過去、少しだけ聞いたの。」
“ルーシィの過去”
これを聞いた人はみんなあたしを嫌うだろう。
…でも、ミラさんの目からは冷たい視線が感じられない。
いつでも人の目を伺い、周りの人の胸の内を探ってきたあたしには分かる。
「貴女がお姫様って…本当?……って、何で泣いてるの?嘘、私のせい…」
「おいミラちゃん何やってんだよ…」
「グレイ、ルーシィが泣いちゃって…」
「いや、見ればわかるだろ。」
あたしの頬を冷たい涙が流れる。
氷が滑り落ちるように、次々と流れてくる。
「…ごめん。二人には、話しておきたいことがあるんです。」
『ーーー嫌ってもいいから』
…嘘だよ、嫌ってほしくなんかない。
けど…けどね、二人には話しておきたかった。…マスターにも。
「…マスターにも。」
「…わかったわ。マスター、来てもらえますか?」
ミラさんが声をかけると、マスターはこっちへやって来た。
あたしがいつもと違う空気に気づいたのか、深刻そうな顔つきに。
「…あたし、昔は虐められていました。」
裕福な家だったのと、よく笑う天真爛漫な性格。
それで、媚を売っているとか弱みに付け込んであの家に入ったとか噂されちゃって。
…今考えれば、周りから見て嫌な性格って分かるんですけどね。
そこで、あたしと同じように虐められていた子がいました。
あたし達は有名なお金持ち学園に通っていました。
彼女もそうでした。
…しかし、彼女はすこし貧乏な家庭。
理事長が親戚らしく、学費を引いていたらしいんです。
彼女は貧乏家庭だから、裕福な家庭の餌食に。
青い髪を汚しながら、泣いていました。
理事長と彼女の家庭の関係は他の人は知らない。
…だから、少し持っている財産が違うだけで、虐めていました。
「だいじょーぶ?」
あたしは、虐められても泣きませんでした。
『悔しいときに泣いたら、負けを認めることになるのよ。』
そう言って笑うお母さんの顔を思い出していたから。
青い髪の少女は最初こそ驚いていましたが、すぐに目をそらしてしまいました。
「わ、私、虐められてるから…近寄らないほうがいい、ですよ…?」
何かに怯え、自分を抑えている青い少女。
一緒にいたい、そう思ったのは幼いながらの勘だと思います。
「あたしも虐められてるのは一緒だし!ね、友達になろ!」
そう言ってあたしは手を差し伸べた。
少女は嬉しそうに笑って、あたしの手を取ってくれました。
「あたしはルーシィ!あなたは?」
「私はウェンディです。えっと、ルーシィ先輩…」
「ルーシィでいいよ!」
「えっとじゃあルーシィさん…」
あたし達が出会ったのは春、桜が満開に咲き乱れていたとき。
大きな万年桜が咲く丘だった。
そして、互いに名乗りあったときから、仲が縮まった。
一緒に遊んで、すごく楽しかった。
…だけど、二人とも同じ人を好きになった。
「大丈夫?」
いつものように殴られ、倒れていたあたし。
彼は、汚れたあたしに優しくしてくれた。
「うん、大丈夫…痛っ」
「…怪我してる。ほら、絆創膏。」
彼は星座の紋章が描かれた絆創膏を患部に貼ってくれた。
「はい、出来たよ。僕はロメオ、君は?」
「あたしはルーシィ!ありがとう、お兄さん!」
ロメオは少し年上だった。
ーーーーーあたしと同じように、ウェンディも助けられ、彼に惹かれていった。
「私…ロメオさんが好きになっちゃいました。」
ウェンディが発し言葉。
残酷な文に、あたしの思考が一時停止した。
二人も成長し、ウェンディは幼等部から小等部に。
少し大人になってきて、ロメオへの好意も大きくなってきた。
「そっか、応援するよ!」
ウェンディは勇気を出したんだ、あたしも言わなきゃ!
そう考えていたのに、嫌われるのが怖くて結局嘘をついた。
「…俺、ウェンディが好きだ。」
少しして、ロメから告げられた事実。
ーーあぁ、二人は両想いなんだ。
人生初の失恋に、あたしは視界が真っ暗になるのを感じた。
「それで、ウェンディと近いルーシィと付き合って、ウェンディと一緒にいたいんだ」
“そうすれば絶対に告白できるはずなんだ、お願い、付き合って!”
絶対、その言葉を信じてロメオと“表面上の”お付き合いを始めたんです。
それをウェンディに伝えたとき、彼女はすごく怒りました。
「ルーシィさん…裏切ったんですね?!」
彼女は涙を流した。…そんなの、当たり前だけど。
「ルーシィ、信じてたのに。」
彼女があたしから離れていく……
そう思ったあたしは必死に手を伸ばした。
「待って、ウェンディ…「最低。」」
涙が溢れ出る。
駄目、泣くのはウェンディじゃない…
その言葉が、あたしが聞いた彼女の最後の言葉でした。
家に帰ると、お母さんとお父さんが血を流して倒れていたんです。
……それは、今でも目に焼き付けられている苦しい現実。
「そ、んなぁ、お母さんお父さん、お母さぁぁああぁん!」
そこでふと見つけた手紙。
そこにはお母さん達からあたしに向けてのメッセージが綴られていました。
“ルーシィへ”
この家は、もう駄目みたい。
最後にあたしの星霊の鍵をあげます。
あなたならきっと星霊のみんなと生きていける。
…あなたは、そんな真っ直ぐな子でしょ?
レイラ、ジュードより
封筒には3つの鍵が入っていた。
鍵を見て更に涙が溢れそうになったとき、後ろでドアが開いた。
「お父さん、本当に殺ったんだぁ。フフ、いい気味だわ。」
青い髪をなびかせながら入って来たウェンディ。
彼女の家は最近勢いを増した有名財閥に。
「…ウェンディ、あんたがこんな事を…?」
「そうよ?ロメオを奪ったのが悪いんだわ。」
テーブルの上に置かれていた苺のタルト。
…多分、お母さんがあたしのおやつに作ってくれたタルト。
それをウェンディは床に落とすと、グシャッと踏み潰した。
『ざまぁみろ』
最後に一言告げると、ウェンディは去っていった。
…それから、あたしは星霊界で暮らしていた。
ーーーーーーーーーー人間なんて、ろくなもんじゃない…
ウ・ウウウ・ウェンディ!?そんなにロメオラブなの!?
341:林檎◆JU:2016/03/23(水) 23:09 ID:nNU 「なに…?あの女…」
私はヤヨイ。ヤヨイ・ミルキーローズよ。たった今グレイ君にフラれたんだけど、私よりもブサイクな瓶底メガネ女とグレイ君が仲良く喋ってる!
「許せない…、許せない…!」
私から2度も大切な人を奪った瓶底メガネ女が許せない!
瓶底メガネ女は私と同じ時期に留学して来た。私と瓶底メガネ女は元同じ中学で…ここだったらあいつとは離れると思ったのに!あいつもここを選ぶなんて!
「見せてやるわ、私の力を…」
翌日
「ルーシィさん」
「ん?なに」
私はルーシィさんを誰もいない教室に呼び出した。そして、ナイフを取り出す。そして、体を自分で傷つける。
「なにやってるの!?」
あいつが近づいて来たら、ナイフをあいつの手に取らせて…
「きゃあぁぁぁ!!」
叫ぶ。
ガラガラ!
「なんだ!?」
あ、グッドタイミング。グレイ君じゃない。
「グレイ君…、助けて…!ルーシィさんが私グレイ君に告白したのが気に入らなかったって…ナイフで襲ってきて…」
「グレイ君…、助けて…!ルーシィさんが私グレイ君に告白したのが気に入らなかったって…、私を襲ってきて…」
呼び出した子が涙を流しながらグレイに言う。
何言ってるの?あたしは何もしてない!
「金髪…」
グレイがあたしを軽蔑する目で見てくる。違う、あたしじゃないって言わなきゃ…
「グレイ…!あたしじゃない…!あたしは何もしてない!」
「ウソよ!この傷とナイフが証拠よ!」
あたしの手元を見ると、あの子のナイフを握り締めていた。
「違う!これは…」
スパァン!
一瞬の出来事で、理解するのに時間がかかった。あたし、グレイに打たれたんだ
「いい奴だと思ったオレがバカだった。こんなことすんなら家出てけ。それとオレの前に姿を現すな」
それだけ言うと、グレイはあの子を抱えて出て行った。
プルルル プルルル プルルル
「もしもし…」
『あ、ルーシィか?オレ明日海外行くから。いい仕事が見つかったんだ。』
相手はスティングだった。
「そう…。いってらっしゃい」
『何かあったか?』
「別に!ただ、スティングと会えなくなるな〜って」
さすが兄。勘が鋭い。
「うん。いってらっしゃい」
『たくさん金稼いで早く家に戻ろうな』
「うん。ローグは?」
『置いてく。必要だったら呼ぶわ』
「わかった。」
よかった。ローグは残るんだ
やだやだヤダヤダヤダーーーーーー
グレイえお騙すとかそれでも本当にグレイが好きなの?って感じ!!!
うざ〜い〜。ルーシィは悪くないし!ってかジュビアてめぇ出てこいや!
こんなんだからルーシィが苦しむんだよ!どこいんだてめぇはよ出てこーーーいーーーーーー!!
今どーやってジュビア出そっかな〜って悩んでるww
なんか案ない?
違う学園のイケメン(彼氏)とデートしてる所をグレイかルーシィが発見…みたいな?
346:林檎◆JU:2016/03/24(木) 21:14 ID:nNUなるほど!そのお相手はリオンでいいや
347:林檎◆JU:2016/03/24(木) 21:56 ID:nNU 「ウッ…ウッ…グスッ…グスッ」
静かな教室はあたしの声を響かせた。
1人だ。スティングもいなくなる
こんなときはあいつの家に行こう。
親友・ローグの家に行こう。
というわけで、あたしは超高級マンションにいる。何故なら、ここにローグが住んでるから!
ピンポーン ピンポーン
…出てこない。合鍵持ってるけど、いなかったら…
ピンポーン ピンポピンポ ピンポーン
「うるさい!…なんだルーシィか」
「おじゃましまーす」
「おい!勝手に入るな!」
ローグの家に入ると、ソファにどっかり座ってココアを作るよう頼む。
「それで、何があった?」
「え?」
「お前がアポ無しで来るときは大抵スティングと一緒だろう。しかし、今日は1人だ。」
さすが親友。勘が鋭い。隠しごとはできないわね
「というわけなの…」
あたしは今日あったことを全てローグに話した。話し終わると、ローグは険しい顔をして写真を取り出した。
「これは…」
「お前がこの間持ってきた前の中学のクラス写真だ。お前が言っているのはこいつだろう。」
指差した人を見ると、団子鼻で一重でまんじゅう顏の女の子だった。
「え、この子ってローグの元カノの…」
「ヤヨイだ。こいつも留学したんだろうな」
「ええ!?全然顔が違うわよ!?」
「大方、整形でもしたんだろ。」
団子鼻って笑える…w
349:林檎◆JU:2016/03/25(金) 11:18 ID:nNU 「しかし、こいつが他の男に目移りするとはな…」
「え、なに?自惚れ?」
「違う!オレとこいつ、別れたんだ。」
あたし、ヤヨイちゃんと同じ中学だったのに全然知らない…
「別れても、ずっと連絡してきたからな」
「まさかの無視?」
「そうだ。オレとあいつが別れた理由、知っているか?」
「ううん、知らない」
そういえば、ヤヨイちゃんとローグが別れたのってあたしとローグが仲良くなった頃よね?
「お前と仲良くするな、そう言われたんだ」
やっぱりー!嫉妬よ、嫉妬!
「それで、ルーシィと仲良くすることを許さない女とは付き合えない、と言って別れた」
「ということは…!?」
「お前に恨みぐらいあるだろうな。まあ、元から好きというわけではなかったが」
あんたのせいか!そりゃー、彼氏が他の女と仲良くしてたら恨まれるわ!
プルルル プルルル
すると、ローグの携帯が鳴った。
「もしもし…。スティングか」
「どうしたんだ。海外へ行くのは明日だろう」
『お前も来れねーか?厄介なことに首突っ込んじまった』
「…どのくらいで帰れる?」
『そうだなー…、早けりゃ3日…遅けりゃ1週間ちょいってとこだな』
「了解」
「ルーシィ、スティングが厄介なことに首を突っ込んだらしい。オレも海外へ行くことになった」
「ええー!そんな…!家に泊めてもらおうと思ったのに」
「…合鍵あるだろ」
…ということは!?
「勝手に寝泊まりしてもいい。オレとルーシィの仲だろ。」
やったー!まあ、確かにしょっちゅう寝泊まりしてる仲だけど。だから、あたしとスティングの部屋みたいななのがある
「カードを置いておく。食材を買え」
「出ました!金持ちローグの魔法のカード!」
「お前の家ほどではない」
そう言いながらローグは机に何でも買える魔法のゴールドカードを置いて家を出た
思いつき
あたしは暗殺者
人の命を奪うのが仕事
「やめて!この子だけはッ…!」
あたしは命を奪うとき、仮面を付ける
あたしの感情を隠すために
「いやあぁぁ!」
血で真っ赤になった小さな女の子
あたしはそっと、仮面を外す
「ウッ…ウッ…」
そして、静かに涙を流す
こんなとき、
あたしに感情が無ければいいのに
と、思う
「ごめんね、ごめんね…」
謝ってからあたしは次なる目的地へ
足を進める
次の目的地は
魔導士ギルド・フェアリーテイル
ターゲットは
グレイ・フルバスター
ナツ・ドラグニル
ウェンディ・マーベル
フェアリーテイルについたのは深夜
これはかなり好都合
人目につかづ、殺しができる
入ってみると
見ーつけた
青い髪の毛 見ーつけた
あの子はウェンディ・マーベル
あたしは仮面を付けて
そっと背後に忍び寄る
そして、ナイフをふりかざす
「ウッ…!」
青から紅に変わるターゲットは
透明な涙を流して、息絶えた
あたしは建物から出て
次なるターゲットを探す
しばらく歩くと、見ーつけた
桜髪 見ーつけた
こいつはナツ・ドラグニル
正面からナイフを突き刺す
心臓に刺さるように、狙いを定めて
桜が紅に染まるターゲットは
笑っていた
あたしは最後のターゲットを探す
最後はグレイ・フルバスター
しばらく走ると
水色の髪の毛と黒髪を見ーつけた
水色の髪の毛の女はあたしに気づいた
「グレイ様!」
どうやら、ターゲットを守るらしい
だけど残念
あたしからは守れないし、逃げられない
水色の髪の毛の女の首をナイフではねる
キレイな水が血の池になっちゃったね
「ジュビア!」
最後のターゲット 見ーつけた
あたしは不意にターゲットの目を見た
キレイな黒目…怒りが現れている
惚れた
こんなキレイな目は見たことがなかった
だけど、あたしは殺らなければならない
サヨナラ、初恋
コンニチハ、地獄
黒髪の舌を切る
黒髪はずっとキレイな目のまま
死んでいった
キレイな死顔
あたしはそっと仮面を外して
泣いた
「ごめんなさい…!ごめんなさい…!」
謝ってもムダなこと
知ってる
あたしは黒髪の唇に
あたしの唇を重ねた
そして仮面を付けて、歩み出す
あたしは数多くの命を奪ってきた
奪った奴の顔なんて
覚えていない
だけど、フェアリーテイルの黒髪の男は
忘れられない
あたしがもし、汚れてなかったら
フェアリーテイルにいたのならば
『何か』が変わっていたのかもしれない
「本当、感情って邪魔よね」
あたしは出会ってはいけない感情に
出会ってしまった
その感情の名は
『恋』
絶対に出会ってはならない感情
その感情を押し殺すために
仮面をつけて、暗殺する
仮面をつけて感情を隠す
それがあたしの生き方だ
−−−−−−−−−−−−
「あたしが汚れて、誰かが救われるというのなら、喜んでこの手血に染めましょう」
あたしは殺す
殺して紅に染まる
あたしが汚れて
誰かが救われるというのなら
完結
ルーシィーーーーまさかの暗殺者…
355:林檎◆JU:2016/03/25(金) 17:17 ID:nNUナツとルーシィとグレイが銀魂の真選組の格好してる画像見つけた!
356:林檎◆JU:2016/03/25(金) 18:03 ID:nNU とりあえず、荷物を取りに家に帰った。
「ただいまー」
「ルーーシィーー!!」
帰ると、ギルダーツが駆け寄って来た。
「ルーシィお前、どこ行ってたんだ?担任に何も言わずに早退しただろ!」
忘れてた!あたしってばショックすぎてギルダーツに何も言わずに早退したんだった!
「どこ行ってたんだ?」
ギルダーツ!黒いオーラが見えます!
「ローグの家に行って…ました…。遊んでました…」
「ローグの家だとー!?おまっ、あれほどローグの家に行っちゃダメって言ってんのに!」
「ローグの家行ったらいずれ妊娠するぞ!」
しないわよ!確かに昔は女遊びが激しかったけど、今はもう遊んでないし、あたしには絶対手は出さないわよ!
あたしは言ってやった。
「ギルダーツうざい!パパみたい!」
「パ・パパァ!?」
ショックで撃沈してるギルダーツを飛び越えて、自分の部屋に向かう。幸いなことにナツ達は部活。ギルダーツ以外誰もいない!
あたしは自分の荷物をまとめると、家を出た。ギルダーツはショックで気絶してたから踏んだ。
「金持ちローグのお家に住むのー」
歌を歌いながらローグの家に入る。ローグの家のことなら何でも分かるわ!
「…明日から学校…、どうしよう。」
それより!家に電話かけとこーっと
『もしもし?あたし、ルーシィ!これからローグの家に住みます!お世話になりました!』
誰もいなかったから留守電。これで新しい生活が送れる!
>>355よし、その画像全力で探してくる!
358:林檎◆JU:2016/03/25(金) 19:20 ID:nNUナツルーグレって検索したら出てくるよ。ちなみに、愛しのルーたんが沖田のアイマスクしてる。萌えーーー!!!!
359:林檎◆JU:2016/03/25(金) 19:36 ID:nNU 留守電を聞いて安心したギルダーツは、朝早くからルーシィのために弁当を作っていた。
「ナツ!これルーシィに渡しといてくれ。食うんじゃねーぞ」
「分かってるー。いってらー」
ギルダーツは今日は職員会議でいつもより早めに出る。
「スティングは海外かぁ〜。いいなー、オレも海外行きてー!」
「君じゃムリじゃない?英語もロクに話せないんだからさ!」
「言えるわ!アイム・ハングリー!」
「どうせそれだけだろう!」
「うるっせー!」
ナツとロキがケンカを始めた。グレイは無視して味噌汁をすする。
「ごちそーさん。オレ先に行っとくわ」
「え、はえーな!彼女か?」
「ちげーよ」
「ヤヨイちゃんでしょ?学校1カワイイっていう」
「ヤヨイちゃんが彼女かー!」
「ちげーって!」
グレイは家を出た。外にはヤヨイを待たせているから。
「グレイ君!おはよう!」
「ああ、はよ」
「ごめんね、グレイ君。こんな朝早くから…」
「いいよ、別に」
「いつルーシィさんに狙われるか分かんなくて…」
「ずっとそばにいてね?守ってね?」
「ああ。」
とりあえず、適当に流しながらグレイはヤヨイと学校に向かった。
続きがめっちゃ気になる…
361:みかん姫:2016/03/25(金) 19:55 ID:BUI361!今日はあったかいけど、「361」って寒いとも読めるね〜
362:林檎◆JU:2016/03/25(金) 20:03 ID:nNU 「グレイ君、先に行ってて」
「? わかった」
グレイ君に先に教室に行っといてもらい、私は中庭の茂の中から袋を取り出す。この中にはね、フフフ…
ルーシィside
学校につくと、あたしはいつも通り、靴箱を開けた
「っっ!?」
そのままバンッと閉めた。きっと顔は青ざめている。
何と、中には数匹のゴキブリの死骸があった。あたしはゴキブリが大の苦手…
あたしは上履を履くことを諦めて、事務室にスリッパを借りに行った。
「ふふっ、いい気味…」
「おはよー」
「あ、ルーシィ!」
あたしが教室に入ると、クラスのみんなが(グレイ以外)が駆け寄った。
「ヤヨイちゃんのことなんだけど…。あれ、絶対に自作自演よね?」
うっ、もう噂になってるのね…。みんななら、信じてくれるよね?
あたしは全部話した。グレイがあたしを打ったこと以外。
「ひどい…。ルーシィは何も悪くないじゃない!」
「オレは見たぜ」
すると、グレイが立ち上がった。
「ルーシィがヤヨイちゃんを傷つけてるところか?」
エルザはあたしを守るように立ってグレイを睨む。
「いや、傷つけてるとこは見てねーけどそいつは確かにナイフを持ってた」
「そんなの、証拠にならないわ」
ミラちゃんもエルザ同様グレイを睨む。
あたしはその場に居づらくなり、駆け出した。目指すは屋上!
バンッ!
屋上は誰もいない。そりゃそーよね。いつもなら鍵をかけるもん
「…スティング…!ローグ…!」
あたしは1人で涙を流した。
他人に見せたことがない、あたしだけか知ってる涙を
今日、グレイ君のクラスは昼休み前に体育…。その隙を狙って、フフフ…
涙が落ち着いてきたあたしは教室に戻る。もう昼休みだった。戻る途中にヒソヒソ言われたけど、全部無視した。あたしじゃないのに…
「ルーシィ!ギルダーツが弁当だって」
「え…?あ、ありがとう…」
ナツからお弁当を受け取る。開けてみると手の込んだ料理だった。
今日は職員会議だから朝早いのに…!あたしのために…!
「すごいな、ルーシィのお弁当」
「本当!いいわね〜」
「いくらミラちゃんでもこれはあげられないわ!だって、大切な人が作ってくれたんだもん」
おかずを口に入れると変な味がした。でも、残すのは失礼よね?だから、あたしは残さずに食べた。
「ふぅ〜。お腹いっぱーい」
「うふふ、ルーシィ。はしたないわよ」
「えへへ…。…うっ!」
「「ルーシィ!?」」
あたしは強烈な吐き気に襲われた。
「大丈夫!?」
「大丈夫…。ちょっとトイレ行ってくる…」
「大丈夫かしら…?」
「顔が真っ青だったぞ」
エルザが弁当箱を持ち上げると、ツンと鼻をつく匂いがした。空っぽになった弁当箱にグイッとエルザが顔を近づけてみる。
「こ・コレは…!」
ヤヨイめっちゃくちゃ悪やん!あー早くルーシィ結ばれて〜
365:みかん姫:2016/03/25(金) 21:02 ID:BUIゴキブリとか絶対無理!気持ち悪いやん…
366:◆Ds:2016/03/25(金) 21:24 ID:nNU 「どうしたの、エルザ」
「ミラ!これ、薬品の匂いがする!」
エルザの言葉にミラは目を開く。グレイはヤヨイのクラスで弁当を食べている。
そして、ミラはは匂いを嗅いでみた。
「確かに薬品の匂いね」
ミラの言葉にクラスが騒がしくなる。そのとき、ギルダーツが入ってきた。
「どうしたんだ、みんな騒いで」
「先生、大変なんです!ルーシィが食べたお弁当から薬品の匂いがして、ルーシィが真っ青になって教室を飛び出しんたんです!」
ミラ言葉にギルダーツは眉を顰める。そして、ルーシィの弁当を受け取り、匂いを嗅ぐ。確かに、薬品の匂いがした。
「ルーシィ、このお弁当大切な人に作ってもらったからって、全部食べたんです!」
その言葉にギルダーツは目を開く。
(なんで薬品なんかが入ってやがんだ。…ちゃんとオレが作って詰めたのに…薬品なんかが入ってるわけねぇ)
「おい、ルーシィの噂あるだろ」
「先生も知ってるんですか」
「ああ…。職員室ではその話題で盛り上がっててな。まあ、あんなことオレやマカオ、ワカバは信じてないけどな。…お前ら、ルーシィから本当のこと聞いてんだろ?教えてくれ」
ルーシィはトイレに駆け込んで、胃の中が空っぽになるまで吐いた。口をゆすいで、フラフラになりながらも歩く。
(まさか、ギルダーツが…)
一瞬嫌な考えが浮かぶ。ルーシィは頭を振って追い払う。
↑私!
368:みかん姫:2016/03/25(金) 21:33 ID:BUI 違うよルーシィ、ヤヨイだよ!ヤヨイに決まってんじゃん!
だーもう!グレイ信じらんない!女は嫌いなんじゃなかったの?!
何、何なの?何で振った女と一緒にいんの?ジュビアは?!
ジュビアどこいったぁぁぁー!
視界がグラグラしながら歩くルーシィ。でも、午後の授業は受ける気が起きなくて、カバンを教室に置いたまま校舎を出た。
中庭を通ったとき
「にゃぁ〜」
と猫の鳴き声がした。そちらを振り返ると、ルーシィが留学してきた日にふらりと現れて、学校で飼っている青猫がいた。ルーシィが可愛がっていて、ハッピーと名付けた猫だ。
ハッピーに近づいてみて気づいた。
「ケガ…してるの…?」
青い毛に覆われたハッピーの前足が血で真っ赤になっている。フラフラになりながら急いで駆け寄って傷をみる。それは故意的につけられたような、刃物で切られた傷だった。
(あたしの大事なハッピーにまで手を出しのね、あの女…)
自分のせいで大好きなハッピーを傷つけてるしまった。自分のスカーフを外して手当てする。
そしてごめんね、と謝ってルーシィは校門へ向かった。
しかし、1番会いたくなかった人に会ってしまった。
「金髪…」
「………」
「もう1度言う。2度とオレの前に顔を見せんな」
ルーシィはボーッとする頭でグレイに言われた言葉の意味を必死に理解した。それだけ言うと、グレイは去って行った。
みるくてぃコラァ
てめー、ヤヨイになんか言うのはいいけどなー(←おいww)自分の小説書けやー
私、楽しみにしとるとー
最近ハマってる漫画(アニメ)とカップリング(またはコンビ名など)
フェアリーテイル
ナツリサ・グレルー・リオジュビ・ナツルーグレ
NARUTO
サスサク・ナルヒナ・7班
銀魂
沖神・銀神・高神・ドS三人娘
鬼灯の冷徹
鬼香・鬼香白
ワンピース
ルナミ・ルナゾ・ローナミ
暗殺教室
カルカエ・渚カエ・鳥イリ・前ひな
名探偵コナン
コ哀・新志・快哀・快青
アイカツ!
直いち・瀬名あか・ソレイユ
みんなは?教えてねー
すまん、↑私ぞよ
373:みかん姫:2016/03/26(土) 10:05 ID:BUI フェアリーテイル
グレルー ナツルー ロメルー(=ルーシィ受け。)
暗殺教室
渚カエ 鳥イリ
七つの大罪
メリエリ バンエレ
ポケモン
サトセレ
銀魂
沖神 高杉(単品で。)
ショウバイロック!(バンド名)
BUD VIRGIN LOGIC(略してBVL)
シンガンクリムゾンズ
ラブライブ!
BIBI(ビビ・ユニット名。まきえりにこ)
南ことり(単品)
A-RISE(アライズ・ユニット名。特に優木あんじゅちゃん!)
>>370そっすよね。自分、頑張るっす!
「…何で、何で…ミラさん泣いてるんですか?嫌いになったでしょ、あたしの事…!」
話し終えたとき、ミラさんを見た。
彼女は俯いていて顔がよく見えないけど、涙がポタポタと零れ落ちていた。
あたしへの絶望の涙かもしれない。
「そんなわけない(だろ)!」
突然グレイとミラさんが叫んで少しびっくりする。
何だろう、なんか心の奥がじんわりする…
「ルーシィも悪いかもしれない…けど、本当の親友なら受け入れるべきだったと思う!」
「自分を平気で傷つける奴を、親友と呼ばなくていい」
二人はあたしの欲しかった言葉をくれる。
…もし、お母さんに話してたら、この言葉を貰えたかな?
「…ありがとうございます。それであたし、このギルドを辞めたいと思います。」
あたしの言葉に、今まで静かだったマスターも反応した。
なんか今あたし、感情的になってるな…
「ここにあたしの居場所はない。だから、新しいギルドを作るんです。そのためにL級になったんですから。」
あたしを受け入れてくれる場所が欲しかった。
みんなで笑い会えるような、温かい家が。
ここには想い出がある。
きっと新しいギルドに入っても作れない想い出が。
蔑まれてきたけど、それでも大事な家族だった。
…頭に浮かぶのは、グレイの顔。
ロメオとグレイは何だか似てる。
だから、ロメオの事を好きか考えたとき、迷ってしまった。
……だけど、今ならはっきり言える。
「それじゃ、準備があるので行ってきます。…召喚・紋章士メリエル。この紋章を消して…」
「っはーい♪」
メリエルの細い指、白い手で紋章が消えていくのを見つめる。
悲しい。悲しいけど、あたしは悲しくない。
ーーーーーそうでも考えないと、皆を思い出す。
「…終わったよ、バッイバーい♪」
メリエルが消えたところで、もう一度お辞儀をする。
…本当に、辞めるんだな。
「待って、ルーシィ。私…さっきルーシィの涙を見て、貴女に近づけたんだって思ったの。」
「…俺も。ルーシィ一人だとこれから大変だろ?」
「俺ら(私達)も行く。」
今までのどんな言葉より、あたしの心に染み渡ったその言葉。
あたしは多分、この言葉をずっと求めていた。
「…うん、ありがとっ!」
でも、この二人だけじゃない。
あたしには味方がいる。…多分だけど。
「ロメオ、エンジェル、レーサー、コブラ、ウェンディ!来てもらってもいい?」
急展開キターー!!!!((o(*゚▽゚*)o))
ミラ最高!グレイ最高!六魔最高!!
「何だい、ルーシィ。」
「え、ルーシィ…泣いてるゾ!?」
「うん、ちょっとね…」
ウェンディをチラッと見ると、少し悲しそうだった。
…まだロメオのこと、好きなのかもね。
「あたしはここを今日で辞めて、新しいギルドを作るの。…一緒についてきてくれる?」
前にいる皆、さっきのグレイ達みたいに目を見開いていた。
…なんか笑えちゃう光景ね。
「…何があったのかとかも聞かない。僕はルーシィについて行き、守るよ。」
「エンジェルも、昔みたいになりたいゾ…」
「俺らは全員一致だよな、コブラ?」
「…あぁ。キュベリオスも喜んでるだろ」
大体の人が賛同するなか、反対したのが一人いた。
「…あたしはウェンディが良いって言うまでついていかないわ!」
…あ、これは反対じゃないかな。
その白いハッピーは女の子らしい。一言で言うと、可愛い。
「…ウェンディは?」
あたしに声を掛けられるとは思ってなかったのか、肩を大きく揺らした。
…来ない可能性のほうが高いけど、もう一度信じてみたい。
「私は…」
ためらうウェンディ。
数秒経つと、決心したように息を吸い、声を出した。
「私は、ルーシィさんと一緒に行きます。」
ーーーーー……一瞬、耳を疑った。
こんな答えが返ってくるとは思ってなかった。
「…ありがとう。場所はもう確保してあるの。」
歩き出そうとするあたしに声がかかる。
「…待てぃ、ルーシィ。わしら妖精の尻尾も力を貸す。何かあったら連絡するのじゃ。」
「……ありがとう、マスター。」
声だけで伝わるよね、きっと。
あたしは振り返らずに歩き出した。
後ろに仲間がいることを感じながら。
林檎ありがとう(*^◯^*)
いろんなとこで小説書いてるから時々こんがらがる…
ルーシィは行く宛もなくて、虚ろな目で彷徨い歩く。小さな誰もいない公園に辿りついたとき、ルーシィの意識は途絶えバタンと倒れてしまった。
「本当にちょっとは心許してたんだぜ」
遠くなったルーシィの背中に呟くグレイ。教室に帰るかと思い踵を返すとグレイの視界に青い物体が見えた。ハッピーだ。
「おい、青丸なにしてんだ」
もちろん、ハッピーは青丸という名前じゃないので反応しない。グレイがハッピーに近づくと前足が赤くなっているのに気づいた。
「ケガ…?」
そしてそこに、女子生徒が身につけるスカーフが巻いてあった。
「にゃぁ〜」
「そういえば、金髪のやつスカーフしてなかったな」
グレイはしゃがんでハッピーの傷を見る
「これ、刃物で切られた傷じゃねーか」
グレイはまさかルーシィか?と思ったが、だったら手当てしねーよな、と思い直した。
「グレイ君、授業始まるよ」
「こいつ、ケガしてんだ」
「そんなのどうでもいいから、早く行こ」
グレイはヤヨイの言葉に目を開く。ヤヨイはグレイの腕を引っ張る。しかし、グレイはヤヨイの腕を振り払った
「グレイ君?」
「あ、いや、何でもねー。つーか、オレのことはほっとけ。別に付き合ってる訳じゃねーんだから」
「でも、私1人になったらルーシィさんに何かされそうで怖くて…」
そう言って泣き出したヤヨイ。グレイは溜息をついて、ヤヨイを慰める。
鬼分かる〜!!
380:みかん姫:2016/03/26(土) 10:52 ID:BUI えールーシィの背中遠くなったんでしょー?!
振られた男に助け求めるとか、未練がましいよ、ヤヨイ。
言ったんなよ、それ´д` ;
ヤヨイを侮辱するんやったら、もっと強く行こー!!!笑
え、いいの?じゃ遠慮なく。
ルーシィみたいな心のの綺麗な女神が、人をいじめるわけねぇだろ!
ふざけんなよふざけんなよてめぇ!
つーかさ、うちの大好きなルーシィをいじめた罰は重いんじゃぁ!
ギルダーツはローグの家に来ていた。ルーシィが心配だったのだ。
ピンポーン
「ルーシィ、いるか?」
扉に手をかけると、鍵がかかっていない。入ってみると、どこにもルーシィの姿はない。今の時刻は夜10時。携帯も繋がらない。
すると、玄関の扉が開く音がした。ギルダーツは急いで玄関まで行く。
「ルーシィ!…じゃねーのか…」
ギルダーツを探していたのか、ルーシィを心配して来たのか、ナツ達だった。
「ルーシィ?いねーのか!?もう10時だぞ!」
「それは心配だね。僕も探すよ!」
出て行こうとする3人をグレイは制した。
「お前ら心配しすぎだろ。今頃の中学生はこのくらいの時間まで遊ぶさ。だから帰ろうぜ」
「ま・まあ、そうかもな…」
「でも、携帯繋がんねーんだよ!連絡ぐらいくれてもいいだろ!?」
ギルダーツはグレイの胸ぐらを掴んで言う。グレイは無表情でギルダーツを見る
「どうしてそんなに焦ってるんだい?」
ロキが2人を引き離した。
「…あいつの兄貴にルーシィを頼まれるとき…聞いたんだよ」
「何を聞いたんだ?」
「詳しいことは言えねーが、あいつの親父と兄貴は日々、命のやり取りをするような危険なことをしてんだ…」
「ヤクザか何かかい?」
「違うが、まあ似たようなモンだ。それで、ルーシィは敵の奴らに誘拐されて殺されかけたのが何度もあるんだと…」
ギルダーツの言葉に3人共目を開いた。
だからスティングはルーシィに1人暮らしはさせなかった。そして、信頼できるギルダーツに預けた。
「もしかすると、ルーシィのやつ…」
そうギルダーツが言うと、グレイはバッと家を飛び出した。ナツもロキもギルダーツもそれに続く。
やばいwwwwwツボったww
385:みかん姫:2016/03/26(土) 14:21 ID:Rs6何に!?
386:林檎◆JU:2016/03/26(土) 14:40 ID:nNU みるくてぃのヤヨイへの侮辱がwwwww
こーゆーの大好きww
人の困り顔とかやばいwwwww
なんかめっちゃ分かるw
1階はおしゃれなカフェで、2階がギルドになっている。
少し奥に行けば丘があり、その隣に神秘の森と呼ばれる森がある。
街から少ししか離れてないのに、近くに建物がない。
ここまでの道は花が咲き乱れている。
………そんな所に、あたしたちのギルドが。
「すげぇな、この豪邸…」
「大っきい…」
「あ、ミラさん達は見るの初めてですね。ここはあたしの家なんです。」
何年振りに来たんだろう…
空気も澄んでいるし、景色が良いこの家はあたしが大好きな家。
「ルーシィは、ここでいいの?」
「…はい。乗り越えないといけないですもんね。」
いつまでも引きずってちゃいけないし、仲間もいるし!
乗り越えられる、って信じてる。
「でもルーシィ、昔はこんなんじゃなかったよね?」
「あ、ロメオ気づいた?1週間前から頼んでおいたの。バラ園も見れるのよ。」
みんなが顔を輝かせるなか、浮かない顔のウェンディがいた。
…何でだろう、罪悪感を感じてるのか、何なのか…
「ルーシィさん…」
「ど、どうしたの?」
やっぱり緊張しちゃう。
ウェンディは小さく「あちらへ行きましょう」と言ってきた。
それにあたしが頷くと、二人で歩いて行った。
「ルーシィさん、本当にすいませんでした!」
「…やっぱり、言うと思った。確かに辛かったよ?褒めてくれる人もいなくなって…だけど、そのおかげで星霊と一緒に居られるし、大切なものの存在を大きく感じた。」
「だけど、」
「そう、ウェンディは殺人者。それは変えられない。…だけど、その原因をあたしは作っちゃったの。それに…ウェンディが殺らなくてもお母さんたち…いずれ死んでたから。」
心のなかにはまだ許せていない自分がいる。
だけど、もう一度やり直したい。
それを強く感じるから、あたしは和解しようと思う。
「もう一回、親友になってくれる?」
「…私こそ、よろしくお願いします!」
何だか気が抜けて、気づいたらあたしとウェンディは抱きしめ合っていた。
「私、ずっと謝りたかったんです!大切だったのに、自分を忘れて…しかも、我を忘れてじゃ済まされない事まで…!本当は、ルーシィさんがロメオ君を好きな事、最初から知ってた…!だけど勇気がなくて、結局自分が可愛くて…素直に喜べなくて…」
「ちょ、待って、知ってたの?!」
「え、はい…」
うわうわうわうわ、バレてたんだ…
なんか今更ながら恥ずかしい。
「ま、そういうのを乗り越えて、親友っていうのよね!」
「私も、そう思います!」
ウェンディの笑顔につられてあたしも笑顔になる。
こういう親友を、望んでた。
間違えたなら、やり直そう。
幸せな皆の笑顔を守りたい。
ーーーーーーあたしも心から、笑えてるよね!
ハァハァと息を吐きながらグレイは夜道を走る。
(金髪のやつ…どこにいんだ…)
足を休めことなく、グレイはルーシィを探し回る。すると、暗闇の中に青い物体が浮かび上がった。目を凝らすと、それは学校にいるはずのハッピーだった。
公園の前でにゃ〜にゃ〜と鳴いている。グレイは急いでハッピーに近づく。
「おい、お前なんで…金髪?」
ハッピーの側にルーシィが倒れていた。
「おい金髪!!!」
身体を揺すってもビクともしない。でも息はしているようだ。グレイは急いでルーシィを背負った。
「こいつのことは、オレが連れて帰るから心配すんな」
つぶらな瞳で見つめるハッピーにそう言って、自分の家へ向かうグレイ。
「金髪!しっかりしろ、金髪!」
グレイは必死に背負っているルーシィに呼びかける。
「た………く……しい…」
すると、ルーシィの口が開いた。グレイの耳元にあるルーシィの口。弱々しい声で、ちゃんと聞き取れない。
「金髪!?」
「た…けてく…しい…」
グレイは心臓を鷲掴みにされたような気分になった。上手く息ができない。
助けて、苦しい
弱々しい声だったが、グレイにはちゃんと聞こえた。
(オレ、こいつのことこんなに追い詰めてたのか…)
グレイは顔を歪ませて、眉を下げる。
(金髪…ルーシィ)
縁結びの青い猫(*^◯^*)
ハッピー、そのままグレイとルーシィを…ウヘヘ
「ルーシィ?」
もう一度、ルーシィを呼ぶ。しかし、返事がない。どうやら寝言だったようだ。
グレイはルーシィの顔を見る。
瞼が閉じられていて、目尻からスーッと涙がつたっていた。
グレイは顔を歪ませ、眉を下げる。
(ルーシィ…)
家についたグレイは取り敢えずルーシィを部屋に寝かせようとルーシィのドアのぶを握ろうとした時、ルーシィが目を覚ました。
「起きたか?」
ルーシィは自分がグレイに背負われていることに気がついて、慌てて降りようとする。しかし、グレイがしっかりとルーシィの足をつかんでる。
「離してよっ!」
「嫌だ。オレはお前に…「あんた何がしたいの!?あんたがっ、もう顔見せんなって言ったくせにっ、…何で…っ」
ルーシィはグレイの背中で暴れて、無理矢理グレイの背中からおりた。
そして、部屋に閉じ籠ろうとしたがグレイに腕を掴まれた。
「離してよ」
「オレ、お前に謝らないといけねぇ」
「離してって言ってるじゃない。謝るとか、そーゆーのいらないから!」
「いいや!オレはお前に酷いことを「離せって言ってるでしょ!!もう嫌!あんたと会話してから不幸なことばっかり!…こんなことなら、あんたと会話しなければ良かったっ。こんなことになるなら、お前なんか気にかけなかったら良かった!!!」
グレイはルーシィの言葉に目を丸くする。そして、ルーシィの腕を離してしまった。
ルーシィはその瞬間を見逃さず、部屋に入り、鍵をかけた。
ルーシィの部屋の前でグレイは呆然と立ち尽くしていた。
何もない部屋で、ルーシィは静かに泣いて、携帯を取り出した。
グレイはギルダーツ達に連絡し、ルーシィを見つけたことを伝えた。
数十分後、3人は戻ってきた。
「ルーシィはどこにいたんだい?」
「公園で倒れてた」
「倒れてた!?大丈夫なのか、それ!」
「あっ…!もしかしたら、アレのせいかもしれねー!」
「何か知ってるのか!ギルダーツ!」
ギルダーツはまず、ナツとロキに学校で流れてるルーシィの噂を話した。そしてその後グレイを加えて、今日あったお弁当事件、そしてギルダーツがZ組から聞いた噂の真実を話した。
「ルーシィにそんなことが…!」
「ルーシィ…!」
聞いた2人は絶句している。
「グレイが見たのはルーシィがヤヨイちゃんからナイフを奪ったあとだな」
グレイは頭を悩ませる。もう何が真実で何が真実じゃないのかわからない。
そんなグレイを一瞥したギルダーツは、ルーシィの様子見てくると言ってルーシィの部屋へ向かった
ルーシィは3人が帰ってきた音を聞いた
(まさか、あたしのこと心配して…?)
ルーシィは携帯を取り出す。そして携帯を開くと、たくさんのメールが届いていた。クラスのみんな。ギルダーツやナツやロキからの着信もあった。
グレイと会話してから本当にいろんなことがあって、ルーシィの精神はボロボロだ。自分はこんなに弱い人間だったのだろうか。助けて、助けてと心が叫んでる。そして、ふとある事を思い出す。
「オレとルーシィの仲だろ」
ルーシィは急いで電話帳からローグの名前を探す。そして、通話ボタンを押そう、として止めた。
(危ない状況だったらどうするの?)
ルーシィはもう1人ある人物の電話帳を開いた。そして、通話ボタンを押す。
プルルル プルルル
『もしもし、ルーシィか?』
「お兄ちゃん…」
ルーシィが電話したのは兄のスティングだ。ローグを呼び出した張本人だし、彼なら危険な状況でも電話ぐらい大丈夫だろうと思ったのだ。
『………なんか、あったみたいだな』
さすが兄妹というべきか。ルーシィの声を聞いて直様何かがあったと悟った。
「お兄ちゃんっ…お兄ちゃん…っ!」
『どうした?』
久しぶりに兄の声を聞いて安心したのか、したたるだけの涙が溢れだした。
ルーシィは全てを話した。
「もう…学校やめたい…っ!」
『………』
「学校行きたくないっ…!」
『何言ってんだか。嘘言うなよ』
「でもっ!『分かってる。今のままじゃ辛いよな。けど、学校やめて後悔したくないだろ』
「…………」
『ホントなら今すぐにでも飛んで行きたいんだけどな、ちょっと色々あって…ローグを今すぐそっちに返すわ。オレもこっち片付けたらすぐに行く』
「何する気?」
『ん?ルーシィが楽しく学校行けるようにするんだ』
その後、少し遣り取りして電話を切った。
ふっ、ヤヨイ残念だったな…ローグがいれば百人力なんだぞ!
うをーーーローグーーーー!
思イツキ。無視シテモイイデスヨ
あ、グレイ
ギルドの中で、カウンターに座ってグレイが寝ていた。
よく、こんな騒がしいところで寝れるわね…
ジュビアは仕事でいない
ナツはあっちでケンカしてる
ミラさんは定例会の付き添い
グレイに近づくなら、今がチャンス
あたしはそっと、グレイに近づいた。
「髪の毛…サラサラ…」
少し、グレイの髪の毛に触れる。一度、ナツの髪の毛に触ったことがある。ナツもサラサラだけど、グレイの方がサラサラしてる
改めて見ると、グレイの顔は整っている。黙っていればカッコいい。ジュビアが惚れる気持ちも分かるわ
「いつもありがとう、大好き」
本人の前では絶対に言わない言葉。寝てるから、聞こえてないわよね?
この気持ちは、あたしだけの秘密
ゴッメーン!↑私ぜよ
396:みかん姫:2016/03/26(土) 19:41 ID:Avsごめんね、ルーシィ。私にとってはその言葉が聞こえていてほしい…
397:林檎◆JU:2016/03/26(土) 21:27 ID:nNU 銀魂見て考えた、カップルあんまり関係ない思いつき。一応ナツルーグレっぽい
「ねえ、ルーシィって原作のヒロインじゃない?」
「そうですけど…」
「私、ヒロインやってみたいのよねー」
「………は!?」
「だから、ヒロイン私に譲ってよ〜」
「ええ!そんなこと…」
「ちょっと待て、ミラ!」
「エルザ!?」
「私もヒロインやってみたい」
「あんたもかい!」
「ジュビアもです!」
「ジュビアも!?」
「何やってんだー?」
「ナツ!グレイ!マスター!」
「実は、誰が1番ヒロインに相応しいか、考えてたんです」
「ほぉ…。お前ら、ヒロイン絶対3条件って知っとるか?」
「何その条件…」
「1つ!まずは顔じゃな!」
「2つ目は体だな!」
「3つ目はやっぱ性格(キャラ)だろ」
「1つ目と2つ目は3人共クリア」
「あとはキャラじゃのう」
「ジュビアは無しだ!」
「え!どうしてですか、グレイ様!」
「お前はレイブンテイルの赤髪とキャラ被ってんだよ。誰かと1つでもキャラ被ってたらその時点でアウトだ!」
「ジュガーーン!!」
「エルザは…」
ドン!
「ヒィッ…!かっ・壁が壊れた…!」
「ナツ、私は誰とも被ってないだろう」
「被ってねーけど…暴力振る時点でアウトだ!」
ドガアァァァン
「ナツが外に飛ばされたー!!」
「うふふ、最後は私ね、マスター?」
「ミラさん…笑顔という名の殺気が…」
「ミラは…アレじゃのう。ツッコミができんじゃろ!」
「あら、できますよ。」
ドゴォォン
「ミラさん!何ケンカに突っ込んでんの!」
「違うだろ、ミラ。やはり、お前にヒロインはムリじゃないのか?にゃん」
「にゃん!?新しい語尾付けた!」
「あら、エルザも暴力振るってたらダメじゃない?ぜよ」
「ぜよってあんたもかい!」
「よし、土手に来い!決着を付けてやる」
「望むところよ!」
「2人共!?」
「やっぱり、オレ達にはルーシィがピッタリなんじゃねーの?」
「そうだな。顔も体も完璧!キャラも被ってねーしな。ツッコミもできるし」
「そうじゃな。ルーシィはわしらのヒロインじゃ」
「っていうわけだから」
「これからも、ヨロシクな!」
「うん!確かに、あんた達にあわせられるのはあたしだけね!」
あたしはナツとグレイに飛びついた
よっしゃー、やーっぱルーシィだよね!
399:みさ◆gQ:2016/03/27(日) 09:01 ID:IRo
春休みだー!
しゅ、宿題だー⤵
春休み宿題あんの?!
401:林檎◆JU:2016/03/27(日) 11:34 ID:nNUうちは宿題っていうわけじゃないけど復習プリントだよ!
402:林檎◆JU:2016/03/27(日) 11:40 ID:nNU 思いつき。ナツルーです
ナツ→教師。
ルーシィ→生徒
今日は卒業式。あたしはこの学校を卒業する。あたしは恋をした。相手は先生で、叶わぬ恋…だった
「先生!」
「どうした、ルーシィ」
「あたし、学校卒業式するから先生も卒業する。先生好きになるのやめるの」
「そうか…
そりゃ、オメデトウ」
あなたが一瞬悲しそうな目をした気がした。やめてよ、そんな期待しちゃうこと。涙が…出ちゃうよ…
「先生、さようなら」
「…あー、クソッ。もう少しでオレの生徒じゃなくなんのによ〜…。」
卒業おめでとう ルーシィ
えー、そーゆーのもない。
404:林檎◆JU:2016/03/27(日) 15:23 ID:nNU すると、それと同時に部屋の扉がノックされた。
「ルーシィ」
「…ギルダーツ?」
ルーシィは鍵を開ける。ガバッとドアが開いてギルダーツが入ってきた。そして、ルーシィを力強く抱き締めた。
「ギルダーツ?」
「学校…やめたいとか言うんじゃねーよ…」
どうやらギルダーツは、ルーシィが学校をやめたい、と言った辺りから聞いていたようだ。
「オレァよ。三年間スティングの担任やってて、そりゃ今までにない問題児だったけど、今までにないぐらい馬鹿みてぇな奴で 俺の味気なかった教師生活が一気に面白くなった。あいつが国に帰る時、あぁ、また味気ねぇ生活になるなって思ったんだよ」
ルーシィはギルダーツの腕の中で静かに耳を傾ける。
「そしたら、留学生の中でスティングと似たような髪色の女がいた。まさかとは思ったが、案の定そいつも結構な問題児で、馬鹿みてぇな奴だった。それからはもう、毎日が面白くて…女版スティングが来たと思ったな」
ルーシィはクスクス笑う。
「まあ、紐解いてみたら兄妹だったんだけどよ」
ギルダーツはルーシィの額を小突きながら言った。
「なあ、ルーシィ。せめてお前が国に帰るまで、オレの教師生活楽しくしてくれや」
グレイは自室に戻って頭を抱える。
(もしかして、オレは相当ヒデーこと…)
次の日。ルーシィは軽い足取りで学校へ行った。
『ルーシィ!(さん・ちゃん)』
教室に入ると、みんなが駆け寄って来た
「みんな、昨日は心配かけてごめんね」
ルーシィの言葉にホッとした表情のみんな。
「おーい、お前らぁ〜」
朝のHRが始まる時間より少し早くギルダーツがやってきた。
「なんか今から緊急集会だって。例の女が何かするらしい」
ギルダーツの言葉にルーシィは心臓がドキンドキンと鳴り響く。例のあの女とは"ヤヨイ"のこと。ルーシィは顔を青くする。ミラが、とりあえず行きましょう、と背中を押した。
全校生徒が体育館に集まった。ヤヨイがステージに上がった。
「今日集まってもらったのは、私が3年F組のルーシィさんに虐められていることをみなさんに知ってほしくて…どんなことをされたか、今から話します」
体育館内が騒めく。ルーシィ達F組はヤヨイを睨む。
「まずルーシィさんが何故私を虐めてきたかというと、私が中二の時付き合ってた人、そして私が最近付き合ってた人 どちらとも神楽さんの好きだった人だからです」
カワイソー ヒデー 逆恨みじゃん 最低ね
「好きな人って…聞いてないわよ」
F組を代表してミラがルーシィにそう言う。ヤヨイが言う中二の時のやつはローグだろうけど、最近のやつはグレイのことだ。別に2人共好きだった訳じゃない
「あれ、あの子の嘘よ。好きなのはスティングとギルダーツよ」
もちろん、親子愛みたいな感じで
あらそうなの?残念。とみんなは前向きに開き直った。
「それで私はカッターで服や肌を切りつけられました。そして…っ私のっ姉の形見もズタズタにッ切り裂いたんですッ」
泣きながら話すヤヨイ。
(何デタラメ言ってんのよ)
全校生徒から少し離れたところでグレイは眉を顰めながら聞いていた。
「人間として最低だと思いませんかっ…」
ヤヨイが全校生徒に問いかけたとき、バンッと大きな音がした。
みんながそちらの方へ視線を向ける。ルーシィもそちらの方を見ると、体育館の分厚い扉が倒れていた。そしてそこには、その扉を蹴った食った男がいた。
「悪い…遅くなった…」
「ローグ…」
体育館がざわめく。
ヤヨイも、何故ローグがここにいる!?と驚いた顔をしていた。
「ルーシィの旦那様の登場じゃないか」
カナが冗談のようでも冗談でもないようにも聞こえるトーンで言う。
ローグはスタスタと歩いてステージに向かう。そして、ステージに上がった。
「ローグ君…?何で…」
ヤヨイは顔を青ざめる。ローグはヤヨイからマイクを奪った。
「おい、つり目とメガネ」
ローグがナツとロキを呼んだ。2人は「誰がつり目だァ!」「僕はメガネじゃなぁい!」と叫びながらステージに近づき、ローグの指示で何かを準備し始めた。
「あら、2人共面白いことしてるわね」
「オレ達も行こう」
F組の何人かも、その準備を手伝い始めた。生徒達は皆いきなり何事だ、とザワザワしていた。ヤヨイもローグが何をしているのか理解できず、唖然と立ち尽くしている。
「おいオメーら!ちょっとでも動いたら粉々にするぞ」
「そーだそーだ!動いたら竹刀で殴るからな」
「オメーら本当に教室かよ!?でもまあ、騒いだ奴からしばくのは賛成だ」
上から順にギルダーツ、ワカバ、マカオ。
傍観を決め込んでいた教師達の言葉にシーンと静まる体育館内。
ローグはステージの上から生徒を見渡す。そしてすぐにルーシィを見つけた。
マイクを口に近付けニヤリと笑う。
ルーシィはローグと目をあわせる
ずいぶんと情けない顔してるな。そんな顔してるんじゃない。お前、それでもオレの右腕か?」
ローグの視線の先には泣きながら笑っているルーシィがいた。
「誰があんたの右腕よっ…バカ…!」
ルーシィがそう呟いたのがグレイには聞こえた。
−−−−−−ズキッ
ルーシィが神楽になってるよ…!
最近誤字とか多いけど大丈夫?焦ったりしてるんだったら、無理しなくていいからね〜。
本当だ!ごめんね、私が神楽を溺愛してるばっかりに…
銀さん!いや、お父さん!娘さんを私にください!
体育館のステージの上にはホワイトスクリーンが用意された。
「今からこの女の本性を暴く」
ローグはヤヨイを指さす。
「な・何言ってるの、ローグ君…」
「まあ、これを見てもらえば分かる」
そう言うと、スクリーンに映像が映された。それは監視カメラの映像らしくて、今迄のヤヨイの悪行がスクリーンに映された。ルーシィの靴箱にとんでもないものを入れてる映像。ナイフで自分を傷つけてる映像。自分で形見と言っていたシュシュを切り裂いてる映像。ルーシィのお弁当に何かを入れてる映像。ハッピーの足をナイフで切りつけてる映像。
これを見て、グレイは目を開く。
(あいつは本当に何もやってねーじゃねぇか。全部、ヤヨイちゃんが…)
(オレ、最低だ…)
映像を見たヤヨイは絶叫する。
「こ・こんなの嘘よ!作り物に決まってるじゃない!だってこの学校の監視カメラの映像は厳重に保管されてあるはず!校長だって見れないものなのよ!」
その言葉を聞いて、ギルダーツとローグはニヤリと笑う。
「その心配はねぇ!この監視カメラを設置した人から許可は貰ってるからな!」
「誰よ!!」
「オレだ」
急に体育館の扉のところから声が聞こえた。そこにいた人物を見た生徒達は顔を青ざめたり、腰を抜かしたりした。
「早かったな、スティング」
「当たり前じゃねーか!あ、ギルダーツ!ワカバもマカオも久しぶりだな!」
「おいおい、相変わらずだなぁお前。」
「スティング、立派になりやがって…」
「顔見んのは久しぶり、になんのか?」
そう、現れたのはスティングだった。
ルーシィの涙は止まっており、この先どうなるのかワクワクしているようだった。スティングはゆっくりステージに上がった。
「あれは…妖精中学で歴代最強と謳われた男…」
「妖精中学だけじゃなく、他校のヤンキー共から恐れられた最恐の男」
「教師はもちろん校長や教育委員会ですら逆らえないと言われた最凶の男」
生徒が口々にスティングの肩書きを述べる。
「な・ななな・なんで…」
ヤヨイはスティングを見て腰を抜かした。それをローグは鼻で笑う。
「ヤヨイちゃんって奴、オレの妹に手を出したのが間違いだったな」
「い・妹…?」
「ああ。ルーシィはオレの妹だ」
態とがどうか知らないけどスティングはマイクを通してそう言った。
全校生徒が騒めく。
ルーシィっていう子スティングさんの妹なの?
やべー奴に手を出したな
ヤヨイちゃんって性格悪かったんだね
そんな言葉が耳に入る。ヤヨイは頭を抱えた。
「私はただ…あの女が…!」
「ルーシィが羨ましかった、だろ」
スティングがローグとヤヨイにだけ聞こえるように言った。
「ルーシィが羨ましかったんだろ?ずっと大好きだったローグと仲良しなルーシィ。いつも笑顔で明るくて可愛いルーシィ。こんな子になりたいって思って整形もした。ルーシィのように可愛くなったら、きっとローグも振り向いてくれる。そう思ったんでしょ」
ヤヨイはグッと押し黙る。図星だったのだ。
「でも残念だったな。ローグに惚れてもらいたかったなら、ルーシィの性格も真似しねぇと」
「おい、それだとオレがルーシィのこと好きみたいじゃないか」
「え、違うのか?嫌いなのか?」
「いや、好きだけど、そういう好きじゃ「ということで、お前には妖精中学を自主退学してほしーんだ」
そんな、という顔でスティングを見るヤヨイ。相変わらず唯我独尊なスティングにローグは呆れて、全校生徒に教室に戻るように言った。
みんなゾロゾロと教室に戻って行く。ナツとロキとグレイは何故かのこっていた。ルーシィももちろん残っている。
「ルーシィさんに謝ります」
「そんなの当たり前だ。けどな、ルーシィは優しいから絶対すぐにお前を許す。けど、オレは認めねェ」
スティングがニコリと笑ってヤヨイを見る
「ルーシィはお前に酷いことされて、学校辞めたいって言ったんだ。それを聞いたとき、お前を殺したくなった」
ローグはヤヨイを一瞥して、向こうの方にいるルーシィを見つめる。彼女の顔は不思議そうな 不安そうな顔をしていた。
「退学で許してやるってスティングが言ってるんだ。それとも、お前は死を望んでいるのか?」
ヤヨイは顔を歪ませたあと、小さく「退学します」と呟いた。
林檎が卒業式のあげてるからうちもあげちゃいまーす。
「…生徒会会長、スカーレットでした。」
エルザが礼をすると共に、拍手をする。
何度も行った卒業式練習のおかげで、自然と身体が動く。
「続いて、卒業生からのメッセージ。卒業生、起立。」
司会者である生徒指導の先生の声で、卒業生は立ち上がる。
そこにはあたしが大好きな先輩の姿。
涙で目を潤ませる卒業生の中、冷ややかな顔で立っている。
…グレイとの出会いは、屋上だった。
ーーーーーーーーーーー…
「ん、今日も屋上でお昼にしよ〜」
いつも一緒にお昼を食べるレビィちゃんにもガジルっていう彼氏ができて。
あたしはその日から屋上でお弁当を食べるのにハマっていた。
その日もいつものように屋上に行くと、見知らぬ男子生徒が気持ちよさそうに寝ていた。
近寄って見ると、綺麗な顔立ちで、心臓が握られるように苦しくなったのを感じた。
“その髪の毛に触れたい…”
そんな思いで手を伸ばしたが、あと少しのところで彼は起きてしまった。
「あ、ごめんなさいっ」
慌てて手を引っ込めようとしたんだけど、その手は彼に掴まれて。
心臓がバクバクする。
それからはいつも昼休みに屋上で話すようになった。
グレイは学校でもクールなイケメンとして騒がれてるみたい。
1回、
「別に、この学校は好きなわけじゃないから卒業とかどうでもいい。」
そう聞いたことがある。
そのどうでもいいものの中にあたしは含まれている。
ーーーーーーーーーーー…
「「グレイ先輩!」」
女子達がグレイの周りに集るのをじっと見る。
グレイは面倒くさそうにあしらってるけどなんだか嫌な感じ。
すると、グレイと目があった。
ニヤッと笑うグレイに慌てて視線を逸らす。
はぁ…あたしは時期生徒会会長として期待されてるんだし…
もう、しっかり片付けしないと。
にしてもこのダンボール重いな、転んじゃう……てうわっ!
やばい、転ぶ!…そう覚悟したものの、痛みを感じない。
少し慌てて上を見ると、グレイが荷物を持ってくれていた。
「あ、グレイごめん!」
「別に、重いだろ。」
「だけどさっきの女の子達…」
女の子に囲まれていたグレイを思い出す。
あぁ、悲しくなってきたかも。
「あれ、俺と彼奴らが一緒に居て欲しくねぇんじゃねーの?」
あ、さっき目が合ったから…
一気に顔が真っ赤になる。
図星だし、まさかバレてたなんて……
グレイのおかげで解放された右手に何かを乗せられる。
「これって…」
金色に光るそれは制服の第二ボタンと…
手紙。
「…ルーシィ、好きだ。その紙、俺の連絡先が書いてある。迷惑じゃなけりゃあとで…」
グレイの言葉を遮って抱きつく。
周りから黄色い悲鳴が聞こえてくるけど、無視!
「あたしも大好きっ!」
思いが繋がるってこんなに嬉しいことなんだね!
…ずっと、大好きだよ、グレイ。
うわぁ!私のよりも最高にときめくグレルーだよ!私は一応、グレルー・ナツルーやったけど…
415:お香◆kk:2016/03/27(日) 23:13 ID:nNU ヤヨイはルーシィへと真っ直ぐ歩いて行く。その後ろをスティングとローグがついて行く。
「ルーシィさん…ごめんなさい」
「うん、いいよ…」
ルーシィは微笑んでヤヨイの肩をポンポンと叩いた。そのルーシィの行動にさやかは涙を流す。
「私、自主退学しますっ…」
「え?なんでよ!そこまでしなく「自分でそう言ってんだから、そうさせろよ」
ルーシィの言葉を遮るスティング。スティングは、さやかをどうしても退学させたいようだ。
平然と嘘を吐くスティングに顔を引きつらせるローグ。
(お前が退学しろと言ったんだろうが)
ルーシィに頭を下げて体育館を出て行くヤヨイ。
「さてと、オレも仕事に戻るわ。オルガに全部任せちまったから、あいつ今頃泣いてるな」
ケラケラ笑うスティング。
「お兄ちゃん、ありがとう」
「ああ。どういたしまして」
ルーシィの頭を撫でたあと、脱兎の如く消えたスティング。
「「ルーシィ!」」
ナツとロキがルーシィに手を振る。ルーシィも2人に手を振り返す。
「あんた達、ありがとね!」
「お前達はまだ仕事があるからな」
ローグはステージに設置されたホワイトスクリーンを指差す。どうやらこの2人はこれを片付けるために残ったらしい。
もう授業が始まってる時間だが、遅刻しても絶対に教師に許してもらえる魔法の言葉をローグに教えてもらったナツとロキ。
「スティングに引き止められた」これを言えばどんな教師も一瞬で許してくれるらしい。
ごめん!これからは、林檎改め、お香でいく!まあ、林檎って呼んでもお香って呼んでもいいよ!
417:お香◆kk:2016/03/27(日) 23:32 ID:nNU スクリーンを片付け始めたナツとローグを眺めていると、グレイがルーシィに近づいて来た。
ローグがルーシィの肩甲骨辺りをポンポンと叩いて、「オレ、屋上に行っとくな。後から来い」と伝えて体育館を後にした。
「金髪…」
グレイはルーシィの真ん前に来て頭を下げた。
「悪かった」
ナツとロキは普段みないグレイの姿に驚く。
「オレ、お前にはヒデェことも言ったし、打ったりもしちまった」
「痛かったわ。心も、ほっぺも…」
グレイもルーシィもお互い顔を歪ませて苦しそうな顔をする。
「お前にヒデェこと言った分、オレを殴れ!」
グレイは顔を上げ、歯をくいしばった。
「グレイ…オラァァァァ!!!」
「ぐはっ」
ルーシィの回し蹴りが、グレイの脇腹にクリティカルヒットした。
「オメーー!!本当に殴ってんじゃねーぞ!」
殴られた脇腹をさすりながら、ルーシィを睨み付ける。
「え、なんでよ!」
「そこは女らしく可愛くビンタだろ!」
「やり直す?」
「勘弁してください!顔がもげる!」
グレイの必死の形相に思わず笑が出てしまったルーシィ。
「お前、何笑ってんだよ」
「だって〜…あはは!」
笑が止まらなくなって、なんだかグレイも可笑しくなってきて、2人で一頻り笑った。
「なあ、本当に悪かったな」
「もういいわよ!何回も謝らないで」
いつの間にかナツ達はいなくて、2人きりになっていた。
「あたし…あの家に戻っていい?」
「当たり前だ!むしろもう、他んとこに行くな!あそこにいろ!」
「…ありがと、グレイ」
そう言った途端、グレイに抱き締められた。何故かルーシィの頬には涙がつたっていた。
「…ルーシィ、泣くな」
ルーシィは屋上への階段をスキップで駆け上がる。ガチャリとドアノブを回し、屋上へ足を踏み入れる。
「上機嫌だな」
「グレイと仲直りしたの」
「告白したのか?」
「し・しないわよ!あ・あいつには彼女いるじゃない!////」
ルーシィは顔を真っ赤にしながらローグが寝転んでる横に寝転んだ。ちょうど日陰になっていて気持ちいい。
「あれはどっからどう見ても両想いじゃないか。オレの右腕は根性無しだな」
「あんたその"右腕"って気に入ってるの?絶対お兄ちゃんの影響でしょ!お兄ちゃんがレクターのこと右腕って言ってたから、自分も言ってみたくなったんでしょ」
ルーシィの言葉にローグは顔を赤くして、口元を手で覆う。しかし、耳まで真っ赤にしてるからバレバレだ。
「図星なのね…」
「何故わかった…さすがオレの右腕だ」
「あんたのことなら何でも分かる。だって、あんたはあたしの右腕だもん」
「いやいや、お前がオレの右腕」
「いやいや、あんたがあたしの右腕」
「いやいや、」
「いやいや、」
「いやいや、」
「いやいや、あんたがあたしの左足」
「左足!?」
「いやいや、あんたがあたしの雪洞」
「いやいや、お前がオレの右眼」
「いやいや、あんたが鬼太郎」
「いやいや、お前が目玉親父」
「すぴ〜z〜」
「おい、何狸寝入りこいてるんだ。目玉親父か、目玉親父が気に入らなかったのか」
ローグはすぐ隣で狸寝入りこいてるルーシィの顔面を鷲掴む。
「いだぃっ!」
ペシッとローグの手を振り払うルーシィ
「ローグ…ありがとね」
ルーシィは体を起こして照れ臭そうに言った。
「別に礼を言われるほどのことはしていない。オレはただ、自分の相棒を守っただけだ。」
ローグもルーシィと同じく体を起こす。
「相棒?今度はなに?」
「いや、オレとお前の関係って何だろうな、と思ってな」
「親友でしょ」
「オレが親友ってガラかよ」
確かに、ローグの風貌で親友は似合わない
「じゃー、悪友ね」
「あー、合っているな」
相棒・親友・悪友
「全部しっくりくるわね!」
「確かに…」
ローグはフッと笑って寝転んだ。ルーシィも伸びをして再び寝転んだ。
「身内以外だったらあんたの横が1番安心できて心地いいわ〜」
「オレは身内も含めてお前の横が1番安心できて心地いいな」
そう呟いて、2人は夢の中へ旅立った。
【おまけ】
「うがぁぁぁぁ!!遅刻しちゃう〜!」
「早く来い!ルーシィ!」
「待ってよー!」
「ったく、早くしろよ」
少し、2人の距離は近づいた様子。
しかし、グレイにはジュビアという彼女がいる。
ルーシィは恋が何なのか、分かっていない。
それが、グレイの心の中である変化が起きていた。
それはジュビアとの記憶が薄れ、ルーシィとの記憶が新しくできたのだ。
「うがぁぁぁぁ!!遅刻しちゃう〜!」
「おいルーシィ、先行くぜ」
「待ってー!!!」
「ったく、早くしろよ」
遅刻ギリギリに起きたルーシィ。それを笑いながら待つグレイ。最近よく見かける光景だ。
「ほら、鍵かけろ」
「分かってるわよ…」
ルーシィはポケットから国民的キャラクター・プルーのキーホルダーが付いた鍵を取り出した。
「あ、間違えた。」
「…………」
ルーシィは間違えてローグの家の合い鍵を取り出してしまい、急いでそれを鞄に直してこの家の鍵を取り出した。
グレイはそのプルーのキーホルダーが付いた鍵を見て顔を歪める。
(本当、誰の家の鍵なんだ)
ルーシィとグレイは学校が近くなったところで別々に歩き出した。一緒に住んでいることがバレたりすると色々面倒だからだ。ちなみに、ローグはもうこのことを知っている。
「グレイくーん!おはよー!」
「一緒に学校まで行こー!」
「あー!抜け駆け禁止!」
ルーシィの幾分か前方を歩いていたグレイの周りに女子が群がる。グレイは無表情で対応していた。
少しムスッとしながら頬を膨らましてその光景を眺めていると、神楽の背後から手が延びてきてルーシィの頬をブシュッと潰した。何故ムスッとしているのかはわからない
オイラは林檎って呼ぶよ!
422:みかん姫:2016/03/28(月) 10:03 ID:Avs
「…よし、出来たっ!」
あたしが向かい合う机の上にはギルドの看板と紋章。
紋章はメリエルに手伝ってもらって作った。
『輝く天の河(ミルキーウェイ)』
12の星座の印を組み合わせて作った紋章は、可愛くてかっこいい。
…これで、ギルドが作れる!
あたしは下書きを持って部屋を出る。
この家の3階は初期メンバーの寮にしてある。
「ルーシィ、どっか行くのか?」
「うん、ギルド申請しに行ってくる。」
「そうか…」
ギルド設立が楽しみになあたしは、廊下を走り抜ける。
ここから申請所は少し遠目だから、急がないと。
「行ってきまーす!」
エレベーターから一階に降りて勢いよくドアから出る。
外に出るとお花のいい香りがたちこめる。
道にそって50メートルくらい進むと、カフェの看板がある。
そこに元々呼んでおいた馬車が見えた。
「お願いします。」
行き先を告げて座り、もう一度下書きが入った紙袋を抱く。
ギルドの名前やカフェの名前は皆で考えた。カフェの看板はミラさんに任せてある。
「カフェの名前は夜道の星々(スターロード)か…」
名前の理由は家の周りに咲き誇る花の種類から。
建物の周りに咲くのは星恋華っていう名前のお花。
星恋華は夜になるとお花の中心部分が光る、珍しいタイプ。
その道を歩くことで、宇宙を歩いてる気分になるの。
少し魔法を使って空中にも星の光が浮いている。
「はい、着きましたよ〜」
「ありがとうございます!あ、そうだ…これ、あたしが経営してるカフェの割引券です。」
「へ〜、カフェやってるんすね…それじゃ、今度行かせてもらうっす!」
金髪の爽やかイケメンがニカッと笑う。
あぁ、こうやって客を稼いでるのね、よく分かったわ。
「じゃあ、これお金ね。バイバイ〜!」
「うっす、また今度!」
去っていく馬車に手を振り、見送る。
馬車が見えなくなったところで、建物へ向かう。
胸のわくわくに期待をのせながら。
はじめまして、はじめまして!
私は、今までの‘みさ‘じゃないんだよ!
なぜなら今日は、私の誕生日だからね!
新たな、みさになったんだよ!
というわけで、よろしく!
誕生日おめでとう!13か14?だよね!
これからも勉強・部活に創作頑張って〜!
HAPPY BIRTHDAY
スペル合ってるよね…?
みさ≫たんおめ〜!
みかん姫≫んじゃみかんとでも呼ぼうか。
みんな、結構前に身長の話してたけど、ちなみに、小5で、147cmほどです。
むんむん>>ありがとう! 14だよ!
杏奈>>ありがとう! こっちで会うのは久しぶりだね!
みさ!お誕生日おめでとう!
「おめでとさん!」
byグレイ
「おめでとう。今日は祝いだな!」
byエルザ
「あい!おめでとー、みさ!」
byハッピー
「おめでとう!何歳になったの?」
byルーシィ
「おめでとうございます!みささん!」
byウェンディ
「おめでとう!みさ!これからもよろしくな!!」
byナツ
本当におめでとう!新たに生まれ変わったみさ!これからもよろしく!
byお香(林檎)
杏奈!久しぶり!元気〜?
っていうか、みさ!
あんた、私が大好きなキャラと同じ誕生日だよ!ナルトの春野サクラっていうキャラ!
いいなー。ま・まあ、私はEXILEの岩ちゃんと1日違いの誕生日だから。悔しくないから!
「今日も旦那様と登校か?」
「リョーグゥ!」
現在進行形で頬を潰されているので上手く喋れないルーシィ。そんな神楽を見てクスリと笑ったローグ。そして笑った後パッと頬を離してやる。ローグはあの一件以来、日本に滞在しているのだ。
「旦那様じゃないわよ!」
歩き出したローグを慌てて追いかけるルーシィ。妖精中学と虎公務高校は妖精中学のすぐそばにある。
「そういや、もう少しで妖精中学も夏休みだな」
「ちゃんと聞きなさいよ!」
「あ、その前に期末か…」
ローグの言葉を聞いた瞬間、ルーシィがだんだん顔を青ざめる。
「あぁぁぁ!!忘れてたー!期末があるんだった!どうしよー、ローグゥ!」
「うるさい」
隣で頭を抱えて叫ぶルーシィの脳天に一発決め込む。
「テスト〜テスト〜」
まるで何かの呪文のようにテストと唱えるルーシィを呆れながらお姫様抱っことやらをして教室まで連れて行くローグ。
「お!夫婦で出勤かい?お熱いねー!」
カナがからかう。
「ルーシィ戻ってこい、ルーシィ」
ローグの言葉で我に返ったローグ。いつの間にか席に座っていた。
「じゃあな」
「うん!」
教室を出ようとしたところで、ローグが止まった。
「今日、うち来るか?」
「ふえ?」
「テスト勉強…付き合ってやるよ」
「ローーーグーー!大好きー!」
「はいはい、オレもだ」
この後、ルーシィが女子達に質問攻めになったのは言うまでもない
林檎>>ありがとう!
私さくらちゃんと同じ誕生日だったの?!…し、知らなかった
へ、へー。岩ちゃんと、同じなんだね。
林檎>> 『 ローグの言葉で我に返ったローグ 』
って、変じゃないかな?
違ったらごめんね…
本当だ!ローグの言葉で我に返ったローグってめっちゃ変!
『ローグの言葉で我に返ったルーシィ』
です!みさありがとー!!!
あとルーシィが神楽になって、ヤヨイがさやかになってたよ〜。
434:みかん姫:2016/03/28(月) 21:53 ID:3.s あ、ヤバ。みさのこと考えてたら名前みさにしちゃった!
みさ、ごめん!上はみかん姫です!
杏奈≫みかんね、了解!
うぅ〜…ごめんなさい…
友達にさやかって子がいて、その子とラインしながら書いてたから…
神楽は『か』って打つと出ちゃうんだ…だから、神楽になるんだ…気をつけるね!
放課後。ルーシィは、登校はグレイとするが下校はレビィとする。
「ローグが勉強見てくれるって!」
「良かったね、ルーちゃん!ローグって不良だけどすっごく頭がいいって有名なんだよ」
レビィは情報通だ。ローグに関することもルーシィに関することもかなり知っている。
「ローグん家に泊まっていこったかな」
「妊娠するよ!ルーちゃん!」
ルーシィが呟くと、レビィは慌てて止める。ローグは昔、女遊びが激しかったからだ。
「もう!それ、昔の話!それに何回も泊まってるし!」
ルーシィはこのことを他人に言われるのが嫌いだ。自分の親友を侮辱されているように感じるのだ。
「じゃあね、レビィちゃん!また明日」
「うん。バイバイ、ルーちゃん」
曲がり角でお互い別れる。
「ただいまー!」
「ん、おかえり」
「ギルダーツ!あたし、今日帰らないから!期末の為に勉強するの!」
「へー、どこでするんだ?ミラん家か?エルザん家か?まさか、ローグん家か?ま・まさかローグん家じゃねーよな?」
ギルダーツは自分でローグの家と言っておきながら冷や汗が出てきた。そんなギルダーツを見て、不思議そうに言う。
「は?何言ってんの、ローグん家以外ありえないわよ」
「ダメだーー!!野郎の家に泊まるなんて!お父さんが許しません!」
「はぁ!?誰がお父さんよ!とにかく、行ってきます!」
「待てェェ!ルーシィーー!!」
止めるギルダーツを無視してお泊まりセットを持って家を出る。
「ったく、何なのよ…みんな…」
むんむん>>大丈夫だよ! ただ、ちょっとビビっただけだから(笑)
「ローグ!来たよー」
合鍵を使ってローグの家に勝手に入る。
「待っていたぞ、ルーシィ」
ローグは黒ぶち眼鏡をかけていた。
「ん?ルーシィ、いつもの眼鏡はどうした?」
「家に置いてきた!ギルダーツしかいなかったし」
ルーシィの瞳の色を知っているのはギルダーツとスティングとローグとミラ&エルザだけだ。
「ふーん、そうか…それより始めるぞ」
「はーい」
「ここの公式はここに入れる」
「へー。なるほど!」
「これはここだ。」
「うんうん!」
「三角形の体積の公式は?」
「底辺×面積の高さ×体積の高さ?」
「正解だ」
優しく微笑んでローグがルーシィの頭を撫でる。これは幼馴染の特権だ。
現在11時半。いつもは10時に寝ているルーシィは瞼が重くなってきていた。
「今日はここまでだな」
「う〜ん…」
「もう寝るか」
「ん…」
ローグはルーシィをお姫様抱っことやらをしていつもルーシィとスティングが使っている部屋に連れて寝かした。
「明日もあるから早く寝ろ」
「ん〜…」
私のグレルー論文を発表します。
グレイとルーシィ。お香
グレイとルーシィは私から見てカップルです。ナツルーと言い張る人が多いですが、きっとルーシィもナツもお互い家族としか想っていないと思います。というか、女・男と見てないと思います。
まず、フェアリーテイルの全員画像にはナツとルーシィが大体隣ですが、グレイとは近くにいるか対になるところに大体います。これは、何かの意味じゃないでしょうか。私は、この2人は硬い絆で結ばれているから対になってるんだと思います。私だけの妄想ですが。
それから、ルーシィはグレイのことを男として見ていると思います。またグレイもルーシィのことを女として見ていると思います。理由は六魔との戦いのときです。グレイに化けたジェミニがグレイから見たルーシィはギルドの新人・ルックスがかなり好み・少し気がある、でした。
少し気があるということは、ルーシィを女として見ているからだと思います。
また、ルーシィはグレイの裸を見て顔を赤くします。ナツもほとんど裸のような格好なのに、なぜでしょうか。それはグレイを男として見ているからじゃないでしょうか。
そして、グレイの中でのルーシィの存在は大きいと思います。幽鬼編でジュビアと戦うときに
「ルーシィは仲間だ 命にかえても渡さねぇぞ」
と言っていました。グレイが命にかえても渡さない言ったのはコレが最初で最後です。それに、仲間だと言っているのにジュビアは恋敵だと思います。それは、グレイの言葉に愛がこもっていたからじゃないかと思っています。
最後に、最近のグレルー信者はナツルー信者とグレジュビ信者が増えてきて死にかけていますが、私はグレルーの希望を持ってもいいと思います。
矢島さんはナツルーでもナツリサでもナツグレでも良いって発言してるらしいw
うちはどっちも好きだけど…ナツ→グレルーがいいな。
まじでかww
442:お香◆kk:2016/03/29(火) 11:17 ID:nNU 「ん…」
ルーシィが目を覚ました。最近はあまり見てなかった天井に、自分はローグの家にいると理解する。
「起きたか」
「ローグ、おはよ!ココア飲みたい」
挨拶ついでにココアを頼むのも忘れない。ローグは自分のコーヒーと一緒に作ってくれる。
「あ、制服忘れちゃった」
カバンをガサゴソと漁ると、制服がないのに気がついた。
「ローグ、制服忘れたから帰るね」
「ああ。気をつけろよ」
「うん!」
現在6時半。まだ空は薄暗い。人はあまりいない。
「ただいまー…」
物音を立てないように気をつけて家に入る。まだ、みんな寝ているだろう。
リビングの扉を開けると、ソファーにグレイが床にはギルダーツが寝ていた。2人共、布団を被ってない。
「ったく、風邪ひくわよ…」
ルーシィは呆れながらも布団をかけてやった。
「あれ、ルーシィかい?」
「ロキ!」
すると、2階からロキが降りてきた。
「へ〜、ルーシィってメガネを外すとそんな目の色なんだね」
ルーシィは気づいた。瓶底メガネをしていないことに。
「…ふふっ、気持ち悪い色でしょ?ミラちゃんやリサーナみたいに綺麗な青だったら良かったのに…」
「そんなことないさ。僕は綺麗だと思うね。ルーシィだから」
この茶色の目を綺麗と言ってくれたのはローグだけだった。前の学校ではメガネをしてなくて、目の色をバカにされた。
「あり、がとう…」
「別にお礼を言われることなんて言ってないさ。僕の感想を言っただけ」
ロキとルーシィは笑い合った。
私の小説にルーシィと原作のルーシィは別人。別の世界に住んでいるのです。簡単に言うとエドラスみたいなものです。
それをご理解してからここからは読んでください。
「あ、この鏡かわい〜!」
「お客さん、お目が高いねィ。この品物は大層なものでさァ」
原作ルーシィが店で鏡を見ていると、店の店員らしき青年が話しかけてきた。
「へー。コレ、いくら?」
「200Jですぜィ」
「安っ!買う!」
「毎度ありィ〜」
ルーシィは周りをバラの彫刻で飾られた魔女が使うような大きなかけ鏡を買った
「あー、あたしも卒業の年ね」
「まだ夏じゃねーか」
「もう夏よ?」
ここは学パロ世界。ギルダーツ達が起きて、もう1人のルーシィが朝食をみんなでとっていた。
「にしても、ルーシィが自らメガネを取るなんてな」
「ロキのおかげよ。自信がついたの!」
グレイはルーシィとロキが仲良くしていると、何故か機嫌を損ねた。
「けどよ、学校には付けてくんだろ?」
「当たり前でしょナツ!ごちそうさま」
もう1人のルーシィは洗面所へ向かった。ここで身支度を済ませているのだ。
「あたし…卒業したら国に帰るのよね」
これが父との約束だった。中学を卒業したらスティングと一緒に帰って来い。自分は全然家に帰らないくせに…
メガネを付けながら、そんなことを思っていると鏡が光り出した。そして吸い込まれた。
ところ変わって原作ルーシィの世界でも朝を迎えていた。
「ふんふふーん」
鏡の前で髪の毛を整える。すると、鏡が光って
「え、なに!?」
中からルーシィが出てきた。
「いてて…」
「え、なに?なんなの!?」
状況がよく呑み込めていない原作ルーシィはもう1人のルーシィの登場に驚く。
「「あれ、あたし?」」
2人の声が重なった。
「お前、名前は?」
「ルーシィ…」
「どこに住んでんだ?」
「マグノリアよ…」
ルーシィはひとまずギルドに連れて行った。何か情報が得られると思ったのだ。ナツ達は幸いなことにいない。
「なんでセーラー服なんだ?」
「妖精中学3年F組だから」
すると、扉がバンッと開いてナツ達とギルダーツが入ってきた。
「ギルダーツ!ナツ!エルザ!グレイ!ミラちゃん!」
5人の名前を言えたのがみんなは不思議だった。何故なら、今初めて会ったから
「あれ、みんな揃ってどうしたの?」
「ああ、途中バッタリと会ってな。ところでルーシィ、その方は?」
エルザはもう1人のルーシィを見た。
「この子はルーシィ。妖精中学3年F組」
『な・なななな・なにぃーー!!!』
5人は揃って大声を出した。
そして、その後ルーシィが1番懐いているギルダーツが質問して分かったのは
・ルーシィの世界は魔法はない
・グレイの家に自分・ナツ・ロキルーシィは居候している
・兄にスティング、父にラクサスを持つ
・ローグとは親友
・自分はルーシィのクラスの担任
と、いうことだった。
「ギルダーツ!お兄ちゃんは?」
「ああ、兄貴はえと、仕事だ!」
「まじでか!じゃあローグは?」
「ローグも兄貴について行った!」
ギルダーツに兄と親友はどこだと聞くもう1人のルーシィ。そんなルーシィを見て、言えない!ここにはいないなんて言えない!とみんな思うのであった。
「ねえ、セイバーのところに行ったら会えると思うんだけど…」
「あほか・スティングはマスターだぜ?そう簡単に会えねーよ」
「そうだよー。スティングは仮にもマスターだよ?会わせてあげたいけど…」
「何とかしてやりたいのは山々だが…」
「お、そーだ!ナツが手合わせしやるっつったら会えるんじゃねーか?」
「なるほど!ナツ、お願い!」
「…わーったよ!やればいいんだろ?」
「さすがナツだな!」
「かたっ!」
エルザが硬い鎧にナツの頭を押し付けて褒める。
「チビルーシィ!行くぞ!」
「はーい!」
もう1人のルーシィはまだ中学生だからなのか、幼さを感じる。みんなはもう1人のルーシィをチビルーやチビルーシィと呼ぶことにした。
そして、ナツ・ルーシィ・チビルーシィ・グレイ・エルザ・ハッピーはセイバートゥースに向かった。
矢島さん…ならば、グレルーにしてください!!
447:お香◆kk:2016/03/29(火) 18:06 ID:MRAそれな!>みさ
448:みかん姫:2016/03/29(火) 19:52 ID:8p6 でもグレジュビっぽいよね…グレジュビとナツリサだけは断固拒否!
ナツグレは…なんか、ね。そういう漫画じゃない気がする
あ、あの……勝手に入ってしまってごめんなさい。皆さんの素敵な小説に、憧れて入りました。ここにいられる時間は数分…、いや、数秒かもしれないけれど、いい小説を一つだけ書かして頂きます!なるべくいい小説を書きますのでよろしくお願いします!
ちなみに私はグレルー派です!
では書きます。
私はカップル要素はない、がいいな。
一応フェアリーテイルって恋愛物じゃないじゃん?だから、仲間要素たっぷりなフェアリーテイルがいい!でもグレルー好きだーー!!!
どうして1つなの?いっぱい書きなよ!ここは小説を書くところだよ!誰も怒らないって!ゼーラちゃん!
いきなりタメでごめんなさい…泣
ゼーラs、楽しみにしてるよ!一つだけ、と言わずじゃんじゃんあげてもらって構いません♪
林檎≫確かに、あれは友情ものだよね。
だよね!でもナツグレでもいいかも…ああ!ヨダレがァァなんて嘘だから!別に腐女子じゃないから!ちょっといいかも、って思っただけだから!腐女子じゃないから!!
(さっちゃん風にw)
あたしはルーシィ。精霊魔法を使うの今はジュビアに呼び出されてギルド裏にいるわ。
〜ギルド裏〜
ル「・・・で、何の話?」
ジュ「・・・いい加減にしてください。
」
ル「え?何が?」
ジュ「グレイ様に気がないのならグレイ様の前に立たないでください。あと色目使うのもやめてください。ジュビアがグレイ様のことを好きだと知っていて邪魔しているのでしょう?ジュビアはそんな人仲間と見たくありません。以上のことが守れないのであればギルドから出て行ってください。では、さようなら。」
ル「え?ちょっ、待っ・・」
そして悲しい1日が終わった。
〜次の日〜
ル(・・・どうしよう、ギルドに行こうかな?でも・・・)
ハ「ルーシィおはよー!・・・ルーシィ?」
ル「あ、ごめんごめん!ギルド行こっか!」
ハ「あい!」
〜ギルドの奥のテーブル〜
ここは一番後ろの席。あたしはまだ来たばっかりだ。するとある男が話しかけてきた。
?「よお、ルーシィ。」
ル「何・・・ってグ、グレイ!?」
グ「オ、オイ!そこまで驚くことじゃねえだろ!?・・・で今日大事な話が・・・」
ル「ごめん!あたし、もう帰る!!」
グ「っておい!お前さっき来たばっかだろ!」
あたしはグレイの話を最後まで聞かずに家の布団に潜り込んだ。
ル「ん?背中に違和感・・・、まさか・・・」
グ「よお」
ル「やっぱりお前か!不法侵入〜!!」
グ「ぐほぉ!」
ル「てかなんであんたここにいんのよー!!・・・ってはっ!」
グ「機嫌が悪いと思って心配できたんだ!だから何があったか話してくれよ!」
あたしはジュビアがいないか確かめて事情を話した
グ「そうか、じゃあオレジュビアに嫌いっていってくるわ」
・・・行っちゃった。
ギイィィィィン、トスッ、トスッ
ル「何よコレ・・・」
ガ&ジュ「たっぷり痛めつけさしてもらう」
〜何時間痛めつけられただろうか・・・。あぁ、もうすぐ死ぬのかな・・・
ガ&ジュ「とどめだあぁぁぁ!!」
キイィィィィィィン
グ「ルーシィに手ぇ出すなぁぁ!!」
ガ&ジュ「チッ」
ル「グレイ……、ありがとう……」
ガクッ…………
グ「おい、ルーシィ?しっかりしろよ?ルーシィ?ルーシィーー!!」
数時間後…………
ル「………グレイ?」
グ「!!ルーシィ!よかった!無事で!……大事な話のことなんだが…」
ル「?」
グ「好きだ!付き合ってくれ!」
ル「うん!」
二人は幸せに暮らしましたとさ
おしまい
もう永遠に会えないかもだけど……ばいばい!
456:みかん姫:2016/03/29(火) 22:11 ID:BUI え、?匿名さんってゼーラだよね?
何故に、ワァイジャパニーズピーポー!消えないデェ!
書くの忘れとった。
グレイの優しさにきゅんときました♡
「あれは何!?」
「あれはだな…」
チビルーシィはクロッカスに来てから、目を輝かせてエルザにあれは何か、と聞いている。
「ねえ、そういえばチビルーシィ、あんた受験生よね?勉強しなくて大丈夫?」
ルーシィの言葉を聞いてチビルーシィは顔を伏せた。そして、グレイの服を掴んでポツポツと話し始める。
「あたし…留学生なの。中学卒業したら、スティングと母国に帰る。…これ、パパとの約束なの…」
チビルーシィの事情を聞いてみんなは顔を暗くした。
「母国はすごく遠くて…ローグともギルダーツともエルザともミラちゃんとも会えない…。優しくしてくれたナツも、あたしの目をキレイって言ってくれたロキともお別れ…」
グレイは、何故自分だけ入っていないのかが不思議だった。
(もしかしたら、こいつの世界のオレは…こいつにヒドイことを…!?)
という考えが浮かんだが、頭を振って追い払う。別に間違ってはいないが
「あたし、まだ帰りたくない理由ある…。ジュビアさん見つけてない…。グレイを慰めてない…」
チビルーシィの言葉を聞いてグレイは目を開いた。
(オレ、こいつにスッゲー思われてんじゃん)
いつの間にか、セイバートゥースについていた。
ゼーラちゃぁぁん!また来てね!グレイ最高!ゼーラちゃん、また書いてね!
460:みかん姫:2016/03/29(火) 22:34 ID:BUI 林檎の小説のグレイ>>いやいやいや、今は思っててもめっちゃ悪いことルーシィにしてるからね?!
林檎≫永遠のお別れじゃないからそこまで騒がなくてもいいんだ〜!
(って、さっきうるさかったうちが何言ってんだよって感じ…)
私の小説の原作グレイ>>いや、本当なんかあっちのオレがすいませんでした。
そうだな!希望を信じようぜ!>みるくてぃ
「そうか…鏡のことは何も知らねーか」
セイバートゥースについて、ナツとスティングが手合わせをした。スティングは一瞬で負けたが。
一方、チビルーシィはローグにベッタリである。さっきまでハッピーを撫でていたのに!!ローグコノヤロー!…ごめん
「チビルーシィ、クロッカスを案内しよう」
「待って、あたしも行く」
「オレも行くわ。オレとルーシィでチビルーの保護者なー」
ローグとチビルーシィ、何故か保護者役のグレイとルーシィはクロッカスの街へ出た。
「クロッカスってすごいねー。マグノリアと全然違う!」
一通り観光をし終えると、4人は堤防に来て座ったり寝たりした。
「チビルーシィ、お前は何故ここに来れた?来る前のことを教えてくれ」
ルーシィ達が聞きたかったことをローグが聞いた。グレイとルーシィは耳をすませる。
「えっとねー。朝ごはん食べてて、もうすぐ卒業か、帰りたくない、って思ってたら来れたわ!」
うあぁぁん!素敵なお言葉ありがとうございますぅ!!これからもずっとこの小説書いてください!!(涙)
464:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 12:01 ID:Sfgではさようならぁぁぁぁぁぁ!!
465:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 12:08 ID:Sfg私、もしも次書くとしたらメイビスとゼレフの小説書こうかな〜とおもってます!
466:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 13:46 ID:Sfgちなみにお香さんたちは、何県何市の小、中学校ですか?また、何歳ですか?
467:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 13:56 ID:Sfg私たちって友達・・・だよね?
468:杏奈:2016/03/30(水) 14:17 ID:dAo 林檎≫おひさ〜!
みさ≫ひっさしぶり〜!
うち、おそ松さん専門腐女子でっす!おそ松さん好き、居ないのぉ〜?
470:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 14:43 ID:Sfgえっとー、私、仲間入り出来て嬉しいです♪
471:ゼーラ:2016/03/30(水) 14:48 ID:Sfg誰か来てぇー!
472:みかん姫:2016/03/30(水) 16:22 ID:BUI ごめんね、大掃除中だった〜泣
流石に何市は言えないんだけど、茨城県の小5です!(4月からは六年だよ♪)
ボカロやアニメ、声優と動物が大好きです!人がそこまで好きじゃないからここで克服しようと思ったのがきっかけで葉っぱ天国デビュー☆ネット上と親友ならめっちゃ話せます!
呼びタメオッケーかな?こっちはオッケーです!
杏奈>>ごめん、おそ松さん見てないんだよね…本当にごめん!
みかん姫さん、私は、小学4年でもうすぐ11歳だよ!埼玉県熊谷市吉岡小学校にいるよ!てゆうかタメ口 OK?
474:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 16:40 ID:Sfg杏奈さんごめん……、私もおそ松さん見てないの…できれば見るように意識しとく!
475:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 16:41 ID:Sfg皆〜、明日もできる〜?3月30日出来たらきてね!
476:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 16:43 ID:Sfg私もため口オッケー!
477:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 16:48 ID:Sfgフェアリーテイルのアニメも見てね
478:ゼーラ ゼーラ:2016/03/30(水) 16:49 ID:Sfg今日は一旦ばーいばーい!この小説のこと、毎日心がけてね!
479:お香◆kk:2016/03/30(水) 20:02 ID:nNU 私もさすがに何市までは言えないけど、京都府の小6だよ!ちなみに4月から中1ですっ!
葉っぱ天国デビューしたきっかけはグレルー妄想を他の人に聞いてもらいたかったからだよ!
妄想を誰かに聞いてほしい気持ちめっちゃ分かる!
親友女子1人と親友男子1人は同じアニ友(うちほど重症じゃないけど…)だから語るんだけど、2人はカップリングとか興味無いんだよぉ〜。
ってか京都?ずる〜い!八ツ橋とかめっちゃ美味しいんだよね〜♡
それ違う県の友達みんなに言われる笑
482:お香◆kk:2016/03/30(水) 23:51 ID:nNU 「そうだ…母国に帰ったら離れるんだ」
チビルーシィがハッとして低い声を出した。
「チビルー?」
いきなり声が低くなったチビルーシィに違和感を感じたグレイは声をかけた。
「離れたくない…みんなは高校は離れるけど会えないことはない…なのにあたしは会えない…母国に帰るから…離れる…みんなと…」
頭を抱えて低い声でブツブツ言うチビルーシィ。豹変したチビルーシィにローグもルーシィも目を開く。チビルーシィの周りには黒いオーラが纏われていた。
「ミラちゃん…エルザ…ギルダーツ…ローグ…レビィちゃん…F組のみんな…」
チビルーシィの頭によぎるのは短い間だったがF組で過ごした楽しい思い出とヤヨイに巻き込まれた事件。どれもいい思い出だ。
「帰りたくない…F組のままでいい…」
『チビルーシィ!!!』
声がした方に顔を向けると、フェアリーテイルのみんなとスティングが堤防に来ていた。
「ルーシィ、短い間だったけど楽しかったわ。忘れないでね」
「ミラちゃん…!」
「ルーシィ、お前が来てくれて私は嬉しかった。また会おう」
「エルザ…!」
「ルーシィ、君の瞳は本当にキレイだったよ。もちろん、ルーシィもね」
「ロキ…!」
「ルーシィが家に来てくれて良かった!ずっと仲間だかんな」
「ナツ…!」
「お前の担任ができて嬉しかった。つまんねぇ教師生活が本当に楽しかった。」
「ギルダーツ…!」
フェアリーテイルのみんながナツ達から事情を聞いてチビルーシィの世界の自分になりきっているのだ。
ルーシィが、寂しい思いをしないように
v( ̄Д ̄)v イエイ!皆のアイドルみさだよ!!(バン!
はい、嘘です。申し訳ありません。
ゼーラさんはじめまして、皆のアイドルみ………すいません。
私はタメ呼び捨てOKですが、大丈夫ですか?
私は、神奈川県の、今年の春から受験生の本来ここにいてはならない人間です。
私のことは嫌いになっても、グレルーは嫌いにならないでください!!
久々に続きを…
「…ルーシィからだ」
その手紙には、ルーシィより、と最後に書いてあった。
『 フェアリーテイルの皆へ
えーっと、たぶんこの手紙を読んでるっていうことはもう私はいないかな…。
なんか皆に手紙書くって変な感じだな。
でも、まぁ気持ちを伝えておきます。
たぶんうすうす自分の力の変化に気づいてました。
まぁ、皆にばれないようにしていたから、わからなかったと思うけど。
皆がこれを読んでるときは、多分もうみんなとは違う‘存在‘になってると思う。
だから、覚えていてほしいことがあるの。
きっと、今フェアリーテイルのことだから、これからも大変な危機に遭うと思う。
辛くて。
逃げたくて。
怖くて。
不安で。
嫌になることは絶対にあると思う。
でも、皆には‘仲間‘がいる。
‘家族‘がいる。
たとえ一人になっても。
暗闇から出られなくても。
仲間を傷つけても。
諦めて目をそらしても。
きっと、仲間がすぐに駆けつけて、引っ張ってもらえる。
光の世界に戻してもらえる。
怒ってくれる。
皆が、一緒に居るから、問題を直視できる。
どこかで道を間違えてしまっても、叱って、怒って、慰めて、一緒になって泣いて笑って、悔やんで、傷ついて、涙を流して、抱きしめて、気持ちを受け止めてくれる。
一緒に自分が落としたピースを拾ってくれる。
またそのピースを落としたら探せばいい。
一個落としたら二個見つけたらいい。
どんなことがあっても大丈夫。
だってみんながいるから。
みんなに迷惑をかけたくなくても、皆は迷惑をかけるためにいるから。
皆は、ずっとみんなの味方だから。
ギルドから消えても、時間が流れても、そのお紋章が消えても…。
皆はずっと偉大なギルド、‘フェアリーテイル‘の魔導士だから。
だからお願い。
私をどうか、忘れないで。
皆の記憶の中だけでもいいから生きさせてほしい。
それが最後の願いです。
ルーシィ 』
皆は泣いていた。
ただただ、泣いていた。
言葉にならない感情に、心を支配されたようだった。
それでもみんなは、前を向いた。
前だけを見た。
だって、それがルーシィの願いだから。
だって、それがフェアリーテイルだから。
END
「ルーシィ!この鏡に飛び込め!元の世界に帰れるぞ!」
ナツが持っていたのはルーシィが買った大きな掛け鏡。
「この鏡にはな、呪いがかけられていた。違う世界に繋がる呪いだ。今はその呪いが弱っている。帰るなら今がチャンスだ!」
「みん…な…」
ルーシィの目からは涙が流れる。大粒のキレイな涙が
「ルーシィ、お前は1人じゃない。たくさんの友達がいる。」
「誰もお前のことを忘れねーよ。だから、一緒に卒業しろ」
ローグとグレイが微笑みながらチビルーシィの世界の自分になりきって言った。
「ね?1人じゃないでしょ?あなたにはたくさんの素敵な友達…ううん、仲間がいるわ。体が離れていても心が繋がっていれば、また会える」
最後にルーシィが胸に手を当てて、優しい声で言った。
「でも、あなたの居場所はここじゃない。あなたは元の世界に帰って本当の仲間と過ごさないと。心配してると思うわ。」
「ルーシィ!早くしろ!」
だんだん力を取り戻してきた鏡の呪い。
「ルーシィ、オレはお前のことを忘れない。それは体が離れていてもだ」」
「ルーシィ、オレはお前とずっと仲間だって忘れねー」
「「だから、お前も忘れるなよ!(忘れんなよ)」」
グレイとローグはチビルーシィの背中を押した。
「みんなァァ!!!あたしもみんなのこと忘れないよォォ!!離れていても、仲間だよォォ!!」
ルーシィは前よりも涙を出して、それを拭うと、笑って鏡の中へ入って行った。
みさとグレルーを嫌うなんてないよ〜w
みんなのやつなんか切ない系だからうちはハッピー系にするよー!
切ない系って私のハッピー系にするつもりだけど!?怒
488:お香◆kk:2016/03/31(木) 11:06 ID:nNU 「なんか、不思議な体験だったわね…」
チビルーシィが消えて、ルーシィが呟いた。それは風に乗って消えていった。
鏡が光って出てきたのはルーシィ。
「ルーシィ!」
「あれ、ギルダーツ?」
ギルダーツは鏡から出てきたルーシィを受け止めた。
「ルーシィ、何もなかったか?」
ルーシィはギルダーツにお姫様抱っことやらをされている体勢でいるたため、素早く降ろしてもらった。
「どこに行ってたんだ?」
「ナツ!」
「それに鏡の中から出てくるなんてね」
「ロキ!」
「ケガはねぇか?」
「グレイ!」
「心配したぞ」
「ローグ!」
ギルダーツの他にもナツ・ロキ・グレイの3人とギルダーツが呼び出したローグがいた。
「え、ウソ…本物!?」
ルーシィはいまいち状況が読めない。先程まで違う世界にいたのだから。
「何言ってんだ。オレ達が偽物なわけあるか」
「ルーシィ、みんな心配してたんだぞ」
呆れたように言うギルダーツとホッとしたように言うローグ。
あたし、戻って来たんだ 元の世界に
「何があっ…うおっ!」
ルーシィはローグに飛び付く。そして、新たにできた思い出を思い出しながら
「あたし…新しい友達…ううん、仲間ができたよ」
と言った。
あ、そうなの?ごめん、発言間違った。
…んー、グレルーナツルー以外にも書きたいな〜
むんむん>>嫌われたら泣くから(笑)
いや、ここ一応ナツルーグレルー専門だから(笑)
みさ、そうなんですよ〜…だから、作っちゃいました!
『フェアリーテイル:ルーシィ×??』来てねー
それじゃ、卒業編ナツルーいっちゃいますかぁ!
「ルーちゃん!」
「レビィちゃん!」
黒板にでかでかと『卒業だぜ!』と書かれている教室。
あたしはレビィちゃんと思いっきり抱き合っていた。
理由は単純で、あたしが留学するから。
この高校は偏差値が元々低い方で、入れる学校が限られる。
それで、みんなは大体同じようなメンバーで高校へと進むの。
しかし、あたしは留学することになっている。
これは妖精高校の歴史上、2つ年上のエルザとあたしのみらしい。
そんなわけで、レビィちゃんと抱きしめ合っていたわけだ。
「向こうでも頑張ってね、ルーちゃん!」
「うん!連絡するし、また帰ってくるからね…!」
このマグノリアっていう小さな国から地球を4分の1周した所に留学先がある。
だから、来ようと思えば来れる距離だ。
レビィちゃんがアルバムにあたしのメッセージを書いてる間、チラッとナツを見る。
ナツは相変わらずリサーナや男子とふざけあっている。
……こんなに大好きで、こんなに愛しいのに、リサーナとは違って触れられることはない。
ーーーー告白しようかな?
そう考えたのは昨日。
…だけど振られると思うし、オッケーされたとしても遠距離恋愛なんて嫌だろうし、諦めた。
いいなぁ、リサーナは。
ナツに自然と近づける“幼馴染”っていう関係だから。
暫く見続けていると、ナツがこっちに向かって歩いてきた。
少しびっくりしてナツを見上げると、眩しいくらいの笑顔で
「ちゃんと学績残してこいよ!」
なんて言われた…頭を撫でながら。
まだ少しナツの温もりを感じる頭。
ナツはさっきの場所へ戻ってしまったけど、あたしはまだナツがここにいるように思った。
みんなでアルバムを交換し合って、現在進行形であたしはナツにメッセージを書こうとしている。
なんて書こう。そんなに話したわけじゃないし…
…よし、決めた。
ーーーーーーーー『帰ってこいよ。…ずっと待ってる。』
ルーシィside END
『ルーちゃん!』
『レビィちゃん!』
そんな悲鳴にも似た声に反応してクラスの真ん中を見てみる。
そこにはルーシィとルーシィの親友がいた。
「ねぇナツ、上の空だけど大丈夫?」
急に耳元で感じたソプラノの声。
少しビビったけど、リサーナだと分かって安心する。
「んー、そうか?」
「そうだよー!」
「なんだ、ついにナツも卒業で悲しむのか?」
周りに冷やかされて若干2人不貞腐れながらもルーシィをチラッと見る。
そしたらルーシィもじっとこっちを見ていて。
ルーシィは俺が向こうを見たことに気づいていないようだった。
(…なんだよ。)
ほんの少しイラついた俺は立ち上がってルーシィの元へ行く。
俺よりも少し背の低いルーシィ。
おかげで金色の髪の毛の良い匂いがする…って俺変態かよ…///
(触りたい…)
俺は無意識にその頭を撫でていた。
我に帰ったのはルーシィが驚きながらこっちを見ていたからで。
めっちゃ慌てたけど、自然に対処をする。
「ちゃんと学績残してこいよ!」
一応、本心でもある…けど、本当は離れたくない。
…のに、後ろからからかうような視線が飛んできて、早々に引き返す。
「ヒュー!お熱いね〜」
「なぁんだ、もう引き返してきたのかぁ?」
「それよりナツ、ルーシィのアルバムまだでしょ?早く書かないと!」
リサーナに言われて書く内容で悩んだ。
…俺はルーシィに告白しない。
振られるって分かるから…はいはい、どーせ俺はヘタレだよ。
こいつらは俺がルーシィを好きなのを知ってて、やっぱり相談するとからかう。
…アルバムに好きって書くか?
いや、それだと図々しいか。
悩んだ末、やっぱり本心を書くことにした。
ーーーーーーーー『…大好き。』
ナツside END
ゼーラさん≫タメ、呼び捨てOKだよ〜!おそ松さんはもう、おわったのさ…(泣)
495:匿名さん:2016/03/31(木) 16:10 ID:qWA このスレはあなたにとって役に立ちましたか?
○ 人生を変えた
○ 非常に役にたった
○ 役にたった
○ どちらともいえない
○ 役に立たなかった
○ 全く役にたたなかった
○ むしろ見てくれた連中に謝罪が必要
● 死んで詫びろ
うちは、宮城県の、小5でっす!4月から、6年生!
杏奈は本名ではないです!FTと、おそ松さんと、カゲプロと、ラブライブ大好きです!(もっと好きなものあるよ!)
ってことで!改めてよろしく!
495≫荒らしは厳禁ですよ!
498:みかん姫:2016/03/31(木) 16:23 ID:BUI >>495
私は ◯ 非常に役に立った ◯ 見てくれた人に感謝 です。
>>472 にも書いた通り、私はあまり人と喋るのを得意としません。
しかし、ネット上の知り合いでは素の明るい自分で話せたのです。他のみんなの小説を読んだり、自分の小説を読んでもらったり、楽しい時間を過ごせました。まだ11年と半年しか生きていないので、人生を変えた、とまではいきませんが、非常に役立ちました。
また、葉っぱ天国に入ってから二次創作活動を始めたので、素人のあたしではとても心に染み渡るような小説はかけませんでした。そんな文の可笑しい私の作品を読んでくれて、感謝の気持ちが必要だと思いました。
「ありがとう。」
なので私は、二行目のような結果になりました。
最後に、貴方は荒らしなのでしょうか?荒らしじゃないのなら失礼ですが、最後の行の「死んで詫びろ」はやめませんか?そのような発言で、みんなの気持ちが暗くなり、荒らしと思われます。
杏奈、ラブライブ好きなの?!
一緒だぁ(((o(*゚▽゚*)o)))
500おめでとう!