あああ小説書きてえ!ってなったので立てました。(
書くのは多分おそ松さんとかカゲプロ。
カゲプロはCP要素有り、おそ松さんはCP要素無しでいきたい。
CP要素はNLのみ。BL、GLは書きませぬ。
偶に他のアニメのやつも書くかもしれない
ご自由に書き込みokです。小説書いてもokです。書き逃げもokです。
荒らし、なりすましはスルー。
のんびり、ゆっくりいきます。
数字松。
「……上手く、笑えないんだ。」
此方に背を向けたまま、ぽつりと呟いた十四松。
顔が見えないので表情は分からないが、その声に何時もの明るさは無かった。
「なんで、だろうね。笑わなきゃ、って思えば思う程上手く笑えないんだ。顔が引き吊っちゃうの。…今までは、何があってもずっと、笑って居られたのに。……なんで、だろう、ね」
俺は何も言わなかった。
否、言えなかった。
最初は平然を装っていた声も、段々掠れて弱々しいものになっていった。
「ねえ、教えてよ、一松兄さん。笑えない、わらえないの。なみだしかでてこないんだ。どうやったらわらえるの」
振り向いた十四松の口はきゅっと固く閉じられて。
涙が零れ落ちたその目はゆらゆら、ゆらゆらと揺れていた。
“いちまつにいさん”
目の前の十四松のその姿と、幼かった頃の遠い十四松の姿が重なった。
…うーん何が書きたかったのか分からん。
文章力鍛えないとなぁ。
学パロセトモモ。
今日は委員会ですっかり遅くなってしまった。
何時も一緒に帰っている友達には先に帰って貰った為、今日は一人で帰途に就く事になっていた。
委員会の途中くらいからざーざーと雨が降る音がしていたが、案の定降っている。
制服が濡れるし面倒だなあ、何て思いながら靴を履き替え、校舎を出た。
そのまま折り畳み傘を出そうと鞄に手を突っ込む。
「…ない」
が、鞄の中に肝心の傘がない。
おかしい。何時も鞄の中に入れているのに。
「……あー、前にお兄ちゃんに貸したんだっけ。」
どうりで無い訳だ。よくよく考えればあれから返して貰ってなかったっけ。
傘が無い事が分かったはいいが、これからどうしよう。
雨はさっきよりも激しく地面を打ち付けている。
この状態で傘も無しに帰ればずぶ濡れだ。だからと言ってこのまま待っても、雨はそう簡単に引っ込んではくれないだろう。
…仕方ない。
走って帰ろう。
風邪を引いてもしょうがないや、と腹を括って一歩踏み出した時だった。
「如月さん!」
反射的に振り返る。
声の主は_____確か、同じ委員会の瀬戸君。
彼はそのまま早口で私に言った。
「一緒に、帰らないっすか?」
あれから。
何だかんだあって、結局瀬戸君の傘に入れて貰うことになった。
(一緒の傘に入るってつまりあいあい傘だよね…。絶対誰かに会ったら何か言われるよこれ)
などと考えていたが、よく考えれば今は完全下校時刻ぎりぎり、しかも雨。まだ学校に残っている人も少なかった為、知り合いには誰にも会わずに済んだ。
「それでその時___で、_____だったんすよね。」
あいあい傘というのは案外距離が近いもので、ふとした時に彼と肩がぶつかる度にどくりと心臓が跳ねた。なんでだろう。好きな人という訳でもないのに。
彼はさっきから私に話しかけてくれてはいるが、それも耳にまったく入らなかった。
「……如月さん?どうかしたっすか?」
私が黙りこくっているのに気付いたのか、彼が私の顔を覗き込む。
彼と目が合って、またどきん、と心臓が音をたてた。
おかしい。こんなの私じゃない。
「……ごめん、傘、ありがとう。私ちょっと用事思い出したから帰るね」
俯きがちにそう告げて、傘から抜けだし、走る。
後ろから如月さん!?と驚いたような彼の声がしたが、それにも構わず走った。
彼には悪いことしたな。ごめん。そう心の何で告げた。
彼は追いかけては来なかった。
*
ぐだぐだやんもう。
気付いたら走ってた。
彼と肩が触れただけで、目が合っただけで胸がどきどきしたのは何故だろう。
彼から逃げてしまったのは何故だろう。
自分に問い掛けても答えは返ってこなかった。
そりゃそうだ。自分が分からないことを自分に問い掛けてどうする。
走っていた足を止めた。
「はー…、あーあ、びしょ濡れ。」
雨は未だ止まず、容赦なく私の体を打ちつける。
なんだ。瀬戸君に傘の中入れて貰った意味ないじゃん。
路地裏の壁に背を預け、ずるずると座りこんだ。
頬と胸に手を当てる。
頬が熱い。火傷しそうなくらい。
胸がどきどきしてる。破裂しそうなくらいに。
「…なんでだろ」
走ってから大分経ったと思ったんだけどなぁ。
笑みがひとりでに零れた。
…ううん、きっとこれは走ったせいなんかじゃない。
頬が熱いのも、胸がどきどきするのも、
「ぜんぶぜんぶ、きみのせい。」
*
何が書きたかったんだ自分よ。
いつものようにエネに叩き起こされ、アジトに連れていかないと秘蔵フォルダの画像をネットに公開するだの何だのと脅迫されて連れて来られたアジト。
溜め息をつきながらアジトのドアを開けた俺は、目の前の光景に驚愕した。
ドアの直ぐ側にいる我が妹、モモはしゃがんでおり、右足の指先を押さえながら呻いている。
テーブルの近くでは、カップを手に持ちオロオロして目に涙を浮かべているマリーと、
「熱ッ!ちょ、熱い!」と叫びながらバタバタと動き回るカノ。そして両目を手で押さえ「目が!目がァァアア!!」と膝から崩れ落ちているセト。あと今まさにカノをフライパンで殴ろうとしているキド。
ヒビヤはヒヨリに思いっ切り往復ビンタを食らっている。痛そう。
床に寝転び、「ねぎま...」とさっきからしきりに呟いているのはコノハ。
―――――そして、それらをニコニコと微笑みながら見つめるアヤノ。
......いや、
「なんだよこのカオス空間!お前ら一旦落ち着けよ!!」
俺の叫び声がアジト内にこだました、午前10時のこと。
ちなこの話に続きはない。
8:ω松。◆cE:2016/03/13(日) 00:41 ID:0MIアッ>>6のアンダーバーできてなかった。
9:ω松。◆cE:2016/03/19(土) 17:32 ID:0MI 暇だなー。
誰が呟いたのかも分からないその言葉は、静かなこの空間へと吸い込まれ、消えていった。
暇。とにかく暇だった。
金が無いからどこにも行けない。でも家に居てもやることは無い。
それは俺だけでなく弟達も同じらしく、皆居間でごろごろと寝転がって過ごしていた。
誰も何も声を発さないから居間は驚くほどに静かだった。
あのいつも煩い十四松でさえも、口を閉じてただただ天井の木目を見つめていた。
「……ッだぁ暇だ! お前ら何かねーの!?」
この空間に耐えられず、勢い良く起き上がってそう叫ぶと、皆ビクッと肩を揺らして俺を見た。
「…何かって何さ」
そう不審気に俺を見るのは末弟のトド松。
そいつをちらりと一瞥してから俺は続ける。
「だァーから、暇なんだよ。お前らも暇だろ? だから何かしようぜってこと。分かる?」
「いや何かしようぜって……、そんなこと言ったって」
「じゃあやきうは!?」
続けようとしたトド松の声を被せるようにして、十四松が起き上がる。
「嫌だよ、十四松と野球したら次の日筋肉痛が酷いし」
思い出すようにしてうへぇ…と顔をしかめるチョロ松に、今度はカラ松が立ち上がり口を開く。
「なら、カラ松girlを探しにでも…」
「殺すぞクソ松」
「ヒィッ」
が、あっけなく一松の手によって却下された。
誰もカラ松をフォローする者はいない。まぁ当然っちゃ当然。
じゃあどーすんだよ!と頭を抱える俺の横で、あ、とトド松が声を上げた。
「じゃー、ジャンケンしよーよ。負けた人は罰ゲーム」
トド松のその案に、いいなそれ…と皆の声が揃う。
やるなトッティ!と叫ぶ十四松を見てふふんとドヤ顔をかますトド松がなんかウザかったので取り敢えず一発蹴りを入れておいた。
「…じゃ、負けた奴はパシリで」
「でも金はどうするんだ?」
「何とかなるよ!」
「万引きとかは絶対やめろよ」
「する訳ないじゃんシコ松兄さん」
「あ”!? トッティてめー…」
途端にがやがやと騒がしくなったことに少し嬉しくなり口元に弧を描きつつ、拳を突き出し叫んだ。
「よーし、お前らいくぞー!」
>>9の続き書こうと思ったけどダメだ。ネタ無い。力尽きた。
11:*橘花*◆cc:2016/03/31(木) 21:42 ID:0MI
会話文のみ、クソ短い。
「なあ一松」
「何」
「ピザ、と十回言ってくれないか」
「ひじ」
「...(´;ω;`)」
ナンダコレ...
眠れなかった。
何時もなら某のび太くんの様に布団に入ればものの数分で眠れるのに、今日は何故か眠れない。
何となく外の空気が吸いたくなり、隣で寝ている兄弟達を起こさないようにそっと布団を抜け出した。
*
屋上。
というより屋根の上。
ぼんやりと暗い暗い空を見つめながら、ふうと息を吐き出す。
今夜は満月だ。
やけに空は澄んでいて、雲一つ無い。
小さい頃は月に兎がいる、等と話したなとぼんやりとした頭で考えながら腰を下ろす。
持ってきた煙草に火をつけ、もう一度深く息を吐いた。
そのまま暫く空を眺めていると、すとん、と隣に誰かが座った気配がした。
「 兄さん 」
カラ松だ。
「 わりー、起こしちゃった? 」
「 いや、大丈夫だ 」
そう言ってカラ松の見せた微笑みに何時もの痛さは無かった。まるで別人みたいだ。
「 おそ松兄さん、もしかして眠れないのか? 」
「 …あー、うん、まあな。ごめん、やっぱ俺が起こしちゃった? 」
「 ……いや、俺もあまり寝付けなかったんだ 」
嘘だ。
寝付けない、と言う割には目元がとろん、と溶けそうになっている。
それにカラ松は、眠い時は決まって俺のことを"兄貴"と呼ばない。
だがそれを嘘だろ、と言うつもりも無いので、それには気付かぬフリをした。
「 カラ松ってなんでいつもあんなにイタいの? 」
「 おそ松兄さんこそ何でそんなに馬鹿なんだ? 」
「 …うっせ。ていうかお前なかなかはっきり言うよな 」
_____偶にはこういうのも、いいかもしれない。
月の綺麗な夜だった。
-*-*-*-*-*-
長兄松が書きたかったんだ。