・・・・・・・・
2:匿名:2017/05/10(水) 22:00 俺「・・・・・・・・・・・はッ!?ここは!!?」
死神「ん?ようやく目覚めたようだね…」
俺「え!?だ、誰だオマエ!?」
死神「あぁ、僕は死神さ。良く聞くだろ?人の命の管理をしてる存在だって。何時死ぬのか、死因は?全て僕が決めてるのさ。分かるかい?」
俺「そう、か…じゃあ俺は今死ん――」
死神「まてまて、死んじゃあいないよ。ここは幻想の世界、僕が勝手に脳に念波を与えて幻覚を見せているんだよ」
俺「そうなのか!」
死神「ああ、そしてこの世界は全世界の人間達にみせているから一生消える事が無いんだよ。凄いだろ?ハハハ」
俺(話が良く理解できんがとにかく俺は何らかの幻覚症状に陥っている事は確かだな…)
死神「おっと、長話が過ぎたね…さて、本題に入ろうか。」
「君は近い将来交通事故に遭って死ぬ。それを伝えにここに呼んだのさ」
「何!!??」
「ッは!!!」
「…………」
どうやらただの夢だったらしい。良かった。まさか交通事故で死ぬなんて誰が分かる?疲れてるんだと言い聞かせ、仕事へと向かった。その道中、何故かあの死神の言葉が頭をよぎった。
「君は近い将来交通事故にあって死ぬ」
そのせいかいつも通るハズの大通りを避け細い小道を通った。
「なに夢の事を本気にしてるんだよ俺。ハハ今日は何かと可笑しいぜ」
「落ち着けよ」と言いながらも冷や汗が止まらない
俺はこの先本当にどうなるのだろうか?思考が追い付かなくなっていった…………
序章「死神の脅し」完
次章「事故」は5月の中頃から