「もう良いかい」
「御免なさい」
「もう良いよ」
君が呟いた
…うん
13:柏餅◆1I:2018/10/11(木) 20:21あーご飯食べなきゃなあ
14:柏餅◆1I:2018/10/11(木) 20:22食べてこよ
15:桜餅◆D2:2018/10/11(木) 20:27コンピャス君メグメグ出てくれたのはほんと嬉しいにゃあ
16:桜餅◆D2:2018/10/11(木) 20:28アンテの小説が書きたくなる(不定期)
17:桜餅◆D2:2018/10/11(木) 20:34 「Chara…?」
朝を迎えて少しして。とある地下の何処かで、Asrielと言うモンスターの少年が目を覚ました。
Asrielは不安感と、そして違和感を感じていた。…その正体が『Chara』が居ない事だと気付いたのは、つい先程の事だった。
Charaとは、最近(もう最近でも無くなって来た気もするが)この地下に落ちて来た『ニンゲン』である。『ニンゲン』とは、地下に住むモンスターとは違い、地上に住む生き物の事だ。大昔、戦争に負けたモンスター達を地下に閉じ込めたのは『ニンゲン』だとAsrielは聞いた事があったけれども、どう考えてもこんな生き物がそんな事をしただなんて、信じる事が出来なかった。
アイスウマー
19:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 15:39ねむ
20:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 15:39塾行きとう無いなあ
21:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:12友人がとあるゲームの二次創作(?)の動画からボカロ知ってマイナーな曲とかぜんっぜん知らないのに「ボカロファンでは無いけど知ってるよ」とか言うアピールがウザイです
22:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:16本人にとってはアピールじゃないのかも知れないし、私自身もボカロファンと言う訳では全く無いんだけどね。ただの私の意見って言うだけで
23:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:23好きなものの話題になればテンション上がるのは仕方ないんだよ((
24:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:23絵が描きたいけど何描けば良いのか、、
25:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:24私にも何も分からないよ
26:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:25人の絵を繰り返し描く時前髪が向きとか違くなるの…
27:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:28なりはぷよクエの方が人口多いし凄い人も沢山居るし礼儀もだいぶなってるから好きだにゃあ
28:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:29私のクラスには「ボカロきもい」とか言う奴…多分居ない気がするが。そういう奴とはあまり関わりたくないですね…
29:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:31普通にTik Tokは嫌い。ボカロの動画あげてる人は無断転載でしょ?あとそれを見てボカロをTik Tokの曲だと勘違いする人も出てくるでしょ?それ以外にも黒歴史生産機だからあまり好みくは無いですねと独り言
30:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:31服のシワが描けなくて悩む。どうしても上手く描け無いんだよなあ、あと影とかも。
31:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:35Friskかわゆい
32:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:35CharaとFrisk?…両方お持ち帰り致しますねー
33:桜餅◆6.:2018/10/12(金) 23:38ついでにAsも。…当然だよなあ?
34:桜餅◆6.:2018/10/13(土) 00:09 キラキラと光る太陽の雫が、広げた手に舞い落ちる。拳を作ってしまえば、雫は手から零れ落ちた。
その光景を見ているだけでも、時間はゆっくり流れて行って。もう直ぐ暗闇に落とされるのだと思うと、この間が愛おしくなった。決して私には似合わない光を、いつまでも手の平の中に収めていたかった。
ぎゅっと、強く目を瞑ったと同時に。カラン、と小さな鐘の音が耳に届いた。嗚呼、もうお迎えが来てしまった様だ。周りが黒に、移り変わって。残っていた筈の光も、黒く塗られてしまった。…勿体無い、なんて思っても。運命が変わる事は無いのだから。
「左様なら、愛しき世界。私を育ててくれて、有難う御座いました」
なんて、独り暗闇の中呟いて。目的も無いまま、真っ直ぐ真っ直ぐ、歩き始めたのだった。
私には、何もかもが抜け落ちている。
学力の能も、運動神経も。…感情すら無い私は、「ロボット」と呼ばれていた。きちんと個体名はあると言うのに。私を創り出したらしい人物は、いつもそうとしか呼ばなかった。その人物が私を呼ぶ度に、言い知れぬ気持ちが灰となって、心の奥底に山を造り上げた。
私は人間では無い。から、ミスも無い。しかし完璧でも無い。私には『心』が無いのだ。考える力も無くて、ただ従うべき相手の命令を一生聞き続けているだけ。
心なんて、あるのに。
奥底に、大切に仕舞っているだけと言うのに。
だぁれも、私の気持ちになんか気付いてくれ無いのだから。
「私は失敗作なんだって。本来は産まれる存在では無かったんだって」
そう呟くと、胸の奥が痛くなる。…心があると言う、証拠なのに。
ねむいけどねむくない
37:桜餅◆6.:2018/10/13(土) 00:22こんぱすくんする?
38:桜餅◆6.:2018/10/13(土) 00:22それとも動画見るか…
39:桜餅◆6.:2018/10/13(土) 00:22FGOでもいいけどにゃあ……選択肢多過ぎる…
40:桜餅◆6.:2018/10/13(土) 00:23まあ取り敢えず動画漁ってからにしよう
41:雪見◆.k:2018/10/13(土) 16:55╮(´・ᴗ・` )╭ピーヤ
42:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 17:07 煌めく夜空に、手を伸ばす。届かない光を見て、気が付かぬうちに涙の雫が目尻に溜まっていた。ぎゅっと、拳を握る。
きっとあの空にはいけないだろうから。ごめんね、と今は亡き家族に謝罪を送る。…この言葉もきっと、届いてはいないだろうけれど。
「楽しくは、無かったけど。それでも何とか生きていけた自分に乾杯」
なんて、手にただ一つを握った。
まじ卍(゚∀゚卍)
44:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 20:16 ボクだって、この世界が憎かった。
その力を持っていると気付いた時なんて、吐き気もする程だったのだし。
自分が特別なんて、考えたくも無かった。
如何して、ボクはこんな運命を迎えなければいけなかったのだろう?
ボクはただ、平凡で居たかっただけと言うのに。
彼らからの優しさには、目を背けたくなった。そんなものは、ボクには全く要らなかったものなのに。頼むからボクを無視してくれ、と心の中で悲願しても、しかしながら彼らはボクと言う人間が珍しいのだろう、話し掛け続けて来たのだから。ボクは我慢し続けた。ずっと、ループする運命を我慢し続けた。…まあ、そうしたって何も無いのは知っているけれど。でも、ほんの少しくらいはあったって良いんじゃないか?って、心の奥底では思っていた。
同じ運命を繰り返し続けて。もう何回目かも数えていない。下手したら何十回、何百回も行っている様な気がする。…そんなある時。もう二つの運命…ルートがある事に気が付いた。と言うよりかは、名前も姿も分からない誰かに教えてもらったのだけれど。それを聞いて、ボクは早速他のルートを試してみたのだった。
適当に簡素な小説もどき投げては途中でほっぽって他の書き始める自由人()
47:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 20:32適当にオリキャラでも作るかなあ
48:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 20:58アイビス…描けたら良いんだろうけど…
49:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 22:12描こうとしたけど描けなかった()
50:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 22:13アナログが1番ってはっきり分かんだね…
51:桜餅◆6. hoge:2018/10/13(土) 22:13まあ色塗り苦手なんですけれども
52:桜餅◆6. hoge:2018/10/14(日) 23:52 「私は人形……ただそれだけで存在するものなのですから」
「主様はおくつろぎ下さい。家事全般は私の仕事でありますので。…それとも主様は、私の存在意義を取ってしまおうとの考えを持っているので御座いましょうか?」
「何なりとご命令を」
良い子が思い付いたんだけどなあ、pf書く程の気力は残っていなかった様だよ
54:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:28まーあ、桜餅さんは??天っ才ですからぁ???(嘲笑)
55:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:28うそです馬鹿げた事書いてすんませんした
56:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:30 「あら貴方は……いえ、何でも無いわ。さて、手を取り合って戦争しましょう」
「クスッ…馬鹿ねえ、貴方。そこまで人を信頼すると、帰って裏切られた時怖いのよって習わなかったのかしら?私が仲間を裏切る訳無いじゃない。これでもねえ、可愛い可愛い私の弟子達なのだから」
なまえがおもいつかない
58:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:31特に男は無理。何て言ったって私女ですからねえ
59:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:31何ですか?男の娘作れって言いたいんですかそうですか
60:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:33画力無いからカスタムキャストでオリキャラとか作ってみたいんだけどな、何か1回入れても起動しなかったんすよね
61:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:34悲しい事に…
62:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:34あー…眠いけど眠くない…でも寝なきゃ…
63:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:34うわあああ
64:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:35名前だけは思い付くんですよ。その後のpfが面倒くさいだけなんすよ
65:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:35結論:やる気がない
66:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:37絵だって??時間をかければ??それなりに上手く(模写限定)描けますしぃ???舐めんといて下さいね??(死亡フラグ)
67:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:37多分趣味が無けりゃあ私は死んでいた
68:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:38心の支えが無ければ今頃ダークサイドに堕ちてる(ちょびっとの厨二感)
69:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:40如何して僕は、いつも本音が出せないままで。何も真実を言えずに終わってしまうのだろうか。悪い癖だとは思っているけれど、如何しても直せないままなのだ。…本当は、やりたく無い事だって、嫌な事だって沢山あった。でも僕は、言われた事を全て了承してしまうから。きっと「都合の良い奴」なんて呼ばれているんだろうなんて事は分かってる。けれどそれをいつも直せないのだ。
70:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 00:41hoge
71:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 16:05 私が嫌われてるのは知ってる。逆に気付いてないとでも思ってたの?そんなの周りの態度で普通に分かるでしょう。
だけど、少人数だけど優しく接してくれるのが嬉しくって、「一緒にペアなって」と言ったんだ。…でも、私には目もくれず、他の仲が良さそうに見える友の元へ向かって。他の人に声を掛けても、その子ももうペアを組んでいた。私は独りぼっちで。でも、誰も何も言ってくれなかった。
私の優先順位は低いんだって、どうせ数合わせの様な存在だなんて分かってた。分かってたけれど、いざ現実に直面すると、悲しくなってしまって。…私の心は弱いんだって分かった。外では強く振舞ってる、自分でもそう思い込んでる。でも、中はそんな事は無くて。ちょっとした事で仲間外れにされると直ぐ涙が出て来てしまう様に、精神は弱いんだ。まだ子供の方だからだろうね、経験が浅いから泣いてしまうの。
今もまだ、それは続いていて。仲良くしてくれる子でも、他に仲良い友は沢山居るから。…親友になって欲しいだなんて思ってないとは言うけれど、本当はなりたい。でも、なれないから。
私は自分にも、誰にだって嘘つき。本心はずっと、隠したまま。
hoge
73:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 16:06あいすくいたい
74:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 16:06と言うかお腹空いた
75:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 23:11寝てた…おやすみ(死)
76:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 23:11絵でも描くか…()
77:桜餅◆6. hoge:2018/10/15(月) 23:12…何の??
78:桜餅◆6. hoge:2018/10/16(火) 20:06凄い絵を描きたい衝動が沸き起こるけど、描く絵が無い。詰んでますね…
79:桜餅◆6. hoge:2018/10/16(火) 20:21 チクタク、チクタク。
何処かから、そんな時計の針が進むような音が耳に届いた。遠くからでも無く、近くからでも無く。何処から聞こえているかなんて全く分からなかった。ただその音が存在しているだけの様な、自分にだけ聞こえる幻聴、の様な。それらが違くても、この音は本来聞こえる筈が無かった。だって私の家には、こんな音のする時計は置いていないからだ。…盲目だから、良く分かる。まあそうで無くたって、普通は分かると思うけれども。私はこの空間が、不思議で不思議で、そして怖くて仕方が無かった。2つの強い感情が頭の中を駆け巡り、軽いパニックを引き起こす。
「…っ、如何して、こんな所に…っ」
恐怖感からだろうか、舌がもつれて上手く言葉を発する事が出来ない。身体に何の異常も無い一般人だったら此処まで恐怖を感じないのだろうが、私にとっては自分の身体も、この空間の色さえも分からないのだ。慣れ親しんでいる場所で無いのは何となく分かったのだが。…如何しても、新しい場所と言うのは慣れないものだ。空気も、微かに感じる色彩の感覚も、何一つ分からないのだから。
「…如何したら、良いんだろ …」
少しして。此処に立っているだけならば何の害も無いと分かって、恐怖心が少し抑えられた。深く、深呼吸を1度すれば、まだ怖さはあるものの、先程よりかは頭は活性化された様な感覚がする。。それ故に、感じる時間の流れが遅くなって、言ってしまえば暇になって来た、という状況に立ち入ったのだった。
変な所で切ったけど、まあ長すぎるかなって事ですね
81:桜餅◆6. hoge:2018/10/16(火) 22:47 「ごめんね、君はボクが許せないだろうから」
「左様なら」
「またね」「バイバイ」「左様なら」
別れる時に使う言葉でも3つもあるのは、それぞれ違う意味があるから。「またね」なら「また明日会おうね」と言う意味。「バイバイ」なら英語を日本語にしたもので、親しい人の挨拶に使う。「左様なら」と言うのは「左様ならば」と言う言葉の「ば」が抜けて、使われる様になったものである。
それぞれ意味が有り、それぞれ使う場面がある。いつ使うのかを決めるのは誰か次第。
自由人桜餅
84:桜餅◆6. sage:2018/10/17(水) 15:05下げとか上げとかよう分からん人ですどうも
85:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:06取り敢えずhogeとくか
86:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:07 「さよなら」は貴方から言った___
笑い合って「さよなら」__
さよならで始まりさよならで終わる……凄くね?
うーん…小説落としたい☆(悩む必要とは)
88:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:22 「ボクはこの毎日が楽しくなかった。表面だけ笑顔を浮かべて、でも内側は満たされない心にずっとずぅっと飢餓感を感じてた」
彼だろうか、彼女だろうか。どちらとも取れるそ誰かは、そう呟きながら山道を登る。この『エボット山』と言われている山には、それはそれは大きな穴があるそうだ。…隕石が落ちたのでは無いか、と言われる程、そんな大きな穴が。誰かは立ち入り禁止と書かれた看板をスルーし、いつまで続くのかも分からない山道を登り続ける。
「ボクはもう、このループを止めにしたいんだ。プレイヤーの意思で無限に続く、このゲームを」
その誰かには、強い『決意』の力が宿っていた。ソウルが真っ赤という事が証拠になるだろう。
「ボクは居なくなる。そしてCharaも居なくなってしまう。…そしてきっと、Gaster博士も居なくなるだろう」
やっと山頂に着いたようで。多少息切れも感じながら、大きな穴に落ちない様真剣に近付いた。底も何も見えない穴は見慣れたくも無かったけれど、自然と見慣れてしまっていた。
「御免なさい、でもこれは、この世界を救う為なんだ…」
首にかけてあるハートのロケットペンダントを引きちぎり、拳で握る。得体の知れない素材で出来ているそれは、簡単には壊れなかった。
ズボンのポケットから、本物のナイフを取り出す。ハートのロケットペンダントを穴に投げて、完全に見えなくなったらそのナイフを首に宛がった。
「左様なら、ボクの親愛なる友人達。ボクもCharaも博士も居なくなるけれど、代わりに無限に続く事は無くなるから」
それが、最後の一言で。
気が付けば、辺りが黒に染まっていた。あった筈の木も、空も、太陽も。その不気味さは、ゲームにバグが起きてしまった様で。…しかし、洞穴だけは黒にならなかった。この世界でただ一つ、洞穴とそこに住む住民達だけが生きていた。
2000文字のミニ小説とか落としたらどうなるんだろ()
90:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:27投稿量多過ぎって言われたんですがそれは……
91:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:27 「ボクはね、時々、この身体から逃れたい、この運命から、逃げ出したいなんて考える事があるんだ」
「…と、言うと?」
「まあ、はっきり言えば。君みたいになりたいって事かな、Chara」
「…何をいきなり」
「ボクは平和[MERCY]を選んだ。Charaは殺戮[FIGHT]を選んだ。…そうでしょ?」
「まぁ、そうだけど」
「でもボクは、[FIGHT]を選ぶ事だって出来たと思うし、Charaも止めようと思えば止める事が出来た筈。でも、しなかったよね」
「…と言うか、出来なかったと言うのがあってると思う」
「そうだね。する事も出来たけど、出来なかった。…これは、何でだと思う?」
「うーん、分からない。そう言うFriskは分かるの?」
「はっきりとは分からないけど、ボクはこれを[運命の鎖]と呼んでる。1度決めた事は、もう2度と捻じ曲げられないんだって」
「なるほど」
「だからボク達は一生、お互いになんてなれないんだ。Charaは大罪人、ボクは大善人。そうやって区別されていく」
「…そうかもしれないな」
「でもボクは、それでも良いから。君になってみたい、なんて思うんだよ」
「凄い、意志だね」
「そう?そう、かな」
「…でも、Friskは。自分の大事な人を殺.す、勇気はある?辛くても誰も慰めてくれないし、誰も来てくれない。味方なんて居ない私に、本当になりたいの?なれるの?」
「…大丈夫、だよ。これでもボク、心は強い方だから。Charaだって知ってるでしょ?」
「まあ、そう、だけど…」
「ボクだって、罪を犯していると言うのに。何度も何かが怒る前に皆を助けれないで、いつも仲間に助けてもらってる。いつもそうだ。…これじゃあ、駄目。駄目なんだ」
「Frisk…」
「じゃあ、ボクはもう眠るとするよ。もう夜更けだし。…じゃあね、お休みChara」
「…御休み、Frisk」
とある小さな家で、2人分の声が聞こえたかと思うと、止まった。そして先程は声が聞こえた辺りから、今度は規則正しい寝息が聞こえる。眠ったのだろう。
そしてそれっきり、声は聞こえなくなってしまった。きっと朝日が昇るまでは、「静」が続くだけなのだろう。
…しかし、今夜だけは。一人分の声が、小さな声が聞こえた。
「…私には、運命は捻じ曲げられると思うんだ。彼処で私が死ぬと言う選択肢を取らない時間軸も選べた筈だ。でも私は、友や家族より世界から離れる選択肢を取ってしまった。いつでも、いつだって。…きっと、今も。指一つで、未来が変わってしまう。…そうだろう?プレイヤー」
赤い目が、見えた気がした。殺意に満ちた、赤色の目が。見るだけで狂ってしまいそうな、紅が。
「もう、寝ようか。あなたも寝ると良い」
だけれどそう言ったきり、声は全く聞こえなくなった。静かだけが、ずっと続いていた。
「Chara、ボクはね。決してCharaにはなれないけれど、Charaの様にはなれる気がするんだよ。…殺戮を選ぶ事も、出来るんだ。ボクがSansを殺.す事だって、出来たんだ。でも、ボクは臆病者だったから。…仕方が、無かっただけなんだ」
ポツリ、ポツリと。小雨の様に地面に投げつけられたその言葉は、未だ眠っているCharaの耳に届く事は無い。勿論、此処に今居ない彼らにも。…ただ、空間を行き来する事も可能であるGasterになら聞こえたかもしれないが、必ず此処に居るという保証は無いのだし。
「Chara。だから、どうか自分を悪いと言わないで。全ては自分のせいだと責めないで。ボクは、君の罪を許さないけれど、君と会えて良かったとは思っているのだから」
ぎゅ、っと拳を強く握る。前には、決意の光が現れた。前にはハートのロケットペンダント、本物のナイフ、木の棒、絆創膏が黒色の空間に浮かんでいた。
「…ボクは、悪いやつだ。好奇心の為に、皆を殺めてしまうのだから」
Friskは、ハートのロケットペンダントを首にかけ、…本物のナイフに、手を掛ける。少しその場で振り回せば、そのナイフが自然と手に馴染んだ。
「御免ね、Chara。…でもボクは、君だけに罪を負わせたくないと思ったからなんだ」
決意に手を伸ばす。目の前が、光と闇で包まれた。眩しくて、とても暗い。とてもじゃないが、此処にずっとは居たくない。精神が、崩壊してしまうだろうから。
反射的に目を瞑る。光を感じなくなって、目を開ければ。
…そこには、いつも見た風景。山の中で、巨大な穴を見下ろす形で居るFriskが、現れた。御守り代わりのハートのロケットペンダントを、握り締める。本物のナイフを、ポケットに仕舞う。
まだ、Charaは居ないのだ。審判の間に着くまでは。…そこまで行くには時間がかかるだろうけれど、必ず辿り着かねばならぬ道なのだ。…皆、この手で殺.さなければいけないのだ。
クソだがツンデレの花も。
優しくて料理が美味しいママも。
格好良くて友達想いの骨も。
ダイレクトだが乙女チックな所も(多分)ある王国騎士も。
気弱でオタクだがいつもサポートしてくれる博士も。
強く当たって来たけれど、テレビを盛り上げる事に必死なロボットも。
家族想いだが嫌われている不憫なパパも。
気遣ってくれた、素敵な友人も。
…ジョーク好きな、最愛の人も。
嫌なのだけれど、きっとCharaもそう思っていた筈なのだから。
いつもCharaが近くに居ると考えれば、不思議と怖さは消えた。
先ずは、ママを殺.さなければいけないのだから。
気を引き締めて行かないと、と。
Friskは決意を抱いた。
なっが…
94:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:28くそわろ…
95:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:28えない
96:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:30あーねっむ
97:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:30くもないけど
98:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:30いやほん取れないから動画見れないかなしみ
99:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:46あー本格的に眠くなってきた
100:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:46まあ布団の中潜ってるからだろうけど
101:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:48あ100おめ
102:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 15:49眠いから寝る
103:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 16:38まあ寝てないけど((
104:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 20:26買い物ちう
105:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 22:03お眠の桜餅しゃん
106:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 22:04ムー君かわゆいです
107:桜餅◆6. hoge:2018/10/17(水) 22:04あー宿題めんど
108:桜餅◆6. hoge:2018/10/18(木) 20:17ねっむ
109:桜餅◆6. hoge:2018/10/19(金) 19:17いつも眠いしか言ってない希ガス
110:桜餅◆6. hoge:2018/10/19(金) 21:57 どうせ私なんて、要らないとしか言われないのだから。
それならもう、この世界から消え去りたいと。
考え始めたのは、いつの事だっただろうか。
随分前だったとは覚えているが、そうはっきりと思い始めた日がいつかは分からない。…という事は、まあ誰にも分からないという事であって。その謎は一生真実に辿り着けない物であるが、しかし覚えていても役立つ事は無いのだから、まあそのままで良いと思われる。…フラグ?そんなものは立っていない…と信じたいが。
兎に角、私は毎日毎日『自殺願望』を持ち続けていた訳だ。殺.害?…そんな物、有り得ないに決まっているだろう。確かに両親や周りの人々は私を要らないと言っているけれど、自分の手を汚してまで消したい訳では無い。それよりも一生こき使って、自分の良い様に動かす方が自分も罪にならず自由に出来るのだから、一石二鳥だろう。だから私は、自分の手だけを汚して、自分を殺.したい。…正義感の強い誰かだったなら、私を引き留めようとするのだろうけれど。生憎周りに、そんな性格の良い人物は居なかった。
日々、思いは強くなって行って。私に対する暴虐も酷くなって行って。…ある日、気付けば。「底の見えない程に大きな穴のある」と言われている山の道に足を踏み入れていた。頭の中に、「止まれ」と言う意思は無く、勝手に進み行く身体に全てを任せていた。立ち入り禁止と書かれた看板を無視してただ坂と言う一本道だけの道を、ペースを全く崩さず歩くのは、流石に体力の無い私にはキツく感じた。…けれど、後少しでこの辛さも消えるのだから。それまでは頑張ろうと思い、暫くして。…息を切らしながら、頂だと思われる場所に辿り着いた。いきなり視界が開けて、目の前の木は消えた。少し、足を動かせば。噂の通り、そこには暗闇に包まれているだけの大きな穴が、現れた。その巨大さに息を呑む。そうっと慎重に穴を覗き込めば、やはり底は見えなかった。見える筈が無かった。…少し緊張して、恐怖感も出て来たが。此処で帰ってしまえば、これまでの苦労も全て水の泡になってしまう。私は胸に決意を抱いて。穴の淵に足をかけて、そのまま前に倒れ込み。…慣れない浮遊感に、気付けば意識を失っていた。
キツくがキャベツに見えた。…幻覚最近やべえな、私死ぬのだろうか…