真っ赤な苺をお一つどうぞ

──甘酸っぱくて、蕩ける味？
　　腐りかけで、悶える風味？
　　毒入りで…舌が麻痺する？


食べてみなきゃ分からない新鮮な春の味。

(/ありゃ、ハインもひとつ建ててたであります)

(/ ...んぇ？そうだったの！？ ....恥ずかしいなぁ ... )


(/ ...さて、眠気はまだ来てないし、もう少し付き合って貰うからね！ )

(/【赫き天国】。___でありますな)

　______鷹人の前で座して主人を待つ二機

　　『 masterに何かあったら絶対許さないんだから ...！この半人半鳥！鳥頭！責務を果たしたと思わないでよ！！ 』



　( ..相変わらず 【 盾 】の口の悪さが消える事は無くて ...内側からぷんすかって音が聞こえて来そう ...
　....【Shooter】は一言も喋らず ただ待つのみ...それでも鷹人に対して此方も睨みを効かしているらしく ..一触即発と言った様子 )



　　______【赤城内】



　『 ....いやはや、広いね ...中々 ...ふむ、さて ...行くとしようか ... 』


　( ...独特の電磁波で居場所は良く分かる ....
　　____今もスリープモード中の ....【Bouncer】の元へと向かう ...

　...途中 自身の管理するものとはまた別のものを感じるが ....ただの違和感だと 信じてやまない )

『 … そう？　…　会えて嬉しーよ 』
______________

『　…___ぁ〜、用があるなら待っててくれない？　』
______________



( 扉を開け、…また違った独特な雰囲気を感じる方角…
何となく、…"白機"と似てる匂いが近寄ってくる場所
　まだ、それが何なのかは知らないけど …少しだけ
安心を覚えつつ、…　____"来客"を待っている )


『 ……(誰と、うぅん誰？さっきから知らないヤツばっか…) 』

　『 ....ふむ、此処だった、かな ...いや、僅かに違うかな ...だが、【Bouncer】の気配が一番強いのも此処だ ...中々科学的に証明はつきづらいが、面白いものだね 』



　( ...黒機のラボに迷い込めば 機械的な雰囲気に安心と親しみを覚えつつ ...より一層濃くなる白機の気配に ...嬉しそうに笑みを見せる
　　....立派な機械ばかり これを製造している者とは是非仲良くお話がしたいと考えながら ...向かう 向かう ...義足のｶﾞｼｬｶﾞｼｬ音がより一層目立ちながら )


　『 ...にしても_______実に素晴らしいね 』

『 ……　お誉め頂いて光栄で〜す 』


( __突然現れたその人物。…どうも大人しげな印象が、
　拭えない感じのヒトに、怪訝な視線が外せやしない…何たって、不法侵入者ってコトに代わりはないから、こう見てしまうのも仕方ない。…たとえ、将来を誓った【ウサギ】の気配をよ〜く感じるヤツであっても。)


『　…　コードネームだよね？【Bouncer】。…
　　　月跳になんか用？…ってか、誰？親戚？　』


____道脇から突然姿を現せば　…不機嫌っぽいカオで
　品定めみたいに　…　くるくる、"博士"の回りを廻る


『　…　あ、ウチから話しかけたんだから自己紹介しなくちゃ。…えーと、ウチ　カロンね？…型番含めて【R-13B 特化攻撃改修型 カロン】、…っと
____ギブミーユーアーネーム？　』

『 おっと、....これ程迄に精密な機械型がいるとはね
　此処の技術も相当高いみたいだ ...ふむ ... 』

　( ...メカマスク無しで覗く顔も声も ...中性的
　...垂れ目がちな 視線がジッと黒機を観察するかの様に眺めれば ...義手を無意識に下顎に当てて )


　　『 ___中々独特な型を持っている様だね ....興味を惹かれるの、ほっほほ ...
　あぁ、自己紹介か ...ワタシはmasterとみんなからは呼ばれているよ ...名前は『アポロ・ゾディアック』
　　...しがない研究者に過ぎないさ ...さて ...カロン君、君さえ良ければ【Bouncer】の元へ案内して貰えないかの？ 』


　( ...落ち着いた視線が送られ続ける ...背負うカバンからは金属音がｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗと ...嘘偽り無く 話を続ける )

『うぇ』


( じろじろ見られればそっぽを向いて手のひら、両手で拒否のジェスチャー。…誉められてると言っても、この場合不気味さの方が強いみたい )


『 … 明治のイチゴチョコ？____なんて、ウソウソ。
　　う〜ん、まぁ…いいケド…ヘンな事とかしないでよ？ 』

____________

(　…苦手色は強く、どうも調子が狂う__けど、今のところ自力じゃどーにもならないから … 仕方なく、…ホンット仕方なく！下手に出て案内を始める…___生産施設、倉庫、研究室。…ほぼ自己強化の為にある設備の数々をしれっと紹介しつつ【月跳】のもとへと、でき得る限り急いで移動する　)


『 … 【Bouncer】…って月跳ぉのコードネームだよね？
　博士、博士ってたまに言ってたケド、…アポさんのコト？ 』


_____エレベーターに乗る時間。…いたたまれない雰囲気

　『 ....おっとっと、すまないね
　　キミ程精巧に作られた物も中々見ないものだから ...
　勿論、修理さえ済めばすぐに帰るつもりだよ ...余り長居をし過ぎるのも ワタシは兎も角彼女達が待ちくたびれてしまうだろうからね 』

　( ...苦手意識を持たれている事をなんとなく理解しつつ それ相応の言い分を作り ...直ぐに 向かう )


　　___時間が許すのであれば ...もっと観察していきたいがね ...だが治すのならば早い方が良い ...


　( ...柔らかい笑みが浮かびながら ...咳払いをして 本題に )


　『 如何にも、その通りだとも ... 【Bouncer】はどちらかと言えば救援型や運搬型に属する物で ...戦闘性能に於いては他の機体よりも一歩劣るのだが ...いやはや ココ最近はどうやら派手にやってしまった様だね ... 』

(/ぶっ倒れてだいぶ寝込んでたぁ…マスタぁ？
体調はどぉ、…治り気味だったら御の字だけど…)

(/ 俺の方は大丈夫、それよりも ...どちらかと言うならばそっちのほうがヤバそうだね？休もうね )

(/おっしゃ〜っ　疲れ解消ッ！　待たせたねっマスター！)

______ふ〜ん　…　あっそう？　…　へぇ〜


『 … しょ〜じき 胡散臭い…け、どっ！[ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ…]』

(　パスワードとか鍵穴が信用ならない__ウチ好みなおっもいトビラ。とーぜん、電子制御なんか無いから【腕力】で固ぁい封を解いて、奥側に回ったらひょいひょいっ、…と手招き、…誰かさんみたいな無表情 )


　『 … ウチじゃどーにもなんないのは確かだし？…ヒト、待たせてるのも同じなんだから　…　さっさとやっちゃお〜よ？　さ、こっちこっち 』


【特・機密保管庫】



( … 何重にも張り巡らされたシールドの先に
　【彼女】を、…保存液で浸すカプセルが見える
　足場は強酸性の沼で覆われ、壁という壁に重く
　__危険な武装を施した防衛装置が付けてある )


『　…　まぁ、やり過ぎとは思ってるケド　一応ね？　』

　『 ふむ、とは言え君達の様な精密なｺﾞｰﾚﾑ ...と言うと怒るね ...自立した人型機械を見るのは初めてでね ...いやはや 本当に勿体ない
　　今日と言う日は ...治療の為だけに来たが、また機会のある時は ...じっくり 情報交換と行きたい所だね 』


　　( ぱちぱちぱち、って子供を褒める時みたいな拍手 ...嬉しそうなのは事実 隠し通しようが無い )


　『 あぁ、無論だとも ...と言っても損傷具合を見る迄は .... 』



　　　_____________....ほう


　( ...白機の損傷 よりも先に ...気になるのは厳重過ぎる防護 ...
　...あぁ、と納得した様に拳を作り掌で鼓をぽんと打つ )


　　『 そうか、君が ... カロン君だったね
　　何時も【Bouncer】が世話になっとるみたいだ...
　　...いやはや、実に面白い ... 』


　　【 電磁浮遊 】 ...両義足から『斥力』 ...もとい 反発する僅かな電磁波が放たれつつ 軽いロケット噴射で安定した浮遊性を保ち続ける


　『 ...ただまぁ、こうも保護されると流石に治療がし辛い ...一度解除して貰えぬかのう？ 』

[パカパ　ﾋﾟｯ]

_____扉の横に位置する、…壁に固定された端末。


( ちょちょいっ、…と[防衛レベル.解除]と入力したら__健康にわるそーな酸の溜まり、とぉっても固くて硬い【多次元構造シールド】がまずずる〜りと下に引っ込んで オートウェポンさん達が元気失くなったみたい項垂れてる )


『 ふ〜ん？ … ま。其方さんのほ〜が録なけんきゅーとか
ステキな成果出せてんだし？ ｶﾜｲｲカロンちゃんは諦めて
　…"その辺"で満足しときなよ、センセ。___さ〜て　… 』



( ____伸びをして　…　部屋から出ていく )



『 … ウチもヒト、待たせてるし先行くよ？
　け〜ど。…　見張らせては貰うから…そこは
　安心して　ね？ …… じゃ、頑張って〜っ 』



_____" …トビラの上にカロンが映る画面が浮かぶ "


( … 今は彼女が廊下を歩く姿が映っている、…向こうからも
　　　　　此方が同じように見えているに違いない。… )

　『 ...大事に扱われている様で何よりだよ ...さて
　　待たせたね 【Bouncer 】今治すとしよう ... 』


　　( ...解除された防衛 ...義手の右手が絡繰の様に動いた後で ...細かな変形をする
　　...背負った鞄も下ろして 様々なパーツを取り出せる様にしつつ .... )


　　　　____白機の鳩尾にそっと 生身の親指を当てる



　　　　　『 [ 最果て] [ 跳び立つ ] [ 月の彼方] 』



　　　　[ ...ﾊﾟｼｭｳｩｳｳ ]


　　( 開かれる ...黒機達では見れなかった 奥底
　　　元々master以外が見れる範囲は70%のみ

　　　様々な認証を繋げる事で ... CPUまでの治療・改造・修理 ...全てが可能になれる )



　　『 ...おぉ、こりゃあ酷い ...随分派手に色々やったみたいだね ...ふむ、“自動充電式電池”も切れている ...おぉっと、“メガプラズマハイメタル”系の部品も軒並みやられてるな ....
　　...“朱銅下のネジ”も所々足りておらんし ...何より“サブドールコード”の配線も曲がっているな ...いやはや危ない危ない ...カプセルの中に居なければいつCPUがやられて居た事か ... ...今度はそうだね もう少し頑丈にしようか 』


　( ...____始まる修理は 手際良く ...それでいて 正確で )

　　　[ ﾁｰ … ﾁｰ …___ｺﾂﾞｯ…　ｺﾂﾞｯ ]


( … 始まるのは"本職"の手際。___アタマ抱えて唸って、そんでもって手もこまねいてた修復作業だってのに、パズルピースでも嵌めてそうな位簡単に直されてて__…経験や、職で大きく上回ってる事に、関心と　…　少しばかりの嫉妬?___いやいや、ありえない。…兎も角、安心した )



_________[ギィ]



『　あ〜、機嫌 直してくれたら良いんだけど …
　そろそろ聞かせて…[ｼﾞﾛﾘ]…くれなくてもいい
　からさ？　____　その　…　ちょっと　』


『　…　喋ってくれないかな、あぁーまぁ　…
　　ロマンあるよね！喋らないってのも…　』




( [ﾊﾞｻｯ]_____ﾋﾞﾗﾋﾞﾗﾋﾞﾗ… )
______________

　　　WANTED！

　CHARON:R-13B
　　10000000$
　【DEAD ONLY】

______________




　　　　　『　……　へー　』

( ___突き付けられた古くさい紙切れ
　…そーいや【戦争兵器】だったっけ )

(/ .....眠気大丈夫ぅ？ )

(/ん。へーき　…マスターこそどうよ？)

(/ ばっちりぃ〜〜 ...ちょい酔い気味かも？ ...なんて？
　さてさて、ど〜〜う？楽しめてる？にひひ )

(/OKOK。やりたいこととマッチしてるヨ。
自信持ってこ！)

(/ ....にひひ、なら良し！復帰は上々だね！ ...じゃ、続き、おーけー？ )

(/いーよー)

　　____休みは無く 細かな作業も行われる

　　　　　[ ｺﾞﾄﾞﾝｯ ...ｺﾞﾂｯ .....ｷﾞｷﾞｷﾞ ]


　　『 ...ふむ、此処は ...“小鉄樹脂”を加工して ....
　　　あぁ 其れならば此処に“Xライト”を付け加えるのも良いか ... 』

　　　( 右手の義手は ...鎚になったり 鋸になったり 色んな場面に於いて役に立つ .... )


　　　　修復している様子は ...言動だけならば楽しんでいる様にも見える
　　　...浮かべる表情はどうにも ...掴み辛いが


　　『 ...あぁ、いかんなぁ ...えこひいきはいかんというのに ...どうしてこうも 改良をしたくなるのだろうなぁ ....
　　だがいかんいかん、方向性を見間違えるな ....
　　_______________...にしても、ふむ 』


　　( ...メカマスクに少し触れて ...白機の電磁波を確認すれば ....少し悩み )



　　『 ....そう言えば【Bouncer】にはしてなかったね、遅れてすまなかった ....
　　　君にもこれを ....しなければ______ 』




　_________一方


　　　[ .....ﾀﾞﾑﾀﾞﾑﾀﾞﾑﾀﾞﾑﾀﾞﾑﾀﾞﾑ ]

　　　『 ......遅い！何やってんのあの馬鹿master！やっぱ何かあったんじゃ無いの！？ 』

　　( ....地団駄を踏み続ける【Shilder】...さほど時間は経ってないが、それでも遅いと言う様は ...まぁ、かなり短気だ ....
　　　...そして何も喋らない【Shooter】....その頭で考える事は一体何か ...？ )



　　　　　『( ...今日はステーキが食べたい感じ そんな感じ ) 』



　　　　　____飯の事しか考えて無い

_____________


「　其方！雑言所作のほど喧しく！
　せめて【夢魔】位しとやかを致すであります！　」

　[ｽﾞﾘｽﾞﾘ]

( 仁王立ちに瞑想！__暇時に潰しの効いた２ツで
あります。…が、今回限っては非っ常〜に喧しく!!
　羽繕う【鷹】を隣に正面を切り、抗議の是非を問う！)


「　わが主！ｻﾞﾚｯﾄﾞ御曹司殿が奉ずる城の常はまこと!!
【無害・友好】の応対に抹殺を禁ず！君、突然の来訪の
　問うをし損じれど、進み害すること無くあれば必ずや
　無傷は約束されん！…であります。」

__________



( 手配書を手放したソイツは、…カウンターに
向き直って… ラベルが違うだけの安酒を拾うと

　自分のグラスに注いで、…グラスを手に取った )



『 … 悪いことは言わないからさ〜？
　　止めときなよ、…絶対割に合わないって 』




______

　_________

『 知らないわよ【夢魔】とかぁ！？ てか【夢魔】がしとやかな訳無いでしょ！？それ位流石に分かるわよ！常識足りてないんじゃないの鳥頭！ 」

　( ...売り言葉を買った時点で負けに近い
　　そんな状況の中でも罵詈雑言の動きを止まず ...
　　甘々緩々な城の理念に ...溜め息吐いたかと思えば ジッと隣で正座を続ける【Shooter】に向かい睨みを利かせる )


　『 ほら言われっぱなしで良いの！？私ラ絶対これ舐められてるけど！それで良いの！？ 』



　『 ( ...チキンステーキも、良い感じ ) 』



　『 ...なんとか言いなさいよぉ！あぁもう分かりづらい！【Blader】や【Heater】なら馬鹿だけどもっと分かるのに！早く帰って来てよmaster！ぶっちゃけ暇なんだからぁ〜！ 』


　( ....繰り広げられるロボット漫才 ...少なくとも飽きは来ないかも )



　______________


　[ ｶﾞﾁｬｺﾝ ] [ ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｯ ] [ ﾊﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ ][ ﾎﾞﾙﾎﾞﾙﾙﾙﾙ ]


　　　　...となるとココには“エレキバルブ” ..
　　　だがそうなるとバランスが崩れるから軽量版を .....


[ ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｺﾞﾝｯ ] [ ﾄﾝﾃﾝｶﾝﾄﾝ ] [ ｽﾞｼﾞｭｳｩ ][ ｼﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ ] [ ﾒﾙﾒﾀﾙﾝｯ ]


　　　　　　　[ .....ｶﾁｬﾘ ]

　( ...様々なパーツを嵌めた後で 最後にもう一度 ...生身の親指を当てて )

　　『 [ 帰る場所 ] [ 跳び降りる ] [ 新月に ] .....よし、これで良いかのう 』



　　( 独り言多めな修理の数分後


　　____masterは堂々と 扉を開けて... ...な〜んか大事そうな話をしている所関係無しに 黒機達のもとへ )

[ｶﾁｬﾘ]

( 黒機だけが居る部屋に__ …博士が入ってきた )

『 … えー？　___なぁんで分かるのさ〜？
　いっちおー、秘密の場所なんですケド。…

　まーいーや、…修理終わったぁ？センセ 』


( 少し、怪訝そうな表情とか　声色なのがジブンでも分かっちゃう …だってこういう話してる時とか？あんまし…うん、月跳の関係者だからって水差されたらけっこー困っちゃうし。ま、修理は出来たってポーズと解釈したら、それ以上怪訝にしないよーに意識して )


『 あ、費用とかウチ負担？　いやま〜…払うケド 』

　『 いやぁ、すまんのう ...君の電磁波が独特で掴み易いと言うのもあるが 報告はこうして直でしたほうが良いかとも思ってなぁ ...
　あぁ、諸々色を付けて修理をさせて貰ったよ ...なぁに、歪は起こさない様徹底的にしている 不安になる事は無いよ 』


　( ...にっこりと笑みを浮かべながら 警戒心を怠らない事すらも評価に入れる
　...とっても丁寧に澄んだと言わんばかりに 達成感に満ち溢れた表情 ...少し薄汚れた身だしなみ ... )


　　『 あぁ、それについてだがね ...費用は今回取らない事にしたんだ ... ワタシの不手際も色々見られたしね ....それに .....いや、なんでもない 』


　( ...口を慎み そのままお帰りになられようとする
　　...本当に修理だけの為に来たらしい )

『(…何？その思わせ振り…)

　…　あ〜、とりあえずありがと！お茶とか用意しとくから
　気が向いたらまた来てみてよ〜？　_____っと…　』



『　…　意外と行儀は良んだね？　ちょっと感心したよ　』


( ソイツは飲み干したのか、…センセが出ていくまで空の
ボトルを傾けて少しの暇を潰してた。…ウチに興味がある
　のか、ないのかいまいち分からない

　…　というか、センセが全く気にしなかったのも
　意外だった。…こんなヤツ見たら挨拶ひとつ迷わず
　するような人物だと、てっきり思っていたけれど… )



『　だからって … キミが賞金を受けとる手伝いとか？
　応援とかしてあげるワケじゃないし、…さぁさぁほら！

　帰った帰っ________　』




[(鋭く …ｶﾞｼｬﾝと鳴り響く)]

(__何が、起きたのかはすぐに分かった。…ソイツの手元
　そう さっきまで握り締めた安酒の瓶が消えて…代わりに
　滴るガラスの破片が　…　幾つかポロポロと溢れている )


[ﾂ________]



(　状況理解から遅れて　…　頬に、小さくて鋭い痛みと
　水がつたうような感覚で、…夢から醒めたみたいに …　)



　　　　　______苛立たしさが沸き立つ




　　　　　　　　　　『　あっそ　』



　[ｼﾞｼﾞ…ﾊﾟﾁ __ﾊﾞﾁﾊﾟﾘﾊﾟﾘ…ッ]　_____ガキンッ！！

( 頬を拭って、真っ赤になった手に"雷撃アームキャノン"
… 大砲のような長太い兵器を装備して ___ソイツを睨む )


　　　　　　『　…　手加減しないから　』

　『 ... ... ... ... ... さて、アレには首を突っ込むべきか否か ... 』


　　( ...歩みを止めて ラボの中 ...保管庫やら何やらを観察する中で ...背後から聞こえた音 物々しい雰囲気 遠い様で近い気配 ... 他人の作られた物に手を出す事を良しとするのか ...
　　完成された不完全品に 手を加える事は許されるか？ 頭の痛くなりそうな考えに .. 全ては “あるもの”の為と考えて )



　　『 〔 すまんが、もう少し時間がかかりそうなので もう少し待っておいてくれ 〕 ...と

　　やれやれ、...今日はもうそこそこ働いたんだがなぁ 』


　　( ...外に待つ二機に向かって メッセージを送った後で ... 足先は反対の方へ 鉄の踵を鳴らして )



　　______________.....もしかしたら 此処へ来れないかもしれない覚悟はもう一度して

____ぁ"―　ぁ"―　ぁ"―


( … 今 痛いのって何処だろ、腕？脚？…肩もかな―ぁ
　無い から…まぁ 痛いんだよね __ 目に悪い赤色で
　目の前で　…　うん、吐きそう　…　拭えなくて
　だから　…　気持ち悪い　__　何もかも )




両足は無いし。片腕飛んでったし、…わー ヘンな方向に
　折れ曲がってる、…あーアタマに…刺さってんのかな…


　…　修理　…　どんくらい掛かるのかな　…　…　？


　　　　　…ま　いーや　…　…　アの夢より…



　(　ソイツ____　振りあ　_______　首　_____　　)



　【　　　繧上◆繧ｷ繧偵が繝懊∴縺ｦ縺ｾ縺吶°?　　　】





(______)

(______)

(____…)

________________________…？


♪
.
r
e
c
o
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l
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a
t
i
o
n








_____________________…？

_____________…？



(…ずっと昔から思ってた。)

("機械"は死んだら、何処に行くんだろう…って)


________________…？



(修理される限り___死ぬことなんて…ないだろうけど)

(そもそも、…"機械"に死がありえるのかな)



_______________…？

________________…？


(…　私は　…生きてるんだ　)

(生きてて　…　でも)

_______________…？




(　…　"生きてない"　…　？　)



(このところ　…　同じ夢ばかりを見てる)









______________________


______________________


_________________…？






　　　　　　【Stage.　???　】　Time-???




_______________"立ってた"。



　　　　　真っ暗で　真っ白くなって引いていく

　　　それを繰りかえしてる　目の前はずっとそう




　　　　　　…　後ろ　見たことのあるところ

　　　　　いま　…　多分　…　わたしが　…　…

　　　　　もう一回　…　前、向いて　…振り向く



　　　　_______前と　おなじが続いてる

(　…　終わるんだろうなって　)

(　始めて見た日から独りで思ってた　)



(　こう　…　真っ暗になって　…　あとはもう　)

(　何も　…　無くなって行くんじゃないかな…って　)


_______________



『　…　どこ　』


(　振り向いた。…　もう　見えない
　置いて行かれて　…　思い出すしか
　　分からない　…　…　…　…　…　)




_____________…　楽しかった日々が浮かぶ

___________…　もう何時から、無くなったか

_________…　それでも　…今よりずっと良かった



『　…　う　___そ　だ　』





_______こん　…　な




(____"虚ろの底から"　柱がつらぬく)

[ﾄﾞｽ]　____[ガシュ]　_______[ブシュッ]





『____ｧ　…　が　　……　(______ぇ…？)　』

　　　『　ッ　…　は　…………　____は……？　』



( ___"風"がある　…　コンクリートの地面がある
　…　お腹と、クビと、左目を撫でる　…　…　ある。)




『　_________痛かっ…　た…？(_____ぇ…？)　』





(　______覚えて　…　いる。　)

『　…　…　…　…　…　…　…　ど　…こ？　』



(　____分からない　…　怖がる前に、理解がない
　　分からない　分からない　分からない　分からない　)



___ビルの　…　屋上？　…　近くにも、遠くにも建ってて




　　　　[　ドンッ　]　　　　『_________？』





( …　飛び降りたら　…　怖いのかな？ )





『　…　…　だ　______　…　れ　』

『え？』

______________…？





　　　　　　　　　　　　『　…　ぁ　』





___________落ちる　…　堕ちる　オチル　…



ぁ"…　　____う"ぁ"あぁぁあぁあぁぁああぁぁあぁぁあぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁああぁあああぁぁああぁぁぁああああ!!!！！！！!!！！！！！






[ドン]

　　　　『　ｯ_____　…は　___________　』




(　…　いつも、そこから始まるんだ　)

(　大好きな白色　…　真っ白なベッドで目が覚めて　)



　　『　…　…　…　…　…　…　…　…　…　…　…　…　』




(____だから知ってる。　…　止まらない汗の理由も)

(　咽が潰れかけても止まらない　…　ひどい呼吸も　)







『　___________________…　…　』


(　…　脚が　…　…　…　…　…　うこがせない
　　動きたくない　…　…　…　分かってるから　)

　　　　　　　[ｶﾝ]


________鏡が立ってる




　　　　　　『　』





________　見える。…見える




　　　　　　じブん　の　かｫ




__________(ベッドの中に飛び込む)

『　　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ　…ｯ
(嫌だ嫌だ違う嫌だ違う嫌だ違う嫌だ違う嫌だ違う)』







________________[ｶﾝ](目の前に)







『　[―ｯ――――――――――――ｯ――]　』



(　声が飲み込まれて咽が破裂しそうなほどに痛い
　転げて　飛び出して　…　_____回りを見れば　)



[ｶﾝ]

ｶﾝ

ｶﾝ

ｶﾝ

ｶﾝ

ｶﾝ

___________

_____________(顔。___立ってる姿)



_____________見てる


　　　　____見てる


　_____見てる







[　伸ばす　]




『 ちｶﾞ…ｯ　_____う…ち　…わた　…　わたし…　…わたし 』


『わたし　…　わたし　___の…』



________わたしの…　か…ｫ　






　　　　　　[　ﾌﾟﾁ　]





____________

　　　　『　…　いやだ　…　もう　…　いやだ　』



(_______項垂れて　…　頭を抱えて　…　擦り付けて)




　　『　いやだ　…　いやだ　…　いやだ　…　いやだ　』



______苦悩、

後悔 罪 無能 苦難 最悪 罪人 最低 屑 ガラクタ 憎悪 醜悪 懺悔 遺恨 怨嗟 悪 重傷 苦痛 ゴミ 怨憎会苦 咎人 滅亡 敗北 消失 独房 存在悪






_______救。





___________(…やわらかな音が切り裂く)

(　______目を開いて　…　顔を上げる　)




________足元で蠢く赤い羅列　…

________遠くで　…　白く小さな光が跳ねる









________________

________________…？

翡翠「 キミは何のために[運命]を…未来を想う？ 」




『　…………………………　』




( …__光の隣から歩いてきた１人が__目の前で見下ろす )




翡翠「　足元に転がる　"終わった事"のために？　」


『　…………………………………　』




翡翠「　安寧は果たして、忘れて得られる物なのか？　」

翡翠「　キミの未来は　"やって来て"　くれるのか？　」



( ________"渦を巻く"…　どうして戦ってきた？
　………　積み上げた屍の海に　___答えはあったのか？ )

　　　　　　　(_________…)



________…思い出す


______…輝かしい日々

______…友達

_____…居場所


___…月跳







______________…

　　　【　繧上◆繧ｷ繧偵が繝懊∴縺ｦ縺ｾ縺吶°?　】




翡翠「　… " フォー　アンサー "　」







__________________…





(　…　同じ場所。_____真っ暗で…白が引く　)



(　…　どこまでも　______続く　…　)




_____________


『　…　』


(　____"カロンのような、…戦闘型が羨ましい"　)






【♪.sons of War】

　　　　　　　『　………　"臆病者"。　』




　　　　　[ｷﾞｬﾘﾘｯ]　_____　カキィンッ！！


(　"柱"を弾いて　砲身に絡めて　____引き抜く。　)



　　　[　ｶﾞｳﾞｩﾝｯ!!　]　____　ズドォンッ！！


(　投げ飛ばした"柱"を弾き当て　___"撃ち抜く"　)





　　　[　ｶｷﾞｬｧﾘﾘﾘﾘｯ!!　]　______　ｷｷﾝｯ!

　　　　　[　______(連鎖大爆発)!!　]






　　　　【　繧偵が繝懊∴縺ｦ縺ｾ縺吶°?　】

　　　　　　　『　今までずっと　…　　』


　　[　ドンッ　]　　『　そうしてきたクセにッ　』


　(　落ちながら__"自分"へ向けて ____"構える"。　)




　　　　　　　　[ 　ズドォンッ！！　]




　　　　　　　　【　∴縺ｦ縺ｾ縺吶°?　】

　　　[ｶﾞｯ　_____ガリガリガリガリガリガリｯｯ]

　　(___ビルの側面に"砲身"を突っ込み、減速する)




　　　『　…　信じるものでも大事なものでもッ　』


　　『　その為にできる事　…　決まってるじゃんか　』



　　　　　　[　ドンッ　______ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…ッ　]


　　　(　…"地面"に立ち　___砲身を空へと向ける　)




　　　　　　　　　　　『　戦え　』
　　　　　　　　　　　「　戦え　」



　　　_____迸る雷光、…　堕ちる瓦礫を吹き飛ばす。




　　　　　　　　　　　　【　　】

　　　　　　【　わたしをおぼえてますか？　】




　　　_____ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ　ｺﾝ



(　…　____鏡合せの両脇　…無地の廊下を、先へ進む
　　…　"無意味"な羅列___"無意味"な鏡が…付きまとう　)



　　　　　　　【　　をおぼえてますか？　】




　　(　___…遂には　____抑えも敵わず…　歩く黒機に
　　　　　置かれ　___放られ　…　怨嗟が渦を巻く　…　)

　　　　[ﾋﾟﾀ]　　____________ジャキン



　　( ____鬱陶しい　…　"自己嫌悪"に向けて
　　　　黒機は今一度、振り向き　砲を構えた。 )


　　　　　【　死　をおぼえてますか？　】



　　　　　　『　…　あ〜　なるほど　』



　　　_________"悪夢"に始まり　…

　　　　　____立ち向かうを忘れて

　　　　　　___只の機械　…　思い込み



　　　　_____　軽んじて…　"己を捨てた"


　『　確かに、立ち向かわなきゃ生き物じゃないね。OK　』





　　　　　　　　『　二度と忘れない　』


　　　　______引き金は　…　引かれた。

翡翠「　やぁやぁ__キミを叩き直すのは苦労したよ　」

　『　結局誰か知らないケド、…ま　ありがと　』


(　____"終着点"。…【死】を間近に、投げ出した場面
　　…　それを、映した"鏡"。____映る、自分が　…

　　　___おぞましい姿に成り果て、手を伸ばす　)


翡翠「　さて、助言はこれで全部だ。…運命は変わる
　　　　　せいぜい　___キミも足掻いて欲しいね　」

　　　『　へぇ？　矢鱈と贔屓してくれるじゃん？　』



(　______"恐れない"。…最早、恐れる訳がない
　　　　…　鏡に映る、無意味な "自己欺瞞" に…

　　　　　　　…　自分の指を食い込ませる。　)



　　『　けど ザ ン ネ ン だね！___ウチがやんの…　』



　　　　　　　[　ハ"リ"ィィｨ〜〜〜〜〜ンッ　]



____________"帰還"。



　　　　　　「　あのコの為だけだも〜ん！　」


( "ソイツ"の鎌を掴んで　____捻って机に投げ飛ばして )


　　　　　　　　[　ガラガラガァンッ！！　]



　　　　　　「　で　…まだやっちゃったり？　」



　　　　　　　________"お嬢"サ〜ン？

『　……………　』

( ___仮面と、小柄の黒布を纏う …恐ろしげな鎌の少女
　…　いつか　"医霊"　を刈らんと現れた、彼女であった )



「　…　はっは〜ん？　さては___　おっと、ネタバレ。
　　ま〜っ　ミッションクリアにしとくからもう帰りなよ　」



_____じゃなきゃ　…　カロンちゃん バラしちゃう、ぞ？



(　____堂々、何時もの脅しの声色。…　"克服" の覇気　)



『　…………　減給処分　[ﾎﾞｿｯ　』　____シュンッ


　　　　　　「　あらひっどい。」



_______　……　さぁ〜〜〜〜て！




「　…　やること山積みッ！！手始めに　___愛しの
　　ウサギちゃんから確認しよっかな〜っ　…　と！　」

( _____覇気揚々、…消えた死神も呆れる位のオーラ )

(/___さてさて。確認しに行ってOK？)

(/ .....放心していたが、構わないとも )

(/んにゃ？___あー、ダイジョブ？)

(/ いやなに、カロン君達の繰り広げられるモノ、今構想を得てる様々なモノ、兎にも角にも___脳の刺激が高くてね、とても気分が良いよ )

[　ｳｨｰﾝ____…　]


「　やー　月跳ぉ〜？　気分どーかな〜　」

( シュークリームの小袋片手に、わりと
ウキウキで【カプセル】の前に　___ )


「　そうそう、キミの博士ってのが来てくれてさ〜？　」

　　　_____ﾌﾟｼｭｳｩ



　　( ...カプセルから流れる様に滑り 着地
　　...黒機より一回り身長は小さくなりながら ...ゆっくり目を開けば ....“蒼白”の瞳になり )



　　『 _____【 月鎧脱却 】 』




　　　[ ﾊﾟﾁﾝｯ ]



　　( 一言呟いたかと思えば ...白機の機装
　___解除されて ...ミニスカートに白色萌え袖 ...髪の毛も括られて ... ...目の前に現れて 革靴の音を響かせる )


　　　　　『 .....御覧　通り ...元気 』


　　　　HYPER-MOON 　CORD:Bouncer

　　　　　　　　ver.up____2.0

[　はすっ　]　____上着とマント、…そっと被せて


「　…　うんうん！いいね！可愛くなったよ！
　　　あ、はいこれ【おやつ】。おきつね製で
　　　皮がパリッパリしてるアーモンド風味！

　　…　やーやー遠慮しないでよさぁさぁ？　」


(　小袋握らせて　…　休憩室に連れていったら　)


「　コーヒー飲める？冷蔵庫にカフェオレもあるから！
　　さーて！ちょっとひと仕事してくるからね〜？　」


____押しと圧しと威と、有無殺しの塊。…僅か1分半





　[ガチャン]　______　さーてと。…　よしっ！




　「　　K　O　☆　R　O　☆　S　U　!щ(゜▽゜щ)　」


____________




ﾊｲﾝ「　…………　[💧]」


( 変わらず、腕組み　仁王立ち。____城の真上に
嵐のような雷雲が【👁️∀👁️💢】といった形で現れ

　迸る打雷がバリバリと地面を焦がし__巨大化する )

　　『 ....[ ❓ ] ...カロン、別 ...異常 無し ... 』


　　( ...人間らしさが増した事を喜んで欲しかったけど ...それはそれとして ...なんだか、あまり ...触れられなさそう )



　　　[ ....ﾄﾞﾌﾟﾄﾞﾌﾟ ] ( ...静かにコーヒー注いで )


　　『 ...不問 ...それが 一番 [ ｽﾞｽﾞｽﾞ ... ] ...苦味 酸味 強め 』



　___________________



　　　[ 窓を開けて飛び降り向かって来る科学者❗️ ]


　　　『 ほっほっほ！サプライズは楽しんでくれてる様だね！さて！治療は果たしたし帰るとしよう！！ 』




　　盾月機は流石に焦る ...『 ....ねぇmaster何やらかしたの！？ねぇ何やらかしたの！？ 』
　　銃月機は ...ボーッと眺め気味

「　はっは〜っ！！　やっぱ科学者って人種を信じた
　ウチが結構かバカってヤツじゃんね〜っ！さぁさぁ
　遠慮なぁ〜く。"一度きりの召喚"使っちゃうぞ〜っ 」



_____ガイガァ〜〜〜〜〜〜ン…　起動ォｫｯｯ！！




　　　　　　　　[　ｷﾞﾗｧ〜ン　]



_________

　「 此処を離れるであります…っ　黒機殿がお怒りを
　　　買ってしまったでありますっ…　南無三ｯｯ！！ 」

　___任務を放り出し　…　"地震"から逃げ去る鷹人



(___地震が起き、…それがどんどん…ドンドン強くなる…っ)




　　　　　　　「　こほん。ではもう一回　」



　　　【　ガイガァ〜〜〜〜〜ン…　起動ォｫｯｯ！！　】



　　　　　　　　　[　ボゴォンッ！！　]



　　　　　　　_____ギｬｧギャァ――ンッ！！


　　(　____大地から　…　凡そ城ほども巨大な"刃"が
　　　　　突き出ると　…金切り声めいた【咆哮】が響く　)

　　『 いやぁ！！良い事をしたね！全く！ 』



　　( 高笑いを繰り広げながら両足ジェット噴射+電磁浮遊による長距離飛行で赤城から離れる ...
　　　手元には赤いボタンが真ん中にあるちゃちっこいリモコン一つ )



　　『 さぁ！帰ろうか！ 【 Shielder 】 【 Shooter】！ 』



　　　『 ___とりあえずmasterは後で何があったか言いなさいよバーカ！！！？ 』

　　　『 ...帰る感じ なら ...もう来ない感じ？ 』


　　　( ...盾機は立ち上がり怒り気味で ...銃機は残念そうに小首を傾げていた所に ...masterは二人に触れながら )


　　　『 いいや、近い内にまた来るさ ...なぁ、カロン君！ 』





　　　　【 座標軸電子変換転移スイッチ 】


　　( ...白機に搭載された性能 ...それを到来したボタンを押せば .....







　　　　　______跡形も無く masterと2機は消えた )

　　[　ビシャァンッ！！　ガラガラガァンッ！！　]

　　　　　　キ"ｬ"ｧ"ギャ"ｧ―――――――ンッ！！



　　(地震+降雷+巨大怪獣。___城の屋上で殺意の真眼)


　　　　「　オッケーッ！！何時でもおいでよ！！

　　　ブ　ッ　殺　し　て　あ　げ　っ　か　ら　❗　」


________惨状、ニャル

(　 自分含めて家具の殆どがひっくり返った状態
　絡んで後輩を庇いつつ、片手でティーポットを死守 )

「 ……　怪我はありませんね？　ミェン 」


________惨状、蒼

(　書 物 全 落 下 ！　)

　
　[(ヤカンが沸く音)]


________惨状、魔人


魔子「　危ない危ない…っ　父さん！大丈夫っ？　」

子竜「　[むに]…………　」

黒　「　あらあら　体操な催しですこと　」


( 変身して割れ物を回収しきった魔子、…魔人の双椀に
顔を埋め　…眠る子竜。___全く動かない椅子で寛ぐ黒 )

(/ ...ふふふ、はははは！あ〜〜〜〜っ！本当いいね！素晴らしい！！！ )

(/ ...なんか、きおくが、ないけど ...また夜に！ )

(/　みゃっ　)

(/ んみみみみみ )

(/何人か…　ぴったりな曲！…えへ、みつけて…来たよ？)

(/ ほほう！聞かせてくれ！にっひひひひ！ )

砂姫イリカ :　はじめてのチュウ

黒衣ナイア :　月夜の音楽会

レイチェル :　いつも何度でも


(/お返しくれたらサプライズ！)

(/ ....ほむほむ、にひひひ ... ...お返しは、うえのでへーき？ )

(/ 曲は、ゆっくり聞こう ...ゆっくりゆっくり、ね )

(/えへへっ　…へ？)

(/あ…　え、…と　…　曲の…感想、とか
せ…セキカちゃん…たちの…曲？とか…)

(/ .....これは恥ずかしいね )


(/ ...なら先に曲を聞こう！ )

(/ ....あぁ、やっぱ、癒されるね ...とても... )

(/　えへへっ　…お風呂！入って、…くるね？　)

(/ な〜〜〜んか疲れてるのかもねぇ ...寝てたよぉあ、ごめん ... )

(/　ただ…いまっ！　)

(/ ...んぁあ、おかえりぃ〜 ... )

『　…ぁ、…ねむい…かな？　』

(/ ....大丈夫！お風呂も入って目覚めてる！ ...なんでもよいよ！！ )

『 え、へへ…っ　____じゃ…楽しむ？ 』

　「 楽しむぅ〜〜〜っ！ 」

『　あっ、…く…クロちゃんから預かって…来た…けど
　　み…見る、かな？　…　これ、なんだけど…さ　』


( 久しぶり…の、…セキカちゃん。__なんだかちょっと…
まぶしくって カオ、逸らしながら紙束、差し出して )

　「 ....( クロちゃん？ ) ...まぁいいや！見るから見せて〜っ！イリカちゃん！ 」


　　( ...久しぶりだからか距離も凄く近くて ...
　　　紙束を覗き込む ...眩しい笑顔が溢れてばかり )

・はじめてのチュウ【イリカ】

[理由はあとで説明いたしましてよ]


・月夜の音楽会【ナイア】

[だぁんな様なら分かりまして？]


・いつも何度でも【レイチェル】

[ ハイライトの薄い眼と、達観が一周回っておかしな
静観と 何処までも続いてる懐にぴったりでしてよ ]

____________


『 たぶん… [💦] 書き方で、…分かると思う…けど 』

( うやうやしくなる気分 … 指と指をちゃんと合せ
カオ逸らして … でも、やっぱり…嬉しいから、隣に )

(/ それぞれ感想はしっかりあるから、任せて ...ね？ )

_____________


　それはそれとして


　　　「 ....お〜〜？ 」


　( ...良く分からない分 砂姫に頬を合わせて ...じっと見れば見る程分からないからパス！
　　.. ...ただ楽しそうに笑ってばっかり！ )

『　……　…　…　…　…　せ、セキカ…ちゃん…？　』


　　　　　[ととと…]　_____横移動。


(　…　陽キャ…　お日様、ムーヴ。…何から…何まで
　　　可愛さまで久しぶり。…だか、ら…ちょっぴり…

　　　_____恥じらい　…　強くなっちゃう　)


『 … その　… … あ、…あんまりくっついてると…
　　ほら、…　溶けちゃう？…　アイス、…みたいに 』


____しどもど

　_____[とっとっとっ] ...追いかけ　　　


　「 イリカちゃんが溶けても治してあげる！
　　後私アイスは嫌いじゃないし全然平気だよ〜〜っ ...んひひ、恥ずかしがらなくても平気だから、ね？ 」


　　( ... 暫く会わない内に陽の気強く ... ...砂姫の隣でないと安心しないと言わんばかりに距離を縮めてくる
　　...寧ろ恥ずかしがる様子も可愛いって言わんばかりに )


　　「 寂しくなんかさせたくしない、から！ 」

『　…　…[💦]…　…　……[💦]……　』

(__燃えてるみたいな頬、…〜にクチを曲げて余所見して )



『　………　ふひ　』

( … でも、ちゃっかり ___セキカちゃんの袖を握って )

　「 ...んひひ！ 」


　( ...どっちかって言うならば 赤仮も ...陰寄りの陽だから ...
　　砂姫と通じ合う事を嬉しく思っていて ... ... 体寄せて )


　　「 ...イリカちゃん可愛いねぇ 」

『　　[💦]_____…　さっ　…　最近っ

　倉庫の…整理とか　【黒檀】街の古道具屋さんとか
　　　…　と、とにかく…　昔っぽい…　とこから　』


( 陽と仲良くても陰は陰、___明るい陽が寄り、陰は
隠れて広くなる。…___隠れられないから、固い笑みで
　からだ、…震わせて…もっと好きになるしかないけれど )


『　…　せっ　……んん。…セキカちゃんが…好きそうなの
　…　集めて、みたんだ … せ、…セキカちゃんが良いなら

　…　ウチ、寄って…行かない、かな？　……　ふひっ___　』

　　(___押し寄せる恥ずかし、…ながら上目で見上げて)

　「 ...ふむふむ！聞かせて欲しいなっ、見せて欲しいな ...私、とっても気になるから！ ...お古な物って ちょっと親近感も湧いちゃうし 」


　　( こくこく何回も頷きながら ...砂姫の陰な雰囲気が尚更可愛くて ...体震わせる様子も 腕を伸ばして
　　...笑顔になりっぱなし、砂姫に対しては甘く 優しく )


　　「 うん！どうせ暇だし寄って行くね？ ...色々やらなきゃいけない事からも現実逃避しちゃいたいもん！
　　... ...んひひ、こう言うのってロマンがあるよね！ 」


　( ...ワクワクは止まらない じっと見つめ返し
　　...キラキラとしたエフェクトが周りに幻視される )

『(敵わないなぁ…)____じゃ、…じっとしててね？　』


( 心を揺さぶるチカラは天地の差。…少なくても
揺れ、…動かされっぱなしで___あたまはぐるりん
　ステキな視線をお駄賃に … ぎゅっ、とカラダを
抱きしめて、_____背中を借りて…"紋"をなぞる )


[ 魔法のすな ]　_______フォォﾝ…　ヒュゥ〜〜〜ｯ



(　____ 不思議な透明のかがやきにつつまれた砂 …
　　　渦を巻いて、…包んで　____　吹き飛ばして！　)



　　　　　【　城門前　】　______　


『　…(よしっ　成功！)____　…どう？　セキカちゃん！』



( ___ 自信を持って　…　自慢げに )