なりきりドラマをオリキャラでっ!!♪ (#^ー°)v

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1:クスノキ:2016/09/14(水) 01:46

えー、美里、コアラ、玲夢、檸檬、私(クスノキ)でのなりきりドラマ、part5!
前回は、かなりかかったけど、今回はどれくらいで終わるかな?
1000は長くも短くも感じるけど、終わりまで頑張ろう!
part5、スタートです!

118:美里◆GY Part2までのドラマ総特集☆:2016/10/04(火) 18:39

〜部室にて〜
〈部室の扉が開く〉
悠真「えっと体験入部に来ました、瀬名 悠真です」
恋雪「あっ…!えと、こ、こんにちは…?」
<扉の開けられる音に反応しドアの方を見ながら>
悠真「こんにちは」
〈恋雪を見ながら言う〉
希緒「こんにちは!どうぞ入って!」
悠真「失礼します」
希緒「ここ座ってて」
〈椅子持って来る〉
悠真「ありがとうございます」
希緒「何年生?」
悠真「5年です」
希緒「そうなの。私、部長でソプラノの中塚 希緒、小6です。」
悠真「はじめまして中塚さん」
希緒「初めまして。宜しくね」
悠真「よろしくお願いします」
ひなた「はじめまして!」
悠真「はじめまして」
ひなた「そうか、体験者かぁ〜。
私は副部長、アルトの不破ひなた、希緒と同じく小6だよ。」
恋雪(わ…男の子か…どうしよ…と、とりあえず希緒に任せよう…)
<いろいろ考えながら悠真の方をジィィイとみながら>
悠真「えっと何か顔についてます?」
「へあっ…!?
あ、いやいや何でもないれす…っ!……れすっ!?
あ、か、噛んじゃった…え、えと何もついてないですよ…!?」
<明らかに動揺しながらアワアワとし、希緒の背中に少し隠れるようにして>
悠真「えっと大丈夫ですか?」
ひなた「動揺してるだけだから大丈夫だよ〜。」
悠真「それって大丈夫なんですか?」
ひなた「うん。よくあること。」
悠真「なら良いんですけど」
<ちらっと恋雪を見る>
(大丈夫かな?)
希緒「瀬名君が知ってる合唱曲は?」
悠真「あんまり知らないんですけど…。
美しい季節、この地球のどこかで、はばたこう明日へとかです」
希緒「うーん、その辺かぁ。楽譜ないなぁ…」
〈楽譜の棚を漁る〉
希緒「『翼を下さい』は知ってる?」
悠真「あっ知ってます」
ひなた「たしかその楽譜は準備室にあったはずだよ。」
悠真「えっと中塚さんプレゼントとか瞳とか僕らの世界とかも知ってます」
希緒「プレゼント知ってるんだ!
今年のコンクールの自由曲なんだよね。じゃあ、練習も兼ねて、プレゼント歌う?」
ひなた「歌っちゃおう!」
悠真「でもプレゼントって中学生部門ですよ」
希緒「よく知ってるね。
去年の中学校の部の課題曲なんだけど、いい曲だからうちの合唱部ではこれを歌うんだよね。」
悠真「えっと僕セカオワが好きで」
希緒「私も好きだよ〜」
悠真「中塚さんも好きなんですね。なんか嬉しいです」
希緒「私も嬉しいよ」
悠真「今度好きな曲とか教えてくださいね」
希緒「うん。瀬名君も教えてね〜」
ひなた「私セカオワ少ししか知らないや。」

119:美里◆GY Part2までのドラマ総特集☆:2016/10/04(火) 18:40

悠真「そうなんですね。良い曲ばっかりですよ。今度聞いてみてください。
あと名前教えてくれますか?」
ひなた(さっきも言ったと思うけど…)
「不破ひなただよ。」
悠真「すみません、名前覚えるの苦手で…。
不破って言いにくいので、名前で読んでも良いですか?」
ひなた「もっちろんいいよ!」
悠真「えっとじゃあひなたさん…」
〈赤面する〉
希緒「恥ずかしかったら副部長って呼んだら?
私だって部長でいいよ。その方が慣れてるしねー」
悠真「はい分かりました」
ひなた「うん、そっちの方が慣れてるもんね。」
恋雪「………えと、私っ、準備室行って楽譜探してくるっ!」
<その場から逃げるように>
ひなた(恋雪、逃げたな…)
希緒「あ、そうだ。恋雪、自己紹介しといて」
恋雪「ちょっ…!?ひなたっ!失礼かもだし内緒にしといてよ…!?」
悠真「失礼って何がですか?」
ひなた「恋雪はもう逃げたよ〜。」
希緒「はぁ…。あの子、男性恐怖症っぽいんだよね」
恋雪(………)
<少し様子が気になって準備室のドアを少し開け、あちらの様子をうかがおうとする>
ひなた「もう言っちゃったけど…、ちゃんと説明すれば大丈夫だって!
それより戻るの早いな。」
〈恋雪に向かって〉
悠真「そうなんですか。恋雪さんでしたよね。えっとなんかすみません」
ひなた「まあ、個性だと思って理解してあげてね。」
悠真「あっはい」
希緒「とにかく今は歌わないと。ほら、楽譜出して〜」
〈パンパンと手を叩く〉
悠真「はいっ!分かりました」
ひなた「はーい。」
希緒「2人じゃ合唱になんないんだから、恋雪も来て?
あ、瀬名君、メロディーとか口ずさんでいいからね〜」
悠真「はい」
恋雪「わっ…希緒もしかして私が覗いてたの気づいてたの…?」
<少し驚きながら>
希緒「恋雪の行動パターンくらい読めるわよ…」
恋雪「んなっ…!どういう意味!?」
希緒「そのままの意味」
ひなた「私も気付いてた。」
恋雪「ええっ……!?」
ひなた「だって、分かりやすいんだもん。」
恋雪「まったく…希緒もひなたも冷たいなぁ…」
希緒「いちいち優しくしてたら部長なんてやってらんない」
ひなた「だっよね!」
悠真「あの部長。歌わないんですか?」
<キョロキョロしてる>
(どうすれば良いのかな?)
ひなた「悠真君、困らせてるよ〜。」
恋雪「はーい…じゃあ始めよっ♪」
<なんだかんだ言って仲のいい二人と歌えることを喜びながら>
希緒「ごめんね、全然歌わなくて…。はい、ひな、恋雪、並んで〜」
ひなた「はーい。」
恋雪「は、はいっ…!」
<いざとなると男子の前で少し緊張してしまい、後ろの方にヒソッと並んで>
悠真<恋雪から少し離れる>
(本当に大丈夫かな?)
恋雪(あ、私のために離れてくれたのかな…?)
<少し落ち着きを取り戻し歌う気合いを入れ>
希緒〈ピアノでド、ファを弾く(最初の音)〉
「はい、こっち見て」
〈メトロノームを108に設定〉
ひなた「前向いてー。」
恋雪「うn…じゃなかった…はいっ!」
希緒「いち、にぃ、さ 「知らない」というー」
〈指揮しながら歌う〉〈最初の5小節は指揮〉
♪*・゜゚・*:.。.(*゚▽゚*)( ´▽`)(・∀・)( *´∀`*)(*´∇`*).。.:*・゜゚・*♪
ひなた「やっぱプレゼント、歌詞いいね!」
希緒「メロディーもいいでしょ?
私たちの合唱はこの歌詞とメロディーを活かさなきゃ…。
瀬名君、セカオワ好きとしてはどうだった?」
恋雪「ふぅ…」
<少し息を漏らして(どうだったかな…)というように悠真の方を少し見て>
ひなた「...希緒も名前で読んだら?」
悠真<ひなたのほうをビックリした表情で見る>

120:美里◆GY Part2までのドラマ総特集☆:2016/10/04(火) 18:41

希緒「いいよ〜。悠真君、宜しく♪」
悠真「よろしくお願いします」
悠真「声はとっても綺麗なんですけど、感情をもうちょっと込めた方が…。
それと人数が少ないと思います」
ひなた「今日は…いや、今日もか。集まり悪いからね。
感情か...、そうだな〜。」
<腕を組む>
希緒〈楽譜にメモる〉
「ありがと。うちの部、幽霊部員が7人もいるんだよね…。
ホントは男子3人、女子7人なんだよ。しかも、顧問も副顧問も幽霊だし…」
悠真「そうなんですね」
<ちょっとがっかりしてる>
ひなた「がっかりさせちゃってごめんね。」
希緒「そりゃあガッカリするよね。
顧問だって、月に1回来るか来ないかで…お飾りだよ。
幽霊部員だって、真面目に来たのは最初の1週間だけ。
せっついてんだけどね〜、さっさと来い!って」
ひなた「でも悠真君が正式に入ってくれたら、
 戻ってくるかもね〜。」
<ニヤニヤしながら悠真を見る>
恋雪「ん?ひなた、どうゆうこと?」
ひなた「気にするな。」
希緒「だね〜w」
ひなた「おっ、さすが希緒、分かってる〜♪」
希緒「これ分かんなかったら部長失格、どんだけ人間関係に疎いのよ」
ひなた「そりゃそうか。」
希緒「そりゃそうよw」
悠真「あの、そろそろ部活終わる時間ですよ」
ひなた「ってホントだ!早くミーティングしないと!」
悠真「いえ大丈夫ですよ。先輩達のせいじゃないので」
希緒「ありがと。じゃあ、プレゼントで思った事言ってくね」
悠真「あっはい」
ひなた「てか反省ね。」
希緒「えーっと、メゾ。出だしが小ちゃすぎ。
悠真君も言ってたけど、ピアノ(p)でもしっかり出して。1人だけなんだから。」
恋雪「はい…」
<気を落とし、うつむきながら>
希緒「でも、幽霊部員呼んだら恋雪が1番しっかりした声だよ。
この前の幽霊部員の練習はひどかった…」
ひなた「それは言える…。でもまあ、練習サボってたらああなるよ。」
恋雪「あ、あの……」
<少し気まずそうに悠真のほうに歩みよりながら>
悠真「えっとなんですか?恋雪さん」
恋雪「部活…入ってくれる…?」
<こわばった表情で>
悠真「大丈夫ですよひなたさん。元から入る予定だったので」
ひなた「ホントに!?」
<驚いた顔をする>
恋雪「ホ、ホントに……!?」
<男子相手にしては嬉しそうな声を出し>

121:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:42

希緒「ありがと!で、どこのパートがいい?
声変わりしてないっぽいし、コンクール出るんだったらソプ、メゾ、アルトだけど。
…私的にはメゾがオススメだけどね」
(恋雪も早く悠真君に慣れるし、メゾ小っちゃいし…)
ひなた「私としてもメゾがオススメ。」
悠真「大丈夫ですか?」
<恋雪を見る>
(恋雪さんの負担にならなければやりたいけど…)
恋雪「えっ…メゾ来られたら私はどう接したら……!?」
<不安しかない、という感じ>
希緒「普通に。一応パーリーでしょ?アドバイスとかしなよ」
悠真「う〜ん」
<考え込んでる>
(話についていけない)
ひなた「恋雪、これはチャンスなんだよ、
 男子に慣れられる。」
<小さい声で恋雪に言う>
恋雪「べっ…別に慣れたくもないもんっ!」
<小声でひなたに言い返し>
「…瀬名さんはっ…どう…っ!?」
悠真「えっと僕はメゾがいいですけど、恋雪さん大丈夫ですか?」
恋雪「……………」
(ヤバイヤバイヤバイ!どうしよ…いくら年下でもムリっ!絶対ムリィ!)
悠真「無理ならいいですよ」
恋雪「あ、いやっ…!ムリというか…」
<なんと言ったらいいかわからず言葉をつまらせ>
ひなた「恋雪…」
<呆れ顔で恋雪を見る>
「中学に行ったら大変だよ…。いいの?」
恋雪「それは…っ…よくない…です」
希緒「私とひながサポートするから大丈夫だって。課題曲は同声二部だし」
ひなた「希緒、フォローありがと。」
<小声で希緒に言う>
希緒「これフォローしなかったらヤバいっしょ?」
〈同じく小声〉
ひなた「これから先、どんどん男と関わっていくし、
就職にも影響するんだから今のうちに慣れようよ。」
希緒「ひな、言い方が…w『どんどん男と関わっていく』って…w」
〈密かにツボったw〉
ひなた「だって、男子と男性、両方をまとめると男じゃん!」
悠真「結局どうすれば良いんですかね?」
希緒「メゾに入って。恋雪、自分じゃ言わないから」
悠真「はい!」
希緒「恋雪もそのうち慣れるはずだから大丈夫。頑張ってね!」
〈楽譜を2冊手渡す〉
「こっちが課題曲の『結-ゆい-』、こっちが『プレゼント』」
悠真「ありがとうございます部長」

122:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:44

恋雪(希緒は…合唱頑張ってるんだよね…。
アドバイスとか厳しいのもそれだけ希緒が合唱にかけてるからなんだよね…。
じゃあ…私はこんなことで迷惑かけられない…よね…?)
<そう決心すると>
「………瀬名さん」
<とポツリと呟き>
悠真「なんですか?恋雪さん」
恋雪「えっと…これから…よろしく…」
<だんだん声が小さくなっていくが希緒のため!と自分を励ましなんとか言いきって>
ひなた(お!恋雪が頑張ってる!!よしっ!)
<小さく手だけガッツポーズ>
悠真「よろしくお願いします、恋雪さん」
恋雪「うん…」
<口調は冷たいが、顔は少し嬉しそうに表情が緩くなり>
希緒「大変だろうけど頑張って」
〈意味あり気な微笑み〉
「そーだ!悠真君、また明日部活あるからサボんないでよ」
(あの子はサボんなさそうだけどね)
悠真「はい!では、また明日」
〈荷物を持って、部室から出ていく〉
ひなた「恋雪、おつかれさま!」
希緒「恋雪、お疲れ様!」
恋雪「ほんっっと、疲れた!!緊張しすぎでメッチャ疲れた!!」
ひなた「うん、よく持ちこたえた!えらいえらい。」
<小さい子供をあやすようにして恋雪の頭をなでる>
恋雪「ちょっ!ひなた!私6年生なんだけど!!」
ひなた「え?6年だったの?(笑)」
希緒「6年だったんだ!(笑)」
恋雪「少しは希緒を見習えばいいのに((ボソッ」
希緒「恋雪、いきなり口調変わったね〜(苦笑)
いつもの事だけど。まぁ、よく持ちこたえたよね」
恋雪「希緒のために頑張ったのー!」
<ムーッとした顔で>
希緒「ホントありがと!私のためだなんて…冗談?
大袈裟じゃなくていい友達をもったと思う」
〈抱きしめる〉
恋雪「わわっ…!?き、希緒…!?」
ひなた「うえぇ!?私は!?」
恋雪「……ノーコメントで」
ひなた「ひどくない!?泣いちゃうよ!?」
恋雪「酷くない酷くないw」
希緒「私、我ながらめっちゃ好かれてる感が…」
ひなた「希緒は人に好かれやすいから、女子力あるし。」
希緒「そりゃあ人並みの女子力はあると思うけど…恋雪の方があるよ?
それに、幽霊部員には畏れられてるし…恐ろしい剣幕だって」
恋雪「私はどれだけ希緒が怖くてもマジメに部活やらない幽霊部員より
よっっっっっっっっつっぽど偉いと思うけど?」
希緒「それはありがと」
ひなた「全然希緒は怖くないけどねぇ。むしろ可愛い!」
希緒「ちゃんと部活来てる人には怒んないけど、幽霊部員にはめっちゃ怒るよ?
幽霊部員に怒る日は、わざわざローファー履いてきて、ローファーで蹴り上げるし」
ひなた「おいw」
恋雪「うわぁ…」

123:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:45

ひなた「私からしたらどっちも女子力の塊だよ…。
私なんて女子力の欠片もないからね…。」
希緒「まぁ、菜奈はもう少し女子力あったらモテると思うけどね〜。
私が言える事じゃないけど」
ひなた「モテる!?ないない、
たとえ女子力があってもこんなノッポ、モテるわけないから!!」
ひなた「そういや悠真君は?帰った?」
希緒「帰ったよ〜」
ひなた「最近恋雪に嫌われてる気がする(泣」
恋雪「ええっ…!?ひなたのこと好きだけど!?」
<予想してない発言に驚きつい本音がでてしまい>
希緒「ひな、良かったじゃん♪」
ひなた「うん♪よかった〜!」
<胸をなで下ろす>
恋雪「フッ…心配性w」
<思いっきりバカにしたように>
ひなた「別に私は心配性ですけど?」
<思いっきり見下ろす>
恋雪「えぇ…不破さん怖い…」
ひなた「!?ついには名字呼び!?」
恋雪「ジョーダンジョーダンw」
ひなた「恋雪に嫌われてたら私明日から学校来ない気でいた。」
恋雪「部活サボる気かw」
希緒「ちょい!学校サボってもいいけど、合唱部には顔出して」
ひなた「そういや恋雪、身長低くなった?」
恋雪「ふあっつ!?」
希緒「かもね〜。元々低いのに。
私は152cmだから平均よりちょっと高めだよね。菜奈は160cmか〜。
でも、大抵の男子を見下ろせるから優越感あるでしょ」
ひなた「まあねぇ〜♪あと希緒、身長ちがう!!私は158p!!」
希緒「まぁいいや、私だって半分くらいの男子見下ろせるし、
幽霊男子、3人中2人は私よりちっちゃいし…。
それに、158cmって約160cmじゃん(笑)ひなはすぐ160いっちゃうでしょ」
ひなた「いや最近身長伸びてないからね!?てかここ一年身長伸びてないよ!?
 約160pとか言わないで!メンタルズタズタだよ!?」
希緒「そーなの?
ちょっと目線が近くなったような気がしてたけど、気のせいじゃないのか!」
ひなた「うん、気のせいじゃ無いよ〜。」
〈カレンダーを見て〉
「もうすぐ5月かぁ。後2ヶ月でNコンだよ?幽霊部員呼び出さんと…」
〈指をポキポキ言わせる〉
恋雪「あのぉ…希緒…?なんでポキポキしてるの…?」
希緒「幽霊部員をしばかなきゃって思ってね〜(*^^*)
明日の中休みと昼休み、幽霊部員たちの悲鳴が聞こえたら笑ってやって」
ひなた「そうか、そろそろだもんね。
 幽霊部員、呼び戻さないとねぇ…。」
<指を(以下略)>
「でも脅しだけにしてやりな〜w
 暴力沙汰になったら私も注意されるんだから…。」
希緒「成績下げたくないから軽めにしとく(笑)」
ひなた「そうだよ、進学に影響出るよ。」
恋雪(ヤバイよ…二人が怖すぎるよ…)
希緒「私は合唱に関してだけだから大丈夫♪」
ひなた「暴力兄貴と柔道姉貴がいるんだもん。喧嘩慣れしてて当然♪」
希緒「そーだったw
今度、お姉さんに新しい男子のしばき方教わりに行ってもいい?」
ひなた(あーヤバィ…幽霊部員さん方、ご愁傷さまです…)
「しばき方ね〜、いいよ!言っとく。」
希緒「お願いしまーす♪ひなのお姉さんって、教え方上手いし。
男子はやっとくから、ひなは女子やっといてくれない?
1ヶ月分だと時間かかるからね〜」
ひなた「了解でーす。」
恋雪(何このホラー空間!?怖すぎるよ!?)
希緒「全然ホラーじゃないじゃん。どこがホラーなの?」
ひなた「恋雪さんが怖くて声が出ないそうです。」
恋雪「…………………………」
<ひたすら無言>

124:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:46

ひなた「いやなんか喋ろうよ、恋雪。」
恋雪「……あいうえお…?」
ひなた「そういうことじゃなーい!!」
恋雪「えっ…なにおこってんの…?」
ひなた「いや、怒ってないよ?」
恋雪「う…うん…?」
希緒「大丈夫?」
恋雪「………大丈夫だと思いたい」
ひなた「恋雪、なんで怖がってんの?」
希緒「恋雪、私たちのオーラなんかに怖がってたら将来大変だよ?
あれ、恋雪…?」
ひなた「恋雪、帰ったな…」
希緒「ねぇ、今日は悠真君が来てバタバタしてたから忘れてたけど、発声練習しなかったね…」
ひなた「ホントだ!発声練習してない!!」
希緒「明日は絶対、発声練習しよーね!
でも、発声練習してないのに、よくいつも通りに声出たよね〜」
ひなた「体育祭に向けての応援練習をしたからじゃない?」
希緒「そーかな?私、応援団で声嗄れ気味…」
ひなた「先生も酷いよね。
合唱部だからって、無理やり私達を応援団に入れるなんてさ〜。」
希緒「ね…声嗄れたら、私たちの武器がなくなるじゃん!
まぁ、今年は5月中旬に体育祭らしいからまだマシだけど…」
ひなた「その後の部活に差し支えるって!」
希緒「ホントホントっ!
応援団好きだから立候補して副団長になっちゃったけど、
声嗄れたらヤバいよね…のど飴舐めよっと」
ひなた「今は部長兼応援副団長だね(笑)」
希緒「合唱部部長 兼 応援団副団長、中塚 希緒ですっ(。•ω- 。)」
ひなた「私は今は副部長兼、実行委員長兼、応援団員だよ〜…。」
希緒「お疲れ様でーす…」
ひなた「まあ暇だからいいけど…。」
希緒「私もだけどね〜(苦笑)副団長とか雑用係だし…」
ひなた「雑用なんだ!?お互い、お疲れ様でーす…。
あ、のど飴とかずるい!」
希緒「はい、どーぞ♪」
〈のど飴を放る〉
ひなた「飴を投げるな!」
<飴を口に入れる>
「あ、うまい!でもどうせならみかんがよかった。」
希緒「『ボイスケア』だよ♪この前配られたやつ。」
ひなた「あボイスケアか〜。どうりで美味しくないわけだ…。」
希緒「ボイスケアで悪かったねw」
ひなた「まあ、不味くもないw」
希緒「それは良かったw
確かに苦辛いけど、ちょっと風邪気味の時にも効く優れものなんだよ(笑)」
ひなた「へえ〜、そんな効果があったんだ〜。」
希緒「最近、ちょっと鼻炎気味だからね…ひたすらボイスケア舐め続けてるw」
ひなた「鼻炎気味なん?大丈夫?」
希緒「大丈夫〜。噛むとすごく苦辛いから気を付けて(笑)」
ひなた「あ〜、前噛んだわ。ど〜うりでぇ〜。」
希緒「それはそれは…」
ひなた「そういや前、ボイスケア売ってたわ。」
希緒「ホント?私、実際に売ってるのは見た事ないんだよね〜。
だって、50袋も段ボールに入ってるし…合唱部員10人、あっ、11人しかいないのにね」
ひなた「いや、まだ10人でいいよ。
入部届け、あの様子じゃ出して無いだろうし、私達に連絡来てないもん。」
希緒「あの幽霊顧問が私たちに連絡する訳ないじゃん。
悠真君に入部届けは私に出せって言わなきゃね…」
ひなた「だね、明日来たらそう行っておこう。
でも一応顧問に話とこう。じゃないと、無いと思うけど
来た時お前誰だになるもん。」
希緒「だね〜wコンクール直前にお前誰ってなったらめんどい。
でも、あの人は部員全員覚えてないと思うよ…
精々、しょっちゅうせっつきに行く私とひなぐらいだと思う…
恋雪は話さないし。」
ひなた「せっつきに行くってwでもたしかに覚えてなさそう…。」
希緒「まぁ、部活に顔出せよって意味で私たちから入部届け出しに行くか。
慣れてない人が行くと、お互いに?ってなりそう」
ひなた「そうしよっか。」
希緒「めんどいけどね」
ひなた「そういや新入部員って、悠真君だけ!?」
希緒「まぁ、後1週間は体験入部期間だから」
ひなた「そもそも悠真君、顧問の顔分かるのかな?」
希緒「多分分かんないと思う。普段、人前に出るような人じゃないし」
ひなた「それにしても恋雪、いつの間に帰ったんだ…。」
希緒「ね…空気みたいに…」
ひなた「あっと、そろそろ帰るね!また明日!!ばいばい!」
希緒「ホントだ!最終下校時刻過ぎてるし。
私も帰ろっと!ひな、また明日ね〜」

125:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:47

__________翌日__________
_____中休み&昼休み_____
〜教室にて〜
希緒「ひな、恋雪、ちょっと行って来るね(*^^*)ひなも頑張って♪」
〈幽霊男子を見つけて、軽〜く〉

_____放課後_____
〜部室にて〜
悠真「えっと中塚さん。あの顧問って誰ですか?」
<部室に入ってきた希緒に尋ねる>
希緒「田中 吉久っていう幽霊顧問。
50代くらいの顔長くて眼鏡掛けてるおっさん。
普段の音楽の先生に顧問になってほしかったんだけど
吹部行っちゃったから、代わりに回されてきたの。
そうだ、悠真君、入部届けね。書き終わったら私に持ってきて」
悠真「じゃあお願いします」
<入部届けを渡す>
希緒「判子も押してあるし親のサインもあるよね…。
はいOK。じゃあ渡しとくね」
悠真「ありがとうございます」
希緒「ううん。逆に慣れてない人が行ったら、お互いに「?」ってなりそうだし。
そういえば皆、来ないね…。
悠真君、うちの合唱部について訊きたい事ない?」
悠真「活動日程とか」
希緒「活動日は週5で月〜金。
いつも私たちだけで、必然的に雑談が多くなっちゃうからね」
悠真「えっと塾とかでこれる日少ないんですけど、いいですか?」
希緒「そっか、塾行ってるんだ。何曜日なら来れる?」
悠真「月曜日が第1以外で火曜日、水曜日はいつも来れます。
木曜日もたまに予定があって、金曜日は無理です」
希緒「じゃあ、ダメな時は、ここに置いてある《欠席・早退・遅刻届》に
名前、日付、理由を書いてって。一応、カレンダーに書いとくけど」
〈カレンダーに「悠真 (月)第1以外○、(火)(水)◯、(木)△、(金)×」と書き込む〉
ひなた「ごめん遅れた〜、実行委員会の集まりあって…」
希緒「あっ、ひな来た!大丈夫〜♪恋雪は?」
ひなた「恋雪?見てないよ?」
希緒「そっかぁ」
〈欠席・早退・遅刻届が入っている箱を探る〉
「あっ、恋雪は遅刻だって。委員会らしい」
ひなた「あ、遅刻かあ〜」
希緒「まぁ、委員会ならしょうがないか」
〈ふと気付いたように〉
「今日、幽霊部員しばいといたのに来ないねぇ…。
新入部員もいるって伝えといたのに」
ひなた「あ、女子の幽霊部員は来るって〜♪」
希緒〈目を輝かせる〉
ひなた「でも、遅刻だってさ。
悠真君のこと話したら、これからはちゃんと来るってさ〜。」
希緒「それは良かった。でも、遅刻届書け!って言ってやりたい。
まぁ、そこまで求めちゃいけないのかもしれないけど…」
〈急に小声になって〉
「悠真君パワー、恐るべし…」
恋雪「あ、希緒〜ひなた〜!ごめん!飼育栽培いってて……」
<申し訳なさそうに>
希緒「大丈夫〜。委員会お疲れ!」
ひなた「恋雪、お疲れ!」
希緒「じゃあ、皆揃った事だし、発声練習しますか!」
ひなた「あ、ちょい先生に雑務任されてたっけ(泣)、てことで、また後でね!」
希緒「あ〜、ひな行っちゃったよ…」
恋雪「ひな、頑張れwはやくね〜」
<相手の背中に向けて口に手を添えながら>

126:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:48

_____5分後_____
ひなた「ただいまー!もう発声練習終った?」
恋雪「おかえりー!まだだよ〜これからっ」
ひなた「うん、ただいま〜!まだだったんだ!よかった〜。」
希緒「という訳で、筋トレからやりま〜す」
ひなた「はいっ!」
希緒〈悠真君を見て〉
「今日は体育着持ってきてなさそうだから見といて。
恋雪はいっつも「ハード過ぎるっ…!」って言ってるし」
恋雪「ちょっと…希緒っ…!言わないでよ…恥ずかしすぎる…」
<赤くなりながら>
ひなた「事実だから仕方ない。」
<真顔で>
希緒「だってホントじゃん。覚悟が必要でしょ?」
〈微笑みながら〉
恋雪「……………」
<私だって頑張るもん、というように少し頬を膨らませ>
ひなた「あざといww 可愛いけどww」
恋雪「……?あざといって?」
希緒「……恋雪…」
〈苦笑しかない、という感じ〉
恋雪「ん?なに?」
希緒「世間慣れしてないお嬢様ね…」
ひなた「そういう反応とか、いわゆるぶりっ子?wwまあ可愛いけど。」
希緒「それ思ったw」
恋雪「ひなたがぶりっ子とか言ってきたぁ……」
<( ´・д・`)ナイワーみたいな顔で>
希緒「恋雪って、この中じゃ1番お嬢様感あるよね。
女子力高いし、男子慣れしてないし、天然過ぎるし…」
恋雪「お嬢様感なんてないからっ!それにっ!筋トレするんでしょっ!」
希緒「お嬢様感満載じゃん!
…はーい、筋トレしまーす」
恋雪「……よろしい」
<フッと微笑して>
希緒「ふっきーん!」
〈床に仰向けになり、体力テストの上体起こしの態勢になる〉
恋雪<床に状態起こしの体制になりながら>
「逆になんで余裕でいけんの…」
<と呟きながら>
希緒「私、chorus loveだから♡
合唱の為にっ!っていう気合いでやってるw」
〈"chorus love"だけやけに流暢w〉
ひなた「なるほど〜。」
希緒「納得出来るのねw」
恋雪「私だって希緒には負けても合唱への愛はあるもんっ」
希緒「良かった♪」
〈微笑む〉
ひなた<床に(以下略)>
「なれでしょ。」
<顔を恋雪に向けながら>
恋雪「なっ……!?」
<その一言にカチンとき、今日は絶対バテない!と決意(?)し>
ひなた「まあ、腹筋始めようぜ。」
希緒「じゃあ、今度こそ腹筋行くよーっ!」
〈声を張る〉
「いーち、にーい、・・・・・」



「よんじゅうっ!腹筋終わり!」

127:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:49

ひなた「ふう、腹筋しゅうりょ〜。」
恋雪「ま、まだいけるっ……!」
希緒「頑張ろ♪」
恋雪「はーいっ」
<苦笑>
希緒「よしよし」
〈(*^‐^*)ヾ(*^^*)イイコイイコと恋雪の頭を撫でる〉
恋雪「これ昨日ひなたにもされたんだけど!?え、なに?私ってそんな子供扱いなのっ!?」
希緒「うん!妹分的な?꒰•‧̫•ू꒱?」
恋雪「ええぇぇぇ……」
希緒「(o^^o)うふふ♪
じゃあ、改めて背筋行くよ〜」
〈腹這いになり〉
希緒「はいきーんっ!」
〈声を張る〉
「いーち、にーい、・・・・・」



「よんじゅうっ!背筋終わり!」
恋雪「フウッ…!あと2つ…!」
希緒「頑張っ!」
恋雪「はいっ!」
<少し大きい声で気合いをいれ>
希緒「よし、背筋終わった!」
恋雪「次っ…体幹……!」
希緒「恋雪いつもより頑張るね!」
〈(新入部員にいい所見せたいんだなぁ)と思いながら思わず微笑んでしまう〉
「たいかーんっ!」
〈声を張る〉
「いーち、にーい、・・・・・」



「にじゅうっ!」
恋雪「あとは700mか…」
<少し息を切らし、肩を上下させるも、あと少し、と自分を励まし>
希緒「後3回体幹ある事忘れてるでしょw」
_____体幹×3_____
恋雪「うあっ…!!あぁぁ…ダメだ。死んだわこれ…」
ひなた「死ぬなよw」
恋雪「筋トレで死ぬ小6かw笑わせないでw」
希緒「自分で「死んだわ…」とか言ってたクセにw」
ひなた「それなw」
恋雪「希緒にツッコミされたw」
希緒「具合悪くなる前に水分補給してくよ〜
5分後に6年の下駄箱前に集合ね」
ひなた「了解でーす。」
恋雪「やったやった〜♪きゅうけーい!」
希緒「いきなり元気になったね…」
〈苦笑〉
恋雪「はや水分補給したいw」
<そう言いながら笑い>
ひなた「すればいいじゃんw」
<と水筒の水を飲む>
「ほら移動、移動。水分補給してからでいいけど。」
希緒「水筒持ってこーっと」
〈水筒のお茶を飲みながら廊下に出る〉

128:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:49

〜廊下&階段にて〜
ひなた「もう恋雪、悠真君から見たら完全に昨日と別人に見えるよ…笑」
希緒「だよねw
でも、いずれ素はバレるんだから、今更誤魔化してもしょうがないと思うよ」
恋雪「んっ!?何その私ぶりっ子設定!?え、そうゆう認識されてるの!?」
希緒「だって、そうじゃない?」
恋雪「…いくら希緒とひなたでも怒るよ?」
<希緒の一言に急に雰囲気が変わり>
希緒「ちょい!ここ、階段なんだから危ないじゃん!」
ひなた「私はその事に関してノーコメントだったよね!?空気変えるのやめて!?」
<急な雰囲気の変化に驚きを隠せない様子>
恋雪「……………………」
(ただ無言。でも明らかにピリピリ?してる)
悠真「恋雪さん大丈夫ですか?」
<こっそり希緒に言う>
希緒「その内収まるでしょ」
〈気にしてない訳じゃないけど、それほど意に介さない〉
悠真「あっはい」
<心配そうに恋雪を見る>
希緒「毛を逆立ててる猫みたいになってるけど大丈夫だから」
ひなた<小声>
「気にしたら負けだよ〜。」
<と謎の一言>
悠真「えっあ…はい」
(ダメな気がするんだけど…)
希緒〈小声〉
「ひな、何吹き込んでんのw」
ひなた<小声>
「おもしろそうだったからw」
希緒〈小声〉
「ちょいw」
恋雪「いや逆にこうゆうふうに話せる方がレアだからね?
二人とは仲いいから話せるけどさ…
男性の前だと何言ったらいいかとか分かんなくなるし…」
ひなた「そういや、恋雪が私と希緒以外とこういうふうに喋ってるの見たことないや。」
<思い出しながら>
希緒「そうだねー」
〈しみじみと〉
恋雪「二人が私がキャラ作ってるみたいに言うから……」
<ブスーッと不機嫌そうに>
希緒「そりゃあ、キャラ作ってる訳じゃないって知ってるよ。
でも、普段と部活では全然性格変わるのは事実でしょ?」
〈ちょっと諭すように〉
ひなた「私は人から見てキャラが変わったりしてるのかな〜。」
希緒「そんなに?」
ひなた「『そんなに?』ってどうゆうこと?」
希緒「そんなに変わってないんじゃない、って事」
ひなた「そゆことね。」
希緒「そゆことよw
でも私なんて、授業中は大人しくしてるけど、音楽の授業と部活の時はすごく性格変わるし。
こっちが素だけどねw」
ひなた「という会話も悠真君はさっきからしっかりと聞いちゃってるっていうw」
希緒「それなーw」
悠真「…」
<ただひたすら苦笑い>

129:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:50

ひなた「よお〜し、下駄箱到着!
それにしても、女子達遅いな〜。」
希緒「来ないんじゃない?」
〈靴を履き替えながらアッサリと〉
ひなた<靴を(以下略)>
「サボりか...。」
希緒「だって、ひなは意外と迫力ないし…」
ひなた「暴力沙汰になるのを防ぎたいだけだよ。明日は木の板持ってって脅しに使うよ。
あと悠真君の写真も持ってく。どう手に入れたかは秘密。」
悠真「えっ?やめてくださいよ?」
ひなた「こんな可愛い新入部員もいるんだよって伝えるだけだから大丈夫♪」
希緒「どこで手に入れたのか、後で教えて」
〈ひなたに耳打ち〉
ひなた〈小声〉
「いいよ〜。」
希緒〈小声〉
「ありがと〜」
悠真「全部聞こえてますからね?」
<赤面>
ひなた「悠真君、耳いいね!」
希緒「ね〜。耳いいんだ。
そーだ、木の板は図工の先生から貰ってったら?てきとーに言い訳つけてw」
ひなた「お〜、ナイスアイディア!」
希緒「でしょ♪」〈自慢げに〉
ひなた「明日こそはちゃんとつれてこないとなぁ〜...。」
<指をパキポキ>
悠真「あの、次からは体操着持ってきますね」
<希緒に言う>
(本当は置いてあるんだけどな…言うタイミング損ねた)
ひなた「たぶん悠真君もってきてあるでしょ?待ってるから着替えてきていいよ〜。」
希緒「あっ、もし今持ってたら、私たちお喋りしてる間に合うかも」
悠真「じゃあ着替えてきます」
ひなた「いってらっしゃ〜い。」
希緒「行ってらっしゃーい。
5年の下駄箱前で待ってるね」
恋雪「あの…瀬名さん…次、一緒に…がんばろ…っ…!」
<今まで無言だったが新入部員の前であるのを思いだし、
とりあえず体は震えているものの、それだけ言い>
悠真「はいっ!恋雪さん」
(あれ?名字なんだっけ?)
<今さら名前呼びが恥ずかしくなって照れる>
恋雪「は、はやく着替えてきたら…!?」
<急に男性と話していることを意識し照れ隠し(?)のため相手を急かし>
(あれ?というか今更だけど私のこと名前でよんでない?あれっ?あれれ?)
希緒(お互い照れてる〜♪青春!)

130:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:51

〜校庭にて〜
悠真「着替えてきました」
ひなた「お〜早いね〜、おかえり〜。」
恋雪「あ、おかえりっ…!」
<名前でよんでない?と考えたせいで声が大きく>
希緒「お帰り〜」
希緒「軽く準備体操して〜。
悠真君、ノルマは700m_____グラウンド3周半だよ。
休憩時間に走ってもOK」
〈アキレス腱を伸ばす〉
悠真「はいっ!分かりました」
ひなた<アキレス腱を伸ばしながら>
「ちょうど今日は運動部活動無くてよかったね」
希緒「だよね〜。何でか知らんけど」
〈3首を回す〉
恋雪(700mならいけるよね)
<と考えながら軽く体を伸ばして準備体操をし>
希緒「運動部がいる時はランコー(ランニングコース)か外周だからね」
ひなた<足首を回す>
「外周だと一般人もいるからやりにくいんだよね。」
恋雪「結局幽霊部員の人達来ないのかな…」
<ボソッと小声で>
ひなた「やっぱり明日は殺る気でいかなきゃなぁ...。」
<指をp(以下略)しながら小声で>
希緒「じゃあ私もついてくね。
隣で睨み効かせとくからw」
〈同様に指をp(以下略)〉
ひなた「ありがとうw」
希緒「頑張ろーねw」
恋雪「ひ、ひなた〜…?聞こえてるよ〜…」
悠真「先輩怖い…」
(小声で呟く)
恋雪「……はっ、早く走ろぉっ!?」
<耐えられずに>
ひなた「そだね。部長さん、合図。」
希緒「じゃあ、700行くよーっ!」
〈パン、と手を叩く〉
ひなた「はいっ!」
そういえば二人共、さっきなんか言った?」
<微笑みながらw>
希緒「何て言ったの?」
〈同じく微笑みながら〉
恋雪「え!?何も言ってない言ってない!」
<胸の前で手を振りながら>
ひなた「素直でよろしい。」
<言いながら恋雪を見る>
悠真「怖いって言っただけですよ〜」
希緒「全然怖くないじゃん?」
〈悠真と並んで走りながら〉
恋雪「…………………」
<ただ走る!>
ひなた<会話に飽きたので無言で走る>
希緒「ふふふっ…」
〈ひなたの「素直でよろしい。」に密かにツボったのと、合唱部で走れる事が嬉しくて〉
ひなた「タッタッタッタッタ.......」
<無言で(以下略)>
希緒〈表情を引き締めて走る〉
悠真「恋雪さんの苗字ってなんですか?」
恋雪「あと…一周半…っ…!」
<ポツ…ポツ…と喋りながら>
悠真「…」
(苗字なんだろ)
希緒「合唱の為に走るっ!」
〈自分に気合を入れながら、2人のためにスピードアップ〉
「chorus love,chorus love…」
〈やけに流暢に呟くw〉
「残り1周だよ!頑張れー!」
〈他の部員はまだ辿り着いてないが気にせず叫ぶ〉
恋雪「うわっ…!?え、え?ごめんなさい。もう一回言ってもらえる…?」
<いきなり声をかけられたのに驚き>
(あれっ?やっぱり名前で呼んでるっ!?)
悠真「苗字なんですか?」
恋雪(あ、そっか…希緒とかひなたみたいに自己紹介してなかったから…)
「え、えっと、松野…です」
<歯切れは悪いが昨日に比べてしっかりした声で>
悠真「じゃあ松野さんって呼びますね」
<恋雪を見て言う>
恋雪「は、い…っ」
(やっぱり今まで名前でよんでた〜っ!)
<恥ずかしくなってきて、瀬名から離れるようにダッと走りだし>
希緒(恋雪が来るっ!)
〈恋雪に負けないように、残り半周をダッシュ〉
悠真「…」
(本気で走れば抜けるな)
希緒「終わったー♪」
(恋雪に追いつかれなくて良かった〜)
恋雪(ん、あと半周…!)
<持久力があり、体力はまだあったので勢いよく走り>
「やった…!ゴールっ!」
<嬉しそうに>
希緒「お疲れ〜。
じゃあ、15分間休憩ね♪部室に集合」

131:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:51

恋雪「はーい…」
<疲れた…と気だるそうに>
希緒「私、もう少し走るけど恋雪も走る?」
〈水筒のお茶を飲みながらニヤリと笑って〉
恋雪「殺す気ですか…」
<フフッと苦笑いし>
希緒「でも、筋トレよりはマシでしょ?
それに、」
〈少し離れた所で水分補給しているひなたと悠真に気付かれないよう声を潜め〉
「もう恋雪も途中でダウンしなくなったし、
悠真君もまだ行けそうな感じだったから、次回からは800m行くよ」
〈またニヤッとする〉
恋雪「……さ、さぁ!早く発声練習しよっか〜!」
<聞いてない聞いてない、というように声をあげ>
希緒「何言ってんの。
まだ2、3分しか経ってないじゃん。
私、走ってくるからね〜」
〈水筒を置く〉
恋雪「い、いってらっしゃ〜い…」
<反論できずにそれだけ言い>
希緒「先戻ってて〜」
〈手を振り走り出す〉
恋雪「は〜い!頑張ってねー!」
希緒「ありがとー」
恋雪(さて…と。部室(音楽室)もどろ…)
ひなた「私もあと100m走ってこよーっと!」
<そう言って駆け出す>
悠真「俺ももうちょっと走ってきます」
希緒「じゃあ、行こ!」
「♪「知らない」という言葉の意味 間違えていたんだ
知らない人のこといつの間にか「嫌い」と言っていたよ・・・♪」
〈鼻歌を歌いながらひたすら走るw〉
ひなた「恋雪、いつもより頑張ってたね〜。」
<走りながら>
悠真「えっあそうですね?」
(いつもの松野さん見てないからわからないな…)
希緒「いつもは途中でダウンする事もあるから…」
悠真「そうなんですね」
(この人たちは心の声が読めるのか!?)
ひなた「顔を見れば分かる。」
悠真「…」
悠真「部室戻ります」
希緒「はーい。私はもうちょっと走るけどひなはどうする?」
ひなた「私もまだ走る〜。」
(こんなフラグ立った時に戻れるわけ無い!!)
希緒「じゃあ一緒走ろ♪」
ひなた「もっちろん♪」
希緒「後1周したら帰ろっか。丁度1kmになるし」
ひなた「だね〜。てか私達1q走ってたのかw」
希緒「700m+100m+200m=1km でしょ?」
ひなた「それより希緒はあの二人、どう思う?」
希緒「これから意識し始めるんじゃないかな〜って。
私の長期ウォッチ物件になってるw」
ひなた「やっぱりぃ〜?w」
希緒「温かく見守ってこうw」
ひなた「早くカップルになっちゃえよ!!って思うw」
希緒「それなー!w」
〈どうしてもニヤついてしまう〉
「それにしても、
恋雪が男子とあんなにコミュニケーションとろうとしてるの初めて見た」
ひなた「それなw恋雪も成長したんだよ...。」
<しみじみと>
希緒「恋のお陰だよね〜。やっぱ、恋は全てに勝つのか!」
〈目を輝かせるw〉
「まだ恋してないのかもしれないけど、すぐ恋に発展しちゃうよね〜」
ひなた「だね!その次に友情だけどね!
恋愛相談とかして欲しいw」
希緒「ね〜♪
1km走ったから、そろそろ戻ろっか!後3分だし」
〈時計を見ながら〉
ひなた「だね。戻ろう。」
希緒「部長と副部長が遅れちゃダメだしね」

132:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:52

〈下駄箱で靴を履き替える時、
階段を駆け下りてくる恋雪を見つける〉
「あれ、恋雪!?
部室戻ったんじゃなかったの!?」
恋雪「……?あぁ…希緒…そうなんだけどそうじゃないというか……」
<さっきのことは言わずにモゴモゴと>
ひなた「恋雪、なんかあった?」
希緒「大丈夫?」
(恋雪は悠真君とラブラブしてたんじゃなかったの…?)
〈水筒を忘れた事に気付く〉
「あっ、ごめん、ひなた!
私グラウンドに水筒忘れてたから取ってきてもいい?
恋雪、付いてきてくれるんだったら話聞くけど…」
〈恋雪には見えないようひなたにウィンク☆〉
恋雪「ん………」
<コクッと頷き>
希緒「ひな、悪いけど先帰っててくれる?」
ひなた<希緒の言葉の意味に気付く>
「オッケ、分かった!」
<階段をダッシュ!>
希緒「ありがと!」
〈階段を駆け上がるひなたに叫ぶ〉
「じゃ、行こっか」
〈恋雪と一緒にもう1度靴を履き替える〉
恋雪「うん……」
希緒「で、何があったの?」
〈なるべく優しい口調で恋雪に問う〉
恋雪「……部室で…練習してたの。希緒に昨日声小さいの…注意されたし…。
そしたら…瀬名さんがいつの間にか…
来てて、聞いてたみたいで…恥ずかしくなって…逃げて…きちゃって…」
<完全に下を向いて>
希緒〈話を聞き〉
「そーゆう事かぁ。
恋雪、ちゃんと自主練してたんだ!
でも聞かれちゃったらそりゃあ恥ずかしいよね…。
逃げちゃってもしょうがないと思う」
(まぁ、そんな所だとは思ってたけどね…)
「それに、歌ってたのが『特急ひとめぼれ』だったらねぇ」
恋雪「うん……でも瀬名さん悪くないのに…
逃げちゃって酷いことしたと思うし……
せっかく仲良くなれると思ったのに……」
<心配そうに>
(ってあれ?『仲良くなれると思ったのに』って!?私なに言ってるの!?)
<自分の言ったことに気付き慌て>
希緒「まぁ、悠真君だって悪くはないけどねぇ。
でも、恋雪が男子と仲良くしようと努力してる事が分かって良かった♪」
〈安心させるように微笑む〉
恋雪「別に仲良くしようとしてるわけじゃ!」
<反論!>
希緒「「仲良くしようと思ったのに」って言ってたじゃん」
〈水筒を置いていた場所に着き、水筒を取る〉
恋雪(あぁ〜…バレてたか…)
「………まぁ、とっ!とにかく!水筒もったし戻ろっ!」
希緒「うん。
恋雪、帰ったらちゃんと悠真君に謝りなよ?
勇気要ると思うけど頑張って!」
恋雪「どうせ許してもらえないし…」
<完全ネガティブ>
希緒「悠真君優しいから大丈夫だって…」
〈呆れる〉
ひなた<階段を下り、二人のいるところに着く>
「お二人さん、どうだった〜?」
恋雪「あ…!ひなた…!」
<ひなたに駆け寄る>
希緒「恋雪は大分落ち着いたよ〜。
そっちは?」
〈急いで靴を履き替える〉

133:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:53

ひなた「戸惑ってた。てか何歌ってたの〜?」
希緒「部室から『特急ひとめぼれ』を熱唱してる歌声が聞こえてたよ〜」
ひなた「『特急ひとめぼれ』か。やっぱ恋愛ソングだったか...。」
ひなた<小声で希緒に>
「希緒の期待どおりじゃなかったよ。」
希緒〈同じく小声で〉
「こっちも…」
ひなた<小声で>
「マジかよ...。」
ひなた「恋雪〜。悠真君、困ってたよ〜?」
恋雪「えっ!?な、なんで…?」
<ひなたの一言についていけない、という風に>
恋雪「……私っ…帰るっ!」
ひなた「あっ、恋雪っ!」
希緒「え!?歌ってもないのに筋トレだけで帰るのっ!?」
ひなた「行っちゃった…。」

134:美里◆GY:2016/10/04(火) 18:54

〜部室にて(筋トレ後の休憩時間)〜
(部室到着っ!……ちょっと練習してよっかな)
<指揮台の上に立ち>
悠真「お疲れ様です」
<ドア開けた>
恋雪「好きになっちゃダメなのに 気になっちゃダメなのに
なぜだろう 思いが止まらない_____」
<悠真には気づかず>
「あぁ 声一つさえ あぁ 愛しい君と もっと近くにいられたら
もっと近くにいられたら_____」
悠真「松野さんって声綺麗なんですから、
部活でももう少し声出したらどうですか?」
恋雪「え、えぇっ!?いつから…いたの…?」
<驚きのあまり声が出ない、という風に>
悠真「さっきからかな?」
恋雪「な、なんで声かけてくれなかったの……」
<歌声を聞かれて、恥ずかしすぎる感じ>
悠真「熱唱してたら誰でも声かけると思いますよ〜」
恋雪「ねっ、熱唱って……っ…!」
<恥ずかしくなりグラウンドへダッシュ>
_____2、3分後_____
ひなた<部室(音楽室)の扉を開く>
「悠真君、さっき恋雪が相当な勢いで降りて来たけど、何かあった?」
悠真「あ、ひなたさん。
何かあったんだと思うんですけど、何で逃げたか分からなくて」
ひなた「まず、悠真君が来た時恋雪は何してた?」
<本気で心配している>
悠真「熱唱してました」
ひなた「・・・・・・・、え!?」
<あっけにとられた様子>
悠真「嘘はついてませんからね」
ひなた「あ〜〜〜〜、それでね〜。」
<我に返り納得>
「たぶんそれ、恥ずかしくなって逃げただけ。」
悠真「ぁ〜はい?」
(なんで恥ずかしかったんだろ)
ひなた「うん、恋雪ってそういう子だから。」
悠真「あぁはい」
ひなた「ところで恋雪は何の曲を歌ってたの?」
悠真「中身まで気にしてなかった…」
ひなた「じゃ、聞いててどう思った?」
(たぶんあの恋雪の様子じゃ恋愛ソングだな)
悠真「声綺麗だなぁ〜と」
ひなた「ほう...。」
<残念そうに>
(希緒ごめん、希緒の期待してた様な感じじゃなかった...!!)
悠真「あの?ひなたさん、部活再開しなくていいんですか?」
ひなた「あっ、そうだね。じゃあ私は二人を呼んでくるから、悠真君は待っててね。
あと、悠真君はなんにも悪くないんだけど、一応恋雪に謝っておいて。
じゃないと恋雪、 恥ずかしがって話しかけてこない、なんてこともあり得るから...(笑」
<申し訳なさそうに>
悠真「あっはい…」
ひなた「じゃ呼んでくるね〜。」
<部室をでてく>
悠真「ありがとうございます」

〜部室にて(休憩後)〜
ひなた<扉を開けて>
「あ、悠真君ごめんね、恋雪帰っちゃったよ。」


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