「 繰り返す日々 」 「 守るべき者達 」 「 科された役割 」
―――それを疑ったことは、一度もなかった。
此処は永久の箱庭。 永久の揺り籠。 永久の止まり木。
「 私達は今日も生まれ やがて死に逝けば また 同じ場所 で息を吹き返す 」
さて、問題です。
Q.此処は一体どこでしょう?
Q.何故こんな所にいるのでしょう?
Q.…貴方は一体、誰でしょう?
まぁ、最後の問いは投げ掛けるまでもないのですがね… ああいえ、此方の話です。
詳しい事はあちらでお話ししましょう。どうぞそのまま真っ直ぐに進み、鳥居をくぐって来て下さい。
――ただし、くれぐれも後ろを振り返りませぬよう…。
「 ええと、…はい。分かりました 」 >>2 へ
「 ちょっと待って下さい、こんな訳の分からない所進めません! 」 >>別の場所へご案内
―レス禁止―
>>4-5 世の創造主、人々と妖怪達の事
■ God < 神様 > ■
朔望公主( さくぼう こうしゅ )と呼ばれ祀られてきた常夜之国の絶対神。
老若男女全ての姿をとることが可能とされ、” 姫巫女 “ の口を通して世に言葉を伝える。本来の姿、名、性別等諸々の詳細は不明。
※但し現在の姫巫女ともう一人、全ての妖(アヤカシ)を束ねる “ 十六夜 “ の主だけは他より達観した知識…常夜之国を深くまで知る “ 最重要人物 ( キーパーソン ) “。
■ Person < 人物 > ■
生まれては死に生まれては死に、何の疑問も無く命を輪廻させる人々。
殺しは可…しかし自害は大罪とされており、行った瞬間常夜の闇に呑まれ二度と転生は叶わない。
尚、予め定められた “ 死 “ を故意に避け続ける場合にも罰として輪廻の年数が上乗せされる。
◎ 有明神社
・ 第三代 望月 ( モチヅキ / ♀ )※スレ主使用キャラ※
神(天)により妖怪退治の総本山と設定された有明神社、創建の時から数えて三人目の姫巫女。
望月とは “ 神の代行者 “ を示し代々継がれる官職名のようなもので、下からの呼称は「望月様」、「姫(様)」等。
出会ったその日に殺されかけて以来天狗とは度々関わりがあり、互いを脅かしながらも奇妙な友人関係(?)が続いている。
※その正体は今から一千年前に常夜之国へ流れてきた罪人で、公にはされていないが本来ならとっくに輪廻を終え来世へ渡っている筈の存在らしい。
・ “ 白キ月 “ の二つ名を冠する巫女、通称シロ。 ( ♀ )
・ “ 黒キ月 “ の二つ名を冠する巫女、通称クロ。 ( ♀ )
姫巫女の側仕え、護衛やその他諸々の世話を分担して担う双子の巫女。シロが姉、クロが妹とされるが確かではない。
片方が輪廻すればもう片方も引き摺られ、二人揃って幾度も代替わりを繰り返してきた。現在は十六代目。
それぞれ「シロ(様)」、「クロ(様)」。或いは纏めて「白黒(シロクロ)の月」と呼称される。
・ その他の巫女達
神社で暮らす少女、女性達。多くが姫巫女と白黒の月を慕っている。
【 嗚呼、誤字がありましたので訂正させて頂きます。姫巫女の名前は神無月、ではなく望月になります。ぼんやりしており気付きませんでした。
この報告により、 レス番号が一つズレます 】
◎ 十六夜 ( イザヨイ )
力を持つ妖怪の集団。首領を筆頭とする四天(シテン)から成り、下妖怪達にとって彼等の命令は絶対。
・ 首領 ( 大天狗 / ♂ )
十六夜の長であり、同時に常夜之国に存在する妖(アヤカシ)全ての主。
一千年前に常夜へやって来た三代目望月とは、出会ったその日に一方的な喧嘩を吹っ掛けて以来度々神社へ出向き顔を合わせてきた。
これまでまともに死合ったのはたったの三度で、一度目は興醒めによる中断で引き分け。
その次で自身、三度目に望月が敗れ互いに一勝一敗状態。
※その実態は 「 人類初の自殺者 」 で、その業深さ故 「 天(神)の狗(いぬ) 」 と設定された大罪人。
・ 四天
九尾狐 ( キュウビギツネ / ♂ )…東
鬼 ( オニ / ♂ )…西
八岐大蛇 ( ヤマタノオロチ / ♂ )…南
犬神 ( イヌガミ / ♀ )…北
それぞれ東西南北に分かれて街を囲うアカザの森を住処とし、年に一度天狗の召集に応じる以外は特に行動を制限されていない。
その為普段は人に化けて街に潜り込む者、住処を守り動かない者とに割れている。
それぞれが現世で大罪を犯した「元」人間で、天狗同様初代望月が神社を仕切っていた頃から輪廻を繰り返している。
・ その他の妖怪達。
「 雑妖 ( ザツヨウ ) 」或いは 「 朔 ( サク ) 」と呼ばれる下級妖怪達。
その殆どが森に身を置いており、有明神社の結界を破る事は愚か境界にあたる「 鳥居 」 に触れる事すら出来ない。
◎ 一般の人々
・新参者
まだ常夜に来て間もない存在。
最初の数ヶ月程は現世の記憶が色濃く違和感を覚えているが、次第に薄れ常夜の理(ことわり)に染まっていく。
稀に現世を忘れきれず記憶を持ち続ける者も居るらしい。
・国民
神社の巫女や妖怪を除いた常夜之国の住民、その総称。それぞれ自由に生活している。
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