冷徹の魔女　マアズ

まぁ、私は基本夜行性だからな…
星が消えたらそれとともに消える…それが私。
人間達は私を冷徹の魔女と呼ぶ。

(*´ー｀*)

メルトお姉ちゃんおかえりんご🍎🍎

誰がお姉ちゃんですか

それと、いきなり抱きつくのはやめて下さいませ。

いいじゃん！
メルトお姉ちゃん！

寛容な心は持ってなくちゃ！
あと多分私年下よ？

抱きつかれるのは嫌なんです。
あと、メルトとお呼び下さいませ。

…じゃあ、私。何歳ぐらいに見えます？

😊

えっと…
高校…二年！

だと、思います…

えっと…
返信遅くてごめんなさい…

私は高校生ではありません。

え、じゃあ…
中学生？

いや…大学生？

…中1ですっ！
貴方の方が年上です！

なんで大学生まで行くんですかっ…。

………………！？
で、でも私精神病で、あの、精神病院行ったら9歳って言われましたから、精神年齢。
だから、年上です。

これ本当のことです。

そうですか。

だから、メルトお姉ちゃん

そう怒らないで、ね？

…僕怒ってないもん。

ひっく……ぐすっ……ここ、どこなのぉ?

…！
(マモンがメルトお姉ちゃんに惚れた理由がわかった気がする！)

…迷子なの？

メルトお姉ちゃん、優しい

メルトお姉ちゃん、可愛い

おねーちゃん……おうち、わからないの

…お姉ちゃんじゃない…。

君は人間？

…ドがつくほどの方向音痴で、ついでに運動音痴、略してうんちの私の出る幕はないっすね。

にんげん、だよ……こわいよお

よしよし

えぐっ……ひっぐ……おねーちゃぁん…


[涙で紅色の瞳をうるませながら、メルトダウンに抱き着く。見た目は7歳程度で、薄桃色のボブカットに紅色のワンピースという、シンプルながらも愛らしい姿をした幼女であった]

…抱きつかれるのは苦手ですわ…。
でも、家の場所がわからないなら、私にはどうすることも…。

こんにちは。
ごめんね急に出てきちゃって。
フォルちゃんって呼んでもいいかな？

おねーちゃん…あのね、シオンをおせわしてほしいの……

うん、いいよ…サドネおねーちゃんって、いうの？

そうだよ。
サドネおねーちゃん、か、
嬉しいな、おねーちゃんって呼ばれて。
ねぇ、なんでここに来たかわからないの？

わかんない…おかあさんとね、おさんぽしてたらね、はぐれちゃって……

おかあさんを探してたんだね。
一応聞きたいんだけど…。
フォルちゃんはお母さんと会いたい？

うん、あいたい…おとうさんもね、おうちでまってるから

あ、おなかすいてない？

そっか。よし。探そっか。
私も手伝っていいかな？

おなか…?ぺこぺこだよ、おかあさんのパンをたべただけだもん…

ありがとう…おねーちゃん…!あのね、おねーちゃん、ちょっときいてもいい?

金平糖食べる？
可愛い色たくさんあるよ？

いいよ？どうしたの？

こんぺいとう?おいしそうだね、おねーちゃん!あのね、シオンね、おかあさんからきいたの……そとには、わるいまほうつかいがいーっぱい、いるんだよって…サドネおねーちゃんは、いいおひめさまだよね…?

…。
いい？
私が今から大切なことを言うから、聞いてくれる？

…うん、たいせつなことって、なあに?

私はもう寝るのです。

おねーちゃん、おやすみ…

メルさんおやすみ。

メルトとお呼び下さいませ。

フォルちゃん、わたしはね？
病みと優しさの魔法使い。
人間じゃないけど、魔法使い。
不確かな存在。
だけど魔女じゃない。
信じてくれる？

あ、ごめんなさい。メルトさん。

…うん、しんじるよ、おねーちゃん…


[一瞬、紅色の瞳を揺らしたフォルシオンだったが、幼いながらに理解しようとしていた。迷子になって困っていた所を保護してくれた、そんな優しい恩人が、悪い魔法使いなわけがないのだ。尊き思いで、そう返事した]

ありがとう、ふぉるちゃん。
…。
ここがどこかわからないんだもんね。
どうやって来たかも

ううん…シオン、とーっても、ふあんだけど、サドネおねーちゃんはやさしいまほうつかいさんだから、だいじょうぶ!

あ、そうだ。ここで話すものなんだから、私のお家くる？

うん!サドネおねーちゃんのおうち、いきたい!

おいでよ(´ｰ｀)

わかる？

あげ

あげなくちゃ

…ん?
私のスレが埋まった?

状況把握

把握ありがとう

今を消そうというのですか…

止めるに決まっているでしょう

上げる

ねむ

おはようございますわ。

メルトおはよう！

おはようございます。
騎士様

うん…
メルトお姉ちゃんおはよう

だから、私はお姉ちゃんではないですわ

前みたいにメルトとお呼び下さいませ。

…うん。

？…まぁ、どう呼んでもいいですけど、できればメルトとお呼び下さい。

メルト。
私はどうしたらいいと思う？
分からなくなってきたよ…
お姉ちゃん…って言えばわかるかな…
狐都お姉ちゃん…が、去って。
名前も出すなって言って。
私は…ありがとう。幸せでした。って言って。
あの人は…
時間をくれた。勇気をくれた。楽しさを、癒しを、くれた。
頼もしかった。嬉しかった。
お姉ちゃんが出来た…そう思って。
でもここはネット。
いなくなった時、痛いくらい痛感させられた。
ヤマダが来た。
楽しかった。嬉しかった。ベルくんが可愛いねぇって一緒に言っては遊んでた。
でも…ヤマダは…苦しんでた。
寛容で、面白い。
そういうキャラを作らなくては【ヤマダ】は存在しないから。
それが爆発した。
私は…暴言を吐かれた。
でも分かっていた。何でだかは分からない。
けど…これは本心じゃないって。
だから…本心が聞きたくて…
ヤマダに乗った。
その最後が…深淵の安寧所NO2に…
書いてあった。
謝罪と不満だった。私は…
どうしたらよかったのだろうか。
どうしたらハッピーエンドになれたのだろうか。
分からなかった。
ベルゼブブ…
あいつだって、暴言すぐ吐くけど優しかった。
慰めてくれた。
だけど私の地雷を踏んだ。
親友を侮辱した。
私はこれだけは許せない。家族より大切だから。
そこでサタンを演じた。
最強で、最恐で、最凶な。
でも所詮中二。
呆気なくバレた。名前…間違えたから。
私は…どうしたらいいと思う…
分からなかった。でも…悲しかった。辛かった。
もう…寝よう。そう思った。
起きたらこの惨状。
どうしていいかも分からない。
けど昨日、私は松さんのスレに自分の気持ちは書いて寝た。
だから悔いはない。
…どうしたらいいんだろうね。
どうしたら…ハッピーエンドになるんだろうね。
私は…バッドエンドを迎えた…

…何をしたらよかったんだろう…

…所詮ハッピーエンドなんて存在しないんですよ

そうだね。
メルトは…
悲しくないの？
マアズさんと仲がよかったお姉ちゃんが消えて。

…悲しいよ、悲しいに決まってをでしょ?
御姉様がいたから、ここに私がいるんですから。

昨日で消えた親友メンバー
・ベルゼブブ
・ヤマダ
・ゆきお姉ちゃん
…っ…
何で…
消えちゃったんだろう…

そうだよね…

そりゃ…
そうだよね…

っ…
変なこときいてごめんねきいてごめんね

…なんで、暗くなってるんですの?

なんで謝るんですの?

…なんでみんな居なくなるの?

…なんて、私には合わないですわね

戻りたいと願っても時間は進み続ける…。

私はずっとここにいると約束致しましょう

…だから、悲しまないで下さい

ここは、悲しむ場所じゃありません。

うん、ありがとう

私…ちょっとごはん食べてた…

うん、ありがとう。
メルト…