【異世界への扉】

能力者の皆々様、突然ですが異世界に行きたいとは思いませんかな？
未知、知識、力に溢れている異世界…もし良ければ共に…異世界に行きませんかな？

一人で行ってください。

行ってきます

行ってらっしゃい

まぁ、一緒に行ってもいいけど…

↑誰だ
まぁ、私も一緒に行っていいけど

何故だ…異世界へのワープゲートは見つけたものの、ワープゲートを開ける為の『イーリス・キアー(女神の鍵)』を持っていなかったッ…!!!
…おっと、すまんな。私と一緒に行きたい？どうもありがとう!
この中で『イーリス・キアー』の在処を知っている者はいないか？

知っている。

名前は聞いたことがあるけど在処は知らないなぁ

なッ…!!
悪魔とやら、貴様…『イーリス・キアー』の在処を知っているだと!？
是非、教えてくれないか…

俺の腹ん中だ。
それを欲するのならば、俺の臓腑まるごと引きずり落とし、ぐちゃぐちゃと掻き回しながら女神の鍵を探しやがれ。

自分でやってください

な、なにィッ!!?
は、吐け!!今すぐ吐け!!!

闇、お前は熱血だな。
だがしかし、怠惰だ。
鍵が欲しくば、俺のたくましい肉塊でも屠ってさっさと見つやがれ。

いやいや、ドMって奴かよ!!
怠惰でも構わない、吐いてくれぇぇぇ!!!

だめだ。その選択肢は俺自身の罪が赦さない。
ほらさっさと俺の腹をぶっ刺せ。

出来ない出来ない!!悪魔に喧嘩売るとかサタンに追放されちまうよ!!!

サタン？んなもん気にすんな。そん時はそん時だ。
おいいいのかぁ？
こうしている間にも、鍵は悪魔特有の強豪な酸液で溶解され続けたんだぞ？

うわぁ

はんっ、偉そうな口を叩いているようだが…暴食の悪魔ベルゼブブを召喚してもいいって言うんだな!？

あーベルか。
別にいいぜ。あいつとは旧知の仲でもあるしな。

だが、お前のような腑一つすら切り刻めない奴がなぜ大罪の悪魔と契約を結べた？

嘘です本当は契約なんて結んでません!!!
もうワープゲートこじ開けてもいいっすかぁ？

フハハハハハハ！！
お前…鍵はどうした…鍵はよぉ！！

鍵なんてなくても開けられる…はず。
はっ!!強欲の悪魔なんて怖くないぜ!!

別に俺はお前に畏怖してもらうためにここにきたんじゃねえぜ？
鍵がなかったら絶対に向かうには行けねえ。
お前…怠惰だな。

くッ…ぐうの音も出ねぇ…

おら、活路は垣間見えているはずだ。
俺の腹をそのナイフでさっさと穿て。

本当ドMかよコイツ！！自分を刺せなんてよ…

うるせーさっさとこい

お前がその気なら…私はもう……









寝るぜッッッッ！！！

お前の異世界への信念は虚弱であったか。

はんッ！いつかお前無しでも異世界に行くから、その時は悔しがれよ！

では、さらば！！

さらばだ
怠惰。

荒れてるね

いや、面白いと思う。
草生えっぱなしwwwwww

マモンの腹抉りてぇ…
やってみてぇ…

ぐさっとやってみてぇ…