人間と言う生き物は何に躊躇い生きているというのか。 見えない物に怯えておるのか、そんな哀れな生き物にこの手を使い呪い治してみせよう。
呪いで治すなんて、随分と可笑しな呪術を使うのね。
根本的に治すのが基本。 貴様もか?
まぁいい。 哀れな生き物には 自ら手を下すのみ。 言わせてみれば、どうでもよいことか。
我が右手は神から与えられし物。 神に仕える者なのだ。