制約からの解放こそが自由へと近づく条件だよ。
2:リブ:2019/12/27(金) 01:15妄想の実現は難しい。そういう意味では人は常に不自由なのかもしれないね。
3:リブ:2019/12/27(金) 01:24だが欲望の実現なら助けることができる。誰かに復讐したい、とかあの子を犯したい、とか人に言えないような潜在的な欲望を誰しもが持っているだろう。教理や社会規範からは、それらはまるでクソのように何の価値もないものとして扱われているだろう。だが僕はそうは思わない。なぜなら、その根源的な欲望こそが自己だから。自分という存在を構成しているのは環境要素であり、それらは根源的欲望に纏わりつくことによって、自我を成立させている。神は、おこがましい。こうした欲望を根源とする人間を否定するだけなく、信仰という名の自分の否定をも要求する。だから僕は、人を解放してやるのさ。信仰から、規範から、教理から。
4:リブ:2019/12/27(金) 01:29だけども、僕のような悪魔は狙われやすい。どうやら多くの人間は、欲望解放をよく思わないらしい。だから、僕とおんなじ同業者と手を組みたい。お互いをお互いで守っていこう。そして、欲望解放を続けるんだ。全てはカオスを実現するために。
5:レーベン:2019/12/28(土) 00:53君を構成しているあらゆる要素とは外部である。それは、君の内部構造を歯車の重ね合いのようにその一つ一つの凹凸の整合性をも決定している。つまり、君という存在は、自分を取り巻く、ありとあらゆる周辺要素によって構成されているということさ。もっとも、その周辺環境が大きく改変された途端、君という存在には大きな変化が生じるがね。
6:レーベン:2019/12/28(土) 00:57そして環境に歪があれば、君の内部、つまりは精神にも歪ができる。例え君がどんなに正義感のある人間であったとしても、その運命からは逃れることはできない。
7:リブ:2019/12/29(日) 01:06赦されたければ、罪を告白しなさい
8:レーベン:2019/12/30(月) 01:01面白いものを見た。
9:レーベン:2019/12/30(月) 01:09まるで累卵之危だ。彼のように自分の孤独感に過剰なストレスを感じるメンタルでは社会空間という雨嵐の中を突き進むことは困難だ。その際に、傘を用意するわけだが、必要なのは傘ではない。真っ暗闇の猛然の嵐を突き進むには、密接な相互依存関係が必要だ。自分を拠り所とし、また自分も拠り所とする利益を超えた生命上の依存関係。即ち、意思をもつ、肉塊と肉塊の関係でなくちゃ。残念ながら傘は自分を求めてくれないからね。
10:レーベン:2019/12/30(月) 01:33だが、彼は一段目を堕りたようだ。ネルサスくんもきっと見ているだろう。これが自覚である。絶望の一途である。良いものも見れたことだし、それじゃあおやすみ。しつこいかも知れないが僕は下級中の下級の悪魔である以上、人間よりも睡眠時間を要する生体となっている。全く厄介なものだ。
11:レーベン:2019/12/30(月) 17:41しばしば負の感情は嫌われがちなものとして見られるが、僕はそうは思わない。人間は真実を捉え、嫉妬、憎悪、後悔、絶望を抱くようになる。それらは、いずれも素晴らしいエネルギーとなる。それも反動と言うべきかな。人は奪われた分、倍にして奪い返そうとする合理的な考え方が根底にある。それゆえに、嫉妬にしろ憎悪にしろ後悔にしろ絶望にしろ、いずれも相手を超越しようとするパワーとなり得る。それは時として自らの本能をも捩じ伏せるほどの圧倒的な力に連結する。ここで問おう。自己とは何か。僕が推奨するにそれは自律的選択意思である。敷衍すれば、自分が与える法則によって判断するとういうもの。その自律的選択意思は、今言ったように、一定の法則性によって判断される。その法則は、即ち自分が嫌悪する悲劇から生み出された負の感情である。つまり、負の感情は、自己を形成するに当たっては基礎となり得るということ。
12:レーベン:2019/12/30(月) 18:37敵意よりも無関心の方が厄介だ。
13:レーベン:2019/12/30(月) 18:42自由は確保されている。その時空間で何をするかは自分次第さ。
14:レーベン:2019/12/31(火) 02:49 一連の出来事は、仕組まれていたわけでも予想されていたわけでもない。つまり、一連の出来事は、人の意図が介在していない、偶然の産物、であると言える。もちろん、科学あるいはの視座からすれば偶然など存在し得ない、が人の意図によるものか否かで判別すればやはり偶然と言える。それを前提に、メギドラオンくんの今の心境を捉えてみよう。彼は今、目の前で起こった偶発的な出来事に対する憤りを嘆いた。なぜなら、一連の出来事はいずれも、彼の幸福追求を否定、妨害するものだからだ。例えば、退室しようと席を立ち上がる客が続出しているという事実。これは彼の演劇には興味はない、ということが分かる。つまり、彼を必要とはしていないということであって、彼の、特別な自分が演じる演劇は価値あるものである、というある種の信念を、無遠慮に否定、もっと言えば、傷つけている行為になるからだ。さらに彼の演技を直接妨げた落下物のシャンデリア。ただでさえ、動揺する彼は、軌道修正しようと必死に演技に集中しようと試みていたようだが、残念なことに不幸が重なった。彼の幸福追求はシャンデリアの落下という物理的障害を持ってして絶たれた、というのが事実である。今や彼の演技は当然、軌道から外れ、彼自身は管理体制に対する憤りを露わにしている。
このような不都合な現実を前にして、不快感を覚えた彼は、その不快感を解消するために自分の中にある矛盾を正当化しようとしている。その矛盾とは、自分が価値ある存在である、という思い込みである。現に帰ろうとする客は陸続しているという事実。落下物に適応することのできなかった、非完璧的演技者が自分であったという事実。しかし自分には全く欠点が無く、むしろ管理体制が杜撰であると非難することによって、自らの正当性を高めようとする彼の認知的不協和。しかし、その正当化は続かない。傲慢、即ち優越意識による自己の継続は、嘘に塗れている。嘘とは虚無であり、自己の一部ではない。なぜなら、自分は嘘が虚無であることを実際に知っているから。そして、優越意識は、他人にどう見られているかの表層が重要であって、物事の核心を問わない。だからこそ、人は嘘をつき続ける。そして、彼も自己欺瞞によって自分を保とうとしているように窺えるが、嘘とは虚無であり、それは自信には何ら直結しない。それゆえ、彼の正当化は全くの意味を成さない。だが、これはメギドラオンくんのメンタルは危険域に達しているという証拠でもある。もうじき彼の心は壊れる。実に面白い。
どうして彼を徹底的に苦しめるのか、本人ですら気になるだろう。だが、答えは焦らずとも最終的に分かる。
16:レーベン:2020/01/01(水) 00:04意思の変転は急速である。今や翕然として、観客は扉の前に集まってきているようだ。彼らは外へ出て、一刻も早く時間の損失感を紛らわせたいだろう。大半の彼らはメギドラオンくん及び劇団に対する不信と失望から、行動した。つまり、快楽を得られていない欲求不満状態にある。また人間は、欲求不満状態になると別の方向で自己の欲求を満たそうとする。だから、そういう感受性の強い時期に誘惑対象として狙いを定めると、人間を堕落させやすい。これは、下級悪魔【デビルズ】にとっては格好のチャンスそのものであって、これを実現したいと思う同胞のデビルズ達とは、契約を結んだ。ここでいう契約というのは、契約締結者の悪魔同士において、どちらに債務があって、どちらに債権があるのかを定めるものだ。契約の履行は絶対であり、これを破れば保守派の上級悪魔からの制裁が下される。つまり悪魔界にも人間世界で言うところの法、いわば暴力装置のような強制力があるということである。とにもかくにも、これで僕は彼らに対して、実質的な借りを作ったことになる。実に良いビジネスをした。
17:レーベン:2020/01/02(木) 05:36 選択肢とは、人間というフィルターを通して解釈された自律的判断の結果である。だから、必ずしも選択肢が定数化されているわけじゃない。むしろ全人類の主観を集合させれば、選択肢は無限に近い数に達するだろう。
そして僕のような下級悪魔は、上級悪魔と違って神への反逆とか体制転覆、ヒエラルキーの破壊なんていうイデオロギーはない。むしろ人間に限りなく近い狡猾でありながら、無垢な欲求を満たしてくれる刺激を求める。
あえて飛躍して帰結すると(それはもはや帰結と言えないかもしれないが非論理を自覚して言うけれど)、現実的な第三の選択肢は、考えようによってはいくらでも出せるということさ。
痛いよぉ! めちゃくちゃ痛いっ。できるのであれば、大声で泣き叫びたいよう…
19:ベシュティンムング:2020/01/05(日) 02:31(お、おぉ…よしよし)
20:レーベン:2020/01/05(日) 16:17慈悲深く接するのは人間だけじゃないかもしれないね
21: ザ・キラー ◆YQ:2020/01/05(日) 16:46トコロでさァ、キミって俺みたいなタイプは苦手なのかね?、俺はキライではないが。
22:レーベン:2020/01/05(日) 19:46 俺みたいなタイプ、とは、メギドラオンくんという自己やアイデンティティを問うものである。アイデンティティとは自己を自己たらしめる要素のこと。そして、俺みたいなタイプという内容は、メギドラオンくんから発話された内容である以上、メギドラオンくんが、自分をどう捉えているかという認識が直接、反映された言葉でもある。その認識の具体的内容はとても興味深い。
また、タイプとは君のようなアイデンティティを持つ枠組みを指し、その枠組みに属する人格の持ち主たちの分類でもある。ここからは、メギドラオンくんが、メギドラオンくんのようなアイデンティティの持ち主がいるかもしれない、という認識を持っていて、かつ分類できるほどの個数はいるだろうという思考が読み取れる。
他にも読み取れるものがたくさんあるが、今のメギドラオンくんにはなるべく関わりたくはない。だからこれ以上考えるのはやめておこう。
僕は劣った存在である。
つまり、僕は、僕が理想とするボーダーラインに届いていない存在である、と認識している証明である。
僕は、僕よりも優れた存在が嫌いである。
僕よりも優れていると見なされる観点は、状況支配能力である。
ここでいう状況支配能力とは、主観的理想を客観に反映する能力である。
だから、僕は、今のメギドラオンくんが嫌いである。
だが人格復帰の可能性は十分にある。だからメギドラオンくんは僕の保護対象さ。彼に対しては、どちらかといえば、彼の自然体を観察することを重視している。そして、ベシュティンムングくんについては、僕の実験対象でもある。だから殺害することは絶対にしない。今後とも一定の距離を保ちつつ、論証を続けよう。
25:名を捨てし者:2020/01/06(月) 03:27男には、生まれ落ちたその瞬間から、絶望の物語が始まっていた。母親は薬と男に溺れ、酒好きの父親は暴力的傾向が激しく、複数の女を孕ませた。時代にそぐわぬ一夫多妻制は、当然家庭のどれもを不幸へと導く。破産と借金。そんな世界で生まれた子供にとっては、毎日がサバイバルであり、生きるか死ぬかの世界だったのだ。貧民街での生活は、常に腹は満たさらないことは当たり前のこと、だから、盗みも頻繁に起こるし、薬物も蔓延る。そして必然的な結果として、暴力団などの犯罪組織が貧民街を支配する。しかし、奇跡が起きたのだ。まだ11歳ほどの子供だった男は、純然たる心の持ち主だった。他人の痛みに敏感で、幼い時から続く父親の暴力にも動じず、母親に対する哀れみや優しさを持ち合わせていた。そして、その子は何とかして母親を父親から救えないかと、彼なりにゲロ塗れのゴミ捨て場に捨てられた雑誌を読み漁った。そのほとんどが性的興奮を促すものであったが、ある時、美術雑誌を見つけた。そこには、中世の残虐的な処刑方法や復讐手段が描かれた数々の美術作品が載っていた。彼は、閃いた。殺害すればいいのだと、ようやく理解した。そして彼は小さい頭で毎日考える。どうやって父親を確実に殺害できるか。自分の貧弱な力でどのようにして殺るのか。そこで彼は、ちょうど父親は夜には帰ってこないことを思い出した。母親以外の別の女の人の所にいるからだ。そうして彼は、汚い道路の端をコソコソと移動して、父親の後を付けたのだ。空き瓶のガラス破片を手に握りしめて。辿り着いた場所は、薄気味悪い建物だった。そこは、薬物に溺れた連中が汚物塗れになりながら何日もいる場所だろう。父親が扉の中に入った。彼は、建物の壁をよじ登って、大きな通気口の中から室内へと侵入した。変な人たちに目をつけられたが、彼らが幻覚症状に襲われていることは既に知っていた。そして激臭の部屋の中で父親を数分探し回ると、すぐに見つけた。知らない女の人とシミだらけのマットの上で抱き合っている。彼は、父親がその行為を済ませ、眠りに着くのを待った。予想通り、父親は満足した表情で眠っている。相変わらず、憎い髭。憎い顔。憎い体。僕は憎しみで我慢ができなくなった。気づけば、僕の手のひらは血まみれだった。どうやらガラス瓶の破片を強く握りしめていたようだ。その怒りは、僕の中で、ある種の正義感、父への制裁の義務感と化していた。僕は、仰向けになって眠っている無防備な父親の真横まで行き、ガラス破片を振り上げ、狙いを定めた。どうせ殺害するなら、絶望を与えてからにしようと思った。だから、勢いよくガラス瓶の破片を、父親の股間に突き刺した。何度も、何度も、何度も、飽き足らずに、父の悲鳴を求めて、ガツガツと、粘土を押し潰すように、そして元の形状すら分からないほどに。父親は大声を張り上げ、わめいた。そしてマットの血塗れの自分のモノを見て泣いた。どうだ、これで一生使えないだろう、まるで宦官みたいだ、と涙をこぼす父親に向かって、僕は、最近知った言葉を使って皮肉を言った。父親は、涙ぐんだ声で、お前は悪魔の子だ!、と強く言い放ち、血眼になって僕に飛びかかってきた。瞬間、父親は僕にまたがり、僕の首を両手で力一杯絞めてきた。絞殺しようとしたらしい。僕の心臓は恐怖に震え、バクバクと鼓動を早めていた。死の危険を感じる中で、僕は手足を振り回すように抵抗すると、ちょうど足がテーブルにぶつかり、その衝撃のおかげであるものが落ちてきた。形状からして電気ドリルだ。視界が薄れる中で、僕は精一杯短い腕を伸ばし、そしてわななかせ、それをようやく手に取り、すぐさまスイッチをオンにすると、グルグルと回転し始めた鋭利なドリルを父へ向かってぶっ刺した。臓器がドリルに絡まるミキサーのような音が聞こえてくる。またしても父親の悲鳴。血が飛び散って、僕の口の中には父のドロリとした臓物が入り込んできた。そして、萎びた草木のようにぐったりと僕の上に倒れた父親は死んだのだ。掛け時計が示す時刻は午前の三時だった。
26:レーベン:2020/01/07(火) 01:26ベシュティンムングくん、最終的には枠組みは守られたよ。
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