あーーぁ。
終わっちゃいました。
わたしが瞬きしてる間に、世界まるごと大きなバクハツでボーーン !! ですよ。人間って争い好きですよね。それに同じ生き物なのに、マウントの取り合いって………一つ言わせてください。
もううんざり。
ところで、わたしカミサマなので一応、人間の皆さんを助けようとはしてきたんですよ?それも何度です。
まず最初、一回目の救世主を送ったら、人間の皆さん、初見で殺しやがったんですよ!信じられないでしょ?救世主の両方の手首に釘打って十字架にかけて、すごい痛そうでしたし、びっくりしてました。
ちょっとひどいです。
それでちょっと悩んで、2回目の救世主は、10人送ることにしました。さすがに危険なとこはかわいそうなので、比較的安全な西の国に送りましたよ。
で、1人目の救世主は冒険家で、2人目は航海者、残りは芸術家です。冒険家と航海者には色んな国と価値観を知って学んでねーってつもりで送ったんですが、新しい島を発見して以降、西の国の方々はなんと時代錯誤な奴隷を使ってビジネス始めたんですね。ハッ!?って思いましたよ。
なんで、なんでそうなるんって。
ちょっとイライラしてきました。
ところで、未来から見ているそこのアナタ、神ならおまえが直接行けばいいじゃん、って思いましたね。実はわたしもそう思いますよ。でも、現実的に考えてそんなんムリなんですよねーー。なぜなら、わたしが見ることができるのは、記号の羅列だけだからです。
…なんじゃそりゃってなりますよね。
そうですね、直接表現じゃ理解できないのも当然です。うーーん、人間の皆さんに馴染み深いものに例えるなら、プログラムとかコンピュータみたいなもんです。皆さんも、文字の羅列が見えるだけで、画面の向こうにいけませんよね?
同じです!わたしもいけないのです。
いやーー記号の羅列と戯れることでしか、皆さんと触れ合えないのですよ。いんやーー残念です。
ちょっとさびしいですね。
話を戻しましょう。
時代錯誤な奴隷を使って貿易が始まったので、わたし、すごいかわいそうだなーと思ったんです。一応、カミサマなので、慈悲とかそういうのはあります。
まあとにかく、そこで奴隷を使う必要性をなくすために、新しい救世主を送りました。今度送ったのは大量の技術者です。そうしたら、カガクっていうんですかね。そのカガクが発展して、西の国々がスゴい強くなっちまったんです。東も一個だけオシャンティな国ありましたけど。結局、そういう国々が戦争をいっぱいおっぱじめました。おっぱじめるってなんか変な表現ですよね。いやらしい言葉ではないはずなのに。
で、戦争の中で、キカンジュウっていうんですかね?ババババババババッて、人間がいっぱい殺し合っててビックリしちまいました。あとはバンバンッ!ってバクハツするヤツ、なんだっけ…えーーと、バ、バ、バクダン!そう、バクダン!あれやばいっすよ。文字の羅列がバグ並みに炸裂してましたね。興奮しました。
ふつうに眺めていて楽しかったです。