危険度:MAX

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1:ア・スフクター◆U2:2021/02/22(月) 01:26



一人の役者にして一輪の花にして一等星

夢を喰らう 希望を奪う そんな少女 魔性の魅力に囚われたらもう最期。


でも仕方ない それはあなた達の罪 と誰かが言う。


つみ ばつ
罪 には 罰 を 罪深い咎人達よ

エゴイスト selfish
其の執行人には ----執行人には


目を付けられない様に生活を送って下さい

130:ア・スフクター◆5U:2021/05/10(月) 04:56

「 それは褒めてるの、かな。良く分からないけれど。まぁレイチェルと一緒って言うのはお世辞だったら、凄く嬉しいけれど、ね 」

( やはり見ていて分かりやすいと感じる小娘の表情、話がしやすく助かる。
先程より薄く輝く剣には警戒を怠らない、不慮の事故が起きた場合一番危険なのは此の子だから )

「 大丈夫、ゆっくり悩んで、もし無ければ無理に聞かなくても平気 」

( 鳥人を降ろしては軽く寝かせつつ、胡座を掻きながらゆっくり待つ。時間はいくらでもある )

131:アルスター◆.s:2021/05/13(木) 00:18


(_____小娘思案中)


「 …… うぅーん。… 色々、お伺いしたいことって
たくさんあるんですけど… …その前に、スフクターさん 」

( 焼け野原に近しい周囲の惨状__
…しかし何処か誇らしげに吹く風、
多くを知らぬ小娘には図りかねない… そんな風。)

( 不安げに 辺りを見渡す小娘、…鈍い光りの剣 )

「 此処、って… あの、…お話できる、場所…ですか?
いぇっ、雰囲気とかではなくてっ!寧ろ雰囲気は
好きな方ですけどっ… 」

132:ア・スフクター◆5U:2021/05/15(土) 01:01



「 ....大丈夫、確かに盗聴されら心配は有るかもしれないけれど、この場は凄惨だしね。余り見ようともしないよ。監視もさっき来たあの人みたいに三日に一回の頻度で、見にくる位だから、話せるよ 」

( 改めて骨が灰に変われば中々広い事が分かる場、家具や収納棚も何も無い。
燃えずに残ったのは黄金の牙のストック。そして一つの大きな頭蓋骨。....何故か其れには傷が付いていないし、瞳には二色の宝石が嵌っている )


「 家具とかは基本的に無いから、お話はし辛いかも。其の辺は御免ね、私も必要としてないから 」

( 其の鈍い光にも感じるのは、明るい未来。....自身が手に入れられない様な )

133:アルスター◆.s:2021/05/16(日) 21:34


(再び小娘、思案中____)


( ___悩む顔に汗は浮かばない )

( …思案、思案に重ねて思うものは楽しいことばかり。
荒れ地 古き遺体の積まれし場所 薄暗き場所___
 
…それだけで 一体どれほど小娘は心踊ることか! )


「 ……んー、…じゃぁ、心配ないんですね! 」

( 言葉に甘える事を決めた小娘、…それ。
今にその瞳は …淡い光の剣を追い越す光に煌めく )

[すちゃっ]___手元に持たれる ぶ厚い紙束

「 あのっ … なんでも、
     …なんでも聞いていいんですか!? 」

134:ア・スフクター◆5U:2021/05/19(水) 21:49


( 数百年も前の遺体も全部消えてしまったが、其の名を忘れるという罪を執行人は犯さない。見え難いが薄暗い空の下、壁には刻まれた多量の名前。脳内には顔と声と、血肉の味が残り続ける。永遠に忘れる事は出来ない。それでも慣れたもので、見た目は何も変わらない、分からない )

「 うん、何でも良いよ、アルスター。答えられる事なら何でも答えるから、遠慮無くね。
   私も、こうしてじっくり話すのは、余りした事が無いから好きだし、ね 」


( その明るさが、羨ましい。光が羨ましい。綺麗で、とても、憧れる )


「 さぁ、沢山話そうか、アルスター 」

135:アルスター◆.s:2021/05/20(木) 15:51


( 聞くなり…___[シャカカッ]っ と始めに書き込むのは
『規模-それなり の墓地?』… 自らそれに頷いて )

「 はいっ ではではっ…
今やそう呼ぶものか分かりませんがこの墓地?らしき
場所に名称となる場所はあるのでしょうかっ??__ 」

( …まわりを見渡す… 広々さが増しただけ
…何かしら、見えるものでも無いかな… )

136:ア・スフクター◆5U:2021/05/22(土) 04:16

( 残った大きな頭蓋骨を撫でながら思い出す )

「 名称、か。私はシンプルに『処刑場』と呼んでいたけれど、噂に聞くのはこんな名称 」



ムクロノ 【 無情の骸夢 】 トガユメ


「 と、言われてるらしいよ。意味は良く知らないけれど、其の儘なんじゃないかな。
でも逆にスッキリしたね、夢は夢でも吉夢だね。そこまで悲観する程の場所じゃ無くなったよ、ちょっと暗いけれど 」


( 何も無いと言いたいけれど、有る物が一つだけ。それは[ 塔 ] 避雷針の立った、薄茶色のローマにある感じの塔。
塔の中は機械だらけ。発電だったり、地図だったり )

137:アルスター◆.s:2021/05/24(月) 19:15


「 むくろ… …ふむふむっ![するする]
言葉の羅列には "棄て墓地" の意を感じますね…!」

( メモを取りながら …或いは予想や考察を
書き足しながら わくわくする話を前にして
…一言、それも聞き逃さないよう ぎゅうと耳を傾けて )

「 で、はっ!… 」

( と …出たところで口をつぐむ。
…先程から、自分のペースで押しすぎだ… )


「 … … … ……良ければ …
スフクター、さんの… お話でも
お聞かせしてくれませんか?__昔のお話とかを… 」

138:ア・スフクター◆5U:2021/05/29(土) 12:49


「 ....... 」

「 ( 言えない、そんな事。夢を壊す一言だから。この場にある名称としてメジャーなのは『ゴミ捨て場』
でも、自我を保つ為には演じなくちゃいけない。何より、壊したくない、から ) 」


( 静かに眺め続ける、気が高揚しスラスラと書き進められて白から黒へ染まっていくメモ用紙。
楽しんでくれるのなら、それで良いと考えるは執行人 )


「 私の昔話、か。聞いてもつまらないし、長いよ。それでも良いのなら、話すけれどね
あ、楽な姿勢で聞いてね。胡座とか 」

( 望まれたのならば話そう___古い古い、自分の原初を )


「 齢四歳_____その頃から、この組織にいたんだ 」


「 あぁ、今の私の年齢だけれど、分からないよ.... ....多分16、7位、かな 」

139:アルスター◆.s:2021/05/31(月) 00:30


[ピコンッ] 「 … … … 」
( …小娘の驚いた眼 )


( 脚を両方下に敷く、所謂は正座の姿勢
明るみにすら見えるスフクターを視界一点に絞って )

「 … … ろい、さんとお仕事が同じなら…
ちょっとばかり …年齢の噛み合いがあんまり
良くないように感じます… 」

140:ア・スフクター◆5U:2021/06/02(水) 07:05


「 ん... .....まぁ、続けるね 」

「 6歳まではちゃんと“教育”がされたの、だから簡単な。其れこそ生きる為に必要な事は、教えられた。簡単な数の数え方、方角、とかそんな程度だけれど 」

「 でも7歳になったら、そこからは組織の雑用、もとい下っ端。鉄砲玉と言っても過言じゃない生活を送られる。
与えられる部屋も、豚小屋みたいな感じで、狭くて小汚いの。....今の此処の方が暗いし汚いかもしれないけれど、ね 」

( 改めて辺りを見渡し、数年間の住処となった“庭”を懐かしく感じる。...一息吐いてから今でも忘れられない ....××を話す )


「 齢9歳 _________初めて人を殺したんだ、組織の同僚だった人達を 」

141:アルスター◆.s:2021/06/03(木) 22:21


「 ………… 」

( …予想はしていた事。…けれど
いざ、聞けば… 流石に眼には
強張りが浮かんでは 慌てて隠す )

「 …… そんな… … そんなの…子供が生きられる環境じゃ… 」


( はっ …と 口を塞ぐ )

142:アヒル hoge:2021/06/04(金) 18:18

大鉄でキソポンズのオーナーにあった。メンチが異様に恐い。

143:アヒル hoge:2021/06/04(金) 18:18

大鉄でキソポンズのオーナーにあった。メンチが異様に恐い。

144:ア・スフクター◆5U:2021/06/06(日) 11:09


「 大丈夫、そんな事聞き慣れた、言われ慣れた。だからアルスターが気にする必要は無いよ 」

( 同年代...年下?に聞かせるにしては酷な内容だったかと今更ながら反省。
暫しの気まずい空気の中、何事も無かったかの様に首を傾ける )


「 続き、まだ話した方が良さそう、かな?...山場を越えた、とは思ってないけど 」

145:アルスター◆.s:2021/06/08(火) 20:22


「 …… 兎も角、続きも聞かせて下さい。
…これ以降の知見なくしてはこの場への
考察も中途半端に止まってしまいます… 」

( 目に映る光を曇らせつつ__ グッと真剣に
…言葉遣いの裏側に光るものをつらぬく鋭いまなざし )

「 …(思っていた以上… とは言えません…) 」


(忘れてはいたい。…けれど、慕うからこそ見ることになる)

(___姉 …尊敬する"月の尾"__)


   ____その筆跡には常に不安が付き纏う

146:ア・スフクター◆5U:2021/06/13(日) 01:57


「 初めての殺しはね ...同僚。つまりは同年代で、同じ時期に組織に入って、同じ釜の飯を食べて、沢山笑って、泣いて、怒ってを繰り返した、そんな人。
その次に、その子の親を殺して、祖父母を殺して、兎に角関係のある血の繋がった者は全員殺したよ。
理由は私にも詳しくは分かってない。有力なのは組織の歯車を壊す大事な中枢、情報を掴んだらしいんだ。今ではそれを確認するのはとても難しいけれども、ね 」


ポ タ ..... ポタッ ....ポタ



( 再び垂れ始めた涙。仕事をして来て ...訂正。やめて、初めての涙。過去は、人の原初であり、痛みの象徴。そして罰の現れ。だから、話すのは止めない。止めてしまえばもう二度と話せない。今ここで、楽に )


「 次の誕生日、食べたのはその一族。.......残さず綺麗に食べて、飲んで、一人で全部、罪を果たしたよ。
その後ね、皮肉にも目覚めたんだ。私の能力が。...ヒトを食べれば食べる程強くなれた。強い人を、種族を食べれば、とても強くなれた。喰人種にピッタリの、力だったんだ。
お陰で、その能力はね。【節制】が目を付けて、今の立場に居れるんだ。此処まで上がれたのは、本当、あの人のお陰なんだ


   ......逆にいうなら、此れが今の私の限界なんだろうね。無意味に罪人を、人を食べ続けて、食欲を満たして、チカラを伸ばす努力をしてなかった、今の私の限界だよ。でもね、私は ....もっと、強くなれる様に頑張りたい。それはレイチェルと、アルスターが気付かせてくれた。」

私はレイチェルに着いていって外の世界を見たい。


私はアルスターを守りたい。


其れが今の生きる目的だよ、私はもう、“執行人”をしたくない。この肩書きを...捨てたいんだ。


( 次々と口に出した本音。喰人種は一斗缶を膝の上に乗せて撫でながら、向き合い話をする )




「 こんな所かな、ご静聴有難うね。過去話じゃ無くなっちゃったけど、途中から 」

147:アルスター◆.s:2021/06/14(月) 01:32


「 …………… 」

______ペンを走らせる …言葉 紡がれるたびに


(___姉は ねぇ様はやっぱり … "人"の心を
救おうとしているのだ …哀しく 濡れた言葉は
その一言が胸に 重くのし掛かる。…小娘は
…重圧の中で、負ける事はなく …ゆっくりと
時間を掛けてでも… ___メモの上に文字を走らせる )


______浄化槽 …その考えについての疑問を浮かべる

( … 罪の浄化 死体の浄化 …骨の風化…
__土壌生物が行う、それを大規模にしたような
活動には、…何処か 綺麗さを感じたモノだが… )

_____明らかな浄化"以外"の殺害行動に眼を向ける


……前、に


[パタン] 「 ……此方こそ、詳しくありがとうございます! 」

( メモを 閉じ… 深く、頭を下げてから )


「 …… ……スフクター、さんも…

 ねぇ様の事、大好きなんですね…!」


(______心の底から 笑顔が浮かんだ)

148:ア・スフクター◆5U:2021/06/21(月) 01:32

........................................................



   「 ...そう、考えるんだ、アルスターの場合 」

( メモを取り終わった様子の相手から 放たれた言葉に一度時が止まった様な長い時間 空白が作られる。当たり前だけれどこんな事を話して、軽蔑の眼差しを受けると思っていた。なのに、此の子は─── )

「 アルスター、貴女はやっぱりレイチェルと同じ血が流れてる。とても優しいんだ 優しすぎるんだ
その優しさは、多分...『一つの罪』だよ。必ず何処かで、その優しさで .....『足元が掬われてしまう』そう思ってしまうんだ 」


( 沢山の人を見てきた者からの 一つの助言。いつかはその優しさを捨てた方が、良いと思う 合理的にもっと、生きた方が...幸せになれるんじゃないか、って )


( 咎を気にせず、善意を信じてくれる。そんな純粋無垢な子に対して、無邪気に 何も隠さずに ただ本能的な____告白を )

     「 大好きだよ、レイチェルの事は 」

( 想いは沢山詰められた そんな好意。心の底からの笑顔に対して、微笑みを越えて ....とっても嬉しそうに、笑顔が浮かんだ )


「 他に聞きたい事は無いのかな。有れば、答えてみるよ 」

( ....可能な限り喋りたい 有利な情報を、教えたい )

149:アルスター◆.s:2021/06/22(火) 23:13


__________

(とん、…メモをかばんに仕舞えば軽い音
…お話に耳を傾け 小娘に浮かぶ普段の晴れ心)

「 … ねえ様は …それを、誇りと言ってくれました
なによりも 抱き、棄てないことが誠に貴きこと と… 」


  胸に手を当てる…__ 暖かで、途切れぬ小さな鼓動

「 __大事なことを教えてくれる時、大好きなねえ様は
いつも優しい声で… わたしの頭を撫でてくれながら
…一言、一言… 丁寧に __分かるまで 教えてくれました 」

「 誰かの "明るみ" であれ …底抜けに "明るくあれ"!
__ずっと、ずっとこの胸に抱いていたこの言葉、この心…
ねえ様から教わった とっても、とっても大切な "心"! 」

______欠けた眼帯… 義足、それらを見つめ

「 …その過程として、…結果として傷付く事があったとしても…
わたしは諦めません!___今まで さんざそうしたように! 」

(__喪うモノ 纏わる暗がり… 
"何もかも吹き飛ばす満面の笑み"
___ネバー、ギブアップ。…諦めぬ希望の物語)


「 っと! …すみませんっ💦
ね、ねえ様の話になるといっつもこうでっ… 」

( 慌てて頭を下げ )

150:ア・スフクター◆5U:2021/07/01(木) 22:23


「 ううん、大丈夫。聞けば聞くほど、アルスターがレイチェルの事好きなんだって分かるし、血が同じって事が改めて分かるから。レイチェルもそんな人だった。とっても....良い人だから 」



「 アルスターは強いね、とても明るい 」


( 進むべき先に闇は少ししか無い様に見える。義足の理由。歳下にも関わらず壮絶な生き様を送って来たのは一目瞭然。なのに....辛さを感じさせない、強い笑み。
其れは私達に足りない“心”。足りない明るい勇気 )



「 私はもう、諦めてたんだ。心は折れていたんだ。日の光も、広い世界も、知る事無く、朽ち果てるまで此処で過ごすんだろうなって 」


「 そんな絶望って、とても小さかったんだなって、今のアルスターを見てると思えるんだ。
  私もまだ、生きて頑張れるんだな、って 」

( 笑みの真似。無理矢理頬肉を上げ牙を露出させ、綺麗な笑みの真似。まだまだ醜く、自然には出来ない )



「 貴女達の血に、感謝を。レイチェル、有難う 」

___今はこれだけの事しか出来ない。本当の謝礼は必ず、払わなくちゃ。


( /待たせたね、昨日一昨日と返せたのだけど...“お楽しみ中”そうだったから )

151:アルスター◆.s:2021/07/03(土) 22:46


( …口かどがへの字に曲がる程には恥ずかしがり )

[つ つ つー] (話が終わる頃に 視線は何処か 横目__)


「 ぇ、ぇ… えへへ、… べ、べたべたに褒められる…のって
やっぱり結構はずかしいです… す、スフクターさん 」

( …視線は 右往左往と誤魔化すものを求め…
二度、三度辺りを放浪する僅かな旅は、未だに
音沙汰のない鳥人の横たわる姿を見つける )

「 …っ[💦]… ろいさん、ろいさん?
い、今… …えーと [7時30分]…です 」

152:アルスター◆.s:2021/07/03(土) 22:46

(/…アルスターさんのいじわる )

153:ア・スフクター◆5U:2021/07/08(木) 03:27

( そんな照れる、恥ずかしがる姿を見てはつい喰人鬼に笑みが溢れる。ちょっとだけ、友達みたいな事が出来た..と思う、から )


「 私は悪い気はしなかった、かな。人の良い所を見つけて沢山褒めるのって、ある意味善を成してると思うし 」


( 誤魔化す為に歩く姿も年相応。さっきまで見せてた覚悟とはまた別に愛おしい、と思い易かった。
何より不思議...ゆっくりと一緒に鳥人の元へ向かう )


すぅ〜〜〜〜〜 .........


( 静かに寝息を立てて、近づいて来た子供は見事その翼に呑まれて包まれる餌食となる。
..起きてはいるのか、震えている )

「 ....まじっスか、私そんな寝てたッスか? .....なんか久々に幸せな夢見たんッスよね。だから ...アルスターちゃんも寝るッスか? 一旦 」

( さっきまでの乱暴な風とは違う、心地よくて優しい風が吹く )

( /ふふ、ごめんね?..楽しいんだ )

154:アルスター◆.s:2021/07/09(金) 20:30


[ふぁさっ] ぴゃっ

____備えもない小娘、あっという間に羽の中


「 わっ ……んーーーっ …やーです!やーですっ!
もっとこの辺り調べ回るんですっ!疲れてないですっ!」

( 頬をいっぱいに膨らませて …僅かにばたばたしても
力強い鳥人の腕を動かすことも出来なくて___
…だけれど __肌触りの良い羽毛に包まれ続ければ )


「 ん…… [ふぁ〜]… [はっ]… ……やーーっ 」

( __籠る元気も 残りわずかなじたじたばたばた )



(/ ……むーっ 新手の悪戯スフクターさん…! )

155:◆5U:2021/07/19(月) 01:23


「 …………ハァ 」

( 溜め息、鳥人は子供の言う事が聞こえない様に羽の中に閉じ込める。もがく子供に無意味だと教えるように、徐々に羽は閉じていく。…檻みたいに )


「 ...嘘は駄目だよアルスター、貴女はとても疲れている 一度休むべきだよ 」

「 そうッスよ …ほら、リラックスリラックス〜…寝たら忘れられるッスよ…体力も回復するッス…だから休むッスよ〜〜… 」


( 喰人鬼は母が子にする様に頭を撫でて、鳥人もあやす様な優しい声 …ゆっくりと眠りの世界へ誘う )

「 ……起きた後、探検を続けるッスよ …ね? 」

156:アルスター◆.s:2021/07/19(月) 22:10


「 むぅー 嘘なんて…て……はぉ… 」

[すぴー]「 んん… …… … … 」

( 抵抗したら、返ってきた。…小娘を眠りへ誘う波状攻撃!
…あくびをしちゃえば逃げられない。羽のふかふか 優しい声)


[すぴー][ころころころ][…ふーっ]

( __時間もそうは立たずに )

[ぎゅー] 

( …鳥人に抱き付き 聞こえる小さな寝息__ )



("それは僅かな安息…"
"しかし何より尊き人の育む時間")

("__僅かなそれは 時折命を救うのだ")

157:◆5U:2021/07/24(土) 23:30

………寝たッスか?、   うん、寝たみたいだよ

( 子供の眠った後、起こさない様に刺激しながら、鳥人と喰人鬼は相談を始める )

「 さて、此処からどうするッスかね 」

「 起きてから、で良いと思う。アルスターを逃すか、この子達に私達の命運を託すか、其れはこの子の返答次第だよ。少なくとも今は、休むべきだと思うし。
アルスターも、私達も 」


( 隠してはいたが、ズキズキ痛む頭。ヒリヒリと軽い火傷が今になって地味なダメージとして襲う。と言っても寝れば済む物。
喰人鬼も羽根に軽く頭を押し付けながら、ゆっくりと目を閉じる。警戒だけは、しっかりとしながら )


「 …助けられたのは、私達も同じッスからね。守るべき、子ッスね 」

158:◆.s:2021/07/25(日) 00:25


___うへへへぇ… ろい…ひゃん… ふかふかぁ…

( 肌から伝わってくるふっかふかのもっふもふ
___ロクにベッドを用いない小娘には尊すぎる代物、
けれど気兼ねなく包まれる心地よさ … 思わず寝言を誘う )



____________

_____…どこかに 置き忘れた聖剣


   …沈むような 重い風が墓場へとやってくる
   暖かな鳥人たちを避けて … 誰かの忘れ物を


  ____無造作に地面に刺さる光りの剣を
   羽虫が群がるように覆い 光りを呑み込む…



    …………

  ( …誰かが 近寄る___ 忘れられた光りの剣に。 )

159:◆5U:2021/08/01(日) 00:23

________数分後、寝息は三つに増える


すぅ、すぅ________
すや、すや_________ ぐっすりと、眠る子等


( 見た目だけで言えば全員未成年も良い所。静かに寝息を立てて、肉体や精神の疲労を癒す。
羽根のトラップのみが辺りにばら撒かれてはいるが、それでもかなり 無防備 )


   聖剣に近寄る者に、気付かないまま。
   休睡の時を安らかに 過ごすのみ。



      不穏な事を 忘れたまま___

160:◆.s:2021/08/02(月) 20:46


____………

〖黒い影は __光りの剣を前に溜め息を吐き〗

___〖遠く 見える幼きものたちを眺め〗

(____ …)


_____________________静寂 …夜の長き



____…………

[チリチリ …チリチリ]

( ___朝か __夜中か …微かに聞こえる火の音 )

______僅かに生臭さが漂う……




(__…朝か夜か 何れか
…少し離れた所に焚かれる
無造作な焚き火、木枝で刺し置かれた
肉付きの悪くない川魚が幾つか。)

_____…小娘は眠っていた … 近くには誰も居なかった

161:◆5U:2021/08/09(月) 02:10




_________________________ん、ん?

( 先に目覚めるは鳥人、喰人鬼は久方振りにぐっすりと睡眠不足に悩む事無く、静かに眠り続ける。
焚き火で捻れた風の向きに反応をして、瞳を開けて…眠る2人を起こさない様に、慎重に身を起こす )


「 …一体これは、誰……、ッスか? 」


( 焼いた魚の場に残る痕跡、感じた事の無い気配。組織に居た時に、姉について行き、微かに上の者達、スペリオールとはまた違う、様な…。
警戒だけは怠らず、恐る恐る…小魚へと近付く )


罠の可能性、有り…しかし何故か、小娘や喰人鬼から何処か感じた事のある様な____気も、した。

162:◆.s:2021/08/09(月) 20:58


__まるで ゆめ、まぼろし。…墓場と呼ばれる場所に、
眠る三人の元へ … 突然、現れる焚き火に 食物。
…誰かのもの?誰かが置いたもの?…分からなくても
しっかりと消えずに、暖かさと 魚の匂いがそこにある


[___ふるっ]

( 小娘は、…いざ知らず。柔らかさと、暖かさが
自分から離れては …少しばかり身を震わせて。)

(けれど近くに… 手が、喰人鬼を見付けてしまえば
喜んで抱き締める… __あとは小さく寝息が響くだけ )


__丁度、手頃な魚が焼け… 皮の下からパチパチと脂を散らす

163:◆5U:2021/08/10(火) 03:40


「 …敵にしては親切過ぎるッスよね、姉貴達がこんな事するとは到底思えないッス…つまり 」


( 未だに安らかに眠り続ける、小娘を見る。とても良い寝顔。其れと似た…気もする、しかし少なくとも、私の知る者では無い。………第三勢力?それのメリットは?考えていても何も解決には進まないので、鳥人は恐る恐る焼けた魚を手に取って、直ぐに焚き火から離れる )


すん、すん   ……ぐぅうう ______ぱくり


( 怪しい匂いも特にしない、疑う必要は無い。匂いを嗅げば、忘れていた食欲が戻って来て、一口で頭から腹まで頬張る。
しっかりと鋭い歯で身をほぐし、塩味を舌で確かめて味わい、微かに香る…魚らしい匂いを楽しむ )


打って変わって、鳥人は今一人。
改めて、冷静になって、考える。寝た事で少し、落ち着いた。





( 落ち着いて、と言う事を体現するかの様に優しく手を握り、暖かさを忘れない様に身体を擦り付ける。
少しだけ眠気が覚めたけれど…再び、夢の中へ )



此処は墓場。何者も夢のあと。
執行人[元敵]のテリトリー。鳥人[良い奴]が始末する筈だった二人を見逃して、助ける事に。




    ___それに納得、する者ばかり?

164:_____◆.s:2021/08/10(火) 21:15


当然の疑問 しかし、無毒と余計な危険のない焚き火が
そこに存在するのだから、勘繰る必要性や考えは
魚の脂に舌を打つなかでも 増していくばかり__?

…そう 考えていればその最中には注意の穴が。



______いつの間にか すぐ近くに足音と色々な香り


……___束ねた金髪のなびく … 長身の白衣を着た女性

( …まず、目が行くのは 背中の魚。__鮭らしいが
背負う程大きい。… ほぼ下準備済みの野菜を入れた
布袋、抱える橙色のカボチャ、ホールチーズに加え
木の容器に納められた各種の調味料の香り。……大鍋。)

「 ……ふむ、アルスターとなら…
もう少し眠っていると思ったのだがな 」



[すぴぃ __くー]

( … 呑気な眠りが、未だにそこにある
身近の暖かさもあるけれど… …来訪する、白衣との
奇妙な運命が 小娘の目覚めを少し、…先延ばしにしたから )

_____喰人鬼を抱き締めて …当分目覚めそうにない

165:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/08/11(水) 04:11


[ ざっ …はむ、むぐ……じぃ ]

( 足音が聞こえた方向から距離を取る。魚は咥えたまま、少し苦味のある内臓も食べて、栄養を摂取する。
疑う目、何処となくあの娘に似ている気配。親と似ている気も、遠からずとも近からずな気配。…恐らく敵では無い )


「 ……アンタ、あ〜いや…貴女が、こうして焚き火や魚を用意してくれた人ッスか?そして多分、私達と同じ目的を持った味方ッスよね…?
…あぁ、鳥人は夜行性な奴も居るッス。私は単に睡眠時間が少ない方が落ち着くッすけど 」


( …多様な食料に調味料。健康的で栄養も豊富に含まれた野菜や魚。髪の毛を少し退かし、金の目が合う様に…少し何か手伝おうかと思えば、近寄る )





[ すぅ、すぅ…ん … ]

( 何か、来た気配に夢から醒めようと…したけれど、誰かに抱かれてて起き上がれない…。動けないから、身体を起こすのも面倒だから、寝続ける。
その人が、とても会いたい人だったとは知らずに………ゆっくりと )

166:_____◆.s:2021/08/11(水) 22:16


__焚き火の火力を調節し、回りに石を積み上げて
焚き火の上に鍋を置く … 水を注いで あ、という間に
下準備を行う… 喋る前に、素早く手が動く


「 まぁ、… 目的の程は分からないが …君はあの子と
一緒に眠っていたね?… 少なくとも、友達以下の
存在、というわけでは無いだろう。ならば私には
君たちの助けとなる必要があるのだよ 」

( … しばし、鳥人に目を向け
雄大とすら言える翼の羽根、一枚を撫でる )

「 手を私はそもそも、鳥人という生き物に
会った事が少ないものでね… …そういった
知識には欠けるが、美しく 逞しい翼を持つ
種である事は重々承知している。…しかし、これ程とは 」

167:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/08/15(日) 02:07


「 …ま、それもそうッスね。…正確に言うならこれ以上巻き込みたくは無いッスけど。少し、忘れていた 心 って物を、アルスターちゃんは思い出させてくれたッス。スフクターの奴も喜んでると思うッスよ 」


( 手際良く進む調理。ただ眺めているしか出来ないが、とても面白く感じる )


( 羽根の一枚は皮膚の様に柔らかくも固くも有り、大きさは10cmとなっている )



「 …姉貴達はもっと立派な翼を持っているッスよ。
それでいて頑丈で強靭で、羽根の一枚一枚がナイフと同じみたいなもんッス。
私は…少しの時間しか集中して固くするのが出来ないッスから。
………組織は面白い所ッスよ、色んな種族が集まってるッス。個性溢れる奴等が 」

168:_____◆.s:2021/08/18(水) 02:13


「 …………… 」

( 撫でる羽根から手を離し、処理を済ませた巨大なサケを
煮え湯に突っ込み 各種調味料やオニオン、鶏肉を放っては
火力を上げてグツグツとベースの味を極めて行く… )

「 ……個性がある … つまりは自分の持ち味や欲求がある 」

_______

「 …スフクター、… そしてきみ … 私にはどうにも…
君達が生きるにはこの環境は… 強いずとも、不適切なように
度々思えてならない …あぁ、聞き忘れていた … 君、名前は?」

_____煮えた魚の香りが漂う

( 刻んだ野菜を投入し、落ち着いた色合いのスープが
…一旦 出来上がる。…__小皿に掬うと 鳥人に )


「 ……ふむ まだダメだな 」

(…味見後、丸々と置いてあるカボチャに手を伸ばす)

169:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/08/19(木) 06:27


「 …そう捉える事も出来るんスか〜〜、多方面から見てて面白いッスねぇ〜… 」


( 適当に腰掛けながら、静かに見守る。香りに食欲を誘われて、理性を忘れて齧り付きたくなるものの、しっかりと我慢だけは忘れずに自制して )

─────


「 …ん〜〜、まぁ、言われてみればって感じッスよね。
御二方が来るまで少なくとも私は違和感とか、全く感じ無かったし、寧ろ住みやすいと思ってたスから。
其れに自分的には…幸せだったッス。確かに立場的には下でいつ切り捨てられてもおかしく無いッスけれど………姉貴達が、居たから 」


( …手渡されたスープを啜りながら、話を続ける。落ち着いて、安心する味わい。調味料の匂いが魚の匂いに混じり微かに香りながら、栄養的にも過不足無い事に満足する )


「 …………美味しいッス。あ、名前は…長くなるッスけれど、 [ アンゲスト・エウロス・ロイ ]…末っ子ッスね、所謂。…立場的には 【 三之剣 】 ッス 」


( …しっかりとした食事を取ったのは、久方振りかもしれない )

170:____◆.s:2021/08/20(金) 14:06


「 エウロス・ロイ ロイ君か … 」

( カボチャを皮ごとスイカのように6つに割り
乱雑にスープへと放り込む… __まろやかさが
増したように思える、事実ほろ甘い香り… )
_________

「 …明日も分からぬ身を自他に強いる生き方、ね
……悪くは、無いのかもしれないな …だが 」

「 ロイ君、…君もスフクターも… 出会ってしまった。
……アルスターというライトサイドに、不屈の純粋に
…私にはできぬ、"アルスター"という生きざまに 」

( …スープを味見し、喰人鬼に抱き付く小娘を眺め… )



________目覚めの前触れを遅れて気付く。

    [!!!]

「 …ろ ロイ君、悪いが話は中断だ …ち、ちょっと
これを混ぜては貰えないだろうか… 」

( 大きめのお玉を差し出し、お椀を幾つか置けば
ホール・チーズを抱えて… )

171:_____◆.s:2021/08/21(土) 19:31


[チョポンっ] 「 た、頼んだっ! 」

( スープが跳ねない程度の勢いで
香りの良い、ホール・チーズを
鍋の中へと放り込んだっ! )

__________

172:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/08/23(月) 04:59


「 ……… 」

( 此処まで手間を掛けた料理。さぞ味が凝縮され、食べるだけで幸福感が満たされるのでは無いかと勝手に鳥人は考える。…味の想像は出来ない。だからこそ楽しみ )


「 …其れは、そうッスけれど。彼処まで心が綺麗で濁ってない子を見たのは、始めてッス。裏社会に自分達は慣れ過ぎたから、とても新鮮に感じたッスね。
でも、それを言う貴女も、まだ綺麗だと思うッスよ?そりゃあの子程とは言わないッスけれど、綺麗な方ッス。言うならば自分達は黒、アルスターちゃんは白、貴女は…あ〜、グレーッスかね? 」

( そんな雑談に身を馳せていたのも少しの間。急に慌て出した彼女について行く事が出来ず )


    ポチャン  ホールチーズの落ちる音で意識を戻す。



「 …する事は一つッスね 」

( 渡されたお玉でゆっくり、飛び散らない様に、しかししっかりと混ざる様念入りにかき混ぜる )

173:___◆.s:2021/08/25(水) 21:01


(去り際に…)

「 ……… 」

(目覚める兆しを見せつつも …安らかな顔の小娘と
中の良い姉妹のように眠る、… 一人の"女の子"を眺め)


__微かに 何かを呟き

( …笑みを溢して、その場を後にした。
__消える幻のように しかし煮えたスープを残して )

________


… ん__ …

( …てんや、わんやの少し後
小娘が目を軽く擦り、頭を上げる… )

174:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/08/31(火) 03:22


「 ……あれ 」


( 消えた瞬間、変な違和感が頭に走る。まるで掛かっていた靄が消えた様な…。
自分は一体、何をしていたのかと鳥人は考える。無意識の内にスープでも作っていたのか、と。…こんな良質なスープを? )


「 …まぁいいや 」

__何となく、混ぜ続ける。その方が美味しくなると思うから。


__________




すぅ …ん…んん……


( 隣で未だ寝続ける、喰人鬼。しかし眠りは浅くなっているのか、軽いいびき。
開放感と喪失感が身体に来る。…不思議な事に )

175:アルスター◆.s hoge:2021/09/02(木) 18:17



___[ぐるるるるるっ]



( あきれる程食欲という甘い誘惑に正直なお腹の音… )

〜〜〜〜っ


______大鍋の隣でよだれを垂らして目を輝かせる小娘

……

____ 雪山風ミネストローネだぁ…!


( … 抱き締めていた喰人鬼を手放して
いつの間にか隣に来ていた小娘が一匹
視線はじぃっと溶けたチーズの色合い、
香り豊かなチーズ・スープを眺めて…! )

「 こっ …これ、ろいさん…っ 食べても良いですかっ!?」

176:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/09/05(日) 03:26




…! ( 腹の音は鳥人の耳にまで )


「 ……うおっ、お、おはようッスアルスターちゃ、ん?…あぁ、腹減ってるんスね、いやまぁ 良いと思うッスよ?少なくとも毒は入ってないッス 」

( …本当、悪い人に騙されないか不安になる程の純真な性格。ましてや自分が作った物でも無いから少しだけ食べさせるのに不安になる )


「 …そんな目で見ないで欲しいッスね、断れないんで …食べるッスか? 」

( 混ぜて混ぜて、程良く混ざり合った。熱でチーズも溶けて充分染み込んだだろう。逆にこれ以上混ぜようものなら風味を損ねてしまう可能性有り。なので、此処ぞと言うタイミングで食べさせる…其れが鳥人にとっても、子にとっても、調理者の彼女も…幸せだろう、多分 )


  ( …喰人鬼、未だ眠る。然し少し熱を失い、眠りは浅くなる。何処か逆に解放された… )



 「 こう言った何気ない幸せ、続けば良いッスねぇ 」

177:アルスター◆.s:2021/09/06(月) 19:49

___笑顔はぽぁっと急かす


( 許可を得た、と見るや あっつあつのスープを
お腹が求めるままに勢いよく空きビンに入れて… )

「 いっただっきっ… まぁす! 」


______… その半分を飲み干し…


ッッ…!!!


__ (瓶を落として口を抑えてその場にうずくまる)

178:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/09/11(土) 18:56




…………………………は?



「 ッッッッ、あ、アルスターちゃんっ!?だいじょ…しっかりするッスッ!!! 」


( あんなに優しそうな人が毒を盛った?まさかそんな…でも、こんなにうずくまるなんて。
…地に落ちる前に、空き瓶を翼で受け止めて、改めてスープの中身を確認する )


「 (何か…何か間違えた?でも、なんで) 」



( …ある可能性は鳥人の頭から抜け落ちる )

179:アルスター◆.s:2021/09/11(土) 20:54


「 ぁ… __ぁ… ! 」

( 細かく 震え上がりながら小娘は__
舌を出し、苦しむ素振りの元を明らかにする )


 (ヒリヒリとじわじわ痛む舌、__ぼろりと涙を溢して…)


「 あ… っ…つ…い … ぅ〜っ… 」


( ___白衣の女が去ってから 未だ2分と経ってはいない )


____飲み干した瓶すらとっても熱い 出来立てスープ

( …甘い誘惑を勝手に手繰り寄せ
小娘はそんなモノを一気に飲み干すバカをやったのだ )


「 ぁひゅぃ…ぃぇふ…ぅ… __ろ、い…ひゃぁ…ん 」

( __漫画表現的な涙目と顔で見上げる小娘 )

180:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/09/14(火) 22:57


「 ………えぇ …まぁ、安心したッスけれど 」

( 安堵の溜め息、子供らしい悩み。確かに痛いけれど、命に別状は無い為…鳥人は安心する )


「 …ちゃんとふーふー、しないッスからぁ …まぁ、こう言うのは熱い方が美味しいッスけれども 」

( 涙を羽根で拭い、熱々スープの瓶を翼で包み、少しずつ冷ましながら…出された舌に吐息を吹き掛け )


「 …これで、本当に少しだけッスけれどマシじゃないスか? 」

181:アルスター◆.s:2021/09/16(木) 20:05


「 ぁぅー、…ぅ〜… 」

( やけどしそうな舌の熱い感覚は中々取れない
…ひり、ひり 単に痛むだけでなく、じわりじわりと
響く感覚には… むず痒さを覚える それも心から )

( そんな感覚が辛くて …自分だけで耐えられそうも
無いから 鳥人の胴を抱き締めて何とか … グッと堪える )

[ぎゅむぅ]「 早く… このぁたり…調べたい…のひぃ… 」

( 痛くて 色々考えられない...
少なくとも 此処が元々、危険なことを忘れる程度には )

182:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/09/22(水) 02:26


「 …アルスターちゃん、焦らなくても良いんスよ? 時間は有限とは言えたっぷりあるッス。そんなに焦っても良い事は余り無いッスよ 」

( 翼で頭を軽く撫でて落ち着かせながら、痛みを抑える為 そよ風程度の風を吹かせる。涼しさが少しでもその、痛みの熱を冷まさられたのならと思って )


「 ……因みにッスけれど、アルスターちゃんはどうするつもりッスか?この辺りを調べて何をするつもりッスか? 」

( …今はもう、鳥人や喰人鬼が子供を襲う事は無いが…元々はやはり、凶暴で残虐。此処はそう言った所。だからこそ…身を案じる )

( ………辛い運命を歩もうとしているのなら 少しでも助けに … )

183:アルスター◆.s:2021/09/26(日) 22:45



「 (……) …えっと… 」

( 舌に残る …痛みも引いては来るけれど__)


「(…… 元々、は調べるだけの予定で…)」

「(でもっ、でもねえ様にも会いたいし
ろいさんたちも…えっと、解決しなきゃだし…)」

「(でも…ここ、あの危ない人が来るかもしれないし)」

______重量のある目的が3つで弧を描く…


[…ぐるんぐるんぐるん]

___小娘は勝手に眼を回した


「 と …り、あえずぅ…
んんっ!とりあえずはここで
しばらく暮らすつもりですっ!」

184:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/09/30(木) 07:47


「 ……暮らす ………暮らす!?
…なんて言うか、アルスターちゃん ぶっ飛んでるッスね、結構… 」


( …口ではそう言いながらも、心の中、満たされていく安心感。…此の儘居なくなって欲しく無かったと言うのが恥ずかしながらも事実 )


「 じゃあ、先ずは住ッスね。流石にこの近辺に家が建てられたら不自然ッスし …何処かに匿って貰えたり 地下とかならバレにくいと思うんスけれどねぇ〜 …
…一応、最終手段もあるにはあるッスけれどちょっとリスキーなんスよ 」



( …翼を戻して、自身の身体を軽く扇ぐ …肘から上から翼が生えて、そこから下は人間らしい 細い腕。戦闘中は飛ぶ為に補助する翼膜へと変化するもの。
…何度か軽く手を開いて閉じてを繰り返してから、優しく頭に手を乗せる )



「 そんなに悩む必要は無いッス、アルスターちゃん! …自分の好きな様に生きれば良いッスよ! 」

185:アルスター◆.s hoge:2021/10/01(金) 02:10


( … 少し、冷めてきたスープ。抜け目なく小娘は
ビン詰めに… しちゃえば、食料はしばらく大丈夫! )

___舌の痛みも引いてきた


「 やっぱり …あの、ヘンなひと達って
わたしのことキライなんですか?…ぁっ
ろ、ろいさんとかスフクターさんじゃなくて! 」

[あたふた]__[あわあわ]


___!


( …見たら、よく見たら… 不思議、と不思議な腕翼
__力強さと美しさだけじゃない …生物らしい
ムダの感じられない機能面もある ちょっと羨まし……)


[ぽふっ]  にゃッ!

___頭はふかふか …笑って上目と楽しい表情!

186:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U:2021/10/02(土) 22:51


( 冷めても香りは衰える事無く、丁度飲み易い。味はコクが少し深まった様な気がする )

「 …ヘンな人達 …ん〜〜〜ッとスね?アルスターちゃんだけに言うッスよ?
私らん所の最終的な目標は …私の知る中で一つッス 」




     『組織に属さない全人類の根絶』


「 …分かるッスか?だから、嫌いと言うよりかは基本的に、アルスターちゃん達は命を狙われる身にあるんス。
…無論、此れを拒む者や良く無いと思ってる奴も居るッスけれど 」


( 身体を羽で包みながら優しく人間の手で頭を抑えて …静かに告げる。若しかしたらもっと別の目標が有るかもしれないから。
楽しい表情に安心をして、出来る限り。___出来る限り明るく顔色を良くする )


「 でも、アルスターちゃんなら大丈夫ッス。何故か死なないって感じがとてもするッス 」

187:アルスター◆.s hoge:2021/10/06(水) 19:24




「 … ぇ〜と … とりあえず気を付けますッ 」

( 嬉しくなるやら恐れるやらがこんがらこんがる
…今、どう行動すべきか… その基準は自分にはない
どーしたところで鳥人と 喰人鬼に頼らざるを得なそうだ )


[〜〜] ___でも撫でてくれるのは嬉しい


「 ・・・ ーー〜〜〜っ はぁっ!
とっ …とりあえず… スフクター、さんも起こしませんか? 」

( リュックを背負って )

188:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U hoge:2021/10/10(日) 09:53



「 ………だから 」

ぎゅっ って …腕を回して軽く抱く

「 生きてくださいッス …一つお願いをするならば 」

( その後、再び撫で続ける。喜んでいるのが分かったからにはその喜ぶ事を飽きるまで )



「 あ、そッスね …取り敢えずスフクターを起こしてk

     「 ------その心配は無いよ 」
             …大丈夫みたいッスね 」


( とっくにどうやら起きていたらしい喰人鬼。片目だけ半開きで少し眠そうではあるが、一斗缶を脇に抱えて犬の様に座る。足首に付け牙を装着し、いつでも行けると言うのが見て分かる )


「 それで、アルスターは何処へ行きたいのか聞いておきたい 」

「 あ〜〜…ま、そッスね。此処からだと〜〜… 」


 危険度低:蒼月の入江、アルカナ大橋
 危険度中:祭り囃子の響く山、百目の屋敷
 危険度高:永久降雨の森、天の競技場







 ______危険度MAX:本拠地【ニュー・アスガルディア】

189:アルスター◆.s hoge:2021/10/12(火) 22:52


「(…心配してた筈が、されちゃいました)」


( … よく、こう…調査地、現地の人々に
なんだか 気遣われてしまう …、きまずい )


「 ぁの〜 …ろい、さん? …ちょっぴり
…恥ずかしい… っていうか! むーっ!
子供扱いしないでくださいったら〜っ!
…あ、…おはようございます 」

( 骨塚は去り 只、広がり荒涼とした無縁墓地__
… 似つかわしくないものだ、… スープの香りも
元気いっぱいの子供も 溢れる希望も… )

____だから小娘は"目"を付けられる …


( 一旦、…小暴れるのを止めて
思案にふけ、羽の感覚に気を休め )

「 うーん…文明が存在してるんですから流石に…首長さんに
アポイントメントを取って探索許可を得たいですね!…
えっと …その "百目の屋敷" に、首長(町長)に通ずる
方はいらっしゃいませんか? 」

190:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U hoge:2021/10/17(日) 18:53


「 … 」

( アルスターは、私のもう一つの …こうならなかった道。正しい道に進んでいる方の、私。だからこそ、応援したくなる。…だって )


━━━━私を助けたのは貴女で、貴女を助けたのは…私だから。

( 羽でアルスターを捉えたまま胡座を掻いて座り、小娘も座らせる。口元についたスープの艶を羽で拭きながら、話を進める )


「 いるよ、とっても変な人。…タロット付きでは無いけれど、私達よりも圧倒的に強い人 。
と言うか別に要らないと思うけれどね、そんな探索許可なんか。組織がある時点で手が回っている所は無法地帯になっているから、ね 」

( ただそれでも、危険度的には低い方だろう。取って人を食おうなんて人では無い。其の屋敷の長は違うのだ。…まぁ、小娘の選択についていくのみ。喰人鬼と、鳥人は…小娘の助けになる事をする )


「 …そうッスね …危険は余り及び難いッスから、探索許可位ならば簡単に取れるはずッスよ 」

「 それでもまぁ、一つ気を付けなければいけない事はあるけれど 」

191:アルスター◆.s hoge:2021/10/20(水) 20:18


____

「 "交渉時のごたごたが予想される"…と 」

( … 姉に、抱かれてるような恥ずかしさ
けれども 慣れてみたらやっぱり、羽毛の厚みは
座るにしても心地よく …そのままメモを取り始める )


( …今の所には小娘に"助けた"と、感じてはいない
自分はここに勝手に来て、ごたごたを起こして
…けれども、優しい姉さんたちと知り合えた。…その程度 )

_____だから心の中では…


「 ……( … 恥じない自分、目指さなきゃ…! ) 」


______

「 …… えっと、…お金が必要 とか…ですか?」

( 気を付けること、と聞けばポーチを探り )

192:アンゲスト・エウロス・ロイ◆5U hoge:2021/10/23(土) 00:20


( …もし自分に妹が出来ていたなら 私以降も産まれていたなら、こんな感じだったんだろうなと密かに思いながら…ただ 抱き、締める )

____________

「 其れなら逆ッスね、そこならお金を少し位なら稼げるッス。…気に入られたらの話ッスけれど 」

「 そうだね、嘘はいけないから。…あの人の前では全てが見透かされてる、そう思った方が良いよ。
下手に嘘をつくと辛くなるのは自分、首を絞めてしまうからね 」


         まぁでも

「「 アルスター(ちゃん)なら心配は無い(ッス!) 」」


( 信頼はかなり高い、少なくとも無駄な嘘をつくとは思えないから )


「 …と言うかお金位私が出す、どうせ使ってなかったから 」


( 地面に埋めていた隠し貯金、今までの給料全部 )

193:アルスター◆.s hoge:2021/10/25(月) 23:34


___
( …2人のお姉さんが出来た気分。… 浮かれながらにも
心に強く根付いた"職"の性分が、一部で冷静に… 思考…)


「 …いえ "わたし" が此処でやっかいになるんですから
…えぇっと、できるだけわたしの事はわたしでやります!」


(___少なくとも、今まで見てきた調査地の中でも…)

  比較的高い "文明" が存在する珍しいケース。


( …それに終わらない
___わたしたち、処かあらゆる人種と敵対する存在
  人外、としても物珍しい種族たち …広さ )


____…わくわくは収まらない …けど


( …だからこそ瞳に映る陽炎の光りはきりりと引き締まる)


「 …そろそろ、出発しませんかっ!
… えっと 道案内、とか… お願いします! 」

___

( …でも、自分から2人と離れる事は出来なかった
___そんなことを思いもしない。…だって大好きになったから )

194:二人の守護者◆5U hoge:2021/10/28(木) 14:09





この先 どれだけ辛い運命が待っていようが


鳥人は天風として彼女を導き、喰人鬼は地業として彼女を支える。
先は長く、終わらないかもしれない調査の地。

其れでも同じく灯火は点いて、数多の喜怒哀楽が来れる事は間違い無し。


「 其れじゃあ、いくッスよ! 」
「 …急いで怪我はしないようにね、アルスター 」


( ボロボロに空いた穴だらけの服を喰人鬼は着直して、金銭を貯めて詰めた箱を脇に抱えながら、リュック的な役目の鞄を背負う。
鳥人は爪で傷付けない様な安全靴を履いては、ポーチやバッグの中身を確認して、大丈夫と確信しては振り向いて小娘に明るく元気な笑顔。
何が起こるかは分からない、だからこそ )


_______________ぎょ…ろんっ…________

目は覗き、期待に胸を弾ませながら
               …"歓迎"の準備をして

_________………そして____


"骸場の塔"から"塔"へ

叛逆の意思を持つ者と
__???____へとなり得る子達を


     組織指定の リストへ_________

195:◆.s hoge:2021/11/01(月) 21:57



____けれどしばらくして…



( …そこは道半ば、… 目的を得た3人の
ただ 半歩、半分に満ちるかどうかも分からぬ場所… )



「 …………………… 」


(___………瓶詰めスープを溢して … 不貞腐れる体育座り )



「 ………………幸先……悪いですよぉ… 」

196:二人の守護者◆5U hoge:2021/11/04(木) 23:09


「 …………う、うぅん…まぁ、ほら、き、切り替えていくッスよ、ね? 」

( 慰める鳥人。零したスープには余り目を向けず、体育座りで凹む子に近付いては、少し本人も焦りながら優しい言葉を向ける。…スープ自体は鳥人も少量確保済み )



「 そんな些細な事で一々躓いていられると、此方も困る。早く立ち直って 」

( 毒舌に立ち止まる子を無視し、道を進む喰人鬼。溜め息も堂々と放って、先へ先へ )


( 冷たい様に見えるけれど、それも一つの……… 接し方 )

197:・アルスター◆.s hoge:2021/11/07(日) 14:50


(__…鈍りを自覚 …再起は早く )


[とんっ]__よぉしっ

「 えぇーいっ … 」



(___確かに幸先は悪い …だがそれは今までも同じこと )



___運命はいつでも重い …苦難は多く、奪い去る


(__… そんなもの …吹き飛ばせずして何が "自分"か)

…それに


___己に道は見えず …だが先行く者へと付いていく
   …先立つものもない過去の道とはまるで違う



( …だから、いままで以上に )


「 元気良く! 」

「 脚は軽くっ! 」


「 心晴れやかにっ ___いざっ! 」



____ しゅっ ぱつっ …でぇっ 〜す!!




(…道を行こう __おわりのない道だとしても
 … 誰かがいる …心くじけず ずっと __ずっと…)

198:ア・スフクター◆5U hoge:2022/02/08(火) 23:57



    ───── 百目の屋敷 ─────


  ( 長い、長い道を進んで辿り着いたのは )



     ( ...少しばかり、古い屋敷
 森林の奥にポツンとある様な ...一つの町から少し離れた、大きな屋敷 )


「 此処、此処がそう。百目の屋敷。多分大丈夫だとは思う。
  此処の主人、あの人は基本的に、優しいから 」


 ( 喰人鬼も、少しの間は世話になった点から見ても
  ...此処以外に頼れて、近い所は数少ないと感じている )


「 ( だから、気紛れに負けない事を祈っているから ) 」


___ルスターちゃん、アルスターちゃん、起きるッスよ〜〜! ...着いたッス!!


( 疲労が溜まっているであろう勇子を羽根で覆い ...この場所まで運んで来た鳥人
....軽く揺さぶり、起床の合図 )



    ___信じている、運命が味方する事を。

199:r・アルスター◆.s hoge:2022/02/17(木) 19:16



( 積まれた遺骸は成り果て、地となる場は喰人の住みか
 …離れ 渡ればまた先を渡る道の最中にこそ見えた森で )

 ( __目にする事になろう館もやはり隠れて血は匂う )


「 …森の中とは言っても1つ前にひらけた立地ですね 」

「 遂に来ました…か! それにしても大きな館…!
  …実力主義の地で築いた寝ぐらがこれと言うなら
  並みを外れた力の持ち主であることも納得の証…!」

     ______

 (__否、小娘は既に眼を見開いて場を意識した)


  __攻め込み易い平坦かつひらけた立地に
   深い森の中は敵が潜むに事を欠かない…
   
    だが、目の前に建っている館は…

  俄然と生き残る歴史とその理由を誇示していた
  …守り続ける、力を持った 主人 が我にはあると


 


 ( 感じた歴史に心を震わせ …小娘は降り立つ
  まだ、楽しめる内に軽率と感覚を制御する )


 「 …案内に留まらず、色々ありがとうございます!」

200:ア・スフクター◆5U hoge:2022/02/19(土) 22:20


「 そりゃあね、此処の主人は中々に曲者。それでいて確かな実績と実力があるから正直来客は少ない。
 でも、人間を喰う事は無いから、私達みたいにね 」


( 事実のみを述べる、それでも僅かに香る血は、獣の一匹や二匹程度では済まない事がハッキリと分かる。
…屋敷は森林の中に大きく目立ち、塀は何度も白で上塗りされた、らしい様子 )

「 兎に角頑張ってね、歓迎されると良いけど 」


   ______________________

( …鳥人は、子供の背中を撫でて押す、更に元気を出させようと )


「 でも、案内出来るのは此処までッスね…その、中には一人でいってくれるッスか?…アタシ、痛い目見たく無いんスよね
まぁ、アルスターちゃんは何も攻撃されるとは思わないッスけどね?組織の者じゃ無いッスし 」

( …感謝される程の事をしていないのは、事実
…そして、何故か不安を煽る一言を残し続ける、二人 )



「 ( 外に出ようと思えた、場所。此処に来たから、長く長く、あの場所で待ったんだ。
 だから、頼むよアルスター ) 」


   ──私に、世界を教えて。

201:r・アルスター◆.s hoge:2022/02/21(月) 01:24


( 目の前に聳えるのはやはり …気圧す事を知る館
感じる威圧はまるで…眠る竜の眼前を通るように )


    「 …… 」

 __二人の話と 感じ続ける無形の威風
  疑いようもない【山場】を肌に感じて
 小さな小娘は …奮った勇気にニスを塗る

_______

[くるり]___小娘はふたりに振り向き



     [ ぎゅーっ ]

202:r・アルスター◆.s hoge:2022/02/21(月) 01:29




:…元気に二人に抱き付き、抱き締める


 ___果たして意味はあるだろうか
  …それでも、小娘はこれを選ぶ
 言葉より …伝わりやすい行為だから


  ___心配、させませんから!



  ・さぁ リュックを閉めろ
  ・荷物は万全
  ・刃のない聖剣片手に握り


 「 行ってきまぁ〜っ すっ 」


 ____手を振り …門へ駆けていく









 ・ 百目の館 1F


[ガチャン] ______

  「 おぉ …! 」

203:ア・スフクター◆5U hoge:2022/02/22(火) 00:30


       駆けていく子を見送り

_____門が閉まったその後で。


「 ねぇ、ロイ 」
「 ん、何スか? 」
「 多分アルスターは無自覚だよね、抱き締めたりしてるの 」
「 …あぁ、そうッスね、でも…だからこそこう、もっと肩入れとかしたくならないッスか? 」

「 ペースが狂わされるのは事実、かな
 正直に言うと、本当にあの子なら、"なれる"と思ってる 」

「 …そこまで絆されるもんとは、面白いッスね?私はただ単にあの子について行く事が家族間でのごちゃごちゃ解消にも…繋がると思った事と…、まぁ、やっぱり希望だからッスかね! 」


「 魔性の子供だよ、あの子は。でも嫌いって気持ちが湧き上がらないのが不思議、だよ。
一応アルスターの為に、色々準備しようかな 」


  旅は道連れ 世は情け   

  ...ひっそりと手を振り見送る喰人鬼に、大きく手を振り頑張っての声をあげた鳥人。


 心配はもうしていない、だってあの子は


  【楽しもうとしている】んだから

204:◆5U hoge:2022/02/22(火) 00:46

   ────百目の屋敷───


  一言で表すのならば、ボロ屋敷と言っても良い。


 ( 見た目に似合った内装 …木製の床は一歩進む度に
[ギシギシ]と音を立て軋み、[ヒュウゥゥ]と隙間風の吹く音は
 入って来た侵入者の不安を煽る )


襖で分けられた部屋は沢山 ... ...照らす灯りは所々に置かれた行燈のみ ... 掛け軸には瞼付きの一つ目。壁画も飾られてはいるがどれもこれも"和"を意識したもの。


 __目の前には階段とこの屋敷を支えてるであろう大きな木の柱が聳え立つ。
    恐らく屋敷の主は、3Fに。



     コロン コロン コロン

( 階段の上から、小さなビー玉サイズの"何か"が一つ転がり落ちて来る ... ...それだけならまだしも、追い討ちをかける様に )


    ____ギシ、ギシ、ギシ ....

    上の階から、足音が聞こえ ...
      ゆっくり、ゆっくり、下へ向かって来る


   歓迎ムード、とは行かないらしい。

205:r・アルスター◆.s hoge:2022/02/23(水) 22:10

百目の屋敷1F アルスター/HP99:🥩100/100 [正常]


  予てより怖じ気と困難の先触れに浸る場は
 __過去を思えど良く感ずを避けて寄り来た

   しかし生意気なる小娘は折れず_寧ろ


 「 ( 気の引き締めは得意ですっ! ) 」


  ___叩き付けられた挑戦に燃え、
    先を照らすランタンの中に火を入れた


     ______


  「 …(さてっ …言葉が通じるといいんですが…っ) 」


  ( 近く、…遠くあるのに近く感じる何たるかの気配を
   …感じ取れば、すぐさま頭を下げる用意と… __
   聖剣のツカに手を伸ばせる心構えを整える )


  「 …えぇーっ … 

    へろーっ! ないす、とぅーみーちゅーっ!

          ___っです!」



__さて 小娘に対する反応は…

206:◆v5U hoge:2022/02/24(木) 01:26



       ____誰だ、貴様?____
                ( ..返答、あり )

 一段 また一段 丁寧に階段を降りて気配は近付く

( ...その気配はまた、"別"。屋敷全体から漂う気配とは別の、大きくて ……小娘に対する警戒心が、よりはっきりと分かる )


   ___プチュンッ。

   ( ビー玉サイズの転がっていた ...何かを踏み潰し
           降り立つは_____ )


 「 ...ないす、とぅ ... ...ど、どこの言葉なんだ?
    ...と言うか貴様は一体何者だ?何の用 ...いや


   ______"剣"の遣いか?、小娘 」


  口調には似合わぬ、身丈と声色。目が隠れる程長い黒髪のおかっぱ頭を携え、菊と桜の模様が入った和服を着用した_______小娘とそう年齢的に変わらなさそうな、子。



    そして、質問の返答を求める前に


   パチンッ 指を鳴らせば …"敵意"はハッキリ
          更に闇は濃く広がる


「 何の目的にせよ、帰って貰おうか、もし直ぐに出て行くのならば痛い目は見ないで済む ...それでも 」

[ガラララッ] ...襖は開かれて 

    小娘を見詰める   監視する   睨む

 巨大な目玉(球体)が十数、アルスターを向く。


    屋敷は3Fと言う短い階層、しかし
 ...初手から全力で行くが吉と、言わんばかり。


    ___来るのならば容赦はしない。

 ( その一言を合図に静かに戦火は切られる ...屋敷の主人を、置いて
  ....ころころ転がり、突撃する目玉達! ...意外と速い! )

207:r・アルスター◆.s hoge:2022/02/25(金) 13:33


    「あっ はいっ あのっ …あの…?」

 ( しゃべる前の、…考える段階で 既に言葉は奔流に。
  とんとん拍子で悪い方向に進むことだけが分かり… )

  __「違う」と口に含めた時、目の前にあるのは…

           "攻撃"!


 「…答を示す時間ありましたかっ? 
  こんなのっ 問答になってませんっ!」

 ( 応ずるを既にかばんから"張"とある本を抜き… )

       『 止・ま・れーッ! 』

 [張り付けの本]___ 接近する目玉を停止させ!


  ( 更に、"速倍"とある薬をがぶ飲み …少し蒸せ
  その上でより素早い動きで"惑"とある本を抜き…! )

   『 "あす"と"あした"は違う意味ーっ! 』

  [惑わしの怪書]___ 停止した目玉を混乱させ…


    (その上で目玉の文字通り目の前に進み…
    大盤振る舞いの三冊目!…"飛"とある本!)


       『 かっとばせーッ! 』

       [シャウトショットの本]
    (__快声が目玉を逆向きに… 停止を解除し
    混乱オマケつきのお返しが吹き飛んでいく!)


       ____ぜぇっ ぜぇっ…っ!

   
     ( …大声出しすぎて、息を整えて )

        [ばっ]・挙手を行う!


    「 話せますよねっ!?…えぇとこんにちは!
    話しましょう!…諦めません!敵じゃないです! 」

      __伝えたいことがめちゃめちゃ

208:◆5U hoge:2022/03/01(火) 02:47




    ____ …早い、そして、強い、..とても変な異能を使っているな....


   [ドグシャァァァッ...]

 ( 妖子を通り過ぎて壁に目玉が激突する音 ...
...墨のような液体が飛び散る音が少なからず響いて ...思わず表情を濁す )


 「 話せるのは認める、しかし話す理由が無い
 ...そもそもだ、貴様は何故こんな辺境に来たんだ?敵じゃないと言ってはい、そうですかと“主人”の元へと案内すると思うか? ....なぁ


   敵じゃ無いと言うのならば
    抵抗せずに大人しくやられるか? 」


( 不可思議な術を堪能するのも悪くは無いが
    何にせよ 何の許可もなく 
      侵入して来た事には変わらない )


  そこで、私の答えは一つだ ……


「 貴様みたいな小娘と!問答する義理は無い!💢 」


( メカクレおかっぱ髪の隙間から、血走る黄眼
   ...ご機嫌斜めで、小娘が何かを伝えたりしようとする前に )


   いざ、覚悟ぉっ!!

  ( 両手を広げて、飛び掛か_______ )


         こてっ


   古臭い屋敷,先程の飛ばされた目玉の衝撃で
   床から飛び出た木片に、気付かず ...


       ___こける体勢で小娘の方へっ!

209:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/03(木) 14:05


 ___はぁ… はぁ… …っ!!?


 ( 相も変わらず悪ぅいとんとん拍子が来るっ。
  …息つく間も僅か2秒、その間に答える暇も
  余裕も与えられずに敵意は膨れ上がって…!

 __その割に色々言われるから余計に戸惑う )


 「 …っ 答えっ …させたいんですかっ!
 追い出したいんで…っ[ぜぇ]__『覚悟ぉっ!!』

   もぉどっちですかぁっ!!?」


___使った本をかばんに戻して[眠]とある本を___っ


    

  「 『ひつじが…っ』…[こてっ] 」


       _____へぇっ?


  (__それは "転倒" __それは"事故"
  "予想外"の出来事に小娘は素頓狂に驚き__)



 …[ はっ ] っ『ひつ[ガブッ]』「!"!!"」

    _____挙げ句慌てて舌噛んだ


   _________________________

210:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/03(木) 14:10



    [ ゴ"イィィ"ィィィ"ン!!"! ]

   _____ブぅっ ヘェっッ!?


 ___目が火花と化しておでこの痛みが爆発。
  …真っ赤になっちゃったおでこ、__頭突き。

 __衝撃で本を放り出して小娘は仰向けに倒れ…



  ぅ … …ぅ …!!



 [う"えぇ"ぇぇん"っッ!!!!"!!]

  ___悲鳴と混ぜこんで泣きだした


  _____敵が、…危険がそばにあるというのに。

211:◆5U hoge:2022/03/07(月) 20:14




   ___自分がこけたと気付いたのは
    小娘と激突する1秒前で ...


   「 ………[ あっ ] かわっっッ 」


______ [ ゴ"イィィ"ィィィ"ン!!"! ]



     ( ………Critical hit!!! )

  ______[ シュゥウウウウウウウ... ]


( 髪の毛は捲れて、小さく綺麗な橙に近い目がハッキリと見える ..ただし、ぐるぐる目で、かの妖はうつ伏せになって身体を震わせている ...
 ....煙もおでこから出ている、漫画みたいに )



    ....泣き出す声に、隙だらけの小娘に
    ...ぴくりとも反応しない


   ____何故なら



  ひぐっッ ....えぐッ ..ぃ、ぃだい、いッだい!
  うェ ..ぅうううう ...ぬし、しゃまぁあ ...!!


 ( 小娘と同じ様に、泣きじゃくっているから )




  ..なんだかすっかり、戦闘は考えられないムードがその場に漂う。

212:◆5U hoge:2022/03/07(月) 21:24




     やれやれ、視てたけれど
   ………何をしてるのかねぇ、本当


   ( ...一つの目玉から、スピーカーの様に
   中から外へと、その倒れた妖とは違う ...
大人びた声が響いては、どうにも呆れたらしい様子 )



      ___パンッッ!!!

  ( 両手が大きく叩かれる音が響き ...屋敷全体に
   広がる 『主人』の声 ... ... )


   瞼の裏は暗闇で 目を見開けば光ばかり
 あんなに眩しい太陽も 閉じて遮りゃ薄明るく
   万物平等に信じられるは ただ自身の眼なり
  闇を視るか光を視るかは 自らの判断へ委ねて
   しかし今はただ ___凱旋しよう、夢の中へ


          
     【 百目・眠透眼夢 】



  ( ___小娘や妖の周りに集った目玉 ...
  ...見てるだけで、頭は働かなくなるし ...何やら煙の様な物も撒かれて ...吸えば吸う程、身体から力は抜かれる ....
     次第に瞼が重くなる ...眠気に誘われて )


 [ とす、とす ] ( 倒れた妖とそう変わらぬ足音
        ...小娘へと近付く )



   大丈夫、今は寝てくれて良いよ
  襲いはしない、ただ ...詫びをするだけだよ


  ( 嘘偽り無い声、今はただ ...任せて良い )

213:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/11(金) 20:49



 ___え"ぇぇ"んッ … …ずぅっ… 


 ( 泣く、…けど 小娘の復帰は 嘘泣き疑うほど早くて
  涙眼拭って もう、戦意が出なさそうなお目眼さん…?
  …を 前に一旦、…ティッシュで顔を拭いて、…ハンケチ
  とりあえず挨拶代わりに差し出して __色々 考える… )


「 (ぃぅ… ひ"りひり"するっ…!… じゃなくて!
  …この、人? …方?通さない、だとか ヌシサマだとか…
  お目眼ってこの人 … っぽく、見えましたけど…) 」

  (思案は素早く …また、没頭も深い
  ___気付けば寄るのが危険であると忘れ)

   ____肌身に"迫って"迂闊にも …気付く。



   「 ?… …[スン] ❗ ❗ ❗っっ… 」

  (小娘は鼻を抑え 眼を見開いてバッグを探る)

214:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/11(金) 20:59


「(ゼボフルラン!?イソフルラン!?クロロホルム!?
 …ハロタン エンフルラン …なんなの…っ!?)ッッ」

__煙から抜け出そうともがいても …大分吸ってしまった


 「っ… …(ほ、…ん …き つ…けっ…)」

( 鞄から取り出す __[醒]とある本と、薬
  …煙の種類がなにかも分からない だが今は…
  __薬の蓋を開いて飲み込もうと口を開き… )


  「 (あ) 」 __煙が口に入り込む



   [カチャンッ] … … … くぅ…

  ___割れた瓶が液体をぶちまける


アルスター/HP.95:🥩100/96 [ねむい]

 ______________________

215:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/11(金) 21:02

______館の前


  「 [ぽん][ぽん] 」

 __二人の肩へ同時に手を置き

 ( 何者かと振り向けば… )


   [ いない ]


 ___不思議に思う数秒内…



  [ ガチャン ]


 ___館の扉が開き …閉まる

216:◆5U hoge:2022/03/14(月) 19:29



   ( 小娘が眠りについた後___ )


   百目の屋敷 ?F


( ...どうやら寝かせられて ...掛け布団に包まれつつ
柔らかいクッションが頭を包んでいる様子 )

   .......


   “....て、反省はしたのかい? ... 『サイ』”


  「 ...すみません主様、一生の不覚 ...
  侵入者を撃退するのに、主様の手を煩わせ “サイ”
                     ...っ 」


  “ ...聞くけれど、この子が何か敵意を持って来た?
  ...何も無かったろ?無害だったろ? ...それに組織の者がちゃんと二人ついてたじゃないか ...何をそんなに”


 「 で、ですけれども ...敵意を隠すのが上手だったかもしれません!ましてや奇妙な術を ...! 」


 “ 本だとか薬だろう? ...大丈夫、それなら今少し《視た》けれども ... ...これはあの子の力じゃ無い
  サイは知らないかもだけれど ... ...『図書館』には良くある妖力だとかが込められた本さ 薬も化学物質がただ練り合わされた物 ...何も心配する必要はないんだ ”


  「 ぐ、ぅ ...ですが ...! 」



   ____何やら、話し合って(?)いる様子。

217:◆5U hoge:2022/03/14(月) 19:40



   “ ...兎に角この子は、私が視ていて気に入った
   だからこうしてるんだ ... ...それに関しての異議は唱えさせないよ ”


  「 ...っ、ぐ、ぅぐぐぐ ..かし、こまり ..です 」

 ( ...あからさまに不満そう .... ...嫌そうに歯軋りする音迄聞こえる )



 [ ...ぴと ]( ...額の上に乗せられる氷水の入った袋 ...
   ...舌もいつの間にか、怪我は無い )


  “ あぁ、ご苦労だね ... ...多分そろそろ目、覚ますだろうね ...良いかい?暴れても此方に加入はしない事 ..
  ...啖呵を切って来ても、見逃す事 ...
   ...話し合いが出来そうならば、出て来ると良い ”


  「 ...わか、りました ...っ ...何故此奴なんかに... 」


    ( ....気配は、一際大きい 屋敷の主人のみ )

218:◆5U hoge:2022/03/14(月) 19:52


   ____館の前


  「 ───出来たッス!『五月雨』と『浮波降八』
     どうッスか、これで負けッ ....


 「 ……『七刺九突』 」


  …うぐぐッ、なんでそんなに強いンスか〜!? 」


   ( ……なんか遊んでる )


「 それにしても、アルスターちゃんは大丈夫ッスかね、結構長いッスけど 」


  「 多分アレに付き合わされてる、だからだいじょ… 」


  ( 気楽な談義中
 不意に肩に置かれた手、気配、いつの間にか消えて


       中へと入ったのが、分かれば )


「 へ、い、今のは一体なんス … 」

   「 ロイは此処で待ってる。私が行く 」


   「 なら私もいく[ ヒュンッ!!! ] ...ッス? 」


 ( 鳥人が言い終える前に、消えた喰人鬼 )



「( ...明らかに数字詐欺してるッスよね、アルスターちゃん。...貴女は、一体 )」




    まだ何を、隠してるンスか___?

219:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/17(木) 22:27


アルスター/HP99:🥩100/67 [ぽわぽわ]


____ピク


 ……ふぁ __助けてくれてありがとう …ございます

「 でも… 戦闘そのものを見逃したのは
 …わたしに興味あってのことなんですか?」

( 小妖が離れる気配を感じて __小娘は起き上がる )


 「 はじめまして、お屋敷の… 主人さん!
  急に来てごめんなさい!…レイチェル・アルスターって言います!」


  ___礼儀正しく正座で軽く頭を下げる


  「 月の姉妹 __探求の小徒です! 」

220:◆5U hoge:2022/03/21(月) 02:56



   ....なァに、理由としては単純な事


「 “もし”見るのならば直接な方が ...鮮明に残るからね
 最も、戦闘をする気は全く無いけれど .... 」


     ほら、頭は上げて良いよ ...探求者


    “声”は上部から聞こえる ...見上げれば


 2mはあろうと言う ..."主人"がそこに胡座をかいてる



 顔の下はヴェールで隠されており ...晒されるは赤眼(右)と何も無い、見れば見るほど吸い込まれそうな眼(左)
 ...和装ではあるが、肩や肘等所々は出ている ...
 ___首や腕に結ばれた数珠の様に連ねられた目玉が、小娘を見て離さない


   「 ...よし、それじゃあ私も自己紹介!
   _____百目の屋敷、当主!!

   アイチョウ・フクフマ
   藍蝶 福負廻  ....私は歓迎しよう、来訪を! 」




    ______さて、何から話す?

221:r・アルスター◆.s hoge:2022/03/24(木) 00:56


「 聞くより見るに勝ることなし。一理あります!」

 ___[ひょん]と面を上げれば眼前に巨体
    …経験がなければ卒倒しちゃいそう

__和装に、…"眼"。

( …さっきの妖怪?さんとの強い関係を予測して
 けれど、血縁が無さそうな呼び方には少し考察
 …そういう"種族"なのかもしれない。…思考は3秒 )


「 まぁまぁ!… お急かししなくても。
 これでもお近づきの印に… [ごそごそ]」

  ___バッグの中身を"わざと"探る


 "本" "薬" "小道具"。…戦闘力になり得る
 そんな物が、没収されて、いるか…どうか…?

222:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/03/24(木) 02:54


 ( 漁られた痕跡は残っているものの …結果で見れば
 減った物、と言うのは一才無かった )

   興味が無いか、実力に自信があるか … 。


 「 …ふふふ、色々話したい事があるのさ!
  あの子は元気かい? …あの"飢えたる子"は! 」


 ( …悪や闇と言った気配が今の所微塵も感じられない
 驚く位有効的で、見下している視線とは言え……
 立場を悪用している訳でも無さそう
   …くつくつと笑う姿は何処か不気味だけど )


   指の間で綺麗な青い義眼を転がしながら
    …顔が近付く



    やめときなよ、戦うのなんて …
  身体を傷物になんかしたく、無いだろう?



   [ 話す: 選択肢 ]
   【 ア・スフクターとの関係 】 __解禁。



 

223:r・アルスター◆.s hoge:2022/04/02(土) 03:10

___威圧を乗り越え …思索、__小娘のターン


(伺って分かったのは"要素"が少し。
途切れ途切れでもこれで充分だ!)

___思索

___まず…


「(…さっきの子があたしを警戒する理由と正当性は…ある。
 武力行為に及んで失敗したけど、…"危険度"はこの人に
 …伝わってる筈。__聞く前にあたしの事を幾らかは
 知ってるみたいだし … 証拠から来る判断は、こう)」


 ___"100%[フルコンディション]のあたしに勝てる自信がある"


 「(…理知的な風だし、__知った上で危険となれば
  何も手を打たない筈がなさそう __もしくは他に…?
  ___でも、…話はできそう … さて…っ)」

224:r・アルスター◆.s hoge:2022/04/02(土) 03:16


( ごそごそとバッグの中から …"ラム酒"を出して!
差し出し、…警戒の度合いを眼で見て探る__)


「 いえいえ! お近づきに、っと思いましてっ
 あ、お酒 大丈夫でした? … 」


 __少々ラベルは古いが 質の良いコルクに色味…
  …コレクションのようなものだけど、"価値"はある



  ___話をまずは、…伸ばそうとして

225:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/04/07(木) 00:54


   ぎょろり

 ( 酒を差し出された瞬間に瞳は小娘からラベルへ
 ...年代的には多少古いが その方が好む
ゆっくりと、口角が上がり ....転がす目玉を一度置く )



  「 くふふ、酒を飲みながら賽子を転がすのは楽しいからねぇ ...嗜む程度とは言えない位には、大好きなのだから ..喜んで!
  ツマミは?香り付けは?私は何方でも構わない 」


 ( ...掴み所がいまだ見えない しかし次の瞬間
 徐に何個かの目玉に指を突っ込み、一ノ目が青い目玉な賽子二つ、続けて壺を二つ取り出して___ )


   「 もっとも、コレが無ければ
     _____何も始まらないけれどね 」



  ( 髪をかきあげて、後ろで結び ...
  にたりと笑う ...不気味な、位 _____ )




       ころんっ

   ( 壺に落とされた、賽子
     ...もう一つにも入れられて 小娘の前へ )



    ___さぁ、酒を注いでくれ



  ......( 飴細工賽子と言っても、恐らく気付かない )

226:r・アルスター◆.s hoge:2022/04/07(木) 20:55


[?]

( 疑問 …小娘には"酒の嗜み"を解す歳がない
双六に用いる賽子を、いかに用いるのか 又は
手に持った酒の行き先について …わかる筈の
詳しい答えがわからず、少なくとも迷う )


__困惑のはて…言われた通りに壷の中へ酒を注ぐ


[こぽこぽこぽ ___]

「 …スフクター、さんにはお世話になっています
 此処に行き着くまで 結構、迷惑も掛けちゃいました 」

(…)

「 …知ってたんですね。あたしとスフクター、さんのこと 」

227:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/04/08(金) 23:03


  [ ごくんっ ]

( 注がれた直後、一気に全部飲み干し …少々赤らむ顔。口内にて賽子を転がしながら…頬杖を膝の上につき、見下ろしながらゆっくりと口は弧を描く )


「 あぁ、知っていた …いや、見ていたさ。
昔からずっと、ね …何せあの子は、格が違うんだ ..今は抑えがついているけれど、それでも数字詐欺には違いないしねぇ ... 」


  酒で口は進む。べらべらと饒舌に。


「 まぁでも、探求者な妹と …その姉によって、あの子は人の心を取り戻した…それって何気に凄い事だからねぇ、誇りなよ?(…まぁ、まだ“あれ”になる可能性は充分あるんだけど …) 」


   不意に、片手を上げて …鋭い五指を上へと振る


  [ ぴしゃんっ ] ──閉じられていた襖が開けられる音


    注ぐは尽きぬ陽光、壺に落ちるは梅の花弁
  枯れる事を知らぬ、屋敷の中からしか見えない樹


   「 私がここにいる理由は、この景色と
            ─ある子達を見守る為 」

228:r・アルスター◆.s hoge:2022/04/11(月) 07:53



「 まま ま …待ってくだ…しゃ、いろ…いろ!」


( 頭がこんがらがる。"見てる"の意味はなんとなく
分かるけど 飲んだ賽子はどういう意味を持っているか
姉のことをどれくらい知ってて姉妹だと言い切ったのか

   ____いや そんなことよりも… )


「 すっ …すふくたー …さんが __格が違うって
 なんです… 抑え… って…!? ま、前…っ
 スフクター さんが言ってた事と違うじゃ…ないですか…!!」

______それに…


「 …景色…? 」

229:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/04/18(月) 06:24


 「 はいはい、慌てなくともゆっくり言うからさ?
  ...取り敢えずほら、落ち着きなよ
  焦ってたら聞きたい情報も聞き流しちまうかもねぇ
   ...ん、美味美味、ふふふ[ガリッ] 」

( 何かを歯で磨り潰し砕く音を響かせた後、一息吐いてから精神を静寂にさせる時間を少し作る
こう言う所は子供らしさが溢れていて可愛く感じる、最も度胸はイカれてるの一言に尽きるが ..簡単に済む話は後回しにして、一番気になってそうなそれを話す )


「 そりゃあ普通、あの子って下から数えた方が良い数字を与えられてるのさ ...でもねぇ、四が付く奴等はとある伝説の生まれ変わりと称されている ...それが、あの子。


『飢餓』の呪いがあの子、ア・スフクター ... 恐らく、無意識に封じられているリミッターって奴が無ければ、上の奴等の首を一人二人は取れると思うよ?あぁ、勿論私も勝てないし ... ...ま、リミッターしてる状態でもそんじょそこらの奴よりは強いんだけどねぇ
アンタは体験してないだろうけれど、その姉は体験したはずさ ...その速さを、ね 」




───もっと詳しく聞くかい?と言っても全部は知らないよ。

230:r・アルスター◆.s hoge:2022/04/19(火) 01:30


「 ッ ん… …ふぅ…[ばんっ]… はい 聞きますっ 」


([__予想外には焦り。慣れる以上は、短く済ます]

 …命の管理、情報の収集 集約… 冒険家としては
 基本となるそれを小娘は心の核心に置いてある
_すぐにメモとペンを取り… 煌の眼を"話"へと )

_____


「 …わたしが産まれ育った土地でも、特定の数字に
 畏怖.強者の意味を持たせ …それを個人へ与える…
 という習慣 …もしくはジンクスがありました
 
 ぁ、これはあんまり関係ない …ですね 」


(__意味はある、…少し時間が欲しかったから。
 …本人から聞いた話、事情を知る方からの話
 この方の話にウソは …無いと、思える

 …これらを組み合わせ 小娘は何らかを…
 ひとつの"関連"を考察し、掴み …口にはしない )
_____


「 …持ち合わせ程度、って口ぶりですね…
 "見た"だけで"当事者"じゃないってこと …ですか?

 ___はい、まだまだ聞きたいです 」

231:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/04/27(水) 00:53


「 りょ〜かい ...それじゃあ少し長くなるよ? 」


( 注がれていた酒を一気に全部飲み干して、口内を潤してから ...饒舌に語り出す )


        
 「 自分の手で仲間を喰らった事や死者達の呪い
 それ等の悲しみがあの子を更に強くさせたの ...
恨み、憎しみ、絶望 ...込められた唸り、叫び、遺言
  でも、それらもあの子 ...いいや
 グ ー ル
 喰人鬼にとっては餌にしか過ぎなかったのさ ...

今まで少なくとも、万は食べたその命が ...余計にあの子を強くして ...更に飢えを覚える 」


  食べれば食べる程強くなり そしてそれ以上に
  上物を探して ..見つからなければ狂いを始める


     それが、『飢餓』の呪い



  「 ...私は本当に“見た”だけさ
  ただ本当に、遠くから ...出来る限り離れて
  獣と呼ぶには可愛い位に ...恐ろしいよ ..
 私がよく知ってるのは普段 ...つまり、今のあの子さ
  ...良く見てきたし、最初は世話をしたからね 」



  ( ...しんみりとした空気は嫌いだ、だから
    区切りがついた?所で )


    ________ぱんっ!


   大きく両手を叩いたっ


   「 ま、こんな所かね ... っと 」

232:r・アルスター◆.s hoge:2022/05/01(日) 11:04


 「 ……… 」 [スラスラ__]


 ( ぱん、山彦を帰すようにメモを閉じ …眼を凝らす
  恐怖的反応、驚愕的反応 …何れにも属さなかった
  …何かへの確信を 食べた味のように理解する ​)


 「 大体、分かりました。ありがとうございます
  …ただ あとちょっとだけ …続けさせてください 」


  …非礼 __違和感に相対した、だから忘れた
  だから知っておくために …聞かされた話に
  手垢を付ける事で掴める答えを …確信する


「 それって …あなたの見て聞かない"印象と憶測"か
 或いは伝え聞いた話でメイクを施したものと言うか…

 …えぇっと つまり …間違った答じゃありませんか?」

233:r・アルスター◆.s hoge:2022/05/03(火) 21:26



 「 スフクター、さんが持ってるその…
  "呪い"についてなんですけど。
 …抱えているものが、"飢え"なら
  ちょっと違和感があるんです

 それにしては少し…マトモ過ぎて 」


 (…笑顔、応対に感性を思い出す…
 感情的な感想を封じて冷ややかな思考を。)

234:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/05/06(金) 07:08


 「 この私が間違ってる、と ...へぇえ、興味深い
 なら、じっくり聞かせて貰おうじゃないか ...なぁ、小娘? ...出した答、私の見ていた事実の矛盾を反論する様な答! ..存分に聞かせて貰おうじゃないか! 」


( 対する眼鬼は興味津々とばかりに、覗き込み ...思わず体中の隠されていた百眼 ... ...掌や肩や臍など、至る所に現れる ...それは、衣服等の布で遮られていても感じる視線 )

( 久し振りに面白い新情報が入ったと言わんばかりに、子供じみて、何処か不気味さを感じる様な笑みがヴェールの下でゆっくりと___ )


 「 ほら、もっと聞かせてみなよ!私の答えを打ち破ってみてくれよ! ...ねぇ! 」


( 怒る様子は全く無く、苛立った気も感じず ...ただ早く、その理由を知りたがる ...自身の言った事なんかは、とっくに頭の片隅に置かれて )


 _____もし、もし ...小娘の答が良いものならば





    もっと面白い物を ...見せるのも良い

235:◆.s hoge:2022/05/10(火) 04:55



_____[ギィ …ギィ]

( 無造作に踏み入る屋敷の中 …空気は何処も薄暗く
 僅かに響く床の軋みも不気味な音へと帰属する…
 
 …慣れた話と、新たな"客"は屋敷のまた 奥
 小娘のふたりが一戦交えた痕の残る …階段の前へと )

 […剥げた木屑を手に取り 辺りの様子を伺う]

  「… (随分と手の掛かる歓迎らしい…
    さて、"気憶"はここで途切れた か)」


(「困った」、…様子を露にする程度には
 辺りに気配を感じない __痕跡を求め 辺りを歩く)



__________


 「 …… ・・・・!? 」


 ____驚愕する。…発見したモノは…__


_____:波乱の…気配、それをいざ知らず…
   小娘は思考と考察 …それにのみ意識を。

236:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/05/10(火) 05:06


_____ぞわっ…


 「 ………… (ぃ…いち、…ろく…、じゅういち…) 」


( 数のあらましをも掴むに難い、…十八番を封じ
  思案する以上を圧し潰す不気味で多数な瞳の光り
 __促されても口が閉じる …冷や汗が滝のように流る )

[「あの えっと」…濁す事すら出来ずににらめっこ]


 「(ま まだある… じゅうなな…__)… …
  ぁ。…__えっ …と、…ごめんなさい 」

 ( しどろもどろに瞳から目を逸らす
  不気味が言葉へ待ったを掛けるのだ )


 「 "目" …隠して いただけ、…ません、か…? 」

   ____年相応の怖がる …声

237:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/05/18(水) 22:42

「 ………あぁ、悪いね 」

( 怖がる反応、声から…思わず開眼してしまっていた事を詫びつ、十数にも及ぶ瞳を閉じ、顔に着く両眼のみを改めて開き )


「 いかんせん面白そうな事だったからね、酒を飲んでたってのもあるんだけれどさ…これは私の悪い癖かもね、周りが見えなくなってる事 … 」


でも、それ位さ、期待しているんだよ?
…………もっと言えば───


   あ な た を ず っ と
          見 て い た い


   「 なんて、ねぇ 」

( …しかし驚いた、こう見えても矢張り精神性はまだまだ子供だと言う事を含めても…しっかりと自身の意見が言える事 )



  この姉妹は、何処かイカれていると判断させるには
  尚早だろうか?…否だと、百目は思う。

238:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/05/21(土) 01:39

( __身を撫でる恐怖感から…解放されて尚、言葉が続けて
  若干の恐怖を煽ってくる 身が縮みそうな思いだ )


「 ぁ …あはは… 読本とか、観察に便利そう…
 (…き、期待が重い風でもないけど __怖い…っ)) )」

________

(…「ふぅ」と息を吐くと、小娘の顔色は並みに戻り)


 「 …食人鬼(オーガ)、スフクター さんの種族名でしたね
  牙は鋭く、身は固く、素早く。…そして人型生物を…

  "機会と気分と、状況によっては食べる種族"。

  …行動で名を作る事例は意外と間違いが多いんです

  普段の食生は別に人が食べてる物と変わらなくたって
  生存、健康面に悪影響を及ぼす訳でもありませんし 」

 (メモを開く …これまでの"彼女"の行動)


 「 …ちょっと話が逸れちゃいました。えぇと、…つまり
  食人鬼が持つ人食いの特徴も …食糧の不足が続いた際の
  緊急的な手段、…常用する手段じゃなかった筈です

  __食糧を普通に摂取できる状況、スフクターさんから
   聞いた話です… 昔はあの人も別に変わった環境とか
   不足が起こる出来事がなかった所で暮らしていたと。

   …貴女や、この辺りの生活規模 …自然環境からして
   飢えたとしても "人を食べ過ぎる" 状況…ましてや
   あの人の性格です …そんな状況、例えば大火災とか
   __"予想外"の出来事が起こったとしても…

   …あなたが言った"万人規模"での人食いなんて
   スフクター さんが自ら選んだ行動じゃ無いんです 」

______じゃあ


 「 …"意にそぐわない"残酷な出来事を
  無理やり体験させられたとして …
  当然、人格形成には難が発生しますけど

  …スフクター、さん それにしてはマトモ過ぎるんです
  社交性 論理感 価値観 …全部、話を聞いたら

  すんなり …理解できるくらいに __マトモなんです

  …違和感があったのは、そこでした
  此処から …ちょっと、仮説になりますけど 」

 (…一呼吸 ___目も閉じ開けを繰り返す)

239:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/05/25(水) 01:57


 「 …呪いというものがもたらした"飢え"…って
  
  "空腹" じゃ無かったんじゃないでしょうか 」


 (__"飢え"、という種類には変わりませんけど…
  …と 小娘はふぅと一呼吸をして 一旦話を切る
  答えるには …丁度いい位の間が空いて ___)

240:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/06/04(土) 22:40


 ___小娘の説明に ...悲しきかな 屋敷の主 ...訂正


   “百目の妖”は  静かに涙を零す


  ...自身の方が長い付き合いなのに勘違いしていた事に対する 悲しみや 自身への憎しみ ...等では無く。



   心の底から理解をしてくれている ...彼女への友情 優しさ ... ...それが、嬉しくて仕方無かった


   「 ...はは、やっぱり直接見る方が分かる事の方が多いんだねぇ ... ...ううん その仮説の方が全然正しいかもしれない ...あぁ 賢いんだねぇ ...なんだかうれしいよ 」



   ....ねぇ、私は親でも何でも無いんだけれども

   「 これからも 仲良くしてやってくれないかい?
   ...連絡先 教えてあげるからさ ...それに最悪 此処に帰って ...住んで貰っても 」

241:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/06/06(月) 23:33


 「 …まってください …
  …本当に "呪い" のこと… 知らないんですか? 」

( 言論、予想をばら蒔いて …息つく小娘
  返ってきた言葉に "驚愕" を示すと、
  信じられないといった様子へ変わる )


 「 … スフクター…さん、… …あの、… アイチョウさん

  … ホントに、…あの人のこと それだけしか…? 」

______


「 あっ。… も 勿論! スフクター、さんとは
 ずっと仲良くしますっ!… っ… 」

242:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/07/11(月) 23:04


「 …あはは、力不足で御免よぉ…本当に見る事しか
  出来なくて…いわば、私のも一種の推測…
 …観察眼って奴を光らせて今迄のあの子を見ただけ 」

 …逆に言えば、見ても分からない事は多いし…


   其れ以上に “不思議”“謎”って物が多いのさ


 「 …私はこの屋敷の主だけどねぇ…王では無い
  其処の差がデカくてね…もし私が王ならもっと情報を与えられたんだろうけれど … 」

___済まないね、力不足で

( 先程迄の態度とは一転し、情け無さを実感するや否や … …頭を下げて苦笑い )


________________


「 ………ずっと、か …ふふ、なら、安心だよ 」

( …其れでも、この娘ならば…鎖縛を解いて 自由と幸福を教えてくれると信じて…上を向き …熱くなる目頭を抑える )


…良い友を持てた様で、安心したよ

243:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/09/02(金) 00:20



  [ … 💦 ]___小娘は迷った。



 「( 思えばこの"地"は何処から何処までが"土地"…
  "領域"であるか、未だ把握出来て無かったん
  でした…っ__もし 想像より何倍も此処が広く
  …"少数管理"では追い付かないと判断出来る位…
  最低限の情報さえ集めておけば…っ…もーーっ!)」


  ___後悔。…地図さえ無い、のに此の地を
    知るは少々…酷が、過ぎると自責の念。


 「 いっ… いえいえっ!突然やってきて
  管轄外の事ばかり質問して申し訳ありま…

  … (管轄…?)…[はっ]__せんでしたっ! 」


( ばっ、と頭を下げ返して非礼を詫びれば
  … 新たに、浮かんだ疑問 __質問の種… )


  「 …(💦) あ…あのぅ …は、恥かきついでに…

    まだ…! お聞きしたい事があるんです
   [ボコ"ォ__ム"!!]__[ギャォーン!]

          … け…ど? 」



   ____下層より …怪獣のような、鳴き声

244:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/09/13(火) 00:30


 「 ………その浮かんだ新たな質問に答える前に どうやら来客が来たみたいだねぇ …やれやれ、困ったモノさね 」


 ( 立ち上がる屋敷の主人 …改めてその体躯が巨大で有る事が分かる …何せ脚が文字通り丸太の様に太く 大きいのだから …とても面倒そうに体を起こして …目が妖しく光り始める )


  「 推測に過ぎない まだ視ていないけれども

   目的は恐らく …アルスターになるんだろうね、厄介な事に 」


   ( …それこそ 気付いては居ないがその頭脳と才能は … 羨む者だろう
   単に、腹が減っただけの荒くれた怪物かもしれないが … 何にせよ 挨拶も無しに土足で上がって来る様な奴へ出す話も茶も無い )


   ___“サイ”ッ! ...裏口への案内、頼んだよ


   『 ...し、しかし主様 ...っ!? ...っ! 』



 ___小娘と戦闘をした小柄なおかっぱ頭 ...戸惑いの色を見せながらも強引に、小娘の手を引っ張る
  …最も 振り払って加勢に行くのも __また自由



   「 …さぁて 行くかねぇっ 」

 __屋敷の主人、下層へと歩み寄り …恐竜の様な謎の乱入者へ___

245:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/09/20(火) 21:33



: 壊れる静寂、口にしない疑問 目先の事すら忘れている
 __ パンクで安っぽい映画染みた混沌(カオス)が潜り込む

    イカれた現実は迫って 窓なんてぶち破り
    飛び出したバケモノは戻る絵本も知らない


( 無理に引っ張られた腕の痛みでそれが現実だと思い知る
…いや、今は痛みなんてどうでも良い …"あの声"...

___屋敷ノ者、…否 この地は未知との遭遇に震え
  しかし小娘にとっては〖腐る程〗聴いた"鳴声"。

  … 恐る恐る 早急に己のバッグを探り… )



  ____ それは確信に変わった ____



[ゾワァッ__!!]「(た…ッ "たまご" が、無いっ…❗)」


「と __っ 止まって…停まって!…とまってくださいぃっ!

あの声…鳴き声…ッ!____"あたしのカイブツ"です…ッ!


 あたしが連れてきた…っ "モンスター" なんですッ!!」


____________

246:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/09/20(火) 21:44



: 静寂 不気味、…イヤな予感に滾らせる雰囲気こそあり
だが… ちょッとした平穏律を保った空間であった一階は


 火    カ   爆
 の    イ   音
 海    ブ   祭
      ツ   。


____… 本当にその通り。

  お伽噺に囚われた怪物が
  飛び出したようにしか…

  想えぬような "ドラゴン"




   〖 ガ"ゥォーーン!! 〗


"レッド・ドラゴン"、カイブツは燃える叫び声を辺りに撒き
 床を踏み砕き ___その様は明らかに"正常な生物"が見せる
 範疇ではなく …無計画にして〖理性〗のない破壊があった。

 ____ドラゴン以外に …その場で留まる者は居なかった

247:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/10/14(金) 22:41


 おかっぱ頭の幼子従者に無理矢理連れられて、謎の侵入した怪物から距離を取る…しかし小娘の発言に────どうにも不機嫌極まりない顔で…視線は分かり辛いが、髪の下から…睨み上げる視線が注がれる


  『 …ハァ〜ッ!!?ふ、ふざけているのか貴様!あんな怪物を引き連れて一体何が目的なんだ!?…やっぱり貴様は主様の敵…この屋敷を破壊しに来た敵なんじゃないか…!?…いや、待て、少し冷静になろう…!

 …そもそもなんでそんなの持ってるんだ!!? やっぱり貴様は組織とはまた別に刺客として…ぐぅう、主様が迎え入れたからといって貴様が怪しいのに変わりは無いぞ…! 』

  ───熱くなりやすい性格、頬を大きく膨らませる姿は子供らしいとも言える。質問責めにしながら件のモンスターへは、屋敷の主人が対面す…。



    「 ほぉ〜〜、驚いた…竜の怪物なんて滅多に見ないからねぇ、派手に色々とやってくれるじゃないか…
  でも流石においたが過ぎるね、───屋敷は兎も角、『あれ』に傷は絶対入れさせないよ 」


  ( 見た目は確かに人に近い …屋敷の主
  しかしその身長と体躯は───人では無いモノの現れである…身長は5m、ドラゴンと向かい合っても怯えた様子が無い …
  首に掛けた数珠繋ぎに繋げた目玉へ軽く手を通し、静かにその巨きな目が開かれる )


    誘え、払え、転がる賽の目の赴くまま

    膨らんだ欲望と共に沈み 閉ざせ

  ( 主人の身体から目玉がボコボコッと音を立てて産み出され…片手に集める たっぷりと )


    【 百目・誅蔭群眼夢 】


   ────ドラゴンの頭に目玉が拳骨の様に振り落とされて …それが、連続で続く、続く …ジャブとしてはまずまず……?

248:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/10/19(水) 02:23


「 い"っい…いえ!自衛用に持ってる古代遺物でして!
戦闘用途は否定しませんが決して友好はやぶさかとか
では一切ないんですけどええっとええっと!!」

____パニック だ、押しには弱いしすぐ焦る。



   〖 グルルルルルルルル … 〗

 拳状の目玉が振るわれ 右頬を打たれたは紅い竜
酷くおかしな唸りを上げ __剥いた白眼で"主"を見た。



〖 кто ты ? где мой хозяин 〗
〖 ты враг без ошибок ❗❗ 〗


  〖 ゴアアアァァァァァ!!! 〗

( … 完璧にして根幹を間違えた敵視が確立された
  疑問や答えを待つ間も無く、赤い竜は明確に
     [屋敷の主]を攻撃する!!)


【 フライングストーム 】

__翼を大きく広げ …竜はその場で何度も羽ばたく!
 巻き起こる強風が"主"に向かい、逆巻くように
 襲い掛かった! ___恐らくは[カマイタチ]…!


   〖 выиграть у тебя !!! 〗

249:r(レイチェル)・アルスター◆.s hoge:2022/10/23(日) 20:01


( 巨大な翼が 圧し出すように繰り出す風は ___

"剃刀"じみて鋭い空気の塊、…濁流の如く押し寄せて
 引き裂き 床を剥がし 尚も迫り来る"カマイタチ"。)


__風が切り裂く。…群塊の目玉が拳を作って殴りかかる
浮き世あれど 此処まではあるまい、遥か離れた現実に
沸き立つ煮え湯を飲ませるような。…眼を覆いたくなる

__それほど迄のグロテスク。…それほど迄の荒唐無稽!


( だからこそ沸き立ち… __収まりはつかぬまま
"化け物"どもが、狂宴の …猛ル …猛々しき

 "血祭り"え向かうま、ま__燃える …燃えてしまう )


 
[グォォッ!!]  〖 я раздавлю тебя ❗ 〗


 ( 逆巻く風刃の被害を厭わぬ、…ましてや
  待たぬ赤き狂竜。豪腕を振るって風に並び
    __破壊の渦へと暴れ込む…!!

  … 風の刃と __暴れる竜が押し寄せる! )

250:藍蝶 福負廻◆5U hoge:2022/12/31(土) 23:48


 ____あぁもうなんだって良い!さっさと行くぞっ! ... 主様なら大丈夫だろうがそれよりも先に此の儘だと屋敷が崩れる可能性があるっ!
  貴様の静止の言葉が効くのならそれに限るし ... ほら さっさと行くのが吉だっ!


 ( 小娘の手を繋いで 引いて 足早に現場へと向かう
  苛立ちは抑えられず 口調は強く 全ては主様の為に
 先程から聞こえる轟音からも …激しい戦闘が繰り広げられているのが良く分かる )




   カマイタチを浴びて 風刃が全身無差別に襲って来るも 主人たる大目玉はとても楽しそうだ ...
    [ ゴォォオオオオ ッ ! ]

  ( 風渦の中囚われて 赤き竜へと一対一
  巨体全てに吹かれる風が切り傷をつけていくも ...それが効いた様子は何も無くて ...寧ろ嬉々として、舌舐めずり ...!
   暴れる竜に対して 主人の体中についた【百眼】がロックオン ...! )

「 良い風を吹かせるじゃあないかい ...良いねぇ、とっても気に入ったさ!あっははは!
 でもだからと言ってちょっと強風が過ぎるんじゃないか!? そぉら ...落ち着きなよぉっ! 」


 バブルガム
【 泡眼夢 】 沸き立ち上がる獣らしさに ...目玉もどんどん溢れて、溢れて、増えて ...!


    拳のメリケンサックの様な群塊の目玉の量が増えて ...更に殴る威力も 重さも ...!



    体躯を活かした、圧倒的な物理的攻撃 ...!


  [ ドッゴゴゴゴゴゴッ ...! ]


   連打 連打 連打連打連打連打 ...!
   弾けるかのような撃を何発何発と!!


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