◎ルール
・怪談ストーリー限定
・コメント不要
・雑談厳禁
・それさえ守ってくれれば、誰が書いてもかまいません。
【第一話:※実話(つか、俺も関係者)】
『迷い込んで来た霊の話』
神奈川県内の新築老人ホーム現場での話。
年末の完成を控えて工事現場が最も多忙な時期を迎える10月初旬頃、そこでは
奇妙な噂がささやかれ始めた。
最初にそれを言い出したのは、常日頃から遅い時間まで残業しがちな電気工事業の
作業員。彼らの話によれば、「夜の10時を過ぎて3階で仕事をしていると
上の階の廊下をピタピタと小さなスリッパを鳴らして、子供が走り回っている
音が聞こえて非常に気になる。安全面でも問題なのではないか?」との事。
その時は誰もが「工事の進み具合を気にした施主(オーナー)が、孫でも連れて
場内を見まわっているのだろうよ?困ったもんだ。」という現場監督の言葉に
納得して、苦笑いと共に竣工期日の追われる毎日に没頭していった。
その建物は鉄筋コンクリートの4階建てで、三つの棟が中央廊下でつながっており
真上から観ればちょうど「王」という文字に似た形の比較的大きな物件だった。
ちなみに部分的に特定のフロアーだけを見比べると、老人ホームと病院の内科病棟は
似た造りになっている為、その後11月の終わり頃にこんな事件が起こった。
それは作業工程の遅れを取り戻す為に他所の現場から応援に駆り出されて、
深夜まで作業をしていた建具職人の何気ない言葉から始まった。
『ここの病院(?)の4階は、もう営業してんの? ゆんべパジャマを着た
小学生くらいの女の子が、さかんに階段を昇り降りしていたけど‥?』
例の足音に聞き覚えのある作業員たちの誰もが蒼白となり‥作業所はその日、
小さなパニックとなったそうだ。
その翌日からは本来であれば徹夜さえも辞さない状況の竣工直前現場のはずが、
日没と共に全員が退場・帰宅するという異例の事態となったのである。
「工場跡地に建ったまっさらの新築の建物なのに‥」
「オーナーやら関係者に訊いても、思い当たる女の子(の霊)など居ないのに」
「そもそも病院ですら無いのに、何故に女児入院患者(の霊)が‥?」
結局、それらの疑問は何ら解決されなかったのだが‥平成20年にあった実際の話。
それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、また夜より昼
のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。
道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。
そして、先に書いたようなことを説明され、もうあそこには行かないようにと
念を押された。
家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、あの夜に声をかけたかと聞
いたが、そんなことはしていないと断言された。
――やっぱりあれは…
と思ったら、改めて背筋が寒くなった。
八尺様の被害には成人前の若い人間、それも子供が遭うことが多いということ
だ。まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、身内の声であのよ
うなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。
それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、洒落にならない後日
談ができてしまった。
「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。それもお前の家に通
じる道のものがな」
と、ばあちゃんから電話があった。
(じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえ
なかった。じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言って
いたという)
今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。
「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…
かなりの長文&連投、失礼しました。
これは自分がネットで見つけて読んで、一晩眠れなかった話です・・・。
八尺様はやめてくれえええ!!
などと言ってみる。
これは私が高校二年生の頃の話です
当時、部活がない日は友人の早織と学校帰りに図書館によって勉強したり絵をかいたりが定番でした
閉館時間まで居座り、帰る頃には廊下は真っ暗で、いつも私達2人しかいません
早織はホラーが苦手で、帰る時は私から離れず、ずっと喋っています
「あ、イタバシさんや」
「どこ?あ、ほんまや。おーい!イタバシさーん!」
遠くに図書館の管理人のイタバシさんが見えて声をかけたけど、管理人さんは振り返らずに行ってしまいました。イタバシさんは60近い男性で、ジョーク好きな面白いおじさんです
「イタバシさんどうしたんかなぁ?」
「さぁ〜?考え事でもしてたんちゃう?」
そんな話をしながらエレベーターに乗って一階へ。出入り口の横は事務室(管理人室)になっていて、そこを通ると窓口にはイタバシさんがいました。凄く驚いて「あれ!?イタバシさん!さっき二階にいた!?」と声をかけたら
「え?ここでずっと監視カメラの映像見てたよ?」
え?じゃあさっきの管理人さんは?
「今日は2人なん?さっきイタバシさんに似た管理人さんがおってん。イタバシさんと間違えて「イタバシさーん」って言ってもたわぁ〜」
と笑いながらイタバシさんに言う早織。イタバシさんは不可解そうな顔で私達を見つめて…
「何言ってんねん。ここの管理人は俺だけや。今日も俺しかおらん」
じゃあ私達が見た管理人さんは…?
『お別れ』
地方の大学病院で現在も看護師をやってる従妹の体験談。
その患者さんは悪性の骨肉腫を患っていて、彼女が担当となった時点で
既に片足は切断され、身体のあちこちに転移が認められるという‥
いわゆる末期の状態だったそうだ。
それでも何故か当人は人並み以上に明るくふるまっていて、「その日」が
そう遠くない事を哀しむ新人看護師の彼女を逆に励ますような男性だったらしい。
いわゆる入院病棟の人気者というキャラで、残った片っぽの足だけにスリッパを
はき、松葉杖を器用に使ってアチコチの病室を廻っては雑談に華を咲かせる一方で、
時には誰かの悩み相談にも真剣に向き合う‥要するに皆の“アニキ的存在”だった
とのコト。オレの従妹もそんな彼に尊敬の念を抱きつつ、仲良くさせてもらっていた
そうだ。
彼独特の足音‥松葉杖と片方だけのスリッパが鳴らす「カツッ、ペタッ」という音が
廊下を近づいて来ると、ヒマを持てあます入院患者たちの誰もがそれに続く彼の
明るい笑顔の来訪に心を躍らせていたらしい。
ちなみに従妹は看護師ながらも、県の物産展のポスターのモデルに抜擢される
レベルの美人だったから、たぶん彼も自らの担当である彼女に相応の好感を持って
いたであろう事は想像に難くない。
ある日の事―。いつもは病院に隣接する女子看護師寮に住んでいた従妹が、所用で実家に
帰った晩に彼の容体が急変し、数時間の危篤状態を経て夜明けを待たずに“帰らぬ人”と
なってしまったそうだ。
その翌日、何も知らずに寮に戻った非番明けの彼女が同僚から聞かされた話。
「ゆうべ、○○さんが来たのよ! 夜中から明け方までずっと1階と2階の廊下を
歩き回って、たぶん貴女をさがしてたんだと思う。」
‥誰もが知っている彼の足音。それが硬く冷たい廊下に一晩中響き渡り、各部屋の前で
時折立ち止まっては‥再び離れてゆく。階段を昇る音。降りる音。その全てが皆に
ハッキリと聞き取れた為、その晩は誰ひとりとしてトイレに行けなかったそうだ。
怪奇現象はその日一夜限りで終わり、その後誰もが「あれは○○さんがどうしても
“(従妹の名)”にお別れを言いたかったんだろうね。」と、噂したという話。
*:.。..。.:*・゚アナタハ(VωV)ノロワレマシタ゚・*:.。..。.:*
11:Try note:2012/06/26(火) 23:24 【陽炎】
これは僕が体験した実話です。
夏の良く晴れた昼間、僕は犬の散歩に出掛けていたんです。
僕は週末の残業の末、疲労がたまっていたのですが、
飼い犬をもう一週間も散歩させていないのは流石にマズいと、
近所の公園辺りを元気なくただフラフラ歩いていました。
その時一斉にセミが鳴き、耳つきささります。
セミの声があまりにも煩く、思わず僕は耳を塞ぎました。
あれ......?おかしいぞ?
すぐに異変には気づきました。
耳を塞いでいるのにも関わらず、
セミの音は尚ハッキリと聞こえます。
まるで、直接脳に届いているかのようでした。
セミの音はどんどん酷くなっていき、
僕は立つのも困難になって道路にしゃがみこみました。
セミの音は、色んな音に変わっていきました。
金属の音やら笛の音やら風の音となり僕の頭を掻き回します。
僕は頭を抱え、パニックに陥っていましたが、
冷静さを持とうと瞳を開きました。
視線の先には、一人の少年が立っていました。
その少年のことは今ではハッキリと覚えてないんですが、
とても懐かしい気持ちになったのは微かに記憶しています。
少年は僕を少し笑うと、次の瞬間、ゆらめく陽炎となりました。
そして僕は気持ち悪さにその場で嘔吐し、倒れてしまいました。
目を覚ました病室で、母に『突発性難聴』だと伝えられた。
ただ今でも疑問に思うのは、あの少年のことです。
実際にあった話。
学生の頃、夏休みだし猛暑の連続だったので妹Aと海に行った。
それから数日後、一緒に海に行った妹Aの部屋が磯臭い。廊下も磯臭い。廊下には数点の水滴があって、拭き取っても気が付くとある。雨漏りかと思ったけど、雨降ってない。
空気入れ替えても臭いから、なんだろね〜って二人して疑問に思う程。
それを妹Bに言ってみた。そしたら険しい表情で
「あの人、憑れてきたの?」
一瞬にして空気が重くなった。
びしょ濡れの女性を妹Aが「お持ち帰り」してた。
水滴は彼女から垂れる海水でした。
『通学路』
―夕暮れ時‥。
小学校へと向かう坂の道を、黄色いカバーをかけたランドセルを重そうに背負い
同じ色のシューズバッグを下げた男子児童がとぼとぼと寂しげに登ってゆく。
最近ではあまり見かけない短めの半ズボン姿でうつむきがちに一歩一歩‥。
黄色い帽子をま深にかぶっているためその表情は分からないものの、いかにも
頼りなげな足取りで、大人でもキツい長く急な坂をたった一人で登り続ける。
その子が目指す小学校は坂の上の、交通量の多い国道を越えたその向こう。
やっとの思いで坂道を登り切って、その国道に一歩足を踏み込むと‥
そこで男の子の姿はぼんやりと薄らいで消えてしまうのだ。
‥だが、しばらくすると、また坂の下の方に全く同じ格好の男の子が現れて
それまでと同じように無言のまま‥その坂を登って来るのである。
‥それは、昭和の終わり頃。
この国道で新一年生の男子小学生が大型トラックに轢(ひ)かれて亡くなったその日から、
今日に至るまでずっと繰り返されて来た哀しい情景なのだ。
そしてこの日も男の子は、やさしい先生や大好きな友達が待つ学校にたどりつけなかった。
その日、サークルのメンバー数人で、行き先も決めずにドライブに出かけた。
時間が有り余っていた、大学時代のことだ。
K先輩の車に乗り、身にもならない雑談で盛り上がりながら走っているうち、すっかり日が暮れてしまった。
道はいつのまにか、山へと入っていた。車のライト以外には、月明かりだけが頼りの、暗い道だ。
何もない山道かと思いきや、突然、前方の道端に巨大な地蔵が現れた。
驚いたのは大きさだけではない。
微笑んでいるようにも怒っているようにも見える佇まいの不気味さが、奇妙な存在感を放っていた。
地蔵を通過して少し進んだあたりの下り坂で、突然K先輩が車を止めた。
そして、不審に思っている一同に、こう言った。
「さっき、お地蔵様あったろ? あれ見返り地蔵って言って、運転中に振り返って見ると、必ず死ぬんだってさ。」
先輩の説明によると、あの地蔵の異様さについ二度見しようとすると、すぐに次の急カーブに差し掛かり、ガードレールに突っ込む事故が後を絶たないのだそうだ。
「でさ、今車を止めてるこの辺なんだけど…出るらしい。」
「な、何が」
「事故で亡くなった人達。」
その時、突然私の隣に座っていた同期の女の子が、短く悲鳴をあげた。
「先輩、車、後ろに動いてますよ?」
言われて窓の外を見ると、確かに景色がゆっくりと前に流れている。
「え? エンジン切ってるし、サイドブレーキも引いてるけど」
K先輩の言葉が、場の空気の温度を下げた気がした。何かがおかしい。
…そもそも、ここは下り坂じゃないか。
急勾配で車が滑っているのなら、なぜ後ろに登るのか?
…何かが、後方に車を引っぱっているとでも?
だとしたら、何が?
車内は、凍りついていた。かわいそうに、同期の女の子は、半泣きで軽くパニックに陥ってしまっていた。
しかし、そこでいきなりK先輩が笑い出した。そして、
「ごめんごめん。冗談だよ〜☆」
と、能天気に言い放った。
「地蔵に気を取られて事故が起こるのは本当だけど、幽霊話はウソ、作り話だから」
「だって、それじゃ、なんで車が」
「あー、それ、目の錯覚。本当は車は動いてないの」
「ええええぇッ!?」
…後からわかったことだが、ここは四次元坂と呼ばれており、周りの風景に一定の条件が揃うと、こういう現象が起こるのだそうだ。
ともかく、K先輩のタチの悪いいたずらだったことが判明したことで、憤慨したり安堵したり。
大騒ぎしながら、その日は家路に着いた。
翌日。
サークルのミーティングで会ったK先輩が、なんだか浮かない顔をしている。
そして、重い口調で、ちょっと車を見てくれと言うので、見に行った。
先輩の車は、白のセダン。
見ると、そのお尻の部分がやけに汚れている。ちょうどナンバープレートとその周辺あたりだ。
その赤茶けた汚れは、よく見ると無数の手形に見えないこともない。
「…先輩? 昨日のアレ、作り話だったんですよね?」
「…うん」
「………本当に?」
「……………」
「……………」
真相は、あの暗い山の中。
※見返り地蔵と四次元坂は実在するスポットです。
『黄泉路(よみじ=あの世へ向かう道)の廊下』
実はこれ、東北地方にある浄土真宗の古寺に実在します。
そこは母方の実家の菩提寺でもあるのですが、お寺の正面の
玄関脇から本堂に向かう幅が一間(約1.82m)、長さがおよそ
十二間(約22m弱)ほどで、黒光りする幅広の板を敷きつめた
いかにも年代を感じさせる本格的な造りの廊下です。
そこの住職さんはごくフツーの妻子持ちのヒトで、霊視やら
除霊などの霊験(霊能力)には縁の無い、お酒やらカラオケ好きの
ある意味どこにでも居る感じの一般人っぽいお坊さんなのですが、
物腰が柔和で法話が上手であるお陰で、檀家衆にもそれなりに
慕われているワケです(←余談ですが)。
なのに、ここの廊下ではきわめて日常的に怪現象が起こるのです。
実に200年以上もの昔から、そこは「地元で首吊り自殺をした者」が
あの世へ行く際の通り道となっており、昼夜に関係無く玄関から
入って来た自殺者の霊がそこを通って奥の本堂へと向かって進み、
大きな如来仏像の前で薄らと消えてゆくのだそうです。
ところで何故に首吊り死者限定なのか?
その確かな理由は当の住職さんにも分からないと云う事なのですが、
おそらくは‥この寺のご本尊の仏様が通常は地獄行きと定められて
いる自殺者霊を例外的に救済する霊験をお持ちなのであるまいか?
‥檀家衆の間ではそんな風に噂されてはいますが、真実は不明です。
で、ここを訪れる自殺者霊には以下の三つのタイプがあるそうです。
@可視型‥一見、普通のヒトのように見えますが、異様に首が長いのが
特徴だそうです。
A可聴音型‥姿は見えないのに、ずるずる縄を引きずり歩く足音が特徴です。
B無音透明型‥全ての霊は必ず廊下の真ん中を歩いてやって来るのですが、
うっかりソコを歩いているとこれにぶつかってしまう怖れがあるそうです。
そして運悪く霊魂と衝突してしまった者は、数日以内に一緒にあの世へと
連れていかれてしまうとの事です。だから誰も絶対にこの廊下の真ん中を
歩いたりはしませんし、横切る時には必ず念仏を唱えながら早足で‥という
決まりがあります。
※‥決まりと云えばもう一つ。@で挙げた“異様に首の長いヒト”に出会って
しまった場合には、絶対にアイサツをしたり、声をかけてはいけません。
コレは、俺の知り合いのAさんが、まだ独身OLだった頃の話。
その人は、都内の都心から程近い古いマンションに住んでたわけ。
けっこう古い建物で、マンションって言っていいのかわかんないけど、
まぁ、20階だて位の建物。
彼氏と別れたばかりで、独身だったので、仕事に熱中して
前の彼氏とのことを忘れようとしていたみたいで。
その日も、そうやって残業をして、マンションの一回にある
エントランスに着いたのが、深夜0時をまわった頃だったらしい。
Aさんの部屋が、18階にあるから、部屋へあがるのに
エレベーターをつかうから
いつものようにエレベーターの上のボタンを押したわけ。
しばらくして、エレベーターがついて、扉が開いた。
深夜だというのに、中には人がぎっしり乗っていて、
その中には、子供の姿まであった。
「あれ、こんな深夜に変だな?」
そう思ってると、一番近くにいた男性が
「下に行きますが、乗りますか?」
と、Aさんに聞いたんだって。
Aさんは、上に行きたいから、
「いや、いいです。」
と、断ると扉が閉まりった。
われに返ったとき、Aさんは、思わず叫び声を上げた。
そのマンションに、1階より、下はない。